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Ⅰ 平成 25 年度
食育の取組状況
3 公立保育園の取組
(事例No. 198 ~258 )
198
園 名:指扇保育園
担当者名:大島美恵子・早坂由利子
住 所: 西区 高木567-3
連絡先:048(623)5065
事例 NO.
目 標 食への興味、関心を深める
タイトル バランスよく食べよう!
ねらい バランスよく食べることで、元気な体づくりができることを知る
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
園の給食を通して好き嫌いは減ってきているが、野菜類は家庭で食べなれてい
ない為、苦手な子もいて食べにくそうな姿があった。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 2013 年 7 月 18 日(木) 10:00~11:00
2013 年 7 月 25 日(木) 10:00~11:00
場所 5歳児保育室
資料・
使用媒体
パネルシアター
バランスガイド
実施内容 7月 18 日:野菜クイズ・主食、主菜、汁物の並べ方・料理の仲間わけ
7月 25 日:バランスゴマの使い方・朝食をバランスゴマにあてはめてみる
参加者の
反応・様子
・野菜の切り口のシルエットで野菜をあてるクイズには、子ども達がすぐに引き込まれていき、
はりきって手を挙げて答えていました。旬の食材について、”旬“という聞きなれない言葉に首
をかしげていましたが、”一番おいしい時期“という説明に自分たちで栽培している野菜と重ね
あわせることで、理解ができたようです。
・バランスゴマの理解には個人差が出ましたが、担任が援助することで無理なく取り組むこと
が出来ました。
結 果
・給食の配膳をする時に、自分たちで食器を並べ替えたり、“赤、黄、緑”の食品の仲間わけ
をクイズにして確認し合ったりしていました。
・バランスゴマに自分の食べたものをあてはめて色塗りしたものを、家に持ち帰りましたが、
保護者と一緒に取り組んだ家庭もあり、食育への関心が深まりました。
評 価
・日頃から、給食の食材を子ども達と一緒に見たり、野菜の栽培や収穫を通して食への関心
を持てるようにしてきました。また、園では手作り教材として“赤、黄、緑”の食品の仲間わけを
していたので、栄養士さんのお話もよく理解できたように思います。
・バランスゴマを通してコマが回るようにバランスよく食べることの大切さに気付きました。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
199
121
園 名 馬宮保育園
担当者名 池谷 幸枝
住所 西区
連絡先 048( 623)4014
事例 NO.1
目 標 食について興味、関心を持つ。
タイトル “おいしいね、楽しく食べてみんなの笑顔”
ねらい 園児が食材に興味、関心を持ち給食を楽しんで食べる。
方 法
対象年齢 0 歳児・1 歳児・2 歳児・3 歳児・4 歳児・5歳児・
保護者・その他( )
取り組み
前の様子
給食のメニューや食材に興味を示すことがなかった。
実施者者
(○で囲む)
幼稚園教諭・保育士・栄養士・調理士・
その他( )
日時 毎月 1 回
場所 各クラス
資料・
使用媒体
給食の材料・調味料・バランスガイド
実施内容
毎月のメニューから旬の物、行事食、家庭では食す機会の少ない物等選び、材
料や調味料を見せ、名前を知らせたりバランスガイドと照らし合わせた。また、
乾物を水に浸してもどす様子を見せた。
参加者の
反応・様子
・ 乾物がもどる様子に驚き,感触の違いを楽しんでいた。
・ 3 歳児でも知っている野菜の名前は得意そうに答えていた。
・ ほうれん草と小松菜の違いを食事中に紹介したところ、ほうれん草を嫌がっていた子が食
べた。
結 果
・ 給食中、子どもたちが食材を気にするようになり、「~が入っていた。」と言うようになった。
・ 3 歳児が毎月食材を見る事で興味を示すようになった。
・ 幼児は熱心に食材を見たり、説明を集中して聞く姿が見られるようになった。
・ 見た目が似ていて異なる触感、例えばかぶと大根を食し、実感する事によって食に対する
興味、関心の幅が広がった。
評 価
・ 月 1回、珍しい食材、旬な食材を紹介してきたが、回数を多くしても良かった。
・ クラスの担任に食材紹介をしてもらったが、一人の職員が各クラスを回って年齢による反
応の違いを見て記録に取るのも良かった。(今回各担任に行った様子を記録に取った。)
備 考
(今後の予定等)
・ バランスガイドの活用を多くしていく。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
200
園 名: 三橋西保育園
担当者名: 安藤 亜子
住 所: 西区三橋6-381-1
連絡先:048(622)1350
事例 NO.1
目 標 保育園での食事の様子を通して、手づかみ食べの大切さを知らせる。
タイトル 「もぐもぐおいしいね」 ひよこ組(0歳児)の食育だより
ねらい 食育だより作成して掲示し、園での子ども達の食事の様子を知ってもらう。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取組前の
様子
保育園では手づかみで食べたり、食事によく手が伸びて意欲的だが、保育参加
の際、自分のペースで子どもに食事をさせる保護者が多かった。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 12月中旬
場所 0歳児保育室
資料・
使用媒体
さいたま市離乳食マニュアル
実施内容 園での子ども達の食事の姿を写真に収め、離乳食マニュアルに基づいた内容を
掲載し、保護者の目につく場所に掲示する。
参加者の
反応・様子
掲示場所も朝夕の支度の際目にしやすい場所で、我が子の写真が載っている事もあり、立ち
止まって目を通す保護者が多かった。
結 果
家庭でも手づかみ等で、自分で口に運ぶように働きかけてくれているのか、以前よりも子ども
達が手づかみをしようとしたり、食に対して意欲的になったように感じる。
評 価
文字や口頭での話では上手く伝えきれなかったり、伝わらなかったりということが多かった
が、我が子の写真が載ることで興味を持って立ち止まり目を通してもらえた。離乳食期の細
かい注意点や着眼点を知らせることで、その大切さを少しでも伝えられたのではないかと思
う。
備 考
(今後の予定等)
保護者から悩みとして挙げられる事の多い姿勢のことや遊び食べについて、また薄味の大切
さ等を同じように園での様子を写真掲示して伝えていきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
201
122
園 名: 日進保育園
担当者名:藤本・大塚・青木・小杉
住 所:北区日進町 2-632
連絡先:048(663)2791
事例 NO.
