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2012/07/10 Rev.F fix1 - 1 / 26 - Data I/O 社製 FlashPAK 和文マニュアル 基本操作編 以下の手順に従って、正しくプログラマをご利用ください。 1. はじめに このマニュアルは、 Data I/O 社製 FlashPAKFlashPAK Ⅱ、 FlashPAK Ⅲ、 FlashPAK for M-SYSTEMS (以降、FlashPAK と表記)を対象としています。 目次 1. はじめに .......................................................................... 1 2. お問い合わせ先................................................................ 2 3. TaskLink のインストール ............................................... 3 4. TaskLink の起動・メニュー構成 .................................... 5 5. データの読込み/書込み方法 ............................................. 6 6. メンテナンス ................................................................. 17 7. ソフトウェアのアップデート ........................................ 19 このマニュアルは、FlashPAK を使用した時の画面表示に基づき作成さ れています。プログラマが異なっても基本的な操作内容は変わりませ んので、予めご了承の上ご利用下さい。

2012/07/10 Rev.F fix1 Data I/O 社製 FlashPAK 和文 …...2012/07/10 Rev.F fix1 - 2 / 26 - 注意 2. お問い合わせ先 FlashPAKに関する技術的なお問い合わせは、下記連絡先にお願いします。

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Data I/O 社製 FlashPAK 和文マニュアル 基本操作編

以下の手順に従って、正しくプログラマをご利用ください。

1. はじめに

このマニュアルは、Data I/O社製 FlashPAK、FlashPAK Ⅱ、FlashPAK Ⅲ、FlashPAK

for M-SYSTEMS (以降、FlashPAKと表記)を対象としています。

目次

1. はじめに .......................................................................... 1

2. お問い合わせ先 ................................................................ 2

3. TaskLinkのインストール ............................................... 3

4. TaskLinkの起動・メニュー構成 .................................... 5

5. データの読込み/書込み方法 ............................................. 6

6. メンテナンス ................................................................. 17

7. ソフトウェアのアップデート ........................................ 19

このマニュアルは、FlashPAK を使用した時の画面表示に基づき作成さ

れています。プログラマが異なっても基本的な操作内容は変わりませ

んので、予めご了承の上ご利用下さい。

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2. お問い合わせ先

FlashPAKに関する技術的なお問い合わせは、下記連絡先にお願いします。

(株)東陽テクニカ Data I/O製品サポート担当

〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6

TEL: 03-3245-1104

FAX: 03-3246-0645

Email: [email protected]

URL: http://www.toyo.co.jp/sdp/

注意事項

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3. TaskLinkのインストール

以下の手順に従い、TaskLink for Windows (以下、TaskLink) を CD-ROMから PCにインストールし

ます。なお、TaskLinkをインストールする時には、必ず管理者権限(Administrator)で PCにログインし

ます。

1.OS -------- Microsoft Windows 95/98/ME/NT/2000/XP

2.CPU ----- IBM 486(または 互換性を有するもの)66 MHz以上

3.メモリ ---- 32MB 以上

4.HDD ---- 160 MB以上の空スペースがあること

5.ドライブ-- CD-ROMドライブを有すること

6.I/O ------- マウス・キーボードが使用できること

(注 1) CF(コンパクトフラッシュ)に書込みを行なえること、

または PCMCIA TypeII スロットを有すること

注 1:本マニュアルでは、CFにデータを保存するために、PCMCIA-CF変換カード(本体に標準で付属) を

使用した場合を想定しています。CF カードは出荷時 FAT フォーマットされています。市販のカー

ドをご使用の際には、FAT形式(PCデフォールトでは FAT32となっています。)でフォーマットし

て下さい。TaskLinkは、各プログラマ毎に異なるバージョンとなっております。必ず納品時本体に

添付される CDから TaskLinkのインストールをして下さい。

1. TaskLink CD-ROM を PCの CDドライブに挿入します。「InstallShield Wizard」が自動的に起動

します。「InstallShield Wizard」が起動しない場合は、マイコンピュータから TaskLinkのアイコン

をダブルクリックします。

「TaskLink for Windows Setup」の「Next >」をクリックします。

FlashPAK用 TaskLinkが動作する PCの最低必要条件

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2. 「License Agreement」の画面が表示されます。表示されている内容に合意していただける場合は、

