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0 2013年3月期 決算説明会 2013年6月14日 中部国際空港株式会社

2013年6月14日 中部国際空港株式会社 · 2019. 7. 13. · LCCによる需要拡大(2013年4月) 2.地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓③

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    2013年3月期 決算説明会

    2013年6月14日

    中部国際空港株式会社

  • 目 次

    1.2012年度(2013年3月期)決算の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

    2.2013年度(2014年3月期)の展望とセントレアグループの

    重点方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

    3.2012年度(2013年3月期)決算と2013年度(2014年3月期)

    業績予想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

    (参考資料)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32

    1

  • 1. 2012年度(2013年3月期)決算の概要

    2

  • 空港、商業、交通アクセス施設3事業すべてにおいて売上が前年実績を上回るとともに、固定経費の増加抑制にも努め、増収増益。3期連続の黒字を達成。

    ・空港事業については、下期に需要環境が一転したものの、通年では国際線・国内線ともに旅客数は前年越え。

    ・商業事業については、過去最大規模となる商業施設のリニューアルの実施や集客イベントの実施等により増収。

    旅客・貨物航空ネットワークの充実、サービス面の維持・向上等、経営基盤の強化策を推進し、次年度以降の成長にも布石。

    2012年度決算の概要(連結)

    2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 増減

    売上高 484.2 422.7 425.6 418.2 427.1 8.8

    営業利益 40.4 10.8 41.3 36.8 40.5 3.6

    経常損益 ▲17.7 ▲25.0 10.9 7.1 20.4 13.3

    当期純損益 ▲23.0 ▲27.5 10.3 5.9 14.3 8.3

    減価償却費 161.1 160.5 138.1 132.9 131.3 ▲1.6

    フリーキャッシュフロー 126.8 122.0 143.8 129.4 131.0 1.5※小数点第2位以下切捨て

    (単位:億円)

    3

  • 売上高は前年度対比105%の448億円、当期純利益は開港以来最高となる25億円を見込む。・本邦LCCの新規就航により、国際線、国内線ともに中部地方における新たな需要創出を見込むとともに、東南アジア方面の大幅な増便等による供給増に対し、「昇龍道プロジェクト」の一層の進展等による需要拡大を図る・DHLグループの拠点化等により、北米・アジア方面の貨物ネットワークの再構築を図り、地域経済の回復、成長に寄与。

    2013年度業績予想(連結)

    ※小数点第2位以下切捨て

    (単位:億円)

    2011年度 2012年度2013年度(予想)

    増減(予想)

    売上高 418.2 427.1 448.0 20.9

    営業費用 381.4 386.6 397.0 10.4

    営業利益 36.8 40.5 51.0 10.5

    経常利益 7.1 20.4 34.0 13.6

    当期純利益 5.9 14.3 25.0 10.7

    4

  • 2. 2013年度(2014年3月期)の展望と

    セントレアグループの重点方針

    5

  • 96%

    98%

    100%

    102%

    104%

    106%

    108%

    1月 2月 3月 4月

    ■世界経済の変化(実質GDP成長率)日米回復基調も,中国は減速,ユーロ圏は低迷続く

    ■日経平均株価

    ■中部企業業績

    ■景況感

    ■国際情勢の動向

    外部環境について政治・経済環境政治・経済環境

    中部地域の景況感中部地域の景況感

    中国

    アメリカ

    日本

    ユーロ圏

    ○名古屋地区百貨店の売上トレンドは『6ヶ月連続プラス』。(平成25年4月 全国百貨店売上高概況:全国百貨店協会)

    ○東海3県の景気は、『持ち直している』。(東海3県の金融経済動向(2013年5月):日銀名古屋支店)

    6

    出典:日経平均プロフィル

    企業の業績回復が鮮明に企業の業績回復が鮮明に

    ○東海3県に本社を置く上場企業、180社中(金融除く)、9割近い157社が2013年度業績を『増収』と予想。

    (東海東京調査センター)

    名古屋

    全国

    2012

    .1.31

    2012

    .5.30

    2012

    .9.30

    2013

    .5.31

    2013

    .1.31

    2013

    .6.11

    ・尖閣問題など

    百貨店売上前年同月比(2013年)

  • ■DHLグループによる拠点化■ANAによる新規就航■B787機体構造体輸送の本格化

    ■改装効果の極大化

    ■本邦LCC新規就航■アジア路線の充実

    次の成長に向けた基盤づくり

    旅客需要の旅客需要の

    活性化活性化

    ■アジアからの観光誘致■20年に一度の式年遷宮(伊勢神宮)