目 標 普段口にしている野菜の生長過程を知り、食への興味・関心を持つ
タイトル 夏野菜を育てよう
ねらい ○野菜が生長する様子や変化に気づく
○自分たちで大切に育てた野菜を収穫し、食べる喜びを感じる
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
5歳児は昨年、野菜の栽培を一度経験しており、4歳児は4・5歳児が野菜を育
てる様子を見ていたが、栽培は初めてのこと。給食の際、野菜が苦手なため食
べられずにいる子がいる。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成 25年 5月~9月
場所 園庭
資料・
使用媒体
栽培した野菜
4歳児:ミニトマト(2種)
5歳児:きゅうり・なす・オクラ・ピーマン
実施内容
苗をプランターや花壇に植え、当番を決めて水やりをする。生長の様子を観察
し収穫をする。給食室に調理してもらい、収穫した野菜を味わう。他のクラスの
子どもや保育士にも大切に育てた野菜を食べてもらう。
参加者の
反応・様子
野菜に水やりをすることを楽しみにし、積極的に世話をしていた。その中で、葉の形に興味を
持ったり、少しずつ成長していく様子に気づいたりしている。実が生った時には、友だちや保
育士に伝え一緒に喜んだ。小さくなきゅうりを見て「赤ちゃんきゅうりだ」と発見を喜んだり普段
あまり目にすることのないオクラの生り方に驚いたりした。収穫後は、友だちと分け合い大切
そうに野菜を食べた。トマトを食べて甘い、酸っぱいといった味の違いを感じる姿もあった。
結 果
自分たちで水やりをして野菜を育てる中で、それぞれの野菜の生長の様子を知り、水が足り
ないと葉が枯れたり実が生らなかったりすることを目にすることができた。また、今回栽培した
野菜が苦手で食べられずにいる子がいたが、野菜自体に興味を持つことはでき、給食の際
に一口食べてみるという挑戦する姿が見られた。
評 価
普段食べている野菜が自分たちのもとに届くまでの経過を実際に見て変化を感じる中で、食
べ物は大切なものだということが伝わったと思う。クラス外の子どもにも調理後の野菜を届
け、自分たちで作ったものをおいしく食べてもらう喜びを感じることもできたと思う。
また、野菜が苦手な子が栽培を通してすぐに食べられるようになることは難しいが、生長する
様子を知り、野菜に限らず食への興味を広げるきっかけになったので良かったと思う。
備 考
(今後の予定等)
夏野菜の栽培を経験したので、今後、絹さやなどを育て、さらに食への興味・関心を広げられ
るようにしたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
202
123
【三橋西保育園】
園 名:東大成保育園
担当者名:三角 直子
住 所: 北区東大成町2-301
連絡先:048(664)6582
事例 NO.
目 標 栽培を通して成長に気付き、食への関心を深める。
タイトル みんなで育てて、おいしく食べよう!!
ねらい
栽培物の収穫を通して、野菜の成長や自分で育てたことに喜びを感じ、食べる楽しさを味わ
う。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
年長になったことで栽培をするイメージを持っていたのか、野菜の図鑑や絵本
を見て、会話をし、楽しみにしているようだった。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 4月下旬~9月
場所 園庭の畑
資料・
使用媒体
栽培大図鑑(世界文化社)
からだにおいしい野菜の便利帳(高橋書店)
実施内容 栽培を行う・・冬瓜、なす、きゅうり、枝豆、ミニトマト、かぼちゃ
参加者の
反応・様子
・野菜その栽培をしてきた楽しさと、収穫をしたことへの喜こび、そして皆と一緒に食べて、より一層おい
しさが増したようだった。(調理の味付けも野菜のおいしさがわかるようシンプルなものにしてもらった。)
・日々、大きくなっていく実に驚き、時には虫に食べられていることを発見し、収穫時には小さいクラスに
見せにいったり大きさ比べをするなど収穫した物への関心が高かった。
・水やりを楽しみにする中であげすぎると根が腐ることなど子ども同士で伝え合う姿があった。
結 果
・食事を見て、「何が入っているの?」と興味をもつようになったり食べる事に意欲的になった。
・好きなメニューを聞くと、きゅうりのピクルスが一番になるなど、野菜が好きなクラスになった。
評 価
・かぼちゃが想像以上に広がり、側にあったミニトマトの苗を埋め尽くしてしまった。野菜について調べ、
成長した後のスペースや、配置も考えるなど事前準備をもっとやるべきだった。
・実が多くなるものと、うまくならないものの、病気になったり、栽培の難しさも、子ども達に伝えられた。
・毎日、世話をしていくことで命の大切さや、子ども同士の連帯感がうまれた。・
備 考
(今後の予定等)
・今年は出来なかったが、種を収穫できるものはとっておき(かぼちゃ等)プレゼントのようにして来年度
のすいか組に引き継いでも良かったように思う。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
203
124
【日進保育園】
園 名: 大砂土保育園
担当者名: 原口 ・ 渡部
住 所: 北区
連絡先: 048 (663)7233
事例 NO.
