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561T Install Guide

561t installguide ver1 - CLIFFORD · 2014. 1. 31. · Installation points to remember/取り付けのポイント 重要! 本製品は燃料噴射式オートマチックトランスミッション車両専用に設計されていま

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561T Install Guide

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2 561T Remote Start Module Install guide Ver1.0

使用上の注意

本機は車両とセキュリティシステムを融合させる便利なユニットです。但し、車両に必ず

適合するものではありません。車種・年式・グレードにより一部機能が動作しない場合も

ございますので、施工の際には必ず実車にてご確認ください。

車両に接続する場合はエレクトロタップやギボシでの接続はしないで下さい。信号の

読み込みができない場合がございます

スリープ機能を有する車両に本機を使用した場合にも、必ず車両のスリープ機能が正

常に働いているか確認してください。確認を怠ると車両のバッテリーへ重大な負担を

与えます。

本機をセキュリティと組み合わせることにより、車両の消費電流は通常より若干上昇

いたします。お車の使用が少ないユーザー様には必ずバッテリーの自己管理をしてい

ただくようにお伝え下さい。

本機本体の分解・改造などは決して行わないで下さい。

直接、もしくは間接を問わず、本モジュールを原因とするいかなる損害に対しても、

本ジュールの製造者、代理店、弊社は一切の責任を負いません。ただし、初期不良に

よる本モジュールの交換についてはその限りではありません。本モジュールの取り付

けは、必ず弊社オフィシャルディーラーのインストーラーにより行って下さい。本ガ

イドの内容は、予告無く変更致します。

Code Hopping TM, Doubleguard R, ESP TM, Failsafe R, Ghost Switch TM, Learn Routine TM, Nite-Lite R, Nuisance Prevention R Circuitry, RevengER R, Silent Mode TM, Soft Chirp R, Stinger R, Valet R, Vehicle Recovery System R, VRS R, and Warn Away R は、全て DIRECTED ELECTRONICS, INC.の商標もしくは登

録商標です。

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3 561T Remote Start Module Install guide Ver1.0

梱包物 ・コントロールモジュール(本体、下図参照) ・差込式プログラムスイッチ ・ボンネットピンスイッチ ・オーバーライド(機能無効化)用トグルスイッチ

警告! 安全にご使用いただくために ご使用の際には、下記の安全上のご注意を常にお守り下さい。 ・本製品は複雑なシステムにより構成されていますので、製品の取り付けは必ず弊社オフィ

シャルディーラーで実施される必要があります。 ・適切に取り付けた場合、本システムはリモコンからのコマンド送信により車両を始動させ

ることが出来ます。よって、適当な換気装置のない場所では決して本システムを操作しな

いで下さい。下記安全上のご注意の順守は、ユーザーの責任において実施して下さい。し

かし、オフィシャルディーラーにおいても必ずユーザーに対しご説明下さい。 1. ガレージのような換気装置のない密閉空間、半密閉の空間では絶対に本システムの操

作を行わないで下さい。 2. 密閉、半密閉の空間などに駐車した際、もしくは車両整備を受けた際には、付属のト

グルスイッチを使ってリモートスタート機能を無効にして下さい。 3. 不慮の車両始動が発生しないよう、ユーザーの責任においてお子様の手の届かない場

所にリモコンを保管し、適切に管理して下さい。 4. 車両に隣接した生活エリアや生活エリアの周辺には、一酸化炭素除去装置を取り付け

て下さい。生活エリアから、密閉、半密閉の車両保管場所へ続く全てのドアは、常に

閉めた状態にして下さい。 ・本製品が意図する操作モードに反してご使用された場合、物的損害や、傷害事故、死亡事

故を引き起こす可能性があります。本インストールガイドに記載のセーフティチェック実

施時以外では、(1)決してトランスミッションギアが入った状態でリモートスタートを行わ

ないで下さい。(2)決してイグニションにキーが差し込まれた状態でリモートスタートを行

わないで下さい。ギアが入った状態ではリモートスタートが作動しないよう、ユーザーの

責任において定期的に車両のニュートラルセーフティー機能のチェックを行って下さい。

このチェックは、本インストールガイドに記載のセーフティチェック項目に沿って、弊社

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4 561T Remote Start Module Install guide Ver1.0

オフィシャルディーラーにより実施されなければなりません。ギアが入っているにも関わ

らず車両が始動する場合は、即座にリモートスタートの操作を中止し、ユーザーの情報を

参考に問題解決を行って下さい。 ・本リモートスタートモジュールの取り付けが完了すれば、本モジュールを本インストール

ガイドに記載のセーフティチェック項目に沿って作動チェックを行って下さい。ニュート

ラルセーフティシャットダウン回路のテスト中に車両が始動する場合、本ユニットは適切

に取り付けられていません。本ユニットを取り外すか、ギアが入っている場合は始動しな

いように再度取付作業を行って下さい。取付作業は、必ず弊社オフィシャルディーラーに

より行われなければなりません。ギアが入った状態での本ユニットの操作は、本来意図さ

れている操作状態とは相反するものです。このような状態でのリモートスタートシステム

の操作は、物的損害や傷害事故を引き起こす可能性があります。即刻本ユニットの使用を

中止し、修理を施すかリモートスタートを取り外してください。Directed Electronics, Inc.及び弊社は取付費用、取り外し費用などは一切負担致しません。

Installation points to remember/取り付けのポイント 重要! 本製品は燃料噴射式オートマチックトランスミッション車両専用に設計されていま

