68
3 各部局等の FD 活動のまとめ - 29 -

3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3 各部局等のFD活動のまとめ

- 29 -

Page 2: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

金沢大学では、全学統一の様式(別添参照、以下「別添シラバス様式」という)を用いて

シラバスを作成している。

【検証事項1】

昨年度に記載された平成 28 年度の改善に向けての取組予定が実際に実行されたかどうか

について

【検証事項2】

シラバス記載にあたって記載方法の指定等、特に指示した点や留意点及び記載内容の点検

の実施状況やその取組について

[人間社会学域]

○人文学類

【検証事項1】

教務委員会を中心に、学類会議でシラバス記載要領にしたがったシラバス作成を数回にわ

たり要請し、また点検をおこなった。

【検証事項2】

「シラバス Web 入稿要領 2017 人文学類版」を作成、配布し、それぞれの項目の記述が充実

するよう要請し、さらに教務委員会を中心に内容の点検と改善依頼を行なった。

○法学類

【検証事項1】

昨年度、該当欄の記載なし。

【検証事項2】

シラバスの「学生の学習目標」欄へのカリキュラム・マップの「学習成果」からの該当項

目の転記、その「学習成果」に基づいた授業終了時の学生の到達度を具体化した「成績評価

基準」の記入、和英併記への対応とアクティブ・ラーニング(AL)導入に係るシラバス原稿

作成依頼文書での指示、を行った。また、シラバスチェック体制に基づく上記諸事項の記入

の点検(記入漏れに際しては科目担当者への修正依頼)を行った。

○経済学類

【検証事項1】

学修成果の正式な英語訳がなかったため、学類予算で翻訳した。シラバス記載要領は前年

度のものを利用したが、シラバスが提出された後、本要領に基づき、経済学類専任教員が担

当する講義科目のシラバスを覆面審査委員 7 名が手分けをしてチェックした。チェック項目

は 7 項目あり(検証事項 2 に記載)、各講義科目のうち満たせていない項目に×もしくは△を

つけて一覧表を作成し、全教員に配布した。これにより、どの項目で要領が満たせていない

のかが明白になるとともに、平成 25年度から使われてきた記載要領の問題点も明らかとなっ

た。この問題点については次年度の経済学類教務委員会で検討することとなった。

- 30 -

Page 3: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

【検証事項2】

覆面審査員が下記の 7 項目について重点的に各専任教員のシラバスをチェックするという

ことを行った。結果は一覧表にして全員に配布し、修正するよう求めた。チェック項目は以

下の 7点である。

1.「授業科目の主題」カリキュラム・マップの該当箇所をシラバスに転記しているか否か。

2.「授業の目標」の項目に、授業を通して教授する内容を 2~3行で記述されているか否か。

3.「学習成果」の箇所に、カリキュラム・マップの「学習成果」から該当する項目を転記

しているか否か。

4.「授業の概要」全 15 回の授業であれば、15 回それぞれの回の概要、学習内容を記載し

ているか否か。

5.評価の方法・ 評価の割合が記載されているか否か。

6.オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)記載されているか否か。

7.英語併記がなされているか否か(英語で行う科目については英語のみでも可)。また学修

成果の英語訳を作成した。

○学校教育学類

【検証事項1】

「より分かりやすい作成マニュアルを検討する一方で、個々のシラバスについて必須記載

事項の充足の徹底を行う」ことについて、以下述べる。まず、前半部についてであるが、昨

年度(平成 27年度)に、全学で求められているシラバス記載事項を網羅した「学校教育学類

シラバス作成マニュアル」を作成し、シラバス作成期間に全学類教員に配布した。また、毎

年、学務係より詳細なシラバス記載要領が全学類教員に配布されている。いずれにも目を通

した結果、新たに学類独自のマニュアルを作成、配布することにより、かえって多忙化にあ

る学類教員の業務を妨げる可能性を勘案し、本年度(平成 28年度)はシラバスの作成及び配

布を見送った。一方で、シラバスのピアレビューについては、FD カリキュラム委員が学類の

すべてのシラバスに目を通し、未記載事項がある教員に対して加筆を求める通知を出した。

【検証事項2】

「学校教育学類シラバス作成マニュアル」(平成 27 年度作成及び配布)、「学務係が配布す

るシラバス記載要領」(学務係より配布)、「英語によるシラバス表記のための語彙と用例」(学

務係より配布)が学類教員に配布された。記載内容については、FDカリキュラム委員による

点検と当該教員への通知を行った。

○地域創造学類

【検証事項1】

アクティブ・ラーニング(AL)パイロット科目の授業カタログを紹介し、AL 手法を取り入

れる授業に関してはその内容を記載するよう依頼した。

【検証事項2】

特になし。

- 31 -

Page 4: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

○国際学類

【検証事項1】

教務・学生生活委員会および学務係において「シラバス Web 入稿要領 2017(国際学類)」

および「シラバス Web 入稿要領 2017(国際学類専攻)」を作成し、シラバス入稿時に各教員

に配信し、各項目の漏れなき記載および外国語化を徹底した。

【検証事項2】

授業時間外の学習に関しては、同要領において「指定された教科書の各回の内容について、

予め読んでおくこと。また該当箇所について授業内容および教科書を復習しておくこと。こ

れらに要する時間各回 90分、さらにその他の学習時間を含め、期間を通して通算 60 時間の

自習時間が期待されている。」と例示した。各記入項目および多言語化について、教務・学生

生活委員会がすべてのシラバスをチェックし、不十分な記載の場合、担当教員に修正を依頼

した。

[理工学域・自然科学研究科]

○数物科学類・数物科学専攻

【検証事項1】

シラバスの項目のうち、授業の主題・目標、学生の学習目標、授業の概要、評価の方法・

割合について適切に記載した。授業の概要については授業毎の概要、授業時間外における学

習内容を具体的に記載するようにし、アクティブ・ラーニング(AL)に関する取り組みを記

載した。また、これらについては和文・英文の併記とした。

【検証事項2】

シラバス記載内容について適切であるかどうか、教務委員・学生委員による点検を実施し

た。

○物質化学類・物質化学専攻

【検証事項1】

新設されたクォーター制科目のシラバスについて、内容の充実化、学習目標の明確化、評

価法の改善等を点検し、専門科目シラバスを充足化し、英語での説明を加えた。

【検証事項2】

新設されたクォーター制科目のシラバスでは以下の二点を記載するよう留意した。

1.英語併記されているか。和文部分と英文部分を完全に分けて記載すること(空白行を1行

入れる)。和文と英文を一文ずつ交互に記入しないこと。

2.専門基礎科目(必修、選択必修 A-D)は、全てアクティブ・ラーニング(AL)科目となるた

め、必修、選択必修 A-D の担当者は、“In the class, students will have discussion with

other students and lecturer, and mini-examinations to improve understanding.”の

様な文言を、その他履修上の注意事項や学習上の助言/Others 欄に加えること。

○機械工学類・機械科学専攻

【検証事項1】

学類会議等を通じて、評価方法、和文英文併記などの点検項目(①~⑤)(【検証事項2】

- 32 -

Page 5: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

参照)を記載するよう依頼し、平成 27年度に実施した点検評価で「×」評価を受けた項目が

改善され、シラバスの充実化が図られた。クォーター制に伴う変更に対する対応も実施した。

【検証事項2】

平成 27 年度と同様に、学類及び大学院の全科目に対して、担当教員以外の教員が下記項目

すべてを点検し、「問題なし:○」または「要確認:×」で評価、その結果を教務委員宛に報

告させた。この際、クォーター制導入のために新設された科目についても同様の対応を行う

よう通知した。

点検項目①「授業の主題」「授業の目標」「学生の学習目標」「授業の概要」「評価の方法」

「評価の割合」の 6項目すべてが適切に記載されているか?

点検項目②「授業の概要」に、授業毎の概要を記載してあるか?(全 15回の授業であれば、

15 回それぞれの回の概要を記載)

点検項目③「授業の概要」等に単位の実質化のために必要な授業時間外における学習内容

(予習・復習)が具体的に記載されているか?

点検項目④アクティブ・ラーニング(AL)の手法を取り入れている場合は、その内容(ディ

スカッション、課題解決型学習、小テスト等)を記載しているか?

点検項目⑤和文・英文併記となっているか?

さらに報告終了後、「×」の項目について改善するよう担当教員に通知しシラバス記載内容

の充実化を図った。

○電子情報学類・電子情報科学専攻

【検証事項1】

シラバス記載内容に関して再点検を周知し、アクティブ・ラーニング(AL)に関する情報

の記載の呼びかけを実施した。

【検証事項2】

アクティブ・ラーニング(AL)に関する記載例を提示し、シラバスへの記載を指示した。

○環境デザイン学類・環境デザイン学専攻

【検証事項1】

各科目と環境デザイン学類の「学習到達目標」との関連性をシラバスに記載することを念

頭に、JABEE(日本技術者教育認定機構)の基準に従い、環境デザイン学類として設定した総

合基礎学力、専門基礎学力、思考・判断、関心・意欲、態度・倫理、技能・表現・行動とい

う 6 つの「学習到達目標」が各科目とどのように結びついているのかを検証した。

【検証事項2】

JABEE の基準を満たすように、学習到達目標と各科目との関連や予習・復習も含めたアクティ

ブ・ラーニング(AL)を実施している場合は記載するように指示を行った。

○自然システム学類・自然システム学専攻

【検証事項1】

シラバスの英語化・15回分講義内容の記載に加えて、アクティブ・ラーニング(AL)に関

する記述について、ほぼすべての講義科目で実行されている。

- 33 -

Page 6: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

【検証事項2】

和文英文併記における和文部分と英文部分の完全分離についてアナウンスするとともに、

「授業の主題」、「授業の目標」、「学生の学習目標」、「授業の概要」、「評価の方法」、「評価の

割合」の 6 項目すべてを適切に記載し、「授業の概要」に、授業毎の概要(全 15 回の授業で

あれば、15 回それぞれの回の授業の概要)を記載するように依頼した。さらに、「授業の概

要」等に単位の実質化のために必要な授業時間外における学習内容(予習・復習)を具体的

に記述いただくように依頼した。シラバスの記載内容の点検は各コースの教務委員を中心に

行い、修正点を具体的に指摘し、修正を行ってもらった。

[医薬保健学域]

○医学類

【検証事項1】

平成 27 年度においてチェック教員によるシラバスチェックを行い、改善を確認したため、

平成 28 年度においては、チェック教員によるシラバスチェックを行わなかった。なお、シラ

バスの入稿には引き続き、記載の基準を記して記載を依頼している。

【検証事項2】

授業の目標・学生の学習目標・授業概要などの基本情報の他、成績評価基準及び学生の学

習目標が明確になっているか、英語での記載が適切になされているかを確認し、改善を要す

る該当科目については、担当教員に連絡している。

○薬学類・創薬科学類、創薬科学専攻、薬学専攻

【検証事項1】

計画通り、実施した。

【検証事項2】

必須記載項目は次を指定した。

一般目標、到達目標、授業概要、評価の方法・割合、授業外の予習・復習に必要な時間の目

安、テキスト・教材・参考書等、履修上の注意・学習上の助言、オフィスアワー等。

○保健学類、保健学専攻(博士前期・後期課程)

【検証事項1】

教員に対してシラバス記載要領の周知と指示をした。また、専攻毎に教務委員を通して再

度周知をするように教務委員会で申し合わせをした。

【検証事項2】

学生部から送付された「シラバス入稿について」等を周知した。

[教育学研究科]

【検証事項1】

平成 28 年度の取組み予定に沿って、授業の概要等の記載内容について口頭で伝達した。

【検証事項2】

学生募集停止に伴い、授業開講科目がわずかとなるため、シラバス記載については前年度

- 34 -

Page 7: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

(平成 27年度)の記載状況を継続した。

[人間社会環境研究科]

【検証事項1】

引き続き、作成されている記載要領をもとに、詳細なシラバス入力を各教員に依頼した。

【検証事項2】

引き続き、シラバス作成依頼の際に「学生の学習目標」の欄に、学位授与方針等に基づき、

例文を参考に、「成績評価基準」を記載するよう、和英併記、アクティブ・ラーニング(AL)

についても対応した内容となるよう、また、授業の各回における概要を記載するよう、各教

員に添付のとおり依頼した。また、4 学期制の導入、英訳のチェックサービスについても留

意するように付記した。

各専攻において、記載内容の点検が行われ、不備があれば科目担当教員に修正を依頼して

いる。

[医薬保健学総合研究科]

○修士課程・医学博士課程

【検証事項1】

シラバスの記載について、昨年に引き続き留意事項及び入力例を担当教員に配付し、シラ

バス記載内容の改善を図った。

【検証事項2】

平成 28 年設置の医学専攻のディプロマ・ポリシーを平成 29 年度入学者より改訂し、具体

的な学習成果(到達目標)を掲げた。これを踏まえて、担当教員がシラバス記載内容の改善

を行った。

[先進予防医学研究科]

○医学博士課程

【検証事項1】

シラバスの記載について、留意事項及び入力例を担当教員に配付し、シラバス記載内容の

改善を図った。

【検証事項2】

平成 28 年設置のディプロマ・ポリシーを平成 29 年度入学者より改訂し、具体的な学習成

果(到達目標)を掲げた。これを踏まえて、担当教員がシラバス記載内容の改善を行った。

[法務研究科]

【検証事項1】

実行された(シラバスの記載要領は作成済み)。

【検証事項2】

シラバスの記載内容については、個々の教員が、①シラバス作成要領に基づき作成し、さ

らに、②シラバス記載事項チェックシートに基づいてシラバスのチェックを行い、当該チェ

ックシートを学務係に提出することとなっている。その後、③公法系,民事系,刑事系の関

- 35 -

Page 8: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

係教員が相互チェックをし、さらに、④教務・学生委員会において 終チェックをすること

となっている。

[教職実践研究科]

【検証事項1】

新設(平成 28年度開設)のため、該当の記載なし。

【検証事項2】

新設(平成 28 年度開設)の年なので、文部科学省に提出し、認可されたシラバスを忠実に

実践することを基本とする。留意点としては、「ねらい」、「内容」は変えずに、運営上、学生

の実態に合わせて工夫を加えて行うようにすることとした。学生の実態に合わせて行った工

夫とは、ストレートマスターと現職教員院生との学力や問題意識の隔たりを埋める工夫、さ

らにそれらの多様性を生かす工夫のほか、初年度ならではの工夫として、認可されたシラバ

スでは 1 年次生、2 年次生が合同で行う予定の「実践カンファレンスⅠ・Ⅱ」などでは、2 年

次生が不在のため、1年次生だけで取り組む内容にするなどの工夫をいう。

[国際基幹教育院]

○GS 教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として昨年度に引き続き、Web シラバスへの「学生の学習目標」

に「成績評価基準」を明文化すること、授業時間外の学習内容を具体的に記載すること、ア

クティブ・ラーニング(AL)型の授業構成をできるだけ多く取り入れること、和英併記とす

ること等を各教員へ文書により通知した。

【検証事項2】

共通教育科目全体の取組として Web シラバス入稿依頼の際に次の 4 点について依頼した。

1)当該科目の成績が「合」となる(単位が認定される)ことによって「どのようなことがで

きるようになるか」について、「学生の学習目標」欄に記入すること。

2)授業時間外に学習することが期待されている内容について、「授業の概要」欄に具体的に

記載すること。

3)演習・実習系の科目以外でもアクティブ・ラーニング(AL)型の授業構成をできるだけ多

く取り入れること。

4)全学的に Web シラバスの各項目の記載について、平成 27 年度開講授業科目分から和英併

記とすることが決定されたことから、和英併記を行うこと。また、依頼時には平成 27 年 1 月

20 日付けの教育担当理事名の「シラバス記載内容の改善について(依頼)」の文書を添付し、

周知を図った。

GS 教育部門では、平成 27 年 1月 20 日付けの教育担当理事名の「シラバス記載内容の改善

について(依頼)」を踏まえ、GS 科目企画部会において全 GS 科目のシラバスの点検を行い、

所要の修正を実施した。その際、理工学域のシラバス点検・修正要領、数物科学類のシラバ

ス点検表をシラバス点検・修正の参考として活用した。

- 36 -

Page 9: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

○外国語教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として昨年度に引き続き、Web シラバス入稿依頼時に、「成績評価

基準」の明記、授業時間外の学習内容の具体的記載、アクティブ・ラーニング(AL)型の授

業構成の積極的な取り入れ、シラバスの日英併記等を、各教員へ文書により通知し、メンテ

ナンス教員が確認を行った。TOEIC 準備コースと EAP コース(I~IV)については、共通シラ

バスを設定しており、それぞれのコースを運営する委員会で検討・作成したシラバスを、代

表者が記入した。

【検証事項2】

共通教育科目全体の取組として Web シラバス入稿依頼の際に次の 4点について依頼した。

1)当該科目の成績が「合」となる(単位が認定される)ことによって「どのようなことがで

きるようになるか」について、「学生の学習目標」欄に記入すること。

2)授業時間外に学習することが期待されている内容について、「授業の概要」欄に具体的に

記載すること。

3)演習・実習系の科目以外でもアクティブ・ラーニング(AL)型の授業構成をできるだけ多

く取り入れること。

4)全学的に Web シラバスの各項目の記載について、平成 27 年度開講授業科目分から和英併

記とすることが決定されたことから、和英併記を行うこと。4)については、依頼時には平成

27 年 1 月 20 日付けの教育担当理事名の「シラバス記載内容の改善について(依頼)」の文書

を添付し、周知を図った。

GS 言語科目については、授業が英語で行われることを反映して、シラバスも英語のみの表

記とした。また、EAP コースでは、成績評価の対象となる課題作文について、教員と学生が

共通理解を持てるように、説明をより具体的にした。共通シラバスでない EAP(Retake)と

英語セミナーのシラバスについては、メンテナンス教員がその内容を確認した。初習言語科

目についても、各言語のメンテナンス教員による確認を行った。

○国際教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として昨年度に引き続き、Web シラバスへの「学生の学習目標」

