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平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

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平成28年度

第14回 住宅リフォーム実例調査

報 告 書

平成 29 年 3 月

ォーム推進協議会

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Ⅰ.調査の概要

目 次

Ⅰ.調査の概要 ............................................................................................................ 1

Ⅱ.調査結果の分析 ..................................................................................................... 3

Ⅲ.調査結果 ................................................................................................................ 9

1.結果の概要 ........................................................................................................ 9

2.調査結果の詳細 ............................................................................................... 15

1. 世帯・住宅の基本属性 .................................................................................. 15

(1) 施主の世帯属性 ......................................................................................... 15

(2) 住宅の基本属性 ......................................................................................... 18

2. リフォーム工事の概要 .................................................................................... 23

(1) 工事の種類 .................................................................................................. 23

(2) リフォーム工事の目的 ................................................................................. 25

(3) リフォーム工事の内容 ................................................................................. 32

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ........................... 39

(1) リフォームの金額 ........................................................................................ 39

(2) リフォーム資金の内訳 ............................................................................... 42

(3) 支援施策の活用状況 .................................................................................. 46

4.リフォーム事業者の概要 ................................................................................ 55

(1) リフォーム工事の実施状況、所在地 ........................................................... 55

5.住宅支援策等に対する事業者の意識 .............................................................. 56

(1) リフォーム工事に関する税制優遇措置について .......................................... 56

(2) 経営環境について(職人等の充足状況) ............................................................... 60

(3) その他(インスペクションガイドラインの認知、リフォーム瑕疵保険、契約書式) ....... 61

Ⅳ.資料・調査票 ....................................................................................................... 64

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-

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Ⅰ.調査の概要

- 1 -

Ⅰ.調査の概要

1.調査の目的及び概要

本調査は、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたものである。今年度は、平

成 15 年度から継続して実施している“住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケー

ト調査(調査票A)とともに、リフォーム事業者の“住宅リフォーム支援策の利用状況や意向等”

についてのアンケート調査(調査票B)を併せて実施した(調査票Bの実施は、平成 21 年度、

平成 23 年度~平成 27 年度に続き 7 度目の実施である)。

調査の項目・内容は、前回の調査票から部分的な見直しを行っており、今年度は、「リフォー

ム工事前後のキッチン、浴室、トイレ、玄関の変更箇所数」の質問を新たに加えた。

2.調査の方法

当協議会会員団体を通じて、各団体所属事業者に 2 種類のアンケート票(調査票A、調査票B)

を配布し、郵送・FAX・E-mail で回答を得た。

① 調査依頼団体

・一般財団法人 経済調査会

・一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会

・一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会

・一般社団法人 日本木造住宅産業協会

・一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

・全国建設労働組合総連合

・公益社団法人 全日本不動産協会

・一般社団法人 日本塗装工業会

・一般社団法人 リビングアメニティ協会

・キッチン・バス工業会

・一般社団法人 プレハブ建築協会

・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

・公益社団法人 日本建築士会連合会

・公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

・一般社団法人 JBN

・一般社団法人 ベターライフリフォーム協会

・押出発泡ポリスチレン工業会

② 調査対象

調査票 A:平成 27 年 9 月~平成 28 年 8 月の住宅リフォーム工事の施工完了物件

調査票 B:リフォーム事業者(実績件数は平成 27 年度)

③ 調査内容

調査票A:住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の

利用、優遇税制や補助金の利用等

調査票B:各種支援制度の利用状況や意見、今後の要望、人手や資材の充足状況等

④ 調査期間

平成 28 年 10 月に関係団体へ依頼(調査票の発送)、平成 28 年 11 月末に回収を締切

⑤ 回収状況

調査票A:集計対象数 2,191 票(有効回答率 21.1%)

調査票B:集計対象数 1,234 票(有効回答率 16.7%)

※ 集計対象数からは、無効票及び締切後回収分を除く

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Ⅰ.調査の概要

- 2 -

3.集計項目

① 調査票A

② 調査票B

(B-2)住宅の種類

(A-1)施主の年齢

(B-1)住宅の所在地(地域)

(B-3)住宅の築年数

(B-5)住宅の取得方法

(C-3)工事の種類

(D-1①)契約金額

(A-1)施主の年齢 ● ●(A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者との関係 ● ●(A-3)住宅に居住する世帯の世帯主年齢 ● ●(A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯の家族構成 ● ●(A-5)家族の数 ● ●(B-1)リフォームを行った住宅の所在地 ● ●(B-2)リフォームを行った住宅の種類 ●(B-3)リフォームを行った住宅の築年数 ● ● ● ●(B-4)今回のリフォームを行うまでの居住期間 ● ● ●(B-5)リフォームを行った住宅の取得方法 ● ● ●    [中古住宅の購入の場合]リフォームを実施した業者 ● ●(B-6)過去に実施したリフォームの有無とその回数 ● ● ● ● ●(C-1)リフォーム工事の着工年月 ● ●(C-2)リフォーム工事の竣工年月 ● ●(C-3)リフォーム工事の種類 ● ● ● ●(C-4)①リフォーム工事の目的 ● ● ● ● ● ● ● ●     ②工事の内容 ● ● ● ● ●     ③"住宅設備の変更"の内容 ● ● ● ●     ④"窓ガラス・窓サッシ等の改良"の居室の窓改修状況 ● ● ● ●     ⑤"窓ガラス・窓サッシ等の改良"以外の省エネ改修工事状況 ● ● ● ●(C-5)①リフォーム工事前後のキッチン等の増設数 ● ●(D-1)①契約金額および自己資金、借入金、補助金 ● ● ● ● ● ● ●     ②借入金内訳 ● ● ● ● ●(D-2)リフォーム工事契約時の住宅ローン ● ● ●(D-3)税制優遇措置や公的な補助の利用状況 ● ● ● ● ●(D-4)リフォーム瑕疵保険の加入状況 ● ● ● ● ●(D-5)住宅履歴情報の登録状況 ● ● ● ● ●

クロス集計

基本集計

E-1 E-2 E-2 E-4

地域

住宅リフォーム工事年間件

リフォーム実施状況

税制優遇措置の認知状況

(E-1)事業所所在地 ●(E-2)住宅リフォーム工事年間件数 ●    ①耐震改修工事の件数 ●    ②バリアフリー改修工事の件数 ●    ③省エネ改修工事の件数 ●    工事1件当たりの平均金額 ●(E-3)建設許可番号の取得状況 ● ●(E-4)①税制優遇措置の内容認知 ● ● ●    ②税制優遇措置の営業での活用 ● ● ● ●    ③税制優遇措置のリフォームを促進上の効果 ● ● ● ●(E-5)住宅リフォーム政策の要望 ● ●(E-6)職人や資材の充足状況 ● ● ●(E-7)既存住宅インスペクションガイドラインの認知度 ● ●(E-8)①リフォーム瑕疵保険の登録状況(件数、少ない理由) ● ●    ②リフォーム瑕疵保険利用増のために重要な点 ● ●(E-9)用いている契約書 ● ●

基本集計

クロス集計

4.調査結果を読む上での留意点(調査票Aについて)

本調査は、性能向上を伴うリフォームやローン・補助金の利用状況などを把握することを主眼と

して実施しているもので、対象となる工事は、単なる機器の交換やメンテナンスを含まない比較的

大きな規模のものである。同時に『リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選

び施主に代わって回答する』という手法で実施しており、比較的割高なリフォーム物件を選択する

傾向にあることから、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面で平均的なリフォーム工事より

も複合的(総合的)なリフォームにシフトしている(本年度調査の回答事業者における補修・修繕

を含むリフォーム工事の平均金額は約 247.8 万円であるが、調査票Aの対象工事の平均金額は全体

では 738.7 万円、 戸建て 739.3 万円、マンション 703.1 万円である)。

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 3 -

8.9

12.3

7.5

4.3

9.4

25.2

29.6

26.1

19.9

25.0

17.1

15.6

15.4

16.6

18.0

22.0

19.9

24.6

26.5

22.8

20.9

17.0

24.1

29.7

19.6

5.8

5.6

2.2

3.0

5.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=2191)

H27(n=2119)

H26(n=1426)

H25(n=1557)

H24(n=1529)

100万円以下 100万円超~

300万円以下

300万円超~

500万円以下

500万円超~

1000万円以下

1000万円超 不明

Ⅱ.調査結果の分析

(1) リフォーム工事の契約金額は前年と比べて 500万円超の中・高額リフォームの割合が増加。契約

金額の平均値は戸建て、マンションともに上昇。

・前年度と比べて 500 万円超の中・高額リフォームの割合が増加し、300 万円以下のリフォーム工事の

割合が減少した(図 1-1-1)。前年度は平成 26 年 4 月以降の消費税率引き上げによる駆け込み需要の

反動による影響等も見られたが、今年度は回復傾向がみられる。

・リフォーム工事の契約金額の平均値は全体で 738.7 万円と前年度に比べて上昇した(前年度平均値

626.2 万円)。また、マンションの契約金額の平均値は 703.1 万円と前年度に比べて約 200 万円の上

昇となった(表 1-1-1)。

表 1-1-1 リフォーム契約金額の平均値(D-1)

〔 時系列比較 〕

図 1-1-1 リフォーム契約金額(D-1)〔 時系列比較-全体 〕

今年度調査結果の特徴

(  )は、中央値 単位:万円

H24 H25 H26 H27 H28

全 体 664.8 796.3 756.7 626.2 738.7

(461) (600) (500) (369) (480)

N=1449 N=1510 N=1394 N=2,000 N=2,063

戸建て 710.7 838.5 782.0 648.8 739.3

(500) (600) (500) (369) (450)

N=1127 N=1224 N=1099 N=1,604 N=1,658

マンション 490.2 597.1 663.5 504.3 703.1

(380) (450) (526) (336) (537)

N=276 N=275 N=285 N=313 N=329

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 4 -

78.9

82.5

88.1

97.0

100.0

21.1

15.5

10.4

3.0

0.0

0.0

1.9

1.5

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1000万円超(n=71)

500超~1000万円以下(n=103)

300超~500万円以下(n=67)

100超~300万円以下(n=67)

100万円以下(n=21)

借入金なし 借入金あり 不明

100万円以下(n=21)

100万超~300万円以下(n=67)

300万超~500万円以下(n=67)

500万超~1000万円以下(n=103)

1000万円超(n=71)

(2)マンションでは高額リフォームの借入金利用率が前年に比べて増加し、借入金額の平均値も上昇し

た。

・借入金の利用状況を見ると、マンションでは 1,000 万円超の工事で借入金の利用率が 21.1%(前年度

11.1%)であった(図 1-2-1)。また、借入金額の平均値(借入を行なった中での平均)は 913.5 万円

と前年度の 518.9 万円から大幅に上昇した(表 1-2-1)。

表 1-2-1 リフォーム借入金額の平均値(D-1)

〔 時系列比較 〕

図 1-2-1 借入金の利用状況(D-1)

〔 契約金額別-マンション 〕

(  )は、中央値 単位:万円

全体の平均

0を除く平均

全体の平均

0を除く平均

全 体 110.2 834.6 127.3 872.4

(0) (600) (0) (600)

N=1,924 N=254 N=2,117 N=309

戸建て 123.4 890.9 133.0 877.7

(0) (685) (0) (600)

N=1,545 N=214 N=1,702 N=257

マンション 43.2 518.9 109.7 913.5

(0) (400) (0) (525)

N=300 N=25 N=333 N=40

H28H27

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 5 -

4.1

4.4

2.2

1.1

1.1

9.6

4.4

8.9

6.6

24.7

31.7

43.5

26.2

56.8

52.8

2.5

5.3

1.7

2.4

2.4

9.6

5.9

8.3

10.1

21.3

31.6

44.0

32.3

63.1

61.4

1.6

4.5

3.3

3.8

5.2

8.0

6.8

9.4

12.4

20.7

30.5

37.3

32.4

66.9

65.7

2.5

8.5

1.5

3.5

10.5

5.0

11.0

9.0

29.0

19.5

31.0

24.5

38.0

56.0

66.0

2.0

7.4

4.7

8.8

23.0

6.1

19.6

12.2

25.7

25.7

39.2

20.9

40.5

58.1

77.0

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

(%) 0.9

0.9

3.7

5.6

4.6

5.6

0.9

1.9

19.4

2.8

17.6

44.4

29.6

75.9

81.5

4.0

0.0

2.0

0.0

7.9

4.0

0.0

1.0

18.8

2.0

15.8

26.7

27.7

84.2

82.2

1.2

1.2

1.2

3.6

29.8

3.6

0.0

2.4

19.0

1.2

13.1

7.1

23.8

67.9

85.7

0.0

0.0

4.8

7.1

54.8

7.1

2.4

2.4

14.3

0.0

14.3

4.8

23.8

64.3

88.1

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替わっ

たため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更する

ため

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60才以上(n=108)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

3世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

(3)リフォームの目的は、若年層では「中古住宅の購入に合わせて」、60 代以上では「高齢化対応」

の割合が高い。マンションでは戸建てに比べて「使い勝手の改善」や「住宅、設備の老朽化」の割合

が各年代で高い。

・リフォームの目的を施主の年代別にみると、30代以下では「中古住宅の購入に合わせて」の割合が他

の年代と比較して高く、60代以上は「高齢化対応」の割合が高い(図 1-3-1)。

・マンションの 30 代以下では「中古住宅の購入に合わせて」が他の年代に比べて高く、前年度の 45.7%

と比べると 9.1 ポイントの増加となっており、40 代でも前年度の 19.4%と比べると 10.4 ポイントの

増加となっている(図 1-3-1)。

・マンションは戸建てと比べて各年代で「使い勝手の改善」、「住宅設備の老朽化対応」の比率が高くな

っている(図 1-3-1)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-3-1 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 6 -

6.6

1.8

4.1

2.6

5.9

10.7

18.1

13.7

17.3

14.0

15.1

19.9

12.2

20.7

24.4

33.2

26.6

37.6

28.8

23.6

59.8

62.4

2.4

2.7

2.1

4.6

7.4

13.1

16.3

16.6

13.5

15.6

17.7

17.8

15.2

27.5

29.5

39.0

33.6

40.6

38.8

38.8

62.5

68.3

2.3

3.8

3.8

5.2

8.0

12.4

16.7

18.5

18.1

18.8

19.7

20.2

21.4

34.5

34.0

37.8

38.0

44.6

42.0

44.6

69.5

74.4

1.5

3.0

4.0

2.5

8.5

16.0

16.0

17.0

18.5

20.5

21.0

18.5

26.0

35.0

31.0

32.5

31.0

31.5

41.0

46.0

69.5

69.0

1.4

3.4

5.4

8.1

13.5

15.5

26.4

27.7

30.4

29.1

27.7

25.0

29.1

47.3

43.2

35.1

55.4

41.2

50.7

62.8

75.0

85.1

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

広さの変更

耐震補強工事

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

畳の入れ替え工事

居室の用途の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗

り替え等)

窓ガラス・窓サッシ等の改良

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

(%)

0.9

3.7

4.6

13.9

20.4

25.9

19.4

38.0

45.4

51.9

54.6

75.9

87.0

0.0

2.0

4.0

14.9

15.8

25.7

26.7

41.6

57.4

57.4

55.4

89.1

89.1

1.2

0.0

2.4

9.5

11.9

9.5

33.3

33.3

51.2

51.2

63.1

84.5

83.3

2.4

0.0

0.0

23.8

16.7

16.7

23.8

31.0

50.0

50.0

57.1

81.0

88.1

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

畳の入れ替え工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60才以上(n=108)

(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

畳の入れ替え工事

防音工事

防犯性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の

塗り替え等)

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

居室の用途の変更

畳の入れ替え工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

耐震補強工事

広さの変更

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

(4) リフォーム工事の内容は、戸建ての 30代以下では様々な工事を実施しており耐震補強や断熱材の

設置工事などの意欲も高い。

・リフォーム工事の内容を施主の年齢別にみると、戸建ての 30 代以下では“内装の変更”、“住宅設備

の変更”、“間取りの変更”、“室内建具の変更”、“窓ガラス・サッシの改良”など他の年代に比べて

高めになっている項目が多くみられる。また、“耐震補強工事”や“壁、柱等の主要構造部の改修”、

“断熱材の設置工事”の割合も高い(図 1-4-1)。

・マンションでは 30 代以下では“畳の入れ替え工事”、40 代は“居室の用途変更”、50 代以上では“段

差解消・手すりの設置などが高い(図 1-4-1)。

【 マンション 】

* マンションについては、専有部分のリフォームに該当する

項目のみ結果を示す

【 戸建て 】

図 1-4-1 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 7 -

52.1

58.8

58.5

61.4

61.6

10.1

10.7

13.3

10.2

12.7

10.2

8.1

10.6

7.7

9.2

21.1

17.8

12.5

16.0

12.6

4.0

2.9

2.9

3.2

1.7

2.6

1.6

2.2

1.5

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

注文住宅 不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

50.9

50.0

49.5

50.5

52.3

31.7

35.8

37.6

34.3

30.7

8.3

5.7

7.0

4.7

5.3

6.5

5.4

4.2

7.6

7.1

2.7

3.2

1.7

2.9

4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

(5)住宅の取得方法では戸建て、マンションともに親からの相続が増加し、戸建てでは 2割を超える。

マンションでは中古住宅入居前後のリフォーム実施率が増加。

・住宅の取得方法は親からの相続が増加。戸建てでは 2 割を超え、過去 5 年で最も高い値となっている

(図 1-5-1)。マンションは 8.3%で前年比 2.6 ポイント増加し、こちらも過去 5 年で最も高い値とな

っている(図 1-5-1)。

・中古住宅を購入した場合のリフォームまでの居住期間はマンションでは入居前、後(居住期間 0 年)

が 60.7%(前年度結果 57.5%)となっており、約 6 割を占めている(図 1-5-2)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-5-1 住宅の取得方法(B-5)〔 時系列比較 〕

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-5-2 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕

60.7

4.7

6.52.8

2.3

14.0

15.7

7.5

18.6

2.8

25.0

3.7

17.4

1.9

15.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中古住宅購入(n=107)

新築分譲購入(n=172)

6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年

11.0

48.9

2.2

3.8

8.9

3.5

9.4

5.1

3.0

4.8

10.0

10.7

7.8

6.7

4.4

18.0

15.8

8.6

7.8

18.5

21.2

14.2

6.1

25.8

24.9

46.2

3.3

18.5

24.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

親からの相続等(n=372)

中古住宅購入(n=180)

新築分譲購入(n=178)

注文/建替住宅(n=919)

不明6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 8 -

27.2

9.5

15.3

7.3

2.4

55.3

65.5

47.5

52.7

41.4

16.5

20.8

33.1

34.6

47.4

0.0

2.4

2.5

5.4

8.4

1.0

1.8

1.7

0.0

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)

よく知っている あまりよく知らない

知らない 不明大体知っている

10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

3.9

27.2

23.3

27.2

24.3

30.1

31.1

75.7

1.2

16.1

21.4

28.0

19.6

31.0

38.7

71.4

2.5

19.5

21.2

24.6

25.4

28.8

39.0

68.6

3.8

13.3

19.7

29.2

16.5

21.6

40.0

60.6

2.4

11.2

16.2

0.2

17.2

21.8

36.6

55.0

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

その他

上記以外の補助金等の予算

措置

事業者を対象とした人材育成

リフォーム技術に関する手引

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

事業者を対象とした税制優遇

措置等に関する手引書

リフォームポイント(仮称)の創

10件未満(n=464)

10~50件未満(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満(n=168)

500件以上(n=103)

(%)

リフォームポイント(仮称)の

創設

事業者を対象とした税制優

遇措置等に関する手引書

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォーム技術に関する

手引書

事業者を対象とした人材

育成

上記以外の補助金等の予算

措置

その他

(6)税制優遇措置の認知状況は年間リフォーム実施件数が高くなるほど認知度が高まる。今後要望す

る政策では「リフォームポイント(仮称)の創設」への要望が最も高いが、年間リフォーム 500件未満

の事業者では「税制優遇措置に関する手引書」の要望も高い。(事業者対象アンケートより)

・リフォーム工事に関する税制優遇措置の認知度(「よく知っている」と「大体知っている」の合計)

は年間リフォーム実施件数が多くなるほど高まる。年間 10 件未満の事業者では「あまりよく知らな

い」と「知らない」の合計が 55.8%となっている(図 1-6-1)。

・今後要望する住宅リフォームの政策では「リフォームポイント(仮称)の創設」の要望が年間工事件

数を問わず高く、年間工事 500 件以上の事業者では 75.7%が要望している。次いで要望の高い項目で

ある「事業者を対象とした税制優遇措置等に関する手引書」では、500 件未満の事業者の方が 500 件

以上の事業者より要望する割合が高い(図 1-6-2)。

図 1-6-1 税制優遇措置の認知状況(E-4)

〔事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

図 1-6-2 今後要望する住宅リフォーム政策(E-5)

(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 9 -

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

〔 調査票A 〕

(1) 世帯・住宅の基本属性

<世帯属性>

・戸建て:年齢層は 50~60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は 約 1 割。

・マンション:年齢層は戸建てに比べるとやや若く、50 代が中心で 30~60 代に分布。核家族世

帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は約 7%。

<住宅の基本属性>

・戸建て:所在地は、地方エリアが約半数。築年数は 16 年位から 30 年超まで幅広く分布してい

るが、築 30 年超が約 3 分の 1 を占める。住宅の取得方法は、注文住宅が約 5 割、親からの相

続が約 2 割、新築分譲住宅の購入と中古住宅の購入がともに約 1 割。

・マンション:都市エリアが約 9 割。築年数は幅広いが、築 20 年以下が約 4 割と戸建てに比べ

て比較的新しい住宅も多い。リフォームまでの居住期間は、0 年(入居時前後にリフォーム)が

2 割強を占める。住宅の取得方法は、新築分譲住宅が約 5 割、中古住宅の購入が約 3 割。前年

に比べると中古住宅の購入の比率がやや減少した。

戸建て(1,765件・80.6%)

<前年 1,717 件・81.0%>

マンション(338件・15.4%)

<前年 316件・14.9%>

施主の年齢 50・60代中心(全体の 64.5%<前年 67.0%>) 60 代が 22.8%<前年 29.1%>を占めるが、50 代

以下が 67.2%<前年 60.8%>

世帯主の年齢

50・60 代中心 (施主の分布とほぼ同様) <

前年と同様>

30~60代 (施主に比べ若年層の比率が高まる)

