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平成21年度先導的地域情報システムの調査・開発事業
地域産業・資源の活性化・活動支援システムに関する開発、調査・研究
横浜市「放送コンテンツのイベント連携配信システムの開発」
開 発 報 告 書
平成22年3月
財団法人ニューメディア開発協会
開発事業者 株式会社ユニゾンシステムズ
目次
1. 開発テーマ ......................................................................................................2
2. 開発の目的と背景.............................................................................................2
テムの目標.................................................................................................2
3.1. 当初目標 ......................................................................................................................................... 2
4. システム導入で期待される効果............................................................................2
4.1. 定性的効果 ..................................................................................................................................... 2
6. コンテンツ開発の概要・内容説明 ....................................................................... 10
8. 事業運営体制 ................................................................................................ 17
9. 検証結果....................................................................................................... 18
9.1. 定量的結果 ................................................................................................................................... 18
9.2. 定性的結果 ................................................................................................................................... 20
3. シス
4.2. 定量的効果 ..................................................................................................................................... 2
4.3. 地域への影響・効果 ......................................................................................................................... 3
5. システム開発の概要・内容説明............................................................................4
5.1. システム構成.................................................................................................................................... 4
5.2. 開発システムの概要 ......................................................................................................................... 5
6.1. 動画コンテンツ ............................................................................................................................... 10
6.2. PC用Webコンテンツ ...................................................................................................................... 10
6.3. iPhone 用Webコンテンツ ................................................................................................................ 13
7. 開発体制....................................................................................................... 16
7.1. 各コンソーシアムメンバの役割......................................................................................................... 16
1
1. 開発テーマ 「横浜市:放送コンテンツのイベント連携配信システムの開発」
. 開発の目的と背景 元のテレビ局は、地域に根ざした情報を日々、取材・編集して視聴者へ提供しているが、今後のニ
ズとして、その膨大かつ高品質の映像素材を、放送だけでなくさまざまなメディアに流通させ、そ
が求められている。
特に、今後は、地域に根ざした情報の伝達・配信は必須の状況である。
900万人弱の人の横浜市においては、地域に特化した多種多様な情報配信には限界
rocessing System)の思想を踏襲した簡易型編成・送システムを構築し、放送局のような番組編成(番組+広告の放送)を実現することで、視聴者は
益な情報を享受することが
きる。
の目標
放送以外の他のメディアでも広告運用業務を行える。 放送コンテンツを他のメディアに流用する。
末上のサイトでアンケートなどによるイベント満足度調査を行い、回
履 設の認知度調査を実施する。 利用者数目標 ・・・・・ 視聴数 10,000件/月
・ 本サービス利用者の50%が満足 の認知度>それ以外の来場者
4.1報を提供するこ
が
増加し、「放送」の CMにとって認知度 UPにつながる 他のシステムと連携し、一つのサイトで複数の情報を同時に提供することができる。
現地へ足を運ばなければ参加できなかったことが、システムを利用することで
2地
ー
の利用価値を高めること
地デジのサービスではワンセグやデータ放送など新たなメディアが誕生しているが、
口を抱える神奈川県、同365万人がある。
放送局が運用するEDPS(Electronic Data P放
テレビ放送以外のメディアでも、テレビ局の豊富なコンテンツと最新で有
で
3 システム. 3.1. 当初目標 3.1.1. 定性的目標 システム構築により、以下を実現する
3.1.2. 定量的目標 本サービス期間中、携帯端
遊 歴や周辺施
本サービス サービス満足度 ・・・・ 周辺地域情報到達度 ・・・・・ 本サービス利用者
4. システム導入で期待される効果 . 定性的効果
エリア毎に異なる番組を同時に放送することができ、地域により適した情とができる。
「放送」の CMと新メディアの CMで同一のコンテンツを扱うことで、TV以外の露出
4.2. 定量的効果
講演会など場所を選ばずより多くの人たちが参加できる。
2
マスメディアでは放送できる内容が限られていたが、システムを利用する
と
ができる。
4.3. った「広告」を放送コンテンツの隙間に
トの活性化を実現する。
テレビのような
ことで容易に番組を放送することが可能になり、ニッチな視聴者により多くの情報を提供
できる。 テレビと比較して格安でCMを放送することができ、より多くの広告主が広告を出すこ
地域への影響・効果 小規模商店など、商圏・コストの面で実現困難だ
挿入することができ、地域活性化を実現できる ニュースや自治体情報など生活に必要な情報を提供することで、自治体イベントの活性化
地域イベン
3
5. システム開発の概要・内容説明 .1. システム構成 表1 システム全体概要図
ードサーバ
信サービス「スティッカム」を用いて生放
送にも対応するが、これについては のみの配信を行う。iPhone は端末側の仕様制限で。
3.