に「成績評価基準」を明文化すること、授業時間外の学習内容を具体的に記載すること、ア

クティブ・ラーニング(AL)型の授業構成をできるだけ多く取り入れること、和英併記とす

ること等を各教員へ文書により通知した。

【検証事項2】

共通教育科目全体の取組として Web シラバス入稿依頼の際に次の 4点について依頼した。

1)当該科目の成績が「合」となる(単位が認定される)ことによって「どのようなことがで

きるようになるか」について、「学生の学習目標」欄に記入すること。

2)授業時間外に学習することが期待されている内容について、「授業の概要」欄に具体的に

記載すること。

3)演習・実習系の科目以外でもアクティブ・ラーニング(AL)型の授業構成をできるだけ多

く取り入れること。

- 37 -

Page 10: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-1 照会事項1 シラバス記載要領の作成状況

4)全学的に Web シラバスの各項目の記載について、平成 27 年度開講授業科目分から和英併

記とすることが決定されたことから、和英併記を行うこと。また,依頼時には平成 27 年 1 月

20 日付けの教育担当理事名の「シラバス記載内容の改善について(依頼)」の文書を添付し、

周知を図った。

○高等教育開発・支援部門

【検証事項1】

シラバス記載項目に制限はあるが、自由履修科目「アクティブラーニング入門」において、

①から⑫までの具体的詳細な学習目標を記載、「反転」教室のスタイルに関しての授業外学習

が必要であることの明示、成績評価基準の明示などを行った。学域 GS 科目「大学・学問論」

においても成績評価基準の明示を行った。シラバス記載項目の有効性については、平成 28 年

度学類・大学院における学修成果等の自己評価アンケートの中で確認している。

【検証事項2】

当部門の教員が担当する、共通教育科目および人間社会学域学域 GS 科目のシラバス記載に

おいては、学類、研究科の専門科目における取扱に準じて、学生が修得すべき具体的な技能

を学生の学習目標欄に記載しているほか、評価基準の明示などを行った。

[総合メディア基盤センター]

【検証事項1】

学類や研究科の兼担者は学類、研究科等の指示に従い、共通教育担当者は国際基幹教育院

の指示に従ってシラバスを記載した。

【検証事項2】

特になし。

[国際機構留学生センター]

【検証事項1】

昨年度に引き続き、シラバス記載要領のさらなる充実をはかった。

【検証事項2】

シラバス作成にあたり、特に、学生の学習目標と成績評価基準を明文化すること、各週の

学習内容について具体的に記載することに留意するよう、教員に周知した。また、英文シラ

バス作成のためのサポートについても周知も行った。

- 38 -

Page 11: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

【検証事項1】

昨年度に記載された平成 28 年度の改善に向けての取組予定が実際に実行されたかどうかにつ

いて

【検証事項2】

平成 28 年度の実施状況について

【検証事項3】

授業評価アンケートを実施している場合、授業評価アンケート結果を授業方法の改善にどのよ

うに活用したかについて

[人間社会学域]

○人文学類

【検証事項1】

アクティブ・ラーニング(AL)パイロット授業に選定された授業および英語による授業を対象に

公開授業を実施し、見学者からコメントを書いてもらい、さらに授業担当者による応答を集めた。

コメントと応答については、学類教員で共有して、それぞれの授業方法改善を図った。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどの

ように授業方法の改善に活かしたか

を記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

アクティブ・ラーニング(AL)パイロッ

ト授業に選定された授業および英語に

よる授業を対象に公開授業を実施し

た。

見学者からのコメントは授業担当者

に送られ、担当者の再コメントと併

せて学類で共有し、各授業の改善を

図っている。

2)学生による授業

評価アンケート ○ 各学期末に実施している。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○ 実施している。

結果は学類で共有され、授業改善の

他、カリキュラムポリシーなどの再

検討にも用いられている。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

日常的に教員間で活発に意見交換を行

なっている。全学・学域 FD研修会への

案内を行なっている。

日常的な教員間の意見交換が、授業

改善に寄与している。

【検証事項3】

アンケート結果は授業担当教員へフィードバックされ、「リフレクション・ペーパー」をつくる

などの方法で、授業改善への努力がなされている。学類 Web サイトなどでの公開を準備している。

○法学類

【検証事項1】

昨年度、該当欄の記載なし。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどの

ように授業方法の改善に活かしたか

を記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

期間を定めずいつでも相互に参観でき

る制度になっている。

参観を行った教員が感想などを示す

制度になっている。

- 39 -

Page 12: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

2)学生による授業

評価アンケート ○

毎学期末に授業評価アンケートを実施

している。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

毎年、卒業生に対するアンケートを実

施している。

アンケート結果を会議で報告し、各

教員が参考として授業改善に取り組

んでいる。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○ FD 研修会を開催した。

研修会参加者各人が研修会で学んだ

ことを活用している。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果を授業改善に活用するため、アカンサスポータルに学類内限定で公表

している。また、結果に対してコメントすることを希望する教員が、アカンサスポータルに各自

で行う制度になっている。

○経済学類

【検証事項1】

新カリキュラムの準備等で手が回らず学類としては実施しなかった。他方で、後述するように

タフツ ELP(English Language Programs)研修に参加した教員数名が、研修内で模擬授業を行い、

他の教員から評価・指摘を受ける機会を持った。これらの経験から得られた知見は確実に次年度

の講義の改善に繋がると思われる。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

教員数の減少、多忙化に伴い実施が難

しい状況にある。他方で、学類として

ではないが個別に大学の研修に参加

して、授業の評価を受けるという経験

を得た教員が数人いる。

2)学生による授業

評価アンケート ○ 全学の方針通り。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

アカンサスポータルでアンケートを

作成し、学位記授与式終了後に、携帯

電話からアンケートに回答するよう

指導した。回答率は約 68%。

アンケート結果の総括と素データー

を学類専任教員に配信し、翌年度の教

育に活かしてもらうよう依頼した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

FD を実施し、授業の英語化、初学者

ゼミの標準化・教育内容について議論

した。覆面教員によるシラバス審査。

4人の教員がタフツELP研修を受講し

た。

初学者ゼミの成績評価基準の統一、必

須となっている英語化率向上に際し

て、英語で授業を効果的に行う方法の

共有という形で活かされた。また、シ

ラバス覆面審査を通じて記載要領の

問題が明らかになり、翌年度教務委員

会で検討することとなった。

【検証事項3】

アンケート結果は、各教員のアカンサスポータルに集計結果が報告されるしくみとなっている。

各教員はそれに基づき、次年度の授業改善に役立てている。ただし、他学類に比べてアンケート

回答率が低いという問題が翌年度になって指摘され、実施方法等改善の余地があることに気付か

された。

- 40 -

Page 13: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

○学校教育学類

【検証事項1】

「従来からの研究授業・整理会を継続する一方で、英語による授業への対応を検討する」こと

について、以下述べる。まず、本年度(平成 28 年度)は、平成 28(2016)年 11月 7日(月)2 限

(10:30~12:00)に、長谷川和志氏(数学教育専修)の幾何学基礎 A(2年生対象 専修基礎科目

当日受講者 14 名)を対象に、研究授業および授業整理会を行った。授業後の整理会においては、

参加した教員から多くの質問や意見が出され、意見交換が活発に行われた。次に、平成 28(2016)

年12月8日(木)に、授業の英語化に関する研修会を開催した。具体的には、タフツ大学ELP(English

Language Programs)教員研修プログラムに参加された浅井暁子氏より、プログラムの内容等をご

報告いただき、授業の英語化とその上で必要とされる準備等について、具体的に考える機会を設

けた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

平成 28年 11 月 7日(月)2 限に、長

谷川和志氏(数学教育専修)の幾何学

基礎 Aを対象に、研究授業および授業

整理会を行った。

学類で作成している FD 報告書に詳細

を掲載し、各教員の授業改善に役立て

ている。

2)学生による授業

評価アンケート ○

前期と後期の 2回、授業アンケートを

行った。本年度(平成 28年度)より、

紙媒体での調査を廃止し、Web 調査に

切り替えた。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

卒業式の日に卒業生に対するアンケ

ートを実施した。

学類で作成している FD 報告書に分析

結果を掲載し、カリキュラム改善に役

立てている。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

授業の英語化に関する研修会を 12 月

8日に、アクティブ・ラーニング(AL)

活用に関する研修会を 2月 9日に、そ

れぞれ実施した。

研修会後の討論会において意見交換

を行った。2月 9日は、小グループに

分かれての討論を取り入れたところ、

活発な議論が繰り広げられた。

【検証事項3】

学類単位でのアンケートを公開することは学類会議においてすでに了承済みである。本年度(平

成 28年度)は、授業評価アンケートの全面 Web 実施移行の初年度でもあり、諸々、模索しながら

の実施及び各種検証であったことは致し方ないと思われる。「対応策の授業へのフィードバックの

仕方」については、人間社会学域統一の「リフレクション・ペーパー(自己点検型)」が配布され

ているが、現時点では、ペーパーの記載と提出は義務ではなく任意となっている。加えて、本年

度(平成 28 年度)より、授業評価アンケートの基本的な解析の業者委託が廃止された。昨年度(平

成 27 年度)までは、業者による解析結果を元に、ある程度詳細に改善点の考察をし、学類 FD 報

告書において公表することを通して教員に還元していたが、本年度(平成 28 年度)より、同様の

分析及び考察は実質的に不可能となった。理工学域では、そうした基礎的解析を行うシステムを

導入していると耳にしたが、人間社会学域での同様のシステムの導入については、現時点では何

も情報をいただいていない。

○地域創造学類

【検証事項1】

アクティブ・ラーニング(AL)パイロット授業の実施について取り組み、一部の授業ではアク

- 41 -

Page 14: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

ティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)の導入も行われた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

授業評価に関する FD 研修会の実施に

より、まずは授業評価をどのように行

うべきかを検討した。これを踏まえ、

次年度授業参観を行う予定である。

2)学生による授業

評価アンケート ○ 各学期末に実施している。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○ 卒業式の際に実施した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

学生の学修評価に関する FD 研修会を

実施した。

研修会で作成したルーブリックを実

際に授業で使用。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果を学類 Web サイトにおいて公開することとした。

○国際学類

【検証事項1】

第 1回 FD研修会では、アカンサスポータルの使用方法についての研修会を行い、アクティブ・

ラーニング(AL)促進のための機能などについての理解を深めることができた。また、第 2 回 FD

研修会でもアクティブ・ラーニング(AL)の要素を取り入れた授業の教員による見学会を行い、

学類全体としてアクティブ・ラーニング(AL)への認識と取り組みが大きく進むきっかけになっ

たと思われる。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

第 2回 FD研修会として、アクティブ・

ラーニング(AL)を多く取り入れた「西

洋近現代史概説プレゼン公開授業

-ヨーロッパ社会はどのようにして

産業革命を実現したか」 の参観と意

見交換会を開催。

来年度以降、アクティブ・ラーニング

(AL)を取り入れようとする教員や、

アクティブ・ラーニング・アドバイザ

ー(ALA)を活用しようとする教員の

参考となった。

2)学生による授業

評価アンケート ○

各学期の授業 終回に Web 上での授

業評価アンケートを実施し、アンケー

ト結果は学類 Web サイトを通じて一

般に公開されている。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

卒業式の日に、学類の教育に対する満

足度等を含むアンケートを卒業生に

実施している。

昨年度卒業生の回答については現在

集計中であるが、例年アンケート結果

を学類会議にて検討し、課題の析出に

努めている

- 42 -

Page 15: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

学生からの意見聴取の目的で「国際学

類ランチタイム懇談会」を実施し、そ

の結果を分析し、学類教員で改善方法

を検討した。

来年度以降も定期的に、学生からの意

見聴取の機会を設け、授業改善や見直

しにつなげていく。

【検証事項3】

昨年度より、授業評価アンケートが Web 入力となったため、学類会議であらためてアンケート

実施についての注意喚起を行い、その結果の見方や扱いについての説明、さらにアンケート結果

を授業に活用してほしい旨、依頼を行った。

[理工学域・自然科学研究科]

○数物科学類・数物科学専攻

【検証事項1】

FD 活動への参加の一環として、アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)の導入を依頼

し、新規に複数の専門科目で申請を行った。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討を継続する。

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 検討を継続する。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

専門科目でアクティブ・ラーニング・

アドバイザー(ALA)の導入を検討し

た。

新規に複数の専門科目でアクティ

ブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)

の申請を行った。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域Webサイトにて公表している。授業評価アンケート

に対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保管

を義務付けている。

○物質化学類・物質化学専攻

【検証事項1】

理工学域や全学において実施される FD 活動への参加や、月例会議における授業評価法や改善策

に関する話し合いを継続して行った。また、専門基礎科目に対しアクティブ・ラーニング・アド

バイザー(ALA)を導入し、その仕事内容について議論した。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 実施に関する検討を継続する。

- 43 -

Page 16: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

アンケート結果を教員間で共有し、そ

の内容について討議した。

アンケートで学生の満足度の低い項

目について精査し、翌年度の卒業研究

指導では重要な解決課題として改善

に取り組むようにした。特に、能動的

に研究を進めることができなかった

と、学生は考えており、ディスカッシ

ョンの時間を増やすように教員に促

した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

幾つかの専門基礎科目に対してアク

ティブ・ラーニング・アドバイザー

(ALA)の導入を行った。

アクティブ・ラーニング・アドバイザ

ー(ALA)を導入することで、教員だ

けでは補えなかった細かな部分の指

導を可能とした。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域 Web サイトにて公表している。授業評価アンケー

トに対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保

管を義務付けている。

○機械工学類・機械科学専攻

【検証事項1】

学類 FD 研修会でアクティブ・ラーニング(AL)導入事例を紹介し、また、学類会議などを通じ

てアクティブ・ラーニング(AL)関連の研修会へ積極的に参加するよう呼びかけ、アクティブ・

ラーニング(AL)の導入の促進を図った。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討中。

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ×

平成 24 年度まで人間機械コース・エ

ネルギー環境コースで実施していた

が、Web 方式に変更してから回答がほ

とんど集まらず、全学的なアンケート

が始まったこともあり平成 25 年度以

降は実施を見合わせている。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

実験・実習系の教科では、独自のアン

ケートを実施した。

集計結果について担当教員間で意見

交換する場を設け、次年度以降の実

験・実習方法の改善に役立てている。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域Webサイトにて公表している。授業評価アンケート

に対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保管

を義務付けている。

- 44 -

Page 17: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

エネルギー環境・人間機械コースで毎年実施している『教員表彰』の受賞者選定は、当該年度

前期及び当該前年度後期の授業評価アンケートにおける所定項目の数値データを用いて行ってい

る。

○電子情報学類・電子情報科学専攻

【検証事項1】

アクティブ・ラーニング(AL)を講義に取り入れる事に関する依頼を行った。しかし、実施科

目の増加の確認や効果の検証は実施できなかった。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討中。

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 検討中。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

学類独自の通知システムで科目単位

の速やかな成績通知等のフィードバ

ックを可能としている。

各科目ごとの単位取得状況がテスト

終了後に把握できるため、単位未取得

学生への対応が速やかに可能となっ

ている。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域Webサイトにて公表している。授業評価アンケート

に対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保管

を義務付けている。

○環境デザイン学類・環境デザイン学専攻

【検証事項1】

JABEE(日本技術者教育認定機構)の PDCA サイクルの中で教育方法改善について検討を行うと

ともに、デザイン教育については環境デザイン学類 FD シンポジウムや学類会議で検討を行った。

学類教員・学類学生に授業評価アンケートの実施を働きかけ、平均して 90%以上の回答を得た。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

3 名の先生を優秀教育教員賞に選定

した。

学類教職員が参加する授賞式にて受

賞者からコメントしてもらい、他の教

員もそれを取り入れるなどして優良

な授業が増えるように活用した。

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

- 45 -

Page 18: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

3)卒業生に対する

アンケート ○

卒業生の同窓会である研土会に教員

を派遣し、卒業生から聞き取りを行っ

た。また、卒業式の日に卒業者にアン

ケートを行った。

アンケート結果は学類教職員に知ら

せた上で、学類 JABEE ワーキングに

て、JABEE の PDCA サイクルの中で教

育方法改善等に活用した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

JABEE の基準に従い、学類 WG で教育

方法改善について検討した。

JABEE の諸活動の中で教育方法改善

に活用した。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域Webサイトにて公表している。授業評価アンケート

