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T R U C K R E P O R T H O K K A I D O T R U C K R E P O R T H O K K A I D O T R U C K R E P O R T H O K K A I D O T R U C K 公益社団法人 北海道トラック協会 9 レポート北海道 HOKKAIDO TRUCKING ASSOCIATION TEL011 531 2215 FAX011 521 5810 URL : http : //www.hta.or.jp/ 会員パスワード:1009 2018/SEP No.669 175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/表1 2018年09月 669※パスあり 2018.08.22 16.53.29 Page 1

2018/SEP みんなで実践、デイ・ライト! 9 ~プロドライバー …¹³成30年9月...T R U C K R E P O R T H O K K A I D O TRUC K R E P O R T H O K K A I D O T R U

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TRUCK REPORT

HOKKAIDO TRUCK REPORT HOKKAIDO

TRU

CKREPORTHOKKAIDOTRUCK

公益社団法人 北海道トラック協会

9みみんんななでで実実践践、、デデイイ・・ラライイトト!!~~ププロロドドラライイババーーのの証証~~

レポート北海道

HOKKAIDO TRUCKING ASSOCIATIONTEL 011―531―2215 FAX011―521―5810URL : http : //www.hta.or.jp/

会員パスワード:1009

2018/SEP

No.669

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/表1 2018年09月 669※パスあり 2018.08.22 16.53.29 Page 1

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目 次

● 平成30年「秋の全国交通安全運動」 公益社団法人 北海道トラック協会実施要領…………3● 「自動車点検整備推進運動」の実施について………………………………………………………6● 平成30年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」実施要領…………………………10● 平成30年度「防災週間」及び「津波防災の日」について…………………………………………11● 北ト協委員会・部会活動状況…………………………………………………………………………12● 北海道トラック協会輸送秩序交通対策委員会

釧根地区トラック協会輸送秩序・労働委員会との合同会議を開催………………………………14● 北海道トラック協会環境対策委員会

北見地区トラック協会との意見交換会等を開催……………………………………………………15● あやまった荷下ろしにご注意!!~平成29年度主要違反事例から~……………………………16● 平成30年度 各地区『トラックの日』開催予定表…………………………………………………17● トラック協会杯 第30回 全道少年団(U‐11)サッカー大会について…………………………18● トラック運送業界の景況感(速報)(平成30年4月~6月期)……………………………………19● 適正化事業巡回指導実施結果…………………………………………………………………………22● 北海道警察からのお知らせ……………………………………………………………………………23● 地区協会だより 1,072ヶ所の会員事業所訪問活動を実施 (札幌地区)…24

平成30年度全日本トラック協会 青年部会「北海道ブロック大会」開催(札幌地区)…25

女性部会 第2回「女性経営者・管理者研修会」開催 (札幌地区)…26平成30年度 第1回「救命講習会」を開催 (札幌地区)…26「少年野球大会」を開催 (函館地区)…27「初任運転者研修会」を開催 (函館地区)…27「夏の交通安全運動・街頭啓発活動」を実施 (函館地区)…27「運行管理者試験・受験対策講習会」を開催 (函館地区)…28「函館港まつり・ワッショイはこだて」へ参加 (函館地区)…28平成30年度子ども交通安全教室の開催(伊達小学校・伊達西小学校・伊達市立東小学校) (室蘭地区)…29自由民主党第9選挙区支部の移動政調会で要望 (室蘭地区)…29安全性評価事業(Gマーク)制度のセミナーを開催 (室蘭地区)…30平成30年度第一回運行管理者試験対策講座開催!! (室蘭地区)…30平成30年度第二回省エネ体験研修会を開催 (室蘭地区)…30旭川地区 協会だより (旭川地区)…31トレーラ事故防止・特車制度研修会の開催 (十勝地区)…32平成30年度第1回運行管理者国家試験試験前講習会の開催(十勝地区)…32自由民主党「地域政策懇談会」において フェリー利用に対する補助・助成制度の新設と高速料金引き下げ等を要望 (十勝地区)…33「トラック追突事故防止マニュアル」活用セミナーを開催~ Gマーク申請加点対象セミナー ~ (十勝地区)…34平成30年度原価計算活用セミナー~標準貨物自動車運送約款の対応~の開催 (十勝地区)…35青年部会 働き方改革に向けた研修会を開催 (釧根地区)…36平成30年度第1回運行管理者試験 試験前講習会を開催 (釧根地区)…36平成30年度第一回運行管理者試験対策予備講習を開催 (北見地区)…37平成30年度北見地区ゴルフ大会を開催 (北見地区)…37

● 陸災防だより 第33回全国フォークリフト運転競技北海道予選会開催される………………38平成30年度 フォークリフト荷役技能検定2級試験のご案内………………39

● (軽油)燃料状況調査表………………………………………………………………………………40● トラック協会会員の車両登録状況・一般貨物自動車運送事業者に対する行政処分……………41● 交通事故統計……………………………………………………………………………………………42● 交通規制のお知らせ 旭川ハーフマラソン…………………………………………………………44● 業務日誌…………………………………………………………………………………………………45● 株式会社 タイガーから………………………………………………………………………………46● 札幌・苫小牧トラックステーションガイド…………………………………………………………47● 全国トラック事業グループ保険制度のご案内………………………………………………………48

表紙 月下の工場夜景 撮影地/室蘭市

(2) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/002     目次        1C 2018.08.27 10.12.12 Page 2

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平成30年8月(公社)北海道トラック協会

北海道トラック協会では、交通安全意識の高揚を図るため、「内閣府推進要綱」、「国土交通省実施計画」、「全日本トラック協会実施計画」に基づき、トラック業界としての最重点推進項目を昨年同様に、下記の2点、各項目に連動した重点推進項目を以下の8点とし、交通死亡事故抑止に全力で取り組むこととしております。

【運動の期間】平成30年9月21日(金)から平成30年9月30日(日)までの10日間

【最重点推進項目】① 追突事故の防止② 交差点事故の防止

【重点推進項目】① 子供と高齢者の交通事故防止とデイ・ライト運動の推進② 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止③ 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底④ 飲酒運転の根絶⑤ 危険ドラッグ・薬物の使用絶対禁止の指導監督の徹底⑥ 過積載運行・過労運転の防止⑦ トレーラの事故防止及び高速道路での事故防止⑧ 健康起因事故の防止

1 安全運行の確保

会員事業者(運行管理者を含む。以下「事業者等」)は、運転者に対し、次の事項を重点においた安全運行の徹底について指導する。特に、事業用トラックによる事故の過半数を追突事故が占め、かつ、死亡事故の3割強が交差点で発生している現状を踏まえ、下記4-(1)-①「追突事故の防止」、4-(1)-②「交差点事故の防止」を全ト協と同様に最重点推進項目として徹底する。

2 車両の安全性の確保

事業者等は、「自動車点検整備推進運動」及び「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車両の日常点検及び定期点検の確実な実施に努めるとともに、不正改造の防止を徹底する。(大型トラックのスペアタイヤ等について平成30年10月1日から3ヶ月ごとの定期点検が義務付けられる。)

3 実施計画の策定等

(1)実施要領等の周知徹底ア 各委員会、部会等の機会を通じて必ず実施要領の周知徹底を図る。イ 機関誌・広報紙等に掲載して交通安全運動への参加をPRする。ウ 会員事業所には、セーフティ通信等で交通安全活動の周知を図る。

平成30年「秋の全国交通安全運動」

公益社団法人 北海道トラック協会実施要領

平成30年9月1日 (3) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/003~005 秋の全国交通安全運動 2018.08.27 09.36.15 Page 3

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(2)巡回指導計画等を策定し実施ア パトロールを実施する。イ 会員事業所に対する訪問指導を実施する。

(3)行政機関の実施計画に対する協力及び共同実施ア 警察が行う街頭検査等に積極的に協力する。イ 運輸支局が行う街頭検査等に積極的に協力する。

(4)講習会・ドライバー研修会等を開催(5)広報活動の積極的推進

ア 事業所等に立看板、垂幕、ポスター等を掲示して周知徹底させる。イ 街頭啓発等の際、チラシ等を配布して本運動の趣旨を広く理解させる。ウ マスコミ等を活用し、交通関係情報の提供と交通事故防止の啓発を図る。

(6)その他の実施事項ア 旗の波運動等を通じて交通事故防止啓発活動を実施する。イ 関係機関と連携したパトライト作戦を実施する。ウ 参加、体験、実践型交通安全教室(児童・生徒、高齢者)を開催する。エ 各地区の交通事故実態に応じた交通安全運動を実施する。

4 事業者、運行管理者、ドライバー等の重点実施事項

(1)【最重点推進項目】① 追突事故の防止~車間距離・制限速度・健康管理がポイント!

事業用トラックにおける事故の半数を占める追突事故を防止するため、国土交通省作成の「トラック追突事故防止マニュアル」等を活用し、追突事故防止の徹底を図る。② 交差点事故の防止~右左折時には歩行者・自転車に注意!

全ト協制作の「トラック交差点事故防止マニュアル」等を活用した運転者教育を実施するとともに、横断歩道手前での最徐行又は一時停止により、左右をバランス良く徹底して安全確認をする「確認運転」を励行させ、交差点右左折時の自転車・歩行者の巻き込み事故の防止を図る。(車載カメラ装着車両の普及促進を図る)

(2)【重点推進項目】① 子供と高齢者の交通事故防止とデイ・ライト運動の推進ア 子供と高齢者の傍を通過する際は、十分に速度を落とすなど、思いやりのある運転を励行させる。イ 点呼時等にデイ・ライト運転の指示を徹底し、デイ・ライト運転により交通安全運動に参加しているという意識を持たせましょう。

② 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止ア 夕暮れ時から夜間には、歩行者の発見が遅れがちになるので、交差点では徐行し、確認の上に確認をする「確認運転」を励行し、対向車や先行車がいない場合は走行用前照(いわゆるハイビーム)の使用を励行しましょう。

③ 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底ア 運転をする前に、同乗者全員がシートベルトとチャイルドシートを正しく着用しているか確認しましょう。イ 運転者を含む全ての乗務員・職員に対し、トラックは勿論、私有車両についてもシートベルトの適正な着用を徹底させましょう。

④ 飲酒運転の根絶ア 全ト協制作の「飲酒運転防止対策マニュアル」等を活用し、運転者に対する適切な指導監督を実施するとともに、アルコール検知器を使用した厳正な点呼を徹底しましょう。イ 企業の責任として、従業員に対し、飲酒運転は悪質な犯罪であるという認識をしっかり持たせるとともに、乾杯の一口、二日酔いを含めて「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな、駄目なものは駄目!」、ハンドルキーパー運動、代行車両の活用を徹底して、飲酒運転を根絶しましょう。

⑤ 危険ドラッグ・薬物の使用絶対禁止の指導監督の徹底ア あらゆる機会を通じて、危険ドラッグ使用運転の禁止について指導教養を徹底し、社

(4) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/003~005 秋の全国交通安全運動 2018.08.22 16.54.10 Page 4

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内安全教育や点呼時等において、「危険ドラッグ」の所持・使用の禁止、使用運転の悪質性、危険性を十分に理解させましょう。イ 風邪薬等の服用等についても、点呼時において確実に確認しましょう。⑥ 過積載運行・過労運転の防止ア 事業所訪問等を通じて運行計画の把握と過積載の防止を図りましょう。イ 余裕ある運行計画の策定と長距離運転は、定められているように休憩場所で必ず休憩させ、長距離運転の前日は、深酒しないことは勿論、確実な睡眠を取らせましょう。ウ 運行前点検等で過労運転等運転者の健康を把握しましょう。⑦ トレーラの事故防止及び高速道路での事故防止ア 全ト協制作の「トレーラハンドブック」等を活用し、海上コンテナの固定方法や鋼材の固縛方法を再確認し、横転や荷崩れ等のトレーラ事故の防止を図りましょう。イ 高速道路における事故は、高速道路に入り1時間以内に多く発生しているため、高速道路に入ったら可能な限り早い段階で休憩を取らせるなど、高速道路における事故防止を図りましょう。

⑧ 健康起因事故の防止平素から運転者の健康管理に配意することは勿論、点呼時等において運転者の健康状態の確認を徹底し、体調急変に伴う事故の防止を図りましょう。

(トラック事業者のための健康起因事故防止マニュアル(改訂版)等参照)

5 実施結果の報告

各地区の実施結果につきましては、様式により平成30年10月12日(金)までに北ト協業務部までFAXまたはメールでご報告くださいますようお願いいたします。

平成30年9月1日 (5) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/003~005 秋の全国交通安全運動 2018.08.22 16.54.10 Page 5

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第1 目的

自動車は、国民の生活や経済の発展に必要不可欠なものであり、その役割はますます重要なものとなっている。一方、我が国の交通事故の発生件数は依然として厳しい状況にあり、平成28年1月に軽井沢で発生したスキーバス事故は世の中に大きな衝撃を与えた。大型トラックでは、依然として重大事故につながりかねない車輪脱落事故が発生しているほ

