52
20 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 比較増△減 (百万円) 33,991,353 32,988,23333,011,367 1,003,120979,987 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 比較増△減 (百万円) 67,927 皆増 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 比較増△減 (百万円) 34,059,280 32,988,23333,011,367 1,071,0471,047,914 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 比較増△減 (百万円) 12,048,846 11,685,257 363,590 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 職務上年金給付 費年金特別会計 へ繰入 1 0 特別障害給付金 給付費年金特別 会計へ繰入 2,967 3,106 公的年金制度等 運営諸費 185,889 基礎年金拠出金 等年金特別会計 へ繰入 11,794,791 11,619,805 年金特別会計 へ繰入 388,515 410,148 厚生年金保 険給付費国 庫負担金繰 365,334 386,769 拠出制国民 年金国庫負 担金繰入 23,181 23,380 福祉年金等年 金特別会計へ 繰入 275 429 基礎年金年金 特別会計へ繰 11,406,000 11,209,228 厚生年金基 礎年金国庫 負担金繰入 9,660,781 9,411,907 国民年金基 礎年金国庫 負担金繰入 1,745,220 1,797,321 私的年金制度整 備運営費 3,385 3,124 国家公務員共済 組合連合会等助 成費 61,813 59,221 12,048,846 11,685,257 31 年度 (百万円) 30 年度 (百万円) 比較増△減 (百万円) 11,854,303 11,607,864 246,439 第2 A 社会保障関係費 【通常分】 【臨時・特別の措置】 【通常分+臨時・特別の措置】 年金給付費 【通常分】 この経費は、「国民年金法」 (昭 34 141)、 「厚生年金保険法」 (昭 29 115)等に基づく年 金給付等に必要な経費である。 【通常分】 経費の内訳は、次のとおりである。 その内容の主なものは、次のとおりである。 1 ) 基礎年金拠出金等年金特別会計へ繰入 「国民年金法」 (昭 34 141)等に基づく基 礎年金の国庫負担割合については、消費税増 収分等を活用した 2 分の 1 への引上げの恒久 化 等 に よ り、厚 生 年 金 保 険 に つ い て は 10,026,115 百 万 円、国 民 年 金 に つ い て は 1,768,401 百万円を計上している。また、福 祉年金等に係る国庫負担金については、275 百万円を計上している。 2 ) 公的年金制度等運営諸費 「年金生活者支援給付金の支給に関する法 律」 (平 24 102)に基づき、所得が一定の基 準を下回る等の要件を満たす年金受給者に給 付金を支給するため、国庫負担金として 185,889 百万円を計上している。 医療給付費 【通常分】

第2一般会計 - 財務省...68,910 62,244 医療提供体制 設備整備交付 金 30,000 ― 医療保険給付諸 費 9,885,617 9,710,596 全国健康保険 協会保険給付

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20( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

33,991,353(32,988,233)

33,011,367(1,003,120)

979,987

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

67,927 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

34,059,280(32,988,233)

33,011,367(1,071,047)

1,047,914

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

12,048,846 11,685,257 363,590

31年度(百万円) 30年度(百万円)

職務上年金給付費年金特別会計へ繰入

1 0

特別障害給付金給付費年金特別会計へ繰入

2,967 3,106

公的年金制度等運営諸費 185,889 ―

基礎年金拠出金等年金特別会計へ繰入

11,794,791 11,619,805

年金特別会計へ繰入 388,515 410,148

厚生年金保険給付費国庫負担金繰入

365,334 386,769

拠出制国民年金国庫負担金繰入

23,181 23,380

福祉年金等年金特別会計へ繰入

275 429

基礎年金年金特別会計へ繰入

11,406,000 11,209,228

厚生年金基礎年金国庫負担金繰入

9,660,781 9,411,907

国民年金基礎年金国庫負担金繰入

1,745,220 1,797,321

私的年金制度整備運営費 3,385 3,124

国家公務員共済組合連合会等助成費

61,813 59,221

計 12,048,846 11,685,257

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

11,854,303 11,607,864 246,439

第 2 一 般 会 計

(A) 歳 出

社会保障関係費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

1 年 金 給 付 費

【通常分】

この経費は、「国民年金法」(昭 34法 141)、

「厚生年金保険法」(昭 29法 115)等に基づく年

金給付等に必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 基礎年金拠出金等年金特別会計へ繰入

「国民年金法」(昭 34法 141)等に基づく基

礎年金の国庫負担割合については、消費税増

収分等を活用した 2分の 1への引上げの恒久

化等により、厚生年金保険については

10,026,115百万円、国民年金については

1,768,401百万円を計上している。また、福

祉年金等に係る国庫負担金については、275

百万円を計上している。

( 2) 公的年金制度等運営諸費

「年金生活者支援給付金の支給に関する法

律」(平 24法 102)に基づき、所得が一定の基

準を下回る等の要件を満たす年金受給者に給

付金を支給するため、国庫負担金として

185,889百万円を計上している。

2 医 療 給 付 費

【通常分】

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21( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

感染症対策費 3,519 3,528

特定疾患等対策費 124,538 117,218

原爆被爆者等援護対策費 27,129 28,104

医療提供体制基盤整備費 98,910 62,244

医療介護提供体制改革推進交付金

68,910 62,244

医療提供体制設備整備交付金

30,000 ―

医療保険給付諸費 9,885,617 9,710,596

全国健康保険協会保険給付費等補助金

1,203,795 1,177,236

国民健康保険組合療養給付費補助金

191,193 193,341

全国健康保険協会後期高齢者医療費支援金補助金

92 ―

国民健康保険組合後期高齢者医療費支援金補助金

60,459 58,737

後期高齢者医療給付費等負担金

3,944,063 3,833,459

国民健康保険療養給付費等負担金

1,828,748 1,858,225

国民健康保険後期高齢者医療費支援金負担金

510,456 503,992

後期高齢者医療財政調整交付金

1,286,658 1,249,835

国民健康保険財政調整交付金

625,425 627,362

国民健康保険後期高齢者医療費支援金財政調整交付金

143,566 141,748

国民健康保険保険者努力支援交付金

91,162 66,662

麻薬・覚せい剤等対策費 0 0

児童虐待等防止対策費 3,816 3,621

母子保健衛生対策費 3,634 3,663

生活保護等対策費 1,437,650 1,411,189

障害保健福祉費 269,488 267,701

心神喪失者等医療観察法入院等決定者医療費

17,920 16,653

精神障害者医療保護入院費補助金

313 346

障害児入所医療費等負担金 6,017 6,183

精神障害者措置入院費負担金

5,270 5,506

障害者医療費負担金 239,969 239,014

計 11,854,303 11,607,864

この経費は、「健康保険法」(大 11法 70)、

「国民健康保険法」(昭 33法 192)、「高齢者の医

療の確保に関する法律」(昭 57法 80)等に基づ

く医療保険給付等に必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 特定疾患等対策費

「難病の患者に対する医療等に関する法律」

(平 26法 50)及び「児童福祉法」(昭 22法 164)

に基づく地方公共団体が支弁する特定医療費

等の国庫負担として、124,538百万円を計上

している。

(注) 難病対策費としては、この医療給付費に計

上されているほか、難病の治療研究を推進し、

患者の経済的負担の軽減を図るための従来の

医療費助成及び難治性疾患の原因解明、診断・

治療法の開発等を促進するための総合的・戦

略的な研究開発費等が科学技術振興費等に計

上されており、難病対策費の総額は 121,905百万円となっている。

( 2) 原爆被爆者等援護対策費

「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法

律」(平 6法 117)に基づく原爆被爆者に対す

る医療の給付として、27,129百万円を計上し

ている。

( 3) 医療提供体制基盤整備費

「地域における医療及び介護の総合的な確

保の促進に関する法律」(平元法 64)に基づ

き、消費税増収分等を活用し、地域医療介護

総合確保基金(医療分)等を各都道府県等に設

置し、病床機能の分化・連携や在宅医療の推

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22( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

3,210,107 3,095,320 114,787

31年度(百万円) 30年度(百万円)

生活保護等対策費 76,895 73,810

高齢者日常生活支援等推進費 194,119 198,754

介護保険制度運営推進費 2,939,093 2,822,755

全国健康保険協会介護納付金補助金

50,369 87,929

国民健康保険組合介護納付金補助金

28,387 27,863

介護給付費等負担金 2,036,136 1,895,249

国民健康保険介護納付金負担金

177,882 195,705

介護給付費財政調整交付金 541,346 512,689

国民健康保険介護納付金財政調整交付金

50,029 55,042

医療介護提供体制改革推進交付金

54,944 48,277

計 3,210,107 3,095,320

進、医療従事者の確保・養成等を図るために

98,910百万円を計上している。

( 4) 医療保険給付諸費

(イ) 全国健康保険協会管掌健康保険等

「健康保険法」(大 11法 70)及び「船員保

険法」(昭 14法 73)に基づく全国健康保険

協会の療養給付費等に対する国庫補助とし

て、1,203,887百万円を計上している。

(ロ) 国民健康保険

「国民健康保険法」(昭 33法 192)に基づ

く市町村等の療養給付費等に対する国庫負

担等として、3,451,009百万円を計上して

いる。

(ハ) 後期高齢者医療

「高齢者の医療の確保に関する法律」(昭

57法 80)に基づく後期高齢者医療広域連合

の療養給付費等に対する国庫負担等とし

て、5,230,721百万円を計上している。

( 5) 生活保護等対策費

「生活保護法」(昭 25法 144)に基づき、地

方公共団体が支弁する医療扶助費及び「中国

残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰

国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立

の支援に関する法律」(平 6法 30)に基づく医

療支援給付金に対する国庫負担として、

1,437,650百万円を計上している。

( 6) 障害保健福祉費

「障害者の日常生活及び社会生活を総合的

に支援するための法律」(平 17法 123)等に基

づき、地方公共団体が支弁する障害者自立支

援医療費等に対する国庫負担等として、

269,488百万円を計上している。

3 介 護 給 付 費

【通常分】

この経費は、「介護保険法」(平 9法 123)等に

基づく介護保険給付等に必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 生活保護等対策費

「生活保護法」(昭 25法 144)に基づき、地

方公共団体が支弁する介護扶助費及び「中国

残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰

国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立

の支援に関する法律」(平 6法 30)に基づく介

護支援給付金に対する国庫負担として、

76,895百万円を計上している。

( 2) 高齢者日常生活支援等推進費

新しい介護予防・日常生活支援総合事業や

地域包括支援センターの実施体制の確保等を

行うこととし、194,119百万円を計上してい

る。

そのうち、消費税増収分等を活用し、認知

症対策や在宅医療・介護連携などを充実する

こととし、26,699百万円を計上している。

( 3) 介護保険制度運営推進費

「介護保険法」(平 9法 123)に基づく市町村

の介護給付費に対する国庫負担等として、

2,939,093百万円を計上している。

そのうち、「地域における医療及び介護の

総合的な確保の促進に関する法律」(平元法

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23( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