<前年と同様>

家族構成・家

族人数

核家族 45.5% <前年 47.1% > 、夫婦のみ

33.8%<前年 34.2%>、三世代 12.9%<前年

11.8%>。

平均家族人数 3.20人<前年 3.21人>

核家族 44.1%<前年 45.9%>、夫婦のみ 40.2%<

前年 34.5%>、単身 7.4%<前年 12.0%>。

平均家族人数 2.74人<前年 2.61人>

住宅の所在地 都市エリア 50.0%<前年 51.9%>、地方エリ

ア 49.4%<前年 47.1%>

都市エリア 89.9%<前年 88.0%>、地方エリア

9.2%<前年 11.4%>

住宅の所有関

ほとんどが「自ら所有し居住」(92.3%)<前

年 94.2%>

「自ら所有し居住」が 84.0% <前年 83.9%>、

「施主が所有、他人に賃貸」が 7.7% <前年

9.2%>

住宅の築年数

築 16年位から 30年超まで幅広く分布(築 15

年以下は 7.8%<前年 12.3%>、築 30 年超は

36.2%<前年 28.9%>)

築 10 年位から 30 年超まで幅広く分布 (築 15

年以下は 23.7%<前年 23.4%>、築 30 年超は

22.5%<前年 20.6%>)

リフォームま

での居住期間

10年位から 30年超まで幅広く分布

<前年と同様>

0年から 30年超まで幅広く分布

0 年(入居時前後にリフォーム)が 26.3%<前

年 26.3%>

住宅の取得方

注文住宅(建替含)建設 52.1%<前年 58.8%>

新築分譲住宅の購入 10.1%<前年 10.7%>

中古住宅の購入 10.2%<前年 8.1%>

親からの相続 21.1%<前年 17.8%>

新築分譲住宅の購入 50.9%<前年 50.0%>

中古住宅の購入 31.7%<前年 35.8%>

親からの相続 8.3%<前年 5.7%>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 10 -

(2) リフォーム工事の概要

・戸建て・マンション共に「嗜好対応」、「老朽化対応」を目的としたリフォームが多く、「高齢化

対応」、「省エネ化」などが続く。「高齢化対応」、「省エネ化」は、マンションよりも戸建てで比

率が高い。工事内容は、戸建て・マンション共に内装・設備の更新が多いほか、戸建てでは「間

取りの変更」「外装の変更」が多い。

・戸建て:修繕・模様替えが中心で、改築が約 2 割、増築が 1 割弱。修繕・模様替えのうち、大

規模なものは全体の約 2 割。「嗜好対応」、「老朽化対応」、「省エネ化」、「高齢化対応」等、様々

な要因・目的でリフォームが行われている。工事内容は、「内装・設備の変更」に加え、「間取り

の変更」、「外装の変更」、「窓ガラス・サッシ等の改良」などが上位を占める。

・マンション:修繕・模様替えが中心で、「嗜好対応」、「老朽化対応」を要因・目的としたリフォ

ームが多い。工事内容は、「設備・内装の変更」、「間取りの変更」、「室内建具の変更」、「収納ス

ペースの改善」、「冷暖房・給湯設備の設置・変更」などが上位にみられる。

戸建て(1,765件・80.6%) マンション(338件・15.4%)

工事の種類

増築 5.4%<前年 6.5%>

減築 0.7%<前年 1.2%>

改築 19.8%<前年 20.0%>

大規模な修繕・模様替え 22.0%<前年 21.5%>

その他修繕・模様替え 46.9%<前年 46.7%>

改築 13.9%<前年 12.3%>

大規模な修繕・模様替え 24.9%<前年 14.2%>

その他修繕・模様替え 55.9%<前年 69.6%>

従 前 床 面

積・増加床

面 積 ( 増

築・減築の

場合)

増築の従前床面積平均 122.6㎡<前年 115.2㎡>

(100 ㎡未満 29.2%<前年 33.3%>、100~150 ㎡

未満 41.7%<前年 51.4%>) 増加床面積平均

26.5 ㎡<前年 25.5 ㎡>(10 ㎡以下 39.6%<前年

40.5%>) 減築の従前平均床面積 151.1 ㎡<前

年 138.4 ㎡> 減少床面積平均 36.9 ㎡<前年

33.3㎡>

リフォーム

工事の目的

使い勝手の改善等 63.0%<前年 63.2%>

住宅・設備の老朽化 61.7%<前年 59.3%>

高齢対応 38.2%<前年 35.2%>

省エネ・冷暖房効率向上 32.7%<前年 37.1%>

耐久性の向上 31.8%<前年 29.8%>

安全性の向上 21.9%<前年 21.4%>

子供の成長・世帯人員の変更 13.7%<前年15.2%>

防犯性能の向上 9.1%<前年 8.6%>

健康増進や病気予防に配慮 8.4%<前年 7.0%>

他の世帯との同居への対応 7.7%<前年 8.6%>

中古住宅の購入 5.6%<前年 4.8%>

親の居住住宅の改善 5.6%<前年 - %>

相続等による所有者の入替り 3.2%<前年 2.6%>

使い勝手の改善等 83.4%<前年 69.9%>

住宅・設備の老朽化 74.9%<前年 71.5%>

省エネ・冷暖房効率向上 26.6%<前年 19.6%>

高齢対応 24.9%<前年 22.8%>

子供の成長・世帯人員の変更 18.6%<前年11.4%>

中古住宅の購入 18.0%<前年 15.5%>

健康増進や病気予防に配慮 4.7%<前年 4.1%>

相続等による所有者の入替り 3.6%<前年 2.8%>

空き家の活用 2.7%<前年 3.8%>

防犯性能の向上 1.8%<前年 1.3%>

他の世帯との同居への対応 0.6%<前年 1.3%>

リフォーム

工事の内容

内装変更 70.3%<前年 68.7%>

住宅設備の変更 65.6%<前年 60.2%>

間取りの変更 40.8%<前年 37.4%>

外装の変更 40.0%<前年 42.6%>

窓ガラス・サッシ等の改良 39.2%<前年 42.8%>

段差解消、手すり設置 36.8%<前年 40.0%>

室内建具の変更 35.1%<前年 31.4%>

冷暖房・給湯設備等 31.2%<前年 30.5%>

収納スペースの改善 30.8%<前年 29.2%>

畳の入れ替え 19.4%<前年 - %>

内装変更 86.7%<前年 84.8%>

住宅設備の変更 82.5%<前年 79.4%>

間取りの変更 57.1%<前年 34.5%>

室内建具の変更 53.0%<前年 40.2%>

収納スペースの改善 50.6%<前年 35.8%>

冷暖房・給湯設備等 36.7%<前年 27.2%>

居室用途の変更 25.4%<前年 15.2%>

段差解消、手すり設置 20.4%<前年 22.5%>

窓ガラス・サッシ等の改良 16.3%<前年 16.8%>

畳の入れ替え 14.2%<前年 - %>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 11 -

(3) リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

・リフォーム工事の契約金額:戸建て・マンションともに、100 万~1,000 万円以上に幅広く分布

している。平均契約金額は前年に比べ戸建て、マンションともに大幅に上昇した。

・資金調達:リフォーム費用は、戸建てマンションともに 8 割がすべて自己資金で賄っており、

借入利用は戸建て・マンションともに 1 割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金融機

関で、借入金額は幅広いが、500 万円以上のものが半数を超える。

・税制優遇措置等の利用状況:増改築工事全般では、戸建てで地方自治体補助、住宅ローン減税の

利用が約 1 割弱。住宅ローン減税は、ローン利用世帯では約 2 割が利用している。戸建ての各工

事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助が約 2 割弱の利用で、投資型減税、固定資産税減額

は約 1 割。バリアフリーは介護保険の利用が 7.1%、所得税の特別控除 5.9%、固定資産税減額は

3.4%となっている。

・制度の活用は、戸建てでリフォーム瑕疵保険の加入が 1 割弱。住宅履歴情報の登録は約 2 割。

戸建て(1,765件・80.6%) マンション(338件・15.4%)

リフォーム

契約金額

平均契約金額 739.3万円(中央値 450万円)

<前年:平均契約金額 648.8 万円(中央値 369 万

円> *100 万~1,000 万円超まで幅広く分布、

1,000万円超がマンションに比べ多い

平均契約金額 703.1万円(中央値 537万円)

<前年:平均契約金額 504.3万円(中央値 336万

円)*100万~1,000万円超まで幅広く分布

資金内訳

平均自己資金 600.8 万円<前年 515.0 万円>(中

央値 340万円<前年 300万円>)

借入金あり 14.6%<前年 12.5%>、借入なし 81.9%

<前年 77.5%>、

・借入がある場合の金額(257件)

平均 877.7万円<前年 890.9万円>(中央値 600

万円<前年 685万円>)

借入先 民間金融機関 72.3%<前年 79.4%>

その他 8.1%<前年 5.6%>

平均自己資金 623.3 万円<前年 483.4 万円>(中

央値 427万円<前年 305万円>)

借入金あり 11.8%<前年 7.9%>、借入なし 86.7%

<前年 87.0%>

・借入がある場合の金額(40件)

平均 913.5万円<前年 518.9万円>(中央値 525

万円<前年 400万円>)

借入先 民間金融機関 70.0%<前年 72.0%>

その他 5.0%<前年 0.0%>

税制優遇措

置等の利用

増改築工事全般で比較的利用されているのは、

地方自治体のリフォーム補助(6.9%)<前年

11.8%>、住宅ローン減税(8.4%)<前年 7.4%> 住

宅ローン減税は、ローン利用世帯中では 20.5%<

前年 17.9%>が利用

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補

助の利用率は 2.7%

・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中所得税の

特別控除 7.3%<前年 3.8%>、固定資産税減額

14.3%<前年 16.9%>、地方自治体補助 16.2%<前年

22.6%>

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税

の特別控除 5.9%<前年 6.1%>、固定資産税減額

3.4%<前年 7.1%>、介護保険 7.1%<前年 12.4%>、

地方自治体補助 4.2% <前年 7.9%>

・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中所得税

の特別控除 5.2%<前年 5.3%>、固定資産税減額

2.0%<前年 6.2%>、地方自治体補助 3.5% <前年

11.5%>

増改築工事全般で比較的利用されているのは、

住宅ローン減税(6.3%)<前年 2.8%> 住宅ロー

ン減税は、ローン利用世帯中では 11.9%<前年

9.1%>が利用

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税

の特別控除 10.1% <前年 16.7%>、固定資産税減

額 1.3%<前年 0.0%>介護保険 2.5%<前年 3.3%>

新たな制度

の活用

リフォーム瑕疵保険 7.9%<前年 6.3%>

住宅履歴情報 19.4%<前年 20.4%>

リフォーム瑕疵保険 9.2%<前年 2.5%>

住宅履歴情報 10.1%<前年 8.9%>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 12 -

(4) 世代によるリフォームの特徴

◎戸建て:リフォーム工事の目的や内容、支援策の利用状況には、世代による差が大きい。若年層

では中古購入や相続等により入手した住宅に対するリフォームが多く、借入金の利用率が高い。

50~60 代では老朽化対応、60~70 代以上では高齢化対応リフォームを実施。

・40 代以下の若年層では、中古購入や親からの相続等で入手した住宅の比率が高く、世帯人員の

変更や三世帯同居を目的とした工事も見られる。リフォーム資金の借り入れは 3 割弱~4 割で行

われ、住宅ローン減税の利用率も他の年代に比べて高い。30 代以下では中古住宅の購入に合わ

せた工事や内装や間取り、建具を変更する工事などが他の年代に比べてやや高い。

・50~60 代では、主に住宅・設備の老朽化への対応を中心に、高齢化対応に関するリフォームが

行われている。借入の利用率は若年層に比べると低い。

・70 代以上では、注文住宅として建設した住宅が老朽化し、高齢化に対応する必要も生じてリフ

ォームを実施している。リフォーム金額は他の年代に比べるとやや低くなる。借入の利用率は他

の年代に比べ低いが、介護保険による住宅改修費の支給の利用率は他の年代に比べて高い。

◎マンション:30 代以下では、中古購入によるリフォームが 5 割強

・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く(30 代以下では 5 割強)、使い勝

手の改善・老朽化への対応を目的としたリフォーム工事が多い。また、30 代以下ではリフォーム瑕

疵保険の活用は他の年代に比べて高い。

・50 代では、住宅の老朽化へ対応目的の比率が、他の年代に比べ高く、工事規模が 1,000 万円超

の比較的大規模な工事の占める比率が高い。

・60 歳以上では、工事規模が他の年代よりやや低くなり、高齢化対応の比率が高くなる。

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 13 -

(5) 住宅の属性によるリフォームの特徴

◎戸建て:親から相続した住宅に対して大規模なリフォームを行うパターン、中古住宅を購入し入

居前に比較的大きなリフォームを行うパターンがみられる

・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われており、築 30 年を超える住宅

では、内装・設備の変更等の他にも、耐震改修工事、外壁・屋根・床等の断熱材設置などが比較

的多く行われている。

・住宅の取得方法をみると、親からの相続した住宅は嗜好対応、老朽化対応、省エネ化、高齢化対

応、安全性の向上など多様な目的による大規模な工事が行われている。

・中古住宅購入では、48.9%<前年 48.2%>が入居前後にリフォームを行っており、リフォームの

規模も比較的大きい。

・増築では、1,000 万円を超えるリフォームが 4 割を越え、借入の利用は約 2 割である。

◎マンション:築年数が経過した住宅で多様なリフォームが行われている。特に「間取りの変更」

や「室内建具の変更」などは比較的築年数による差が大きい。

・住宅の取得方法をみると、中古住宅購入では、60.7%<前年 57.5%>が入居前後にリフォームを

行っている。

(6) その他のクロス集計によるリフォームの特徴

◎ リフォーム契約金額による特徴

・高額なリフォームほど様々な目的による多様な工事が行われているが、戸建ての 500 万円を超

えるリフォームでは、小・中規模の工事に比べ、内装の変更、住宅設備の変更、間取りの変更、

窓ガラス・窓サッシ等の改良、室内建具の変更など実施率が高い。また、戸建てでは、高額なリ

フォームほど借入金の利用率が高く、税制優遇措置等の支援策も活用されている。

・瑕疵保険制度の利用率は、戸建てでは 500 万円超が約 1 割、マンションでは 500 万円以下が 1

割となっている。

◎ 地域別の特徴

・地域別でみると、戸建ての場合、リフォーム工事の目的は、北海道では「健康増進・病気予防」

や「耐久性向上」が高く、四国では「安全性向上」の比率がやや高い。「省エネ対応」は北海道

44.4%、信越・北陸 41.2%などが他の地域に比べ高い。

・リフォーム契約金額でみると、戸建ての場合、関東、九州・沖縄は 300 万円以下の工事が 40%

を超えている。信越・北陸、近畿は 1,000 万円を超える工事が 25%を超えている。

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 14 -

〔 調査票B 〕

(7) 住宅リフォーム支援策等に対する事業者の意識

◎住宅リフォーム支援策について

・税制優遇措置に関する事業者の認知度は「知っている」、「大体知っている」が全体の 6 割弱ほど

であった。事業者の規模が大きいほど、また耐震・バリアフリー・省エネリフォームの実績があ

る事業者ほど認知度が高く、さらに認知度が高いほど、これを営業に活用している。優遇措置の

効果については約半数が「効果がある」と回答しており「効果がない」「わからない」とした事

業者はその理由としてローンを利用する施主が少ないことを最も多くあげている。

・今後要望する住宅政策としては、「リフォームポイント(仮称)」の要望が強く、他には税制優遇

等の手引き書、税制優遇措置の拡充・延長などがみられる。

◎人手・資材の充足状況

・「資材は充足しているが人手不足」と 4 割強が回答しており、「現状では問題ないが先々を考える

と不安」(29.0%)を加えると、全体の約 7 割が人手不足に対する不安感を抱いている。

◎リフォーム瑕疵保険の利用

・リフォーム瑕疵保険の事業者登録を行っている事業者は全体の約 4 割、利用件数は 10 件未満(0

件を含む)が 8 割強で低い水準にとどまっている。利用が少ない理由は、施主からの要望が少な

いことや、事業者のメリットが少ない、事業者の保険料負担が重いことなどとなっている。

回答事業者(1234件) <前年 1066件>

税制優

遇措置

認知状

よく知っている 8.2%<前年 6.6 %>、大体知っている 48.5%<前年 46.6%>、あまりよく知らな

い 36.2%<前年 38.9%>、知らない 5.4%<前年 6.3%>

活用・

意向

活用している・今後活用したい 65.0%<前年 64.2%>、活用するつもりはない 9.1%<前年 8.8%>、

わからない 23.7%<前年 25.7%>

効果

効果がある 45.1%<前年 45.8 %>、あまり効果はない 32.8%<前年 32.1%>、わからない 17.9%<

前年 18.3%>

*「あまり効果はない」「わからない」理由

ローン利用の施主が少ない 58.1%<前年 57.5%>、手続が面倒で経費がかかるため使いにく

い 43.3%<前年 37.4%>、内容が複雑で理解しにくい 38.5%<前年 33.3%>、

今後要望する政

リフォームポイント(仮称)創設 60.6%<前年 56.3%>、事業者対象の税制優遇措置等の手引

書 37.2%<前年 35.6%>、税制優遇措置の拡充・延長 24.2%<前年 28.6%>

人手・資材の充足

状況

資材は充足しているが人手不足 41.9%<前年 43.0%>、現状では問題ないが先々を考えると不

安 29.0%<前年 30.3%>、人手も資材も不足 4.7%<前年 4.8%>、人手も資材も充足 14.3%<前年

16.0%> インスペクションガ

イドラインの認知 知っている 43.5%<前年 31.4%>、知らなかった 51.3%<前年 63.9%>

リフォーム瑕疵

保険の利用

事業者登録を行っている 41.8%<前年 38.6%> *事業者登録ありの場合の利用件数 0 件

61.2%<前年 61.4%>、10件未満 23.8%<前年 24.8%> *利用が少ない理由:施主からの要望

が少ないため 52.9%<前年 48.8%>、利用を増やすために重要な点:一般ユーザーへの周知徹

底 54.2%<前年 53.8%>、保険費用の負担軽減 47.2%<前年 49.0%>

用いている契約

書等

独自の契約書 42.9%<前年 44.6%>、リ推協の標準契約書式集をもとに作成 14.6%<前年 15.3%>、

リ推協の標準契約書式集をそのまま活用 17.9%<前年 15.0%>、汎用の契約書 18.1%<前年

17.7%>

保証書を発行している 14.5%<前年 12.9%> *保証書の種類:自社のもの 70.9%<前年 70.1%>、

汎用のもの 17.3%<前年 6.6%>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 15 -

2.調査結果の詳細

〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

住宅リフォーム実例調査(調査票A)は、平成 15 年度から継続して毎年実施しているが、この調

査では「事業者が施主に代わって回答する」という方法をとっており、部分的に事業者による回答が

難しい項目もみられ、調査結果を読み取る上で留意が必要な点である。

なお、このアンケート調査の対象は、リフォー

ム工事を実施した事業者が任意に選択した住宅リ

フォーム工事物件であることから、単純に比較す

ることはできないが、参考として、今年度調査結

果を直近 5 年間の基本集計結果と比較しながら、

リフォームを行なった住宅の種類(戸建て・マン

ション)別に、共通項目である世帯・住宅の基本

属性および、工事の種類、リフォーム契約金額に

関する動向を整理した。

図 2-1-1 戸建てとマンションの比率 ※グラフからは、その他・不明を除く。以下同様。

(1) 施主の世帯属性

① 施主の年齢

・施主の年齢は、50 代以上が全体の約 8 割を占め

ている。戸建てでは60代が40.3%となっており、

60 代以上が約半数である。マンションは戸建て

に比べ、若い層の比率がやや高い。

図 2-1-2 施主の年齢(A-1)

(注)図のタイトル末尾の( )は、調査票の質問番号を示す。以下同様。

〔 時系列比較 〕

・戸建て:施主の年齢は、50~60 代が中心であるが、70 才以上の比率が若干増加してきている。

・マンション:施主の年齢は、前年度に比べ 60 代の比率が減少した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-3 施主の年齢(A-1)〔 時系列比較 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

83.9

84.5

79.7

82.1

80.5

16.1

15.5

20.3

17.9

19.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=2191)

H27(n=2119)

H26(n=1416)

H25(n=1546)

H24(n=1452)

マンション戸建て

0.6

0.7

0.7

11.8

7.6

8.3

24.9

11.3

13.7

29.9

24.1

24.7

22.8

40.3

37.3

9.2

15.4

14.6

0.3

0.5

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

0.7

0.1

0.4

0.6

0.8

7.6

5.9

7.8

6.4

6.4

11.3

11.7

12.1

11.6

10.9

24.1

27.5

25.5

27.7

27.6

40.3

39.5

39.6

40.6

41.1

15.4

15.0

14.4

13.0

13.1

0.5

0.3

0.2

0.1

0.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

0.6

0.9

0.3

0.7

0.7

11.8

10.1

12.9

12.6

12.0

24.9

21.2

20.2

17.3

16.6

29.9

28.5

28.9

33.6

30.4

22.8

29.1

27.9

27.8

32.2

9.2

9.8

9.8

7.9

7.1

0.9

0.3

0.0

0.0

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 16 -

② 施主と居住者の関係

・リフォームの対象は、大部分が「施主が所有し

居住している住宅」であるが、マンションでは、

施主が「他人に賃貸」が 7.7%と、戸建てに比べ

比率が高くなる。

図 2-1-4 施主と居住者の関係(A-2)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:施主と居住者との関係は「施主が所有し居住している住宅」が 92.3%で、前年に比べてわ

ずかに減少している。

・マンション:「施主が所有し他人に賃貸」の比率が 7.7%で、前年度に比べ減少している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-5 施主と居住者の関係(A-2)〔 時系列比較 〕

③ 世帯主の年齢

・世帯主の年齢は、施主の年齢とほぼ同じような

構成比となる。マンションでは、30 代~40 代の

層が、戸建てに比べ多い。

図 2-1-6 世帯主の年齢(A-3)

④ 世帯主の家族構成

・家族構成は、「親子(二世代)」が 44.6%、「夫婦

のみ」が 34.9%と核家族世帯が中心である。

・これらに次いで、戸建てでは「夫婦と子と親」

からなる三世代(12.9%)、マンションでは「単

身」(7.4%)が多い。

図 2-1-7 世帯主の家族構成(A-4)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

92.3

94.2

90.6

89.7

90.8

3.1

3.0

1.8

3.2

2.1

3.0

1.5

4.2

4.5

4.3

1.1

1.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

施主が所有し

居住

施主が所有

し親族居住

施主が所有し

他人に賃貸

親族が

所有し

施主同居その他

施主以外が

所有し施主

居住不明

84.0

83.9

87.8

85.6

85.5

5.0

4.1

3.5

2.2

1.4

7.7

9.2

3.8

9.7

4.6

3.3

2.8

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

施主が所有し

居住

施主が所有

し親族居住

施主が所有し

他人に賃貸

親族が所有

し施主同居その他

施主以外が

所有し施主

居住不明

84.0

92.3

90.4

5.0

3.1

3.4

7.7

1.5

3.1

3.3

3.0

3.0

0.0

0.1

0.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

施主が所有し

居住

施主が所有し

親族居住

施主が所有し

他人に賃貸

親族が所有

し施主同居不明

7.4

4.6

5.5

40.2

33.8

34.9

44.1

45.5

44.6

2.7

12.9

11.2

3.8

2.0

2.4

1.8

1.1

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

夫婦と子と親(三世代)