に対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保管

を義務付けている。

○自然システム学類・自然システム学専攻

【検証事項1】

アクティブ・ラーニング(AL)授業に指定した授業のなかでもパイロット科目の授業カタログ

及び学類 FD 研修会で作成いただいた授業ポートフォリオなどを参考に、アクティブ・ラーニング

(AL)実践の成果を他の授業に反映させた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

コースにより事情が異なるため、引き

続き検討中。

2)学生による授業

評価アンケート ○

理工学域及び自然科学研究科の科目

を対象に実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ×

全学的なアンケートのみ実施してい

たが、検討中。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

毎月開催の学類会議や学類構成メン

バーのメーリングリストを通じた FD

関連情報の配信を行い、授業ポートフ

ォリオの作成を促した。また、学類

FD 研修会においてすべてのコースで

のアクティブ・ラーニング(AL)実践

事例について紹介いただくとともに、

アクティブ・ラーニング(AL)授業に

指定した授業のなかでもパイロット

科目の授業カタログなどを参考に、ア

クティブ・ラーニング(AL)実践の成

果を他の授業に反映させた。

各コースでのアクティブ・ラーニング

(AL)実践科目の事例を参考に、アク

ティブ・ラーニング・アドバイザー

(ALA)採用科目の拡充につながり、

講義内容の改善及びアクティブ・ラー

ニング(AL)実践科目の実質化が促進

された。

【検証事項3】

授業評価アンケート結果について、理工学域 Web サイトにて公表している。授業評価アンケー

トに対する教員の対応策の文書化については、各教員にリフレクション・ペーパーの作成及び保

管を義務付けている。

- 46 -

Page 19: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

[医薬保健学域]

○医学類

【検証事項1】

FD 研修会を医学類で 6回開催したほか、外部等の FD研修会に 8 回参加した。平成 28年度も各

科目単位で授業アンケートを実施し、教育委員会・医学類会議で結果を報告し情報を共有した。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討していない。

2)学生による授業

評価アンケート ○

授業アンケートはグラフとしてまと

め、教育委員会・医学類会議で報告し、

掲示で公表している。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 検討していない。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

チュートリアル教育のチューター研

修会を臨床系だけでなく基礎系でも

行った。

チュートリアル教育に対する理解が

深まった。

【検証事項3】

平成 28年度の授業アンケートの結果は 4 月の医学類教育委員会でまとめて公表し、これからの

取り組みについて議論した。また、教員にフィードバックすることで授業改善に役立てる方針と

している。

○薬学類・創薬科学類、創薬科学専攻、薬学専攻

【検証事項1】

学生からの講義評価表を各教員にフィードバックし、必要とあれば対応法、改善法について学

生に開示した。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

部局内で取り上げたことはあるが、す

でに他の多くの事項について実施し

ており現時点では実施する予定はな

い。

2)学生による授業

評価アンケート ○

すべての講義(学類の科目について

は、一部科目(受講者数 20 名以下の

科目等)を除く。)において実施した。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○ 卒業時にアンケートを実施した。

結果を学類内に公表し、教員に対し各

自の授業方法の改善にいかすよう促

した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○ FD 研修会を実施した。

参加した教員に対し、研修内容を授業

方法の改善にいかすよう促した。

- 47 -

Page 20: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

【検証事項3】

学生からの講義評価表を各教員にフィードバックし、必要とあれば対応法、改善法について薬

学類・創薬科学類 Web サイトで学生に開示した。

○保健学類、保健学専攻(博士前期・後期課程)

【検証事項1】

保健学類、保健学専攻で授業評価アンケートを実施した。保健学専攻では修了生に対するアン

ケートも実施した。一部の専攻でアクティブ・ラーニング(AL)に向けての教材の準備、および

アクティブ・ラーニング(AL)による授業が行われた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

アクティブ・ラーニング(AL)を導入

している授業を参観するようにする。

2)学生による授業

評価アンケート ○

学部学生、大学院生による授業評価ア

ンケートを行った。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

大学院修了生に対するアンケートを

行った。

アンケート結果を専攻、領域、および

教員に還元した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

アクティブ・ラーニング(AL)に向け

ての教材の準備、およびアクティブ・

ラーニング(AL)による授業が行われ

た。

平成 28 年度の初学者ゼミにアクティ

ブ・ラーニング(AL)を導入した。平

成 29 年度の授業に向けてアクティ

ブ・ラーニング(AL)のための教材を

準備した。

【検証事項3】

アンケート結果を専攻、領域、および教員に還元した。

[教育学研究科]

【検証事項1】

学生募集停止に伴い、授業開講がわずかとなることが予測されるため、特別な取組みは実施し

なかった。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価

×

授業参観週間を検討したが、学生募集

停止に伴い、改善につなげる授業がほ

ぼ無いことから実施を見送った。

2)学生による授業

評価アンケート ○

前期授業終了時に授業等に関するア

ンケートを実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

学位記の授与後に実施した。ディプロ

マ・ポリシー(DP)を提示し、各自の達

成状況を確認させた。

全教員に研究科代議委員会を通して

結果を紹介する。

- 48 -

Page 21: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

修士論文・修了研究指導に関するアン

ケートを実施した。

修士論文・修了研究作成にあたっての

問題点や要望等を教員に周知し、対応

や検討を依頼した。

【検証事項3】

授業等の開講がわずかであり、研究指導が大半であることから、修士論文・修了研究指導に関

するアンケート結果とともに問題点や要望を教員へ周知した。

[人間社会環境研究科]

【検証事項1】

平成 27 年度より、博士後期課程修了者にもアンケートをとることとしており、引き続き、全専

攻の学生に対してアンケートを行った。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ×

実施しなかった。少人数の授業がほと

んどであるため参観・評価に馴染むの

かどうかも含めて運営委員会等で今

後検討したい。

2)学生による授業

評価アンケート ○

全専攻において、授業、研究指導、研

究環境等について、成績交付の際にア

ンケートを行った。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

全専攻において、授業、研究指導、研

究環境等について、成績交付もしくは

学位記伝達式の日にアンケートを行

った。

運営委員会及び代議員会にて結果を

報告し、情報を共有した。結果をアカ

ンサスポータルにて公開した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ×

実施しなかった。改善の取組みについ

ては、運営委員会などで随時検討して

いる。

【検証事項3】

運営委員会及び代議員会にて結果を報告し、情報を共有した。アンケート結果をアカンサスポ

ータルにて公表した。

[医薬保健学総合研究科]

○修士課程・医学博士課程

【検証事項1】

平成 26 年度に改訂した授業評価アンケートの英語版を作成し、修士課程では、留学生に英語版

の用紙を配付し、医学博士課程では、日英併記の用紙にてアンケートを実施した。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討していない

- 49 -

Page 22: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

2)学生による授業

評価アンケート ○

受講者 10 名以上の授業で実施。授業

評価アンケートは、昨年度、項目を全

面改訂したものを用いて実施し、グラ

フとしてまとめ、掲示板で公表した。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

学位記伝達式の際、修了者にアンケー

トを配付して実施した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

メディカルイノベーションコース・

「北陸高度がんプロチームがん治療

専門医・がん研究医養成系」・「北陸

認知症プロフェッショナル医養成プ

ラン」教育コースや先進予防医学研究

科の FD講習会に積極的に参加した。

【検証事項3】

平成 28 年度の授業アンケート結果はグラフにまとめて、掲示板で公表した。

[先進予防医学研究科]

○医学博士課程

【検証事項1】

授業評価アンケートの英語版を作成しているが、所属学生が全員日本人のため、日本語版の用

紙にてアンケートを実施した。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 × 検討していない

2)学生による授業

評価アンケート ○

受講者 10 名以上の授業で実施。授業

評価アンケートは、グラフとしてまと

め、掲示板で公表した。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○

学位記伝達式の際、修了者にアンケー

トを配付して実施した。

4)その他、授業方法

改善のための取組 × 検討していない

【検証事項3】

平成 28 年度の授業アンケート結果はグラフにまとめて、掲示板で公表した。

[法務研究科]

【検証事項1】

年 2 回授業参観及び意見交換会を実施した。

- 50 -

Page 23: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

前期・後期とも専任教員はいつでも授

業参観ができることとなっており、少

なくとも 2 科目について授業参観報

告書を作成して、FD 委員会に提出す

ることになっている。

提出された授業参観報告書について

はすべての専任教員に配布される。ま

た、FD 委員会において検討し、FD 研

修会に議題を提出し、FD 研修会にお

いて議論することになる。

2)学生による授業

評価アンケート ○

前期・後期とも、授業の最終回に学生

に記載させ、学生の代表が学務係に提

出することとなっている。従って、欠

席者を除き、ほぼ 100%の回収率とな

っている。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート ○ 修了生アンケートを実施している。

平成 28 年度は司法試験終了後の平成

28 年 6 月に郵送によって実施した。

その際、修了後の進路に加えて、本研

究科に対する要望等の記載を求めて

いる。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

北陸三県の弁護士による授業参観が、

前期・後期にそれぞれ 1週間程度の期

間で行われる。通常、授業参観の最終

日に意見交換会を開催することとし

ている。平成 28 年度からは、意見交

換会に学生の参加も認め、教員・支援

弁護士・学生の三者により活発な意見

交換がなされている。

FD 委員会において議事録を作成し、

教員に配布し、授業方法の改善に活か

すように通知を行っている。

【検証事項3】

授業評価アンケートの集計結果については全ての専任教員に配布され、また、学生にも公表さ

れている。集計結果については FD 委員会において検討し、改善すべき点などがあると思われる場

合には、FD 研修会の議題とされることがある。

[教職実践研究科]

【検証事項1】

新設(平成 28 年度開設)のため、該当の記載なし。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

全ての授業が複数教員によるもので

あるため、学生の振り返りシートなど

も参考にして、必要に応じて、教員間

で日常的に意見交換を行った。

すぐに次時の講義に生かした。

2)学生による授業

評価アンケート ○

前期中間、後記中間アンケートは、無

記名記述式で実施。前期終了時、後期

終了時アンケートは無記名記述式+

選択式で実施。いずれも回収率 100%。

検証事項3を参照。

- 51 -

Page 24: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

3)卒業生に対する

アンケート ×

2年後、修了生を輩出した段階で、ど

のようなアンケートを行うか、平成

29年度以降検討する。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

4月 5日から 12月 27 日の期間に、37

回にわたり、可能な限り教員が集ま

り、教務・FD に関する意見交換を行

った。その後、1月の定例研究科会議

で、「教務・FD委員会」という正式な

組織として活動することとなり、3月

28日までに委員会を 11回開催した。

【検証事項3】

各授業評価アンケート結果は、集計をすぐに各教員にメールで知らせ、即座に授業改善に生か

してもらうこととした。また、全体に関わる内容については、教員で協議後、すぐに学生に口頭

で伝えた。アンケート結果と教員の対応などについては、年度末に『金沢大学大学院教職実践研

究科 平成 28 年度 FD 活動報告書』(全 102 ページ)にまとめ、教員並びに関係者に配布した。

[国際基幹教育院]

○GS 教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来からの取組である学生による「授業改善のための学生ア

ンケート」をクォーターごとに実施した。また、授業期間中に学生の意見を授業に反映できるよ

うに、アカンサスポータル上で随時「授業改善のための学生アンケート(自由記述)」を実施し、

2 週間おきにアンケート結果を授業担当教員に伝えた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

全 GS 科目のアクティブ・ラーニング

(AL)実施状況に関し、高等教育開

発・支援系教員による授業視察・ヒア

リングを実施した。

左記授業視察・ヒアリング結果の概

要、特に優良事例について GS 教育系

教員研究交流会で高等教育開発・支援

系教員から報告した。

2)学生による授業

評価アンケート ○ アカンサスポータルを利用し実施。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 国際基幹教育院は該当せず。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

授業期間中に学生の意見を授業に反

映できるように、各クォーターにアカ

ンサスポータル上で随時「授業改善の

ための学生アンケート(自由記述)」

を実施し、2週間おきにアンケート結

果を授業担当教員に伝えた。

アンケート結果を授業担当教員に 2

週間おきに伝えた。

【検証事項3】

・ 国際基幹教育院 Web サイトに授業改善のためのヒントとともに、アンケート集計結果を公表

した。

・ 授業評価アンケートの自由記述の内容を分類し、その結果を国際基幹教育院 Web サイトに公

表した。

- 52 -

Page 25: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

・ 授業担当教員及び国際基幹教育院長以外に、GS 教育、外国語教育及び高等教育開発・支援の

系長・部門長等の予め指定された教員にもアンケート結果を開示し、各科目の問題等を系・

部門で共有した。

○外国語教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来からの取組である学生による「授業改善のための学生ア

ンケート」をクォーターごとに実施した。また、授業期間中に学生の意見を授業に反映できるよ

うに、アカンサスポータル上で随時「授業改善のための学生アンケート(自由記述)」を実施し、

2週間おきにアンケート結果を授業担当教員に伝えた。

GS 言語科目については、11 月を授業参観月間として、科目担当教員のみならず、学内教員や県

内高等学校英語教員に授業を公開した。また、EAP コースの担当教員を対象とする授業振り返り

会を開催し、授業実践や各自の自作教材の紹介、問題点の共有、シラバス修正に向けた議論の場

を提供した。初習言語に関しては、初習言語教育企画部の昨年度からの継続プロジェクト「初習

言語の派遣留学生の実力養成に向けた効果的なサポート体制(授業・授業外)の構築を目指して」

について、各初習言語において派遣留学からの帰国学生に対しアンケートを実施した。今年度に

は、アンケート結果を受けての具体的なアクションはないが、データをとりまとめてより良い授

業方法を講じる基礎とする。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

GS言語科目は11月を授業参観月間と

して、全科目を英語担当教員に、EAP

科目を英語による授業を計画してい

る学内教員に公開した。

今年度から専任教員は同時間帯に授

業担当しておりほとんど相互参観で

きなかったが、非常勤講師が参観しシ

ラバス実践の理解を深めた。

2)学生による授業

評価アンケート ○ アカンサスポータルを利用し実施。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 国際基幹教育院は該当せず。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

授業期間中に学生の意見を授業に反

映できるように、各クォーターにアカ

ンサスポータル上で随時「授業改善の

ための学生アンケート(自由記述)」

を実施し、2週間おきにアンケート結

果を授業担当教員に伝えた。GS 言語

科目では授業ポートフォリオの研究

会で GS 言語科目用様式を用いて各自

作成した授業ポートフォリオをもと

に授業実践を共有し、非常勤講師にも

ポートフォリオ提出を依頼した。

授業ポートフォリオを使用する事で、

授業実践の共有や議論がしやすくな

った。

【検証事項3】

・ 国際基幹教育院 Web サイトに授業改善のためのヒントとともに、アンケート集計結果を公表

した。

・ 授業評価アンケートの自由記述の内容を分類し、その結果を国際基幹教育院 Web サイトに公

表した。

- 53 -

Page 26: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

・ 授業担当教員及び国際基幹教育院長以外に、GS 教育、外国語教育及び高等教育開発・支援の

系長・部門長等の予め指定された教員にもアンケート結果を開示し、各科目の問題等を系・

部門で共有した。

・ アンケートが日本語で実施されていることから、言語科目担当の外国人教員に対しては、外

国語教育部門の教員を通じてアンケート結果を伝えた。

○国際教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来からの取組である学生による「授業改善のための学生ア

ンケート」をクォーターごとに実施した。また、授業期間中に学生の意見を授業に反映できるよ

うに、アカンサスポータル上で随時「授業改善のための学生アンケート(自由記述)」を実施し、

2 週間おきにアンケート結果を授業担当教員に伝えた。

国際教育部門では、従来より授業アンケートの実施に加え、学期前および学期後の講師会にお

いて担当教員と直接意見交換を行い、授業改善に取り組んでいる。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○ FD 強化週間において実施した。

授業担当者と見学者が授業後直接ま

たはメールで意見交換を行い、自身の

授業改善に役立てた。また、参加者は

FD委員宛に報告メールを提出した。

2)学生による授業

評価アンケート ○

アカンサスポータルを利用し実施。

国際教育部門では、国際機構留学生セ

ンターの履修登録システムを通じて

実施した。

検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 国際基幹教育院は該当せず。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

各コース/プログラム担当教員が、頻

繁に定例その他のミーティングを行

うことにより、学生の指導及び教授法

の改善に取り組んだ。

随時学生指導と教授法の改善に役立

てた。

【検証事項3】

・ 国際基幹教育院 Web サイトに授業改善のためのヒントとともに、アンケート集計結果を公表

した。

・ 授業評価アンケートの自由記述の内容を分類し、その結果を国際基幹教育院 Web サイトに公

表した。

・ 授業担当教員及び国際基幹教育院長以外に、GS 教育、外国語教育及び高等教育開発・支援の

系長・部門長等の予め指定された教員にもアンケート結果を開示し、各科目の問題等を系・

部門で共有した。

・ 国際教育部門では授業アンケートの結果は、学期開始前の講師会において担当教員に開示し、

授業改善に役立てた。また、全体に関わる問題点がある場合は、講師会において参加者全員

に注意を促し、意見交換をして改善に努めた。

○高等教育開発・支援部門

【検証事項1】

ミニッツペーパー利用、グループディスカッション、一部の回における「反転」授業形式を取

- 54 -

Page 27: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

るなど、アクティブ・ラーニング(AL)をさらに進めた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 △

部門教員が担当する共通教育科目に

ついては授業参観可能としている。教

員相互の授業評価については実施し

ていない。

2)学生による授業

評価アンケート ×

国際基幹教育院共通教育委員会がア

ンケート実施主体のため、当部門独自

での授業評価アンケートは実施して

いない。

3)卒業生に対する

アンケート × 国際基幹教育院は該当せず。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

学習目標の達成度自己評価アンケー

トと学習成果の達成度自己評価アン

ケートのデータを基に、学習目標達成

度と学習成果達成度の相関を検証し

た。また、スキルアップセンター等に

おいて、アクティブ・ラーニング(AL)

等の授業方法に関する情報提供を行

った。

学習目標達成度と学習成果達成度の

相関等の分析結果に基づき、各部局に

おいて授業改善の方策について検討

を進めた。

【検証事項3】

該当しない。

[総合メディア基盤センター]

