Ⅵ. ウェブサイト運営報告2008 年12 月12 日毎日新聞朝刊, 大地震予測：サンゴでスマトラ沖・海底隆起で成長、20～30年以内？宮本毅

Tohoku University Global COE Program

“Global Education and Research Center for Earth and Planetary Dynamics”

Ⅵ. ウェブサイト運営報告本 Global COE で開設した以下の公式ウェブサイト運営状況と広報活動について、報告する。

URL: http://www.gcoe.geophys.tohoku.ac.jp/

[運営方法]

本 Global COE の広報委員は,長濱（委員長）・西村（副委員長）・川野部（技術職員）・根本（技術職員）・水

田（Global COE 事務室職員）・苫米地（Global COE 事務室職員）から構成される。本年度のサイトの立ち上げ（ウェブ

デザイン作成なども含む）・管理と記事の更新作業は、広報委員の技術職員 2 名（川野部・根本）と Global COE 事務

室職員 2 名（水田・苫米地）の合計 4 名が分担して行った。本 Global COE 関係者から随時提供される COE セミナー

や研究会の予告/報告記事、博士課程後期大学院生に対する海外渡航支援事業の報告記事、研究者招聘や若手

研究者派遣の記事、COE 研究員の紹介や活動報告、COE 関係者のニュース（受賞）、出版情報、PD 公募情報の発

信などを編集し、概ね数日以内に掲載して、関係者間の情報交換や外部への情報発信に供した。また、 Global

COE の運営組織表やメンバー表（メーリングリストの作成作業も含む）、関連機関へのリンクなども必要に応じて随時

更新し、情報の鮮度を保った。

平成 20 年 7 月から平成 21 年 2 月までの 8 ヶ月間に掲載された情報の件数は合計 116 件（ひと月あたり

15 件）である。

広報活動として、ウェブの開設のほかに本 Global COE のパンフレット（英文・和文）の作成発行（本 COE の

ロゴマークの作成）、学内広報担当者により各種国際学会・国内学会での広報活動や GCOE 広報ポスターの作成と

掲載、学会ニュースへの掲載依頼、文教協会「大学教育改革プログラム合同フォーラム」でのブース開設と関連団体

の情報入手、平成 20 年度活動報告書の作成発行(COE 関係者の活動データベース作成)、理学部広報支援室との

連携・東北大学広報関連パンフレット（外部資金事業支援室関連パンフレット）の作成などを行った。

本 Global COE 広報委員長長濱裕幸



Ⅶ. 新聞等で報道された研究成果・研究紹介

大谷栄治＜テレビ出演＞ 2009 年 1 月 5 日東日本放送東北大学・東日本放送共同企画番組

東北大学の新世紀「地球の内部を探る！」

白石令（大学院生）・大谷栄治・下宿明（大学院生）・趙大鵬

＜新聞報道＞ 2008 年 10 月 6 日毎日新聞夕刊

プレート内鉱物「アキモトアイト」、温度で結晶配列が変化地震波伝わり方変える。2008年 10 月 7 日毎日新聞プレート内鉱物の結晶配列地震波変化に影響東北大など

松澤暢＜新聞報道＞ 2008 年 7 月 27 日朝日新聞

地震の疑問答えます 2008 年 7 月 27 日河北新報

被災者に地震解説

2008 年 7 月 27 日日本経済新聞被災者向けにセミナー

2008 年 9 月 29 日産經新聞

規模・時期とも「予測の範囲内」

藤本博巳

＜テレビ出演＞ 2007 年 10 月 19 日（金）19:00～（仙台放送）他の局での放送 10 数回

リサーチャーズ～地震予知の探究者たち～

＜Web 報道＞仙台放送 WEB（http://jishin-info.jp/）

「大地震に備える」コラム記事 12 回分

今村文彦＜テレビ・ラジオ出演＞

2008 年 1 月 17 日，NHK 総合，おはよう日本防災教育で備える力を

2008 年 5 月 8 日，東北放送，Good モーニング

茨城県沖地震について



2008 年 5 月 9 日，NHK 総合防災教育の展開

2008 年 5 年 30 日，NHK 総合，クローズアップ東北スペシャル大地震に備える．

2008 年 6 月 8 日，NHK ラジオ，東北放送，FM 仙台，みやぎラジオプロジェクト～宮城県沖地震から 30 年『ラジオで減災～「備え」があなたの命を守る!』

2008 年 6 月 12 日，東北放送，TBC 報道スペシャル

大震災クライシスー宮城県沖地震から 30 年 2008 年 6 月 20 日，NHK 総合，クローズアップ東北スペシャル

岩手・宮城内陸地震検証「山が崩れた~内陸直下震度 6 強の衝撃~」

2008 年 8 月 28 日，日本テレビ「ご存じですか」 2008 年 11 月 28 日，NHK 総合

津波避難ビルの検証

2008 年 12 月 2 日，テレビ朝日，学べる！！ニュースショー！奥尻大津波

2008 年 12 月 14 日，TBC ラジオ報道特別番組，ニューストウデイスペシャル

2008 みやぎの 1 年， 2008 年 12 月 27 日，NHK 総合（宮城ローカルと全国）

湾中央部で津波最大に

＜新聞報道＞ 2008 年 3 月 16 日, 河北新報朝刊,

ＧＰＳ波浪計、津波防災に威力仙台で講演会

2008 年 3 月 30 日,朝日新聞朝刊, 津波被害、三陸沖１．６倍温暖化巡り今世紀末予測

2008 年 6 月 12 日,河北新報朝刊,

アイテム開発／減災教育、増す重要性,「防災拭い」実用性に“知識”加え／「津波はかせ」ミニ海

底で恐怖再現 2008 年 6 月 16 日,河北新報朝刊,

規模・断層とも想定外研究者報告会 2008 年 7 月 28 日,産経新聞朝刊,

緊急地震速報の実効性検証岩手・宮城内陸地震

2008 年 12 月 12 日毎日新聞朝刊, 大地震予測：サンゴでスマトラ沖・海底隆起で成長、２０～３０年以内？

宮本毅＜新聞報道＞ 2008 年 10 月 27 日河北新報

白頭山大噴火謎に迫る東北大など 4 ヶ国研究チーム

掛川武

＜テレビ出演＞



2008 年 10 月 13 日 NHK NHK スペシャル月と地球 46 億年の物語～探査機かぐや最新報告～「衝撃圧縮実験による有機物合成」

古川善博（大学院生）・掛川武・大庭雅寛

＜新聞報道＞ 2008 年 12 月 8 日朝日新聞

隕石衝突生命の源東北大チーム実験で有機物発生

2008 年 12 月 8 日読売新聞生命の源隕石で誕生か海と衝突アミノ酸生成

2008 年 12 月 8 日毎日新聞

「生命起源は隕石衝突」材料研東北大実験に成功 2008 年 12 月 8 日日経新聞

いん石の海面衝突「再現」有機物合成に成功生命の起源解明に道

2008 年 12 月 8 日河北新報隕石衝突模擬実験無機物質からアミノ酸発生

＜Web 報道＞

2008 年 12 月 8 日共同通信 47NEWS 隕石衝突で生命起源発生か実験でアミノ酸生成

2008 年 12 月 8 日時事通信

海への隕石落下で生成か＝生命起源の有機分子－衝撃実験で再現・物材機構と東北大＜海外 Web 報道ほか＞ 2008 年 12 月 7 日 Science News

Meteorites could have thickened primordial soup

2008 年 12 月 7 日 Scientific American Rock and Roil: Meteorites Hitting Early Earth's Oceans May Have Helped Spawn Life

2008 年 12 月 8 日 USA Today Study suggests life created by asteroid collisions

2008 年 12 月 8 日 Discovery Channel Asteroid Impacts Gave Crucial Spark to Early Life

2008 年 12 月 8 日 Chemistry World Meteorites hitting oceans may heve kick-started life

2008 年 12 月 8 日 COSMOS magazine Meteorites laid groundwork for early life

2008 年 12 月 8 日 New Scientist Meteor impacts may have sparked life on Earth

2008 年 12 月 8 日 The Tech Herald Asteroids may have begun life on Earth says study

2008 年 12 月 8 日 eFluxMedia Are Meteorite Strikes The Reason Life Appeared on Earth?

2008 年 12 月 8 日 Wired Science Proof That Meteors Could Have Sparked Life on Earth



＜雑誌記事掲載＞ 2009 年 Newton053

生命の材料は隕石衝突でできた？海洋での隕石衝突を再現した実験で，アミノ酸の合成に成功

高橋聡（大学院生）・海保邦夫・鈴木紀毅・永広昌之＜新聞報道＞ 2009 年 2 月 7 日岩手日報

生物大絶滅時の地層岩泉で確認 2009 年 2 月 8 日岩手日報 20 面

2 億 5000 万年前の生物絶滅地層研究の成果発表

2009 年 2 月 16 日岩手日報岩泉で発見の 2 億 5 千万年前の地層生物大絶滅探る鍵

2009 年 3 月 14 日朝日新聞宮城県版朝刊 12 面

生物大絶滅期の地層確認

坂野井健

＜新聞報道＞ 2008 年 5 月 9 日河北新報

宇宙に届け！みんなの思いメッセージと絵を募集

2008 年 5 月 14 日河北新報宇宙の謎分かりやすくスプライト衛星· 公開授業

2008 年 5 月 15 日共同通信

スプライト観測衛星を公開東北大、Ｈ２Ａで打ち上げ 2008 年 5 月 16 日河北新報

スプライト衛星を公開組み立て最終段階に

2008 年 6 月 1 日河北新報小さな宇宙の旅体感スプライト衛星が開く未来

2008 年 7 月 5 日河北新報

宇宙と七夕関連学ぶ 2008 年？月？日朝日新聞

オーロラ？

＜Web 報道＞ 2008 年 6 月 6 日東北大学（資料提供）

スプライト観測衛星を打ち上げよう！（瀬名秀明がゆく！シリーズ 26）

2008 年 5 月 16 日 Robot Watch 東北大学、自主開発のマイクロサット「SPRITE-SAT」を報道公開

＜TV 出演＞

2008 年 5 月 15 日 NHK 仙台，仙台放送，東日本放送，宮城テレビ放送，東北放送スプライト観測衛星報道公開

2008 年 5 月 19 日東日本放送

人工衛星をつくっています．（シリーズ東北大学の新世紀）



2008 年 10 月 7 日毎日新聞（白石令（大学院生）・大谷栄治・下宿明（大

学院生）・趙大鵬）

2008 年 10 月 6 日毎日新聞（白石令（大学院生）・

大谷栄治・下宿明（大学院生）・趙大鵬）

2008 年 7 月 27 日朝日新聞（松澤暢）

2008 年 7 月 27 日

日本経済新聞

（松澤暢）

2008 年 7 月 27 日河北新報（松澤暢）



2008 年 9 月 29 日産経新聞（松澤暢）

2008 年 10 月 27 日河北新報（宮本毅）



2008 年 12 月 8 日日経新聞（古

川善博（大学院生）・掛川武・

大庭雅寛）

2008 年 12 月 8 日河北新報（古川善博（大学院生）・掛川武・大庭雅寛）

2008 年 12 月 8 日読売新聞（古川善博（大学院生）・掛川武・大庭雅寛）

2008 年 12 月 8 日朝日新聞（古川善博（大学院生）・掛川武・大庭雅寛）

2008 年 12 月 8 日毎日新聞（古川善博（大学院生）・掛川武・

大庭雅寛）



2009 年 2 月 7 日岩手日報（高橋聡（大学院生）・海保邦夫・

鈴木紀毅・永広昌之）

2009 年 2 月 8 日岩手日報 20 面（高橋聡（大学院生）・

海保邦夫・鈴木紀毅・永広昌之）



2009 年 2 月 16 日岩手日報（高橋聡（大学院生）・海保邦夫・鈴

木紀毅・永広昌之）

2009 年 3 月 14 日朝日新聞宮城県版（高橋聡（大学院生）・海保邦夫・鈴木紀毅・

永広昌之）



2008 年 3 月 16 日河北新報（今村文彦）ＧＰＳ波浪計、津波防災に威力仙台で講演会衛星利用測位システム（ＧＰＳ）を使って、陸地に到達する前に津波を観測する「ＧＰＳ波浪計」の活用を考える講演会が１５日、宮

城県庁で開かれた。東北地方整備局や県などが主催し、約２７０人の市民らが専門家の解説を聞いた。東北大災害制御研究センターの今村文彦教授は「陸地に上がった津波は、漂流物などを巻き込んで破壊力が増したり火災を起こした

りする。浸水予測と実際の被害は違ってくる」と、過去の事例を紹介した。ＧＰＳ波浪計について、東北大名誉教授で日大大学院の首藤伸夫教授は「気象庁は地震の揺れを基に津波の高さを予測する。沖合で

リアルタイムで観測できれば、予測精度を高められる」と防災活用への意義を強調。港湾空港技術研究所の高橋重雄津波防災研究セン

ター長は「津波到達前に具体的な浸水域を予測するプログラム開発を進めたい」と展望を語った。ＧＰＳ波浪計はアンテナなどを搭載したブイを海面に設置。数センチ単位で波高の変化をとらえる。東北では、２００７年度に釜石

沖と宮城県の金華山沖、０８年度は八戸沖、宮古沖、気仙沼沖に配備。０９年度以降は岩手県北沖と福島沖、日本海側３カ所への設置

が予定されている。 2008 年 03 月 15 日土曜日

2008 年 3 月 30 日朝日新聞（今村文彦）津波被害、三陸沖１．６倍温暖化巡り今世紀末予測 2008 年 03 月 30 日 08 時 38 分地球温暖化に伴う海面上昇は、地震の津波被害も広げる。今村文彦・東北大教授（津波工学）らのグループが「気候変動に関する政

府間パネル（ＩＰＣＣ）」による海面上昇の予測を基に、今世紀末に三陸沖で大地震が起きた場合の津波被害を試算すると、被災の恐れ

のある海岸線の長さが現在の１．６倍になることも考えられると分かった。今春から対象を全国に広げて研究を進める。昨年採択されたＩＰＣＣの第４次評価報告書は今世紀末の海面上昇を１８〜５９センチと予測する。水温上昇で海水が膨張したり、