単身 親子(二世代)夫婦のみ その他 不明

1.2

0.7

0.9

14.5

8.1

9.2

25.1

11.7

14.1

28.7

23.7

24.3

21.3

39.2

35.7

7.1

15.6

14.3

2.1

1.0

1.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 17 -

〔 時系列比較 〕

・戸建て:「夫婦と子と親(三世代)」の比率が前年度に比べやや増加した。

・マンション:前年度に比べ、「夫婦のみ」の比率が増加し、「単身」が減少した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-8 世帯主の家族構成(A-4)〔 時系列比較 〕

⑤ 家族人数

・平均家族人数は、全体では 3.12 人で、戸建てが

3.20 人、マンションが 2.74 人である。戸建てで

は「3人以上」が過半数である。

図 2-1-9 家族人数(A-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べ、2人世帯、4人世帯がわずかに増加。

・マンション:前年度に比べ、1人の世帯が減少。2人~4人世帯が増加。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-10 家族人数(A-5)〔 時系列比較 〕

3.9

4.4

5.7

4.3

4.0

31.2

32.3

39.1

35.8

32.6

19.7

19.0

16.7

18.8

19.3

19.8

18.1

18.7

19.9

17.9

9.0

9.4

9.2

8.4

8.5

5.9

7.1

6.3

7.3

6.9

10.5

9.7

4.3

5.4

10.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

1人 2人 3人 5人4人 6人以上 不明

6.5

11.4

11.5

13.0

11

39.1

37.7

38.7

43.3

43.1

24.3

22.8

24.7

20.6

20.5

18.6

17.7

16.4

16.2

15.9

2.1

2.8

2.1

2.2

1.8

7.7

7.3

6.3

4.3

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

1人 2人 3人 5人4人 6人以上 不明

4.6

4.6

5.7

4.3

4.6

33.8

34.2

35.7

35.2

36.2

45.5

47.1

43.2

45.3

43.0

12.9

11.8

13.6

12.3

12.2

2.7

3.3

1.1

0.4

0.4

0.2

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

夫婦と子と親(三世代)

単身 夫婦のみ その他 不明親子(二世代)

7.4

12.0

11.5

13.0

13.4

40.2

34.5

36.2

40.8

42.1

44.1

45.9

45.6

42.6

36.4

2.7

2.2

3.8

4.1

3.1

2.5

2.5

1.8

1.3

1.7

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

夫婦と子と親(三世代)

単身 夫婦のみ その他 不明

6.5

3.9

4.6

39.1

31.2

32.5

24.3

19.7

20.0

18.6

19.8

19.6

2.1

9.0

7.7

5.9

5.2

7.7

10.5

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

1人 2人 3人 5人4人 6人以上 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 18 -

(2) 住宅の基本属性

① 住宅の所在地/地域別

・戸建てでは、関東が約 4 割を占めるが、北海道

から九州・沖縄まで広範囲におよんでいる。こ

れに対し、マンションは、関東が 67.8%、近畿

が 21.3%で、関東と近畿が中心となっている。

図 2-1-11 住宅の所在地/地域別(B-1)

② 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別

・戸建てでは都市エリアと地方エリアがほぼ半々

であるが、マンションでは都市エリアが約 9 割

を占めている。

図 2-1-12 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別(B-1)

*地域別

北海道 :北海道

東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島

関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨

信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野

東海 :岐阜・静岡・愛知・三重

近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山

中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口

四国 :徳島・香川・愛媛・高知

九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

*エリア別

都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く):

埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県

地方エリア(都市エリア以外の都道府県)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

0.9

2.5

2.2

0.9

8.9

7.4

67.8

36.5

42.5

0.0

5.5

4.5

5.6

12.3

11.0

21.3

15.4

16.1

5.9

4.9

4.4

3.8

7.9

6.8

0.9

0.6

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

北海道 東北 関東 近畿信越・北陸 東海 中国 九州・沖縄四国 不明

89.9

50.0

57.2

9.2

49.4

42.0

0.9

0.6

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

都市エリア 地方エリア 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 19 -

1.9

2.6

3.4

3.1

3.3

5.4

8.5

8.4

9.1

8.4

11.8

11.7

11.7

16.2

17.2

19.4

22.4

21.3

22.9

23.1

23.9

24.2

25.6

21.0

21.9

36.2

28.9

27.3

26.6

24.1

0.9

0.5

0.6

0.2

0.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

不明5年以下 6年~10年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

③ 住宅の築年数

・築年数は、築後 21 年以上が全体の 76.1%と 7

割以上となる。

・戸建てでは、築後 26 年以上が 60.1%となるが、

マンションでは築後 20 年以下が 39.1%となる

など比較的新しい住宅でリフォームが行われて

いる。

図 2-1-13 住宅の築年数(B-3)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:築年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は築後 26 年以上が約 6 割を占める。

・マンション:築後 20 年以下が約 4 割、築後 21 年以上が約 6 割と前年同様の分布となっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-14 住宅の築年数(B-3)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:築後 31 年以上の比率がすべての年代で最も高くなっている。

・マンション:40 代以下では築後 15 年以下が約 4 割、50 代以上では築後 21 年以上が 7 割を占める。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-15 住宅の築年数(B-3)〔 施主の年齢別 〕

* 施主の年齢別は、戸建ては 30 代以下・40 代・50 代・60 代・70 代以上、マンションは 30 代以下・40 代・50

代・60 代以上によるクロス集計を基本とする(マンションの 70 代以上は、対象数が少ないため)。以下同様。

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

1.2

2.8

1.0

8.3

14.3

6.5

11.9

31.0

28.6

9.3

15.8

25.0

9.5

24.1

25.7

13.1

14.3

19.4

20.8

10.7

14.3

34.3

23.8

10.7

14.3

0.9

1.0

4.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

不明5年以下 6年~10年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

5.3

1.9

2.5

17.2

5.4

7.4

15.4

11.8

12.3

21.0

19.4

19.8

16.9

23.9

22.7

22.5

36.2

33.6

0.6

0.9

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

不明5年以下 6年~10年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

1.2

2.5

0.3

1.4

1.1

5.3

6.0

4.2

5.4

7.4

17.2

14.9

13.2

17.3

18.7

15.4

15.2

21.3

17.7

17.3

21.0

17.1

17.8

16.6

18.4

16.9

23.7

15.7

18.8

19.4

22.5

20.6

26.8

22.4

15.9

0.6

0.0

0.7

0.4

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

不明5年以下 21年~25年以下

26年~30年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

6年~10年以下

4.1

1.1

1.9

5.0

4.7

2.2

4.9

5.6

11.5

5.4

4.4

9.1

16.7

21.0

12.2

13.7

18.5

25.6

20.0

14.9

25.1

28.4

19.0

18.5

20.9

54.6

37.2

29.6

22.5

35.8

0.0

0.6

1.4

1.0

2.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

不明5年以下 21年~25年以下

26年~30年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

6年~10年以下

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 20 -

26.3

9.3

12.0

4.7

2.6

3.0

4.4

4.0

4.3

14.5

7.8

9.0

13.6

12.4

12.4

15.1

16.1

16.0

11.5

20.5

18.9

9.5

26.3

23.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

不明6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年(入居前または

入居直後)

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:住宅の築年数は、「注文住宅を建設」、「新築分譲購入」、「中古住宅購入」では幅広い分布と

なっているが、「親からの相続等」では築 31 年以上が約 65.9%となるなど古い住宅が多い。

・マンション:住宅の築年数は、「新築分譲住宅購入」に比べ「中古住宅購入」では、築 15 年以下(32.7%)

の比率が大きい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-16 住宅の築年数(B-3)〔 住宅の取得方法別 〕 *住宅の取得方法別は、マンションの「親からの相続等」は 28件と少数であるため、分析の対象からは除いた。以下同様。

④ リフォームまでの居住期間

・全体としては比較的幅広く分布しているが、11

年以上が約 8 割を占める。

・戸建てでは、「31 年以上」が 26.3%となるのに

対して、マンションでは、居住期間「0 年(入

居前または入居後)」が 26.3%と多い。

図 2-1-17 リフォームまでの居住期間(B-4)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:居住期間も築年数と似た傾向を示しており、築後 26 年以上の住宅が増加傾向を示している。

・マンション:前年度に同様に「0 年(入居前または入居後)」の割合が最も大きい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-18 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 時系列比較 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

0.8

3.4

2.4

8.3

9.6

5.3

5.1

13.9

16.9

14.1

9.9

22.8

16.9

22.7

16.4

23.3

30.9

25.8

65.9

29.4

20.8

28.0

0.0

0.6

0.6

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

親からの相続等(n=372)

中古住宅購入(n=180)

新築分譲購入(n=178)

注文/建替住宅(n=919)

不明5年以下 6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

0.9

1.7

10.3

1.7

21.5

14.5

18.7

16.9

15.0

26.2

10.3

19.2

22.4

19.8

0.9

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中古住宅購入(n=107)

新築分譲購入(n=172)

不明5年以下 6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

9.3

7.5

7.4

7.9

5.6

2.6

1.9

3.4

2.1

2.8

4.0

4.5

4.7

4.3

5.0

7.8

11.1

9.7

10.6

10.6

12.4

12.6

13.6

16.0

16.9

16.1

18.8

17.7

19.3

20.4

20.5

19.2

21.0

17.8

17.7

26.3

23.8

22.0

21.4

20.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

不明6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年(入居前または

入居直後)

26.3

26.3

23.3

27.8

20.1

4.7

3.2

4.2

4.0

5.3

4.4

6.6

7.0

7.2

5.7

14.5

12.0

10.8

11.2

15.2

13.6

13.3

15.0

13.0

16.3

15.1

11.7

16.4

13.4

11.3

11.5

13.6

11.1

12.6

13.8

9.5

11.7

11.1

9.0

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

不明6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年(入居前または

入居直後)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 21 -

52.1

58.8

58.5

61.4

61.6

10.1

10.7

13.3

10.2

12.7

10.2

8.1

10.6

7.7

9.2

21.1

17.8

12.5

16.0

12.6

4.0

2.9

2.9

3.2

1.7

2.6

1.6

2.2

1.5

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

注文住宅 不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

50.9

50.0

49.5

50.5

52.3

31.7

35.8

37.6

34.3

30.7

8.3

5.7

7.0

4.7

5.3

6.5

5.4

4.2

7.6

7.1

2.7

3.2

1.7

2.9

4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

52.1

43.4

50.9

10.1

17.0

31.7

10.2

13.4

8.3

21.1

18.8

6.5

4.0

4.5

2.7

2.6

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

注文住宅 不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:住宅の取得方法と居住期間の関係をみると、「注文住宅を建設」、「新築分譲購入」ともに「26

年~30 年以下」が最も高く、前者が 24.9%、後者が 25.8%を占める。一方「中古住宅購入」では「0

年(入居前または入居直後のリフォーム)」が 48.9%を占める。「親からの相続等」では「31 年以上」

が 46.2%と多いが、「0 年(入居前または入居直後のリフォーム)」の比率も 11.0%となっている。

・マンション:居住期間は、「新築分譲住宅購入」では築年数と似通った分布となっているが、「中古住

宅購入」では「0 年(入居前後のリフォーム)」が 60.7%と 6 割を超えている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-19 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕

⑤住宅の取得方法

・戸建てでは「注文住宅を建設」(52.1%)、「親か

らの相続等」(21.1%)が多く、「新築分譲住宅」、

「中古住宅購入」は約 1 割程度と少ない。

・マンションでは、「新築分譲住宅購入」(50.9%)

と「中古住宅購入」(31.7%)が多い。

図 2-1-20 住宅の取得方法(B-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:リフォームを実施した住宅の取得方法は「注文住宅を建設」が 5 割以上を占めるが前年度

より 6.7 ポイント減少。対して「親からの相続等」は前年度より 3.3 ポイント増加し 2 割を超えた。

・マンション:「新築分譲住宅購入」、「中古住宅購入」が中心ではあるが、「中古住宅購入」の比率は

前年度よりも減少した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-21 住宅の取得方法(B-5)〔 時系列比較 〕

60.7

4.7

6.52.8

2.3

14.0

15.7

7.5

18.6

2.8

25.0

3.7

17.4

1.9

15.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中古住宅購入(n=107)

新築分譲購入(n=172)

6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年

11.0

48.9

2.2

3.8

8.9

3.5

9.4

5.1

3.0

4.8

10.0

10.7

7.8

6.7

4.4

18.0

15.8

8.6

7.8

18.5

21.2

14.2

6.1

25.8

24.9

46.2

3.3

18.5

24.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

親からの相続等(n=372)

中古住宅購入(n=180)

新築分譲購入(n=178)

注文/建替住宅(n=919)

不明6年~10年以下

21年~25年以下

16年~20年以下

31年以上11年~15年以下

26年~30年以下

1年~5年以下

0年

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 22 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:施主の年齢が若いほど「中古住宅購入」や「親からの相続等」が多く、年齢が高いほど「注

文住宅を建設」が多い。30 代以下では、「中古住宅購入」と「親からの相続等」合わせて約 6 割を占

めるのに対して、60 代以上では「注文住宅を建設」が 約 6 割を占める。「中古住宅購入」は 30 代以

下が 31.1%と最も多く、年齢が高くになるにつれて割合は低くなる。

・マンション: 40 代以下では「中古住宅購入」が最も多く、30 代以下で 64.4%、40 代で 46.4%を

占める。60 代以上では「中古住宅購入」が 15.7%に対して「新築分譲住宅購入」が 62.0%となる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-22 住宅の取得方法(B-5)〔 施主の年齢別 〕

⑥ リフォーム実施者(中古購入の場合)

・中古住宅を購入し、入居前後(居住期間 0 年)

にリフォームを実施した場合のリフォーム事業

者について、「自分で探した」が全体では 53.2%

と過半数を占める。

・マンションでは「不動産の仲介業者から施工業

者の紹介を受けてリフォームを実施」が 38.5%

と戸建てに比べて高い。

図 2-1-23 中古住宅を購入し、入居前または入居直後に

リフォームをした場合のリフォーム実施者(B-5)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

62.0

70.3

33.3

8.9

15.7

21.8

46.4

64.4

9.3

1.0

10.7

17.8

9.3

5.9

6.0

3.7

1.0

3.6

8.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=45)

不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

4.6

8.0

6.3

38.5

22.7

29.7

49.2

55.7

53.2

6.2

10.2

8.2

1.5

3.4

2.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=65)

戸 建 て(n=88)

全 体(n=158)

その他不動産の仲介業者がリフォームを実施

不明不動産の仲介業者から施工業者の紹介

を受けてリフォームを実施

自分で業者を探して

リフォームを実施

65.7

58.7

50.5

37.0

20.9

10.3

11.7

9.6

10.0

4.1

4.4

5.6

9.4

20.5

31.1

12.2

18.3

25.1

27.0

31.1

6.3

2.8

3.1

2.0

10.1

1.1

2.9

2.3

3.5

2.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

注文住宅 不明新築分譲住宅 親からの相続等 その他中古住宅購入

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 23 -

2. リフォーム工事の概要

(1) 工事の種類

・戸建てでは「その他の修繕・模様替え」が 46.9%

と最も多い。次いで「大規模な修繕又は模様替

え」が 22.0%である。

・マンションでは「その他の修繕・模様替え」が

最も多く、55.9%を占める。

図 2-2-1 工事の種類(C-3) ※ 改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事。

大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根または階

段の 1 種類以上について、過半の修繕又は模様替えをするもの。

〔 時系列比較 〕

・戸建て:「増築」「減築」がわずかに減少したが、他は前年度とほぼ同じ分布となっている。

・マンション:前年度に比べ、「大規模な修繕又は模様替え」が増加し「その他の模様替え」が減少した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-2 工事の種類(C-3)〔 時系列比較 〕

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築 10 年以下では約 6 割が「その他の修繕・模様替え」であるが、築年数が経過するにつれ

てその比率は低下し、「改築」や「大規模な修繕・模様替え」の比率が増加している。

・マンション:築 10 年以下では「改築」が 36.4%と多いが、築 11 年以上では戸建てと同様に築年数が

経過するにつれて「その他の修繕・模様替え」の比率が低下し、「大規模な修繕・模様替え」の比率

が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-3 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の築年数別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

5.4

4.4

0.7

0.5

13.9

19.8

18.7

24.9

22.0

22.2

55.9

46.9

48.6

5.3

5.2

5.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

増築 減築 改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

5.4

6.5

7.4

5.8

6.9

0.7

1.2

1.2

19.8

20.0

13.6

24.1

21.1

22.0

21.5

25.8

31.0

27.7

46.9

46.7

47.6

36.9

41.0

5.2

4.3

4.4

2.1

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

増築 減築 改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

13.9

12.3

11.5

12.3

12.7

24.9

14.2

28.2

32.1

26.2

55.9

69.6

58.2

53.1

54.4

5.3

3.8

2.1

2.5

6.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

14.5

9.4

14.5

36.4

36.8

26.6

17.3

4.5

39.5

60.9

63.6

50.0

9.2

3.1

4.5

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=76)

21~30年以下(n=128)

11~20年以下(n=110)

10年以下(n=22)

改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

5.5

5.0

4.6

19.0

1.4

0.3

0.3

20.8

20.2

17.7

11.9

29.0

19.5

16.4

7.1

40.2

48.6

55.1

57.1

3.1

6.4

5.9

4.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超 (n=639)

21~30年以下(n=763)

11~20年以下(n=305)

10年以下(n=42)

増築 減築 改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 24 -

25.0 8.3 8.3 33.3 25.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=12)

10超~

20㎡以下

10㎡以下 30超~

50㎡以下

20超~

30㎡以下

50㎡超

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:親からの相続等では、「増築」の比率が 7.5%、「改築」が 23.4%、「大規模な修繕または模

様替え」が 27.2%と、他に比べ比較的規模の大きな工事が行われている。一方、新築分譲購入では、

「その他の修繕・模様替え」が 51.1%と半数以上を占めている。

・マンション:中古住宅購入では新築分譲購入に比べて「改築」、「大規模な修繕又は模様替え」の比率

が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-4 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の取得方法別 〕

② 増築の場合の従前床面積、増加床面積(戸建て)

・戸建てで増築を行なった住宅の従前床面積は、

「100~150 ㎡未満」が 41.7%、「50~100 ㎡」

が 19.8%と 100 ㎡前後の住宅の占める比率が高

い。

図 2-2-5(1) 増築の場合の従前床面積(C-3)

・増加床面積は、「10 ㎡以下」が 39.6%と最も多

い。

図 2-2-5(2) 増築の場合の増加床面積(C-3) ※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則と

して確認申請が必要

③ 減築の場合の従前床面積、減少床面積(戸建て)

・戸建てで減築を行なった住宅の従前床面積は、

100 ㎡以上の住宅が 8 割を占めている。

図 2-2-6(1) 減築の場合の従前床面積(C-3)

・減少床面積は「10 ㎡以下」と「50 ㎡超」が 25.0%

で同じ比率となり、最も割合が多い。

図 2-2-6(2) 減築の場合の減少床面積(C-3)

20.6

11.6

23.4

22.1

52.3

59.9

3.7

6.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中古住宅購入(n=107)

新築分譲購入(n=172)

改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

39.6 17.7 11.5 5.2 22.9 3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=96)

10超~

20㎡以下

10㎡以下 30超~

50㎡以下

20超~

30㎡以下

50㎡超 不明

8.3 8.3 25.0 33.3 25.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=12)

50~100㎡

未満

50㎡未満 150~200㎡

未満

100~150㎡

未満

200㎡以上

7.5

8.3

3.4

4.5

1.9

0.4

23.4

18.9

18.5

19.4

27.2

24.4

20.2

21.0

36.3

45.6

51.1

50.2

3.8

2.8

6.7

4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

親からの相続等(n=372)

中古住宅購入(n=180)

新築分譲購入(n=178)

注文/建替住宅(n=919)

増築 減築 改築 不明大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え

9.4 19.8 41.7 10.4 7.3 11.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=96)

50~100㎡

未満

50㎡未満 150~200㎡

未満

100~150㎡

未満

200㎡以上 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 25 -

1.8

0.6

2.7

3.6

18.0

4.7

0.6

1.8

18.6

1.8

15.7

24.9

26.6

74.9

83.4

2.5

5.6

2.4

3.2

5.6

8.4

7.7

9.1

13.7

21.9

31.8

38.2

32.7

61.7

63.0

2.4

4.7

2.6

3.3

7.3

7.7

6.7

7.8

14.6

18.4

29.1

35.2

31.2

63.8

66.1

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

相続等により住宅の所有者が入れ替わっ…

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環境…

三世代同居など、他の世帯との同居に対…

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな…

耐震性や災害からの安全性の向上を図る…

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮…

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を…

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更する…

全体(n=2191)

戸建て(n=1765)

マンション(n=338)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくする

ため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じた

ため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応するため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

(2) リフォーム工事の目的

・リフォームを実施した目的は、全体では、「使い

勝手、好みに変更(嗜好対応)」、「住宅、設備の

老朽化」が 6 割を超えており、次いで「高齢化

対応」が 35.2%、「省エネ対応」が 31.2%とな

っている。

・戸建てでは、「高齢化対応」や「耐久性向上」、「耐

震性等、安全性の向上」がマンションに比べて

特に多い。

・マンションでは「嗜好対応」や「住宅、設備の

老朽化」、「中古住宅の購入に合わせて」などが

戸建てに比べて多い。

図 2-2-7 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度と同様に「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」、「住宅、設備の老朽化」の比率が高

い。「老後の備え、高齢者対応」、「耐久性の向上」などは前回と比べ増加した。

・マンション:「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が増加し「住宅、設備の老朽化」と順位が入れ替

わっている。「省エネ対応」、「耐久性向上」、「世帯人員の変更」などは前回と比べやや増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-8 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 時系列比較 〕 ※空欄となっているのは調査年に同様の選択肢がなかったもの。以下同様。

