16
3,ボーリング 3-1,概 3-1-1, りブロック うにあたり、 った および、 ブロック 、活 るこ する。 3-1-2, ったボーリング する。 お、 3-1-1 し、 3-1-1 をま める。 (1) った するため、ノンコアボーリング2 った。 し、 BV20-3 45m、BV20-4 40m した。 GL-1m より、1mご する。 (2) りブロック A5 によって、 ブロック A6 しているこ えられる。そこ ブロック および活 握するために、 オールコアボーリング1 った(BV20-6)。 BV19-6 し、25m した。ただし、 するため、 を3m以 するま う。 (3)BV20-6 により じ、 まり あった。 ブロック うために より 位が ある。そこ ブロック 位を確 するために、ノンコアボーリング1 BV20-6’ )を い、 した。 さ( )を し、10m した。 3-1-1,ボーリング 孔番 調査場所 孔口標高 掘進長 ボーリング の種類 設置計器 BV20-3 全体ブロック 655.36 45m ノンコア 歪計・水位計 BV20-4 全体ブロック 677.52 40m ノンコア 歪計・水位計 BV20-6 A6ブロック 732.38 25m オールコア 歪計・水位計 BV20-6' A6ブロック 732.38 10m ノンコア 水位計

3,ボーリング調査 3-1,概要 本調査は地すべりブ …3,ボーリング調査 3-1,概要 3-1-1,目的 本調査は地すべりブロックの対策工検討を行うにあたり、計測不能となった歪計の再

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3,ボーリング調査

3-1,概要

3-1-1,目的

本調査は地すべりブロックの対策工検討を行うにあたり、計測不能となった歪計の再

設置および、背後ブロックの地質状況、活動状況などの基礎資料を得ることを目的とする。

3-1-2,調査内容 本業務で行ったボーリング調査の内容を列記する。なお、図 3-1-1に調査位置平面図を示

し、表 3-1-1に実施内容をまとめる。 (1)計測不能となった歪計を再設置するため、ノンコアボーリング2孔を行った。昨年

度の掘削成果を考慮し、掘進長は BV20-3では45m、BV20-4では40mとした。歪計の設置は GL-1mより、1mごととする。

(2)地すべりブロック A5の滑落によって、背後ブロック A6が不安定化していることが考えられる。そこで、背後ブロックの地質状況および活動状況を把握するために、

オールコアボーリング1孔を行った(BV20-6)。掘削深度は BV19-6の掘削成果を考慮し、25mとした。ただし、歪計を設置するため、岩盤を3m以上確認するまで

掘削を行う。 (3)BV20-6では、孔底付近の亀裂により漏水が生じ、水位は孔底付近に溜まり水程度で

あった。今後、背後ブロックの安定解析を行うためには、滑り面より上位の水位が

必要である。そこで、同ブロックの水位を確認するために、ノンコアボーリング1

孔(BV20-6’)を行い、水位観測孔とした。掘削深度は、既往報告書のすべり面の深さ(後述)を考慮し、10mとした。

表 3-1-1,ボーリング調査内容一覧表

孔番 調査場所 孔口標高 掘進長ボーリングの種類

設置計器

BV20-3 全体ブロック 655.36 45m ノンコア 歪計・水位計BV20-4 全体ブロック 677.52 40m ノンコア 歪計・水位計BV20-6 A6ブロック 732.38 25m オールコア 歪計・水位計BV20-6' A6ブロック 732.38 10m ノンコア 水位計

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3-1-3,実施数量

本業務で行ったボーリング調査の仕様、実施数量、数量内訳を下記する。

仕様:φ66mm ノンコアボーリングおよび、オールコアボーリング

調査位置:調査位置平面図を参照のこと。

調査数量:ノンコアボーリング3孔 ∑L=95m

オールコアボーリング1孔 L=25m

表 3-1-2,数量内訳

礫混じり土砂 軟岩 試験回数 礫混じり土砂 軟岩

BV20-3 45.0m 29.0m 16.0m - - - ノンコア

BV20-4 40.0m 9.0m 31.0m - - - ノンコアBV20-6 25.0m 6.0m 19.0m 12回 3回 9回 オールコアBV20-6' 10.0m 6.0m 4.0m - - - ノンコア