【検証事項1】

メーリングリスト等を用いて迅速な情報の共有をして授業改善に役立てた。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

情報処理基礎の総合メディア基盤セ

ンターの担当部分において、教員間の

授業参観を自由にした。

授業を参観して得られた感想や問題

点をメーリングリストで共有した。

2)学生による授業

評価アンケート ○

情報処理基礎の総合メディア基盤セ

ンターの担当部分で実施した。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 該当しない

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

授業開始の前の時期にメディアセン

ター内で、情報処理基礎の講義の進め

方について講習会を開いた。

講習会の内容を踏まえて授業を行っ

た。

【検証事項3】

アンケートの結果は情報戦略本部会議などで報告し、広く意見を聞いて次年度の授業計画に役

- 55 -

Page 28: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-2 照会事項2 授業方法改善のための取組み等の実施状況

立てた。

[国際機構留学生センター]

【検証事項1】

従来より、授業アンケートの実施に加え、学期前および学期後の講師会において担当教員と直

接意見交換を行い、授業改善に取り組んでいる。

【検証事項2】

実施

状況

「実施した」場合は実施状況・内容を

記載、「実施しなかった」場合は検討

状況を記載

「実施した」場合はその結果をどのよ

うに授業方法の改善に活かしたかを

記載

1)教員相互の授業

参観・授業評価 ○

留学生センターFD 強化週間において

実施した。

授業担当者と見学者が授業後直接ま

たはメールで意見交換を行い、自身の

授業改善に役立てた。また、参加者は

FD委員宛に報告メールを提出した。

2)学生による授業

評価アンケート ○

留学生センターのシステムで実施し

た。 検証事項3を参照。

3)卒業生に対する

アンケート × 検討中である。

4)その他、授業方法

改善のための取組 ○

各コース/プログラム担当教員が、頻

繁に定例その他のミーティングを行

うことにより、学生の指導及び教授法

の改善に取り組んだ。

随時学生指導と教授法の改善に役立

てた。

【検証事項3】

授業アンケートの結果は、学期開始前の講師会(打合会)において担当教員に開示し、授業改

善に役立てるように留意を促した。なお、全体に関わる問題点がある場合は、講師会において参

加者全員に注意を促し、意見交換をして改善に努めた。

また、プログラム担当教員の間でアンケート結果を精査し、プログラム改善および新規プログ

ラムの企画に役立てた。

- 56 -

Page 29: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

金沢大学では、『金沢大学履修規程(後掲:6 資料編)』に全学統一の成績評価基準を定め

ている。

【検証事項1】

昨年度に記載された平成 28 年度の改善に向けての取組予定が実際に実行されたかどうか

について

【検証事項2】

成績評価にあたって定期試験等の最低基準の作成や定期試験等解答例の学生への提示等、

特に指示している点について

[人間社会学域]

○人文学類

【検証事項1】

全学の評価基準に準拠して成績評価が行なわれており、特に問題ないと認識している。

【検証事項2】

特になし。

○法学類

【検証事項1】

昨年度、該当欄の記載なし。

【検証事項2】

定期試験の問題とともに採点後の講評を公表している。

○経済学類

【検証事項1】

従来通り取り組んだ。

【検証事項2】

初学者ゼミⅠおよびⅡについては、評価基準を統一するよう、FD を実施した。それを受け

て、来年度以降の単位認定基準をまとめ、学類会議で周知徹底した。

○学校教育学類

【検証事項1】

「平成 30 年頃の新教免法に伴うカリキュラムの刷新に向けて、可能な限り統一した成績基

準を検討する」ことについて、以下述べる。まず、学校教育学類は、多岐にわたる専修や授

業を有しており、さらに教員免許(教科)によって求められる資質が異なるため、統一的な

基準の策定は困難であるということが前提にある。その上で、例えば、専修単位、もしくは

科目区分単位での成績評価基準の統一を検討することは可能かもしれない。また、「平成 30

年頃の新教免法に伴うカリキュラムの刷新」については、未だ全ての情報が公開されている

わけではないため、具体的な取り組みの案出はほぼ不可能であった。その一方で、3 ポリシ

ー(DP・CP・AP)改訂に際して、FD 委員及び学類教員を対象に、統一した成績基準を設ける

- 57 -

Page 30: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

ことの必要性及び提案の機会を確保した。

【検証事項2】

定期試験等の 低基準は全学の成績評価基準に準じている。また、テストの解答例やレポ

ートの模範解答の提示は、授業の形態に応じて各教員の判断の下に実施している。

○地域創造学類

【検証事項1】

学生の学修評価基準(ルーブリック)に関する FD研修会を 2回開催した。

【検証事項2】

特になし。

○国際学類

【検証事項1】

新科目の「学域 GS言語科目Ⅰ・Ⅱ」の 4 人の担当者で、統一的な評価基準について検討を

行った。外部試験による単位認定等のために、各外部試験(TOEIC、TOEFL iBT、IELTS 等)

の基準についてのすり合わせ作業を行った。

【検証事項2】

学類で特に共通して指示している点などはないが、学類教員の中には、授業の中でルーブ

リックを用いて評価の観点に用い、かつ学生の授業開始前と授業終了後の自己評価にも使用

している例があり、このようなケースを学類全体で共有し、ルーブリックの普及をはかる。

[理工学域・自然科学研究科]

○数物科学類・数物科学専攻

【検証事項1】

学類として改善に向けての取り組みは実施していないが、シラバスの充実化により評価基

準の厳格化が実質的に行なわれている。

【検証事項2】

教員間の申し合わせにより、保留試験による再評価は原則的に「 C 」としている。

○物質化学類・物質化学専攻

【検証事項1】

学類または専攻にて統一した評価基準の作成は検討していないが、数名の教員は理工学域

で開催されたルーブリック作成研修を受講した。

【検証事項2】

応用化学コースでは JABEE(日本技術者教育認定機構)認定に見合うだけの基準を標準化

して、実験・実習以外の科目については出席点を成績評価に含めず、60点以上を合格として

いる。主要科目については成績評価エビデンスとして答案のコピーを収集し、試験実施の厳

密化を推進している。

○機械工学類・機械科学専攻

【検証事項1】

「成績の評価方法・評価基準」をシラバスに明記することを引き続き徹底する。

- 58 -

Page 31: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

【検証事項2】

過去において JABEE(日本技術者教育認定機構)対応時に「各科目の教育内容・方法、達

成目標、及び、成績の評価方法・評価基準」をシラバスに明示することが全教員に周知され

ており、授業の成績評価はシラバス記載の方法・基準に基づいている。また、一部の実験・

実習科目では各学生のその科目の最終的な合否・水準判定だけではなく、シラバスに記述さ

れた達成が期待される各学習・教育目標に関し、それらの個別の達成度評価を行っている。

○電子情報学類・電子情報科学専攻

【検証事項1】

成績基準の提示は徹底できている。ただし、定期試験の解答例の学生への提示に関して、

実情は把握できなかった。

【検証事項2】

成績評価基準を含む具体的なシラバス記載例を作成している。

○環境デザイン学類・環境デザイン学専攻

【検証事項1】

JABEE(日本技術者教育認定機構)の基準に従い、適正な成績評価を行うとともに、適正な

成績評価を行ったことのエビデンス(定期試験答案のコピーなど)を保存するように各教員

に要請した。

【検証事項2】

特になし。

○自然システム学類・自然システム学専攻

【検証事項1】

昨年度に引き続き、中期計画に基づいた成績評価基準に対応する「学習目標」を授業科目

のシラバスに記載するとともに、「成績の評価方法・評価基準」をシラバスに明記することを

徹底している。

【検証事項2】

成績基準をシラバス等に明記するとともに、いくつかの授業科目において解答例の提示や

説明、答案の返却あるいはアカンサスポータルへの採点結果の開示を実施している。また、

成績に関する意義申し立てについてオリエンテーション等で学生に周知している。

[医薬保健学域]

○医学類

【検証事項1】

シラバスに成績評価基準等を明確に公表している。それとあわせて、「医学類履修・学生生

活の手引」という冊子に掲載して学生に配布した。

【検証事項2】

個々の授業の成績評価についてはシラバスで公表しており、医学類全体の単位修得条件、

進級要件、卒業判定について「医学類履修・学生生活の手引」という冊子に掲載して学生に

配布している。平成 28 年度版では、コンピテンシー及びカリキュラム概要・概要図等を追加

掲載し、履修内容・進級要件等が学生にとってさらにわかりやすいように改善を行った。

- 59 -

Page 32: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

○薬学類・創薬科学類、創薬科学専攻、薬学専攻

【検証事項1】

シラバスに成績評価の方法、割合を記載している。

【検証事項2】

シラバスには、金沢大学が求める項目は記載している。

○保健学類、保健学専攻(博士前期・後期課程)

【検証事項1】

成績評価基準の周知を前年度に引き続いて行った。

【検証事項2】

特になし。

[教育学研究科]

【検証事項1】

学生募集停止に伴い、授業開講がわずかであったため、特別な取組みは実施しなかった。

【検証事項2】

特になし。

[人間社会環境研究科]

【検証事項1】

各専攻において、シラバスでの記載内容の点検を行った。

【検証事項2】

学位論文の作成計画を運営委員会にて精査し、従前より厳密に評価するものとして、学位

の質保証をより高めることを目指した。

[医薬保健学総合研究科]

○修士課程・医学博士課程

【検証事項1】

昨年に引き続き、シラバスの記載について留意事項及び入力例を担当教員に配付し、シラ

バス記載内容の改善を図った。

【検証事項2】

個々の授業の成績評価基準についてはシラバスで公表している。また、医学博士課程の学

位論文審査基準は「医薬保健学総合研究科(医学博士課程)の手引き」(日英併記)及び研究

科 Web サイトに掲載して学生に周知している。

[先進予防医学研究科]

○医学博士課程

【検証事項1】

シラバスの記載について留意事項及び入力例を担当教員に配付し、シラバス記載内容の改

善を図った。

- 60 -

Page 33: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

【検証事項2】

個々の授業の成績評価基準についてはシラバスで公表している。また、医学博士課程の学

位論文審査基準は「先進予防医学研究科(医学博士課程)の手引き」(日英併記)に掲載し、

学生に周知している。

[法務研究科]

【検証事項1】

成績評価基準は作成している。

【検証事項2】

成績評価については、基準を設け、厳格に評価している。また、成績報告の際には、各教

員は、定期試験の解答例、採点基準、成績分布も提出しており、これらについても学生に開

示を行っている。

[教職実践研究科]

【検証事項1】

新設(平成 28 年度開設)のため、該当の記載なし。

【検証事項2】

それぞれの講義については、文部科学省に提出し、認可されたシラバス・評価基準に従い

忠実に評価することを基本とした。ただ、『学校実習Ⅰ』については、教職実践研究科教員・

附属学校園担当教員・大学院生の 3 者による評価が必要なため、明確な評価基準表がなけれ

ば、評価の客観性・信頼性において危惧された。そこで、『学校実習Ⅰ』については、全教員

で協議し、評価基準表を今年度(平成 28 年度)作成し、附属学校園教員、大学院生とも共通

理解を図った。

[国際基幹教育院]

○GS 教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来から実施している Web シラバスへの成績評価基準の

明記を今年度も実施した。

【検証事項2】

シラバスに成績評価基準を明記している。

○外国語教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来から実施している Web シラバスへの成績評価基準の

明記を今年度も実施した。EAP コースのシラバスは、成績評価の対象となる課題作文の内容

がより具体的にわかるような説明を加えた。

【検証事項2】

シラバスに成績評価基準を明記している。GS 言語科目 EAP コースでは、共通の成績評価基

準を見直し、EAPⅡのプレゼンテーション評価表を修正したほか、EAPⅢと EAPⅣについては、

モデル作文を作成し、担当教員に配付した。また、成績分布のガイドラインを示した。

- 61 -

Page 34: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-3 照会事項3 成績評価基準等の作成状況

○国際教育部門

【検証事項1】

共通教育科目全体の取組として、従来から実施している Web シラバスへの成績評価基準の

明記を今年度も実施した。

【検証事項2】

シラバスに成績評価基準を明記している。国際教育部門では、シラバスに成績評価基準を

明記すると共に、第一回目の授業で学生に周知するよう担当者に指示している。

○高等教育開発・支援部門

【検証事項1】

部門教員が共同担当する授業については、ルーブリックの活用を含め成績評価方法、成績

評価基準について事前に協議した上で成績評価を行っている。

【検証事項2】

シラバスに成績評価基準を明記している。

[総合メディア基盤センター]

【検証事項1】

引き続き LMS を活用して、学生への授業評価基準に則った評価をし、学生へも基準の周知

を行った。

【検証事項2】

講義開始の前の時期に研修会を開き、評価基準について教員間で意思統一している。

[国際機構留学生センター]

【検証事項1】

昨年度に引き続き、成績評価基準の明確化に努めた。

【検証事項2】

シラバスに成績評価基準を明記すると共に、第一回目の授業で学生に周知するよう担当者

に指示している。

- 62 -

Page 35: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

人間社会学域 1 人間社会学域 FD 研修会 2 月 15 日

「愛媛大学における準正課教育

の取り組みと成果」村田晋也(愛

媛大学教育・学生支援機構教育

企画室講師)

「金沢大学人間社会学域におけ

る準正課教育の可能性」佐川哲

也(人間科学系教授)

16 名

人文学類 1

第一回人文学類 FD 研修

会「授業の英語化にどう

対応するか」

11 月 16 日

ELP(教員英語研修)に参加した

教員 2 人からの報告にもとづ

き、英語授業とアクティブ・ラ

ーニング(AL)の両方について

理解を深めた。

38 名

法学類 2

FD 研修会 2 月 14 日 授業ポートフォリオについて 30 名

初年次科目打ち合わせ会 2 月 14 日

初年次科目の担当教員及び関係

者相互で教育内容や方法、協力

や連携について検討した。

15 名

経済学類 2

授業の英語化&語学研修

の単位化 7 月 14 日

国際基幹教育院のダガンさがの

特任准教授をお招きして、英語

で経済学の講義を行う方法につ

いてご講義いただくともに、既

に英語で授業を行っている教員

の経験を共有した。また、海外

語学研修単位化の具体的な方法

について話し合った。

20 名

どうする!?初学者ゼミ

~効果的な初学者ゼミの

実施に向けて~

12 月 15 日

1:初学者ゼミ概要説明:小林

信介准教授

2:2016 年度実施状況:2016 年

度担当者

3:2017 年度の実施方法につい

て意見交換⇒具体的な成績

評価基準へ繋げる

15 名

学校教育学類 3

教員養成学部の今後を考

える 6 月 9日

金沢大学教員養成学部(学類)

の成立の経緯、現在の立ち位置

及び将来的な見通しについて、

村井淳志氏及び山本卓氏が講演

した。

40 名

授業の英語化に向けて:

「タフツ大学 ELP 教員研

修プログラム」の紹介

12 月 8 日

タ フ ツ 大 学 ELP ( English

Language Programs)教員研修プ

ログラムに参加された浅井暁子

氏が、プログラムの内容や自身

の授業活用事例について講演し

た。

40 名

授業を振り返る:授業ポ

ートフォリオを通して 2 月 9日

授業ポートフォリオの機能や作

成方法、活用方法について、滝

沢雄一氏が講演した。

35 名

地域創造学類 2

学生の学修をどう評価す

るか-パフォーマンス評

価とルーブリック-(基

礎編)

12 月 8 日

学生の深い学びを促すための評

価のあり方を考える。パフォー

マンス評価のための一方法であ

るルーブリックについて理解す

る。

9 名

講師:国際基

幹教育院

杉森先生・河

内先生

学生の学修をどう評価す

るか-パフォーマンス評

価とルーブリック-(応

用編)

1 月 26 日

参加者各自の課題に応じたルー

ブリックの作成(後半ワークシ

ョップ形式)

4 名

講師:国際基

幹教育院

杉森先生・河

内先生

- 63 -

Page 36: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

国際学類 3

第1回 FD 研修会 6 月 28 日

総合メディア基盤センター森先

生を講師に招き、アカンサスポ

ータルおよび学習管理システム

(Web Class)の使用法や新機能

についての勉強会を実施。

11 名

第2回 FD 研修会 11 月 8 日

アクティブ・ラーニング(AL)

を取り入れた「西洋近現代史概

説プレゼン公開授業 -ヨーロ

ッパ社会はどのようにして産業

革命を実現したか」を参観し、

その後、意見交換。

12 名

第3回 FD 研修会 2 月 14 日

学生からの意見聴取の「国際学

類ランチタイム懇談会」の結果

を受けて、改善案を検討。アク

ティブ・ラーニング・アドバイ

ザー(ALA)についての実践報告。

15 名

理工学域

自然科学研究科

7

理工学域・自然科学研究

科第 9 回新任教員初任者

研修会

5 月 9 日 初任者に向けた教育組織、教育

方法についての講演等 45 名

物質化学類応用化学コー

ス FD 研修会 9 月 6日

講義の進め方とその工夫と問題

点について講演等 20 名

環境デザイン学類 FD シ

ンポジウム 10 月 31 日

JABEE(日本技術者教育認定機

構)による環境デザイン学類の

教育方法改善や FD 活動、デザイ

ン教育あり方など

25 名

電子情報学系 FD 研修会 11 月 29 日

クォーター制に関して「GS 科目

の現状と履修状況」、SGU(スー

パーグローバル大学創成支援事

業)に関する「学生の留学の現

状と計画」などを題材で実施し

た。

33 名

自然システム学類 FD 研

修会 12 月 1 日

授業ポートフォリオの作成と振

り返り及びアクティブ・ラーニ

ング(AL)実践事例の紹介とデ

ィスカッション等

9 名

機械工学系 FD 研修会 12 月 6 日

アクティブ・ラーニング(AL)

