順慶寺だより 2008 年 8 月号 〔 6 〕 行 事 内 容 掃除当番 1 2 3 4 お楽しみ会(13:30、順慶寺) 月ー4 5 6 7 むつみ会(19:30、順慶寺) 木ー4 8 門徒会臨時会(9:00、西念寺) 寺院葬懇談会(16:00、順慶寺) 9 九日講(19:30、神谷源之様) 10 夏休み子供おつとめ会 (8:30、順慶寺) おみがき(8:30、順慶寺) 11 夏休み子供おつとめ会 (8:30、順慶寺) 月ー1 12 13 14 盆特別照明期間 木ー1 15 16 17 18 真宗講座(19:30、順慶寺) (休) 19 20 十五日講(19:30、岡本七紀様) 21 木ー2 22 海外巡拝学習会(18:00、名古屋市・アクバル) 23 24 地蔵盆 25 月ー3 26 27 北尾講(19:30、久野正巳様) 28 宗祖聖人御命日(7:00、順慶寺) 木ー3 29 30 31 順慶寺 便URL : http://www.junkyoji.com/ E-MAIL : [email protected] 月の主な行事予定 10 24 4 歳時記 花の 花の 歳時記 歳時記 加藤鈞氏提供 00000000000000008 13 15 10 11 30 おしらせ おしらせ

8月行事内容 - junkyoji.com · 薩)のこと。と、智慧の大勢至菩薩(勢至菩慈悲の観世音菩薩(観音菩薩) 2 世界にいざなっている。あわれみかなしみ、ひかり輝く両菩薩は、煩悩に苦しむ衆生を慈は、あわれみかなしむこと。

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順 慶 寺 だ よ り 2008 年 8月号 〔 6 〕

日 曜 行 事 内 容 掃除当番1 金2 土3 日4 月 お楽しみ会(13:30、順慶寺) 月ー45 火6 水7 木 むつみ会(19:30、順慶寺) 木ー4

8 金 門徒会臨時会(9:00、西念寺) 寺院葬懇談会(16:00、順慶寺)

9 土 九日講(19:30、神谷源之様)

10 日 夏休み子供おつとめ会(8:30、順慶寺) おみがき(8:30、順慶寺)

11 月 夏休み子供おつとめ会(8:30、順慶寺) 月ー112 火13 水14 木   盆特別照明期間 木ー1

15 金16 土17 日18 月 真宗講座(19:30、順慶寺) (休)19 火20 水 十五日講(19:30、岡本七紀様)21 木 木ー222 金 海外巡拝学習会(18:00、名古屋市・アクバル)23 土24 日 地蔵盆25 月 月ー326 火27 水 北尾講(19:30、久野正巳様)28 木 宗祖聖人御命日(7:00、順慶寺) 木ー329 金30 土31 日

順慶寺

印刷・発行所 

順慶寺内

真宗大谷派順慶寺

郵便番号 

四四八ー〇〇〇四

愛知県刈谷市泉田町池之浦三

電話

〇五六六(二一)一九三四

FAX

〇五六六(二六)五六一三

連絡

郵送料毎月百円(年間千二百円)

振替〇〇八三〇ー〇ー一六二六九

郵送

インターネット

URL : http://w

ww.junkyoji.com

/

E-MAIL : support@

junkyoji.com

編集・発行人 

池浦裕哉

護寺会員には六百円にて

一年間郵送をいたします。

会員

月 の 主 な 行 事 予 定8

8月行事内容

詳細

●おみがきの後、食事がでます

10日のおみがきのあと、お手伝い

のお礼にお斎の接待があります。

●子供たち、地蔵盆に集まれ!