    国内旅行国内旅行

    商業事業の新展開商業事業の新展開貨物ネットワークの再構築貨物ネットワークの再構築

    地域との連携

    訪日旅行訪日旅行

    7■空港対岸部(商業ゾーン)との連携

    ・エアアジア・ジャパン

    ・ジェットスター・ジャパン

  • 地地 域域

    健全で活力ある空港健全で活力ある空港

    青文字:中期経営戦略

    赤文字:2013年度主な取組み

    2013年度は『これまでの成果を礎として、新たな成長に繋げる』年

    2013年度は『これまでの成果を礎として、新たな成長に繋げる』年

    魅力ある空港魅力ある空港

    先進的な空港先進的な空港

    健全で活力ある空港健全で活力ある空港

    安全・安心の確保

    競争力ある空港競争力ある空港

    ・さらなる飛躍に向けた経営基盤の強化・さらなる飛躍に向けた経営基盤の強化

    ・安全・安心の確保・安全・安心の確保

    ・お客様サービスの充実とCS 世界No.1 空港の実現・地域との連携

    ・お客様サービスの充実とCS 世界No.1 空港の実現・地域との連携

    ・南側地区整備事業の着手など新たなニーズに対応した空港運営・環境経営の推進

    ・南側地区整備事業の着手など新たなニーズに対応した空港運営・環境経営の推進

    ・地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓

    ・利便性の高い貨物ネットワークの再構築

    ・地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓

    ・利便性の高い貨物ネットワークの再構築

    8

  • 重要施策

    9

  • ■ソフト面・津波を想定した訓練の実施・緊急避難マニュアルの整備

    ■ハード面・災害用品の備蓄量増量・緊急避難伝達機器

    (サイレン)の設置

    ■航空局等による津波シミュレーション結果

    1.安全・安心の確保

    安全管理システム体制の構築安全管理システム体制の構築

    施設・システムの安定運用施設・システムの安定運用事故・障害の撲滅に向けた事故・障害の撲滅に向けた・教育訓練の拡充・教育訓練の拡充・情報共有化の推進・情報共有化の推進

    10

    ※南海トラフ巨大地震モデルでの津波発生時の浸水状況(内閣府公表)

    ※上記津波を約1m 程度上回る津波発生時の浸水状況

    人命保護を最優先とした大規模地震・津波対策人命保護を最優先とした大規模地震・津波対策

    早期復旧早期復旧にに向向けた、けた、電源施設電源施設のの移設移設、、気密・防水扉気密・防水扉のの設置等設置等のの必要性必要性をを検討検討

    人命保護を最優先人命保護を最優先

  • ■地域を挙げたトップセールスのさらなる強化

    ■航空業界の変革への即応・オープンスカイ・アライアンス・B787本格運用

    オーストラリア

    米西海岸

    パリ

    マレーシアインドネシア 等

    2.地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓①

    地域と一体となった路線誘致の取組み強化地域と一体となった路線誘致の取組み強化

    11

    ■LCC拠点化・路線拡大【就航路線】 国内線、国際線(所要4時間圏内)・エアアジアジャパンソウル(1便)・札幌(1便)・福岡(2便)・ジェットスタージャパン札幌(2便)・福岡(2便)・鹿児島(1便)

    ■アジア路線のさらなる充実・タイ国際航空 +2便・ベトナム航空 +2便(2013年8月~)

    ■地元企業への優先利用の働きかけ

    ■空白路線への早期就航

  • ・昇龍道春夏秋冬百選・ウェルカムカード・訪日外国人向け交通企画切符セット(SHORYUDO Enjoy Ticket Set)

    ■昇龍道プロジェクト活動実績

    ■台湾(今年度最重点市場)へのプロモーション強化・昇龍道台湾ミッション(5/13~15)/日本の観光・物産博2013in台北駅(5/17~19)・2013日台観光サミットin三重(5/30~6/2)/旅行会社等招請事業(6/2~6)

    ■空港アクセスの利便性向上

    2.地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓②

    昇龍道プロジェクトのさらなる推進昇龍道プロジェクトのさらなる推進

    訪日外国人向けホテルシャトルバス運行訪日外国人向けホテルシャトルバス運行

    12

    昇龍道プロジェクト推進協議会(会長:三田敏雄 (一社)中経連 会長)

    設立時メンバー256社⇒432社(2013年5月末時点)

    ・空港内での昇龍道装飾・昇龍道観光情報館のオープン・館内案内表示の多言語化・無料無線エリアの拡大…etc.