内容を一番下までスクロールします。一番下までスクロールした後、「Yes」をクリックします。なお、

内容に合意していただけない場合は、「No」を選択します。TaskLink のインストールが中断されま

す。

3. ファイルのコピーが自動的に開始されます。なお、TaskLinkがインストールされるフォルダは、

「X:¥Dataio¥Tlwin」(XはWindowsがインストールされたドライブ文字)です。

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4. TaskLinkの起動・メニュー構成

1. デスクトップのアイコンをダブルクリックし、TaskLink を起動します。

2. メニューバーとコマンドバーの構成は、以下の通りです。

メニューバー

Setup Select Device デバイス選択

Session Data Logging Logファイルの設定

Exit TaskLinkを終了

Task Run Manager Taskの実行

Task/Kit Manager Taskの作成、編集、追加

Task Database Device Check Task内データベースのデバイスチェック

Run Batch File バッチファイルの実行

Tools Launch DataMapper DataMapper(別売)の起動

Update FlashPAK Firmware FlashPAKのシステムソフトウェアのアップデート。

アップデート用の CFカードを作成。

または、ネットワーク経由でシステムソフトウェア

のアップデートを実行

Create Network Configuration Card ネットワーク設定用の CFカードを作成

Manage FlashPAK Job ジョブの管理

Set Administrator Privileges CFカードに管理者権限を設定

System Select programming System プログラマの設定

System Security セキュリティの設定(管理者モード、オペレータモード)

Printer Setup リンタの設定

Simulation Mode シュミレーションモードの設定

Options その他のシステムパラメータの設定

Help Help Topics ヘルプ

Technical Support 技術サポート問合せ

Documentation FlashPAK Operator’s Guide(英文)と File Formats Reference

Document(英文) へのリンク

Data I/O on the Web Data I/O USのホームページへの各リンクアドレス

About TaskLink TaskLinkのバージョン参照

コマンドバー

Select Device メニュー『Setup > Select Device』のショートカット

Footnotes Device Footnote

Run Task メニュー『Task > Operator Diarog』のショートカット

Manage Task メニュー『Task > Task Manager』のショートカット

Manage FlashPAk Jobs メニュー『Tools > Manage FlashPAK Job』のショートカット

Security Setup メニュー『System > System Security』のショートカット

Help Topics メニュー『Help > Help Topics』のショートカット

Help Help

TaskLink

メニューバー

コマンドバー

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5. データの読込み/書込み方法

1.プログラマ --------------- FlashPAK または FlashPAK M-SYSTEM

2.PC -------------------------- CF(コンパクトフラッシュ)に書込みを行なえること

TaskLinkがインストールされていること

3.デバイス ------------------ 読込み/書込み対象

4.アダプタ ------------------ デバイスに対応したもの

5.アクチュエーターバー -- アダプタに対応したもの

6.その他 --------------------- バキュームツール、六角レンチ、PCMCIA-CF変換カード、CF、

(注 2) リストストラップなど

注 2:TaskLink のインストールに必要な TaskLink CD-ROM、PCMCIA-CF 変換カード、CF、バキューム

ツール、六角レンチは、本体のご購入時に標準で付属しています。

TaskLinkの初期設定と書込み設定ファイルの作成

1. CFを装着した PCMCIA-CF変換カード(これより CFカードと記す)を PCの PCMCIA Type II スロ

ットに挿入します。デスクトップのアイコンをダブルクリックし、TaskLinkを起動します。

2. TaskLinkのメニューから、「System > Options」をクリックします。

ご用意いただくもの

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3. 「Communication」タブをクリックします。「Local Computer」の「PCMCIA Drive:」に、CFカー