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

1.8

0.6

2.7

3.6

18.0

4.7

0.6

1.8

18.6

1.8

15.7

24.9

26.6

74.9

83.4

3.8

3.8

2.8

15.5

4.1

1.3

1.3

11.4

1.6

9.2

22.8

19.6

71.5

69.9

2.4

3.8

2.1

17.1

3.8

1.7

1.4

17.1

1.0

6.6

24.7

17.1

72.5

80.8

3.5

2.1

1.8

16.6

2.5

1.1

2.1

16.3

0.4

23

21.6

67.5

67.1

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じ

たため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくす

るため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

H24(n=283)

H25(n=277)

H26(n=287)

H27(n=316)

H28(n=338)

(%)

2.5

5.6

2.4

3.2

5.6

8.4

7.7

9.1

13.7

21.9

31.8

38.2

32.7

61.7

63.0

9.0

2.0

2.6

4.8

7.0

8.6

8.6

15.2

21.4

29.8

35.2

37.1

59.3

63.2

3.4

1.6

1.9

5.9

9.1

11.0

6.9

12.8

20.1

32.2

34.4

32.9

59.5

56.9

1.0

2.1

2.3

4.5

8.0

10.5

8.5

14.8

23.2

33.9

37.6

36.9

60.6

65.9

3.3

2.1

2.3

3.9

6.5

8.0

9.4

13.3

23.6

38.0

39.6

60.8

60.7

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

H24(n=1162)

H25(n=1269)

H26(n=1129)

H27(n=1717)

H28(n=1765)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、

必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応す

る ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にす

るため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わった

ため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、

必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応す

るため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にす

るため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わった

ため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 26 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:「老後の備え、高齢化対応」を目的としたリフォームは、30 代以下の 20.9%に対して 60 代

では 44.0%となるなど年代による差が大きい。「中古住宅の購入に合わせて」や「三世帯同居など、

他の世帯との同居への対応」を目的とするリフォームは若い世代で多く、特に「子供の成長・世帯人

員変更」は、40 代以下での比率が高い。

・マンション:戸建てと同様に「老後の備え、高齢化対応」を目的としたリフォームは、施主の年齢が

高いほど多い傾向がみられる。「使い勝手の改善、自分の好みへの変更」は 30 代以下では 88.1%と比

率が高く、「中古住宅の購入に合わせて」も 54.8%と他の年代に比べて高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-9 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

4.1

4.4

2.2

1.1

1.1

9.6

4.4

8.9

6.6

24.7

31.7

43.5

26.2

56.8

52.8

2.5

5.3

1.7

2.4

2.4

9.6

5.9

8.3

10.1

21.3

31.6

44.0

32.3

63.1

61.4

1.6

4.5

3.3

3.8

5.2

8.0

6.8

9.4

12.4

20.7

30.5

37.3

32.4

66.9

65.7

2.5

8.5

1.5

3.5

10.5

5.0

11.0

9.0

29.0

19.5

31.0

24.5

38.0

56.0

66.0

2.0

7.4

4.7

8.8

23.0

6.1

19.6

12.2

25.7

25.7

39.2

20.9

40.5

58.1

77.0

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

(%) 0.9

0.9

3.7

5.6

4.6

5.6

0.9

1.9

19.4

2.8

17.6

44.4

29.6

75.9

81.5

4.0

0.0

2.0

0.0

7.9

4.0

0.0

1.0

18.8

2.0

15.8

26.7

27.7

84.2

82.2

1.2

1.2

1.2

3.6

29.8

3.6

0.0

2.4

19.0

1.2

13.1

7.1

23.8

67.9

85.7

0.0

0.0

4.8

7.1

54.8

7.1

2.4

2.4

14.3

0.0

14.3

4.8

23.8

64.3

88.1

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替わっ

たため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更する

ため

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60才以上(n=108)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

3世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

Page 29: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 27 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築年数が経過するほど回答数が多く、様々な目的のリフォームが行われている様子がうかが

える。特に「省エネ化」、「高齢化対応」、「耐震性等安全性の向上」などは、築 30 年超の住宅での比

率が高く、築年数による差が大きい。

・マンション:「住宅、設備の老朽化」、「省エネ対応」、「高齢化対応」などは、築年数が経過している

住宅での比率が高い。「中古住宅の購入に合わせて」は、築後 11 年~20 年以下が 28.2%と最も多い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-10 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

1.9

8.6

3.8

5.2

3.3

12.7

9.5

13.6

12.5

36.0

38.2

46.6

42.3

68.9

68.2

2.2

4.1

1.8

2.5

6.4

6.7

6.4

7.5

13.2

16.6

26.7

38.5

31.2

62.0

63.3

3.9

3.9

1.3

1.6

7.9

4.9

6.6

5.2

17.0

8.9

33.1

23.9

21.0

51.5

54.1

7.1

0.0

0.0

0.0

4.8

2.4

7.1

0.0

14.3

2.4

26.2

11.9

11.9

23.8

45.2

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

10年以下(n=42)

11~20年以下(n=305)

21~30年以下(n=763)

30年超(n=639)

(%)2.6

0.0

3.9

9.2

13.2

7.9

2.6

5.3

21.1

5.3

22.4

42.1

43.4

86.8

81.6

1.6

1.6

2.3

2.3

10.9

3.1

0.0

0.0

20.3

0.8

14.8

30.5

29.7

83.6

87.5

0.9

0.0

0.9

0.9

28.2

4.5

0.0

0.0

19.1

0.9

10.9

10.9

16.4

67.3

82.7

4.5

0.0

4.5

0.0

27.3

4.5

0.0

9.1

0.0

0.0

22.7

0.0

0.0

18.2

68.2

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

10年以下(n=22)

11~20年以下(n=110)

21~30年以下(n=128)

30年超(n=76)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更する

ため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮ら

しやすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図る

ため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、

必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

3世代同居など、他の世帯との同居に対応

するため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境

にするため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わっ

たため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等

を図るため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 28 -

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:「親からの相続等」では、嗜好対応、老朽化対応、省エネ化、高齢化対応、耐震性の向上な

ど、多様な目的が他の取得パターンに比べ高い。「中古住宅購入」では、高齢化対応の比率が他の取

得パターンに比べ低い。

・マンション:「新築分譲購入」では、子供の成長・世帯人員変更や高齢化対応などの目的が比較的高

く、「中古住宅購入」では、嗜好対応、健康増進の比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-11 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 住宅の取得方法別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

1.1

11.8

4.6

12.6

11.8

11.8

12.6

20.4

34.7

32.8

47.0

45.2

68.8

75.0

1.7

0.6

5.6

1.1

8.9

5.6

15.6

15.6

22.2

31.7

24.4

38.3

66.1

73.9

3.9

2.8

0.6

0.0

4.5

3.4

5.1

9.6

19.1

35.4

36.0

23.0

68.0

50.0

2.8

4.5

1.1

0.7

7.8

7.1

7.0

11.5

16.8

31.6

38.3

29.2

57.0

59.4

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

注文/建替住宅(n=919)

新築分譲購入(n=178)

中古住宅購入(n=180)

親からの相続等(n=372)

(%) 1.9

0.0

2.8

0.0

7.5

0.9

2.8

13.1

0.9

14.0

17.8

25.2

64.5

84.1

2.3

0.6

0.0

0.0

3.5

0.0

1.2

20.9

1.7

16.9

30.8

26.7

82.0

83.1

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくする

ため

空き家になっていた住宅の活用を図

るため

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

健康増進や病気予防に配慮した室内

環境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居

に対応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にとも

ない、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を

図るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等

が暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上

等を図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更

するため

新築分譲購入(n=172)

中古住宅購入(n=107)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等

を図るため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に

対応するため

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等

を図るため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 29 -

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:増築・改築では、他の工事に比べると「耐震性の向上」、「子供の成長・世帯人員変更」、「三

世代同居など他の世帯との同居への対応」、「親の住んでいる家を住みやすくするため」の比率が高い。

大規模な修繕では、「住宅、設備の老朽化」、「省エネ化」、「高齢化対応」、「耐久性の向上」などが他

の工事に比べ高い。

・マンション:大規模な修繕では「嗜好対応」、「省エネ化」、「高齢化対応」、「子供の成長・世帯人員変

更」などが他の工事に比べ高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-12 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 工事の種類別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

3.0

3.6

1.5

1.6

4.8

6.2

3.6

5.6

7.4

10.4

30.1

32.3

23.2

61.2

55.3

3.1

6.4

3.9

5.4

7.7

13.7

10.6

14.9

17.0

38.4

41.0

47.9

50.8

70.6

72.4

0.9

6.9

2.3

4.3

5.1

8.0

11.1

10.3

18.3

26.9

26.3

42.9

34.9

60.9

72.6

0.9

14.8

4.6

4.6

5.6

10.2

16.7

13.0

32.4

39.8

30.6

39.8

41.7

53.7

69.4

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

増築・減築(n=108)

改築(n=350)

大規模修繕(n=388)

その他修繕(n=827)

(%)2.6

0.5

1.1

2.6

16.4

3.2

0.5

0.5

18.0

0.5

13.2

22.8

23.8

75.1

78.8

0.0

1.2

7.1

6.0

19.0

6.0

1.2

3.6

23.8

3.6

20.2

35.7

38.1

77.4

95.2

0.0

0.0

2.1

4.3

23.4

8.5

0.0

4.3

17.0

2.1

19.1

19.1

23.4

72.3

87.2

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

改築(n=47)

大規模修繕(n=84)

その他修繕(n=189)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

Page 32: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 30 -

〔 リフォーム契約金額別 〕

・戸建て:高額なリフォームほど様々な目的に対応したリフォームが実施されており、特に 500 万円

を超えるリフォームでは、「耐震性等安全性の向上」、「子供の成長や世帯人員の変更」、「三世代同居

など、他の世帯との同居への対応」の比率が特に高まる。

・マンション:戸建てと同様に高額リフォームほど多くの目的があげられている。「中古住宅の購入に

合わせて」では、300 万超~500 万円以下が 19.4%と最も高い割合になっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-13 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 リフォーム契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

2.2

7.4

3.6

6.0

7.4

12.5

12.8

14.6

21.8

33.8

38.5

47.7

52.0

70.5

79.0

1.7

6.3

1.0

1.7

6.9

6.6

4.6

8.3

10.6

20.8

32.7

38.6

28.4

57.4

62.7

3.5

3.3

1.6

0.6

2.7

4.6

3.5

4.2

6.8

9.9

26.6

29.4

15.3

55.0

47.2

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替わっ

たため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環境

にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図る

ため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更する

ため

300万円以下(n=636)

300超~500万円以下(n=303)

500万円超(n=719)

(%) 0.6

0.0

2.9

5.7

18.4

4.6

0.6

2.3

26.4

1.7

18.4

28.7

32.8

81.0

90.8

1.5

1.5

4.5

3.0

19.4

6.0

1.5

1.5

13.4

1.5

17.9

22.4

28.4

73.1

88.1

4.5

1.1

1.1

0.0

18.2

4.5

0.0

1.1

9.1

1.1

10.2

18.2

14.8

67.0

69.3

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るた

相続等により住宅の所有者が入れ替

わったため

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環

境にするため

三世代同居など、他の世帯との同居に対

応するため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともな

い、必要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図

るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮

らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を

図るため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更す

るため

300万円以下(n=88)

300超~500万円以下(n=67)

500万円超(n=174)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 31 -

〔 地域別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:地域別のリフォーム工事の目的について、「高齢化対応」は中国・四国が他地域に比べて高

く、「耐震性等の安全性の向上」は四国が他地域に比べて高い。また「省エネ対応」は、信越・北陸

の 41.2%、北海道の 44.4%と寒冷地での比率が高い。

【 戸建て 】

図 2-2-14 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 地域別 〕(戸建てのみ)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

2.2

6.5

2.2

2.9

5.8

8.6

4.3

7.9

12.2

22.3

29.5

39.6

32.4

61.9

64.0

1.3

6.4

2.6

2.6

5.1

3.8

11.5

10.3

15.4

32.1

34.6

47.4

35.9

52.6

60.3

1.9

6.7

2.9

5.7

8.6

10.5

10.5

7.6

13.3

18.1

26.7

48.6

37.1

64.8

71.4

2.6

3.7

3.3

1.5

6.6

9.9

6.3

8.5

14.7

21.7

36.8

32.0

27.9

65.8

62.1

1.8

6.9

3.2

3.2

4.1

7.4

9.2

12.9

14.7

24.9

27.2

42.9

36.9

64.1

76.0

1.0

9.3

1.0

2.1

6.2

8.2

7.2

4.1

12.4

19.6

24.7

41.2

41.2

51.5

64.9

2.9

4.5

1.7

4.3

4.3

7.0

7.8

9.5

13.0

21.7

33.5

34.9

29.0

60.9

58.4

3.2

7.6

3.2

1.3

5.7

12.1

8.3

7.0

14.6

18.5

28.7

40.1

38.2

61.1

59.9

4.4

4.4

2.2

2.2

13.3

13.3

4.4

8.9

11.1

17.8

40.0

42.2

44.4

64.4

57.8

0 20 40 60 80 100

その他

親の住んでいる家を住みやすくするため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

相続等により住宅の所有者が入れ替わったた

中古住宅の購入に合わせて

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にす

るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応す

るため

防犯性能の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必

要が生じたため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

耐久性向上のため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしや

すくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

北海道(n=45)

東北(n=157)

関東(n=645)

信越・北陸(n=97)

東海(n=217)

近畿(n=272)

中国(n=105)

四国(n=78)

九州・沖縄(n=139)

(%)

使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

住宅、設備の老朽化や壊れたため

省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図る

ため

老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らし

やすくするため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要

が生じたため

防犯性能の向上を図るため

三世代同居など、他の世帯との同居に対応する

ため

健康増進や病気予防に配慮した室内環境にする

ため

中古住宅の購入に合わせて

相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

空き家になっていた住宅の活用を図るため

親の住んでいる家を住みやすくするため

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 32 -

(3) リフォーム工事の内容

① リフォーム工事の内容

・リフォーム工事の内容としては、戸建て・マンションともに、「内装変更」、「住宅設備の変更」、が 6

割以上と多い。

・戸建てでは、上位から「内装変更」(70.3%)、「住宅設備の変更」(65.6%)、「間取りの変更」(40.8%)、

「外装の変更」(40.0%)と続く。また、「耐震補強工事」は 17.6%である。

・マンションでは、上位から「内装の変更」(86.7%)、「住宅設備の変更」(82.5%)、「間取りの変更」

(57.1%)、「室内建具の変更」(53.0%)、「収納スペースの改善」(50.6%)と続く。

【 マンション 】

* マンションについては、専有部分のリフォームに

該当する項目のみの結果を示す。以下同様。

【 戸建て 】

図 2-2-15 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

2.8

2.9

3.3

4.5

7.9

13.0

17.1

17.6

17.6

17.8

18.9

18.7

19.4

30.8

31.2

35.1

36.8

39.2

40.0

40.8

65.6

70.3

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

広さの変更

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

耐震補強工事

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

居室の用途の変更

畳の入れ替え工事

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新…

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の…

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

戸建て(n=1765)

(%)

1.2

1.8

3.3

14.2

16.3

20.4

25.4

36.7

50.6

53.0

57.1

82.5

86.7

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

畳の入れ替え工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新…

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

マンション(n=338)

(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の

塗り替え等)

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

畳の入れ替え工事

居室の用途の変更

屋根・天井への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

広さの変更

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

畳の入れ替え工事

防音工事

防犯性能強化

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 33 -

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べ、「内装変更」や「住宅設備の変更」が増加している。

・マンション:前年度に比べ、全体的に比率が増加している項目が多く、特に「間取りの変更」、「室内

建具の変更」、「収納スペースの改善」などが大きく増加している。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-16 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 時系列比較 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

2.8

2.9

3.3

4.5

7.9

13.0

17.6

17.1

17.6

17.8

18.7

18.9

19.4

30.8

31.2

35.1

36.8

39.2

40.0

40.8

65.6

70.3

4.5

2.9

3.4

4.3

7.0

14.2

15.1

16.5

15.4

17.8

19.0

17.8

29.2

30.5

31.4

40.0

42.8

42.6

37.4

60.2

68.7

3.8

2.4

2.8

7.6

6.3

12.8

14.4

16.4

17.4

18.2

25.3

18.2

30.7

31.2

35.7

33.0

36.3

49.9

41.6

68.2

66.7

1.9

4.0

3.0

8.0

7.0

13.6

16.0

18.3

19.5

19.4

26.9

18.4

34.1

34.4

38.9

38.7

39.2

46.9

45.5

72.4

72.0

4.0

2.6

2.5

8.6

8.9

13.5

13.5

14.5

18.6

17.2

20.1

16.6

29.1

30.5

32.8

37.1

45.3

44.7

39.2

67.1

69.3

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

広さの変更

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

耐震補強工事

外壁への断熱材の設置工事

居室の用途の変更

屋根・天井への断熱材の設置工事

畳の入れ替え工事

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗

り替え等)

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

H26(n=1129)

H27(n=1717)

H28(n=1765)

(%)

1.2

1.8

3.3

14.2

16.3

20.4

25.4

36.7

50.6

53.0

57.1

82.5

86.7

1.3

1.9

2.2

16.8

22.5

15.2

27.2

35.8

40.2

34.5

79.4

84.8

1.4

1.7

3.5

16.0

26.1

26.1

32.8

53.7

54.7

52.3

90.2

87.1

0.7

1.8

4.3

14.4

24.5

20.9

33.2

51.3

49.5

45.8

86.6

87.4

1.1

1.1

4.9

23.3

20.1

18.4

29.0

38.9

41.3

40.6

80.2

82.7

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

畳の入れ替え工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

H24(n=283)

H25(n=277)

H26(n=287)

H27(n=316)

H28(n=338)(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の

塗り替え等)

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

畳の入れ替え工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

広さの変更

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

畳の入れ替え工事

防音工事

防犯性能強化

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 34 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:全体的には 30 代以下での比率が他の年代に比べ高くなっている項目が多いが、「段差の解消、

手すりの設置」は 60 代では 39.0%と高くなっている。

・マンション:50 代では「住宅設備の変更」、「室内建具の変更」、「収納スペースの改善」の比率が他の

年代に比べ高くなっている。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-17 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

6.6

1.8

4.1

2.6

5.9

10.7

18.1

13.7

17.3

14.0

15.1

19.9

12.2

20.7

24.4

33.2

26.6

37.6

28.8

23.6

59.8

62.4

2.4

2.7

2.1

4.6

7.4

13.1

16.3

16.6

13.5

15.6

17.7

17.8

15.2

27.5

29.5

39.0

33.6

40.6

38.8

38.8

62.5

68.3

2.3

3.8

3.8

5.2

8.0

12.4

16.7

18.5

18.1

18.8

19.7

20.2

21.4

34.5

34.0

37.8

38.0

44.6

42.0

44.6

69.5

74.4

1.5

3.0

4.0

2.5

8.5

16.0

16.0

17.0

18.5

20.5

21.0

18.5

26.0

35.0

31.0

32.5

31.0

31.5

41.0

46.0

69.5

69.0

1.4

3.4

5.4

8.1

13.5

15.5

26.4

27.7

30.4

29.1

27.7

25.0

29.1

47.3

43.2

35.1

55.4

41.2

50.7

62.8

75.0

85.1

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

広さの変更

耐震補強工事

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

畳の入れ替え工事

居室の用途の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗

り替え等)

窓ガラス・窓サッシ等の改良

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

(%)

0.9

3.7

4.6

13.9

20.4

25.9

19.4

38.0

45.4

51.9

54.6

75.9

87.0

0.0

2.0

4.0

14.9

15.8

25.7

26.7

41.6

57.4

57.4

55.4

89.1

89.1

1.2

0.0

2.4

9.5

11.9

9.5

33.3

33.3

51.2

51.2

63.1

84.5

83.3

2.4

0.0

0.0

23.8

16.7

16.7

23.8

31.0

50.0

50.0

57.1

81.0

88.1

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

畳の入れ替え工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60才以上(n=108)

(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

畳の入れ替え工事

防音工事

防犯性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の

塗り替え等)

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

居室の用途の変更

畳の入れ替え工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

耐震補強工事

広さの変更

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 35 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築年数が経過するほど、「内装や住宅設備の変更」など様々な内容の工事が行われている。

築 30 年超の住宅では様々な工事内容が他の築年数の住宅より多く行われているが、「断熱材の設置」、

「耐震補強工事」、「主要構造部の改修」などが特に他の築年数の住宅との差が大きい。

・マンション: 戸建てと同様に築 30 年超の住宅では、様々な工事が他の築年数の住宅より多く行われ

ているが、「内装の変更」や「間取りの変更」などは比較的築年数による差が小さい。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-18 リフォーム工事内容(C-4②)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

3.3

4.9

5.0

4.7

11.7

28.0

29.1

15.0

31.6

27.9

30.0

23.3

22.7

39.3

37.7

44.9

48.4

54.0

51.5

46.2

70.0

78.6

1.7

2.1

2.4

4.6

6.8

13.5

12.8

12.7

14.3

13.5

12.7

17.3

19.4

28.6

28.7

32.9

35.0

36.3

36.7

36.0

67.5

70.5

3.6

1.3

2.6

3.6

4.3

6.2

7.5

10.2

7.2

8.9

7.5

14.8

13.1

25.2

23.9

24.6

21.6

21.3

30.8

39.7

56.7

58.4

11.9

0.0

0.0

4.8

0.0

0.0

2.4

14.3

0.0

4.8

4.8

4.8

16.7

7.1

19.0

9.5

7.1

2.4

26.2

26.2

23.8

31.0

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

床・基礎への断熱材の設置工事

耐震補強工事

広さの変更

屋根・天井への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

外壁への断熱材の設置工事

居室の用途の変更

畳の入れ替え工事

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

間取りの変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗

り替え等)

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

10年以下(n=42)

11~20年以下(n=305)

21~30年以下(n=763)

30年超(n=639)

(%)

1.3

6.6

3.9

27.6

19.7

34.2

34.2

52.6

76.3

57.9

71.1

89.5

90.8

0.0

0.8

2.3

18.0

7.8

25.0

18.0

35.2

52.3

53.1

53.1

86.7

93.0

1.8

0.0

3.6

10.0

18.2

9.1

24.5

30.9

41.8

41.8

54.5

80.0

79.1

4.5

0.0

4.5

0.0

13.6

4.5

36.4

13.6

27.3

50.0

40.9

45.5

72.7

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

畳の入れ替え工事

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

室内建具の変更

収納スペースの改善

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

10年以下(n=22)

11~20年以下(n=110)

21~30年以下(n=128)

30年超(n=76)

(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

間取りの変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・ 更新(床暖房含む)

畳の入れ替え工事

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

屋根・天井への断熱材の設置工事

広さの変更

耐震補強工事

床・基礎への断熱材の設置工事

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

畳の入れ替え工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 36 -

〔 契約金額別 〕

・戸建て:高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、特に 500 万円を超えるリフォームで

は「内装の変更」(88.3%)、「住宅設備の変更」(84.3%)などの比率が高い。

・マンション:戸建てと同様に、高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、500 万円を超え

るリフォームでは「内装の変更」(93.7%)、「住宅設備の変更」(93.1%)、「間取りの変更」(79.9%)

