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⽇本語教育基礎演習ⅠⅡ 講座到達⽬標 その他

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⽇本語教育基礎演習ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

岩堀� 容子 1年生木曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

日本語教育の授業とはどのようなものかイメージを持つとともに、

歴史的に発展してきたさまざまな語学教授法の理論、実際の教育活

動に必要となる知識や概念、技術などを学ぶ。日本国内の日本語学

校や大学の留学生別科などの実際の教育についても、教師の経験を

踏まえて、紹介する。

春学期に引き続き、より具体的で個別的な理論や技術について学ぶ

とともに、基本的な教授法による、初級日本語授業に関して、自ら授

業を計画し、実施する技術を身につけることを目指す。

その他

教科書「新・はじめての日本語教育2� 日本語教授法入門」(アスク)・� 「みんなの日本語初級」Ⅰ(・Ⅱ)� (スリーエーネットワー

ク)・� 「新・はじめての日本語教育基本用語辞典」(アスク)

参考文献 授業中に適宜紹介する

学習内容

授業形態

この授業では、後期、自らが教材について分析し、練習活動や授業計画を立てることを目的としているので、各自、受動的な態

度ではなく、積極的に取り組んでいただきたい。

留意点 基礎知識として理解するだけではなく、それを身につけて、実践的に応用する力が求められる科目。

授業時間外

の学習課題や教室活動の作成など、各自が調べたり、考えたり、作成したりする内容が多い。

評価方法 授業への取り組み姿勢、授業への参加態度、課題の達成レベルにより、総合的に判断する。

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 日本語教育の基礎概念 多様な学習者のためのコースデザイン

2講目 日本語教師の役割と資質 会話を教えるということ

3講目 学習(教授)のスタイルとストラテジー 基本的な授業の実際:ALMの授業

4講目 コースデザインの概要 基本的な教室活動について1

5講目 コースデザインの第1段階 基本的な授業の実際:直接法の授業

6講目 コースデザインの第2段階 基本的な教室活動について2

7講目 コースデザインの第3段階 基本的な教室活動について3

8講目 シラバスデザイン 教室活動作成練習1

9講目 シラバスとカリキュラム 教室活動作成練習2

10講目 日本語教育の教材・教具1 教室活動作成練習3

11講目 日本語教育の教材・教具2 コミュニカティブな授業とは

12講目 日本語教育の教材・教具3 コミュニカティブな教室活動

13講目 日本語教育のレベルについて1 日本語教育の測定と評価1

14講目 日本語教育のレベルについて2 日本語教育の測定と評価2

15講目 いろいろな教授法� まとめと確認 まとめと今後の課題

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⽇本語学基礎知識ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

岩堀� 容子 1年生火曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

� 普段何気なく使っている日本語の意味や文のつくり方を、日本語

をよく知らない人に説明したり、様々な技術を使って教育したりす

るには、その構造や規則など「文法」についての知識や考察力が必要

である。この授業では、日本語学校や大学の留学生別科で教授経験

を持つ担当講師から、現代日本語の「文法」について、日本語教師に必

要な概念や知識を学び、重要な項目については、知っているだけでな

く、わかりやすく説明できるように演習していく。� 春学期は、「文

法」とはどのようなものか、日本語を使ったり学んだりする上でどの

ように必要なものなのかを少し考えた後、文とはどのようなもの

か。その構造や種類などを中心に学んでく。その後、構造の単純な

「単文」について、種類と特徴を考えていく。

� 秋学期は、「文法」とはどのようなものか、日本語を使ったり学ん

だりする上でどのように必要なものなのかを少し考えた後、文とは

どのようなものか。その構造や種類などを中心に学んでく。その後、

構造の単純な「単文」について、種類と特徴を考えていく。

その他

教科書授業中に配布するプリントとともに『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』原沢伊都夫著スリーエーネットワーク、『日本

語文法整理読本』(名柄迪ほか・バベル・プレス)『みんなの日本語� 初級』(スリーエーネットワーク)なども使用する。

参考文献『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(庵功雄他著・スリーエーネットワーク)『新・はじめての日本語教育基本

用語辞典』�(高見澤孟監修・アスク)その他、適宜紹介する。

学習内容

授業形態いろいろな項目について、課題について考えたり、調べて発表したりする、演習形式を含む。

留意点 授業中、発言を求められることが多いので、積極的に答えてほしい。

授業時間外

の学習

評価方法 授業への取り組み姿勢、授業への参加態度、課題への取り組み、期末課題(試験)などにより、総合的に判断する。

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目<イントロダクション>� 日本語学とは。日本語と国語。日本語学の

分野。

<単文の文法>つづき� 数量詞と数量表現1

2講目 <日本語文法の基礎概念>� 「文法」とは。 � 数量詞と数量表現2

3講目 <構文論の基礎>� 文とは。 � 形容詞の分類と形容詞文1

4講目 � 日本語の文の構造と成分。 � 形容詞の分類と形容詞文2

5講目 � 日本語の文の特徴。 � 動詞の分類(概観)

6講目 � 日本語の文の語順。 � 動詞の分類と構文1

7講目 � 日本語の文の種類。 � 動詞の分類と構文2

8講目 <品詞論の基礎>� 品詞とは。日本語の品詞分類。 � 動詞の分類と構文3

9講目 � 品詞の名称と基本的特徴1。 � 助詞の種類と働き1

10講目 � 品詞の名称と基本的特徴2。 � 助詞の種類と働き2

11講目 � 品詞の名称と基本的特徴2。 � 助詞の種類と働き3

12講目 <単文の文法>� 名詞と名詞文。 � コソアド言葉�1

13講目 � 名詞の種類と特徴。 � コソアド言葉�2

14講目 � 名詞文の種類と特徴。 � コソアド言葉�3

15講目 まとめと確認 まとめと今後の課題

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⽇本語教育基礎知識ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

