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2013 年 年年 年 73 年年年年年年 Facebook 年年年年年年年2013/7/3 高高高高高高高高高高 1 13

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2013年7月3日

「ネット選挙とFacebookのビジネス利用」

2013/7/3 高度情報化と社会生活 1

第13回

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高度情報化と社会生活 2

今週の課題今週の課題(締切は7月10日の講義開始時間まで)お薦めの Facebookページがあれば、リンクをつけて簡単に紹介をしてください。 とくに思いつかなければ「なし」でも、あるいはお薦めや良く見るWebサイト(ホームページ)の紹介でもかまいません。

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高度情報化と社会生活 3

今週のネットトピック 著作権法に違反して、許諾なくニコニコ動画に掲示された動画にリンクを張る行為が「公衆送信権」の侵害にあたるか? 地裁レベルですけれど、裁判で判断。1.著作権違反か不明な動画ならただちに違反になるわけではない。2.原著作権者からのクレームがあった場合など、侵害物であると認識をした時点で直ちに対処をしないといけない。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 4

大阪地裁判決文 平成 23(ワ )15245 損害賠償等請求事件 裁判年月日平成 25年 6月 20日→判決書へのリンク→解説記事へのリンク※記事を書いた人は北海道大学法学部教授 町村泰貴先生。

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今週のネットトピック

2013/7/3 高度情報化と社会生活 5

参議院選挙 7月 4日公示       7月21日投票

我が国でははじめての「ネット選挙」様々な問題が起こりそうなので解説します。

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高度情報化と社会生活 6

ネット選挙解禁の解説 ネットの原則は憲法が保障する「表現の自由」。

ただし様々な法律や社会的なマナーとしての表現規制があります。

著作権法、わいせつ物陳列罪、名誉毀損、肖像権の侵害、労働契約の守秘義務etc.~ネットで情報を出す際は規制がある。そのひとつとして「公職選挙法」の存在

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高度情報化と社会生活 7

公選法の選挙活動の定義 【政治活動】 政治上の目的をもって行われるいっさいの活動から、選挙運動にわたる行為を除いたもの。 

【選挙運動】 特定の選挙に、特定の候補者の当選をはかること又は当選させないことを目的に投票行為を勧めること。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 8

政治活動は原則として自由 政治活動は憲法が保障している活動。 →政治活動の範囲はきわめて広範。 それにたいして選挙運動の定義は狭い。

特定の候補への当選をはかる行為、投票を薦める行為。 あるいは当選をさせない行為、投票をしないことを薦める行為。

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高度情報化と社会生活 9

選挙運動の制限 1 未成年による選挙運動の禁止。 政治活動は可能ですが、未成年は選挙運動はできません。

候補者の家族でもダメ 選挙事務所でのアルバイトは可能ですが、事務所の電話を取ったり、お茶を出したり、コピーをとったり、宛名書きをしたりなど事務補助作業に限定されます。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 10

選挙運動の制限2 公職選挙の立候補の届け出=公示日 から投票の前日までできる。 公示日前の活動は事前運動なので違反。

投票当日のお願い、当選後のお礼もダメ。

つまり「○○に投票をしてくれ」「○○に投票をしないでくれ」といってまわる行為は選挙の期間中しかできません。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 11

選挙運動の制限3 手段が限られている。 演説会の開催、街頭演説=○ 電話による投票依頼=○ 文書の配布=制限内で可能 文書の掲示=制限内で可能 街頭での連呼=制限内で可能 戸別訪問=× 買収、署名活動=×

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高度情報化と社会生活 12

ネット選挙の解禁 これまではネット活動は選挙運動の文書とみなされていて、利用できませんでした→総務省の解釈、判例は無い。

公職選挙法の改正によって、今度の参議院選挙から、ネットでの選挙運動(投票のよびかけ)が可能になりました。

これまでもネットでの政治活動は自由に行われていましたが、選挙運動中は更新を自粛するなどの対処が取られてました。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 13