する リアの位置情報に応じ
て、それにマッチした情報を提供する。
5
図
アート開発 簡易EDPSサーバー Webサーバー
動画エンコードサーバー
1. 簡易 EDPSおよび簡易情報連携システム
各エリアに応じた編成・広告管理・素材管理・割付管理を行う。また放送後は視聴状況を視聴ログとして集計を行う。また、tvk殿既存の CMSと連携することで、ニュースの提供を可能にし、さらに(財)横浜開港 150周年協会の公式サイト「イベント・ナビ」と連携することで、イベント情報の提供を可能にする。
2. 簡易 EDPSIFおよび動画サーバー、エンコ 放送型コンテンツ・VOD型コンテンツ・生放送コンテンツを扱う。簡易 EDPSから送信された、動画ファイルおよびプレイリストを参照し、配信可能な状態にエンコードする。出力
先はPCおよび iPhoneを想定し、それぞれFLV形式およびMP4形式でエンコードを行う。また、E-TimesTechnology 社のリアルタイム配
PCリアルタイム配信はサポートされていないためである
Webサーバー 動画コンテンツ(放送型・VOD・生)、イベント情報、自治体情報、小規模商店情報をカテゴリに分類し管理する。コンテンツはWi-Fiネットワークログイン後の TOP、カテゴリ TOP、各コンテンツという流れで情報参照可能な構成でデザインする。各コンテンツには位置情報
を持っており、Wi-Fiネットワークが提供する端末が存在 当該エ
動画配信サーバー
WiWi 無線LAN網
WiWi認証サーバー
…
…
…
横浜ベイエリア地区
スティッカム
インターネット簡易EDPS
クライアントPC
…
(一般向け無料配信)
TVK CMS
Y150 イベントナビ
記事入力PC
生放送映像
配信用PC
インターネット
インターネット
インターネット
WiWi位置情報取得API
その他地区
イベント情報
ニュース情報・イベント情報
PC
WiWi社
ユニゾン
ETT
横浜コミュニティデザインラボ
編成情報・動画
動画
事
像
テレビ神奈川
記
生放送映
F/WSTB完了通知
File-C1
File-C1File-C2File-C1encode
FL
Quick
File-C1
time
V
File-C1
File-C1
EDPS-DB放送動画○×○×
iphone向け ポータル
PC向け ポータル
4
4. ログインサーバー(WiWi認証サーバ)
5. ネッ
Y150をカバーするネットワークで、かつ位置情報の APIを持ったネットワークとインター位置情報が提供されないため、アクセス地域に応じ
5.2. 開発システムの概要 .2.1. 動画エンコード
る。
2. エンコード機能 転送された動画ファイルから FLV形式、MP4形式、サムネイル画像へエンコードを行う。
4. 送完了通知機能
ーバからの転送が完了(スタンバイ完了)したら、どの場所にファイルを格納
ァイルの格納
場所をリンク付けする。
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが保有するサーバーを使用する。端末のアクセスするエリアの位置情報をログインサーバーが提供する
トワーク
ネットを利用する。インターネットでは
たコンテンツ提供は行わない
5
動画ファイルエンコードからスタンバイ完了までの流れ 図表2
1. 動画ファイル転送機能
EDPS システムより EDPS サーバへアップロードされたファイルを 3 分おきにエンコード
動画ファイル
ス 知
動画エンコードサーバ EDPSサーバ
サーバへ転送す
3. 動画サーバ転送機能 エンコードが完了したファイルは動画配信サーバの所定の場所へ転送する。
転
エンコードサしたか EDPSサーバへスタンバイ完了通知を行う。
5. スタンバイ完了処理 スタンバイ完了通知を受けて、EDPSに登録されている番組とその番組素材フ
タンバイ完了通
簡易EDPSサーバー
InterNet
動画エンコードサーバー 動画配信サーバー
InterNet
①バッチでファイル転送 ②受信→エンコード ③転送
④転送完了
⑤スタンバイ完了処理
5
5.2.2. ニュース・イベント配信
イベント情報統合
転送されたイベント情報は tvkCMSに一旦保持される。
3. より定期的にニュース情報およびイベント情報を簡易 EDPSサーバへ転送。
へ変換する。
図表3 イベント情報/ニュース配信の流れ
1. イベント情報転送機能
Y150 イベントナビより定期的にイベント情報を転送する。常に全てのイベント情報を転送す
簡易EDPSサーバー Webサーバー
インターネット
イベント情報
情報 イベント情報
tvk CMS
Y150イベントナビ
外部サーバ EDPSサーバ/WEBサーバ
①イベント情報転送
る。
2.