久永� 進 1年生水曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

基礎教材を分析し、構成を考え、含まれる文法内容の理解を深め、必

要な基礎知識を学ぶ。

また、国語教育と日本語教育の違いがはっきり理解できるようにす

る。

春からの続きの教材分析研究を行う。初級に関する知識を確かなも

のとする。進度はレベル、人数によって変動する場合がある。日本語

教材の構成、内容、文法について基礎理解を深める。

その他

教科書 「みんなの日本語(新版)」(スリーエーネットワーク)

参考文献 授業の中で提示する。在学中に日本語教師検定試験に合格したいものには別に参考書を紹介する。

学習内容

授業形態講義

留意点日本語教育独特の文法体系(用語)などに対する理解を深める。学ぶ側の視線とともに教える側の視線を持つよう努力するこ

と。

授業時間外

の学習各自の日本語の再吟味。

評価方法 学習参加度、試験

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目日本語教育とは何か? 後期の授業のやり方� (重要文法事項の深い理解を中心に)学校文法の

再確認(品詞を中心に)

2講目世界の日本語教育の現状� 1� (共時的理解)� 国際交流基金調査

2018年度最新報告資料

7課ー8課� � 授受動詞・形容詞

3講目世界の日本語教育の現状� 2� (共時的理解)� 国際交流基金調査

2018年度最新報告資料

9課ー10課� � 「~は~が~」好き、嫌い、上手、下手などを示す文

4講目日世界の日本語教育の現状� 3� (共時的理解)� 国際交流基金調査

2018年度最新報告資

11課ー12課� � � 「て形」について� � 学校文法の確認と比較

5講目日本語教育の歴史� (通時的理解)� 日本語歴史による理解� 主に戦後

の日本語教育

13課ー14課� � � 希望。欲望を示す表現・「て系」(動詞活用の1段階)

6講目国内日本語教育の現状� 機関・外国人・留学生� (日本語教育振興協会

資料)

15課ー16課� � � 「て形」を使った文型・禁止・許可・動作の連続

7講目 日本語教育と国語教育(学校文法の復習を含む)� 17課ー18課� � � 「ない形」(動詞活用2)「辞書形」(動詞活用3)

8講目 初級教材の研究と分析� 『みんなの日本語』について� 教材の設計思想 19課ー20課� � � 「た形」� 経験を示す

9講目 導入部分� 日本語の発音など 21課-22課� � � � 普通形・普通体� 連体修飾節

10講目 1課� 分析表作成� 教師と共に作成する *特別講義「連体修飾節」と「連体修飾節」「連体修飾節(節」」の練習

11講目 2課� 分析表作成� 教師と共に作成する 23課ー24課� 日本語の授受動詞について

12講目 3課� 分析表作成� 学生が自身で作成する 25課� 条件表現について

13講目 4課� 分析表作成� 学生が自身で作成する まとめ問題・副詞など基本助詞のまとめ

14講目 (テスト)� 5課� 分析表作成ー提出 試験

15講目 返却と6課の解説 返却と解説、BooKⅡの話。

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⽇本の⽂学と⽂化ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

金子� 美佳 全員月曜日

5時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

明治から昭和までの文学を中心に学ぶ

近代文学を通し、日本文化への理解を深める

草書(くずし字)とは何かを理解する

有名な古典文学作品の冒頭を原文(草書)で読む

古典文学を通し、日本文化への理解を深める

その他

教科書 プリント対応

参考文献

学習内容

授業形態

留意点

授業時間外

の学習

評価方法 出席率、授業態度、提出物、試験結果を総合的に判断して、評価する

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 オリエンテーション 仮名の歴史

2講目 時代の流れを確認 現代文法と古典文法の違い

3講目 文学史とは 現代文法と古典文法の違い

4講目 明治文学の紹介 現代文法と古典文法の違い

5講目 明治文学の紹介 萬葉集

6講目 明治の文学を読む 百人一首

7講目 明治の文学を読む 古今和歌集(仮名序)

8講目 大正文学の紹介 竹取物語

9講目 大正文学の紹介 枕草子

10講目 大正の文学を読む 源氏物語(1)

11講目 昭和の文学の紹介 源氏物語(2)

12講目 昭和の文学の紹介 平家物語

13講目 昭和の文学を読む 都々逸

14講目 昭和の文学を読む 和歌を詠む

15講目 期末テスト 課題作成

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⽇本語の⽂字語彙表記ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

青島� 美紀 1年生金曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

日本語の「語彙」とは何かということ、また語彙の構成を理解し、実際

に指導する方法を身につける。

日本語の文字・表記についてのルールを理解し、日本語教育の場でど

のように指導するのかを学ぶ。

その他

教科書日本語教育能力試験に合格するための語彙12(春学期)978‐4385211398

新しい国語表記ハンドブック(秋学期)978‐4?7574‐1831‐8

参考文献 適宜紹介する。

学習内容

授業形態講義及び演習の形で進めていく。

留意点 積極的に授業に参加すること。

授業時間外

の学習

宿題として漢字検定の問題を出すので、次回の授業で必ず提出すること。

課が終了した時点で課末まとめプリントに内容を書き込み、次回授業時に提出すること。

評価方法 期末試験(50%)授業内態度(25%)課題提出(25%)で評価をする。

実務経験と

科目の関連

日本語教師としての経験を踏まえ、実際の現場でどのように語彙・文字教育をしているのか授業内容と関連付けて説明してい

く。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 授業の概要と導入� 言葉はどうやって教えるのか 日本語の文字1� 漢字� 六書について

