Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
株式会社 東陽テクニカ 情報通信システム営業部〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6 TEL. 03-3245-1250(営業直通) FAX.03-3246-0645http://www.toyo.co.jp/loaddynamix email:[email protected] JQA-EM4908 JQA-QM8795
電子技術センター
LDX-4630-00-1412000-378-.50-F19-CA
Load DynamiXネットワークストレージシステム・パフォーマンステスタ
SAN,NAS,オブジェクトストレージ対応ストレージシステムの検証をこの1台で
ストレージテストの
工数大幅削減
ストレージ購入コスト削減
PoC( プルーフ オブ コンセプト )
実環境のワークロードを再現
• フレキシブルな I/O アクセスパターンの設定• 実環境を忠実に再現するためのメタデータのシミュレーション• 複数のプロトコルで複数のシナリオを併用し、ハイパーバイザ、アプリケーション、OS の振舞いをシミュ レーション• キャッシュ、階層、重複排除機能の検証を行うシナリオパッケージ搭載 シナリオのユーザ定義も可能
ストレージ プロトコル
ファイル• クライアント : SMB, SMB 2.x, SMB 3.0 dialect, MS-RPC, NFSv2, NFSv3, NFSv4, NFSv4.1• サーバー : CIFS/SMB, SMB 2.x, NFSv3
ブロック• イニシエータ : iSCSI, Fibre Channel• ターゲット : iSCSI
オブジェクト• クライアント : HTTP, HTTPS, OpenStack Swift, SNIA CDMI S3, Ceph• サーバー : HTTP, HTTPS
ネットワーク • MAC, VLAN, DCB, IPv4, IPv6, TCP• FC, NPIV
ロードプロファイル
• 同接ユーザー、新規ユーザ / 秒、アクション / 秒、ネットワークバンド幅、• TCP スループット• ワークロードの時間制御• 複数のユーザーによるワークロードを同時に発生
測定とレポート
• エラーログとデータの整合性を検証• コマンド毎のレスポンスタイムとエラーの統計• CSV 形式でエクスポート• キャプチャ (PCAP) 機能 • レポート機能搭載
認証 • NTLM, Kerberos
アプライアンス
• 2 RU エンクロージャ (438 X88 X724mm)• 1280W 冗長電源装置• AC 入力 : 100-240V, 9-3.5A, 50-60 Hz• 動作温度 : 10-35°C• 動作湿度 : 8-90% ( 結露なきこと )• 重量 : 38.6kg
■ Load DynamiXアプライアンスの機能 & 仕様
2 3
■ Load DynamiXを使用する場面
■ Load DynamiX製品のメリット
■ Load DynamiX の接続構成
■ Load DynamiXの対応規格/能力
■ ワークロードシナリオを作成するための2つのソフトウェアGUI
ストレージシステムのあらゆるパフォーマンス検証を可能にするテスタ実環境ワークロードの再現テスト、パフォーマンスリミット・テスト、ベンチマークテストをこの一台でLoad DynamiXはネットワークストレージシステムをテスト対象とした最新鋭の高機能パフォーマンステスタです。ブロックベース、ファイルベース、オブジェクトベースのストレージシステムをテスト対象としたハイパフォーマンステストソリューションを提供します。従来、ストレージシステムのテスト手法は未だ確立されていないことから、フリーウェアや自家製ツール、大量の実機を使用してテストが行われてきました。フラッシュストレージの台頭や仮想化環境での利用が当たり前となる昨今、これらテスト手法には負荷性能、テスト時間、コスト面で限界があります。不十分な検証のもと開始されたサービスは、ユーザがスピードを遅く感じたり、ダウンタイムが発生したり、様々な問題がつきまといます。また、ストレージのトラブルを恐れるあまり、必要以上のコストを掛けてしまうことも考えものです。Load DynamiXは非常に高いワークロード(負荷)能力を持つテスタで、ストレージのパフォーマンスリミットの検証を行います。プロトコルレベルのデータI/O (Read/Write)、メタデータI/Oオペレーションの実装は自由度の高いシナリオ作成を可能にし、実環境でストレージに掛かるワークロードを忠実に再現します。
図 4-1. テスト結果 : IOPS図 1
図 2
図 3
図 4-2. テスト結果 : レスポンスタイム 図 4-3. テスト結果 : コマンド解析
ストレージシステムベンダー・開発設計 ストレージシステムのパフォーマンス検証 / 機能デバッグに
・品質保証 想定アプリケーションでのワークロードテスト、ベンチマークテストに OS 変更、ディスク変更時のレグレッションテストに
