2
11 調便75 12 調調沿 64 よりよい明日へ 18 28 歳出 577 億円 (100%) 維持補修費 102,599万円 (1.8%) 補助費等 393,798万円 (6.8%) 地方消費税交付金 235,000万円 (4.1%) 市債 403,130万円 (7.0%) その他 77,764万円 (1.3%) 地方譲与税 69,579万円 (1.2%) その他 27,995万円 (0.4%) その他 119,937万円 (2.0%) 寄附金 58,300万円 (1.0%) 使用料及び手数料 148,055万円 (2.6%) 繰入金 405,856万円 (7.1%) 災害復旧事業費 15,600万円(0.3%) 普通建設事業費 679,029万円(11.8%) その他 13441万円 (2.2%) 諸支出金 96,216万円 (1.7%) 農林水産業費 18195万円 (3.1%) 消防費 193,494万円 (3.4%) 歳入 577 億円 (100%) 扶助費 1614,098万円 (28.0%) 人件費 965,704万円 (16.7%) 公債費 678,660万円 (11.8%) 繰出金 498,385万円 (8.6%) 物件費 744,363万円 (12.9%) 市税 1562,206万円 (27.1%) 地方交付税 1285,000万円 (22.3%) 県支出金 517,219万円 (9.0%) 国庫支出金 937,723万円 (16.2%) 自主財源 2294,354万円 (39.8% ) 義務的経費 3258,462万円 (56.5% ) 依存財源 3475,646万円 (60.2%) その他の経費 1816,909万円 (31.4%) 投資的経費 694,629万円 (12.1%) 2019年度 施政方針と当初予算 新年度が ◎一般会計歳出(目的別) ◎一般会計歳入 ◎一般会計歳出(性質別) 民生費 2355,305万円 (40.8%) 総務費 818,733万円 (14.2%) 公債費 678,660万円 (11.8%) 教育費 562,218万円 (9.7%) 土木費 404,305万円 (7.0%) 衛生費 35433万円 (6.1%) ※グラフ内の(%)は構成比 予算書はこちらからご覧ください。 霧島市 予算書  施政方針の全文は市ホームページ「市長の部屋(これからの市政)」に掲載しています。 市の当初予算案は財政課、情報公開室(国分シビックセン ター行政庁舎本館4階)、各総合支所地域振興課、市ホー ムページなどで公開しています。 3 Kirishima City Public Relations, Japan 2019.4, Vol.295 広報きりしま 2

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私が一昨年11月に霧島市長に就任し

てから1年3カ月が経過しようとして

います。この間、中山間地域などの光

ファイバー網整備や市街地の浸水対策、

全小中学校の普通教室への空調設備設

置など、市民の利便性向上につながる

施策を積極的に進めてまいりました。

これまでの市政運営にご理解・ご協

力を賜りました議会をはじめ、市民の

皆さまに心から感謝を申し上げます。

2019年度は、2020年の第75

回国民体育大会リハーサル大会や全国

高等学校総合体育大会南部九州総体、

全国都市問題会議など、全国規模のイ

ベントが相次いで本市で開催されます。

それらの準備に万全を期すとともに、

全天候型「こども館」の設置や市街地

の交通渋滞対策、農業政策のさらなる

推進など、市政のあらゆる課題に対し

て引き続き市民の皆さまの声に耳を傾

けながら、本市発展のために全力で取

り組んでまいります。

増える行政需要へ的確に対処

本市はこれまで市債残高の縮減や基

金残高の確保を図りながら、健全な行

財政運営に努めてまいりました。しか

し、普通交付税の合併特例措置が段階

的に縮減される中、社会保障関係費の

増加や公共建築物の老朽化対策など、

行政需要はますます増大する見込みで

す。一方で、一般財源の安定確保は少

子高齢化の進行や社会・経済情勢の変

化により不透明な状況です。

引き続き行財政改革を進め、本当に

必要なサービスを確保しつつ行政経営

の健全性を持続させるため、昨年12月

に策定した市経営健全化計画(第3次)

の下、複雑多様化する市民ニーズに適

確に対処する必要があります。

光、国体などに予算3・4%増

2019年度の予算は「持続可能な

健全財政の確立」「将来の市民負担軽

減」「スクラップアンドビルドの推進」

「市民への説明責任」を基本に、市総

合計画を踏まえながら喫緊の課題に的

確に対処し、幅広い世代に切れ目なく

施策を展開するための事業などを盛り

込み、総額577億円の一般会計予算

を編成しました。前年度と比較して3・

4%の増額となりましたが、これは光

ファイバー網の整備や国民体育大会の

準備などに必要な経費の増額によるも

のです。

財政調整に活用可能な財政調整基金

残高は、市経営健全化計画で定める計

画額とほぼ同額となり、おおむね計画

に沿った予算編成となりました。

◎�

�問=企画政策課☎(64)0914

※�

次のページでは2019年度に実施

する事業の一部を紹介します。

よりよい明日へ3月議会定例会が2月18日から

3月28日まで開かれ、

中重真一市長が2019年度の

施政方針を述べました。

当初予算と併せ、

概要をお知らせします。

歳出

577億円(100%)

