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ANNUAL REPORT 2015 アニュアルレポート 2015

ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

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AN

NU

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REPO

RT 2

015

株式会社 大塚家具【本 社】 〒135-8071 東京都江東区有明三丁目6番11号     東京ファッションタウンビル東館 私書箱2004号     TEL.03-5530-4321(代)     FAX.03-5530-5550     http://www.idc-otsuka.jpIDC大塚家具は、株式会社大塚家具のコーポレート・ブランドネームです。

2015.8

アニュアルレポート 2015

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「お客さまと共に新しい暮らしを創っていく」

ANNUAL REPORT 2015 ● 0201 ● IDC OTSUKA

創業以来の強みを生かしつつお客さま視点に立ち返り私たちは変わります。

すべてはお客さまの幸せのために。新しい大塚家具にご期待ください。

紡いできた歴史を大切にしながら新たな未来を創造していく

IDC 大塚家具の姿勢を新ロゴデザインに込めました。

新しい大塚家具、始まります。

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「お客さまと共に新しい暮らしを創っていく」

ANNUAL REPORT 2015 ● 0201 ● IDC OTSUKA

創業以来の強みを生かしつつお客さま視点に立ち返り私たちは変わります。

すべてはお客さまの幸せのために。新しい大塚家具にご期待ください。

紡いできた歴史を大切にしながら新たな未来を創造していく

IDC 大塚家具の姿勢を新ロゴデザインに込めました。

新しい大塚家具、始まります。

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長期の実績推移と沿革

沿 革中期経営計画

目標数値

売上高 594 億円営業利益 19 億円当期純利益 14 億円「顧客満足のためにできることは何か?」

創業以来、私たちが追求し続けてきたことです。インテリアアドバイザーによるきめ細かな対応、豊富な品揃えと広大なショールーム。これからの発想と実行の原点は、お客さまの満足です。時代が変わり、お客さまの期待やニーズも変わりました。顧客満足の精神に立ち返り、私たちは変わります。

「住まうこと」のすべてに貢献できる企業を目指して、新しいチャレンジが始まります。

お客さまに愛され、選ばれるお店づくりを目指して。

有明本社ショールーム(1996年~)

大阪南港ショールーム(1997年~)

80,000

70,000

60,000

50,000

40,000

30,000

20,000

10,000

0

20172014201320122011201020092008200720062005200420032002200120001999199819971996199519941993

銀座本店(2010年~)

ANNUAL REPORT 2015 ● 0403 ● IDC OTSUKA

1969年  3月

      4月

1979年  7月

1980年  6月

1984年  6月

1989年  9月

1993年  4月

1994年  7月

1995年  6月

1996年  3月

      4月

1997年  4月

     9月

1998年  1月

      4月

1999年  3月

     6月

     9月

     10月

2002年  9月

2004年  4月

     10月

2005年 12月

2006年 5月

     9月

2007年 2月

      4月

     10月

2009年 5月

     10月

2010年 10月

2011年 2月

2014年 9月

株式会社大塚家具センターとして創業

第1号店を春日部駅西口に開設

本社を千代田区九段北に移転

株式を店頭登録銘柄として登録(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場銘柄)

本社を千代田区有楽町に移転

「横浜サービスセンター」設置「IDCジャパン横浜ショールーム」開設

会員制総合インテリアショールーム「日比谷ショールーム」開設

関西第1号店として「神戸ショールーム」開設

「大阪ショールーム」(1997年9月「なんばショールーム」に改称)開設

本社を江東区有明に移転(現 本社所在地)

日本最大(家具・インテリア専門店として)「有明本社ショールーム」開設

埼玉県最大「春日部ショールーム」開設

西日本最大級「大阪南港ショールーム」開設

「青海サービスセンター」設置

「名古屋ショールーム」新装オープン

「幕張ショールーム」開設

初の九州地区出店となる「小倉ショールーム」開設

首都圏最大級「新宿ショールーム」開設

「大阪港サービスセンター」設置

九州最大級「福岡ショールーム」開設

神奈川県最大級「横浜みなとみらいショールーム」開設

初の東北地区出店となる「郡山ショールーム」開設

「所沢アウトレット」開設(2008年9月「所沢ショールーム」に変更)

「横浜アウトレット」開設

子会社として秋田木工株式会社設立

東海地区最大級「名古屋栄ショールーム」開設

「Modern Style Shop淀屋橋」開設

「名古屋星崎ショールーム」開設

「九州サービスセンター」設置

「仙台ショールーム」開設

「銀座ショールーム」開設(2011年6月「銀座本店」に改称)

立川高島屋内に「立川ショールーム」開設

「LIFE STYLE SHOP名古屋駅前」開設

(百万円)

新宿ショールーム(1999年~)

名古屋栄ショールーム(2007年~)

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長期の実績推移と沿革

沿 革中期経営計画

目標数値

売上高 594 億円営業利益 19 億円当期純利益 14 億円「顧客満足のためにできることは何か?」

創業以来、私たちが追求し続けてきたことです。インテリアアドバイザーによるきめ細かな対応、豊富な品揃えと広大なショールーム。これからの発想と実行の原点は、お客さまの満足です。時代が変わり、お客さまの期待やニーズも変わりました。顧客満足の精神に立ち返り、私たちは変わります。

「住まうこと」のすべてに貢献できる企業を目指して、新しいチャレンジが始まります。

お客さまに愛され、選ばれるお店づくりを目指して。

有明本社ショールーム(1996年~)

大阪南港ショールーム(1997年~)

80,000

70,000

60,000

50,000

40,000

30,000

20,000

10,000

0

20172014201320122011201020092008200720062005200420032002200120001999199819971996199519941993

銀座本店(2010年~)

ANNUAL REPORT 2015 ● 0403 ● IDC OTSUKA

1969年  3月

      4月

1979年  7月

1980年  6月

1984年  6月

1989年  9月

1993年  4月

1994年  7月

1995年  6月

1996年  3月

      4月

1997年  4月

     9月

1998年  1月

      4月

1999年  3月

     6月

     9月

     10月

2002年  9月

2004年  4月

     10月

2005年 12月

2006年 5月

     9月

2007年 2月

      4月

     10月

2009年 5月

     10月

2010年 10月

2011年 2月

2014年 9月

株式会社大塚家具センターとして創業

第1号店を春日部駅西口に開設

本社を千代田区九段北に移転

株式を店頭登録銘柄として登録(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場銘柄)

本社を千代田区有楽町に移転

「横浜サービスセンター」設置「IDCジャパン横浜ショールーム」開設

会員制総合インテリアショールーム「日比谷ショールーム」開設

関西第1号店として「神戸ショールーム」開設

「大阪ショールーム」(1997年9月「なんばショールーム」に改称)開設

本社を江東区有明に移転(現 本社所在地)

日本最大(家具・インテリア専門店として)「有明本社ショールーム」開設

埼玉県最大「春日部ショールーム」開設

西日本最大級「大阪南港ショールーム」開設

「青海サービスセンター」設置

「名古屋ショールーム」新装オープン

「幕張ショールーム」開設

初の九州地区出店となる「小倉ショールーム」開設

首都圏最大級「新宿ショールーム」開設

「大阪港サービスセンター」設置

九州最大級「福岡ショールーム」開設

神奈川県最大級「横浜みなとみらいショールーム」開設

初の東北地区出店となる「郡山ショールーム」開設

「所沢アウトレット」開設(2008年9月「所沢ショールーム」に変更)

「横浜アウトレット」開設

子会社として秋田木工株式会社設立

東海地区最大級「名古屋栄ショールーム」開設

「Modern Style Shop淀屋橋」開設

「名古屋星崎ショールーム」開設

「九州サービスセンター」設置

「仙台ショールーム」開設

「銀座ショールーム」開設(2011年6月「銀座本店」に改称)

立川高島屋内に「立川ショールーム」開設

「LIFE STYLE SHOP名古屋駅前」開設

(百万円)

新宿ショールーム(1999年~)

名古屋栄ショールーム(2007年~)

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新しいビジョンと変わらないこと/変えること

ANNUAL REPORT 2015 ● 0605 ● IDC OTSUKA

「住」を良くしたいという想い

「良いものを安く」を提供し続ける事

人を大切にした経営

品質へのこだわり

変わらないこと

コーポレートガバナンス体制の強化

会員制ビジネスの見直し

消費者からの適正な認識

店舗レイアウト・運営

ロゴ・スローガン

単品買い需要への対応

販促活動とブランディング

変えること

日本の「住」は、成長市場となる。

その成長市場で

「住まうこと」に必要な全てを

提供する企業へ

新しい大塚家具のビジョン01 イントロダクション

07 トップメッセージ

11 大塚家具の強み

13 ビジネスモデルの変革

18 資本政策について

19 新ブランドビジョン

21 コーポレートガバナンス

25 業績推移

27 賃借対照表

28 損益計算書キャッシュフロー計算書

29 株式情報

30 会社概要

INDEX

新しいビジョンに向かって、 私たちは走り出しました。

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新しいビジョンと変わらないこと/変えること

ANNUAL REPORT 2015 ● 0605 ● IDC OTSUKA

「住」を良くしたいという想い

「良いものを安く」を提供し続ける事

人を大切にした経営

品質へのこだわり

変わらないこと

コーポレートガバナンス体制の強化

会員制ビジネスの見直し

消費者からの適正な認識

店舗レイアウト・運営

ロゴ・スローガン

単品買い需要への対応

販促活動とブランディング

変えること

日本の「住」は、成長市場となる。

その成長市場で

「住まうこと」に必要な全てを

提供する企業へ

新しい大塚家具のビジョン INDEX

01 イントロダクション

07 トップメッセージ

11 大塚家具の強み

13 ビジネスモデルの変革

18 資本政策について

19 新ブランドビジョン

21 コーポレートガバナンス

25 業績推移27 貸借対照表

28 損益計算書

キャッシュフロー計算書

29 株式情報

30 会社概要

新しいビジョンに向かって、 私たちは走り出しました。

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1009 ● IDC OTSUKA

従来のビジネスモデルは、消費者の購入スタイルが変化する中、販売スタイルやブランディングにおいて課題を抱えていました。購入意志の有無に関わらず受付で氏名や住所の記載を求め、最初から営業スタッフが接客に付くという販売スタイルや、高額な商品に焦点を当てた広告宣伝は、消費者の中に抵抗感や入りづらいイメージを定着させる原因となりました。

当社は実際には、暮らしを豊かにする品質の良いリーズナブルな商品を豊富に取り揃えています。過去においては、低価格帯の商品を扱う家具店の台頭や中価格帯におけるメインプレーヤーとして即座に想起される家具店の不在により、顧客は低価格帯へ流出していました。しかし今後、当社が「いいものを安く」提供する中価格帯のメインプレーヤーとして認知されるようになれば、低価格帯から中価格帯へと顧客が回帰していくことになるのです。なお、比較的安定した需要のある高価格帯については、引き続き注力していきます。

当社が本中期経営計画期間において最優先で取り組むべきことは、ビジネスモデルの再構築です。まず、店舗運営の仕方、会員制ビジネスのあり方を再度見直し、変えるべきところは変え、顧客により快適にお買い物をしていただけるような姿にすること。さらに、そのような変化を遂げた当社の姿を多くの消費者に知っていただくこと。このような取り組みにより、衣食住の中で「住」を充実させようという消費者のニーズに応え得るビジネスモデルを構築していきます。

そのための戦略として、よりオープンで見やすい店舗へと既存店を改革し、商圏人口の多い未出店地域への新規出店も検討します。また、商圏人口の少ない地方都市においては、地方百貨店等との提携販売強化により、顧客の取り込みを図ってまいります。さらに、日本が観光立国として今後積極的に海外から人を呼び込む流れの中で、当社がもとより得意とするBtoB事業も強化していきたいと考えています。

ビジネスモデルの再構築

中期経営計画とその後の価値創造

ビジネスモデルを再構築する上で、高い専門性を持ちながら顧客一人一人に合わせた柔軟な対応ができる人材の育成は今後も非常に重要な課題となります。当社では、独自の教育研修プログラムや社内資格制度などにより、インテリアに関する専門知識と広範な商品知識、経験を兼ね備えたプロフェッショナルを育成しています。質の高いコンサルティングサービスには、商品の知識、インテリアの歴史、様式・デザイン、建築図面の読解、メンテナンス技術などの幅広い知見と能力、そして豊かな経験が必要になります。そのために、インテリアコーディネーターなどインテリア関連分野の諸資格の取得を奨励するとともに、これらの資格では担保されない商品知識の取得や分野横断的な知識の体系化、コミュニケーションスキルの向上などを促進する独自の研修プログラムを整えています。その上で、インテリアに関連する一般的な諸資格の要件はもちろん、さらに広範かつ高度な知識と技術、そして優れた実績を要件とする社内資格制度「IDCインテリアプロフェッショナル制度」を設けて、住まい手が真に望むソリューションを提案できる優秀なエキスパートを育てています。

人材育成

当社は 2017 年度に売上高 594 億円、営業利益 19 億円、当期純利益14億円の達成を計画しております。しかしながら、この計画を達成してもなお、満足のいく利益水準ではないと考えております。ビジネスモデルを転換する中期経営計画期間中、株主の皆さまに対し利益水準において十分に報いることが難しい状況の中、DOE(株主資本配当率)を重視し、今期の配当金予想を 40 円から 80 円へ引き上げました。3 年でのビジネスモデル転換後は、ROE の向上を追及し、資本効率も意識した適正な自己資本水準を確保していきたいと考えております。

資本政策

本中計期間は、ビジネスモデルの大きな転換点を迎える重要な局面にあり、ストラテジー、マーケティング、コンプライアンス等、あらゆる面において外部からの助言や監督が不可欠です。現在、当社のガバナンス体制は社内取締役が 4 名、社外取締役が 6 名、監査役が 4 名となっており、それぞれの分野において様々な強みを持ったメンバーでバランス良く構成されています。また、女性も4名在籍しており、ダイバーシティの観点からも理想的な体制と言えるでしょう。社外役員と社内の主要部門に通じた社内役員との組み合わせで、様々なバックグラウンド、経験、知見を集約し、企業価値向上に向け一丸となって取り組んでまいります。

ガバナンス

トップメッセージ

企業価値向上2017年度

営業利益19億円

ビジネスモデルの変革成長と収益性向上

中・高価格帯の「単品買い」取り戻し

既存店改革

新規出店

提携販売強化

ホテル・高齢者住宅・企業法人需要取り込み

DOE重視2017年4.5%資本政策

コーポレートガバナンス強化

取締役

2015年3月

社外取締役・社外監査役

社外比率60.0% 社外比率100%

2014年3月社外比率28.6% 社外比率100%

2007年3月社外比率0% 社外比率66.6%

監査役

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1009 ● IDC OTSUKA

従来のビジネスモデルは、消費者の購入スタイルが変化する中、販売スタイルやブランディングにおいて課題を抱えていました。購入意志の有無に関わらず受付で氏名や住所の記載を求め、最初から営業スタッフが接客に付くという販売スタイルや、高額な商品に焦点を当てた広告宣伝は、消費者の中に抵抗感や入りづらいイメージを定着させる原因となりました。

