20150714 MIRA電話会議資料 20150714 - Horiba...3.HRA International Ltd.がMIRA Ltd.より事業買収 4.HRA International Ltd.をHORIBA MIRA Ltd.に社名等の変更収益認識：自動車計測システム機器事業

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MIRA Ltd.の買収について電話説明会補足資料

常務取締役佐藤文俊

2015年7月14日

株式会社堀場製作所

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目次

1. MIRA社の概要

2. MIRA社の事業展開

3. HORIBA自動車計測機器事業とのシナジー

本ページに掲載のハウスマークおよびロゴは、各社の登録商標です。


目次

1. MIRA社の概要




買収の概要

買収対象： MIRA Ltd. （マイラ社）

買収方法：当社英国子会社による事業譲受

買収資金：現金

買収金額： 83[MGBP]（約155億円）

買収フロー：

1. 買収母体となる英国子会社の設立• HRA International Ltd.を6月5日に設立済み

2. 当社よりHRA International Ltd.に対して増資を実施

3. HRA International Ltd.がMIRA Ltd.より事業買収

4. HRA International Ltd.をHORIBA MIRA Ltd.に社名等の変更

収益認識：自動車計測システム機器事業《円換算は、1ポンド＝186.96円（2015年7月10日付レート）で計算》


MIRA Ltd.の概要

事業分野 ①車両開発エンジニアリング

②試験エンジニアリング

③研究開発棟のリース・運営

業績売上高：46.1[MGBP]（2014年度：約86億円）

営業利益：1.1[MGBP]（2014年度：約2億円）

従業員数 518名（2014年12月31日現在）

設立 1946年

会社形態保証有限責任会社（Company limited by guarantee：CLG）

本社 Nuneaton, Warwickshire, UK（次ページ地図参照）

主要拠点英国、米国、中国、インド、ブラジル、モーリシャス

ナニートンウォリックシャー

《円換算は、1ポンド＝186.96円（2015年7月10日付レート）で計算》


車両試験と開発創立以来70年の経験

英国政府による Motor Industry Research Association が母体

MIRA Ltd.の概要


本社所在地Watling Street, Nuneaton, Warwickshire, CV10 0TU, United Kingdom

バーミンガム郊外ロンドンから約100マイル

（160km）

所在地

ナニートンウォリックシャー


所在地に関する特徴

英国自動車産業の中心地であるミッドランド地方に所在３２の車両メーカーがこの地方に進出

歴史的に車両の先進的技術に強いエリア

=人財の確保が容易

多くのF1チームもここを根拠とする

MacLaren, Lotus, Williams…

特定の自動車メーカーグループに所属しない中立的な立場

英国政府の自動車産業・地方創成への強力なバックアップ

自動車メーカー

F1チーム


目次

1. MIRA社の概要




自動車の開発プロセスを一貫サポート

G14初期流動

90日

G14初期流動

90日

ConceptConcept DesignDesignPrototypePrototype ProductionProduction

ベンチマークターゲット

設定

ベンチマークターゲット

設定

G13量産開始

G13量産開始

G11エンジニアリング

開始

G11エンジニアリング

開始

G5プロトタイプの準備

G5プロトタイプの準備

G3コンセプトデザイン

G3コンセプトデザイン

G1事前準備プログラム

G1事前準備プログラム

研究研究

先進的な試験開発プロセス

先進的な試験開発プロセス

テスト＆

開発

テスト＆

開発

プログラミング

プログラミング

コンセプト

実現可能性検証

コンセプト

実現可能性検証

詳細設計詳細設計

特性開発特性開発

製品開発製品開発

認証/型式認定

認証/型式認定

試作検証試作検証

製品化/保証

製品化/保証

コスト削減コスト削減

車両の開発プロセス

Manufacturing PartnersManufacturing Partners

Styling PartnersStyling Partners

車両の初期アイデアから設計、開発までの全てのプロセスにおいて自動車産業をサポート

MIRA Core Capability & Activities


事業別売上高比率車両開発エンジニアリング

売上高：20[MGBP]（約37億円）従業員数：240名性能試験（車両走行・ブレーキ・対電磁波・衝突安全）

ハイブリッドシステムの設計等の技術開発サービス

自動走行や遠隔操作技術等を利用した自動運転車両の技術開発

試験エンジニアリング