極域の陸上にある氷が解けたりするためだ。今村さんらは心配されている連動型宮城県沖地震（マグニチュード８前後）が起きた場合の津波を計算。過去の実例などから、海岸

での津波が３メートルを超すと人的被害が出ると仮定して被災状況を予測した。今の水位での津波だと岩手県宮古市—宮城県石巻市間で

被害が出る海岸線は全体の３２％だが、海面が５９センチ上昇すると１．６倍の５０％と予測された。現在被害が出る場所ではさらに

津波の威力が増すという。西日本でも東南海・南海地震に伴う津波の予想死者数が８０００人を超すなど、津波への懸念は大きいが、温暖化を加味した議論は

まだ本格化していない。今村さんは「温暖化も見据えた長期的な防災を考える必要がある」という。

2008 年 6 月 12 日河北新報（今村文彦）アイテム開発／減災教育、増す重要性 ◎「防災拭い」実用性に“知識”加え／「津波はかせ」ミニ海底で恐怖再現災害の起きる仕組みを知り、被害を減らすにはどうしたらよいかを学ぶ「減災教育」。小冊子や映像のような一般的な教材に加え、さ

まざまなアイデアを形にした「防災アイテム」が開発され、人気を呼んでいる。「災害学習には特効薬がない。地道に繰り返し学んでもらうには、遊びや楽しみの要素を組み合わせる必要がある」と語るのは、東

北大大学院工学研究科の今村文彦教授（津波工学）。民間企業のアイテム開発にも積極的に協力する。今村教授が最近監修したのが「防災拭（ぬぐ）い」。災いをぬぐうというしゃれだが、三角きんなどにも使える。揺れが小さくても油

断しないこと、１人で逃げないことなどの防災知識をイラスト入りで紹介する。開発したのは盛岡市の広告制作プロダクション「クワン」。高橋けい子社長（５８）が「粋さと実用性があって、地域や企業に貢献で

きるものを目指した」と動機を語る。２００５年以来、「防災グッズ編」「地震編」「津波編」の３種類を開発。市販されていない津波編を除く２種類は２万枚以上が売れた。

津波編は今村教授が１０００枚特注し、講師として防災の勉強会などに招かれた際に配っている。一方、津波そのものを分かりやすく再現するのが、応用地震計測（さいたま市）が今村教授らの助言で開発中の「津波はかせ」。幅１．

５メートル、高さ６０センチ、奥行き５センチほどの薄い水槽に着色した水が入っている。海底の地形を模したゴムや樹脂を動かすことができる。急に浅くなる海底や入り江では、ゆっくり伝わってきた波が急に高さと勢い

を増す様子が一目で確かめられる。今村教授は「実際の津波は横から見られない。構造も簡単で、幅広い世代の学習用に使えるのではないか」と話す。 2008 年 6 月 16 日河北新報（今村文彦）規模・断層とも想定外研究者報告会岩手・宮城内陸地震の被災地で調査する東北大などの研究者が１５日、仙台市青葉区の東北大大学院工学研究科で報告会を開いた。

今後、日本建築学会、土木学会などに属する専門家が連携を進め、調査データや情報を共有するという。東北大災害制御研究センターの源栄正人教授（地震工学）は大崎市や栗原市で建物被害を調べた。「震度の割に被害は少ない」としな

がらも「規模、断層の位置ともに想定外の地震」と指摘し、耐震対策の見直しの必要性を強調した。



研究センターの今村文彦教授（津波工学）は土砂流入でせきとめられた栗原市の河道などを視察、写真を交えて状況を報告した。東北学院大の宮城豊彦教授（環境地形学）は栗原市の荒砥沢ダム付近で大規模な地滑り現場を調査。地滑りの範囲は、縦１２００メ

ートル、横８００メートル、厚さ５０メートルに及び、崩落した土砂は６０００万立方メートルと推計された。宮城教授は「もともと

軟らかい地層が、強振動で壊れた。現在、確認できている地滑りとしては国内最大規模だ」と説明した。 2008 年 06 月 16 日月曜日

2008 年 7 月 28 日産経新聞（今村文彦）【科学】緊急地震速報の実効性検証岩手・宮城内陸地震 ■自動的に作動する装置など有効精度や信頼性に課題残る６月１４日に起きた岩手・宮城内陸地震は、気象庁が一般向けに発表する緊急地震速報の「実効性」を検証できた初めての地震とな

った。今月１４日には、誤報が原因で首都圏の地下鉄などが緊急停止するトラブルがあり、２４日未明の岩手県沿岸北部の地震では、

速報発表までに２０秒を要した。精度や信頼性などに課題はあるが、地震防災の大きな柱として期待される緊急地震速報。想定通りに

機能した岩手・宮城内陸地震のケースから「有効活用」への道筋を探った。（中本哲也） ≪４秒後に発表≫ 午前８時４３分の地震発生から４秒後、気象庁の緊急地震速報が発表された。震度４以上が観測された広い地域で、大きな揺れ（Ｓ

波）が到達する前に速報が流れた。一般向けに速報が発表されたのは３例目。最初の２回は観測誤差から地震発生を揺れの前に伝えることができず、発生が未明だった

ので利用者の反応もほとんどなかった。本来の機能を発揮し、多くの利用者が反応できたのは岩手・宮城内陸地震が初めてだ。東北大学災害制御研究センターの今村文彦教授は「直下型地震でも、きちんと機能すれば緊急地震速報が有効であることが分かった」

と評価する。震度５弱を観測した宮城県大衡村の「宮城沖電気」では、Ｓ波到達の１１・６秒前に速報を受信し、３・３秒前にガス薬品などを使

うラインの緊急停止装置が作動した。「工場や病院、交通機関などで、人の判断を挟まずに自動的に作動するシステムは非常に有効。震

源直近で速報が揺れに間に合わない場合でも、被害を食い止める効果はある」と今村教授は分析する。 ≪「役立った」５５％≫ 一般向け速報を利用する住民の反応はどうだったか。東京都荒川区の調査会社「サーベイリサーチ

センター」が、仙台、盛岡、福島の３市の市民にインターネットで行ったアンケート調査（図参照）

によると、緊急地震速報を「見たり聞いたりした」のは全体の３９％。そのうちの１４％が「非常に

役に立った」、４１％が「まあ役に立った」と評価している。速報を見聞きした後の行動（複数回答）では、「地震情報を知ろうとした」（５２・８％）、「様子を

見た」（３９・０％）、「火の始末」（１６・１％）などの順で、多くの人が何らかの行動を起こしたり

地震に備えたりしており、「何もしなかった（できなかった）」のは９・０％だった。また、緊急地震

速報の名称や内容について「知らなかった」人は、知識のあった人よりも緊迫感を強く感じている。 ≪どうする地デジ≫ この地震では家屋の倒壊被害は少なかったが、大規模な地滑りや土石流に多くの人が巻き込まれた。津波工学が専門の今村教授は「地震の後に来る土砂災害や津波は、避難場所を前もって考えておけ

ば避けられる可能性が高い。緊急地震が出たときや揺れを感じたときに、何をするべきかを普段から

イメージしておくことが大切」と防災意識の重要性を強調する。一方、アンケートでは８割が、テレビを緊急地震速報の入手媒体としていた。しかし、３年後に地

上デジタル放送（地デジ）に完全移行と、現行のアナログ放送に比べて約２秒、情報発信が遅れると

いう。１秒でも早く地震発生を伝えることが使命の緊急地震速報にとって「２秒の遅れは致命的」（今村

教授）だ。緊急地震速報の“地デジ対応”は、今後の大きな課題となる。



Ⅷ. 論文リスト(事業推進担当者)

＜地球惑星深部研究サブグループ＞

＜1＞ISI 登録誌 1. Asanuma H., Ohtani E., Sakai T., Terasaki H., Kamada S., Hirao N., Sata N., Ohishi Y. Phase relations of Fe-Si

alloy up to core conditions: Implications for the Earth inner core. Geophysical Research Letters, 35,

doi:10.1029/2008GL033863, 2008. 2. Duan Y., Zhao D., Zhang X., Xia S., Seismic structure and origin of active intraplate volcanoes in Northeast Asia.

Tectonophysics, in press, 2009.

3. Ghosh S., Ohtani E., Litasov K., Terasaki H., Solidus of Carbonated Peridotite and petrogenesis of Magnesio-carbonatite in the Earth’s Upper Mantle and Transition Zone, Chemical Geology, in press, 2009.

4. Gupta S., Zhao D., Ikeda M., Ueki S., Rai S., Crustal tomography under the Median Tectonic Line in Southwest

Japan using P and PmP data. J. Asian Earth Sci., in press, 2009. 5. Hirao N., Ohtani E., Kondo T., Sakai T., Kikegawa T., Hollandite II phase in KAlSi3O8 as a potential host mineral

of potassium in the Earth's lower mantle. Physics of the Earth and Planetary Interiors, 166(1-2), 97-104, 2008.

6. Jiang G., Zhao D., Zhang G., Seismic evidence for a metastable olivine wedge in the subducting Pacific slab under Japan Sea. Earth Planet. Sci. Lett., 270, 300-307, 2008.

7. Jiang G., Zhao D., Zhang G., Seismic tomography of the Pacific slab edge under Kamchatka. Tectonophysics, in

press, 2009. 8. Kubo T., Ohtani E., Kato T., Kondo T., Hosoya T., Sano A., Kikegawa T., Kinetics of the post-garnet

transformation: Implications for density and rheology of subducting slabs. Physics of the Earth and Planetary

Interiors 170, 181–192, 2008. 9. Kurakami M., Sinogeikin V.S., Litasov K., Ohtani E., Bass D.J., Single-crystal elasticity of iron-bearing majorite

to 26 GPa: Implications for seismic velocity structure of the mantle transitions zone. Earth and Planetary Science

Letters, 274, 339-345, 2008. 10. Lei J., Zhao D., Steinberger B., Wu B., Shen F., Li Z., New seismic constraints on the upper mantle structure of

the Hainan plume. Phys. Earth Planet. Inter., in press, 2009.

11. Lin J-F., Karato S., Bass J.D., Ohtani E., Prewitt. C.T., Preface, Frontiers and grand challenges in mineral physics of the deep mantle. Physics of the Earth and Planetary Interiors 170, 151, 2008.

12. Litasov K.D., Fei Y., Ohtani E., Kuribayashi T., Funakoshi K., Thermal equation of state of magnesite to 32GPa

and 2073K. Physics of the Earth and Planetary Interiors, 168, 191–203, 2008. 13. Litasov K.D., Ohtani E., Nishihara Y., Suzuki A., Funakoshi K., Thermal equation of state of Al- and Fe-bearing

phase D. Journal of Geophysical Research, 113(B8), B08205, doi:10.1029/2007JB004937, 2008.

14. Miyahara M., El Goresy A., Ohtani E., Nagase T., NIshijima M., Vashaei Z., Ferrior T., Gillet P., Dubrovinsky L., Simionovici A., Evidence for fractional crystallization of wadsleyite and ringwoodite from olivine melts in chondrules entrained in shock-melt veins. PNAS, 105(25), 8542-8547, 2008.

15. Miyahara M., Sakai T., Ohtani E., Kobayashi Y., Kamada S., Kondo T., Nagase T., Yoo JH, Nishijima M., Vashaei



Z., Application of FIB system to ultra-high-pressure Earth science. J. Mineral. Petrol., 103(2), 88-93, 2008.

16. Morahashi K., Okamoto A., Satish-Kumar M., Tsuchiya N., Variations in stable isotope compositions (δ13C, δ 18O) of calcite within exhumation-related veins from the Sanbagawa metamorphic belt. Journal of Mineralogical and Petrological Sciences, 103, 361-364, 2008.

17. Nakamura M., Ohtaki K., Takeuchi, S., Permeability and pore-connectivity variation of pumices from a single pyroclastic flow eruption: Implications for partial fragmentation. Journal of Volcanology and Geothermal Research, 176, 302–314, doi:10.1016/j.jvolgeores.2008.04.011, 2008.

18. Nakamura M., Yoshida Y., Zhao D. et al., Three-dimensional P- and S-wave velocity structures beneath Japan. Physics of the Earth and Planetary Interiors, 168, 49-70, 2008.

19. Nishida K., Terasaki H., Ohtani E., Suzuki A., The effect of sulfur content on density of the liquid Fe-S at high

pressure. Phys. Chem. Minerals, 35(7), 417-423, doi 10.1007/s00269-008-0236-4, 2008. 20. Ohtani E., Sakai T., Recent advances in the study of mantle phase transitions. Physics of the Earth and Planetary

Interiors 170, 240–247, 2008.

21. Okamoto A., Kikuchi T., Tsuchiya N., Mineral distribution within polymineralic veins in the Sanbagawa belt, Japan: implications for mass transfer during vein formation. Contributions to Mineralogy and Petrology, 1-14, 2008.

22. Okumura S., Nakamura M., Tsuchiyama A., Nakano T., Uesugi K., Evolution of bubble microstructure in sheared rhyolite: Formation of a channel-like bubble network. Journal of Geophysical Research, 113, B07208, doi:10.1029/2007JB005362, 2008.

23. Rino S., Kon Y., Sato W., Maruyama S., Santosh M., Zhao D., The Grenvillian and Pan-African orogens: World’s largest orogenies through geological time, and their implications on the origin of superplume. Gondwana Research, 14, 51-72, 2008.

24. Sano A., Ohtani E., Kondo T., Hirao N., Sakai T., Sata N., Ohishi Y., Kikegawa T., Aluminous hydrous mineral delta-AOOH as a carrier of hydrogen into the core-mantle boundary. Geophysical Research Letters, 35(3), L03303, 2008.

25. Sano A., Yagi T., Okada T., Gotou H., Ohtani E., Tsuchiya J., Kikegawa T., X-ray diffraction study of high pressure transition in InOOH. J. Mineral. Petrol. Sci., 103(2), 152-155, 2008.

26. Shiraishi R., Ohtani E., Kanagawa K., Shimojuku A., Zhao D., Crystallographic preferred orientation of

Akimotoite and seismic anisotropy of the Tonga slab. Nature, 455, 657-660, doi:10.1038/nature07301, 2008. 27. Sun A., Zhao D., Ikeda M., Chen Y., Chen Q., Seismic imaging of southwest Japan using P and PmP data:

Implications for arc magmatism and seismotectonics. Gondwana Research, 14, 535-542, 2008.

28. Sun Y., Toksoz N., Pei S., Zhao D., Morgan F., Rosca A., S-wave tomography of the crust and uppermost mantle in China. J. Geophys. Res., 113, B11307, 2008.

29. Terasaki, H., Urakawa S., Funakoshi K., Nishiyama N., Wang Y., Nishida K., Sakamaki T., Suzuki A., Ohtani E., In

situ measurement of interfacial tension of Fe-S and Fe-P liquids under high pressure using X-ray radiography and tomography techniques. Physics of Earth and Planetary Interiors, in press, 2009.