ニュース・イベント情報転送機能
tvkCMS 4. 取得情報集約
取得した情報から差分を集約し RSSとして配信可能な形式 5. 情報定期取得
作成された RSS情報を定期的に取得し、公開する。
ニュース
②イベント情報統合 ③ニュース、イベント情報転送
④取得情報集約+RSS配信 ⑤情報定期取得
6
5.2. 簡易EDPS
図表4 簡易 EDPSシステムマップ
3.
編成管理
CM契約 管理
素材管理
記事配信 管理
マスタ 管理
編成枠一覧
タイムテーブル
CM一括修正
プレイリスト作成
CM契約一覧
枠取一覧
視聴ログ
CM素材登録
CM素材割付
素材プレビュー
ログイ
TOPメニュー
ン
番組登録 本編素材登録
バナー登録
記事登録
記事承認
スポンサー登録
代理店登録
カテゴリ登録
エリア登録
ユーザ管理
アクセスポイント設定
プレイリスト作成履歴
7
1. TOP ① ログイン
ユーザ ID、パスワードを入力してシステムのログインを行います。 ②
各画面へ遷移するための基点画面になります。ユーザ権限に適したメニューを表示します。
2. 編成管理 ① 番組登録
放送する番組をを登録します。番組は放送するエリア、放送形式など指定することができます。また、同時に基本フォーマットを設 の開始相対時刻を指定します。
② 本編素材登録
番組一覧から本編素材登録画面を呼 した番組に対し、本編素材を割り付けま
す。登録時に自動的にサーバへアップロードをおこないます。
③ バナー登録
番組放送時に表示するバナー広告を割り付けます。登録時に自動的にサーバへアップローれます。
④ 枠一覧
登録した番組を編成枠に当てはめ、実際に放送する日時を決定します。 ⑤ タイムテーブル
1週間分のタイムテーブルを表示します。過去、未来のタイムテーブルを参照することもできます。
⑥ CM一括修正
ブ番組を対象に CMチャンス時間の修正を行うことができます。
⑦ プレリスト作成
入力内容の TOTAL チェックを行い、内容が正しければプレイリストを作成します。 ⑧ プレイリスト作成履歴
過去作成したプレイリストの履歴を参照できます 作成したかどうか確認する場合に使用しま
す。
3. CM① 契約一覧
CM契約の登録を行います。契約形態はタイム契約、スポット契約があります。 ② 枠取り一覧
CMの一覧を表示します。
③ ログ
視聴数の表示します。また、EXCEL にも出力することができます。
4. 素材管理 ① CM素材登録
CM素材の登録を行います。ここで登録を行うとCM素材を自動的にサーバへアップロードします。
② CM素材割付
登録した放送枠に、選択した契約と素材を割り付けます。 ③ 素材プレビュー
エンコード後の素材(本編、CM、局指定)をプレビューします。
信
ができます。
TOP メニュー
定し、本編、CM
び出し、登録
ドさ
編成
ライ
。
契約管理
CM
枠取りのした 視聴
5. 記事配① 記事登録
記事の投稿を行います。記事の場所、テキスト、画像を登録すること
8
② 記事承認
新規登録された記事の承認を行います。
6. マスタ管理 登録
② 代理
の登録、参照を行います。代理店名称、住所を登録します。
③
番組登録画面で表示されま
④
ト設定
① スポンサー
番組スポンサーの登録、参照を行います。スポンサー名称、住所を登録します。 店登録
広告代理店カテゴリ登録
番組のカテゴリ(ジャンル)を登録します。ここで登録したものは
す。
エリア登録