か、昨年10月には脱落したスペアタイヤに起因する死亡事故も発生している。バスについては、車齢の高い車両も数多く使用されているという現実の中で、火災事故も目

立ってきていることをはじめ、車体フレーム腐食による事故などの自動車の不具合による事故が発生している。これらのことから、車両の安全確保のために確実な点検・整備を行うことが、ますます重要と

なっている。また、環境面においても、排出ガスによる大気汚染や地球温暖化問題への対応が重要となっている。本来、自動車ユーザーには、自動車の不具合による事故の防止や環境保全を図ることを目的と

して、自動車の点検・整備の実施が義務付けられているが、そのことが自動車ユーザーに十分理解されておらず、その実施状況は十分ではない。また、大型車については、使用状況の過酷さ及び事故時の影響の大きさ等に鑑みれば、車両火

災事故、車輪脱落事故及び車体フレーム腐食による事故を防止するための重点的な点検の実施等の取り組みも必要である。以上のことから、「不正改造車を排除する運動」など他の運動等との連携を図った相乗効果をね

らいつつ、自動車関係団体等の協力を得て、「自動車点検整備推進運動」を全国的に展開することにより、自動車ユーザーに点検・整備の必要性や重要性を理解してもらうとともに、大型車のユーザーにあっては、車両火災の発生部位となっている燃料装置や電気配線等の装置、ホイールの取付状態、車体フレームの腐食状態等について、より確実な点検・整備の実施を求めることとする。

第2 実施機関

国土交通省、自動車関係31団体で構成する「自動車点検整備推進協議会」(以下「協議会」という。)及び自動車関係15団体で構成する「大型車の車輪脱落防止対策に係る連絡会」(以下「連絡会」という。)が中心となって、内閣府、警察庁及び環境省の後援並びに独立行政法人自動車技術総合機構、軽自動車検査協会及び独立行政法人自動車事故対策機構の協力のもとに本運動を実施する。

第3 実施期間

本運動は、1年を通して実施するものとするが、特に全国統一の強化月間を平成30年9月1日(土)から9月30日(日)までの1ヶ月間とし、これに加え、地域事情に応じて各地方が独自に設定する1ヶ月間を地方独自強化月間とし、各取り組みを強力に推進する。

第4 重点項目

1.全国統一強化月間の重点項目(1)点検・整備の必要性や重要性の啓発(女性、10代から30代の自動車ユーザーに重点を置

「自動車点検整備推進運動」の実施について本年も、標記自動車関係団体等の協力のもと、全国的に実施されることになりました。各事業所においても、本運動に積極的に取り組み、保守管理意識の高揚及び適切な点検整備の

励行を図りましょう。以下、国土交通省自動車局・北海道運輸局・公益社団法人全日本トラック協会より通知があり

ましたのでお知らせします。平成30年7月 国土交通省自動車局

(6) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/006~009 自動車点検整備 2018.08.22 09.40.02 Page 6

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く。)(2)大型車に関する適切な点検・整備の実施方法についての啓発2.地方独自強化月間の重点項目各地方運輸局及び内閣府沖縄総合事務局(以下「各地方運輸局」という。)上記1の重点項目及びエコ整備(点検・整備によるCO2削減効果をいう。以下同じ。)の啓

発を重点項目と定めるほか、地域の実情等に即して必要があるときは、地域独自の重点項目を定めることができる。

第5 実施事項

本運動は、「不正改造車を排除する運動」など他の運動との連携を図った相乗効果をねらいつつ、第4に定める重点項目の推進を目的とした、以下の活動を実施する。(1)自動車の点検・整備を推進するための広報・啓発活動

① イベント等の開催1)本省及び協議会は、自動車点検整備推進運動を全国的に盛り上げるため、地方開催イベントとの連携等を踏まえたイベントを開催する。また、地方開催イベント支援のため、広報・啓発ツールの製作・配布やテレビ、ラジオ、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)等を活用した広報を実施する。

2)各地方運輸局等及び協議会を構成する地方組織は、自動車点検整備推進運動が地域の方々に認知してもらえるよう参加・体験・実践型の地域イベントを全国各地で開催する。また、イベントの開催にあたり、テレビ・ラジオ・雑誌等による広報を行い、地域イベントの認知向上に努める

② 総合的な広報・啓発活動の実施1)協議会及び連絡会と協力し「、大型車を含めた自動車ユーザーに対し、ポスター・チラシ等を用いた広報活動を実施する。なお、一般の自動車ユーザーを対象としたポスター・チラシ等については、イベント等に参加した女性や10代から30代の自動車ユーザーへ積極的に展開するよう努める。

2)国土交通省、協議会及び連絡会の各団体並びに自動車整備事業者が保有する車両の点検整備の実施を図る。また、その所属職員に対し、庁内・営業所等における館内放送、イントラネット等によって、マイカーの点検・整備の励行を呼びかけるとともに、友人や家族にも所属職員から点検・整備の励行を呼びかけるよう依頼する。

③ 講習や無料点検等の実施点検・整備に関する実技講習や無料点検を実施するとともに、別紙3の資料等を活用

し、点検・整備を怠った場合の不具合事例、事故事例及び経済的負担事例等を交えながら点検・整備の必要性や重要性を説明する講習会やマイカー相談等を実施し、自動車ユーザーの保守管理意識の高揚を図る。

④ 整備不良等に起因する事故等防止の啓発整備不良等に起因する車両火災事故及び車両故障事故を防止するため、整備管理者研

修等を通じてこれらの事故の情報を展開するとともに、別紙3の資料等を活用し、適切な点検・整備の励行を呼びかける。また、整備管理者研修においては、DPF(黒煙除去フィルタ)等の後処理装置付き車の正しい使用方法についても周知する。特に、貸切バス事業者が選任する整備管理者に対する研修においては、「貸切バス予防

整備ガイドライン」に基づく整備管理方法について教示する。⑤ 出前講座等の実施

協議会などの自動車関係団体の協力を得つつ自動車専門学校等に赴き、別紙3の資料等を活用し、日常点検等の実施方法、点検・整備を怠った場合の不具合事例、事故事例及び経済的負担事例等を交えながら点検・整備の必要性や重要性を説明する出前講座を行うよう努める。また、自動車教習所や運転免許センターに対しては、その機関に指導教員として所属する職員に対し、強化月間中であることも踏まえつつ、学科教本の中に記載されている点検・整備の必要性や重要性と方法について、特に強力に指導を行ってほしい旨を伝えるなど、積極的な働きかけを行うよう努める。

(2)自動車ユーザーに対する調査・指導等① 前検査受験車両の定期点検整備の推進

前検査を受検した自動車ユーザーに対し、ハガキを用いて定期点検の実施を呼びかけるとともに、定期点検の実施状況調査を実施する。また、前検査を行おうとする事業者等(自家用大型貨物車の使用者を含む。)について、定期点検の実施状況を確認し、定

平成30年9月1日 (7) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/006~009 自動車点検整備 2018.08.22 09.40.02 Page 7

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期点検の確実な励行を指導する。② 街頭検査での啓発・指導等

強化月間中に実施する街頭検査を活用してチラシ等の配布などにより点検・整備の必要性や重要性の啓発を行うとともに、点検整備実施状況を確認し、定期点検未実施の自動車ユーザーに対して定期点検整備の確実な励行を指導する。

③ 重点点検の実施大型車については、ホイールの取付状態や燃料装置、車体フレームの腐食状態等の国

土交通省が選定する重点箇所に係る点検を実施するとともに、事業用自動車について、黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料ポンプ等の点検・整備を実施する。特に、別紙3の資料等を活用し、ホイール・ボルト折損による車輪脱落事故、車両火災事故、車体フレーム腐食事故防止に向けた確実な点検・整備の実施を啓発する。

④ 黒煙の排出量の多い自動車ユーザーへの点検・整備の啓発不正改造車・黒煙110番に寄せられた情報を基に、自動車ユーザーに対し、点検・整

備を促すハガキを送付し、点検・整備の必要性や重要性を啓発する。また、整備事業場に入庫した一般整備車両に対しては、自動車ユーザーの理解を得て黒煙濃度の測定、エア・クリーナ・エレメント等の点検・整備等を実施する。

⑤ 公用車の点検整備国土交通省、他省庁、地方自治体が保有する公用車について、点検・整備の実施状況

等を把握するとともに、確実な予算の確保と執行を含めた、適切な点検・整備の励行を図る。

(3)地域の実情等に即した広報・啓発活動の実施各地方運輸局等は、地域の実情等に即して必要があるときは、地域独自の実施事項を定め

ることができる。

第6 実施運営

1.国土交通省自動車局は、各地方運輸局等に対して、本運動の実施等について指示するほか、協議会及び連絡会構成団体等に対して本運動の趣旨、実施事項等を通知する。

2.各地方運輸局等は、協議会及び連絡会を構成する地方組織と協議して各地方の実情に即した実施細目を定め、本運動を推進するとともに、協議会の地方組織及び関係者に対して本運動の実施事項等について通知する。

第7 効果測定

1.次回の点検整備推進運動の企画・立案に活用するため、イベント参加者に対して全国統一のアンケートを実施する。また、協議会と連携して幅広く点検・整備に対する意識調査を実施するため、インターネットを活用してアンケートも実施する。

2.本運動終了後にその効果測定を行い、実施結果を的確に把握することにより、次回以降の運動がより効果的に実施されるよう運動内容の検証に努めるものとする。

第8 報告

1.各地方運輸局等は、全国統一強化月間の実施結果を平成30年11月末までに、地方独自強化月間の実施結果を平成31年4月末までに、国土交通省自動車局に報告する。

2.協議会及び連絡会構成団体等は、全国統一強化月間の実施結果を平成30年11月末までに、地方独自強化月間の実施結果を平成31年4月末までに、国土交通省自動車局に報告する。

(8) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/006~009 自動車点検整備 2018.08.27 10.37.06 Page 8

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プレス資料 通 達 等・「エンジンオイルの劣化による車両火災防止に向けた対策について」(平成24年7月プレス資料)

・「ブレーキ装置のメンテナンスにより事故を未然に防ぎましょう」(平成25年12月プレス資料)

・「ホイール・ベアリングの点検整備により車両火災を未然に防ぎましょう」(平成26年7月プレス資料)

・「自動車製作者等が提供する点検及び整備に関する情報に基づく確実な自動車の保守管理の実施について」(平成27年4月30日付、国自整第38号)

・ホイール・ボルト折損による大型車の車輪脱落事故が増加(平成27年8月プレス資料)

・大型自動車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故防止について(平成27年9月10日付、国自整第196号)

・ホイール・ボルト折損による大型自動車等の車輪脱落事故防止について(平成29年11月プレス資料)

・ホイール・ボルト折損による大型自動車等の車輪脱落事故防止について(平成29年11月14日付、国自整第213号)

・2月は、大型自動車等の車輪脱落事故の発生ピーク!(平成29年1月プレス資料)

・大型自動車等の車輪の脱落事故防止について(平成29年1月31日付、国自整第315号)

・事業用バス火災事故の防止の徹底について(平成28年2月プレス資料)

・事業用自動車の車両火災事故に向けた保守管理の徹底について(平成28年2月19日付、国自整第370号、国自安第254号)・バスのスプリング式補助ブレーキを備えた車両の火災事故防止の徹底について(平成28年2月19日付、国自整第365号、国自安第249号)

・デイファレンシャル・オイルの不足等にご注意ください(平成28年3月プレス資料)

・デイファレンシャル・オイル不良による火災事故防止の徹底について(平成28年3月4日付、国自安第268号、国自整第393号)

・全てのバス事業者に『バス火災事故防止のための点検整備のポイント』を通知しました(平成28年4月プレス資料)

・車両火災事故防止に向けた確実な点検整備の実施について(平成28年4月22日付、国自整第16号、国自安第6号)

・トレーラのブレーキ引き摺りによる火災にご注意!(平成28年6月プレス資料)

・トレーラ火災の未然防止に関する注意事項の周知について(平成28年6月23日付、国自審第509号、国自安第53号、国自整第73号)・バスの車両火災事故防止の徹底について(平成28年6月23日付、国自安第58号、国自整第76号)

・「三菱ふそうトラック・バス(株)製の大・中型バスについて 車両床下部の腐食に関する無料点検を速やかに受けてください」(平成28年7月プレス資料)

・三菱ふそうトラック・バスの大・中型バスの車両床下部の腐食点検について(平成28年7月26日付、国自整第127号)

-・事業用自動車の緊急点検の実施及び保守管理の徹底について(平成27年12月25日付、国自整第321号)

-・自動車の車枠・車体等の適切な点検整備の実施について(平成27年12月25日付、国自整第322号)

・「貸切バス予防整備ガイドライン」を策定しました」(平成29年3月プレス資料)

・貸切バスの確実な点検整備の実施の徹底について(平成29年3月28日付、国自整第398号)