目 標 自分たちで野菜を育てながら、食の興味や関心を持つ
タイトル 夏野菜・秋冬野菜の栽培
ねらい 野菜の栽培や収穫を通して成長を喜んだり、味わったりする。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他(
取り組み
前の様子
野菜の栽培をすることを楽しみにし、育ててみたい野菜の名前を出し合ったり、
自分が植えたい苗や種を考えたりする姿が見られた。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成 25年 5月~平成26年 3月
場所 保育園のプランター
資料・
使用媒体 「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
実施内容 ピーマン・ミニトマトの苗植え、小松菜・二十日大根・さやえんどうの種まき、
水やり、収穫、試食。
参加者の
反応・様子
夏野菜、秋冬野菜共に水やり当番や収穫を楽しみにし、自分たちで決めた名前(愛称)で
話しかけたり、同じ野菜が給食の献立に出ると「○○ちゃんだ」と喜んで食べていた。また、
育てた野菜を発表会の中にも取り入れた事で、さらに野菜への関心が高まっていった。
結 果
夏野菜は収穫したものを調理していただき、給食と一緒に食べたり、たくさん取れたものは
一人ずつ順番に持って帰ったりした。秋冬野菜は日差しが弱くなかなか育たなかったり、カラ
スに葉を食べられてしまったり、うまくいかないことも多かったが、どうして育たないか、また、
どうしたらカラスから野菜を守れるかなど、方法を考えて意見を出す子どもの姿も見られた。
評 価
野菜の栽培や収穫を通して、野菜の苦手な子も自ら食べようとするようになった。また、育
てた野菜の写真とそれぞれの栄養や働きを一緒に掲示すると、子どもたちから「○○はどん
な栄養があるの?」と興味をもったり、「血がサラサラになるからピーマン食べよう」など効果
を楽しみにするようになった。自宅でも野菜を育てたり、給食に出た果物の種を植えて成長を
楽しみにする姿も見られ、子どもたちが自主的に育てたい、食べたいという意欲が育ってきた
ように思う。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
204
125
【東大成保育園】
園 名:日進西保育園
担当者名:齋藤 / 渡邉
住 所:北区日進町1-800-1
連絡先:048(663)0063
事例 NO.
目 標 保護者に保育園での食育活動を知ってもらい、親子の会話のきっかけをつくっていく。
タイトル 食育だより 給食展示及び展示台の活用
ねらい 食育だよりを通して、保育園での取り組みを知らせたり
人気のレシピを紹介する
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取組前の
様子
給食展示の台は板目のままだったので色を塗り、目を引くようにする。
同じ色のボードをつけ、レシピなど貼れるようにする。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 食育だより、展示台を利用したレシピ紹介を随時。
アンケートは1月園だよりと同時に配布。
場所 掲示は各保育室
給食展示台(幼児ベランダ)
資料・
使用媒体
実施内容
子どもに人気のレシピを、給食で出た日に紹介。
乳児室では離乳食マニュアルから「口の動かし方」「スプーンの持ち方」などの
食育だよりを展示。
給食前に見せている食材のカゴの存在を保護者に知らせる。
朝食についてのアンケートを実施し、保護者からの悩みなどを聞く。
参加者の
反応・様子
展示台にレシピが貼ってあることで、実際のメニューを見ながら、親子の会話が聞かれた。
実際作ってみた方から「味が保育園のと違う」とお子さんから言われたなどの感想もあった。
各保育室の掲示については、反応を確認できていない。
アンケートは配布してすぐポストに入っていた。
結 果 レシピは4種を掲示。
アンケートは76帯中、23世帯からの回収。
評 価
アンケート発行は1月。それまで様々な取り組みをしていたが、アンケート内での「保育園で
の食育の取り組みについて、話をすることがありますか」という質問に「ある」と答えた人数は
少なく、親子の会話に上るような取り組みを考えていきたい。
備 考
(今後の予定等)
給食展示を利用して、食育活動を引き続き知らせて行きたい。
展示台は乳児室からは離れているので、存在を知らせたり
同じ内容を乳児室に掲示したりする。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
205
126
【大砂土保育園】
給食展示台での展示
食材カゴの中の野菜
127
【日進西保育園】
食育だより 今回は、朝食についてです。
《朝食の大切さ》
近頃では朝食を食べない人が増えてきているそうです。
「どうしても朝は食欲がない」「食べる時間的な余裕がない」など理由もありますが
朝食は一日のスタートの活力として、とても大切なものです。
・なぜ大切なのか
1.脳を活発に働かせるため
脳はエネルギー消費が大きく、寝ている間にもエネルギーを消費しています。朝食を
食べないと、脳にエネルギーがいきわたらず、活発に動くことができません。
2.睡眠によって下がっている体温を上げるため
夜、寝ている間に下がっている体温を、朝食を食べることによってあげ、脳や身体を
活発にすることができます。
3.朝の排便の習慣をつけるために
体調や生活リズムを整えるために、朝の排便の習慣をつけることが望ましいとされて
います。そのためにはある程度の食事の量と繊維質、水分で腸に刺激を与える
ことが大切です。1日3食のリズムをつけましょう。
4.大切な栄養源
1回でたくさん食べられない保育園の子どもたちには、成長に必要な栄養素が、
朝食を抜いた2食とおやつでは不足してしまうのです。
・朝食を食べないでいるとどうなってしまうの?
