34
2020年7月31日 当社キャラクター 「ペンタロウ」 証券コード:4617 2020年度(2021年3月期) 第1四半期 決算説明資料

第1四半期 決算説明資料...4 288 1,608 0 2019年度 1Q 2020年度 1Q 20,996 19,405 24.7% 32.4% 15% 35% 0 2019年度 1Q 2020年度 1Q 1-1 第1四半期連結決算ハイライト

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2020年7月31日

当社キャラクター「ペンタロウ」

証券コード:4617

2020年度(2021年3月期)

第1四半期

決算説明資料

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2

目 次

1.連結決算概要

2.分野別・地域別の概況

3.通期の見通しと株主還元

4.参考資料

※当資料の表やグラフに記載している数値の単位は、別途単位の表記がない限り百万円となります。

P3~P10

P11~P19

P20~P25

P26~P34

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3

1.連結決算概要

1-1

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4

288

1,608

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

20,996 19,405

24.7%

32.4%

15%

35%

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

第1四半期 連結決算ハイライト1-1

✔ 新造船向けを中心に各分野で収益性改善が進み大幅増益

売上高 営業利益 前年同期比+457.8%前年同期比-7.6%

✔ 新型コロナウイルス感染拡大とコンテナの大幅縮小により減収に

円高基調となった為替も影響

粗利率

19,405

※海外は2020年1-3月

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5

連結損益計算書の概要1-2

2019年度 1Q 2020年度 1Q 増減額 増減率

売上高 20,996 100.0% 19,405 100.0% -1,590 -7.6%

売上総利益 5,183 24.7% 6,287 32.4% +1,104 +21.3%

販売管理費 4,894 23.3% 4,679 24.1% -215 -4.4%

営業利益 288 1.4% 1,608 8.3% +1,320 +457.8%

経常利益 399 1.9% 1,835 9.5% +1,436 +359.5%

税金等調整前当期純利益 403 1.9% 1,728 8.9% +1,324 +328.2%

親会社株主に帰属する当期純利益

55 0.3% 1,033 5.3% +978 18.6倍

製品ミックスの改善や原材料調達コストの低下等により、粗利率は7.7ポイント改善

コロナ禍で各種経費も抑制され販管費も減少、営業利益率は8.3%に上昇

船舶用塗料の売上はほぼ横ばいの一方、コンテナ用塗料が激減

新型コロナウイルスの影響による操業停止期間の製造経費(主に人件費/約1.1億円)を特別損失に計上

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6

P/L補足情報1-3

2019年度1Q

2020年度1Q

増減額 増減率

減価償却費 492 472 -20 -4.2%

研究開発費 445 444 -0 -0.2%

米ドル 110.20 108.92 -1.28 -1.2%

ユーロ 125.15 120.11 -5.04 -4.0%

人民元 16.33 15.60 -0.73 -4.5%

ウォン 0.0980 0.0915 -0.0065 -6.6%

◆為替レート(単位:円)

※2020年度1Qは為替影響により3.9億円程度の減収要因に

国産ナフサ価格(円/kl)

45,400 25,000 -20,400 -44.9%

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7

39,100 36,100

44,600

47,900 48,700

53,500 54,200

41,200 45,400

40,200 41,300

44,800

25,000 1,932 1,929

2,412

2,990 2,886 2,722 2,663 2,506 2,427 2,370 2,293 2,354

2,198

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月

2017年 2018年 2019年 2020年

国産ナフサ(左軸) エポキシ樹脂(右軸)

主要原材料価格の動向1-4

国産ナフサ

4-6月の前年同期比

約9%下落

(円/kl)4-6月の前年同期比

約45%下落

($/t)

出所:財務省 他

エポキシ樹脂

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8

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

2019年度

1Q

販売価格 原材料コスト 為替影響 その他 2020年度

1Q

連結営業利益の変動要因(概算)1-5

16.0

+6.7

+4.3

+3.2

(単位:億円)

-1.0

2019年度1Q

販売価格 その他 2020年度1Q

原材料コスト

為替影響(粗利)

