Upload
akio-katayama
View
7.160
Download
10
Embed Size (px)
DESCRIPTION
Citation preview
AWSクラウドデザインパターン -コンテンツ配信編-
自己紹介
名前 片山暁雄
所属 アマゾンデータサービスジャパン株式会社
ID @c9katayama
IDE Eclipse
好きなAWSサービス Amazon SimpleWorkflow
AWS クラウドデザインパターンとは
AWSクラウドを使ったシステムアーキテクチャ設計を行う際に発生する、典型的な問題とそれに対する解決策・設計方法を、分かりやすく分類して、ノウハウとして利用できるように整理したものである。
http://www.facebook.com/awscdp
パターン例
FloatingIPパターン
サーバ障害時やバージョンアップ時に、瞬時にサーバ切り替えを行いたい場合に利用
EIPの付け替えを行い、サーバを切り替える
このシナリオの背景
雲の写真を載せるブログサイト開始
はじめは個人的に開始
動画や過去画像集も公開し始める
まさかの大人気
まさかの海外展開
利用環境・ソフトウェア
Amazon Linux (64bit)
Movable Type 5.12 (MTOS)
Apache HTTP Server 2.2.21
MySQL 5.1.52
Perl 5.10.1
S3FS 1.61
雲の写真を載せるブログサイト開始
MovableTypeをEC2にインストール
Route53でDNSレコードを管理
スタティック
パブリッシング
インスタンス1台で
運用
動画、過去画像集を公開
ユーザー要望により動画や過去画像集を公開
サイズが大きく、ダウンロード負荷の高いコンテンツの配信
EC2のスケールアップ・アウトは費用がかかる
データ容量は未知数
Web Storageパターン
アクセス負荷の高い動画や画像コンテンツを、S3に逃がすパターン
S3のDNS名をCNAME登録して利用
S3の信頼性の高いWebサーバ機能を利用する
EC2に比べて安価
パターンを適用
動画・過去画像集をS3へ
S3にサブドメインを 割り当て メインサイトから リンクを作成
まさかの大人気
雲マニア御用達のサイトへ
アクセス増により、アクセス出来ない状況に
EC2やELB導入は費用がかかる
Direct Hostingパターン
HTML、画像、CSSなど静的コンテンツをすべてS3でホスティング
EC2はコンテンツ更新と、コメント投稿や動的なページだけで使用
JSONPを使用し、EC2から表示用の差分データだけを取得して画面更新する方法も可能
パターンを適用
配信のメインサイトとしてS3を使用
サイトのメインDNS名をS3へ割り当て
MTの生成ファイルをS3へ定期コピー
S3マウントソリューション
S3FS http://code.google.com/p/s3fs/
S3FS-C,S3FS-C(Cloudpack special) https://github.com/memorycraft/s3fs-cloudpack
S3Backer http://code.google.com/p/s3backer/
S3QL http://code.google.com/p/s3ql/
TntDriver http://tntdrive.com/
まさかの海外展開
海外の雲マニアがサイトを発見
海外有名ニュースサイトへの掲載が決定
掲載までに海外からのアクセスへの対応が必要
Cache Distributionパターン
ユーザーに近い場所からの配信
世界各地のエッジサーバを利用し、オリジンサーバのコンテンツをキャッシング
Amazon CloudFrontを使用
よりよいレスポンスと負荷分散を実現
パターンの適用
3つのサブドメインを使用
www,data,mt
S3から配信するデータは、Contents Distributionパターンを適用
ブログコンテンツ
動画・画像集
コンテンツ管理・コメント投稿
最終的に・・・
メインコンテンツをS3+CloudFrontにしたので、更新が遅い(コメントの反映など)
最終形
メイン:S3(Direct Hosting)
動画・画像:S3+CloudFront(Cache Distribution)
検索・コメント:EC2
デザイン推移
動画 人気
海外 最終
最初だけでなく周期的なカイゼン
ご利用は計画的に
ご清聴ありがとうございました @c9katayama