30. Terasaki H., Urakawa S., Funakoshi K., Wang Y., Shibazaki Y., Sanehira T., Ueda Y., Ohtani E., Interfacial Tension

Measurement of Ni-S Liquid Using High Pressure X-ray Micro-Tomography. High Pressure Research, 28(3), 327-334, 2008.

31. Tian Y., Zhao D., Sun R., Teng J., Seismic imaging of the crust and upper mantle beneath the North China Craton.

Physics of Earth and Planetary Interiors, 172, 169-182, 2009.



32. Tsuchiya N., Suto Y., Kabuta T., Morikawa S., Yokoyama S., Sustainable hydrogen production system with sulfur-water-organic materials by hydrothermal reaction. Journal of Material Science, 43(7), 2115-2122, 2008.

33. Tsuchiya J., Tsuchiya T., Sano A., Ohtani, E., First principles prediction of the new high pressure phase of InOOH. J. Mineral. Petrol. Sci., 103(2), 116-120, 2008.

34. Wang, J., Zhao D., P-wave anisotropic tomography beneath Northeast Japan. Physics of Earth and Planetary Interiors, 170, 115-133, 2008.

35. Watanabe N., Hirano N., Tsuchiya N., Determination of aperture structure and Fluid Flow in a rock fracture by

high-resolution numerical modeling on the basis of a Flow-through experiment under confining pressure. Water Resource Research, 44, 1-11, 2008.

36. Xia S., Zhao D., Qiu X.., The 2007 Niigata earthquake: Effect of arc magma and fluids. Physics of Earth and

Planetary Interiors, 166, 153-166, 2008. 37. Xia S., Zhao D., Qiu X., Tomographic evidence for the subducting oceanic crust and forearc mantle

serpentinization under Kyushu, Japan. Tectonophysics, 449, 85-96, 2008.

38. Xu, P., Zhao D., Upper-mantle velocity structure beneath the North China Craton: Implications for lithospheric thinning. Geophys. J. Int., in press, 2009.

39. Yoshimura S., Nakamura M., Diffusive dehydration and bubble resorption during open-system degassing of

rhyolitic melts, Journal of Volcanology and Geothermal Research, 178, 72–80, doi:10.1016/j.jvolgeores.2008.01.017, 2008.

40. Zhao D., Multiscale seismic tomography and mantle dynamics. Gondwana Research, in press, 2009.

41. Zhao D., Ohtani E., Deep slab subduction and dehydration and their geodynamic consequences: Evidence from seismology and mineral physics. Gondwana Research, in press, 2009.

42. Zhao D., Lei J., Liu L., Seismic tomography of the Moon. Chinese Science Bulletin, 53, 3897-3907, 2008.

43. Zhao D., Tian Y., Lei J., Liu L., Zheng S., Seismic image and origin of the Changbai intraplate volcano in East Asia: Role of big mantle wedge above the stagnant Pacific slab. Physics of Earth and Planetary Interiors, in press, 2009.

＜2＞ISI 以外の査読付き論文 1. Jiang G., Zhao D., Zhang G., Detailed structure of the subducting Pacific slab beneath the Japan Islands and Japan

Sea. Earth Sci. Frontiers, 15, 222-231, 2008. 2. Li Z., Lei J., Zhao D., Wu B., Shen F., Qiu X., 3-D P-wave velocity structure of the crust beneath Hainan Island

and adjacent regions. Acta Seismologica Sinica, 30, 441-448, 2008.

3. Mishra, O.P., Zhao D., Wang Z., The genesis of the 2001 Bhuj earthquake (Mw 7.6): A puzzle for Peninsula India?. Indian Minerals, in press, 2009.

4. Okamoto A., Saishu H., Hirano N., Tsuchiya N., Precipitation of Silica Minerals by Hydrothermal Flow-Through

Experiments at 200-430 ° C and 30 MPa. Transactions of Geothermal Resources Council, 32, 389-392, 2008. 5. Watanabe N., Iijima H., Hirano N., Tsuchiya N., Relationship between Rate of Aperture Reduction and

Contact Pressure of Fracture in Granite under Hydrothermal Condition. Transactions of Geothermal

Resources Council, 32, 487-492, 2008.

6. 狩野真吾，土屋範芳，井上千弘，原淳子，駒井武，白鳥寿一，神宮宏, 地圏環境インフォマティ

クスのデータベース構築とその応用例. Journal of MMIJ, 124 (2), 148-153, 2008.

7. 大谷栄治, マントル物質の融解とマグマの密度：そのマントルダイナミクスへの適用, 高圧力の科学と技



術, 18, 360-369, 2008. (Ohtani E., Melting relations and equation of state of magmas at high pressure: Applications to Geodynamics. The review of High Pressure Science and Technology, 18(4), 360-369, 2008, in Japanese.)

＜3＞査読なし論文 1. Abe J., Hirano N., Tsuchiya N., Experimental estimation of molecular structure of the water-rock interface inferred

from in situ IR-Raman spectroscopy up to 400C, 50MPa. AIP Conference Proceedings, 987, 108-112, 2008.

2. Asahara Y., Frost D.J., Rubie D.C., Saikia A., Terasaki H., Ohtani E., Funakoshi K., Matsuzaki T., Preliminary in situ determination of the solvus in the Fe-FeO system at 2-5 GPa up to 2800 K. Annual report 2007 of Bayerisches Geoinstitut, Universitaet Bayreuth, 132-133, 2008.

3. Kano S., Tsuchiya N., Inoue C., Komai T., Shiratori T., Jingu H., System development of geosphere environmental informatics and its application. AIP Conference Proceedings, 987, 159-162, 2008.

4. Kimura M., Mikouchi T., Suzuki A., Miyahara M., Ohtani E., El Goresy A., Characterization of pyroxene highly

enriched in Ca-tschermak component in the CH chondrite ALH 85085. Meteoritics & Planetary Science, 43(7) suppl., A75, 2008.

5. Morohashim K., OkamotoA., Tsuchiya N., Effect of lithology on calcite-vein formation in the Sanbagawa

metamorphic rocks. AIP Conference Proceedings, 987, 119-122, 2008. 6. Nakamura M., Kasai Y., Sato N., Yoshimura S., Application of Hydrogen Isotope Geochemistry to Volcanology:

Recent Perspective on Eruption Dynamics. Proceedings of the 5th Internatinal Workshop on Water Dynamics,

Sendai, Japan, 25-27 September 2007, American Institute of Physics Conference Proceedings, 987, 93–99, 2008. 7. Nakamura M., Okumura S., Tsuchiyama A., Microstructures of bubles in flowing magma, SPriong-8 Research

Frongtiers 2007, 124–125.

8. Nemoto K., Watanabe N., Tsuchiya N., Evaluation of Fluid Flow field in single rock fracture during friction sliding. AIP Conference Proceedings, 987, 123-128, 2008.

9. Ogawa Y., YamasakiS., Tsuchiya N., The in Fl;uence of grain sizes and chemical weathering level on extractabity

of elements from sedimentary rocks. AIP Conference Proceedings, 987, 129-132, 2008. 10. Ohtani E., Asanuma H., Terasak, H., Sakai T., Kamada S., Sawada N., Kondo T., Hirao N., Study of high pressure

phases of iron-nickel-silicon alloy at multi-megabar pressure and high temperature, SPring-8 User Experimental

Report, 2008A.

11. Ohtani E., Suzuki A., Terasaki H., Sakamaki T., Urakawa S., Katayama Y., Hayashi H., Nakano Y., Ｘ線吸収法に

よるペリドタイトマグマの密度測定. SPring-8 User Experimental Report No.21 (2008A), 2008A3722, 2008. 12. Ozawa S., Ohtani E., Suzuki A., Miyahara M., Terada K., Kimura M., Pressure-temperature conditions and U-Pb

ages of shock melt veins in L6 chondrites. Meteoritics & Planetary Science, 43(7) suppl., A126, 2008. 13. Sakai T., Kamada S., Terasaki H., Ohtani E., Asanuma H., Hirao N., Phase relation of Fe-Ni-S ternary system at

the core pressure and temperature, SPring-8 User Experimental Report, 2008A. 14. Sakamaki T., Suzuki A., Ohtani E., Terasaki H., Funakoshi K., In situ X-ray experiment on the structure of basaltic

magma under high pressure and high temperature. SPring-8 User Experimental Report No.21 (2008A),

2008A1118, 2008. 15. Suto Y., Takahashi H., Tsuchiya N., Experimental study on initial behavior of water-rock interaction in

CO2-added hydrothermal system. AIP Conference Proceedings, 987, 66-69, 2008.

16. Terasaki H., Shibazaki Y., Ohtani E., Suzuki, A., Sakamaki T., Ghosh S., Nishida K., Funakoshi K., In situ X-ray



diffraction study of Hydrogen partitioning between iron and mantle minerals under high pressure and temperature; Implications to Hydrogen behavior at the Martian core-mantle boundary, SPring-8 User Experimental Report, 2008A.

17. Terasaki H., Shibazaki Y., Ohtani E., Suzuki A., Sakamaki T., Ghosh S., Nishida K., 高温高圧Ｘ線その場観察実

験による鉄－マントル鉱物間の水素分配；火星の核-マントル境界における水素挙動の解明. SPring-8 User Experimental Report No.21 (2008A), 2008A1145, 2008.

18. Tsuno K., Terasaki H., Ohtani E., In situ observation of liquid immiscibility in Fe-O-S system at high pressures and

temperatures, SPring-8 Research Frontiers 2007, 3-4, 2008

19. Urakawa S., Sakamaki T., Nishida K., Suzuki A., Yamaguchi J., Ohtani E., X 線吸収法による含水玄武岩メルト

の密度の圧力変化の研究. SPring-8 User Experimental Report No.20 (2007B), 2007B3707, 2008. 20. Watanabe N., Iijima H., Hirano N., Tsuchiya N., Experimental and numerical analysis of Flow path change in rock

fracture under hydrothermal condition. AIP Conference Proceedings, 98, 133-136, 2008.

21. 井元恒, 道林克禎, 大内智博, 中村美千彦: ゾル・ゲル法による石英結晶資料の合成. 静岡大学地球科学

研究報告,35, 45–54, 2009. 22. 佐藤典子, 中村美千彦: 浅間火山天明噴火の火道内プロセス. 月刊地球, 31 (プロキシマル火山地質学の

新展開), 2–6, 海洋出版, 2009.

23. 中村美千彦他 6 名: X 線マイクロトモグラフィを用いた珪長質マグマの脱ガス機構の研究：発泡度およ

び結晶の効果 . Spring-8 User Experimental Report, 2007B1287, http://www.spring8. or.jp/ja/support/download/publication/user_exp_report/publicfolder_view, Available on line, 2008.

24. 中村美千彦, 竹内晋吾，大瀧恵一: 溶結現象とレオモルフィズム II. 月刊地球, 31 (プロキシマル火山地質

学の新展開), 23–28, 海洋出版, 2009.



＜地震火山ダイナミクス研究サブグループ＞

＜1＞ISI 登録誌 1. Abe I., Goto K., Imamura F., Shimizu K., Numerical simulation of the tsunami generated by the 2007 Noto Hanto

earthquake and implications for unusual tidal surges observed in Toyama Bay. Earth, Planets and Space. 60,

133-138, 2008. 2. Acocella V., Yoshida T., Yamada R. and Funiciello F., Structural control on late Miocene to Quaternary volcanism

in the NE Honshu arc, Japan. Tectonics, 27, TC5008, doi:10.1029/2008TC002296, 2008.

3. Eryan Dai, Ya Qiu Jin, Hamasaki T, Sato M., Three dimensional stereo reconstruction of buildings using polarimetric SAR images acquired in opposite directions. IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters, 5 (2), 236-240, 2008.

4. Goltz C., Turcotte D.L., Abaimov S.G., Nadeau R.M., Uchida N., Matsuzawa, T., Rescaled earthquake recurrence time statistics: application to microrepeaters. Geophys. J. Int., 176, 256-264, doi:10.1111/j.1365-246X.2008.03999.x, 2009.

5. Imamura F., Goto K., Ohkubo S., A numerical model for the transport of a boulder by tsunami. Journal of

Geophysical Research –Ocean, 113, C01008, doi:10,1029/2007JC004170, 2008 6. Inazu D., Sato T., Nakamura K., Miura S., Fujimoto H., Larson C.F., Higuchi T., Accurate ocean tide modeling in

southeast Alaska and large tidal dissipation around Glacier Bay. J. Oceanogr., in press. 7. Zhao J.G., Sato M., Experimental implementation and assessment of two polarimetric calibration approaches

applied for a fully polarimetric borehole radar. Journal of Geophysics and Engineering, 5, 232-243, 2008.

8. Sonoda J., Koga M., Sato M., A novel error compensation method with the dispersion relation equation for the CIP method. IEICE Electronics Express (ELEX), 5 (22), 936-942, 2008.

9. Kido M., Osada Y., Fujimoto H., Temporal variation of sound speed in ocean: a comparison between GPS/acoustic

and in situ measurements, Earth Planet. Space, 60, 229-234, 2008. 10. Koshimura S., Hayashi Y., Munemoto K., Imamura F., Effect of the Emperor Seamounts on Trans--Oceanic

Propagation of the 2006 Kuril Island Earthquake Tsunami, Geophysical Research Letters, 35,

doi10.1029/2007GL032129, 2008 11. Maed, T., Sato, H., Nishimura, T., Synthesis of coda wave envelopes in randomly inhomogeneous elastic media in

a half-space: single scattering model including Rayleigh waves. Geophys. J. Int., 172, 130–154, doi:

10.1111/j.1365-246X.2007.03603.x, 2008, 12. McNutt. R.S., Nishimura, T., Volcanic tremor during eruptions: temporal characteristics, scaling and constraints on

conduit size and processes. J. Volcanol. Geotherm. Res., 178，10-18., 2008. 13. Muto J., Nagahama, H., Miura T., Arakawa I., Frictional discharge plasma and seismo-electromagnetic phenomena.

Physics of Earth and Planetary Interior, 168, 1-5, 2008. 14. Nishimoto S., Ishikawa M., Arima M., Yoshida T., Nakajima J., Simultaneous high P-T measurements of

ultrasonic compressional and shear wave velocities in Ichino-megata mafic xenoliths: Their bearings on seismic velocity perturbations in lower crust of northeast Japan arc. J. Geophys. Res., 113, B12212, doi:10.1029/2008JB005587. 2008.