す。マニュアルトランスミッション車両への取り付けは大変危険であり、本来意図されて

いる使用方法と相反します。 取り付け前に: ・取付作業を行う前に、本ガイドをよくお読み下さい。本リモートスタートシステムの取り

付けには、車両の様々なシステムとのインターフェース作業が要求されます。新型車の多

くは、低電圧システムや多重化システムを採用しており、点検灯やロジック探針(コンピュ

ータセーフ型点検灯)などの低抵抗テスト機器を使うとそれらを故障させてしまう場合があ

ります。接続作業前に、全ての回路を高品質のデジタルマルチメーターを使ってテストし

て下さい。 ・盗難防止用暗号コード付ラジオを装備している場合は、バッテリーを外さないで下さい。

エアバッグ装着者の場合は、出来る限りバッテリーを外さないで下さい。多くのエアバッ

グシステムは、電源が失われた場合、警告等によりその診断コード(ダイアグノスティック

コード)を表示します。バッテリーを外した場合、ディーラーへ出向いて、このコードを消

去することが必要となります。 ・室内灯のヒューズを外してください。不注意によるバッテリーの消費を防ぎます。 ・閉じ込み(ロックアウト)を防ぐ為、ウィンドウをおろして下さい。 取り付け後: ・全ての機能をテストして下さい。テストの際には、オーナーズガイドの「システムの使用

方法」セクションをご参照下さい。 ・再組み立ての際には、作業前に本ガイド記載の車両セーフティチェックを行って下さい。

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重要! 12V の点検灯やロジック探針(コンピュータセーフ型点検灯)などを配線の特定のた

めに使用しないで下さい!本ガイドの記述は、全てデジタルマルチメーターの使用を前提に

しています。

12V 常時電源として、バッテリーの(+)ターミナルもしくは、イグニションスイッチへの 12V常時電源供給線の 2 系統をお勧めします。この接続を行う際には、必ず接続点から 30cm 以

内の場所にヒューズを入れて下さい。そのヒューズが、ドアロックやパワーウィンドウモ

ジュール、Nite-Lite ヘッドライトコントロールシステムなどの回路へも電源供給を行う場合

は、適宜接合して下さい。 重要!赤色線に取り付けられたヒューズボックスは決して外さないで下さい。それにより、

メイン電源に取り付けられたアクセサリの数に関係なく、コントロールモジュールが適正

値のヒューズを備えることになります。

スターター線の特定

スターター線はスターターもしくはリレイコントロールスタ

ーターへ 12V の電源を供給します。車種によっては、セカン

ドスターター回路への電源供給が必要になります。セカンド

スターター回路は通常のスターター回路と同様に検証作業を

行いますが、スターターのコントロールは行いません。その

代わり、車両が冷えている状態での始動の際に、フューエル

インジェクションへ燃料を供給する為にセカンドスターター

回路は使用されます。

1. DCV 電圧もしくは DC 電圧に設定します(12V もしくは 20V で十分です)。 2. メーターの(-)探針をシャシアースに取り付けて下さい。 3. スターター線と思われる配線を調べます。ステアリングコラムが、この線の検出に適

した場所です。スターターの遮断を、テストを行った同じ場所で行う必要はありませ

ん。スターターキルリレイと接続部を隠す作業を行うことを強くお勧めします。 4. イグニションキースイッチを運行(start)位置に回して下さい。車両のギアが入っていな

いことを必ずご確認下さい!メーターが 12V(+)を検知すれば、次のステップに進んで下

さい。そうでない場合は、他の配線を再度検査して下さい。 5. スターター線と思われる線を切断して下さい。

Finding the wires you need/配線の特定

12V 常時電源の確保

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6. エンジンの始動を試してください。スターターが作動した場合は、接続を外してステ

ップ 3 に戻って下さい。スターターが始動しなければ、それがスターター線です。

イグニション線は、キーが運行(run)位置ないしスタート位置

にある場合に電源供給されます。これは、イグニション線が

燃料供給システム(燃料ポンプ、フューエルインジェクション

コンピュータ)と同様にイグニションシステム(スパークプラ

グ、コイル)に電源を供給するからです。アクセサリ線は、キ

ーがスタート位置にある場合にスターターモーターへより多

くの電流を用意できるよう、電源供給がなくなります。 マルチメーターによる 12V(+)イグニション線の検出方法 1. DCV 電圧もしくは DC 電圧に設定します(12V もしくは 20V で十分です)。 2. メーターの(-)探針をシャシアースに取り付けて下さい。 3. イグニション線と思われる配線を調べます。ステアリングコラムハーネスもしくイグ