当社は実際には、暮らしを豊かにする品質の良いリーズナブルな商品を豊富に取り揃えています。過去においては、低価格帯の商品を扱う家具店の台頭や中価格帯におけるメインプレーヤーとして即座に想起される家具店の不在により、顧客は低価格帯へ流出していました。しかし今後、当社が「いいものを安く」提供する中価格帯のメインプレーヤーとして認知されるようになれば、低価格帯から中価格帯へと顧客が回帰していくことになるのです。なお、比較的安定した需要のある高価格帯については、引き続き注力していきます。

当社が本中期経営計画期間において最優先で取り組むべきことは、ビジネスモデルの再構築です。まず、店舗運営の仕方、会員制ビジネスのあり方を再度見直し、変えるべきところは変え、顧客により快適にお買い物をしていただけるような姿にすること。さらに、そのような変化を遂げた当社の姿を多くの消費者に知っていただくこと。このような取り組みにより、衣食住の中で「住」を充実させようという消費者のニーズに応え得るビジネスモデルを構築していきます。

そのための戦略として、よりオープンで見やすい店舗へと既存店を改革し、商圏人口の多い未出店地域への新規出店も検討します。また、商圏人口の少ない地方都市においては、地方百貨店等との提携販売強化により、顧客の取り込みを図ってまいります。さらに、日本が観光立国として今後積極的に海外から人を呼び込む流れの中で、当社がもとより得意とするBtoB事業も強化していきたいと考えています。

ビジネスモデルの再構築

中期経営計画とその後の価値創造

ビジネスモデルを再構築する上で、高い専門性を持ちながら顧客一人一人に合わせた柔軟な対応ができる人材の育成は今後も非常に重要な課題となります。当社では、独自の教育研修プログラムや社内資格制度などにより、インテリアに関する専門知識と広範な商品知識、経験を兼ね備えたプロフェッショナルを育成しています。質の高いコンサルティングサービスには、商品の知識、インテリアの歴史、様式・デザイン、建築図面の読解、メンテナンス技術などの幅広い知見と能力、そして豊かな経験が必要になります。そのために、インテリアコーディネーターなどインテリア関連分野の諸資格の取得を奨励するとともに、これらの資格では担保されない商品知識の取得や分野横断的な知識の体系化、コミュニケーションスキルの向上などを促進する独自の研修プログラムを整えています。その上で、インテリアに関連する一般的な諸資格の要件はもちろん、さらに広範かつ高度な知識と技術、そして優れた実績を要件とする社内資格制度 「IDCインテリアプロフェッショナル制度」を設けて、住まい手が真に望むソリューションを提案できる優秀なエキスパートを育てています。

人材育成

当社は 2017 年度に売上高 594 億円、営業利益 19 億円、当期純利益14億円の達成を計画しております。しかしながら、この計画を達成してもなお、満足のいく利益水準ではないと考えております。ビジネスモデルを転換する中期経営計画期間中、株主の皆さまに対し利益水準において十分に報いることが難しい状況の中、DOE(株主資本配当率)を重視し、今期の配当金予想を 40 円から 80 円へ引き上げました。3 年でのビジネスモデル転換後は、ROE の向上を追及し、資本効率も意識した適正な自己資本水準を確保していきたいと考えております。

資本政策

本中計期間は、ビジネスモデルの大きな転換点を迎える重要な局面にあり、ストラテジー、マーケティング、コンプライアンス等、あらゆる面において外部からの助言や監督が不可欠です。現在、当社のガバナンス体制は社内取締役が 4 名、社外取締役が 6 名、監査役が 4 名となっており、それぞれの分野において様々な強みを持ったメンバーでバランス良く構成されています。また、女性も4名在籍しており、ダイバーシティの観点からも理想的な体制と言えるでしょう。社外役員と社内の主要部門に通じた社内役員との組み合わせで、様々なバックグラウンド、経験、知見を集約し、企業価値向上に向け一丸となって取り組んでまいります。

ガバナンス

トップメッセージ

企業価値向上2017年度

営業利益19億円

ビジネスモデルの変革成長と収益性向上

中・高価格帯の「単品買い」取り戻し

既存店改革

新規出店

提携販売強化

ホテル・高齢者住宅・企業法人需要取り込み

DOE重視2017年4.5%資本政策

コーポレートガバナンス強化

取締役

2015年3月

社外取締役・社外監査役

社外比率60.0% 社外比率100%

2014年3月社外比率28.6% 社外比率100%

2007年3月社外比率0% 社外比率66.6%

監査役

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協力企業分布

ANNUAL REPORT 2015 ● 1211 ● IDC OTSUKA

豊富な品揃え リーズナブルな価格

大 塚 家 具 の 強 み

25.2

14.5

11.1

0.2

46.4

原産国別売上高比率推移 (%)

0

20

40

60

80

米国欧州アジアオセアニア

日本その他

26.1

13.3

10.0

0.22.1

48.0

27.6

13.2

9.7

0.21.3

47.6

0

100

2010 2011 2012

23.9

16.6

10.8

0.12.42.3

45.9

2013

23.2

16.4

10.7

0.02.4

47.1

2014

販 売在 庫企 画 ・ 開 発製 造

従来型の家具の流通

国産・輸入品

輸入品

国産品

当社

工 場

産地問屋 問 屋

メーカー販社

問 屋

専門店百貨店

メーカー

商 社工 場 専門店

百貨店

工 場 IDC大塚家具(メーカー/商社/問屋/小売の役割を同時に)

最 高 級 品IDC大塚家具

家具販売店の取扱商品価格比較

高 級 品

中 級 品

普 及 品

専門店A

専門店B

専門店C

専門店D百貨店

充実した人材基盤

IDC大塚家具は、1969年の創業以来培われた商品価値を正しく見定める確かな「眼」を活かして、国内外26ヶ国・約460社の協力工場と世界でも類を見ないネットワークを構築しています。世界各国の工場の技術・デザイン水準などとともに、為替動向などの環境変化を見極めながら、最も有利な条件下での商品調達や開発を行っています。工場ネットワークから集まる商品に関する膨大な情報が67,000種以上の品揃えを支えています。世界中から最も競争力のある商品を選び抜いているからこそ、お客さまに自信をもって提供できるコストパフォーマンスの高い商品を揃えることができるのです。

得意分野がそれぞれ異なる国内外の工場ネットワークを活用して、オリジナル商品を開発しています。デザインカテゴリーに加え、お客さまのニーズに応じた機能・素材面での開発なども行うことで、あらゆるお客さまのテイストやライフスタイルに対応する過不足のない商品構成の実現を目指しています。開発・販売・アフターサービスまで一貫して行なっているIDC大塚家具だからこそ、様々な場面でのお客さまの声を商品開発にフィードバックすることができるのです。このような商品開発により、ショールームの展示やお客さまへのプレゼンテーションがしやすくなり、魅力的なトータルインテリア提案を行うことも可能になります。

家具業界の流通は、「商品を製造する工場」「企画するメーカーや産地問屋」「品揃えをして在庫を持つ問屋」「販売する小売」の4段階で構成されています。多段階の流通には、品揃えにかかるコストや在庫のリスクを分散するという機能もありますが、複雑な流通経路を経ることにより価格は高くなります。

IDC大塚家具は 1969 年の創業以来、独自の流通システムの構築により、同じ価格であればより品質がよく、同じ品質の商品であればより安い、リーズナブルな価格を実現しています。まず、問屋や商社といった中間業者を介さない工場との直接取引のため、中間マージンをカットできます。また、計

画発注による大量取引により、工場の生産性が上がり、製造原価そのものも低減します。したがって仕入原価が大幅に引き下げられ、高い粗利率を確保しながらも、販売価格を低く設定することができるのです。全社の在庫と受注状況は一元管理され、それに基づき計画発注は常に微調整されるので、適正在庫が保たれます。また、もともと競争力のある商品を中心に在庫を持つため、当社独自の販売ノウハウによって計画通り売り切ることができます。そのため、売れ残りリスクを商品価格に転嫁させることなく、リーズナブルな価格を維持できるのです。

コンサルティングセールスには、商品の特長や素材、構造、仕上げ、インテリアの歴史や様式、スタイリング技術、建築図面の読解、アフターメンテナンス等の幅広い専門知識に基づく質の高い販売能力が求められます。IDC大塚家具では、スキルの向上や知識の体系化のための独自研修プログラムを整えています。インテリアスタイリング技術や商品知識など、経験や実力に応じて受講できる総合的なプログラムを設けて自己啓発をサポートしています。また、グローバルな工場ネットワークを活かし、国内外のものづくりの現場を訪れ、製造工程や素材に関する情報などの幅広い知識を習得する研修も行っています。2002年には、高度な専門知識と技術を備えたアドバイザーの育成を目指し、社内資格制度

「IDCインテリアプロフェッショナル制度」を導入しました。このように、アドバイザー自身の向上心を高め、レベルアップしたいという意欲を支援する体制を整えることで、お客さまの期待に応えられる真のプロフェッショナルの育成に努めています。また、優秀なアドバイザー確保のため、育児や介護などの事由

により退職した場合に、一定の要件を満たせば同等の処遇で再雇用する制度も取り入れています。

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協力企業分布

ANNUAL REPORT 2015 ● 1211 ● IDC OTSUKA

豊富な品揃え リーズナブルな価格

大 塚 家 具 の 強 み

25.2

14.5

11.1

0.2

46.4

原産国別売上高比率推移 (%)

0

20

40

60

80

米国欧州アジアオセアニア

日本その他

26.1

13.3

10.0

0.22.1

48.0

27.6

13.2

9.7

0.21.3

47.6

0

100

2010 2011 2012

23.9

16.6

10.8

0.12.42.3

45.9

2013

23.2

16.4

10.7

0.02.4

47.1

2014

販 売在 庫企 画 ・ 開 発製 造

従来型の家具の流通

国産・輸入品

輸入品

国産品

工 場

産地問屋 問 屋

メーカー販社

問 屋

専門店百貨店

メーカー

商 社工 場 専門店

百貨店

工 場 IDC大塚家具(メーカー/商社/問屋/小売の役割を同時に)

消  費

 者

最 高 級 品IDC大塚家具

家具販売店の取扱商品価格比較

高 級 品

中 級 品

普 及 品

専門店A

専門店B

専門店C

専門店D百貨店

充実した人材基盤

IDC大塚家具は、1969年の創業以来培われた商品価値を正しく見定める確かな「眼」を活かして、国内外26ヶ国・約460社の協力工場と世界でも類を見ないネットワークを構築しています。世界各国の工場の技術・デザイン水準などとともに、為替動向などの環境変化を見極めながら、最も有利な条件下での商品調達や開発を行っています。工場ネットワークから集まる商品に関する膨大な情報が67,000種以上の品揃えを支えています。世界中から最も競争力のある商品を選び抜いているからこそ、お客さまに自信をもって提供できるコストパフォーマンスの高い商品を揃えることができるのです。

得意分野がそれぞれ異なる国内外の工場ネットワークを活用して、オリジナル商品を開発しています。デザインカテゴリーに加え、お客さまのニーズに応じた機能・素材面での開発なども行うことで、あらゆるお客さまのテイストやライフスタイルに対応する過不足のない商品構成の実現を目指しています。開発・販売・アフターサービスまで一貫して行なっているIDC大塚家具だからこそ、様々な場面でのお客さまの声を商品開発にフィードバックすることができるのです。このような商品開発により、ショールームの展示やお客さまへのプレゼンテーションがしやすくなり、魅力的なトータルインテリア提案を行うことも可能になります。

家具業界の流通は、「商品を製造する工場」「企画するメーカーや産地問屋」「品揃えをして在庫を持つ問屋」「販売する小売」の4段階で構成されています。多段階の流通には、品揃えにかかるコストや在庫のリスクを分散するという機能もありますが、複雑な流通経路を経ることにより価格は高くなります。

IDC大塚家具は 1969 年の創業以来、独自の流通システムの構築により、同じ価格であればより品質がよく、同じ品質の商品であればより安い、リーズナブルな価格を実現しています。まず、問屋や商社といった中間業者を介さない工場との直接取引のため、中間マージンをカットできます。また、計

画発注による大量取引により、工場の生産性が上がり、製造原価そのものも低減します。したがって仕入原価が大幅に引き下げられ、高い粗利率を確保しながらも、販売価格を低く設定することができるのです。全社の在庫と受注状況は一元管理され、それに基づき計画発注は常に微調整されるので、適正在庫が保たれます。また、もともと競争力のある商品を中心に在庫を持つため、当社独自の販売ノウハウによって計画通り売り切ることができます。そのため、売れ残りリスクを商品価格に転嫁させることなく、リーズナブルな価格を維持できるのです。

コンサルティングセールスには、商品の特長や素材、構造、仕上げ、インテリアの歴史や様式、スタイリング技術、建築図面の読解、アフターメンテナンス等の幅広い専門知識に基づく質の高い販売能力が求められます。IDC大塚家具では、スキルの向上や知識の体系化のための独自研修プログラムを整えています。インテリアスタイリング技術や商品知識など、経験や実力に応じて受講できる総合的なプログラムを設けて自己啓発をサポートしています。また、グローバルな工場ネットワークを活かし、国内外のものづくりの現場を訪れ、製造工程や素材に関する情報などの幅広い知識を習得する研修も行っています。2002年には、高度な専門知識と技術を備えたアドバイザーの育成を目指し、社内資格制度

「IDCインテリアプロフェッショナル制度」を導入しました。このように、アドバイザー自身の向上心を高め、レベルアップしたいという意欲を支援する体制を整えることで、お客さまの期待に応えられる真のプロフェッショナルの育成に努めています。また、優秀なアドバイザー確保のため、育児や介護などの事由

により退職した場合に、一定の要件を満たせば同等の処遇で再雇用する制度も取り入れています。

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1413 ● IDC OTSUKA

ビ ジ ネ ス モ デ ル の 変 革

近年、新設住宅着工戸数は減少傾向にありますが、空き家を除く住宅のストック数は年々増加しています。また、「衣食住」の中で、日本の「衣食」は極めて成熟しているのに対し、「住」に関しては他の先進国と比較して、まだまだ成長の余地があります。住まうことへの関心や問題意識が高まる中、それらについてのソリューションを提供できれば、家具市場は大きな成長市場になり得ると考えています。

国内家具市場の推移

過去においては、低価格帯の商品を扱う家具店の台頭や中価格帯のメインプレーヤーとして即座に想起される家具店の不在により、顧客は低価格帯へ流出していました。今後は、品質の良いものをリーズナブルな価格で提供する、中価格帯のメインプレーヤーとしての当社の認知を拡大し、低価格帯から中価格帯への顧客回帰を促進します。比較的安定した需要のある高価格帯には、引き続き注力していきます。

市場構造の変化

1990 年代、インテリアは住宅という空箱を満たすための「備品」としてとらえられる傾向にありましたが、新築・婚礼まとめ買い需要が減少し始めた2000年代以降は、「ライフスタイル」を構成する要素としてのインテリアへの関心が高まっています。その結果、より自分らしいライフスタイルに向けて、少しずつ買い足す単品買い需要が増えてきました。「まとめ買い」から「単品買い」へと移行しつつある消費者の購買トレンドを背景に、これからの「住」需要に応えるインテリアビジネスの構築が求められるようになりました。

