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ポルタ60HM、100HM(片引き扉金物)ポルタ60HMD、100HMD(片引き扉金物)取付説明書
■施工する方へのお願いこのたびは、EKU製ポルタ60HM、100HM、60HMD、100HMDをご採用いただき、誠にありがとうございます。取付前に本書をよくお読みいただき、正しく施工いただくようお願いいたします。
■取り付けできる扉1枚当たりの質量
(ハンドル等、付属品を含みます。)ポルタ 60HM、60HMD...最大 60 kg
ポルタ 100HM、100HMD...最大 100 kg 厚さ 30〜40 mm
扉寸法 幅1600mm以下、高さ2700mm以下
誤った取り付けは、施工時だけでなく使用時に思わぬけがをする恐れがあります。本書の説明、注意事項をお守りください。
警 告
• 本書は、60HM、100HM、60HMD、100HMDの製品共通の取付説明書です。 • 図や説明中に 、 などのマークが記されています。これは、その図や説明がどのモデル
に適用されているかを示したものです。不要なモデルの図や説明に×印を付けるなどして該当する製品モデルの項を読み進めてください。
• ローラは2種類あります。本書の中ではこれらを区別せずに、単に「ローラ」と表現しています。 この2種類のローラが混在し、混用することは、製品の性質上ありません。区別せずにお読みく
ださい。 • 本製品には、上レールが含まれておりません。しかし、製品の性質上切り離せない物であるた
め、切断や取付方法については記載してあります。 • オプション部品があります。詳細については、カタログをご覧ください。 • 現場や建具の取付状況によって調整が必要になることがあります。調整方法については、組立手
順のページをご覧ください。 • タッピンねじは、最も近い呼びのねじをお使いください。 • 取付後は、本書をお施主様にお渡しいただき、すぐに取り出せる場所に保管していただくようお
願いしてください。60HM
100HM60HMD
100HMD
HM HMD
HM HMD
■この説明書で使う工具と準備していただくもの • 十字ねじ回し • 六角棒スパナ 呼び2 • アルミニウム型材を切断できる機械または工具 • 木ハンマ、ゴムまたはプラスチック頭のハンマ • 片口または両口スパナ 10 • 片口または両口スパナ 13 • 取付用タッピンねじ
十字穴付で、ねじの頭部の厚みが 3.5 mm以下のものを使用してください。長さは、取付下地の材質、強度によって決定してください。
• 水準器 • 粘着紙テープ
■各モデルの共通部品60HM、60HMDには「57-3133-072」、100HM、100HMDには「57-3133-071」という品番が記載された袋に入っています。
①ローラ ………………………… 2個 ②インナーパーツ ……………… 2個 ③ハウジング …………………… 2個
④キャッチ付ストッパ ……… 2個 ⑤フロアガイド ……………… 1個
⑥ハンガーボルト M8×36 ………………………… 2本⑦キャップ …………………………………………… 2個⑧十字穴付皿タッピンねじ 4×40 ………………… 8本⑨十字穴付皿タッピンねじ 4×20 ………………… 4本
60HM用60HMD用
100HM用100HMD用
… 青
… 白
3
■オプション部品 ⑫幕板2500mm
[品番]57-3113-250
⑬幕板3500mm
[品番]57-3113-350
⑭エンドキャップセット[品番]57-3131-072
⑮補強金具[品番]57-3126-071
⑯壁付ガイド[品番]57-3128-171
⑰戸当り(床付用)[品番]20773
■必要な部品⑩上レール
⑪上レール
■寸法図 下の図は設計上の参考寸法です。 (単位:mm)
2ヶ 2ヶ
12
16
7
12
16
7
34
30
19
331
23 18 23 18
331
H
扉高さ
= H
-41
扉高さ
=H-1
0
H
65
+1 –3 +1 –3
※
〈断面図〉
2500 mm(アルマイト処理) :57-3112-2503500 mm(アルマイト処理) :57-3112-550
2000 mm(アルマイト処理):57-3016-2012500 mm(アルマイト処理):57-3016-2512000 mm (素地) :57-3016-2002500 mm (素地) :57-3016-2503500 mm (素地) :57-3016-350
HM
HM
HMD
4
〈扉上部の前加工図〉 〈オプション取付図〉
22.5
2318
portd48.eps
235以上
64φ3穴 64 64
+1 –3※
2
+1 –3※
2
12 12
16
16
7
H H
7
40 40
9
65
19
4
18 18
32
33
1
10 10
17
10
52.5
17
10
47.553.5
5 5
31
51
17
7 3
扉高さ=
H-
10
扉高さ=
H-
10
3 31 31
23
�
21
56
25~30
31
Ø 5
30~40
6610
12
1613
10 25 41.5
25
3225
Ø 4
± 3
30
63.5
81.55
〈断面図〉
壁付ガイド
HMD
HM HMHMD HMD
5
■取付手順1 上レールを切断してください
建築図に従って、上レールを切断してください。上レールの切断によって、取付穴が切断面から穴ピッチの半分(63mm)以上離れてしまう場合、切断面から50mm以内の場所に新たに径5.5の取付穴をあけてください。※ ばり、返りおよび 切りくずが上レールの中に残らないよう、きれいに取り除いてください。