孔番 掘進長土質区分 標準貫入試験 ボーリング

種類

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3-2,調査方法

3-2-1,ボーリング機器

調査機器の概略を図 3-2-1 に、使用した機材を表 3-2-1 に示す。掘削はφ66mm のノンコ

ア、もしくはオールコアにて行い、向きは鉛直下向きとする。掘削に際しては、土質の硬

さ、締まり具合、排水色、地下水の湧出や掘削水の透水性等に注意しながら掘削作業を行

った。オールコアによる掘削の結果は、標準貫入試験の結果、観察記事等と併せて地質柱

状図にまとめる。

掘削深度は原則として予定の深度で終了するものとする。ただし、BV20-6 では既存の地

質試料に乏しく、歪計を設置するにあたっては岩盤へ3m程度以上の根入れが必要である

ため、地質状況によっては監督員と協議の上、その指示に従うものとする。

図 3-2-1,ボーリング機器概略図

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毎日のボーリング作業の前後に孔内水位を測定する。測定したデータは、掘進長、ケー

シングパイプ挿入長とともにまとめ、地すべりブロック内の地下水位を把握するための資

料とする。水位の測定には、触針式水位計で行う。 掘削終了後、パイプ歪計を設置する。孔壁との空隙には砂を充てんする。

表 3-2-1,ボーリング使用機材

機器名 機種 メーカー 能力

ボーリングマシン YBM-05 吉田鉄工 50mエンジン NFD-12 ヤンマー 12馬力送水ポンプ SP-40 クボタ 40リットル/分

3-2-2,足場仮設

ボーリング調査位置は傾斜地であるため、掘削作業を行うには、ボーリング機器類を安

定かつ能率的な作業が行える状態に据え付ける必要がある。また、資材類を安全で使いや

すい位置に配置して、作業員の作業空間を満たす足場が必要となる。また、ボーリング作

業には掘進の際にロッドやコアチューブ、サンプラー、ハンマーなどの上げ下ろしのため

に、やぐらが必要となる。

本調査では、下図 3-2-2 のように単管による足場仮設およびやぐらを設置し、ボーリン

グ器材の据え付けおよび、作業員の足場の確保を行った。なお、転落防止のため、足場に

は手すりを取り付けた。

図 3-2-2,足場仮設概略図(数字は一例)

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3-2-3,モノレール架設

調査地は急傾斜地であるため、ボーリングマシン等の運搬にはモノレール架設を使用す

る。モノレールのルートは調査位置平面図に示すように、市道から調査地点までとした。

なお、他工事と期間が重なるため、受注業者間で協議を行い、お互いに業務に支障がでな

いように心がけた。

使用機材詳細:

形 式 KS-302 光栄産業株式会社

エンジン DY-27BS ロビン

最大出力 6.0PS/1800r.p.m.

最大積載量 700kg(30°、自重 155kg)

モノレール架設数量:

ΣL=4.8(m)×51(本)=244.8(m)

図 3-2-3、モノレール概要図

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3-3,調査ボーリング結果 3-3-1,調査ボーリング観察結果 オールコアによるボーリング結果(BV20-6)は、ボーリング柱状図とコア写真に整理し、章末に添付した。ノンコアボーリングの結果は、掘削時の状況(排水や土質の硬さ、締り

具合など)を参考に地質状況を把握した。以下には、全4孔の調査結果をボーリング孔ご

とにまとめる。 ●BV20-3孔 BV20-3では観測不能となった歪計の再設置を目的として、ノンコアボーリングL=45mを行った。掘進時の状況から地質の概要を述べる。ノンコアボーリングのため、深さは

おおよそである。 ・ 0.0~2.3m 表土。非常に軟らかい茶褐色の粘土である。 ・ 2.3~27.0m付近 礫混じり土。上位は泥質砂岩、もしくは砂質泥岩からなる礫混り土が中心で、褐色を呈する。下位に従い、やや硬い風化泥岩や風化砂岩からなる礫混り土

となる。亀裂部分は柔らかく、粘土化していると思われる。下位は暗灰色を呈する。し

ばしば掘削水が漏水し、戻らなくなる。 ・ 27m付近~45.0m 風化泥岩。やや硬く棒状であるが、所々に亀裂が存在する。暗灰色を呈する。

●BV20-4孔 BV20-4では観測不能となった歪計の再設置を目的として、ノンコアボーリングL=40mを行った。以下に掘進時の状況から地質の概要を述べる。ノンコアボーリングのため、