2,344,019 2,158,712 185,307

31年度(百万円) 30年度(百万円)

子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入

2,207,693 2,028,308

児童手当年金特別会計へ繰入

1,116,852 1,145,871

子どものための教育・保育給付等年金特別会計へ繰入

1,045,505 847,282

地域子ども・子育て支援事業年金特別会計へ繰入

45,336 35,155

失業等給付費等労働保険特別会計へ繰入

8,357 7,250

児童虐待等防止対策費 127,841 123,026

国立児童自立支援施設運営費 129 128

計 2,344,019 2,158,71231年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

4,143,215(4,052,385)

4,063,790(90,830)

79,425

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

37,295 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

4,180,510(4,052,385)

4,063,790(128,125)

116,720

64)に基づき、消費税増収分等を活用し、地

域医療介護総合確保基金(介護分)を各都道府

県に設置し、介護施設の整備や介護人材の確

保等を図るために 54,944百万円を計上して

いる。

4 少子化対策費

【通常分】

この経費は、「子ども・子育て支援法」(平 24

法 65)等に基づく子ども・子育て支援に必要な

経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入

(イ) 児童手当年金特別会計へ繰入

「児童手当法」(昭 46法 73)に基づく児童

手当の支給に要する費用の国庫負担として、

1,116,852百万円を計上している。

(ロ) 子どものための教育・保育給付等年金

特別会計へ繰入

「子ども・子育て支援法」(平 24法 65)に

基づく子どものための教育・保育給付の国

庫負担等について、消費税増収分等を活用

し、子ども・子育て支援新制度における教

育・保育の量及び質の充実を図るととも

に、幼児教育・保育の無償化の取組を推進

することとし、1,045,505百万円を計上し

ている。

(ハ) 地域子ども・子育て支援事業年金特別

会計へ繰入

「子ども・子育て支援法」(平 24法 65)に

基づく地域子ども・子育て支援事業に要す

る費用について、消費税増収分等を活用

し、子ども・子育て支援新制度における地

域の子ども・子育て支援の量及び質の充実

を図ることとし、45,336百万円を計上して

いる。

( 2) 失業等給付費等労働保険特別会計へ繰入

「雇用保険法」(昭 49法 116)に基づく育児

休業給付金の支給に要する費用の国庫負担と

して、8,357百万円を計上している。

( 3) 児童虐待等防止対策費

「児童福祉法」(昭 22法 164)に基づく地方

公共団体が支弁する児童福祉施設等における

保護措置費等の日常生活費等の国庫負担につ

いて、消費税増収分等を活用し、社会的養育

の充実を図るため、受入児童数の拡大や養育

環境の整備を推進することとし、127,841百

万円を計上している。

5 生活扶助等社会福祉費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、「生活保護法」(昭 25法 144)に

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24( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入

76,106(73,208)

73,732

国家公務員共済組合連合会等助成費

118 118

特定疾患等対策費 866 436

原爆被爆者等援護対策費 563 563

医薬品安全対策等推進費 51 56

医療保険給付諸費 163,938

(222,839)223,453

医療保険制度運営業務庁費 885 ―

後期高齢者医療災害臨時特例補助金

―(―)

129

国民健康保険災害臨時特例補助金

―(―)

486

国民健康保険制度関係業務事業費補助金

5,588 4,857

高齢者医療制度円滑運営事業費補助金

2,968 6,042

後期高齢者医療制度事業費補助金

5,566 5,706

後期高齢者医療制度関係業務事業費補助金

1,194 1,073

高齢者医療運営円滑化等補助金

74,591 74,556

国民健康保険団体連合会等補助金

3,916 2,947

国民健康保険組合出産育児一時金等補助金

4,739 4,819

健康保険組合事務費負担金 2,660 2,660

国民健康保険組合事務費負担金

2,257 2,288

全国健康保険協会事務費負担金

6,547 6,747

高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金

43,026 101,144

高齢者医療特別負担調整交付金

10,000 10,000

医療費適正化推進費 24,844 25,577

全国健康保険協会特定健康診査・保健指導補助金

2,010 2,010

健康保険組合特定健康診査・保健指導補助金

2,764 2,764

国民健康保険組合特定健康診査・保健指導補助金

573 573

国民健康保険特定健康診査・保健指導負担金

17,231 17,231

病床転換助成事業交付金 232 106

そ の 他 2,033 2,893

健康保険事業借入金諸費年金特別会計へ繰入

5,904 5,863

保 育 対 策 費 104,213(104,515)

105,354

児童虐待等防止対策費 19,419

(18,554)18,593

母子保健衛生対策費 23,150 21,467

母子家庭等対策費 223,623 186,574

子ども・子育て支援対策費 4,306

(3,250)3,519

児童福祉施設整備費 9,718

(7,129)9,816

生活保護等対策費 1,442,540 1,479,892

社会福祉諸費 35,595 34,875

社会福祉施設整備費 7,467

(7,656)9,017

障害保健福祉費 1,698,576(1,574,118)

1,574,431

独立行政法人福祉医療機構運営費

2,239 2,548

独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園運営費

1,430 1,463

基づく生活扶助等、「障害者の日常生活及び社

会生活を総合的に支援するための法律」(平 17

法 123)等に基づく障害者自立支援給付等に必

要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

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25( )

公的年金制度等運営諸費 14,101 792

業務取扱費年金特別会計へ繰入 110,338 106,843

私的年金制度整備運営費 4 4

高齢者日常生活支援等推進費 5,099 5,385

介護保険制度運営推進費 39,797

(40,483)45,241

国立更生援護機関費 8,351 8,197

地方厚生局費 1,071 ―

担い手育成・確保等対策費 118,264 118,449

農業者年金給付費等負担金 118,048 118,185

そ の 他 216 265

独立行政法人農業者年金基金運営費

1,525 1,531

計 4,143,215(4,052,385)

4,063,790

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入

「児童手当法」(昭 46法 73)等に基づく特例

給付等の支給に要する費用の国庫負担等とし

て、76,106百万円を計上している。

( 2) 医療保険給付諸費

医療保険給付諸費については、70~74歳

の医療費自己負担軽減措置について、26年 4

月に新たに 70歳になる者から段階的に法定

の負担割合(2割)となっており、1,107百万

円を計上している。あわせて、後期高齢者の

保険料軽減のための経費についても 41,919

百万円を計上している。

このほか、全国健康保険協会等の事務費に

係る国庫負担及び国民健康保険組合が行う出

産育児一時金の支給に係る国庫補助等を行う

とともに、高齢者医療制度の円滑な運営を図

るため、健康保険組合に対する国庫補助等を

行うこととし、120,912百万円を計上してい

る。

( 3) 医療費適正化推進費

医療費支出の適正化を図るため、特定健康

診査・保健指導等の推進を図ることとし、

24,844百万円を計上している。

( 4) 保 育 対 策 費

「新しい経済政策パッケージ」(29年 12月 8

日閣議決定)に基づき、「子育て安心プラン」

を前倒しし、保育の受け皿整備を推進すると

ともに、保育補助者雇上げ支援等の保育人材

確保のための総合的な対策等を実施すること

とし、104,213百万円を計上している。

( 5) 児童虐待等防止対策費

児童相談所や市町村の児童虐待に関する相

談機能の強化等のための児童虐待・配偶者か

らの暴力対策等総合支援事業等に必要な経費

として、19,419百万円を計上している。

( 6) 母子保健衛生対策費

不妊治療への助成や子育て世代包括支援セ

ンターの設置促進等のための母子保健医療対

策総合支援事業等に必要な経費として、

23,150百万円を計上している。

( 7) 母子家庭等対策費

「児童扶養手当法」(昭 36法 238)に基づく

地方公共団体が生別母子世帯等に対して支給

する児童扶養手当給付費の国庫負担等に必要

な経費として、223,623百万円を計上してい

る。

( 8) 生活保護等対策費

「生活保護法」(昭 25法 144)に基づき、地

方公共団体が支弁する生活扶助費等及び保護

施設の事務費並びに「中国残留邦人等の円滑

な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦

人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法

律」(平 6法 30)に基づく生活支援給付金等に

対する国庫負担並びに生活保護法実施のため

の指導監査職員の設置に要する国の委託に必

要な経費として、1,377,140百万円を計上し

ている。

このほか、生活困窮者の自立支援に必要な

経費として、65,399百万円を計上している。

(注) 生活保護費は、この生活扶助等社会福祉費

のほか、医療扶助費等が医療給付費に、介護

扶助費等が介護給付費に計上されており、生

活保護費の総額は 2,891,686百万円となっている。

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26( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

保 護 費 2,850,793 2,863,673

生 活 扶 助 842,280 883,517

住 宅 扶 助 472,554 472,516

教 育 扶 助 12,047 12,900

医 療 扶 助 1,432,711 1,406,545

介 護 扶 助 76,679 73,627

そ の 他 14,522 14,568

保護施設事務費 29,721 29,881

中国残留邦人等に対する生活支援給付金等

9,198 9,124

指導監査職員設置費 1,974 1,918

計 2,891,686 2,904,595

31年度(百万円)