放送エリアの名称の登録を行います。
⑤ アクセスポイン
登録エリアと無線LANアクセスポイントとのひもつけを行います。 ⑥ ユーザ管理
EDPSユーザおよび、記事配信ユーザの登録を行います。メニュー権限の登録もここで行います。
9
6 コンテンツ開発の概要・内容説明 6.1. 動画 ン
収録、編集、編成、放送準備(スタンバイ)までの一連の作業を行う。 使用したコンテ
ーネット放送用に加工・流用し、番組コンテンツの有効活用も行う。
C 素 : 52素材
:256素材 生放送番組
6.2. http://tvk- ohama.tv/
. コ テンツ
番組の企画、動画コンテンツについては、独自に制作したものとは別に、他メディアで
ンツをインタ
M 材 番組素材
: 16番組
詳細については別紙補足資料1~3を参照 ※
PC用Webコンテンツ yok
1. 上部
①. プレーヤ EDPSで作成されたプレイリスト(放送スケジュール)を読み込み、番組/CMコンテンツをストリーミング形式で放送する。
生放送の場合は、ETT 社の提供する Stickam サービスへ接続し、ライブストリーミング形式で放送する。
放送時間の途中から視聴しても番組の頭から視聴可能。 次の番組の放送時間になると、現在視聴している番組をそのまま見続けるか、次の番組へ切り替えるか選択することが可能。
②. 番組表
当日の放送番組を表示する。
2
3
4
5
1
10
現在放送している番組は背景色をピンクで表示する。
で登録されたバナー広告素材を指定の番組の放送とあわせて表示します。
「番組表」部分をクリックすると、詳細を表示する。
③. 番組情報
現在放送している番組の内容を表示します。
④. 最新情報 お知らせなど任意の情報を表示します。
⑤. バナー広告
簡易 EDPS
11
2. 下部
⑥.
Video on Demand)機能を提供。
選択するとプレーヤーが選択したVOD素材を読み込みストリーミングを始める。
⑦. vkニュース データ放送で使用するtvkニュースの内容を表示します。
6
7
VOD放送一覧 時間放送の他に視聴者が好きな番組を好きな時間に視聴ができる VOD(
番組を t
tvk
12
6.3 iPho. ne 用Webコンテンツ http://tvk-yokohama.tv/y150/ipn/index.html 1. 時間放送(ただ今放送中)の視聴操作
用登録
①. ご利
登録した内容は Cookie として端末に保存され、次回アクセス移行は Cookie 情報を元に視聴します。
②. ポータル
WiWiネットワークのアクセスポイントからログインした場合、現在位置(アクセスポイントの位置)を表示します。
時間放送番組視聴、VOD 視聴、イベント情報閲覧、tvkニュース閲覧などここから遷移します。
③. 放送中動画再生
現在放送中の番組の詳細情報を表示します。 バナー広告を表示します。 画像をクリックすると放送が始まります。
④. 動画視聴
選択した番組を放送します。 放送終了後はレート(番組評価)画面が現れ、入力を促します。
初めてサイトにアクセスするユーザに対して簡易アンケートを行います。
者情報を取得
13
⑤. バナーリンク
簡易 EDPS で設定されたバナーを番組にあわせて表示します。クリックすると予め指定したサ
⑦. ポー
②と同じ
⑧.
のカテゴリを選択します。
. VOD番組一覧
ゴリの番組を一覧で表示します。
⑩.
バナー広告を表示します。
⑪.