ネット選挙が可能に Facebookや Twitter、ブログなどを使って、選挙期間中でも投票の呼びかけができるように変わりました。

しかし、何でもできるようになったわけではなくて、公職選挙法の枠の中での活動が可能になったということです。

いろいろ注意が必要です。

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高度情報化と社会生活 14

ネット選挙運動の注意 未成年の選挙運動はできません。→投票の呼びかけを Twitterで RTしたり Facebookでシェアをすると違反。選挙運動のサイトを印刷して配布は違反。 投票の呼びかけは選挙期間中に限定されるので、期間と表現に注意が必要。

とくに投票日の選挙運動禁止や当選後のお礼の禁止などには注意。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 15

サイトの運営 政治活動は制限がありませんが、選挙運動のサイトの運営は費用の制約も。

業者に無償でやってもらうのも問題。 ネット広告も政治活動ならかまわないが、選挙運動だと、費用の制限をうける、また候補者と政党に限られるなど。

結構グレーゾーンが多く、戸惑いが。→無難な Facebookや Twitterに?

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高度情報化と社会生活 16

ツールにも違いが Webや SNSは成人なら誰でも選挙運動に使えますが、メールは候補者本人名義か政党名義に限定されています。

メールは受信者の事前承認や発信元の記載など細かい規制があります。転送もできませんので、注意をしましょう。

なお、メールと連動した SNSの記事投稿は規制されません。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 17

公選法のネット対応できること 有権者 候補者 政党

Web・ SNS・ LINEでの投票呼びかけ ○ ○ ○

メール・ショートメッセージ × ○ ○

落選の呼びかけ ○ ○ ○

選挙運動メールの転送 × ○ ○

文書添付のメール配信 × ○ ○

サイトやネット配布文書の印刷配布 × × ×

動画配信による投票の呼びかけ ○ ○ ○

有料のネット広告 × × ○

投票当日のサイト更新・メール送信 × × ×

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高度情報化と社会生活 18

どうしてこうなったのか? インターネットが使えるようになって、公選法の改正に20年もかかった。

まだいろいろ細かく、変な規制が残っている状況です。

ネットを活用している政治家がまだ少ないこと。→若者の投票率が低いことに大きな原因があります。

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選挙アプリいろいろ 各党はネット選挙解禁にあたって、様々なアプリの提供をはじめています。

まだ始まったばかりで、ちょっと恥ずかしいものも。

政党や候補者も Facebookや Twitterを使って投票を訴えています。

よく動向をウォッチしておきましょう。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 20

学生もネットで呼びかけ

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佐賀大学の学生も呼びかけ

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高度情報化と社会生活 22

大分大学の学生も 大分の若者向け

Webマガジンに県の選挙管理委員会が広告を出稿予定。

PHASE OITA

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高度情報化と社会生活 23

とにかく選挙にいこう! 入れたい人がいなかったら「白票」でもいっこうにかまわないと思います。

とりあえず「国民の責任」として選挙権を持った人は投票をしましょう。

まだ選挙権のない人も、こうした動きに関心を持ってみておきましょう。

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高度情報化と社会生活 24

Facebookページの活用

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高度情報化と社会生活 25

最近のネット活用の傾向 一方通行のマスメディア型から知の共有・共創型のネットの特性を活かした情報発信

顧客を巻き込んで新規の商品開発を行う。 オープンソースなどネットカルチャーの影響 ブログやソーシャルメディア使って顧客側も情報発信で対応する。

公式サイト(オウンドメディア)とFacebookなどのソーシャルメディアサービスとの効率的な連携がポイント。

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高度情報化と社会生活 26

企業間取引も新基軸へ マス=コラボレーション やピア=プロダクション →企業の情報を囲い込まず積極的に外部との情報交換や生産手段の共有などを行っていく戦略。 →ネットが可能にした新機軸