    空港会社の取組み空港会社の取組み

    今後は東アジアに加えて、東南アジア諸国へもプロモーションを拡大今後は東アジアに加えて、東南アジア諸国へもプロモーションを拡大

    2012年度 2013年度

    4~ 7~ 10~ 1~ 4~

    地元トップによる観光PRミッション団派遣

    北京広州

    上海台湾

    台湾

    海外でのセミナー開催,旅行博出展 等

    北京広州

    台湾マレーシア釜山

    台湾 台湾

  • ■三重県観光プロモーションへの協力・空港内にて伊賀流忍者PR式年遷宮のお白石奉曳車展示 等

    ■LCCによる増便・エアアジアジャパン新千歳 (1便)福岡 (2便)

    ・ジェットスタージャパン新千歳 (2便)福岡 (2便)鹿児島 (1便)(5/31~)

    ■LCCによる需要拡大(2013年4月)

    2.地域一体となった路線ネットワークの拡充と需要開拓③

    LCCによる需要の底上げ効果LCCによる需要の底上げ効果

    約約22割増割増 約約44割増割増

    LCCによるLCCによる新規需要の開拓新規需要の開拓

    ■国内線の便数推移(一日あたり)

    国内線ネットワークの回復国内線ネットワークの回復

    地域一体となった需要開拓地域一体となった需要開拓

    JAL経営破綻

    LCCによる大幅増便

    2013年は全国から年間1,000万人の2013年は全国から年間1,000万人の伊勢神宮参拝客を見込む(三重県)伊勢神宮参拝客を見込む(三重県)

    13

    85便

    65便

    83便

    国内線便数の大幅増加国内線便数の大幅増加

    リーマンショック

  • ■社内営業推進体制の強化■貨物便の拠点化促進に向けた着陸料割引の拡充①拠点化促進割引(新設)②新規増量割引(継続)

    ■地域・荷主・フォワーダーと一体となった利用促進活動(フライ・セントレア・カーゴ)

    現在 2013末

    生産レート 5機/月 10機/月

    LCF飛来数 10便/月 20便/月

    ■B787型機生産レート向上⇒ドリームリフター(LCF)飛来回数の増加

    ■アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区に係る取組み

    ・航空機部品に係る物流拠点として、貨物地区およびDOC周辺エリアを特区申請予定(2013年6月)

    3.利便性の高い貨物ネットワークの再構築①

    ドリームリフター・オペレーションズ・センター(DOC)の本格稼働

    ドリームリフター・オペレーションズ・センター(DOC)の本格稼働

    航空機関連部品の輸送拠点としての機能強化

    航空機関連部品の輸送拠点としての機能強化

    貨物営業の推進貨物営業の推進

    14

    最大3年間最大3年間80%割引80%割引増加重量分増加重量分

    80%割引80%割引

  • 3.利便性の高い貨物ネットワークの再構築②

    ■ソウル■ソウル・PO(5便)・PO(5便)【【新規新規】】

    ■台北■台北・PO(5便)・PO(5便)【【新規新規】】

    ものづくりの一大拠点である中部圏の需要にものづくりの一大拠点である中部圏の需要にお応えできる利便性の高いネットワークを再構築お応えできる利便性の高いネットワークを再構築

    DHL・ポーラエアカーゴ(PO)及びANAによる新規就航DHL・ポーラエアカーゴ(PO)及びANAによる新規就航

    シンシナティーシンシナティー・PO(5便)・PO(5便)【【新規新規】】

    15

    ■香港■香港・エアホンコン(6便)・エアホンコン(6便)

    ■上海■上海・PO(5便)・PO(5便)【【新規新規】】

    ■成田■成田・PO(5便)・PO(5便)【【新規新規】】・ANA(6便)・ANA(6便)【【新規新規】】

    ((8/288/28~)~)

    ・アシアナ航空(2便)・アシアナ航空(2便)

    ■沖縄■沖縄・ANA(6便)・ANA(6便)【【新規新規】】

    ((8/288/28~)~)

    ※2013年は8/28以降

    貨物便数(週)貨物便数(週)

  • 整備場所整備場所

    スポット拡充整備

    新ターミナルビル建設予定地

    駐車場(平面)整備

    朝晩の時間帯は空きが4スポットのみ(2012年8月)⇒新たな需要に対して対応余力に乏しい

    4.南側地区整備事業の推進など、新たなニーズに対応した空港運営①

    現状の課題現状の課題

    空港の南側地区において新ターミナル整備等を検討中空港の南側地区において新ターミナル整備等を検討中 16

    LCC拠点化への対応LCC拠点化への対応国際・国内一体の運用国際・国内一体の運用LCF運航回数の増加LCF運航回数の増加 等等

    夜間駐機スポット数の逼迫夜間駐機スポット数の逼迫内際兼用スポット(スイングスポット)の不足内際兼用スポット(スイングスポット)の不足LCF増便による誘導路の混雑LCF増便による誘導路の混雑 等等

    多様なニーズへの対応多様なニーズへの対応

    使用スポット 空きスポット

    コンパクトで使い勝手の良いコンパクトで使い勝手の良いセントレアの強みを維持・強化セントレアの強みを維持・強化総合的な見地での空港運用の最適化・効率化を推進総合的な見地での空港運用の最適化・効率化を推進