15. Omori Y., Nagahama H., Kawada Y., Yasuoka Y., Ishikawa T., Tokonami S., Shinogi M., Preseimic alteration of atmospheric electric conditions due to anomalous radon emanation. Physics and Chemistry of the Earth,



(accepted in 2008; in press), Available online 20 August 2008. 16. Osada Y., Kido M., Fujimoto H., Kaneda Y., Development of a seafloor acoustic ranging system toward the

seafloor cable network system. Ocean Engineering, 35, 1401-1405, doi: 10.1016/j.oceaneng.2008.07.007, 2008. 17. Sato H., Korn, M., Synthesis of vector-wave envelopes in random elastic media on the basis of the Markov

approximation, in “Earth Heterogeneity and Scattering Effects on Seismic Waves (Eds. H. Sato and M. Fehler)”, Advances in Geophysics (Series Ed. R. Dmowska), Academic Press, Amsterdam, 50, 44-94, 2008.

18. Sato H., Synthesis of vector-wave envelopes in 3-D random media characterized by a nonisotropic Gaussian ACF

based on the Markov approximation. J. Geophys. Res., 113, B08304, doi:10.1029/2007JB005524, 2008． 19. Sato T., Miura S., Ohta Y., Fujimoto H., Sun W., Larsen C., Heavner M., Kaufman M., Freymueller J.T., Earth

tides observed by gravimeter and GPS in Southeastern Alaska. J. Geodynamics, 46 (3-5), 78-89, 2008.

20. Sawazaki K., Sato H., Nakahara H., Nishimura T., Time-lapse changes of seismic velocity in the shallow ground caused by strong ground motion shock of the 2000 Western-Tottori Earthquake, Japan, as revealed from coda deconvolution analysis. Bull. Seismol. Soc. Am., in press, doi:10.1785/0120080058, 2008.

21. Kusano S., Sato M., Evaluation of Trihedral Corner Refector for SAR Polarimetric Calibration. IEICE Transactions on Electronics, E92-C (1), 112-115, 2009.

22. Takahash, T., Sato H., Nishimura T., Recursive formula for the peak delay time with travel distance in von Karman

type non-uniform random media on the basis of the Markov approximation. Geophys. J. Int., 173 (2), 534–545, 2008.

23. Takahashi T., Sato H., Nishimura T., Recursive formula for the peak delay time with travel distance in von

K´arm´an type non-uniform random media on the basis of the Markov approximation. Geophys. J. Int., 173, 534–545, doi: 10.1111/j.1365-246X.2008.03739.x, 2008.

24. Feng X., Sato H., Zhang Y., Liu C., Shi F., Zhao Y., CMP antenna array GPR and signal to noise ratio improvement.

IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters, 6 (1), 23-27, 2009. 25. Yajima T., Nagahama H., Geometrical unified theory of Rikitake system and KCC-theory. Nonlinear Analysis:

Theory, Methods & Applications, Article Type: Special Issue: WCNA 2008, (accepted in 2008), Available online

17 October 2008. 26. Yamasaki K., Nagahama H., Energy integral in fracture mechanics (J-integral) and Gauss-Bonnet theorem. Energy

integral in fracture mechanics (J-integral) and Gauss-Bonnet Theorem. ZAMM (Journal of Applied Mathematics

and Mechanics / Zeitschrift für Angewandte Mathematik und Mechanik), 88, Issue 6, 515-520, 2008. 27. Yasuoka Y., Kawada Y., Nagahama H., Omori Y., Ishikawa T., Tokonami S., Shinogi M., Preseismic changes in

atmospheric radon concentration and crustal strain. Physics and Chemistry of the Earth, (accepted in 2008; in

press), Available online 27 June 2008. ＜2＞ ISI 以外の査読附き学術雑誌 1. Nagahama H., Teisseyre R., Contiuum Theory of Defects: Advanced Approaches, In Physics of Asymmetric

Continuum: Extreme and Fracture Processes – Earthquake Rotation and Soliton Waves, eds. R. Teisseyre, H. Nagahama and E.Majewski, Springer-Verlag, Ch.17, pp.221-248, 2008.

2. Saito T., Sato H., Takahashi T., Direct simulation methods for scalar-wave envelopes in two-dimensional layered random media based on the small-angle scattering approximation. Commun. Comput. Phys., 3, 63-84, 2008.

3. Yajima T., Nagahama H., Nonlinear dynamical systems and KCC-theory. Acta Mathematica Academiae

Paedagogicae Nyíregyháziensis (AMAPN; Electronic journal of the Institute of Mathematics and Computer Science, College of Nyíregyháza, Hungary, http://www.emis.de/journals/AMAPN/vol24_1/18.html), 24(1),



179-189, 2008 4. Yasuoka Y., Nagahama H., Ishikawa H., Kawada Y., Omori Y., Tokonami S., Hashimoto T., Shinogi M., Changing

in radon exhalation before the Kobe earthquake, 138-142. Edited by Taichi Miura & Norikazu Kinoshita, Proceeding of the Eighth Workshop on Environmental Radioactivity, High Energy Accelerated Research, 2008,

Organization (KEK), Tsukuba, Japan March 22-24, 2007. 5. Yasuoka Y., Nagahama H., Ishikawa T., Kawada Y., Omori Y., Tokonami S., Shinogi, M., An anomalous increase

in atmospheric radon prior to the Kobe earthquake. In: Hattori, K. & Telesca, L. (eds.) Electromagnetics in

Seismic and Volcanic Areas, Yubunsha, Saitama, 29-34, 2008.

6. 園田潤，海野啓明，佐藤源之，一次元フラクタル媒質における電磁波の透過および共振特性の解析．

電子情報通信学会論文誌 B，J91-B （11），1450-1458，2008．

7. 関根勉, 石川賢一, 須藤彰三, 吉田武義, 岩佐直仁, 長濱裕幸, 中村教博,東北大学初年次学生への環境

放射能教育 −自然科学総合実験−, 199-204, 2008, 第 8 回「環境放射能」研究会，3 月 22 日-24 日，高エ

ネルギー加速器研究機構, つくば (Edited by Taichi Miura & Norikazu Kinoshita, Proceeding of the Eighth Workshop on Enviromental Radioactivity, High Eneregy Accelrated Research Organization (KEK), Tsukuba,

Japan March 22-24, 2007.)． 8. 高橋潤, 後藤和久, 大家隆行, 柳澤英明, 今村文彦，スリランカ・キリンダ漁港を対象とした 2004 年イン

ド洋大津波による土砂移動過程の解析. 海岸工学論文集，55, 251-255, 2008 9. 佐藤源之, 電波計測技術の農業農村工学分野への応用．水土の知，76 （9）， 791－794 ，2008． 10. 宗本金吾, 越村俊一, 今村文彦, 千島海溝で発生する津波の後続波の特性に関する研究. 海岸工学論文集，

55, 296-300, 2008

11. 小坂英樹, 楮原京子, 三輪敦志, 今泉俊文, 黒沢英樹, 野原荘, 横手盆地東縁断層帯の後期千親等〜更新

棟のフィッション・トラック年代. 地学雑誌，117，851-862, 2008．

12. 松澤暢，プレート境界地震とアスペリティ・モデル．地震 2，印刷中，2009． 13. 西畑剛, 後藤和久, 田島芳満, 高橋智幸, 今村文彦，自然海岸における津波による土砂移動調査. 海岸工

学論文集, 55, 446-450, 2008.

14. 石川徹夫, 安岡由美, 長濱裕幸, 川田祐介, 大森康孝, 床次眞司, 志野木正樹, 地震と大気中ラドン濃度

の変化（II）−従来の観測例−. 保健物理， 43 (3), 253-267, 2008. 15. 石川徹夫, 安岡由美, 長濱裕幸, 川田祐介, 大森康孝, 床次眞司, 志野木正樹, 地震と大気中ラドン濃度

濃度異常（I）−従来の観測例−. 保健物理，43 (2), 103-111, 2008. 16. 村嶋陽一, 今村文彦, 越村俊一, 津浪遡上計算におけるメッシュ分割の影響に関する基礎検討. 海岸工学

論文集，55, 236-240, 2008.

17. 長谷川昭，中島淳一，北佐枝子，辻優介，新居恭平，岡田知己，松澤暢，趙大鵬，地震波でみた東北日

本沈み込み帯の水の循環－スラブから島弧地殻への水の供給．地学雑誌，117，59-75，2008. 18. 長田幸仁, 水上知子, 木戸元之, 太田雄策, 対馬弘晃, 三浦哲, 藤本博己，10Hz GPS 受信機導入による海

底地殻変動観測高度化の試み. 測地学会誌, 54 (3), 141-151, 2008. 19. 藤本博己, 木戸元之, 長田幸仁, 金田義行，GPS/A 方式海底地殻変動連続観測に向けた観測システムの開

発. 測地学会誌, 54 (3), 181-187, 2008.

20. 木戸元之, 藤本博己, 長田幸仁，過去の海底地殻変動観測における動揺センサーデータの有効利用につい

て. 測地学会誌, 54 (3), 163-179, 2008. 21. 柳澤英明, 越村俊一, 宮城豊彦, 今村文彦，2004 年インド洋津波におけるマングローブ林のフラジリティ

ー関数と津波減衰効果. 海岸工学論文集，55, 286-290, 2008



＜3＞査読無し論文 1. アイデンオメル, 今村文彦，2007 年 9 月 12 日インドネシア南スマトラ地震とその津波による災害調査

速報. 土木学会誌，事故・災害， vol.93, no.2, pp.46-49, 2008 2. 関根勉, 長濱裕幸, 中村教博, 身近な環境放射能を知るための理科実験プログラムの開発．東北大学高

等教育開発推進センター紀要，第３号，259-266, 2008. 3. 今村文彦，災害サイクルを踏まえた減災としなやかな対応（危機管理），巻頭言，建設の施工企画，No.702，

2008 年 8 月号，7p., 2008.

4. 今村文彦，津波による被災メカニズム，論説. 地盤工学会誌, 56(11), Ser. No.610, 5-7, 2008. 5. 佐藤源之，GPR 技術と人道的地雷検知への応用. CQ 出版社，RF ワールド 4， 2008． 6. 佐藤源之，人道的地雷除去のための地雷検知技術の開発. 渋沢栄一記念財団青淵，714，pp.10-12, 2008.

7. 佐藤源之，電子情報通信学会，電子情報通信学会知識ベース，担当：地中レーダ, 2008. 8. 松澤暢，内田直希，釜石沖の規則的な地震活動とアスペリティ・モデル．なゐふる，67，4-5，2008． 9. 布原啓史, 吉田武義, 山田亮一, 地理情報システムを用いた地震災害とカルデラ構造との関連の検討地

理情報システムを用いた地震災害とカルデラ構造との関連の検討．地質学会 HP ニュース

（http://www.geosociety.jp/hazard/content0035.html）, 2008． 10. 木村純一，Stern R.J.，吉田武義, 島弧マントルウェッジの岩石学モデルと地球化学マスバランス．月刊地

球，30，2，94-100，2008. ＜4＞著書 1. Sato H., Fehler. M.C. (Guest Eds.), Earth Heterogeneity and Scattering Effects on Seismic Waves, Advances in

Geophysics (Series Ed. R. Dmowska), Academic Press, Amsterdam, Vol. 50, 1-476, 2008.

2. Sato H., Fehler M.C., Seismic Wave Propagation and Scattering in the Heterogeneous Earth, (Second Print), Springer Verlag and AIP Press, New York, 1-308, in press, 2009.

3. Sato H., Scattering of seismic waves in the heterogeneous Earth, in Encyclopedia of Complexity and Systems

Science (Ed. R. A. Mayers), Springer Verlag GmbH, Heidelberg, in press, 2009. 4. Teisseyre R., Nagahama H., Majewski, E. (eds.) Physics of Asymmetric Continuum: Extreme and Fracture

Processes – Earthquake Rotation and Soliton Waves. Springer-Verlag 293 pp., 2008.

5. 岩佐直仁，長濱裕幸，課題１．環境放射線を測る，東北大学全学教育科目テキスト・自然科学総合実験

2008，東北大学自然科学総合実験テキスト編集委員会（編），11-32，東北大学出版会，仙台．285 pp., 2008. 6. 今村文彦（分担），E.Bernardo & A.Robinon ed., The Sea : Tsunamis (The Sea: Ideas and Observations on Progress

in the Study of the Seas), Harvard Univ.Press, ISBN：9780674031739, 2008 7. 今村文彦（分担），TSUNAMI –津波から生きのびるために，（財）沿岸技術沿岸センター｢TSUNAMI｣出

版編集委員会編，丸善プラネット（株），ISBN：978-86345-003-5, 196pp., 2008.

8. 佐藤源之，GPR による遺跡調査物理探査学会．探査適用事例集，341-345，(執筆担当部分), 2008． 9. 佐藤源之，最近の物理人道的地雷除去のための地雷検知ならびに不発弾検知技術．探査適用事例集，

325-330，(執筆担当部分), 2008.

10. 西村太志, 浜口博之,「火山性地震と火山性微動」．276-292．下鶴大輔，荒牧重雄，井田喜明，中田節也

編「火山の事典」．朝倉出版，575pp., 2008． 11. 西村太志,「観測から火山を知る」．井田喜明・谷口宏充編「火山爆発に迫る」．東大出版，（2009 年 2 月

発刊予定）, 2009. 12. 長濱裕幸，課題 3．地球大気の大循環，東北大学全学教育科目テキスト・文科系開講自然科学総合実験，

33-44，東北大学文科系開講自然科学総合実験テキスト編集委員会（編），東北大学出版会，仙台．179 pp., 2008.



＜気候変動ダイナミクス研究サブグループ＞

＜1＞ISI 登録誌 1. Hasegawa, T., Hanawa K., Tourre Y.M., White W.B., Absence of propagating upper-ocean heat content anomalies

in the eastern tropical South Pacific after ENSO events. Geophys. Res. Lett., 35, L09607, doi:10.1029/GL033065,

2008. 2. Ishidoya S., Sugawara S., Morimoto S., Aoki S., Nakazawa T., Gravitational separation of major atmospheric

components of nitrogen and oxygen in the stratosphere. Geophys. Res. Lett., 35, L03811,

doi:10.1029/2007GL030456, 2008. 3. Ishidoya S., Morimoto S., Sugawara S., Watai T., Machida T., Aoki S., Nakazawa T., Yamanouchi T., Gravitational

separation detected from O2/N2, δ15N of N2, δ18O of O2, Ar/N2 observed in the lowermost part of the stratosphere at northern middle and high latitudes in early spring of 2002. Geophys. Res. Lett., 35, L03812, doi:10.1029/2007GL031526, 2008.

