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Biopac Student Lab 4.1 Windows ® 10, 8, 7 Mac OS X 10.7-10.10 BSL PRO チュートリアル 日本国内総代理店 ゼロシーセブン株式会社 107-0052 東京都港区赤坂 5-4-7 The Hexagon 7F Tel03-3560-7747 Fax03-3560-7748 [email protected] www.0c7.co.jp BIOPAC Systems, Inc. 42 Aero Camino, Goleta, CA 93117, USA (805) 685-0066, Fax (805) 685-0067 [email protected] www.biopac.com 10.09.15 (US: 10.07.15)

Biopac Student Lab 4.1 BSL PRO チュートリアル...Biopac Student Lab 4.1 Windows® 10, 8, 7 Mac OS X 10.7-10.10 BSL PRO チュートリアル 日本国内総代理店 ゼロシーセブン株式会社

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Biopac Student Lab 4.1

Windows® 10, 8, 7 Mac OS X 10.7-10.10

BSL PRO チュートリアル

日本国内総代理店 ゼロシーセブン株式会社

〒107-0052 東京都港区赤坂 5-4-7 The Hexagon 7F

Tel:03-3560-7747 Fax:03-3560-7748

[email protected] www.0c7.co.jp

BIOPAC Systems, Inc. 42 Aero Camino, Goleta, CA 93117, USA

(805) 685-0066, Fax (805) 685-0067

[email protected] www.biopac.com

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2 Biopac Student Lab

Biopac Student Lab PRO へようこそ! Biopac Student Lab PRO を理解するにはこのチュートリアルを行い、BSL PRO マニュアルでそれぞれの章(Chapter)の概要

(Overview)を読んでください。そして BSL PRO の機能を詳しく学ぶにはそれらの章をさらに読み進んでください。

BSL PRO マニュアル(PDF 形式)は BSL PRO ソフトウェアのヘルプメニューにあります。

このチュートリアルではデータを計測する必要はありません(MP ユニットの接続不要)。

設定や計測の詳細はアプリケーションによって異なるため、このチュートリアルでは一般的な説明のみとなります。設定や計測の

詳細は BSL PRO マニュアルと BSL PRO ハードウェアガイドを参照に、アプリケーションノートや独自のレッスンプランに従って

ください。

ここでは BSL PRO ソフトウェアと BIOPAC MP36 または MP35 ユニットを使用しています。MP45 使用の場合は機能が少

し異なる部分があります。詳細は BSL PRO マニュアルをご参照ください。(MP30 ユニットは BSL PRO 4 でサポートされて

いません。)

BSL PRO システムのライフサイエンスの全てのアプリケーションは、ハードウェアで信号を取り込むための準備(例: MP ユニッ

ト、電極、リード線など)、BSL PRO ソフトウェアの設定、データの取得(計測)、そしてデータの解析を伴います。このチュートリア

ルの目的は BSL PRO ソフトウェアの基本的な機能、およびデータの計測と解析に便利なツールを理解してもらうことです。

BSL PRO ソフトウェアがまだインストールされていない場合は DVD を挿入してインストールウィザードの指示に従ってインスト

ールしてください。

BSL PRO の起動

1. デスクトップにあるアイコンか、

Windows のスタートメニュー から 「BIOPAC Student Lab 4.1」 を選

択してください。

Mac OS X:

アプリケーション > Biopac Student Lab 4.1 からプログ

ラムアイコンをクリックしてくだ

さい。

MP ユニットが接続されていな

い場合や利用できない場合は

右の説明を読んでください。

2. スタートアップウィザードから 「グラ

フを開く」 を選択してください。

3. 次に進んでこのチュートリアルで使

用するファイルを開いてください。

MP36/35/45 ユニットが使用できない状態で BSL ソフトウェアが起動された場合、

次のようなダイアログが表示されます。「キャンセル」、そして 「解析のみ」 をクリック

して MP ユニットなしで次に進んでください(または MP ユニットを接続して電源を入

れ、「再試行」 をクリックしてください)。

データを計測するには MP ユニットとの通信が必要ですが、このチュートリアルでは

データを計測する必要はありません。BSL サンプルデータや保存されたデータの確

認や解析は BSL PRO ソフトウェアがインストールされているどのコンピュータから

でも MP ユニットなしで行えます。

BSL PRO チュートリアル 3

© BIOPAC Systems, Inc. www.biopac.com

データファイルを開く

「グラフを開く」 を選択後、「サンプル

データ」 > PRO > 4Channel.acq を選択して 「OK」 をクリックしてくださ

い。

または

BSL アプリケーションが既に開いてい

る場合は 「ファイル > 開く…」 でサン

プルデータファイルを検索してくださ

い。

Biopac Student Lab 4 インストールのデフォルトでは、サンプルデータファイルは PRO フォルダの中に入っています:

Windows: <ドライブ>: ¥Program Files (x86)¥BIOPAC Systems, Inc¥ Biopac Student Lab 4.1¥Sample Data¥Japanese – ja¥PRO

Mac: <ドライブ> ¥Applications¥Biopac Student Lab 4.1¥Sample Data¥ Japanese – ja¥PRO

このチュートリアルでは 4Channel.acq を使用します。このデータは ECG 第 II 誘

導、脈波(PPG)、心音(聴診器)、そして呼吸を同時に計測しており、体の変化にとも

なう代謝要求時に心臓と呼吸循環がどの様に変化するかを表示しています。

BSL PRO の画面を右の図のように

表示してください。(必要に応じて調節

してください。)

メモ: データが実際にどのように計測され

たかをシュミレーションするには、スタ

ートアップウィンドウで 「グラフデータ

の再生」 にチェックを入れて再生モ

ードで 4Channel.acq ファイルを開い

てください。そしてグラフの左上にあ

る 「再生」 ボタンをクリックして再生し

てください。

BSL PRO の画面はデータウィンドウ(グラフウィンドウ)とジャーナルからなります。

ジャーナルウィンドウのサイズを調節するには、データウィンドウとの境界線をドラッ

グしてください。画面全体の大きさは、画面の角(または画面の枠のどこか)をドラッ

グすると調節できます。ほとんどのツールバーとボタンの位置もカスタマイズできま

す。

4 Biopac Student Lab

データファイルの保存

このサンプルデータファイルをコピーと

して保存する場合は、ファイル > 名前

を付けて保存を選択、そしてファイル

に新しい名前を付けてください。

例: 4Channel_Test.acq

BSL PRO のツールやコマンドを使用して練習していくうちにサンプルファイルを変更

してしまう可能性があります。もしそうなれば保存せずにファイルを閉じ、再びファイ

ルを開いてチュートリアルを続けてください。

もしくはファイルに名前を付けて保存し、そのファイルを使用してチュートリアルをお

こなってください。

デフォルトでは BSL PRO データファイルは 「.acq」 の拡張子がついた BSL PRO ファイル形式で保存されます。このファイル形式はグラフデータ、ジャーナルノート、

パラメータ設定(MP メニューで設定)、およびウィンドウの位置を保存します。特別な

場合を除いては、データファイルはデフォルトである 「グラフ (*.acq)」、または 「グラ

フテンプレート(*.gtl)」 形式で保存することになります。

重要! 「グラフテンプレート(*.gtl)」 で保存する場合、データは保存されません。これ

はパラメータ設定のみを保存するときに使用します。

パート 1: 計測パラメータ 各 BSL PRO レッスン(自分でデザインする実験も含む)には、電極やトランスデュー

サ、およびその他の信号をモニタするデバイスを接続するためのユニークな手順が

あります。信号をモニタするデバイスは MP ユニットに接続され、MP ユニットはコン

ピュータに接続されます。ハードウェアの設定方法は実験の説明に従ってください。

計測を開始する前に、まず BSL PRO ソフトウェアでデータ計測パラメータを設定し

ます。(詳細は P.10 の 「計測設定」 と P.11 の 「パート 2:データ計測」 をご参照くだ

さい。このチュートリアルはデータを計測しなくても行えます。)