保 育 対 策 費 9,851

母子家庭等対策費 2,966

児童福祉施設整備費 6,018

社会福祉施設整備費 13,667

介護保険制度運営推進費 4,793

計 37,295

( 9) 社会福祉諸費

社会福祉事業に係るサービス提供体制の確

保を図るため、社会福祉振興助成事業、社会

福祉施設職員等の退職手当共済事業、社会福

祉事業施設整備等の貸付事業を行うための借

入金等に係る利子の補給事業等を行うことと

し、35,595百万円を計上している。

(10) 障害保健福祉費

障害者及び障害児の福祉の増進を図るた

め、自立支援給付、地域生活支援事業、特別

障害者手当等の給付等に対する国庫負担等を

行うとともに、特別児童扶養手当等の給付等

を行うこととし、1,698,576百万円を計上し

ている。

(11) 業務取扱費年金特別会計へ繰入

厚生年金保険事業、国民年金事業等の事務

に要する費用の財源の年金特別会計への繰入

れに必要な経費として、110,338百万円を計

上している。

(12) 介護保険制度運営推進費

介護保険制度の適切な運営を図るため、高

齢者の自立支援・重度化防止等に関する取組

の推進、介護納付金の総報酬割導入に伴う被

用者保険者への財政支援、介護施設等におけ

る防災対策等の推進等に必要な経費として、

39,797百万円を計上している。

(13) 農業者年金給付費等負担金

旧制度の受給者にかかる年金の給付に要す

る費用等として、農業者年金給付費等負担金

118,048百万円を計上している。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 保 育 対 策 費

社会福祉法人等が施行する保育所等の耐震

化に要する経費に充てるための地方公共団体

に対する交付金の交付に必要な経費として、

9,851百万円を計上している。

( 2) 母子家庭等対策費

児童扶養手当受給者のうち、未婚のひとり

親に対する給付金の支給に必要な経費とし

て、2,966百万円を計上している。

( 3) 児童福祉施設整備費

社会福祉法人等が施行する児童養護施設等

の耐震化に要する経費に充てるための地方公

共団体に対する交付金の交付に必要な経費と

して、6,018百万円を計上している。

( 4) 社会福祉施設整備費

社会福祉法人等が施行する障害者支援施設

等の耐震化等に要する経費に充てるための地

方公共団体に対する国庫補助として、13,667

百万円を計上している。

( 5) 介護保険制度運営推進費

社会福祉法人等が施行する介護施設等の耐

震化等に要する経費に充てるための地方公共

団体に対する交付金の交付に必要な経費とし

て、4,793百万円を計上している。

6 保健衛生対策費

【通常分】

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27( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

352,078(351,416)

363,144(662)

△ 11,067

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

30,632 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

382,710(351,416)

363,144(31,294)

19,566

31年度(百万円) 30年度(百万円)

医療提供体制確保対策費 22,599 16,215

医療情報化等推進費 1,380 ―

医療安全確保推進費 1,070 1,070

独立行政法人国立病院機構運営費

15,528 14,828

国立研究開発法人国立がん研究センター運営費

6,538 6,477

国立研究開発法人国立循環器病研究センター運営費

3,978 3,997

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター運営費

3,871 3,810

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター施設整備費

718 505

国立研究開発法人国立国際医療研究センター運営費

5,879 5,823

国立研究開発法人国立国際医療研究センター施設整備費

748 ―

国立研究開発法人国立成育医療研究センター運営費

3,279 3,395

国立研究開発法人国立成育医療研究センター施設整備費

823 119

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター運営費

2,951 2,824

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター施設整備費

492 ―

感染症対策費 35,238 35,464

特定疾患等対策費 6,092 5,439

移植医療推進費 3,377 2,908

原爆被爆者等援護対策費 95,072 97,677

血液製剤対策費 499 487

医療技術実用化等推進費 322 ―

医療提供体制基盤整備費 33,043

(48,149)56,234

地域保健対策費 3,293 2,253

保健衛生施設整備費 3,956

(2,180)2,790

健康増進対策費 14,329 11,975

健康危機管理推進費 65 65

生活基盤施設耐震化等対策費 21,304 19,900

麻薬・覚せい剤等対策費 19 673

生活衛生対策費 3,634(3,445)

5,111

自 殺 対 策 費 3,017 2,964

障害保健福祉費 3,574(4,069)

4,082

厚生労働調査研究等推進費 10,897 10,372

国立研究開発法人国立循環器病研究センター施設整備費

―(1,001)

2,356

検 疫 所 費 11,557 10,846

国立ハンセン病療養所費 32,520 32,485

地方厚生局費 416 ―

計 352,078(351,416)

363,144

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、「感染症の予防及び感染症の患

者に対する医療に関する法律」(平 10法 114)等

に基づく感染症対策等に必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 感染症対策費

感染症の発生・まん延の防止を図るため、

感染症対策費として 35,238百万円を計上し

ている。

そのうち、肝炎対策については、「肝炎対

策基本法」(平 21法 97)等を踏まえ、総合的

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28( )

31年度(百万円)

医療提供体制基盤整備費 7,545

保健衛生施設整備費 1,191

生活基盤施設耐震化等対策費 21,896

計 30,632

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

38,785 37,279 1,506

31年度(百万円) 30年度(百万円)

労働者災害補償保険保険給付費労働保険特別会計へ繰入

114 143

高齢者等雇用安定・促進費 12,794 11,300

失業等給付費等労働保険特別会計へ繰入(雇用保険国庫負担金)

17,624 17,843

な肝炎対策を推進するため、肝炎治療に関す

る医療費助成に必要な経費として、7,491百

万円、肝炎ウイルス検査等に必要な経費とし

て、2,536百万円(このほか、科学技術振興費

等を加え 17,312百万円)を計上している。

( 2) 原爆被爆者等援護対策費

原爆被爆者等援護対策費については、引き

続き、各種手当等の交付等を行うこととし、

95,072百万円を計上している。

( 3) 医療提供体制基盤整備費

医療提供体制基盤整備費については、医療

施設等の整備を行うとともに、都道府県の主

体的かつ弾力的な事業運営等による医療提供

体制の整備を行うこととし、33,043百万円を

計上している。

そのうち、救命救急センター運営事業、周

産期母子医療センター運営事業、ドクターヘ

リ導入促進事業等の推進を図るため、救急・

周産期医療対策等として 23,042百万円を計

上している。

( 4) 健康増進対策費

生活習慣の改善等により健康寿命の延伸等

を図るため、健康増進対策費として、14,329

百万円を計上している。

そのうち、がん対策については、「がん対

策基本法」(平 18法 98)及び「がん対策推進基

本計画」(30年 3月 9日閣議決定)を踏まえ、

がんの予防・早期発見等を推進することとし、

10,077百万円(このほか、科学技術振興費等

に加え、特別会計も含め 36,980百万円)を計

上している。

( 5) 生活基盤施設耐震化等対策費

生活基盤施設耐震化等対策費については、

災害時における給水拠点確保等のために、地

方公共団体等が施行する水道施設等の整備に

必要な経費として、21,304百万円を計上して

いる。

( 6) 国立ハンセン病療養所費

国立ハンセン病療養所費については、入所

者の高齢化等を踏まえた体制の充実等を図る

とともに、療養所施設の整備を推進すること

とし、32,520百万円を計上している。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 医療提供体制基盤整備費

医療提供体制基盤整備費については、災害

拠点病院等の耐震化等に必要な経費として、

7,545百万円を計上している。

( 2) 保健衛生施設整備費

保健衛生施設整備費については、災害時に

おける健康危機管理の中心拠点としての機能

維持のため、地方公共団体が施行する保健所

の自家発電設備の整備に必要な経費として、

1,191百万円を計上している。

( 3) 生活基盤施設耐震化等対策費

生活基盤施設耐震化等対策費については、

災害の発生に備え、地方公共団体が施行する

水道施設の耐震化を推進することとし、

21,896百万円を計上している。

7 雇用労災対策費

【通常分】

この経費は、「雇用保険法」(昭 49法 116)に

基づく失業等給付等に必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

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29( )

就職支援法事業費労働保険特別会計へ繰入

628 796

職業能力開発強化費 4,980 4,733

若年者等職業能力開発支援費 1,047 1,161

障害者等職業能力開発支援費 1,500 1,204

船員雇用促進対策事業費 97 99

計 38,785 37,279

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

5,382,367(5,351,223)

5,484,405(31,144)

△ 102,038

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

220,137 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

5,602,504(5,351,223)

5,484,405(251,281)

118,099

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,520,033 1,522,781 △ 2,748

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,337,833(1,317,482)

1,318,748(20,351)

19,085

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

21,914 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,359,748(1,317,482)

1,318,748(42,265)

40,999

31年度(百万円) 30年度(百万円)

本省等課題対応型研究開発等経費

228,586(230,152)

230,191

国立研究開発法人等経費 1,080,813

(1,058,506)1,059,733

各省等試験研究機関経費 28,434 28,824

計 1,337,833(1,317,482)

1,318,748

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 雇用保険国庫負担金

雇用保険については、最近における受給実

績等を勘案し、求職者給付、介護休業給付金

の支給及びその事務の執行に要する費用に充

てるため 17,624百万円を計上している。

( 2) 高齢者等雇用安定・促進費

シルバー人材センターの円滑な運営、新卒

者の就職支援、就職困難者の就労支援等に必

要な経費として、12,794百万円を計上して

いる。

( 3) 就職支援法事業費労働保険特別会計へ繰

雇用保険を受給できない者に対し、職業訓

練を行うとともに訓練期間中の生活支援のた

めの給付等に要する費用に充てるため 628

百万円を計上している。

(注) 雇用保険国庫負担金は、この雇用労災対策

費に計上されているほか、育児休業給付金に

要する費用が少子化対策費に計上されており、

総額は 25,981百万円となっている。

文教及び科学振興費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

1 義務教育費国庫負担金

【通常分】

この経費は、「義務教育費国庫負担法」(昭 27

法 303)に基づき、公立義務教育諸学校の教職

員給与費等に係る経費について、国がその一部

を負担するために必要な経費である。

義務教育費国庫負担金については、少子化や

学校統廃合の進展等を見込み、4,326人の既存

定数の縮減を図る一方、学習指導要領改訂に伴

う小学校英語の教科化に向けた専科指導の充実

等を図るため、1,210人の定数増を行うほか、

246人の基礎定数化を行うこととしている。

2 科学技術振興費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、将来にわたる持続的な研究開発、

重要課題への対応、基礎研究及び人材育成など

科学技術の振興を図るために必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

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30( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