2.8

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9

連結貸借対照表の概要1-6

2019年度末2020年度1Q末

増減額 主な変動要因

流動資産 75,276 72,495 -2,781現預金-2,702商品及び製品+280原材料及び貯蔵品-354

有形固定資産 24,803 24,538 -265 建物及び構築物-218

無形固定資産 513 503 -10

投資その他の資産 5,474 5,493 +18投資有価証券+189繰延税金資産-169

資産合計 106,069 103,030 -3,038

流動負債 35,248 33,429 -1,818支払手形及び買掛金 -820短期借入金-561

固定負債 7,835 7,759 -75

負債合計 43,083 41,188 -1,894

純資産合計 62,986 61,841 -1,144 為替換算調整勘定-1,208

現預金 26,669 23,967 -2,702

自己資本比率 54.8% 55.5% +0.7pt

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10

連結キャッシュ・フロー計算書の概要1-7

2019年度1Q

2020年度1Q

増減額 主な変動要因

営業活動によるキャッシュ・フロー

△622 112 +734税金等調整前当期純利益+1,324仕入債務の変動-707

投資活動よるキャッシュ・フロー

384 847 +463 定期預金の変動+498

財務活動よるキャッシュ・フロー

△3,136 △1,434 +1,702借入金の変動+769自己株式の取得+423子会社の自己株式の取得+520

現金及び現金同等物に係る換算差額

246 △473 -720

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△3,126 △947 +2,179

現金及び現金同等物の期首残高

20,799 21,479 +679

現金及び現金同等物の期末残高

17,672 20,532 +2,859

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11

2.分野別・地域別の概況

1-1

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12

分野別・地域別の売上高2-1

日本 中国 韓国東南

アジア欧州・米国

合計

船 舶

2019年度1Q 7,394 2,901 1,581 1,599 3,006 16,483

2020年度1Q 7,127 2,009 1,744 1,634 3,658 16,174

増減率 -3.6% -30.8% +10.3% +2.2% +21.7% -1.9%

工 業

2019年度1Q 1,533 245 14 1,267 43 3,104

2020年度1Q 1,343 189 34 1,330 75 2,973

増減率 -12.4% -22.9% +141.1% +4.9% +74.9% -4.2%

コンテナ

2019年度1Q - 1,115 - 177 38 1,330

2020年度1Q - 58 - 100 16 175

増減率 - -94.8% - -43.3% -56.8% -86.8%

その他

2019年度1Q 77 - - - - 77

2020年度1Q 83 - - - - 83

増減率 +7.4% - - - - +7.4%

合 計

2019年度1Q 9,005 4,262 1,596 3,044 3,087 20,996

2020年度1Q 8,554 2,256 1,779 3,064 3,750 19,405

増減率 -5.0% -47.1% +11.5% +0.7% +21.5% -7.6%

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13

16,483 16,174

3,104 2,973

1,330 175

0

2019年度 1Q 2020年度 2Q

船舶 工業 コンテナ

分野別概況2-2

新造船向けは、韓国以外では減収となるも、

原材料コスト低下等により採算改善が進む

重防食用塗料は東南アジア中心に伸長するも、

建材用塗料はコロナ影響による建材メーカーの

生産調整により低調に推移

船舶

※1.プレジャーボート、漁船、漁網等

工業

コンテナ

新造船7,711

修繕船7,928

PB等844

中国での価格競争激化に加え、コロナ禍で需要が

一段と低迷、採算性を重視した受注抑制を徹底し

大幅減収となるも、損益面では改善

新造船6,990

修繕船8,247

PB等935

19,405

分野別売上高

20,996

-1.9%

-86.8%

-4.2%

建材760

重防食2,212

建材1,053

重防食2,050

※2.「その他」の売上高は記載を省略

※1

修繕船向けは、日本、中国ではコロナ影響による

入渠延期等により減収となった一方、欧州では

SOx規制対応入渠も含め需要が底堅く大幅伸長

船舶 工業 コンテナ

2019年度1Q

2020年度1Q

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14

地域別の業績2-3

日本 中国 韓国東南

アジア欧州・米国

調整 合計

2019年度1Q

売上高 9,005 4,262 1,596 3,044 3,087 - 20,996

セグメント

利益341 △451 △42 367 △314 387 288

2020年度1Q

売上高 8,554 2,256 1,779 3,064 3,750 - 19,405

増減率 -5.0% -47.1% +11.5% +0.7% +21.5% - -7.6%

セグメント

利益617 △169 156 594 74 334 1,608

増減額 +275 +281 +198 +227 +389 -52 +1,320