・プリセールス(PoC) 顧客のアプリケーション / ワークロードをシミュレートしたテストによりスト レージシステムを最適化
・パフォーマンスの保証 : 選定したストレージソリューションが必要なパフォーマンス要件を満たすかどうか確認できます。
・ストレージのコストを最適化 : 過分なプロビジョニングを防ぎ、ストレージコストを削減します。フラッシュ /SSD、重複排除、圧縮、階層化の影響によるパフォーマンスの変化をグラフで 示し、最適な構成を見つけ出します。
・リスクの軽減 : サービス開始前にテストラボで問題を発見できます。ストレージインフラ変更時の検証、トラブルシュートに使用できます。
・サービス開始までの時間短縮 : 大規模なテスト環境を構築する必要はありません。テスタ 1 台でテストを完結できますので、テスト期間を短縮できます。
・多くの納入実績 : ストレージシステムメーカー、ホスティング、クラウドサービス事業者等に多くの納入実績があります。ストレージシステムのユーザによる採用事例が 増えてきています。
Load DynamiX は以下のように様々な規格、プロトコルに対応しています。新しい規格にも順次対応していく予定です。また、10GbE 1ポートあたり、450,000 IOPS( ブロックサイズ 4KB) 以上の高いワークロード生成能力を備えています。Load DynamiX 1 台でほとんどのストレージシステムの検証が可能です。ファイルストレージの場合に大量に発生するメタデータコマンドに対応しています。
LDX-E(Load DynamiX Enterprise)Web ベースのシンプルな GUI です。用意されているテストシナリオにいくつかのパラメータを入力するだけで、テストを実施できます。ワークロードシナリオの作成方法は下記の 3 つの方法があります。
・用意されているサンプルファイル(VDI, Oracle,SQL Server等)を編集・TDE で作成したプロジェクトシナリオをインポート・LDX-E でシナリオを作成
TDE で作成したプロジェクトファイルを作成する際には、LDX-E で編集できるパラメータ項目を設定します。サンプルとして FC, iSCSI, NFS, CIFS の標準ワークロード、VDI, データベース , Exchange 等のアプリケーションを想定した シナリオが用意されています。
テスト結果テスト結果は、わかりやすいグラフで表示されます。
IT エンタープライズ・ストレージ購入選定時 PoC / パフォーマンス検証 / コスト最適化
・新たな技術導入時 パフォーマンス / 機能検証
・トラブルシュート 問題調査 / 原因切り分け
わかりやすい GUITDEとLDX-Eの2つのインターフェイスが提供されます。詳細なプロトコルシーケンス、フレキシブルなワークロードの設定、多重化等、思い通りに作成できます。
TDE(Test Development Environment)SAN,NAS、オブジェクトストレージのプロトコルのシーケンス、ワークロード量の定義を詳細に設定することができます。高いワークロードを掛けたり、ピークを立たせたり、ログインだけして何もしないユーザ、メタデータコマンドを大量に生成するユーザー等、自在に編集できます。いくつかのサンプルプロジェクトファイルが用意されています。TDE で作成したシナリオを LDX-Eにインポートし、LDX-E のシナリオとして使用することができます。 プロジェクトのコンポーネント
プロジェクトライブラリサンプルプロジェクトと、
マイプロジェクトが表示されます
詳細なプロトコルシーケンスを作成します
ワークロード量、時間遷移を定義します
テスト実行結果( グラフ一覧 )
パケットキャプチャが自動的に保存されます。
ワークロードシナリオ作成
Load DynamiXソフトウェア
Load DynamiXアプライアンス (ファイル、ブロック、オブジェクト)
スイッチ (なくても可 )
テスト結果解析
ストレージA ストレージ B
対応インターフェイス
16/8/4G Fibrechannel, 1G/10GbE
高いワークロード発生能力
10GbE 450,000 IOPS(1 ポート ) スループット 17.5Gbps FC 270,000 IOPS(1 ポート ) スループット 23Gbps
対応プロトコル・ブロック:Fibrechannel, iSCSI, FCoE・ファイル:NFS1/2/3/4/4.1, SMB/CIFS2.0/2.1/3.0・オブジェクト:HTTP/HTTPS, OpenStack Swift, SNIA CDMI, Amazon S3, Ceph
2 3
■ Load DynamiXを使用する場面
■ Load DynamiX製品のメリット
■ Load DynamiX の接続構成
■ Load DynamiXの対応規格/能力
■ ワークロードシナリオを作成するための2つのソフトウェアGUI