自動車点検整備推進運動において使用する啓発資料

平成30年9月1日 (9) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/006~009 自動車点検整備 2018.08.22 09.40.02 Page 9

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点検時期点検箇所 3ヶ月点検 12ヶ月点検

走行装置 ホイールタイヤの状態 同 左ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み

ホイール・ナット及びホイール・ボルトの損傷

原 動 機 燃料装置 燃料漏れ 同 左電気装置 電気配線 接続部の緩み及び損傷 同 左制動装置 ホース及びパイプ 漏れ、損傷及び取付状態 同 左

平成30年8月公益社団法人北海道トラック協会

第1.目的

トラック輸送は、今や国民の生活や経済に不可決な存在である。一方、トラックによる交通事故は重大事故に繋がることが多く、昨年10月には脱落したスペアタイヤに起因する死亡事故も発生しており、車輪脱落事故や不具合等による事故防止をはじめ、環境面においても排出ガスによる大気汚染や地球温暖化問題への対応が求められている。さらに、日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施が義務付けられているものの、その

実施状況は必ずしも十分とは言えず、また、平成30年10月1日には車両総重量8トン以上のトラックのスペアタイヤ等が新たに3ケ月毎の定期点検項目に追加されるなど、不正改造の防止とともに、確実な点検整備の実施を徹底して行く必要がある。このため、トラック運送業界として、より確実な点検整備を目指して、公益社団法人全日本トラック協会と連携するとともに各地区トラック協会の協力のもと、全国的に統一して実施される「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開します。

第2.実施期間

本運動は1年を通じて実施される通年運動でありますが、平成30年9月1日(土)から9月30日(日)までの1ヶ月間が全国統一の「自動車点検整備推進運動強化月間」であり、本年度は、これに加え、地域事情に応じて各都道府県トラック協会が独自に設定する1ヶ月間を「地方独自強化月間」とすることから、北海道運輸局と調整した結果、既に「地方独自強化月間」に入っている地域もありますが、旭川運輸支局は8月、北見運輸支局は7月18日~8月17日までの1ヶ月間、その他の地域は10月1日(月)から10月31日(水)までの1ヶ月間を「地方独自強化月間」と設定して重点をおいて実施する。

第3.実施内容と周知方策

1.重点実施項目(1)「大型自動車に関する適切な点検・整備の実施方法についての啓発」

機関紙(トラックレポート)、北ト協ホームページ等を活用し、大型トラックのホイールの取付状態や燃料装置等の重点箇所に係る点検の実施を周知する。

(重点点検項目)

(2)「黒煙濃度に影響を及ぼす部品等の自主点検・整備の実施に関する啓発」黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプ等の点検・整備の自主的な実施について周知する。

(3)「DPF(黒煙除去フィルタ)等の後処理装置付き車の正しい使用方法に関する啓発」確実な定期点検の実施、DPFに堆積したアッシュ(灰分)の定期的な点検・清掃、低硫

黄軽油(S10)の使用、メーカー指定のエンジンオイルの使用等、DPF装着車両の正しい使用方法について周知する。

2.周知方策(1)北ト協において、北ト協機関紙「トラック・レポート」及びホームページ等により、本運

動の周知を図る。(2)各地区トラック協会において、ホームページ及び機関紙等を活用して、各地区会員事業者

等へ機会あるごと紹介と周知の徹底を図る。(3)各地区の適正化事業実施機関における事業者巡回指導の際に、各事業所へ本運動の啓発・

指導を実施して周知徹底を図る。

平成30年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」実 施 要 領

(10) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/010     自動車点検整備推進運動 2018.08.22 09.10.21 Page 10

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標記につきましては、平成30年8月15日付(中防災第18号)で、中央防災会議会長(安倍晋三内閣総理大臣)より、公益社団法人全日本トラック協会会長あてに、防災週間及び津波防災の日にふさわしい各種行事等を実施し、防災意識の高揚、防災知識の普及及び防災体制の整備に一層努めるようお願いがあり、この趣旨について周知徹底を図るよう協力依頼があった。これを受けて、平成30年8月20日付(全ト協発第265号(環))で、公益社団法人全日本トラック協会会長(坂本克己)より、当協会会長あてに、趣旨を理解されて会員事業者に周知徹底を図り、積極的な協力方の依頼文書があった。平成23年6月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、11月5日が「津波防災の日」と定

められ、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう努めることとされております。また、加えて、平成27年12月には第70回国連総会本会議で11月5日を「世界津波の日」と定める

決議が全会一致で採択され、津波の脅威について関心が高まり、その対策が進むことが期待されているところです。こうした背景を踏まえ、平成29年3月に「津波対策の推進に関する法律」の一部が改正され、津

波対策に関する国際協力の推進に資するよう配慮する旨が追加されました。

防 災 週 間

1 防災週間に関する取組み(1)実施期間

平成30年8月30日(木)から同年9月5日(水)まで2 実施主体

国、関係公共機関、地方公共団体、その他関係団体3 実施する行事等(1)実施主体は連携を強化し、より実践的な防災訓練等を行うものとする。(2)防災に関し、災害時の防災活動の実施、防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献した

団体や個人(ボランティアや企業等も含む)への表彰を行う。(3)実践的な防災行動の促進のため、次のような行事等を実施する。

○ 防災意識の向上や普及啓発の推進に係る活動○ 映画・ビデオ上映会、被災や災害対応の体験談を語る会、防災センター等における災害疑

似体験、キャンプ等による避難生活体験、防災体験ツアー、防災マップづくり体験、非常食の調理体験、その他の教育啓発活動

○ テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、広報誌、インターネット、携帯端末、コミニュテイ放送、ポスター、屋外看板、懸垂幕等多用な手段の活用による広報活動

○ パンフレット、リーフレット、災害の危険箇所や指定緊急避難場所・指定避難所等について明らかにした防災マップ等の配布

○ 標語、図面等の募集(4)行事等の実施に当たっては、災害への備えに関する事項について普及・啓発を行う。

津 波 防 災 の 日

1 津波防災の日に関する取組み「津波防災の日(11月5日)」の前後の期間(主として、10月27日(土)から11月11日(日)

までの16日間)2 実施事項等

国、地方公共団体等は、津波及び津波による被害の特性、津波に備える必要性等に関する国民の理解と関心を深めることが特に重要である。「津波防災の日」の趣旨を踏まえ、津波に対する日頃からの「備え」とさらなる防災意識の向

上を図るため、国、地方公共団体等は、「津波防災の日」の周知や、その前後の期間における津波避難訓練等の行事の実施、津波避難計画の策定など津波防災に関連した取組の推進に努めることとする。

平成30年度「防災週間」及び「津波防災の日」について

平成30年9月1日 (11) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/011     防災週間及び津波防災の日 2018.08.22 09.45.39 Page 11

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平成30年度 第1回労働委員会 議事要旨

地区 氏 名 会 社 名 出欠 地区 氏 名 会 社 名 出欠

副会長 成田 俊彦 室蘭海陸通運㈱ ○ 室蘭 吉田 一 日鋼運輸㈱ ○札幌 ◎堀川 和雄 丸北建設運輸㈱ ○ 旭川 伊藤 誠吾 日本通運㈱旭川支店 ×〃 ○清野 敏彦 ㈱ジャスト・カーゴ ○ 十勝 ○植田 伸一 ㈱タイツウ運輸 ○〃 相澤 雅樹 北海万豊運輸㈱ ○ 釧根 松實 秀樹 釧根開発運輸㈱ ○函館 田島 薫 ㈱田島運輸 ○ 北見 阿部 秀明 上渚滑運輸㈱ ×

(◎委員長 ○副委員長)

1.日 時 平成30年7月10日(火) 14時00分~2.場 所 北海道トラック総合研修センター 3階 第1研修室3.出 席 者 担当副会長 委員7名(9名中) 事務局6名

4.議 題(1)営業用貨物自動車の事故状況及び労働災害発生状況について事務局より報告。

(2)平成29年度事業実施結果について、事務局より報告。

(3)平成30年度事業の推進について事務局より資料を説明。

【労働委員】・十勝の帯広商工会議所の中で運輸・交通部会というのがあり、そこで運送業も含む、自動車業界向けPRパンフを作成し、高校向けに配布している。十勝から新卒の人を他の地方に行かせないで如何に他の地方から十勝に呼びこんで就職してもら

うかを重視しており、如何に頑張れる業界にするかという発想から始まった。各業界のところにQRコードを印字し興味があれば見てもらえるような形にしている。地元高校よりこのパンフレットを見て、是非運送業に1名入社させたいということで商工会議所

に問い合わせがあった。一つのPRということで各地区でもできることを少しずつでも積み重ねていくことが大事であ

る。北ト協は何をしなければならないか、一つのモチベーションとして考えていただきたい。

・今は女性部会も青年部会もある状況だ。なので、若い人の発想も含めた中でそういった話を進めていった方が良いと思う。事務局から青年部会と女性部会に話しをしてもらい、積極的な協力をお願いすることで進めていきたい。

委員長より閉会を宣した。

北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北北トトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委委員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部部会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状状況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況況

(12) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/012~013 北ト協委員会 2018.08.22 09.46.54 Page 12

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経営対策委員会 議事要旨

地区 氏 名 会 社 名 出欠 地区 氏 名 会 社 名 出欠

副会長 髙橋 浩日本通運㈱札幌支店

× 室蘭逢坂 拓也(代理)

(一社)室蘭地区トラック協会

札幌 ◎山本 晴夫 山光運輸㈱ ○ 旭川 ○成田 育 ㈱道央通商旭川 ○〃 ○横内 正晴 丸豊陸運㈱ ○ 十勝 竹村 勝正 ㈲たけむら ○〃 松田二三男 ㈱ニットー物流 ○ 釧根 岡村 斉 岡村運輸㈱ ×函館 木戸浦 久 東一運送㈱ ○ 北見 小林 正典 ㈱三栄通商 ○

(◎委員長 ○副委員長)

1.日 時 平成30年7月20日(金) 13時30分~2.場 所 センチュリーロイヤルホテル 3階 ルミナスA3.出 席 者 委員8名(9名中) 事務局4名

4.議 題(1)平成29年度事業の実施結果について(2)平成30年度事業の推進について(3)平成30年度女性部会全道研修会の開催について(4)営業用貨物自動車の事故状況及び交通事故防止について○ 事務局が資料を説明した。

(5)その他○ 委員が参考資料「十勝毎日新聞への全面広告掲載の周知と活用について」を説明した。○ 事務局が帯広商工会議所発刊の女性トラックドライバー活躍記事を説明した。

(委員長)高校生のインターンシップで、実績はあるのか。(事務局)2社で4名をドライバー職として採用し、入社後に準中型免許を取得させると聞いています。(委員長)インターンシップを通じて入社されても、準中型免許では大型トラックは運転出来ない。(委員)インターンシップ後、運送会社への就職が難しいため、人材確保はやり方を変えた方が良い。(委員長)インターンシップは、他の委員会や部会でも同様に問題が発生していると思う。(事務局)労働時間改善地方協議会は、官公庁と当協会が事務局で、荷主・会員事業者との適正取引や労働時間の短縮等について協議しています。全国的なパイロット事業は、平成28年度と平成29年度で100事例を情報提供しています。(委員長)デイライト運動は、毎月実施日を決めてやらないと点灯率は、変わらないと思う。また、札幌は中央バス・JRバス等で、交差点は2度止まる事をしている。バスの後ろに「2度停止します」のステッカーを貼っていて、理由は巻き込み死亡事故を起こしたからだ。○ 事務局が資料「厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、公正取引委員会との連携により実施する荷主への働きかけについて」を説明した。(委員長)昨年11月に4行政から北海道の荷主4800社宛に文書とチラシを発送した事で、今年6月に5行政と全ト協から全国の荷主6万社へチラシを配布した。この度、当協会は北海道の荷主4800社宛に別添文書とチラシを送付したいがどうか。

《委員長より議事について議場に諮ったところ、異議なく承認された。》(事務局)「女性部連絡協議会の名前を女性部会に変更したい」という意見がありました。

《委員長より議事について議場に諮ったところ、異議なく承認された。》○ 事務局が参考1「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の概要」と資料「人材確保のための業界PRについて」説明した。

(事務局)ドライバー不足での人材確保は労働委員会の所管のため、この度は労働委員会・青連協・女性部会の3者(在札の正副)の話し合いの場を設ける事をご理解ください。

《委員長より議事について議場に諮ったところ、異議なく承認された。》

平成30年9月1日 (13) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/012~013 北ト協委員会 2018.08.22 09.46.54 Page 13

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(公社)北海道トラック協会輸送秩序交通対策委員会(以下「北ト協委員会」)は、7月27日(金)にANAクラウンプラザホテル釧路において、(一社)釧根地区トラック協会輸送秩序・労働委員会との合同会議を開催しました。本会議は北ト委員会が年度毎に各地区トラック協会の関係委員会を訪問して開催しており、今年度は釧根地区での開催となりました。開催に先立ち、北ト協委員会 渡辺委員長が挨拶を行い、その後、釧路運輸支局 北條支局長よ