2講目 語の体系とは何か 日本語の文字2� 当用漢字� 常用漢字の違い

3講目 語彙調査� 異なり語数� 述べ語数 日本語の文字3� 部首� 画数� 筆順� 字体

4講目 基本語彙と基礎語彙 日本語の文字4� 漢字の指導とは

5講目 語種� 語の分類 日本語の文字5� 漢字の導入方法を考える

6講目 語の認定� 同音語� 語形と表記 日本語の文字6� ひらがな� カタカナ�

7講目 語構成� 語の構成要素 日本語の文字7� 仮名遣いの変遷

8講目 複合名詞� 複合動詞� 畳語� 派生語 日本語の文字8� 現代仮名遣い

9講目 造語法� 変音現象 日本語の文字9� 常用漢字表の活用法

10講目 語彙の意味� 単義語� 多義語� 類義語� 反義語 ひらがなの指導方法

11講目 語の結合� 連語� 慣用句� 比喩 カタカナの指導方法

12講目 擬態語� 擬音語 ローマ字について

13講目 語の意味変化 文章の書き表し方

14講目 語彙の指導 原稿用紙の使い方

15講目 まとめと今後の課題 まとめと今後の課題

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⽇本語の⾳声・発⾳ⅠⅡ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

岩堀� 容子 1年生水曜日

1時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

日本語の音や一般的な言語の音について、その特徴や基礎的知識を

学ぶ学問分野は、「音声学」「音韻論」などと呼ばれているが、これら

分野の中から日本語の教師の基礎知識として必要な概念や用語をな

ど知り、「日本語教育能力検定試験」に備えるとともに、日本語学校や

大学の留学生別科で教授経験を持つ担当講師から、教育現場に役立

てる方法を考える。春学期では、主に単語以下の細かい単位から見

た特徴を中心に学ぶ。耳の訓練と発音の練習も行う。

秋学期では、単語や文などを単位とするレベルから、より広い日本

語の口語表現における音声的特徴について学ぶ。耳の訓練と発音の

練習も行う。

その他

教科書 授業時に配るプリントが重要。『新・はじめての日本語教育基本用語辞典』(高見澤孟監修�・アスク)も使用する。

参考文献『日本語教育能力検定試験に合格するための音声23』�(日本語教育能力検定試験に合格するためのシリーズ)アルク、『よくわ

かる音声』�(日本語教師・分野別マスターシリーズ)アルク

学習内容

授業形態ほぼ毎回、概論的な講義だけでなく、課題の実施、提出が求められ、その内容は成績

留意点 各自の発音を録音する課題が出されることがあるので、PC、スマートホン、録音できる機材と技術が必要となる。

授業時間外

の学習

評価方法 出席、授業への参加態度、課題への取り組み、期末課題(試験)などにより、総合的に判断する。

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目<イントロダクション>� 音声とは。音声学とは。音声の基本概念と

音声器官の概要。

前期の復習と日本語教育能力試験について。

2講目 <拍と音節>� 拍(モーラ)とは。 課題演習(単音レベル)母音中心。

3講目 拍の特徴。特殊拍(長音、撥音、促音)。 課題演習(単音レベル)子音中心。

4講目 拍と表記(ひらがな、カタカナ、ローマ字)。 <単語のレベルの発音>� アクセントとは。

5講目 拍と音節。話しことばの音変化。 アクセントの機能。

6講目 拍と発話のリズム 日本語の標準的アクセント(東京アクセント)の法則。

7講目 <単音レベルの音声1>� 母音とは。母音の決定要因と母音台形。 名詞を中心とする日本語のアクセント1。

8講目 日本語の母音の特徴と問題点。 名詞を中心とする日本語のアクセント2。

9講目 <単音レベルの発音2>子音とは。子音と決定要因。 形容詞を中心とする日本語のアクセント。

10講目 調音点と調音法。 動詞を中心とする日本語のアクセント。

11講目 日本語の子音(破裂音、鼻音)。 方言とアクセント。

12講目 日本語の子音(摩擦音、ラ行音、破擦音、半母音)。 <文を単位とする発音>イントネーション� 他。

13講目 音声と音素。異音とその分布。 談話・会話における音声的特徴。

14講目 その他(学習者の母語と日本語の発音など) 日本語教育と発音について。

15講目 まとめと確認。 まとめと今後の課題

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⾔語教育とコミュニケーションⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

久永� 進 2年生月曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

昨今、異文化接触の機会の増大とともに、異文化理解に関する知識も

以前にまして重要になった。検定試験においても同様である。異文

化接触、多文化共生は時代の流れであり、我々日本人も、対応すべき

問題である。この授業では、各テーマについて学びその知識を準備

する。

教師には教授法がある。楽手者には学習法がる。言語学習ストラテ

ジーに関して学ぶ。どうすれば、自身がいい学習者になれるかを教

師側の眼を通して学ぶび、学習と学習者について良き理解者であり

と良きサポーターになれるようにする。

その他

教科書 前期、購入教材なし。

参考文献�Language�Learning�Strategies�-What�Every�Teacher�Should�Know�� R.L.Oxford�および日本語版� � 青木保氏の各著