ストレージシステムのあらゆるパフォーマンス検証を可能にするテスタ実環境ワークロードの再現テスト、パフォーマンスリミット・テスト、ベンチマークテストをこの一台でLoad DynamiXはネットワークストレージシステムをテスト対象とした最新鋭の高機能パフォーマンステスタです。ブロックベース、ファイルベース、オブジェクトベースのストレージシステムをテスト対象としたハイパフォーマンステストソリューションを提供します。従来、ストレージシステムのテスト手法は未だ確立されていないことから、フリーウェアや自家製ツール、大量の実機を使用してテストが行われてきました。フラッシュストレージの台頭や仮想化環境での利用が当たり前となる昨今、これらテスト手法には負荷性能、テスト時間、コスト面で限界があります。不十分な検証のもと開始されたサービスは、ユーザがスピードを遅く感じたり、ダウンタイムが発生したり、様々な問題がつきまといます。また、ストレージのトラブルを恐れるあまり、必要以上のコストを掛けてしまうことも考えものです。Load DynamiXは非常に高いワークロード(負荷)能力を持つテスタで、ストレージのパフォーマンスリミットの検証を行います。プロトコルレベルのデータI/O (Read/Write)、メタデータI/Oオペレーションの実装は自由度の高いシナリオ作成を可能にし、実環境でストレージに掛かるワークロードを忠実に再現します。
図 4-1. テスト結果 : IOPS図 1
図 2
図 3
図 4-2. テスト結果 : レスポンスタイム 図 4-3. テスト結果 : コマンド解析
ストレージシステムベンダー・開発設計 ストレージシステムのパフォーマンス検証 / 機能デバッグに
・品質保証 想定アプリケーションでのワークロードテスト、ベンチマークテストに OS 変更、ディスク変更時のレグレッションテストに
・プリセールス(PoC) 顧客のアプリケーション / ワークロードをシミュレートしたテストによりスト レージシステムを最適化
・パフォーマンスの保証 : 選定したストレージソリューションが必要なパフォーマンス要件を満たすかどうか確認できます。
・ストレージのコストを最適化 : 過分なプロビジョニングを防ぎ、ストレージコストを削減します。フラッシュ /SSD、重複排除、圧縮、階層化の影響によるパフォーマンスの変化をグラフで 示し、最適な構成を見つけ出します。
・リスクの軽減 : サービス開始前にテストラボで問題を発見できます。ストレージインフラ変更時の検証、トラブルシュートに使用できます。
・サービス開始までの時間短縮 : 大規模なテスト環境を構築する必要はありません。テスタ 1 台でテストを完結できますので、テスト期間を短縮できます。
・多くの納入実績 : ストレージシステムメーカー、ホスティング、クラウドサービス事業者等に多くの納入実績があります。ストレージシステムのユーザによる採用事例が 増えてきています。
Load DynamiX は以下のように様々な規格、プロトコルに対応しています。新しい規格にも順次対応していく予定です。また、10GbE 1ポートあたり、450,000 IOPS( ブロックサイズ 4KB) 以上の高いワークロード生成能力を備えています。Load DynamiX 1 台でほとんどのストレージシステムの検証が可能です。ファイルストレージの場合に大量に発生するメタデータコマンドに対応しています。
LDX-E(Load DynamiX Enterprise)Web ベースのシンプルな GUI です。用意されているテストシナリオにいくつかのパラメータを入力するだけで、テストを実施できます。ワークロードシナリオの作成方法は下記の 3 つの方法があります。
・用意されているサンプルファイル(VDI, Oracle,SQL Server等)を編集・TDE で作成したプロジェクトシナリオをインポート・LDX-E でシナリオを作成
TDE で作成したプロジェクトファイルを作成する際には、LDX-E で編集できるパラメータ項目を設定します。サンプルとして FC, iSCSI, NFS, CIFS の標準ワークロード、VDI, データベース , Exchange 等のアプリケーションを想定した シナリオが用意されています。
テスト結果テスト結果は、わかりやすいグラフで表示されます。
IT エンタープライズ・ストレージ購入選定時 PoC / パフォーマンス検証 / コスト最適化
・新たな技術導入時 パフォーマンス / 機能検証
・トラブルシュート 問題調査 / 原因切り分け
わかりやすい GUITDEとLDX-Eの2つのインターフェイスが提供されます。詳細なプロトコルシーケンス、フレキシブルなワークロードの設定、多重化等、思い通りに作成できます。
TDE(Test Development Environment)SAN,NAS、オブジェクトストレージのプロトコルのシーケンス、ワークロード量の定義を詳細に設定することができます。高いワークロードを掛けたり、ピークを立たせたり、ログインだけして何もしないユーザ、メタデータコマンドを大量に生成するユーザー等、自在に編集できます。いくつかのサンプルプロジェクトファイルが用意されています。TDE で作成したシナリオを LDX-Eにインポートし、LDX-E のシナリオとして使用することができます。 プロジェクトのコンポーネント
プロジェクトライブラリサンプルプロジェクトと、