り「道内各地のトラック事業者の皆さまには経済発展に欠かすことの出来ない重要な役割を担っていただいております。本日の合同会議を契機としまして、輸送の秩序と安全を強く推進していただきたい。」とご挨拶をいただきました。会議では、各地区より輸送秩序向上に関する取組みについて報告を行い、地区独自の特色ある取

り組みにおいて、他地区から質問が挙がったものについて回答しました。その後の意見交換では、主に運転者の指導、及び確保の方策等について活発な意見交換が行われました。また、会議終了後は毎年9月21日から12月20日まで実施される「プロが示す交通安全運動」のポ

スターと、今年度新たに作成することになった交通事故啓発ポスター「適正な運転を阻害するあいうえおの撲滅」の選考会が行われ、右下に掲載されたポスターが採用となりました。この2枚のポスターは、上記交通安全運動実施にあわせて各地区会員の代表営業所に送付いたしますので、交通事故防止に向けた取組みにご活用ください。

北海道トラック協会輸送秩序交通対策委員会

《 北ト協委員会 渡辺委員長 》《 釧路運輸支局 北條支局長 》 やめよう危険な「あいうえお」運転

《 合同会議の様子 》 第41回プロが示す交通安全運動

釧根地区トラック協会輸送秩序・労働委員会との合同会議を開催

(14) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/014     輸送秩序交通対策委員会 2018.08.22 17.29.35 Page 14

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(公社)北海道トラック協会環境対策委員会(以下「委員会」)は、8月9日(木)にJAきたみらい玉ねぎ冷蔵施設(北見市西相内)の視察に引き続き、ホテル黒部(北見市)において、委員会会議及び(一社)北見地区トラック協会(以下「北見ト協」)との意見交換会を開催しました。玉ねぎ冷蔵施設は、今年度の収穫分からの受入が予定されている施設で、秋から春先にかけての

玉ねぎの鮮度保持と長期安定出荷の新たな拠点となります。委員会会議では以下の議題で議論され、次回委員会会議は10月30日(火)に開催することとなり

ました。議題 (1)北見地区との意見交換会について

(2)平成29年度・30年度事業の実績について(3)平成30年度事業の推進について(4)その他

意見交換会では、開催に当たって、委員会 武田委員長が挨拶を行い、その後、北見ト協 福原会長にご挨拶をいただきました。また、意見交換に先立ち、NGVインターナショナルアカデミー日本支部代表 橋本博文様とLNGによるレジリエントな新交通及び輸送システム普及戦略検討有識者会議委員 杉本雅之様を講師にお招きし、橋本様からは「天然ガス運送の可能性」について、杉本様からは「国土強靱化と天然ガス自動車(LNGとCNG)」について、それぞれ御講話をいただきました。講話後、講師への質問を皮切りに活発な意見交換が行われ、有意義な会合となりました。

北海道トラック協会環境対策委員会

《 JAきたみらい玉ねぎ冷蔵施設 視察 》《 委員会 武田委員長 》《 北見ト協 福原会長 》

《 意見交換会の様子 》 《 講話の様子 》

北見地区トラック協会との意見交換会等を開催

平成30年9月1日 (15) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/015     環境対策委員会 2018.08.27 09.39.00 Page 15

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お問い合わせ先経済産業省北海道経済産業局資源エネルギー環境部

資源・燃料課 担当:西本、古御堂札幌市北区北8条西2丁目 札幌第1合同庁舎電 話 011-709-2311(内線2640~2642)ファクシミリ 011-709-4138

北海道経済産業局資源・燃料課

あやまった荷下ろしにご注意!!~平成29年度主要違反事例から~

揮発油、軽油、灯油、重油の四種の石油製品は、「揮発油等の品質の確保等に関する法律」(以下品確法)によって、環境、健康又は安全上に問題のある石油製品が消費者に販売されないようにするため、守るべき品質規格が定められています。資源エネルギー庁では、給油所への立入検査などを通して品確法の遵守を事業者に促していま

す。平成28年度には規格に適合しない事例が全国で405件、平成29年度には375件ありました(資源エネルギー庁発表)。このうち特に影響が大きいものに関して、資源エネルギー庁では平成29年度の事例をHPで公表しています。主なものは以下のとおりでした。

(荷下ろしの際の作業ミスにより灯油タンクにガソリンが混入)・ローリー会社の運転手が灯油タンクに荷下ろしする際、バルブを閉め忘れたまま灯油タンクにガソリンを注油。ガソリンスタンドで在庫チェックをしていたところ、灯油とガソリンの在庫記録が一致しないため、コンタミの可能性を想定し販売を停止。灯油成分を分析したところ、灯油引火点が0度以下(法定規格は40度以上)であった。(タンク洗浄の不徹底により灯油タンクにガソリンが混入)・全国石油協会が実施している石油製品の試買検査において灯油へのガソリン混入を発見。当該給油所はリニューアルに伴い、タンクの貯蔵油種を変更。それに伴いタンククリーニング車により、タンク内部を抜き取り、内部洗浄の後、残油を真空ポンプにより抜き取っていたが、洗浄・抜き取りが十分ではなかった。(資源エネルギー庁ホームページアドレス)http : //www.meti.go.jp/press/2018/07/20180710004/20180710004.html

重要な規格(強制規格)に適合しない製品は、販売が禁止されており、規格に適合していないことを知りながら意図的に販売を継続するなどの悪質な事業者に対しては、刑事罰が下される場合もあります。本年5月には、道内でも苫小牧市内のガソリンスタンドにおいて、ガソリンが混入した灯油が販

売されるといった事故も発生しています。火災など重大な事故に至らなくとも石油製品が規格に適合しないこととなれば、行政機関に対し規格に適合することを客観的に証明できるまで販売ができないこととなり、その期間が長期間続くこととなれば事業機会の損失を招き、関係者は大きな損害を被る可能性があります。石油製品の荷下ろしにおいては、十分注意を払うようお願いします。

(16) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/016     あやまった荷下ろし 2018.08.22 09.10.21 Page 16

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各地区トラック協会では、「トラックの日」にちなみ、様々なイベント開催を予定しています。詳しい開催日時等については、各地区トラック協会にお問い合わせください。

協 会 名 日 時 場 所

札幌地区トラック協会

9月2日(日)

「チビッコあつまれ!読み聞かせ広場 in アリオ札幌」場所:アリオ札幌(ハーベストコート、エントツ広場)

・絵本の読み聞かせ 4ステージ・オリジナル制作絵本プレゼント・トラック搭乗死角体験コーナー 他

函館地区トラック協会

9月30日(日)

「トラック☆フェスティバル IN 函館」場所:函館地区トラック研修センター駐車場

・キャラクターショー ・反射材照射体験コーナー・トラックとの綱引き ・トラック冷凍室体験コーナー

室蘭地区トラック協会

9月22日(土)

「トラックフェスタ2018」場所:イオンモール苫小牧店内

・トラックもの知りクイズラリー ・ちびっこ縁日・トラック交通安全クイズ大会 ・キャラクターショー

十勝地区トラック協会

9月9日(日)

「チビッコ集まれ!読み聞かせ広場」場所:帯広市西2条南9丁目 ホコテン会場

・絵本読み聞かせ 2ステージ・トラックの試乗体験

10月16日(火)

「トラックの森づくり植樹式」場所:幕別町千住スマイルパーク内「旗の波で安全運転啓発」場所:幕別町千住歩道上

釧根地区トラック協会

9月23日(日)

「トラックDAYフェスタ21」場所:イオンモール釧路昭和東通正面入口前駐車場内特設会場

・キャラクターショー ・交通安全教室 ・もちまき・貨物車展示 ・運転席試乗 ・縁日 他

北見地区トラック協会

9月2日(日)

「2018トラックの日 in Kitami」場所:北見ファミリーランド

・北見ファミリーランド一日無料開放・トラック展示・わくわくお祭り広場(模擬店)等

平成30年度

各地区『トラックの日』開催予定表平成30年度

各地区『トラックの日』開催予定表

※ 旭川地区トラック協会の「来て!見て!乗って!トラックふれあいフェスティバル」は、8月18日(土)に大勢の方が参加され大盛況のうちに終了いたしました。

※ 各地区『トラックの日』開催予定表は、北海道トラック協会ホームページ〔http : //www.hta.or.jp/〕にも掲載していますので、ご覧ください。

平成30年9月1日 (17) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/017     トラックの日 2018.08.22 10.25.34 Page 17

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地 区 大会日程 場 所参加チーム数(予定)

札 幌 8月19日~26日 江別美原グラウンド他 120チーム

小 樽 8月18日~19日 小樽市望洋サッカー・ラグビー場 16チーム

千 歳 8月18日~19日恵庭市ルルマップ自然公園ふれらんど多目的運動広場

10チーム

空 知 8月18日~19日 三笠陸上競技場サッカー場 14チーム

北空知 8月18日~19日 新十津川町ふるさと公園 8チーム

函 館 8月19日~25日 八雲遊楽部公園 31チーム

室 蘭 8月18日~19日 登別市鷲別小学校 17チーム

苫小牧 8月18日~19日 苫小牧市緑ヶ丘公園サッカー場 21チーム

旭 川 8月18日~19日 東川ゆめ公園他 34チーム

道 北 9月2日 名寄市・日進健康の森多目的広場 4チーム

宗 谷 8月18日~19日 稚内富士見球技場 5チーム

十 勝 8月18日~25日 十勝川河川敷サッカー場 37チーム

釧 路 8月25日~26日 釧路市音別町運動公園 16チーム

根 室 8月25日 別海町営陸上競技場 9チーム

網 走 8月25日~26日 北見モイワスポーツワールド 21チーム

トトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトララララララララララララララララララララララララッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッックククククククククククククククククククククククク協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協協会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯杯第30回 全道少年団(U‐11)サッカー大会についてこのサッカー大会は、今年で30回を数え、北海道トラック協会では平成7年度(7

回大会)より冠大会として実施しており、トラック協会杯としては今年で24回目の開催となります。今年は、下記の日程で道内363チームが全道大会の出場を目指して地区予選を戦い

ます。全道大会は9月15~17日の日程で札幌市東区『札幌サッカーアミューズメントパー

ク』で開催されます。

(18) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/018     全道サッカー少年団 2018.08.22 10.45.33 Page 18

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平成30年4~6月期の日銀短観(業況判断指数)は、原油等の原材料価格上昇によるコストアップ要因により、製造業(大企業)の業況判断指数は2四半期連続で悪化した。こうしたなか、トラック運送業では運賃・料金の水準が「一般貨物」19.0(前回12.2)、「宅配

貨物」76.9(前回41.7)、「宅配以外の貨物」64.8(前回54.0)と回復基調で推移したものの、燃料価格上昇、労働力不足に伴う人件費上昇等の費用負担増の影響を受け、経常損益は悪化した。その結果、景況感の判断指標は▲14.7となり、前回(▲3.0)から11.7ポイント悪化となった。なお、今後の見通しは、労働力不足や燃料価格上昇等が来期も継続して影響し、経常損益は一

段と悪化することが見込まれるため、景況感の判断指数は今回から4.9ポイント悪化し、▲19.6となる見込みである。

業界の景況感:今回(平成30年4月~6月期)の概要と今後の見通し

◆今回の状況業界の景況感は、「好転」とした事業者は17.2%(前回24.0%)、「悪化」とした事業者は29.0%

(前回25.1%)で、判断指標は▲14.7となり、前回(▲3.0)から11.7ポイント悪化となった。◆今後の見通し業界の景況感の今後の見通しは、▲19.6(今回▲14.7)と4.9ポイント悪化する見込みである。

共通の概況①:今回(平成30年4月~6月期)の状況と今後の見通し

◆今回の状況・実働率は▲3.0(前回1.7)と4.7ポイント悪化、実車率は▲2.0(前回▲0.7)と1.3ポイント悪化し、前回と比較して輸送効率は悪化した。

平成30年4月~6月期の結果がまとまりましたので、お知らせします。

前回から11.7ポイント悪化!