★疲れやすくなる ★肥満になりやすい ★イライラしてしまう
★遊びや勉強などの活動に集中できない
★落ち着きがなくなりケガをしやすくなる
★コレステロール値があがる…など
H25 日進西保育園食育アンケート
こういった資料をふまえ、みなさんのおうちでの朝食に
ついてアンケートを取らせていただけたらと思います。
◆さしつかえのない範囲でお答えください◆
数字に○をつけるか、空欄に自由記載をお願いします。
① お子さんは朝食を食べていますか
1.ほとんど毎日 2.週4~5回 3.週2~3回 4.ほとんど食べない
② どなたと朝食を食べていますか ※あてはまるものを全て選んでください
1.父 2.母 3.祖父母 4.兄弟姉妹 5.ひとりで食べる
6.その他
③ お子さんの好きなメニューは何ですか
1.主食(ごはん・パン・麺) 2.副菜(野菜・いも料理・野菜沢山の汁物)
3.主菜(肉・魚・たまご・大豆類) 4.牛乳・乳製品 5.果物
6.お菓子類(菓子パン含む) 7.嗜好飲料
8.その他(記入してください)
④ 朝食作りでこまっていることはありますか
⑤ 保育園での食育の取り組み(野菜の栽培・食材のカゴ・メニューの展示等)
について、おうちで話すことはありますか
1.よくある 2.たまにある 3.あまりない 4.ほぼない
⑥ 《野菜クイズです》今年の夏、年長さんが栽培した野菜は何種類でしょう
1.6種類 2.7種類 3.8種類
記入後、←線で切り取り、事務所脇「わかくさ会用ポスト」横の
アンケート収集箱に入れてください。集計結果は、次号でお知らせします。
H25 日進西保育園
〈
キリトリ
〉
128
【日進西保育園】
園 名 : 奈良保育園
担当者名: 新井 光一
連絡先 : 048(651)7172
事例 NO.
目 標 子どもたちや保護者の「食への興味・関心」を引き出していく。
タイトル 「野菜が出来たよ!!」
ねらい 畑で野菜を栽培し、その様子を写真にとり、写真と文章によって掲示することで、子どもと保
護者へ、食への興味・関心を引き出す。
方 法
対象年齢 5歳児
取り組み
前の様子
給食の野菜が苦手で、まったく口にしない子がいる。
また、保育園では、少し食べるが、家庭ではまったく食べない子がいる。
実施者 5歳児担当
日時 平成25年
場所 5歳児保育室
資料・
使用媒体
なし。
実施内容
スイカ・オクラ・ナス・とうもろこし・小松菜・カブの苗や種を埋め、日々水をあげ、
雑草を取り、生長を見守る。収穫から食べるまでを写真に収め、掲示し、保護者
へ食育の様子を知らせる。
参加者の
反応・様子
「こんな大きくスイカが出来たんだねぇ!」と親が話し、子どもが自慢げに「そうだよ!おいしか
ったんだよ!」と答える場面などの会話を間近で聞くことが出来た。
子どもと親で、掲示内容を話すところを多く見る事ができた。
結 果
実際に収穫した野菜を苦手な子もおいしく食べていた。
収穫の様子や食事風景の掲示が貼り出されると、子どもと親が一緒に見て、採れた野菜の
出来具合や味についての会話がはずんでいた。
また、栽培について知識のある保護者から「もうそろそろ取った方がいい」
「水をあげすぎない方がいい」など話があり、園と家庭とのやり取りがあった。
評 価
保育園で取り組んでいることを、家庭でも話し合う姿が見られ、保護者からもアドバイスがあ
ったりと、家庭と園でのやり取りができたことが良かった。
苦手な野菜も、自分たちで作ったので、食べてみようとする姿勢が見られて良かった。
備 考
(今後の予定等)
今後も保育園での食育を家庭に発信していき、子どもたち・保護者に食への興味・関心を引
き出していきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
206
園 名 :泰平保育園
担当者名:丹野 規子
住所 :北区今羽町596
連絡先 :048(667)1847
事例 NO.