書、その他。

学習内容

授業形態講義。前期も後期も、最後に学生は授業のノートを提出する。

留意点授業参加度を重要視する。対話による授業は今年度はない。授業内での作業(提出物あり)。� 講義内容は時間制約により変

更することがある。

授業時間外

の学習検定を受ける者には紹介するべき書籍がある。詳しくは授業内で説明する。

評価方法 前期、後期ともは出席参加度。授業中の提出物。最後のノート、冊子の提出、により評価。テストはない。

実務経験と

科目の関連

家族の中に国際結婚をした者がおり、子供を30年に渡り見てきたことが大きく影響する、また30年に渡る国内国外での日本語教師、研究の中から、将来日本が経験する多文化社会への関心を強くもっている。その中で日本人と多文化の背景を持つ者はいかに生きていくのか。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目授業の概要、導入。差異を生むもの。異文化接触。身近な外国人、異文

化コミュニケーション。

言語学習ストラテジー導入� 対話式「自分はどんな学習者だろうか」

2講目日本語教育と異文化理解� 1� � 世界の変容、人口移動� � 異文化接

言語学習ストラテジー� � 言語学習ストラテジーの体系概略� (R.。

L.Oxford)

3講目 日本語教育と異文化理解� 2� � エスノセントリズムと文化相対主義 直接ストラテジー� 1� 記憶� 学習の基礎

4講目小中学校などにおける日本語教育� 1� � 子供と日本語教育(京都市

の例)

認知ストラテジー� 1� 分かるとは何か

5講目 母語と第二言語� � 急増するバイリンガル� � トリリンガル 認知ストラテジー� 2� 認知の方法

6講目 言語学習と心理� 1� � 人とことば� � ことばの発達と習得 補償ストラテジー� 1� 補償すること

7講目 言語学習と心理� 2� � 言葉と記憶� � 言語理解� � 間接ストラテジー� 2� メタ認知� 「メタとは何か」

8講目 言語学習と心理� 3� � 異文化適応と言語学習 間接接ストラテジー3� メタ認知� 学習目標と学習計画

9講目 異文化間教育と言語教育� 1� � � 国際理解教育 間接ストラテジー� 1� 情意ストラテジー

10講目 異文化間教育と言語教育� 2� � � 多文化教育と異文化間教育� 社会的ストラテジー� 1� 他人を巻き込む

11講目インターアクション教育� 1� � 異文化調整能力 � 社会的ストラテジー� 2� 社会的ストラテジーと異文化ストラテジ

ーへの拡がり

12講目言語情報処理� 1� 情報リテラシー� � コンピュータと日本語教育�

(割愛・短縮の

SILLを利用した自分の学習ストラテジーの様子

13講目 レポート提示� レポートの書き方 SILL結果のグラフ化

14講目知的所有権(著作権)� 1� 文化庁(著作権)教師が知っておくこえべき

こと)

結果をもとに、少レポートを書く。

15講目知的所有権(著作権)� 2� 文化庁(著作権)教師が知っておくべきk

と)� レポート返却

講義の記録冊子の提出。教師が確認印を押して返却。

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⽇本語教育学研究ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

久永� 進 2年生水曜日

1時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

春学期では、教材研究および分析として、『みんなの日本語』book2

を扱う。� これで初級の基本知識が完了する。様々な知識を学習し、

初級知識の量と正確さ確実なものとする。日本語教師にとっての現

場でのゆるがない自身を身につける。

日本語教育の中級に入ってくると、語彙を増やさなくてはならな

い。習項目が急に増える。そのため文法という名前の下で、「機能

語」が扱われている。「機能語」の理解を踏まえるとともに、日本人

(教師)としての正しい例文の産出力、非文の判断力、訂正力などを

養う。N2レベルの機能語(文法)を中心に進める。導入の仕方につ

いての小模擬授業を入れる。この場合、重要度の低い課を割愛する。

その他

教科書 【春学期】「みんなの日本語Ⅱ」・【秋学期】「新完全マスター文法� 日本語能力試験N2」(スリーエーネットワーク)

参考文献 『日本語文型辞典』「条件表現」くろしお出版、その他日本語文法、日本語学習、日本語問題集など。

学習内容

授業形態教材研究・講義

留意点例年の常として、時間が不足する。教師の判断で割愛される課がある。「教える立場」からの教材取扱の仕方と指導を学ぶこ

と。特に、複数の文の使用上の差、使用法を理解しよう。

授業時間外

の学習特になし。

評価方法 授業への参加度・試験70%、授業への参加度は別途教室で説明する。

実務経験と

科目の関連

30年に渡る国内、国外での教師活動、研究活動を生かし、現場で起こる問題や、学習者の弱点、母語の干渉などについても適宜

経験上の話も挿入する。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 授業の進め方(詳しく)� � � 教材提示と配分� � 1課� ~とき、~直後に� � 2課� ~している(進行中)

