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開催日:2017 年 3 月 26 日(日)
講師:UDC代表 内川 仁 氏(NPO法人 Umpire Development Corporation
アドバイザー:UDC 大和 重徳 氏
予定表 場所 特 1 (秋ヶ瀬公園 第 2 野球場 第 1 グラウンド)、進行役:審判部 加藤
1 8:00~8:30 受付・準備 総務部:出欠確認
審判部:用具出し、ライン引き
2 8:30~8:35 代表挨拶、講師紹介 選手役:ダンディーズ
3 8:35~8:45 ゴー・ストップ・コール(ウォーミング・アップ)
4 8:45~9:30
(45 分)
球審の基本: プレートミーティングとは、 マスク脱着方法、スロット・スタンス
トラッキングの重要性、ストライク・ゾーンの確認
投球判定(ストライク、ボール)の判定とコール、メカニクス
フェア、ファウルの判定
内野ゴロのケース(45F ラインへ)、ヤジに対する対応方法
別紙<2>
別紙<5>③④⑤
5 9:30~10:15
(45 分)
塁審の基本: ポジション、アウト、セーフ、フェアー、ファウル
キャッチ、ノーキャッチのコール
1 塁審塁審:走者なし、アングル・ディスタンス、1 塁フォース・プレー
アジュアストメント、2 人制ゴーイング・アウト、ピボットターン、P.R.R
別紙<4><5><6><7><8>
6 10:15~10:45
(30 分)
2 人性制メカニクス(フォーメーション)
PU と BU のバッターズレーン・バイオレーションの判定
別紙<6><7>
7 10:45~11:00 休憩
8 11:00~11:50
(50 分)
ドリル・試合形式
2 人性制のデモンストレーション: 内川さん、大和さん
全員で PU と BU を交代で
9 11:50~12:00 質疑応答、終了のあいさつ
10 12:00~12:50 昼食(弁当持参)、名簿・試合球の配布(総務部)
11 12:50~13:00 開幕試合・プレートミーティング
12 13:00~
開幕試合(特 1,2,5 グラウンド)
講師によるアドバイス(主に球審)
講師が 3 グラウンドを移動し、ア
ドバイスします
・各チーム 3 名以上の参加、ユニホーム着用は不要、動ける寒くない服装で良い
・チーム毎にマスク(捕手マスク可)、インジケータ、メモ帳(筆記用具)を持参
・用具出し一式:特 1 用、審判部(コーン:加藤)
・選任審判・準選任審判員は「審判メカニクス・ハンドブック」持参
・第 3,4 試合があるチームは弁当持参
・拡声器 1 個:総務部
・名簿、試合球の配布:総務部
・グラウンド使用料:会計部
・選手役 ダンディーズ(ボール、バット、マスク、ミット等)
・【雨天時】 浦和コミュニティセンター(座学のみ)受付 8:45、開始 9:00~12:00(第 10,11 集会室) 、名簿・試合球の配布
雨天連絡は、6:30 までに掲示板に投稿、メールマガジン送信(Web 担当)
◆2017年 野球規則改正 ・野球規則の変更:5.06(b)(3)(c)、5.12(b)(6)(下線の変更) 野手が飛球を捕えた後、ボールデッドの個所に踏み込んだり、倒れこんだ場合、ボールデッドとなり、 各走者は野手のボールデッドの個所に入ったときの占有塁から1個の進塁が許される。 【UCL内規(1)を変更】UCL では上記を適用せず、以下を改めます。 ・現行:(1)選手の事故を防ぐため、ベンチの延長線まはた側溝より外側に出た打球は全てファウルとする。 ・変更:(1)選手の事故を防ぐため、ベンチの延長線(ボールデッド・ライン)まはた側溝より外側に出た打球は全てファウルとする。内外野の飛球を捕球後にボールデッド・ラインから出た場合はファウルとなる。 (徹底事項:ベンチとバックネット間、ベンチの回りにラインを引く) ・野球規則の追加:6.01(j)および同【注】を追加する。(併殺崩しのスライディングが禁止) 併殺を試みる塁へのスライディング 走者が併殺を成立させないために、〝正しいスライディング〟をせずに、野手に接触したり、接触しようとすれば、本条によりインターフェアとなる。 本条における〝正しいスライディング〟とは、次のとおりである。走者が、 (1)ベースに到達する前からスライディングを始め(先に地面に触れる)、 (2)手や足でベースに到達しようとし、 (3)スライディング終了後は(本塁を除き)ベース上にとどまろうとし、 (4)野手に接触しようとして走路を変更することなく、ベースに達するように滑り込む。 〝正しいスライディング〟をした走者は、そのスライディングで野手に接触したとしても、本条によりインターフェアとはならない。また、走者の正規の走路に野手が入ってきたために、走者が野手に接触したとしてもインターフェアにはならない。 前記にかかわらず、走者がロールブロックをしたり、意図的に野手の膝や送球する腕、上半身より高く足を上げて野手に接触したり、接触しようとすれば、〝正しいスライディング〟とはならない。 走者が本項に違反したと審判員が判断した場合、 走者と打者走者にアウトを宣告する。その走者がすでにアウトになっている場合については、守備側がプレイを試みようとしている走者にアウトが宣告される。 【注】我が国では、所属する団体の規定に従う。 UCLはこれとアマチュア内規⑩「危険防止(ラフプレイ禁止)ルール」に従う。