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ソーシャル・メディア

Webの登場と変質Web総量

通信コスト

1995 2013

ネットメディア

Webメディア

ポータルブログ掲示板ホームページ

ソーシャルサービス

Facebook

メール

2013/6/12 高度情報化と社会生活

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高度情報化と社会生活 28

サイトのプロモーション Webサイトやブログにページバナーをつける。

検索で上位に→ SEO対策 リスティング広告の出稿 Facebookページから Twitterに流す。 標準アプリがあります。 Facebook広告を出稿する。→Facebook「ターゲット広告」絞り込める。「スポンサー広告」というのもある。

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Facebookの現状 世界中で友達同士のコミュニケーションの場として定着。

一昨年から「 Fコマース」を打ち出したが、それほど進まなかった。

USAでは Facebookがビジネスの場という認知はあまりされていない。

これからのソーシャル・コマースの 「実験場」という認識が強い。

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日本ではビジネス利用が先行日本での Facebookのポジション実名登録名刺交換の場として Facebookページのビジネス先行社内や組織間での Facebookグループの活用。

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この3年の Facebookの変化 2010年 9月 スポットを提供開始。ページに場所属性が付けられる。

11月  USAで Facebook Check in Deals(場所でのクーポン)を開始。

2011年2月 「ファンページ」を「 Facebookページ」に名称変更。

 レイアウトの変更、 FBMLを廃止してアプリに統一。「ページアカウント」の利用開始。

 4月  USAで Facebook Deals(クーポン)を提供開始。

 

2013/7/3 高度情報化と社会生活

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高度情報化と社会生活 32

Facebookの変化2 2011年 6月 日本でもチェックインクーポンを開始。

     9月 スマートリスト装備。ニュースフィードの改編、リアルタイムフィード。

    10月 アプリに SSLが必須となる。     個人プロフィールがタイムラインに変更。 2012年 2月 ニュースフィードへのスポンサー記事導入

  3月   Facebookページにもタイムラインを導入。

  5月  Facebook株式上場

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Facebookの概要

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 グループ

個人アカウント ホーム

タイムライン

ニュースフィード

メッセージ

イベント

友達

投稿した記事情報

写真・アルバム

Facebookページ

タイムライン基本データ

写真・アルバムイベントアプリ

ハイライト

最近の記事

友達の近況

Facebookページ

ウォール基本データ写真

イベント

グループ

公開範囲毎に同じ記事

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高度情報化と社会生活 34

Facebookの基本 個人アカウントが基本 会社や組織はアカウントを持てない。→Facebookページを作成して対応する。  Facebookページはいくつでも開設できます。 会社や支店毎 、ブランド毎 、個人名でも作成ができます。

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高度情報化と社会生活 35

Facebookの機能と公開度 個人アカウント 投稿範囲を設定できる。 自分のみ、友達のみ、友達の友達 特定リスト宛、一般公開 グループ 公開・非公開・秘密 ページ 公開のみ。 →インターネットにも公開される。 →検索可能。

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Facebookページの概要1.公式 Facebookページ ブランドの所有者または代理人のみ設置 法人やブランドのWebサイトと連携してる。 会社やお店が管理している。2. Facebookページ(コミュニティページ) 誰でもいくつでも開設可能。 テーマ別の掲示板やブログとして活用。

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Facebookページへの参加 個人アカウントで会社、グループ、ブランドのページに参加=「ファンになる」

「いいね!」ボタンを押すことで登録。

参加は外部検索、 Facebook内検索、友達の Facebookページ一覧、コメントなどから。

ターゲット広告から Facebookページを見つけることもできます。2013/7/3 高度情報化と社会生活

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Facebookページの構造

ページアイコン

お気に入りページ一覧

Facebookページ

のタイムライン

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カバー写真

投稿フレーム友達でいいね!している人

ユーザーからの投稿

管理画面への切替

アプリ画面への切替

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Facebookの活用 Facebookページをつくる。 →テーマ、複数あってもよい。 ショップ ブランド 商品 個人 フィードできる情報はなにか考える。 思いつかなければ、顧客を集めて一緒に考えてみよう。それがソーシャル。

個人でもブランド確立のために活用しよう。

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Facebookページに集約

自社のFacebookページ

ネットショップ

ソーシャルメディアTwitter

YouTube写真共有など

代表者担当者

個人アカウント

顧客の感想コメントいいね!