ニションスイッチハーネスが、この線の検出に適した場所です。 4. イグニションキースイッチを運行(run)位置に回して下さい。メーターが 12V(+)を検知

すれば、次のステップに進んで下さい。そうでない場合は、他の配線を再度検査して

下さい。 5. 次にキーを始動位置に回して下さい。その際メーターのディスプレイは安定していな

ければならず、0.2-0.3 ボルト以上の電圧の降下があってはいけません。0 ボルトない

し 0 ボルト近くまで下降する場合は、ステップ 3 へ戻って下さい。12V(+)で安定して

いる場合は、それがイグニション線ということになります。

アクセサリ線の特定 アクセサリ線は、キーがアクセサリまたは運行(run)位置にある際、12V(+)を示します。始

動サイクルの間は、12V(+)になりません。多くの場合、1 本以上のアクセサリ線がイグニシ

ョンハーネスにあります。適正なアクセサリ線は、車両の室温コントロールシステムへ電

源を供給します。車種によってはブロアモーター用とエアコンのコンプレッサー用にそれ

ぞれの線が装備されている場合があります。このようなケースでは、2ndアクセサリ線へ電

源を供給する為にリレイを追加する必要があります。 パーキングライト線(+)の特定

ほとんどの車両でパーキングライト(+)回路が使用

されています。パーキングライト線(+)は、多くの場

合ライトスイッチのそばにあります。ライトスイッ

チは、多くの車両で方向指示器レバーにビルトイン

されています。その場合は、パーキングライト線は

ステアリングコラム内にあります。またキックパネ

ルなどからもこの線にアクセスできます。 注意: 多くのトヨタ車やその他のアジア車では、こ

のスイッチからリレイへ(-)信号を送ります。続いて、

そのリレイが 12V(+)をバルブへ送ります。ライトス

12V スイッチ式イグニション線の特定

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イッチ周辺でパーキングライト線(+)がなかなか見つからない場合は、インストルメントパ

ネルの照明で点灯されるスイッチもしくはコントロールパネルのいずれかの線をテストし

て下さい。照明調節設定で変化しないパーキングライト線(+)が必ず必要であることを念頭

において下さい。 パーキングライト線(+)の検出方法 1. DCV 電圧もしくは DC 電圧に設定します(12V もしくは 20V で十分です)。 2. メーターの(-)探針をシャシアースに取り付けて下さい。 3. パーキングライト線と思われる配線を調べます。通常、キックパネルと同様、ヘッド

ライト/パーキングライトスイッチ周辺から作業を始めることをお勧めします。 4. パーキングライトを点灯させて下さい。メーターが 12V(+)を示せば、消灯して表示の

数値がゼロに戻ることを確認して下さい。 5. 数値がゼロに戻れば、パーキングライトを再度点灯させ、ダッシュボード光量コント

ロールを使ってダッシュの光量を増減させて下さい。光量コントロールを使用中にメ

ーター表示が 1V 以上変化するようであれば、他の線をテストして下さい。12V(+)から

ほとんど変化せずに安定している場合は、それがパーキングライト線です。 注意: ライトスイッチから純正リレイへ(-)信号を送る車種については、直接接続できる場

合があります。(「配線接続ガイド」セクションのメインハーネス(H1)の H1/5 白線をご参

照下さい)

タコメーター線の特定 タコメーター線の検査には、AC 電圧の計測が可能なマルチメーターが必要です。タコメー

ター線は 1V から 6V AC の間で表示されます。マルチコイルイグニションシステムでは、

システムは特定コイル線を認識します。マルチコイルイグニションシステムの特定コイル

線は、少量の AC 電圧を示します。また、必要であれば、エンジンスピード検知用のフュー

エルインジェクターコントロール線をシステムが使用できます。タコメーター線の一般的

な設置場所は、メーター裏やエンジンコンピュータ、オートマチックトランスミッション

コンピュータのイグニションコイルです。 重要! タコメーター線を、点検灯などを使ってテストしないで下さい。車両が損傷する場

合があります。 タコメーター線の検出方法 1. マルチメータを AC 電圧に設定します(12V もしくは 20V で十分です) 2. メーターの(-)探針をシャシアースに取り付けて下さい。 3. 車両を始動し、エンジンを回転させて下さい。 4. メーターの赤い探針を使って、タコメーター線と思われる配線を調べます。 5. タコメーター線であれば、メーターは 1V から 6V の間の数値を示します。

ディーゼル用グローランプ線の特定 ディーゼル車両では、ダッシュボードのグローランプを点灯させる線と接続する必要があ

ります。この線は、車両のグロープラグが適正に暖められるまで、バルブを点灯させます。

ランプが消灯すれば、車両の始動を行うことが出来ます。この線は、ダッシュボード内の

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バルブに続くコネクタにあります。また、多くの車両で、ECM(エンジンコントロールモジ

ュール)の周辺に設置されています。 グローバルブ線の検査と極性の確定方法 1. マルチメーターを DCV 電圧もしくは DC 電圧に設定します(12V もしくは 20V で十分で

す)。 2. メーターの(+)探針を 12V(+)に取り付けて下さい。 3. バルブへ延びていると思われる線を、メーターの(-)探針で調べて下さい。 4. イグニションスイッチを ON 位置に回して下さい。 5. バルブ消灯までメーターが 12V を示している場合は、それが適正な線であり、配線の

極性はマイナス(バルブ点灯時アース)です。 6. もしバルブ消灯までメーターがゼロを示し、その後 12V を示す場合は、それも適正な

グローバルブ線で、極性はプラスです。

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メインハーネス(H1)、9 ピンコネクタ H1/1 薄緑/黒 (-) 純正セキュリティのディスアーム リモートスタートが起動する度、または、ドアがアンロックされる度にマイナス信号を発

します。これは、車両の純正防犯装置のディスアーム線に信号を送るように使うことがで

きます。下記配線図のように、リレイを使ってディスアーム線へ(-)もしくは(+)信号を送り

ます。

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H1/2 緑/白 純正リアーム リモートスタートがシャットダウンする度、または、ドアがロックされる度にマイナス信

号を発します。これは、車両の純正防犯装置のアーム線に信号を送るように使うことがで

きます。 H1/3 黄(+) セキュリティシステムへのイグニション出力 MATRIX セキュリティシステムと接続されている場合、H1/3 のイグニション出力(黄)をMATRIX のイグニション入力へ接続して下さい。この線は、リモートスタート操作中にイグ