4. Ishijima K., Nakazawa T., Aoki S., Variations of atmospheric nitrous oxide concentration in the northern and

western Pacific, Tellus B, in press, 2009. 5. Kawagucci S., Tsunogai U., Kudo S., Nakagawa F., Honda H., Aoki S., Nakazawa T., Tsutsumi M., Gamo T.,

Long-term observation on 17O anomaly in the lower stratospheric CO2 over Japan. Atmos. Chem. Phys., 8, 1-9,

2008. 6. Kawamura H., Qin HL, Ando K., In-situ Diurnal Sea Surface Temperature Variations and Near-Surface Thermal

Structure in the Tropical Hot Event of the Indo-Pacific Warm Pool. J. Oceanogr., 64(6), 847-857, 2008.

7. Kizu S., Onishi H., Suga T., Hanawa K., Watanabe T., Iwamiya H., Evaluation of the fall rates of the present and developmental XCTDs. Deep-Sea Res., 55, 571-586, 2008.

8. Machida T., Matsueda H., Sawa Y., Nakagawa Y., Hirotani K., Kondo K., Goto K., Ishikawa K., Nakazawa T.,

Ogawa T., Worldwide Measurements of Atmospheric CO2 and Other Trace Gas Species Using Commercial Airlines. Journal of Atmospheric and Oceanic Technology, 25, 1744-1754, 2008.

9. Miyazaki K., Machida T., Patra P.K., Iwasaki T., Nakazawa T., Formation mechanisms of latitudinal CO2 gradients

in the upper troposphere over the subtropics and tropics. J. Geophys. Res., in press, 2009. 10. Miyazaki K., Patra P. K., Takigawa M., Iwasaki T., Nakazawa T., Global-scale transport of carbon dioxide in the

troposphere. J. Geophys. Res., 113, D15301, doi:10.1029/2007JD009557, 2008.

11. Qin HL, Kawamura H., Sakaida F., et al., A case study of the tropical Hot Event in November 2006 (HE0611) using a geostationary meteorological satellite and the TAO/TRITON mooring array. J. Geophys. Res.-OCEANS, 113, C8, C08045, 2008.

12. Shimada T., Kawamura H., Satellite evidence of wintertime atmospheric boundary layer responses to multiple SST fronts in the Japan Sea, Geophys. Res. Lett., 35, L23602, doi:10.1029/2008GL035810, 2008.

13. Shimada T., Isoguchi O., Kawamura H., Numerical simulations of wind wave growth under coastal wind jet

through the Kanmon Strait. Weather Forecast., 23 (6), 1162-1175, 2008. 14. Suga T., Aoki Y., Saito H., Hanawa K., Ventilation of the North Pacific subtropical pycnocline and mode water

formation. Prog. Oceanogr., 77, 285-297, 2008.

15. Sun J., Kawamura H., A case study on modification of SAR spectra associated with surface wind fields in the sea



off the Kii Peninsula. J. Oceanogr. , 65 (1), 45-52, 2009. 16. Uehara H., Kizu S., Hanawa H., Yoshikawa, Y., Roemmich D., Estimation of heat and freshwater transports in the

North Pacific using the high resolution XBT data. J. Geophys. Res., 113, C02014, doi:10.1029/2007JC004165, 2008.

17. Yi Chang, Ming-An Lee, Shimada T., Sakaida F., Kawamura H., Jui-Wen Chan, Kuo-Wei Lan, Wintertime high-resolution features of sea surface temperature and chlorophyll-a fields associated with oceanic fronts in the southern East China Sea. Internal Journal of Remote Sensing, 29(21), 6249-6261, 2008.

18. Zhang D., Tang J., Shi G., Wen M., Nakazawa T., Aoki S., Sugawara S., Morimoto Patra P.K., Hayasaka T., Saeki T., Temporal and spatial variations of the atmospheric CO2 concentration in China. Geophys. Res. Lett., 35, L03801, doi:10.1029/2007GL032531, 2008.

＜2＞ISI 以外の査読付き論文 1. Engel A., Möbius T., Bönisch H., Schmidt U., Heinz R., Levin I., Atlas E., Aoki S., Nakazawa T., Sugawara S.,

Moore F., Hurst D., Elkins J., Schauffler S., Andrews A., Boering K., Age of stratospheric air unchanged within uncertainties over the past 30 years. Nature Geoscience, 2, 28-31, doi:10.1038/ngeo388, 2009.

2. Goto K., Imamura F, Keerthi N, Kunthasap P, Matsui T, Minoura K, Ruangrassamee A, Sugawara D., Supharatid

S., Distribution and Significance of the 2004 Indian Ocean Tsunami Deposits: Initial Results from Thailand and Sri Lanka. In Shiki et al. (eds.) Tsunamiites - Features and Implication, Elsevier. 105-122, 2008.

3. Maksyutov S., Kadygrov N., Nakatsuka Y., Patra P.K., Nakazawa T., Yokota T., Inoue G., Projected impact of the

GOSAT observations on regional CO2 flux estimations as a function of total retrieval error. Journal of Remote Sensing Society of Japan, 28, 190-197, 2008.

4. Maksyutov S., Patra, P.K., Onishi R., Saeki T., Nakazawa T., NIES/FRCGC global atmospheric tracer transport

model: description, validation, and surface sources and sinks inversion. Earth Simulator Journal, 9, 3-18, 2008. 5. Sugawara, D., Minoura, K., and Imamura, F., Tsunamis and tsunami sedimentology. In Shiki et al. (eds.)

Tsunamiites - Features and Implication, Elsevier Science, Amsterdam, 9-49, 2008.

6. 安中さやか , 花輪公雄 ,日本の冬季気温の経年変動とその大規模大気循環場との関係 . 天気 , 55(3), 149-158, 2008.

7. 川村宏，境田太樹，細田皇太郎，GLI による海面水温推定と ADEOS-II 融合海面水温，日本リモートセ

ンシング学会誌(印刷中) , 2009.

＜3＞査読なし論文

1. 安中さやか, 花輪公雄, 過去 100 年間の全球海面水温場に出現したレジーム・シフト. 月刊海洋, 40(8), 439-444, 2008.

2. 花輪公雄, Topics: IPCC(気候変動に関する政府間パネル)とは何か. Aoba Scientia, No. 10 (2008 年 3 月発行), 2008.

3. 花輪公雄, 海洋学者のつぶやき「海洋学における業界用語」. 流氷倶楽部通信, 28 (2008 年 2 月 12 日号), 4, 2008.

4. 花輪公雄, 学部長メッセージ「素粒子から宇宙まで，自然に横たわる原理や法則を探求する理学を東北

大学で実践しよう」. 蛍雪時代, 2008 年 8 月号, 195, 2008. 5. 花輪公雄, 地球温暖化と私たち. anjali (あんじゃり), 15, 2-5 (2008 年 6 月発行), 2008.

6. 花輪公雄, 川崎健・谷口旭・二平章, レジーム・シフト研究. 月刊海洋, 40(8), 435-438, 2008.



＜4＞著書 1. Shiki T., Tsuji Y., Yamazaki T., Minoura K., Tsunamiites - Features and Implication. Elsevier Science, Amsterdam,

411 pp., 2008.

＜生命起源・絶滅サブグループ＞

＜1＞ISI 登録誌 1. Ando A., Kaiho K., Kawahata H., Kakegawa T., Timing and magnitude of early Aptian extreme warming:

Unraveling primary δ18O variation in indurated pelagic carbonates at Deep Sea Drilling Project Site 463, central Pacific Ocean. Palaeogeogr., Palaeoclimatol., Palaeoecol., 260, 463-476, 2008.

2. Furukawa Y., Sekine T., Oba M., Kakegawa T., Nakazawa H., Biomolecule formation by oceanic impacts on early Earth. Nature (Geoscience) vol.2., 2009.

3. Kakegawa T., Utsumi M., Marumo K., Geochemistry of Sulfide Chimneys and Basement Pillow Lavas at the

Southern Mariana Trough (12.55oN–12.58oN) Resource Geology, 58, 249-266, 2008. 4. Oba M., Nakamura M., Fukuda Y., Katabuchi M., Takahashi S., Haikawa M., Kaiho K., Benzohopanes and

diaromatic 8(14)-secohopanoids in some Late Permian carbonates. Geochemical Journal, in press, 2009.

5. Takahashi S., Yamakita S., Suzuki N., Kaiho K., Ehiro M., High organic carbon content and a decrease in radiolarians at the end of the Permian in a newly discovered continuous pelagic section: a coincidence?. Palaeogeogr., Palaeoclimatol., Palaeoecol., 271, 1-12, 2009.

6. Watanabe T., Nakamura T., Nara F., Kakegawa T., other 6, High-time resolution AMS 14C data sets for lake Baikal and Lake Hovsgol sediment cores: Changes in radiocarbon age and sedimentation rates during the transition from the last glacial to the Holocene. Quaternary International, in press, 2009.

7. Mizota C., Doi H., Kikuchi E., Shikano S., Kakegawa T., Yurlova N., Yurlov A.K., Stable isotope characterization of fluids from the Lake Chany complex, western Siberia, Russian Federation. Applied Geochemistry, 24, 319-327, 2008.

8. Hoashi M. Bevacqua D.C., Otake T. , Watanabe Y. Hickman A.H., Utsunomiya S. Ohmoto H. (2009) Primary haematite formation in an oxygenated sea 3.46 billion year ago . Nature(geoscience) on line DOI: 10.1038/NGEO465

＜2＞ISI 以外の査読付き学術雑誌 1. Yamanaka T., Mizota C. Matsuyama-Serisawa K., Kakegawa T. 他４名, Stable isotopic characterization of carbon,

nitrogen and sulfur uptake of Acharax japonica from central Japan. Plankton Benthos Res., 3, 36-41, 2008.

2. 海保邦夫, ペルム紀末大量絶滅時の硫化水素大量放出事変. Researches in organic geochemistry, in press, 2009.

＜4＞著書 1. 伊藤絹子・掛川武, 河川汽水域を利用する魚類の食物源 ”安定同位体スコープで覗く海洋生物の生態” 恒

星社厚生閣, pp.70-84, 2008.



＜惑星進化研究グループ＞

＜1＞ISI 登録誌 1. Iwagami N., Ohtsuki S., Tokuda K., Ohira N., Kasaba Y., Imamura T., Sagawa H., Hashimoto G.L,. Takeuchi S.,

Ueno M., Okumura S., Hemispheric distributions of HCl above and below the Venus’ clouds by ground-based 1.7

um spectroscopy. Planet. Space Sci., 56, 1424–1434, 2008. 2. Kasaba Y., Bougeret J.-L., Blomberg L.G., Kojima H., Yagitani S., Moncuquet M., Trotignon J.-G., Chanteur G.,

Kumamoto A., Kasahara Y., Lichtenberger J., Omura Y., Ishisaka K., Matsumoto H., The Plasma Wave

Investigation (PWI) onboard the BepiColombo/MMO: First measurement of electric fields, electromagnetic waves, and radio waves around Mercury. Planet. Space Sci., in press, 2008.

3. Kasahara Y., Goto Y., Hashimoto K., Imachi T., Kumamoto A., Ono T., Matsumoto, H., Plasma Wave Observation

using Waveform Capture (WFC) on LRS/SELENE, Earth Planets Space, 60, 341-351, 2008. 4. Kimura T., Tsuchiya F., Misawa H., Morioka A., Nozawa, H., Occurrence and source characteristics of the

high-latitude components of Jovian Broadband Kilometric Radiation. Planet. Spce Sci., 56, 1155-1168,

doi:10.1016/j.pss.2008.03.001, 2008. 5. Kimura T., Tsuchiya F., Misawa H., Morioka A., Nozawa, H., Radiation characteristics of quasi-periodic radio

bursts in the Jovian high latitude region. Planet. Spce Sci., 56, 1967-1976, doi:10.1016/j.pss.2008.09.021, 2008.

6. Kobatake H., Tsukamoto K., Nozawa J., Nagashima K., Satoh H., Dold P., Crystallization of cosmic dust from highly supersaturated silicate vapor in a rapidly cooled environment. ICARUS, 198, 208-217, 2008.

7. Kumamoto A., Ono T., Kasahara Y., Goto Y., Iijima Y., Nakazawa S., Electromagnetic compatibility (EMC)

evaluation of the SELENE spacecraft for the lunar radar sounder (LRS) observations. Earth Planets Space, 60, 333-340, 2008.

8. Maruyama M., Tsukamoto K., Sazaki G., Nishimura Y., Vekilov P. G., Chiral and achiral mechanisms of regulation

of calcite crystallization. Crystal Growth & Design, 9, 127-135, 2009. 9. Misawa H., Sonobe A., Morioka A., Okano S., Investigation of local time dependence of Mercury's sodium

exosphere based on a numerical simulation. Planet. Spce Sci., 56, 1681-1687, doi:10.1016/j.pss.2008.07.029,

2008. 10. Morioka A., Miyoshi Y., Tsuchiya F., Misawa H., Yumoto K., Parks G.K., Anderson R.R., Menietti J.D., Donovan

E.F., Honary F., Spanswick E., AKR breakup and auroral particle acceleration at substorm onset. J. Geophy. Res.,

113, A09213, doi:10.1029/2008JA013322, 2008. 11. Morioka A., Miyoshi Y., Tsuchiya F., Misawa H., Yumoto K., Parks G.K., Anderson R.R., Menietti J.D., Honary

F., Vertical evolution of auroral acceleration at substorm onset. Ann. Geophys., in press, 2009.

12. Nagashima K., Moriuchi Y., Tsukamoto K., Tanaka K.K., Kobatake H., Critical cooling rates for glass formation in levitated Mg2SiO4-MgSiO3 chondrule melts. Journal of Mineralogical and Petrological Sciences, 103(3), 204-208, 2008.

13. Nishimura Y., Wygant J.R., Ono T., Iizima M., Kumamoto A., Brautigam D.H., Rich F.J., Large-amplitude wave electric field in the inner magnetosphere during substorms. J. Geophys. Res., doi:10.1029/2007JA012833, 2008.

14. Nishimura Y., Wygant J., Ono T., Iizima M., Kumamoto A., Brautigam D., Friedel R., SAPS measurements around

the magnetic equator by CRRES, Geophys. Res. Lett., 35, L10104, doi:10.1029/2008GL033970, 2008.



15. Obuchi Y., Sakanoi T., Yamazaki A., Ino T., Okano S., Kasaba Y., Hirahara M., Kanai Y., Takeyama N., Initial observations of auroras by the multi-spectral auroral camera on board the Reimei satellite. Earth Planet Space, 60(8), 827-835, 2008.