と英語化に関して、下記 2 名の

講師にご講演いただき討論を行

った。

1.金沢大学国際基幹教育院教授

垣内康孝先生「GS 科目におけ

るアクティブ・ラーニング(AL)

と授業英語化~「科学技術と科

学方法論」での実践紹介」

2.金沢大学英語学習アドバイザ

ー小林佳奈子先生「英語学習ア

ドバイザーのサポートと現状」

48 名

理工学域・自然科学研究

科第9回FDシンポジウム 3 月 23 日

外部講師による講演「石川県立

大学におけるアクティブ・ラー

ニング(AL)の取り組み」、学生

インタビュー結果報告及びアク

ティブ・ラーニング・アドバイ

ザー(ALA)活動報告等

151 名

- 64 -

Page 37: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

医学類 14

統合臨床試験問題作成説

明会 4 月 22 日

統合臨床試験問題作成のための

説明会 29 名

医学類教育委員

CBT 問題作成ブラッシュ

アップ

4 月 26 日

27 日

共用試験 CBT 問題のブラッシュ

アップ 24 名

医学類教育委員

共用試験医学系 OSCE 全

国説明会 5 月 13 日

2016 年度の実施状況について

2017 年度以降の OSCE について

1 名

社団法人医療系

大学間試験実施

評価機構

共用試験医学系 CBT 専門

部会

6 月 3日

4 日

10 日

11 日

共用試験 CBT 問題作成要領の説

明 2 名

社団法人医療系

大学間試験実施

評価機構

OSCE 評価者認定講習会 7 月 10 日

8 月 27 日

OSCE 評価者を認定するための講

習会 5 名

社団法人医療系

大学間試験実施

評価機構

医薬保健学域医学類 FD

研修会 7 月 20 日

学外から講師を招き,講演会を

実施 89 名

医学類教育委員

第 28 回医学教育指導者

フォーラム 7 月 26 日

医学教育の改善及び教育研究組

織の円滑な運営 1 名

公益財団法人医

学教育振興財団

医学・歯学教育指導者の

ためのワークショップ 7 月 27 日

医学・歯学教育モデル・コア・

カリキュラムの改訂 1 名 文部科学省

第 36 回国内医科大学視

察と討論の会

9 月 15 日

16 日 医学教育の改善・向上 2 名

公益財団法人医

学教育振興財団

未来医療研究人材養成拠

点形成事業「合同公開フ

ォーラム」

9 月 26 日 アカデミアにおける医学の基礎

研究の実用化と動向 300 名

メディカル・イノベーシ

ョン運営委員会

基礎系チューター説明会 10 月 3 日 チュートリアル教育を行うため

の研修会 45 名

医学類教育委員

OSCEステーション責任者

会議 10 月 20 日

OSCE ステーション毎の説明会実

施の説明及び OSCE の事前打合

10 名 医学類教育委員

臨床系チューター説明会 1 月 20 日 チュートリアル教育を行うため

の研修会 21 名

医学類教育委員

平成 29 年度共用試験医

学系 CBT 問題作成に関す

る説明会

3 月 3日 共用試験 CBT 問題作成の要点に

関する説明会 1 名

社団法人医療系

大学間試験実施

評価機構

薬学類

創薬科学類

創薬科学専攻

薬学専攻

2

平成28年度第1回薬学系

新任教員 教務関連研修

10 月 19 日

教務全般の説明(カリキュラ

ムについて、履修について、

成績判定について、アカンサ

スポータルの運用について、

授業アンケートについて、ア

ドバイザー制度について)

アカンサスポータルについて

FD について

2 名 ICT 教育推進室

の協力を得た。

平成 28 年度薬学系(学

類・大学院研究教育)FD

研修会

12 月 4 日

「薬学としての授業ポートフォ

リオのあり方」

スモールグループディスカッション

全体討議

50 名 全教員に参加義

務を課した。

保健学類

保健学専攻

(博士前期・

後期課程)

4 第 1 回 FD 研修会 7 月 6日

演題:学生の修学環境における

ハラスメントについて

上記演題について、全学ハラス

メント防止委員会、ハラスメン

ト筆頭総括相談員(平成 27 年

度)の志村恵教授に講演頂いた。

67 名

- 65 -

Page 38: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

第 2回 FD 研修会 8 月 3日

演題:アクティブ・ラーニング

(AL)を促す授業設計

上記演題について、保健学 FD 委

員会前委員長 市川勝弘教授に

講演頂いた。

51 名

第 3 回 FD 研修会 10 月 5 日

演題:教員と学生を結び深い学

びを促すには

-アクティブ・ラ-ニング(AL)

の実践-

上記演題について、国際基幹教

育院高等教育開発・支援部門

杉森公一准教授に講演頂いた。

50 名

第 4 回 FD 研修会 11 月 2 日

演題:ジェンダー・ハラスメン

トとセクシュアル・ハラスメン

上記演題について、保健学系長

稲垣教授に講演頂いた。

56 名

教育学研究科 1 教育学研究科教育実践高

度化専攻修了研究発表会 3 月 10 日

修了生全員の口頭またはポスタ

ーによる研究発表を実施した。

石川県教育委員会からの助言者

による講話や教員や大学院生に

よる質疑等を行った。

60 名

人間社会環境

研究科 1

平成28年度第1回人間社

会環境研究科 FD 研修会 12 月 6 日

~英語授業の増加と英語プログ

ラムの拡充について~

各コースにおけるプログラムの

概略・構想等の紹介

20 名

医薬保健学総合

研究科

(修士課程・

医学博士課程)

9

文部科学省・課題解決型

高度医療人材養成プログ

ラム「北陸認知症プロフ

ェッショナル医養成プラ

ン(認プロ)」FD 講演会

5 月 13 日

演題:運動による認知症予防の

可能性

(金沢医科大学主催)

53 名

北陸認知症プロ

フェッショナル

医養成プラン

(認プロ)

文部科学省・がんプロフ

ェッショナル養成基盤推

進プラン「北陸高度がん

プロチーム養成基盤形成

プラン」FD 講演会

6 月 21 日

第 20 回腫瘍病理セミナー・金沢

女性がん研究者フォーラム・北

陸がんプロ FD 講演会(金沢医科

大学)

43 名

北陸高度がんプ

ロチーム養成基

盤形成プラン

(がんプロ)

医薬保健学域医学類 FD

研修会 7 月 20 日

学外から講師を招き,講演会を

実施 89 名

医学類教育委員

未来医療研究人材養成拠

点形成事業

合同公開フォーラム

9 月 26 日

フォーラムでは、同事業に採択

された 10 大学、他行政、産業界

による医療イノベーション人材

養成のための建設的な議論の機

会とした。

300 名

メディカル・イ

ノベーション運

営委員会

文部科学省・がんプロフ

ェッショナル養成基盤推

進プラン「北陸高度がん

プロチーム養成基盤形成

プラン」FD 講演会

12 月 17 日

FD・SD 研修会「多様な価値観に

基づく意思決定の支援」(石川県

立看護大学)

92 名

北陸高度がんプ

ロチーム養成基

盤形成プラン

(がんプロ)

文部科学省・がんプロフ

ェッショナル養成基盤推

進プラン「北陸高度がん

プロチーム養成基盤形成

プラン」FD 講演会

2 月 11 日 FD 講演会「PHITS 講習会」(金沢

大学) 33 名

北陸高度がんプ

ロチーム養成基

盤形成プラン

(がんプロ)

- 66 -

Page 39: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

千葉大学・金沢大学・長

崎大学先進予防医学共同

大学院(博士課程)3 大

学合同 FD 講演会

3 月 7日 学外から講師を招き、講演会を

実施 16 名

システム

(blackboard)

を用いて金沢大

学から 2 大学へ

発信

文部科学省・がんプロフ

ェッショナル養成基盤推

進プラン「北陸高度がん

プロチーム養成基盤形成

プラン」FD 講演会

3 月 11 日

FD 研修会「がん診療に携わる医

師に対するコミュニケーション

技術研修会」(金沢医科大学)

9 名

北陸高度がんプ

ロチーム養成基

盤形成プラン

(がんプロ)

文部科学省・がんプロフ

ェッショナル養成基盤推

進プラン「北陸高度がん

プロチーム養成基盤形成

プラン」FD 講演会

3 月 16 日

第 1 回先進呼吸器外科学セミナ

ー・北陸がんプロ FD 講演会 「心

臓血管外科の手技を用いた肺癌

に対する拡大手術」(金沢医科大

学)

26 名

北陸高度がんプ

ロチーム養成基

盤形成プラン

(がんプロ)

先進予防医学研

究科(医学博士

課程)

1

千葉大学・金沢大学・長

崎大学先進予防医学共同

大学院(博士課程)3 大

学合同 FD 講演会

3 月 7日 学外から講師を招き、講演会を

実施 16 名

システム

(blackboard)

を用いて金沢大

学から 2 大学へ

発信

法務研究科 2

前期 FD 研修会 10 月 18 日

① 学生個々人、又は、学年ご

との特徴についての情報共有

② 学生のレベル低下とそのフ

ォロー策について

③ SA の取り扱いについて

11 名

後期 FD 研修会 3 月 21 日

① 学生個々人、又は、学年ご

との特徴についての情報共有

② 3 年生に対する商法学習に

関するフォローについて

③ 学生の勉強態度について

10 名

教職実践研究科 2

電子黒板活用研修会 4 月 7日

電子黒板の効果的な活用のあり

方について、業者から講習を受

けた。

15 名

FD 研修会 12 月 16 日 4 月から 12 月までの取り組みに

ついての研修会を行った。 15 名

国際基幹教育院

GS 教育部門 10

平成 28 年度第 1 回 GS 教

育系教員研究交流会 5 月 26 日

教員による研究概要の紹介:大

竹教授

成績評価の公平性担保のための

方策:堀井教授

30 名

平成 28 年度第 2 回 GS 教

育系教員研究交流会 6 月 30 日

教員による研究概要の紹介:鈴

木教授

GS科目英語化ワーキンググルー

プ報告:鈴木教授

30 名

平成 28 年度第 3 回 GS 教

育系教員研究交流会 7 月 21 日

教員による研究概要の紹介:小

林教授

科研費の申請に際しての留意事

項について:稲垣美幸准教授

30 名

平成 28 年度第 4 回 GS 教

育系教員研究交流会 9 月 28 日

教員による研究概要の紹介:北

浦・寳學・村山准教授

GS科目の英語化に向けた検討に

ついて:GS 科目英語化 WG

30 名

平成 28 年度第 5 回 GS 教

育系教員研究交流会 10 月 27 日

教員による研究概要の紹介:垣

内教授

GS 教育系経費について(ブレー

30 名

- 67 -

Page 40: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

ンストーミング)

平成 28 年度第 6 回 GS 教

育系教員研究交流会

11 月 17 日 教員による研究概要の紹介:藤

本准教授 30 名

平成 28 年度第 7 回 GS 教

育系教員研究交流会 12 月 15 日

教員による研究概要の紹介:岡

田准教授

FD 研修会「ポートフォリオ」の

概要について:西山教授

30 名

平成 28 年度第 8 回 GS 教

育系教員研究交流会 1 月 26 日

教員による研究概要の紹介:小

川准教授 30 名

平成 28 年度第 9 回 GS 教

育系教員研究交流会 2 月 23 日

教員による研究概要の紹介:松

井教授

GS科目に関する英語化調査結果

について:鈴木教授

30 名

平成28年度第10回GS教

育系教員研究交流会 3 月 23 日

GS科目授業見学およびインタビ

ューまとめ:堀井教授 30 名

国際基幹教育院

外国語教育部門 6

第 1 回 FD 研究会 6 月 28 日 EAP コース研究会:EAPⅠ/EAPⅡ

振り返り会 20 名

第 2 回 FD 研究会 7 月 14 日 英語学習アドバイザープログラ

ム:現状とこれから 24 名

第 3 回 FD 研究会 11 月 15 日 授業ポートフォリオ・ワークシ

ョップ 20 名

第 4 回 FD 研究会 12 月 2 日 新潟大学の初修外国語の現状と

展望 13 名

第 5 回 FD 研究会 2 月 20 日 EAP コース研究会:EAPⅢ/EAPⅣ

振り返り会 20 名

第 6 回 FD 研究会 2 月 21 日 「教養主義」没落時代の外国語

教育 19 名

国際基幹教育院

国際教育部門 3

ベネッセClassi LMS講習

8 月 16 日

9 月 15 日

総合日本語プログラムインテン

シブコースで用いる教育支援シ

ステム Classi LMS の使い方につ

いて(株)ベネッセから講師を

呼び研修を行った。

6 名

9 名

FD 強化週間

12 月 12 日

12 月 16 日

留学生センターの常勤・非常勤

講師が相互に授業参観を行い、

教育能力の向上を図った。

30 名

総合日本語プログラム日

本語教師勉強会 3 月 3日

「中上級の学習活動について考

える」というタイトルでクラス

活動の教育実践を紹介し、意見

交換を行った

13 名

国際基幹教育院

高等教育

開発・支援部門

8

第 26 回学生・学習支援研

究会「学生フォーラム -

学生提案による大学・授

業・学修デザイン」

7 月 29 日

国際基幹教育院高等教育開発・

支援部門(旧大学教育開発・支

援センター)では、2014 年 4月

より共通教育科目「アクティブ

ラーニング入門~反転教室,協

同による学び~」を新規に開講

し、知識伝達のみにとどまらな

い能動的学修の方法を取り入れ

た授業実践を試行している。事

前の資料提示・講義ビデオ視聴

をもとに授業内にディスカッシ

ョンを行う反転授業と協同学

習、クリッカーを用いた授業へ

の双方向の参加、グループによ

20 名

報告者:

共通教育科目

「アクティブラ

ーニング入門」

受講学生

- 68 -

Page 41: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

るプロジェクト活動によって、

受講学生は大学での「理想的な

学び」の在り方を見出そうとし

ている。本研究会では、授業の

最終回である学生グループの成

果報告を「学生フォーラム」と

して公開し、学生・教職員がと

もに理想の大学のかたちを考え

る機会としたい。

第 27 回学生・学習支援研

究会「バックアップ・ポ

リシーを構成する要素」

8 月 24 日

週刊「センターニュース」No.488

(2014.2.24 発行)において、

大学教育の入り口から出口を結

ぶ3つのポリシーを補完する概

念として、さらには金沢大学憲

章にうたう「自学自習」をどの

ように支えるのかの組織的取組

の方針としての学修支援・学生

支援に関わるポリシー(バック

アップポリシーと呼ぶ)を提言

した。本研究会では、学修支援

に関わる種々の構成要素を整理

し、今後のポリシー策定の過程

を通じた、学生の学修を支える

組織的体制の可視化と協働に向

けた議論の始点としたい。

15 名

報告者:

杉森公一(国際

基幹教育院高等

教育開発・支援

部門)

第 20 回カリキュラム研

究会「国際基幹教育院に

期待すること」

9 月 20 日

今年度から創設された国際基幹

教育院は、数年に渡る検討の結

果生み出された、金沢大学の威

信をかけた組織と耳にしていま

す。 それだけに内外の期待は大

きいものと思われます。発表者

は中等学校の教員と本教育院の

客員研究員を兼任しています。

今回の発表は今後の発展に期待

をしている立場から述べてみた

いと思います。

8 名

発表者:

坂詰貴司(芝中

学高等学校教

諭,高等教育開

発・支援系非常

勤研究員)

研究セミナー「世界のリ

ーディング大学とのベン

チマーキングが開く可能

性」

11 月 12 日

今日、海外の大学の事例や大学

ランキング指標がよく参照され

る。しかしながら、その妥当性

が十分吟味されないまま、到達

目標として採用されると、既存

の教育研究活動はダメージを受

ける。これは、アメリカ以外の

国が抱えるジレンマである。ア

メリカの大学は、バークレーの

高等教育研究者である John

Douglass が述べるように、地域

におけるミッションに忠実であ

った結果として、世界的な地位

を確立したのであり、国際競争

を目的に発展してきた訳ではな

い。

本シンポジウムでは、国際比

較が日本のリーディング大学

30 名

プログラム:

・基調講演「東

工大の教育改革

と海外大学との

連携」

松澤 昭

(東京工業大学)

・シンポジウム

松澤 昭

(東京工業大学)

石川 真由美

(大阪大学)

黄 福涛

(広島大学)

吉永 契一郎

(金沢大学)

共催:大学教育

- 69 -

Page 42: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

に、建設的な役割を果たすため

の方策を検討する。まず、現在、

アメリカのリーディング大学と

のベンチマーキングによって、

教育改革を図ろうとしている東

京工業大学の事例を紹介してい

ただく。その後、アジアの研究

大学、アメリカを中心とした研

究ネットワーク、研究者の流動

性、国際的な共著論文の意義等

に触れながら、国際比較・ベン

チマーキングが開く可能性につ

いて議論したい。

学会

後援:日本高等

教育学会

研究セミナー「タイの高

等教育の現状と金沢大学

との連携」

12 月 15 日

近年、タイ経済の発展にはめざ

ましいものがあり、タイの大学

も急速な発展を遂げています。

しかしながら、その発展は独自

のもので、東アジアの国々とも

異なっています。今月、講師の

吉永教授は、金沢大学の提携校

を中心に、タイの大学のグロー

バル化・大学院改革について調

査を行いましたので、報告会を

開催します。報告会は、同時に、

金沢大学とタイの大学との国際

交流を推進するためのネットワ

ーキングの場とします。国際交

流は、ともすれば、教員個人を

中心とした関係にとどまりがち

ですが、タイと関係のある先生

方の横のつながりを作りたいと

思いますので、積極的なご参加

をお願いします。

5 名

講師:

吉永 契一郎

(国際基幹教育

院・高等教育開

発・支援部門教

授)

研究セミナー「Higher

Education in Turkey」 1 月 18 日

Turkey has been a cross

section between the East and

the West and is one of the

emerging countries.

