p.103

カムイ（神威）とは、アイヌの言葉で神を表します。北海道の積

しゃこ

丹たん

郡には、このカムイと名がついた岬が日本海に伸びています。吸い込まれるような青い海には、遠い源平合戦の時代、源

みなもとの

義よし

経つね

を慕って海に身を投じた娘が岩になったという伝説の神威岩が浮かびます。半島の先端でカメラを構えていたとき、北西の方角から神威岩に向かって、鳳ほう

凰おう

が2体の龍を引き連れて現れるという神 し々い光景に遭遇することができました。

カムイの空

の写真

奇跡の写真家の

カムイの空

金運・仕事運・健康運が上昇したと日本全国で大反響!

103 2020年 2月号

p.103

ゆほびか　

2020年　

2月号

マキノ

出　

版

p.104

『ゆほびか』２０１９年８月号で、

私が撮影した鳳ほ

う凰おう

、金きん

龍りゅうなどの奇跡

の写真をご紹介したところ、読者の

皆さんから大反響をいただきまし

た。

　

今回、特集扉（前ページ）で紹介

している作品は、「カムイの空」とい

う写真です。「カムイ（神威）」とは、

アイヌの言葉で「神」を表します。北

海道の積

しゃこ

丹たん

郡には、このカムイと名

がついた岬が日本海に伸びており、

その先の海面には、「神威岩」と呼ば

れる岩が

ん

礁しょうが浮かんでいます。

　

私が半島の先端でカメラを構えて

いたとき、信じられない奇跡が起こ

ラに捉えられたのです。

　

私の写真に写る「不思議なもの」

は、龍であったり、鳳凰であったり、

天女であったり、精霊であったり、

さまざまです。このような伝説や神

話に登場する生き物には、神に通じ

る力があると言われています。

　

日本には、まだまだ不思議な言い

伝えのある土地はたくさんありま

す。２０２０年もさらなる奇跡と不

思議に出会うべく、日本じゅうの伝

説の地を駆け巡る予定です。

　

最近では、写真展も数多く開かせ

ていただいています。その会場で、

「どうしたらこのような不思議な写

りました。岬の上空に、鳳凰と龍の

ような雲が現れたのです。まるで２

体の龍が、鳳凰に先導されて神威岩

に向かっているような、とても神秘

的な風景でした。「カムイの空」は、

それがたまたま撮れた作品です。

　

２０１９年は、私の初めての写真

集『龍を呑んだ写真家の奇跡の写

真』（マキノ出版）もたいへん好評を

いただくなど、私の撮影した写真の

反響があまりに大きくありました。

それを受けて、さらなる奇跡と不思

議に出会おうと日本全国を旅しまし

た。

　

特に、宮崎県の高た

か千ち

穂ほ

や熊本県の

天あま

草くさ

、沖縄など、神話伝説の残る地

を多く訪れました。そして、それら

の地でも多くの不思議と奇跡をカメ

真が撮れるのですか？」というご質

問を受けることがあります。

　

正直なところ、私にもよくわから

ないのです。ただ、ある体験以降、

奇跡の写真が次々撮れるようになっ

たことは確かです。その体験とは、

謎の生命体との遭遇です。

　

２０１２年のある日、友人の依頼

を受け、ある超常現象を撮影してい

ました。駐車場の小さな水たまりの

中に、クルクル、クネクネとまるで

生き物のように動くものがあったの

です。「小さな龍のようなものがい

る」と思った私は、地面に這って夢

中で撮影しました。

　

すると突然、その何かが水たまり

からポンッと飛び出し、私の口の中

に入って、のどを通過していったの

北海道の岬の

上空に現れた奇跡

写真を見た人から

喜びと感動の声

日本じゅうの伝説の地で

撮影された龍や鳳凰の写真は

見るだけで開運すると評判！

あきもと　たかよし1961年、愛知県生まれ。中学生から一眼レフカメラを使い始め、40年以上にわたり、鉄道、風景、ポートレートなどの作品撮影を行う。写真コンクールや作品展で多くの受賞実績を持つ。2012年、友人の依頼で超常現象を撮影中、小さな「龍のような物体」を呑み込んで以降、不思議な写真が撮れるようになる。全国各地で開かれる写真展では、「縁起のよい写真」としてファンが急増しており、テレビや新聞、雑誌など、多くのメディアで評判となっている。2019年 11月に初の写真集『龍を呑んだ写真家の奇跡の写真』（マキノ出版）を上梓。

写真家　秋元隆良

104奇跡の写真家の「カムイの空の写真」

p.104

ゆほびか　

2020年　

2月号

マキノ

出　

版

p.106

霊れい

峰ほう

富士の山頂に太陽が重なる瞬間を「ダイヤモンド富士」と呼びます。その姿が湖面に映り、ダイヤモンドに輝く現象が２つに見えるのが「ダブルダイヤモンド富士」です。ダイヤモンド富士が現れるためには、無風で湖面に波が立たず、快晴でなければならないため、千載一遇の奇跡の自然現象です。さらに、この写真は、太陽の周りに不思議な光輪が写し込まれた、神 し々くも極めてまれな写真となりました。

ダブルダイヤモンド富士

106奇跡の写真家の「カムイの空の写真」

p.106

ゆほびか　

2020年　

2月号

マキノ

出　

版

p.107

出い ず も

雲では、旧暦の10月を全国から八や お よ ろ ず

百万の神々が集まる「神在月」と呼び、稲

い な さ

佐の浜で「神迎え神事」を行います。美しい景観の浜には、かつては沖合に浮かぶ島だった「弁

べん

天てん

島じま

」があります。出雲大社で神々をお迎えして行われる「神迎え祭」後の深夜に、高感度カメラを使用して弁天島を撮影したところ、驚いたことに白い発光体が写し込まれていました。しかも、1枚1枚異なった姿をしていて、まるで八百万の神々が次々に姿を見せているような不思議な連続写真になっているのです。出雲に集う神々の舞いがたまたま写り込んだのかもしれません。

形を変えた八百万の神々が次々に写り込む。まるで舞いを披露しているよう

神か み

在あ り

月づ き

にて

107 2020年 2月号

p.107

ゆほびか　

2020年　

2月号

マキノ

出　

版