24日には、泉田地区その他で、地

蔵盆が行われます。夕方4時頃か

ら、お地蔵さんの前で、正信偈を

上げたら、ごほうびとして、お供

えのお菓子を配って下さいます。

●真宗セミナー、助音講盆休み

例会の真宗セミナーと助音講は、

8月は盆期間に間近なため、休み

とさせていただきます。

●寺院葬懇談会

近々、順慶寺にて受け付けられる

寺院葬について、順慶寺役員と刈

谷市内の葬儀社との懇談会が開か

れます。

【8月の花】ハス

【花言葉】

信念

スイレン科の水生多年

草。根は、水底の土の中

にあり、れんこんとして

昔から食用されている。

7〜8月、長い花茎を伸ばし、

その先に花を咲かせる。花色は、

桃、赤、白、黄などで、どれも芳

香があり、別名、君子花とも呼ば

れている。

古くから、仏教では、ハスが、

泥土から浄い花を咲かせることか

ら、穢土に開かれた浄土のように

受け取られた。仏像の蓮台はその

象徴である。

歳時記花の花の

歳時記歳時記

加藤鈞氏提供

ほのぼのと

  

舟押し出すや 

蓮の中

        

夏目漱石

納骨堂では、盆期間中の朝から

晩まで、たいまつを焚いて、いつ

でも線香があげられるように準備

します。納骨堂は、護寺会員の皆

様の共同墓地でもあります。盆の

期間中、個々の

0

0

0

墓地0

0

だけでなく

0

0

0

0

0

寺へ0

0

参詣0

0

して0

0

、本堂にお参りの後、

納骨堂にお参りしましょう。

※境内水道の蛇口の閉め忘れに

注意してください。

盆期間特別照明

8月13日〜15日 

順慶寺境内

この夏、久しぶりに子供おつと

めの会を開催します。おつとめの

練習を中心に、お話、ビデオなど

楽しく会を開きたいと思います。

対象は、小学生までの子供と保

護者。どなたでも結構です。

夏休み子供おつとめの会

8月10日・11日 

午前8時30分

於:順慶寺

おしらせおしらせ

順 慶 寺 だ よ り2008 年 7月 28 日発行

最近過労死が、社会問題となってい

ます。企業間の競争が激化するにつ

け、企業の業績をあげるため、能力が

あり、仕事がテキパキ処理できるよう

な人に、集中して負担がかかる、そん

な傾向があるようです。

会社から仕事が命令されれば、無理

であっても、睡眠時間を削ったり、休

日を返上したり、時には徹夜さえもす

る、そんなことが過労となったり、ス

トレスが重なったりして、突然に死す

ることがあります。または、うつ病と

なり、自殺してしまう、そんな悲劇が

起きているようであります。

自由競争が激しくなればなるほど、

このような労働災害が重大な問題と

なってきます。確かにこんな悲劇がお

こる背景には、企業の実績主義や能力

主義があるようであります。旧来の年

功序列が廃止され、実績や能力が昇進

や昇給に影響する、そのような建前が

ひかえているからでありましょう。

勿論過労の度合いは、無理に強制さ

れてする場合と、自ら進んで楽しみな

がらする仕事では、異なることはあり

ますが、ともかく心身の休養は、日常

生活の上では必要不可欠な条件であり

ます。

しかし、私達の生命を支えている体

のいとなみは、ひとときも休むことが

ありません。心臓の鼓動にしても、呼

吸運動にしても、また生命を維持する

ために働いている臓器も、昼夜を問わ

ず、一刻も休むことがありません。働

〔 1 〕

8月号2008(平成20年)

VOL.179

休みのない世界

今月の掲示法語

今月の掲示法語

み仏の大悲心とは

   

見捨てたり

  

中断することのない

    

まこと心のことである

今月の一枚今月の一枚

お釈迦様成道の地

お釈迦様が、悟りを開かれたのは、尼蓮禅河(ナイランジャー)のほとりの菩提樹の下。後の仏教徒がこの聖地に、大きな塔をたてました。大きく見えるこの塔も、大部分は、イスラム教による破壊から逃れるために、地中に埋められていたといいます。(4頁関連記事)

夕闇のマハーボディー(大菩提)寺(ブダガヤにて =住職写す)

和讃字解

観かん

音のん

勢せい

至し

もろともに

 

慈じ

光こう

世せ

界かい

を照しょう

曜よう

 

有う

縁えん

を度ど

してしばらくも

 

休く

息そく

あることなかりけり

(讃

さん

阿あ

弥み

陀だ

仏ぶつ

偈げ

和わ

讃さん

十七)

観かん音の

ん・勢せ

い至し

もろともに

 

慈じ

光こう

世せ

界かい

を照

しょう

曜よう

 

有う

縁えん

を度ど

してしばらくも

 

休く

息そく

あることなかりけり

(浄土和讃、下記参照)