他の関連するFacebookページ

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企業の Facebookページ コカコーラ社 BestBuy Ebay’s Group Gift Levis Friends Store ウォルマート 無印良品 satisfaction guaranteed

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CocaColaのページ

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最も人気のあるページのひとつ

運営は勝手にページを作成していた顧客と共同運営。

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高度情報化と社会生活 43

コカコーラの運用方針ソーシャル戦略における「4つのR」・ Review 1日 5000件のコメントのレビューを行う。・ Respond 反応する。ソーシャル対応チームを編成。・ Record 社内で活動を記録し、共有する。・ Redirect 散在するコンテンツを集約する。

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Ebay’s Group Gift

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Levis Friends Store

2013/7/3 高度情報化と社会生活

Facebookページへシェアする。

商品に Likeした人の数

Facebookページへ参加登録した友達を表示

友達で商品に Likeした人のコメントを表示

もうすぐ誕生日の友達。

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Walmart

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無印良品

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ユニクロ

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XO JAPAN

2013/7/3 高度情報化と社会生活

日本のファッションを海外に紹介するページ。

運営は「アパレルウェブ」メーカーとショップをB2Bで結ぶベンチャー

B2B2Cという新機軸にチャレンジ中

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高度情報化と社会生活 50

Facebook広告 全ての Facebookページは広告を出すことができます。

クリック単位での費用負担 ビュー単位での費用負担の2種類。 予算枠を決めることができる。「ターゲットを絞って表示させることができる」→ Facebookの最大の注目点。

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スポンサー広告の見本

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ターゲットを絞る

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広告予算を設定する。

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クリック課金、日程を絞る

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Facrebookページの活用宣伝 →△ブランディング →◎エンゲージメント →◎顧客サポート →○コマース →△

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これまでのWebと CGM

Webサイト商品の紹介記事 顧客のブログなど

顧客の感想記事

ブログの購読者

リンク

閲覧

閲覧

閲覧

2013/7/3 高度情報化と社会生活

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Webと Facebookの連携

Webサイト商品の紹介記事

Social Plugins の埋め込み

記事をみた顧客からの「いいね!」やコメント

Webと連動したFacebookページ

商品の紹介記事連動

誘導

ファンの個人ニュースフィード

購読

いいね!

顧客の感想記事

ファンの友達へ

連動購 読

いいね!

2013/7/3 高度情報化と社会生活

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Facebookページの利点 無料で顧客からのフィードバックシステムを構築できる。 →自社サイトで対応する費用はかかる。

顧客はボタンを押すだけで自動的に自分のウォールに商品紹介をしてくれる。

ソーシャルパワーを引き込むことが出来る。

ブランドとしてソーシャルに前向きという姿勢を見せられる。

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Facebookページの利点2 アーリーアダプタ層への波及。 散在するソーシャルメディア中の自社コンテンツの集約ができる。  Twitter、 YouTube、ブログなどを一カ所に集約してフィードができる。

トータルコストが安い。 サーバ不要、有用なアプリが低価格で活用可能。安いターゲット広告も使える。2013/7/3 高度情報化と社会生活

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大企業に惑わされない 巨大企業でもせいぜい数十万のファンしかいない。

むしろ、数は多くはないが、安定した顧客を持っているところに向いているツール。

ブランドのファンへの継続した情報提供が大切。→ここは知恵の出しどころ。

Facebookは顧客とのエンゲージメントの場。2013/7/3

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人気があるページの特長常に新しい情報をフィードする。

各種のプロモーション。動画などの活用。顧客からの情報提供。

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Facebookの戦略 個人アカウント同士の交流 → Facebookの基幹となるサービス。 企業の Facebookページ→Facebookの収入の基幹となるサービス。→個人アカウントが広告を見てページのコンテントを見る→友達に紹介→ページのファンが増える、というエコシステム。