マイプロジェクトが表示されます
詳細なプロトコルシーケンスを作成します
ワークロード量、時間遷移を定義します
テスト実行結果( グラフ一覧 )
パケットキャプチャが自動的に保存されます。
ワークロードシナリオ作成
Load DynamiXソフトウェア
Load DynamiXアプライアンス (ファイル、ブロック、オブジェクト)
スイッチ (なくても可 )
テスト結果解析
ストレージA ストレージ B
対応インターフェイス
16/8/4G Fibrechannel, 1G/10GbE
高いワークロード発生能力
10GbE 450,000 IOPS(1 ポート ) スループット 17.5Gbps FC 270,000 IOPS(1 ポート ) スループット 23Gbps
対応プロトコル・ブロック:Fibrechannel, iSCSI, FCoE・ファイル:NFS1/2/3/4/4.1, SMB/CIFS2.0/2.1/3.0・オブジェクト:HTTP/HTTPS, OpenStack Swift, SNIA CDMI, Amazon S3, Ceph
4 5
■ 実環境のワークロードを忠実にシミュレート
Load DynamiX の検証手順実環境下でのストレージのパフォーマンスを分析するために、Load DynamiX は以下の 3 つの手順で検証を行います。
ワークロードモデルの作成実環境からストレージのトラフィックデータを集積し、統計データ ( スタッツ ) を解析、正確なワー
クロードを作成します。 或いは Load DynamiX の用意するサンプルワークロードを使用します。
ワークロードモデルの作成ワークロードのモデルを作成するには、まず、既存の、または計画しているサービスのワークロードを解析することが必要です。既存の実環境を基準として動作させることができるテスト環境では、正確なワークロードモデルを実際のストレージシステムから直接導出することができます。これには 2 つの手段を使います。一つ目はベンダー提供のスタッツ(.nar, .bpt, perfstats など)、或いは NetStat や NFSstat などのオープンソースツールを使用して、I/O プロファイルに関する統計データを抽出することです。このデータからコマンドミックス(リード / ライト、データ / メタデータ、シーケンシャル / ランダム)やファイル / ブロックサイズの分布などの統計情報を取得し、ワークロードモデルを作成するために使用することができます。2つ目は、Wireshark などで、リアルタイムでパケットキャプチャし、実環境トラフィックを解析することです。しかしながら、新規サービス開始時は実環境の統計データが存在しません。このような場合のために、Load DynamiX は VDI、MS-Exchange、MS-SQL Server などの典型的なアプリケーションのワークロードモデル・サンプルを提供します。実環境ストレージ · システムの統計情報および PCAP を使用してワークロードシナリオ作成すれば、ユーザーはそのモデルをカスタマイズして Load DynamiX Enterprise のライブラリに保存し、ワークロードを変化させることができます。コマンドミックス分布、ディレクトリ構造、ファイルサイズおよびブロック / チャンクサイズ分布の制御等、I/ O アクセス · パターンをフレキシブルに構成できます。 ファイル・ストレージにおいては、メタデータ · コマンドの制御がリアルなワークロードを作成するための重要な要素となります。Load DynamiX はメタデータコマンドを生成できます。ワークロードモデルの作成はスライドバーを使って簡単に作成できます ( 図 8-1)。これにより、全く同じ条件で、ストレージ製品間の比較、設定変更後の検証を行うことができます。
テスト実行検証したいストレージシステムに Load DynamiX を接続し、テストを実行します。
テストの実行LDX-E でワークロードモデルを作成し、シナリオを定義すれば、その後 LDX のアプライアンスにロードされます。Load DynamiX Enterprise は、大量のトラフィックを発生することができ、Ethernet/Fibrechannel ネットワークのストレージシステムのパフォーマンスを測定し、スケーラビリティリミットを見極めることができます。テスト実行すると、リアルタイムでテスト結果を見ることができるようになります。
結果の解析 レイテンシ、スループット、IOPS 等を比較し、パフォーマンスリミットを見極めます。
テスト結果の解析 テスト実行中からリアルタイムにテスト結果が表示されます。テスト結果はグラフィカルで理解しやすい表示であり、様々なチャートを表示することができます。典型的なテスト結果として、レイテンシ、スループット、IOPS があります。ユーザが新たなチャートを定義することが可能です。これらによってワークロードのパターン、アクセスパターン、ファイル構造、その他設定を変更した場合のパフォーマンスへの影響を確認することができ、ストレージへの投資効率を最大化することにつながります。