維持補修費 10億2,599万円 (1.8%)補助費等 39億3,798万円 (6.8%)

地方消費税交付金23億5,000万円 (4.1%)

市債 40億3,130万円 (7.0%)

その他 7億7,764万円 (1.3%) 地方譲与税 6億9,579万円 (1.2%)その他 2億7,995万円 (0.4%)

その他 11億9,937万円 (2.0%)寄附金 5億8,300万円 (1.0%)

使用料及び手数料 14億8,055万円 (2.6%)繰入金 40億5,856万円 (7.1%)

災害復旧事業費 1億5,600万円(0.3%)

普通建設事業費67億9,029万円(11.8%)

その他 13億 441万円 (2.2%)諸支出金 9億6,216万円 (1.7%)

農林水産業費 18億 195万円 (3.1%)消防費 19億3,494万円 (3.4%)

歳入

577億円(100%)

扶助費161億4,098万円

(28.0%)

人件費 96億5,704万円 (16.7%)

公債費 67億8,660万円 (11.8%)

繰出金 49億

8,385万円 (8.6%)

物件費74億4,363万円

(12.9%)

市税 156億2,206万円

(27.1%)

地方交付税128億5,000万円

(22.3%)

県支出金 51億7,219万円

(9.0%)

国庫支出金 93億7,723万円

(16.2%)

自主財源 229億

4,354万円(39.8%)

義務的経費 325億

8,462万円(56.5%)

依存財源 347億

5,646万円(60.2%)

その他の経費 181億

6,909万円(31.4%)

投資的経費 69億

4,629万円(12.1%)

2019年度施政方針と当初予算

新年度が

◎一般会計歳出(目的別)

◎一般会計歳入◎一般会計歳出(性質別)

民生費 235億5,305万円

(40.8%)

総務費 81億8,733万円

(14.2%)

公債費 67億

8,660万円 (11.8%)

教育費 56億

2,218万円 (9.7%)

土木費 40億

4,305万円 (7.0%)

衛生費 35億

433万円 (6.1%)

※グラフ内の(%)は構成比

予算書はこちらからご覧ください。霧島市 予算書 

※�施政方針の全文は市ホームページ「市長の部屋(これからの市政)」に掲載しています。

※�市の当初予算案は財政課、情報公開室(国分シビックセンター行政庁舎本館4階)、各総合支所地域振興課、市ホームページなどで公開しています。

3 Kirishima City Public Relations, Japan 2019.4, Vol.295 広報きりしま 2

Page 2: A S d` b Ð p s ' q d Ï Õ° `q-@ Z¢Qí £ Õ° `q-@ Ö M Ì Ô · ²U°b å Dt Ä a¢ Õt , Ú` ªf uà $t o M `h Ð sr Ï¢ ½w b (Q² ÍtmsU ¶ ¤¶Íw Ó èè wí Ð Ñ ø Ì

会 計 区 分 2019年度 2018年度 増減率(%)

一般会計 577億 円 558億1,000万円 3.4

特別会計

国民健康保険 152億2,863万円 149億2,898万円 2.0

後期高齢者医療 13億8,069万円 13億6,054万円 1.5

介護保険 113億7,311万円 109億1,610万円 4.2

交通災害共済 1,599万円 1,779万円 -10.1

下水道 0円 17億5,104万円 −

温泉供給 7,111万円 6,901万円 3.0

小 計 280億6,953万円 290億4,346万円 -3.4

企業会計

水道収益的 19億6,679万円 18億9,587万円 3.7

資本的 13億9,500万円 14億 795万円 -0.9

工業用水道

収益的 2,462万円 2,522万円 -2.4

資本的 2,780万円 2,240万円 24.1

病院収益的 58億9,942万円 56億 363万円 5.3

資本的 3億5,480万円 3億1,060万円 14.2

下水道収益的 12億9,588万円 0円 −

資本的 12億5,077万円 0円 −

小 計 122億1,508万円 92億6,567万円 31.8

合   計 979億8,461万円 941億1,913万円 4.1

目的税など 充 当 事 業 金 額

入湯税

消防施設等整備事業 2,571万円

観光施設整備事業 286万円

観光振興事業 7,143万円

都市計画税

土地区画整理事業 3億2,487万円

街路事業 5,615万円

公園事業 190万円

公債費 1億1,938万円

地方消費税交付金

(社会保障財源化分)

社会福祉 7億8,499万円

社会保険(国民健康保険、介護保険) 2億 219万円

保健衛生(予防費、健康増進費など) 8,519万円

航空機燃料譲与税

騒音等障害防止 3,774万円

空港に関連する道路等の整備 1億1,226万円

森林環境譲与税

担い手育成・確保 318万円

生産基盤整備 200万円

森林整備・森林管理 2,402万円

木材利用促進 659万円

■目的税などの充当事業

■全会計の歳出予算額比較(対前年度)市の会計には、福祉や教育・道路整備など皆さんの生活に広く関わる「一般会計」、国民健康保険など特定の事業を行うために設けた「特別会計」、水道や病院など一定の収益性が求められる「企業会計」の3つがあります。2019年度は、下水道事業の経営基盤強化を図るため同事業を特別会計から企業会計に移し、3会計全体予算は前年度比4.1%増の979億8,461万円となりました。