国内家具市場の質的変化

購入意志の有無に関わらず、最初から営業スタッフが接客につくという従来の販売スタイルは、消費者に当社への抵抗感を根付かせる原因となりました。また、高額な商品に焦点を当てた広告宣伝により、消費者の中で入りづらいイメージが定着し、来店の妨げとなりました。消費者の購入スタイルの変化を背景に、当社のビジネスモデルは転換点を迎えることとなりました。

これまでのビジネスモデル

住宅ストック数(右軸、万戸)

新設住宅着工数(左軸、万戸)

日本の住宅市場の推移

180

160

140

120

100

80

60

40

20

0

6,000

5,000

4,000

3,000

2,000

1,000

01988

168

149

120116

109 98

5,2435,002

4,7304,449

4,1403,807

1993 1998 2003 2008 2013

1990年代の「住」需要

まとめ買い需要

●住宅という箱の「備品」としてのインテリア●空箱を満たすための備品一式

2000年代以降の「住」需要

単品買い需要

新築需要

減少

●衣食とともに、「ライフスタイル」を構成する要素としてのインテリア

●より自分らしいライフスタイルに向けて、少しずつ買い足すもの

販売スタイルの転換

ブランディングの再構築

会員制で運営してきた過去からの見直しの遅れ

広告宣伝活動の軌道修正の遅れ

「受付や接客に抵抗を感じる」(今の住需要に適していない)

「価格が高そう」(誤解から、ターゲット消費者も敬遠)

消費者の大塚家具に対する印象 背 景課 題

従来の大塚家具のビジネスモデル

日本の家具市場

家具市場の変化とその背景 主要企業

高価格帯

中価格帯

低価格帯

IDC OTSUKA専門店 D

IDC OTSUKA専門店 C百貨店

専門店 A専門店 B

消費者流出

過去

消費者流入

今後

当社が中価格帯のメインプレイヤーとして認知されることで、低価格帯から中価格帯へ消費者が回帰

低価格帯の商品を扱う家具店の参入や出店攻勢、中価格帯には魅力的なプレイヤーがいないとの(誤った)認識により、流出

高価格帯には比較的安定した需要

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1413 ● IDC OTSUKA

ビ ジ ネ ス モ デ ル の 変 革

近年、新設住宅着工戸数は減少傾向にありますが、空き家を除く住宅のストック数は年々増加しています。また、「衣食住」の中で、日本の「衣食」は極めて成熟しているのに対し、「住」に関しては他の先進国と比較して、まだまだ成長の余地があります。住まうことへの関心や問題意識が高まる中、それらについてのソリューションを提供できれば、家具市場は大きな成長市場になり得ると考えています。

国内家具市場の推移

過去においては、低価格帯の商品を扱う家具店の台頭や中価格帯のメインプレーヤーとして即座に想起される家具店の不在により、顧客は低価格帯へ流出していました。今後は、品質の良いものをリーズナブルな価格で提供する、中価格帯のメインプレーヤーとしての当社の認知を拡大し、低価格帯から中価格帯への顧客回帰を促進します。比較的安定した需要のある高価格帯には、引き続き注力していきます。

市場構造の変化

1990 年代、インテリアは住宅という空箱を満たすための「備品」としてとらえられる傾向にありましたが、新築・婚礼まとめ買い需要が減少し始めた2000年代以降は、「ライフスタイル」を構成する要素としてのインテリアへの関心が高まっています。その結果、より自分らしいライフスタイルに向けて、少しずつ買い足す単品買い需要が増えてきました。「まとめ買い」から「単品買い」へと移行しつつある消費者の購買トレンドを背景に、これからの「住」需要に応えるインテリアビジネスの構築が求められるようになりました。

国内家具市場の質的変化

購入意志の有無に関わらず、最初から営業スタッフが接客につくという従来の販売スタイルは、消費者に当社への抵抗感を根付かせる原因となりました。また、高額な商品に焦点を当てた広告宣伝により、消費者の中で入りづらいイメージが定着し、来店の妨げとなりました。消費者の購入スタイルの変化を背景に、当社のビジネスモデルは転換点を迎えることとなりました。

これまでのビジネスモデル

住宅ストック数(右軸、万戸)

新設住宅着工数(左軸、万戸)

日本の住宅市場の推移

180

160

140

120

100

80

60

40

20

0

6,000

5,000

4,000

3,000

2,000

1,000

01988

168

149

120116

109 98

5,2435,002

4,7304,449

4,1403,807

1993 1998 2003 2008 2013

1990年代の「住」需要

まとめ買い需要

●住宅という箱の「備品」としてのインテリア●空箱を満たすための備品一式

2000年代以降の「住」需要

単品買い需要

新築需要

減少

●衣食とともに、「ライフスタイル」を構成する 要素としてのインテリア●より自分らしいライフスタイルに向けて、 少しずつ買い足すもの

販売スタイルの転換

ブランディングの再構築

会員制で運営してきた過去からの見直しの遅れ

広告宣伝活動の軌道修正の遅れ

「受付や接客に抵抗を感じる」(今の住需要に適していない)

「価格が高そう」(誤解から、ターゲット消費者も敬遠)

消費者の大塚家具に対する印象 背 景課 題

従来の大塚家具のビジネスモデル

日本の家具市場

家具市場の変化とその背景 主要企業

高価格帯

中価格帯

低価格帯

IDC OTSUKA専門店 D

IDC OTSUKA専門店 C百貨店

専門店 A専門店 B

消費者流出

過去

消費者流入

今後

当社が中価格帯のメインプレイヤーとして認知されることで、低価格帯から中価格帯へ消費者が回帰

低価格帯の商品を扱う家具店の参入や出店攻勢、中価格帯には魅力的なプレイヤーがいないとの(誤った)認識により、流出

高価格帯には比較的安定した需要

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地方都市の顧客

ANNUAL REPORT 2015 ● 1615 ● IDC OTSUKA

ビ ジ ネ ス モ デ ル の 変 革

我々が最優先で取り組むべきビジネスモデルの再構築に向け、顧客がより快適な買い物ができるよう、店舗運営の仕方や会員制ビジネスのあり方を再度見直します。さらに、そのような変化を遂げた当社の姿の認知拡大に努めます。このような取り組みにより、消費者の「住」需要に応えるビジネスモデルを構築していきます。

ビジネスモデルの再構築

1.「気軽に入れる・見られる」ことを伝えるマーケティング、コミュニケーションにより、暮らしを豊かにする店としての認知を拡大します。

2.気軽に入れる店舗作り、消費者が立ち寄りたくなる魅力的な企画、インテリアアクセサリーの強化等を通して、日常的な来店を促します。

3.顧客の声を反映させながら店舗レイアウトの見直しや教育研修を実施し、消費者の顕在的ニーズ、潜在的ニーズに最大限応えられるよう店舗や人材に磨きをかけます。

4.顧客管理を強化し、家具の買い取りに注力することにより、買い替えを促進します。

以上のサイクルを効率よく回し、改革を進めていきます。

施策 1 既存店改革

当社は、主要都市への店舗展開を継続的に進め、2009 年の仙台ショールームオープンにより、一旦は希望していたエリアへの出店が実現しましたが、今回の改革を進めるにあたり、今後さらに大型店や専門店の出店も視野に見直しを行います。大型店については、相応の商圏人口がありながら、当社として未出店の地域、千葉・梅田・札幌での出店を検討しています。

商圏人口の少ない地方都市においては、地方百貨店との提携販売強化により、顧客の取り込みを図ります。

施策 2 新規出店

最優先で取り組むべきこと

店舗レイアウトの見直し営業教育

来店促進の企画インテリアアクセサリーの強化

● 店舗運営・会員制ビジネスモデルの見直し● 消費者からの適正な認識の形成

ビジネスモデルの再構築

これからの「住」需要に応えるビジネスの構築

既存店改革

認知

来店・受付接客・購買

リピート

1

2

3

4施策 3 提携販売強化

商品提供(卸)

小売販売当 社 地方百貨店

(外商部門など)

ショールームネットワーク*2015年3月末現在

東 海名古屋栄ショールーム (11,178㎡)名古屋星崎ショールーム (4,670㎡)LIFE STYLE SHOP名古屋駅前 (304㎡)

関 西大阪南港ショールーム (22,242㎡)神戸ショールーム (8,566㎡)Modern Style Shop 淀屋橋 (475㎡)

九 州福岡ショールーム (9,628㎡)

関 東有明本社ショールーム (24,673㎡)横浜みなとみらいショールーム (19,500㎡)新宿ショールーム(13,602㎡)春日部ショールーム (10,772㎡)銀座本店 (7,007㎡)立川ショールーム(4,421㎡)横浜アウトレット (4,189㎡)所沢ショールーム (1,537㎡)

● 既存店舗● 出店検討地域

東 北仙台ショールーム (11,291㎡)

札 幌

千 葉

梅 田

「気軽に入れる・見られる」ことを伝えるマーケティング/コミュニケーション

顧客管理の強化家具買い取り

カタログ提供 営業

Page 17: ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

地方都市の顧客

ANNUAL REPORT 2015 ● 1615 ● IDC OTSUKA

ビ ジ ネ ス モ デ ル の 変 革

我々が最優先で取り組むべきビジネスモデルの再構築に向け、顧客がより快適な買い物ができるよう、店舗運営の仕方や会員制ビジネスのあり方を再度見直します。さらに、そのような変化を遂げた当社の姿の認知拡大に努めます。このような取り組みにより、消費者の「住」需要に応えるビジネスモデルを構築していきます。

ビジネスモデルの再構築

1.「気軽に入れる・見られる」ことを伝えるマーケティング、コミュニケーションにより、暮らしを豊かにする店としての認知を拡大します。

2.気軽に入れる店舗作り、消費者が立ち寄りたくなる魅力的な企画、インテリアアクセサリーの強化等を通して、日常的な来店を促します。

3.顧客の声を反映させながら店舗レイアウトの見直しや教育研修を実施し、消費者の顕在的ニーズ、潜在的ニーズに最大限応えられるよう店舗や人材に磨きをかけます。

4.顧客管理を強化し、家具の買い取りに注力することにより、買い替えを促進します。

以上のサイクルを効率よく回し、改革を進めていきます。

施策 1 既存店改革

当社は、主要都市への店舗展開を継続的に進め、2009 年の仙台ショールームオープンにより、一旦は希望していたエリアへの出店が実現しましたが、今回の改革を進めるにあたり、今後さらに大型店や専門店の出店も視野に見直しを行います。大型店については、相応の商圏人口がありながら、当社として未出店の地域、千葉・梅田・札幌での出店を検討しています。

商圏人口の少ない地方都市においては、地方百貨店との提携販売強化により、顧客の取り込みを図ります。

施策 2 新規出店

最優先で取り組むべきこと

店舗レイアウトの見直し営業教育

来店促進の企画インテリアアクセサリーの強化

● 店舗運営・会員制ビジネスモデルの見直し● 消費者からの適正な認識の形成

ビジネスモデルの再構築

これからの「住」需要に応えるビジネスの構築

既存店改革

認知

来店・受付接客・購買

リピート

1

2

3

4施策 3 提携販売強化

商品提供(卸)

小売販売当 社 地方百貨店

(外商部門など)

ショールームネットワーク*2015年3月末現在

東 海名古屋栄ショールーム (11,178㎡)名古屋星崎ショールーム (4,670㎡)LIFE STYLE SHOP名古屋駅前 (304㎡)

関 西大阪南港ショールーム (22,242㎡)神戸ショールーム (8,566㎡)Modern Style Shop 淀屋橋 (475㎡)

九 州福岡ショールーム (9,628㎡)

関 東有明本社ショールーム (24,673㎡)横浜みなとみらいショールーム (19,500㎡)新宿ショールーム(13,602㎡)春日部ショールーム (10,772㎡)銀座本店 (7,007㎡)立川ショールーム(4,421㎡)横浜アウトレット (4,189㎡)所沢ショールーム (1,537㎡)

● 既存店舗● 出店検討地域

東 北仙台ショールーム (11,291㎡)

札 幌

千 葉

梅 田

「気軽に入れる・見られる」ことを伝えるマーケティング/コミュニケーション

顧客管理の強化家具買い取り

カタログ提供 営業

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1817 ● IDC OTSUKA

ビジネスモデルの変革 資本政策について

当社では、ホテルや福祉健康施設、企業の役員・応接室などの家具・内装などのBtoB事業にも取り組んでいます。日本が観光立国として今後積極的に海外から人を呼び込む流れの中で、これらの需要はますます増えていくと考えられます。一級建築士をはじめとする各種の専門家を擁する法人部門を今後さらに強化し、市場のニーズに応えていきます。

施策 4 B to B 事業の強化

当社の売上の谷となっている「閑散期」と「平日」。例えば3、4月の引越しシーズンに比べ、1、6月の閑散期の売上は約2/3程度となっています。こうした谷をなくしていくことが、本中期経営計画期間において売上を伸ばす鍵となります。季節変動による谷は買い替え需要の取り込みにより、曜日変動による谷はB to B事業の強化により、有効に人材を活用し、売上の底上げを図ります。

効果 平準化による効果

ホテル

コントラクト営業部門

店舗営業社員

単品買い需要の取り込み

高齢者住宅

企 業

● インバウンド需要の成長期待● 改装ラッシュで家具のニーズあり

ターゲット 当社営業担当概 要

繁閑差とその対応方針

● 高齢化を背景とした成長期待● 新設計画が多く、家具へのニーズあり

● 競合他社が未開拓のマーケット● 役員室・会議室の家具へのニーズあり

月次ベースの売上変動イメージ

閑散月 繁忙月

法人向け営業を強化

曜日ベースの売上変動イメージ

平日(1日あたり)

土日祝日(1日あたり)

次期中計(予定)

当社は 2017 年度に売上高 594 億円、営業利益 19 億円、当期純利益 14 億円を達成する計画です。しかし、この計画を達成してもなお、利益は低水準です。ビジネスモデルを転換する中期経営計画期間中、株主の皆さまに対し利益水準において十分に報いることが難しい状況の中、強固な財務体質を背景に、積極的な株主還元施策を実施します。本中期経営計画期間中は、株主還元指標として、DOE(株主資本配当率)を重視し、今期の配当金予想を40円から80円へ引き上げました。ビジネスモデル転換後は、ROEの向上を追及し、資本効率も意識した適正な自己資本水準を確保していきたいと考えています。

財務戦略・株主還元方針

適正な自己資本を維持しつつ、株主還元の一層の充実、収益力強化に向けた資本活用を目指します。3つの課題をバランスよく検討し、企業価値の増大につなげていきます。

資本政策についての考え方

ROEの方向性

DOEと配当金の見通し

10.0

5.0

0.0

(%)

2014

1.3%

2017E 2020E

8~10%

本中計

継続的に ROE の向上を追求

次期中計(予定)

5.0

4.0

3.0

2.0

1.0

0.0

350

300

250

200

150

100

(%) (億円)