  • 4.南側地区整備事業の推進など、新たなニーズに対応した空港運営②

    ■航空局飛行検査機拠点の移転・羽田空港から中部空港へ移転・本年度に着工予定※飛行検査機配備後は、日本各地の航空保安無線施設や航空灯火等の検査実施

    多様な航空需要に対し、コンパクトさを武器としたスピーディ&フレキシブルな運用で対応多様な航空需要に対し、コンパクトさを武器としたスピーディ&フレキシブルな運用で対応

    ■ビジネスジェットの誘致

    ■訓練飛行の受け入れ・訓練実績のある主な航空会社(ANA,FDA,JAL,J-AIR,NCA,SKY 等)※2013年5月にはB787型機運航再開に向けた訓練飛行も受入

    多様なニーズへの対応多様なニーズへの対応

    17

  • 80

    90

    100

    110

    120

    7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5

    前年比(%) 免税店売上 国際旅客数

    ・飲食・物販売上前年比

    ■直営外貨両替取扱額拡大

    ■大規模リニューアル効果の極大化・免税店売上前年比

    Webサイトリニューアル スマートフォン用サイト

    ■メディアタイアップ(CBC演歌ベストテン公開録音)・五木ひろし(5/16)

    ■アイアンマン70.3(6/9)

    5.お客様サービスの充実とCS世界No.1空港の実現

    CSの推進CSの推進

    Webサイトのサービス機能拡充(2月)Webサイトのサービス機能拡充(2月)

    ACI(国際空港評議会)ACI(国際空港評議会)旅客数規模別部門第1位(2年連続)旅客数規模別部門第1位(2年連続)SKYTRAX社SKYTRAX社BestBest RegionalRegional AirportAirport Asia(3年連続)Asia(3年連続)

    18

    集客イベントの開催集客イベントの開催

    商業事業の新展開商業事業の新展開

    旅客を上回る伸び旅客を上回る伸び

    改装完了⇒

    ⇒3Fロビー店改装完了

    ⇒4Fスカイタウン改装完了

    (4月取扱額)

    リニューアル効果顕著にリニューアル効果顕著に

    (100%)

    (184%)

    南ウイング店

  • ■改善提案件数■セントレアグループ社員数とプロパー率の推移

    優秀賞受賞優秀賞受賞QCQCサークルサークル

    東海支部愛知地区東海支部愛知地区2012年10月2012年10月

    6.さらなる飛躍に向けた経営基盤の強化

    19

    人材育成人材育成■QCサークル活動

    ■収益体質の強化

    57% 43%

    61% 39%

    12年度

    07年度

    商業・交通アクセス施設事業

    非航空系収入非航空系収入比率上昇比率上昇

    開港時からの削減額

    ▲923

    ▲766

    ▲157

    4,876 4,428 3,953

    1,5161,6211,673

    2,4372,8073,203

    2004(開港時)

    2008 2012

    無利子 有利子

    … …

    (億円)

    ■有利子負債の圧縮

    14.35.910.3

    ▲ 23.0 ▲ 27.5 ▲ 30

    ▲ 33

    ▲ 44

    ▲ 60▲ 50

    2008 2009 2010 2011 2012

    当期純利益 累積損失

    ■早期の累損解消

    財務基盤の強化財務基盤の強化

    (共に単体ベース)

    空港事業

    (年度)(年度)

    (年度)

  • 1,000万人以上

    702 653 626 583496 470 520

    533547 556

    498

    430 451 437480

    1,235 1,200 1,1821,081

    926 921 889 921

    452 472

    449

    23.3 23.9

    20.7

    12.411.9 11.6 11.6 10.8

    2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

    国内旅客

    国際旅客

    旅客数計

    国際貨物取扱量

    (目標)

    需要目標

    13万t以上

    これまでの成果を礎として、これまでの成果を礎として、新たな成長に繋げる新たな成長に繋げる

    20

  • 3.2012年度(2013年3月期)決算と2013年度(2014年3月期)業績予想

    21

  • 2012年度決算(連結)

    区分2011

    年度

    2012

    年度増減

    売上高 418.2 427.1 8.8

    空港事業 241.8 244.2 2.4

    商業事業 154.2 158.8 4.5交通アクセス

    施設事業22.2 24.0 1.8

    営業費用 381.4 386.6 5.1

    営業利益 36.8 40.5 3.6

    経常利益 7.1 20.4 13.3

    当期純利益 5.9 14.3 8.3

    区分2011

    年度

    2012

    年度増減

    航空旅客数 889万人 921万人 103.6%

    国際線 437万人 449万人 102.6%

    国内線 452万人 472万人 104.5%航空機

    発着回数8.2万回 8.3万回 101.4%

    国際線 2.9万回 3.0万回 104.4%

    国内線 5.2万回 5.2万回 99.8%国際線貨物

    取扱量11.6万トン 10.8万トン 93.2%

    来場者数 1,083万人 1,138万人 105.1%

    ※小数点第2位以下切捨て

    決算業績概要(連結)・利用実績

    (単位:億円)