阿弥陀仏の脇わ

き侍じ

である観音菩

薩・勢至菩薩は、阿弥陀仏の役

割をにない、慈悲の光明をもっ

て、世界を照らし続けていてく

ださっている。そして仏法につ

ながる縁の人々を救い取り、す

こしも休息することがない。こ

のような観音・勢至の二菩薩の

お働きの尊さを、親鸞聖人は心

から讃嘆していて下さいます。

観音菩薩は、阿弥陀仏の慈悲

のこころを、勢至菩薩は、阿弥

陀仏の智慧のこころを、つかさ

どる菩薩であります。

観音菩薩とは、くわしくは観

世音菩薩といいます。いわば世

音を観ずる菩薩さまでありま

す。私達の悩みや苦しみは、と

もすると愚痴の言葉となってし

まう、それを世音というのです

くことの恩恵が、認められよう

が認められまいが、ただ黙々と

続けられています。このことに

思いを寄せた時、実に感動とも

驚きとも、言い尽くせないもの

があります。

ふと、正信偈の「煩ぼ

悩のう

障しょう

眼げん

雖すい

不ふ

見けん 

大だい

悲ひ

無む

倦けん

常じょう

照しょう

我が

」の言葉が、思い合わさられ

てきます。阿弥陀仏の私を救わ

んとする大悲の働きかけは、煩

悩に惑わされている私の眼には

見えないけれど、信じようが信

じまいが、認めようが認めない

が、凡夫の事情には関係なく、

倦みもせず現に私を照らし続け

ていて下さる、そんな尊い世界

であります。

が、そんな愚痴のこころを虚心

に聞き取り、そして救いへと導

いて下さる、まさに「やさしさ」

を持った慈悲の菩薩でありま

す。また勢至菩薩とは、智恵の

菩薩であり、煩悩に迷う私達を

道理をもって説き、甘えのここ

ろを厳しく批判し、心の闇をは

らして下さる、「きびしさ」を

教える菩薩であります。

この「やさしさ」と「きびし

さ」を通し、私の上に阿弥陀仏

の救いを、とどけていて下さっ

ています。そればかりか、縁あ

るところには必ず到り、ひとと

きも休むことがない、というの

であります。

「休息あることなかりけり」と

いう和讃の言葉には、親鸞聖人

の感動溢れる讃嘆のこころが、

みなぎっています。そして私の

心にまで響いてくるのを感ずる

のであります。

順 慶 寺 だ よ り 2008 年 8月号 〔 2 〕

 

1 

慈悲の観世音菩薩(観音菩薩)

と、智慧の大勢至菩薩(勢至菩

薩)のこと。

 

2 

慈は、あわれみかなしむこと。

両菩薩は、煩悩に苦しむ衆生を

あわれみかなしみ、ひかり輝く

世界にいざなっている。

 

3 

やすむことがないこと。衆生は、

行いも煩悩のはたらきも長くは

続かないが、菩薩の救いの光は

常に変わらず注がれている。

   

(以上親鸞聖人の左訓による)

慈悲と智慧の救い

意訳(『親鸞全集』による)