Dr. Turgay is a scholar of soil

science and plant nutrition

and is currently working on

the educational collaboration

between Turkey and Japan.

He will give a talk on the

latest development of higher

education and science &

engineering in Turkey.

All members of the Kanazawa

University community are

welcome.

The lecture will be given in

English.

No reservation is necessary.

10 名

Dr. Oguz Can

Turgay

Associate

Professor,

Faculty of

Agriculture,

Ankara

University

研究セミナー「English

Education at Thammasat 3 月 22 日

Thailand has been one of the

friendliest countries to 9 名

Dr. Apisak

Pupipat

- 70 -

Page 43: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

University」 Japan and shares some

commonalities with us: Royal

Family, linguistic isolation,

and non-colonized history.

Thailand, however, has been

much more aggressive in its

globalization for the sake of

tourism and manufacturing.

The number international

schools are growing, and

universities are increasing

the number of international

programs for Thai students as

well as for international

students.

The regular programs are also

using English as the chief

medium of instruction.

Therefore, we are interested

in English education in Thai

universities.

Professor Apsiak is a

well-known linguist and has

been engaged in English

education for Thai students

for a long time.

In this lecture, we will learn

about English education in

Thailand and discuss its

relevance to Japanese

universities.

All members of the Kanazawa

University community are

welcome.

The lecture will be given in

English.

No reservation is necessary.

Associate

Professor,

Faculty of

Liberal Arts,

Thammasat

University

研究セミナー

「From Assessment to

Re-Invention of

Learning Environment

in University」

3 月 31 日

The seminar topic is focused

on learning environment and

perspective for enhancement

learning.

Active learning studios and

learning commons are

important for University

education.

Assessment of those learning

environment will provide us

new insight for the next

planning of campus designing.

The lecture will be given in

English.

No reservation is necessary.

15 名

John Augeri

Paris

Île-de-France

Digital

University,

Deputy

Director

Kyoto

University

ACCMS

総合メディア

基盤センター 1 広報委員会内部セミナー 3 月 22 日

2017 年度の情報処理基礎教科に

ついて 10 名

- 71 -

Page 44: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-4 照会事項4 FD 研修会の実施状況

部局名 実施

回数 名称 開催日 概要

参加人数

(概数) 備考

国際機構

留学生センター 3

ベネッセClassi LMS講習

8 月 16 日

9 月 15 日

総合日本語プログラムインテン

シブコースで用いる教育支援シ

ステム Classi LMS の使い方につ

いて(株)ベネッセから講師を

呼び研修を行った。

6 名

9 名

FD 強化週間

12 月 12 日

12 月 16 日

留学生センターの常勤・非常勤

講師が相互に授業参観を行い、

教育能力の向上を図った。

30 名

総合日本語プログラム日

本語教師勉強会 3 月 3日

「中上級の学習活動について考

える」というタイトルでクラス

活動の教育実践を紹介し、意見

交換を行った

13 名

- 72 -

Page 45: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

【検証事項1】

昨年度に記載された平成 28 年度の改善に向けての取組予定が実際に実行されたかどうか

について

【検証事項2】

その他の FD 活動について

[人間社会学域]

○人文学類

【検証事項1】

学類会議、研修会、公開授業に関連して、日頃から教員間で活発でフランクな情報・意見

交換が行なわれており、よりよい授業を作っていこうとする姿勢が維持されている。

【検証事項2】

特になし。

○法学類

【検証事項1】

シラバスチェック体制の構築により、当該シラバス作成者以外の者がその内容を閲覧して、

外国語による記載も含め記載内容の不足点の指摘や具体的記述のアドバイス等を行い、より

実質的なシラバスの作成が制度的にもフォローされた。

【検証事項2】

特になし。

○経済学類

【検証事項1】

今年度は FD 担当者の一人が教務(開発)委員担当を兼任したため、教育現場が直面してい

る問題⇒FD を通じて問題共有⇒教務委員会に働きかけて改善・対策に繋げるということが行

えた。また、シラバスチェック、講義の英語化、初学者ゼミの実施方法についての検討を行

った。また、こうした試みの成果を 2018 年度(平成 30 年度)からの新カリキュラムの立案

に活かすという工夫も行えた。ただ、現在、クォーター制とセメスター制の混在、2018 年度

からの新カリキュラムに向けた大改革、授業の英語化率の向上といった優先しなければなら

ない課題が山積しており、授業の相互評価などには手が回らなかった。

【検証事項2】

毎年、自発的にタフツ ELP(English Language Programs)研修を受講する教員が続いてい

る。今年度も 4 名の教員が自発的に本講座を受講した。タフツ ELP 研修は英語の研修という

よりも FD研修として非常に優れた内容のプログラムを提供している。授業の組み立て方、ル

ーブリックの作成方法、成績評価の仕方、さまざまなタイプのアクティブ・ラーニング(AL)

- 73 -

Page 46: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

の手法などを学べる。個人レベルではあるがこれら研修を利用した FD活動が比較的活発であ

り、個人として身に着けたノウハウが学類全体の教育力向上に繋がることが期待できる。

○学校教育学類

【検証事項1】

「4 学期制の導入に合わせ、学生面談の時期の変更等を検討する」ことについて、以下述

べる。本学類は、卒業要件として小学校及び中学校一種教員免許状取得を据えるという他学

類には認められない極めて深刻な達成課題、または制約があることを強く指摘したい。そう

した制約も踏まえ、本学類の 2 年生以上はセメスター制を維持せざるを得ないという現状が

ある。そのため、2~4年生の学生面談の時期の変更は、緊急を要する課題ではないと判断さ

れた。また 1 年生対象の面談についても、かねてより、教員と学生とがそれぞれに予定を調

整して面談を実施しており、FD 委員会が実施時期を変更また特定することにより、かえって

円滑な業務の進行を妨害することになると想定され、1 年生対象の面談についても同様に判

断された。しかし、改めて後述(検証事項 2 に記載)するが、学校教育学類専任教員を対象

とする「なるためノート」に関するアンケート調査を実施した結果、「ポイントの記録のペー

ジをクォーター制に訂正してほしい」、「年 2 回の面談や“履修カルテ”のチェックを、“なる

ためノート”に組み込んでもよいのでは」といった意見が寄せられたことを踏まえ、来年度

以降、「なるためノート」の改訂も含め、総合的に検討していく必要があると考えている。

【検証事項2】

本学類では、前期及び後期の成績表配布後の学生面談の他に、「なるためノート」を用いた

面談を半期に 1回以上実施している。また、3 年次、4 年次に行う教育実習において、担当教

員が週 1 回程度、実習校を訪れることで、教科指導法の指導だけでなく、学生のメンタルヘ

ルスのチェックを行っている。加えて、本年度(平成 28年度)は、前述(検証事項 1 に記載)

したように、学校教育学類専任教員を対象とする「なるためノート」に関するアンケート調

査を実施した(平成 29 年 3 月 7 日 ML 配布、3 月 24 日回収締切)。自由記述回答を分類した

結果、「学生対応について」、「“なるためノート”の構造や講成について」、「指定図書につい

て」、「その他」の 4 カテゴリに分けられた。来年度(平成 29年度)は、いただいた貴重な意

見に基づきながら、緊急を要する事項を洗い出し、改訂に取り組みたいと考えている。

○地域創造学類

【検証事項1】

学類共通科目や新コースの科目群などが整備された。その他引き続き検討が行われた。

【検証事項2】

・ 学域 GS 科目の新設に伴う学修成果について、学類 1年生にアンケートを行う方針で検討

した。

・ 授業でアクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)を採用した教員から、実施内容・

成果・改善点等について報告してもらった。

・ 学類のカリキュラムツリー・マップの修正を行った。

- 74 -

Page 47: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

○国際学類

【検証事項1】

新任者が多かったため、特に第 1回 FD研修会では、アカンサスポータルの使用方法につい

ての研修会を行い、日頃の業務や、授業改善、アクティブ・ラーニング(AL)化への活用の

仕方についての情報交換、意見交換を行った。

【検証事項2】

国際学類生から直に学類のカリキュラムや留学プログラムなどについての意見聴取を行う

ため、「国際学類ランチタイム懇談会」を 2016(平成 28)年 12 月 13 日に実施したことで、

教員が気づかない問題点などが明らかになった。また学生からも、学類教員と学類のカリキ

ュラムや留学プログラムなどについて話をする機会が意外に少ないので、このような機会を

設けるのはいいことだという好意的な反応が多く出た。

[理工学域・自然科学研究科]

○数物科学類・数物科学専攻

【検証事項1】

数物科学専攻会議において FDについての検討・情報交換を実施した。

【検証事項2】

出欠管理システムを利用して学生の出席状況を随時把握し、ほぼ毎月行われる教員会議に

おいて報告や対応についての議論を行うとともに、指導の必要な学生に対する連絡や呼び出

しを行った。また、学生の生活指導、メンタルケアの方法について教員間での話し合いを行

った。

○物質化学類・物質化学専攻

【検証事項1】

物質化学類および専攻では独自に以下の FD活動を行っている。

①専門基礎科目に対し更なるアクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)導入の促進。

アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)が積極的に働きやすい授業環境の設定な

どについても検討した。

②卒業研究の自己評価を学生及び教員の立場からそれぞれ年 1 回実施し、卒業研究の充実

に配慮。

③学生からの意見を直接吸い上げるため、「ひと言ボックス」の設置と運用。

④大学院科目の完全英語化に向け、予習・復習可能な英語による eラーニング教材の開発。

【検証事項2】

特になし。

- 75 -

Page 48: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

○機械工学類・機械科学専攻

【検証事項1】

学類 FD 研修会を実施するなど、学類独自の FD 関連組織の活動を通して所属教員の授業方

法改善を推進している。

【検証事項2】

①以下に示す委員会等を学類独自に組織し FD 関連活動の推進に努めている。

・学類カリキュラム検討委員会:下記の「分野別検討会議」との連携を図りつつ、学類全体

のカリキュラムについて議論・検討する。

・学類 FD委員会:機械工学類 FD 研修会など、学類内 FD活動の実務をコーディネイトする。

・分野別検討会議:カリキュラムの分野毎に担当教員 5~10 名程度で検討会議を組織し、科

目間の相互連携を図ると共に、当該分野に関わるカリキュラム改革方針

などについて議論・検討する。

②教員顕彰を実施した(エネルギー環境コース、人間機械コース)。

○電子情報学類・電子情報科学専攻

【検証事項1】

系会議においても、英語化やアクティブ・ラーニング(AL)に関する意見交換を実施した。

【検証事項2】

学類独自の通知システムを用意しており、アカンサスポータルとは別に個別科目の成績や

レポート提出状況等の早期通知や資料の配布、コメントが可能である。これにより、学生へ

のフィードバックをより円滑に行うことが可能である。

○環境デザイン学類・環境デザイン学専攻

【検証事項1】

JABEE(日本技術者教育認定機構)の PDCA サイクルの中で、様々な教育方法改善について

学類 WG を中心に継続的に検討を行った。

【検証事項2】

特になし。

○自然システム学類・自然システム学専攻

【検証事項1】

各コースごとで授業方法改善に関するセミナーに加えて、毎月開催の学類会議や学類構成

メンバーのメーリングリストを通じた FD 関連情報の配信等による情報交換を行った。

【検証事項2】

平成 24 年度より引き続き、卒業研究を開始した学類 4 年生について、主任指導教員に加

え 3 年生までのアドバイス教員がそのままアドバイスを続ける体制を取っている。同様に、

アドバイス教員には、成績交付以降に担当学生との面談を行い、コース独自のチェックリス

トなどを参考に単位修得状況や生活全般に関する相談を受けることとしている。

- 76 -

Page 49: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

[医薬保健学域]

○医学類

【検証事項1】

平成 28 年度入学生から新カリキュラムを開始し、医学入門・早期医療体験Ⅰ、基礎系チュ

ートリアルを新たに開講した。

【検証事項2】

平成 27 年度から研究マインドを育成する MRT プログラムを選択科目として単位認定化し、

プログラム修了者には修了証書を授与し、学会・論文発表など成果を残しつつある。

○薬学類・創薬科学類、創薬科学専攻、薬学専攻

【検証事項1】

検証事項2のとおり実施した。

【検証事項2】

薬学教育の充実のため、以下のワークショップ等に教員が参加した。

・文部科学省 薬学教育指導者のためのワークショップ(8 月) 1 名

・日本薬学会 改訂プログラムによる薬学教育者ワークショップ

タスクフォーススキルアップ研修会(9 月) 2名

・日本薬学会 第 2回若手薬学教育者のためのアドバンストワークショップ

(第 5回薬学教育者アドバンストワークショップ)(12 月) 1 名

・薬学教育協議会 医療人養成としての薬学教育に関するワークショップ(1月) 1 名

共用試験の円滑な実施及び質の向上のため、以下の説明会等に教員が参加した。

・平成 28年度薬学共用試験 OSCE 実施説明会(4 月) 1 名

・平成 28年度薬学共用試験 CBT 実施及びモニター説明会(6月) 2 名

・平成 28年度薬学共用試験 OSCE モニター説明会(8 月) 1 名

○保健学類、保健学専攻(博士前期・後期課程)

【検証事項1】

今年度(平成 28年度)に実施した第 2回 FD 研修会、第 3回 FD研修会での内容(アクティ

ブ・ラーニング(AL))を踏まえて、看護学専攻 4 年次を対象にした平成 29 年度に授業にお

いてアクティブ・ラーニング(AL)を導入するための教材の準備等が加速され、研修会で講

師をしていただいた国際基幹教育院の杉森先生、環境デザインの教員、学生が参加して具体

的な内容の議論を経て教材が作られた。

【検証事項2】

特になし。

- 77 -

Page 50: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

[教育学研究科]

【検証事項1】

研究指導に対する大学院生の要望を調査するため、9 月末に実施した面談とともにアンケ

ート調査を行った。調査内容を教育学研究科の教員に伝達した。

【検証事項2】

特になし。

[人間社会環境研究科]

【検証事項1】

特に必要性がなかった。

【検証事項2】

平成 27 年度に引き続き、「大学院生と研究科長との懇談会」を開催し、保健管理センター

の足立教員に「大学院生のメンタルヘルス」というテーマで講演を行っていただいた。教員

も出席可、とし、情報共有と意見交換を行った。

[医薬保健学総合研究科]

○修士課程・医学博士課程

【検証事項1】

修士課程において、JICA 人材育成奨学計画(JDS)への応募に際し、主に外国人留学生を

対象とした英語による新規科目開講を検討し、平成 29 年度から、大学院 GS 科目「研究者倫

理」及び「ヘルスシステム概論」を開講することとした。これにより、英語による授業だけ

で修了要件の単位修得が可能となった。

【検証事項2】

・ 修士課程において、アカンサスポータル経由でのメールで修士課程学生から直接、教員

へ欠席を知らせるなど、学生と教員、事務担当者との連絡手段としてアカンサスポータ

ルを活用した。

・ 事務担当者から修士課程学生へ、メールによる履修案内や各種連絡が行われ、指導教員

にも cc されていることから、学生が効率よく情報収集できるとともに、教員は個々の学

生の状況を知ることができた。

・ 事務担当者から外国人留学生へのメールや窓口対応は、必要に応じて英語で行い、学生

の利便性を高めることができた。

[先進予防医学研究科]

○医学博士課程

【検証事項1】

千葉大学及び長崎大学との 3 大学共同大学院において、3 大学合同 FD 講演会を実施した。

【検証事項2】

特になし。

- 78 -

Page 51: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

[法務研究科]

【検証事項1】

実施された(前期・後期の意見交換会)。

【検証事項2】

本年度(平成 28 年度)は、千葉大の法科大学院の教員との間で、行政法の授業方法を題材

として意見交換を行った。

[教職実践研究科]

【検証事項1】

4 月 5日から 12 月 27 日の期間に、37 回にわたり、可能な限り教員が集まり、教務・FDに

関する意見交換を行った。1 月の定例研究科会議で、「教務・FD 委員会」という正式な組織と

して活動し行くこととなり、3月 28 日までに委員会を 11 回開催した。

【検証事項2】

「金沢大学―石川県教育委員会 連携講座(2 月 20 日開催)」において、学生の研究概要

を発表、「2016 年度 金沢大学教職大学院フォーラム(3 月 4 日開催)」を実施し、大学院 1

年生 15 名全員の研究概要を発表し、石川県、並びに各市町村教育委員会や各学校園関係者に

研究の現状を聞いていただき、意見を伺った。

[国際基幹教育院]