    22

  • 営業利益増減要因(2011年度対比2012年度)(単位:億円)

    営業利益

    売上高の増加

    36.8

    8.81.6

    ▲2.2

    2011年度 2012年度

    ※小数点第2位以下切捨て

    ▲1.8

    営業利益

    40.5

    物件費・人件費等の増加

    減価償却費の減少

    仕入費用等の増加

    ▲4.5

    23

  • 連結損益計算書(単位:億円)

    ※1 金額は小数点第2位以下切捨て

    区分 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度

    売上高

    空港事業 291.7 258.0 253.8 241.8 244.2商業事業 170.3 143.6 150.0 154.2 158.8

    交通アクセス施設事業 22.1 20.9 21.7 22.2 24.0計 484.2 422.7 425.6 418.2 427.1

    売上原価 364.0 337.5 314.2 310.3 313.6販売費及び一般管理費 79.7 74.2 69.9 71.0 72.9

    営業利益計 40.4 10.8 41.3 36.8 40.5営業外収益 1.5 1.1 1.6 0.5 1.2営業外費用 59.7 37.0 32.1 30.3 21.2(内開業費償却) (17.9) (-) (-) (-) (-)(内支払利息) (41.3) (36.0) (31.6) (28.5) (20.1)

    経常損益 ▲17.7 ▲25.0 10.9 7.1 20.4当期純損益 ▲23.0 ▲27.5 10.3 5.9 14.3減価償却費 161.1 160.5 138.1 132.9 131.3

    ※2 2010年度よりセグメント変更。 2009年度以前の数字は参考情報 24

  • 連結貸借対照表

    2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度

    流動資産 96 71 91 106 139

    固定資産 5,200 5,052 4,920 4,796 4,690

    うち建物・構築物 1,867 1,775 1,675 1,575 1,480

    うち土地 2,895 2,902 2,902 2,902 2,902

    資産合計 5,297 5,125 5,014 4,905 4,832

    流動負債 441 626 749 964 350

    固定負債 4,043 3,713 3,468 3,138 3,665

    負債合計 4,484 4,339 4,217 4,102 4,015

    資本金 836 836 836 836 836

    利益剰余金 ▲33 ▲60 ▲50 ▲44 ▲30

    純資産合計 812 785 796 802 816

    負債・資本合計 5,297 5,125 5,014 4,905 4,832

    (単位:億円)

    ※単位未満切捨て 25

  • 2013年度業績予想(連結)

    区分2011年度

    2012年度

    2013年度(予想)

    増減(予想)

    航空旅客数889 万人

    921 万人

    1,000万人

    109%

    航空機

    発着回数

    8.2万回

    8.3万回

    9.0万回

    108%

    国際航空

    貨物取扱量

    11.6万t

    10.8万t

    13.0万t

    120%

    航空取扱量

    区分2011年度

    2012年度

    2013年度(予想)

    増減(予想)

    売上高 418.2 427.1 448.0 20.9

    営業利益 36.8 40.5 51.0 10.5

    経常利益 7.1 20.4 34.0 13.6

    当期純利益 5.9 14.3 25.0 10.7

    減価償却費 132.9 131.3 131.2 ▲0.1

    業績 (単位:億円)

    ※小数点第2位以下切捨て

    26

    業績予想(連結)・利用実績予想

  • 区分 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度営業活動

    によるCF162 136 147 139 154

    投資活動

    によるCF▲35 ▲14 ▲4 ▲10 ▲23

    フリーCF 126 122 143 129 131財務活動

    によるCF▲106 ▲142 ▲123 ▲114 ▲99

    162136 147 139 154

    ▲ 35 ▲ 14 ▲ 4 ▲ 10 ▲ 23

    126 131129122143

    -150-100

    -500

    50100150200250300

    2008 2009 2010 2011 2012

    営業CF 投資CF フリーCF

    連結キャッシュフロー計算書

    (単位:億円)

    (単位:億円)

    開港以来、8年連続してフリーキャッシュフロー(CF)は黒字を継続

    ※単位未満切捨て 27

    (年度)

  • 債務残高と平均金利の推移(連結)

    (単位:億円)

    28

    1673 1673 1,647 1,621 1,595 1,569 1,543 1516

    2,223 2,223 2,221 2,222 2,122 2,030 1,976 1,939 1,872

    110 96 83 70 57 43 40 37

    741661 582 552 521

    491 460 314 313

    115215 215

    30 3094

    1,673

    238115

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

    無利子借入 政府保証債 政策投資銀行借入 民間金融機関借入 財投機関債 短期つなぎ

    1.56% 1.56% 1.42% 1.43% 1.34% 1.24% 1.09% 0.78% 0.63%有利子負債

    加重平均金利

    4,8764,428(▲106) 4,163

    (▲123)4,287(▲142)