売上高：22[MGBP]（約41億円）従業員数：180名 35の試験棟と自動車試験コースを利用した、衝突安全性/排ガス認

証試験などの車両型式認証試験に関する車両検査や型式認証など

英国をはじめ欧州認証機関から委託されたサービスを提供

研究開発棟のリース（MIRA Technology Park）

売上高：3[MGBP]（約5億円）従業員数：20名自動車研究企業18社に賃貸

英国政府によるEnterprise Zonesに指定

車両開発44％

試験49％

MTP6％その他1％

3つのコアビジネス領域

《円換算は、1ポンド＝186.96円（2015年7月10日付レート）で計算》


UK

80%

Europe

8%

China

5%

Americas

3%

Korea

2%

Other

Asia

1%

India

1%

分野別業績（2014年度実績）

事業部門別売上高地域別売上高

車両開発エンジニアリング

20 MGBP44%


22 MGBP49%

MTP3 MGBP

6%

その他


車両制御 & xEV 将来の輸送技術機能安全

車両開発エンジニアリング

車両開発のすべての領域に対応可能

車両エンジニアリング


MIRA社本社拠点全景・試験棟・テクノロジーパーク・テストコース


1km

広大なテストコースを使った各種実験



独自の資産による35の試験・検証設備


MIRA社の試験場、テストセンター

テストコース・ハイスピードサーキット(4.5km)・オフロード・ウェット試験コース・市街地サーキット・騒音測定コース・各種走破性試験コーストランスミッション試験ブレーキ試験タイヤ開発Durability

Test Site試験棟35棟空力・気候試験(3)、電磁波試験(9)、衝突試験、NVH車両試験、バッテリー試験

MIRA Technology Park顧客18社が入居


MIRA Technology Park (MTP)

主要顧客と市場主要な自動車メーカー・部品メーカー

欧州の先端テクノロジーと輸送機器市場へのアクセスを求めている世界各国の顧客

概要現地に拠点の必要な顧客への賃貸

日割りのワークショップからR&D拠点としての長期リース用顧客仕様の建屋まで対応

テナント数：30

場所：MIRA拠点内


英国政府の補助によるEnterprise Zones

先の連立内閣の主要政策として英国内に地域経済開発を進める39のLocal Enterprise Partnershipsを創設

24か所にEnterprise Zonesを設置

うち、最も有効な拠点として評価

MTPは、成長可能性を認められ、2011年8月に認定

かつ、24か所のうち最も有効なものの一つとして認識

税制をはじめとする優遇措置

2015年度予算においてMTP内のEnterprise Zones認定エリアの拡張(橙部分)が承認

North Sector

North West Sector

East Sector

West Sector

South Sector

CentreSector

拡張部分

当初のエンタープライズゾーン


目次

1. MIRA社の概要




自動車産業の動向

自動車産業の成長とモビリティの変化

自動車生産高→年平均成長率 5.7%

2020年には100万台に到達

ハイブリッドへの継続的な投資

投資の背景• 新興国での投資(<10%年平均成長率)

• 環境＆エネルギー効率• 安全• 先進的ネットワーク

投資エリア（技術背景）• 内燃機関のさらなる効率化・軽量化• HV/EV, FCV, H2 infrastructure• 低温触媒・低NOx/PM • 自動運転、アクティブセイフティ技術• V2V, V2H, V2I communication


今回の買収に対する両社のビジョン

全世界的な持続的モビリティの実現に貢献

将来のモビリティの変化への準備パワートレインの変化に対応

最新の車両技術の入手車両開発におけるパートナー

グローバルに成長を加速

キーテクノロジー、設備、人財、地理的優位性の最大活用


排ガス・MCTビジネスでの期待

自動車開発全般への活躍範囲の拡大

MCTビジネスでの付加価値創出

排ガス計測ビジネスのシェア確保

ソフトウェア開発の強化・情報提供

自動運転等の次世代モビリティ開発での事業拡大

MIRAビジネスでの期待

グローバル展開/顧客規模の拡大

各事業への最先端計測機器の投入

既存事業とのシナジー（HORIBA⇔MIRA）


排ガス認証

エンジン開発

駆動系開発

車両開発

製品(EMS/MCT)

プロセス(TAS)

ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ・ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ

排ガス認証

エンジン開発

駆動系開発

車両開発

製品(EMS/MCT)

プロセス(TAS)


排ガス認証

エンジン開発

駆動系開発

車両開発

製品(EMS/MCT)

プロセス(TAS)


自動車開発に関する事業分野の全てをカバー

既存事業とのシナジー（車両開発分野別）

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