「室内建具の変更」(75.3%)、「収納スペースの改善」(71.8%)などの比率が高い。

【 マンション 】

【 戸建て 】

図 2-2-19 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

1.4

5.1

6.3

8.1

14.6

22.0

31.8

33.5

33.9

29.8

35.6

33.5

28.7

53.7

53.7

57.9

52.0

64.0

69.5

55.2

84.3

88.3

2.0

1.3

1.0

4.3

5.3

8.3

10.2

7.3

10.2

13.2

11.6

13.2

11.9

24.1

22.4

29.4

31.7

29.4

32.7

33.7

66.3

73.3

5.3

1.3

0.8

0.9

2.2

5.0

6.4

4.9

4.1

6.6

4.4

6.0

10.4

10.4

12.3

14.6

22.8

17.3

14.5

27.5

49.8

52.2

0 20 40 60 80 100

その他

耐火性能強化

防音工事

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

広さの変更

壁、柱等の主要構造部の改修

床・基礎への断熱材の設置工事

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

居室の用途の変更

畳の入れ替え工事

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

窓ガラス・窓サッシ等の改良

間取りの変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗

り替え等)

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

300万円以下(n=636)

300超~500万円以下(n=303)

500万円超(n=719)

(%)

1.1

2.9

5.2

24.1

40.2

24.1

13.2

51.1

71.8

75.3

79.9

93.1

93.7

1.5

0.0

1.5

11.9

11.9

20.9

13.4

22.4

46.3

50.7

53.7

79.1

91.0

1.1

1.1

1.1

4.5

9.1

12.5

13.6

21.6

17.0

14.8

18.2

70.5

73.9

0 20 40 60 80 100

その他

防犯性能強化

防音工事

窓ガラス・窓サッシ等の改良

居室の用途の変更

段差の解消、手すりの設置

畳の入れ替え工事

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

住宅設備の変更

内装の変更

(壁紙、床の張り替え等)

300万円以下(n=88)

300超~500万円以下(n=67)

500万円超(n=174)

(%)

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

間取りの変更

室内建具の変更

収納スペースの改善

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

畳の入れ替え工事

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の

塗り替え等)

間取りの変更

窓ガラス・窓サッシ等の改良

段差の解消、手すりの設置

室内建具の変更

冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新

(床暖房含む)

収納スペースの改善

畳の入れ替え工事

居室の用途の変更

屋根・天井への断熱材の設置工事

耐震補強工事

外壁への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

防犯性能強化

太陽光発電・温水器の設置

防音工事

耐火性能強化

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 37 -

5.6

80.9

78.5

89.8

89.8

7.0

64.2

51.2

68.7

68.7

7.3

40.7

39.7

41.6

41.6

0 20 40 60 80 100

その他

洗面化粧台の交換

便器の交換

浴室・浴槽の交換

キッチンの交換

300万円以下(n=317)

300超~500万円以下(n=201)

500万円超(n=606)

(%)3.1

89.5

90.7

93.8

93.8

3.8

81.1

83.0

84.9

84.9

9.7

62.9

54.8

53.2

53.2

0 20 40 60 80 100

その他

洗面化粧台の交換

便器の交換

浴室・浴槽の交換

キッチンの交換

300万円以下(n=62)

300超~500万円以下(n=53)

500万円超(n=162)

(%)

キッチンの交換

浴室・浴槽の交換

便器の交換

洗面化粧台の交換

その他

キッチンの交換

浴室・浴槽の交換

便器の交換

洗面化粧台の交換

その他

③ 住宅設備の変更の内容

・設備機器の変更の内容では「キッチンの交

換」「浴室・浴槽の交換」「洗面化粧台の交

換」「便器の交換」がそれぞれ 7 割前後を

占めている。マンションでは戸建てに比べ

て比率が高い。

図 2-2-20 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べて、「便器の交換」以外すべての項目の比率が増加している。

・マンション:その他以外のすべての項目の比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-21 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)〔 時系列比較 〕 〔 契約金額別 〕

・戸建て:工事金額が増加するにつれて、さまざまな設備機器が交換されており、500 万円超の工事で

は約 8 割が水回り設備の工事を実施している。

・マンション:500 万円超の工事では約 9 割が水回り設備の工事を実施している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-22 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)〔 契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

4.7

82.1

81.0

83.2

83.2

6.3

66.8

63.2

72.7

72.7

5.9

70.1

67.1

75.3

75.3

0 20 40 60 80 100

その他

洗面化粧台の交換

便器の交換

浴室・浴槽の交換

キッチンの交換

全 体(n=1488)

戸建て(n=1157)

マンション(n=279)

(%)

キッチンの交換

浴室・浴槽の交換

便器の交換

洗面化粧台の交換

その他

6.3

66.8

63.2

72.7

72.7

4.7

66.5

65.2

70.5

70.6

8.8

70.9

68.7

76.6

74.5

3.9

72.6

70.2

75.1

80.3

8.4

68.4

68.0

76.7

70.4

0 20 40 60 80 100

その他

洗面化粧台の交換

便器の交換

浴室・浴槽の交換

キッチンの交換

H24(n=784)

H25(n=919)

H26(n=770)

H27(n=1033)

H28(n=1157)

(%)4.7

82.1

81.0

83.2

83.2

11.6

66.9

72.9

76.5

76.5

10.0

71.4

75.3

78.4

79.5

5.0

72.9

76.3

69.6

75.8

14.5

64.8

71.8

69.6

71.8

0 20 40 60 80 100

その他

洗面化粧台の交換

便器の交換

浴室・浴槽の交換

キッチンの交換

H24(n=227)

H25(n=240)

H26(n=259)

H27(n=251)

H28(n=279)

(%)

キッチンの交換

浴室・浴槽の交換

便器の交換

洗面化粧台の交換

その他

キッチンの交換

浴室・浴槽の交換

便器の交換

洗面化粧台の交換

その他

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 38 -

10.9

0.0

10.9

5.5

20.0

6.4

9.1

43.1

44.8

44.9

6.9

8.2

40.2

41.5

42.5

0 20 40 60 80

その他

太陽光発電・温水器の設置

床・基礎への断熱材の設置工

屋根・天上への断熱材の設置

工事

外壁への断熱材の設置工事

全体(n=767)

戸建て(n=692)

マンション(n=55)

(%)

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天上への断熱材の

設置工事

床・基礎への断熱材の設置

工事

太陽光発電・温水器の設置

その他

10.7

54.1

54.1

53.9

10.1

28.1

28.1

30.3

2.7

12.7

20.9

21.8

0 20 40 60 80

太陽光発電・温水器の設置

床・基礎への断熱材の設置工

屋根・天上への断熱材の設置

工事

外壁への断熱材の設置工事

300万円以下(n=110)

300超~500万円以下(n=89)

500万円超(n=460)

(%)

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天上への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

太陽光発電・温水器の設置

④ 窓ガラス・窓サッシの改良の内容

・窓ガラス・窓サッシの改良を行なった中で、

「全ての窓の改修」を行なったのは戸建て

で 29.0%、マンションで 60.0%となって

いる。

図 2-2-23 窓ガラス・窓サッシの改良の内容(C-4④)(複数回答)

〔 契約金額別 〕

・戸建て:「全ての窓を改修」の比率は 500 万円超で 36.1%と最も高くなる。

・マンション:すべての金額帯で「全ての窓を改修」の比率が戸建てよりも高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-24 窓ガラス・窓サッシの改良の内容(C-4④)(複数回答)〔 契約金額別 〕

⑤ 窓ガラス・窓サッシと同時に行なった省エネ改修工事

・窓ガラス・窓サッシの改良を行なったうち

約 4 割が断熱材の設置工事を同時に行っ

ている。

図 2-2-25 窓と同時に行なった省エネ工事(C-4⑤)(複数回答)

・契約金額別では戸建てでは金額が大きくな

るほど、断熱材の設置工事や太陽光発電等

の設置工事を同時に改修する工事が増え

る。

図 2-2-26 窓と同時に行なった省エネ工事(C-4⑤)(複数回答)〔 契約金額別 〕(戸建てのみ)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

60.0

29.0

31.0

40.0

64.9

63.4

0.7

0.7

-

5.3

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=55)

戸 建 て(n=692)

全 体(n=767)

全ての窓を改修 一部の窓を改修 わからない 不明

36.1

12.4

13.6

59.3

82.0

77.3

1.1

0.0

0.9

4.5

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=460)

300超~500万円以下(n=89)

300万円以下(n=110)

全ての窓を改修 一部の窓を改修 わからない 不明

300万円以下(n=110)

300万超~500万円以下(n=89)

500万円超(n=460) 61.9

50.0

50.0

38.1

50.0

50.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=42)

300超~500万円以下(n=8)

300万円以下(n=4)

全ての窓を改修 一部の窓を改修

300万円以下(n=4)

300万超~500万円以下(n=8)

500万円超(n=42)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 39 -

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

(1) リフォームの金額

・リフォームの金額は、100 万円以下から1,000 万

円超まで幅広く分布している。平均金額は全体

では、738.7 万円(中央値 480 万円)、戸建てが

739.3 万円(中央値 450 万円)、マンションが

703.1 万円(中央値 537 万円)となっている。

図 2-3-1 リフォーム契約金額(D-1)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べ、「300 万円超」のリフォームの比率が増加している。

・マンション:「300 万円以下」の工事の比率が大きく減少し、「300 万円超」の比率が増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-2 リフォーム契約金額(D-1)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:リフォーム金額は、30 代以下では「500 万円超」の比較的規模の大きい工事が約 6 割と大き

な比率を占めている。70 代以上では「300 万円以下」が約 5 割を占める。

・マンション:50 代では「500 万円超」が約 6 割を占めている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-3 リフォーム契約金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

9.6

11.4

7.9

3.9

7.9

26.5

29.7

26.7

18.5

24.8

17.2

15.6

14.7

16.0

17.9

19.7

18.8

21.7

26.2

23.4

21.1

17.9

26.3

31.8

22.4

6.1

6.6

2.7

3.5

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

6.2

15.2

5.9

5.4

16.3

19.8

32.0

23.3

26.7

28.6

19.8

16.1

18.5

19.9

19.1

30.5

24.4

35.9

28.2

23.3

21.0

11.4

15.7

19.1

10.2

2.7

0.9

0.7

0.7

2.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

16.6

8.7

7.5

9.0

8.1

31.7

30.5

22.5

20.5

17.6

17.3

17.3

17.1

20.0

12.8

11.4

18.4

24.4

23.0

22.3

15.9

18.4

23.2

22.5

34.5

7.0

6.7

5.2

5.0

4.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代 (n=712)

50代(n=426)

40代 (n=200)

30代以下(n=148)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代以上(n=712)

70代以上(n=271)

6.2

9.6

8.9

19.8

26.5

25.2

19.8

17.2

17.1

30.5

19.7

22.0

21.0

21.1

20.9

2.7

6.1

5.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション

(n=338)

戸 建 て

(n=1765)

全 体

(n=2191)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

7.4

7.9

2.4

7.1

18.5

17.8

21.4

26.2

26.9

12.9

17.9

21.4

25.0

31.7

34.5

35.7

14.8

28.7

23.8

9.5

7.4

1.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~500万円以下

100万円

以下

100万超~300万円以下

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60代以上(n=108)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 40 -

9.2

7.7

12.8

21.4

18.5

29.8

34.1

35.7

15.3

18.6

18.7

9.5

21.3

19.8

16.7

16.7

30.0

17.2

13.8

4.8

5.6

6.9

3.9

11.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=639)

21~30年以下(n=763)

11~20年以下(n=305)

10年以下(n=42)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

10年以下(n=42)

11~20年以下(n=305)

21~30年以下(n=763)

30年超(n=639)

2.6

7.8

5.5

13.6

13.2

18.8

26.4

18.2

23.7

20.3

16.4

22.7

40.8

31.3

24.5

22.7

17.1

19.5

24.5

18.2

2.6

2.3

2.7

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=76)

21~30年以下(n=128)

11~20年以下(n=110)

10年以下(n=22)

10年以下(n=22)

11~20年以下(n=110)

21~30年以下(n=128)

30年超(n=76)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

4.4

8.4

9.7

6.7

15.6

18.9

27.4

16.1

15.7

25.0

20.0

15.8

19.4

22.5

50.0

28.9

22.1

25.8

34.8

9.4

25.6

24.2

16.1

19.1

2.2

2.1

12.9

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=32)

21~30年以下(n=90)

11~20年以下(n=95)

1~10年以下(n=31)

0年(入居前後)(n=89)

0年(入居前後)(n=89)

1~10年以下(n=31)

11~20年以下(n=95)

21~30年以下(n=90)

30年超(n=32)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

9.0

8.2

13.4

14.5

4.9

21.5

29.9

31.4

29.9

15.9

17.4

18.3

15.1

13.7

17.1

21.3

20.0

17.4

17.9

22.0

25.6

17.3

16.0

16.2

36.6

5.2

6.3

6.7

7.7

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=465)

21~30年以下(n=646)

11~20年以下(n=357)

1~10年以下(n=117)

0年(入居前後)(n=164)

0年(入居前後)(n=164)

1~10年以下(n=117)

11~20年以下(n=357)

21~30年以下(n=646)

30年超(n=465)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築年数の経過により高額リフォームの比率が増加していく傾向がみられる。築 10 年以下で

はリフォーム金額は、300 万円以下が 57.1%と過半数を占めるが、築 30 年超では、27.7%となる。

1,000 万円超では築 10 年以下の 4.8%比べ、築 30 年超では 30.0%と比率が高くなっている。

・マンション:戸建と同様に築年数の経過に応じて高額リフォームの比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-4 リフォーム契約金額(D-1)〔 住宅の築年数別 〕

〔 リフォームまでの居住期間別 〕

・戸建て:中古住宅購入前後と考えられるリフォーム(居住期間 0 年)では、500 万円超が 58.6%と半

数以上を占めており、他と比べて比較的金額規模が大きい。

・マンション:居住期間 30 年超では 500 万円以上のリフォームが約 6 割を占めている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-5 リフォーム契約金額(D-1)〔 リフォームまでの居住期間別 〕

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:「親からの相続等」では 1,000 万円を超えるリフォームが 35.2%で、500 万円を超えるもの

が 57.5%となるなど、比較的大規模なリフォームが行われている(平均値は 1,039.1 万円)。

・マンション:「中古住宅購入」では 500 万円を超えるリフォームが 54.2%と過半数を超えている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-6 リフォーム契約金額(D-1)〔 住宅の取得方法別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

3.8

6.1

19.1

10.3

18.8

23.9

31.5

30.5

13.7

17.2

14.6

19.4

22.3

22.8

11.8

19.3

35.2

23.3

15.7

16.3

6.2

6.7

7.3

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

親からの相続等(n=372)

中古住宅購入(n=180)

新築分譲購入(n=178)

注文/建替住宅(n=919)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

7.5

5.8

18.7

25.0

18.7

20.3

35.5

24.4

18.7

23.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中古住宅購入(n=107)

新築分譲購入(n=172)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 41 -

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:リフォーム契約金額は増築・改築と大規模な修繕が他の工事に比べて高額で、1,000 万円を

超えるものが約 4 割程度を占める。その他の修繕・模様替えでは、300 万円以下の工事が約 5 割とな

っている。

・マンション:大規模な修繕・模様替えでは 500 万円を超えるリフォームが 73.8%で、改築やその他

の修繕・模様替えより高額なリフォームが行われている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-7 リフォーム契約金額(D-1)〔 工事の種類別 〕

〔 地域別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:リフォーム契約金額は、信越・北陸、東海、近畿では 500 万円超が 4 割以上とやや高めに

分布している。一方、北海道、関東、九州・沖縄では、300 万円以下が 4 割以上とやや低めに分布

している。

【 戸建て 】

図 2-3-8 リフォーム契約金額(D-1)〔 地域別 〕(戸建てのみ)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

15.8

12.8

8.6

5.5

3.2

11.3

11.6

8.3

13.3

25.9

19.2

23.8

27.6

24.0

23.7

28.8

25.5

26.7

15.8

23.1

22.9

14.3

17.1

13.4

16.7

21.0

20.0

17.3

21.8

21.0

19.9

30.0

19.6

16.4

19.7

15.6

18.7

14.1

14.3

26.5

20.3

26.8

21.1

17.8

22.2

6.5

9.0

9.5

6.3

5.5

5.2

5.3

7.6

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄(n=139)

四 国(n=78)

中 国(n=105)

近 畿(n=272)

東 海(n=217)

信越・北陸(n=97)

関 東(n=645)

東 北(n=157)

北 海 道(n=45)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

7.9

6.4

23.8

11.9

19.1

22.2

13.1

21.3

25.9

47.6

23.4

16.9

26.2

29.8

3.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他修繕(n=189)

大規模修繕(n=84)

改 築(n=47)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

14.5

2.3

9.1

3.7

37.8

10.3

21.7

13.0

19.8

15.7

13.1

11.1

15.1

25.5

22.9

23.1

6.7

43.0

27.7

45.4

6.0

3.1

5.4

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他修繕(n=827)

大規模修繕(n=388)

改 築(n=350)

増築 ・ 減築(n=108)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

100万円

以下

100万超~

300万円以下

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 42 -

(  )は、中央値 単位:万円

自己資金額 借入金額

全体 全体の

平均 0を除く

平均 全体の

平均 0を除く

平均

全 体 738.7 608.0 639.0 127.3 872.4

(480) (350) (400) (0) (600)

N=2,063 N=1,965 N=1,869 N=2,117 N=309

戸建て 739.3 600.8 633.1 133.0 877.7

(450) (340) (360) (0) (600)

N=1,658 N=1,573 N=1,491 N=1,702 N=257

マンション 703.1 623.3 645.3 109.7 913.5

(537) (427) (453) (0) (525)

N=329 N=322 N=311 N=333 N=40

83.4

74.6

75.6

8.0

9.1

8.9

3.8

5.4

5.2

4.7

10.9

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

すべて自己資金 自己資金+借入金

すべて借入金 不明

(2) リフォーム資金の内訳

① リフォーム資金の調達

・リフォーム資金は、戸建て・マンションともに 7

割以上が「すべて自己資金」である。その比率

は、マンション(83.4%)の方が、戸建て(74.6%)

よりも高い。

図 2-3-9 リフォーム資金内訳(D-1)

② 自己資金の金額

・リフォーム資金のうち自己資金の平均金額は全体では、608.0 万円(中央値 350 万円)、戸建てが

600.8 万円(中央値 340 万円)、マンションが 623.3 万円(中央値 427 万円)となった。

金額分布は 100 万円以下から 1,000 万円超までばらつきが大きい。

表 2-3-1 契約金額・自己資金金額・借入金額の平均値(D-1)

図 2-3-10 自己資金の金額(D-1)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べ「1,000 万円超」の比率が増加した。

・マンション:年次による変動が大きいが、前年度に比べ「300 万円以下」の比率が減少し、「300 万

円超」の比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-11 自己資金の金額(D-1)〔 時系列比較 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

3.3

4.1

7.7

3.6

3.2

9.5

13.3

6.3

9.0

18.4

21.9

28.8

21.3

29.2

27.9

18.0

14.9

15.0

13.4

14.5

25.7

21.2

30.3

24.2

20.5

16.9

10.4

12.2

13.4

8.5

4.7

7.3

7.3

7.2

7.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

4.6

3.2

5.5

3.0

3.0

11.5

13.3

9.9

8.7

11.6

26.6

29.5

26.7

19.9

25.6

16.1

14.6

13.5

15.7

15.5

15.2

15.4

18.5

23.7

20.8

15.1

11.5

17.9

19.5

17.5

10.9

12.6

8.1

9.5

6.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

0 100万円

以下

100万超~

300万円以下500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

0 100万円

以下

100万超~

300万円以下

3.3

4.6

4.3

9.5

11.5

11.0

21.9

26.6

25.6

18.0

16.1

16.1

25.7

15.2

17.4

16.9

15.1

15.2

4.7

10.9

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

500万超~

1000万円以下

1000万円超 不明300万超~

500万円以下

0 100万円

以下

100万超~

300万円以下

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 43 -

③ 借入金の利用

・借入利用率は、全体では 14.1%、戸建て 14.6%、

マンション 11.8%となり、マンションよりも戸

建ての方が高い。

〔 時系列比較 〕 図 2-3-12 借入金の利用状況(D-1)

・戸建て:前年度から増加した。

・マンション:前年度と比較して大幅に増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-13 借入利用率(D-1)〔 時系列比較 〕

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:増築・減築での借入金の利用が 23.1%で最も比率が高い。

・マンション:改築での借入利用は 19.1%で最も比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-14 借入金の利用状況(D-1)〔 工事の種類別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:契約金額が高くなると借入の利用比率も高まる。

・マンション:戸建と同様に契約金額が高くなると借入の利用比率も高まる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-15 借入金の利用状況(D-1)〔 契約金額別 〕

86.5

76.0

80.6

74.1

10.9

20.4

16.0

23.1

2.7

3.6

3.4

2.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他修繕(n=827)

大規模修繕(n=388)

改 築(n=350)

増築・減築(n=108)

88.9

85.7

80.9

9.5

13.1

19.1

1.6

1.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他修繕(n=189)

大規模修繕(n=84)

改 築(n=47)

借入金なし 借入金あり 不明 借入金なし 借入金あり 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

68.5

71.2

84.5

91.9

95.3

27.7

25.1

12.9

4.7

3.6

3.8

3.7

2.6

3.4

1.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1000万円超(n=372)

500超~1000万円以下(n=347)

300超~500万円以下(n=303)

100超~300万円以下(n=467)

100万円以下(n=169)

借入金なし 借入金あり 不明

100万円以下(n=169)

100万超~300万円以下(n=467)

300万超~500万円以下(n=303)

500万超~1000万円以下(n=347)

1000万円超(n=372)

78.9

82.5

88.1

97.0

100.0

21.1

15.5

10.4

3.0

0.0

1.9

1.5

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1000万円超(n=71)

500超~1000万円以下(n=103)

300超~500万円以下(n=67)

100超~300万円以下(n=67)

100万円以下(n=21)

借入金なし 借入金あり 不明

100万円以下(n=21)

100万超~300万円以下(n=67)

300万超~500万円以下(n=67)

500万超~1000万円以下(n=103)

1000万円超(n=71)

86.7

81.9

82.5

11.8

14.6

14.1

1.5

3.6

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

借入金なし 借入金あり 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 44 -

〔 施主の年齢別 〕

・資金調達については、戸建てでは若年層ほど借入の利用率が高く、30 代以下で約 4 割の水準。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-16 借入金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