中国ではコンテナの落ち込みが大きく大幅減収になった一方、

修繕船が伸長した欧州では大幅増収に

製品ミックスの改善やコスト低減により中国を含む全地域で増益に

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15

341

617

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

4,309 4,187

2,536 2,358

548 581

927 729

605 614

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

日本2-4

※1.プレジャーボート、漁船、漁網等

重防食

新造船

9,0058,554

前年同期比-5.0%

+1.4%

-21.4%

+6.0%

-7.0%

-2.8%

建材

PB等

修繕船

※1

※2.「その他」の売上高は記載を省略

売上高 前年同期比+275セグメント利益

◆ 新造船向けは、原材料コスト低下等により採算が改善

◆ 建材分野は、コロナ影響による建材メーカーの生産調整を受け出荷減

◆ コロナ禍による各種コスト低減も利益拡大に寄与

概況コメント

◆ 修繕船向けは、コロナ影響による船舶の入渠延期等により低調

2019年度1Q

2020年度1Q

2019年度 1Q 2020年度 1Q

◆ 防汚塗料のうち低燃費タイプの売上構成が拡大2019年度1Q:55.4% → 2020年度1Q:56.9%

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16

△ 451

△ 169

-500

2019年度 1Q 2020年度 1Q

1,959

1,165

942

843

245

189

1,115

58

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

中国2-5

重防食

新造船

前年同期比-47.1%

コンテナ

修繕船

売上高 前年同期比+281セグメント利益

概況コメント

4,262

2,256

-10.5%

-40.5%

◆ コロナ影響により、造船所の操業停止に伴う

納期変更や修繕船舶の入渠地変更が発生

新造船向け・修繕船向けともに一時的な需要減

に見舞われるも、2Qは回復を見込む

◆ コンテナは、コロナ禍で需要が一段と低迷、

受注抑制を徹底した結果、大幅減収に

◆ 不採算案件の受注抑制や前期に実施したコンテ

ナ関連設備の減損に伴う減価償却費減等により

損益は改善

2019年度1Q

2020年度1Q

2019年度 1Q 2020年度 1Q

-94.8%

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17

△ 42

156

-50

1,326 1,564

255

180 14

34

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

韓国2-6

重防食

新造船

前年同期比+11.5%

修繕船

売上高 前年同期比+198セグメント利益

概況コメント

1,596

1,779

-29.4%

+17.9%

◆ 一部の新造船案件で建造工程が前倒しとなり、販売量が増加

◆ 新造船向けの多くがドル建て取引のため、ウォン安による追い風も

(対ドルで前年同期比約7%ウォン安)

◆ 製品ミックスの改善や原材料調達コストの低下等により収益性が向上2019年度

1Q2020年度

1Q

2019年度 1Q 2020年度 1Q

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18

367

594

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

43 31

1,481 1,532

75 70 126 30

1,141 1,299

177 100

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

東南アジア2-7

※.プレジャーボート、漁船、漁網等

重防食

新造船

3,044 3,064

前年同期比+0.7%

建材

PB等

修繕船

売上高 前年同期比+227セグメント利益

概況コメント

+13.8%

+3.5%

コンテナ

◆ 修繕船向けは、コロナ影響で中国への入渠予定船の代替需要もあり、シンガポールを

中心に堅調に推移

◆ 重防食は、タイのインフラ関連を中心に拡大が続く

◆ 原材料調達コスト低下等により収益性向上2019年度

1Q2020年度

1Q

2019年度 1Q 2020年度 1Q

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19

△ 314

74

-350

73 42

2,712

3,332

220

283

43

75

38

0

2019年度 1Q 2020年度 1Q

欧州・米国2-8

※.プレジャーボート、漁船、漁網等

重防食

新造船

3,087

3,750

前年同期比+21.5%

PB等

修繕船

売上高

概況コメント

コンテナ

+22.8%

◆ 修繕船向けは、SOx規制対応入渠も含め需要が底堅く、大幅に伸長

製品ミックスの改善により採算性も向上

◆ 欧州のプレジャーボート向けも好調

前年同期比+389セグメント利益

2019年度1Q

2020年度1Q

2019年度 1Q 2020年度 1Q

◆ 主に日・中・韓で塗料を製造・納入する欧州船主案件の営業コストを含む経費を

吸収し増益、セグメント利益を計上

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20

3.通期の見通しと株主還元

1-1

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21

2020年度通期業績予想(修正)