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ページの充実 場所属性をもたせてチェックイン  O2O戦略の一環。  「 Online 2 Offline」  クーポンを発行して来客管理。 アプリを使った販売ツールやキャンペーンツールの提供。

2013/7/3

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F-コマースの分類

2013/7/3

Facebook内ストアの運営

リアル・ストアとの連携

クーポンの利用

Facebookクレジットの利用

ソー

シャル・グラフ

F-Commerce, the Arrival of the Facebook Consumer

Janice Diner  |  May 10, 2011   

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Facebookプレイス 場所の座標データを持った特殊な

Facebookページ 利用者はその場所で「チェックイン」ができる。 →その場所にいるということが友達にわかる。

プレイスページは公式ページと統合可能。

申請→ドメインアドレスなどで確認する。2013/7/3

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Facebook オファー あらかじめ特定の Facebookページのおファーを登録。

チェックイン、メッセージ、ニュースフィードなどからオファーの情報が流れてくる。

クーポン経由で 購 入やクーポンの情報を友達とシェアできる。

※日本ではまだ試行中。2013/7/3

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Facebookアプリ Facebookの利用を支援するため、様々な Facebookアプリが提供されています。

単純に外部のWebサイトを呼び出すだけのシンプルなものから、 Facebookページ上でショッピングサイトを運営できるようにするものまで様々なアプリがあります。

ただし日本語化されているものはほとんどないので、利用のハードルは高いです。2013/7/3

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誰でも作れる Facebookアプリ 開発登録をすれば誰でも Facebookアプリをつくって提供ができます。

逆に言えば有料でビジネスに役に立つモノから怪しいものまで、種類も様々です。

ゲームや外部サービスとの連携をするもの、 Facebookページの活用を支援してくれるモノなどがあります。

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【重要】エンゲージメント エッジランクの基本 いいね!やコメント、シェアをした頻度によって記事のニュースへの出現レベルが変化する。

エンゲージメントのない友達やページの記事はニュースフィードには出現しない!!

やみくもに友達やファンの数を増やすのは意味が無い。2013/7/3

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Webと Facebookの連鎖

2013/7/3

Webサイト商品の紹介記事

Social Plugins の埋め込み

Webと連動したFacebookページ

商品の紹介記事連動誘導

ファンの個人ニュースフィード

購読

いいね! フ

ァンの友達へ

いいね!

記事をみた顧客からの「いいね!」やコメント

シェアも必要! 顧客の感想記事連動 購 読

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Facebookページの戦略 エンゲージメントしてくれるファンの獲得 ファンからエンゲージメントをとりやすい記事の継続的な投稿。→たくさんのファンを獲得するのではなく、いかに関わりを友達にも伝えてくれる安定的なファン(ゴールドファン)をたくさん獲得できるかがページを運営する最重要ポイント。→ここにともかく知恵を絞るべき!!!

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エッジランクを理解する Facebookページにたくさんのファンを集めたからといって記事が表示されるわけではない。

コメントやいいね!がたくさんついた記事をそれなりの頻度で更新をしていかないと、せっかく書いた記事が、参加者のニュースフィードに表示されない。

たくさんのファンやたくさん友達を集めることには、じつは意味がない。

ソーシャルストリームをいかに活性化するか2013/7/3

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エンゲージメント獲得が目的やめた方が良い事例。 一度にたくさんの記事を投稿する。 写真や図版の無い記事。 説明の長い記事。 反応やシェアがしにくい記事。 →結論 アプリを使った自動投稿やツイッターとの連動はエンゲージメントが得られにくいのでやめよう。

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シェアされやすい記事とは 紹介ではなく分析や評価、感想。 プレスリリースではなく、ソーシャルリリース。

第三者の評価記事の方が客観評価なので紹介がしやすい。

大本営発表ばかりシェアしているとエンゲージメントは得られない。

キューレーターを探せ!!

