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だしパチョ ガスパチョ 【西:gazpacho 葡:gaspacho】 は、スペイン料理とポルトガル料理の 冷製スープであり、スペインでは極めて有名なもののひとつである。 暑さの厳しい地方や夏に特に好まれる。 2 〈作り方〉 ①トマトは 4 つに、玉ねぎはさいの目に、ピーマンは種を取ってさいの目に、 セロリはスライスに、それぞれ切っておく。 ② ミキサーを用意し、セロリ、ピーマン、玉ねぎ、トマトの順に入れる。 ③塩、白ワインヴィネガー、パプリカパウダー、を適量加えザラザラ感が 残る程度にミキサーで撹拌しボウルに移し冷蔵庫で冷やしておく。 ④グラスに③を注ぎ、上にスプーン 1 杯程度の山形だしを乗せ、 薄くスライスしオーブンで焼いたバケットを添えて完成。 《調理担当》 藤原 仁 シェフ ・山形県長井市生まれ ・中学卒業後、山形市内の料亭にて4年間修行。その後、ベーカリー(パン屋・横浜)メキシコ料理(東京)、 タイ料理(山形)などで料理長として勤務後、単身オーストラリアに渡りイタリア料理店で修行し 山形に戻りダイニングバーのシェフとして7年勤務。 2004 年に「フランス料理 マチルダベイ」をオープンし12年オーナーシェフとして活躍。 昨年、実家の事情にて閉店後、「リストランテ・バル シャンティ」の料理長に就任。 過去に新規レストランのアドバイザーとして、山形2店、上 海(中国 )のオープニングに携わる。 ・ 現在、地方イベント、山 形ガスなどの料理教室の講師も務め、YBC「酒の肴 つくってみーよ」に出演中。 profile ●トマト 1 ●ピーマン 4 分の 1 ●玉ねぎ 〈材料〉4人分 ●きゅうり 2 ●ナス 1 ●オクラ 5 ●ミョウガ 3 ●大葉 5 ●だしの素 少々 ●醤油 少々 ●酒 少々 太いモノ半分 ●セロリ ●白ワインヴィネガー ●パプリカパウダー ●塩 ●バケット ︿

2017 A1pop 0802  し 路地物のきゅうり、なす、みょうが、青じそ等が出揃う時期に夏野菜や香味野菜を 細かく刻んで作る山形の夏の郷土料理「だし」。納豆昆布やオクラなどで粘りを出すのもおすすめで、

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Page 1: 2017 A1pop 0802  し 路地物のきゅうり、なす、みょうが、青じそ等が出揃う時期に夏野菜や香味野菜を 細かく刻んで作る山形の夏の郷土料理「だし」。納豆昆布やオクラなどで粘りを出すのもおすすめで、

だしパチョガスパチョ【西:gazpacho 葡:gaspacho】は、スペイン料理とポルトガル料理の冷製スープであり、スペインでは極めて有名なもののひとつである。暑さの厳しい地方や夏に特に好まれる。

2個

〈作り方〉 ①トマトは 4 つに、玉ねぎはさいの目に、ピーマンは種を取ってさいの目に、 セロリはスライスに、それぞれ切っておく。

②ミキサーを用意し、セロリ、ピーマン、玉ねぎ、トマトの順に入れる。

③塩、白ワインヴィネガー、パプリカパウダー、を適量加えザラザラ感が 残る程度にミキサーで撹拌しボウルに移し冷蔵庫で冷やしておく。

④グラスに③を注ぎ、上にスプーン 1杯程度の山形だしを乗せ、 薄くスライスしオーブンで焼いたバケットを添えて完成。

《調理担当》 藤原 仁 シェフ・山形県長井市生まれ・中学卒業後、山形市内の料亭にて4年間修行。その後、ベーカリー(パン屋・横浜)メキシコ料理(東京)、 タイ料理(山形)などで料理長として勤務後、単身オーストラリアに渡りイタリア料理店で修行し 山形に戻りダイニングバーのシェフとして7年勤務。 2004年に「フランス料理 マチルダベイ」をオープンし12年オーナーシェフとして活躍。 昨年、実家の事情にて閉店後、「リストランテ・バル シャンティ」の料理長に就任。 過去に新規レストランのアドバイザーとして、山形2店、上海(中国)のオープニングに携わる。