2014

347 340

2017E2015E 2020E

注:DOE=配当金総額÷自己資本

333

4.54.3

自己資本

DOE2.1

本中計

市場環境

事業戦略・施策

財務戦略・施策

経営指標

消費税引き上げによる需要減退等で厳しい

• 本中計ではDOEを重視• 自己資本は現行水準維持

• 次期中計では配当性向を重視• 資本効率も意識し適正な自己資本

水準を確保

オリンピック関連需要などで上向く

新店投資、成長分野への進出

成長分野への積極投資を遂行

売上高、営業利益、ROE

1株当り配当金 40円 80円 80円

ビジネスモデルの転換及び既存店収益力強化

積極的な株主還元を実施

ディスクレイマー右記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々なリスクや不確定要素が含まれています。実際の配当は、予想とは異なる可能性があります。

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ANNUAL REPORT 2015 ● 1817 ● IDC OTSUKA

ビジネスモデルの変革 資本政策について

当社では、ホテルや福祉健康施設、企業の役員・応接室などの家具・内装などのBtoB事業にも取り組んでいます。日本が観光立国として今後積極的に海外から人を呼び込む流れの中で、これらの需要はますます増えていくと考えられます。一級建築士をはじめとする各種の専門家を擁する法人部門を今後さらに強化し、市場のニーズに応えていきます。

施策 4 B to B 事業の強化

当社の売上の谷となっている「閑散期」と「平日」。例えば3、4月の引越しシーズンに比べ、1、6月の閑散期の売上は約2/3程度となっています。こうした谷をなくしていくことが、本中期経営計画期間において売上を伸ばす鍵となります。季節変動による谷は買い替え需要の取り込みにより、曜日変動による谷はB to B事業の強化により、有効に人材を活用し、売上の底上げを図ります。

効果 平準化による効果

ホテル

コントラクト営業部門

店舗営業社員

単品買い需要の取り込み

高齢者住宅

企 業

● インバウンド需要の成長期待● 改装ラッシュで家具のニーズあり

ターゲット 当社営業担当概 要

繁閑差とその対応方針

● 高齢化を背景とした成長期待● 新設計画が多く、家具へのニーズあり

● 競合他社が未開拓のマーケット● 役員室・会議室の家具へのニーズあり

月次ベースの売上変動イメージ

閑散月 繁忙月

法人向け営業を強化

曜日ベースの売上変動イメージ

平日(1日あたり)

土日祝日(1日あたり)

次期中計(予定)

当社は 2017 年度に売上高 594 億円、営業利益 19 億円、当期純利益 14 億円を達成する計画です。しかし、この計画を達成してもなお、利益は低水準です。ビジネスモデルを転換する中期経営計画期間中、株主の皆さまに対し利益水準において十分に報いることが難しい状況の中、強固な財務体質を背景に、積極的な株主還元施策を実施します。本中期経営計画期間中は、株主還元指標として、DOE(株主資本配当率)を重視し、今期の配当金予想を40円から80円へ引き上げました。ビジネスモデル転換後は、ROEの向上を追及し、資本効率も意識した適正な自己資本水準を確保していきたいと考えています。

財務戦略・株主還元方針

適正な自己資本を維持しつつ、株主還元の一層の充実、収益力強化に向けた資本活用を目指します。3つの課題をバランスよく検討し、企業価値の増大につなげていきます。

資本政策についての考え方

ROEの方向性

DOEと配当金の見通し

10.0

5.0

0.0

(%)

2014

1.3%

2017E 2020E

8~10%

本中計

継続的に ROE の向上を追求

次期中計(予定)

5.0

4.0

3.0

2.0

1.0

0.0

350

300

250

200

150

100

(%) (億円)

2014

347 340

2017E2015E 2020E

注:DOE=配当金総額÷自己資本

333

4.54.3

自己資本

DOE2.1

本中計

市場環境

事業戦略・施策

財務戦略・施策

経営指標

消費税引き上げによる需要減退等で厳しい

• 本中計ではDOEを重視• 自己資本は現行水準維持

• 次期中計では配当性向を重視• 資本効率も意識し適正な自己資本 水準を確保

オリンピック関連需要などで上向く

新店投資、成長分野への進出

成長分野への積極投資を遂行

売上高、営業利益、ROE

1株当り配当金 40円 80円 80円

ビジネスモデルの転換及び既存店収益力強化

積極的な株主還元を実施

ディスクレイマー右記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々なリスクや不確定要素が含まれています。実際の配当は、予想とは異なる可能性があります。

Page 20: ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

ANNUAL REPORT 2015 ● 2019 ● IDC OTSUKA

新ブランドビジョン

私たちIDC大塚家具は、インテリアを起点とした幸せを、高度な専門性を発揮しながらご提案していきます。そして、お客さまと一緒に考えながら、新しい暮らしを創っていきます。すべては、お客さまそれぞれの幸せのために。新ブランドビジョンに基づき、お客さまからの評価を高め、企業価値を高めていきます。

「IDC」の文字を、四角や楕円、円といった、空間を感じる異なるモチーフでデザインし、この3文字を、一人ひとり違う様々なお客さまの住まいに見立てています。部屋の間取り図のようにすることでインテリアらしさ、ユニーク性を加えるだけでなく、「どんな住空間に対しても、そこに流れている時間や生活をより魅力的にするインテリアを提案できる」という自信や誇りを表現したデザインに仕上げています。最高の住空間とは何かを常に考え抜き、お客さまが真に望む多彩なソリューションを提供できるエキスパート集団。そんなIDC大塚家具の特徴・強みを体現しています。また、インテリア・コンサルタントとしての知性を感じさせるダークグレイをメインに配色しながらも、ワンポイントとして、「I」の上部を、品や格を漂わせたレッドで彩ることで、未来に対しての志も表現。「お客さま一人ひとりの豊かな住環境創造において“なくてはならない存在”になれるよう、革新に挑んでいく」という決意が、そのレッドには込められています。紡いできた歴史を大切にしながら、新たな未来を創造していくIDC大塚家具の姿勢を訴求しました。

大塚家具は、お客さまの幸せをいちばん大事に想い、大切にします。そして、お客さまの多様な幸せにこだわり、それに応えていきます。インテリアには暮らしを変えるチカラがある。お客さまの「想い」と、大塚家具の「提案」で、幸せを実現する。お客さまの幸せを共に創り、幸せへの想いに応えるという志がこめられています。

新ブランドビジョン

● 新企業ブランドロゴ ● 新企業スローガン

今回、新ブランドビジョンに基づき、「企業ブランドロゴ」、「企業スローガン」を一新いたしました。新企業ブランドロゴは、「IDC」の文字を、四角や楕円、円といった、空間を感じる異なるモチーフでデザインし、多彩なソリューションを提供できるというIDC大塚家具の自信や誇りを表現しています。知性を感じるダークグレイをメインに配色しながらも、ワンポイントとしてレッドで彩ることで、革新に挑んでいく未来に対しての志も表現しました。また、新企業スローガンは、お客さまの幸せを共に創り、幸せへの想いに応えるという志がこめられています。

新企業ブランドロゴ・新企業スローガンについて

新生大塚家具 新企業ブランドロゴ/新企業スローガン

Page 21: ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

ANNUAL REPORT 2015 ● 2019 ● IDC OTSUKA

新ブランドビジョン

私たちIDC大塚家具は、インテリアを起点とした幸せを、高度な専門性を発揮しながらご提案していきます。そして、お客さまと一緒に考えながら、新しい暮らしを創っていきます。すべては、お客さまそれぞれの幸せのために。新ブランドビジョンに基づき、お客さまからの評価を高め、企業価値を高めていきます。

「IDC」の文字を、四角や楕円、円といった、空間を感じる異なるモチーフでデザインし、この3文字を、一人ひとり違う様々なお客さまの住まいに見立てています。部屋の間取り図のようにすることでインテリアらしさ、ユニーク性を加えるだけでなく、「どんな住空間に対しても、そこに流れている時間や生活をより魅力的にするインテリアを提案できる」という自信や誇りを表現したデザインに仕上げています。最高の住空間とは何かを常に考え抜き、お客さまが真に望む多彩なソリューションを提供できるエキスパート集団。そんなIDC大塚家具の特徴・強みを体現しています。また、インテリア・コンサルタントとしての知性を感じさせるダークグレイをメインに配色しながらも、ワンポイントとして、「I」の上部を、品や格を漂わせたレッドで彩ることで、未来に対しての志も表現。「お客さま一人ひとりの豊かな住環境創造において“なくてはならない存在”になれるよう、革新に挑んでいく」という決意が、そのレッドには込められています。紡いできた歴史を大切にしながら、新たな未来を創造していくIDC大塚家具の姿勢を訴求しました。

大塚家具は、お客さまの幸せをいちばん大事に想い、大切にします。そして、お客さまの多様な幸せにこだわり、それに応えていきます。インテリアには暮らしを変えるチカラがある。お客さまの「想い」と、大塚家具の「提案」で、幸せを実現する。お客さまの幸せを共に創り、幸せへの想いに応えるという志がこめられています。

新ブランドビジョン

● 新企業ブランドロゴ ● 新企業スローガン

今回、新ブランドビジョンに基づき、「企業ブランドロゴ」、「企業スローガン」を一新いたしました。新企業ブランドロゴは、「IDC」の文字を、四角や楕円、円といった、空間を感じる異なるモチーフでデザインし、多彩なソリューションを提供できるというIDC大塚家具の自信や誇りを表現しています。知性を感じるダークグレイをメインに配色しながらも、ワンポイントとしてレッドで彩ることで、革新に挑んでいく未来に対しての志も表現しました。また、新企業スローガンは、お客さまの幸せを共に創り、幸せへの想いに応えるという志がこめられています。

新企業ブランドロゴ・新企業スローガンについて

新生大塚家具 新企業ブランドロゴ/新企業スローガン

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株主総会

取締役会

選任・解任

選定・解職・監督

監査

監査

内部監査

監督

監査

男性

助言

連携

連携

連携

選任・解任 選任・解任

監査役会

執行役員

業務執行部門

諮問委員会

代表取締役

コンプライアンス・リスク管理委員会(CR委員会)

内部監査室

会計監査人

阿久津 聡

ストラテジー 経営実務 マーケティング・ブランディング

小売業界動向・業界環境分析

コンプライアンス・リスク管理 財務・資本市場

長沢 美智子

大塚 久美子

緒方 節子

渡邊 太門

朝永 久見雄

宮本 惠司

稲岡 稔

田路 至弘

隈元 慶幸

顧問弁護士

ANNUAL REPORT 2015 ● 2221 ● IDC OTSUKA

コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス

コーポレートガバナンス強化の方針当社は、2015年3月5日に公表されたコーポレートガバナンス・コード原案(同年6月1日に原案通り適用)の趣旨に深く賛同し、3月12日にコーポレートガバナンス・コードに対する考え方を公表しました。変革期にある当社では、ビジネスモデルの再構築と次世代経営層の育成という課題を念頭に、独立社外取締役を過半数とするなど取締役会の機能の充実に重点を置き、コーポレートガバナンス・コードを踏まえたコーポレートガバナンス強化に取り組んでいきます。

コーポレートガバナンス強化の取り組み当社の取締役会は、過半数が独立社外取締役であり、ダイバーシティを考慮した多様なバックグラウンドの経験豊かなメンバーで構成されています。取締役会等の会議体における活発な議論を通じて経営を監督し、企業価値向上に貢献しています。また2015年5月には、コーポレートガバナンス強化を推進する部署を設置し、取締役会のみならず社外役員を中心とした会議体の支援、コーポレートガバナンス・コードへの対応等、諸課題に取り組んでいます。

ガバナンスについての考え方

新生・大塚家具のコーポレートガバナンス体制

社内取締役プロフィール

社外取締役・社外監査役のスキルセット

適時開示部会(CR専門部会)

稲岡 稔(社外)

西山 都(社外)

大塚 久美子 佐野 春生 山田 和男 大塚 雅之 阿久津 聡(社外)

長沢 美智子(社外)

宮本 惠司(社外)

緒方 節子(社外)

渡邊 太門(社外)

朝永 久見雄(社外)

田路 至弘(社外)

隅元 慶幸(社外)

女性

西山 都

当社代表取締役社長就任以後、一貫してガバナンス体制の整備を通じた健全な企業文化の醸成に尽力。家具販売事業に関する深い知識・経験を有する。

平成 3年4月平成 6年4月平成 8年3月平成16年4月平成17年7月平成19年1月平成21年3月平成21年4月平成25年3月平成26年3月平成26年4月平成26年7月平成27年1月平成27年3月

株式会社富士銀行(現 株式会社みずほフィナンシャルグループ)入行当社入社 経営企画室長取締役経営企画室長兼営業管理部長当社顧問株式会社クオリア・コンサルティング代表取締役フロンティア・マネジメント株式会社執行役員当社代表取締役社長代表取締役社長兼営業本部長代表取締役社長兼営業本部長兼業務管理部管掌代表取締役社長兼業務管理部管掌代表取締役社長取締役代表取締役社長代表取締役社長兼営業本部長

山田 和男長期にわたり営業活動の第一線を担う。業務管理部長として営業支援・内部統制システム構築においても重要な役割を果たした経験を有する。

ブランドマネジメント研究の専門家としての豊富な知見を有する。平成22年より当社社外取締役。

弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。平成25年より当社社外取締役。

小売業を営む他の上場会社の取締役を経験したことによる豊富な知見を有する。

国内外複数の戦略コンサルティング会社での勤務経験、市場開発・事業提携サポートをした豊富な知見を有する。

大手金融機関での取締役・執行役として投資運用業務に従事、資本市場およびガバナンス分野に関する豊富な知見を有する。

ファンドマネージャーおよび小売部門のアナリストとして活動。小売業界に関する豊富な知見を有する。

小売業を営む他の上場会社の取締役を経験したことによる豊富な知見やCSR、社会的貢献に注力した実績を有する。

公認会計士として内部統制コンサルティング業務に従事した経験を有する。平成25年より当社社外監査役。

企業法務分野の弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。

企業法務分野の弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。

昭和54年 7月昭和61年 ~平成21年12月平成22年 7月平成23年 8月平成24年 8月平成26年 4月平成26年 6月平成27年 3月

当社入社横浜ショールーム店長を含む各店舗の店長を歴任営業本部担当部長有明本社ショールーム店長新宿ショールーム店長営業本部担当部長業務管理部担当部長業務管理部部長取締役営業副本部長

佐野 春生 商品開発・流通を担当。顧客・取引先との強固な信頼関係のもと、当社の経営の要として活動。

昭和63年 4月平成11年 8月平成15年 6月平成17年 3月平成20年 3月平成21年 3月平成23年 3月平成23年 6月平成24年 3月平成25年12月平成26年 3月平成26年 8月平成27年 3月

当社入社幕張ショールーム店長商品部長執行役員商品部長上席執行役員商品部長取締役上席執行役員商品部長取締役商品部長取締役執行役員商品部長取締役上席執行役員商品部長取締役上席執行役員商品流通本部長兼商品部長取締役上席執行役員商品流通本部長取締役上席執行役員流通本部長取締役流通本部長