深さはおおよそである。 ・ 0.0~3.4m 表土。軟らかい茶褐色の粘土である。 ・ 3.4~9.3m付近 礫混じり土。風化した砂岩が中心で、泥岩も混じる。褐色を呈する。 ・ 9.3m付近~21m 風化砂岩~風化泥岩。やや軟質で亀裂が多く、しばしば掘削水が逃げる。部分的に硬い箇所も存在する。褐色を呈する。

・ 21~40m 風化砂岩~風化泥岩。上位より硬く、所々に亀裂が入る。暗灰色を呈する。 ●BV20-6孔 BV20-6では歪計・水位計の設置および、背後ブロック A6の地質調査を目的として、オールコアボーリング L=25mの掘削を行った。背後ブロックでは昭和 59年に調査が行われているが、掘削から約 25年が経過しており、地質状態が変化していることも考えられるため、再調査を行った。コア観察によって作成した柱状図とコア写真は章末に掲載する。以

下には、簡略的にコアの状況を述べる。

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・ 0.0~5.1m 表土。礫混じり粘土で構成される。風化岩礫を多く含む表土および崩積土。褐色~黄褐色を呈する。表層付近には有機質土も混じる。

・ 5.1~6.4m 強風化泥岩。岩組織は残るが、ほぼ粘土状で採取される。褐灰色を呈する。 ・ 6.4~25.0m 風化砂質泥岩。亀裂の多い風化砂質泥岩。ハンマーの打撃で鈍い音を発する。全体に灰色を呈する。GL-10~13mでは、所々で角礫混じりの粘土状コアが採取される。また、GL-14.4~14.7では礫分の少ない非常に軟質な粘土状コアが採取される(図 3-3-1)。

図 3-3-1,BV20-6コア中に認められた非常に軟質な粘土状コア ●BV20-6’

BV20-6孔では、孔底付近の亀裂により漏水し、水位は孔底付近の溜まり水程度であり、地すべりに関連する水位を捉えることはできなかった。そこで、背後ブロック内の水位観

測を目的として、BV20-6孔に近接した箇所でノンコアボーリング L=10mを行った。コアの状況は、BV20-6を参照のこと。 3-3-2,地質区分 本調査で掘削を行った4孔とも、表土、礫混じり土、軟岩(強風化岩)の3層からなる

ことが判明した。以下に、3層の概要をまとめる。 表 土:軟質な粘土で構成され、茶褐色を呈する。岩組織は認められない。表層付近に

は有機質土や植物片を含む。 礫混り土:風化した砂岩、泥岩などから構成される。土砂状~角礫状で部分的に粘土化が

進む。岩組織は不明瞭。上位は褐色で、下位に従い暗灰色となる。 軟 岩:BV20-6 では岩組織の明瞭な風化砂質泥岩が認められる。その他は、風化砂岩、

風化泥岩で構成される。コアは短柱状で、灰色~暗灰色を呈する。ハンマーで

鈍い打撃音がする。

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3-4,背後ブロックの地層推定断面図 背後ブロックは、A5ブロックの滑動によって末端部が解放され、支持力が低下し、不安定化している可能性が考えられる。本調査では、背後ブロック内で歪計、水位計、伸縮計

による観測を実施しており、後述するように、微弱ではあるが背後ブロックの滑動を示唆

させる観測記録が得られている。今後、同ブロックの調査、安定解析などを行う上で、地

質やすべり面などの基礎資料が必要となるが、同ブロック内において本調査で行った調査

ボーリングは1本のみである。そこで、背後ブロック内で過去に行われた調査結果と本調

査結果の比較を行った。 同ブロックでは、昭和 58年9月に地すべり滑動が発生したことが報告されており、昭和

59年度にはブロック内では3本の調査ボーリングが行われた。現在、この地すべりから 25年が経過しており、地形・地質が変化している可能性もあるが、既往報告書で作成された

地層推定断面図に、本調査で得られた BV20-6孔のボーリング結果を重ねて図 3-4-1に示した。 前述したように、過去の標高には数メートル程度の誤差が含まれる可能性はあるが、

BV20-6 で非常に軟質な粘土状コアが採取された深度(GL-14.4~14.7m)と推定されているすべり面は、ほぼ同じ深度であった。しかし、基盤岩中でも角礫状のコアが得られてい