ニションが ON かどうかメインシステムが検知することを防ぎます。 H1/4 白/青(-) リモートスタート起動入力 工場出荷時の設定では、この入力は 2 回の起動信号です。つまり、起動もしくは停止する

為に、リモートスタート用白/青線に 2 回の連続したマイナス信号が必要と言うことになり

ます。 H1/5 グレイ/黒(-) ディーゼル車グローランプ入力 メーターパネルのグローランプを点灯させる為の信号をおくる車両内の線へこの線を接続

して下さい。ほとんどのディーゼル車ではこの線はマイナス(アースによりランプ点灯)で、

グレイ/黒線を直接車両のこの線へ接続することができます。もしプラス線(12V によりラン

プ点灯)の場合は、極性を変換するために必ずリレイを取り付ける必要があります。(テスト

手順については、「配線の特定」セクションをご参照下さい。)この線の一般的な色を下記致

します: ・シボレー及び GMC トラック: ライトブルーもしくはダークブルー ・フォードトラック: 黒/ピンク ・ダッジラムトラック: オレンジ/黒もしくは黒/オレンジ 注意! グローランプと ECM を結ぶ純正線上に 1ampのダイオードを 1個必ず設置する必要

があります(下記の配線図をご参照下さい)。

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H1/6 白/赤(+) リモートスタート起動入力 工場出荷時の設定では、この入力は 2 回の起動信号です。つまり、起動もしくは停止する

為に、リモートスタート用白/青線に 2 回の連続した 12V 信号が必要と言うことになります。 H1/8 黒(-) シャシアース接続 塗装を取り除き、剥き出しの鋼板へ接続して下さい。ネジよりも車両の純正ボルトによる

取付をお勧めします。全てのコンポーネントを車両の同じ場所でアースさせることをお勧

めします。

H1/9 白(+) ライトフラッシュ出力 重要: プログラムジャンパを陰極ポジションを変更する前に、この線を車両のマイナスの

ライトフラッシュ線へ接続しないで下さい。そうでなければ、車両のライト回路の損傷が

発生する可能性があります。 車両側のライトフラッシュ回路をマルチメーターで計測し、H1/9 白線を接続して下さい。

標準設定は(+)設定です。ライトフラッシュ極性ジャンパが(-)ポジションへ変更されて

いる場合(本ガイドのジャンパ設定セクションをご参照下さい)、この線は 200mA(-)を供給

します。これは、トヨタ、レクサス、BMW、三菱の一部車種、マツダの一部車種、および

その他モデルのライトコントロール回路(-)の駆動に適しています。 注意: 10amp 以上を消費するパーキングライトシステムでは、ジャンパはライトフラッシュ出力(-)へ設定されなけれ

ばなりません(本ガイドのジャンパ設定セクションをご参照下さい。DEI リレーソケットハーネス付き:品番 8617 もしく

はスタンダードな自動車用 SPDT リレイを H1/2 のライトフラッシュ出力線に設置しなければなりません)。 プラス ライトフラッシュ出力(+)

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ヘビーゲージリレイインターフェース この配線は全て車両の高電流回路を作動させるために使われます。ハーネスが電流需要を

十分コントロールできるよう、接続が正しくなされていることが重要です。決して、T-タッ

プなどのコネクタ類は決して使用しないで下さい。 赤 12V(+) リレイ用常時電源入力線 接続する前に 30amp ヒューズを外し、サテライトハーネスが本体プラグへ接続されるまで

ヒューズを投入しないで下さい。この線は、サテライトリレイが作動させる全ての回路の

電源です。必ず高電流源へ接続して下さい。 注意: イグニションスイッチへの純正の常時 12V(+)電源ラインが 2 本装備されている場

合は、本本サテライトリレイの赤線のうち1本を、イグニションスイッチ部でその両方の

電源ラインへ接続して下さい。 ピンク(+) イグニション出力 車両のイグニション線に接続して下さい(本ガイドの「配線の特定」セクションをご参照下

さい。)。 オレンジ(+) アクセサリ出力 アクセサリ線へ接続して下さい(本ガイドの「配線の特定」セクションをご参照下さい。)。 紫(+) スターター出力 車両のスターター線へ接続して下さい(本ガイドの「配線の特定」セクションをご参照下さ

い。)。 ピンク/白(+) 2ndイグニション/アクセサリ回路への出力 車両の 2ndイグニション線もしくはアクセサリ線へ接続して下さい(ユーザー選択メニュー

機能)。 注意: 2ndイグニション線のない車両については、この接続は不要です。

リモートスタートハーネス(H2)、5 ピンコネクタ

H2/1 黒/白 (-)サイドブレーキスイッチ入力 サイドブレーキが引かれた状態でアースに落ちる線に接続して下さい。リモートスタート

システムを操作する為には、この入力はアースに接続されていなければなりません。

H2/2 紫/白 タコメーター入力 タコ信号線に接続して下さい。一旦接続されれば、タコ信号をシステムへ読み込ませなけ

ればなりません(「タコ信号認識」セクションをご参照下さい。)。

H2/3 茶(+) ブレーキスイッチ入力 車両のブレーキライト線に接続して下さい。ブレーキペダルを踏み込むと 12V(+)が流れる

ラインです。リモートスタートは、どのような場合でもブレーキペダルが踏み込まれると

無効ないし停止されます。

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H2/4 グレイ(-) ボンネットピンスイッチ入力 ボンネットピンスイッチに接続します。ボンネットが開けられるとリモートスタートを無