大塚 雅之 建装(コントラクト)営業・総務等を担当し、顧客・取引先との強固な信頼関係のもと、当社の経営の要として活動。

平成13年 2月平成18年10月平成20年 9月平成21年12月平成22年 7月平成24年 3月平成26年 8月平成27年 3月

当社入社秋田木工株式会社取締役当社社長付部長兼建装部次長業務管理部担当次長兼建装部担当部長営業本部担当部長(法人営業部門担当)執行役員(営業本部コントラクト営業担当)執行役員(総務部担当)取締役営業副本部長

*2015年3月27日現在

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株主総会

取締役会

選任・解任

選定・解職・監督

監査

監査

内部監査

監督

監査

男性

助言

連携

連携

連携

選任・解任 選任・解任

監査役会

執行役員

業務執行部門

諮問委員会

代表取締役

コンプライアンス・リスク管理委員会(CR委員会)

内部監査室

会計監査人

阿久津 聡

ストラテジー 経営実務 マーケティング・ブランディング

小売業界動向・業界環境分析

コンプライアンス・リスク管理 財務・資本市場

長沢 美智子

大塚 久美子

緒方 節子

渡邊 太門

朝永 久見雄

宮本 惠司

稲岡 稔

田路 至弘

隈元 慶幸

顧問弁護士

ANNUAL REPORT 2015 ● 2221 ● IDC OTSUKA

コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス

コーポレートガバナンス強化の方針当社は、2015年3月5日に公表されたコーポレートガバナンス・コード原案(同年6月1日に原案通り適用)の趣旨に深く賛同し、3月12日にコーポレートガバナンス・コードに対する考え方を公表しました。変革期にある当社では、ビジネスモデルの再構築と次世代経営層の育成という課題を念頭に、独立社外取締役を過半数とするなど取締役会の機能の充実に重点を置き、コーポレートガバナンス・コードを踏まえたコーポレートガバナンス強化に取り組んでいきます。

コーポレートガバナンス強化の取り組み当社の取締役会は、過半数が独立社外取締役であり、ダイバーシティを考慮した多様なバックグラウンドの経験豊かなメンバーで構成されています。取締役会等の会議体における活発な議論を通じて経営を監督し、企業価値向上に貢献しています。また2015年5月には、コーポレートガバナンス強化を推進する部署を設置し、取締役会のみならず社外役員を中心とした会議体の支援、コーポレートガバナンス・コードへの対応等、諸課題に取り組んでいます。

ガバナンスについての考え方

新生・大塚家具のコーポレートガバナンス体制

社内取締役プロフィール

社外取締役・社外監査役のスキルセット

適時開示部会(CR専門部会)

稲岡 稔(社外)

西山 都(社外)

大塚 久美子 佐野 春生 山田 和男 大塚 雅之 阿久津 聡(社外)

長沢 美智子(社外)

宮本 惠司(社外)

緒方 節子(社外)

渡邊 太門(社外)

朝永 久見雄(社外)

田路 至弘(社外)

隅元 慶幸(社外)

女性

西山 都

当社代表取締役社長就任以後、一貫してガバナンス体制の整備を通じた健全な企業文化の醸成に尽力。家具販売事業に関する深い知識・経験を有する。

平成 3年4月平成 6年4月平成 8年3月平成16年4月平成17年7月平成19年1月平成21年3月平成21年4月平成25年3月平成26年3月平成26年4月平成26年7月平成27年1月平成27年3月

株式会社富士銀行(現 株式会社みずほフィナンシャルグループ)入行当社入社 経営企画室長取締役経営企画室長兼営業管理部長当社顧問株式会社クオリア・コンサルティング代表取締役フロンティア・マネジメント株式会社執行役員当社代表取締役社長代表取締役社長兼営業本部長代表取締役社長兼営業本部長兼業務管理部管掌代表取締役社長兼業務管理部管掌代表取締役社長取締役代表取締役社長代表取締役社長兼営業本部長

山田 和男長期にわたり営業活動の第一線を担う。業務管理部長として営業支援・内部統制システム構築においても重要な役割を果たした経験を有する。

ブランドマネジメント研究の専門家としての豊富な知見を有する。平成22年より当社社外取締役。

弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。平成25年より当社社外取締役。

小売業を営む他の上場会社の取締役を経験したことによる豊富な知見を有する。

国内外複数の戦略コンサルティング会社での勤務経験、市場開発・事業提携サポートをした豊富な知見を有する。

大手金融機関での取締役・執行役として投資運用業務に従事、資本市場およびガバナンス分野に関する豊富な知見を有する。

ファンドマネージャーおよび小売部門のアナリストとして活動。小売業界に関する豊富な知見を有する。

小売業を営む他の上場会社の取締役を経験したことによる豊富な知見やCSR、社会的貢献に注力した実績を有する。

公認会計士として内部統制コンサルティング業務に従事した経験を有する。平成25年より当社社外監査役。

企業法務分野の弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。

企業法務分野の弁護士として長年にわたり培われた企業法務に係る知識および経験を有する。

昭和54年 7月昭和61年 ~平成21年12月平成22年 7月平成23年 8月平成24年 8月平成26年 4月平成26年 6月平成27年 3月

当社入社横浜ショールーム店長を含む各店舗の店長を歴任営業本部担当部長有明本社ショールーム店長新宿ショールーム店長営業本部担当部長業務管理部担当部長業務管理部部長取締役営業副本部長

佐野 春生 商品開発・流通を担当。顧客・取引先との強固な信頼関係のもと、当社の経営の要として活動。

昭和63年 4月平成11年 8月平成15年 6月平成17年 3月平成20年 3月平成21年 3月平成23年 3月平成23年 6月平成24年 3月平成25年12月平成26年 3月平成26年 8月平成27年 3月

当社入社幕張ショールーム店長商品部長執行役員商品部長上席執行役員商品部長取締役上席執行役員商品部長取締役商品部長取締役執行役員商品部長取締役上席執行役員商品部長取締役上席執行役員商品流通本部長兼商品部長取締役上席執行役員商品流通本部長取締役上席執行役員流通本部長取締役流通本部長

大塚 雅之 建装(コントラクト)営業・総務等を担当し、顧客・取引先との強固な信頼関係のもと、当社の経営の要として活動。

平成13年 2月平成18年10月平成20年 9月平成21年12月平成22年 7月平成24年 3月平成26年 8月平成27年 3月

当社入社秋田木工株式会社取締役当社社長付部長兼建装部次長業務管理部担当次長兼建装部担当部長営業本部担当部長(法人営業部門担当)執行役員(営業本部コントラクト営業担当)執行役員(総務部担当)取締役営業副本部長

*2015年3月27日現在

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ANNUAL REPORT 2015 ● 2423 ● IDC OTSUKA

コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス

家具への愛に溢れるスタッフは変わらない大塚家具の強み取締役就任前の大塚家具との接点といえば、プライベートで行くショールームが主でしたが、スタッフのレベルの高さには感心していました。恐らく家具への愛情を持ったスタッフが多いのでしょう、接客を受けていると、好奇心を掻き立てられ、とても楽しい気分になれるんです。勉強した知識を話すだけなら誰でもできるかもしれませんが、家具好きな人が説明すると、何倍にも魅力が伝わる。単純なことかもしれませんが、商材への愛情が強く、それを良い形でサービスに生かせる社員が多いというのは、大きな強みだと思います。

形式として一流のガバナンス体制。そこに魂を入れていく大塚家具のコーポレートガバナンスは、形式としては一流のものを作ったと思います。しかし、大切なのは、これからどう魂を入れていくかということ。「社外取締役」とは何か、教科書を見れば書いてありますが、日本の企業が皆その通りにやっているかというと、実践できているところは少ないのが実情ではないかと思います。社外取締役の役割は、執行の方々をしっかりとバックアップして、事業拡大をサポートすることです。大塚家具の新体制は動き出したばかりですが、取締役会での議論は非常に活発に行われています。本当の意味でのコーポレートガバナンスを、中身も含め実行し始めているのです。名実ともに一流のガバナンス体制にできるかどうかは、これからの努力次第だと言えるでしょう。

運用・経営・海外の経験を生かして新生・大塚家具をサポート私は長年金融機関にて資産運用業務に携わり、取締役・執行役としての経験もあるので、今後の株主対策、資本政策を立案する際にはアドバイスができると思います。また35年の職業人生の約1/3は海外に駐在していたため、インバウンド需要の取り込みなど何かしら海外と関わることに取り組む際にもお手伝いができるのではないかと考えています。新生・大塚家具の新たな挑戦を、これまでの経験を生かしてサポートしていきたいと思います。

取締役 渡邊 太門

専門分野で蓄積した知見を活かした職務遂行社外役員の主たる役割は、独立した第三者の立場から経営を監督することだと考えられています。そのために、各々の専門分野で蓄積した知見を中心に役立てながら、社内で決めたことが外部から見てどうなのか、その方向性を確認し、必要に応じて提案したり軌道修正を促したりするわけです。私自身はビジネススクールの教員で、マーケティングやブランドマネジメントを専攻していますので、とりわけ当社のブランド戦略やマーケティング活動、それを遂行する組織体制について検討する際には、積極的に外からの見解や知見の共有をするように心がけています。他の社外役員ともよく協力しながら、経営全般について会社が必要としていることは何なのかを客観的にしっかり把握して、職務を遂行していきたいと考えています。

創業以来の強みを生かすための課題当社が創業以来培ってきた商品力やサービスレベルは非常に高いと認識しています。その潜在力を活かし、時代に即したマーケティングやブランディングがきちんとできれば、さらに伸びていくと思います。もちろんその前提として、会社の方向性が明確であり、それに向かって社内が一丸となって突き進むことができる状況がなければなりません。今後進むべき方向をより明確にし、わかりやすい形でお客さまに伝えていくためのブランド体系や組織体制の構築が、今後当社が取り組むべき課題だと思います。

多様な意見を次なるアクションに結びつけられる体制作りを社内で多様な意見を交わしながら議論し、限られた時間の中で収束させることができれば、多様な見方や考え方、意見があるのは会社にとってとても良いことだと思います。今後は多様な意見を尊重しつつ、会議体の中で議論をきちんと収束させて、次のアクションに結び付けていけるような体制を取っていくことが重要であり、まさに今その体制作りをしているところであると認識しています。中期経営計画で掲げた目標を達成し、企業価値を向上させ、株主の皆さまの利益にかなうような方向に導けるよう、私も、社外取締役という立場から全力を尽くしていく所存です。

取締役 阿久津 聡

家具業界において大塚家具は唯一無二の存在という印象家具業界の中で、他社とは全く違う立ち位置にいるな、というのが大塚家具に対する私の印象です。ピーク時に比べると売上や利益は低水準で、低価格路線の企業が大きく成長する家具市場において、存在感がなくなってきたように世の中的に思われがちだと思いますが、私自身はそうは思っていません。そもそも、海外自社工場生産品や組み立て家具を中心とするそういった企業と大塚家具は重なる要素がないというか、戦っている世界が異なるのです。ここ数年売上は苦戦していますが、品質の良い家具を扱う、ブランド価値のある企業としては圧倒的ナンバーワンであることに変わりはありません。

家具市場には大きなチャンスがある、拡大していくマーケットだと本気で思っている家具市場が伸びていないのは業界が消費者のニーズに訴えきれていなかったことが原因だと考えています。明らかに日本の所得・世帯構成や生活様式全体が、身の回り品も含めた住居というものに振り向けられようとしているのに、それに応えられていない。特に大塚家具には大きなチャンスがあるのに、お客さまに訴求できていませんでした。ブランドイメージの再構築をはじめ、時代に合わせた取り組みを実施していくことで、今後大塚家具は市場を大きく掘り起こすことができると思います。

投資家・アナリスト両方の視点を活かし企業価値の最大化に貢献することが私の役割私はこれまで、最初の12年間は機関投資家ファンドマネージャーとして株式市場に携わり、その後1997年からは小売の証券アナリストとして分析する立場も経験し、数百という小売業の成功事例、失敗事例を調べてきました。そのため、投資家・アナリストの両方の視点から、色々なアイディアを出していきたいと考えています。現取締役会のメンバー構成はスキルセットが非常にしっかりしており、複数の会計士、弁護士に加え、全取締役がそれぞれ卓越した専門性を持ち積極的な議論を交わすと同時に、監査役も4名に増員されたことでブレーキ役は十分揃っているので、私は積極的にアクセルを踏んでいく役割を担っていると思っています。新たなステージへと挑戦していく大塚家具の企業価値最大化に向け、全力でサポートします。

取締役 朝永 久見雄

活発な雰囲気の新体制を冷静にチェック2年半ほど前に当社の監査役に就任しましたが、時には取締役会における建設的な議論が難しい時期もありました。2015年3月に社内取締役4名と社外取締役・監査役10名、スキルや経歴の異なるバランスの取れた人材で構成される新体制となり、各取締役がそれぞれの意見を積極的に述べ、有意義な議論を展開しています。監査役として、取締役の業務執行が法令・定款を遵守して行われているかどうかを監査する適法性監査を行います。私は公認会計士として内部統制のコンサルティング業務に従事していました。これまで培ってきた専門家としての知識と経験を生かして、監査役の職務を誠実に遂行していきたいと考えています。

経営者育成は重要課題当社は経営面で代表取締役社長への依存度が非常に高いという印象があり、経営を担うことのできる人材を育成し、組織として事業を推進する持続可能な体制を確立していくことが今後の重要課題だと考えています。取締役会には社内の部門長が一部同席することもありますが、これは経営者育成という観点からとてもメリットの大きいことだと思います。経営を担うということは、より広い視野や時間軸で自分の担当業務の周辺への影響や会社全体の中での位置づけまで思いをいたさなければいけません。その意味で、取締役会の役員の方々の議論を直に聞けるというのは非常に勉強になるのではないかと思います。

新生・大塚家具を長い目で見守っていただきたい大塚社長の住生活を充実させたいという想いには私も賛成ですし、そういうメッセージを世の中にもっと伝えていくことにより、大塚家具の価値も皆さまに理解してもらえるようになるのではないかと思います。その実現のためにどういうことをしていくか、というのが、まさにこれから取締役会でも社内でも様々な議論をしていく部分です。新生・大塚家具のこれからの取り組みをぜひ見ていただきたい。これからも長い目で温かく見守っていただきたいと思います。

監査役 西山 都

社外取締役・社外監査役の声

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ANNUAL REPORT 2015 ● 2423 ● IDC OTSUKA

コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス

家具への愛に溢れるスタッフは変わらない大塚家具の強み取締役就任前の大塚家具との接点といえば、プライベートで行くショールームが主でしたが、スタッフのレベルの高さには感心していました。恐らく家具への愛情を持ったスタッフが多いのでしょう、接客を受けていると、好奇心を掻き立てられ、とても楽しい気分になれるんです。勉強した知識を話すだけなら誰でもできるかもしれませんが、家具好きな人が説明すると、何倍にも魅力が伝わる。単純なことかもしれませんが、商材への愛情が強く、それを良い形でサービスに生かせる社員が多いというのは、大きな強みだと思います。