    4,667(▲209)

    4,534(▲70)

    4,603(▲64)

    4,050(▲113)

    3,953(▲97)

    有利子2,437

    (B)

    有利子3,203

    (A)

    有利子削減額

    (A)-(B)

    766億円

    (年度)

  • 債務償還予定

    2013年3月31日現在の債務に対する償還予定

    ※1 債券の償還額は、額面金額を記載。※2 単位未満四捨五入

    26 33 3952 71

    77 77 7751

    3 3 33

    310

    115

    100

    173

    400

    350

    100

    100

    317

    46 6889

    231

    63

    3

    5 53

    33

    11

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2020 年度

    政府保証債

    財投機関債

    市中借入金

    政投銀借入金

    無利子借入金

    127

    554

    392

    566

    166

    392

    149

    206170

    286

    29

  • 格付会社による評価

    AA- [格付の方向性:安定的]格付内容

    ・中部国際空港を保有・運営する国の指定会社。成田国際空港、関西国際空港と並ぶ国際拠点空港の一角。後背地の中京圏は首都圏、関西圏に次ぐ経済力を持ち、旅客、貨物とも潜在需要は大きい。

    ・地域主導で建設が推進された経緯もあって、設立根拠法は成田国際空港や関西国際空港と異なり、政府の出資比率は約4割にとどまるが、政策上の重要性は高く、政府の支援が相応に見込める点を格付に反映している。

    ・国内線の基幹空港として機能する一方、国際線は航空会社が首都圏空港に路線を集約化した影響もあり、就航都市数が少なく、域内需要を十分に享受できていない。北米、欧州路線などのネットワークの強化が課題。

    ・建設途中から民間の発想・手法を生かしてコストダウンを進めてきたことで、インフラ産業としては固定費の負担が比較的軽いものの、航空需要の変動によって収入が振れやすく、利益の幅も比較的大きい。

    ・有利子負債は順調に減少しているが、債務と営業キャッシュフローとのバランスはなお改善の余地が大きい。

    ・完全24時間運営可能な空港を目指し第2滑走路を建設する構想がある。ただし、現在の需要の状態からみて、着工の可能性は相当遠のいたといえ、現時点では格付に織り込んでいない。

    格付評価のポイント

    格付投資情報センター(R&I)格付機関

    *2012年12月更新済みの発行体格付

    ・域内の航空需要を着実に取り込むことで収益力が安定すれば、信用力にプラスに働くが、空港間競争の激化などの事業環境を考えれば、そうした状態になるまでには時間がかかる可能性が高い。逆に想定以上に航空需要が低迷し厳しい収支が続き、財務基盤が揺らぐ場合は、格付に下押し圧力がかかる。

    ・格付はスタンドアローンを評価しつつも、政府の支援能力と意思を強く反映しており、ソブリンの信用力に下押し圧力がかかった場合は影響を受ける。

    ・政策上の位置付けが大きく低下する場合も格付に響くが、国の政策がそのような方向に変わる可能性は低い。

    格付の変更につながる要因

    30

  • 2013年度資金調達予定

    政府保証債 87億円程度

    合計 87億円程度

    *2013年5月31日現在の予定であり今後変更する可能性があります

    31

  • (参考資料)

    32

  • 会社概要

    会社名中部国際空港株式会社

    (CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT CO.,LTD)

    設立日 1998年5月1日

    資本金 836億6,800万円

    主要な株主 国・愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市・ 民間企業・団体 計1,075名(2013年3月末現在)

    従業員数 216名(2013年3月末現在)

    関係会社(5社)

    中部国際空港エネルギー供給(株)

    中部国際空港情報通信(株)

    中部国際空港旅客サービス(株)

    中部国際空港施設サービス(株)

    中部国際空港給油施設(株)

    グループ総従業員数 852名(2013年3月末現在)

    基本理念~抜粋

    1 競争力のある国際ハブ空港作りに努める

    2 「お客様第一」

    3 環境への配慮に努め、豊かな地域社会づくりに貢献する

    4 「オープンでフェアー」を企業行動の基本とする

    5 健全経営を実現する

    6 自由闊達で風通しの良い企業風土を確立し、企業の活力を最大限に発揮

    開港 2005年2月

    旅客ターミナルビル年間取扱能力

    年間1,700万人

    旅客ターミナルビル面 積

    219,000㎡

    スポット数 70

    運用時間 24時間

    滑走路長 3,500m×1

    2012年度実績年間離発着回数 8.3万回

    年間航空旅客数 921万人

    空港施設・処理能力

    2013年3月31日現在

    33

  • 立地・アクセス

    名古屋鉄道で名古屋駅から最短28分、伊勢湾の常滑市沖に位置する24時間運用可能な国際空港

    34

  • 施設配置図

    空港施設の概要

    中部圏における航空需要に応えるだけでなく、国内路線の多さを活かして全国各地と海外を結ぶ

    最先端のユニバーサルデザインの追求

    電動車椅子等にも対応するスペース(多目的トイレ)

