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アンディン石炭火力発電事業: コミュニティーと自然への脅威
By Mi Ni Mar OoAndin YouthYe Township, Mon State,Myanmar.
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内容
• アンディン・コミュニティーの概要と生活
• 社会的価値観と文化
• 石炭火力発電に対するコミュニティーの懸念の声
• トーヨータイ(TTCL)による
コンサルテーションの不透明性
• コミュニティーからのメッセージ
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事業予定地
パーライン山
7 村
1517 世帯
7924 人
ビンロウジ、コメ、漁業、熱帯果樹
4
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ビンロウジの果樹園
5
農業:水田
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漁業と関連産業
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コミュニティーの収入
アンディン・コミュニティーの2015年の収入は、650万米ド
ル以上(ビンロウジ、漁業、稲作および14種の果樹)
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コミュニティーでは、日雇いの移住労働者にコメを寄付
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社会的価値感と文化
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アンディンには石炭はいらない
• アンディン・コミュニティーの暮らしは、豊かな環境と生態系があってこそ成り立つ
• 石炭火力発電による健康被害について、他の地域や隣国タイのコミュニティーから学んだ
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複数会合ののち、パーライン山に沿って位置するアンディン・コミュニティーの7村が「石炭火力発電所反対」を表明:
• 環境への悪影響
• コミュニティーの生計手段への悪影響
• 土壌(土地や河川の堆積物)の自然な豊かさへの悪影響
• 気候が変わってしまう可能性
• 海洋生物あるいは生態が危機にさらされる
• 自然がもたらす新鮮な空気が汚染され、海から村に向かって自然に流れる風も失われてしまう
• 海が発する自然災害警告がわからなくなってしまうかもしれない
• 発電所や産業からの汚染廃棄物が土壌に取り込まれ、地中の淡水が汚染される可能性がある
• コミュニティーに移住労働者が多数流入した場合、問題が起こる。特に健康、社会的影響、宗教の問題、言語を危機にさらす、地元の文化が破壊される
コミュニティーの石炭火力発電所に対する懸念の声
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トーヨータイ(TTCL)によるコンサルテーションの不透明性
• 2014年4月25日、書類の束6冊について現地の言語に翻訳するよう、コミュニティーはTTCLに要請
• 6,000もの偽署名を収集していた
• コントロールされた日本への視察
• 2014年12月27日、TTCLはコンサルテーション会合を開催したが、村から約23キロ離れた場所で、さらにアンディンの住民は招かれず
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地元の人たちによるTTCL石炭火力発電事業反対デモ(2014年12月14日)
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TTCLは合意覚書(MOA)に署名
• 私たちはTTCLの石炭火力発電事業に合意していない。それにも関わらず2015年4月9日、TTCLは合意覚書に署名
• 情報共有が全くなされないまま合意覚書が結ばれた
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およそ6,000人が石炭火力発電事業に反対デモ(2015年5月5日)
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コミュニティーからのメッセージ
再生可能エネルギー 太陽光発電 風力発電
なぜ?「私たちはすでに豊かです。必要なものは、私たちの大地から
得ることができます。
石炭火力発電所は、この地域にはいりません!」
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