国 会 1,136 1,098

内 閣 府 85,411 80,210

総 務 省 48,911 48,167

財 務 省 963 961

文 部 科 学 省 880,362(869,447)

870,453

厚 生 労 働 省 63,906 63,688

農 林 水 産 省 94,531(94,897)

95,157

経 済 産 業 省 107,854 105,435

国 土 交 通 省 26,673 26,958

環 境 省 28,087 26,621

計 1,337,833(1,317,482)

1,318,748

31年度(百万円)

本省等課題対応型研究開発等経費

5,369

国立研究開発法人等経費 15,732

各省等試験研究機関経費 814

計 21,914

31年度(百万円)

文 部 科 学 省 15,064

経 済 産 業 省 5,260

国 土 交 通 省 1,452

環 境 省 139

計 21,914

また、所管別に区分して示すと、次のとおり

である。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 本省等課題対応型研究開発等経費

本省等における研究開発を推進するための

経費として、228,586百万円を計上している。

内閣府においては、総合科学技術・イノ

ベーション会議が司令塔機能を発揮し、府

省・分野の枠を超えて基礎研究から実用化・

事業化までをも見据えた研究開発を推進する

ために必要な経費等を計上している。

文部科学省においては、マテリアル(物

質・材料・デバイス)を社会実装につなげる

取組等の Society 5.0の実現に向けた重点分

野への戦略的配分、オープンイノベーション

加速のための大学における体制整備等のイノ

ベーション創出のための環境整備等を行うこ

ととしている。

厚生労働省においては、食品安全・労働安

全衛生・化学物質対策・危機管理等の国民の

安全確保に必要な研究など、科学的知見に基

づく施策の推進に必要な研究を行うこととし

ている。

農林水産省においては、民間企業等が持つ

「知」を結集させた産学連携の更なる強化のた

めの仕組みの構築や研究戦略に基づく農林水

産業の生産現場を強化するための研究開発等

を行うこととしている。

経済産業省においては、政府衛星データ利

活用促進、海底熱水鉱床生産技術開発等調査

など、様々な分野における研究開発等を行う

こととしている。

環境省においては、持続可能な社会構築の

ため、環境の保全に資することを目的とし、

総合的な調査研究及び技術開発を推進するた

めの事業等を行うこととしている。

( 2) 国立研究開発法人等経費

国立研究開発法人等における研究開発を推

進するための経費として、1,080,813百万円

を計上している。

31年度においては、ハイリスク・ハイイ

ンパクトな研究開発を推進するための大型競

争的資金や科学研究費補助金等の配分、超高

速電子計算機(ポスト「京」)の開発、新型基幹

ロケットの研究開発等の取組を推進すること

としている。

( 3) 各省等試験研究機関経費

感染症の予防治療方法、医薬品、食品化学

物質の調査など、各省が所管する試験研究機

関における調査・分析、研究開発及び研究環

境の整備等に必要な経費として、28,434百万

円を計上している。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

また、所管別に区分して示すと、次のとおり

である。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 本省等課題対応型研究開発等経費

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31( )

31年度(百万円)

国立大学法人先端研究等施設整備費

4,060

水道施設情報整備促進事業費 500

電気設備被害情報共有システム等整備事業費

250

新技術導入促進に関する調査経費

420

熱中症対策推進事業費 139

計 5,369

31年度(百万円)

地球観測システム研究開発費 1,614

国立研究開発法人物質・材料研究機構施設整備費

3,837

国立研究開発法人科学技術振興機構施設整備費

1,377

国立研究開発法人理化学研究所施設整備費

2,593

国立研究開発法人防災科学技術研究所施設整備費

1,582

国立研究開発法人産業技術総合研究所施設整備費

4,510

国立研究開発法人土木研究所施設整備費

218

計 15,732

31年度(百万円)

国土技術政策総合研究所施設費 514

社会資本整備関連技術の試験研究等経費

300

計 814

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

70,369(76,558)

188,870(△ 6,189)△ 118,501

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

99,013 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

169,382(76,558)

188,870(92,824)

△ 19,488

31年度(百万円) 30年度(百万円)

公立学校施設整備費 69,799

(76,190)177,128

内 閣 府 3,079(7,996)

10,464

文部科学省 66,720(68,194)

166,665

公立学校施設災害復旧費 570

(368)11,741

文部科学省 570(368)11,741

計 70,369(76,558)

188,870

国立大学及び大学共同利用機関における大

規模災害の発生に備えた研究基盤の整備等を

実施するための経費として、5,369百万円を

計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

( 2) 国立研究開発法人等経費

国立研究開発法人等における安全確保対策

のためのインフラ設備の更新等を実施するた

めの経費として、15,732百万円を計上してい

る。

経費の内訳は、次のとおりである。

( 3) 各省等試験研究機関経費

実験施設の整備等によって各種災害に対す

る研究機関の機能強化を図るために必要な経

費として、814百万円を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

3 文 教 施 設 費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、「義務教育諸学校等の施設費の

国庫負担等に関する法律」(昭 33法 81)に基づ

き、公立学校の施設整備費について、国が一部

を負担又は交付金を交付するために必要な経費

等である。

公立学校施設整備費については、地方公共団

体が行う公立小中学校施設の新増築や大規模改

修等に要する経費の一部負担等に必要な経費と

して、168,812百万円を計上している。

【通常分】

経費の事業別及び所管別内訳は、次のとおり

である。

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32( )

31年度(百万円)

公立学校施設整備費 99,013

内 閣 府 4,918

文部科学省 94,096

計 99,013

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

2,316,596(2,307,526)

2,327,130(9,070)

△ 10,534

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

99,209 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

2,415,806(2,307,526)

2,327,130(108,279)

88,675

31年度(百万円) 30年度(百万円)

沖縄国立大学法人施設整備費 ― 305

教育政策推進費 43,579 43,229

初等中等教育振興費 486,427

(480,724)480,824

高等教育振興費 14,296 24,368

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構運営費

1,834 1,653

独立行政法人国立高等専門学校機構運営費

62,558(62,485)

62,494

独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備費

1,181(1,978)

2,461

私立学校振興費 560,411(549,502)

553,806

国立大学法人施設整備費 24,957

(31,165)40,286

国立大学法人船舶建造費 ― 1,802

国立大学法人運営費 1,097,055

(1,088,158)1,093,743

スポーツ振興費 6,338 6,338

独立行政法人日本スポーツ振興センター運営費

17,961 15,820

計 2,316,596(2,307,526)

2,327,130

31年度(百万円) 30年度(百万円)

客観的根拠に基づく教育政策立案の推進

5,074 4,988

海外で学ぶ児童生徒等に対する教育

17,695 18,007

教育人材の養成・確保 759 300

生涯を通じた学習機会の拡大 10,284 10,453

家庭・地域の教育力の向上 6,474 6,699

男女共同参画・共生社会の実現及び学校安全の推進

3,293 2,783

計 43,579 43,229

【臨時・特別の措置】

経費の事業別及び所管別内訳は、次のとおり

である。

4 教育振興助成費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、教育政策の推進、初等中等教育

の振興、高等教育の振興、私立学校教育の振興

助成、国立大学法人への助成、スポーツの振興

等のために必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 教育政策推進費

教育政策推進費については、在外教育施設

教員派遣事業等の海外で学ぶ児童生徒等に対

する教育、成長分野の中核を担う専門人材養

成や放送等による大学教育の推進等の生涯を

通じた学習機会の拡大、地域の実情に応じた

学校・家庭・地域の連携協力推進事業等の家

庭・地域の教育力の向上等を行うため、所要

の経費を計上している。

教育政策推進費の内訳は、次のとおりであ

る。

( 2) 初等中等教育振興費

(イ) 確かな学力の育成については、義務教

育諸学校の児童生徒が使用する教科用図書

の無償給与、児童生徒の学力向上を図るた

めの補習等指導員等派遣事業等を行うた

め、所要の経費を計上している。

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33( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

確かな学力の育成 53,396 51,606

豊かな心の育成 7,362 6,858

健やかな体の育成 226 268

信頼される学校づくり 227 223

学校施設の整備推進 292 284

教育機会の確保 392,662 389,089

幼児教育の振興 17,817(18,632)

18,732

特別支援教育の推進 14,444 13,764

計 486,427(480,724)

480,824

31年度(百万円) 30年度(百万円)