2講目26課ー28課�とBOOK1の復習と重要事項の再確認 3課� ~後で� � � � � � � 4課� 範囲の始まりと終わり・その

間� �

3講目 29課ー30課� � 「~ている、~てある」の用法講義� アスペクト 5課� ~だけ� � � � � � � 6課� ~だけでなく・それに加えて

4講目 31課ー34課� � � 意向形または意志形・禁止命令 7課� ~について、~を相手にして� � 8課� ~を基準にして

5講目35課ー36課� � � 「条件節(仮定形)」に関する講義� 条件表現「とばた

らなら」含む

9課� ~に関連して、~に対応して� � 10課� ~や~など

6講目37課ー39課� � � 受け身と指導上の重要事項� � 名詞節を導く「の」 11課� ~に関係なく、無視して� � � 12課� 強く否定する・強く否

定しない

7講目 40課ー42課� � � 授受動詞とて形・文型による助詞の使い方 13課� ~(話題)は� � � � 14課� ~けれど

8講目43課ー45課� � � 補助形容詞他 15課� もしそうなら、たとえそうでも� � 16課� ~だから(理

由)� 1

9講目46課ー48課� � � アスペクト・伝聞・使役、助詞「に」 17課� ~だから(理由)� 2� � � � � � 18課� ~できない・困難

だ・~できる

10講目49課ー50課� 「日本語の尊敬語(待遇表現)について」 19課� ~を見て評価すると、~の立場で評価すると� � � 20課�

結果はどうなったか

11講目 全体のまとめ� 1 21課� 強く言う・軽く言う� � � 22課� ~だろうと思う� �

12講目 全体のまとめ� 2 23課� 感想を言う・主張する� � 24課� 提案する・意志を表す

13講目全体のまとめ� 3 25課� 強くそう感じる・思いが強いられる� � 26課� 願う・感動す

14講目 試験の説明と「本試験」解説 まとめ

15講目 返却と重要事項の解説、評価の説明、後期の概略 確認テストとその解説及び今後の課題

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⽇本語学応⽤演習ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

岩堀� 容子 2年生水曜日

2時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

「日本語学基礎知識」に引き続き、現代日本語の「文法」的事項につい

て、日本語教師に必要な概念や知識を、日本語学校や大学の留学生別

科での教授経験を持つ担当講師より学ぶ。さらに、重要な項目につ

いてはその特徴や学習者の間違いについて、説明できるようになる

ことをめざす。春学期は単文レベルの文法の続きとして、動詞文を

中心に重要な項目を学んでいきます。

秋学期は、春学期の続きから、より複雑な文、複文の文法や、ムード

(モダリティ)の表現について学んでいきます。

その他

教科書授業中に配布するプリントとともに『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』原沢伊都夫著スリーエーネットワーク、『日本

語文法整理読本』(名柄迪ほか・バベル・プレス)『みんなの日本語� 初級』(スリーエーネットワーク)なども使用する。

参考文献『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(庵功雄他著・スリーエーネットワーク)、『新・はじめての日本語教育基

本用語辞典』�(高見澤孟監修・アスク)

学習内容

授業形態

文法項目の理解のために、自ら考えたり、調べたり、それを発表しあったりという演習の形式も行われるので、積極的に参加し

てほしい。

留意点

授業時間外

の学習

評価方法 授業への取り組み姿勢、授業への参加態度、課題への取り組み、期末課題(試験)などにより、総合的に判断する。

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 <単文の文法>� 助詞のはたらき(つづき)、日本語の動詞について 春学期の復習と日本語教育能力検定試験について

2講目 日本語のテンスとアスペクト1 日本語教育能力検定試験の文法問題について

3講目 日本語のテンスとアスペクト2 <複文の文法>� 複文の基本。

4講目 日本語のテンスとアスペクト3 並列の表現

5講目 ボイス<ヴォイス>とは? 否定の並列表現

6講目 ボイスにかかわる表現1 条件を表す表現1

7講目 ボイスにかかわる表現2 条件を表す表現2

8講目 ボイスにかかわる表現3 逆接の条件節

9講目 ボイスにかかわる表現4 理由を表す表現

10講目 可能の表現1 連体修飾節

11講目 可能の表現2 談話レベルの文法

12講目 授受表現1 <ムード(モダリティ)>� ムード(モダリティ)とは?

13講目 授受表現2 ムードを表す重要表現1

14講目 授受表現3 ムードを表す重要表現2

15講目 まとめと確認 まとめと今後の課題

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⾔語学概論ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

木田� 章代 2年生木曜日

1時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

・言語学の基礎知識を身に付ける。

・日本語を「母語話者にとっての国語」としてではなく「外国語の一

つ」として客観的に捉えられるようにする

・日本語だけではなく、世界で話されている言語についても概観す

る。

・知識としてだけではなく、自分自身で言語を分析・考察する力を養

う。

・これまでに学んできた「音声」「文法」「語彙・文字」等を総合的に理

解できるようになる。

・知識としてだけではなく、自分自身で言語を分析・考察する力を養

う。

・「教授法」の基礎理論として採用されている言語の基礎理論を知

る。

その他

教科書 「日本語教師のための入門言語学-演習と解説-」(スリーエーネットワーク)

参考文献 授業内で紹介する。

学習内容

授業形態

授業内容に合わせて講義形式を取ったり,演習の形式を取ったりする。当てられたら間違ってもいいので答えてみてくださ

い。その発言が次の考察へのヒントになることもあるからです。

留意点

・授業で使うプリントを忘れた場合は、授業開始前に友達にプリントを借りるなどして、コピーを取ってから授業に出るよう

にすること。

・毎回辞書を持参すること。持っていない人は買ってください。いい辞書が見つからないときは、相談してください。

・授業中必要に応じてネット検索等でスマートホンを使用するが、それ以外の場面では使用を禁止する。授業に関係のない画

面を見ていたり、操作をしていたりした場合は、平常点は0点となる。

授業時間外

の学習

自ら言語を分析することを通して、言語を客観的に捉える力を養っていくため、授業以外の時にも自分や他人の言語行動を観

察する姿勢を持ってほしい。

評価方法出席,授業への参加態度,課題への取り組み,課題の提出率などにより,総合的に判断する。�,定期試験としての課題は春・秋学期とも13週に配布、15週に提出とする。

実務経験と

科目の関連

日本語教育の現場で言語学の理論がどのように生かされているのか、学習者からよく出る質問への答え方や学習者の陥りや

すい誤りに対する矯正方法などを言語学の理論をもとに示す。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 オリエンテーション� 言語とは� 音声言語と文字言語 オリエンテーション� 第4章� 形態論� 形態素と異形態