ること、特に GL-20mでは低い N値が得られていることなどから、すべり面がより深くに存在することも推察される。 今後、背後ブロックの滑動が活発になるようであれば、ブロック上部の市道にも影響を

及ぼす可能性もあるため、より詳細な調査を行い、地すべり防止対策を講ずる必要がある。

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3-5,掘削時の孔内水位変化 ボーリングの掘削作業には掘削水を用いるため、作業後の孔内水位は、通常は掘削水で

ある可能性が高く、翌日の作業前水位は低下していることが多い。また、掘削中に揚水試

験を行っているため、作業後の孔内水位は擾乱を受けていることが多い。それに対し、作

業前の水位は掘削、揚水試験から半日以上経過しているため、裸孔部分(ケーシングの挿

入されていない部分)における水の収支を反映したものとなる。 掘削時の BV20-3、BV20-4、および BV20-6 における掘進長、ケーシング挿入長、孔内水位を整理して、図 3-5-1a~cに示す。これらのデータは簡易揚水試験、地下水検層、孔内水位変化の観測結果と合わせて、安定解析や山腹工の検討時に考慮する。 なお、BV20-6’は半日程度で掘削が完了し、水位変化を測定することができなかったため、掲載していない。 以下には、掘削作業時の地下水状況をまとめた。 ●BV20-3 GL-5m付近までは地下水は確認されなかった。その後は掘削に伴い、所々で漏水が

あり、徐々に水位が低下していった。GL-40m以深では大量の湧水が確認された。 ●BV20-4 GL-6mまではほとんど地下水は確認されなかった。GL-30m付近まで亀裂が多

く、漏水している。GL-30m以深では所々に亀裂が認められるが、湧水量が多く25

m前後で水位が安定している。 ●BV20-6 GL-10~20mまでは亀裂が多く、所々で漏水する。GL-21~24mでは被圧

地下水が確認されたが、全体的に湧水は少なく、ケーシング抜管後は、徐々に水位低下し

ていった。

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場所 : 安曇野市字長久保

掘進中地下水位変化件名 : 平成20年度地すべり防止事業第5号工事(調査業務委託)

凡 例

ケーシング

作業前水位

掘削区間

作業後水位

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

(m)

水位無し

GL-4.92m8/5(夕方)

8/6(朝)

8/6(夕方)GL-2.5m

8/7(朝)GL-4.3m

8/7(夕方)GL-3.6m

8/8(朝)GL-9.5m

8/8(夕方)GL-4.6m

8/9(朝)GL-16.1m

8/9(夕方)GL-34.58m

8/11(朝)GL-31.88m

8/11(夕方)GL-24.61m

8/12(朝)GL-25.98m

8/13(朝)GL-27.6m

8/20(朝)GL-24.57m

孔 番 BV20-3

図3-5-1a,BV20-3孔における掘削中の孔内水位変化

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場所 : 安曇野市字長久保

掘進中地下水位変化件名 : 平成20年度地すべり防止事業第5号工事(調査業務委託)

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

(m)

9/2(朝)GL-22.64m

8/23(夕方)GL-25.61m

8/22(夕方)GL-2.7m

8/23(朝)GL-5.75m

水位無し

8/19(夕方)GL-7.63m

8/20(朝)

8/20(夕方)GL-13.4m

GL-21.93m8/21(朝)

8/21(夕方)GL-4.5m

8/22(朝)GL-22.77m

孔 番 BV20-4

凡 例

ケーシング

作業前水位

掘削区間

作業後水位

図3-5-1b,BV20-4孔における掘削中の孔内水位変化

Page 14: 3,ボーリング調査 3-1,概要 本調査は地すべりブ …3,ボーリング調査 3-1,概要 3-1-1,目的 本調査は地すべりブロックの対策工検討を行うにあたり、計測不能となった歪計の再

場所 : 安曇野市字長久保

件名 : 平成20年度地すべり防止事業第5号工事(調査業務委託)

(m)

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0

9.0

10.0

11.0

12.0

13.0

14.0

15.0

0.0

16.0

17.0

18.0

19.0

20.0

21.0

22.0

23.0

24.0

25.0

8/28(朝)GL-6.03m

8/29(朝)GL-7.06m

GL-19.83m

8/30(夕方)GL-5.81m

GL-6.75m9/2(朝)

8/27(夕方)GL-4.25m

8/28(夕方)GL-4.04m

GL-19.32m8/29(夕方)

8/30(朝)