ドに割り当てられたドライブ文字を入力します。「OK」をクリックします。

4. TaskLinkのメニューから、「Task/Kit Manager」をクリックします。

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5. 「New File」をクリックします。Taskファイル(.TSK)のファイル名を入力し、「保存」をクリック

します。ファイル名は任意で問題ありません。Task(書込み設定ファイル)を作成するために「Add」

をクリックします。

6. Task のファイル名を入力後、「OK」をクリックします。Taskのファイル名は任意で問題ありません。

7. 読込み/書込み対象のデバイスを選択します。「Primary Device」の「▼」をクリックします。

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8. デバイスの製造会社とモデルをスペースで区切って入力します。書込み対象のデバイスをクリックし

て選択し、「Select」をクリックします。

9. 書込み対象のデバイスが、「Primary Device:」に正しく表示されているかどうかを確認して下さい。

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10. 「Data」タブをクリックします。「PC File」の「Browse」をクリックし、デバイスに書込むデータ

ファイルを選択します。書込むデータファイルを指定したら、「開く」をクリックします。「PC File」

に書込むデータファイルのパスが正常に表示されていることを確認します。「Translation Format」

の「▼」をクリックし、データファイルのフォーマットを指定します。「OK」をクリックします。デ

バイスに応じて、書込みに必要な設定を行ないます。なお、マスターデバイスからデータをロードす

る場合は、「Data Source」から「Master Device」を選択します。

11. 「Task/Kit Manager」の画面で、作成した Task をクリックで選択し、「Load」をクリックします。

12. 「Task/Kit Manager」の画面で、作成した Task をクリックで選択肢、「Load」をクリックします。

Task をロードすると、あらかじめ設定した CF カードのドライブ文字が表示されます。正しいドラ

イブ文字が表示されていることを確認し、「OK」をクリックします。「Process Devices」の「OK」

をクリックします。

13. データファイルなどの書込みに必要なファイル(Job)が CFカードにロードされます。

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14. Device Footnote(デバイスに応じた書込み時の注意事項など)が表示されます。表示内容を確認し、

「OK」をクリックします。

15. ロードされたデータファイルのチェックサム値が表示されます。ただし、マスターデバイスからデー

タを読込む場合は、マスターデバイスからデータを読込んだ後にチェックサム値が表示されます。デ

ータファイルの理論上のチェックサム値と一致することを確認し、「OK」をクリックします。

16. CFカードを PCから取り外します。

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データの読込み/書込み

6つのキーおよびアクチュエーターバーを操作することで、FlashPAKを動作させます。

① 上矢印キー ------------- カーソルを上に移動させます

② 下矢印キー ------------- カーソルを下に移動させます

③ メニューキー ---------- メインメニューや一つ前のメニューを表示します。

また、メニューの項目の選択を解除します

④ セレクトキー ---------- メニューの項目を選択します

⑤ スタートキー ---------- Jobを実行または再開します

⑥ ポーズキー ------------- Jobを一時停止します。2回押すと、実行中の Jobをキャンセルできます

⑦ アクチュエーターバー -- ソケットの開閉を行います。読込み/書込みを実行します

17. デバイスに対応したアダプタをスライドさせながら本体に取り付けます。アダプタの取り付け前には、

静電気対策を必ず行なってください。また、アダプタの裏面(特に金色の端子部分)に触れないように

注意してください。アダプタと本体の間に隙間ができないように、2箇所の六角ねじを六角レンチで

完全に固定します。

アダプタの挿入方法 アダプタの裏面

キー操作

注意

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アダプタの固定前

アダプタの固定後

18. アクチュエータープレートをスライドさせながら「カチッ」と音がするまで挿入します。アクチュエ

ータープレートとソケットの位置が適切であることを確認します。

19. CFカードを FlashPAKに挿入します。エジェクトピンが出るまで、完全に奥まで挿入します。

アクチュエータープレート

アクチュエーターバー

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20. FlashPAK に電源コードを接続し、電源スイッチを ON にします。「Self-test passed」と表示され、