図 8-1. アクセスパターンの設定 Load DynamiX Enterprise のワークロードモデリング
図 8-4,8-5. Load DynamiX Enterprise はレイテンシとスループットの比較を表示。
図 8-2. Load DynamiX Enterprise は、典型的なワークロードのライブラリを提供します。
これらをカスタマイズして使用できます。
図 8-3. Load DynamiX Enterprise テスト完了の表示。テスト時間、開始 / 終了時刻、テスト実行者、
ワークロードコマンドを表示します。
■ 複合ワークロード
■ Iterator(自動繰り返し)テスト
LUN 毎のアクセスを解析し、LUNグループごとに集約します。
LUN グループ別に、ワークロードシナリオを設定します。
テスト結果としてレイテンシ、IOPS 等の集計を出力します。
実環境では様々なワークロードがストレージに与えられます。複数のアプリケーションから同時に発生する、リアルな複合ワークロードをシミュレートすることができます。
アプリケーションによって、ワークロードの傾向が違います。傾向ごとのテストを行うことにより、ストレージシステムがどのアプリケーションに適しているかを検証します。
Iterator( 自動繰り返しツール ) を使用すると、自動で指定したパラメータの総当たりテストを実施します。
設定項目例・ブロックサイズ ・ランダム / シーケンシャル比率・リード / ライト比率 ・Q-depth
Web
Oracle
Unknown
?VDI
ExchangeBackup
Media
シーケンシャル /静的なワークロード
ランダム / 動的なワークロード
ストレージアレイ
Highly randomized and dynamic workloads
ストレージインフラストラクチャの評価 / 検証は継続的な課題です。リアルなワークロードのモデル作成とストレスの生成ができる Load DynamiXは理想的なテスト機器です。George CrumpプレジデントStorage Switzerland
Load DynamiX 導入後、私たちは、より速く、正確に、SSD、キャッシング、階層化、および重複排除などの最もホットなストレージ技術を評価することができるようになりました。これによりストレージのロードマップとコストの課題が解決されました。Justin RichardsonシニアストレージマネージャGo Daddy
“ “
図 5-1 図 5-2
図 6 図 7
4 5
■ 実環境のワークロードを忠実にシミュレート
Load DynamiX の検証手順実環境下でのストレージのパフォーマンスを分析するために、Load DynamiX は以下の 3 つの手順で検証を行います。
ワークロードモデルの作成実環境からストレージのトラフィックデータを集積し、統計データ ( スタッツ ) を解析、正確なワー
クロードを作成します。 或いは Load DynamiX の用意するサンプルワークロードを使用します。
ワークロードモデルの作成ワークロードのモデルを作成するには、まず、既存の、または計画しているサービスのワークロードを解析することが必要です。既存の実環境を基準として動作させることができるテスト環境では、正確なワークロードモデルを実際のストレージシステムから直接導出することができます。これには 2 つの手段を使います。一つ目はベンダー提供のスタッツ(.nar, .bpt, perfstats など)、或いは NetStat や NFSstat などのオープンソースツールを使用して、I/O プロファイルに関する統計データを抽出することです。このデータからコマンドミックス(リード / ライト、データ / メタデータ、シーケンシャル / ランダム)やファイル / ブロックサイズの分布などの統計情報を取得し、ワークロードモデルを作成するために使用することができます。2つ目は、Wireshark などで、リアルタイムでパケットキャプチャし、実環境トラフィックを解析することです。しかしながら、新規サービス開始時は実環境の統計データが存在しません。このような場合のために、Load DynamiX は VDI、MS-Exchange、MS-SQL Server などの典型的なアプリケーションのワークロードモデル・サンプルを提供します。実環境ストレージ · システムの統計情報および PCAP を使用してワークロードシナリオ作成すれば、ユーザーはそのモデルをカスタマイズして Load DynamiX Enterprise のライブラリに保存し、ワークロードを変化させることができます。コマンドミックス分布、ディレクトリ構造、ファイルサイズおよびブロック / チャンクサイズ分布の制御等、I/ O アクセス · パターンをフレキシブルに構成できます。 ファイル・ストレージにおいては、メタデータ · コマンドの制御がリアルなワークロードを作成するための重要な要素となります。Load DynamiX はメタデータコマンドを生成できます。ワークロードモデルの作成はスライドバーを使って簡単に作成できます ( 図 8-1)。これにより、全く同じ条件で、ストレージ製品間の比較、設定変更後の検証を行うことができます。