9/9(ロガー設置時)GL-22.41m

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

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16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

凡 例

ケーシング

作業前水位

掘削区間

作業後水位

孔 番 BV20-6

掘進中地下水位変化

図3-5-1c,BV20-6孔における掘削中の孔内水位変化

Page 15: 3,ボーリング調査 3-1,概要 本調査は地すべりブ …3,ボーリング調査 3-1,概要 3-1-1,目的 本調査は地すべりブロックの対策工検討を行うにあたり、計測不能となった歪計の再
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1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

有機質土

礫混り粘性土

強風化泥質岩

風化砂質泥岩

732.18

727.28

725.98

707.38

0.20

5.10

6.40

25.00

黄褐

暗褐

褐灰

表土。植物片を多く含む。 礫混じり土砂。風化岩礫を多く含む崩積土。 全体的に軟質で岩組織は見られない。マトリックスは粘土で、指圧で容易につぶれる。 全体的に粘性高く、含水は中程度。 所々に植物根が混入する。 GL-1.2~1.9mは黄褐色を呈し、軟質な粘土状コア。

GL-4.5~5.1mは暗褐色を呈し、軟質な粘土状コア。含水はやや高い。 GL-5.1~6.4mは強風化砂質泥岩。岩組織は残るが、ほぼ粘土状コアとして採取される。

全体として亀裂の多い風化砂質泥岩。亀裂面に風化はほとんど認められない。 コアはやや硬質で全体に細砂~粘性土の葉理が見られる。ハンマーで叩くと濁音がする。 コアは5~30cm程度の片状~短柱状で採取される。 所々に厚さ10~20cm程度で角礫混じり粘土質の層を挟む。

10.5-10.7mは角礫混じりの粘土状。

11.1~11.2mは角礫混じりの粘土状。

12.6~12.8mは角礫混じりの粘土状。

GL-14.4~14.7mでは非常に軟質な粘土状コアが採取される。礫分は少なく、含水やや高い。

16.8~17.0は角礫混じりの粘土状。

18.5~18.7は角礫混じりの粘土状。

G.L.-21m付近より下位では、硬質な20cm~60cmの棒状コアが採取されるが、角礫混じり粘土質の層も見られる。

22.2~22.3は角礫混じりの粘土状。

2.154,6,7

2.45

4.155,5,5

4.45

6.155,6,8

6.45

8.1511,14,18

8.45

10.1532,18/6

10.31

12.1513,19,18/7 12.42

14.1511,12,14

14.45

16.1550/7

16.22

18.1050/6

18.16

20.158,5,6

20.45

22.1050/5

22.15

24.1515,23,12/5 24.40

17

15

19

43

94

56

37

214

250

19

300

60

8/27

8/28

8/29

8/30

6.00

12.00

18.00

24.00

4.25 6.03

4.04 7.06

19.32

ボーリング柱状図

使

現 場代 理 人

コ ア鑑 定 者

ハ ン マ ー落 下 用 具

ボ ー リ ング 責 任 者

シート№

調 査 業 者 名

孔 壁 保 護作業日毎の孔内水位

(% ) (l/分) (mm)

標  準

貫入試験

( m )(l/分)( m )

作業後

作業前( m )

( m )

備 考地 質

( m )

地 下 水 文

事 業 ・ 工 事 名

調 査 名 平成20年度地すべり防止事業 第5号工事(調査業務委託)

北 緯 36゚ 22' 09.800

東 経 137゚ 56' 45.100

株式会社 東洋コンサルタント 主 任 技 師 宍戸皓一 廣瀬一聖 廣瀬一聖 古澤貢

試 錐 機 YBM-05

エンジン NFD12

半自動型

ポ ン プ クボタSP40

地盤勾配

水平 0゚ 鉛

90゚

20゚方

北 0゚

270゚ 90゚

西 東

180゚ 南

0゚角

180゚

0゚

90゚

0゚総 掘 進 長 25.00m

ボーリング名 BV20-6

発 注 機 関 長野県松本地方事務所林務課

孔 口 標 高 732.38m

調 査期間 平成20年 8月27日~平成20年 9月 2日

調査位置 安曇野市字長久保

電 話 0263-71-4584

ボーリングNo. 5 4 3 7 4 7 4 5 0 0 1

1

地 質 区 分

調

記 事

 

ア 区

孔水内位下端深度

ケー

シング

(

自 汲

)

( )