売上高は前回予想の下限値に、利益項目は前回予想の上限値に修正

2019年度実績

2020年度前回予想

(2020/5/11)

2020年度修正予想

(2020/7/31)

修正率(※)

対前期実績増減率(額)

売上高 87,72980,000 ~

82,00080,000 ±0% -8.8%

営業利益 3,498 3,000 ~

5,0005,000 +66.7% +42.9%

経常利益 4,0653,200 ~

5,2005,200 +62.5% +27.9%

税金等調整前当期純利益

1,3433,200 ~

5,2005,200 +62.5% +287.2%

親会社株主に帰属する当期純利益

△711,900 ~

3,1003,100 +63.2% (+3,171)

1Qにおける利益進捗の高さや、今後の事業環境に対する不確実性が相対的に低下していること等を踏まえ、前回公表のレンジ予想を特定値に変更

3-1

※前回予想の下限との比較

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22

分野別・地域別の売上高予想(修正)

2019年度通期実績

2020年度前回予想

2019年度修正予想

対前期実績増減率

分野別

船 舶 70,274 66,030 ~ 66,530 66,030 -6.0%

工 業 12,353 12,140 12,140 -1.7%

コンテナ 4,772 1,500 ~ 3,000 1,500 -68.6%

その他 328 330 330 +0.3%

合 計 87,729 80,000 ~ 82,000 80,000 -8.8%

地域別

日 本 35,389 33,940 ~ 34,040 33,940 -4.1%

中 国 18,419 14,340 ~ 16,240 14,340 -22.1%

韓 国 7,317 6,620 6,620 -9.5%

東南アジア 12,665 12,230 12,230 -3.4%

欧州・米国 13,937 12,870 12,870 -7.7%

合 計 87,729 80,000 ~ 82,000 80,000 -8.8%

3-2

各分野・地域の売上も、前回予想の下限に修正

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23

8 9

17 17 17

10

19

17 17 171.6%

2.5%

3.1%3.3%

-1%

1%

2%

3%

0

5

10

15

20

25

30

35

40

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

(予想)

中間

期末

自己資本配当率(DOE)

株主還元3-3

中期経営計画における株主還元方針と実績

配 当 自己株式取得

自己資本配当率3%かつ連結配当性向30%を下回らない水準で実施

2020年度までの3年間で100~150億円の機動的な自己株式取得を実施

✓ 2020年度1Qはコロナ禍による不透明な事業環境に鑑み取得を見合わせるも、足元の業績や今後の業況見通しを踏まえ、8月より取得を再開

【配当金の推移】

34

28

【自己株式の取得状況】

18

(金額単位:円)

32.4% 72.9% ― ― 63.8%配当性向

3434

0 25 50 75 100 125

約23億円約50億円 約52億円

2018年度実績2019年度

実績2020年度予定

✓ 2020年8月3日からの約1年間で52億円の取得枠を設定。上限額まで取得すると、

中計開始以降の累計取得額は125億円に

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24

2020年度の主な取り組み

営 業

✔ 修繕船に注力、高付加価値製品の拡販と差別化戦略を推進

✔ 低採算案件の受注抑制(特に新造船とコンテナ)

✔ 東南アジアのインフラ需要の取り込み

✔ 工業用塗料におけるアライアンス実現に向けた各種検討

✔ 洋上風力発電を含む海洋構造物分野の拡大

技術・生産

✔ 環境対応を含む高付加価値塗料・高性能塗料の開発

✔ 船舶・工業両分野の市場開拓に向けた各種認証の取得

✔ グローバルな最適生産体制構築と既存工場の効率化

資材・管理

✔ 原材料価格の変動に応じた調達手法の多様化を推進

✔ 海外子会社管理を強化

✔ コロナ禍に適応した柔軟な勤務体制の確立

3-4

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25

本資料における見通しは、2020年7月31日時点で入手可能な情報により当社が判断したものです。実際の業績は様々なリスク要因や不確実な要素により、業績予想と大きく異なる可能性があります。

www.cmp.co.jp

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26

4.参考資料

1-1

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27

会社概要

社 名 中国塗料株式会社 Chugoku Marine Paints, Ltd.

