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VASCO ɤ
www.cordouan-tech.com
動的光散乱方式
濃厚系ナノ粒子径分布測定装置
インク、塗料工業 石油化学工業 製薬・化粧品工業 研究開発・大学 化学・高分子工業 金属ナノ粒子…….
アプリケーション
Enlight the NanoWorld
さらなる分析の前進に
濃厚分散試料を原液で評価! 10μℓから測定!
セル不要
1滴で測定
多重散乱を回避し、黒色・高濃度で測定可能な
光路長約100㎛の画期的な光学ヘッド
● ナノ粒子の実際の粒子径分布測定のための革新的なテクノロジー
フランス国立石油研究所(IFP)によって開発されました革新的な技術(特許取得済)に基づいた、ナノ粒子径分布測定装置
VASCOは、ナノ粒子~マイクロ粒子の粒子径分布を高精度で測定できる画期的な装置です。
簡便な測定法として良く知られている後方散乱光の光子相関法Photon Correlation Spectroscopy(PCS)(動的光散乱法)に
基づき、測定温度および試料の厚さを正確にコントロールできる新たな試料セルの光学設計により、従来の装置と比較し
て、多重散乱を防ぎ、濃厚で不透明な黒色の分散液でさえ測定が可能です。
さらに、新たな特異値分解法(Singular Value Decomposition)を組み合わせたPadé-Laplace解析アルゴリズム(特許)を採用
していますので、単分散系、多分散系を問わず実際の粒度分布を解析することができます。希薄系から、ほとんどの場合
サンプルを稀釈する必要は無く、そのまま原液で測定できますので多くの分野において動的光散乱法の新たなるチャレン
ジの1ページを開きくでしょう。
測定範囲:1~6,000 nm
ナノ粒子やコロイド分散系の反発力や引力のダイナミックス、分散性や凝集性を評価するための最適な測定範囲です。
測定試料濃度:0.0001~40 vol%
希薄系から高濃度分散系まで、黒色から透明な試料まで測定
(テーブルセルを採用)
最新の解析アルゴリズムによるマルチピークやブロードな粒度分布の解析
多分散系の分布の解析精度を向上するために新たな特異値分解法(Singular Value Decomposition)を組み合わせた
Padé-Laplace解析アルゴリズム(特許取得済)を採用しています。
微量試料(10μL)で測定できます。
フラットなテーブル状セルは貴重な試料や高価な試料を微量で測定するのにも適しています。消耗品や高価なキュ
ベットタイプの試料セルは必要ありません。また、ふき取るだけで簡単に洗浄できます。
測定精度の確認、学習や教育に役立つシミュレーションソフトウエアの完備
粒子径を入力して自己相関関数を計算したり、計算した自己相関関数から粒子径を求めたりするシミュレーションソフ
トウエアが付属していますので、測定結果の精度を確認できます。また動的光相関法の測定原理を理解するのに役
立つでしょう。
測定誤差要因となる多重散乱現象やレーザー光の吸収による試料
の温度、粘度の局所的変化や対流を回避するために、後方散乱光
検出方式に加え、光路長約100μmの画期的なテーブル状セル(特
許取得済)の採用により、従来困難だった高濃度でかつ吸光度の
高い黒色試料でも測定可能です。試料を希釈する必要はなく、原液
のままで測定可能です。
最新のPadé-Laplace法による多分散系の実際の粒子径分布の解析
測定原理:光子相関法(動的光散乱法)
溶液中に分散している微粒子は、熱運動する溶媒分子の不規則な衝突によりブラウン運動してい
ます。このような系へレーザー光を照射するとレーザー光は微粒子によって散乱されます。もしも
粒子の大きさが小さければ粒子のブラウン運動が大きいために、その散乱光強度は時間とともに大
きく変動し、一方、粒子径が大きければブラウン運動が小さいためにその強度の変動は小さくなり
ます。このようなブラウン運動による溶媒中の粒子の動的な情報から粒子径を引出す方法の一つが
動的光散乱法(光子相関法とも呼ばれている)であり、散乱強度の変動の自己相関関数から減衰定
数・ェ求まり、その粒子の拡散係数を求めることができます。得られた拡散係数、溶媒の粘度およ
び屈折率を使ってStokes-Einsteinの式より粒子径が得られます。