チャンネル設定

MP メニュー > データ計測設定 > チャンネルを選択してください。

チャンネルパネルでは、どのような種類のデータをどのチャンネルで受け取り、どの

ように読み取って画面に表示するかが設定できます。

データ入力チャンネル

データ入力チャンネルは 3 種類ありま

す。右の説明を読んでください。

アナログ入力チャンネル

デジタル入力チャンネル

演算チャンネル

アナログ入力チャンネル(上図): も一般的な種類で、連続する値がある、あらゆ

るデータの計測に使用できます。入力デバイス(トランスデューサや電極)によって連

続的に変化するデータを計測する生理学関連のほぼ全てのアプリケーションもその

例です。

• MP ユニットの前パネルにあるアナログ入力ポートに接続されたデバイスから

大 4 つのアナログ信号を計測して表示します。

BSL PRO チュートリアル 5

© BIOPAC Systems, Inc. www.biopac.com

デジタル入力チャンネル(上図): アナログチャンネルとは対照的に、ON/OFF デバ

イスなど値が 2 つしかない信号源のデータを計測します。例えば刺激反応のパター

ンや反応時間の研究で使用する押しボタン式スイッチからの信号の記録、聴覚・視

覚刺激デバイス、計時装置で使用します。

• MP ユニットの裏パネルにある I/O ポートに接続されたデバイスから 大 8 つのデジタル信号を計測して表示します。

• MP45 ユーザー: MP45 はデジタルチャンネル計測およびトリガは使用できま

せん。また、いくつかの出力コントロール機能も無効になっています。

演算チャンネル(上図): 他のチャンネルからの既存のデータを変換します。データ

は数学的に変換され、新しい演算チャンネルに表示されるため、ソースデータは変

更されません。

• 例えば CH1 と CH2 のデータから各データポイントの差を知りたい場合、演算

チャンネルにこの 2 つのアナログチャンネルからのデータを取り込むように設

定し、それを差分処理した波形を表示させることができます。

• 大 16 の演算チャンネルが利用できます。これにより、ECG をフィルタ処理し

た後に BPM を計算するなど、2 つ以上の演算チャンネルを使用する複雑な処

理が可能です。

6 Biopac Student Lab

チャンネル設定オプション

各チャンネルにはチェックボックスが 3 つあり、データ計測、波形の表示/非表示、そしてデータの値の表示/非表

示の選択ができます。

計測

波形

計測: 選択されたチャンネルのデータをメモリへ記録しますが、「波形」 のチェックボ

ックスが選択されていない場合、波形は表示されません。

波形: 計測されたデータを画面に表示します。

• 場合によっては画面に波形を表示する必要がない時があります。例えば、計測

したデータに演算処理をおこなった後の波形を表示したい場合です。この場合、

チャンネルの 「計測」 は選択し、「波形」 は選択しないでください。そして演算 チャンネルの 「計測」 と 「波形」 を選択してください。

値: 入力値表示設定(MP メニュー)で開くウィンドウに計測中のデータの入力値を

数値、または棒グラフ形式で表示します。

• 値の表示は、心拍数、呼吸数、または薬物に含まれている科学物質の濃度な

ど、変化が遅い値を追跡する場合に役立ちます。

チャンネルプリセット

プリセットにある下矢印をクリックする

とプリセットメニューが表示されます。

ESC キーを押すとメニューは閉じま

す。

CH3 でプリセットメニューから聴診器

(SS30L,心音)を選択してください。

計測したいデータの種類に応じて多数のプリセットが用意されています。

設定

アナログタブで CH3 聴診器を選択したまま、設定ボタンをク

リックしてください。

設定をクリックするとチャンネルパラメータの入力ダイアログ(下図)が表示されま

す。ここでゲイン、オフセット、フィルタ、その他の計測パラメータを設定します。

CH3 のチャンネルパラメータの入力 ダイアログを確認してください。

右のチャンネルパラメータの入力の 説明を読んでください。

CH3 のプリセットは 「聴診器(SS30L, 心音)」 ですがチャンネル名は 「聴診器」 です。チャンネル名はデータをわかりやすく記述するために変更する場合も多く、プリ

セット名と同じとは限りません。

BSL PRO チュートリアル 7

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ゲイン

オフセット

ハイパスフィルタ

ゲインは入力される信号の増幅範囲を指定します。プリセットのゲインはその信号の

種類に基づいて推測して設定されているので初期値として使用してください。その後

は計測された信号がどのように表示されているかによって調節してください。

理想的なゲイン設定はケースバイケースで決定するのが一番ですが、一般的に

一部の信号の種類(EEG など)は他の信号の種類(ECG や EMG)に比べてよ

り大きな増幅が必要です。

ゲインを設定するにはプルダウンメニューから値を選択してください。数値が高いほ

ど増幅も大きくなります。増幅が大きすぎるとデータは切り取られたようになり、小さ

すぎると平らな線のように表示されます。一番良い解像度を得るには信号の 大ピ

ークが 大範囲近くになるようにゲインを設定してください。詳しくは BSL PRO マニ

ュアルをご参照ください。

オフセットは入力されてくるアナログ信号のオフセットを、信号を増幅する前に定数を

加算または減算して修正します。通常、値はゼロですが、もしトランスデューサや電

極に固有のオフセットがある場合や、DC モードで計測された信号では設定が必要

な場合があります。

ハイパスフィルタは計測する信号の種類で設定します。例えば、通常、ハイパスフィ

ルタ(AC カップリング)は ECG や EEG などの生体電位信号に使用し、オフ(DC カップリング)はフォース、圧力、温度などの絶対値を計測するトランスデューサからの

信号に使用します。AC カップリングモードでは 3 つのハイパスフィルタオプションか

ら 1 つを選択することによって計測された信号の帯域幅の上限値を調節できます。

新しいチャンネル設定 新しいチャンネル設定ボタンをクリックするとカスタマイズしたチャンネルをプリセット

として保存できるダイアログを表示します。

詳細... 詳細オプションでは計測の 小サンプリングレート、トランスデューサの種類、グリッ

ド範囲とその詳細の設定、キャリブレーションの種類など、パラメータをカスタマイズ

できます。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

校正

校正…ボタンをクリックしてアナログチ

ャンネルの校正ダイアログを表示して

ください。

チャンネルパラメータの入力ダイアログの下部にある校正…ボタンをクリックすると、

アナログチャンネルの校正ダイアログが表示されます。ここで計測される信号を他の

単位(フィート、ポンド、ミリメートル、リットルなど)へ変換することができます。

8 Biopac Student Lab

右の校正の説明を読んでください。 校正は MP ハードウェアが取り込む電圧を、測定したい単位に簡単に変換すること ができます。CH3、聴診器の単位名が 「mV」 になっていることにを確認してください。

校正は計測中ではなく、必ず計測前 に行ってください。

トランスデューサからの入力値(校正 1 と校正 2)は、既にわかっている上限値と下

限値(温度など)に校正する場合もあります。計測が開始されると選択されたチャン

ネルからのデータは設定に基づいて校正され、垂直(振幅)スケールは校正された

単位を表示します。

キャンセルをクリックして校正パラメー

タを変更せずにダイアログを閉じ、チ

ャンネルパラメータの入力ダイアログ

へ戻ってください。

校正(キャリブレーション)はアプリケーションによって異なるのでこのチュートリアル

では説明を省きます。各アプリケーションノートなどのガイドラインに従っておこなって

ください。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

デジタルフィルタ

右のデジタルフィルタの説明を読んで

ください。

MP ユニットのハードウェアに基づくデジタルフィルタは、プルダウンボックスを使用

することで独立して設定することが可能な 3 つのカスケード接続された二次フィルタ

です。この主な目的は、興味のある生理学的信号を保つためにデータにフィルタ処

理をするのではなく(例: EEG 信号のアルファ活動の保持)、基本になる信号の調

節(50/60 Hz ノイズの削除など)です。フィルタの種類(ローパス、ハイパス、バンド

パス、バンドストップ)、周波数、Q を設定してください。

入力パラメータの保存

右の入力パラメータの保存の説明を

読んでください。

キャンセルをクリックしてパラメータを

変更せずにダイアログを閉じ、チャン

ネルパネルへ戻ってください。

キャンセルをクリックしてパラメータを変更せずにダイアログを閉じてください。もし変

更した全ての入力チャンネルパラメータの設定を実行する場合は OK を選択してく

ださい。

データファイルを保存する時、各チャンネルの全ての計測パラメータが計測データと

共に保存されます。保存したデータファイルを開いて新しくデータを計測する時はパ

ラメータを設定し直す必要はありません。

この機能を使ってパラメータのみ(データは含みません)で 「グラフテンプレート

(*.gtl)」 としても保存できます。

グラフテンプレートは計測されたデータは保存しませんが、計測で使われた全ての

設定と計測パラメータを保存します。そのため、グラフテンプレートを開くと直ちに計

測を開始できます。これは独自のレッスンを作成するときに便利です。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

BSL PRO チュートリアル 9

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デジタルチャンネルパラメータ デジタルチャンネルにはパラメータや校正オプションはなく、2 つの固定された値の

みです。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。(デジタルチャンネルは

MP45 ハードウェアでサポートされていません。)