16. Ohtsuki S., Iwagami N., Sagawa H., Ueno M., Kasaba Y., Imamura T., Nishihara E., Imaging spectroscopy of the

Venus 1.27-μm O2 airglow with ground-based telescopes. Adv. Space Res., 41(9), 1375-1380, 2008. 17. Ohtsuki S., Iwagami N., Sagawa H., Ueno M., Kasaba Y., Imamura T., Yanagisawa K., Nishihara E., Distributions

of the Venus 1.27-μm O2 airglow and rotational temperature, Planet. Space Sci., 56, 10, 1391-1398, 2008. 18. Okazaki Y., Fushishita A., Narumi T., Kato C., Yasue S., Kuwabara T., Bieber J.W., Evenson P., Da Silva M.R., Dal

Lago A., Schuch N.J., Fujii Z., Duldig M.L., Humble J.E., Sabbah I., Kota J., Munakata K., Drift effects and the cosmic ray density gradient in a solar rotation period: First observation with the Global Muon Detector Network

(GMDN). Astrophys. J., 681(1), 693-707, 2008. 19. Ono T., Kumamoto A., Yamaguchi Y., Yamaji A., Kobayashi T., Kasahara Y., Oya H., Instrumentation and

observation target of the Lunar Radar Sounder (LRS) experiment on-board the SELENE spacecraft. Earth Planets

Space, 60, 321-332, 2008. 20. Sato Y., Ono T., Iizima M., Kumamoto A., Sato N., Kadokura A., Miyaoka H., Auroral radio emission and

absorption of medium frequency radio waves observed in Iceland. Earth Planets Space, 60, 207-217, 2008.

21. Sazaki G., Okada M., Matsui T., Watanabe T., Higuchi H., Tsukamoto K., Nakajima K., Single-Molecule Visualization of Diffusion at the Solution-Crystal Interface. Crystal Growth & Design, 8(6), 2024-2031, 2008.

22. Shimoda T., Machida S., Mukai T., Saito Y., Kasaba Y., Hayakawa H., Evaluation of the asymmetry in

photoelectron distribution around the GEOTAIL spacecraft. IEEE Trans. Plasma Sci., 36(5), 2253-2261, 2008. 23. Tsuchiya F., Misawa H., Imai K., Morioka A., Kondo T., Multi-frequency total flux measurements of Jupiter's

synchrotron radiation during a simultaneous spectrum and interferometer observation campaign. Adv. Geosci., in

press, 2009. 24. Yamakawa H., Ogawa H., Sone Y., Hayakawa H., Kasaba Y., Takashima T., Mukai T., Tanaka T., Adachi A.,

BepiColombo Mercury magnetospheric orbiter design. Acta Astronautica, 62, 699-705, 2008.

＜2＞ISI 以外の査読付き論文 1. 熊本篤志, 小野高幸, 中川広務, 山口靖, 押上祥子, 山路敦, 小林敬生, 笠原禎也, 大家寛, 「かぐや」搭

載月レーダーサウンダー(LRS)による月地下探査及び自然波動観測, 遊星人, in print, 2009. 2. 平野大地, 太田敦人, 村山健太, 宮崎真利, 丸山美帆子, 長嶋剣, 三浦均, 塚本勝男, 微小重力でのシャボ

ン玉の安定性. 日本マイクログラビティ応用学会誌, 25(2), 96-100, 2008.

＜3＞査読なし論文 1. Katoh Y., Tsuchiya F., Morioka A., Ujiie R., Misawa H., Miyoshi Y., Kurth W.S., Tomas A.T., Krupp N., Spatial

distribution of whistler-mode chorus emissions in the Jovian magnetosphere. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷

中. 2. 伊藤智美, 三澤浩昭, 土屋史紀, 森岡昭, 木村智樹, 木星ヘクトメートル電波の放射起源に関する研究.

第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中. 3. 花田英夫, 岩田隆浩, 佐々木晶, 河野宣之, 荒木博志, 野田寛大, 今井一雅, 三澤浩昭, 近藤哲朗, 次期月

探査計画における月面からの天文観測の提案. 第 52 回宇宙科学技術連合講演会集録, 3A11, 2008.

4. 岩井一正, 三澤浩昭, 土屋史紀, 森岡昭, 太陽電波 Type-I noise storm のスペクトル観測. 第 9 回惑星圏研



究会集録, 印刷中. 5. 岩田隆浩, 竹内央, 野田寛大, 浅利一善, 砂田和良,今井一雅, 成行泰裕, 三澤浩昭, 土屋史紀, 熊本篤志,

近藤哲朗, 中城智之, 井上允, 河野宣之, 月面-地球低周波電波干渉計の提案. 第 30 回太陽系科学シンポ

ジウム集録, 印刷中.

6. 吉崎泉, 塚本勝男, 小島謙一, FOTON-M3 を用いたタンパク質結晶成長実験, 宇宙航空研究開発機構特別

資料, 2008. 7. 今井一雅, 近藤哲朗, 東純平, 今井雅文, 三澤浩昭, 土屋史紀, 中城智之, 岩田隆浩, 河野宣之, 野田寛大,

月－地球間木星電波ＶＬＢＩに向けてのｅ－ＶＬＢＩ地球観測網による木星電波観測計画. 第 9 回惑星

圏研究会集録, 印刷中. 8. 今井浩太, 三澤浩昭, Bhardwaj A., 土屋史紀, 土居明広, 近藤哲朗, 森岡昭, 電波干渉計ＧＭＲＴを用いた

木星シンクロトロン放射の短期変動の探査. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中. 9. 三澤浩昭, 土屋史紀, SKA による惑星(木星)磁気圏研究への期待. SKA ワークショップ集録, 印刷中. 10. 三澤浩昭, 木星電波の情報とは？. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中.

11. 氏家亮, 三澤浩昭, 加藤雄人, 土屋史紀, 笠原慧, Galileo データを用いた木星内部磁気圏のエネルギー電

子変動現象解析. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中. 12. 塚本勝男, タンパク質結晶の成長機構と完全性に関するその場観察による研究－タンパク質結晶の成長

速度測定に初めて成功！－, 宇宙環境利用に関する公募地上研究ニュース, 10, 4-5, 2008. 13. 田所裕康, 三澤浩昭, 土屋史紀, 加藤雄人, 森岡昭, 三好由純, 平木康隆, 米田瑞生, Loss processes in

Saturn's inner magnetosphere: Phase space density analysis. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中.

14. 土屋史紀, 鍵谷将人, 吉川一朗, 三澤浩昭, 高橋幸弘, 寺田直樹, 山崎敦, 笠羽康正, 上野宗孝, TOPS によ

る木星電磁圏観測の科学目標. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中. 15. 木村智樹, 土屋史紀, 三澤浩昭, 森岡昭, Galileo/MAG データに基づく木星中間・外部磁気圏における磁場

周期変動解析. 第 9 回惑星圏研究会集録, 印刷中. 16. 野村詩穂, 三澤浩昭, 土屋史紀, 森岡昭, 木星シンクロトロン放射の強度変動特性. 第 9 回惑星圏研究会

集録, 印刷中.

＜4＞著書 1. Advances in Planetary Sciences: AOGS 2007, Ed. Bhardwaj A., Hartogh P., Kasaba Y., Wu C.Y.R., Planet. Space

Sci., 56, 13, Special Issue, 2008.

岩手・宮城内陸地震に関するシンポジウム

—１ヶ月後に分かってきたこと—

2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます．去る7月14日，

様々な分野の研究者が一同に会して，地震発生メカニズム，地滑り災害の発生，被害の全貌，減災に向けた課

題・教訓など，様々な問題について報告・議論しました．合計186名の参加者が，災害発生から1ヶ月で分かっ

たことを共有することができました．発表者の皆様，シンポジウムに参加してくださった皆様に厚くお礼申し

上げます．

岩手・宮城内陸地震調査研究グループ一同

日時：7月14日(月)午後1時から5時半

場所：工学部青葉記念会館大研修室（4階）150名定員

http://www.eng.tohoku.ac.jp/map/?menu=campus&area=f&build=05

主催：東北大学防災科学拠点グループ，グローバルCOE（変動地球惑星学の総合教育拠点），工学研究科附属災害制御研

究センター

共催：岩手・宮城内陸地震４学協会東北合同調査委員会科学研究費補助金「2008年岩手・宮城内陸地震に関する総合調査」

参加人数：大学行政民間メディア一般合計

８４３４４５２０３１８６

プログラム

はじめに，1:00-1:10

第１セッション地震メカニズム，断層，余震，強震動（13:10-14:10）

2008年岩手・宮城内陸地震緊急観測グループ・海野徳仁代表：2008年岩手・宮城内陸地震の発生機構について

大槻憲四郎・鹿島雄介・南須原美恵・中村教博：岩手・宮城内陸地震に伴う地下水・温泉の変動

今泉俊文・石山達也・大槻憲四郎・中村教博・越谷信・堤浩之・杉戸信彦・廣内大助：2008岩手・宮城内陸地震の地表地震断層

調査

中村教博・大槻憲四郎・鹿島雄介・遠藤渓・石山達也・今泉俊文・中田高・渡辺満久・鈴木康弘：岩手・宮城内陸地震の表層変

動地形と餅転-細倉構造帯

石渡明・小栗尚樹・原田佳和：2008年岩手・宮城内陸地震墓石転倒率分布調査結果

第２セッション地滑り・斜面崩壊（14:10-14:50）

風間基樹：地盤災害の特徴と課題-今度の対応のあり方について

佐藤源之・渡辺学：地滑り災害の予知ならびに災害発生後の検知・救援技術

宮城豊彦：（報告のみ）

布原啓史・吉田武義・山田亮一・土屋範芳：地理情報システムを用いた地震災害とカルデラ構造との関連の検討および地滑り地

域における水質汚濁リスクの評価について

第３セッション建物被害・インフラ被害，土砂ダム・堰止め湖（14:50-15:40）

源栄正人：短周期・大加速度地震動と建物被害－2003年三陸南地震と2008年岩手・宮城内陸地震の比較－

秋山充良・内藤英樹・武田篤史：岩手・宮城内陸地震・国道342号線道路橋被害調査

真野明：ダム決壊流の下流貯水池に対するインパクト

梅田信・田中仁：荒砥沢ダム上流部の崩壊土砂による貯水位の変動

第４セッション救命・応急対応，救助活動，災害情報活用（16:00-16:40）

山内聡・小林道生・篠澤洋太郎：岩手・宮城内陸地震で明らかになった医療

の課題

日赤病院・遠藤尚文：日本赤十字社・宮城県支部の医療救護活動－複数組織

との連携について－

仙台気象台・中村浩二：平成２０年岩手・宮城内陸地震の緊急地震速報

源栄正人：2008年岩手・宮城内陸地震における学校での緊急地震速報の受信

状況と対応状況

第５セッション文化財防災・保護，復旧・復興活動・公的支援（16:40-17:20）

平川新：地震災害から文化財を守る

永井康雄：資料のみ

井ノ口宗成：「チームにいがた」情報先遣隊の活動報告－産官学民連携チームから見た行政における災害対応の実際－

宮城県危機対策課・山内豊：岩手・宮城内陸地震」の特徴と宮城県の対応

国交省東北地方整備局・松井幸一：緊急災害対策派遣隊（ＴＥＣ－ＦＯＲＣＥ）の活動状況について

６．まとめ 5:20-5:30

東北大学グローバルＣＯＥ「変動地球惑星学の統合教育研究拠点」

SGEPSS 分科会古地磁気・岩石磁気夏の学校開催報告書

2008 年9 月15 日~17 日に、グローバルＣＯＥ地球惑星科学の支援を受け、宮城県東松島市のユースホス

テル（パイラ松島）にて第40 回古地磁気・岩石磁気夏の学校を開催した。学生18 名、招待講演者3 名を含

む計37 名が参加した。講演数は40 件（18 件が学生・ポスドクによる発表）にのぼり、2 件以上の研究報告

をしていただく参加者もおられ、少ない参加者数ながら活発な議論が交わされた。講演内容は、気候変動・

テクトニクス・海底磁気異常・地磁気変動・宇宙線と気候・ラメラ磁性・先カンブリア紀古地磁気・火星隕

石・月磁場といった非常に広範な分野に及んだ。各分野の理解をより深めるため、口頭発表では持ち時間30 分、

ポスター発表では午後7 時から10 時までのセッション時間を2 日間に渡ってもうけたプログラム作りをお

こなった。2 日目の午前に「月と初期地球の磁場」に関する下記の招待講演をしていただいた。

綱川秀夫氏（東京工業大学）

「かぐや」月磁場観測―古月磁気学は可能か？

臼井洋一氏（ロチェスター大学・東北大学）

太古代地球磁場への新たな取組み,>3.4Ga の珪長質火成岩

38～34 億年ごろの地球と月は、地球大気の散逸問題や月ダイナモ仮説といった未解決問題を解明するため

に重要である。そこで、綱川氏からは現在観測がおこなわれている「かぐや」の最新月面磁場探査を紹介い

ただき、月ダイナモ仮説を解決するための古月磁気学の役割を講演いただいた。今後の古地磁気学から古惑

星磁気学への発展が期待される講演であった。臼井氏からは地球大気散逸問題に関して、初期太陽の活発な

太陽風活動に対する初期地球磁場の役割に関する最新レビューと3.4Ga の珪長質火成岩をもちいた最新古地

磁気測定結果の紹介をしていただいた。地球大気散逸の問題は、初期生命誕生にも重要な役割をもつばかり

でなく、超高層大気の動態をもふくむ野心的な研究で今後の発展が期待される。

2日目の午後には次期IODP の研究計画策定に向けたブレーンストーミングが開催され、古地磁気分野とし

てどのように貢献してゆくべきかの議論がもたれた。

3日目の午前にも、東北大学名誉教授の庄野安彦氏をお招きし、下記の招待講演をしていただいた。

庄野安彦（東北大学金属材料研究所名誉教授）

「岩石磁気学から衝撃超高圧研究まで」

庄野先生は、岩石磁気の研究で学位を取得され、その後東京大学物性研究所の秋本俊一氏のもとで衝撃超

高圧研究を始められ、東北大学金属材料研究所において高圧結晶化学・高温超電導の研究に従事された。そ

の間、終始3d 遷移金属酸化物の電子軌道に興味を

もたれながら研究を進めてこられた。その一連の研

究の流れと基本的な事項に関する講演をしていた

だいた。岩石磁気学のお話では、最近注目されてい

るイルメナイト・ヘマタイト固溶体でおこるラメラ

磁性にかかる基礎的実験とその配位子場理論的考

察を行われていたことやその当時の活発な異分野

交流（岩石磁気・高圧物性・化学・地球物理学が寄

り集まって研究集会を開催していた）の状況につい

てお話いただいた。1962年の研究集会の集合写真を

紹介いただき、各分野の大家の方々がそろっておら

れるさまは圧巻であった。その後、衝撃超高圧に研

究の世界を移されたときの経緯についても、物性研

究所発足当時の世界の高圧物性と岩石磁気学の研

究動向も交えて、お話しいただいた。

若手と一般のバランスのとれた、活発で深い議論ができた夏の学校であった。

地学専攻中村教博

BepiColombo Science Working Team Meeting #5 &

International Mercury Science Workshop

Supported by - JAXA/BepiColombo Project - Tohoku Univ. / Global COE Program Global Education and Research Center for Earth and Planetary Dynamics

at

War Reconstruction Memorial Hall, Sendai, Japan Agenda (Final version Sep 1)