観音菩薩の慈悲と、

勢至菩薩の智慧と、

二つを合わせて慈しみの光が

世界を明るく照らしている。

あまねく縁ある者を済さい

度ど

して

片時も休む間がないのです。

三尊像

住職のブログ8月より、順慶寺での葬

儀をすることが正式にで

きるようになります。現

在、総代や役員と準備を

急ピッチで進めています。

▼かつては、葬儀は、ムラの長老

が取り仕切り、様々な習俗も織り

交ぜながら、死者への弔いをなし

ていました。その際の葬儀の場所

は、基本的に自宅。よほどの理由

がない限り、例外は考えられませ

んでした。ですから、寺院での葬

儀は、寺族の葬儀か、ムラの有力

者の葬儀に限られていました。

▼今回、寺で行う葬儀を、「寺院

葬」とするか、また、「寺院で行

う葬儀」と呼ぶのか、どうするか

問題となりました。「寺院葬」は、

かつての格式をもった寺院での葬

儀という意味合いがあり、これを

使うことに異議があるためです。

▼会員の方から、格式をもつ寺院

だから葬儀を行う意味がある、と

とられる向きは否定できません。

その意味では、「寺院葬」がぴっ

たりです。

▼しかし、今回の目的は、真宗の

本義を求める葬儀ですから、どう

呼ぶのがいいのでしょう。

セミナー研修旅行に参加して

セミナー会員 

加藤鉄夫

順慶寺の真宗セミナーは、真宗聖

典を学ぶ集まりです。もう、十八年

ほど前から、『仏説無量寿経』の教

えを学び、三年ほど前から、『仏説

観無量寿経』の教えを学んでいます。

真宗の教えを、素通りで身につけ

るのは難しいですが、私たちのため

に、阿弥陀様お釈迦様が方ほう

便べん

を使っ

て教えてくださったことに、依って

いくしかありません。

毎年、真宗セミナー主催の研修旅

行を、7月上旬に実施しています。

今年は、7月10日に、総勢二十三人

で、御院主さんの引率のもと、奈良・

薬やく

師し

寺じ

、京都・浄じょう

瑠る

璃り

寺じ

等に出か

けました。浄瑠璃寺には、九体の阿

弥陀仏があり、観無量寿経との関係

で、ここが研修の中心です。梅雨の

曇天で、気候もまずまずでした。

最初に、法ほっ

相そう宗大本山・奈良薬

師寺に、十時頃着きました。

薬師寺の創建は、千三百年も昔で

すが、四百八十年ほど前に、兵火に

よって、東塔の他、すべての堂どう宇う

消失したといいます。昭和43年から、

平成15年にかけて、金堂、西塔、中

門、回廊、大講堂が再建され、素晴

順慶寺の例会である真宗セミナーの年一回の研修旅行が、7月10日、奈良、

京都方面で行われました。

さる7月25日、当山順慶寺にて、

寺宝を倉から出し、風を入れる、風

入会(お虫干し法要)が開催されま

した。

古来より、本堂で宝物を展示して

きましたが、昨年より、クーラーの

ある玄関にて宝物を展示し、その場

で、法話のご縁をいただいています。

本年も、吉良町から、三浦教照師

に来ていただき、真宗の宝物に関す

るお話をいただきました。

らしい伽藍が整いました。

この大事業を成し遂げたのは、写

経勧かん

進じん

による、納経回向料でした。

金堂の薬師如来様の横で、説明して

下さったお坊様によると、薬師寺な

ど奈良の寺院は、檀家がなく、未だ

かつて、葬式をしたことがないそう

で、驚きました。

伽が

藍らん

の奥つづきには、玄げん

奘じょう

三さん

蔵ぞう院があります。この時期は、非

公開で、残念でしたが、今年インド

に行かれた御院主さんが、三蔵法師

と平山郁夫画伯との繋がりについて

のお話をして下さり、良かったです。

次に、浄瑠璃寺に行きました。今

回の旅行では、一番の勉強のしどこ

ろです。ここでは、御院さんより、

阿弥陀仏の印いん相そうも含めた、九く

品ほんの阿

弥陀仏のお話がありました。九体の

阿弥陀様は、私たちの心の奥底にあ

る、阿弥陀仏の浄土への願望が形に

なっているようでした。

お堂を出て、東の池越しに再び阿

弥陀堂を見ると、実は、今まで阿弥

陀の浄土にいたかのような錯覚をお

こすようなお寺でした。

その後、浄瑠璃寺と同じ、真言律

宗の岩がん

船せん

寺じ

に参詣し、帰路、柳や

生ぎゅう

の家老屋敷にも立ち寄り、予定より

一時間も早く、泉田に帰着しました。

大変有意義なご縁を下さいまして、

ありがとうございました。合掌

順 慶 寺 だ よ り2008 年 8月号〔 5 〕

風入会開催

順慶寺

クーラーの涼風の中

池の上に浮かび上がる

〜セミナー研修旅行

住職のブログ

浄瑠璃寺に浄土を見る

三浦教照師(順慶寺玄関にて)

セミナー旅行(奈良薬師寺にて)