目 標 食べ物に興味や関心を持つ
タイトル 野菜を育てよう
ねらい 野菜の成長に興味や関心を持ち、収穫の喜びを味わう
方 法
対象年齢
(○)で囲む)
0 歳児 ・1 歳児 ・2 歳児 ・3 歳児 ・4 歳児 ・5 歳児・
保護者 ・その他
取り組み前の様子
事前にどんな野菜を育てたいのか、クラスで話し合う。昨年の年長が
野菜を育てていたのを覚えていて、野菜づくりに興味を示し楽しみに
していた。
実施者
(○)で囲む)
幼稚園教諭 ・保育士 ・栄養士 ・調理師 ・調理員・
その他
日時 平成25年5月~
場所 園庭脇の畑と通用門脇の畑
資料・
使用媒体
インターネットによる検索
実施内容 畑づくりの後、苗や種を植え、水やりをしながら成長を観察する。
収穫し、給食室で調理してもらい食べる。
参加者の
反応・様子
水をやりながら野菜が成長していく様子を楽しみにし、花が咲く、実がなる等、変化が見られ
ると、子ども同士で教え合ったり、保育士に伝え喜んでいた。トマト・なすを植えた場所は、
送迎時に目に入る所だったこともあり、親子で野菜の観察をし「トマト赤くなってきたね」など
の会話も聞かれ、楽しみにしている様子がうかがえた。
結 果
ゴーヤは、残念ながら枯れてしまったが他の野菜は、たくさんの実がなり、収穫することがで
きた。給食室で調理してもらうと、「おいしい~」と喜んで食べる姿が見られた。
サラダかぶ・大根は、持ち帰り、保護者と一緒に味わってもらうことができた。おくらは、食べ
るだけでなく、夏に行ったおばけやしきの入場券のスタンプとしても利用した。
評 価
どんな花が咲いて、どのように実がなるのか、実際に野菜を育て成長の様子を知ることがで
き、子ども達にとって良い経験となった。自分達で植え、育てたことで「ぼくのなす!」と野菜
を身近に感じられるようになり大事にしていた。収穫した物を調理して貰い食べることによ
り、今まで苦手だった野菜も自ら食べようとする姿も見られ、食に対する興味、関心が広が
ったように思う。
備 考
(今後の予定等)
次年度へ野菜の栽培が繋がるようにじゃがいもを植える予定。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
207
129
園 名:大宮保育園
担当者名:高橋友美・岩崎 奈
住 所:大宮区吉敷町1-132-3
連絡先: 048(641)1497
事例 NO.
目 標 野菜の栽培、収穫を通して食べ物への興味関心を育てる。
タイトル みんなで野菜をそだてよう!
ねらい 野菜の成長に興味・関心を持ち、収穫の喜びや美味しさを知る。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
・経験のある5歳児からは「また育ててみたい」と期待する様子が見られた。
・好き嫌いが多く見られたり、食の細い子がいる。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成25年5月~8月
場所 園庭内・畑
資料・
使用媒体
・植物図鑑
・野菜に関する絵本
・実物
実施内容 畑を耕す 苗を植える 水やりや草取り等世話をしながら観察する。
収穫し調理してもらい食べる。
参加者の
反応・様子
どんな野菜を育ててみたいか話し合ったり、畑を自分達で耕し毎日水やりなどの世話をし、自
分達の畑、野菜であるという意識が高まっていった。葉が茂ったり実が色づいたりなど、成長
の変化に気付き教え合う姿がみられた。収穫を喜んで、触れる・匂いを嗅ぐなど実体験を楽し
んでいる子が多かった。
結 果
トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど身近な野菜からゴーヤ、シソなどの野菜を育て日々の栽
培の中で変化を発見しながら、大切に育てようとする気持ちが大きくなっていった。自分達で
育てたとれたての野菜を味わい、苦手なものでも食べてみようとする姿が多くみられた。
評 価
“自分達で育てた野菜”という意識が芽生え「食べてみたら美味しかった!」「1口だけでも食
べてみる」といった意欲的な様子が見られた。苦手な子でも活動に対しては関心を持ち、野菜
を育てる楽しさを感じているようだ。野菜だけでなく給食の食材に興味を示す姿も見られるよ
うになった。
備 考
(今後の予定等)
・食材・調味料等を見せたり、とうもろこしや空豆の皮むきなども行っていきたい。
・今後も給食室と連携をとって子どもが体験できる活動を行なっていきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
208
130
【泰平保育園】
園 名:桜木保育園
担当者名:島田・村上・齋藤
住 所:大宮区桜木町1-185-2
連絡先: 048(641)1229
事例 NO.
目 標 身近な食材を通して、食への興味・関心を深める
タイトル 大豆の大変身!
ねらい 大豆という身近な食材の色・匂い・形の変化する様子を見たり体験することで、食への関心を
深める
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
大豆から変化するものとして、納豆やしょう油くらいしか知らなかった
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 1月30日(木)
場所 保育室
資料・
使用媒体
実施内容
大豆から変化する食材をクイズにして見せる
(きな粉・しょう油・味噌・納豆・豆乳豆腐)
大豆をホットプレートで煎ったり、水に浸けたりして変化を観察する
参加者の
反応・様子
豆からの変化をクイズにしてグループごとに答えたため、それぞれの意見を出し合い楽しん
で理解していた。煎ったり、水に入れることによりその場で起こる変化を観察できた。大豆か
ら変化した食材に触れることで、より関心を持っていた。
結 果 変化した食材を並べておくと、何度も触ったり匂いを嗅いだりする姿が見られ、関心を示す。
食事やおやつの時、「これ大豆だよね」と友達と話す姿も見られた。
評 価
料理として見たり、食べたりしていても食材として身近に触れる機会が少ない子が多く、食へ
の興味が深まった。目の前での変化にはとても喜び、印象に残った様子だった。味噌をつくる
ための麹や、作ってから2週間目の味噌と8ヶ月目の味噌を用意することができたため、それ
らを展示し保護者へ発信することにより親子で食について話すきっかけになった。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
209
はじめに豆からの変化についてのクイズ ホットプレートを使い、自分たちで
大豆を煎ってみました
何か変わるかな~・・・
仕込んで2週間目の味噌と
8ヶ月目の味噌です
煎ったり、水に浸けたりしたら
こんなに変わったよ・・・
活動終了後はお部屋に展示
保護者の方にも見て頂けるよう説明もつけました
131
園 名: 三橋保育園
担当者名:三井田裕美
住 所: 大宮区三橋2-929
連絡先: 048(643)3145
事例 NO.