速報トラック運送業界の景況感(平成30年4月~6月期)

平成30年9月1日 (19) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/019~021 景況感(速報) 2018.08.22 17.32.34 Page 19

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・採用状況は▲6.4(前回▲7.5)と1.1ポイント上昇し、採用状況が好転したことから、雇用状況(労働力の過不足)は88.9(前回91.2)と2.3ポイント低下し、不足感が弱まった。

◆今後の見通し・実働率は▲3.4(今回▲3.0)と0.4ポイント悪化、実車率は▲3.7(今回▲2.0)と1.7ポイント悪化するなど輸送効率は悪化する見込みである。

・採用状況は▲11.3(今回▲6.4)と4.9ポイント悪化することから、雇用状況(労働力の不足感)は100.8(今回88.9)と11.9ポイント上昇し、不足感が強まる見込みである。

共通の概況②:今回(平成30年4月~6月期)の状況と今後の見通し

◆今回の状況・所定外労働時間は▲15.5(前回▲7.0)と8.3ポイント減少し、貨物の再委託(下請運送会社への委託割合)は4.9(前回5.7)と0.8ポイント減少した。・宅配、宅配以外貨物の営業利益は改善したものの、一般貨物の営業利益が悪化したことから、経常損益は▲17.9(前回▲11.1)と6.8ポイント悪化、経常損益の水準は落込みを見せた。

◆今後の見通し・所定外労働時間は▲15.3(今回▲15.5)と0.2ポイント増加する見込みであり、貨物の再委託は4.6(前回4.9)と0.3ポイント減少する見込みである。

・経常損益は、労働力不足や燃料価格上昇等の影響から、▲23.9(前回▲17.9)と6.0ポイント悪化し、経常損益の水準はさらに落込む見込みである。

一般貨物:今回(平成30年4月~6月期)の状況と今後の見通し

◆今回の状況・一般貨物では、輸送数量は▲2.8となり、前回(3.1)から5.9ポイント悪化したものの、運賃・料金の水準は19.0(前回12.2)と6.8ポイント改善したことから、営業収入(売上高)は▲0.4に踏みとどまり、前回(8.6)から9.0ポイント悪化した。

・営業利益は「減少」とする事業者が36.2%、「増加」とする事業者が18.6%で、判断指標は▲22.0となり、前回(▲11.7)から10.3ポイント悪化した。

◆今後の見通し・一般貨物では、輸送数量が▲4.4(今回▲2.8)と1.6ポイント悪化し、運賃・料金の水準も17.6(今回19.0)と1.4ポイント悪化することから、営業収入(売上高)は▲5.1(今回▲0.4)と4.7ポイント悪化するため、営業利益は▲24.3(今回▲22.0)と2.3ポイント悪化の見込みである。

宅配貨物:今回(平成30年4月~6月期)の状況と今後の見通し

◆今回の状況・宅配貨物では、輸送数量が「減少」とする事業者は34.6%、「増加」とする事業者は15.4%で、判断指数は▲30.8となり、前回(▲12.5)より18.3ポイント悪化したものの、運賃・料金の水準は76.9(前回41.7)と35.2ポイント改善した結果、営業収入(売上高)は「減少」とする事業者が34.6%、「増加」とする事業者が23.0%で、判断指標は▲11.5となり、前回(▲20.8)よりも9.3ポイント改善した。・営業収入(売上高)の改善が寄与した結果、営業利益は「減少」とする事業者が34.6%、「増加」とする事業者が23.1%で、判断指標は▲15.4となり、前回(▲54.2)よりも38.8ポイント改善した。

◆今後の見通し・宅配貨物では、輸送数量が▲38.5(今回▲30.8)と7.7ポイント悪化し、運賃・料金の水準も57.7(今回76.9)と19.2ポイント悪化することから、営業収入(売上高)は▲19.2(今回11.5)と7.7ポイント悪化、営業利益は▲23.1(今回▲15.4)と7.7ポイント悪化する見込みである。

(20) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/019~021 景況感(速報) 2018.08.22 17.32.34 Page 20

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宅配以外の特積貨物:今回(平成30年4月~6月期)の状況と今後の見通し

◆今回の状況・宅配以外貨物では、輸送数量が「減少」とする事業者は23.9%、「増加」とする事業者は33.8%で、判断指数は7.0となり、前回(16.0)から9.0ポイント悪化したものの、運賃・料金の水準は64.8(前回54.0)と10.8ポイント改善した結果、営業収入(売上高)は「減少」とする事業者が12.7%、「増加」とする事業者が43.6%で、判断指標は32.4となり、前回(30.0)から2.4ポイント改善した。

・営業収入(売上高)の改善が寄与し、営業利益は「減少」とする事業者が18.3%「増加」とする事業者が39.4%で、判断指標は23.9となり、前回(12.0)から11.9ポイント改善した。

◆今後の見通し・宅配以外貨物では、輸送数量が2.8(今回7.0)と4.2ポイント悪化し、運賃・料金の水準も46.5(今回64.8)と18.3ポイント悪化することから、営業収入(売上高)は31.0(今回32.4)と1.4ポイント悪化、営業利益は9.9(今回23.9)と14.0ポイント悪化する見込みである。

事業者特性別の特徴①:規模別・品目別 業界の景況感

◆規 模・大規模事業者:2.9(前回10.6)と7.7ポイント悪化、今後は▲5.8と8.7ポイント下げる見通し。

・中規模事業者:▲15.4(前回1.3)と16.7ポイント悪化、今後は▲17.5と2.1ポイント下げる見通し。

・小規模事業者:▲22.7(前回▲16.4)と6.3ポイント悪化、今後は▲29.6と6.9ポイント下げる見通し。

◆品 目・「消費関連貨物」:▲13.4(前回▲17.3)と3.9ポイント改善、今後は▲23.1と9.7ポイント下げる見通し。

・「建設関連貨物」:▲32.0(前回▲2.9)と34.9ポイント悪化、今後は▲35.0と3.0ポイント下げる見通し。

・「機械関連貨物」:▲1.5(前回20.9)と22.4ポイント悪化、今後は▲4.5と3.0ポイント下げる見通し。

・「その他貨物」:▲14.8(前回▲3.0)と11.8ポイント悪化、今後は▲15.9ポイント下げる見通し。

事業者特性別の特徴②:地域別・事業形態別 業界の景況感等

◆地 域・一般貨物について景況感を地域別にみると、全ての地域で水準を下げている。・来期(平成30年7月~9月期)の景況感は、北海道、東北は同水準で推移する見込みであるが、関東、北陸信越、中部、近畿、中国、四国、九州は水準を下げる見込みである。

◆事業形態別・「一般貨物」「宅配貨物」「宅配以外貨物」の全てにおいて、労働力の不足感は弱まる傾向となったが「一般貨物」と「宅配以外貨物」において実働率及び実車率(輸送効率)が悪化したことから経常損益及び景況感は悪化した。来期見通し(平成30年7月~9月期)は労働力の不足感が一層強まり、燃料コスト上昇等による経費の増加が見込まれることから、全てにおいて経常損益は悪化する見込みである。

・今回の景況感は、「一般貨物」と「宅配以外」で悪化し、「宅配」のみ改善した。今後の景況感は「一般貨物」は▲20.7(今回▲15.8)「宅配貨物」は15.4(今回19.2)「宅配以外貨物」は▲5.7(今回▲4.3)と水準を下げる見込みである。

※ 詳しくは、全日本トラック協会ホームページをご覧ください。URL≫http : //www.jta.or.jp/chosa/keikyo/keikyo_pdf/keikyo1804_06.pdf

平成30年9月1日 (21) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/019~021 景況感(速報) 2018.08.22 17.32.34 Page 21

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地 方 事 務 所 名 札 幌 函 館 室 蘭 旭 川 帯 広 釧 路 北 見 合 計営 業 所 数 ※ 1,955 390 574 652 442 420 322 4,755

当 月 巡 回 件 数通 常 55 12 7 11 11 6 8 110新 規 0 0 0 0 1 1 1 3

平成30年度累計通 常 253 51 51 69 50 52 40 566新 規 11 0 9 2 3 2 1 28

区 分 重点 調 査 事 項当 月 平成30年度累計

調査件数(否)件数 調査件数(否)件数

Ⅰ.事業計画等(8項目)

1.主たる事務所及び営業所の名称、位置に変更はないか。 110 6 579 32

4.乗務員の休憩・睡眠施設の位置、収容能力は適正か。 110 8 579 41

5.乗務員の休憩・睡眠施設の保守、管理は適正か。 110 8 579 40その他 500 16 2,635 73

Ⅱ.帳票類の整備、報告等(5項目)

3.運転者台帳が適正に記入等され、保存されているか。 111 5 584 254.車輌台帳が整備され、適正に記入されているか。 109 2 577 125.事業報告書及び事業実績報告書を提出しているか。(本社巡回に限る) 85 4 412 32

その他 84 0 381 3

Ⅲ.運行管理等(13項目)

○5.過労防止を配慮した勤務時間・乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているか。

111 32 589 178

○ 7.点呼の実施及びその記録・保存は適正か。 109 21 584 1139.運行記録計による記録及び保存・活用は適正か。 101 13 537 55

○ 12.特定の運転者に対して特別な指導を行っているか。 78 45 408 206

○ 13.特定の運転者に対して適性診断を受けさせているか。 79 34 411 146

その他 788 28 4,157 190

Ⅳ.車両管理等(5項目)

4.日常点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか。 109 2 583 34

○5.定期点検基準を作成し、これに基づき適正に点検・整備を行い、定期点検整備記録簿等が適正に保存されているか。

110 21 581 97

その他 319 6 1,676 23

Ⅴ.労基法等(4項目)

2.36協定が締結され、届出されているか。 108 2 571 26

○ 4.所要の健康診断を実施し、その記録・保存が適正にされているか。 110 19 579 110

その他 173 6 940 35Ⅵ.法定福利(2項目)

1.労災保険・雇用保険に加入しているか。 109 2 575 82.健康保険・厚生年金に加入しているか。 108 1 578 13

Ⅶ.安全マネ 1.運輸安全マネジメントの実施は適切か。 110 36 576 227

A B C D E そ の 他 計通 常 29 37 34 6 1 3 110新 規 0 1 1 0 1 0 3そ の 他 0 0 0 0 0 0 0合 計 29 38 35 6 2 3 113率 25.7% 33.6% 31.0% 5.3% 1.8% 2.7%

累 計 161 202 161 42 10 18 594率 27.1% 34.0% 27.1% 7.1% 1.7% 3.0%

適正化事業巡回指導実施結果

北海道適正化事業実施本部平成30年7月分1.巡回件数

※営業所数については、平成30年3月末調べ

2.指導件数(調査38項目のうち‘否’の多い項目を抜粋表記、他項目はその他に集約)

○:重点項目

3.総合評価

(22) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/022     適正化(追加あり) 2018.08.22 11.31.02 Page 22

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北海道警察からのお知らせ

平成30年9月1日 (23) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/023     北海道警察からのお知らせ 2018.08.22 09.10.22 Page 23

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地区協会だより 地区協会だより

(一社)札幌地区トラック協会(会長 工藤 修二)は、7月9日(月)から7月27日(金)までの12日間をかけて事業所訪問活動を実施しました。夏の観光・行楽シーズンや産業活動の活発化で輸送繁忙期を迎える時期を捉え、各支部と連携

し、事業所訪問による運行管理の徹底と交通事故防止に対する協力要請を行なうことを目的として毎年実施しており、今年度は17支部:1,072事業所を訪問し、「交通事故抑止宣言書」・「交通安全茶」・「卓上のぼり旗」を手交しました。各支部の役員・事務局、北海道トラック交通共済協同組合の職員の皆様におかれましては、ご協

力有難うございました。

札幌地区トラック協会

1,072ヵ所の会員事業所訪問活動を実施

(24) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 24

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7月13日(金)、札幌市札幌パークホテルにて、「平成30年度(公社)全日本トラック協会 青年部会北海道ブロック大会」が開催されました。このブロック大会は、毎年、道内7地区が持ち回りで行っており、今年は札幌が担当となり開催

いたしました。「変革への挑戦~物流人としての誇りを胸に~」のメインテーマのもと行った当大会は165名の全道・全国からの青年経営者が集まって開催されました。研修会では、北海道運輸局 自動車交通部長を始め各来賓よりご挨拶を頂いた後、㈱セコマ 代

表取締役 丸谷 智保氏による「Secomaの経営戦略~地域密着のサプライチェーン~」と題して講演を行っていただきました。また研修会の最後では、今年度より作成された青年部会大会旗を次回ブロック大会開催の近畿ブ

ロック代表 谷 峰範氏に伝達しました。引き続いて交流会も開催され、札幌地区の特色を活かした催しもあり、大変有意義な大会となり

ました。

札幌地区トラック協会

平成30年度全日本トラック協会 青年部会「北海道ブロック大会」開催

《 青年部連絡協議会 会長 吉谷 隆昭 》 《 北海道トラック協会 会長 奈良 幹男 》 《 ㈱セコマ 代表取締役 丸谷 智保氏 》

《 よさこいソーラン『平岸天神』演舞 》

《 札幌地区トラック協会 会長 工藤 修二 》

平成30年9月1日 (25) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.27 09.39.43 Page 25