日本私立学校振興・共済事業団補助

134,402 127,319

私立大学等研究設備整備費等補助

2,850 2,850

私立大学等経常費補助 312,900

(309,800)310,291

(ロ) 豊かな心の育成については、いじめ対

策等総合推進事業、道徳教育等を行うため、

所要の経費を計上している。

(ハ) 健やかな体の育成については、学校保

健及び食育の推進事業等を行うため、所要

の経費を計上している。

(ニ) 信頼される学校づくりについては、学

校運営支援等事業等を行うため、所要の経

費を計上している。

(ホ) 学校施設の整備推進については、多様

化する学習内容・方法等に対応するための

事業等を行うため、所要の経費を計上して

いる。

(ヘ) 教育機会の確保については、高校生等

への修学支援、へき地におけるスクールバ

ス・ボート等の購入等を行うため、所要の

経費を計上している。

(ト) 幼児教育の振興については、幼児の保

護者の所得状況等に応じて経済的負担を軽

減するための幼稚園就園奨励費の補助等を

行うため、所要の経費を計上している。

(チ) 特別支援教育の推進については、特別

支援教育充実事業、特別支援学校及び特別

支援学級の児童生徒の保護者等の経済的負

担の軽減等を行うため、所要の経費を計上

している。

初等中等教育振興費の内訳は、次のとおり

である。

( 3) 高等教育振興費

高等教育振興費については、大学改革を促

進させるため、教育研究に関する優れた取組

を行う大学等に対して重点的に支援すること

とし、14,296百万円を計上している。

( 4) 私立学校振興費

私立学校振興費については、配分の見直し

等を通じて、教育研究の質の向上に取り組む

私立大学等に対し重点的に支援することと

し、所要の経費を計上している。

(イ) 私立大学等経常費補助については、配

分の見直し等を通じて、私立大学等の運営

の効率化を図りつつ、運営に必要な経常費

に所要の助成を行うとともに、各大学等の

特色ある取組に応じた支援を行うことと

し、所要の経費を計上している。

(ロ) 私立高等学校等経常費助成費等補助に

ついては、各都道府県による私立高等学校

等への助成の一部等を補助することとし、

所要の経費を計上している。

(ハ) 私立学校教育研究装置等施設整備費補

助については、私立学校の教育に必要な施

設の整備や防災機能の強化等のため、所要

の経費を計上している。

(ニ) 私立大学等研究設備整備費等補助につ

いては、私立大学等の教育設備・研究設備

の高度化や私立高等学校等の情報通信教育

の充実等のため、所要の経費を計上してい

る。

(ホ) このほか、私立学校施設高度化推進事

業、私立幼稚園施設整備、私立高等学校産

業教育施設整備及び私立学校体育等諸施設

整備の補助並びに日本私立学校振興・共済

事業団補助等について、所要の経費を計上

している。

私立学校振興費の内訳は、次のとおりであ

る。

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34( )

私立高等学校等経常費助成費等補助

102,147(102,091)

102,265

私立学校施設整備費補助 6,898

(6,205)8,848

私立幼稚園施設整備 525

(516)827

私立高等学校産業教育施設整備

41 41

私立学校教育研究装置等施設整備

6,251(5,584)

7,916

私立学校体育等諸施設整備 80 64

私立学校施設高度化推進事業費補助

1,164 1,186

私立学校施設災害復旧費 ―

(―)997

そ の 他 51 51

計 560,411(549,502)

553,806

31年度(百万円) 30年度(百万円)

スポーツ参画人口の拡大 1,841 1,801

スポーツを通じた社会課題解決の推進

1,854 1,919

国際競技力の向上 1,902 1,921

公正・公平なスポーツの推進 742 697

計 6,338 6,338

31年度(百万円)

初等中等教育振興費 1,135

高等教育振興費 2,986

独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備費

9,013

私立学校振興費 8,613

国立大学法人施設整備費 71,791

国立大学法人船舶建造費 5,671

計 99,209

( 5) 国立大学法人施設整備費

国立大学法人施設整備費については、国立

大学等における教育研究施設の整備を着実に

推進することとし、24,957百万円を計上して

いる。

( 6) 国立大学法人運営費

国立大学法人運営費については、その大部

分を前年同額で固定して配分してきた仕組み

を改め、教育・研究の成果に係る客観的な共

通指標による評価に基づく配分と、従来の重

点支援評価に基づく配分を合わせ、評価に基

づく配分の対象額を約 1,000億円まで抜本的

に拡充することとし、1,097,055百万円を計

上している。

( 7) スポーツ振興費

(イ) スポーツ参画人口の拡大については、

スポーツ人口拡大に向けた官民連携プロ

ジェクト等に係る所要の経費を計上してい

る。

(ロ) スポーツを通じた社会課題解決の推進

については、スポーツ産業の成長促進事

業、障害者スポーツ推進プロジェクト等に

係る所要の経費を計上している。

(ハ) 国際競技力の向上については、ナショ

ナルトレーニングセンター競技別強化拠点

機能強化事業等に係る所要の経費を計上し

ている。

(ニ) 公正・公平なスポーツの推進について

は、ドーピング防止活動推進事業等に係る

所要の経費を計上している。

スポーツ振興費の内訳は、次のとおりであ

る。

(注) 国際競技力の向上に関する経費としては、

このスポーツ振興費に計上されているほか、

独立行政法人日本スポーツ振興センター運営

費のうち競技力向上事業に要する経費 10,047

百万円等を計上している。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 初等中等教育振興費

初等中等教育振興費については、災害防止

のため、認定こども園等における耐震化を推

進することとし、1,135百万円を計上してい

る。

( 2) 高等教育振興費

高等教育振興費については、災害発生時の

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35( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

137,536 126,876 10,660

31年度(百万円) 30年度(百万円)

育英資金返還免除等補助金 7,432 7,192

学資支給基金補助金 14,000 10,500

育英資金利子補給金 37 4

育英資金貸付金 102,934 95,779

小 計 124,403 113,476

独立行政法人日本学生支援機構運営費

13,133 13,400

計 137,536 126,876

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

23,508,190 23,301,964 206,226

31年度(百万円) 30年度(百万円)

公 債 等 償 還 14,301,817 13,904,016

定率繰入分 13,495,901 13,110,804

社会資本整備事業特別会計整理収入等相当額繰入分

67,670 81,591

年金特例公債償還分 260,000 260,000

予算繰入分 478,246 451,621

借 入 金 償 還 356,216 370,484

定率繰入分 177,500 186,842

予算繰入分 178,716 183,642

計 14,658,033 14,274,500

情報通信機能の確保のため、国立大学におけ

る設備整備を推進することとし、2,986百万

円を計上している。

( 3) 私立学校振興費

私立学校振興費については、災害防止のた

め、私立大学等における耐震化を推進するこ

ととし、8,613百万円を計上している。

( 4) 国立大学法人施設整備費

国立大学法人施設整備費については、国立

大学等における教育研究施設の耐震化等を着

実に推進することとし、71,791百万円を計上

している。

5 育 英 事 業 費

【通常分】

この経費は、経済的理由により修学に困難が

ある優れた学生等に対し、学資の貸与及び支給

を行う独立行政法人日本学生支援機構に対する

無利子貸与資金の貸付、貸与資金に係る利子補

給金、貸与資金の返還免除及び回収不能債権の

処理、学資支給基金の造成に要する経費の補助

等である。

育英資金貸付金については、無利子奨学金の

残存適格者の解消とともに、低所得世帯の子供

に係る成績基準の実質的撤廃を着実に実施する

ため、102,934百万円を計上している。

育英資金利子補給金については、無利子奨学

金に係る財政融資資金借入金の増に伴い、30

年度当初予算額に対して 33百万円(759%)増の

37百万円を計上している。

育英資金返還免除等補助金については、有利

子貸与資金に係る返還免除及び回収不能債権の

処理に要する経費について、所要の経費を計上

している。

また、低所得世帯の子供の進学を後押しする

ため、29年度に創設した給付型奨学金制度の

円滑かつ着実な実施を図るための経費として、

学資支給基金に 14,000百万円を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

国 債 費

【通常分】

この経費は、公債の償還及び利子の支払に必要

な経費と、公債の償還及び発行に必要な手数料を

国債整理基金特別会計へ繰り入れるもの等であ

る。

( 1) 債 務 償 還 費

この経費は、前年度期首公債及び借入金総額

の 100分の 1.6に相当する額(定率繰入分)、「日

本電信電話株式会社の株式の売払収入の活用に

よる社会資本の整備の促進に関する特別措置

法」(昭 62法 86)第 6条第 2項及び「特別会計に

関する法律等の一部を改正する等の法律」(平

25法 76)附則第 12条第 5項の規定による社会

資本整備事業特別会計整理収入等に相当する額

(社会資本整備事業特別会計整理収入等相当額

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36( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

公 債 利 子 等 8,722,358 8,895,705

年金特例公債利子 17,433 25,470

借 入 金 利 子 15,471 16,663

財務省証券利子 60,000 60,000

計 8,815,262 8,997,838

31年度(百万円) 30年度(百万円)

34,894 29,626

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

209,709 250,375 △ 40,665

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

7,472 8,541 △ 1,069

種 別支給人員(人) 金 額(百万円)

31年度 30年���������

度 31年度 30年���������

国会議員互助年金

710 739 1,972 2,087

文官等恩給費 4,538 5,456 4,601 5,576

文化功労者年金

257 251 900 879

計 5,505 6,446 7,472 8,541

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

191,424 229,398 △ 37,974

種 別支給人員(千人) 金 額(百万円)

31年度 30年���������

度 31年度 30年���������

普通扶助料 223 263 137,679 161,302

公務関係扶助料

21 26 37,788 46,714

その他 22 30 15,958 21,383

計 267 319 191,424 229,398

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,063 1,097 △ 34

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

9,750 11,339 △ 1,589

繰入分)、年金特例公債の償還財源に充てるた

めの額(年金特例公債償還分)並びにその他公債

等の償還に必要とされる額を計上するものであ

る。

( 2) 利子及割引料

この経費は、公債、年金特例公債、借入金、

財務省証券等の利子の支払に必要な経費である。

( 3) 国債事務取扱費

この経費は、公債の償還及び発行に必要な手

数料及び事務費等である。

恩 給 関 係 費

【通常分】

1 文官等恩給費

【通常分】

この経費は、国会議員互助年金、文官等恩給

及び文化功労者年金の支給に必要な経費であり、

新規裁定による増加や失権による減少等を織り

込んで所要経費を算定し、7,472百万円を計上

している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

2 旧軍人遺族等恩給費

【通常分】

この経費は、旧軍人及びその遺族等に対する

恩給支給に必要な経費であり、新規裁定による

増加や失権による減少等を織り込んで所要経費

を算定し、191,424百万円を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

3 恩給支給事務費

【通常分】

この経費は、国会議員互助年金、文官等恩給

並びに旧軍人及びその遺族等に対する恩給の支

給事務等を処理するために必要な経費である。

4 遺族及び留守家族等援護費

【通常分】

この経費は、「戦傷病者戦没者遺族等援護法」

(昭 27法 127)に基づく遺族年金等の支給、「戦

傷病者特別援護法」(昭 38法 168)に基づく療養

の給付、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進

並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配

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37( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