目 標 園での食育の取り組みを子どもと保護者に知らせる
タイトル 食育新聞
ねらい 園での取り組みを知り、食育への関心をもってもらう
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
昨年も食育新聞を掲示し食育クイズを楽しむ中で、子ども達の食に対する関心
が高まってきた。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成25年8月、12月、1月
場所 保育室、園庭
資料・
使用媒体
実施内容
・各歳児の食事の様子の写真を、発達を絡めて掲示した。
・夏野菜の栽培 ・野菜の皮むき ・二十日大根の栽培
・お正月について(おせち、七草の由来など)
参加者の
反応・様子
写真を見て、自分が体験したことを保護者に教えてあげたり、野菜のクイズや種の見比べで
は友達同士や親子で一緒に考えて楽しんでいた。
結 果
食事する姿を写真で見ることで、子どもの育ちや成長に改めて気付いたと保護者から聞くこと
ができた。また、親子で話をするきっかけにもなり、親から教えてもらったことを園で友達や保
育士に伝える子どもの姿も見られた。
評 価
今年度は見やすいように新聞を大判にし、子どもの写真を多く使ったことで分かりやすく、子
どもや保護者によく見てもらえた。正月については、各クラスでおせちの写真を掲示したり絵
本を読んだりして子どもに伝えることを毎年続けていて、遊びの中で、家庭で経験したことを
再現したり、親から教えてもらったことを話す姿から、家庭の中で話題の一つになっているこ
とが実感できた。しかし、保護者から直接意見を聞く機会がもっと持てたら良かったと思う。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
210
132
211
133
【三橋保育園】
園 名 : 上小保育園
担当者名: 鈴木 藤美
住 所: 大宮区上小町 845-4
連絡先: 048(643)4436
事例 NO.
目 標 食の中心であるお米に関心を持ち、食べ物の大切さを考える
タイトル 出来たぞ「かみこ米」
ねらい 1番身近で大切な食物として、自分たちでお米を育て収穫し、食べる喜びを味わう
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
お米がどうやって出来るのかを知らない子が多く、ご飯を味わって食べる姿があ
まり見られなかった
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成25年6月~11月
場所 園庭(米作り) 保育室(脱穀 精米)
資料・
使用媒体
衣装ケース 苗 図鑑
実施内容 田植え・水やり・稲刈り・脱穀・精米(籾摺り)・お米の試食
参加者の
反応・様子
・野菜とは違い泥の中に苗を植える事を不思議がりながら、泥の中に手を入れるのをためら
う子もいたが、感触を楽しみながら田植えをした。
・脱穀・籾摺り・精米は1粒ずつ手でむいたり、ペットボトルに棒、ざるにボールといろいろな方
法を試しながら行い、予想以上に手間がかかり「大変だよー」と言いながらも、白いお米にな
っていく過程をよく観察し一生懸命やっていた。
結 果
・収穫量が約1合とかなり少なかったが、お米を作るのはこんなに時間がかかり、収穫後も精
米までの作業があってお米になるという過程を知ることが出来た。
・米粒は小さく黄色味を帯びていたが、米を研ぎ炊ける匂いも嗅ぎ炊けたご飯を他のクラスに
見せてあげたいとの声があがった。ほんの少しずつの試食も「おいしい」と言いながら食べ
ていた。
評 価
・食べ物を作ってくれる方々に対する感謝の気持ちが出てきた。
・お米作りの大変さが分かり、一粒一粒を大切にしようという気持ちが出てきて、給食での食
べ残しが少なくなり、味わって食べるようになってきた。
・野菜に比べ栽培期間が長く、初めての試みだったので、生育状況が今一つだったが、保育
士と子どもと一緒に悩んだことで一体感も生まれ、収穫の喜びは大きかった。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
212
134
【天沼保育園】
園 名: 大成保育園
担当者名:吉田 幸恵
住 所:大宮区大成町3-655-1
連絡先:048(667)2559
事例 NO.
目 標 給食の調理に関わり、手伝う喜びを味わう。
旬の食材について知る。
タイトル そら豆の鞘取り
とうもろこしの皮むき
ねらい そら豆の鞘取り、とうもろこしの皮むきを体験し、色や形や匂いを知る。
園全員分の皮むきをし、お手伝いすることの喜びを味わう。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
食材に関する絵本、図鑑を見ては興味を持っていた。
食材の皮むきをしたことがない子が多い。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 そら豆の鞘取り H13.5.22 9:15~
とうもろこしの皮むき H13.7.2 9:00~
場所 4歳児室
資料・
使用媒体
鞘付のそら豆
皮付きとうもろこし
実施内容 皮をむく。鞘から取り出す。調理したものを給食やおやつで食べる。
参加者の
反応・様子
そら豆の中身のフワフワしている所を見ては、「そらまめくんのベットのお話に出てきた豆と同
じだ」と絵本を持ち出し、見比べていた。とうもろこしでは、「むいてもむいても中身が出てこな
いな」と、夢中で皮をむき、むき終わると「できた!」と嬉しそうに、保育士や他児に見せてい
た。
結 果
絵本の中に出てくる食材を実際に触れることで、興味、関心をもつ子が多く、匂いや形や色を
よく観察していた。とうもろこしの皮むきは、むくのに慣れてくると何本もやりたがり、手際よく
むけていた。給食、おやつに出ると喜んで食べていた。
評 価
そら豆は苦手な子が多かったが、事前に食材に触れることで興味を持ち「食べてみよう」と意
欲につながった。
自分たちで皮むきをし「もっとやりたい」「またやりたい」と言っていたため、達成感やお手伝い
への意欲につながった。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
213
そらま豆の鞘取り
そらまめくんのベットの絵本をみての見比べ
とうもろこしの皮むき
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園 名: 寿能保育園
担当者名: 竹内 洋子
住 所: 大宮区寿能町 2-140
連絡先: 048(644)0470
事例 NO.1
目 標 クラスの皆で野菜を栽培し、収穫の喜びを味わう。
タイトル 季節ごとにおいしい野菜を育てよう!!