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(一社)札幌地区トラック協会 女性部会(部会長 埀石 勝美)は、8月4日(土)トラック輸送サービスセンター(札ト協3階)において、「事故事例検討と季節の安全対策」をテーマにした交通事故防止研修会を開催いたしました。講師は、北海道トラック交通共済協同組合の安全推進企画部長の岩泉伸吾氏をお迎えし、今年に入り道内でトラックの重大事故(労働災害含む)が立て続けに発生していることを踏まえて、ドライブレコーダーによる実際の事故映像を用いて事故を防ぐためのポイントの解説と併せて、安全運行のために十分な睡眠をとることや、車両が進む先を常に確認し、『交通事故は被害者、加害者とも一瞬で不幸な人生に変えてしまうので、油断と予断を持たず業務に励んでほしい』と、アドバイスをしていただきました。

(一社)札幌地区トラック協会(会長 工藤 修二)は、8月8日(水)、交通安全対策・労働災害防止対策の一環として、日本赤十字社の指導員2名を講師に迎え、今年度第1回目の救命講習会を開催し、12名が受講しました。いざと言う時に、家族や周りにいる人がすぐに手当てを行えば救命の可能性は高くなります。そ

のために救命隊が到着するまでの間どのような処置を行えば良いのか、適切な観察と判断、必要な知識と技術を教えて頂きました。講習内容は、1.手当ての基本(自分自身と傷病者の安全・迅速な観察と判断・通報と連絡・協力者との協働)2.一次救命処置(心肺蘇生(意識の反応・肋骨圧迫・人工呼吸)、AEDの使用法(協力者との連携・心肺蘇生を途切れさせない、止めない))3.応急手当(傷・骨折・熱中症)などを習い、より実践的な講習となりました。最後に受講者全員に救命講習修了証が交付されました。

札幌地区トラック協会

女性部会 第2回「女性経営者・管理者研修会」開催

《 北済協 岩泉部長 》

平成30年度 第1回「救命講習会」を開催

《 講 習 会 の 様 子 》

(26) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.27 10.11.29 Page 26

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「少年野球大会」を開催

「初任運転者研修会」を開催

「夏の交通安全運動・街頭啓発活動」を実施

7月15日(日)・22日(日)当協会青年部会(手繰界樹 部会長)主催の、「第18回(一社)函館地区トラック協会青年部杯」

少年野球大会を開催しました。この大会には函館市内の東部地区9チームが参加し、2日間にわたり熱戦が繰り広げられまし

た。一回戦から白熱した試合が続き、決勝戦は「高丘にれの木」対「日吉ジャイアンツ」の戦いとな

り、「高丘にれの木」が昨年度に続き連続優勝で大会を終えました、恒例の優勝チームと青年部会員との交流試合では、少年野球チームの父母からの野次と盛んな応

援の中、11対10で「少年野球チーム」が勝利し、大会の締めは大いに盛り上がりました。今年度の参加チームは、合同チームの参加により昨年に比べ2チーム増加し、昨年度までは年々

参加チームの減少が続き開催が懸念されておりましたが、関係者の努力でチーム数が増加に転じており、スポーツを通じ青少年の育成に寄与し、毎年地域で恒例となっている大会であることから、来年度以降も開催して行くこととしております。

7月14日(土)平成30年度・第2回初任運転者研修会を23社34名が出席して開

催しました。研修会は、協会専任講師の橋本氏並びに庭田氏からの運転手と

して必要な一般的な基礎知識の講義のほか、北海道警察・函館方面本部交通課の伊藤係長からの「管内での交通事故発生の現況について」の説示を戴き、函館管内の身近で発生した事故概容を、出席者は真剣に聴きいってました。

7月19日(木)函館市主催による函館西警察署管内の事業者並びに地域の町会関係者による街頭啓発活動が実施

され、当協会・交通安全推進委員他22名が「旗の波活動」へ参加しました。啓発活動実施場所は、国道5号線と227号線が交わる交通の要所で、夕方の交通量の増加する交差点において、当協会の参加者は「事故多し!!スピードダウン」の大型横断幕と「スピード注意」他のハンドプレートを掲げて、走行する車両に注意喚起を行いました。

函館地区トラック協会

平成30年9月1日 (27) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 27

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「運行管理者試験・受験対策講習会」を開催

「函館港まつり・ワッショイはこだて」へ参加

7月30日(月)今年度第一回目の運行管理者試験の受験予定者を対象に、北海

道トラック交通共済(協組)と共催で、26名が出席して受験対策講習会を開催しました。3月に実施された前回試験において、本対策講習会の受講者の

合格率は、全国平均の2倍近い実績となっており、受験者にとって試験問題の傾向他を学べる貴重な講習会であり、8月の試験での合格者増加を大いに期待しております。

8月3日(金)毎年行われ、函館の夏の一大イベントの開港159周年記念「函館港まつり・ワッショイはこだ

て」へ、啓発・広報活動の一環として5年連続で参加しました。「港まつり」事業担当の青年部会(手繰界樹 部会長)が前月下旬より準備を開始し、トラック

協会の山車らしく出場した85団体の中では、最大の山車となるトレーラを装飾して参加しました。山車には、統一標語の「トラックは生活と経済のライフライン」を掲げた大型看板を両側に付

け、また、三色の北海道新幹線カラーの下地に「安全運転!!守ろう子供と高齢者」の標語の横断幕を大型看板の下部分へ取付け、沿道約1.0kmで見物する市民に対してトラック輸送の重要性と交通安全を周知しました。トレーラは北海道新幹線塗装のトレーラヘッドが牽引し、沿道の見物客は山車が目の前を通る

時、トレーラの山車の大きさにビックリして大きな歓声が起き、見物客の中年男性からはトラック協会の毎年大きい山車を見ると元気が出るので楽しみにしており、来年以降も頑張って欲しい旨の激励の言葉を貰いました。今年の踊り手は、会員事業所の従業員・家族らが昨年より100名以上も増えて約400名が参加し、トラックの日の「109」を胸にプリントしたTシャツと協会の半被を着て、飛び跳ねる「イカ踊り」で元気なトラック協会をアピールしました。

函館地区トラック協会

(28) 第669号 平成30年9月1日

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(一社)室蘭地区トラック協会青年部会(大頭和彦 部会長)は伊達警察署・伊達市役所様のご協力のもと、7月3日(火)伊達小学校の3年生と6年生、7月6日(金)は伊達西小学校の2年生、7月18日(水)伊達市立東小学校の1年生と2年生を対象にトラックを使った交通安全教室を行いましたが、あいにくの雨により、教室でパネルを使用した左折巻き込み事故の特徴や死角についての説明をしました。また、伊達警察署の交通課担当官よりDVDを使用したクイズ形式の問題では問題の度に積極的に手をあげて発言をし、交通安全についてより一層の理解を深めて頂きました。今回学んだ事を交通安全に役立てて頂き、悲惨な事故を1件でもなくすよう努めて頂きたいと思

います。

自由民主党が地域として抱える問題について幅広い分野から意見等を聞いて政策に活かすという目的で設けている移動政調会が、7月21日(土)に蓬 殿で開催されました。室蘭地区トラック協会からは成田会長、関根専務が出席し、業界の現状と要望項目として「被け

ん引車の車検期間の延長について」、他2項目を成田会長が説明し、要望いたしました。要望に対しては、堀井学衆議院議員から、「被けん引車の問題について」は、長年の地域からの継続したご要望である。引き続き皆様の要望にかなうように、関係部局に地方から声が上がっているということをお伝えしたい。また税制の問題については、北ト協、全ト協と全体的な見通しについて勉強させていただきたいと総括しました。室蘭地区トラック協会では今後あらゆる機会をとおして地域や業界の問題、課題を要望して参り

たいと思います。要 望 項 目

1.被けん引車の車検期間の延長について1.自動車税率の見直しについて(被けん引車の自動車税を軽減)1.自動車税の納付期限の見直しについて

室蘭地区トラック協会

平成30年度子ども交通安全教室の開催(伊達小学校・伊達西小学校・伊達市立東小学校)

《 内輪差 》 《 左折巻き込み 》 《 安全クイズ 》

自由民主党第9選挙区支部の移動政調会で要望

平成30年9月1日 (29) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 17.37.08 Page 29

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自動車運送事業の安全性評価事業(Gマーク)の制度と申請の実務についてのセミナーを7月24日(火)13時30分から苫小牧のトラック研修センターで開催しました。はじめに室蘭地区トラック協会三上慈誉副会長から、「安全を高めるためにはGマーク取得が必要であり、取得率を上げていきたい。安全を次の世代に引き継ぐために是非取組んでいただきたい。またすでに認定を受けている事業所には、更に認識を深めていただきたい」と述べました。最初に北海道運輸局自動車交通部貨物課長の工藤正弘様から「Gマーク制度について」の説明をいただきました。次に、北海道適正化実施本部適正化事業部次長の一條誠弥氏からは「Gマーク事業の成立ちについて」、札幌事務所長代理の山下樹美光氏からは「Gマーク申請の実務について」、それぞれ説明があり、特に申請するうえで「落としがちな項目」と「重要なポイント」について詳しい説明がありました。今回のセミナーについては新規申請をお考えの事業者には大変良いセミナーであり、また現在取

得されている事業所については、更新するうえで再確認が出来たセミナーであったと思いました。Gマーク取得に向けて多くの事業所が積極的に取組めるような環境作りを進めてまいります。

平成28年度から始まったこの講座も今年で3年目を迎え、回を追うごとに合格率がアップしてきました。そうしたなか今年度最初の試験(8月)に向けての対策講座(全3回)が7月27日(金)と8月6日(月)、8月17日(金)に苫小牧の研修センターで開催されました。今回は、前年までの合格率の向上もあり、37名と受講者が増加しました。対策講座には苫小牧ドライビングスクールから講師をご派遣いただき、試験に出る各法令についてテキストを使っての講義となりました。参加された会員企業の皆様には絶対に合格するという意識が見え、長時間ではありましたが熱心に問題を解き、集中して解説を聞いていました。この講座に参加した受講者が全員合格出来るよう、試験日まで万全の状態で望んでもらいたいと思います。

平成30年8月18日(土)にトラックを使った省エネ運転体験研修を苫小牧ドライビングスクールで開催しました。この研修は会員事業所のドライバーが参加し、「日常の運転」と「指導を受けての運転」との比較

で燃費の改善がどうなるかを体験してもらいました。現在、燃料価格は軽油価格も含め異常なほど高値で推移しており、各社とも経営を圧迫している

現状にあります。こため、ドライバー自らが省燃費運転を実践することで経費の削減に貢献し、更に環境にも優しく、ひいては安全運転につなげることがこの研修の目的でもあります。参加者は、普段とは違う早めのシフトアップ・一定速度・エンジンブレーキの使い方を実践して

日常走行時よりも大きく燃料費を削減することが出来ました。季節や道路環境などの変化で効果も違いますが、ちょっとした気持ちを持てば、「燃料費の削減」

や「環境に優しい運転」、「交通事故防止」にもなることから、各事業所の運転者全員が実践してもらいたいと思います。

室蘭地区トラック協会

安全性評価事業(Gマーク)制度のセミナーを開催

平成30年度第一回運行管理者試験対策講座開催!!

平成30年度第二回省エネ体験研修会を開催

《 座 学 》 《 走 行 》 《 点 検 》

(30) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 17.38.50 Page 30

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《 事故防止講習会の開催 》旭川地区トラック協会(会長 湯野 信一)・北海道トラック交通共済協同組合旭川支部(支部長

老松 勝美)は、7月31日18時より旭川地区トラック研修センターにて事故防止講習会を開催しました。重大事故事例の検討と安全確認のポイントについて、北海道トラック交通共済協同組合道明主任より講話を頂戴しました。

《 運行管理者試験前講習会の開催 》旭川地区トラック協会(会長 湯野 信一)は、7月20日・8月2日・8月9日の3日間、運行

管理者試験前講習会を開催しました。運行管理者の早期での試験合格に向け約40名の参加者は合計18時間に及ぶ講習に熱心に取り組んでいました。参加者の合格を願っております。

《 ドライブレコーダー実践セミナーの開催 》旭川地区トラック協会(会長 湯野 信一)は、8月3日ドライブレコーダー実践セミナーを開

催しました。旭川地区トラック協会高橋事務局長より事故防止対策の進捗状況の説明、東京海上日動担当者よりドライブレコーダーの活用についての講話と参加者同士での情報交換を交え、大変有意義なセミナーとなりました。

日程 内容 場所・時刻3日(月) トレーラの適正な使用に係る研修会 旭川地区トラック研修センター 13:30~

12日(水) 整備管理者選任前研修 旭川地区トラック研修センター 13:30~

19日(水) 原価意識強化及び価格交渉セミナー 旭川地区トラック研修センター 13:30~

旭川地区トラック協会

旭川地区 協会だより

≪平成30年9月の主な行事予定≫

平成30年9月1日 (31) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 31

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(一社)十勝地区トラック協会(梶 竹征 会長)は、7月23日(月)全日本トラック協会 輸送事業部 部長 礎 司郎 氏を講師として、トレーラ事故防止・特車制度研修会を開催しました。初めに主催者を代表し、十勝地区トラック協会 木田副会長より「経済の発展には物流が必要不