戦傷病者戦没者遺族年金等 7,840 9,458

遺 族 年 金 3,642 4,457

遺族給与金 1,921 2,406

障 害 年 金 1,688 2,014

そ の 他 590 580

戦傷病者等療養給付 289 313

特別給付金等支給事務費 537 451

中国残留邦人等支援事業費 1,075 1,103

戦傷病者等無賃乗車船等負担金 9 14

計 9,750 11,339

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

15,985,031 15,514,981 470,050

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

15,551,004 15,360,581 190,423

偶者の自立の支援に関する法律」(平 6法 30)に

基づく中国残留邦人等に対する一時金の支給等

に必要な経費である。

( 1) 遺族及留守家族等援護費については、遺

族年金及び障害年金等の支給並びに療養の給

付について最近の実績を基礎として見込み、

8,666百万円を計上している。

( 2) 中国残留邦人等支援事業費については、

永住帰国した中国残留邦人等に対する一時金

の支給等の支援策を実施することとし、1,075

百万円を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

地方交付税交付金等

【通常分】

1 地方交付税交付金

【通常分】

この経費は、所得税及び法人税、酒税並びに

消費税の収入額のそれぞれ一定割合の額を、地

方交付税交付金として、交付税及び譲与税配付

金特別会計を通じて地方団体に交付するために

必要な経費である。

31年度においては、各税の収入見込額の一

定割合(所得税及び法人税にあっては 100分の

33.1、酒税にあっては 100分の 50、消費税にあっ

ては 100分の 20.8)に相当する額 15,523,188

百万円から、20年度、21年度及び 28年度の地

方交付税の精算額のうち「地方交付税法」(昭 25

法 211)等に基づき 31年度分の交付税の総額か

ら減額することとされている額 235,484百万円

を控除し、加算することとされている額

263,300百万円を加えた額 15,551,004百万円を

地方交付税交付金として計上している。なお、

国と地方の折半により負担を行ってきた地方の

財源不足が解消したことから、一般会計からの

特例加算による地方交付税の増額措置は講じな

いこととしている。

31年度の地方財政については、「経済財政運

営と改革の基本方針 2018」(30年 6月 15日閣議

決定)を踏まえ、国の一般歳出の取組と基調を

合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要と

なる一般財源の総額について、30年度の水準

を下回らないよう実質的に同水準を確保するこ

ととしている。

具体的には、歳出面では、消費税増収分を活

用した幼児教育・保育の無償化、社会保障の充

実等に係る所要の経費を計上するほか、「防

災・減災、国土強靱化のための 3か年緊急対

策」(30年 12月 14日閣議決定)に基づく事業と

連携しつつ、地方団体が単独事業として実施す

る防災インフラの整備を推進するため、新たに

「緊急自然災害防止対策事業費」として 3,000億

円を計上している。また、森林環境譲与税譲与

金(仮称)を財源として実施する森林整備等の経

費を新たに計上し「重点課題対応分」を 2,700億

円に増額している。「まち・ひと・しごと創生

事業費」は引き続き 10,000億円を計上すること

としている。

歳入面においては、31年度に地方団体に交

付される地方交付税の総額は、一般会計から交

付税及び譲与税配付金特別会計に繰り入れられ

る地方交付税交付金 15,551,004百万円に、30

年度における地方交付税交付金の未交付額

421,492百万円、地方法人税の税収の全額

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38( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

434,028 154,400 279,628

区 分 31 年 度 30 年 度 比較増△減

所 得 税 収 入 見 込 (イ) 19,934,000 19,020,000 914,000

地 方 交 付 税 の 率 (ロ) 33.1100

33.1100

(イ) × (ロ)(ハ) 6,598,154 6,295,620 302,534

法 人 税 収 入 見 込 (ニ) 12,858,000 12,167,000 691,000

(単位 百万円)

687,600百万円及び「地方公共団体金融機構法」

(平 19法 64)に基づき財政投融資特別会計投資

勘定に帰属する地方公共団体金融機構の公庫債

権金利変動準備金に相当する額として、同勘定

から交付税及び譲与税配付金特別会計に特例と

して繰り入れられる額 100,000百万円を加算し

た額から、同特別会計における 31年度に行う

借入金の償還額 500,000百万円及び同特別会計

の借入金等利子負担額 79,200百万円を控除し

た額 16,180,895百万円(30年度当初予算比

172,414百万円、1.1%増)となっている。

地方税等については、消費税率の引上げに際

し、需要変動の平準化等の観点から、住宅に対

する税制上の支援策を講ずるとともに、車体課

税について地方の安定的な財源を確保しつつ大

幅な見直しを行うほか、森林整備等に必要な地

方財源を安定的に確保する観点から、森林環境

税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)の創設等を

行うこととしている。

地方債については、31年度の地方債計画は、

地方税収の伸び等を踏まえて臨時財政対策債の

発行額を大幅に縮減するものの、地方財源不足

に対処するための措置を講じ、地方公共団体が

「防災・減災、国土強靱化のための 3か年緊急

対策」、公共施設等の適正管理及び地域の活性

化への取組み等を着実に推進できるよう、所要

の地方債資金の確保を図ることとして策定さ

れ、総額は 12,008,400百万円(30年度 11,650,900

百万円)となっている。

また、地方債に充てる資金については、地方

公共団体ごとの資金調達能力及び資金使途に着

目した公的資金の重点化方針を維持することに

加えて、住民生活に密着した社会資本整備等を

推進するため、地方公共団体の円滑な資金調達

に配慮し、財政融資資金 2,952,700百万円(30

年度 2,810,200百万円)、地方公共団体金融機構

資金 1,839,300百万円(30年度 1,779,900百万

円)を予定している。

2 地方特例交付金

【通常分】

この経費は、交付税及び譲与税配付金特別会

計を通じて、地方公共団体に対し地方特例交付

金及び子ども・子育て支援臨時交付金(仮称)を

交付するために必要な経費である。

( 1) 地方特例交付金交付税及び譲与税配付金

特別会計へ繰入

「地方特例交付金等の地方財政の特別措置

に関する法律」(平 11法 17)に基づき、個人

住民税における住宅借入金等特別税額控除に

よる減収額並びに自動車税環境性能割及び軽

自動車税環境性能割の臨時的軽減による減収

額を補塡するため、地方特例交付金を地方公

共団体に交付することとし、199,082百万円

を計上している。

( 2) 子ども・子育て支援臨時交付金交付税及

び譲与税配付金特別会計へ繰入

「子ども・子育て支援法」(平 24法 65)に基

づき、31年 10月から実施する幼児教育・保

育の無償化に係る経費の地方負担分につい

て、消費税増収分を活用し、子ども・子育て

支援臨時交付金(仮称)を地方公共団体に交付

することとし、234,946百万円を計上してい

る。

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39( )

区 分 31 年 度 30 年 度 比較増△減

地 方 交 付 税 の 率 (ホ) 33.1100

33.1100

(ニ) × (ホ)(ヘ) 4,255,998 4,027,277 228,721

酒 税 収 入 見 込 (ト) 1,271,000 1,311,000 △ 40,000

地 方 交 付 税 の 率 (チ) 50100

50100

(ト) × (チ)(リ) 635,500 655,500 △ 20,000

消 費 税 収 入 見 込 (ヌ) 19,392,000 17,558,000 1,834,000

地 方 交 付 税 の 率 (ル) 20.8100

22.3100

(ヌ) × (ル)(ヲ) 4,033,536 3,915,434 118,102

過 年 度 精 算 額 (ワ) △ 235,484 △ 235,484 ―

法 定 加 算 等 (カ) 263,300 536,700 △ 273,400

特 例 加 算 (ヨ) ― 165,535 △ 165,535

合 計 (タ) 15,551,004 15,360,581 190,423

(ハ)+(ヘ)+(リ)+(ヲ)+(ワ)+(カ)+(ヨ)

(参 考)

交付税及び譲与税配付金特別会計

地 方 法 人 税 (レ) 687,600 653,300 34,300

剰 余 金 活 用 (ソ) ― 75,000 △ 75,000

機 構 準 備 金 活 用 (ツ) 100,000 400,000 △ 300,000

借 入 金 償 還 額 (ネ) △ 500,000 △ 400,000 △ 100,000

借 入 金 等 利 子 (ナ) △ 79,200 △ 80,400 1,200

地 方 交 付 税 交 付 金 (ラ) 15,759,404 16,008,481 △ 249,078

(タ)+(レ)+(ソ)+(ツ)+(ネ)+(ナ)��

����

��

����

前年度における地方交付税交付金の未交付額 (ム) 421,492 ― 421,492

地方団体に交付すべき地方交付税交付金の総額(ラ)+(ム)

16,180,895 16,008,481 172,414

(単位 百万円)

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

5,206,604(5,191,104)

5,245,776(15,500)

△ 39,171

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

50,836 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

5,257,440(5,191,104)

5,245,776(66,336)

11,664

防 衛 関 係 費

【通常分】

(注) SACO関係経費、米軍再編関係経費(地元

負担軽減に資する措置)及び政府専用機取得経

費を除いた 31年度防衛関係費は、5,006,963百万円

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、自衛隊の管理及び運営並びにこれ

に関する事務並びに条約に基づく外国軍隊の駐留

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40( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

防 衛 本 省 5,032,988(5,041,570)

5,096,096

地 方 防 衛 局 20,073(19,896)

19,898

防 衛 装 備 庁 153,544(129,638)

129,782

計 5,206,604(5,191,104)

5,245,776

うちSACO関係経費 25,552 5,068

うち米軍再編関係経費(地元負担軽減に資する措置)

167,920 216,083

うち政府専用機取得経費 6,168 31,150

31年度(百万円) 30年度(百万円)

5,032,988(5,041,570)

5,096,096

31年度(百万円) 30年度(百万円)

防衛本省共通費 776,868(794,412)

795,202

人 件 費 570,692 588,538

旅 費 8,951(8,793)

8,800

うち政府専用機取得経費

― 0

庁 費 8,387(8,290)

8,294

うち政府専用機取得経費

― 1

被 服 費 7,868(10,232)

10,415

糧 食 費 36,865(35,728)

35,781

そ の 他 144,105(142,831)

143,374

防衛本省施設費 4,466 3,499

庁 費 1 141

施 設 費 4,466 3,358

自衛官給与費 1,423,974(1,413,747)