創 業 1917(大正6)年 5月 (創業103年)

資 本 金 11,626 百万円

代 表 者 代表取締役社長 植竹 正隆

上場市場 東京証券取引所 市場第一部(コード:4617)

売 上 高 (連結)87,729 百万円(2020年3月期)

従 業 員 (連結)2,279人 (2020年3月末時点)

海外拠点

(子会社)

中国、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、インド、オランダ、英国、ドイツ、ギリシャ、イタリア、米国等、日本を含め20ヶ国に23社を展開

参考

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28

拠点・グループ会社参考

トルコギリシャ

ノルウェー

滋賀

兵庫

広島(本社)

佐賀

USA

韓国上海

広東

台湾香港

インドネシア

シンガポールマレーシア

タイ

ミャンマーインド

UAE

イタリア

オランダドイツ

UK

キプロス

大竹明新化学(株) 日本(広島)CHUGOKU SAMHWA PAINTS, Ltd.

韓国 CHUGOKU PAINTS B.V. オランダ

神戸ペイント(株) 日本(兵庫)CHUGOKU MARINE PAINTS (Singapore) Pte. Ltd.

シンガポール CHUGOKU PAINTS (UK) Ltd. イギリス

CHUGOKU MARINE PAINTS (Shanghai), Ltd.

中国(上海)CHUGOKU PAINTS (Malaysia) Sdn. Bhd.

マレーシアCHUGOKU PAINTS (Germany) G.M.B.H.

ドイツ

CHUGOKU MARINE PAINTS (Guang Dong), Ltd.

中国(広東)TOA-CHUGOKU PAINTS Co., Ltd.

タイ CHUGOKU-BOAT ITALY S.P.A. イタリア

CHUGOKU MARINE PAINTS (Hong Kong), Ltd.

香港P.T. CHUGOKU PAINTS INDONESIA

インドネシアCHUGOKU MARINE PAINTS (Hellas), S.A.

ギリシャ

CHUGOKU MARINE PAINTS (Taiwan), Ltd.

台湾CHUGOKU PAINTS (India) Pvt. Ltd

インド CMP COATINGS, Inc. アメリカ

■主なグループ会社

東京(本社)

【日本】

(他12道府県に営業拠点)

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29

製品分野(船舶)参考

船舶用塗料

船底部を汚損から護る防汚塗料や、各種タンク

を腐食から護る防食塗料など船体のあらゆる部位

に応じた製品を供給しています。

日本のみならず、新造船の多くが建造される中国、

韓国にも製造拠点を有するほか、欧州から東アジア

に至る主要航路沿いにもネットワークを構築するなど、グローバルな供給体制で世界でも

トップクラスのシェアを誇ります。

近年は、船腹過剰を背景に新造船建造需要が弱含み

で推移していますが、世界経済の成長と海上荷動き

の増加により、中長期的には増加して行くものと

思われ、また船腹量の増大に伴う修繕需要の拡大

も期待されます。

市場規模(世界) 3,000~3,500億円

主なプレイヤーとシェア

Jotun(ノルウェー)、

Akzo Nobel(オランダ) 、

当社の3社で約70%

当社グループの売上構成

プレジャーボート等

修繕船49%

新造船47%

4%

2019年度

702億円

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30

参考 船底防汚塗料(加水分解型)のメカニズム

塗膜表面を均一に更新する

ことができるため、長期防汚

性能を持続させることができ

ます。

防汚塗料の塗膜には、加水

分解樹脂(高分子ポリマー)

と防汚剤が含まれています。

海水中で加水分解して疎水

性から親水性へと変化すること

によって、塗膜表層から少しず

つ溶解して防汚成分を徐放し

つつ塗膜を更新することができ

ます。

加水分解型加水分解型塗料は石鹸のように表面が溶けて更新されていくため、

常に滑らかな塗膜表面を保ち、安定した防汚活性機能を持続するこ

とができるので、塗膜厚のコントロールによって長期にわたり高い

防汚性能を発揮することができます。現在の船底防汚塗料の主流は

このタイプです。

塗膜

船底防汚塗料 塗装直後

進水後 60か月経過

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31

製品分野(工業・コンテナ)参考

船舶用塗料工業用塗料 コンテナ用塗料

船舶用塗料で培った技術を活用し、フローリング

や外壁等の建材用塗料をはじめ、フィルム素材・

プラスチック製品向け高機能塗料、各種プラント

や橋梁等の構造物用重防食塗料といった多様な

製品を供給しています。

日本国内のほか、経済成長に伴うインフラ投資が

活発な東南アジアの新興諸国が当社の主なマー

ケットです。

■フローリング用UV硬化塗料(国内シェア約45%)