テスト実行検証したいストレージシステムに Load DynamiX を接続し、テストを実行します。
テストの実行LDX-E でワークロードモデルを作成し、シナリオを定義すれば、その後 LDX のアプライアンスにロードされます。Load DynamiX Enterprise は、大量のトラフィックを発生することができ、Ethernet/Fibrechannel ネットワークのストレージシステムのパフォーマンスを測定し、スケーラビリティリミットを見極めることができます。テスト実行すると、リアルタイムでテスト結果を見ることができるようになります。
結果の解析 レイテンシ、スループット、IOPS 等を比較し、パフォーマンスリミットを見極めます。
テスト結果の解析 テスト実行中からリアルタイムにテスト結果が表示されます。テスト結果はグラフィカルで理解しやすい表示であり、様々なチャートを表示することができます。典型的なテスト結果として、レイテンシ、スループット、IOPS があります。ユーザが新たなチャートを定義することが可能です。これらによってワークロードのパターン、アクセスパターン、ファイル構造、その他設定を変更した場合のパフォーマンスへの影響を確認することができ、ストレージへの投資効率を最大化することにつながります。
図 8-1. アクセスパターンの設定 Load DynamiX Enterprise のワークロードモデリング
図 8-4,8-5. Load DynamiX Enterprise はレイテンシとスループットの比較を表示。
図 8-2. Load DynamiX Enterprise は、典型的なワークロードのライブラリを提供します。
これらをカスタマイズして使用できます。
図 8-3. Load DynamiX Enterprise テスト完了の表示。テスト時間、開始 / 終了時刻、テスト実行者、
ワークロードコマンドを表示します。
■ 複合ワークロード
■ Iterator(自動繰り返し)テスト
LUN 毎のアクセスを解析し、LUNグループごとに集約します。
LUN グループ別に、ワークロードシナリオを設定します。
テスト結果としてレイテンシ、IOPS 等の集計を出力します。
実環境では様々なワークロードがストレージに与えられます。複数のアプリケーションから同時に発生する、リアルな複合ワークロードをシミュレートすることができます。
アプリケーションによって、ワークロードの傾向が違います。傾向ごとのテストを行うことにより、ストレージシステムがどのアプリケーションに適しているかを検証します。
Iterator( 自動繰り返しツール ) を使用すると、自動で指定したパラメータの総当たりテストを実施します。
設定項目例・ブロックサイズ ・ランダム / シーケンシャル比率・リード / ライト比率 ・Q-depth
Web
Oracle
Unknown
?VDI
ExchangeBackup
Media
シーケンシャル /静的なワークロード
ランダム / 動的なワークロード
ストレージアレイ
Highly randomized and dynamic workloads
ストレージインフラストラクチャの評価 / 検証は継続的な課題です。リアルなワークロードのモデル作成とストレスの生成ができる Load DynamiXは理想的なテスト機器です。George CrumpプレジデントStorage Switzerland
Load DynamiX 導入後、私たちは、より速く、正確に、SSD、キャッシング、階層化、および重複排除などの最もホットなストレージ技術を評価することができるようになりました。これによりストレージのロードマップとコストの課題が解決されました。Justin RichardsonシニアストレージマネージャGo Daddy
“ “
図 5-1 図 5-2
図 6 図 7
6 7
■ アワード
ユースケース : 実環境のワークロードシミュレーション
Load DynamiX は多くのアワードを受賞しています。
■ Load DynamiXプロフェッショナルサービス
ストレージシステムのパフォーマンステストは継続的な課題です。しかしながら、試験機の手配やテスト設定などユーザに大きな負担になることもあります。それらを解決する提案として、有償のプロフェッショナルサービスをご用意しております。
検証作業自体はお客様にて行っていただきますが、事前打合せでご希望の試験シナリオを伺い、試験の枠組みを当社のエンジニアが作成します。お客様が所有されている機器、レンタル品を使用するか、あるいはプロフェッショナルテストサービスと共に弊社から有償で機器をお貸出しすることも可能です。
・プロフェッショナルテストサービス内容 - 測定に関するコンサルティング - 測定シナリオの枠組作成 - 測定結果のご提供 - 測定結果からの推察
・費用 詳細はテストシナリオの内容や工数に応じてお打合せにて算出させていただきます
※構成はハードウェアと必要なソフトウェアオプションの組合せとなります。
アプライアンス(ハードウェア) プロトコル(ソフトウェア)