効ないし停止する入力です。

H2/5 青/白 ステータス/純正セキュリティリアーム出力 本モジュールがリモートスタートの作動を開始とともに、(-)200mA 出力します。 H2/5 青/白線は、リモートスタート作動から 10 秒後にデフロスタ(ラッチ式/パルス式)を起

動する為に利用することも出来ます(本ガイドの「機能詳細」セクションをご参照下さい。)。

タコ基準点 ON/OFF ほとんどの車種の場合、このジャンパは OFF 状態のままで大丈夫です。一部新型車種では、

イグニションシステムで 12V 以下の電圧を使用しています。このような車種では、本ユニ

ットがタコ信号を読み込む際に問題が生じます。ジャンパの ON 設定への変更は、デジタル

タコ回路のトリガ基準点を変更します。これにより上記車種でも適切に作動することにな

ります。高年式のダッジ/クライスラー/プリマスの車両、例えばネオンやシラス、ストラト

ス、ブリーズ、その他左ハンドル車に多く見られます。

ライトフラッシュ(+)/(-) このジャンパは、ライトフラッシュ出力の極性確定に使用されます。(+)位置の場合、オン

ボードリレイが作動し、ユニットが 12V(+)を H1/2 の白線に出力します。(-)位置では、オ

ンボードリレイは無効です。H1/2 の白線は純正パーキングライトリレイを動かすのに十分

な 200mA の電流を供給します。 注意: 10amp 以上消費するパーキングライト回路については、内蔵ジャンパを(-)ライトフ

ラッシュ出力へ変更して下さい。DEI リレーソケットハーネス付き:品番 8617 もしくはスタ

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ンダードな自動車用 SPDT リレイを H1/2 のライトフラッシュ出力ハーネス線に設置しなけ

ればなりません。 プラグインプログラムスイッチ

このプログラムスイッチは、青の 2 ピンコネクタへ差し込んで下さい。

システム機能登録プログラムは、ユニットがどのように動作するかを指示します。本ユニ

ットの操作設定は、コンピュータベースの登録方法で、いつでも必要なときに変更するこ

とができます。青ポートに差し込まれているプログラムスイッチと起動入力線を使って、

設定を変更します。設定変更の際には、キー操作、選択、起動入力、ボタンのリリース、

の順番を覚えておいて下さい。 設定登録を行うには:

1. キー。イグニション ON 位置に合わせ、すぐに OFF 位置に戻します。 2. 選択。10 秒以内に目的の設定機能番号に相当する回数分、プログラム

スイッチを押します。(「機能メニュー」セクションをご参照下さい。)目的の回数だけプログラムスイッチを押したら、再度同じだけスイッ

チを押して、そのまま保持します。約 1 秒後 LED が点滅し、どの機能

にアクセスできたか示します。例えば、8 回点滅すれば起動入力信号(機能 8)へアクセスしたことになります。

3. アクティブインプット。この入力が発信されるたびに、LED が点滅し、

設定された機能を示します。その機能が 2 つ以上の選択がある場合、この入力が発信

されるたびに次に設定可能な機能がピックアップされます。例えば、機能 3 で 60 分の

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作動時間が選択されると、LED は 3 回点滅します。 4. ボタンのリリース。上記作業が終われば、ボタンを離すことができます。 設定が終了した機能から次の機能設定へ移行するために必要な回数だけスイッチを押すこ

とで、機能から機能へ移行します。例えば、機能 3 の作動時間の設定が終わり、次に機能 4のパーキングライトを一定に設定したい場合、プログラムスイッチを離して下さい。機能 3から機能 4 へ移行するために、1 回押して 1 回離して下さい。その後もう 1 回押して、その

ままの状態を保持して下さい。LED が 4 回点滅し、機能 4 へアクセスできたことを知らせ

ます。 操作設定登録作業は、下記ずれかの場合に終了します。 ・ イグニションが ON に回された場合。 ・ プログラムスイッチが、必要以上の回数押された場合 ・ 設定中に 15 秒以上作業がなかった場合。

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機能メニュー 工場出荷時の初期設定は、太字/下線。

機能番号

デフォルト – LED ON 設定 (チャンネル 1 を押す)

LED OFF 設定 (チャンネル 2 を押す)

1 エンジンチェック ON エンジンチェック OFF

2 チェック方式 タコメーターチェック方式 電圧チェック方式

3 スターター作動時間 12 分(1)* 24 分(2)*、60 分(3)

4 パーキングライト点滅出力 パーキングライト点灯出力

5 クランク作動時間 0.6 秒(1) 0.8 秒(2)、1.0 秒(3)、1.2 秒(4)、1.4 秒(5)、1.6 秒(6)、1.8 秒(7)、2.0 秒(8)、4.0 秒(9)

6 電圧チェック 高レベル電圧 電圧チェック 低レベル電圧

7 ターボタイマー 1 分(1) 3 分(2)、5 分(3)、10 分(4)

8 起動信号出力回数 1(1) 2(2)、3(3)

9 IGN/ACC 出力 イグニション ING/ACC 出力 アクセサリ

10 グロー待機時 ACC 出力 OFF グロー待機時 ACC 出力 ON

11 2ndステータス出力 ノーマル(1) 後部曇り除去装置 ラッチ(2)/パルス(3)

12 ディーゼルタイマー グロー入力(1) 15 秒(2)、30 秒(3)、45 秒(4)

13 タイマーモード 12 分(1) 3 分(2)、6 分(3)、9 分(4)

14 設定なし 設定なし

15 設定なし 設定なし

16 設定なし 設定なし

17 設定なし 設定なし

18 設定なし 設定なし

19 純正アラームディスアーム アンロック連動アンロック/リモートスタート出力起動前(2)、リモートスタート起動前(3)