子子

後に生まれん人は先を訪ね

復活年回法要訪問復活年回法要訪問

本願寺道路(中八)北海道伊達市長和町~札幌市豊平区平岸

《本願寺が道路を造ったわけ・下》

現在の本願寺道路(国道230

号線)を、札幌の平岸から南下し

ていくと、簾みす

舞まい

というところに、

通行屋があり、本願寺道路が開通

したころからの資料が展示されて

います。

そこから、さらに南下していく

と、やがて、道は緑に覆われた山

中に差しかかります。ここは、本

願寺道路を敷設するに、大変な難

所として有名なところですが、今

は、自動車が安全に曲がれる曲線

(クロソイド曲線)の理論を駆使

して作られた、最新鋭の道が出来

ており、全く快適に運転すること

ができます。

230号のクルージングをする

と、ほどなくして峠に到着します。

ここが、中なか

山やま

峠とうげで

す。中山峠には、

ドライブインなどがあり、多くの

人で賑わっていますが、その片隅

に、ひっそりと銅像がたっていま

す。近くに寄ってみると、衣に五

条袈裟をつけた、「現げん

如にょ

上しょう

人にん

像」であることが分かります。

中山峠に、現如上人の像がある

のは、ここが道を敷設するのに難

所であったこと、東本願寺の当

時の新門が陣頭にたって、ここの

敷設に寄与したことによるもので

しょう。

東本願寺は、江戸時代に、徳川

幕府から大きなバックアップを受

けていましたが、明治新政府に

なって、旧幕府に近い存在として、

とても窮地に追い込まれました。

また、幕末の禁門の変(1864

年)では、江戸時代に4度目とい

う火災にあっており、財政的にも

非常に苦しかった時期です。

こうした時期に、門主が筆頭と

なって、明治新政府に帰順する姿

勢をとりました。それが、列強か

らの防衛として急務であった、北

海道の開拓とそれを促進させる道

路の建設でした。

今年の夏は、格別に暑い日が

続いています。35℃を越えるよ

うな暑さの中でも、子供たちの

夏休みのクラブ活動は、休みに

なりません。熱中症が心配なの

で、クラブに出かけるときには、

水筒に冷えたお茶

をたっぷり入れて、

送り出します。

先日、足をケガ

した長男が、靴も

はけないようなことになり、一

日見学することになりました。

「今日は、お茶は少なめにして

おくよ。」と言うと、長男は、

「たっぷり入れて!足りない子

もあるから!」と言い返してき

ます。

気ままにしている長男です

が、知らぬ間に、チームに育て

られていることに驚きました。

今月は、大久屋前川組の池田政経さん。

法縁は、二十四歳のとき、不慮の事故によっ

て急逝された、末子の五郎さんの二十三回

忌を順慶寺本堂にて勤められました。

政経さんの長男で、焼肉池田を経営され

ている、正男さんは、

「まだ、元気でいれば、四十六歳。兄妹の

中で一番末の子が先に亡くなって、法事を

勤めることに、先祖のお勤めをするときと

は違う感慨があります。

兄妹の中で、五郎を含め、二人の兄妹を

事故で亡くして、仏縁の深さを感じずには

いられません。」

と話しておられました。

正男さんは、現在、助音講の仲間として、

仏縁を深めておられます。

順 慶 寺 だ よ り2008 年 8月号〔 3 〕

タップリの水筒

良慈

部活の大会だ!

光慈

キャンプ頑張るぞ!

佳帆子

ラジオ体操かいきん賞!

2008年7月27日(日)順慶寺本堂にて(住職写す)

《第9回》 池田政経さん(大久屋前川組)

第二次順慶寺海外巡拝団募集

ダラムサラ と ガンダーラ の旅チベット仏教安住の地 初めて仏像が彫られた

7月の還浄

「成じょう道どうの地・ブダガヤ」(上)