Load DynamiX 1G シリーズ 1GE RJ45 8 ポート
Load DynamiX 10G シリーズ 10GE 2/4/8 ポート
Load DynamiX FC シリーズ 4/8/16G FC 2/4/8 ポート
Load DynamiX Unified シリーズ 10GE 2 ポート / 4/8/16G FC 2 ポート 10GE 4 ポート / 4/8/16G FC 4 ポート
Load DynamiX Enterprise シリーズ 最大 4 x 10GE, 4 x FC
TDE ( Test Development Environment )
FC/SCSI, VTL, NPIV iSCSI CIFS(v1,2,3) NFS(v2,3,4, 4.1) Kerberos HTTP/HTTPS DCB(Data Center Bridging) Openstack Swift Amazon S3 CEPH (2H14) CDMI IPv6 LDXE-V(Virtual)
■ 製品ラインアップ/対応プロトコル
■ Dedupe/Compression(重複排除/圧縮)の影響をテスト
ワークロードシナリオに重複排除率 /圧縮率を設定重複排除や圧縮による、パフォーマンスへの影響を簡単にテストする機能を搭載しています。右図の通り値を入力すると、データコンテントの縮小率 ( 重複排除率 / 圧縮率 ) を変更できます。
データ縮小率によるパフォーマンスの影響製品 A と B のパフォーマンスを比較しました。データ縮小率が低い場合は、製品 B の方が IOPS が高く、縮小率が高い場合は製品 Bの IOPS が高くなっています。製品 A/B どちらのパフォーマンスが高いかは一概に言えません。実環境のワークロードのデータコンテンツのパターンにおいてどれだけ縮小できるかに依存します。
図 9
図 10
図 11-1 図 11-2
実環境でのストレージへのワークロードを解析します
Load DynamiX によるワークロード設定
Load DynamiX はユーザーの製品の実際のストレージと同等のストレスを生成することが可能。
Go Daddy実環境
Load DynamiXによるシミュレーション
Total NFS ops -65K -66K
Avg. Latency ・Read ・Write ・Metadata Ops
1.5 ms10.0 ms
0.5 ms0.5 ms
1.4 ms11.5 ms
0.5 ms0.4 ms
Op-Mix ・Reads ・Writes ・MetaData Ops ・Getatlr ・Lookup ・Access
5%1%
94%62%11%17%
5%1%
94%63%13%14%
Avg. CPU Utilization 81% 80%
ホスティングサービス企業の Go Daddy 社は Load DynamiX を使用して、実環境に忠実なワークロードを再現しました。このワークロードシナリオを使用して、多くのストレージ製品を検証した結果、ストレージ購入コストを 65%下げることができました。
6 7
■ アワード
ユースケース : 実環境のワークロードシミュレーション
Load DynamiX は多くのアワードを受賞しています。
■ Load DynamiXプロフェッショナルサービス
ストレージシステムのパフォーマンステストは継続的な課題です。しかしながら、試験機の手配やテスト設定などユーザに大きな負担になることもあります。それらを解決する提案として、有償のプロフェッショナルサービスをご用意しております。
検証作業自体はお客様にて行っていただきますが、事前打合せでご希望の試験シナリオを伺い、試験の枠組みを当社のエンジニアが作成します。お客様が所有されている機器、レンタル品を使用するか、あるいはプロフェッショナルテストサービスと共に弊社から有償で機器をお貸出しすることも可能です。
・プロフェッショナルテストサービス内容 - 測定に関するコンサルティング - 測定シナリオの枠組作成 - 測定結果のご提供 - 測定結果からの推察
・費用 詳細はテストシナリオの内容や工数に応じてお打合せにて算出させていただきます
※構成はハードウェアと必要なソフトウェアオプションの組合せとなります。
アプライアンス(ハードウェア) プロトコル(ソフトウェア)
Load DynamiX 1G シリーズ 1GE RJ45 8 ポート
Load DynamiX 10G シリーズ 10GE 2/4/8 ポート
Load DynamiX FC シリーズ 4/8/16G FC 2/4/8 ポート
Load DynamiX Unified シリーズ 10GE 2 ポート / 4/8/16G FC 2 ポート 10GE 4 ポート / 4/8/16G FC 4 ポート
Load DynamiX Enterprise シリーズ 最大 4 x 10GE, 4 x FC
TDE ( Test Development Environment )