セルフテストが正常に完了することを確認します。また、「Ready」の緑色 LEDが点灯することを確

認します。

21. FlashPAKのアキュチュエーターバーを下におろします。スタートボタン⑤を押します。「Pin 1:」に

表示されたデバイスの 1 番ピンの位置にあわせて、デバイスをアダプタのソケットに設置します(注

3)。必ずバキュームツールでデバイスを設置します。

注 3: ソケットに設置するデバイスの 1 番ピンの位置は、以下の 4 通りがあります。デバイスの 1 番

ピンが、FlashPAK の画面に表示された位置になるようにデバイスを設置してください。

① UPPER RIGHT ---- 右上

② TOP CORNER ------- 上中央

③ UPPER LEFT ------ 左上

④ LOWER LEFT ----- 左下

① ③ ②

デバイスの 1番ピンの位置

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22. 書込み対象のデバイスの製造会社、デバイスのモデル、データファイルのチェックサム値が正しく表

示されているかどうかを確認します。ただし、マスターデバイスからデータを読込む場合は、マスタ

ーデバイスからデータを読込んだ後にチェックサム値が表示されます。チェックサム値が正しく表示

されていれば、スタートボタン⑤を押し、Jobを実行します。

23. アキュチュエーターバーを下から上に上げると、書込みが開始されます。書込み中は、「Busy」の黄

色 LEDが点灯します(注 3)。書込みが正常に完了した場合、「Pass」の緑色 LEDが点灯します(注 4)。

書込みが失敗した場合、「Error」の赤色 LEDが点灯します(注 5)。データの書込み中にアキュチュエ

ーターバーを下げて、書込みを中断すると全てのデバイスの書込みは行なわれません。

書込みの実行 書込み中

書込み成功 書込み失敗

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注 3: 通常の書込み中は、「Busy」の黄色 LED が点灯します。しかし、ブロック単位で書込みを行っ