ねらい いろいろな野菜に興味を持ち、栽培の過程の中で生育の様子を知ったり、体に必要な栄養に
ついて関心を持つ。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取組前の
様子
畑で育てたい野菜を皆で考えると、沢山の種類が挙げられた。植える苗や種が
届くのを心待ちにし、畑も意欲的に耕していた。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成25年5月~9月 12月~現在
場所 園庭(畑) ・ 保育室
資料・
使用媒体
1.スケッチブック、クレヨン
2.絵本、野菜の本
実施内容
・畑での野菜栽培(トマト、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、玉ねぎ)
( 落花生、芽キャベツ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、はつか大根)
・室内での野菜栽培 (もやし)
・食育の一環として園で調理して食べた。
・収穫した野菜は、0 歳児から 5歳児の各家庭に配った。
参加者の
反応・様子
普段口にしている野菜がどのように生育していくかを観察することで、食べ物に対しての関心
が深まり、食事時間が更に楽しみになった様子。友だちと野菜について話しながら食事をす
るようにもなる。日々変化する野菜の姿を興味深く観察し、水やりや草取りも意欲的に行って
いた。収穫した野菜を調理してもらう為給食室に運び、調理してもらったものは友だちと味わ
いながら食べ、会話も弾んでいた。
結 果
野菜の栽培を通して、植物を育てるという貴重な経験をすることが出来た。また、毎日行って
いる食材紹介を通して、栄養を摂取することの大切さや、食品の 3 色分けをすることで、栄養
についての理解も少しずつ深まっている。
評 価
野菜に興味の無い子は名前もわからないような状態だったが、野菜栽培を通して野菜に興味
を持つようになり、よりたくさんの野菜の名前がわかるようになった。野菜栽培は初めての経
験だったので、野菜や栄養についての知識が深まり、子ども達も生き生きと活動出来た。
備 考
(今後の予定等)
保育の中で、地中に育つ野菜と地上に育つ野菜が分類できるような取り組みをしていきたい
また、栄養素(食品)の 3色分けを引き続き行っていきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
214
寿能保育園食育の取り組み事例紹介
ジャガイモの生育の様子を描画
収穫したジャガイモ
ジャガイモの生育の様子を描画 ジャガイモほり ジャガイモの観察
トウモロコシ トウモロコシとせいくらべ
らっかせい ピーマン トマトとゴーヤ
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ゴーヤのカーテンの
となりで
空飛ぶスイカ
何キロあるかな?
パッカーン
スイカが割れました
スイカが割れるかな?
楽しみだなぁ
園 名:大和田保育園
担当者名:佐藤 悦子
住 所:見沼区大和田町1丁目1230-92
連絡先:048(683)2536
事例 NO.
目 標 野菜や稲を育てて、食に関する興味や関心を広げる
タイトル 野菜や稲を育てよう
ねらい 野菜や稲の生長に興味や関心を持てるようにし、収穫の喜びを味わう
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
野菜は、昨年も育てていてその経験から、今年もやりたいという思いが子どもた
ちの中にあった。
稲は、今年初めての取り組みで、その生長を見たことが無かったので、図鑑等
で調べたりしていた。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 平成 25年 5月~10 月
場所 園庭花壇・プランター
資料・
使用媒体
植物図鑑
野菜の育て方等
実施内容 ミニトマト、キュウリ、さやえんどう、なす、ゴーヤ、かぼちゃ、稲を育てる。
苗から植え、水やりや支柱を立てたり生長を観察。収穫して食べる。
参加者の
反応・様子
生長するごとに、わくわくしている子どもたちの顔が見られ、送迎時に親に生長したものを見
せたり、話したりすることが増えた。稲の過程では、稲穂の状態とお米の状態では、量の違い
に驚き、こんなに頑張ったのに、これだけのお米にしかならない、と寂しそうに言っていた。
結 果
クラスごとに色々な野菜を育てたが、それぞれの生長の仕方に興味を示していた。水やりも、
当番で回していた。「夏の昼間にあげると、根が焦げちゃうから、夕方にしようね」と保育士が
言うと、驚きながらも夕方水やりをするようになった。稲は、田植え→水やり→脱穀・もみ刷り
まで経験したが、お米になるまでの大変さも知る事が出来た。収穫して、調理したものを試食
すると、更に収穫できるのを待ち望むようになった。
評 価
色々な種類の野菜を育てることにより、葉の形や花の色、実のなり方の違いを知る事ができ
た。図鑑等で調べたことについては、余計関心を示し、その生長に期待する子どもも多かっ
た。自分で育て、収穫した食べ物は、いつも食べない子でも食べてみる姿が見られ、「美味し
いね」と言う子どもも多かった。また、給食室に収穫したものをもって行くことにも喜びを感じて
いて、給食室の先生とも、コミュニケーションがとれ良かった。
備 考
(今後の予定等)
もっと他の種類の野菜を植えて、その生長を観察する。
食べ物の役割なども知らせ(赤は血や肉や骨になるもの等)、食べる事の大切さを知らせて
いきたい
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
215
137
【寿能保育園】
園 名 :七里保育園
担当者名: 森 尚子 ・ 駒場 泉
住 所: 見沼区大谷1985
連絡先: 048(685)2717
事例 NO.