)2
sin(4
nq
H
tR
KTD
6
2qDt
:減衰定数 :散乱角度
:並進拡散係数 :試料の絶対温度
:散乱ベクトル :ボルツマン定数
:溶媒の屈折率 :溶媒の粘度
:散乱光の波長 :粒子の流体力学的半径
tD T
q Kn
HR
測定原理:光子相関法(動的光散乱法)
)2
sin(4
nq
H
tR
KTD
6
2qDt:減衰定数 :散乱角度
:並進拡散係数 :試料の絶対温度
:散乱ベクトル :ボルツマン定数
:溶媒の屈折率 :溶媒の粘度
:散乱光の波長 :粒子の流体力学的半径
tD T
q Kn
HR
溶液中に分散している微粒子は、熱運動する溶媒分子の不規則な衝突によりブラウン運動しています。このような系
へレーザー光を照射するとレーザー光は微粒子によって散乱されます。もしも粒子の大きさが小さければ粒子のブラウ
ン運動が大きいために、その散乱光強度は時間とともに大きく変動し、一方、粒子径が大きければブラウン運動が小さ
いためにその強度の変動は小さくなります。このようなブラウン運動による溶媒中の粒子の動的な情報から粒子径を引
出す方法の一つが動的光散乱法(光子相関法とも呼ばれている)であり、散乱強度の変動の自己相関関数から減衰定
数が求まり、その粒子の拡散係数を求めることができます。得られた拡散係数、溶媒の粘度および屈折率を使って
Stokes-Einsteinの式より粒子径が得られます。
■イオン性ポリマーで被覆 ■リアルタイムで計測される自己相関関数 された粒子の流体力学的半径
測定例
● 25nmと70nm Latex粒子混合系
測定例 ● 25nmと70nm Latex粒子混合系
画期的な技術を利用
Magellan
» 独自の特許技術 ナノ粒子の粒度分布、濃度測定 ppt (ng/l)濃度まで計測可能
● インク、塗料工業 ● 石油化学工業 ● 製薬・化粧品工業 ● 研究開発・大学 ● 化学・高分子工業 ● 金属ナノ粒子など
● インク、塗料工業 ● 石油化学工業 ● 製薬・化粧品工業 ● 研究開発・大学 ● 化学・高分子工業 ● 金属ナノ粒子
Model VASCO - 2 VASCO - 3
● 測定原理
● 測定範囲(nm)(1) 2~6,000 1~6,000
● 試料濃度(% volume)(2) 0.001~40 % 0.0001~40 %
● 光子計数ユニット 光電子増倍管 APD(アバランシュ・フォトダイオード)
● 測定温度(3)
● レーザー光源
● 試料セル
● 試料量
● 分散溶媒
● 測定時間(4)
● 精度・再現性
● 解析ソフトウエア
● ウォームアップ時間
● 操作環境温度
● 寸法・重量
● 電源
● レーザー安全クラス ClassⅠ
動的光散乱法・後方散乱方式
15~90℃
658 nm、75 mW
テーブルセル
10μL~
水系および有機溶剤系
30秒~5分(シングルモード測定時)、最大120分(マルチモード測定時)
5 %以内(標準粒子PSL 0.115μmの場合)
REAN2 キュムラントおよびPadé-Laplace アルゴリズム
5分以内
15~30 ℃
300(H)×330(W)×280(D) mm、約12 kg
100 V、50/60 Hz、約50 W
● データ処理装置
CPU Pentium Ⅲ以上、RAM 512 MB以上、USB2.0
OS Windows 2000、XP、Vista、7(英語版)
注釈(1):測定粒子径は、流体力学的粒子径です。 注釈(3):操作環境温度に依存します。 注釈(2):粒子の物性や粒子間相互作用に依存します。 注釈(4):試料特性や測定条件設定に依存
〒110-0015 東京都台東区東上野5-1-8 上野富士ビル
TEL:03-3847-6880 FAX:03-3847-6890
http://www.nihon-rufuto.com
販売代理店
製造元:
Cité de la Photonique 11, avenue de Canteranne – 33600 Pessac – FRANCE Tel: +33 556 158 045 Fax: +33 547 747 492 Web site: www.cordouan-tech.com
仏国CORDOUAN Technologies社日本総代理店
日本ルフト株式会社 科学機器部