1,413,936

武器車両等整備費 882,629

(726,382)761,499

うち政府専用機取得経費 182 542

艦 船 整 備 費 220,027(213,449)

213,456

航空機整備費 657,499(767,332)

767,863

うち政府専用機取得経費 5,987 29,722

在日米軍等駐留関連諸費 390,485 421,210

うちSACO関係経費 25,552 5,068

うち米軍再編関係経費(地元負担軽減に資する措置)

167,920 216,083

独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構運営費

3,270 3,020

防衛協力・交流等推進費 642 500

防衛力基盤整備費 673,128

(698,018)715,911

うち政府専用機取得経費 ― 886

計 5,032,988(5,041,570)

5,096,096

31年度(百万円) 30年度(百万円)

陸 上 自 衛 隊 1,845,029(1,831,009)

1,875,788

海 上 自 衛 隊 1,224,679(1,143,264)

1,150,198

航 空 自 衛 隊 1,107,336(1,197,471)

1,200,030

大臣官房及び各局 686,520 709,542

統合幕僚監部 52,076(43,982)

44,234

等に関するものとして計上される経費である。

31年度においては、30年 12月 18日の国家安

全保障会議及び閣議において決定された「平成 31

年度以降に係る防衛計画の大綱について」及び「中

期防衛力整備計画(平成 31年度~平成 35年度)に

ついて」等を踏まえ、領域横断作戦を実現するた

め、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域

における能力、海空領域における能力等を強化す

るとともに、一層の効率化・合理化を徹底した防

衛力整備に努め、SACO関係経費、米軍再編関

係経費(地元負担軽減に資する措置)、政府専用機

の取得経費及び臨時・特別の措置を含め、所要の

経費を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

( 1) 防 衛 本 省

この経費は、防衛本省の業務の遂行に要する

経費である。

経費の内訳は、次のとおりである。

これを陸上、海上及び航空の各自衛隊等機関

別に区分すれば、次のとおりである。

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41( )

防 衛 大 学 校 17,117 15,269

防衛医科大学校 26,671 25,487

防 衛 研 究 所 2,532 2,817

情 報 本 部 70,263 71,809

防衛監察本部 754 907

審 議 会 等 12 14

計 5,032,988(5,041,570)

5,096,096

総額(百万円) うち 31年度歳出分(百万円)

事務機器借入れ等 12,334 628

庁舎管理運営業務 21 5

防衛省職員採用試験問題作成等業務

5 3

庁舎機械警備 1 0

情報システム技術基準作成業務 84 ―

情報化推進支援業務 96 12

自衛官特殊被服購入 1,394 ―

防衛本省施設整備 3,793 222

武 器 購 入 301,223 13,734

通信機器購入 124,223 1,407

車 両 購 入 6,417 ―

弾 薬 購 入 208,447 8,020

諸 器 材 購 入 43,445 749

武器車両等整備 347,697 19,954

特定防衛調達武器整備 3,462 443

民間資金等活用通信衛星整備等事業

25,403 ―

艦 船 建 造 6,757 232

艦 船 整 備 64,825 ―

航 空 機 購 入 149,252 2,445

特定防衛調達航空機購入 193,956 7,753

航 空 機 整 備 492,481 12,483

住宅防音事業関連事務手続補助業務

1,410 470

提供施設等整備 26,663 2,390

障害防止対策施設整備 2,511 416

提供施設移設整備 164,003 14,495

障害防止対策事業費補助 4,345 790

教育施設等騒音防止対策事業費補助

26,125 1,312

施設周辺整備助成補助 24,693 4,522

道路改修等事業費補助 3,142 571

自衛隊施設整備 68,066 3,291

自衛隊施設用地取得等 1,595 ―

教育訓練用器材購入 16,447 229

教育訓練用器材借入れ等 12,782 1,776

教育訓練用器材整備 10,704 0

公務員宿舎建設等 23,562 1,549

計 2,371,363 99,904

また、新たに、継続費として総額 165,079百

万円(うち 31年度歳出分 1,692百万円)及び国

庫債務負担行為として総額 2,371,363百万円(う

ち 31年度歳出分 99,904百万円)を計上している。

継続費は、全額艦船建造のためのものである。

国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ

る。

なお、上記のほか、消費税率の引上げ等に伴

い、継続費の総額及び年割額の改定並びに国庫

債務負担行為の限度額の増額を行っている。

具体的業務の主なものは次のとおりであり、

領域横断作戦を実現するため、宇宙・サイ

バー・電磁波といった新たな領域における能力

や海空領域における能力、後方分野も含めた防

衛力の持続性・強靱性等を強化するとともに、

安全保障環境の変化を踏まえ、日米同盟・諸外

国との安全保障協力を強化するよう、所要の経

費を計上している。

なお、31年度における防衛力整備の一層の

効率化・合理化の取組として、長期契約の活

用、民生品の使用、原価の精査等の装備調達の

最適化や、費用対効果の低いプロジェクトの見

直しにより、415,877百万円の効率化・合理化

を実現している。

(イ) 陸上自衛隊においては、16式機動戦闘

車 22両、10式戦車 6両、新多用途ヘリコプ

ター(UH―X)6機、装輪 155 mmりゅう弾

砲 7両、12式地対艦誘導弾 1式、03式中距

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42( )

数 量 総 額(百万円)

うち31年度歳 出 分

(百万円)

陸 上 自 衛 隊

16式機動戦闘車 22両 16,100 372

10 式 戦 車 6両 8,089 ―

新多用途ヘリコプター(UH―X)

6機 11,049 531

装 輪 155 mmりゅう弾砲 7両 5,066 ―

12式地対艦誘導弾 1式 13,469 ―

03式中距離地対空誘導弾(改)

1式 14,133 ―

陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)

2基 173,252 11,977

海 上 自 衛 隊

甲Ⅴ型警備艦 2隻 95,142 1,617

潜 水 艦 1隻 69,937 75

弾道ミサイル防衛用迎撃ミサイル

1式 71,720 7,933

航 空 自 衛 隊

早期警戒機(E―2D) 9機 193,956 7,753

戦 闘 機(F―35A) 6機 78,098 ―

戦 闘 機(F―15)の能力向上

2機 52,002 6,897

輸 送 機(C―2) 2機 47,664 1,915

地対空誘導弾ペトリオットの能力向上(PAC―3MSE)

12式 11,309 ―

離地対空誘導弾(改)1式、陸上配備型イージ

ス・システム(イージス・アショア)本体 2基

等の装備品の調達を行うとともに、各種器材

及び施設の整備等を行うこととしている。

(ロ) 海上自衛隊においては、甲V型警備艦

(3,900トン型)2隻及び潜水艦(3,000トン型)

1隻の建造並びに弾道ミサイル防衛用迎撃ミ

サイル等の弾薬の調達を行うとともに、十分

な修理費等の確保により艦艇・航空機等の運

用効率の向上を図るほか、各種器材及び施設

の整備等を行うこととしている。

(ハ) 航空自衛隊においては、早期警戒機

(E―2D)9機、戦闘機(F―35A)6機、戦闘

機(F―15)の能力向上 2機、輸送機(C―2)2

機、地対空誘導弾ペトリオットの能力向上

(PAC―3 MSE)12式、滞空型無人機

(グローバルホーク)1機の機体組立て経費等

の調達を行うとともに、十分な修理費等の確

保により航空機等の運用効率の向上を図るほ

か、各種器材及び施設の整備等を行うことと

している。

(ニ) 基地対策等の推進のため、以下の経費を

計上している。

( a)「防衛施設周辺の生活環境の整備等に

関する法律」(昭 49法 101)等に基づき、自

衛隊施設及び提供施設の維持運営等に関連

し必要な、障害及び騒音の防止措置、飛行

場等周辺の移転措置、民生安定施設の助成

措置等を行うための所要の経費を計上して

いる。

( b)「日本国とアメリカ合衆国との間の相

互協力及び安全保障条約第 6条に基づく施

設及び区域並びに日本国における合衆国軍

隊の地位に関する協定第 24条についての

新たな特別の措置に関する日本国とアメリ

カ合衆国との間の協定」(平 28条 6)に基づ

き、労務費、光熱水料等及び訓練移転費を

負担するとともに、「日本国とアメリカ合

衆国との間の相互協力及び安全保障条約第

6条に基づく施設及び区域並びに日本国に

おける合衆国軍隊の地位に関する協定」(昭

35条7。以下「地位協定」という。)に基づき、

提供施設の整備及び基地従業員対策等を行

うための所要の経費を計上している。

( c)「地位協定」等に基づく提供施設の維持

運営等に関連し必要な土地の購入及び借上

げ、各種の補償、現在提供中の施設及び区

域の返還を受けるため、当該施設及び区域

を集約移転するための所要の経費を計上し

ている。

(ホ) 米軍再編関係経費(地元負担軽減に資す

る措置)については、普天間飛行場の移設に

要する経費等 167,920百万円を計上してい

る。

(参 考) 主要装備の国庫債務負担行為等

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43( )

滞空型無人機(グローバルホーク)

1機 7,145 ―

31年度(百万円) 30年度(百万円)

20,073(19,896)

19,898

31年度(百万円) 30年度(百万円)

地 方 防 衛 局 20,073(19,896)

19,898

人 件 費 16,876 16,908

そ の 他 3,196(2,988)

2,990

総額(百万円) うち 31年度歳出分(百万円)

競争導入公共サービス施設管理運営業務

195 59

事務機器借入れ等 1,061 169

地方防衛局施設整備 19 4

計 1,274 232

31年度(百万円) 30年度(百万円)

153,544 (129,638)129,782

31年度(百万円) 30年度(百万円)

防衛装備庁共通費 18,806

(19,428)19,430

人 件 費 15,636 15,717

そ の 他 3,170(3,711)

3,713

防衛装備庁施設費 84 19

庁 費 8 12

施 設 費 76 7

防衛力基盤整備費 134,654

(110,191)110,333

計 153,544(129,638)

129,782

総額(百万円) うち 31年度歳出分(百万円)