演算チャンネルパラメータ 演算チャンネルはアナログ入力チャンネル(またはデジタル入力チャンネルか他の

演算チャンネル)からのデータをソースとして使い、そのデータに指定された演算を

実行します。演算処理されたデータは新しい演算チャンネルに表示されるためソー

スデータは変更されません。

重要なコンセプト: 演算チャンネルは入力チャンネルではなく、外部からの信号を計

測する入力チャンネルの信号を 終的に取得して使用します。演算チャンネルのソ

ースが他の演算チャンネルの場合、このソースになっている演算チャンネルも同様

に入力チャンネル(一般的にはアナログ入力チャンネルですが、デジタル入力チャン

ネルの可能性もあります)からデータを取得していなくてはなりません。

演算タブで演算チャンネル C1 を選択し、プリセットメニューを表

示してください(下矢印をクリック)。

「ECG R-R 間隔」 プリセットを選択し

てください。

例えば演算チャンネル C1 でアナログチャンネル CH1 の ECG データから R-R 間隔を算出します。

これを行うには、上図のように演算チャンネル C1 のプリセットにある下矢印をクリッ

クして演算チャンネルプリセットメニューを表示させ、「ECG R-R 間隔」 を選択してく

ださい。

右上にある設定ボタンを

クリックしてレートダイアログを表示し

てください。

右の 「ECG R-R 間隔」 のパラメータ

の説明を読んでください

10 Biopac Student Lab

キャンセルをクリックしてレートのパラ

メータを変更せずにダイアログを閉

じ、チャンネルパネルへ戻ってくださ

い。

「ECG R-R 間隔」 プリセットであるレートダイアログを確認してください。この演算の

ソースデータ(ソースチャンネル)は 「CH1, ECG 第 II 誘導」 から取得されていま

す。そして出力タブにある機能で間隔を秒で算出するように設定されています。

シグナルパラメータタブも選択してどのような設定があるか確認してください。

もしこのレートパラメータを使用して計測を行う場合、アナログ入力チャンネル CH1 は被験者の ECG データを計測し、このデータを使って演算チャンネル C1 で R-R 間隔の演算を行うことになります。

演算タブの C1 で計測、波形、値ボッ

クスのチェックを外してください。

「閉じる」 ボタンをクリックしてグラフウ

ィンドウへ戻ってください。

計測オプションのチェックを外すと演算チャンネルは無効になるため、データの計測

や波形の表示はできなくなります。

計測設定

MP メニュー > データ計測設定> 長さ

/レートを選択してください。

右の計測パラメータの説明を読んでく

ださい。

チャンネル設定が終了すると長さ/レートパネルでデータの保存場所、保存方法、サ

ンプリングレート、計測時間を設定します。

デフォルトの計測パラメータはサンプリングレート 2000 Hz で 1800 秒(30 分)、メモ

リを使用して計測し、追加する設定です。

データ保存場所オプション

パネルの上部にある 3 つのプルダウンメニューで計測モードと保存場所を設定しま

す。

デフォルトのパラメータである 「計測アンド追加使用メモリ」 設定はデータファイルが

保存されるまで、計測中はデータを追加計測してコンピュータのメモリに保存しま

す。その他の設定として、セグメントが計測されるごとにデータを 「一回ごとに保存」 や 「自動保存」、そして保存場所にコンピュータのハードドライブを使用するオプショ

ンがあります。

サンプリングレート サンプリングレートは MP ユニットが 1 秒間に何サンプル取得するかを設定します。

プルダウンメニューから希望する値を選択してください(スクロールを使用してリスト

の全てを見てください)。デフォルトのサンプリングレートは 2000 Hz/秒ですがレート

は計測するデータの種類によって異なります。

計測時間 計測時間はスクロールバーを使用するか、直接数値を入力して設定してください。 単位はプルダウンメニューから選択してください。デフォルトの計測時間は 1800 秒(30 分)ですが、これは実験内容によって異なります。

計測は指定された長さに達すると停止します。また、計測中はデータウィンドウ左上

にある 「停止」 ボタンをクリックするといつでも計測を停止することができます。

BSL PRO チュートリアル 11

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繰り返し 繰り返しオプションは毎回同じパラメータを使用してトライアルを繰り返して計測しま

す。

「閉じる」 ボタンをクリックしてグラフウ

ィンドウへ戻ってください。 詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

トリガ設定

MP メニュー > データ計測設定>トリ

ガを選択してトリガ設定パネルを表示

してください。

「閉じる」 ボタンをクリックしてグラフウ

ィンドウへ戻ってください。

トリガパネルで MP ユニットに接続されたトリガデバイスからの合図で計測を開始す

る設定ができます(MP45 では利用できません)。

出力コントロール、およびその他の MP メニューオプション

MP メニューをクリックして利用できる

コマンドを確認してください。右の説明

を読んでください。

以下は MP メニューオプションの例です。

• MP45 ユーザー: MP45 メニューは MP36/35 と異なります。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

入力値表示設定は計測中に入力データを数値や棒グラフ形式で表示するウィンドウ

を開きます(MP メニュー > データ計測設定のチャンネル設定パネルで値が選択さ

れていなくてはなりません。)

出力コントロールを選択するとそのサブメニューが表示されます。MP36/35 で信号

を出力するには MP ユニットの裏パネルにあるポート(アナログ信号の出力は 「Analog Out」 ポート、デジタル信号の出力は 「I/O」 ポート)を使用してください。

• MP36/35 で利用できる出力コントロールは CH へ出力、ボルト、デジタル出

力、パルス、刺激-BSLSTM、低電圧刺激、パルスシーケンス、ヒト刺激-STMHUM、視覚刺激用 LED-OUT4、サウンドシーケンスです。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。(パルスシーケンスは MP36/MP35A ユニ

ットのみ、ボルトは MP35 ユニットのみ利用できます。)

パート 2: データ計測 右のデータ計測の説明を読んでくださ

い。

MP ユニットが接続されていない場合は右の計測の詳細を確認して次のセクションへ進んでください。

MP ユニットが接続されている場合は

新しいデータファイルを計測する練習

を行います。

• ファイル > 新規を選択して 「無

題」 グラフウィンドウを開き、計

測を開始してください。

• グラフウィンドウにある開始/停止ボタンを使用していくつかの

短い “直線” セグメントを計測し

てください。

入力チャンネルと計測パラメータが設定されると計測準備は完了です。データを計

測するにはコンピュータと MP ユニットが正しく接続され、電源が入っていなければ

なりません(もし MP ユニットとコンピュータが通信できない場合はエラーメッセージ

が表示されます)。

このチュートリアルでは簡単な計測の練習を行います。

• 有効なデータを計測するには、電極やトランスデューサ、およびその他のデバ

イスが被験者に取り付けられていなくてはなりません。MP ユニットに何も入力

デバイス(例: 電極やトランスデューサ)が接続されていなくても、MP ユニットと

コンピュータが接続され、通信しているとデータ計測は可能で、データはグラフ

ウィンドウに表示されます。この場合のデータはノイズが多いランダム信号で、

平均値が約 0 ボルトの “直線” のようなデータになります。

MP ユニットが接続されている場合はファイル > 新規で 「グラフウィンドウ」 を選択し

て 「無題」 グラフウィンドウを開き、計測の練習をしてください。MP ユニットが接続さ

れていない場合は以下の説明を読み、次のセクションへ進んでください。

グラフウィンドウの左上にある開始ボタンをクリックするか、「Ctrl + Spacebar」 を押すと計測を開始します。開始ボタンの左横にある円形が緑色の場

合、MP ユニットとコンピュータが通信しており、計測ができる状態になっていること

を示します。

計測が開始されると 「開始」 ボタンは 「停止」 ボタンに変わります。(ボタン左横にあ

る 2 つの反対方向の矢印はデータが計測されていることを示します。MP ユニットの

表パネルにある 「Busy」 ステータスの点燈もデータが計測されていることを示しま

す。)