目 標 野菜の栽培を通して身近な食材への興味を持つ
タイトル 野菜はどんなふうに大きくなるのかな?
ねらい育てた野菜の生長を振り返る
方 法
対象年齢
(○で囲む)
0歳児 ・1歳児 ・2歳児 ・3歳児 ・4歳児 ・5歳児・
保護者・ その他( )
取り組み
前の様子
水やりをしながら、野菜に触れ、よく観察している様子が伺えた。
実 施 者
(○で囲む)
幼稚園教諭・保育士・栄養士・調理師・調理員・
その他( )
日時 平成25年9月30日(月) 10:30~11:00
場所 保育園 ホール
資料・
使用媒体
育てた野菜の苗、花、実それぞれの様子が分かる写真パネル
実施内容 集会を行い、育てた野菜の苗、花の部分だけを見せ、何の野菜か当
てるクイズを行う。
参加者の
反応・様子
・予想していたよりも、子ども達は野菜の葉っぱや花の様子の観察をしていて
正解する子が多かった。自分達が毎日水やりをして育てた野菜だったので「知
ってる」と身近に感じているようだった。
結 果
・自分達が育てた夏野菜、8 種類の写真が並ぶと「こんなに作ったんだね」と
子ども達も改めて実感することができた。また、野菜によって花や葉の形が違
うことなど細かい所にも気づくことができた。
評 価
・自分達が育てた野菜を半分に切って、中の種の様子が分かるように展示した
り、苗や花の写真を、クイズ形式にして子ども達に見せたことで、楽しく野菜
への興味関心を深める事ができた。
・自分たちが育てた野菜を給食室で調理してもらい、収穫物を食べる喜びを経
験できた。また、子どもが保護者の手を引き、自分達が育てている野菜を見せ
親子で一緒に楽しむ姿も見られた。
備 考
(今後の予定等) 今後も野菜の栽培を続けていきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
216
138
【大和田保育園】
園 名:片柳 保育園
担当者名:市来 佑子
住 所: 見沼区御蔵796
連絡先: 048 (685)4611
事例 NO.1
目 標 保護者と連携をとり食育を進めていく
タイトル ひよこぐみ 食育だより
ねらい 我が子の食事の様子を知り、咀しゃくや食事の仕方に興味を持ってもらう。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 10月
場所 ひょこ組 (1歳児) 保育室
資料・
使用媒体 離乳食マニュアル
実施内容 離乳食マニュアルを基に、手づかみの大切さ、スプーンの持ち方、咀しゃくなど
写真をつけて掲示。
参加者の
反応・様子
我が子の写真が使用されていることでよく見ていた。座る時家庭では足がついていない
事を相談された。咀しゃくをあまりしていないことの気づき「家庭でも意識してみる」と言ってく
れました。
結 果
少しではあるが食事の仕方を気にする様子が見らえた。
評 価
保護者に口答で様子を伝えるだけでは伝わらなかった事が写真付きの紙面にする事で、見
てもらうことが出来た。掲示する時期を計画的におこなえばよかったと反省。
備 考
(今後の予定等)
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
217
139
【七里保育園】
園 名: 東大宮保育園
担当者名: 早船 あかね
住 所: 見沼区丸ヶ崎町 13-13
連絡先:048(685)0601
事例 NO.1
目 標 食への興味や関心を深め、バランスの良い食事を知る。
タイトル バランスの良い食事をしよう。
ねらい バランスこまの使い方を知り、食事の大切さを知る。
方 法
対象者
(○で囲む)
0 歳児 ・ 1歳児 ・ 2歳児 ・ 3歳児 ・ 4歳児 ・ 5歳児 ・
保護者 ・ その他( )
取り組み
前の様子
昨年の年長児がバランスこまを取り組んでいた為、興味を持っていてやりたい
気持ちはあったが、主食・主菜・副菜が理解できずにいた。
実施者
(○で囲む)
幼稚園教諭 ・ 保育士 ・ 栄養士 ・ 調理師 ・ 調理員 ・
その他( )
日時 毎日の昼食前、おやつ前
場所 5歳児保育室
資料・
使用媒体
さいたま市食事バランスガイド(バランスこま)
実施内容 その日の当番が、朝食・昼食・夕食のバランスこまを作成する。
参加者の
反応・様子
個別のバランスこまシートに食べ物を貼り付けていき、子どもたちと一緒に考えてきた。子ど
もたちからバランスこま当番(日替わり)に質問が自然に出てきて、より興味の広がりが感じら
れた。
結 果
主食・主菜・副菜等の分類の理解が深まり、自分の食べた(夕食・朝食等)食事のバランス
について考えたり、「あと季節の果物があればいいね。」などアドバイスをするような姿も見ら
れた。
評 価
食事に対しての興味、関心が深まり、バランスの良い食事をとることの大切さを考えられる
ようになってきた。家庭では、食卓に並んだ食べ物を見て、「これは主菜で・・・。」など話す様
子などが、保護者からも聞けるようになった。
備 考
(今後の予定等)
今後も引き続き取り組み、他のクラスにも広めていき、保護者にも続けて発信をして共感で
きるようにしていきたい。
◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし
218
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