2 ローラを仮り組みてください(1)インナーパーツの穴にハンガーボルトを通し、ローラにねじ込んでください(図❶)。
(2) ローラとインナーパーツのすき間が4mmとなるように調整してください(図❷)。
(3)ハンガーボルトにキャップを差し込んでください(図❸)。
3 上レールを仮り組みしてください(1) 上レールの溝に図の向きと順序でローラと、
キャッチ付ストッパを差し込んでください。
(2) レールの両端付近にキャッチ付ストッパを、固定用ねじで上レールから抜け落ちない程度に固定してください。
※ ストッパの位置は、後(7ページ)で調整します。
(3)ローラが施工中に動かないよう、粘着紙テープで固定してください。
(4)補強金具を取り付けます。(オプション)
1
2
4
3
補強金具
ローラは必ず粘着紙テープ等で動かないように止めてください。施工中にローラが上レールの中を不意に滑走して、思わぬけがをすることがあります。
警 告
固定用ねじキャッチ力調整ねじ
上レール
インナーパーツ
ハンガーボルト
キャップ
ローラ
キャッチ付ストッパ
キャッチ付ストッパ
HMD
HM HMD
6
4 上レールを取り付けてください(1) 取付穴の位置決めを行ってください。
(2) 上レールには、あらかじめ穴が開いているので、その穴を使ってタッピンねじ 呼び 5 で止めてください。
※ 上レールに開いている穴は、全部お使いください。
※ タッピンねじの長さは、建築側の材料の強さに応じて決めてください。
※ 切りくずが上レールの中に残らないよう、きれいに取り除いてください。
5 フロアガイドか壁付ガイド(オプション)のどちらかの作業をお選びください
床取り付け用のフロアガイドの場合(1) 上レールの中心線の真下に、フロアガイドの中心を合
わせてください。※ 取り付けた後に、角度の調整ができます。
(2) 図の 1 と 2 の位置に、十字穴付皿タッピンねじ 4×20 で止めてください。
(3) 位置が決まったら、 3 の位置にも十字穴付皿タッピンねじ 4×20 で止めてください。
壁付ガイド(オプション)の場合(1) 壁付ガイドを扉が開けても閉めても外れない位置の壁
にタッピンねじで止めてください。
(2) 上レールの中心線と、壁付ガイドの突起の中心を合わせてください。
※ ガイドは、壁と直角方向に5mm動かせます。※ フロアガイドは、 取り付けた後に、角度の調整ができ
ます。
(3) 図の 1 と 2 の位置に、ねじで止めてください。※ 壁付ガイドの厚みは、 3 mmです。 フロアガイドは扉と壁付ガイドとが接触しないよう、
位置を決めてください。壁と扉のすき間を見込んでください。
31
30
呼び5
最大11
12 3
3
1
25
HM
HMD 250
50以下
十字穴付きバインドタッピンねじ5×●
HM HMD
※上レールの形状は一例です。図は皿穴の場合です。(丸穴のタイプの上レールもあります。)
7
6 扉へ組み込んでくださいハウジングを扉の加工部に組み込みます。
図の 1 と 2 を参考に、扉の加工部にハウジングをはめ込み、十字穴付き皿タッピンねじ4×40で止めてください。
7 扉を吊り込んでください(1) ローラを固定していた粘着紙テープをはがしてく
ださい。
(2) 上レールの中のローラを、フロアガイドを中心にだいたい、扉の隔程度の間隔でセットしてください。
(3) 扉の下面の溝をフロアガイドに差し込み 1 、扉を立ててください。
(4) ハンガーボルトの二面をインナパーツの長手の向きに合わせてください(図❷)。このとき、ハンガボルトは右回りに回し、合わせてください。
(5) インナーパーツをハウジングに「カチッ」 3 と音がするまで差し込んでください。
HM HMD1
2
22.564
64
64 十字穴付き皿タッピンねじ4×40
最小235
23
18
12
16
ハウジング
インナーパーツ
拡大図
拡大図
1
3! カチッ !2
8
8 扉の高さ調整を行います(1) インナーパーツのスリットにねじ回しを差し込み、ハンガ
ボルトが出るまで引き出してください(図❶)。インナーパーツ下面の「STOP」の位置 2 以上は抜き出さないでください。
(2) ハンガーボルトのキャップを外します(図❸)。
(3) 図 4 のように、ハンガボルトを右に回すと扉は上に上がります。
※半回転を目安に水平になるよう回してください。
(4) 扉の下端が床仕上げ面から 7 mm(壁付ガイドを設置するときは、12 mmです。)浮くように、高さを調節してください。
(5) 扉が水平になったら、キャップをハンガーボルトに差し込んでください(図 5 )。
(6) インナーパーツをハウジングに「カチッ」(図 6 )と音がするまで再び差し込んでください。
9 上ストッパの位置調整を行います(1) 扉を約200mm程度、開けてください。
(2) キャッチ力調整用ねじを大きくゆるめてください。
(3) 固定用ねじをゆるめて、扉にストッパが当たるまで動かしてください。
(4) ストッパに当てたままの状態で、扉を閉じ位置まで閉じてください(図❶)。
(5) ストッパが動かないようにして、扉を開けてください。
(6) 固定用ねじを2か所とも締めてください。
(7) 扉を開け閉めして、キャッチ力を調整してください。
(8)戸尻側のキャッチは扉を全開した際、下ガイドから扉が外れないところで止まるように位置を調整してください。(図❷)
HM HMD
1
2
3
4
5
6
インナーパーツ
インナーパーツ
ハンガーボルト
キャップ
1
2
1
キャッチ力調整用ねじ
固定用ねじ
キャッチ力調整用ねじ
固定用ねじ