    車椅子・カートと、歩行者の幅を確保した動く歩道

    階層移動の無い旅客ターミナルビル

    身体の不自由な方、一般利用者などから意見を直接聞いて設計

    2007年度バリアフリー化推進功労者表彰・総理大臣賞受賞

    国際線と国内線を同じフロアの左右に分離

    日本各地から、海外への乗継ぎも便利潮流への影響に配慮したD字形の空港島を採用

    35

  • スカイデッキ(4階)スカイデッキ(4階)

    銘品館(旅客ターミナルビル銘品館(旅客ターミナルビル33階)階)イベントプラザ(旅客ターミナルビル4階)イベントプラザ(旅客ターミナルビル4階)

    集客力のある商業施設

    テーマパーク感覚で楽しめるエンターテイメント空間の創造

    展望風呂「風(フー)の湯」展望風呂「風(フー)の湯」

    スカイタウン(旅客ターミナルビル4階)スカイタウン(旅客ターミナルビル4階) スカイタウン(旅客ターミナルビル4階)スカイタウン(旅客ターミナルビル4階)

    結婚式結婚式

    (センタービアガーデン)(センタービアガーデン)

    展望レストラン(3階) クイーンアリス・歌舞伎展望レストラン(3階) クイーンアリス・歌舞伎

    36

  • 法制上・政策上の国の関与

    「中部国際空港の設置及び管理に関する法律」(中部法)により指定された株式会社

    国が強く関与する「国際拠点空港」の位置づけ

    筆頭株主としての国の関与

    ■成田空港・羽田空港・中部空港・関西空港は、国際・国内航空輸送網の拠点となる空港として、国土交通大臣が設置及び管理を行う(空港法第4条より抜粋)

    中部法における国のサポート

    政府による株式の引き受け(第5条)

    政府による債務保証が可能(第8条)

    政府による無利子貸付(第9条)

    中部国際空港整備準備金を積み立てた際の

    租税特別措置法上の配慮(第10条)

    国等による人的・技術的援助(第11条) 等

    ■本来国が行うべき事業であることから、国が株式の40%を出資し、筆頭株主として経営に関与することで、国の会社に対する責務を明確化。

    国が明示するネットワーク拠点としての位置づけ

    空港の設置及び管理に関する基本方針(平成20年12月24日告示)より一部抜粋・加筆

    成田空港・中部空港・関西空港は、それぞれの背後圏の航空需要に応えることはもとより、我が国の国際拠点空港として三空港相まって我が国全体の航空需要に最大限対応することが適切である。

    ■中部圏にとどまらず全国的な航空需要を担う役割を国の航空政策上位置づけ。

    2013年5月31日現在37

  • 事項 中部国際空港の設置及び管理に関する法律成田国際空港(株)法

    新関西国際空港法

    認可 事業認可(制定以外の事業の開始) 国土交通大臣の認可が必要 同左 届出

    認可 新株発行・社債・資金借入 社債発行・1年超の借入は大臣の認可必要 同左 同左

    認可 代表取締役の選任 代表取締役・監査役の選任は大臣の認可必要 同左 同左

    認可 事業計画の認可 当該事業年度の計画の提出必要 同左 同左

    認可 重要財産の譲渡 重要な財産の譲渡・担保差入は認可必要 同左 同左

    認可 定款変更など 定款の変更・合併・剰余金の配当などは大臣の認可事項 同左 同左

    規制 国土交通大臣の定める基本計画への適合 大臣の定める基本計画への適合が必要 同左 同左

    規制 財務諸表の提出B/S P/L、事業報告の提出必要(事業年度終了後3ヶ月以内) 同左 同左

    規制 国土交通大臣の監督・命令権限など 大臣による監督・命令権・報告指示・検査 同左 同左

    支援 資金貸付 公共性維持などの為の無利子資金貸付 同左 同左

    支援 政府出資 予算範囲内での出資 同左 総数

    支援 債務保証 社債に対して予算範囲内での政府保証の付与 同左 同左

    政府との関係~設立法について

    2013年5月31日現在

    38

  • 株主構成

    国(国土交通大臣) 40% (約335億円)

    地方自治体 10% (約84億円)愛知県

    岐阜県

    名古屋市

    三重県

    民間企業 50% (約418億円)

    トヨタ自動車

    中部電力

    東海旅客鉄道

    デンソー

    日本碍子

    三菱東京UFJ銀行

    名古屋鉄道

    みずほコーポレート銀行

    東邦瓦斯

    (国土交通省)