2講目 (プリント)� 世界の諸言語「世界で話されている言語はいくつ?」 第4章� 形態論� 述語の活用

3講目 (プリント)� 言語の類型「日本語はどこから来たの?」 第4章� 形態論� 時制とアスペクト

4講目第1章� 言語の特徴①「人が話すことばと動物の鳴き声との違いって

何?」

第4章� 形態論� モダリティ

5講目 第1章� 言語の特徴②� ソシュール「言語の恣意性」 第1章� 言語学の歴史� 祖語の再建�

6講目第1章� 言語の特徴③� 言語の二重分節性 第5章� 統語論� アメリカ構造主義言語学(ブルームフィールド)と生

成文法(チョムスキー)

7講目(プリント)� 日本語の特質①「世界の言語の中で、日本語は難しいほ

う?� 易しいほう?」

第5章� 統語論� 「オーディオ・リンガル法」と「コミュニカティブ・ア

プローチ」の比較

8講目 (プリント)� 日本語の特質②� カタカナ語について考える (プリント)� 日本語の特徴的表現� 指示代名詞

9講目第2章� 音声学①� 音声の50音図 (プリント)� 日本語の特徴的表現� 人称代名詞(鈴木孝夫「人を表すこ

とば」)

10講目 第2章� 音声学②� 音声学の種類 第6章� 意味論� 意味分析� 類義語

11講目 第2章� 音声学③� 拍、アクセント、イントネーション 第6章� 意味論� 共起制限� 慣用句

12講目 第2章� 音声学④� 発音矯正 第6章� 意味論から語用論へ

13講目 第3章� 音韻論①� 音と表記のずれ 第6章� 語用論� 会話の含意

14講目 第3章� 音韻論②� 条件異音と相補分布 第7章� 認知言語学� ことばのカテゴリー化とプロトタイプ

15講目 第3章� 音韻論③� 聞こえる音、聞こえない音 第7章� 認知言語学� 比喩

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実践⽇本語教育Ⅲ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

岩堀� 容子 2年生金曜日

2時間目講義 半期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

「日本語教育基礎演習Ⅰ,Ⅱ」で習ったさまざまなことがらを実際の

日本語の授業として受講者自身が応用していく。日本語学校や大学の留学生別科などで指導経験を持つ教師が紹介する日本語学校などでの教育の実際を参考にしながら、基本的な教授法による初級日本語授業について、自ら授業計画をたて、模擬授業を実施していく。◇

初級レベル向け授業の実際� 教室活動の流れ/教案の実際/導入のいろいろ/教壇での注意/教材教具論/教室活動(練習)のいろいろ/正確さの練習/なめらかさの練習� などを復習しながら、初級の授業につ

いて考え、授業の観察と分析/教案の作成/模擬授業実施� などを行

う。具体的には『みんなの日本語初級』Ⅰ(およびⅡ)の各課から� ・

指導項目の取り出し(重要事項の確認)� ・提出順序の決定と教室活

動の作成� ・教具などの作成・模擬授業の実施と批評、など�を行って

いく。

「実践日本語研究Ⅲ」は春学期のみ。内容は、秋学期「総合研究ゼミ」

に引き継がれる。

その他

教科書「やさしい日本語指導8� 教室活動」(凡人社)・「みんなの日本語初級Ⅰ・Ⅱ」(スリーエーネットワーク)・「みんなの日本語初級

Ⅰ・Ⅱ� 翻訳・文法解説」(各国語版)(スリーエーネットワーク)

参考文献『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(庵功雄他著・スリーエーネットワーク)、『みんなの日本語初級Ⅰ(・Ⅱ)』教え方の手引き、他

学習内容

授業形態

この授業では、各自が担当する教材について研究し、授業計画を立て、模擬授業などを実施することを目的としているので、受

講生は、受動的な態度ではなく、積極的に取り組んでいただきたい。

留意点★全員出席が重要!!模擬授業は、教師役だけでは成り立たず、学生役の人の役割も重要である。また、他の人やり方を見ること

から学ぶものも多いので、この授業では欠席が大きなマイナスとなる。

授業時間外

の学習

評価方法 授業への取り組み姿勢、授業への参加態度、課題への取り組み、実施・課題の提出などにより、総合的に判断する。

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目<イントロダクション>� 授業の説明。これまでの内容とのかかわ

り。

2講目 教授法の復習と補足。

3講目 教材分析の基本復習。

4講目 最初の模擬授業と授業観察。

5講目 教材の分析、研究。授業の計画作成1

6講目 模擬授業と授業観察1

7講目 教材の分析、研究。授業の計画作成2

8講目 模擬授業と授業観察2

9講目 教材の分析、研究。授業の計画作成3

10講目 模擬授業と授業観察3

11講目 教材の分析、研究。授業の計画作成4

12講目 模擬授業と授業観察4

13講目 教材の分析、研究。授業の計画作成5

14講目 模擬授業と授業観察5

15講目 まとめと確認。

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⽇本学研究ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

松波� 宏隆 2年生火曜日

4時間目講義

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

・日本語教育能力検定試験の日本語史・日本語学史・日本文学史分野に対応した試験準備,・日本文学史をはじめとした日本文化史についての一般常識の涵養,・歴史認識の必要性と問題点への理解

・日本語教育能力検定試験の日本語史・日本語学史・日本文学史分野に対応した試験準備,・日本文学史をはじめとした日本文化史についての一般常識の涵養,・歴史認識の必要性と問題点への理解