20 純正アラームディスアーム 1 パルス 2 パルス

21 設定なし 設定なし

*: カッコ内の数字は、LED の点滅回数

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17 561T Remote Start Module Install guide Ver1.0

機能詳細

システムの機能詳細は、下記の通りです。(初期設定は太字/下線) 1. エンジンチェック ON/OFF: 初期設定では、リモートスタートがモニタリングするの

は、車両タコ線もしくは電圧のいずれか(機能 2 の設定による)になります。OFF 設定の

場合、車両は予め設定された時間スターターを作動させます(機能 5)が、タコもしくは

電圧による車両の稼動確認は行いません。また OFF 設定では、車両始動に失敗した場

合、車両が稼動している間中ずっとイグニションを ON 位置にしておくことが出来ます。

出来るだけタコもしくは電圧による車両チェックを行うことをお勧め致します。 2. チェック方式 タコメーターチェック方式/電圧チェック方式: タコメーター信号線

が使われている場合は、この機能は初期設定(タコメーター線接続)のままにしておいて

下さい。電圧チェック方式に設定に場合は、車両は予め設定された時間スターターを

作動させます(機能 5)。スターターが始動すれば、システムは車両の稼働状況確認の為

に電圧レベルをチェックします。電圧レベル確認時の基準点は、機能 6 で設定するこ

とが出来ます。電圧チェック方式を使用する場合、H2/5 紫/白のタコメータ入力の接

続は不要です。 3. スターター作動時間 12 分/24 分/60 分: この機能は、エンジンがリモートスタート

後に自動停止するまでの稼働時間をコントロールします。初期設定では、エンジンは

12 分後に停止します。稼働時間を 24 分ないし 60 分に変更したい場合は、この機能を

変更(LED 点滅 2 回ないし 3 回)してください。 4. パーキングライト出力 点滅/点灯: 初期設定では、車両はこの機能によりリモートス

タート中にパーキングライトを点滅させます。点灯設定では、リモートスタート作動

中、パーキングライトは点灯状態になります。 5. クランク作動時間 0.6 秒/0.8 秒/1.0 秒/1.2 秒/1.4 秒/1.6 秒/1.8 秒/2.0 秒/4.0 秒: 上

記機能 2 で電圧チェック方式が選択されている場合、適切なクランク作動時間を必ず

設定して下さい。初期設定では、0.6 秒です。その他の作動時間に設定したい場合は本

機能を選択し、(プログラムスイッチを押しながら)チャンネル 2 ボタンを押して LEDの OFF 設定を進んで下さい。ユニットは LED を点滅させてどの作動時間が選択された

か示します。4.0 秒設定まで進んだ後さらにチャンネル 2 ボタンを押すと、最短時間(0.6秒)の設定へリセットされます。

6. 電圧チェック 高レベル電圧/低レベル電圧: 機能 2 で電圧チェック方式が選択され

ている場合のみ、作動します。車種によっては、様々なアクセサリが装備されており、

リモートスタートを作動するとそれらアクセサリも起動します。そのような車両では、

エンジン停止中の電圧と稼働中の電圧の違いがごくわずかな為、リモートスタートユ

ニットが「車両は稼動していない」と認識する可能性があります。このことにより、

車両始動後、リモートスタートによるシャットダウンの原因となります。この場合、

本機能は「低レベル電圧」に設定して下さい。 7. ターボタイマー 1 分/3 分/5 分/10 分: エンジン稼働中に、機能が割り当てられたリ

モコンボタンを同時に押すと、車両は設定された間、継続して稼動します。初期設定

では、設定時間は 1 分です。 8. 起動信号出力回数 1 回/2 回/3 回: リモートスタート起動のための信号出力回数を 1

回、2 回、または、3 回のいずれかに選択可能です。設定された信号出力回数は、リモ

ートスタートを停止させる際にも車両の始動時と同じ回数が必要となります。 9. IGN/ACC 出力 イグニション出力/アクセサリ出力: これにより、ピンク/白線を 2nd

イグニションもしくは 2ndアクセサリとして使用できます。

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10. グロー待機時 ACC 出力 OFF/ON: グロー待機時のアクセサリ線について設定できま

す。ON 設定の場合は、グロー待機出力起動時にアクセサリの電源が入り、そのままの

状態になります。始動を開始すると電源は切れ、車が稼動し始めると再び電源が戻り

ます。OFF の場合は、通常のアクセサリ出力(オレンジ)と同様に起動されます。 11. セカンドステータス出力 ノーマル/ラッチ式/パルス式: ステータスモードに設定さ

れている場合、リモートスタートが起動するとこの出力も起動します。このモードで

は、本出力をラッチ式出力もしくはパルス式出力に設定することも出来ます。パルス

式出力は、リアの曇り除去装置を起動します。ラッチ式出力に設定されている場合で

は、ステータスは 10 分間だけ作動します。いずれの出力も、リモートスタート作動か

ら 10 秒後に起動させます。 12. ディーゼルタイマー グロー入力/15 秒/30 秒/45 秒: 初期設定はグロー入力コントロ

ール線です。15 秒、30 秒、もしくは、45 秒のいずれかの遅延時間に設定することで

この入力コントロールを無視することも選択できます。 13. タイマーモード 12 分/3 分/6 分/9 分: 自動停止されるまでシステムがエンジンをコ

ントロールする時間を設定します。初期設定は、最大操作時間の 12 分ですが、シャッ

トダウン機能を使うことでシステムの停止はいつでも行うことができます。 14. 設定なし 15. 設定なし 16. 設定なし 17. 設定なし 18. 設定なし 19. 純正アラームディスアーム アンロック連動/アンロック出力起動前/リモートスター