形式として一流のガバナンス体制。そこに魂を入れていく大塚家具のコーポレートガバナンスは、形式としては一流のものを作ったと思います。しかし、大切なのは、これからどう魂を入れていくかということ。「社外取締役」とは何か、教科書を見れば書いてありますが、日本の企業が皆その通りにやっているかというと、実践できているところは少ないのが実情ではないかと思います。社外取締役の役割は、執行の方々をしっかりとバックアップして、事業拡大をサポートすることです。大塚家具の新体制は動き出したばかりですが、取締役会での議論は非常に活発に行われています。本当の意味でのコーポレートガバナンスを、中身も含め実行し始めているのです。名実ともに一流のガバナンス体制にできるかどうかは、これからの努力次第だと言えるでしょう。

運用・経営・海外の経験を生かして新生・大塚家具をサポート私は長年金融機関にて資産運用業務に携わり、取締役・執行役としての経験もあるので、今後の株主対策、資本政策を立案する際にはアドバイスができると思います。また35年の職業人生の約1/3は海外に駐在していたため、インバウンド需要の取り込みなど何かしら海外と関わることに取り組む際にもお手伝いができるのではないかと考えています。新生・大塚家具の新たな挑戦を、これまでの経験を生かしてサポートしていきたいと思います。

取締役 渡邊 太門

専門分野で蓄積した知見を活かした職務遂行社外役員の主たる役割は、独立した第三者の立場から経営を監督することだと考えられています。そのために、各々の専門分野で蓄積した知見を中心に役立てながら、社内で決めたことが外部から見てどうなのか、その方向性を確認し、必要に応じて提案したり軌道修正を促したりするわけです。私自身はビジネススクールの教員で、マーケティングやブランドマネジメントを専攻していますので、とりわけ当社のブランド戦略やマーケティング活動、それを遂行する組織体制について検討する際には、積極的に外からの見解や知見の共有をするように心がけています。他の社外役員ともよく協力しながら、経営全般について会社が必要としていることは何なのかを客観的にしっかり把握して、職務を遂行していきたいと考えています。

創業以来の強みを生かすための課題当社が創業以来培ってきた商品力やサービスレベルは非常に高いと認識しています。その潜在力を活かし、時代に即したマーケティングやブランディングがきちんとできれば、さらに伸びていくと思います。もちろんその前提として、会社の方向性が明確であり、それに向かって社内が一丸となって突き進むことができる状況がなければなりません。今後進むべき方向をより明確にし、わかりやすい形でお客さまに伝えていくためのブランド体系や組織体制の構築が、今後当社が取り組むべき課題だと思います。

多様な意見を次なるアクションに結びつけられる体制作りを社内で多様な意見を交わしながら議論し、限られた時間の中で収束させることができれば、多様な見方や考え方、意見があるのは会社にとってとても良いことだと思います。今後は多様な意見を尊重しつつ、会議体の中で議論をきちんと収束させて、次のアクションに結び付けていけるような体制を取っていくことが重要であり、まさに今その体制作りをしているところであると認識しています。中期経営計画で掲げた目標を達成し、企業価値を向上させ、株主の皆さまの利益にかなうような方向に導けるよう、私も、社外取締役という立場から全力を尽くしていく所存です。

取締役 阿久津 聡

家具業界において大塚家具は唯一無二の存在という印象家具業界の中で、他社とは全く違う立ち位置にいるな、というのが大塚家具に対する私の印象です。ピーク時に比べると売上や利益は低水準で、低価格路線の企業が大きく成長する家具市場において、存在感がなくなってきたように世の中的に思われがちだと思いますが、私自身はそうは思っていません。そもそも、海外自社工場生産品や組み立て家具を中心とするそういった企業と大塚家具は重なる要素がないというか、戦っている世界が異なるのです。ここ数年売上は苦戦していますが、品質の良い家具を扱う、ブランド価値のある企業としては圧倒的ナンバーワンであることに変わりはありません。

家具市場には大きなチャンスがある、拡大していくマーケットだと本気で思っている家具市場が伸びていないのは業界が消費者のニーズに訴えきれていなかったことが原因だと考えています。明らかに日本の所得・世帯構成や生活様式全体が、身の回り品も含めた住居というものに振り向けられようとしているのに、それに応えられていない。特に大塚家具には大きなチャンスがあるのに、お客さまに訴求できていませんでした。ブランドイメージの再構築をはじめ、時代に合わせた取り組みを実施していくことで、今後大塚家具は市場を大きく掘り起こすことができると思います。

投資家・アナリスト両方の視点を活かし企業価値の最大化に貢献することが私の役割私はこれまで、最初の12年間は機関投資家ファンドマネージャーとして株式市場に携わり、その後1997年からは小売の証券アナリストとして分析する立場も経験し、数百という小売業の成功事例、失敗事例を調べてきました。そのため、投資家・アナリストの両方の視点から、色々なアイディアを出していきたいと考えています。現取締役会のメンバー構成はスキルセットが非常にしっかりしており、複数の会計士、弁護士に加え、全取締役がそれぞれ卓越した専門性を持ち積極的な議論を交わすと同時に、監査役も4名に増員されたことでブレーキ役は十分揃っているので、私は積極的にアクセルを踏んでいく役割を担っていると思っています。新たなステージへと挑戦していく大塚家具の企業価値最大化に向け、全力でサポートします。

取締役 朝永 久見雄

活発な雰囲気の新体制を冷静にチェック2年半ほど前に当社の監査役に就任しましたが、時には取締役会における建設的な議論が難しい時期もありました。2015年3月に社内取締役4名と社外取締役・監査役10名、スキルや経歴の異なるバランスの取れた人材で構成される新体制となり、各取締役がそれぞれの意見を積極的に述べ、有意義な議論を展開しています。監査役として、取締役の業務執行が法令・定款を遵守して行われているかどうかを監査する適法性監査を行います。私は公認会計士として内部統制のコンサルティング業務に従事していました。これまで培ってきた専門家としての知識と経験を生かして、監査役の職務を誠実に遂行していきたいと考えています。

経営者育成は重要課題当社は経営面で代表取締役社長への依存度が非常に高いという印象があり、経営を担うことのできる人材を育成し、組織として事業を推進する持続可能な体制を確立していくことが今後の重要課題だと考えています。取締役会には社内の部門長が一部同席することもありますが、これは経営者育成という観点からとてもメリットの大きいことだと思います。経営を担うということは、より広い視野や時間軸で自分の担当業務の周辺への影響や会社全体の中での位置づけまで思いをいたさなければいけません。その意味で、取締役会の役員の方々の議論を直に聞けるというのは非常に勉強になるのではないかと思います。

新生・大塚家具を長い目で見守っていただきたい大塚社長の住生活を充実させたいという想いには私も賛成ですし、そういうメッセージを世の中にもっと伝えていくことにより、大塚家具の価値も皆さまに理解してもらえるようになるのではないかと思います。その実現のためにどういうことをしていくか、というのが、まさにこれから取締役会でも社内でも様々な議論をしていく部分です。新生・大塚家具のこれからの取り組みをぜひ見ていただきたい。これからも長い目で温かく見守っていただきたいと思います。

監査役 西山 都

社外取締役・社外監査役の声

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20,720

8,360[40.4]

8,971[43.3]

1,018[4.9]

976[4.7]

2,931[14.1]

2,657[12.8]

1,387[6.7]

△610[△2.9]

128[0.6]

2[0.0]

13,545

9,046

22,592

5,928

2,196

14,467

64.0

0.0

0.0

10,800

0.21

15.00

573

44,488

18

201

180

20

6

1,343

1993 年

ANNUAL REPORT 2015 ● 2625 ● IDC OTSUKA

業 績 推 移

28,062

12,970[46.2]

11,619[41.4]

1,188[4.2]

1,887[6.7]

3,403[12.1]

3,284[11.7]

1,856[6.6]

1,350[4.8]

1,320[4.7]

631[2.2]

16,216

8,605

24,821

8,946

992

14,883

60.0

4.3

2.6

10,800

58.45

15.00

638

51,986

16

204

166

636

27.9

7,861

23,629

10,050[42.5]

9,849[41.7]

1,025[4.3]

1,143[4.8]

3,021[12.8]

3,117[13.2]

1,541[6.5]

200[0.9]

363[1.5]

108[0.5]

15,224

9,082

24,307

8,977

915

14,414

59.3

0.8

0.5

10,800

10.08

15.00

576

45,232

16

134

170

117

17.1

4,023

39,219

18,722[47.7]

14,496[37.0]

1,625[4.1]

2,344[6.0]

4,113[10.5]

3,880[9.9]

2,531[6.5]

4,226[10.8]

4,012[10.2]

1,338[3.4]

19,506

9,121

28,628

11,257

1,329

16,041

56.0

8.7

5.0

10,800

123.90

15.00

772

62,127

12

2,094

192

1,350

38.2

14,932

44,367

22,001[49.6]

17,948[40.5]

1,902[4.3]

3,052[6.9]

4,694[10.6]

4,945[11.1]

3,353[7.6]

4,053[9.1]

5,304[12.0]

2,382[5.4]

20,638

12,361

33,000

14,063

713

18,223

55.2

13.9

7.7

10,800

220.64

15.00

901

95,177

12

1,587

271

2,453

47.2

20,946

49,241

25,045[50.9]

21,333[43.3]

2,182[4.4]

4,023[8.2]

5,081[10.3]

6,112[12.4]

3,933[8.0]

3,712[7.5]

3,577[7.3]

1,992[4.0]

21,310

12,722

34,033

13,285

737

20,010

58.8

10.0

5.9

10,800

184.47

15.00

1,060

108,546

12

651

400

2,187

48.2

23,712

57,994

30,456[52.5]

24,078[41.5]

2,632[4.5]

3,718[6.4]

6,133[10.6]

7,590[13.1]

4,003[6.9]

6,378[11.0]

6,595[11.4]

3,255[5.6]

23,002

14,566

37,569

13,715

792

23,060

61.4

15.1

9.1

10,800

301.42

15.00

1,276

151,899

13

390

433

3,484

46.8

27,127

65,989

35,729[54.1]

28,297[42.9]

2,943[4.5]

4,288[6.5]

7,061[10.7]

9,506[14.4]

4,497[6.8]

7,432[11.3]

7,557[11.5]

4,071[6.2]

24,079

15,527

39,606

11,952

450

27,203

68.7

16.2

10.6

21,600

276.51

15.00

1,454

176,918

13

436

456

4,311

44.4

29,316

71,214

38,480[54.0]

30,961[43.5]

2,769[3.9]

3,694[5.2]

8,211[11.5]

11,307[15.9]

4,977[7.0]

7,518[10.6]

7,646[10.7]

3,869[5.4]

26,303

15,648

41,951

10,655

547

30,748

73.3

13.4

9.5

21,600

179.15

15.00

1,592

195,759

14

396

508

3,994

45.7

32,533

68,813

37,572[54.6]

31,811[46.2]

2,416[3.5]

4,238[6.2]

8,880[12.9]

11,616[16.9]

4,659[6.8]

5,760[8.4]

5,879[8.5]

3,410[5.0]

23,345

20,078

43,423

10,050

547

32,825

75.6

10.7

8.0

21,600

157.90

15.00

1,729

205,387

15

236

451

3,483

50.0

34,442

73,052

39,593[54.2]

33,539[45.9]

2,530[3.5]

5,325[7.3]

9,181[12.6]

12,054[16.5]

4,446[6.1]

6,054[8.3]

6,253[8.6]

3,626[5.0]

28,012

23,311

51,323

11,551

1,400

38,371

74.8

10.2

7.7

21,600

165.14

15.00

1,630

198,389

14

29

390

3,638

52.5

38,429

68,805

37,333[54.3]

33,306[48.4]

1,616[2.3]

5,215[7.6]

9,232[13.4]

12,583[18.3]

4,658[6.8]

4,027[5.9]

4,422[6.4]

1,295[1.9]

26,894

23,474

50,368

9,815

1,131

39,421

78.3

3.3

2.5

21,600

57.39

20.00

1,638

222,723

16

319

338

1,249

51.2

35,414

69,649

38,591[55.4]

33,240[47.7]

1,648[2.4]

5,649[8.1]

9,551[13.7]

11,997[17.2]

4,393[6.3]

5,350[7.7]

5,471[7.9]

3,649[5.2]

29,403

29,079

58,483

11,399

3,960

43,123

73.7

8.8

6.7

21,600

171.29

25.00

1,611

207,060

16

209

258

3,420

52.3

36,499

70,062

37,923[54.1]

32,686[46.7]

1,664[2.4]

5,529[7.9]

9,944[14.2]

11,427[16.3]

4,120[5.9]

5,236[7.5]

5,350[7.6]

3,397[4.8]

28,055

24,867

52,923

10,902

2,455

39,564

74.8

8.2

6.1

21,600

171.94

30.00

1,655

193,571

16

356

280

3,119

50.9

35,812

72,769

39,337[54.1]

34,658[47.6]

1,884[2.6]

5,658[7.8]

10,591[14.6]

11,931[16.4]

4,591[6.3]

4,679[6.4]

4,780[6.6]

2,799[3.8]

29,945

23,857

53,803

11,209

1,764

40,830

75.9

7.0

5.2

21,600

144.31

35.00

1,767

206,816

19

586

311

2,529

50.8

37,294

66,803

35,230[52.7]

33,960[50.8]

1,846[2.8]

5,021[7.5]

10,641[15.9]

12,229[18.3]

4,221[6.3]

1,269[1.9]

1,456[2.2]

△530[△0.8]

28,765

17,859

46,625

9,218

811

36,595

78.5

△1.4

△1.1

19,400

△27.32

40.00

1,784

206,816

19

156

304

△904

50.9

34,356

57,925

30,605[52.8]

32,057[55.3]

1,616[2.8]

3,890[6.7]

10,514[18.2]

11,968[20.7]

4,068[7.0]

△1,451[△2.5]

△1,337[△2.3]

△1,490[△2.6]

25,354

18,353

43,707

8,286

765

34,655

79.3

△4.2

△3.4

19,400

△76.84

40.00

1,745

197,719

18

418

275

△2,008

52.5

30,793

56,912

31,064[54.6]

31,197[54.8]

1,636[2.9]

3,524[6.2]

10,243[18.0]

11,743[20.6]

4,049[7.1]

△132[△0.2]

38[0.1]

△255[△0.4]

23,867

18,846

42,714

7,982

711

34,019

79.6

△0.7

△0.6

19,400

△13.18

40.00

1,678

177,590

17

354

241

△790

52.3

30,111

54,366

30,551[56.2]

29,401[54.1]

1,537[2.8]

3,036[5.6]

10,150[18.7]

10,735[19.7]

3,940[7.2]

1,150[2.1]

1,304[2.4]

203[0.4]

25,393

16,358

41,751

8,069

1,015

32,666

78.2

0.6

0.5

19,400

10.51

40.00

1,673

156,796

16

110

249

△323

51.9

28,541

売上高

売上総利益[売上比%]

販売費及び一般管理費[売上比%]

 運 賃[売上比%]

 広告費[売上比%]

 人件費[売上比%]

 賃借料[売上比%]

 その他[売上比%]

営業利益[売上比%]

経常利益[売上比%]

当期純利益[売上比%]

流動資産

固定資産

総資産

流動負債

固定負債

純資産

自己資本比率[%]

自己資本当期純利益率[%]

総資産当期純利益率[%]

発行済株式総数[千株]

1株当たり当期純利益[円]

1株当たり配当金[円]