◆2017年 アマチュア内規 ・追加②バッターボックス・ルール 打者は打撃姿勢をとった後は、少なくとも一方の足をバッターボックス内に置いていなければならない。 ただし、負傷または負傷の可能性のある場合、プレイヤーの交代、いずれかのチームの協議の時は離れる事ができる。 なお、審判員は前の打者が塁に出るか、またはアウトになれば、速やかにバッターボックスに入るように次打者に促さねばならない。 ペナルティ 意図的にバッターボックスから離れた場合は2度目までは警告を与え、3度目は投手の投球を待たずにストライクを宣告する。これはボールデッドである。
1
<1>2人制の判定ポイント <2>ストライクゾーン
◆ プレーを読む =良いポジションへ
◆ プレーは常に1か所 = ボール + 走者
◆ シンプルな責任分担 =50/50
◆ 声のコミュニケーションで責任分担を確認する
◆ 角度 > 距離 (判定には距離より角度の方が大事)
◆ 止まって判定、ライン際はオンザラインか延長線上
◆ アウトのコール=捕球確認後にコール
◆ 打球に常に正対し、走者や触塁はチラ見をする
◆ コールは大きな声で(説得力が増す)
◆ メカニクスはキレ良く(説得力が増す)
◆ ポーズ、リード、リアクト
<3>2人制の利点
1. 高頻度で判定を下す
2人制では初心者でも様々なプレイに高頻度で判定を下すことになります。例えば4人制の三塁審判と比べ、
判定を下す頻度が高ければ同じ1試合で得られる経験値は段違いとなります。
2. 責任感の醸成
高頻度で判定を下すので、試合中は常に集中を求められます。また、2人制では通常責任審判を置かず、
常に当事者意識をもって試合に臨む必要があるので(クルー=バディー)、試合を仕切る感覚、審判に求め
られる責任感が養われます。クルーを尊敬し、補助する責任があります。クルーのミスは自分のミス。
3. 審判としての本能の向上
4つの塁を二人で見るという制約があります。この制約でいつもプレイを必ずしも最善の位置で見ることがで
きません。良い位置でなくても判定を下すのが審判の仕事です。そうなると、最善を尽くすため時には「プレ
イを読む」、プレイの「音」や「選手の表情」等の他の情報も動員して判定を下すことになり、審判として本能、
勘といったものが鍛えられます。
4. ポジショニング意識の向上
プレイとの距離はありますが、判定には距離より角度が大事です。どこで見ればよく見えるかを自然と考え
ます。この考える習慣がつくと3人制、4人制に移行したときに、プレイを見るのにより良い位置がわかるよう
になります。
5. 我が連盟として、運営面で効率が良くなります。2人制を覚える事で審判チームは記録員を含め3人で行え
ます。5人は必要ありません。また球審は試合中交代は許されませんが、塁審は交代が可能です。選手の
負荷を軽減できます。2人制は必然的にプレーに集中でき、審判に必要なテクニックであるプレーを読む事
が求められ、養われます。選手の皆さんなら、すでにプレーを読む感覚が養われており、シンプルな責任分
担を理解すれば難しい事はありません。審判員は人数が増えれば増えるほど難しいとされています。
2
<4>走者なし・2人制のスターティング・ポジションと責任分担
(PU:プレートアンパイア,球審、BU:ベースアンパイア,塁審、BR:バッターランナー,打者走者)
① 走者なし(4人制も同じ) ② 外野の打球の責任分担
<5>走者なし・内野ゴロ(アングルディスタンス:送球に対して90度)+距離
③ 3塁ベース付近からの送球 ④2塁ベースの左側からの送球
⑤ プレッシャーの送球はファウル地域に移動 ⑥1,2塁間の打球
1,2塁間の打球 リードステップ(プレーを読む)
打球方向や野手の動きを見る
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<6>走者なし・2人制の外野への打球
⑦センターから左側の打球と右側の完全なヒット ⑧センターから右への打球
★BUのピボットターン:BRの2塁の触塁や妨害を見て ★BUはトラブルボールと読んだらゴーイング・アウト
2塁でのタッグプレーに備える トラブルボールとは?
PU は打球のフェア・ファウル、キャッチ・ノーキャッチの 1. ライト線のフェア、ファウルの判定が必要な時
判定とコール。フェア・ファウルはオンザラインか 2. 複数の野手が追う打球、ポテンヒット、ダイビング・キャッチ
ベースラインの延長線上から判定 3.ホームラン性の打球
4. 野手の捕球体勢が腰より低い時
PU は全ての塁の触塁を見る
ポーズ 、リード、リアクト
Pause ポーズ:打球が打たれたら一瞬その場で止まり
Read リード:打球から目を切り野手の動きを読み
React リアクト:トラブルボールと読んだらゴーイングアウト
それ以外は内野内に入る(ピボットターン)
<7>走者あり・2人制のスターティングポジションと責任分担
⑨走者1塁、1塁3塁 ⑩⑨以外の走者あり
BU はワーキングエリア
(イメージ)内で判定を行う
マウンド直径:約 2.7m
⑪責任分担と確認の呼びかけ
PU はライトとレフトの守備位置より外側の打球の時は
「ボール OK」と BU に打球の責任分担を知らせる。
1 塁、2塁の触塁:BU
3塁、ホームの触塁:PU
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<8>4人制のスターティング・ポジションと責任分担
⑫走者なし (2B が外側) ⑬走者あり (2BUが内側に入る)
2BU のポジションは左右いずれか 2BU のポジションは左右いずれか
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【メモ】