12 Biopac Student Lab

• 巻き戻しボタンを使用して計測

したセグメントを削除してくださ

い。

• ファイル > 閉じるを選択してグ

ラフを保存せずに閉じてくださ

い。

停止ボタンをクリック、または 「Ctrl + Spacebar」 を押すと計測は停止

します。また、計測はデータ計測設定で設定した計測時間に達すると自動的に停止し

ます。

デフォルトの追加モードでは、複数のセグメントを 1 つのファイルに計測します。デー

タ計測停止後、再び開始ボタンをクリックすると次のセグメントが追加され、各セグメ

ントの開始点には追加マーカーが入力されます。

開始ボタン右横にある巻き戻しボタンをクリックすると、 後に計測したセグメン

トを削除します。

データ計測中、計測パラメータは変更できません。セグメントの計測停止中に変更

し、次のセグメントを再開した場合は既存のデータに上書きする警告が表示されます

(MP メニューの 「上書き警告」 が有効になっている場合)。同様に、巻き戻しボタン

でセグメントを削除する場合も警告が表示されます。

複数の短いセグメントを計測後、ファイル > 閉じるを選択してデータを保存せずに閉

じてください(BSL PRO アプリケーションを閉じる場合は終了を選択してください)。

パート 3: グラフ表示

右の BSL PRO の画面で、ラベルの

付いた主要な部分を確認してくださ

い。

チャンネル

チャンネルの選択

サンプルファイル 4Channel.acq に 4 つのチャンネルが表示されているこ

とを確認してください。

CH 2 のチャンネルボックス(または波

形の左にあるチャンネルラベル「脈

波」)をクリックして CH 2 を有効にして

ください。

4Channel.acq には 4 つの異なった種類のデータが計測されています: ECG 第 II 誘導、脈波、聴診器、呼吸

これらのデータは個々のチャンネルでわかりやすいように波形によって色分けさ

れており、左端にチャンネルラベルがあります。

グラフウィンドウ左上にある数字の入ったボックスは計測に使用されたチャンネル

番号を表します。各チャンネルの波形の色とラベルは変更できます。チャンネル

ボックスの左端の番号が波形の一番上のチャンネルに相当します。

選択されたチャンネル(アクティブチャンネル)はハイライトされます。アクティブチ

ャンネルのラベルはチャンネルボックスの右側に表示され、波形の左端のラベル

もハイライトされます。

チャンネルを選択するには矢印ツールでチャンネルボックス、または波形が表示

されているチャンネルの左端のラベルをクリックしてください。この図では CH 2(脈波)がアクティブチャンネルです。

通常、変換や編集操作はアクティブチャンネルに適用されます(いくつかのケース

では複数のチャンネルに適用されます)。メジャメントの測定はアクティブチャンネ

ルに限らず、どのチャンネルからでも測定できます。

BSL PRO チュートリアル 13

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チャンネルの非表示

Alt キーを押したまま CH 2 のチャン

ネルボックスをクリックしてチャンネル

を非表示にしてください。

Alt キーを押したまま再びクリックして

チャンネルを表示してください。

1 つのチャンネルに集中するために他のチャンネルを一時的に非表示にすることがで

きます。非表示にするには Alt キーを押したまま、非表示にしたいチャンネルの番号

をクリックしてください。そのチャンネルボックスには “スラッシュ” が入り、波形データ

は非表示になります。Alt キーを押したまま再びその番号をクリックすると波形は表示

されます。

複数のチャンネルを非表示にできます。アクティブチャンネルを非表示にすると、表示

されている次のチャンネルがアクティブチャンネルになります。注: チャンネルが非表

示になっている時にそのチャンネル番号をクリックするとアクティブチャンネルになりま

す。

チャンネルの折りたたみ BSL 4.1.1 以上では、各チャンネル左上にある三角形のボタンをクリックすると個別

または複数のチャンネルを簡単に折りたたむ( 小化する)ことができます。

必要のないチャンネルを折りたたむと残りのチャンネルのスペースが広がり、可視性

が向上します。

スケール

垂直軸スケールの調節

CH 1 の垂直軸スケールを調節しま

す。

• 垂直軸スケールのどこか一部

をクリックして垂直軸設定ダイ

アログを表示してください。

• 上限と下限の値を現在の値の

半分に変更してください。

• OK をクリックして新しいスケー

ルを適用してダイアログを閉じ

てください。

• グラフウィンドウでスケール変

更後の波形を確認してくださ

い。

先ほどのステップを繰り返して CH 2、

CH 3、および CH 4 の垂直軸スケー

ルを調節してください。

グラフウィンドウ右端の垂直軸スケールはチャンネルの振幅範囲と単位を表示してい

ます。

垂直軸スケールは各チャンネルで調節できます。調節したいチャンネルの垂直軸ス

ケールをクリックして垂直軸設定ダイアログを表示してください。現在のスケール値の

半分の値を入力して OK をクリックし、波形の振幅範囲が以前に比べて倍に拡大さ

れたことを確認してください。

各チャンネルで垂直軸スクロールバー

を使用してチャンネルの中間点を調節

してください。

垂直軸スケールを変更後は垂直軸スクロールバーを使用して各チャンネルの中間点

を調節してください。スクロールバーは各チャンネルで独立しているので、調節する前

に必ずチャンネルを選択してください。

14 Biopac Student Lab

水平軸スケールの調節

全チャンネルの水平軸(時間)スケー

ルを調節します。

• 水平軸スケールのどこか一部

をクリックして水平軸設定ダイ

アログを表示してください。

• 開始と終了の値を現在の値の

半分に変更してください。

• OK をクリックして新しいスケー

ルを適用してダイアログを閉じ

てください。

• グラフウィンドウでスケール変更

後の波形を確認してください。

水平軸スケールの変更は全チャンネルに適用されます。

水平軸スケールは表示された波形を水平(時間)軸に沿ってどんな範囲にでも縮小、

拡大の調節ができます。水平軸スケールの変更は全チャンネルに適用されます。

水平軸スケールのどこか一部をクリックして水平軸設定ダイアログを表示してくださ

い。現在のスケール値の半分の値を入力して OK をクリックしてください。波形の水

平軸スケールの範囲が以前に比べて倍に拡大されたことを確認してください。

水平軸スクロールバーを使用して 計測の 初から 後にスクロールして

ください。

水平軸スケールの調節は、波形の画面表示を拡大して波形を調べやすくしますが、

波形が画面に収まりきらない場合があることを覚えておいてください。(波形データは

画面に表示されなくてもファイルには計測全体が入っています。)

計測の 初(ゼロ秒)を見るには水平軸スクロールバーを左にスクロール、計測の

後を見るには右にスクロールしてください。グラフウィンドウの下に沿ってある水平軸

(時間)スケールは、計測の開始に対してデータがいつ計測されたかを表します。

自動スケール 自動スケールコマンドは波形のスケールを 適にして波形をデータウィンドウの中央

に表示します。

メモ: 一度波形のスケールを 適化すると、繰り返し自動スケールコマンドを使用

しても変化はありません。自動スケールコマンドの使用方法を練習する場合、前の

ステップでおこなったように各チャンネルのスケールを個別に調節して中間点を 中央から離してください。

波形の自動スケール(垂直)

チャンネルを選択してください。

グラフウィンドウの上のツール

バーにある垂直軸の自動スケールア

イコンをクリックして選択された波形の

垂直軸スケールを 適化してくださ

い。

別のチャンネルをマウスで右クリックし

て選択し、表示されたポップアップ メニューから選択された波形の自動 スケールをクリックし、その選択された

波形を 適化してください。

自動スケールを行う前(上図)と後(下図)の波形の表示を確認してください。

各チャンネルの垂直軸スケールを 適化するには、そのチャンネルを選択して

からツールバーにある垂直軸の自動スケールアイコンをクリックしてください。

• ショートカット: マウスの右クリックで波形を選択し、ポップアップメニューから 選択された波形の自動スケールを選択してください。

表示 > 波形の自動スケールを選択し

て全波形の垂直軸スケールを 適化

してください。

全波形の垂直軸スケールを 適化して波形を垂直軸の中央にもってくるには表示 > 波形の自動スケールを選択してください。

• ショートカット: 波形上でマウスを右クリックし、ポップアップメニューから波形の

自動スケールを選択してください。

BSL PRO チュートリアル 15

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水平軸の自動スケール

表示 > 水平軸の自動スケールを選択

して全波形の水平軸(時間)スケール

を 適化してください。

表示 > 波形の自動スケール(垂直軸)