従業員数[人]

店舗面積[㎡]

店舗数[店]

設備投資額

減価償却費

ネットキャッシュフロー

輸入品の売上高構成比率[%]

輸入品売上高

*1993年、2002年、2003年は連結決算となっておりますが、業績への影響が軽微なため個別での業績を掲載しています。*2006年より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」の適用に伴い、株主資本、株主資本比率、株主資本当期純利益率、総資本利益率をそれぞれ純資産、自己資本比率、自己資本当期純利益率に変更しております。*ネットキャッシュフロー= 税引後利益+減価償却額-手元流動性流出額(配当金+役員賞与)*賃借料には管理費が含まれております。

(単位:百万円)

1994 年 1995 年 1996 年 1997 年 1998 年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年

54,520

30,848[56.6]

29,664[54.4]

1,478[2.7]

3,138[5.8]

10,402[19.1]

10,492[19.2]

4,152[7.6]

1,183[2.2]

1,317[2.4]

640[1.2]

25,334

16,390

41,725

7,849

1,076

32,799

78.6

2.0

1.5

19,400

34.21

40.00

1,673

153,751

15

184

253

99

53.5

29,531

2012 年

55,501

30,598[55.1]

31,000[55.9]

1,550[2.8]

3,860[7.0]

11,009[19.8]

10,161[18.3]

4,419[8.0]

△402[△0.7]

△242[△0.4]

473[0.9]

30,312

16,398

46,710

9,518

2,527

34,665

74.2

1.3

1.0

19,400

25.53

40.00

1,749

154,055

16

665

204

△64

52.8

29,343

2014 年

56,230

31,069[55.3]

30,226[53.8]

1,521[2.7]

3,417[6.1]

10,686[19.0]

10,175[18.1]

4,425[7.9]

843[1.5]

1,004[1.8]

856[1.5]

26,595

21,062

47,657

8,433

2,973

36,250

76.1

2.5

1.8

19,400

46.19

40.00

1,749

153,751

15

187

226

330

54.0

30,762

2013 年

Page 27: ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

20,720

8,360[40.4]

8,971[43.3]

1,018[4.9]

976[4.7]

2,931[14.1]

2,657[12.8]

1,387[6.7]

△610[△2.9]

128[0.6]

2[0.0]

13,545

9,046

22,592

5,928

2,196

14,467

64.0

0.0

0.0

10,800

0.21

15.00

573

44,488

18

201

180

20

6

1,343

1993 年

ANNUAL REPORT 2015 ● 2625 ● IDC OTSUKA

業 績 推 移

28,062

12,970[46.2]

11,619[41.4]

1,188[4.2]

1,887[6.7]

3,403[12.1]

3,284[11.7]

1,856[6.6]

1,350[4.8]

1,320[4.7]

631[2.2]

16,216

8,605

24,821

8,946

992

14,883

60.0

4.3

2.6

10,800

58.45

15.00

638

51,986

16

204

166

636

27.9

7,861

23,629

10,050[42.5]

9,849[41.7]

1,025[4.3]

1,143[4.8]

3,021[12.8]

3,117[13.2]

1,541[6.5]

200[0.9]

363[1.5]

108[0.5]

15,224

9,082

24,307

8,977

915

14,414

59.3

0.8

0.5

10,800

10.08

15.00

576

45,232

16

134

170

117

17.1

4,023

39,219

18,722[47.7]

14,496[37.0]

1,625[4.1]

2,344[6.0]

4,113[10.5]

3,880[9.9]

2,531[6.5]

4,226[10.8]

4,012[10.2]

1,338[3.4]

19,506

9,121

28,628

11,257

1,329

16,041

56.0

8.7

5.0

10,800

123.90

15.00

772

62,127

12

2,094

192

1,350

38.2

14,932

44,367

22,001[49.6]

17,948[40.5]

1,902[4.3]

3,052[6.9]

4,694[10.6]

4,945[11.1]

3,353[7.6]

4,053[9.1]

5,304[12.0]

2,382[5.4]

20,638

12,361

33,000

14,063

713

18,223

55.2

13.9

7.7

10,800

220.64

15.00

901

95,177

12

1,587

271

2,453

47.2

20,946

49,241

25,045[50.9]

21,333[43.3]

2,182[4.4]

4,023[8.2]

5,081[10.3]

6,112[12.4]

3,933[8.0]

3,712[7.5]

3,577[7.3]

1,992[4.0]

21,310

12,722

34,033

13,285

737

20,010

58.8

10.0

5.9

10,800

184.47

15.00

1,060

108,546

12

651

400

2,187

48.2

23,712

57,994

30,456[52.5]

24,078[41.5]

2,632[4.5]

3,718[6.4]

6,133[10.6]

7,590[13.1]

4,003[6.9]

6,378[11.0]

6,595[11.4]

3,255[5.6]

23,002

14,566

37,569

13,715

792

23,060

61.4

15.1

9.1

10,800

301.42

15.00

1,276

151,899

13

390

433

3,484

46.8

27,127

65,989

35,729[54.1]

28,297[42.9]

2,943[4.5]

4,288[6.5]

7,061[10.7]

9,506[14.4]

4,497[6.8]

7,432[11.3]

7,557[11.5]

4,071[6.2]

24,079

15,527

39,606

11,952

450

27,203

68.7

16.2

10.6

21,600

276.51

15.00

1,454

176,918

13

436

456

4,311

44.4

29,316

71,214

38,480[54.0]

30,961[43.5]

2,769[3.9]

3,694[5.2]

8,211[11.5]

11,307[15.9]

4,977[7.0]

7,518[10.6]

7,646[10.7]

3,869[5.4]

26,303

15,648

41,951

10,655

547

30,748

73.3

13.4

9.5

21,600

179.15

15.00

1,592

195,759

14

396

508

3,994

45.7

32,533

68,813

37,572[54.6]

31,811[46.2]

2,416[3.5]

4,238[6.2]

8,880[12.9]

11,616[16.9]

4,659[6.8]

5,760[8.4]

5,879[8.5]

3,410[5.0]

23,345

20,078

43,423

10,050

547

32,825

75.6

10.7

8.0

21,600

157.90

15.00

1,729

205,387

15

236

451

3,483

50.0

34,442

73,052

39,593[54.2]

33,539[45.9]

2,530[3.5]

5,325[7.3]

9,181[12.6]

12,054[16.5]

4,446[6.1]

6,054[8.3]

6,253[8.6]

3,626[5.0]

28,012

23,311

51,323

11,551

1,400

38,371

74.8

10.2

7.7

21,600

165.14

15.00

1,630

198,389

14

29

390

3,638

52.5

38,429

68,805

37,333[54.3]

33,306[48.4]

1,616[2.3]

5,215[7.6]

9,232[13.4]

12,583[18.3]

4,658[6.8]

4,027[5.9]

4,422[6.4]

1,295[1.9]

26,894

23,474

50,368

9,815

1,131

39,421

78.3

3.3

2.5

21,600

57.39

20.00

1,638

222,723

16

319

338

1,249

51.2

35,414

69,649

38,591[55.4]

33,240[47.7]

1,648[2.4]

5,649[8.1]

9,551[13.7]

11,997[17.2]

4,393[6.3]

5,350[7.7]

5,471[7.9]

3,649[5.2]

29,403

29,079

58,483

11,399

3,960

43,123

73.7

8.8

6.7

21,600

171.29

25.00

1,611

207,060

16

209

258

3,420

52.3

36,499

70,062

37,923[54.1]

32,686[46.7]

1,664[2.4]

5,529[7.9]

9,944[14.2]

11,427[16.3]

4,120[5.9]

5,236[7.5]

5,350[7.6]

3,397[4.8]

28,055

24,867

52,923

10,902

2,455

39,564

74.8

8.2

6.1

21,600

171.94

30.00

1,655

193,571

16

356

280

3,119

50.9

35,812

72,769

39,337[54.1]

34,658[47.6]

1,884[2.6]

5,658[7.8]

10,591[14.6]

11,931[16.4]

4,591[6.3]

4,679[6.4]

4,780[6.6]

2,799[3.8]

29,945

23,857

53,803

11,209

1,764

40,830

75.9

7.0

5.2

21,600

144.31

35.00

1,767

206,816

19

586

311

2,529

50.8

37,294

66,803

35,230[52.7]

33,960[50.8]

1,846[2.8]

5,021[7.5]

10,641[15.9]

12,229[18.3]

4,221[6.3]

1,269[1.9]

1,456[2.2]

△530[△0.8]

28,765

17,859

46,625

9,218

811

36,595

78.5

△1.4

△1.1

19,400

△27.32

40.00

1,784

206,816

19

156

304

△904

50.9

34,356

57,925

30,605[52.8]

32,057[55.3]

1,616[2.8]

3,890[6.7]

10,514[18.2]

11,968[20.7]

4,068[7.0]

△1,451[△2.5]

△1,337[△2.3]

△1,490[△2.6]

25,354

18,353

43,707

8,286

765

34,655

79.3

△4.2

△3.4

19,400

△76.84

40.00

1,745

197,719

18

418

275

△2,008

52.5

30,793

56,912

31,064[54.6]

31,197[54.8]

1,636[2.9]

3,524[6.2]

10,243[18.0]

11,743[20.6]

4,049[7.1]

△132[△0.2]

38[0.1]

△255[△0.4]

23,867

18,846

42,714

7,982

711

34,019

79.6

△0.7

△0.6

19,400

△13.18

40.00

1,678

177,590

17

354

241

△790

52.3

30,111

54,366

30,551[56.2]

29,401[54.1]

1,537[2.8]

3,036[5.6]

10,150[18.7]

10,735[19.7]

3,940[7.2]

1,150[2.1]

1,304[2.4]

203[0.4]

25,393

16,358

41,751

8,069

1,015

32,666

78.2

0.6

0.5

19,400

10.51

40.00

1,673

156,796

16

110

249

△323

51.9

28,541

売上高

売上総利益[売上比%]

販売費及び一般管理費[売上比%]

 運 賃[売上比%]

 広告費[売上比%]

 人件費[売上比%]

 賃借料[売上比%]

 その他[売上比%]

営業利益[売上比%]

経常利益[売上比%]

当期純利益[売上比%]

流動資産

固定資産

総資産

流動負債

固定負債

純資産

自己資本比率[%]

自己資本当期純利益率[%]

総資産当期純利益率[%]

発行済株式総数[千株]

1株当たり当期純利益[円]

1株当たり配当金[円]

従業員数[人]

店舗面積[㎡]

店舗数[店]

設備投資額

減価償却費

ネットキャッシュフロー

輸入品の売上高構成比率[%]

輸入品売上高

*1993年、2002年、2003年は連結決算となっておりますが、業績への影響が軽微なため個別での業績を掲載しています。*2006年より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」の適用に伴い、株主資本、株主資本比率、株主資本当期純利益率、総資本利益率をそれぞれ純資産、自己資本比率、自己資本当期純利益率に変更しております。*ネットキャッシュフロー= 税引後利益+減価償却額-手元流動性流出額(配当金+役員賞与)*賃借料には管理費が含まれております。

(単位:百万円)

1994 年 1995 年 1996 年 1997 年 1998 年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年54,520

30,848[56.6]

29,664[54.4]

1,478[2.7]

3,138[5.8]

10,402[19.1]

10,492[19.2]

4,152[7.6]

1,183[2.2]

1,317[2.4]

640[1.2]

25,334

16,390

41,725

7,849

1,076

32,799

78.6

2.0

1.5

19,400

34.21

40.00

1,673

153,751

15

184

253

99

53.5

29,531

2012 年55,501

30,598[55.1]

31,000[55.9]

1,550[2.8]

3,860[7.0]

11,009[19.8]

10,161[18.3]

4,419[8.0]

△402[△0.7]

△242[△0.4]

473[0.9]

30,312

16,398

46,710

9,518

2,527

34,665

74.2

1.3

1.0

19,400

25.53

40.00

1,749

154,055

16

665

204

△64

52.8

29,343

2014 年56,230

31,069[55.3]

30,226[53.8]

1,521[2.7]

3,417[6.1]

10,686[19.0]

10,175[18.1]

4,425[7.9]

843[1.5]

1,004[1.8]

856[1.5]

26,595

21,062

47,657

8,433

2,973

36,250

76.1

2.5

1.8

19,400

46.19

40.00

1,749

153,751

15

187

226

330

54.0

30,762

2013 年

Page 28: ANNUAL REPORT 2015 - IDC OTSUKA · 2015-12-29 · ANNUAL REPORT 2015 ÒÜqþ G éHé ² þy³ ß f NÐ fà Ì~ ¸ è j ø yyyy f Ñ ¿³ãﻢïÏç f ² {6 ø yyyy5&- ¢ E£ yyyy'"9

ANNUAL REPORT 2015 ● 2827 ● IDC OTSUKA

流動資産

 現金及び預金

 受取手形

 売掛金

 商品

 前渡金

 前払費用

 未収還付法人税等

 繰延税金資産

 その他

 貸倒引当金

固定資産

有形固定資産

 建物

 構築物

 機械及び装置

 車両運搬具

 工具、器具及び備品

 土地

 建設仮勘定

無形固定資産

ソフトウェア

 その他

投資その他の資産

 投資有価証券

 関係会社株式

 長期前払費用

 差入保証金

 繰延税金資産

 その他

 貸倒引当金

資産合計

(単位:百万円)

30,312

11,519

125

2,360

15,009

194

891

155

57

△1

16,398

2,844

883

10

2

2

411

1,108

426

194

181

12

13,359

7,153

77

1

6,019

109

△1

46,710

2014 年

26,595

7,431

165

3,077

14,801

49

867

144

60

△2

21,062

2,855

1,012

14

3

2

569

1,252

120

33

86

18,086

11,767

77

1

6,127

114

△ 1

47,657

2013 年

25,334

7,320

171

2,784

13,570

87

870

6

492

31

△ 1

16,390

2,937

1,063

16

3

3

587

1,263

100

53

47

13,352

7,039

77

1

6,130

112

△ 8

41,725

2012 年

25,393

7,123

460

3,050

13,045

27

927

5

715

37

△0

16,358

3,110

1,183

24

4

7

611

1,271

8

77

63

13

13,170

5,530

77

0

6,709

725

129

△ 1

41,751

2011 年

23,867

6,270

247

2,592

13,252

93

898

6

466

39

△0

18,846

3,208

1,245

27

6

13

639

1,275

101

86

14

15,537

6,749

77

1

7,756

756

197

△0

42,714

2010 年

流動負債

 支払手形

 買掛金

 未払金

 未払費用

 未払法人税等

 前受金

 預り金

 賞与引当金

 販売促進引当金

 その他

固定負債

 受入保証金

 役員退職慰労引当金

 厚生年金基金解散損失引当金

 繰延税金負債

 資産除去債務

負債合計

株主資本

 資本金

 資本剰余金

  資本準備金

 利益剰余金

  利益準備金

  別途積立金

  繰越利益剰余金

 自己株式

評価・換算差額等

 その他有価証券評価差額金

純資産

負債純資産合計

(単位:百万円)

(単位:百万円)