課税される人や使い道が特定されている税金を「目的税」といいます。例えば「入湯税」は入湯客に課税され、観光振興などの経費に使われます。 保健スポーツ教育

まちなかリノベーション推進事業費:150万円

商店街の再生・活性化のため、まちなかの遊休資産を有効活用するための講演会を開き、空き店舗などを活用した起業を促す。

ロタウイルス予防接種費用助成事業費:1,768万円

5歳までのほとんどの子どもが感染するといわれる「ロタウイルス」のワクチン予防接種費用の一部を助成する。

担い手経営発展等支援事業費:2,400万円

担い手農家を育成・確保するため、認定農業者や認定新規就農者などに市が独自で機械・施設の整備などの補助を行う。

国体などの開催に向けた取り組み事業費:8億761万円

2020年のかごしま国体・障がい者スポーツ大会などの会場となる体育館や競技場、施設などの環境を整備する。

光ブロードバンド整備事業費(第1期):9億7,200万円

市民生活の利便性向上や経済・観光の振興を図るため、超高速ブロードバンド未整備地域に光回線網を整備する。

小中学校等施設整備(空調整備)事業費:20億1,442万円

近年の猛暑による熱中症対策として、市内の市立幼稚園・小中学校の普通教室、特別教室、職員室などに空調設備を設置する。

新規就農者向けの支援農業人口増加に期待増す霧島市では水稲や園芸の後継者不足が特に深刻です。農業に興味を持つ若者がいても、就農にかかる多額の初期投資が課題。大規模農家向けの国の支援は彼らには不向きです。そこで市が始める、中小農家向けの支援はまさに農業人口増加に期待を持たせる制度。今後は、農業をやめた人の資材を有効活用する制度なども期待したいですね。

誰もが気持ちよく使え国体後も愛される施設に私が参加するママさんバレーチームや地域の体育大会などで利用される溝辺体育館。2020年かごしま国体のハンドボール競技会場です。広くて使いやすいですが、トイレは和式で暗く、水がよく詰まります。洋式トイレできれいになれば、年配の方や障害がある方も気持ちよく利用できるはず。国体後もみんなに愛される施設になると思います。

空き店舗が、親子で行ける おしゃれな店になったら8年前、他県から引っ越してきたのが国分の商店街近く。昼間に開いている店や幼い娘とくつろげる店が少なく、外食や買い物はつい郊外の大型店を選んでしまいます。でも、たまに見掛ける空き店舗がキッズスペースを備えた店やおしゃれな店に変わったら、ぜひ利用してみたいです。娘も将来きっと利用する商店街。にぎやかになってほしいですね。

効果的なワクチン接種公費助成で普及に期待感染力が強いロタウイルスは毎年流行し、中には胃腸炎や脳炎・脳症などで入院する人もいます。これといった特効薬はなく、ワクチンによる感染予防が最も効果的な対策です。自治体が公費で予防接種費用を一部助成すれば、乳幼児がいる家庭の経済的負担を軽減するとともに、ウイルスへの理解が広がり予防接種率の向上が期待できます。

光回線は必須のインフラ今後の企業誘致にも好影響私たち電子機器メーカーは日頃から、設計データのやり取りやインターネット会議など大きな情報量を扱います。光回線が使えれば通信速度が格段に上がり、業務の改善につながります。※IoTやAI(人工知能)などの先端技術導入を見据える企業には、光回線は欠かせないインフラ。光回線の敷設は、市の企業誘致にも好影響をもたらすはずです。

教室にエアコン設置夏も安心できる学習環境へ教室での夏の暑さ対策は現在、天井に付いている扇風機と窓からの風くらい。こまめな水分補給が欠かせず、降灰がある日は窓も閉めざるを得ません。顔を真っ赤にして授業に臨む子どもや先生たちを授業参観で見るたび、熱中症が心配でした。教室にエアコンが付けばその不安もなくなり、さらに授業に集中できる環境が整うものと期待しています。

佐々木 明子さん(39)

凛り

理り

ちゃん(2)

植木

勲さん(45)

川野

寿也さん(48)

松元

裕ゆう

樹き

さん(42)

萌め

結い

さん(9)

槐げ

島じま

睦夫さん(60)

みんなの期待2019年度に実施する主な事業を、市民の皆さんの声と共に紹介します。

2019年度の事業概要

commerce

health

agriculture

sports

information

education

2019年度 施政方針と当初予算

国分中央の親子

農業委員会会長

アルバック九州㈱社員

市学校保健会会長

溝辺体育館利用者

富隈小学校保護者・児童

※物同士をインターネットでつなぎ制御する仕組み。

商業農業情報

野間

みはるさん(41)

もっと詳しく、まちの全体予算

前年度予算からの繰越事業

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