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Facebook活用の秘訣 友達の数→そこそこ顔の見える範囲で。 何千人もの友達は意味が無い。 友達から「いいね!」や「コメント」、「シェア」されるような投稿を心がける。

ファンの数 →あまり多いのは意味が無い。 ページのファンからのエンゲージメントがとれるような記事をフィードできるか? それが Facebookのブランディング。

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高度情報化と社会生活 76

その分野のリーダーに ポータルではなく、その分野の様々なネット情報をキューレーションして、ファンにリアルタイムにフィードしてくれる Facebookページ。

そして、そこにエンゲージメントしてくれる、コアなファン(協働キューレーター)のクラスタが形成されれば、ソーシャル時代を制覇できる可能性があります。2013/7/3

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Facebook上のキャンペーン

2013/7/3

PayPalキャンペーン

事例

モニプラという懸賞サービスを利用。

友達とページの登録者に投稿したことが周知される。

→従来の応募と違う点。

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Facebookの可能性 Google→「検索連動型広告」という新機軸 Facebook→「ソーシャル連携広告」という新機軸ブログやツイッターなど個々の情報発信とソーシャル・プラグインによる連携が可能に。利用者による情報発信と評価を一体的に提供できる史上初の試み。21世紀の広告の革命、「ソーシャル・キャピタル」として社会や産業の基本基盤になる可能性が。

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Facebookをマーケットに 9億人以上のユーザーがいる。 基本は個人同士の情報のやり取りの場。

人が集まっているので、企業の宣伝の場として注目され、ソーシャル広告の展開で 収入を得ようとしている。 今後は本格的なコマースの展開が考えられます。2013/7/3

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モバイル・コマースの現状

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モバイル・コマースの進展

2013/7/3 高度情報化と社会生活 81

「モバイル・コマース」とは、携帯インターネットを利用したモバイルコンテンツ以外の、物販(通信販売)、サービス(チケット販売)及びトランザクション(株式売買手数料、オークション手数料)の総額

総務省資料

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高度情報化と社会生活 82

電子商取引市場の規模消費者向き  2008年見込 国内 約 6兆円 うちモバイルコマースは  1兆円程度。

企業向きの電子商取引市場  推定、国内で百兆円以上?  定義があいまいなので調査によって  異なるが、企業間取引が圧倒的に多い。

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高度情報化と社会生活 83

ケータイの市場は極小である

企業間取引100兆円?以上 事実上日本の経済はいまやネットの上にある。 (日本の GDP 約 500兆円)

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個人向市場

 

6兆円

モバイル 

1兆円

モバイル・コンテント4千億円

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モバイルコマースは未知の世界 世界的にはほとんど成功事例がない。 一部の有力Webサイトが取組をはじめているが、まだ成功事例がない。  Google Mobile や Amazon Mobileでも。やはり公式サイトの壁がこれまで大きかった。

→スマートフォンの増加で公式サイトの重要度が落ちつつある。

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モバイル公式ページと検索

スマートフォンの登場で変質

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モバイル検索連動型広告

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Facebookの新モバイル広告 日本ではまだ始まってばかり。 記事に混じってスポンサー広告がフィードに流れてくるらしい。

友達が薦めている記事がそのまま広告になる。

記事と見分けが付かない。 Facebookが新ビジネスを立ち上げられるかモバイルが正念場。

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ネットとリアルをソーシャルがつなぐ?

O2O( on-line to off-line) ネットで呼びかけ、ソーシャルで広めてリアルな店舗に来てもらう手法。

小さなお店でも手軽に情報を出せる時代。

大分の企業やお店も続々と Facebookページを作成して情報発信を開始。→まだ本当に情報は少ない。2013/7/3

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高度情報化と社会生活 89

モバイル通信基盤

モバイル機器

モバイル・ソフト

モバイル・コンテント

スマホの普及でむこう数年間にモバイル関連に大変化

が!

高速・大容量化

多機能・高機能化・多様化

ソーシャル・メディアへ

情報提供形態の革新

利用者発信型、データ相互間の連携、ソーシャルタグ、モバイル動画、行動ターゲティング広

情報提供形態の爆発的な多様化が起こる!

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次回の講義

7月10日ネットと行政について