を選択してください。

計測全体が表示されたことを確認してください。

表示メニューから 水平軸の自動スケール を選択した後、波形の自動スケール を選択するのが、

一番はやく簡単に波形全体を表

示する一般的な方法です。

自動スケールを行う前(上図)と後(下図)の全波形の表示を確認してください。

全チャンネルの水平軸スケールを 適化してデータ全体をグラフに表示するには表

示 > 水平軸の自動スケールを選択してください。水平軸(時間)スケールの範囲が計

測の開始点ゼロから終了までに設定され、計測全体が表示されます。

• ショートカット: グラフウィンドウの上のツールバーにある水平軸の自動スケール

アイコンをクリックしてください。

グリッドとグリッド設定

ツールバーにあるグリッドアイコ

ンをクリックしてグリッド線を表示してく

ださい。

チャンネルのどこかをマウスで右クリ

ックし、表示されたポップアップメニュ

ーからグリッド設定をクリックしてグリッ

ド設定ダイアログを表示してください。

どのような設定があるのか確認してく

ださい。

グリッドが表示されているチャンネル

上のどこかをマウスで右クリックして表

示されたポップアップメニューからグリ

ッドをクリックしてグリッド線を非表示

にしてください。

ツールバーにあるグリッドアイコンはグリッド

の表示/非表示を行います。これは表示 > 表示変

更 > グリッド、または波形上でマウスを右クリック

して表示されたポップアップメニューのグリッドで

も行えます。

表示 > 表示変更 > グリッド設定をクリックすると

グリッド線の表示方法がコントロールできるグリッ

ド設定ダイアログを表示します。これは波形上で

マウスを右クリックして表示されたポップアップメ

ニューのグリッド設定をクリックしても表示されま

す。

追加のグリッド調節は垂直軸スケールや水平軸

スケールのどこか一部をクリックするとアクセスで

きます。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照く

ださい。

16 Biopac Student Lab

イベントとマーカー

右の 「追加」 と 「イベント」 マーカーの

説明を読んでください。

追加イベントマーカー

イベントマーカー

イベントツール

イベントサマリーの設定

イベントマーカーは計測の重要なデータポイントに印をつけるのに使用します(例: 計測の開始や投薬の開始、外部からの事象が発生した場所など)。イベントマーカーラ

ベルでこれらのポイントの説明を表示できます。

イベントマーカーは選択されると赤色になりラベルが表示されます。

追加イベントマーカーは計測を開始するたびに自動的に挿入され、グラフウィンド

ウ上部のマーカーエリアに表示されます。追加されたセグメントをわかりやすくするた

め、黒い縦線が追加マーカーの真下のグラフに現れます。

イベントマーカーは計測中または計測後に手動で挿入できます。

イベントマーカーを 計測中 に挿入するには Esc キーを押してください。キーが押

されると同時に逆三角形のマーカーが挿入され、マーカーエリアに表示されます(デフ

ォルト)。ラベルはテキストボックスへ入力してください。

イベントマーカーを 計測後 に挿入するには、ツールバーにあるイベント アイコン

をクリック後、挿入したい場所をクリックしてください。必要に応じてテキストボックスに

ラベルを入力してください。

イベントツールバーはイベントマーカーエリアの右にあります。このツール

を使用してマーカー間の移動や、イベントパレットを表示して特定のイベントの検索や

イベントの管理、イベントサマリーをジャーナルへ貼り付けることができます。

イベントサマリーの設定は表示 > 初期設定のイベントサマリーパネルで行うことがで

きます。ここでイベントのグループなどを設定してください。

イベントとイベントバーの表示/非表示は表示 > 表示変更 > イベント、表示 > 表示変更 > イベントバーでおこなってください。

または アイコンを使用してもグラフ関連機能のツールバーの表示/非表示が選択

できます。

注: 追加イベントマーカーは PRO サンプルファイル全てには含まれていませんが、

新しく計測されるファイルでは自動的に各計測セグメント開始時に挿入されます。詳

しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

新しいイベントマーカーをイベントマー

カーエリアに挿入してラベルを入力し

ます。

イベントツール を選択し、マーカーを挿入したい場所のイベントマーカーエリアを

クリックして新しいイベントマーカーを挿入してください。

新しく挿入したイベントのテキストボックスにマーカーラベ

ルを入力してください。

テキストボックスのラベルは変更できます(矢印ツールでラベルを変更したいマーカー

を選択して有効にしてください)。

BSL PRO チュートリアル 17

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イベントツールを使用して

マーカー間を移動してください。その

後、先ほどのステップで挿入したイベ

ントマーカー 「イベントテスト 1」 を有

効にしてください。

イベントツール の右矢印と

左矢印を使用してマーカー間を移動し

てください。そして先ほどのステップで挿

入したマーカーへ移動してください。マ

ーカーは有効(選択)になると赤色にな

りラベルが表示されます。

先ほど挿入されたイベントマーカーの

種類はフラグです。イベントツールアイ

コンをマウスの左ボタンでクリック & ホールドすると、利用可能な多数のイベ

ントタイプが表示されます。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

消去 ツールはイベントマーカーエリアからイベントを削除する時に便利です。こ

のツールを選択後、マーカーエリアにカーソルを持っていくとポインタの形が “稲妻” のように変わります。削除したいマーカーをクリックするとそのマーカーはグラフから

永久に削除されます。注: 追加イベントマーカーは削除できません。

先ほどのステップで有効にしたイベン

トマーカーをマウスで右クリックし、イ

ベント削除を選択して削除してくださ

い。

注: 追加イベントマーカーは削除

できません。

イベントパレットボタン をクリックするとイベントマーカーを編集できるダイアログ

が表示されます。詳しくは BSL PRO マニュアルをご参照ください。

18 Biopac Student Lab

MP メニュー > データ計測設定からイ

ベントマーキングパネルを表示してく

ださい。

イベントマーキングパネルで、計測を始める前に特定のイベントの種類や既定のイベ

ントラベルを計測中に挿入できるようにファンクションキーに設定できます。計測中に

イベントが発生した瞬間に記述的なラベルの付いた多様な種類のイベントが挿入でき

るので、計測中にラベルを入力する時間がない場合に役立ちます。

ホットキーを使用して設定できる多様

な機能を確認してください。 次のような設定が可能です:

• 特定のイベントの種類をファンクションキーで挿入できるように設定

• イベントをグローバル、または特定のチャンネルのみに設定

• カスタムのイベントラベルを作成し、固定、またはリスト順で計測中にファンク

ションキーで挿入

• カスタムラベル挿入の順番を変更

• 時刻や日付をラベルに加える

選択ツール

データで作業を行う場合、次の 3 つの選択ツールの中から 1 つを使用します: 矢印、I-ビーム、ズーム

選択ツールアイコンはメニューバーの下にあります。使用したいアイコンをクリックす

るとそのツールが有効になります。選択ツールは表示 > カーソル選択からも有効に

することができます。

波形範囲を選択して編集や解析を行うにはズームツールと I-ビームツールがよく使

用されます。範囲を選択(強調表示される)後は編集やメジャメント測定、データ変換

などいろいろな操作ができます。

矢印ツール

矢印ツールアイコンをクリックして選択

してください。

矢印ツールは一般的なカーソルとして、波形の選択、波形チャート境界線の調

節、データのスクロール、プルダウンメニューからオプションを選択する時などに使用

します。他の選択ツールで波形エリア以外を移動する時はこの矢印がデフォルトとし

て表示されます。

矢印ツールを使用してチャート境界線

を調節してください。

表示 > チャート表示のリセットを選択

してチャンネルを同じ幅に表示させて

ください。

矢印ツールを使用して波形を見やすいようにチャートの境界線

を調節できます。矢印ツールを境界線の上に持っていき、カー

ソルの形が変わったら上下にドラッグして移動させてください(I-ビームとズームツールでも行えます)。

チャンネルを同じ幅に表示するには表示 > チャート表示の リセットを選択してください。

BSL PRO チュートリアル 19

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I-ビームツール

I-ビームツールアイコンをクリックして

選択してください。

I-ビームツールで波形をクリック & ドラッグして範囲を選択してください。

I-ビームツールで波形をクリック(ドラッ

グしない)するとシングルポイントを選

択します。

I-ビームツールはメジャメント測定や波形処理を行う時の波形のシングルポイン

トや範囲の選択に使用します。

波形をクリック & ドラッグすると範囲を選択して強調表示します。選択した範囲でいろ

いろな操作ができます(編集、メジャメント測定、波形処理、コピー、メジャメント値をジ

ャーナルに貼り付けるなど)。

重要: I-ビームツールはドラッグして範囲を選択しなくても常に 低 1 つのデータポイ

ントを選択します。この場合は縦線が点滅します。複数のポイントが選択された場合

はその範囲が強調表示になります。

ズームツール

ズームツールアイコンをクリックして選

択してください。

ズームツールで波形をクリック & ドラ

ッグしてからはなすと範囲を選択して

拡大します。

もう一度ズームしてください。

表示 > ズームバックをクリック、また

は “Ctrl –”(Control とマイナスキー)