○GS 教育部門

【検証事項1】

特になし。

【検証事項2】

特になし。

○外国語教育部門

【検証事項1】

GS 言語科目 EAPコースでは、英語による教員マニュアルを作成し、授業の進め方の提案や、

モデル教材も提示した。また、各教員が英語で行う共通シラバスの説明について、学生の理

解を助け、伝える情報を均一化させるため、学生向け EAP 案内リーフレット(日本語)を作

成した。このリーフレットは、平成 29 年度の 初の授業で配付した。初習言語ではマニュア

ルは作成していないが、各言語のコーディネーターが非常勤講師にきめ細かい助言を行い、

教育活動をサポートした。

【検証事項2】

初めて GS言語科目の授業を行う教員対象に、共通シラバスや授業の進め方に関する説明会

を開催している。また、それぞれの科目ごとに担当者を決めて、授業に関する相談や質問に

答える体制を作っている。さらに、専任の新任教員については、メンターを決め、相互授業

- 79 -

Page 52: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

参観と面談の時間を作ってグッド・プラクティスや授業の改善点を伝えるようにしている。

○国際教育部門

【検証事項1】

昨年度に引き続き、多岐にわたった FD 活動を行った。

【検証事項2】

国際教育部門の教員は、本部門が企画実施した研修会への参加に加え、本学他部局の開催

した研修会へも積極的に参加した。

○高等教育開発・支援部門

【検証事項1】

スキルアップセンター、大学教育再生加速プログラム(AP)事業を中心に、FD リーダー研

修会、教育実践報告会、アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)等研修会などを開催

し、学内でのアクティブ・ラーニング(AL)のさらなる推進に取り組んだ。

【検証事項2】

・ 国際基幹教育院スキルアップセンターとしての活動。

・ GS 科目授業見学および担当教員へのインタビューを行い、GS 科目におけるアクティブ・

ラーニング(AL)導入状況を確認し、その結果を GS 教育系教員研究交流会で報告した。

・ EAP 授業見学を行い、報告書の概要を国際基幹教育院教授会議代議員会で報告した。

・ 高度 TA 研修を実施し、受講生に修了証を発行した。

・ 授業の英語化推進に資する情報収集を行った。

[総合メディア基盤センター]

【検証事項1】

可能な範囲で他の系などの主催する全学的な FD 講習会などに参加した。

【検証事項2】

特になし。

[国際機構留学生センター]

【検証事項1】

昨年度に引き続き、多岐にわたった FD 活動に努めた。

【検証事項2】

本センターが企画実施した研修会への参加に加え、本学他部局並びに学外で開催された研

修会へも積極的に参加した。他部局開催の FD研修としては、スーパーグローバル ELP(English

Language Programs)センター主催の「平成 28 年度春季タフツ大学 ELP 教員研修プログラム」

に教員 2 名が参加した。さらには、KU-GLOCS(金沢大学のスーパーグローバル大学創成支援

事業をはじめとする国際化の取り組みの総称)の特別講演会「アメリカで日本語を勉強する

学生の留学傾向:日本語教師の視点から」(講師:エモリー大学武田典子先生)に教員 4名が

- 80 -

Page 53: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-5 照会事項5 その他の活動状況

参加した。学外で開催されたものは、留学生教育学会、JASSO(日本学生支援機構)等による

研修会である。

- 81 -

Page 54: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

1 シラバス記載要領の作成状況

評価 4:大いに評価できる、 3:概ね評価できる、 2:あまり評価できない、 1:ほとんど評価できない

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

人文学類 4 今後も高い水準のシラバスを維持する。

法学類 4 特になし。

経済学類 3 前年度に指摘された問題が改善されたかどうかのチェック。

学校教育学類 3 学務係が配布するシラバス記載要領との照合を行い、本学類 FD 委員会

が作成、配布すべきシラバス記載要領について検討する。

地域創造学類 2 教員へのシラバス記載要領の周知徹底、および委員や教員同士による記

載内容の点検を行う。

国際学類 4 昨年度に続き、和英表記の厳密化や、十分な内容の提供を働きかけ、教

員相互での点検に努める。

数物科学類

数物科学専攻 3 平成 29 年度も継続して記載内容の充実を図る。

物質化学類

物質化学専攻 4

既に物質化学類及び専攻科目全てのシラバスの充実化と英語化は完了

しており、今後はクォーター制に伴う新設科目などに対応する。

機械工学類

機械科学専攻 4

平成 28 年度に実施した点検評価で「×」評価を受けた項目の改善指導

に努める。

電子情報学類

電子情報科学専攻 3 アクティブ・ラーニング(AL)項目の徹底を目指す。

環境デザイン学類

環境デザイン学専攻 3

JABEE(日本技術者教育認定機構)の基準に従い、シラバスの記載内容

を検討する。

自然システム学類

自然システム学専攻 3

引き続き、シラバスの英文チェックと記載内容の充実、アクティブ・ラ

ーニング(AL)実践及びクォーター制への完全対応を目指す。

医学類 3

カリキュラム評価委員会を開催し、評価の一環として評価委員の教員が

シラバス内容をチェックし、改善を要するシラバスについて、該当する

科目の担当教員に連絡し、シラバス記載の充実を図る。

薬学類・創薬科学類

創薬科学専攻、薬学専攻 3 薬学新コアカリに対応するようシラバス作成を実施する。

保健学類

保健学専攻(博士前期・後期課程) 3

教員へのシラバス記載要領の周知と指示、教務委員による点検を引き続

き行う。

教育学研究科 2 平成 29 年度の授業開講科目がわずかとなることから、現在の記載状況

を継続することとする。

人間社会環境研究科 3 引き続き、記載項目の徹底に努める。

医薬保健学総合研究科

(修士課程・医学博士課程) 3

平成 26 年度に教育担当理事から依頼のあったシラバス記載内容の改善

を継続して行う。

先進予防医学研究科

(医学博士課程) 3

平成 26 年度に教育担当理事から依頼のあったシラバス記載内容の改善

を継続して行う。

法務研究科 4 作成済み。

教職実践研究科 3 平成 29 年度は新設 2 年次として、文部科学省に提出し、認可されたシ

ラバスに沿った「学生に対する評価」の徹底を図る。

- 82 -

Page 55: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

国際基幹教育院

GS 教育部門 4

すべての GS 科目のシラバスについて内容の確認と必要に応じ改善にむ

けた措置を講じた。平成 29 年度も同様の措置を講ずる。

国際基幹教育院

外国語教育部門 3

共通シラバスでない科目については、わかりやすい記載要領を作成し、

メンテナンス教員による点検を行う。

国際基幹教育院

国際教育部門 3 記載内容のさらなる充実を図る。

国際基幹教育院

高等教育開発・支援部門 4

シラバス記載項目に制限があるが、学生が修得すべき具体的な技能だけ

でなく、到達目標、授業外学習時間、成績評価方法におけるルーブリッ

ク活用などについての具体的指示の記入について周知を徹底する。ま

た、シラバスの有効性についても継続的に検証を行う。

総合メディア基盤センター 3 兼担者は学類、研究科等の指示に従う。また、共通教育担当者は国際基

幹教育院の指示に従う。

国際機構留学生センター 4 昨年度に引き続き、シラバス記載要領のさらなる充実をはかる。

- 83 -

Page 56: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

2 授業方法改善のための取組みの実施状況

評価 4:大いに評価できる、 3:概ね評価できる、 2:あまり評価できない、 1:ほとんど評価できない

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

人文学類 4 アクティブ・ラーニング(AL)を中心課題として、公開授業などこれま

での活動を継続する。

法学類 3 特になし。

経済学類 3 優先しなければならない課題が山積する中、現状では、個々人の努力に

委ねる。

学校教育学類 4 従来からの研究授業・整理会を継続する一方で、授業における英語の活

用方法について検討する。

地域創造学類 3 授業方法改善に関する FD 研修会の実施やアクティブ・ラーニング(AL)

型授業の導入事例の紹介等により改善に取り組む。

国際学類 4 アクティブ・ラーニング(AL)の取り組み例などを学類で共有し、参観

も実施する。

数物科学類

数物科学専攻 3

学域及び全学で実施されるFD活動への積極的参加等により改善を図る。

学生による授業評価アンケートの回答率を上げる。

物質化学類

物質化学専攻 4

理工学域や全学において実施される FD 活動への参加、月例会議におけ

る授業評価法や改善策に関する話し合いを継続することで、FD 活動への

意識の共有化や更なる改善に取り組む。

機械工学類

機械科学専攻 3

学類 FD 研修会で紹介されたアクティブ・ラーニング(AL)導入事例な

ども参考に、アクティブ・ラーニング(AL)の導入を促進する。

電子情報学類

電子情報科学専攻 3

アクティブ・ラーニング(AL)実施科目数と具体的な実施内容を把握す

る。

環境デザイン学類

環境デザイン学専攻 4

JABEE(日本技術者教育認定機構)の PDCA サイクルの中で教育方法改善

に取り組む。

自然システム学類

自然システム学専攻 4

平成 26 年度以降継続しているアクティブ・ラーニング(AL)実践科目

の成果を他の授業に反映し、授業内容の改善によるアクティブ・ラーニ

ング(AL)実践科目の拡充を目指す。

医学類 3

FD 研修会等を継続するとともに、カリキュラム評価委員会で、医学類の

コンピテンス・コンピテンシーに基づき、授業アンケート・授業カタロ

グ等により、授業評価をし、授業方法改善に反映させていく。

薬学類・創薬科学類

創薬科学専攻、薬学専攻 3

学生からのアンケートを継続し、教員にフィードバックして、改善に努

める。

保健学類

保健学専攻(博士前期・後期課程) 3

教員相互の授業参観を引き続き実施し、授業改善に取り組む。学生アン

ケート結果を学類単位からより詳細にすることを検討する。

教育学研究科 3 平成 29 年度の授業開講科目がわずかとなることから、現在の状況を継

続することとする。

人間社会環境研究科 3 引き続き、学生に対してアンケートを行う。

医薬保健学総合研究科

(修士課程・医学博士課程) 3

授業評価アンケート実施やアンケート内容の改善等の取組を継続し、授

業方法改善に反映させていく。

先進予防医学研究科

(医学博士課程) 3

授業評価アンケート実施やアンケート内容の改善等の取組を継続し、授

業方法改善に反映させていく。

法務研究科 4 平成 28 年度の取り組みを維持する。

教職実践研究科 4 「振り返りシート」等の改善、学生へのフィードバックの仕方の改善、

講義観の相互関連の工夫等を通して、さらなる授業改善に取り組む。

- 84 -

Page 57: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

国際基幹教育院

GS 教育部門 3

英語化、アクティブ・ラーニング(AL)を中心に、授業方法改善のため

の措置を検討する。

国際基幹教育院

外国語教育部門 3

研究会等により、授業実践や問題点の共有を進め、教材バンク等の作成

による教材の共有についても検討する。

国際基幹教育院

国際教育部門 4 従来からの取り組みを着実に継続していく。

国際基幹教育院

高等教育開発・支援部門 4

部門教員担当授業におけるアクティブ・ラーニング(AL)のさらなる実

践に取り組む。

総合メディア基盤センター 3 メーリングリスト等を用いて迅速な情報の共有をして授業改善に役立

てる。

国際機構留学生センター 4 昨年度に引き続き、個人レベルと組織レベルの両者において授業方法の

改善に努める。

- 85 -

Page 58: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

3 成績評価基準等の作成状況

評価 4:大いに評価できる、 3:概ね評価できる、 2:あまり評価できない、 1:ほとんど評価できない

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

人文学類 4 全学の評価基準にそった成績評価を継続し、自己点検を怠らないように

する。

法学類 3 特になし。

経済学類 3 優先しなければならない課題が山積する中、現状では、個々人の努力に

委ねる。

学校教育学類 3 新教免法に伴うカリキュラムの刷新に向けて、可能な限り統一した成績

基準を検討する。

地域創造学類 3 シラバス記載要領の徹底と連動させ、継続的に検討する。

国際学類 3 ルーブリック作成についての理解を深め、教員のルーブリック作成をさ

らに促進するための工夫を行う。

数物科学類

数物科学専攻 3

学類として統一した評価基準は検討していないが、シラバスに記載され

た方法・基準による評価を進める。

物質化学類

物質化学専攻 3

学類または専攻にて統一した評価基準の作成は検討していないが、今後

は担当教員各自によって各科目におけるルーブリックの作成など検討

する。

機械工学類

機械科学専攻 3

「成績の評価方法・評価基準」をシラバスに明記することをさらに徹底

し、定期試験などの解答例提示の促進を図る。

電子情報学類

電子情報科学専攻 3 定期試験解答例の学生への提示の向上を図る。

環境デザイン学類

環境デザイン学専攻 4

JABEE(日本技術者教育認定機構)の基準に従い、適正な成績評価を行

うとともに、それを実施したというエビデンスの保存を行う。

自然システム学類

自然システム学専攻 3

引き続き、成績評価基準の明確化について検討し、定期試験結果の開示

及び解答例の掲示、答案返却等学生への通知についても検討を続ける。

医学類 4 シラバス及び「医学類履修・学生の手引き」で成績評価基準等を明確に

公表する。

薬学類・創薬科学類

創薬科学専攻、薬学専攻 3

能動的学習を促す方策として、成績評価基準の設定について継続的に議

論する。

保健学類

保健学専攻(博士前期・後期課程) 3 成績評価基準の周知を引き続き行う。

教育学研究科 2 平成 29 年度の授業開講科目がわずかとなることから、現在の状況を継

続することとする。

人間社会環境研究科 3 引き続き、シラバスにおける記載の徹底に努める。

医薬保健学総合研究科

(修士課程・医学博士課程) 3 シラバスで成績評価基準等を明確に公表する。

先進予防医学研究科

(医学博士課程) 3 シラバスで成績評価基準等を明確に公表する。

法務研究科 4 作成済み。

教職実践研究科 3 「学校実習Ⅱ」など、客観的な評価を行う上で特に必要であると思われ

る授業から評価基準表を作成していく。

- 86 -

Page 59: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

国際基幹教育院

GS 教育部門 3

成績評価の平準化に向けた措置を検討する。S、A、B 等のランク評価か

ら素点評価への切り替えに向けた準備作業を進める。

国際基幹教育院

外国語教育部門 3 成績評価基準の検討や、成績分布に関する調査を行う。

国際基幹教育院

国際教育部門 3 成績評価基準等のさらなる明確化を図る。

国際基幹教育院

高等教育開発・支援部門 4

ルーブリック等を活用した成績評価方法、成績評価基準についての検討

を継続する。

総合メディア基盤センター 3 引き続き LMS を活用して、学生への授業評価基準に則った評価をし、学

生へも基準の周知を行う。

国際機構留学生センター 4 昨年度に引き続き、成績評価基準の明確化に努める。

- 87 -

Page 60: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

4 FD 研修会の実施状況

評価 4:大いに評価できる、 3:概ね評価できる、 2:あまり評価できない、 1:ほとんど評価できない

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

人文学類 4 全学の FD 動向に即したテーマについて、学類 FD 研修会を継続する。

法学類 3 特になし。

経済学類 3 今年度の経験を次年度にも継続してほしい。ただし、FD 研修会参加者を

増やす努力が必要。

学校教育学類 4

アクティブ・ラーニング(AL)も含めて、魅力ある実践事例を積極的に

紹介しつつ、教員養成学類としての展望について学類教員間で共有して

いく。

地域創造学類 3 例年通り、授業改善やアクティブ・ラーニング(AL)等に関する FD 研

修会を実施する。

国際学類 4 FD 研修会ではその時々の課題を取り上げ、解決方法の検討と実施の協働

に寄与するよう企画する。

数物科学類

数物科学専攻 3 学類として研修会は実施していないが、実施の検討を継続する。

物質化学類

物質化学専攻 3

応用化学コースでは複数教員による担当授業への取り組みを紹介して

もらい、その優れた点と問題点をコース全体で討論している。この様な

FD 活動を継続して行い、教員個々の FD に対する意識の向上を図る。

機械工学類

機械科学専攻 3 例年通り学類独自の FD 研修会を開催する。

電子情報学類

電子情報科学専攻 4

学類 FD 研修会を実施し、FD 内容の改善や教員間の意見・情報交換を行

う。

環境デザイン学類

環境デザイン学専攻 4 環境デザイン学類 FD シンポジウムを開催する。

自然システム学類

自然システム学専攻 4

引き続き、学類 FD 研修会を実施し、FD 内容の改善や教員間の意見・情

報交換を行う。

医学類 4 外部講師を招いた研修会や外部の研修会への出席及び学内でのワーキ

ング等、大学内外での FD 研修を継続する。

薬学類・創薬科学類

創薬科学専攻、薬学専攻 3 例年通り、全薬学教員を対象とした FD 研修会を実施する。

保健学類

保健学専攻(博士前期・後期課程) 4 FD 研修会を年 2~3回行う。

教育学研究科 2 平成 29 年度の授業開講科目がわずかとなることから、実施しないこと

とする。

人間社会環境研究科 3 「うつ病」等の症状や対処法を、学生と教員の間で共有できるよう、保

健管理センター教員にガイダンスを依頼することを恒例としたい。

医薬保健学総合研究科

(修士課程・医学博士課程) 3

医学類との共催により、学外講師による講演会を開催し、医学教育に関

して教職員の理解を深める。

先進予防医学研究科

(医学博士課程) 3

医学類との共催により、学外講師による講演会を開催し、医学教育に関

して教職員の理解を深める。

法務研究科 4 平成 28 年度の取り組みを維持する。

教職実践研究科 3 学校教育学類(学士課程)の FD 研修体制との連携を取ることによって、

研究授業などの FD 活動を拡充する。

- 88 -

Page 61: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

国際基幹教育院

GS 教育部門 4 平成 28 年度と同様に教員研究交流会を実施する。

国際基幹教育院

外国語教育部門 3

研究会を開いて、授業実践を共有したり、グッド・プラクティスや先進

的取り組みの情報を伝える。

国際基幹教育院

国際教育部門 4 従来からの取り組みを着実に継続していく。

国際基幹教育院

高等教育開発・支援部門 4

高等教育開発・支援部門研究セミナー、学生・学習支援研究会、FD 研究

会、評価システム研究会の継続開催および AP(大学教育再生加速プログ

ラム事業)関連研究会、SGU(スーパーグローバル大学創成支援事業)