■発電所冷却水路用塗料(国内シェア約70%)

■フィルム用UV硬化塗料 ■軌道用樹脂てん充材

コンテナボックスの主要生産地である中国を

中心に製品を供給しています。

2017年からの環境規制強化に伴う塗料の水系

化に対して早くから技術開発を進め、高品質な

製品を供給してきました。

世界的な経済成長と物流のグローバル化により、

海上コンテナによる輸送は増加基調にあります

が、コンテナボックスの生産量は海運市況等に

応じて短期的には大きく変動します。

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32

ESG情報(E)参考

【CO2低減と省エネ】

製品が持続可能な社会の実現に貢献

船舶用塗料の主力製品である船底防汚塗料は、

フジツボ等の海中生物の付着による表面抵抗

の増大を防ぐことで船舶の燃費が向上し、

CO2の低減と省エネにつながります。

塗料には、素材を腐食や劣化から守る「保護」

の役割があります。

当社の塗料製品は、鉄やコンクリート、木材等

をさびや腐食等から守り損失を低減することで、

省資源に貢献しています。

燃費低減型船底防汚塗料「SEAFLO NEO Z」

塗膜表面の平滑性を高めることで、水中摩擦抵抗を低減。優れた燃費低減効果により環境大臣賞などを受賞しました。

【省資源】

【再生可能エネルギー】

海洋開発に関して大学や研究機関と

の共同研究を推進しており、いくつ

かの洋上風力発電プロジェクトに

塗料メーカーとして参画しています。

ふっ素樹脂塗料「フローレックス」

チタン箔防食システム

E:環境

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33

ESG情報(S・G)参考

【人材活用(再雇用制度)】

定年(60歳)退職者が最長65歳まで勤務できる

再雇用制度を2006年4月からスタートしています。

ベテラン社員が保有する技術・技能の次世代への

継承や、集積した知識の活用を図っています。

国内外の事業所周辺で様々な活動を行っています。

【地域貢献】 【体制】

■組織形態:監査役設置会社

地域イベントへの協賛(滋賀)

S:社会 G:ガバナンス

構外清掃活動(広島)

学校への塗料寄付(タイ)

【政策保有株式】

■取締役の任期:1年

縮減を進める方針です。

2019年度は4銘柄を売却いたしました。

■役員構成:取締役6名うち社外取締役2名(1/3)

監査役4名うち社外監査役2名

役 職 氏 名 属 性

社外取締役 上田 耕治 大学院教授

社外取締役 西川 元啓 弁護士

社外監査役 久保田 寄人 税理士

社外監査役 山田 希恵 公認会計士

■社外役員

■任意の委員会:指名委員会、報酬委員会を設置

工場周辺地域への寄付(韓国)

※全員が東京証券取引所の定める独立役員

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34

99

88

54

47

40

74

100

54

37

△5

34

116

105

70

61 56

91

117

71

55

11

56

-6 2009

年度

2010

年度

2011

年度

2012

年度

2013

年度

2014

年度

2015

年度

2016

年度

2017

年度

2018

年度

2019

年度

868

965 935

836

909

1,067

1,150

823 829 884 877

0

2009

年度

2010

年度

2011

年度

2012

年度

2013

年度

2014

年度

2015

年度

2016

年度

2017

年度

2018

年度

2019

年度

連結業績推移参考

売上高 営業利益

(単位:億円) (単位:億円)

2019年度

2009年度

2010年度

2010年度2012年度

2013年度

2014年度

2015年度

2011年度

2017年度

2018年度

2016年度

2019年度

2009年度

2010年度

2010年度

2012年度

2013年度

2014年度

2015年度

2011年度

2017年度

2018年度

2016年度

EBITDA