で先におこなったズームを取り消して

ください。

ズームツールは指定した範囲の波形を拡大します。

詳しく調べたい波形部分をズームツールでクリックするか、マウスの左クリック & ドラッグで範囲を四角で囲んでください。マウスボタンをはなすとその部分が拡大され

ます。

ズームツールは全チャンネルの波形を拡大します。必要のないチャンネルを非表示

にすると拡大したチャンネルに集中しやすくなります。

ズームを取り消すには表示> ズームバックをクリック、または “Ctrl –”(Control と マイナスキー)を使用してください。

表示 > 水平軸の自動スケールを選択

後、表示 > 波形の自動スケールを選

択して波形全体を表示してください。

表示メニューから水平軸の自動スケールを選択した後、波形の自動スケールを選択

するのが一番はやく、簡単に波形全体をみる一般的な方法です。

メジャメント

メジャメントプルダウンメニューから 30 種類以上のメジャメントが選択できます。いく

つかのメジャメント(時間や値など)はシングルポイントの測定でその他は選択範囲

(平均値、∆T など)からの測定です。

メジャメント機能は自動化できるので、特定のイベントが発生した時や条件付きでユ

ーザーが設定した時間間隔で値を測定してジャーナルファイルに貼り付けることもで

きます。

メジャメントツール

右のメジャメントボックスについての説

明を読んでください。

20 Biopac Student Lab

メジャメントはグラフウィンドウのほぼ 上部にあります。各メジャメントには 3 つのプ

ルダウンできるボックスがあり、それらはチャンネル、メジャメントタイプ、結果を表示し

ます。

メジャメントを測定したいチャンネルはチャンネル選択ボックスのプルダウンメニュー

から選択してください。「SC」 を選択(デフォルト)すると、アクティブチャンネルからメジ

ャメントを測定します。

メジャメントタイプの選択はメジャメントタイプボックスのプルダウンメニューでおこなっ

てください。

ジャメントの結果はメジャメントタイプの右のボックスに表示されます。これは I-ビームツ

ールで選択した範囲からの測定値です。

メジャメントの測定

4Channel.acq ファイルにあるメジャメ

ントボックスを確認してください。

I-ビームで波形を強調表示しながらスクロールすると、メジャメントの値もそれにともなって変化することを確認してください。

4Channel.acq には次の 5 つのメジャメントが設定されています: CH 1 ∆、CH 1 BPM、CH 3 P-P、CH 4 ∆T、CH 4 P-P

• もし全てが表示されていない場合はプログラムの画面の幅をドラッグして広げて

ください。

I-ビームで波形を強調表示しながらスクロールすると、メジャメントの値もそれにともな

って変化します。

重要: I-ビームは常にシングルポイントか複数のポイントを選択します。シングルポイ

ントが選択されている場合は縦線が点滅します。複数のポイントが選択されている場

合はその範囲が強調表示になります。もし範囲が選択されていて、X 軸 T(時間)な

どシングルポイントで測定するメジャメントが設定されている場合は I-ビームが 後

に置かれたポイントの値を表示します。

CH 1 と CH 2 を非表示にしてくださ

い。 チャンネルを非表示にするには 「Alt」 キーを押したまま、チャンネルボックスをクリッ

クしてください。

• チャンネルを非表示にするとグラフウィンドウからその波形が非表示になります。

• アクティブチャンネルが非表示になると表示されている次のチャンネルが有効に

なります。

以下では、CH 3 P-P、CH 4 ∆T、および CH 4 P-P のメジャメントを使用して測定値

を確認します。

CH 3 と CH 4 の P-P メジャメントの結

果を 「深呼吸」 と 「運動後」 で比較し

ます。

• I-ビームツールを使用して 「深

呼吸」 セグメントからデータを 8 秒間選択してください。

P-P メジャメントの結果が CH 3 と CH 4 のメジャメントボックスに表示されたことを確認してください。

• 編集> ジャーナル > メジャメント

の貼り付けを選択してください。

ジャーナルに貼り付けられたメジャメントの結果を確認してください。

メジャメントの測定の練習をするために、約 8 秒間のデータを 「深呼吸」 と 「運動後」 から選択して比較します。

BSL PRO チュートリアル 21

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• 「運動後」 セグメントからデータ

を 8 秒間選択してください。

P-P メジャメントの結果が CH 3 と CH 4 のメジャメントボックスに表示されたことを確認してください。

• 編集> ジャーナル > メジャメント

の貼り付けを選択してください。

ジャーナルに貼り付けられたメジャメントの結果を確認してください。

メジャメント測定とジャーナルへの貼り

付けについての更なる説明は、このチ

ュートリアルの解析とジャーナルセクシ

ョンをご参照ください。

イベントマーカーのラベルで計測のセグメントを特定できます。I-ビームで範囲を選択

する時は CH 4 ∆T メジャメントを使用して 8 秒間を確認してください。

CH 3 と CH 4 の P-P メジャメントの結果を 「深呼吸」 と 「運動後」 で比較してくださ

い。

編集> ジャーナル > メジャメントの貼り付けを選択すると各メジャメントをジャーナル

へ貼り付けることができます(下図参照)。

ジャーナルウィンドウが表示されていない場合はツールバー選択アイコン のプ

ルダウンメニューからジャーナルをクリックするか、表示 > 表示変更 > ジャーナルを

選択してください。

パート 4: 解析

解析について データファイルをディスクに保存する場合の利点のひとつは、計測後、次のようなデー

タの解析が迅速かつ簡単に行えることです。 • デジタルフィルタ、および移動平均処理 • データのセットからパターンを検出 • 周期の自動検出、およびレート検出 • 数学演算と統計演算 • 観測と結果をジャーナルに記録 • 計測中または解析中にイベントに印をつける • 計測後に波形を変換

例として 4Channel.acq を使用して周期検出機能を実行します。

4Channel.acq で 10 秒間の ECG データが画面に表示されるように調節し

てください。

• CH 1、ECG 選択

• その他のチャンネルは非表示

• 約 10 秒のデータをズーム

• 必要ならば波形の自動スケール

CH 1 を選択し、その他のチャンネルは Alt キーを押しながらチャンネルボックスをク

リックして非表示にしてください。

ズームツールを使用して波形の 10 秒間のデータを調べます。ズーム後に波形を垂

直軸の真ん中に表示するには、ツールバー、または表示メニューから波形の自動ス

ケールを選択してください。

22 Biopac Student Lab

I-ビームツールを使用して ECG 周期

を 1 つ選択してください(右図参照)。

解析 > 周期検出を選択して周期検出

ダイアログを表示してください。

選択タブをクリックして左端を 「現在の ピーク+(-0.45)秒」、右端を 「現在の ピーク+(0.45)秒」 に設定してください。

周期検出ダイアログの設定を確認してください。BSL PRO は選択されたデータのピー

クの % をもとに自動的に閾値を計算します。

出力タブをクリックし、加算平均タブの 「加算平均を行うチャンネル」 で 「CH1, ECG 第 II 誘導」 を選択してください。

全周期検出ボタンをクリックしてくださ

い。

加算平均グラフを保存せずに閉じてグ

ラフウィンドウに戻ってください。

BSL PRO はデータ全体を調べ、それを元に新しいグラフウィンドウに ECG の平均

周期を表示します

選択範囲の周期の平均もでき、ECG の成分を場所ごとに比較する場合に便利です。

BSL PRO チュートリアル 23

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解析 > レート検出 レート検出機能は多様な周期データからピークを検索して、BPM、Hz、 大/ 小ピー

ク、P-P、面積、平均値などのレートを検出します。

例として、ECG 波形全体から BPM を算出します。

CH 1、ECG を選択してください。

解析 > レート検出を選択してください。

レート(BPM)機能を選択してください。

「全波形適用」 にチェックが入っていな

い場合はチェックを入れてください

CH 1 を選択した後、解析 > レート検

出を選択してレート検出ダイアログを

表示してください。シグナルパラメー

タと出力タブから、どのような機能が

利用できるか確認してください。

レート検出機能には、簡単な閾値の

検出やノイズカットと周期間隔ウィン

ドウに独自のパラメータを設定する

オプションなどがあります。これらの

オプションはカスタムの 「信号タイプ」

(またはプリセット)として保存できま

す。

OK をクリックしてください。

算出されたレートはグラフに表示されます。

グラフウィンドウの CH 5 に 「レート」 チャンネルが作成されたことを確認して

ください。

閾値を使って波形全体からレー

トを算出します。レートがグラフに

なり、現在のグラフウィンドウに

追加されます。選択範囲のみか

ら算出して新しいウィンドウに表

示するオプションもあります。

解析 > ヒストグラム ヒストグラムはデータをサマリー形式で表示して波形の中心傾向の特性や変動を調

べることができます。

CH 1、ECG を選択してください。

解析 > ヒストグラムを選択してくださ

い。

区分に 「50」 を入力してください。

解析 > ヒストグラムを選択してヒストグラ

ムダイアログを表示してください。「区分」 に階級の個数を入力してください。(デフ

ォルトの 「自動設定」 を選択しない場合

は 大値と 小値も入力してください。)