Tuesday, 16 September 2008 <AM : Project Overviews> ~ closed to the Project members ~ 0900 Welcome and introduction M. Fujimoto / J. Benkhoff 0910 Meeting with MESSENGER Team at COSPAR J. Benkhoff 0920 BepiColombo Project Status Overview J. van Casteren 1000 MMO Status Overview H. Hayakawa & MMO System 1030 MPO Status Overview J. van Casteren & BC System 1100 Discussion <<1200 Launch Break>> <PM : International Mercury Science Symposium 2008> ~ opened to any young scientists ~

Hosted by JAXA/BepiColombo Project, JAXA The Global COE program, Tohoku University

1330 Kaguya talks Yoshifumi Saito Highlights of SELENE(Kaguya) Science Results –Space Plasma Environments M. Kato Highlights of SELENE(Kaguya) Science Results –Surface and Interior

1500 Messenger talks Dave Smith Mercury Gravity Field Observations During MESSENGER Flyby of Jan 2008 Jim Slavin Mercury's Magnetosphere after MESSENGER's First Flyby

<<1630 Coffee Break>> 1700 MPO related talks

Johan Warell Surface composition of Mercury from MESSENGER and groundbased spectroscopy Gabriele Cremonese Flux of meteoroids on Mercury

<<1830 Adjourn>> Wednesday 17 September 2008 <AM : International Mercury Science Symposium 2008> ~ opened to any young scientists ~

Hosted by JAXA/BepiColombo Project, JAXA The Global COE program, Tohoku University

0900 Science Instrument Tutorials #1 MPO-MAG, MMO-MGF MPO-MAG PI: K. Glassmeier MMO-MGF PI: W. Baumjohann

Uli Auster Fluxgate magnetometer principle, 30 min Werner Magnes Fluxgate magnetometer electronics, 20 min Kai Okrafka Thermal challenges, 15 min Ayako Matsuoka What can be measured with 2 magnetometers around Mercury, 30 min Yasuhito Narita Hermean magnetosphere and its feedback with Mercury's dynamo, 20 min Masaki Matsushima Mercury magnetism and core dynamics, 20 min Daniel Heyner Data analysis for internal field determination, 15 min

<<1130 Coffee Break>> 1200 Big Update Issues from Other Instrument Teams [key notice only]

Yoshi Saito MMO MPPE&SERENA, 5 min Alessandro Mura New results from a Hermean environment modeling, 20 min Yasu Kasaba MMO PWI 5min Yasu Kasaba MMO MDP 5min Joern Helbert High temperature spectral measurements, 20min

<<1330 Launch Break>> <PM : Excursion to Matsushima Area> 1500–2000 Bus Tour & Party Thursday, 18 September 2007 <AM: Splinter Sessions> 0900 Working Groups Splinter (two sessions, two parallel each)

* Geodesy and Geodynamic T. Spohn, L. Iess * Atmosphere and Magnetosphere/HEWG A. Milillo, M. Fujimoto - Science talks

Leblanc F., A. Doressoundiram, N. Schneider , V. Mangano , A. Lopez-Ariste , C. Lemen, B. Gelly, C. Barbieri and G. Cremonese High latitude peaks in Mercury's sodium exosphere: Spectral signature using THEMIS Solar Telescope Pavel Travnicek Recent modeling efforts triggered by M1 flyby

- MPPE-SERENA coordination (Science topics) - MMO operation planning * Surface and composition D. Rothery, Lucia Marin * Ground based observations G. Cremonese

Shoichi Okano (Tohoku Univ.) International Mercury Watch (IMW): Preliminary results of the campaign observations

1200 Any other business Interdisciplinary Scientists Meetings to be scheduled (next SWT) PSS special issue

<<1230 Adjourn>> After Lunch MPPE-SERENA Meeting <Current other proposed talks : Planned in the 2nd or 3rd day>

シンポジウム名：国際水星探査シンポジウム

BepiColombo Science Working Team Meeting #5 & International Mercury Science Workshop

共催：JAXA/ESA，GCOE 変動地球惑星学の統合教育拠点

開催日：2008 年 9 月 16 日～9 月 18 日(3 日間)

開催場所：仙台市戦災復興記念館

世話人：笠羽康正教授（地球物理学専攻）

報告

９７名（うち本学１１名、海外５９名）を得、現在開発が進む日欧共同探査「BepiColombo」、月周回

中の日本「KAGUYA」、３３年ぶりに水星に接近した米「MESSENGER」など、最新成果の成果と

将来研究への提案がなされ、また若手研究者に向けた最新観測技術のチュートリアルが行われ

ました。本会は、東北大グローバルＣＯＥプログラム「変動地球惑星学の統合教育研究拠点」が、

宇宙航空研究開発機構との共催で開催しました。

Timetable and speakers 9 : 00 – 9 : 05 Opening remarks Sessiion A:: Planetary Collisions A-1 9 : 05 – 9 : 35 Ahmed El Goresy (Bayerisches Geoinstitut, Universität Bayreuth)

Title: Evidence for fractional crystallization of Mg-rich wadsleyite and Fe-rich ringwoodite in olivine porphyritic chondrules entrained in shock melt veins in the Peace River L-6 chondrite; Constraints to the duration of shock events on chondritic asteroids and possible time of the destruction of the parent body.

A-2 9 : 35 – 9 : 55 Makoto Kimura (Faculty of Sci., Ibaraki Univ.) Title: Cooling history of shock vein in chondrite.

A-3 9 : 55 – 10 : 15 Eiji Ohtani (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.) Title: Experimental simulation of the shock textures in Iron meteorite.

A-4 10 : 15 – 10 : 35 Masaaki Miyahara (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.) Title: Further evidences of the fractional crystallization of wadsleyite and ringwoodite from olivine melts.

A-5 10 : 35 – 10 : 55 Yugo Sato (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.) Title: Shock melt vein as a paleomagnetic recorder: implication for parent-body magnetic.

A-6 10 : 55 – 11 : 15 Shin Ozawa (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.) Title: Impact conditions and timing of L6 chondrites estimated from shock melt vein mineralogy.

A-7 11 : 15 – 11 : 35 Tristan Ferroir (Ecole Normale Supérieure de Lyon) Title: Carbon polymorphism in shocked meteorites.

A-8 11 : 35 – 11 : 55 Aiko Nakato (Graduate school of Sci., Kyushu Univ.) Title: Investigation of dehydration mechanism during heating of hydrous asteroids-observation and heating experiments of CM chondrites-.

11 : 55 – 13 : 00 Lunch Time Sessiion B: Evolution of Solar System B-1 13 : 00 – 13 : 20 Hitoshi Miura (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.)

Title: Collisional events on chondrules. B-2 13 : 20 – 13 : 40 Junya Yamada (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.)

Title: Reproduction of enstatite whiskers and platelet from highly supersaturated silicate vapor. B-3 13 : 40 – 14 : 00 Yoshihiro Furukawa (Graduate School of Sci., Tohoku Univ.) Title: Impact chemical reactions between water and meteorite.

14 : 00 – 14 : 05 Closing remarks Notice: We have travel grant for Ph. D. candidates and young researchers. Please contact to “[email protected]”.

- Organizing Committee - Masaaki Miyahara (Tohoku University, Global COE research fellow)

Eiji Ohtani (Tohoku University, Global COE leader) Yoko Takahashi (Tohoku University, Global COE secretary)

Shin Ozawa (Tohoku University, Graduate student, JSPS research fellow)

November 19, 2008

13:30 – 13:40 Opening remarks

13:40 – 14:20 Katsuo Tsukamoto (Tohoku Univ., Japan) Crystallization 4.6 Billion Years Ago

14:20 – 15:20 Joseph A. Nuth III (NASA, USA)

Formation of Organic Material in the Solar Nebula & Delivery of Organics and Water to the Earth

15:20 – 15:40 Break

15:40 – 16:05 Yuki Kimura (Hokkaido Univ., Japan)

Formation process of forsterite via condensation from gas phase around evolved stars and in primitive solar nebula

16:05 – 16:30 Junya Yamada (Tohoku Univ., Japan)

Condensation Experiment of Enstatite Whiskers from Highly Supersaturated Silicate Vapor

16:30 – 16:50 Jun Nozawa (Tohoku Univ., Japan) Formation mechanism of matrix fine particles revealed by surface nano-topography

16:50 – 17:10 Break

17:10 – 17:35 Kyoko K. Tanaka (Hokkaido Univ., Japan)

Crystallization processes of silicate particles

17:35 – 18:00 Hitoshi Miura (Tohoku Univ., Japan) Gas-phase condensation of fine silicate crystals behind planetesimal bow shocks

November 20, 2008

09:00 – 09:25 Etsuro Yokoyama (Gakushuin Univ., Japan) Formation of rim structure on a chondrule melt droplet during rapid cooling

09:25 – 09:50 Seiji Yasuda (Univ. of Tsukuba/Tokyo Institute of Tech., Japan)

Collision Condition for Compound Chondrule formation

09:50 – 10:15 Taishi Nakamoto (Tokyo Institute of Tech., Japan) Snow Line in Optically Thick Protoplanetary Disks

10:15 – 10:35 Break

10:35 – 11:00 Norihiro Nakamura (Tohoku Univ., Japan)

Shock melt vein as an alternative plaeomagnetic recorder against chondrules: the case study for chondrite and achondrite)

11:00 – 11:25 Makoto Kimura (Ibaraki Univ., Japan)

Genetic relationships of refractory inclusions and chondrules between enstatite, ordinary and carbonaceous chondrites

11:25 – 11:45 Masaaki Miyahara (Tohoku Univ., Japan)

Evidences of the fractional crystallization of wadsleyite and ringwoodite from olivine melts

11:45 – 12:05 Yoshihiro Furukawa (Tohoku Univ., Japan)` Formation of organic molecules by impact chemical reactions among minerals, water, and

gases

12:05 – 12:10 Closing remarks Katsuo Tsukamoto (Tohoku University, Japan)

Tohoku University, Sendai, Japan (Feb. 16 -17, 2009) Objectives: For the study of heterogeneities in the earth medium, it is useful to analyze scattering phenomena of seismic waves. Coda wave envelope analysis is often used for quantifying statistically the distributed random heterogeneities. Envelope broadening of short-period seismic waves is also useful to detect the strength of medium heterogeneities along the seismic ray path. In addition to these methods focusing on the amplitude information, recently, there have been rapid developments in a method by using noise correlation to detect the medium heterogeneity and its temporal variation focusing on the phase information. This workshop will make a forum for exchanging scientific ideas in these scientific fields among geophysicists in Germany and Japan. Convener: Haruo Sato (Tohoku University) and Michael Korn (Leipzig University) Period: Feb. 16 -17, 2009 Location: Room #604, Physics Building A, Graduate School of Science, Tohoku University, Sendai, Japan Sponsors: GCOE Earth Science, Tohoku University, IASPEI task group on “Scattering and Heterogeneity” -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

PROGRAM Feb. 16 (Mon) 15:00 Opening Remark H. Sato (Tohoku Univ.) 15:10 -15:40 Oral Session Christoph Sens-Schönfelder, Ludovic Margerin, Michel Campillo, Energy transfer simulations with laterally varying heterogeneity:

An explanation for Lg-wave blockage by the western Pyrenees 16:00-17:30 Poster Session Jens Przybilla and Michael Korn, Radiation transport of elastic waves in random media with multiple scales Kaoru Sawazaki, Haruo Sato, and Takeshi Nishimura, Simulation of vector-wave envelopes in 3-D random elastic media for

non-spherical radiation source based on the stochastic ray path method Titi Anggono, Takeshi Nishimura, Haruo Sato, Hideki Ueda, and Motoo Ukawa, Temporal changes of seismic velocity of shallow

structure associated with the 2000 Miyakejima volcano activity as Inferred from ambient seismic noise correlation analyses Kentaro Emoto, Haruo Sato, and Takeshi Nishimura, Synthesis of seismic-wave envelopes on the free surface of a random medium

by using angular spectrum 18:00 Ice Breaker (At restaurant “Shikisai”, Aoba-Kaikan, 15 min walk) ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Feb. 17 (Tue) 9:00 Opening Remark H. Sato 9:00 -12:15 Oral Session A Moderator H. Nakahara 9:00 - 9:30 Michael Korn, Short period Greens function retrieval from ambient noise on the km to10km scale: the NORSAR case 9:30 - 10:00 Christoph Sens-Schönfelder and Eric Larose, Studying a dynamic process in the lunar crust with passive image

interferometry 10:00 - 10:30 Ulrich Wegler, Hisashi Nakahara, Christoph Sens-Schönfelder, Michael Korn, and Katsuhiko Shiomi, Temporal

changes in the source region of the mid Niigata Prefecture earthquake of 2004 10:30 - 10:45 Break 10:45 - 11:15 Shiro Ohmi and Kazuro Hirahara, Temporal variations of crustal structure in the source region of the 2007 Noto

peninsula earthquake, central Japan, using ambient seismic noises 11:15 - 11:45 Hisashi Nakahara, Ulrich Wegler, and Katsuhiko Shiomi, Monitoring seismic velocity changes using passive image

interferometry: An application to the 2005 West off Fukuoka prefecture, Japan, earthquake (Mw 6.6) , 11:45 - 12:15 Takuto Maeda, Yohei Yukutake, and Kazushige Obara, Recurrence of the seismic velocity change associated with

earthquake swarm activities in NE Kyushu, Japan, revealed by the seismic Interferometry 12:15 - 13:30 Lunch (Bento Lunch Box) 13:30 - 17:00 Oral Session B Moderator U. Wegler 13:30 - 14:00 Kazuo Yoshimoto, Kenya Sakurai, Hisashi Nakahara, Shigeo Kinoshita, Hiroshi Sato, Seismic basement structure

beneath the Kanto plain, Japan inferred from the seismic interferometry for strong motion records 14:00 - 14:30 Takashi Tonegawa, Kiwamu Nishida, Toshiki Watanabe, and Katsuhiko Shiomi, Seismic interferometry of

teleseicmic S-wave coda for detection of body waves-An application to the Philippine Sea slab underneath the Japanese Islands-