9,518

1,816

2,106

411

1,756

674

2,168

318

84

32

149

2,527

139

480

507

1,058

340

12,045

2014 年8,433

1,429

2,158

155

1,648

202

2,222

337

88

33

156

2,973

174

481

1,969

348

11,407

2013 年

7,849

1,378

2,140

226

1,635

81

1,791

299

99

37

159

1,076

208

456

72

328

8,926

2012 年

8,069

1,479

2,264

201

1,651

86

1,800

294

110

42

136

1,015

243

449

322

9,084

2011 年

7,982

1,664

2,131

252

1,695

64

1,573

293

89

47

170

711

277

433

8,694

2010 年

31,960

1,080

3,690

3,690

27,991

270

27,220

501

△ 800

2,704

2,704

34,665

46,710

2014 年32,228

1,080

3,690

3,690

28,259

270

27,120

869

△ 800

4,021

4,021

36,250

47,657

2013 年32,113

1,080

3,690

3,690

28,144

270

27,220

654

△800

685

685

32,799

41,725

2012 年33,049

1,080

3,690

3,690

28,279

270

27,720

289

△0

△ 382

△ 382

32,666

41,751

2011 年33,621

1,080

3,690

3,690

28,852

270

28,820

△ 237

△0

398

398

34,019

42,714

2010 年

(単位:百万円)

(単位:百万円)

928

700

△775

852

6,270

7,123

1,384

388

△1,576

197

7,123

7,320

営業活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フロー

財務活動によるキャッシュ・フロー

現金及び現金同等物の増減額

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

54,366

54,297

68

23,815

23,786

28

30,551

29,401

1,537

3,036

10,150

10,735

3,940

1,150

159

71

88

6

0

5

1,304

8

914

397

30

164

203

54,520

54,458

61

23,671

23,647

24

30,848

29,664

1,478

3,138

10,402

10,492

4,152

1,183

176

86

90

43

29

13

1,317

17

100

1,234

30

564

640

売上高

 商品売上高

 不動産賃貸収入

売上原価

 商品売上原価

 不動産賃貸原価

売上総利益

販売費及び一般管理費

 運賃

 広告費

 人件費

 賃借料

その他

営業利益

営業外収益

 受取利息及び配当金

その他

営業外費用

 固定資産除却損

その他

経常利益

特別利益

特別損失

税引前当期純利益

法人税、住民税及び事業税

法人税等調整額

当期純利益

2011 年 2012 年

56,230

56,171

59

25,160

25,136

24

31,069

30,266

1,521

3,417

10,686

10,175

4,425

843

172

100

72

12

1

10

1,004

517

49

1,472

157

457

856

2013 年

55,501

55,442

59

24,903

24,883

19

30,598

31,000

1,550

3,860

11,009

10,161

4,419

△402

178

97

80

17

0

17

△242

2,149

954

952

706

△227

473

2014 年

2011 年 2012 年

528

324

△741

110

7,320

7,431

2013 年

763

4,066

△742

4,088

7,431

11,519

2014 年

56,912

56,843

68

25,847

25,819

28

31,064

31,197

1,636

3,524

10,243

11,743

4,049

△ 132

183

83

100

12

6

5

38

59

265

△ 167

25

62

△ 255

2010 年

717

△768

△775

△826

7,097

6,270

2010 年

貸借 対 照 表

資産の部 負債の部

純資産の部

キャッシュ・フロー計算書

損益計算書

損 益 計 算 書 / キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー 計 算 書

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ANNUAL REPORT 2015 ● 2827 ● IDC OTSUKA

流動資産

 現金及び預金

 受取手形

 売掛金

 商品

 前渡金

 前払費用

 未収還付法人税等

 繰延税金資産

その他

 貸倒引当金

固定資産

有形固定資産

 建物

 構築物

 機械及び装置

 車両運搬具

 工具、器具及び備品

 土地

 建設仮勘定

無形固定資産

ソフトウェア

その他

投資その他の資産

 投資有価証券

 関係会社株式

 長期前払費用

 差入保証金

 繰延税金資産

その他

 貸倒引当金

資産合計

(単位:百万円)

30,312

11,519

125

2,360

15,009

194

891

155

57

△1

16,398

2,844

883

10

2

2

411

1,108

426

194

181

12

13,359

7,153

77

1

6,019

109

△1

46,710

2014 年

26,595

7,431

165

3,077

14,801

49

867

144

60

△2

21,062

2,855

1,012

14

3

2

569

1,252

120

33

86

18,086

11,767

77

1

6,127

114

△ 1

47,657

2013 年

25,334

7,320

171

2,784

13,570

87

870

6

492

31

△ 1

16,390

2,937

1,063

16

3

3

587

1,263

100

53

47

13,352

7,039

77

1

6,130

112

△ 8

41,725

2012 年

25,393

7,123

460

3,050

13,045

27

927

5

715

37

△0

16,358

3,110

1,183

24

4

7

611

1,271

8

77

63

13

13,170

5,530

77

0

6,709

725

129

△ 1

41,751

2011 年

23,867

6,270

247

2,592

13,252

93

898

6

466

39

△0

18,846

3,208

1,245

27

6

13

639

1,275

101

86

14

15,537

6,749

77

1

7,756

756

197

△0

42,714

2010 年

流動負債

 支払手形

 買掛金

 未払金

 未払費用

 未払法人税等

 前受金

預り金

 賞与引当金

 販売促進引当金

その他

固定負債

 受入保証金

 役員退職慰労引当金

厚生年金基金解散損失引当金

 繰延税金負債

 資産除去債務

負債合計

株主資本

 資本金

 資本剰余金

  資本準備金

 利益剰余金

  利益準備金

  別途積立金

  繰越利益剰余金

 自己株式

評価・換算差額等

その他有価証券評価差額金

純資産

負債純資産合計

(単位:百万円)

(単位:百万円)

9,518

1,816

2,106

411

1,756

674

2,168

318

84

32

149

2,527

139

480

507

1,058

340

12,045

2014 年

8,433

1,429

2,158

155

1,648

202

2,222

337

88

33

156

2,973

174

481

1,969

348

11,407

2013 年

7,849

1,378

2,140

226

1,635

81

1,791

299

99

37

159

1,076

208

456

72

328

8,926

2012 年

8,069

1,479

2,264

201

1,651

86

1,800

294

110

42

136

1,015

243

449

322

9,084

2011 年

7,982

1,664

2,131

252

1,695

64

1,573

293

89

47

170

711

277

433

8,694

2010 年

31,960

1,080

3,690

3,690

27,991

270

27,220

501

△ 800

2,704

2,704

34,665

46,710

2014 年

32,228

1,080

3,690

3,690

28,259

270

27,120

869

△ 800

4,021

4,021

36,250

47,657

2013 年

32,113

1,080

3,690

3,690

28,144

270

27,220

654

△800

685

685

32,799

41,725

2012 年

33,049

1,080

3,690

3,690

28,279

270

27,720

289

△0

△ 382

△ 382

32,666

41,751

2011 年

33,621

1,080

3,690

3,690

28,852

270

28,820

△ 237

△0

398

398

34,019

42,714

2010 年

(単位:百万円)

(単位:百万円)

928

700

△775

852

6,270

7,123

1,384

388

△1,576

197

7,123

7,320

営業活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フロー

財務活動によるキャッシュ・フロー

現金及び現金同等物の増減額

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

54,366

54,297

68

23,815

23,786

28

30,551

29,401

1,537

3,036

10,150

10,735

3,940

1,150

159

71

88

6

0

5

1,304

8

914

397

30

164

203

54,520

54,458

61

23,671

23,647

24

30,848

29,664

1,478

3,138

10,402

10,492

4,152

1,183

176

86

90

43

29

13

1,317

17

100

1,234

30

564

640

売上高

 商品売上高

 不動産賃貸収入

売上原価

 商品売上原価

 不動産賃貸原価

売上総利益

販売費及び一般管理費

 運賃

 広告費

 人件費

 賃借料

 その他

営業利益

営業外収益

 受取利息及び配当金

 その他

営業外費用

 固定資産除却損

 その他

経常利益

特別利益

特別損失

税引前当期純利益

法人税、住民税及び事業税

法人税等調整額

当期純利益

2011 年 2012 年56,230

56,171

59

25,160

25,136

24

31,069

30,266

1,521

3,417

10,686

10,175

4,425

843

172

100

72

12

1

10

1,004

517

49

1,472

157

457

856

2013 年55,501

55,442

59

24,903

24,883

19

30,598

31,000

1,550

3,860

11,009

10,161

4,419

△402

178

97

80

17

0

17

△242

2,149

954

952

706

△227

473

2014 年

2011 年 2012 年528

324

△741

110

7,320

7,431

2013 年763

4,066

△742

4,088

7,431

11,519

2014 年

56,912

56,843

68

25,847

25,819

28

31,064

31,197

1,636

3,524

10,243

11,743

4,049

△ 132

183

83

100

12

6

5

38

59

265

△ 167

25

62

△ 255

2010 年

717

△768

△775

△826

7,097

6,270

2010 年

賃 借 対 照 表

資産の部 負債の部

純資産の部

キャッシュ・フロー計算書

損益計算書

損 益 計 算 書 / キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー 計 算 書

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ANNUAL REPORT 2015 ● 3029 ● IDC OTSUKA

株 式 情 報

*2014年12月31日現在

所有株式数(単元) 所有株式数の割合(%)

持株比率(%)

43,000,000株

19,400,000株(うち自己株式864,434株)

100株

5,036名

東京証券取引所 JASDAQ (スタンダード)

8186

発行可能株式総数

発行済株式総数

1単元の株式数

株主数

上場金融商品取引所名

証券コード

938

575

997

610

最高(円)

最低(円)

*2014年12月31日現在*自己株式864,434株は「個人その他」に含まれております。

*2014年12月31日現在*持株比率は、自己株式864,434株を控除して算出しております。

47,602

3,331

29,748

22,640

90,630

24.54

1.72

15.34

11.67

46.73

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

3,500

1,892

1,140

915

624

570

552

522

480

389

18.88

10.21

6.15

4.94

3.37

3.08

2.98

2.82

2.59

2.10

持株数(千株)

外国法人等11.67%

金融機関 24.54%

金融商品取引業者1.72%

おおつか く み こ

さ の はる お

やま だ  がず お

おおつか まさゆき

あ く つ さとし

ながさわ み ち こ

みやもと けい じ

おが た  せつ こ

わたなべ  た もん

ともなが く み お

いなおか みのる

にしやま みやこ

とう じ よしひろ

くまもと よしゆき

 その他 の法人15.34%

個人その他

46.73%

2011 年 2012 年1,265

751

2013 年1,174

870

2014 年

氏名または名称

大塚 勝久

株式会社ききょう企画

日本生命保険相互会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口)

東京海上日動火災保険株式会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (三井住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口)

大塚家具従業員持株会

大塚 春雄

株式会社ジャックス

NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING

株式数等

所有者別分布状況

大株主

株価の推移

株式数分布

1,202

705

2010 年

*2015年3月27日現在

代表取締役社長 兼 営業本部長

取締役流通本部長

取締役営業副本部長

取締役営業副本部長

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

常勤監査役(社外)

監査役(社外)

監査役(社外)

監査役(社外)

大塚 久美子

佐野 春生

山田 和男

大塚 雅之

阿久津 聡

長沢 美智子

宮本 惠司

緒方 節子

渡邊 太門

朝永 久見雄

稲岡 稔

西山 都

田路 至弘

隈元 慶幸

株式会社 大塚家具

東京都江東区有明三丁目6番11号

10億8,000万円

1969年3月

1972年8月

名   称

本   社

資 本 金

創   業

設   立

取 締 役

監 査 役

*当冊子の作成にあたり、当社は情報の正確性等について細心の注意を 払っておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。

●当冊子に関するお問い合わせ先

財務部TEL:03-5530-5522●IDC大塚家具ホームページURLhttp://www.idc-otsuka.jp/

会 社 概 要

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ANNUAL REPORT 2015 ● 3029 ● IDC OTSUKA

株 式 情 報

*2014年12月31日現在

所有株式数(単元) 所有株式数の割合(%)

持株比率(%)

43,000,000株

19,400,000株(うち自己株式864,434株)

100株

5,036名

東京証券取引所 JASDAQ (スタンダード)

8186

発行可能株式総数

発行済株式総数

1単元の株式数

株主数

上場金融商品取引所名

証券コード

938

575

997

610

最高(円)

最低(円)

*2014年12月31日現在*自己株式864,434株は「個人その他」に含まれております。

*2014年12月31日現在*持株比率は、自己株式864,414株を控除して算出しております。

47,602

3,331

29,748

22,640

90,630

24.54

1.72

15.34

11.67

46.73

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

3,500

1,892

1,140

915

624

570

552

522

480

389

18.88

10.21

6.15

4.94

3.37

3.08

2.98

2.82

2.59

2.10

持株数(千株)

外国法人等11.67%

金融機関24.54%

金融商品取引業者1.72%

おおつか  く み こ

さ の   はる お

やま だ  がず お

おおつか  まさゆき

あ く つ  さとし

ながさわ  み ち こ

みやもと  けい じ

おが た   せつ こ

わたなべ  た もん

ともなが  く み お

いなおか  みのる

にしやま  みやこ

とう じ   よしひろ

くまもと  よしゆき

その他 の法人15.34%

個人その他

46.73% 

2011 年 2012 年1,265

751

2013 年1,174

870

2014 年

氏名または名称

大塚 勝久

株式会社ききょう企画

日本生命保険相互会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口)

東京海上日動火災保険株式会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (三井住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口)

大塚家具従業員持株会

大塚 春雄

株式会社ジャックス

NORTHERN TRUST CO.(AVFC)REU.S. TAXEXEMPTEDPENSIONFUNDSSECLENDING

株式数等

所有者別分布状況

大株主

株価の推移

株式数分布

1,202

705

2010 年

*2015年3月27日現在

代表取締役社長 兼 営業本部長

取締役流通本部長

取締役営業副本部長

取締役営業副本部長

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

取締役(社外)

常勤監査役(社外)

監査役(社外)

監査役(社外)

監査役(社外)

大塚 久美子

佐野 春生

山田 和男

大塚 雅之

阿久津 聡

長沢 美智子

宮本 惠司

緒方 節子

渡邊 太門

朝永 久見雄

稲岡 稔

西山 都

田路 至弘

隈元 慶幸

株式会社 大塚家具

東京都江東区有明三丁目6番11号

10億8,000万円

1969年3月

1972年8月

名   称

本   社

資 本 金

創   業

設   立

取 締 役

監 査 役

*当冊子の作成にあたり、当社は情報の正確性等について細心の注意を 払っておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。

●当冊子に関するお問い合わせ先

財務部TEL:03-5530-5522●IDC大塚家具ホームページURLhttp://www.idc-otsuka.jp/

会 社 概 要

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AN

NU

AL

REPO

RT 2

015

株式会社 大塚家具【本 社】 〒135-8071 東京都江東区有明三丁目6番11号     東京ファッションタウンビル東館 私書箱2004号     TEL.03-5530-4321(代)     FAX.03-5530-5550     http://www.idc-otsuka.jpIDC大塚家具は、株式会社大塚家具のコーポレート・ブランドネームです。

2015.8

アニュアルレポート 2015