「50」 を区分に入力して OK をクリックし

てください。

OK をクリックしてください。

ヒストグラムグラフを保存せずに閉じて

ください。

結果の波形は新しいグラフウィンドウに作成され、右のような度数分布のグラフになり

ます。

24 Biopac Student Lab

変換メニュー

変換メニューをクリックしてどのような

機能が利用できるか確認してください。

変換メニューには波形データを変換する多数の機能

が入っています。

デジタルフィルタのサブメニューには有限インパルス

応答(FIR)と無限インパルス応答(IIR)フィルタがあ

ります。ほとんどのデータセットでは、デフォルトのフ

ィルタパラメータを使用すると比較的良い結果が出

せます。

関数演算のサブメニューには数個の数学的変換機

能が入っています。いくつかの機能ではパラメータが

変更できるダイアログが表示されます。

テンプレート機能のサブメニューには 2 つの異なる

波形を比較するために使用するいくつかのオプショ

ンがあります。

積分(台形公式)は選択された波形の値を連続的に

加算した合計結果を出します。

導関数は理想的な微分器に近い結果が出せます。

変換を実行する前にデータをフィルタリングするロー

パスの周波数を指定することができます。

差分は指定されたポイントの数にわたる連続減算で

す。

数式演算は単純な加算や減算から逆正弦や対数変換まで、さまざまな数学操作が

行えます。例えば数チャンネルを平均した結果を逆正弦変換して新しいチャンネルに

表示するなど、複雑な操作がワンステップで処理できます。波形全体または選択範囲

に適用できます。

先ほど作成した CH 5 を選択した後、

編集 > 波形の削除を選択してくださ

い。

ファイルからチャンネルを削除するには編集 > 波形の削除を選択してください。この

操作は元に戻すことができないので注意して実行してください。

4Channel.acq グラフの 4 チャンネル

全てを表示してください。 4Channel.acq のグラフウィンドウに戻ってください。非表示になっているチャンネル

は Alt キーを押したまま、そのチャンネルボックスをクリックして表示させてください。

表示モード

表示モードにはスコープ、チャート、X/Y、積層プロットなどのオプションがあります。デ

フォルトはチャート表示モードです。

表示モードの切り替えは表示モードツールバーのアイコンをクリックしてください。これ

らのアイコンをクリックすることによって、チャート式記録(チャートモード)、オシロスコ

ープ(スコープモード)、または 2 つのチャンネルのデータを使用して座標プロット

(X/Y モード)が交互に表示できます。

積層プロットは複数の時間範囲が重なって表示され、「追加」 計測設定で利用可能で

す(X/Y モードは除く)。全追加セグメントが重なって表示されますが 1 セグメント(“ス

ライス”)のみがアクティブ(“選択”)になります。個別のセグメントを表示するにはチャ

ートモードアイコンをクリックしてください。

スコープ表示アイコンをクリックし

てください。

スコープ表示モードはオシロスコープを再現しています。全波形が 1 つのウィンドウに

表示され、チャンネル間の境界線ありません。波形は重なり合って表示されます。

• 表示 > 波形のセンタリングを選

択してください。

• 表示 > 波形の重複を選択してく

ださい。

表示メニューで波形の表示方法が決定できます。

BSL PRO チュートリアル 25

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• CH 1 と CH 2 を非表示にしてく

ださい。

• CH 3 と CH 4 の波形を分析して

ください。

CH 3 聴診器と CH 4 呼吸の関連を分析してください。「深呼吸」 セグメントと 「運動

後」 セグメントの違いを確認してください。

X/Y 表示アイコンをクリックしてく

ださい。

• X 軸を 「呼吸」 に設定してくださ

い。

• Y 軸を 「聴診器」 に設定してくだ

さい。

X/Y プロットは呼吸の研究やベクトル心電図、非線形力学の研究などに便利です。

X/Y 表示モードの X 軸と Y 軸のラベルは表示されているチャンネルラベルに一致し

ます。軸にチャンネルを設定するには、チャンネルラベルをクリックしたままにすると

表示されるプルダウンメニューからチャンネルを選択してください。

このモードでは、I-ビームツールは十字ツールになります。グラフウィンドウ上でツー

ルを移動すると X 軸と Y 軸の値がメジャメントエリアに表示されます。

チャート表示モードに戻り全ての

チャンネルを表示し、波形の自動スケ

ールをおこなってください。

チャート表示アイコンをクリックしてチャートモードに戻ってください。非表示になってい

る全てのチャンネルを Alt キーを使って表示してください。

水平軸の自動スケールを選択後、波形の自動スケールを選択して波形を一番良いス

ケールで表示してください。

パート 5: ジャーナル

ツールバー表示アイコンをクリック

し、プルダウンメニューの 「ジャーナル」 を使用してジャーナルウィンドウ非表示

/表示の切り替えをおこなってください。

ジャーナルウィンドウのサイズはデータ

ウィンドウとジャーナルウィンドウの境

界線をマウスで左クリックしたままドラッ

グして調節してください。

ジャーナルは BSL ソフトウェアに組み込まれているテキストエディターで、データ計測

中や解析中に文字の入力やデータの貼り付けができ、BSL PRO ファイルと共に保存

されます。メジャメント値や波形データ(数値形式)をグラフからコピーしてジャーナル

に入力し、そのジャーナルデータをさらに解析するために他のプログラムへエクスポ

ートできます。

ジャーナルは表示 > 表示変更 > ジャーナルでも表示/非表示できます。

ジャーナル文字入力

ジャーナルの 初でマウスをクリック

し、文字を入力してください。

ジャーナルへ直接、何か文字を入力してください。マウスでクリックして決定した位置

が文字入力の開始点です。ジャーナルは一般的なキーボード文字入力に対応してい

ます(BSL PRO 機能のために指定されている一部の組み合わせは除きます)。

時刻と日付ツール

時刻、日付、自動時刻

時刻、日付、自動時刻ツールはジャーナルウィンドウ上部にあります。これらを使用す

るとジャーナルに時刻や日付を直接挿入できます。

• 時刻と日付はコンピュータに内蔵されている時計とカレンダーを利用していま

す。不正確な場合はコンピュータの設定を確認してください。

タイムスタンプ

• ジャーナルの文字入力の 後

でマウスをクリックしてください。

• タイムスタンプアイコンを

クリックして時刻を入力してくだ

さい。

• ジャーナルを確認してください。

マウスクリックで入力位置を決定したらタイムスタンプアイコンをクリックしてくだ

さい。現在の時刻が入力されます。

26 Biopac Student Lab

日付スタンプ

• ジャーナルの文字入力の 後

でマウスをクリックしてください。

• 日付スタンプアイコンを

クリックして日付を入力してく

ださい。

• ジャーナルを確認してくださ

い。

マウスクリックで入力位置を決定したら日付スタンプアイコンをクリックしてくださ

い。現在の日付が入力されます。

自動日付・時刻スタンプ

• 自動日付・時刻スタンプ

アイコンをクリックして日付・時

刻が自動的に入力されるように

してください。

• 日付・時刻を入力したい位置で

マウスをクリックしてください。

• 「Enter」 キーを押してくださ

い。

• もう一度 「Enter」 キーを押して

ください。

• ジャーナルを確認してください。

• 自動日付・時刻スタンプ

アイコンをクリックして機能をオ

フにしてください。

自動日付・時刻スタンプアイコンをクリックしてください(機能が有効になるとアイ

コンはくぼんだように表示されます)。マウスクリックで入力位置を決定したら、

「Enter」 (または 「Return」)キーを押してください。

自動日付・時刻スタンプが有効で、ジャーナル上で入力位置が決定していると、

「Enter」 キーを押すたびに現在の日付・時刻が入力されます。

• この機能をオフにして通常の 「改行」 機能にリセットするには自動日付・時刻ス

タンプアイコンを再度クリックしてください。

自動タイムスタンプ機能は 「Enter」(または 「Return」)キーが押された時点の日付・

時刻を入力します。この機能はデータ計測中に日付・時刻を入力するのに大変便利

です。

ジャーナルへのメジャメントの貼り付け

メジャメント表示設定

表示 > 初期設定 > メジャメントを選択

するか、メインツールバーの初期設定

アイコンをクリックしてメジャメントを選

択してください。

MAC: Biopac Student Lab > 初期

設定 > メジャメント

ジャーナルに貼り付けることができるど

のようなオプションがあるか確認してく

ださい。

次のオプションを選択してください:

• メジャメント名を含む

• メジャメント単位を含む

• メジャメントパラメータを含む

編集 > ジャーナルのサブメニューを使用して、メジャメントと波形データをジャーナル

へ貼り付ける時の書式の設定はこのメジャメントパネルで行えます。

一般的なジャーナルテキストの設定は初期設定のジャーナルパネルで行えます。ジ

ャーナルの 「テキストを折り返す」 設定は、ジャーナルウィンドウでマウスを右クリック

すると表示されるメニューから選択してください。

BSL PRO チュートリアル 27

© BIOPAC Systems, Inc. www.biopac.com

ジャーナルパネルを選択してください。

OK をクリックして初期設定の変更を適

用してください。

このチュートリアルでは 「独立したジャーナルに結果を自動貼付けする」 を選択してく

ださい。

メジャメント設定

メジャメントエリアで 初のセットに CH 1 BPM を設定します。

• チャンネルは CH 1 を選択してく

ださい。

• メジャメントタイプは 「BPM」 を選択してください。

チャンネル選択プルダウンメニューから CH 1、そしてメジャメント

タイププルダウンメニューから BPM を選択してください。

• メモ: 測定したいチャンネルがアクティブチャンネルの場合は SC(選択チャン

ネル)を選択してもかまいません。

次のセットに CH 1 ∆ T(時間)を設定し

ます。

• チャンネルは CH 1 を選択し

てください。

• メジャメントタイプは 「∆ T」 を選択してください。

チャンネル選択プルダウンメニューから CH 1、そしてメジャメン

トタイププルダウンメニューから ∆ T を選択してください。

I-ビームツールを使用して R 波から次

の R 波を選択してください。

CH1 ECG データをズームしてください。R 波を見つけ、そこから次の R 波までを選

択してください。

メジャメントの貼り付け

ジャーナルウィンドウで、メジャメントを

貼り付けたい位置をマウスでクリックし

てください。

編集 > ジャーナル > メジャメントの貼り

付けを選択してください。

ジャーナルを確認してください。

28 Biopac Student Lab

「メジャメントの貼り付け」 機能を使用すると、表示されている全てのメジャメントの結

果をジャーナルに挿入できます。

この操作はジャーナルツールバーにある ボタンをクリックしても行えます。

特定のメジャメントをジャーナルに挿入したくない場合はメジャメントタイププルダウン

メニューから 「無し」 を選択してください。

波形データの貼り付け 「波形データの貼り付け」 機能を使用すると、グラフウィンドウで選択した波形の全デ

ータポイントがジャーナルに挿入されます。

I-ビームツールを使用して波形範囲を

選択してください。 この機能を使用すると多量のデータを大変簡単にジャーナルへ貼り付けることができ

ます。

この機能は、単なるメジャメント値の貼り付けではありません。全てのチャンネルから

の波形選択範囲のデータポイントが全て貼り付けられます。例えば、サンプリングレ

ート 1000 Hz で計測された1秒間の波形の場合、1000 のサンプルポイントがジャー

ナルへ貼り付けられます。数値は各自のチャンネル名の付いた縦の列に表示されま

す。

ジャーナルウィンドウで波形データを貼

り付けたい位置をマウスでクリックして

ください。

編集 > ジャーナル > 波形データの貼

り付けを選択してください。

ジャーナルを確認してください。

ジャーナルデータはスプレッドシートなど他のプログラムにインポートするために

“.odt” や “.xls” ファイルタイプとして保存することができます。

グラフのデータをジャーナルではなく直接外部のプログラムのためにコピーしたい場

合は編集 > クリップボードを使用してください。メジャメント、波形データ、グラフを直接

ワードプロセッサやスプレッドシート、グラフィックプログラムに貼り付けるためにコピー

できます。

ジャーナルはデータファイルと共に保存されます。データファイルを閉じて再度開くと、

ジャーナル内容とウィンドウの位置はファイルが 後に保存された時と同じです。

ジャーナルへの埋め込み PDF

編集 > ジャーナル > PDF ファイル管理を使用すると PDF ファイルをジャーナルに埋

め込むことができます。「新しく埋め込む」 をクリックして希望の PDF ファイルを選択

してください。選択された PDF はジャーナルウィンドウで別のタブに表示されます。埋

め込む PDF の数に制限はなく、元のジャーナルの内容にも影響は与えません。この PDF ファイル管理はジャーナルウィンドウでマウスを右クリックすると表示されるコン