夕方5時。ガヤ空港から、バスに

乗り、ホテルに立ち寄ってから、い

よいよ釈尊成道の地・ブダガヤ。

広大な大地に夕焼けがことのほか

美しい。ほの暗い中に、赤く染まる

太陽の斜光線に映し出される成道の

象徴・大塔は、見る者の気持ちを高

鳴らせる。はやる気持ちを抑えて、

バスから降りる。少し歩くと、如何

にも貧相な子供が寄ってきて、マ

ネー、マネー。また少し歩くと、今

度は、物売りの人の、千円、千円。

これがまた、払っても払ってもよっ

てくるハエのようにしつこい。仕舞

には、土産物屋とおぼしき個人ガイ

ドが寄ってきて、参拝の間じゅう付

きまとう。女性は、あたりの暗さも

手伝って、怖さを覚えた人も多かっ

た。今のインドの実状だ。

およそ2500年前の、11月の

暮れ。ブダガヤに流れる、ナイラン

ジャー河は乾期で、川幅もなく、緩

やかに流れていた。プリンス・シッ

タールダは、ブダガヤ近くのウルビ

ラの森で、三十五歳までの六年間苦

行を続けた。やせ細って骨皮の状態

になったが、真理を求め続けること

をやめなかった。

しかし、ある日、ことともあろう

か、川のほとりにいた、村の長老の

娘・スジャータの乳がゆの供養を受

けた。これは、苦行の終わりを意味

する。苦行を共にした、五人の仲間

は、シッタールダの元を離れた。覚

悟の行動。12月8日、シッタールダ

は、菩提樹下で穏やかに座禅を組み、

すべてのものは、ただそれだけで存

在することはできないと悟る。

〔お知らせ〕今月の現代葬儀考は、

インド巡拝の宣伝を掲示したため、

お休みにしました。来月より再開し

ます。悪しからず御了承ください。

ごあいさつ(旅行社担当者より)

昨年度の順慶寺インド仏跡旅行では、

多くの皆様にご参加いただき、ご好評を

頂戴し無事にご旅行を実施する事ができ

ました。心より御礼申しあげます。

さて今年度は、チベット仏教の最高指

導者ダライラマ法王がお暮らしになり、

多くのチベット人が素朴な生活を営むダ

ラムサラと、仏像彫刻発祥の地ガンダー

ラを訪れる旅行を実施させていただきま

す。ダラムサラ・ガンダーラとも仏跡地

に劣らず素晴らしいところです。また、

通常のツアーではまず訪れる事はありま

せん。この貴重なご縁に、皆様のご参加

をお待ち申しあげております。 

合 

■パンフレット・詳細・申込は、順慶寺まで。

第二次順慶寺海外巡拝団の事前研

修として、インドやパキスタンへの

理解を深めるため、インド料理専門

店での会食会が企画されました。

今回、旅行を企画している会社の

OBが勤めている会社で、様々な相

談にのって頂けます。期日は左記の

とおり。詳細は順慶寺まで。

    

日時 

8月22日(金) 

午後6時

場所 アクバル(キャッスルホテル)

順慶寺会(親鸞聖人御旧跡巡りの

会)では、昨年の東海道の御旧跡巡

拝に続き、東海道の終点、京都の御

旧跡を巡拝する予定です。

今回は、親鸞聖人が、火葬された

ところなどを参拝させていただいた

後、親鸞聖人が心より慕っておられ

た、法然上人の誕生した寺(岡山県・

誕生寺)、沙弥教信の寺(加古川・

教信寺)に参拝させていただく予定。

前回参加の皆様には、今回を最後

の御旧跡巡拝とし、本山東本願寺の

同朋会館に奉仕団として入館すると

報じましたが、同朋会館への入館が

日程的にかなわず、協議の結果、次

回の機会を作ることになりました。

要項は左記の通り。多くの皆様の

御参加をお待ちしております。

    

日 程 10月21日(火)〜22日(水)

目的地 

京都(ご往生の地、荼毘所

他)、誕生寺(岡山県)、教

信寺(加古川)他

会 費 24、000円

申込〆切 9月10日(役員まで)

順 慶 寺 だ よ り 2008 年 8月号 〔 4 〕

静和院釋信知

7月1日寂

横山信明(73)

今川西組

横山彰人様の父

常然院釋弘経

7月18日寂

池田弘(90)

大府市

清水進様の義父

旅行期間

2009年2月3日(火)~10日(火)【8日間】旅行代金268,000円(燃料付加代金等含まず)〆切          募集人員2008年12月10日 / 20名まで

仏跡巡拝記仏跡巡拝記仏跡巡拝記

順慶寺同行インド

順慶寺同行インド

順慶寺同行インド

本年2月に順慶寺から派遣した、インド仏跡巡拝の報告を、住職より、順次していきたいと思います。

海外巡拝事前研修のお知らせ

〜順慶寺

御旧跡巡拝の御案内

第十五回 

順慶寺会