ト起動前: 初期設定では、アンロックボタンが押されると純正アラームのディスアー

ム出力が純正アラームシステムをディスアームします。アンロック出力起動前は、ア

ンロック出力起動前、かつ、リモートスタート起動前に純正アラームをディスアーム

します。リモートスタート起動前出力は、リモートスタート起動前にのみ純正アラー

ムをディスアームします。 20. 純正アラームディスアーム 1 パルス/2 パルス: 各車両の純正アラームディスアーム

入力要求により、1 パルスか 2 パルスのいずれかを選択できます。 21. 設定なし

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LED が 1 分間下記パターンで点滅し、直近のシステムシャットダウンに関するレポートを

行います。 LED は、イグニション ON により点滅を停止します。

LED 点滅回数 シャットダウンモード

1 回 システムタイムアウト(自動停止)

2 回 オーバーレブシャットダウン

3 回 低 RPM もしくは RPM 無し

4 回 リモコンシャットダウン(もしくは、オプションシャットダウン)

6 回 (-)シャットダウン

7 回 (-)ニュートラルセーフティシャットダウン(H2/6 黒/白)

8 回 グロー待機タイムアウト

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デフォッガ装置コントロール この出力の初期設定は ON です。本機能を使用しない場合は、青/白線を接続しないで下さ

い。

タイマーモード 本ユニットは、3 時間ごとにエンジンの始動と停止を自動的に行うよう設定することが出来

ます。エンジンは予め設定された時間だけ稼動し、その後停止します。3 時間後、ユニット

は再びエンジンを始動します。最大 6 サイクルまで実行します。 重要! タイマーモードは必ず屋外や風通しの良い場所で行って下さい。駐車場やカーポー

トなどの閉めきった場所では、決して車両を始動させないで下さい。 タイマーモードの設定方法: 1. イグニションを ON にします。 2. リモートスタートへの起動入力を押し、そのまま保持します。 3. 起動入力を押したまま、イグニションを OFF にします。 4. 起動入力を離します。 パーキングライトが(接続されている場合)4 回点滅し、エンジンが始動します。システムは

タイマーモードに設定されています。エンジンは予め設定された時間だけ稼動しますが、

起動入力を使って停止させることも出来ます。いずれの方法で停止した場合でも、リモー

トスタートシステムが3時間後にエンジンを再始動します。始動/停止を6サイクル行えば、

タイマーモードは自動的に終了します。 タイマーモードの終了方法: タイマーモードは、エンジン停止時にキーをイグニション ON 位置に回すことでいつでも終

了することが出来ます。タイマーモード終了時には、パーキングライトが 4 回点滅します。

セーフティチェック 車両を再度組み上げる前に、必ずリモートスタートをテストし、安全でトラブルのない作

動をご確認下さい。適切な取り付け、及び、適正なシステムの作動確認は、必ず下記の手

順で行って下さい。必ずテスト前に、取り付けとブレーキスイッチ、ボンネットスイッチ

への接続を完了して下さい。 1. ブレーキシャットダウン回路の確認: ギアを P(駐車)に入れ、リモートスタートシステ

ムを起動して下さい。エンジンが始動したら、ブレーキペダルを踏んで下さい。エン

ジンは即座に停止するはずです。万一エンジンが稼動し続けた場合は、ブレーキ回路

の接続をご確認下さい。 2. ボンネットピンシャットダウン回路の確認: ギアを P(駐車)に入れ、ボンネットを開け

て下さい。リモートスタートシステムを起動して下さい。車両は始動しないはずです。

万一スターターが作動した場合は、ボンネットピンとその接続をご確認下さい。 注意: ディーゼルモードに設定されている場合、システムはイグニションを起動しますが、

ボンネットが開いた状態でスターターが作動してはいけません。 3. ニュートラルセーフティシャットダウン回路の確認: 重要! この確認作業を行う前に、車両の前後に十分なスペースを確保して下さい。

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A) ボンネットを確実に閉め、リモートスタートをシャットダウンさせる要因が無いよう

ご確認下さい。 B) 緊急時に備え、ブレーキをセットして下さい。 C) キーを運行(run)位置にして下さい。しかし始動しないで下さい。 D) ギアを D(ドライブ)に入れて下さい。 E) ブレーキペダルの上に足を置いて下さい。ただし、踏み込まないで下さい。万一スタ

ーターが作動したときのためにブレーキを踏む準備をして下さい。 F) リモートスタートシステムを起動して下さい。 ・万が一スターターが作動すれば、すぐにブレーキを踏んでシステムをシャットダウンして

下さい。作動した場合は、ニュートラルセーフティ入力の接続を再確認して下さい。その

車両は、機械式ニュートラルセーフティスイッチを装備している可能性があります。 4. サイドブレーキ回路の確認: サイドブレーキを下ろした状態でリモートエンジンスタートシステムが作動してはなりま

せん。 ・もしスターターが作動しなければ、テストは完了です。 上記4つの試験が完了すれば、車両は組み上げと納車が可能です。上記テストのいずれか

でもクリアできない場合は、そのリモートスタートシステムを使ったり、取付を完了した

りしないで下さい。 トラブルシューティング

・ イグニションは ON になるが、スターターが作動しない イグニションにキーを差し込んで始動していますか? その方法で始動している場合、車両は VATS Pass-Key システム搭載車ですか? ブレーキペダルを踏み込むと始動しますか?(この確認作業を行う場合は、必ずブレーキシャ