テキストメニューからも選択できます。

BSL PRO チュートリアル 29

© BIOPAC Systems, Inc. www.biopac.com

ジャーナルテキストツール

テキストツールを確認、そして使用して

みてください。

新規ジャーナル

テキスト読み込み

テキスト保存

ページ設定

ジャーナル印刷

ジャーナルテキストツールはジャーナルウィンドウの上部のジャーナルツールバーに

あり、アイコンをクリックして使用します。

新規ジャーナルは現在ジャーナルにある全てのテキストを削除します。

テキスト読み込みは他のファイル(「.txt」 または 「.jcq」)からデータをジャーナル

にインポートします。「開く」 ウィンドウが表示されるのでインポートしたいファイルを選

択してください。

テキスト保存はジャーナルテキストを別のファイルタイプ(「.xls」、「.odt」 など)で

保存します。これはデータをさらに解析するために別のプログラムにエクスポートする

場合に便利です。

ページ設定はジャーナルテキストを印刷するための用紙の設定を行います。

ジャーナル印刷はジャーナルテキストを印刷します。「印刷」 ウィンドウが表示さ

れ、プリンタの選択なども行えます。

ジャーナル書式設定ツール 以下のジャーナルツールバーでフォントスタイルとサイズの設定ができます。

以下のジャーナルツールバーでテキストの配置、色、箇条書きの番号や記号、インデ

ントの設定ができます。

以下のジャーナルツールバーで表の作成と編集ができます(表の挿入、行の追加、

列の追加、行の削除、列の削除、セルの結合、セルの分割)。

ジャーナルハイパーリンクツール

リンク挿入 ツールバーアイコンをクリックすると Web リンクを挿入できます。「ハ

イパーリンクの挿入」 ウィンドウが表示され、URL(Web アドレス)とそのリンクのタイ

トルを入力できます。リンクはジャーナルでマウスをクリックした位置に挿入されます。

ジャーナル表計算ツール

表計算ツールを使用するとメジャメント

の値や数値データを簡単に表に挿入で

き、それらを基本的な数式を使って計

算することができるので、他の表計算

ソフトなどへエクスポートする必要があ

りません。

表で実行できる操作:

• 単一メジャメントの値の挿入

• 全てのメジャメントの値の挿入

• 全てのメジャメントの値をヘッダーと共に挿入

• 表の行と列への合計、平均値および標準偏差

• 数式評価 数式演算の実行

30 Biopac Student Lab

パート 6: グラフの印刷 右の印刷機能の説明を読んでくださ

い。

ファイル > 印刷をクリックするとグラフウィンドウのグラフを印刷する設定ができます。

データをどのように印刷するかは、データを画面に表示することによってコントロール

できます。

例えば、拡大や、スケールの変更、チャンネルの非表示などがされている場合、それ

らの状態のままで印刷されます。これはデータの一部のみを印刷したい時に非常に

役立ちます。

グラフウィンドウを調節して印刷したい

グラフの一部を表示してください。 波形チャンネルを表示または非表示にして印刷したいグラフウィンドウになるようにし

てください。

波形の一部分を印刷する場合は、ズームツール、スケーリングツール、スクロールバ

ーなどを使用して印刷したい部分を表示してください。波形全体を印刷する場合は、

表示 >水平軸の自動スケール、そして表示 > 波形の自動スケールを選択して波形全

体が中央に表示されるようにしてください。

ファイル > 印刷を選択し、「印刷」 ボタ

ンをクリックして 「印刷」 ダイアログを

表示してください(Windows OS の場

合)。

OK をクリックしてグラフウィンドウを印

刷してください。

印刷された結果を確認してください。

ファイル > 印刷を選択すると印刷オプションダイアログ(プリンタの種類やオペレーシ

ョンシステムによって異なります)が表示されるので希望するオプションを設定してくだ

さい。詳しくは BSL PRO マニュアル、および使用しているコンピュータまたはプリンタ

のユーザーガイドをご参照ください。

4Channel.acq サンプルデータファイ

ルを閉じてください。 以上で BSL PRO 4.1 チュートリアルは終了です。

続いては BSL PRO ソフトウェアに入っているその他のサンプルデータの簡単な説明

です。

BSL PRO チュートリアル 31

© BIOPAC Systems, Inc. www.biopac.com

サンプルデータファイル これらのサンプルデータファイルを検証して BSL PRO の機能をさらに理解してくだ

さい。

ファイル名 データの説明

4Channel.acq 体の変化にともなう代謝要求時に心臓と呼吸循環がどの様に変化するかを計測し

ています。(このチュートリアルで使用。)

BloodPressure.acq 血圧とコロトコフ音の同時計測です。

Blood Pressure with Gauge.acq 血圧とコロトコフ音の同時計測、およびゲージパネルを mm/Hg で表示しています。

earthwormdata.acq ミミズから取り出された神経の反応を計測しています。神経チャンバ(NERVE2)に

置かれた神経を、低電圧刺激出力コネクタ(SS58L)を使って刺激しました。CH 1 が神経反応の原波形、CH 2 が刺激、そして CH 40 はフィルタをかけた神経反応を表

示しています。

earthworm smooth muscle.acq CH 1 は、ミミズから取り出された平滑筋の自発収縮を計測しています。このデータ

は MP ユニットに接続された SS12LA フォーストランスデューサを使って計測されま

した。2 番目のチャンネル(CH 41)は各収縮間の P-P( 大値と 小値の差)を表

示しています。

EEG.acq 被験者の開眼時と閉眼時に EEG 活動がどのように変化するかを計測しています。

(マーカーは変化を示します。)

EMGwForce.acq 握力と EMG の同時計測で、運動単位でのを骨格筋の収縮の増加と関連付け、筋

肉が疲れてきた時の EMG と握力の変化を表示しています。

FingerTwitch1.acq 張力、変位、および刺激出力の同時計測です。刺激パルスによって誘発された骨格

筋の痙攣が小さな重りの付いた被験者の指を持ち上げています。

FingerTwitch2.acq CH 1 は、被験者の前腕から送られた刺激からの筋肉反応(痙攣)の結果として、指

が動いた距離を表示しています。CH 2 は、刺激を表示しています。グラフウィンドウ

の上にあるイベントマーカーは、刺激の周波数が増加された点を示します。

NerveConduction.acq CH 1 は刺激(ボルト)、CH 2 は筋肉の運動(EMG)反応を表示しています。グラフ

は、異なる刺激レベルに対する EMG 反応を簡単に観ることができるように重複モ

ードで表示されています。

ValidateMeasurements.acq 選択された範囲の複数のメジャメントの表示。

サンプルグラフテンプレート 次のサンプルグラフテンプレート(*.gtl ファイル)も入っています。グラフテンプレート

にはデータは計測されていませんが、計測に必要な設定が既にセットされており、直

ちに計測を開始できます。*.acq ファイルとして名前を付けて保存してください。

BPM Gauge.gtl 心拍数のゲージ表示の例です。ECG と心拍数(BPM)データをグラフウィンドウに表

示、そして心拍数をゲージに表示します。ゲージの赤色の部分は 大心拍数の範

囲を示しています。ゲージのパラメータを変更するにはゲージ上でマウスを右クリッ

クしてコンテキストメニューを表示し、初期設定を選択してください。

Heart Template.gtl ECG、脈波、そして心拍数の計測設定で入力値も表示できるようになっています。

Segment Timer Gauge.gtl セグメントタイマーゲージの例です。ECG データをグラフウィンドウに表示、そしてセ

グメントタイマーをゲージウィンドウに表示します。このテンプレートは CH 1 で ECG 第 II 誘導を計測するように設定されていますが、セグメントタイマーの確認にはこの

チャンネルを連結する必要はありません。

SS19L Gauge.gtl ゲージを SS19L 血圧計カフと使用するように設定します。

SS19LA Gauge.gtl ゲージを SS19LA 血圧計カフと使用するように設定します。

32 Biopac Student Lab

著作権

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り、BIOPAC Systems, Inc. およびゼロシーセブン株式会社の書面による合意がない限り複製することはできません。通常使用に

おけるコピーやバックアップコピーとしての複製はこの限りではありませんが、その際は許可された複製物に対しても原本に対す

るものと同じ所有、および著作権表示が添付されていなければなりません。また、これは販売するか否かに関わらず、バックアッ

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