〔 戸建ての借入利用者 257件の内容 〕

・借入金額は、100 万円以下から 1,000 万円超ま

で幅広く分布している。

・戸建ての借入利用者の借入先は、民間金融機関

が 72.3%を占める。

・300 万円~500 万円以下の借入比率が増加。

【 戸建て 】

表 2-3-2 借入先別借入金額の平均値 図 2-3-17 借入金の金額

(借入を行なった世帯のみ)(D-1) (借入金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

※その他、不明を除く 【 戸建て 】

図 2-3-18 借入金の金額〔 時系列推移 〕

(借入のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

④ 補助金の利用

・補助金の利用は、戸建てで 219 件(12.4%)、

マンションでは 10 件(2.9%)であった。

・利用した補助金の金額は、戸建てでは 20 万円

以下が補助金利用世帯の 35.2%で、50 万円以

下が約 6 割を占める。 【 戸建て 】

図 2-3-19 補助金の金額

(補助金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

(  )は、中央値 単位:万円

公的金融機関

民間金融機関

その他

全 体 1638.7 834.5 590.0

(1,300) (600) (380)

N=15 N=228 N=24

戸建て 1662.9 865.8 621.9

(1,250) (600) (400)

N=13 N=186 N=21

マンション #DIV/0! 727.2 370.0

#NUM! (550) (370)

N=0 N=28 N=2

5.4

4.7

6.0

2.3

6.6

16.0

19.6

17.5

15.7

24.8

24.9

18.7

16.9

24.4

23.4

28.0

31.3

25.9

29.7

20.4

25.7

25.7

33.7

27.9

24.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=257)

H27(n=214)

H26(n=166)

H25(n=172)

H24(n=137)

500万超~

1000万円以下

1000万円超300万超~

500万円以下

100万超~

300万円以下

100万円

以下

35.2 24.2 23.7 13.72.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=219)

100万超~

300万円以下

300万円超50万超~

100万円以下

20万超~

50万円以下

20万円

以下

95.9

93.5

83.8

67.0

56.8

7.5

3.4

4.5

9.0

6.1

5.2

7.5

15.5

3.1

8.5

16.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

95.4

93.1

79.8

73.8

4.8

4.0

4.8

11.9

2.8

3.6

4.8

0.9

1.0

6.0

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60代以上(n=108)

500万超~

1000万円以下

1000万円超300万超~

500万円以下0(未記入を含む) 100万円

以下

100万超~

300万円以下

500万超~

1000万円以下1000万円超

300万超~

500万円以下0(未記入を含む) 100万円

以下

100万超~

300万円以下

5.4 16.0 24.9 28.0 25.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=257)

500万超~

1000万円以下1000万円超300万超~

500万円以下

100万超~

300万円以下100万円

以下

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 45 -

〔 施主の年齢別 〕

・マンション:マンションでの補助金利用は各世代とも 5%以下で低い水準にとどまっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-20 補助金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

〔 工事金額別 〕

・戸建て:1,000 万円超の工事では 18.3%が補助金を利用。

・マンション:500 万円超~1000 万円以下の工事では約 5%が補助金を利用している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-21 補助金の金額(D-1)〔 工事規模別 〕

⑤ 住宅ローンの残りの有無

・リフォームの実施時点で住宅ローンが残ってい

るのは、戸建てで 6.6%、マンションでは 17.5%

である。

図 2-3-22 住宅ローンの残りの有無(D-2)

17.5

6.6

8.4

49.4

71.8

67.7

30.2

16.8

23.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

残っている 残っていない 不明

83.0

87.2

90.1

92.0

85.1

6.6

4.4

4.2

3.0

2.7

3.7

3.7

1.9

2.5

4.4

2.7

4.7

2.2

1.5

0.9

0.5

5.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

98.1

96.0

96.4

97.6

1.9

4.0

3.6

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

20万円

以下

100万超~300万円

300万円超補助金なし(未記入を含む)

20万超~

50万円

以下

50万超~

100万円

以下 20万円以下補助金なし(未記入を含む)

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60代以上(n=108)

97.2

95.1

97.0

98.5

100.0

2.8

4.9

3.0

1.5

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1000万円超(n=71)

500超~1000万円以下(n=103)

300超~500万円以下(n=67)

100超~300万円以下(n=67)

100万円以下(n=21)

81.7

87.6

88.4

87.4

92.3

2.4

2.9

4.3

7.3

6.5

4.6

3.7

3.0

2.6

4.8

4.0

2.6

5.9

2.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1000万円超(n=372)

500超~1000万円以下(n=347)

300超~500万円以下(n=303)

100超~300万円以下(n=467)

100万円以下(n=169)

20万円

以下

100万超~300万円以下 300万円超

補助金なし(未記入を含む)

20万超~

50万円

以下

50万超~

100万円

以下

20万円以下補助金なし(未記入を含む)

100万円以下(n=169)

100万超~300万円以下(n=467)

300万超~500万円以下(n=303)

500万超~1000万円以下(n=347)

1000万円超(n=372)

100万円以下(n=21)

100万超~300万円以下(n=67)

300万超~500万円以下(n=67)

500万超~1000万円以下(n=103)

1000万円超(n=71)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 46 -

(3) 支援施策の活用状況

① 税制優遇措置等の利用状況

・税制優遇措置・公的補助の利用状況を全体としてみると、比較的利用されているものは、増改築工事

全般を対象とした住宅ローン減税(8.4%)や地方自治体のリフォーム補助(6.9%)、地方自治体の耐

震改修工事に関する補助(3.3%)バリアフリー改修工事を対象とした介護保険による住宅改修費の支

給(3.3%)などである。

・住宅ローンが残っている人(全体 183、戸建て 117、マンション 59)のうち「増改築工事全般を対象

とした住宅ローン減税」を利用した人の比率は、全体で 16.9%、戸建てで 20.5%、マンションで 11.9%

であった。

表 2-3-3 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)

※ n 数及び構成比は利用状況「把握していない」を除いて算出。

全体の n 数は住宅の種類「その他」を含むため、戸建てとマンションの合計数と一致しない。

表 2-3-4 「住宅ローン減税」の利用状況(住宅ローンが残っている人の内訳)(D-3)

住宅ローン減税 170 (8.4%) 145 (8.3%) 21 (6.3%)

相続時精算課税制度 24 (1.2%) 22 (1.3%) 2 (0.6%)

暦年課税制度 2 (0.1%) 2 (0.1%) - (0.0%)

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助(長期優良住宅化リフォーム推進事業)

54 (2.7%) 51 (2.9%) 2 (0.6%)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助 141 (6.9%) 136 (7.8%) 3 (0.9%)

地方自治体の地場産材活用に対する補助 12 (0.6%) 12 (0.7%) - (0.0%)

投資型減税 32 (1.6%) 31 (1.8%) - (0.0%)

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 64 (3.2%) 63 (3.6%) - (0.0%)

地方自治体の耐震改修工事に関する補助 66 (3.3%) 65 (3.7%) - (0.0%)

投資型減税 60 (3.0%) 40 (2.3%) 19 (5.7%)

ローン型減税 18 (0.9%) 17 (1.0%) 1 (0.3%)

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 36 (1.8%) 32 (1.8%) 4 (1.2%)

介護保険による住宅改修費の支給 66 (3.3%) 64 (3.7%) 2 (0.6%)

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助 39 (1.9%) 37 (2.1%) 2 (0.6%)

投資型減税 29 (1.4%) 24 (1.4%) 4 (1.2%)

ローン型減税 13 (0.6%) 13 (0.7%) - (0.0%)

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 18 (0.9%) 17 (1.0%) 1 (0.3%)

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 29 (1.4%) 26 (1.5%) 3 (0.9%)

増改築工事全般

耐震改修工事

バリアフリー改修工事

省エネ改修工事

戸建て マンション

n=2030 n=1739 n=335

全体

住宅ローン減税利用 31 (16.9%) 24 (20.5%) 7 (11.9%)

マンションローン利用者 ローン利用者 ローン利用者

n=183 n=117 n=59

全体 戸建て

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 47 -

② 対象となるリフォーム工事実施事例における税制優遇措置等の利用率

・耐震改修を目的としたリフォーム事例(戸建て)において、耐震改修工事にかかる投資型減税の利用

率は 7.3%、固定資産税の減額は 14.3%、地方自治体の耐震改修工事補助は 16.2%である。

・高齢化対応を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、バリアフリー改修工事にかかる投資

型減税は 4.2%、固定資産税の減額は 3.4%、介護保険による住宅改修費支給の利用は 7.1%、地方自

治体のバリアフリー改修工事補助は 4.2%、ローン型減税は 1.8%である。マンションでは、投資型減

税が 8.8%などの利用がみられる。

・省エネ化を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、地方自治体の省エネ改修工事補助の利

用が 3.5%、省エネ改修工事にかかる投資型減税 3.0%、ローン型減税は 2.2%、固定資産税減額 2.0%

などである。マンションでは、投資型減税の利用が 2.2%となっている。

※ 税制優遇措置等の利用状況については、本調査ではリフォーム事業者が施主に代わって回答してい

るため他の設問以上に実態を把握することが難しく、実際の利用率よりも低い結果となっていると考

えられる。

表 2-3-5 税制優遇措置・公的補助の利用状況(各対象工事の目的件数における内訳)(D-3)

※ n 数及び構成比は利用状況「把握していない」を除いて算出。

全体の n 数は住宅の種類「その他」を含むため、戸建てとマンションの合計数と一致しない。

住宅ローン減税(所得税) 57 (16.0%) 63 (8.8%) 62 (9.9%) 1 (1.3%) 97 (15.1%) 87 (16.2%) 7 (7.9%)

相続時精算課税制度(住宅取得資金等の非

課税枠・贈与税)8 (2.2%) 6 (0.8%) 6 (1.0%) - (0.0%) 11 (1.7%) 10 (1.9%) 1 (1.1%)

暦年課税制度(住宅取得資金等の非課税

枠・贈与税) 1 (0.3%) 2 (0.3%) 2 (0.3%) - (0.0%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) - (0.0%)

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補

助(長期優良住宅化リフォーム推進事業) 26 (7.3%) 22 (3.1%) 21 (3.4%) 1 (1.3%) 38 (5.9%) 36 (6.7%) 2 (2.2%)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する

補助(リフォーム全般)49 (13.7%) 71 (9.9%) 69 (11.1%) 2 (2.5%) 67 (10.4%) 64 (11.9%) 1 (1.1%)

地方自治体の地場産材活用に対する補助 5 (1.4%) 9 (1.3%) 9 (1.4%) - (0.0%) 7 (1.1%) 7 (1.3%) - (0.0%)

投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所

得税額の特別控除)26 (7.3%)

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の

減額51 (14.3%)

地方自治体の耐震改修工事に関する補助 58 (16.2%)

投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る

所得税額の特別控除)33 (4.6%) 26 (4.2%) 7 (8.8%)

ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係

る所得税額の特別控除) 12 (1.7%) 11 (1.8%) 1 (1.3%)

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税

の減額22 (3.1%) 21 (3.4%) 1 (1.3%)

介護保険による住宅改修費の支給 46 (6.4%) 44 (7.1%) 2 (2.5%)

地方自治体のバリアフリー改修工事に関す

る補助(介護保険以外) 28 (3.9%) 26 (4.2%) 2 (2.5%)

投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得

税額の特別控除) 19 (3.0%) 16 (3.0%) 2 (2.2%)

ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得

税額の特別控除) 12 (1.9%) 12 (2.2%) - (0.0%)

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減

額 11 (1.7%) 11 (2.0%) - (0.0%)

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 21 (3.3%) 19 (3.5%) 2 (2.2%)

耐震改修工事

バリアフリー

改修工事

戸建て マンション

省エネ改修工事

n=357 n=716 n=624 n=80 n=89

増改築工事全般

n=643 n=538

耐震補強 高齢者対応 省エネ化

戸建て 全体 戸建て マンション 全体

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 48 -

〔 施主の年齢別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税は、若い年代ほど比率が高く、30 才代では 29.1%

が利用しており、耐震改修工事に関する補助もほかの年代に比べ高い。70 代以上では、バリアフリー

改修工事を対象とした介護保険による住宅改修費の支給の比率が他の年代に比べ高くなっている。

【 戸建て 】

図 2-3-23 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

*上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象工事実施者の中での

比率ではないため、利用比率が低くなっている点に留意が必要である。

また、構成比は利用状況「把握していない」という回答を除いて算出。以下同様。

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

2.2

1.1

1.1

0.7

3.0

5.2

1.5

0.4

1.8

5.2

6.3

1.8

0.4

8.1

2.6

0.0

0.4

2.6

1.4

1.0

0.1

1.7

1.5

4.5

2.0

0.3

2.4

3.5

3.5

1.5

0.4

6.9

1.8

0.0

0.8

4.4

0.9

0.7

0.5

0.7

2.3

2.6

1.4

1.2

2.6

3.5

1.6

0.9

0.0

7.5

2.8

0.2

1.2

7.3

1.5

1.0

2.0

2.0

2.0

1.5

3.0

2.5

2.0

1.0

2.0

2.0

1.5

10.5

2.5

0.5

1.5

16.5

2.0

1.4

2.0

2.0

2.0

2.0

1.4

2.7

2.0

6.1

6.8

4.7

3.4

8.1

9.5

0.0

4.7

29.1

0 10 20 30

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

介護保険による住宅改修費の支給

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

投資型減税

地方自治体の地場産材活用に対する補助

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助(長期優良

住宅化リフォーム推進事業)

暦年課税制度

相続時精算課税制度

住宅ローン減税(所得税)

④省

エネ

改修

工事

③バ

リア

フリ

ー改

修工

事②

耐震

改修

工事

①増

改築

工事

全般

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

(%)

住宅ローン減税(所得税)

相続時精算課税制度

暦年課税制度

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助

(長期優良住宅化リフォーム推進事業)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

地方自治体の地場産材活用に対する補助

①増改築工事全般

投資型減税

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税 の減額

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

②耐震改修工事

投資型減税

ローン型減税

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

介護保険による住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

③バリアフリー改修工事

投資型減税

ローン型減税

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

④省エネ改修工事

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 49 -

2.3

0.8

0.8

1.3

3.6

4.5

1.6

0.9

1.7

6.7

6.1

3.4

0.9

11.1

2.7

0.2

1.3

9.4

1.4

1.0

0.7

1.6

1.6

3.9

2.4

0.9

3.1

2.6

2.8

0.9

0.8

5.6

3.1

0.1

1.7

7.6

0.0

1.0

1.0

1.0

0.7

1.6

1.3

1.0

1.3

0.7

1.0

0.0

0.0

6.2

2.6

0.0

0.3

8.2

0.0

2.4

0.0

2.4

0.0

0.0

0.0

2.4

2.4

0.0

0.0

4.8

0.0

4.8

2.4

0.0

0.0

2.4

0 10 20 30

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

介護保険による住宅改修費の支給

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

投資型減税

地方自治体の地場産材活用に対する補助

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助(長期優良住宅化

リフォーム推進事業)

暦年課税制度

相続時精算課税制度

住宅ローン減税(所得税)

④省

エネ

改修

工事

③バ

リア

フリ

ー改

修工

事②

耐震

改修

工事

①増

改築

工事

全般

10年以下(n=42)

11~20年以下(n=305)

21~30年以下(n=763)

30年超(n=639)

(%)

住宅ローン減税(所得税)

相続時精算課税制度

暦年課税制度

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助

(長期優良住宅化リフォーム推進事業)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

地方自治体の地場産材活用に対する補助

①増改築工事全般

投資型減税

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税 の減額

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

②耐震改修工事

投資型減税

ローン型減税

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

介護保険による住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

③バリアフリー改修工事

投資型減税

ローン型減税

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

④省エネ改修工事

〔 住宅の築年数別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:税制優遇措置・公的補助については、全体的に築年数の経過した住宅での利用率が高くなる

ものが多く、特に地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助では他の築後年の住宅との差が大き

い。

【 戸建て 】

図 2-3-24 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 50 -

〔 契約金額別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:高額なリフォームほど、増改築工事全般に関する住宅ローン減税をはじめ、利用率が高くな

るものが多いが、介護保険による住宅改修費の支給は、100 万円以下の工事での比率も高い。

【 戸建て 】

図 2-3-25 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

2.7

1.9

1.6

3.2

3.0

1.1

3.0

1.9

5.1

4.8

5.4

3.5

0.8

8.9

5.6

0.0

2.2

16.9

0.6

0.9

1.4

2.3

2.9

3.2

2.6

1.7

2.9

3.7

4.6

2.3

0.6

8.1

2.6

0.3

1.7

12.7

2.0

0.7

0.3

0.7

2.6

4.3

1.0

0.3

1.0

5.3

3.3

1.7

0.7

7.3

2.0

0.0

1.0

6.3

1.5

0.4

0.0

0.4

1.3

3.9

1.5

0.4

1.7

2.6

2.4

0.6

0.6

7.1

2.4

0.0

0.6

1.7

0 10 20 30

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

介護保険による住宅改修費の支給

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

ローン型減税

投資型減税

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

投資型減税

地方自治体の地場産材活用に対する補助

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助(長期優良

住宅化リフォーム推進事業)

暦年課税制度

相続時精算課税制度

住宅ローン減税(所得税)

④省

エネ

改修

工事

③バ

リア

フリ

ー改

修工

事②

耐震

改修

工事

①増

改築

工事

全般

100超~300万円以下(n=467)

300超~500万円以下(n=303)

500超~1000万円以下(n=347)

1000万円超(n=372)

(%)

住宅ローン減税(所得税)

相続時精算課税制度

暦年課税制度

国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助

(長期優良住宅化リフォーム推進事業)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助

地方自治体の地場産材活用に対する補助

投資型減税

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税 の減額

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

投資型減税

ローン型減税

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

介護保険による住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助

投資型減税

ローン型減税

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

地方自 治体の省エネ改修工事に関する補助

①増改築工事全般

②耐震改修工事

③バリアフリー改修工事

④省エネ改修工事

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 51 -

④ リフォーム瑕疵保険の加入状況

・リフォーム瑕疵保険の加入率は、全体では

8.0%、戸建てでは 7.9%、マンション 9.2%であ

った。

図 2-3-26 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-4)

〔 時系列比較 〕

・前年度に比べ、戸建て、マンションとも、加入した比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-27 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-4)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:50 代以下では約 1 割が加入しており、60 代以上と比べてやや高い。

・マンション:加入した比率は、30 代以下で 19.0%と、他の年代よりも高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-28 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-4)〔 施主の年齢別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

9.2

7.9

8.0

84.3

84.4

84.2

6.5

7.7

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

加入した 加入しなかった 不明

7.9

6.3

9.3

8.0

8.5

84.4

87.1

85.6

86.1

86.6

7.7

6.6

5.1

5.9

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

9.2

2.5

8.0

5.8

6.7

84.3

94.0

86.1

90.3

84.8

6.5

3.5

5.9

4.0

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

加入した 加入しなかった 不明 加入した 加入しなかった 不明

6.6

6.5

9.9

10.0

9.5

84.5

85.7

82.2

83.0

85.1

8.9

7.9

8.0

7.0

5.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

8.3

8.9

6.0

19.0

82.4

86.1

89.3

73.8

2.8

5.0

4.8

7.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

加入した 加入しなかった 不明 加入した 加入しなかった 不明

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60代以上(n=108)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 52 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:リフォーム瑕疵保険に加入した比率は、築年数別で大きな傾向はみられない。

・マンション:築後 10 年以下が 22.7%で他と比べて高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-29 リフォーム瑕疵保険の利用状況(D-4)〔 住宅の築年数別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:500 万円超での利用率は 10.7%と他と比べて高い。

・マンション:500 万円超の利用率が他と比べて低い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-30 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-4)〔 契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

10.7

5.9

6.6

84.1

86.8

87.3

5.1

7.3

6.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=719)

300超~500万円以下(n=303)

300万円以下(n=636)

6.9

11.9

11.4

87.4

85.1

85.2

5.7

3.0

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=174)

300超~500万円以下(n=67)

300万円以下(n=88)

加入した 加入しなかった 不明 加入した 加入しなかった 不明

5.9

9.7

8.2

7.1

88.3

82.8

81.3

73.8

5.8

7.5

10.5

19.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=639)

21~30年以下(n=763)

11~20年以下(n=305)

10年以下(n=42)

7.9

10.9

5.5

22.7

82.9

85.9

86.4

72.7

9.2

3.1

8.2

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=76)

21~30年以下(n=128)

11~20年以下(n=110)

10年以下(n=22)

加入した 加入しなかった 不明 加入した 加入しなかった 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 53 -

⑤ 住宅履歴情報の登録状況

・今回の工事を住宅履歴情報として登録したのは、

全体では 17.8%、戸建てでは 19.4%、マンショ

ンでは 10.1%である。

図 2-3-31 住宅履歴情報の登録状況(D-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建ての「登録した」は、前年度から減少。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-32 住宅履歴情報の登録状況(D-5)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:登録率は 40 代で 14.0%と他の年代に比べやや低い。

・マンション:登録率は、30 代以下が最も高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-33 住宅履歴情報の登録状況(D-5)〔 施主の年齢別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

19.4

20.4

28.1

27.5

30.3

57.0

58.4

52.3

56.5

53.9

23.6

21.2

19.7

16.0

15.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1765)

H27(n=1717)

H26(n=1129)

H25(n=1269)

H24(n=1162)

10.1

8.9

13.2

9.4

25.1

52.4

60.4

56.1

66.4

42.8

37.6

30.7

30.7

24.2

32.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=338)

H27(n=316)

H26(n=287)

H25(n=277)

H24(n=283)

登録した 登録していない 不明 登録した 登録していない 不明

20.3

20.8

19.0

14.0

20.3

57.2

58.7

55.4

56.0

54.1

22.5

20.5

25.6

30.0

25.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代以上(n=271)

60代(n=712)

50代(n=426)

40代(n=200)

30代以下(n=148)

7.4

11.9

8.3

16.7

56.5

52.5

52.4

40.5

36.1

35.6

39.3

42.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60才以上(n=108)

50代(n=101)

40代(n=84)

30代以下(n=42)

登録した 登録していない 不明 登録した 登録していない 不明

30代以下(n=148)

40代(n=200)

50代(n=426)

60代(n=712)

70代以上(n=271)

30代以下(n=42)

40代(n=84)

50代(n=101)

60代以上(n=108)

10.1

19.4

17.8

52.4

57.0

56.2

37.6

23.6

26.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

マンション(n=338)

戸 建 て(n=1765)

全 体(n=2191)

登録した 登録していない 不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 54 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:住宅履歴情報の登録は、築 10 年以下では 26.2%の水準であるが、築 30 年超では 14.2%と