 ・現在、地方イベント、山形ガスなどの料理教室の講師も務め、YBC「酒の肴 つくってみーよ」に出演中。

profile

●トマト 1個●ピーマン4分の1個●玉ねぎ

〈材料〉 4人分●きゅうり 2本●ナス 1本●オクラ 5本●ミョウガ 3個●大葉 5枚●だしの素 少々●醤油 少々●酒 少々

太いモノ半分●セロリ●白ワインヴィネガー●パプリカパウダー

●塩●バケット

︿だしの材料﹀

Page 2: 2017 A1pop 0802  し 路地物のきゅうり、なす、みょうが、青じそ等が出揃う時期に夏野菜や香味野菜を 細かく刻んで作る山形の夏の郷土料理「だし」。納豆昆布やオクラなどで粘りを出すのもおすすめで、

だしパッチョカルパッチョ【Carpaccio】は、生の牛ヒレ肉の薄切りに、チーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称。日本においては、生の牛ヒレ肉の代わりに、マグロやカツオ、サケなどの刺身を使用したカルパッチョが和洋折衷料理の代表例となっており、カルパッチョの発祥国イタリアにおいても世界的な刺身ブームの影響を受け、生の魚肉を使ったカルパッチョや、野菜やフルーツを使ったものも多くなってきている。

●刺身用の白身魚

●エクストラバージンオリーブオイル

〈材料〉 4人分

●ナス●オクラ●ミョウガ●大葉●だしの素●醤油●酒

●きゅうり 2本1本5本3個5枚少々少々少々

〈作り方〉 ① 別パネル の作り方で “山形だし”を作っておく。

② 刺身用の白身魚をスライスし竹串に通しグラスに刺しておく。

③ ②に山形だしを適量注ぎ、上から蓋をするように  エクストラバージンオリーブオイルを注いで完成。

《調理担当》 藤原 仁 シェフ・山形県長井市生まれ・中学卒業後、山形市内の料亭にて4年間修行。その後、ベーカリー(パン屋・横浜)メキシコ料理(東京)、 タイ料理(山形)などで料理長として勤務後、単身オーストラリアに渡りイタリア料理店で修行し 山形に戻りダイニングバーのシェフとして7年勤務。 2004年に「フランス料理 マチルダベイ」をオープンし12年オーナーシェフとして活躍。 昨年、実家の事情にて閉店後、「リストランテ・バル シャンティ」の料理長に就任。 過去に新規レストランのアドバイザーとして、山形2店、上海(中国)のオープニングに携わる。

 ・現在、地方イベント、山形ガスなどの料理教室の講師も務め、YBC「酒の肴 つくってみーよ」に出演中。

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︿だしの材料﹀

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だ し路地物のきゅうり、なす、みょうが、青じそ等が出揃う時期に夏野菜や香味野菜を細かく刻んで作る山形の夏の郷土料理「だし」。納豆昆布やオクラなどで粘りを出すのもおすすめで、ご飯や冷やっことも好相性。 野菜であれば材料を選ばないので、旬の採れたて野菜を細かく刻み、醤油で味付けすれば完成。山形の暑い夏の時期には欠かせないふるさと山形の味です。

〈材料〉 4人分

〈作り方〉 

●きゅうり●ナス

●オクラ●ミョウガ●大葉

●だしの素

●醤油●酒

2本

1本

5本

3個

5枚

少々少々

少々

① 鍋に 100cc の水を入れ火にかけ沸騰させ、 だしの素、酒、醤油で味付けして冷ましておく。

② きゅうり、ナス、ミョウガ、大葉は、みじん切りにしておく。 オクラは茹でてみじん切りにしておく。

③ ②の材料をボウルに入れ①のだし汁を加えて混ぜ合わせ  冷蔵庫で冷やして完成。

《調理担当》 藤原 仁 シェフ・山形県長井市生まれ・中学卒業後、山形市内の料亭にて4年間修行。その後、ベーカリー(パン屋・横浜)メキシコ料理(東京)、 タイ料理(山形)などで料理長として勤務後、単身オーストラリアに渡りイタリア料理店で修行し 山形に戻りダイニングバーのシェフとして7年勤務。 2004年に「フランス料理 マチルダベイ」をオープンし12年オーナーシェフとして活躍。 昨年、実家の事情にて閉店後、「リストランテ・バル シャンティ」の料理長に就任。 過去に新規レストランのアドバイザーとして、山形2店、上海(中国)のオープニングに携わる。

 ・現在、地方イベント、山形ガスなどの料理教室の講師も務め、YBC「酒の肴 つくってみーよ」に出演中。

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