関連研究会開催を検討するとともに、スキルアップセンターを主体とし

たアクティブ・ラーニング(AL)推進のためのワークショップを開催す

る。

総合メディア基盤センター 3 引き続き、次年度の授業内容に関する講習会等を行う。

国際機構留学生センター 4 昨年度に引き続き、研修会の実施に努める。

- 89 -

Page 62: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

5 その他の活動状況

評価 4:大いに評価できる、 3:概ね評価できる、 2:あまり評価できない、 1:ほとんど評価できない

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

人文学類 4 日常的に教員同士で授業改善のための情報・意見交換を行える環境を維

持してゆく。

法学類 3 従来までの実施に係る FD 諸活動の着実な継続とその一層の実質化を図

る。

経済学類 3 今後も、学類構成員のタフツ ELP(English Language Programs)参加・

修了生が増えるよう促したい。

学校教育学類 4

学校教育学類専任教員を対象とする「なるためノート」に関するアンケ

ート調査(平成 28 年度実施)の結果に基づき、「なるためノート」を一

部改訂する。

地域創造学類 3 引き続き FD 活動を行い、授業改善に取り組む。

国際学類 4 学類発足から 10 年がたち、学類及びコースカリキュラム等での見直し

も必要となっているため、多角的角度から見直しをはかる。

数物科学類

数物科学専攻 3 教員会議等で必要に応じて FD についての検討・情報交換を実施する。

物質化学類

物質化学専攻 3

アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)導入によるアクティブ・

ラーニング(AL)の拡充や、英語教材開発などによって、更なる授業の

工夫及び改善を図る。

機械工学類

機械科学専攻 3

学類独自の FD 関連組織の活動を通して所属教員の授業方法改善を推進

する。

電子情報学類

電子情報科学専攻 3

学生への解答例や成績通知に関して、ICT システムの積極的な利用を促

す。また新学類のカリキュラムに関する準備も行う。

環境デザイン学類

環境デザイン学専攻 4

JABEE(日本技術者教育認定機構)の受審に向け、様々な準備を行う中

で FD 活動を活発化する。

自然システム学類

自然システム学専攻 4

引き続き、学類会議やメーリングリストを通じた FD 関連情報の配信を

行い、リフレクション・ペーパーや授業カタログ、授業ポートフォリオ

の作成による振り返りと授業方法改善への試みを促進する。

医学類 4

国際認証に対応した新カリキュラムを平成 28 年度入学生から適応し、

カリキュラム評価委員会におけるカリキュラム評価を基に、カリキュラ

ム委員会で改善するという PDCA サイクルを実施する。

薬学類・創薬科学類

創薬科学専攻、薬学専攻 3 薬学教育の充実等に向け、各種ワークショップ等に教員を派遣する。

保健学類

保健学専攻(博士前期・後期課程) 3

FD のための研修会以外の効果的な活動方法を FD 委員会を中心に模索す

る。アクティブ・ラーニング(AL)導入のための教材作成等についての

バックアップを行う。

教育学研究科 3 平成 29 年度の授業開講科目がわずかとなることから、実施しないこと

とする。

人間社会環境研究科 3 必要に応じて活動する。

医薬保健学総合研究科

(修士課程・医学博士課程) 3

修士課程において、主に外国人留学生を対象とした英語による新規科目

として、平成 29 年度から GS 科目を 2科目開講する。

事務担当者から外国人留学生へのメールや窓口対応は、必要に応じて英

語で行う等、引き続き学生の利便性を図る。

先進予防医学研究科

(医学博士課程) 3 共用 VOD 教材の英語表記化を進める等、授業内容の更なる改善を図る。

- 90 -

Page 63: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-6 照会事項6 自己評価及び改善にむけての取組み予定

部局名 自己

評価 改善に向けての取組み予定

法務研究科 4 外部の支援弁護士や学生との意見交換も行っており、可能な限りの取り

組みがなされている。

教職実践研究科 4 学校実習を行う連携協力校での聞き取りやアンケートなどによって、実

施状況を把握すると同時に、一層の改善を図る。

国際基幹教育院

GS 教育部門 3 引き続きスキルアップセンターとの連携を図る。

国際基幹教育院

外国語教育部門 3 新任教員支援を充実させる。

国際基幹教育院

国際教育部門 4 従来からの取り組みを着実に継続していく。

国際基幹教育院

高等教育開発・支援部門 4

スキルアップセンターを中心に、学内でのアクティブ・ラーニング(AL)

のさらなる推進に取り組む。

総合メディア基盤センター 3 可能な範囲で他の系などの主催する全学的なFD講習会などに参加する。

国際機構留学生センター 4 昨年度に引き続き、多岐にわたった FD 活動に努める。

- 91 -

Page 64: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-7 総評

[人間社会学域]

○人文学類

学生と教員との距離が近い学類であり、こまめな指導が行なわれている。このことにより、

教育水準の維持・向上が可能になっている。

○法学類

シラバスの実質化・充実化の制度的な保障、アクティブ・ラーニング(AL)の促進、初年

次科目担当者の密接な連携によるクォーター制や新共通教育等への対応の充実化、更には先

駆的な授業ポートフォリオ制度の教員間での情報共有など、積極的かつ充実した諸活動がな

されたといえる。

○経済学類

シラバスチェック、FD研修会の開催⇒問題解決に繋げるという意味では、これまで以上の

成果はあった。他方で、授業方法改善のための取組み、一般講義科目の成績評価基準の検討

については依然として改善の余地はある。ただし、現在、クォーター制とセメスター制の混

在、2018 年度(平成 30 年度)からのカリキュラム改革、授業の英語化という新しい試みへ

の対応が優先されるべきで、上記に述べた課題については、2019 年度(平成 31 年度)以降

の対応にならざるをえないと思われる。

○学校教育学類

本年度(平成 28 年度)の活動は、3 ポリシー(DP・CP・AP)の改訂に(一定期間とはいえ)

忙殺された年度であったと振り返ることができよう。改訂作業においては、KUGS(金沢大学

<グローバル>スタンダード)はもちろんのこと、全学類の 3 ポリシーに目を通した。各種

業務の多様化、複雑化、そのことに伴う多忙化著しい昨今にあり、それは決して容易な作業

ではなかったが、本学類の存立意義を確認し、また他学類の存立背景を知る好機であったと、

積極的に捉えていきたい。照会事項 2「英語による授業への対応を検討する」及び照会事項 4

「教員養成学類のあり方について教員間の意識の共有化を図る」についても、意欲的に取り

組んだ。いずれも FD 研修会のテーマとして取り上げ、学類教員の共通認識の徹底を目指した。

加えて、一昨年度(平成 26 年度)まで紙媒体で配布していた学類 FD 報告書を、昨年度(平

成 27 年度)より電子化しているが、本年度(平成 28 年度)も同様に電子化の後、学類 Web

サイトにおいて学内公開した(https://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/gr/visiter/staff.html)。

また、学校教育学類専任教員を対象とする「なるためノート」に関するアンケート調査を実

施したことも、特筆に値するといえよう。

○地域創造学類

本年度は、学生の学修評価に関する 2 回の FD 研修会を軸に、アクティブ・ラーニング(AL)

パイロット科目の拡充やアクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)を採用した教員から

の報告など、授業改善に取り組んだ。他にも、学域 GS科目における学修成果に関する 1 年生

- 92 -

Page 65: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-7 総評

対象アンケートの検討、学類のカリキュラムツリー・マップの修正等の FD 活動を推進した。

○国際学類

平成 28 年度には、FD 活動として学生からの聞き取り調査を行い、今後の教育内容の見直

しの必要性が明らかになった。一方で、アクティブ・ラーニング(AL)の促進と効果もみて

とれた。平成 29 年度は、これらを踏まえ、学類発足 10 年以降の教育カリキュラム等を改め

て検討していきたい。

[理工学域・自然科学研究科]

○数物科学類・数物科学専攻

学類独自の FD 研修会は行っていないが、理工学域、自然科学研究科及び全学において実施

されている FD 活動に協力・参加する教員が増加している。また、活動を通じて FD に関する

教員の理解や意識が向上している。アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)の申請を

勧めたので今後の活用が期待され、アクティブ・ラーニング(AL)に関する理解が深められ

た。

○物質化学類・物質化学専攻

物質化学類では継続的にコース独自のFD研修会を行っているが、複数の教員(毎年2名)に

よる自身の授業への取組を紹介してもらい、その優れた点と問題点をコース全体で討論する

取組をはじめ、教育方法改善に向けて十分な努力を行った。また、本実施により、教員個々

のFDの意識向上に繋がっている。加えて、理工学域や全学において実施されるFD活動への参

加、月例会議における授業評価法や改善策に関する話し合いを継続することで、FD活動への

意識の共有化や改善に取り組んできた。今後もクォーター制科目における利点と問題点など

を議論しながら、アクティブ・ラーニング(AL)の導入や、授業の英語化に関するFD活動を進

めることで、より一層の授業改善を目指す。

○機械工学類・機械科学専攻

昨年度から推進されているアクティブ・ラーニング(AL)の導入を受け、今年度はパイロッ

ト科目の拡充と授業カタログの整備などに取り組んだ。学類会議及び学類独自の FD 研修会で

も、アクティブ・ラーニング(AL)およびアクティブ・ラーニング(AL)の導入事例を紹介し、

アクティブ・ラーニング(AL)の認知度は高まっている。アクティブ・ラーニング・アドバイ

ザー(ALA)の活用なども視野に入れたアクティブ・ラーニング(AL)導入の下地が出来つつある。

○電子情報学類・電子情報科学専攻

学類の FD 研修会において、クォーター制への対応や留学に関する議論を実施し、教員同士

の情報交換や内容の周知はできた。アクティブ・ラーニング(AL)に関しては実施依頼はし

ているが、現状の把握はできていないので、次年度の課題としたい。

- 93 -

Page 66: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-7 総評

○環境デザイン学類・環境デザイン学専攻

JABEE(日本技術者教育認定機構)の PDCA サイクルの中で活発に各種 FD 活動を行った。

○自然システム学類・自然システム学専攻

学類 FD 研修会において、全学 FD 研修会での研修内容を報告し、授業ポートフォリオの作

成を実践したことに加え、各コースのアクティブ・ラーニング(AL)実践科目での成果を共

有することで、アクティブ・ラーニング・アドバイザー(ALA)採用科目の拡充及びアクティ

ブ・ラーニング(AL)授業の実質化につながっている。また、学類会議やメーリングリスト

を通じて情報交換することで各コースが組織的な FD 活動を継続しながら、教育方法の改善

及び工夫を学類教員全員で共有できるよう努力している。さらに、学生の状況に対応したア

ドバイス教員の配置及びアドバイス教員との面談を、記録しながら確実に実施しており、特

に学生の学業のみならず精神面でのケアを継続して実施している。

[医薬保健学域]

○医学類

・学外からの講師を招いて講演会を開催するなどの取り組みにより、医学教育の認証評価に

関して教員の理解を深めることができた。

・チュートリアル教育のチューター研修会を毎年開催することにより、教員のチュートリア

ル教育に対する理解が深まっている。

・OSCE ステーション責任者会議は、責任者に対する説明・打合せを行った後、各責任者が

それぞれのステーションの担当教員へ説明を行う方式をとっており、多人数の担当教員へ

の説明が効率的に行われている。

・「CBT 問題作成説明会」の開催により、CBT 問題作成に対する理解が深まった。

・国際認証に対応した新カリキュラムの実施が開始できた。

○薬学類・創薬科学類、創薬科学専攻、薬学専攻

金沢大学の方針に従った FD 活動を平成 28 年度も実施した。薬学系では毎年、全教員を対

象とする薬学系 FD 研修会を開催するとともに、新任教員を対象とした研修会を独自に開催す

ることで、教育研究の質の向上と教務内容全般の確認作業を行っている。本年度も 12 月に

FD 研修会を開催し、海外出張者を除けば、100%の出席率であった。本年度の FD 研修会にお

いては、「薬学としての授業ポートフォリオのあり方」をテーマに、教員間で討論を行った。

平成 25 年度から実施している学生からのアンケートに対する教員側からのフィードバッ

クを継続しており、アンケートに書かれた内容とそれに対する教員側の回答とを、当該委員

会で検討の上、薬学類・創薬科学類 Web サイトに掲載した。また卒業生に対してカリキュラ

ム・マップ、ツリーの活用度調査と学習成果達成度の調査が行われた。今後、これらシステ

ムの運用や情報のフィードバックにより、教育方法のさらなる改善を行うこととしている。

- 94 -

Page 67: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-7 総評

○保健学類、保健学専攻(博士前期・後期課程)

今年度は FD 研修会を 4回開催することができ、いずれの研修会も全教員の 6から 7割が参

加した。そして、研修会での内容(アクティブ・ラーニング(AL))を踏まえて、次年度に導

入予定の授業においてアクティブ・ラーニング(AL)を導入するための教材の準備等が加速

され、研修会で講師をしていただいた国際基幹教育院の杉森先生、環境デザインの教員、学

生が参加して具体的な内容の議論を経て教材が作られた。このことは、今後のアクティブ・

ラーニング(AL)の導入における一つのモデルとなるものと確信する。

[教育学研究科]

前期終了時に実施した授業等に関するアンケート、大学院生との面談等を通して、学生の

意見や要望の把握に努め、それらの情報を教員へ伝達し、改善を試みた。また、学生募集停

止に伴う授業開講科目の減少が想定されることから、アンケート等の内容を授業の改善を主

体としたものから修士論文・修了研究論文作成に向けた研究指導改善に関わる内容とした。

研究発表会では、修了生や教員とディスカッションを行い、指導教員以外の教員や他分野の

大学院生との交流を深めた。

[人間社会環境研究科]

概ね評価できる。シラバスについては、教員による点検も行われ日英併記、必要な記載事

項の記載が確認されている。FD 研修会も開催され、活発な意見交換、情報共有がなされた。

[医薬保健学総合研究科]

○修士課程・医学博士課程

医学類との共催により、学外から講師を招いて講演会を開催し、医学教育に関して教職員

の理解を深めることができた。

文部科学省・未来医療研究人材養成拠点形成事業「第三の道:医療革新を専門とする医師

の養成」、文部科学省・課題解決型高度医療人材養成プログラム「北陸認知症プロフェッショ

ナル医養成プラン(認プロ)」及び文部科学省・がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

「北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン」において、FD 講演会等を開催し、各事業に

関して教職員の理解を深めることができた。

修士課程において、学生、教員、事務担当者の三者間の連絡手段としてアカンサスポータ

ル等を活用し、学生や教員が効率よく情報収集できる体制を確立した。

事務担当者から外国人留学生へのメールや窓口対応は、必要に応じて英語で行い、学生の

利便性を高めることができた。

[先進予防医学研究科]

○医学博士課程

3 大学合同 FD 講演会において、先進予防に係る医学教育に関して教職員の理解を深めるこ

とができた。

- 95 -

Page 68: 3 各部局等のFD活動のまとめ - Kanazawa University · 昨年度に記載された平成28年度の改善 ... アクティブ・ラーニング(al)パイロット科目の授業カタログを紹介し、al手法を取り入

3-7 総評

[法務研究科]

組織的・継続的に、可能な限りの取り組みがなされている。

[教職実践研究科]

新設初年度(平成 28 年度開設)として、おおむね基準に達している。

[国際基幹教育院]

○GS 教育部門

全体として満足できるレベルであると評価している。今後の課題としては、教員間、科目

間の成績評価のばらつきにどのように対処すべきかの検討、アクティブ・ラーニング(AL)

と授業に必要な時間数確保との兼ね合いをどうするか等であるが、それらの課題については、

平成 29 年度に引き続き検討を進める。

○外国語教育部門

外国語教育部門では、6回の FD研究会の他、授業参観や英語による教員マニュアルの作成、

新任教員向け説明会の開催等、FD 活動が活発に行われた。研究会等を通じて、教員同士が互

いの授業実践についてオープンに話し合える雰囲気作りもできた。

○国際教育部門

従来から行っている FD 活動はすでに定着し、今年度もそれらを着実に実行することが出

来た。

○高等教育開発・支援部門

金沢大学における e ポートフォリオ機能を備えた学修成果達成度確認のシステム構築およ

びその運用に努めたほか、大学教育再生加速プログラム(AP)事業およびスーパーグローバ

ル大学創成支援(SGU)事業を中心に学内におけるアクティブ・ラーニング(AL)のさらなる

推進に努めるなど、学内 FD センターとして積極的に活動を行った。

[総合メディア基盤センター]

概ね計画通りに活動できた。

[国際機構留学生センター]

平成 28 年度の国際機構留学生センターの FD 活動は、全体的に高く評価できると考える。

従来から行っている FD 活動はすでに定着しており、当該年度もそれらを着実に実行すること

が出来た。その成果は、学生の学習・生活指導や既存のプログラムの運営のために活用され、

同年度に導入された新規プログラムの円滑な運営にも繋がった。また増加する留学生数に対

応するためにも大いに役立っている。

- 96 -