水準が低くなる。

・マンション:戸建てと同様に住宅履歴情報の登録は築 10 年以下では 13.6%の水準であるが築年数が

長くなるほど水準が低くなる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-34 住宅履歴情報の登録状況 (D-5) 〔 住宅の築年数別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:住宅履歴情報の登録率は、契約金額による差は小さい。

・マンション:500 万円超が 7.5%で他の金額帯に比べて登録率が低い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-35 住宅履歴情報の登録状況(D-5)〔 契約金額別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

14.2

20.7

25.2

26.2

66.7

55.4

43.6

50.0

19.1

23.9

31.1

23.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=639)

21~30年以下(n=763)

11~20年以下(n=305)

10年以下(n=42)

9.2

9.4

10.9

13.6

53.9

55.5

49.1

50.0

36.8

35.2

40.0

36.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30年超(n=76)

21~30年以下(n=128)

11~20年以下(n=110)

10年以下(n=22)

登録した 登録していない 不明 登録した 登録していない 不明

10年以下n=42)

11~20年以下(n=305)

21~30年以下(n=763)

30年超(n=639)

10年以下n=22)

11~20年以下(n=110)

21~30年以下(n=128)

30年超(n=76)

20.6

19.8

20.6

56.7

59.4

56.3

22.7

20.8

23.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=719)

300超~500万円以下(n=303)

300万円以下(n=636)

7.5

13.4

12.5

55.7

53.7

48.9

36.8

32.8

38.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500万円超(n=174)

300超~500万円

以下(n=67)

300万円以下(n=88)

登録した 登録していない 不明 登録した 登録していない 不明

300万円以下(n=636)

300万超~500万円以下(n=303)

500万円超(n=719)

300万円以下(n=88)

300万超~500万円以下(n=67)

500万円超(n=174)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 55 -

22,988

32,050

3,334

18,045

22,151

4,306

12,752

19,726

3,501

24,158

31,824

5,121

19,763

16,835

4,043

0 10,000 20,000 30,000 40,000

省エネ

バリアフリー

耐震

H24(n=678)

H25(n=579)

H26(n=519)

H27(n=1066)

H28(n=1234)

(件)

耐震

バリアフリー

省エネ

〔 調査票 B 〕

4.リフォーム事業者の概要

(1) リフォーム工事の実施状況、所在地

① 所在地

・事業者の所在地は関東が 33.5%と最も多い。

図 2-4-1 事業者の所在地(E-1)

② 平成 27 年度のリフォーム実績(工事件数)

・今年度調査(平成 28 年度)においてアンケー

トに回答した事業者の“平成 27 年度のリフォ

ーム工事件数”は、10 件未満の 36.4%が最も

高く、50 件未満では全体 6 割強を占める。

・前年度調査と比較すると、工事件数 50 件未満

の事業者の比率が減少している。

図 2-4-2 事業者規模(リフォーム実績)(E-2)

③ 耐震・バリアフリー・省エネ改修工事の実施状況

・リフォーム実績のある事業者の 33.2%が耐震改修工事、55.4%がバリアフリー改修工事、44.3%が省

エネ改修を実施している。前年度と比較すると、いずれの工事の比率も減少した。また、3 種類全て

の工事を実施した事業者は、20.8%を占める。

図 2-4-3 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施比率 図 2-4-4 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施状況

(リフォーム実績のある事業者)(E-2)(複数回答) (E-2)

・各事業者が実施した工事件数を合計すると、耐

震改修工事が 3,334 件で前年度から減少。バリ

アフリー改修工事 32,050 件と省エネ改修工事

22,988 件は前年度から増加した。

・1 事業者あたりの省エネ工事件数は、前年度の

16.9 件に対し、今年度は 18.6 件と増加してい

る。

図 2-4-5 工事件数(E-2)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.リフォーム事業者の概要

1.9

9.7 33.5 6.1 11.8 13.1 7.35.5

8.6 2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体

(n=1234)

北海道 東北 関東 近畿信越・北陸 東海 九州・沖縄四国 不明中国

1.2

3.0

2.3

4.3

5.3

36.4

36.6

18.1

28.2

25.4

25.5

28.2

29.7

28.8

24.6

9.6

8.3

10.2

7.3

7.4

13.6

12.9

21.0

16.2

15.2

8.3

7.9

14.6

12.3

14.5

5.3

3.0

4.0

2.9

7.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=579)

H24(n=678)

0件 10件未満 不明100件~

500件未満

500件以上50件~

100件未満

10件~

50件未満

5.8

4.6

7.1

5.7

7.4

11.7

12.6

8.5

7.6

9.3

4.7

4.9

3.7

4.0

5.2

5.3

5.7

5.6

7.1

7.2

1.2

1.5

1.3

0.5

2.4

17.6

18.7

14.1

17.8

14.7

20.8

23.1

28.5

32.6

23.5

32.8

29.0

27.2

21.8

30.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=579)

H24(n=678)

どれも実施

していない・

不明

耐震のみ バリアフリー

のみ

すべて

実施

耐震+

バリアフリー

耐震+

省エネ省エネ

のみ

バリアフリー

+省エネ

44.3

55.4

33.2

56.0

63.5

47.1

47.6

56.6

42.6

55.4

65.5

46.1

45.7

54.7

40.4

0 10 20 30 40 50 60 70

省エネの

実績あり

バリアフリーの

実績あり

耐震の

実績あり

H24(n=678)

H25(n=579)

H26(n=519)

H27(n=1066)

H28(n=1234)

(%)

耐震の

実績あり

バリアフリー

の実績あり

省エネの

実績あり

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 56 -

27.2

9.5

15.3

7.3

2.4

55.3

65.5

47.5

52.7

41.4

16.5

20.8

33.1

34.6

47.4

0.0

2.4

2.5

5.4

8.4

1.0

1.8

1.7

0.0

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)

よく知っている あまりよく知らない

知らない 不明大体知っている

10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

・各事業者のリフォーム工事の平均金額は、100

万~200 万円未満の事業者が 23.4%、200 万~

500 万円未満が 23.3%である(全事業者の平均

は 247.8 万円)。

・事業規模の小さい事業者の方が、比較高い金額

の平均単価を回答している。

図 2-4-6(2) 各事業者の平均工事金額(E-2) 図 2-4-6(1) 各事業者の平均工事金額(E-2) 〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

・今回の調査対象事業者のうち、建設許可番号の取

得状況は 85.0%が取得ありとなっている。

図 2-4-7(2) 建設許可番号の取得状況(E-3) 図 2-4-7(1) 建設許可番号の取得状況(E-3) 〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

(1) リフォーム工事に関する税制優遇措置について

① リフォーム工事に関する税制優遇措置の認知状況

・リフォーム工事に関する税制優遇措置について、

48.5%が「大体知っている」と回答し、「よく知

っている」と合わせると 56.7%となっている。

・前年度と比較すると、「よく知っている」、「大体 図 2-5-1 税制優遇措置の認知状況(E-4①)

知っている」の比率が上がった。

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模(年間リフォーム件数)別にみる

と、規模の大きさによって認知度が概ね上昇す

る傾向がある。500 件以上では「よく知ってい

る」が 27.2%で、「大体知っている」との合計は

8 割強となる。

図 2-5-2 税制優遇措置の認知状況(E-4①)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

85.0 13.0 2.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体

(n=1234)

取得あり 取得なし 不明

3.1

1.0

58.8

33.4

25.0

26.1

4.4

10.4

2.5

15.4 9.5

5.6

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

取得なし

(n=160)

取得あり

(n=1049)

0件 10件未満 不明100件~

500件未満

500件以上50件~

100件未満

10件~

50件未満

8.2

6.6

8.3

10.7

15.9

48.5

46.6

56.3

54.1

46.0

36.2

38.9

30.4

31.1

30.4

5.4

6.3

3.7

2.9

4.9

1.6

1.6

1.3

1.2

2.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=579)

H24(n=678)

よく知っている あまりよく知らない

知らない 不明大体知っている

13.0 18.6 23.4 23.3 8.13.2

10.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

(n=1234)

50万~

100万円未満

50万円未満 1000万円

以上

不明500万~

1000万円未満

100万~

200万円未満

200万~

500万円未満

29.1

26.8

19.5

10.2

6.3

39.8

32.7

32.2

18.4

7.5

21.4

26.8

26.3

28.9

20.7

5.8

9.5

16.1

24.8

34.3

1.8

7.3

15.3

2.9

6.0

1.9

2.4

4.2

7.6

9.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)

50万~

100万円未満50万円未満

1000万円

以上 不明

500万~

1000万円未満

100万~

200万円未満

200万~

500万円未満

10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 57 -

52.4

67.0

84.0

12.0

9.3

4.3

33.9

22.7

10.1

1.7

0.5

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

どれも実施して

いない(n=351)

いずれかのリ

フォームを実施

(n=572)

耐震+バリアフ

リー+省エネ

(n=257)

活用している・

今後活用したいわからない 不明活用するつも

りはない

〔 リフォームの実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・バ

リアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別に

みると、工事実績のある事業者では認知度が高

く、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事をどれ

も実施していない事業者では、「あまりよく知ら

ない」と「知らない」の合計が半数以上となる。

図 2-5-3 税制優遇措置の認知状況(E-4①)

〔 リフォームの実績状況別 〕

② 税制優遇措置の活用状況・意向

・税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業

に活用している、または今後活用したいと回答

している事業者は 65.0%である。

図 2-5-4 税制優遇措置の活用状況・意向(E-4②)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、規模が大きい事業者

ほど活用状況・意向が高く、年間件数が 500 件

以上の事業者では「活用している・今後活用し

たい」が 8 割強となる。

図 2-5-5 税制優遇措置の活用状況・意向(E-4②)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 リフォームの実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別

にみると、工事実績のある事業者では活用状

況・意向が強く、耐震・バリアフリー・省エネ

改修工事をどれも実施していない事業者では

「活用するつもりはない」が 12.0%、「わからな

い」が 33.9%となる。

図 2-5-6 税制優遇措置の活用状況・意向(E-4②)

〔 リフォームの実績状況別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

2.8

7.5

17.1

41.3

48.8

62.6

44.7

38.6

19.1

9.7

4.5

1.2

1.4

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

どれも実施して

いない(n=351)

いずれかのリ

フォームを実施

(n=572)

耐震+バリアフ

リー+省エネ

(n=257)

よく知っている あまりよく知らない

知らない 不明大体知っている

65.0

64.2

74.6

72.4

69.8

9.1

8.8

5.0

7.8

8.3

23.7

25.7

18.7

19.0

19.2

2.3

1.3

1.7

0.9

2.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=579)

H24(n=678)

活用している・

今後活用したい

わからない 不明活用するつもりはない

83.5

81.0

79.7

65.7

55.2

3.9

3.6

5.9

11.7

10.6

10.7

13.1

14.4

21.9

32.8

0.0

2.4

0.0

0.6

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)

活用している・

今後活用したい

わからない 不明活用するつもりはない

10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 58 -

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

・税制優遇措置の認知状況別にみると、制度の認

知度が高いほど活発に活用されており、「よく知

っている」事業者では 96.0 %が「活用してい

る・今後活用したい」と回答している。税制優

遇措置を「知らない」と回答した事業者は、今

後の活用についても 73.1%が「わからない」と

しており、活用意向をもつ事業者は 9.0%と少な

い。

図 2-5-7 税制優遇措置の活用状況・意向(E-4②)

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

③ 税制優遇措置の効果

・税制優遇措置の効果については、全体の 45.1%

が「効果がある」と回答しているが、一方で

32.8%が「あまり効果はない」と回答している。

図 2-5-8 税制優遇措置の効果(E-4③)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、100 件以上の事業者

では「効果がある」が半数を超えるが、100 件

未満の事業者となると「効果がある」は半数を

下回る。

図 2-5-9 税制優遇措置の効果(E-4③)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 リフォーム実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別

にみると、工事実績のある事業者では評価が比

較的高い。どれも実施していない事業者では

「わからない」の比率が高くなる。

図 2-5-10 税制優遇措置の効果(E-4③)

〔 リフォーム実績状況別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

45.1

45.8

51.4

48.0

48.5

32.8

32.1

34.7

35.9

33.6

17.9

18.3

11.6

14.5

13.7

4.1

3.8

2.3

1.6

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=578)

H24(n=678)

効果がある・

ある程度効果がある

わからない 不明あまり効果はない

55.3

57.7

46.6

42.9

43.1

30.1

29.8

25.4

38.1

32.8

11.7

10.1

23.7

16.8

20.9

0.0

2.4

4.2

2.2

3.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

効果がある・

ある程度効果がある

わからない 不明あまり効果はない

35.9

48.1

57.6

33.6

34.3

28.0

26.5

14.9

12.1

4.0

2.8

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

どれも実施して

いない(n=351)

いずれかのリ

フォームを実施

(n=572)

耐震+バリアフ

リー+省エネ

(n=257)

効果がある・

ある程度効果がある

わからない 不明あまり効果は

9.0

46.8

81.1

96.0

16.4

11.4

7.8

3.0

73.1

40.7

10.0

1.0

1.5

1.1

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

知らない(n=67)

あまりよく知らな

い(n=447)

大体知っている

(n=599)

よく知っている

(n=101)

活用している・

今後活用したい

わからない 不明活用するつもりはない

よく知っている

(n=101)

大体知っている

(n=599)

あまりよく知らな

い(n=447)

知らない(n=67)

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 59 -

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

・税制優遇措置を「よく知っている」「大体知って

いる」事業者では、「効果がある」という回答が

半数以上を占めるが、税優遇措置を「知らない」

事業者では「わからない」という回答が増える。

図 2-5-11 税制優遇措置の効果(E-4③)

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

④ 税制優遇措置について「あまり効果はない」「わからない」理由

・税制優遇措置を「あまり効果はない」、または「わ

からない」とする理由では、「住宅ローンを利用

する施主が少ない」が 58.1%と最も多く 、「手

続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい」

43.3%、「内容が複雑で理解しにくい」が 38.5%

となっている。

・前年度と比較すると、いずれの理由も割合が増

加した。

図 2-5-12 「あまり効果はない」「わからない」理由(E-4③)(複数回答)

⑤ 今後要望する住宅リフォーム政策

・今後の住宅リフォーム政策への要望としては、

「リフォームポイント(仮称)」が 60.6%と最も

多く、省エネ住宅ポイントのような制度への継

続の要望が高い。

図 2-5-13 今後要望する住宅リフォーム政策(E-5)(複数回答)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

26.9

34.2

53.4

62.4

26.9

31.1

35.9

32.7

41.8

30.9

8.7

3.0

4.5

3.8

2.0

2.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

知らない(n=67)

あまりよく知ら

ない(n=447)

大体知っている

(n=599)

よく知っている

(n=101)よく知っている

(n=101)

大体知っている

(n=599)

あまりよく知らな

い(n=447)

知らない(n=67)

効果がある・

ある程度効果がある

わからない 不明あまり効果は

9.7

6.2

43.3

38.5

58.1

10.8

5.0

37.4

33.3

57.5

9.6

8.8

44.2

33.8

62.1

9.2

7.2

38.0

35.3

64.0

3.1

9.7

44.9

39.6

56.4

0 10 20 30 40 50 60 70

不明

その他

手続きが面倒で経費がか

かるため使いにくい

内容が複雑で理解しにくい

住宅ローンを利用する施主

が少ない

H24(n=321)

H25(n=292)

H26(n=240)

H27(n=342)

H28(n=405)(%)

住宅ローンを利用する

施主が少ない

内容が複雑で理解しにくい

手続きが面倒で経費がか

かるため使いにくい

その他

不明

2.8

13.9

18.3

28.0

18.6

24.2

37.2

60.6

2.8

19.2

20.6

28.0

25.6

28.6

35.6

56.3

4.0

26.0

24.3

27.7

28.7

31.2

39.1

58.4

4.3

21.8

16.9

25.6

31.1

33.7

35.9

56.3

5.2

18.7

19.9

25.1

29.8

33.3

34.1

49.7

0 10 20 30 40 50 60 70

その他

上記以外の補助金等の予算

措置

事業者を対象とした人材育

リフォーム技術に関する手引

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

事業者を対象とした税制優

遇措置等に関する手引書

リフォームポイント(仮称)の創

H24(n=678)

H25(n=579)

H26(n=519)

H27(n=1066)

H28(n=1234)

(%)

リフォームポイント(仮称)の

創設

事業者を対象とした税制優

遇措置等に関する手引書

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォーム技術に関する

手引書

事業者を対象とした人材

育成

上記以外の補助金等の予算

措置

その他

Page 62: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 60 -

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、「リフォームポイント

(仮称)」は事業者規模に寄らず要望が高く、特

に 500 件以上の事業者では 7 割以上の要望が

みられる。次点の「事業者を対象とした税制優

遇措置等に関する手引書」では 500 件以上に比

べて小規模事業者の割合が高まる。

図 2-5-14 今後要望する住宅リフォーム政策(E-5)(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

(2) 経営環境について(職人等の充足状況等)

① 職人や資材の充足の状況

・「資材は充足しているが人手が不足している」が

41.9%、「人手も資材も不足している」4.7%と

なっており、人手不足については前年に比べ改

善の傾向がみられた。しかし、「人手も資材も充

分あり問題ない」は 14.3%と前年より減少して

いる。また、「現状では問題ないが先々を考える

と不安」は 29.0%で将来への不安を感じる事業

者が多くみられる。

図 2-5-15 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模でみると、500 件以上の事業者で

は「資材は充足しているが人手が不足している」

が 59.2%となり、事業者規模が大きくなるほど

人手不足感は強い。

図 2-5-16 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

14.3

16.0

12.1

10.9

1.0

1.0

1.7

0.6

41.9

43.0

45.7

47.2

4.7

4.8

7.3

12.6

29.0

30.3

27.2

25.6

9.1

4.9

6.0

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

H25(n=579)

人手は充足

しているが、

資材が不足

している

人手も資材

も不足して

いる

現状では問

題ないが、

先々を考え

ると不安

資材は充足

しているが、

人手が不足

している

わからない・

不明

人手も資材

も充分あり

問題ない

5.8

9.5

11.9

16.2

17.7

1.0

0.6

1.7

0.0

1.7

59.2

58.3

50.8

42.2

33.2

3.9

3.0

0.8

6.7

5.4

22.3

23.8

28.0

27.0

33.0

7.8

4.8

6.8

7.9

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上(n=103)

100~500件未満(n=168)

50~100件未満(n=118)

10~50件未満(n=315)

10件未満(n=464)10件未満 (n=464)

10~50件未満 (n=315)

50~100件未満 (n=118)

100~500件未満 (n=168)

500件以上(n=103)

人手は充足

しているが、

資材が不足

している

人手も資材

も不足して

いる

現状では問

題ないが、

先々を考え

ると不安

資材は充足

しているが、

人手が不足

している

わからない・

不明

人手も資材

も充分あり

問題ない

3.9

27.2

23.3

27.2

24.3

30.1

31.1

75.7

1.2

16.1

21.4

28.0

19.6

31.0

38.7

71.4

2.5

19.5

21.2

24.6

25.4

28.8

39.0

68.6

3.8

13.3

19.7

29.2

16.5

21.6

40.0

60.6

2.4

11.2

16.2

0.2

17.2

21.8

36.6

55.0

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

その他

上記以外の補助金等の予算

措置

事業者を対象とした人材育成

リフォーム技術に関する手引

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

事業者を対象とした税制優遇

措置等に関する手引書

リフォームポイント(仮称)の創

10件未満(n=464)

10~50件未満(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満(n=168)

500件以上(n=103)

(%)

リフォームポイント(仮称)の

創設

事業者を対象とした税制優

遇措置等に関する手引書

リフォームに関する税制優遇

措置の拡充・延長

リフォームに関する融資制度

の充実

リフォーム技術に関する

手引書

事業者を対象とした人材

育成

上記以外の補助金等の予算

措置

その他

Page 63: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 61 -

43.5

31.4

43.0

29.5

51.3

63.9

53.2

67.9

5.2

4.7

3.9

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=348)

H25(n=494)

知っている 知らなかった 不明

〔 地域別 〕

・地域別にみると、「資材は充足しているが人手が

不足している」は、北海道、北陸・信越、近畿、

関東の順で高くなっている。

図 2-5-17 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 地域別 〕

(3) その他(インスペクションガイドラインの認知、リフォーム瑕疵保険、契約書式)

① インスペクションガイドラインの認知

・インスペクションガイドラインを「知っている」

は 43.5%と、前年度の 31.4%から増加した。

図 2-5-18 インスペクションガイドラインの認知(E-7)

〔 事業規模別 〕

・インスペクションガイドラインの認知度は、事

業規模の大きさにつれて比率も高くなってお

り、500 件以上の事業者では、「知っている」

は 68.9%と比率が高い。

図 2-5-19 インスペクションガイドラインの認知(E-7)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

68.9

66.1

57.6

41.6

30.4

26.2

29.2

39.8

54.3

65.7

4.9

4.8

2.5

4.1

3.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)

知っている 知らなかった 不明

10件未満(n=464)

10~50件未満(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

17.0

10.3

16.7

14.8

17.2

10.7

13.8

16.7

1.9

1.5

2.2

0.6

1.4

0.0

0.7

0.8

41.5

41.2

32.2

44.4

40.0

57.3

42.5

40.8

58.3

5.7

4.4

4.4

6.8

1.4

4.0

5.1

5.8

4.2

25.5

30.9

31.1

25.9

29.7

28.0

29.7

31.7

29.2

8.5

11.8

13.3

7.4

10.3

0.0

8.2

4.2

8.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄(n=106)

四 国(n=68)

中 国(n=90)

近 畿(n=162)

東 海(n=145)

北陸・信越(n=75)

関 東(n=414)

東 北(n=120)

北 海 道(n=24)

人手は充足

しているが、

資材が不足

している

人手も資材

も不足して

いる

現状では問

題ないが、

先々を考え

ると不安

資材は充足

しているが、

人手が不足

している

わからない・

不明

人手も資材

も充分あり

問題ない

Page 64: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 62 -

41.8

38.6

54.1

53.1

57.2

42.0

4.9

4.1

3.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=1234)

H27(n=1066)

H26(n=519)

登録している 登録していない 不明

61.2

61.4

59.4

23.8

24.8

25.3

3.3

3.6

6.0

11.2

9.7

7.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=516)

H27(n=412)

H26(n=281)

10件未満 10~50件未満 不明0件 50件以上

12.3

12.3

23.3

24.7

50.7

7.1

10.2

14.2

20.5

58.3

4.6

7.7

20.0

32.3

52.3

6.9

3.8

19.2

25.4

60.8

9.6

6.7

15.4

17.3

38.5

7.9

7.8

17.6

23.3

52.9

0 10 20 30 40 50 60 70

その他

自社独自で類似のサービス

を提供しているため

事業者が保険料を負担する

ケースが多いため

事業者のメリットが小さいた

施主からの要望がないため

全体(n=516)