ている場合は、書込み中に「Error」の赤色 LEDが点灯しますが、異常ではありません。

注 4: 全てのデバイスに対して書込みが正常に完了した場合、「Pass」の緑色 LED が点灯します。た

だし、デバイスを挿入していないブランクのソケットがある場合、ブランクのソケットの LED

が点滅します。

注 5: 4個中 1個でも書込みに失敗した場合、「Error」の赤色 LEDが点灯します。書込みに失敗した

ソケットの LEDは間欠的に点滅します。ただし、デバイスを挿入していないブランクのソケッ

トがある場合、ブランクのソケットの LEDが点滅します。

24. 以上で書込みは終了です。アキュチュエーターバーを下におろします。引き続き、書込みを行なう場

合は、デバイスを交換後に再度アキュチュエーターバーを上げることで、データの書込みが可能です。

FlashPAKのご使用方法に関する詳細な情報

FlashPAK のご使用方法に関して、より詳細な情報が必要となった場合は、FlashPAK Operator's

Guide(英文)を参照してください。TaskLink のメニューから「Help > Documentation > FlashPAK

Operator’s Guide」をクリックすることにより、FlashPAK Operator's Guide(英文)を参照することがで

きます。

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6. メンテナンス

アダプタのクリーニング

FlashPAKに「Cleaning interval has been exceeded」 というメッセージが表示された場合、アダプタ

のソケットのピンをクリーニング後、書込み回数をリセットする必要があります。

1. アダプタの取り扱い前には、静電気対策を必ず行なってください。また、アダプタの裏面(特に金色

の端子部分)に触れないように注意してください。アダプタの裏面を手前にして、水平な台に置きま

す。ソケットがゆっくりと開くように、アダプタに少しずつ力を加えます。ソケットがゆっくりと閉

じるように、少しずつアダプタに加える力を抜きます。絶対にアダプタとソケットに無理な力を加え

ないで下さい。以上の動作を 10回繰り返し行なってください。

アダプタの裏面

2. エアダスターでアダプタのソケットに付着している異物を完全に除去します。

3. アダプタのソケットのピンをクリーニングするために、エタノールとキムワイプと綿棒を用意します。

綿棒の先端をキムワイプで包みます。キムワイプに包んだ綿棒の先端をエタノールに浸し、ピンを丁

寧にクリーニングします。絶対に綿棒を直接ピンに当てないで下さい。また、絶対にピンに無理な力

を加えないで下さい。

4. FlashPAK に電源コードを接続し、電源スイッチを ON にします。「Cleaning interval has been

exceeded」と表示されます。

注意

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5. 「Menu」キーを押します。上矢印キーと下矢印キーで「Socket」を選択し、セレクトキーを押しま

す。上矢印キーと下矢印キーで「Adapter Statistics」を選択し、セレクトキーを押します。

6. 上矢印キーと下矢印キーで「Reset Clean Count」を選択し、セレクトキーを押します。

7. 上矢印キーと下矢印キーで「Clean Count」の値が「0」になっていることを確認します。以上で、

アダプタのクリーニングと書込み回数のリセットは完了です。

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7. ソフトウェアのアップデート

1.概略

TaskLinkのソフトウェア構造を紹介します。

Algoritm Ver

PC

TaskLink Algorithm Set

TaskLink Ver Algorithm Set Ver

FlashPAK

Firmwear Ver

Device Database

Database Ver

Algorithm forEach Device

Via CF-Card or LAN

Algorithm Ver

CD-ROMからのみバージョンアップ可能

CD-ROMおよびWEBからバージョンアップ可能

TaskLink : PC内にインストールされます。FlashPAKの動作を制御します。

Device Database : デバイスの諸言を管理します。

Algorithm Set: デバイス毎の Algoritmを管理します。

Algoritm for Each Device : デバイス毎のプログラム動作を制御します。

Firmwear(FlashPAK内) : FlashPAKのハードウェアを制御します。

上記のソフトウェアは、新規に FlashPAKをお買い上げいただきましたお客様および年間保守をご契約い

ただきましたお客様に配布いたしますアップデート CD-ROM からバージョンアップができます。アップ

デート CD-ROMは、原則的に再発行いたしませんので大切に保管してください。

上記のソフトウェアのうち TaskLinkおよび Algorithm Setを除きまして、メーカーのWEBサイトから

もバージョンアップができます。

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2.TaskLinkのバージョンアップ

3.TaskLink のインストールに従いまして TaskLink をインストールします。インストール

後は、PC の再起動を必ず行ってください。TaskLink のインストール中に、以下のような画面が表

示された場合、「いいえ」をクリックします。

注意事項

(1) 前バージョンの TaskLink はアンインストールしないで上書きインストールします。アンインス

トールしますと、デバイスによりましてはアルゴリズムが削除される場合があります。

(2) TaskLink および Algorithm Set は、メーカーWEB サイトからはバージョンアップできません。

アップデート CD-ROMからバージョンアップしてください。

3.ファームウェアのバージョンアップ

(1)アップデート CD-ROMからのバージョンアップ

(i) CFカードを PCに挿入します。TaskLinkを起動します。以下のようなメッセージが表示されま

す。

アップデート中はプログラマの電源を絶対に切らないでください。

アップデート中に電源が切れると、プログラマに深刻なダメージを

与える可能性があります。細心のご注意をお願いいたします。

注意事項

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(ii)「Tools > Update FlashPAK Firmware > Create FlashPAK Update Card」をクリックします。