可欠であり、その中でもトレーラの輸送効率向上と事故防止は重要な課題である。今回の研修会を参考にして安全運転、事故防止に努めて頂きたい」と挨拶をしました。研修会では、鋼材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック、交通事故の傾向と

事故事例、大型・特殊車両に係わる最近の法令・通達改正状況についての資料を用いて、特殊車両通行許可制度、トレーラの事故防止、トレーラ輸送による輸送効率向上について、説明を頂きました。当日は66名が出席し、真剣に受講していました。

(一社)十勝地区トラック協会(梶 竹征 会長)は、8月8日(水)運行管理者国家試験試験前講習会を開催しました。講習会に先立ち、奥野専務理事より「本日一日、しっかりと勉強して、試験合格に向けてがん

ばって頂きたい」旨の挨拶がありました。本講習会は、今回の運行管理者試験を受験される方のみならず、将来受験を予定している方の受

講も目的としております。未入会事業者の方も受講できるようにしており、これを機会にトラック協会の事業について理解を頂き、新規入会が増えることを願っております。講師に行政書士(札幌地区トラック協会顧問行政書士)佐々木 ひとみ 氏をお迎えし、一般貨

物自動車運送事業法、道路運送車両法、道路交通法等について、わかりやすく解説を頂きました。当日は62名が出席し、運行管理者国家試験合格に向けて、真剣に受講していました。

十勝地区トラック協会

トレーラ事故防止・特車制度研修会の開催

平成30年度第1回運行管理者国家試験試験前講習会の開催

(32) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 32

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(一社)十勝地区トラック協会(梶 竹征会長)は、自由民主党北海道第11選挙区支部(中川郁子支部長)が、7月30日(月)に帯広経済センタービルにおいて開催した、平成30年度「地域政策懇談会」に出席し、地元トラック業界の実情を訴えるとともに、各種の要望を実施しました。自民党側からは、中川郁子支部長、喜多龍一北海道議会議員、清水拓也北海道議会議員そして町

村支部長や十勝地方議員連絡協議会代表者等の15名の役員が出席し、さらに十勝総合振興局、帯広開発建設部より2名の幹部も同席して地域・団体の政策要望に真剣に耳を傾けていました。当日は、時間帯を分けて、市町村や福祉関係の団体などとの懇談も行われましたが、当協会は、

農林水産業関係団体、帯広商工会議所、帯広建設業協会そして運輸関係団体(バス、ハイヤー)、自動車関係団体とともに参加しました。十勝地区トラック協会からは木田副会長、植田副会長、戸出副会長が出席し、トラック業界の厳しい現状と実現していただきたい要望事項の2点について説明しました。はじめに、木田副会長からトラック運送業界の厳しい現状と「北海道~本州間のフェリー、RORO船利用に対する補助・助成の新設について」を要望しました。続いて、植田副会長より「北海道の高速道路利用料金の引き下げと高規格幹線道路に係る最高速度規制の緩和について」を要望しました。戸出副会長からは、西日本豪雨災害によりJR路線が一部不通となっていることから、北海道の農産物を九州まで届けることができるよう、いち早い復旧について緊急要望をしました。また、併せて、全道各地区のトラック協会では女性部会を立ち上げており、女性乗務員を確保することも目的であることから、女性が乗務員として就職できるような体制への支援を考えていただくよう要望しました。

十勝地区トラック協会

自由民主党「地域政策懇談会」において

フェリー利用に対する補助・助成制度の新設と高速料金引き下げ等を要望

《 中川支部長挨拶 》 《 当協会要望者 》

《 運輸関係団体要望者 》 《 懇談会風景 》

平成30年9月1日 (33) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 33

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(一社)十勝地区トラック協会 輸送秩序交通対策委員会(木田将実 委員長)は、8月2日(木)十勝地区トラック研修センターにおいて、「トラック追突事故防止マニュアル」活用セミナーを全日本トラック協会と共催で開催しました。冒頭、主催者を代表して、輸送秩序交通対策委員会 木田委員長より「事業用トラック事故の半

数を占める追突事故の防止に向けて、本日セミナーの内容を多くの仲間に広めていただき、事故のない安全運行をお願いしたい」と開会の挨拶をしました。引き続きセミナーに移行し、東京海上日動リスクコンサルティング㈱ 営業支援部 主席研究員

奥田啓介様の講師により、第1部では「追突事故防止マニュアル」の解説をいただきました。第2部では、5、6名のグループごとに分かれ、事故防止に対する目標の設定とその取り組みの検討についてディスカッションを行い、その内容を発表しました。当日は約60名の経営者と運行管理者等が出席し、マニュアルの解説やグループディスカッションで得たことを、自社の事故防止に活かすために真剣に取り組んでおりました。

十勝地区トラック協会

「トラック追突事故防止マニュアル」活用セミナーを開催~ Gマーク申請加点対象セミナー ~

《 木田委員長挨拶 》 《 講師の奥田啓介 氏 》

《 ディスカッション風景 》 《 取り組み発表 》

(34) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 34

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(一社)十勝地区トラック協会(梶 竹征 会長)は、8月9日(木)日本PMIコンサルティング株式会社 代表取締役・税理士 小坂真弘氏を講師としてセミナーを開催しました。初めに十勝地区トラック協会 奥野専務理事より「標準貨物自動車運送約款の変更の重要性を再

認識して頂き、適正な運賃と料金をいかに収受するか、そのための交渉方法はどうしたらいいのかについて、しっかりと学んで頂きたい」と挨拶をしました。人材確保対策が喫緊の課題であるトラック運送事業にとって、安定した輸送力を確保し、持続的

かつ収益力のある産業として発展していくためには原価を適切に把握することにより、適正運賃・料金を収受し、労働環境の改善を図ることが求められています。本セミナーにつきましては、昨年11月に改正された標準運送約款に対応した適正運賃・料金の収

受に焦点をあてて、原価計算の実践(実践編)と原価計算結果の活用(活用編)の二部構成で行いました。その中で運行ルート単位、取引先単位の原価計算、改正標準運送約款の対応(原価算出、単価表の設定など)、改正標準運送約款を踏まえた交渉事例等について詳しく講演頂きました。当日は40名が出席し、真剣に受講していました。

十勝地区トラック協会

平成30年度原価計算活用セミナー~標準貨物自動車運送約款の対応~の開催

平成30年9月1日 (35) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.27 09.40.33 Page 35

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釧根地区トラック協会青年部会(藤田 光利 部会長)は平成30年8月2日(木)、釧根地区トラック研修センターにおいて、池田一己社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 池田 一己氏を講師として招き、運送業界における働き方改革に向けた研修会を開催しました。開催にあたり部会長より「運送業という特殊な業態の中で労働時間の規制は重大な問題であるた

めこの研修会を聞き法案の施行に備えて欲しい、また、雇用の場を広げる為にも活用して頂ければ幸いです」との挨拶がありました。研修会では施行予定の法案の説明や、人材不足解消に向けた取組み、雇用に係る助成金の説明等

を受け、今後の会社経営について見直す機会となりました。

釧根地区トラック協会(工藤 誠一 会長)は平成30年8月6日(月)午前9時よりトラック研修センター2階研修室において、運行管理者試験申請者を対象とした試験対策講習会を北海道トラック交通共済協同組合 釧根支部(松實 秀樹 支部長)との共催により開催し、会員及び組合員事業所より40名の参加がありました。講師としてお招きした行政書士 佐々木 ひとみ氏が関係法令や実務上の知識等について解説、

受講者は長時間の講習となりましたが試験合格に向け真剣に取組みました。

釧根地区トラック協会

青年部会 働き方改革に向けた研修会を開催

《 藤田部会長 》 《 池田一己氏 》 《 会場風景 》

平成30年度第1回運行管理者試験 試験前講習会を開催

《 佐々木ひとみ氏 》 《 会場風景 》

(36) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 36

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一般社団法人北見地区トラック協会(福原 裕二 会長)は、平成30年8月1日(水)、北見地区トラック研修センター2階において、平成30年度第一回運行管理者試験対策予備講習を開催し、29名が出席しました。運行管理者試験対策予備講習は、平成30年8月26日(日)に行われる、運行管理者資格試験の合格にむけて、北海道トラック交通共済共同組合と合同で行ったものです。講師に札幌より行政書士の佐々木ひとみ氏をお招きし、一般貨物自動車運送事業法、道路運送車

輌法、道路交通法等の幅広い出題範囲から、要点を押さえた説明をしていただきました。参加者は、試験合格にむけて、熱心に佐々木氏の説明を聞いていました。

北見地区トラック協会(福原 裕二 会長)は、平成30年8月2日(木) 北見ハーブヒルゴルフクラブにおいて、北見地区トラック協会と北海道トラック交通共済共同組合と共催によるゴルフ大会が行われ、20名が参加しました。当日は猛暑の中、参加者は和気藹々とプレーを楽しんでいました。優勝は株式会社 カネタカ幸村商産の幸村 隆之氏で、大会終了後に表彰式が行われました。

北見地区トラック協会

平成30年度第一回運行管理者試験対策予備講習を開催

《 佐々木講師 》 《 受講状況 》

平成30年度北見地区ゴルフ大会を開催

《 ゴルフ大会の様子 》 《 表彰式 》

平成30年9月1日 (37) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/024~037 地区協会だより 見出変更 2018.08.22 16.13.35 Page 37

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陸災防だより 陸災防だより

点検競技の様子 運転競技の様子

去る8月4日(土)、北海道トラック総合研修センターにおいて第33回全国フォークリフト運転競技北海道予選会が開催されました。競技参加者は全道各地から15名が集まり、参加者はいずれも白熱した競技を繰り広げていました。競技の結果は、全ての競技で高得点をマークした大城 稔選手が優勝し、準優勝には河原木 一弥選手

が入りました。優勝者、準優勝者および各競技の最高得点者は次の通りです。優勝 大城 稔 氏(日本通運㈱札幌コンテナ支店)準優勝 河原木一弥 氏(日本通運㈱釧路支店)学科競技最高得点者 佐藤 正庸 氏(日通札幌運輸㈱砂川支店)運転競技最高得点者 杉浦 知宏 氏(日通帯広運輸㈱)点検競技最高得点者 嘉信 智一 氏(北旺運輸㈱)

なお、優勝者の大城 稔選手には、9月23日(日)に愛知県で行われる第33回全国フォークリフト運転競技会に北海道代表として出場していただきます。大城選手のご健闘をお祈りいたします。

後列左より、運転競技最高得点 杉浦 知宏(№5)、学科競技最高得点 佐藤 正庸(№12)、点検競技最高得点 嘉信 智一(№3)

前列左 優勝 大城 稔、右 準優勝 河原木 一弥

第33回全国フォークリフト運転競技北海道予選会開催される

(38) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/038~039 陸災防だより 2018.08.22 16.18.08 Page 38

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平成30年度

フォークリフト荷役技能検定2級試験のご案内陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)では、平成27年度より、フォークリフト荷役技能検

定を実施しております。この検定制度は、フォークリフト運転技能講習修了者等を対象として、より安全で正確かつ迅速な作業を評価・認定し、労働災害の防止に寄与することを目的としています。平成30年度の検定2級試験を以下により実施いたします。多数のフォークリフト運転者の皆様のご参加をお待ちしています。

☆ フォークリフト荷役技能検定(2級)フォークリフト運転技能講習修了後3年程度のフォークリフトによる荷役作業の実務経験を有す

る中級のフォークリフト運転者を基準として技能検定を実施します。技能検定試験は、学科試験及び技能試験(点検試験・運転試験)で行います。

☆ 受検資格フォークリフト運転技能講習修了後、2年以上の実務経験を有する者

~荷役技能検定試験の実施内容~

1 開催日時平成30年10月10日(水)

2 開催場所スミセキ・コンテック㈱ 北広島市北の里57-2

3 試験科目と合格基準A.学科試験(300点) 荷役作業一般、関係法令及びフォークリフトの走行・荷役・力学につ

いての基本的な知識(計50問)B.点検試験(200点) 作業開始前点検(43項目)の各項目について点検を行うC.運転試験(500点) 所定の運転コースで適切な走行、運搬、積卸し作業を行う4 合格基準A.合格者は学科試験及び実技試験(点検・運転)のいずれにも合格した者(1)学科試験の合格者は、学科試験の点数が満点の80%以上の者(2)実技試験の合格者は、点検試験と運転試験の合計点数が80%以上で、かつ点検試験の点数

及び運転試験の点数がいずれも60%以上の者5 受検費用A.学科試験受検手数料 5,400円(税込)B.実技試験受検手数料 21,600円(税込)

6 検定の更新検定の合格者には、有効期間を記載した合格証を交付します。合格証は、5年毎にフォークリフト運転業務従事者教育を受講いただくことを条件に更新いたします。

7 検定の詳細陸災防(本部)ホームページの「フォークリフト荷役技能検定」ページからご覧いただけます。http : //www.rikusai.or.jp/public/ginou-kentei/