その他

教科書 プリントを配布する

参考文献 講義中に指示する

学習内容

授業形態講義形式

留意点

授業時間外

の学習

評価方法 講義内容の理解度のみで評価する

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 ガイダンス・日本史の基礎知識(時代区分・著名人の確認), ガイダンス・前期の復習

2講目 日本語史・日本語学史・日本文学史の概要・古事記(概要) 徒然草(仏教と儒教)

3講目 古事記(仮名・文法) 太平記(概要・時代背景)

4講目 古事記(時代的背景) 太平記(南北朝時代と室町時代)

5講目 枕草子と源氏物語(概要) 奥の細道(概要・時代背景・評価される理由)

6講目 枕草子と源氏物語(文法・時代的背景) 奥の細道(江戸幕府と上方・地方)

7講目 枕草子と源氏物語(国風文化とは) 井原西鶴の諸作(概要・時代背景)

8講目 枕草子と源氏物語(評価される理由と問題点) 井原西鶴の諸作(元禄文化)

9講目 方丈記(概要・時代的背景) 井原西鶴の諸作(評価される理由と問題点)

10講目 方丈記(平安時代と鎌倉時代の差異) 文化財の見学

11講目 方丈記(仏教・仏像) 滝沢馬琴・十返舎�一九の諸作(概要)

12講目 方丈記(評価される理由と問題点) 滝沢馬琴・十返舎�一九の諸作(化政文化)

13講目 徒然草(概要・時代背景) 滝沢馬琴・十返舎�一九の諸作(評価される理由)

14講目 徒然草(評価される理由と問題点) 総括

15講目 質問 質問

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⾔語と社会ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

木田� 章代 2年生木曜日

1時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

・言葉の多様性(場面ごとの使われ方)を知る。

・日常のコミュニケーションについて「言語」「非言語」の両面から理

解できるようになる。

・ことばは時代とともに変化することを知り、言葉の使われ方の正誤

を論じるのではなく、使われた言葉のコンテクスト(文脈)が考えら

れるようになる。

・ことばは時代とともに変化することを知り、言葉の使われ方の正誤

を論じるのではなく、使われた言葉のコンテクスト(文脈)が考えら

れるようになる。

・「言語意識調査」を自ら行い、調査の結果を発表し、レポートにまと

める。

・敬語を使いこなせるようになる。

その他

教科書 プリントを配布します。

参考文献 授業内で紹介します。

学習内容

授業形態

授業内容に合わせて講義形式を取ったり,演習の形式を取ったりする。当てられたら間違ってもいいので答えてみてくださ

い。その発言が次の考察へのヒントになることもあるからです。

留意点

・授業で使うプリントを忘れた場合は、授業開始前に友達にプリントを借りるなどして、コピーを取ってから授業に出るよう

にすること。

・毎回辞書を持参すること。持っていない人は買ってください。いい辞書が見つからないときは、相談してください。

・授業中必要に応じてネット検索等でスマートホンを使用するが、それ以外の場面では使用を禁止する。授業に関係のない画

面を見ていたり、操作をしていたりした場合は、平常点は0点となる。

授業時間外

の学習

授業以外の時にも自分や他人の言語行動を観察する姿勢を持ってほしい。秋学期には、「言語意識調査」を行い、考察・発表す

るといった演習も行っていく。そのため、春学期からテーマ探しをしたり、大まかな計画を立てたりしておいてほしい。

評価方法出席,授業への参加態度,課題への取り組み,課題の提出率などにより,総合的に判断する。また,秋学期には「言語意識

調査」を行い,発表,まとめとしてレポートを提出する。

実務経験と

科目の関連

日本語教育の現場で言語学の理論がどのように生かされているのか、学習者からよく出る質問への答え方や学習者の陥りや

すい誤りに対する矯正方法などを言語学の理論をもとに示す。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 オリエンテーション� 社会言語学の視点 オリエンテーション� メディア・リテラシーとは

2講目 属性と言葉①� 位相� 世代語� 言語意識調査とは� テーマ決定(宿題:計画書作成)

3講目 属性と言葉②� 男ことばと女ことば� レジスター 待遇表現①� 敬語とは� � /言語意識調査の準備を同時並行で行う。

4講目 属性と言葉③� 若者語 言語意識調査� 計画書チェック→アンケート作成

5講目 属性と言葉④� 集団語� 隠語� 話し言葉と書き言葉 アンケートチェック� 完成した人から� 敬語クイズ

6講目 地域的位相(方言)①� 俚言� 標準語と共通語 待遇表現②� 敬語の指針� 敬語は何の役に立つか

7講目 地域的位相(方言)②� 方言周圏論 待遇表現③� 尊敬語、「お」と「ご」

8講目 地域的位相(方言)③� 地域方言概観(東北~関東、中部) 待遇表現④� 謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱ,丁寧語、美化語

9講目 地域的位相(方言)④� 地域方言概観(関西~九州、沖縄) 待遇表現⑤� 敬意はどこから来るのか� 婉曲表現のいろいろ

10講目 地域的位相(方言)⑤� 大阪弁講座� � 待遇表現⑥� 日本語教育の現場では� 敬語の練習問題

11講目言語とコミュニケーション①� コミュニケーションとコード� 周辺言

言語意識調査・使用言語調査発表①(発表の日は準備の進み具合で前後

する場合があります)

12講目言語とコミュニケーション②� 異文化間コミュニケーションとギャッ

プ� ステレオタイプ

言語意識調査・使用言語調査発表②(発表の日は準備の進み具合で前後

する場合があります)