ットダウンを外してください)もし始動するのであれば、ブレーキ/スターターインターロッ

クが起きている可能性があります。 スターター線に正しく電源が供給されていますか?ヒューズ付きテストリードを使って該当

線に電源を入れてご確認下さい。 ・ スターターが 6 秒間作動するが、始動しない 下記いずれかの可能性があります。 - 間違ったイグニション線に電源が供給されている - システムのイグニション線とアクセサリ線が反対に取り付けられている - 車両が 2 つのイグニション回路を持っている イグニションキーを ON にして、ユニットの起動を行って下さい。もし車両がそのまま始動

すれば、イグニションシステムを再テストして下さい。 ・ エンジンが始動しているのに、スターターが作動し続ける タコ線は登録されていますか? 本ガイドの「タコ信号登録」のセクションをご参照下さい。 タコ線は、適切な箇所に接続していますか? そうでなければ、間違ったタコ線が使用されているか、接続不良の可能性があります。

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22 561T Remote Start Module Install guide Ver1.0

・ 本ユニットが車両をコントロール中は、エアコンコントロールシステムが作動しない 間違ったアクセサリ線に電源が供給されているか、エアコンコントロールシステムを操作

する目的で 1 つ以上のイグニション線またはアクセサリ線への電源供給が行われている可

能性があります。 ・ リモートスタートが起動できない 1. ハーネス類と接続をご確認下さい。ハーネスが、リモートスタートモジュールに完全に

差し込まれているか、よくご確認下さい。車両線への接続が全て適切に行われている

か、よくご確認下さい。 2. 電圧とヒューズをご確認下さい。計測器を使い、5 ピンリボンハーネスの赤色線と黒の

アース線間の電圧をチェックして下さい。バッテリ電圧以下であれば、サテライトリ

レイの 3A と 30A のヒューズを両方ともチェックして下さい。また、アース線がダッシ

ュ下部のどこかではなく、シャシアースへ接続されていることをご確認下さい。 3. ダイアグノスティクスで診断して下さい。どのシャットダウン要因が起動していて、ど

れが接続されていないかを診断し報告します。 ・ リモートスタートは起動するが、スターターが作動しない 1. リモートスタートが起動して 2 秒後の、スターター線(紫)の電圧を計測して下さい。電

圧がかかっていれば、下のステップ 4 へ飛んでください。電圧がかかっていなければ、

次のステップ 2 へ進んで下さい。 2. 30A ヒューズをご確認下さい。 3. ダイアグノスティクスで診断して下さい。起動時にグレイ/黒線がアースとして検出さ

れた場合、スターターは作動しません。 4. オプションのスターターキルリレイのスターター側に紫色のスターター線が接続され

ているかよくご確認下さい。 5. 車両にはイモビライザーが装備されていますか?一部のイモビライザーは、起動中は、

車両の始動を許可しないものがあります。 6. 接続をご確認下さい。サテライトリレイのヘビーゲージ入力線(赤色、2 本)は、強固に

接続する必要があります。T タップなどの簡易接続は、このような高電流用ヘビーゲー

ジ線接続には用いないで下さい。また、車両に 1 本以上の 12V 入力線がある場合は、

各線に赤色線を接続して下さい。 ・ 車両は始動するが、すぐに停止してしまう 1. イモビライザーは装備されていますか?イモビライザーは、許可されていない始動操作

が行われた場合、燃料及びスパークプラグのどちらか一方、または、両方の作動を遮

断します。 2. リモートスタートは、電圧チェック方式に設定されていますか?もしそうであれば、十

分な始動時間が設定されていないかもしれません。もしくは、設定の電圧基準値を再

調整する必要があるかもしれません。電圧チェック方式は、車種によっては作動しま

せん。 3. ダイアグノスティクスで診断して下さい。エンジン始動時、もしくは始動直後にシャッ

トダウンが作動する場合があります。 ・ 車両は始動するが、スターターが作動し続ける 1. システムが、エンジンチェック OFF もしくは、電圧チェック方式に設定されています

か?いずれかに設定されている場合、車両が実際に始動するまでどれだけの時間が掛か

るかに関係なく、エンジンは設定時間の間、作動し続けます。クランク作動時間を短

く設定して下さい。

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2. タコ信号登録は問題なく出来ていますか? 登録が成功すれば、LED が明るく点灯する

はずです。 3. リモートスタートの紫/白のタコ線入力線にきちんとタコ信号が流れているか、よくご

確認下さい。流れていなければ、車両のタコ線接続を再確認して下さい。また、線が

断線していないか、アース短絡していないか良くご確認下さい。 ・ 車両は始動するが、10 秒間しか稼動しない 1. リモートスタートは、電圧チェックが設定されていますか? その場合、低レベル電圧

の設定を試してください。これでうまく行かなければ、タコ線を使う必要があります。 2. ダイアグノスティクスで診断して下さい。 ・ ディーゼル車だが、グロー待機を行わない 1. グレイ/黒線が、車両のグロー待機線に接続されていますか? 2. グロー待機線の極性をチェックして下さい(本ガイドの「ディーゼル用グローランプ線

の特定」セクションをご参照下さい)。 3. マイナスのグローランプを配線する場合、ダイオードが車両の ECM とグローランプの

間の純正線上に並んで設置されているかご確認下さい(メインハーネス(H1)配線図の

H1/5 グレイ/黒 (-)ディーゼル用グローランプ入力の配線説明をご参照下さい)。

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