8 受検申込陸災防(本部)ホームページ(上記アドレスに同じ)より、受検申請書をダウンロードし、必要事項を記載のうえ、陸災防北海道支部宛FAX(011-521-5810)または郵送にてお申込みください。

9 定員20名札幌市中央区南9条西1丁目 北海道トラック総合研修センター内

陸上貨物運送事業労働災害防止協会 北海道支部TEL011-511-9795 FAX011-521-5810

平成30年9月1日 (39) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/038~039 陸災防だより 2018.08.22 16.18.08 Page 39

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[軽油]燃料状況調査表 [軽油]燃料状況調査表 価格交渉に活用を

件 

価 格

136円台

100円台

102円台

101円台

103円台

104円台

105円台

106円台

107円台

108円台

109円台

110円台

111円台

112円台

113円台

114円台

115円台

116円台

117円台

118円台

119円台

120円台

121円台

122円台

123円台

124円台

128円台

129円台

130円台

132円台

0

2

4

6

8

10

12スタンドローリー

全道:前月 (B) 117.20 108.54 98.50 136.75 118.24 104.20

全道:前年同月(C) 95.71 87.31 81.00 124.00 96.71 84.50

区分

地区別

ロ ー リ ー 買 ス タ ン ド 買

最高 平均 最低 最高 平均 最低

札 幌 117.53 109.44 107.05 136.75 118.65 108.46

函 館 116.23 110.43 105.76 136.21 118.70 109.75

室 蘭 115.20 105.85 103.00 123.30 112.59 104.20

旭 川 116.20 110.46 106.50 136.80 124.44 115.20

十 勝 110.62 107.85 106.00 129.00 118.89 114.50

釧 根 113.50 106.13 100.50 119.50 116.50 111.00

北 見 111.91 108.08 103.36 116.34 113.95 110.00

全 道(A) 117.53 108.63 100.50 136.80 118.38 104.20

全道:前月比 【A‐B】 +0.32 +0.09 +2.00 +0.05 +0.14 0.00

全道:前年同月比【A‐C】 +21.82 +21.32 +19.50 +12.80 +21.68 +19.70

平成30年7月末日 現在単位=リッター当り円(消費税含む) ※調査対象事業者91社

価格の分布

(40) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/040     軽油燃料状況調査表 2018.08.22 16.34.28 Page 40

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トラック協会会員の車両登録状況

小 型 車 普 通 車 牽 引 車 被 牽 引 車 合 計

車両数 前月比 車両数 前月比 車両数 前月比 車両数 前月比 車両数 前月比

札幌地区 757 3 19,595 48 2,351 25 6,140 3 28,843 79

函館地区 184 2 3,472 9 214 -1 312 0 4,182 10

室蘭地区 188 5 3,234 7 2,278 2 11,787 4 17,487 18

旭川地区 227 2 5,546 20 891 14 1,207 3 7,871 39

十勝地区 209 3 3,750 74 994 17 1,677 2 6,630 96

釧根地区 113 1 3,384 12 1,212 -3 3,589 18 8,298 28

北見地区 87 2 2,945 -6 508 1 811 3 4,351 0

合 計 1,765 18 41,926 164 8,448 55 25,523 33 77,662 270

処 分 内 容月 日 内 容 処分事業者数 使用停止延日車数 違 反 条 件

7月10日 事業計画違反 1社事業停止7日70日車

貨物自動車運送事業法第9条第1項

7月23日 事業計画違反 1社 100日車※ 貨物自動車運送事業法第9条第1項

7月23日 点 呼 不 適 切 1社 60日車※ 貨物自動車運送事業法第17条第4項

7月23日 過 積 載 1社 20日車 貨物自動車運送事業法第17条第3項

7月23日 過 積 載 1社 30日車 貨物自動車運送事業法第17条第3項

7月23日 点 呼 不 適 切 1社事業停止30日80日車※

貨物自動車運送事業法第17条第4項

7月23日 運行記録未記載 1社 10日車 貨物自動車運送事業法第17条第4項

計 7社 370日車

※印は会員外事業者

下表は、平成30年7月末日の各地区トラック協会会員の車両登録状況を北ト協パソコンネットワークシステムにより集計したものです。(前月より270両増加しています。)

(単位:台)

一般貨物自動車運送事業者に対する行政処分

平成30年9月1日 (41) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/041     車両登録状況 2018.08.22 16.39.28 Page 41

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交通事故統計 交通事故統計

違反別

区分

酒酔い

最高速度

追越し等

歩行妨害

信号無視

一時停止

過労

安 全 運 転 義 務 違 反 他・不明

合 計操作不適 前方不注視 動静不注視 安全不確認 その他

事業用貨物 0 0 0 0 1 0 0 0 3 0 1 0 5 10

全死亡事故 4 9 3 6 6 4 0 8 32 3 4 0 17 96

類型別

区分

人×車両

自転車×車両

車 両 相 互車両単独・踏切 合 計

正 面 衝 突 追 突 出 会 い 頭 そ の 他 小 計

事業用貨物 2 1 0 2 1 4 7 0 10

全死亡事故 29 5 19 3 8 11 41 21 96

□ 交通死亡事故死者数(第一当事者違反別)

□ 交通死亡事故死者数(事 故 類 型 別)

7月中に、事業用トラックが、業務中に第一当事者となった死亡交通事故の発生は0件0人で、今年に入り累計で6人となっており、前年同時期対比で±0人という結果です。また、道内全体の7月中の死者数は13人で今年に入り累計で75人となり、前年同時期対比±0という結果になっています。下表は、過去5か年、9月中の累計死者数で、死亡事故を違反別、事故類型別に見たもので、

全死亡事故の違反別、事故類型別の傾向と合わせて交通事故防止上の参考としていただきますが、事業用トラックの過去5か年9月中の死者数は10人という発生状況であるため、表では示されていないデータもありますが、過去5か年の全道の人身事故発生状況を参考に事故防止を図ってください。○ 死者数の累計比では+4人で、人身事故では157件で累計比は+24件です。○ 人身事故の第一当事者違反別では、前方不注視が58人、安全不確認が28人と多くなっています。○ 事故類型別では、車両相互の追突が72人、自転車対車が21人、その他が33人と多くなっています。○ 道路別発生では、国道で73人、市町村道で46人、道道が32人となっており、地形別発生では、市街地での発生が111人と多く、市街地交差点が79人で約50.3%を占めています。○ 第一当事者年齢別では、50歳代が39人、30歳代と40歳代がそれぞれ38人です。○ 人身事故の時間帯発生では、午前6時から午後6時までの間が124件と全体の約79%です。

1 過去5か年、9月中の交通死亡事故の主な特徴(全道96人)65歳以上の死者は、高齢者が52人(54%)で、その内35人は75歳以上であります。道路別では、国道が44人、道道が27人、市町村道が24人と多く発生しています。また、地形別では、市街地の交差点が31人(32%)と一番多く発生し、非市街地のカーブが24人(25%)非市街地の直線が16人(17%)と多く発生しています。違反別では、前方不注視が32人(33%)で最も多く、次いでその他が15人(16%)発生しています。事故類型別では、人対車両が29人(30%)、車両単独が21人(22%)、次いで正面衝突が19人(20%)と多く発生しています。時間帯別では、突出した時間帯はありませんが、18時~20時が12人(13%)と多く発生しています。

2 9月の事故防止のポイント~「あいうえお」(焦り・怒り・うっかり・エゴ・おごり)撲滅!○ 郊外の直線道路・カーブでの速度の出し過ぎ・前方不注視、交差点での安全不確認、市街地交差点での安全不確認による事故防止。○ 特に夕方の18時以降の帰宅時間帯に多発しますので、運転に集中して、間違っても携帯、スマホ等を見て、前方不注視・安全不確認にならないようにしてください。○ 市街地交差点での右左折時は確認の上に確認をする「確認運転」を励行してください。

「一時停止は2度停止!」~2度確認!・「車間距離は4秒間!」

ポイント1 デイ・ライト運転(昼間前照灯点灯)の愚直な実践!ポイント2 適正な運転を阻害する「あ・い・う・え・お」の撲滅!

~「あせり・いかり・うっかり・エゴ・おごり」の無いように!~

(42) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/042~043 交通事故統計 ワンポイン 2018.08.27 09.41.06 Page 42

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大型車の左折、バックミラーに映らない死角有り!

月年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 計

25年月計 8 8 13 10 9 18 17 18 23 23 17 20累計 8 16 29 39 48 66 83 101 124 147 164 184 184

26年月計 9 10 11 12 19 15 10 18 24 16 16 9累計 9 19 30 42 61 76 86 104 128 144 160 169 169

27年月計 8 8 10 17 17 16 12 27 17 19 17 9累計 8 16 26 43 60 76 88 115 132 151 168 177 177

28年月計 9 12 8 14 9 10 13 13 15 19 22 14累計 9 21 29 43 52 62 75 88 103 122 144 158 158

29年月計 6 4 13 7 11 17 17 14 17 16 15 11累計 6 10 23 30 41 58 75 89 106 122 137 148 148

30年月計 17 10 6 3 20 6 13累計 17 27 33 36 56 62 75 75

月年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 計

25年月計 0 1 0 1 0 0 0 1 1 2 2 1累計 0 1 1 2 2 2 2 3 4 6 8 9 9

26年月計 1 0 2 0 0 0 1 2 2 2 1 1累計 1 1 3 3 3 3 4 6 8 10 11 12 12

27年月計 0 2 0 2 1 0 1 2 2 0 2 0累計 0 2 2 4 5 5 6 8 10 10 12 12 12

28年月計 3 2 2 1 2 0 0 1 2 4 1 3累計 3 5 7 8 10 10 10 11 13 17 18 21 21

29年月計 1 0 3 0 0 2 0 0 2 0 0 2累計 1 1 4 4 4 6 6 6 8 8 8 10 10

30年月計 1 2 0 1 1 1 0累計 1 3 3 4 5 6 6 6

地区年別

札 幌 函 館 室 蘭 旭 川 十 勝 釧 根 北 見 会員計 会員外 合 計

25 年 3 2 0 0 0 1 1 7 2 926 年 9 0 0 1 1 0 0 11 1 1227 年 6 2 1 1 0 1 0 11 1 1228 年 6 0 3 1 2 4 1 17 4 21

平成30年7月31日現在29 年 1 2 1 0 0 1 0 5 1 630 年 1 1 3 0 0 0 0 5 1 6増 減 数 0 -1 2 0 0 -1 0 0 0 0

道 内 死 亡 事 故 平成30年7月31日現在

事業用トラックによる死亡事故

死亡事故の地区別内訳

ワンポイント交通事故防止30-⑧

適正な運転を阻害する「あ・い・う・え・お」の撲滅~あせり・いかり・うっかり・エゴ・おごり~

平成30年9月1日 (43) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/042~043 交通事故統計 ワンポイン 2018.08.22 16.45.07 Page 43

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(44) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/044     広告(旭川ハーフマラソン 2018.08.22 16.46.14 Page 44

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業務日誌開催月日 開 催 会 議 名 及 び 会 議 議 題 開 催 場 所

7月24日 北ト協・安全性評価事業(Gマーク)制度セミナー 室蘭地区研修センター

7月27日 北ト協・輸送秩序交通対策委員会・合同会議 ANAクラウンプラザホテル釧路

7月30日 全ト協・経営改善・情報化委員会 (公社)全日本トラック協会

8月9日北ト協・環境対策委員会・北見地区トラック協会と

の意見交換会ホ テ ル 黒 部

8月20日 適正化事業業務検討委員会(~21日) (公社)全日本トラック協会

平成30年9月1日 (45) 第669号

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/045     業務日誌 2018.08.22 16.52.24 Page 45

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(46) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/046     トラックメイト(広告) 2018.08.22 09.10.23 Page 46

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平成30年9月1日 (47) 第669号

札幌トラックステーション 苫小牧トラックステーションかつてん 新さっぽろ店 かつてん ウトナイ店

所在地/札幌市厚別区厚別東5条1丁目国道12号線沿い札幌市内中心部より旭川方面に約12km

各施設営業時間休憩室 ………………9:00~17:00

かつてん ……………10:00~22:00

所在地/苫小牧市ウトナイ北11丁目11番33号国道36号線沿い苫小牧中心部より札幌方面に約10km各施設営業時間休憩室…………………9:00~17:00かつてん………………10:00~21:00

お問い合わせは運行情報センター

TEL 011-897-9101FAX011-898-4919かつてん新さっぽろ店

TEL 011-807-3333

お問い合わせは運行情報センター

TEL 0144-55-7491FAX0144-55-7509かつてんウトナイ店

TEL 0144-53-1818

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/047     ステーション かつてん 2018.08.22 09.10.23 Page 47

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(48) 第669号 平成30年9月1日

     175線/トラックレポート_2018年/09月号 CTP 本文 マット/048     トラック事業グループ保険 2018.08.22 09.10.23 Page 48