10件未満(n=104)

10~50件未満(n=130)

50~100件未満(n=65)

100~500件未満(n=127)

500件以上(n=73)

(%)

施主からの要望がないため

事業者のメリットが小さい

ため

事業者が保険料を負担する

ケースが多いため

自社独自で類似のサービス

を提供しているため

その他

② リフォーム瑕疵保険について

・リフォーム瑕疵保険の事業者登録を行っている

のは全体の 41.8%であった。「登録している」

率は 100 件以上 500 件未満の事業者では

75.6%と高くなっている。

図 2-5-21 リフォーム瑕疵保険の事業者登録(E-8①)

事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

図 2-5-20 リフォーム瑕疵保険の事業者登録(E-8①)

・「登録あり」の事業者の利用件数は、0 件が

61.2%、10 件未満が 23.8%と少ない。

図 2-5-22 リフォーム瑕疵保険の年間利用件数(E-8①)

・リフォーム瑕疵保険の利用が少ない理由と

しては「施主からの要望がないため」が全

体で 52.9%と最も多く回答されている。

・事業規模別にみると、50 件以上 100 件未満

の事業者では「事業者のメリットが小さい

ため」を 32.3%が回答している。

図 2-5-23 リフォーム瑕疵保険の利用が少ない理由(E-8①) (複数回答)〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

・ リフォーム瑕疵保険の利用を増やすため

に重要な点としては、全体で「一般ユーザ

ーへの周知徹底」(54.3%)、「保険費用の

負担の軽減」(47.2%)、「保険契約・申請

手続きの簡素化・迅速化」(43.9%)など

の比率が高い。

・ 事業規模別にみると、100 件以上 500 件未

満の事業者では 61.9%が、「一般ユーザーへ

の周知徹底」をあげている。

図 2-5-24 利用を増やすために重要な点(E-8②)(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

70.9

75.6

55.1

41.3

22.4

23.3

21.4

42.4

54.6

73.1

5.8

3.0

2.5

4.1

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

500件以上

(n=103)

100~500件未

満(n=168)

50~100件未満

(n=118)

10~50件未満

(n=315)

10件未満

(n=464)10件未満(n=464)

10~50件未満(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

登録している 登録していない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

7.8

32.0

44.7

45.6

54.4

6.0

26.2

41.7

56.0

61.9

5.9

44.9

55.1

60.2

55.1

4.1

40.6

47.3

46.7

58.4

2.4

40.3

40.7

43.3

50.6

4.1

37.8

43.9

47.2

54.3

0 20 40 60 80 100

その他

事業者への適切な情報提供

保険契約・申請手続きの簡素

化・迅速化

保険費用(保険料、現場検査

料等)の負担の軽減

一般ユーザー(施主)への周

知徹底

全体(n=1234)

10件未満(n=464)

10~50件未満(n=315)

50~100件未満(n=118)

100~500件未満(n=168)

500件以上(n=103)

(%)

一般ユーザー(施主)への

周知徹底

保険費用(保険料、現場検査

料等)の負担軽減

保険契約・申請手続きの簡素

化・迅速化

事業者への適切な情報提供

その他

Page 65: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 63 -

4.6

18.1

14.5

14.6

17.9

42.9

4.6

17.7

12.9

15.3

15.0

44.6

4.4

12.9

21.8

12.3

14.6

55.7

4.7

15.5

20.0

24.7

55.8

7.7

13.3

24.0

52.8

0 10 20 30 40 50 60 70

その他

書籍やホームページ等に掲載されている汎用

の契約書を入手し活用

保証書を発行

住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集

を参考に契約書を作成し活用

住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集

をそのまま活用

独自の契約書を作成し活用

H24(n=678)

H25(n=579)

H26(n=519)

H27(n=1066)

H28(n=1234)

(%)

独自の契約書を作成し活用

住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式

集をそのまま活用

住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式

集を参考に契約書を作成し活用

保証書を発行

書籍やホームページ等に掲載されている汎用

の契約書を入手し活用

その他

③ 用いている契約書等書類の種類

・リフォーム工事のユーザーとの契約に際して用

いている契約書は、「独自の契約書」が 42.9%、

「リ推協の標準契約書式集をそのまま活用」が

17.9%、「リ推協の標準契約書式集を参考に作成」

が 14.6%、「書籍等の汎用の契約書」が 18.1%

などである。また、「保証書を発行している」は

14.5%である。

図 2-5-25 用いている契約書等書類(E-9)(複数回答)

(*)保証書発行について H24は質問していない

(*)リ推協の標準契約書式集を参考に作成について

H24、H25は質問していない

〔 事業規模別 〕

・事業者の模別にみると、工事件数 500 件以上の

事業者では「独自の契約書」が 62.1%と多くな

る。10 件未満の事業者では「書籍等の汎用の契

約書」の比率が他に比べて高い。「その他」とし

て、“見積書のみ”、“契約書は書いていない”と

いう回答もみられた。

・保証書を発行している比率は、工事規模の大き

さに比例して高くなっており、500 件以上の事

業者では 55.3%が発行している。

図 2-5-26 用いている契約書等書類(E-9)(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

③ 保証書の種類

・発行している保証書の種類としては、「自社独自

のもの」が 70.9%と大部分を占めている。

図 2-5-27 保証書の種類(E-9)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

5.住宅支援策等に対する事業者の意識

2.9

1.9

55.3

23.3

7.8

62.1

3.0

11.3

25.0

21.4

20.2

47.6

4.2

9.3

15.3

20.3

24.6

47.5

4.4

19.7

9.8

15.6

21.0

40.3

6.3

25.4

4.7

9.3

16.6

38.1

0 20 40 60 80 100

その他

書籍やホームページ等に掲

載されている汎用の契約書を

入手し活用

保証書を発行

住宅リフォーム推進協議会の

標準契約書式集を参考に契

約書を作成し活用

住宅リフォーム推進協議会の

標準契約書式集をそのまま

活用

独自の契約書を作成し活用

10件未満(n=464)

10~50件未満

(n=315)

50~100件未満

(n=118)

100~500件未満

(n=168)

500件以上

(n=103)

(%)

独自の契約書を作成し活用

住宅リフォーム推進協議会の標

準契約書式集をそのまま活用

住宅リフォーム推進協議会の標

準契約書式集を参考に契約書

を作成し活用

保証書を発行

書籍やホームページ等に掲載さ

れている汎用の契約書を入手し

活用

その他

70.9

70.1

84.1

78.4

17.3

6.6

8.8

11.2

11.7

23.4

7.1

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H28(n=179)

H27(n=137)

H26(n=113)

H25(n=116)

自社独自のものを発行 汎用のものを活用 不明

Page 66: 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 · 平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 29 年 3 月 ォーム推進協議会

Ⅳ.資料・調査票

- 64 -

Ⅳ.資料・調査票

住宅リフォームの施工物件に関するアンケート

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、平成27年度に引き続き、住宅リフォームに関

するアンケート調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者が施工した物件の内容を施主に

代わりお答え頂くもので、結果は一般公開し、住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として活

用させていただきます。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以

下の調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

A.リフォームを行われた施主の方や居住する世帯についてお伺いします。

(A-1)施主の年齢について(1つのみ選択)

□1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代

□5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者(居住世帯)との関係はどれに該当しますか

(1つのみ選択)

□1. 施主が住宅を所有し、居住している

□2. 施主が住宅を所有しているが、親族が居住している(施主は居住していない)

□3. 施主が住宅を所有しているが、他人に賃貸している

□4. その他( )

(A-3)リフォームを行った住宅に居住する世帯の世帯主年齢について(1つのみ選択)

*施主と、居住世帯の世帯主が同じである場合も、再度お答えください。

□1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代

□5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯のご家族構成について(1つのみ選択)

□1. 単身 □2. 夫婦のみ □3. 親子(二世代)

□4. 夫婦と子と親(三世代) □5. その他

(A-5)上記(A-4)のご家族の人数(世帯主を含めて)について 人

B.リフォームを行った住宅についてお伺いします。

(B-1)リフォームを行った住宅の所在地 都・道・府・県

(B-2)リフォームを行った住宅の種類について(1つのみ選択)

□1. 戸建て □2. マンション □3. その他( )

(B-3)リフォームを行った住宅の築年数について(1つのみ選択)

□1. 5 年以下 □2. 6 年~10 年以下 □3. 11 年~15 年以下

□4. 16 年~20 年以下 □5. 21 年~25 年以下 □6. 26 年~30 年以下

□7. 31 年以上

(B-4)リフォームを行った住宅の居住世帯が、入居してから今回のリフォームを行うまでの居

住期間について(1つのみ選択)

□1. 0 年(入居前または入居直後にリフォームを実施) □2. 1 年~5 年以下

□3. 6 年~10 年以下 □4. 11 年~15 年以下 □5. 16 年~20 年以下

□6. 21 年~25 年以下 □7. 26 年~30 年以下 □8. 31 年以上

調査票A

平成27年9月から平成28年8月に施工完了した物件について、物件ごとに記入してください

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Ⅳ.資料・調査票

- 65 -

(B-5)リフォームを行った住宅の取得方法について(1つのみ選択)

□1. 注文住宅(建替えを含む)の建設 □2. 新築分譲住宅の購入

□3. 中古住宅の購入 □4. 親からの相続等 □5. その他

〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者について(1 つのみ選択)

□1. 不動産の仲介業者がリフォームを実施した

□2. 不動産の仲介業者から施工業者の紹介を受けてリフォームを実施した

□3. 自分で業者を探して、リフォームを実施した

□4. その他( )

C.リフォーム工事の内容についてお伺いします。

(C-1)リフォーム工事の着工年月 平成 年 月

(C-2)リフォーム工事の竣工年月 平成 年 月

(C-3)リフォーム工事の種類について(1~4 のうち1つのみ選択)

□1. 増築 実施前の床面積 ㎡ → 実施後の床面積 ㎡

□2. 減築 実施前の床面積 ㎡ → 実施後の床面積 ㎡

□3. 改築(住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事)

□4. 大規模な修繕又は模様替え(壁、柱、床、はり、屋根または階段の一種類以上について過半の修繕

又は模様替えをするもの)

□5. その他の修繕、模様替え

(C-4)リフォーム工事の目的と内容について

*マンション等の場合、専有部分のリフォームに該当する項目のみお答えください。

①工事の目的について(あてはまるものすべて選択)

□1. 耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

□2. 防犯性能の向上を図るため

□3. 省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため

□4. 老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため

□5. 耐久性向上のため

□6. 使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

□7. 住宅、設備の老朽化や壊れたため

□8. 子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため

□9. 三世代同居など、他の世帯との同居に対応するため

□10. 健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため

□11. 中古住宅の購入に合わせて

□12. 相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

□13. 空き家になっていた住宅の活用を図るため

□14. 親の住んでいる家を住みやすくするため

□15. その他( )

②工事の内容について(あてはまるものすべて選択)

□1. 広さの変更 □2. 間取りの変更 □3. 内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

□4. 居室の用途の変更 □5. 収納スペースの改善 □6. 段差の解消、手すりの設置

□7. 住宅設備の変更 → ③の質問もご回答ください □8. 室内建具の変更

□9. 冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新(床暖房含む)

□10. 壁、柱等の主要構造部の改修 □11. 耐震補強工事 □12. 耐火性能強化

□13. 防犯性能強化 □14. 防音工事 □15. 太陽光発電・温水器の設置

□16. 外壁への断熱材の設置工事 □17. 屋根・天井への断熱材の設置工事

□18. 床・基礎への断熱材の設置工事 □19. 畳の入れ替え工事

□20. 窓ガラス・窓サッシ等の改良 → ④・⑤の質問もご回答ください

□21. 外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗り替え等)

□22. その他( )

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Ⅳ.資料・調査票

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③ (C-4)②で、“□7. 住宅設備の変更”をご回答いただいた場合、その内容を具体的に

ご回答ください(あてはまるものすべて選択)

□1. キッチンの交換

□2. 浴室・浴槽の交換

□3. 洗面化粧台の交換

□4. 便器の交換

□5. その他(具体的に )

④ ((C-4)②で、“□19. 窓ガラス・窓サッシ等の改良”をご回答いただいた方)全ての居室

の全ての窓の改修工事を行いましたか

□1. はい

□2. いいえ

□3. わからない

⑤ ((C-4)②で、“□19. 窓ガラス・窓サッシ等の改良”をご回答いただいた方)窓ガラス・

窓サッシ等の改良以外のどのような省エネ改修工事を同時に行いましたか

□1. 太陽光発電・温水器の設置 □2. 外壁への断熱材の設置工事

□3. 屋根・天井への断熱材の設置工事 □4. 床・基礎への断熱材の設置工事

□5. その他( )

(C-5)リフォーム工事前後のキッチン、浴室、トイレ、玄関の箇所数について

キッチン 浴室 トイレ 玄関

リフォーム前 箇所 箇所 箇所 箇所

リフォーム後 箇所 箇所 箇所 箇所

→上記4つのうち1つでも増設を行った方は「調査票 C」のご回答をお願いします。

D.リフォーム工事の契約額・資金内訳等についてお伺いします

(D-1)リフォーム工事の契約金額および自己資金、借入金、補助金はいくらでしたか(消費税込)。

借入金や補助金は、ない場合は「0」を記入してください

① 契約金額 万円=自己資金 万円+借入金 万円+補助金 万円

※ 自己資金には、預貯金、不動産の売却代金、親族からの贈与等が含まれます。

② 借入金内訳 公的金融機関 万円 償還期間 年

民間金融機関 万円 償還期間 年

その他 万円 償還期間 年

※「公的金融機関」とは、住宅金融支援機構、地方公共団体、年金資金運用基金、雇用・能力開発

機構、沖縄振興開発金融公庫を指します。

※「民間金融機関」とは、「公的金融機関」以外の金融機関を指します。

※「その他」には、勤務先、親族及び知人、労働金庫等からの借入が含まれます。

(D-2)リフォーム工事契約時に住宅ローンが残っていましたか(わかる範囲で)。

□1. 残っている □2. 残っていない □3. 不明

(D-3)リフォーム工事に関して以下の税制優遇措置や公的な補助を利用しましたか。わかる範囲で

お答えください(1~18 であてはまるものすべて選択)

<増改築工事全般>

□1. 住宅ローン減税(所得税)

□2. 住宅取得資金等の贈与税の非課税制度(新非課税制度)

□3. 暦年課税制度

□4. 国の長期優良住宅化リフォーム工事に関する補助(長期優良住宅化リフォーム推進事業)

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Ⅳ.資料・調査票

- 67 -

□5. 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助(リフォーム全般に関するもの)

□6. 地方自治体の地場産材活用に対する補助

<耐震改修工事>

□7. 投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所得税額の特別控除)

□8. 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

□9. 地方自治体の耐震改修工事に関する補助

<バリアフリー改修工事>

□10. 投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

□11. ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

□12. バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

□13. 介護保険による住宅改修費の支給

□14. 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助(介護保険以外)

<省エネ改修工事>

□15. 投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

□16. ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

□17. 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

□18. 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

<三世代同居対応リフォーム>

□19. 投資型減税(住宅の同居対応改修に係る所得税額の特別控除)

□20. ローン型減税(住宅の同居対応改修に係る所得税額の特別控除)

□21. 国の三世代同居対応改修に関する補助金(長期優良住宅化リフォーム推進事業の三世代

同居改修工事)

□22. 地方自治体の三世代同居対応改修に関する補助金

□23. 不明(把握していない)

(D-4)この住宅リフォーム工事では、リフォーム瑕疵保険に加入しましたか(1 つのみ選択)

□1. 加入した

□2. 加入しなかった (D-5)この住宅リフォーム工事は、住宅履歴情報として登録しましたか(1 つのみ選択)

□1. 登録した

□2. 登録していない

□3. 不明

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。

【お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:安井

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected]

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Ⅳ.資料・調査票

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住宅リフォーム事業に関するアンケート 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、住宅リフォームの支援策等に関するアンケート調査を実施致し

ます。本調査はリフォーム事業者の立場で税制優遇措置の利用状況やご意見をお答え頂くもので、結果は一般公

開し、住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として活用させていただきます。その他の目的での使用は一切あ

りません。その趣旨をご理解いただき以下の調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(E-1)貴社の事業所(本店)所在地は 都・道・府・県 (E-2)貴社の事業所の平成27年度における住宅リフォーム工事の“件数”及び“工事 1 件当

たりの平均金額(平均的な工事単価)”をおおよそで結構ですのでご記入ください。年間工事

件数のうち、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事がある場合、その件数をご記入ください

(実績がない箇所には、「0」とご記入ください)

住宅リフォーム工事年間件数

工事 1 件当たりの平均金額

約 万円/件 (E-3)貴社は建設業許可を取得されていますか(1つのみ選択)

□1. 取得している □2. 取得していない

(E-4)リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ローン減税、耐震改修促進税制、バリアフ

リー改修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、贈与税)についてお聞きします。

①貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置の内容を知っていますか(1つのみ選択)

□1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない

□4. 知らない

②貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業に活用して

いますか。また今後活用したいと思いますか(1つのみ選択)

□1. 活用している・今後活用したい □2. 活用するつもりはない □3. わからない

③貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置が、ユーザーの住宅リフォームを促進する上

で効果があると思いますか(1つのみ選択)

「2.あまり効果はない」「3.わからない」と回答した方は、その理由をお答えください。

□1. 効果がある・ある程度効果がある

□2. あまり効果はない

□3. わからない

(E-5)今後、どのような住宅リフォーム政策を要望されますか(あてはまるものすべて選択)

□1. リフォームポイント(仮称)*の創設

* 住宅エコポイントの仕組みを活用した、リフォーム促進のための新しいポイント制度

□2. リフォームに関する税制優遇措置の拡充・延長

(具体的に )

□3. リフォームに関する融資制度の充実

(具体的に )

□4. 1~3 以外の補助金等の予算措置

(具体的に )

調査票B

左記件数のうち、 (複数回答可)

① 耐震改修工事の件数 件

② バリアフリー改修工事の件数 件

③ 省エネ改修工事の件数 件

この調査票Bは、リフォーム事業者としての立場で、1事業者につき1枚ご提出ください。

その理由は何ですか(複数回答可)

□1. 内容が複雑で理解しにくい

□2. 手続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい

□3. 住宅ローンを利用する施主が少ない(自己資金で工事

を行う場合が多く、住宅ローン減税を利用できない)

□4. その他( )

裏面もご回答お願いいたします。

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Ⅳ.資料・調査票

- 69 -

□5. 事業者を対象とした税制優遇措置等に関する手引書(制度概要、メリット、申請手順等)

□6. リフォーム技術に関する手引書(設計・施工マニュアル、事例集等)

□7. 事業者を対象とした人材育成(セミナー等)

□8. その他(具体的に )

(E-6)リフォーム工事に携わる職人や資材の充足についてはどのような状況ですか(1つのみ選択)

□1. 人手も資材も充分あり問題ない

□2. 人手は充足しているが、資材が不足している

□3. 資材は充足しているが、人手が不足している

□4. 人手も資材も不足している

□5. 現状では問題はないが、先々を考えると不安

□6. わからない

(E-7)国土交通省では、中古住宅の検査の項目や方法等について、平成 25 年 6 月に「既存住宅

インスペクション・ガイドライン」(注)をとりまとめていますが、内容をご存じでしょ

うか(1 つのみ選択)

□1. 知っている □2. 知らなかった (注)「既存住宅インスペクション・ガイドライン」の詳細は、国土交通省のホームページでご確認ください

http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000464.html

(E-8)リフォーム瑕疵保険についてお聞きします

①リフォーム瑕疵保険の事業者登録は行っていますか(1つのみ選択)。 登録している場合は、

昨年度の保険利用件数をおおよそで結構ですのでご回答ください。また、保険の利用が少

ない場合はその理由をお答え下さい

□1. 登録している → 昨年度の保険利用件数: 約 件

□2. 登録していない

②リフォーム瑕疵保険の利用を今よりもさらに増やすためにはどのような点が重要だと思

われますか(複数回答可)

□1. 一般ユーザー(施主)への周知徹底

□2. 事業者への適切な情報提供

□3. 保険費用(保険料、現場検査料等)の負担軽減

□4. 保険契約・申請手続きの簡素化・迅速化

□5. その他( )

(E-9)リフォーム工事のユーザーとの契約に際して、貴社ではどのような契約書等書類を用

いていますか(複数回答可)

□1. 住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集をそのまま活用している

□2. 住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集を参考に契約書を作成し活用している

□3. 書籍やホームページ等に掲載されている汎用の契約書を入手し活用している

□4. 独自の契約書を作成し活用している

□5. 保証書を発行している( □1. 自社独自のものを発行 □2. 汎用のものを活用 )

□6. その他( )

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。

【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:安井

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected]

保険の利用が少ない理由(複数回答可)

□1. 施主からの要望がないため

□2. 事業者のメリットが小さいため

□3. 事業者が保険料を負担するケースが多いため

□4. 自社独自で類似のサービスを提供しているため

□5. その他( )

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一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

市場環境整備委員会

委員長 城 山 浩 二 一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会

副委員長 橋 本 真 一 一般財団法人 建設物価調査会

委 員 池 田 直 輝 一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会

委 員 岩 﨑 誠 一般社団法人 JBN

委 員 大 泉 誠 司 一般財団法人 住まいづくりナビセンター

委 員 大曾根 健治 一般社団法人 日本塗装工業会

委 員 太 田 修 弘 一般財団法人 経済調査会

委 員 小 倉 範 之 全国建設労働組合総連合

委 員 古賀 修士郎 一般社団法人 ベターライフリフォーム協会

委 員 輿 石 英 夫 一般社団法人 リビングアメニティ協会

委 員 関 励 介 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

委 員 相 馬 康 男 一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会

委 員 高 橋 周 司 一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

委 員 武 田 陽 介 公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

委 員 樽 宏 彰 一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会

委 員 鳥 越 重 己 独立行政法人 住宅金融支援機構

委 員 中 尾 哲 朗 押出発泡ポリスチレン工業会

委 員 春 名 慶 造 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

委 員 本 庄 博 之 公益財団法人 マンション管理センター

委 員 矢 口 博 一般社団法人 住宅生産団体連合会

平成28年度 第14回 住宅リフォーム実例調査報告書

平成29年3月

発 行:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

〒102-0071 東京都千代田区富士見 2-7-2 ステージビルディング 4階

TEL 03-3556-5430 FAX 03-3261-7730

無断転載禁止

この調査結果を転載する場合には、上記の住宅リフォーム推進協議会にご連絡ください。