14:30 - 15:00 Kiwamu Nishida, Jean-Paul Montagner, and Hitoshi Kawakatsu, Global surface wave tomography using seismic hum 15:00 - 15:15 Break 15:15 - 15:45 Haruo Sato, Retrieval of the single scattering Green function from the cross-correlation function in a scattering

medium illuminated by surrounding noise sources

15:45 - 16:15 Mare Yamamoto, Haruo Sato, and Takeshi Nishimura, Multiple scattering and mode conversion as revealed from active seismic experiments at active volcanoes

16:15 - 16:45 Eduard Carcole and Haruo Sato, Attenuation of short-period S-waves in Japan: high resolution maps of intrinsic absorption, scattering loss and coda decay

16:30 - 17:00 Discussion 17:00 Closing Remark M. Korn 18:00 Reception (Some restaurant in downtown) -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Oral Presentations Feb. 18 (Wed.) 9:30 - 9:40 Eiji Ohtani

Welcome Speech 9:40 - 10:15 Jeff Freymueller, Julie Elliott, Terry L. Pavlis, and Sean Gulick

The End of a Subduction Zone – Or the Beginning? 10:15 - 10:50 Jonathan Lees

The Kamchatka-Aleutian Collision Zone: Mother of all Cusps 10:50 - 11:05 Break 11:05 - 11:40 Marino Protti, Víctor González and Susan Schwartz

From Marianas to Chile in only 500 km: Costa Rica offers a broads range of tectonic settings for the study of subduction processes

11:40 - 12:15 Honn Kao Tremor Activity Monitoring System (TAMS): Configuration and Operatation in Northern Cascadia

12:15 - 13:45 Lunch 13:45 - 14:20 Honn Kao

Northern Cascadia Episodic Tremor and Slip: Some Recent Progress 14:20 - 14:55 Rob McCaffrey

The relationship of slow-slip to inter-seismic locking: Comparing Cascadia and New Zealand 14:55 - 15:10 Break 15:10 - 15:45 Marino Protti, Víctor González, Kimberly Psencik, Timothy Dixon, Susan. Schwartz, Peter

LaFemina, Teruyuki Kato, Takeshi Iinuma, and Yoshiyuki Kaneda Continuous GPS stations recorded slow earthquakes on the Nicoya, Costa Rica, seismic gap

15:45 - 16:20 Kazushige Obara Episodic deep slow earthquakes in Nankai subduction zone, southwest Japan

16:20 - 18:00 Poster Core Time 18:00 - 20:00 Reception ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Feb. 19 (Thu.) 9:00 - 9:35 Geoffrey A. Abers and Stephane Rondenay

Imaging the metamorphism of subducting plates with scattered waves 9:35 - 10:10 Dapeng Zhao

East Asia: Slabs, Volcanoes & Dynamics 10:10 - 10:45 Junichi Nakajima and Akira Hasegawa

Slab structure in the Japanese Islands: Geometry, seismicity, and slab-slab contact 10:45 - 11:00 Break 11:00 - 11:35 Akira Hasegawa, Junichi Nakajima and Saeko Kita

Upper-plane seismic belt of double seismic zone and distribution of hydrous minerals in the Pacific slab: Possible evidence for dehydration embrittlement of the subducting slab

11:35 - 12:10 Geoffrey Abers The Inner Subduction Factory of Central America

12:10 - 13:40 Lunch 13:40 - 14:15 Jeff Freymueller and Hisashi Suito

Interplate Slip Deficit Variations in the Region of the 1964 Earthquake, Alaska 14:15 - 14:50 Robert McCaffrey, Yehuda Bock, Linette Prawirodirdjo, and Cecep Subarya

Analysis of the 2004-2007 Sumatra Earthquake Sequence by Inversion of Geodetic Time Series 14:50 - 15:25 Honn Kao

Rupture Analysis of the 2001 Nisqually Earthquake and its Implications for the Size Limit of Cascadia Intraslab Earthquakes 15:25 - 15:40 Break 15:40 - 16:15 Yoshihiro Ito, Kazushige Obara, Takanori Matsuzawa, and Takuto Maeda

Very-low-frequency earthquakes related to small asperities on the plate boundary in the transition zone from locked to aseismic interface

16:15 - 16:40 Toru Matsuzawa, Kouhei Shimamura, Naoki Uchida, Tomomi Okada, Yoshihiro Ito, Toshio Kono, and Akira Hasegawa

Repeating Earthquake Activity off Kamaishi, Iwate Prefecture, Japan 16:40 - 17:05 Takeshi Nishimura

Ground Deformation Prior to Volcanic Eruptions

Global COE 国内研究集会

「海溝陸側斜面の海底変動・海洋生態系ダイナミクス」

趣旨：

近年、沈み込み帯の深部および浅部において、通常の地震よりもゆっくりと破壊が進行する“ゆっくり地震”が相次い

で発見された。これらゆっくり地震の発生場では流体の存在可能性が観測より示唆されており、流体がゆっくり地震の発

生に寄与している可能性が高い。また、沈み込み帯は、地球表面を取り巻いているプレートとプレートの境界面であり、

海水の循環を通して駆動される海洋と地球深部との間の物質循環の場としても重要である。

本研究集会では、南海トラフや日本海溝陸側斜面下の冷湧水を伴う断層付近で、ゆっくり地震に伴う地震動および地殻

変動、冷湧水量や化学組成の時間変化の観測に関して議論を行う。また、ゆっくり地震が及ぼす深海底の生態系に対する

影響についても議論する。ゆっくり地震の発生に伴う様々な現象について学際的に考えることで、海底変動やそれが及ぼ

す深海環境の変化について統合的な理解を目指す。

日時：2 月 23 日 13：00～17：05

24 日 9：00～12：15 13：00～

場所：東北大学大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センター

別館第１会議室

http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/access/map-2.jpg

連絡先：地震・噴火予知研究観測センター・助教伊藤喜宏

Email：[email protected]

TEL：022-795-3895

プログラム：

2 月 23 日 13：00 伊藤喜宏（東北大学大学院理学研究科）

趣旨説明：陸側斜面浅部のゆっくり地震

13：25 芦寿一郎（東京大学海洋研究所）

冷湧水の観測−南海トラフの例—

13：50 木下正高（海洋研究開発機構）

流量・掘削孔内計測による前弧の熱・水理学的ダイナミクス

14：15 中山典子（東京大学海洋研究所）

間隙水の化学成分から何がわかる？

14：40-15：00（休憩）

15：00 佐藤孝子（海洋研究開発機構）

日本周辺の深度別シロウリガイ及び共生菌の諸性質について

15：25 加藤千明（海洋研究開発機構）

日本海溝における微生物学的多様性解析と好圧菌の分離

15：50 藤本博己（東北大学大学院理学研究科）

海底地殻変動観測に向けた今後の取り組み

16：15 木戸元之（東北大学大学院理学研究科）

海底地殻変動観測の精度について

16：40 長田幸仁（東北大学大学院理学研究科）

海底間音響測距による地殻変動観測

18：30（懇親会）

2 月 24 日 9：00 日野亮太（東北大学大学院理学研究科）

海底地震観測現状と展望

9：25 尾鼻浩一郎（海洋研究開発機構）

海底地震計で観測された南海トラフ沿いの低周波イベント

9：50 辻健（京都大学大学院工学研究科）

反射法地震探査データによる日本海溝陸側斜面内断層の推定

10：35 蒲生俊敬（東京大学海洋研究所）

海底直上水の化学的性質の変化と海底地震

11：00 望月公廣（東京大学地震研究所）

沈み込む海山とアスペリティ

11：25 山本揚二朗（海洋研究開発機構）

マントルウェッジの不均質構造とアスペリティ分布との関係

11：50 植平賢司（九州大学大学院理学研究院）

海底地震観測から求めた日向灘における応力場

13：00 議論：日本海溝・南海トラフにおける今後の観測について

Program March 4th

13:30-13:40 Opening Address: E. Ohtani

13:40-14:10 Keynote E. Ohtani

The role of water in the deep upper mantle and transition zone; Deep Dehydration and Big Mantle Wedge

14:15-14:45 Invited Pinti L Daniele

N isotopes in Precambrian rocks: a fingerprint of past aquatic environments and biogeochemical cycles

14:45-15:00 coffee break 15:00-15:20 Poster Preview: Category C 15:20-16:00 Poster Session 16:00-16:30 Invited

Y. Watanabe Implications of Multiple Sulfur Isotope Characteristics during Thermochemical Sulfate Reduction by Solid Organic Compounds.

16:35-17:05 Invited John W

Hernlund

Potential Insights into Volatile Cycling in Earth's Mantle from Kimberlites

17:10-17:35 Keynote

T. Kakegawa Earliest ecosystem in early oceans of the Earth: report from Isua, Greenland

5th March 9:30-10:00 Keynote

N. Tsuchiya Structured water on mineral surface revealed by Infrared spectroscopy under supercritical conditions

10:05-10:35 Invited Dissolution kinetics of feldspar-water interactions Roland

Hellmann

10:40-11:10 Invited

Nicholas H. S. Oliver

The dynamics of very rapid fluid transfer from the mid-crust: fluidization, fragmentation, diatremes and mineralization

11:10-11:20 Coffee Break 11:20-11:50 Invited

Konstantin Litasov

Hydrogen incorporation into olivine coexisting with H2O-CO2-bearing fluid with implication to 410 km discontinuity

11:55-12:25 Invited talk Single crystal growth of mantle rock forming minerals in water-bearing systems Anton Shatskiy

12:25-13:30 Lunch 13:30-14:20 Poster Preview: Category A &B 14:20-15:30 Poster Session 15:30-16:00 Invited

H. Fujimori In situ Observation of Water in Hydroxyapatite by Neutron Diffraction

16:05-16:35 Invited

Brian Rusk Insights into vein formation from experimental systhesized quartz veins

16:40-17:10 Invited K. Yanagisawa

Morphology Control of Particles through Hydrothermal Reactions

6th March 9:00-9:25 Invited

L. E. Widodo Ground Water Crisis in Metropolitan Bandung and Its Possible Solution Alternatives

9:30-9:55 Invited

A. J. Effendi The Optimation of Bioemulsifier Production from Azotobacter vinelandii

10:00-10:25 Invited

B.Bayara Present state of environmental problems in Mongolia and their solution

10:30-10:55 Invited P. Van Minh

10:55-11:10 coffee break 11:10-11:25 Invited

K. Kaya

11:30-11:55 Invited Groundwater of arsenic in Asian countries T. Komai

12:00-12:30 Poster Preview: Category D 12:30-14:00 Lunch & Poster Session

14:00- Soil Pollution and Geosphere Environmental Informatic System 2009

March 7th Post conference field trip to Shikoku

(東北大学グローバル COE 共催)

開催期間：2009 年 3 月 6 日（金）～8 日（日）開催場所：福岡（九州大学）および北九州（いのちのたび博物館）参加者：84 名（うち海外から 17 名）

目的：初期地球環境に関する世界最先端研究を行っている研究者を集め、研究交流を行う。同時に現在の環境と生

物活動を研究している研究者との交流を図り、現在と初期地球との間のつながりを議論する。

成果： Nic Beukes 博士、Martin Kronendonk 博士、Daniele Pinti 博士、など初期地球研究で有名な海外研究者の講演に

対して、非常に活発な議論が長時間にわたって行われた。平朝彦博士、高井研博士など国内著名研究者も加

わり、先カンブリア時代のテクトニクス、大気組成、海水組成、生物活動に関する研究のフロンティア像が

具体化された。これら課題は東北大学グローバル COE の目標とする課題でもあり、東北大学の初期地球研究

がいかに重要であるか国内外に示せた良い機会であった。

運営における東北大学の役割：主催である九州大学との共催した。外国人２名を東北大経費で招聘しプログラム集などの印刷費を負担

Scope of the symposium The aim of this meeting is to bring together experts in crystal growth and earth and planetary scientists interested in the rich range of phenomena associated with mineral growth and dissolution processes in nature. Although there has been interaction between the "crystal growth community" and these communities in the past, there is still a strong demand to strengthen and employ the most modern tools and advanced ideas if we are to advance our understanding of these processes. The meeting will include presentations and discussions of the mechanisms of growth and dissolution mechanism at the crystal interface, mineral replacement, oscillatory growth, self assemblage of nano-partilces, perfection of crystals, and crystallization under extreme conditions such as in space and in the early solar nebula. In order to discuss these topics in depth and to allow a maximum amount of free discussion, each speaker is asked to present his/her result in 30 min. and leave 30 min. for discussion. All participants are requested to contribute either in the oral or in the poster session. The total number of participants will be limited to 40 persons for easy communication. Since this symposium covers variety of scientific fields, each talk is prepared as a tutorial, so that scientists or students in different fields could understand each other. Tentative Speakers and the Titles Andrew Putnis, University of Münster, Germany

The effect of specific background electrolytes on water structure and solute hydration: consequences for crystal nucleation, growth and dissolution

Juan M. Garcia Ruiz, University of Granada, Spain Silica Biomorphs: Formation and Geochemical Plausibility

Peter Vekilov, University of Houston, USA Effect of Amino-Acids on Calcite Crystal Growth

Joseph A Nuth, NASA’s Goddard Space Flight Center, USA Cosmic materials, early solar nebula

Liane Benning, University of Munster, Germany Using synchrotron X-ray scattering and diffraction to study mineral nucleation and growth

Christine Putnis, University of Munster, Germany Mineral replacement reactions and implications for element mobilisation

Katsuo Tsukamoto, Graduate School of Science, Tohoku University, Japan Extremely difficult crystallization in space

Ichiro Sunagawa, Emeritus Professor of Tohoku University, Japan Surface Microtopography of Minerals

Mu Wang, Nanjing University, China Makio Uwaha, Department of Physics, Nagoya University, Japan

Chirality selection during Crystallization Chaorong Li, Graduate School of Science, Tohoku University, Japan

Pattern formation during particle aggregation Tomoki Nakamura, Faculty of Sciences, Kyushu University, Japan

Cometary dust recovered by Stardust space craft Gen Sazaki, Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan

Optical in-situ observation of ice crystal surfaces

Documents

Ⅵ. ウェブサイト運営報告2008 年12 月12 日 毎日新聞朝刊, 大地震予測：サンゴで スマトラ沖・海底隆起で成長、20～30年以内？ 宮本 毅

Ⅵ. ウェブサイト運営報告2008 年12 月12 日毎日新聞朝刊, 大地震予測：サンゴでスマトラ沖・海底隆起で成長、20～30年以内？宮本毅