    40%

    地方

    自治体

    10%

    民間企業

    50%

    資本構成(出資比率)は、国・地方自治体合計50%、中部経済界を中心とした民間50%

    2013年3月31日現在39

  • 中部国際空港のネットワーク中部国際空港のネットワーク

    国際線~世界26都市に向け週288便運航 国内線~国内18都市に向け83便運航

    ホノルル

    グアム

    2都市35便

    デトロイト

    北米方面

    1都市7便

    ソウル

    プサン

    チェジュ

    韓国方面

    3都市60便

    バンコク

    マニラ

    シンガポール

    ハノイ

    ホーチミンシティ

    東南アジア方面

    5都市41便

    フランクフルト

    ヘルシンキ

    ヨーロッパ方面

    2都市14便

    アブダビ

    中東方面1都市5便

    鹿児島

    女満別

    札幌

    函館

    秋田

    成田

    福岡

    長崎松山

    大分熊本

    宮崎

    旭川

    那覇

    ビーチリゾート方面

    ※貨物便は週16便

    仙台新潟

    中国・台湾方面

    12都市126便北京天津長春瀋陽大連

    上海青島西安成都広州

    香港台北

    ※2013年6月1日現在

    石垣

    羽田

    40

  • 名古屋空港時代

    国際線・国内線旅客数と国際・国内貨物量の推移

    名古屋空港時代

    国際線~航空旅客数と便数の推移 (単位:千人、便) 国際貨物取扱量と便数の推移 (単位:千トン)

    ※国際線就航便数は各年度の夏ダイヤピーク時点での便数比較。※国内線就航便数は各年度の4月ダイヤ比較。(2004年度のみ夏ダイヤ)※国際貨物線就航便数は各年度の夏ダイヤスタート時点の便数比較

    国内線~航空旅客数と便数の推移 (単位:千人、便)

    名古屋空港時代

    343288 292 282 291

    354324313

    220

    4,490

    4,375

    4,514

    4,303

    4,9764,493

    5,330 5,467 5,564

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

    国際線便数(便/週) 国際線旅客数

    41

    (年度)

    3015 14 14 14

    515240

    5

    108116116119124110

    233 239207

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012国際貨物線便数(便/週) 国際貨物取扱量(輸出入)

    (年度)

    8173 73 72 67

    10292 94

    82

    4,7214,5164,6974,9565,833

    6,2586,5267,0226,692

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    7,000

    8,000

    2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012国内線便数(便/日) 国内線旅客数

    (年度)

  • ・滑走路上での不測事態が空港閉鎖に直結

    メンテナンスによる深夜の滑走路閉鎖

    ・近い将来の大規模改修時における 運用制約

    ピーク時間帯における受入れ制約

    地域にとっての重要性地域にとっての重要性

    ・日本経済の成長を支える中部圏にとって、地域間競争に生き残るための基本インフラ

    ・世界の主要国際空港の約91%が複数滑走路を有する

    空港運用上の諸課題

    地域の自治体・経済界においては、日本の成長エンジンである中部圏の国際競争力の一層の強化や三大都

    市圏での中枢機能の分担などの観点から、セントレアの第二滑走路整備、そして完全24時間化に向けた検討

    が進められているところであり、当グループも、関係者の一員として、これが着実に進むよう、セントレアを取り巻

    く環境変化やそれに伴う課題等について地域と共有するなど、積極的に協力してまいります。また、第二滑走路

    の実現のための要素の一つである空港の利用促進策・活用方策についても、国・地域とともに検討を進めます。

    地域の自治体・経済界においては、日本の成長エンジンである中部圏の国際競争力の一層の強化や三大都

    市圏での中枢機能の分担などの観点から、セントレアの第二滑走路整備、そして完全24時間化に向けた検討

    が進められているところであり、当グループも、関係者の一員として、これが着実に進むよう、セントレアを取り巻

    く環境変化やそれに伴う課題等について地域と共有するなど、積極的に協力してまいります。また、第二滑走路

    の実現のための要素の一つである空港の利用促進策・活用方策についても、国・地域とともに検討を進めます。

    二本目滑走路建設促進期成同盟会による政府・国への要望活動二本目滑走路建設促進期成同盟会による政府・国への要望活動

    第二滑走路整備の着実な推進

    42

    二本の滑走路が

    日本の活力に。

  • お問い合わせ等

    当資料及び説明は、当社の業績等について投資家の皆様に情報提供することを目的とするもので

    債券の募集または売出を意図したものではありません。

    当資料及び説明には、将来の予測や見通しに関するものが含まれておりますが、こうした将来の

    予測等には不確定な要因を含んでおり、将来の業績等を保証するものではありません。

    実際の業績等については、様々な要因により変化するものであることをご承知おきください。

    中部国際空港株式会社 財務室

    お問い合わせ窓口:古池(ふるいけ)

    TEL:0569-38-7833FAX:0569-38-7855

    e-mail:[email protected]

    住所:〒479-8701 愛知県常滑市セントレア1-1

    43