を促します。
イトへ遷移します。
⑥. 番組表
当日に放送される番組を一覧で表示します。
2. VOD(動画)の視聴操作
タル
VOD カテゴリー
視聴したい番組
カテゴリ名の横には所属する番組の数を表示します。
⑨
選択したカテ
VOD動画再生
選択した動画の詳細情報を表示します。
VOD視聴
時間放送同様、選択した番組を放送し、番組終了後はレート入力
14
3. スの閲覧操作
ナビのカテゴリ情報を表示します。
イベント情報、ニュー
⑫. ポータル
②と同じ
⑬. イベントカテゴリー
Y150 イベント カテゴリ名の横には所属する記事の数を表示します。
⑭. イベント情報
選択したカテゴリのイベント情報の詳細を、情報の新しい順で表示します。
⑮. ニュース
ニュース情報を新しい順位表示します。
15
7. 開発体制 図表5 開発体制図
7.1. 各コンソーシアムメンバの役割 1. tvk(テレビ神奈川)
先導的地域情報システムの調査・開発事業の申請者。事業の主体。 番組コンテンツ企画、制作。事業 PR。 番組の編成、放送。
2. ユニゾンシステムズ
コンソーシアムの幹事。プロジェクト全体の管理。主催者、請者への報告。 簡易EDPS開発 iPhone用コンテンツ制作。
3. ニティデザインラボ 辺の地域で活動する NPO。 組コンテンツ、素材などの企画、制作、提供。
4. イン
5. と EDPSの連携(CSVデータの提供)を担当。
6. ETT
エンコードサーバ、動画配信サーバの開発と提供。 スティッカムサービスの提供
7. WiWi(ワイヤアンドワイヤレス) 横浜地区の無線 LANの提供。アクセスポイント情報の提供。
ヨコハマコミュ
横浜および周
番
フォ・ラウンジ PC用WEBコンテンツのデザインおよび製造。
アート開発 tvkの自治体情報 CMSを担当するシステム開発会社 CMS
(イータイムテクノロジー)
16
8. 事業運営体制 図
図表6 事業運営体制
17
9. 検証結果 9.1. 定量的結果 9.1.1. 視聴数(全体)
目標数 10,000 件/月には僅かに及ばず。10月までの新番組の投入に伴ない視聴数も上昇傾向にあった。しかし、12月以降の運用フェーズに入り、新番組の投入数が少なくなるに従い視聴数も
減衰傾向にある。
図表7 番組投入数と視聴率の推移
番組投入数と視聴数の推移
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月(26)
月
視聴数
0
5
10
15
20
25
30
35
番組数
視聴数
番組数
.1.1. 視聴数(エリア視聴) 8月~9月まで実施。Y150 会場、およびその周辺に無線アクセスポイントを用意したが、予想を大幅に下回る結果となる。
iPhone 視聴結果
08 月 : 6,124 件中 157 件 2.6%
9
09 月 : 8,398 件中 36 件 0.4%
18
9.1.2. 視聴傾向(番組) がら視聴”出来る番組、一部の視聴者をターゲットとした指向性の強い番組が高視聴
として特徴のある番組が指示される傾向にある。
図表8
9.1.3. 視聴傾向(時間帯) 日中~夕刻にかけてピークを迎え、徐々に減少傾向。早朝はほぼ視聴なし。 視聴時間の傾向を見て、投入する番組など取捨選択する必要がある。
図表9 視聴件数上位500番組枠の時間帯別視聴件数
BGM 的に“な傾向にある。
インターネット番組
番組別視聴件数順位
19
9.1.4. 視聴傾向(番組内)
数分以内に行うことが重要である。
図表10
9.2.1. 番組の流用
、より多くの視聴者に対し
同時に公開できるため、
また運用面でも編成からスタンバイまで1人
できることができた。
常、視聴場所が限定さ
多くの視聴者は開始3分程度で視聴をやめる。番組の特徴にも左右される。CM を挟む場合は番組開始前もしくは開始から
番組内の視聴離反傾向
9.2. 定性的結果 他のストリーミングサイトで使用している番組を当サイトでも放送を開始して配信することができた。特にインターネット番組については複数のサイトに
低コストで番組を視聴者へ提供するメリットがあった。
9.2.2. 導入・運用のしやすさ 今回企画からシステム導入まで2カ月足らずで実施。~2人で実施できるなど、通常のテレビ放送と比較すると大幅な低コストで実施
9.2.3. 場所を選ばない インターネットにつながれば放送を開始することができる特徴を活かし、通れるセミナーなどを放送することで、場所を選ばず視聴者を集める効果があった。
9.2.4. CM広告 テレビと比較して格段に安価な CM 広告料を設定し、12月から少しづつではあるがスポ
ンサーの獲得ができた。
20
発行日 平成22年3月
作 成 財団法人ニューメディア開発協会
住 所 〒112-0014 東京都文京区関口 1丁目 43番 5号 新目白ビル
電 話 03-5287-5034 FAX 03-5287-5029
開発事業者 横浜市「放送コンテンツのイベント連携配信システムの開発
[株式会社]ユニゾンシステムズ
住 所 〒810-0062 福岡市中央区荒戸 2丁目 1-5大濠公園ビル 3F
平成21年度 先導的地域情報システムの開発・調査事業
6F
地域産業・資源の活性化・活動支援システムに関する開発・調査・研究
横浜市「放送コンテンツのイベント連携配信システムの開発 開発報告書
内容の全ておよび一部を許可なく引用、複製することを禁じます。
21