CFカードを PCから取り外し、FlashPAKに取り付けます。FlashPAKの電源を ONにします。

(iii)FlashPAKのメニューから「System > Update System Software」を実行します。

(iv)FlashPAK のシステムソフトウェアのアップデートが正常に終了した場合、FlashPAK が自動的

に再起動します。FlashPAK に表示されたシステムソフトウェアのバージョンが、TaskLink

CD-ROMに表示されているシステムソフトウェアバージョンと一致することを確認します。

(2)WEBからのバージョンアップ

下記URLから、ダウンロードします。

http://ftp.dataio.com/ftp/FlashPAK/system/FlashPAK_Fw.exe

ダウンロード後は、上記(1)(i)~(iv)に従いましてバージョンアップします。

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4.アルゴリズムおよびデバイスデータベースのバージョンアップ

過去 4カ月以内にリリースされましたアルゴリズムが下記URLからダウンロードできます。

アルゴリズムのバージョンアップ時に、デバイスデータベースも自動的にバージョンアップします。

http://ftp.dataio.com/current/FP_C.exe

現時点での最新版でリリースされていますデバイスの一覧表は、下記 URL からダウンロードできます。

FlashPAK http://ftp.dataio.com/device_lists/flashpak.txt

FlashPAK II http://ftp.dataio.com/device_lists/flashpak2.txt

FlashPAK III http://ftp.dataio.com/device_lists/flashpak3.txt

5.デバイス毎のアルゴリズムバージョンアップ

デバイス選択時に下記のような表示がされた場合は、該当するデバイスのアルゴリズムが PC にインス

トールされていません。

SPANSION S29AL016J-TF-02 TSOP48を例に、インストール法を説明します。

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下記 URLにアクセスします。

http://www.dataio.com/Support/DeviceSupport/DeviceSupportSearch.aspx

各検索項目に以下のように入力あるいは選択します。

Device Part Number: S29AL016-TF-02 デバイス名

Device Manyufacturer: Spansion デバイスメーカー名

Programmer Model: FlashPAK プログラマのモデル

『Begin Search for Device』をクリックします。

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S29AL016に関連します検索結果が表示されます。

S29AL016J-TF-02を選択します。

TaskLinkと FlashPAK本体のファームウェアの最低バージョンを確認します。

本体ファームウェアのバージョンが上記の表記より以前の場合は、3.ファームウェアのバージョン

アップに従いバージョンアップします。

TaskLink のバージョンが上記の表記より以前の場合は、2.TaskLink のバージョンアップに従いバー

ジョンアップします。アップデート CD-ROMをお持ちでない場合は、弊社営業担当または技術担当にお

問い合わせください。

選択

要確認

Page 25: 2012/07/10 Rev.F fix1 Data I/O 社製 FlashPAK 和文 …...2012/07/10 Rev.F fix1 - 2 / 26 - 注意 2. お問い合わせ先 FlashPAKに関する技術的なお問い合わせは、下記連絡先にお願いします。

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『Algorithm Keep Current Required』(KCnnC)をクリックします。nnが複数ある場合は、多いほうを

クリックします。

ダウンロードファイルは自己解凍です。ファイルをを保存する場合は『保存』をクリックします。適当

なフォルダーを指定して保存します。ダウンロード終了後に、実行することができます。ファイルを保

存しない場合は『実行』をクリックします。

『実行する(R)』をクリックします。

Install Wizardが開始します。もし、下記のように表示されましたら、TaskLink を閉じてください。

『OK』をクリックします。

クリック

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デバイスメーカー名、デバイス名およびパッケージを確認します。

『Next >』をクリックします。

「License Argeement」の画面が表示されます。表示されている内容に合意していただける場合は、内容を一

番下までスクロールしてください。一番下までスクロールし「Yes」をクリックします。なお、内容に合意で

きない場合は、「No」を選択してください。インストールが中断されます。

『Finish』をクリックします。

TaskLinkを起動して、SPANSION S29AL016J-TF-02 TSOP48が選択できることを確認します。

以上