FC/SCSI, VTL, NPIV iSCSI CIFS(v1,2,3) NFS(v2,3,4, 4.1) Kerberos HTTP/HTTPS DCB(Data Center Bridging) Openstack Swift Amazon S3 CEPH (2H14) CDMI IPv6 LDXE-V(Virtual)
■ 製品ラインアップ/対応プロトコル
■ Dedupe/Compression(重複排除/圧縮)の影響をテスト
ワークロードシナリオに重複排除率 /圧縮率を設定重複排除や圧縮による、パフォーマンスへの影響を簡単にテストする機能を搭載しています。右図の通り値を入力すると、データコンテントの縮小率 ( 重複排除率 / 圧縮率 ) を変更できます。
データ縮小率によるパフォーマンスの影響製品 A と B のパフォーマンスを比較しました。データ縮小率が低い場合は、製品 B の方が IOPS が高く、縮小率が高い場合は製品 Bの IOPS が高くなっています。製品 A/B どちらのパフォーマンスが高いかは一概に言えません。実環境のワークロードのデータコンテンツのパターンにおいてどれだけ縮小できるかに依存します。
図 9
図 10
図 11-1 図 11-2
実環境でのストレージへのワークロードを解析します
Load DynamiX によるワークロード設定
Load DynamiX はユーザーの製品の実際のストレージと同等のストレスを生成することが可能。
Go Daddy実環境
Load DynamiXによるシミュレーション
Total NFS ops -65K -66K
Avg. Latency ・Read ・Write ・Metadata Ops
1.5 ms10.0 ms
0.5 ms0.5 ms
1.4 ms11.5 ms
0.5 ms0.4 ms
Op-Mix ・Reads ・Writes ・MetaData Ops ・Getatlr ・Lookup ・Access
5%1%
94%62%11%17%
5%1%
94%63%13%14%
Avg. CPU Utilization 81% 80%
ホスティングサービス企業の Go Daddy 社は Load DynamiX を使用して、実環境に忠実なワークロードを再現しました。このワークロードシナリオを使用して、多くのストレージ製品を検証した結果、ストレージ購入コストを 65%下げることができました。
株式会社 東陽テクニカ 情報通信システム営業部〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6 TEL. 03-3245-1250(営業直通) FAX.03-3246-0645http://www.toyo.co.jp/loaddynamix email:[email protected] JQA-EM4908 JQA-QM8795
電子技術センター
LDX-4630-00-1412000-378-.50-F19-CA
Load DynamiXネットワークストレージシステム・パフォーマンステスタ
SAN,NAS,オブジェクトストレージ対応ストレージシステムの検証をこの1台で
ストレージテストの
工数大幅削減
ストレージ購入コスト削減
PoC( プルーフ オブ コンセプト )
実環境のワークロードを再現
• フレキシブルな I/O アクセスパターンの設定• 実環境を忠実に再現するためのメタデータのシミュレーション• 複数のプロトコルで複数のシナリオを併用し、ハイパーバイザ、アプリケーション、OS の振舞いをシミュ レーション• キャッシュ、階層、重複排除機能の検証を行うシナリオパッケージ搭載 シナリオのユーザ定義も可能
ストレージ プロトコル
ファイル• クライアント : SMB, SMB 2.x, SMB 3.0 dialect, MS-RPC, NFSv2, NFSv3, NFSv4, NFSv4.1• サーバー : CIFS/SMB, SMB 2.x, NFSv3
ブロック• イニシエータ : iSCSI, Fibre Channel• ターゲット : iSCSI
オブジェクト• クライアント : HTTP, HTTPS, OpenStack Swift, SNIA CDMI S3, Ceph• サーバー : HTTP, HTTPS
ネットワーク • MAC, VLAN, DCB, IPv4, IPv6, TCP• FC, NPIV
ロードプロファイル
• 同接ユーザー、新規ユーザ / 秒、アクション / 秒、ネットワークバンド幅、• TCP スループット• ワークロードの時間制御• 複数のユーザーによるワークロードを同時に発生
測定とレポート
• エラーログとデータの整合性を検証• コマンド毎のレスポンスタイムとエラーの統計• CSV 形式でエクスポート• キャプチャ (PCAP) 機能 • レポート機能搭載
認証 • NTLM, Kerberos
アプライアンス
• 2 RU エンクロージャ (438 X88 X724mm)• 1280W 冗長電源装置• AC 入力 : 100-240V, 9-3.5A, 50-60 Hz• 動作温度 : 10-35°C• 動作湿度 : 8-90% ( 結露なきこと )• 重量 : 38.6kg
■ Load DynamiXアプライアンスの機能 & 仕様