13講目言語とコミュニケーション③� 高コンテキスト文化と低コンテキスト

文化

言語接触による言葉の変化� 言語変種

14講目 言語とコミュニケーション④� 非言語コミュニケーション 社会の価値観と言葉� 言葉の中にある不平等

15講目 社会の価値観と言葉� 言葉の中にある男女の不平等� 差別語� 不快語 この1年の振り返り�

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⽇本⽂学と読解教育ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

青島� 美紀 2年生金曜日

4時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

日本語中級レベルの授業の組み立て方、読解指導の方法について基

本から学び、中級の授業ができるようになる。

日本語上級レベルの授業の組み立て方、読解指導の方法、使用教材

等について学び、上級の授業ができるようになる。

その他

教科書

「新・はじめての日本語教育2� 日本語教授法入門」(アスク)978‐4?87217‐515‐8

� 「みんなの日本語初級」Ⅰ(・Ⅱ)� (スリーエーネットワーク)978‐4?88319‐603‐6・978-4-88319-646-3� 「新・はじめての

日本語教育基本用語辞典」(アスク)978-4-87217-516-5

参考文献 授業内で紹介

学習内容

授業形態授業内で模擬授業をしてもらうので、事前準備をしておくこと。

留意点指示した期間内に教案を提出すること。提出が遅れた場合、減点となる。

教案は手書きではなく、ワープロ等で作成したものを提出すること。

授業時間外

の学習

授業で使用したプリントは、必ず復習をしておくこと。次回の内容の部分を読んでおくこと。

教案は少なくとも1週間前から書き始めること。

評価方法 授業への取り組み(30%)教案内容・模擬授業(40%)課題・教案の提出状況(30%)で評価する。

実務経験と

科目の関連現役日本語教師として実際の教育現場を紹介し、具体的な指導方法や注意点を指導する。

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 授業の概要と導入� 中級教材の紹介 オリエンテーション� � 中級教材と上級教材について

2講目 初級と中級の授業の違い� 中級での読解 上級レベルの指導とは

3講目 読解の過程体験 生教材とは

4講目 読解指導とは何か 授業計画を立てる1� テキストを使って

5講目 教材を準備する1� 教材とは 授業計画を立てる2� 基本の流れ

6講目 教材を準備する2� 教材の使用方法 授業計画を立てる3� テキスト分析

7講目 語彙の導入について 授業計画を立てる4� 項目の取り出し

8講目 文型の導入について 授業計画を立てる5� 教案の書き方

9講目 評価のし方 生教材での授業のし方

10講目 演習1� テキストの分析 生教材を準備する

11講目 演習2� 項目の取り出し 生教材の使用方法

12講目 演習3� 教案の書き方 生教材での授業計画

13講目 演習4� 模擬授業前半 教案作成

14講目 演習5� 模擬授業後半 演習1� 模擬授業

15講目 前期総括� まとめと今後の課題 演習2� 模擬授業と全体のまとめ

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⽇本の伝統⽂化ⅢⅣ

年度 学科・科目群 講師名 学年 曜日・時間 授業形態 学期

2020年度

日本語コミュニケー

ション学科

専攻語・専攻研究(学

科別)

山崎� 誠 全員水曜日

5時間目講義 通期

講座到達⽬標

春講座到達目標 秋講座到達目標

伝統文化が現代までどのように受け継がれているかを考察しなが

ら、体験授業を通してさらに理解を深め、把握する。

伝統文化の中のキーワードを考察することで伝統文化に関する知

識を広げ、体験を通してさらに理解を深める。毎回、何らかの課題や

発表を行う予定。春学期に体験した華道、茶道も引き続き体験を続

けていく。

その他

教科書 毎回、教師がプリントをはいふする

参考文献 初めての茶の湯、生け花フリーレッスン、英語で生け花

学習内容

授業形態

留意点 毎回、何らかの課題を出し、次の授業で提出すること

授業時間外

の学習日常生活を通して伝老文化に触れる。京都にある神社仏閣などをみる。

評価方法 授業で扱う課題や授業の参加度、努力度などを加味して評価する

実務経験と

科目の関連

※各講座内容については次頁に表記

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各講座内容

� 春学期 秋学期

1講目 オリエンテーション� 日本の伝統文化とは何か オリエンテーション� 日本の伝統芸能とは何か

2講目 日本の年中行事と季節について 伝統芸能について

3講目 伝統文化と信仰Ⅰ�陰陽信仰 伝統芸能Ⅰ� 雅楽

4講目 伝統文化と日本家屋Ⅰ� 和室など 伝統芸能楽Ⅱ� 能、狂言、歌舞伎

5講目 伝統文化の考察Ⅰ�華道 伝統文化と服飾Ⅰ� 歴史

6講目 伝統文化体験Ⅰ�華道 伝統文化と服飾Ⅱ� 京都の着物

7講目 伝統文化と信仰Ⅱ�五行信仰 伝統文化と工芸Ⅰ� 漆器

8講目 伝統文化と日本家屋Ⅱ�茶室 伝統文化と工芸Ⅱ� 陶芸

9講目 伝統文化の考察Ⅱ�①�茶道の概論 伝統文化と食文化Ⅰ� 歴史

10講目 伝統文化と茶道Ⅱ�②�茶道の作法、点前 伝統文化と食文化Ⅱ� 京都の食文化

11講目 伝統文化体験Ⅱ�茶道 伝統文化と地域Ⅰ� 北日本

12講目 伝統文化と祭り 伝統文化と地域Ⅰ� 南日本

13講目 伝統文化と現代生活Ⅰ プレゼンテーション準備

14講目 プレゼンテーション準備 プレゼンテーション

15講目 プレゼンテーション� 伝統文化について プレゼンテーション

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