事務機器借入れ等 144 24

類別・標準化システム改修等 221 ―

防衛装備庁施設整備 48 4

自衛隊施設整備 8,675 447

サイバーセキュリティ対策支援業務

142 ―

自衛隊員健康・栄養調査業務 94 ―

研 究 開 発 124,926 2,799

計 134,250 3,274

31年度(百万円)

防 衛 本 省 50,836

施 設 費 11,690

そ の 他 39,146

( 2) 地 方 防 衛 局

この経費は、地方防衛局の業務の運営に必要

な経費である。

経費の内訳は、次のとおりである。

また、新たに、国庫債務負担行為として総額

1,274百万円(うち 31年度歳出分 232百万円)を

計上している。

国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ

る。

なお、上記のほか、消費税率の引上げに伴

い、国庫債務負担行為の限度額の増額を行って

いる。

( 3) 防 衛 装 備 庁

この経費は、防衛装備庁の業務の遂行に必要

な経費である。

経費の内訳は、次のとおりである。

また、新たに、国庫債務負担行為として総額

134,250百万円(うち 31年度歳出分 3,274百万

円)を計上している。

国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ

る。

なお、上記のほか、消費税率の引上げに伴

い、国庫債務負担行為の限度額の増額を行って

いる。

防衛装備庁においては、防衛装備品のライフ

サイクルを通じたプロジェクト管理の強化等を

通して、装備取得業務の一層の効率化及び最適

化を図るための所要の経費を計上している。

研究開発については、科学技術の動向を踏ま

えつつ、技術研究案件を選定しており、31年

度は島嶼防衛用高速滑空弾の要素技術の研究を

推進するほか、効果的・効率的な技術研究開発

を実施することとしている。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

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44( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

6,059,609(5,978,947)

6,419,017(80,662)

△ 359,408

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

850,300 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

(5,978,947) (930,962)6,909,909 6,419,017 490,892

区 分 31 年 度30 年 度 比 較 増 △ 減

当 初���������������

補正(第1号)後 当 初���������������

補正(第1号)後

治 山 治 水 対 策 897,571 844,871 850,070 52,700 47,501

治 水 807,530 757,386 757,386 50,144 50,144

治 山 60,627 59,736 64,935 891 △ 4,308

海 岸 29,414 27,749 27,749 1,665 1,665

道 路 整 備 1,421,231 1,347,227 1,347,227 74,004 74,004

港湾空港鉄道等整備 427,840 420,317 423,750 7,523 4,090

港 湾 整 備 238,573 232,754 236,187 5,819 2,386

空 港 整 備 75,973 78,498 78,498 △ 2,525 △ 2,525

都市・幹線鉄道整備 24,905 24,676 24,676 229 229

整 備 新 幹 線 整 備 79,192 75,450 75,450 3,742 3,742

船舶交通安全基盤整備 9,197 8,939 8,939 258 258

住 宅 都 市 環 境 整 備 574,566 527,818 529,405 46,748 45,161

住 宅 対 策 152,464 150,529 152,116 1,935 348

都 市 環 境 整 備 422,102 377,289 377,289 44,813 44,813

公園水道廃棄物処理等 113,598 101,554 103,288 12,044 10,310

下 水 道 15,611 5,375 5,375 10,236 10,236

水 道 施 設 整 備 17,836 17,570 17,570 266 266

【通常分】

平成 31年度公共事業関係費対前年度比較表(単位 百万円)

( 1) 自衛隊施設の耐震化・老朽化対策

平成 30年大阪北部地震等を踏まえ、自衛

隊施設のうち、災害対処における重要な拠点

について、耐震化状況、老朽化状況及び自家

発電機の設置状況等の緊急点検を行い、自衛

隊の迅速かつ適切な任務の遂行に支障を生じ

る恐れのある施設が判明したことから、耐震

化対策に係る整備、老朽化対策に係る整備及

び電力供給能力向上に係る整備を実施するた

めに必要な経費であり、11,744百万円を計上

している。

( 2) 自衛隊の防災関係資機材等の整備

災害派遣時における救援活動に必要な資機

材等について、老朽化に起因した機能上の不

具合や、救援活動の充実強化という観点を踏

まえ、速やかに整備する必要があることか

ら、資機材等の整備、通信機器等の整備及び

車両等の整備に係る緊急対策を実施するため

に必要な経費であり、39,092百万円を計上し

ている。

また、新たに、国庫債務負担行為として自

衛隊施設整備に要する経費 11,814百万円(う

ち31年度歳出分 551百万円)を計上している。

公共事業関係費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

公共事業関係費は、治山治水対策事業費、道路

整備事業費、港湾空港鉄道等整備事業費、住宅都

市環境整備事業費、公園水道廃棄物処理等施設整

備費、農林水産基盤整備事業費、社会資本総合整

備事業費、推進費等及び災害復旧等事業費に大別

される。

31年度予算を大別して示すと、次のとおりで

ある。

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45( )

区 分 31 年 度30 年 度 比 較 増 △ 減

当 初���������������

補正(第1号)後 当 初���������������

補正(第1号)後

廃棄物処理施設整備 41,575 40,822 40,822 753 753

工 業 用 水 道 2,163 2,162 3,197 1 △ 1,034

国 営 公 園 等 28,711 28,031 28,031 680 680

自 然 公 園 等 7,702 7,594 8,293 108 △ 591

農 林 水 産 基 盤 整 備 611,891 603,017 603,017 8,874 8,874

農 業 農 村 整 備 326,026 321,054 321,054 4,972 4,972

森 林 整 備 122,107 120,313 120,313 1,794 1,794

水 産 基 盤 整 備 71,044 70,000 70,000 1,044 1,044

農山漁村地域整備 92,714 91,650 91,650 1,064 1,064

社 会 資 本 総 合 整 備 1,876,961 2,000,308 2,000,308 △ 123,347 △ 123,347

推 進 費 等 60,902 59,846 59,846 1,056 1,056

計 5,984,560 5,904,958 5,916,911 79,602 67,649

災 害 復 旧 等 75,049 73,989 502,106 1,060 △ 427,057

災 害 復 旧 56,673 56,604 423,995 69 △ 367,322

災 害 関 連 18,376 17,385 78,111 991 △ 59,735

合 計 6,059,609 5,978,947 6,419,017 80,662 △ 359,408

(単位 百万円)

北 海 道 離 島 沖 縄 そ の 他 計

治 山 治 水 対 策 99,511 663 4,761 792,636 897,571

道 路 整 備 198,809 ― 33,875 1,188,547 1,421,231

港湾空港鉄道等整備 36,021 7,214 41,505 343,100 427,840

住 宅 都 市 環 境 整 備 22,345 ― 5,526 546,695 574,566

公園水道廃棄物処理等 5,540 2,393 6,486 99,179 113,598

農 林 水 産 基 盤 整 備 117,276 24,743 16,009 453,863 611,891

社 会 資 本 総 合 整 備 70,574 25,257 18,144 1,762,986 1,876,961

推 進 費 等 4,525 ― 2,619 53,758 60,902

計 554,601 60,270 128,925 5,240,764 5,984,560

災 害 復 旧 等 53 ― ― 74,996 75,049

合 計 554,654 60,270 128,925 5,315,760 6,059,609

(単位 百万円)

(注)「離島」欄は、奄美諸島における公共事業関係費 18,862百万円を含んでいる。

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 168,666 173,089

厚 生 労 働 省 8,671(10,114)

19,043

農 林 水 産 省 524,262(514,205)

606,135

経 済 産 業 省 1,985(1,947)

2,982

国 土 交 通 省 5,310,819(5,235,172)

5,569,436

環 境 省 45,206(44,420)

48,332

合 計 6,059,609(5,978,947)

6,419,017

この経費を北海道、離島、沖縄及びその他の地域別に区分して示すと、次のとおりである。

また、所管別に区分して示すと、次のとおりで

ある。

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46( )

区 分 31 年 度30 年 度 比 較 増 △ 減

当 初���������������

補正(第1号)後 当 初���������������

補正(第1号)後

治 山 治 水 対 策 223,026 ― ― 皆増 皆増

治 水 189,772 ― ― 皆増 皆増

治 山 24,977 ― ― 皆増 皆増

海 岸 8,277 ― ― 皆増 皆増

道 路 整 備 127,905 ― ― 皆増 皆増

港湾空港鉄道等整備 55,232 ― ― 皆増 皆増

港 湾 整 備 37,433 ― ― 皆増 皆増

空 港 整 備 13,443 ― ― 皆増 皆増

都市・幹線鉄道整備 3,550 ― ― 皆増 皆増

整 備 新 幹 線 整 備 ― ― ― ― ―

船舶交通安全基盤整備 806 ― ― 皆増 皆増

住 宅 都 市 環 境 整 備 23,216 ― ― 皆増 皆増

住 宅 対 策 1,200 ― ― 皆増 皆増

都 市 環 境 整 備 22,016 ― ― 皆増 皆増

公園水道廃棄物処理等 15,000 ― ― 皆増 皆増

下 水 道 ― ― ― ― ―

水 道 施 設 整 備 4,000 ― ― 皆増 皆増

廃棄物処理施設整備 7,000 ― ― 皆増 皆増

工 業 用 水 道 1,000 ― ― 皆増 皆増

国 営 公 園 等 ― ― ― ― ―

自 然 公 園 等 3,000 ― ― 皆増 皆増

農 林 水 産 基 盤 整 備 94,223 ― ― 皆増 皆増

農 業 農 村 整 備 51,072 ― ― 皆増 皆増

森 林 整 備 19,151 ― ― 皆増 皆増

水 産 基 盤 整 備 19,000 ― ― 皆増 皆増

農山漁村地域整備 5,000 ― ― 皆増 皆増

社 会 資 本 総 合 整 備 311,698 ― ― 皆増 皆増

推 進 費 等 ― ― ― ― ―

計 850,300 ― ― 皆増 皆増

災 害 復 旧 等 ― ― ― ― ―

災 害 復 旧 ― ― ― ― ―

災 害 関 連 ― ― ― ― ―

合 計 850,300 ― ― 皆増 皆増

【臨時・特別の措置】

平成 31年度公共事業関係費対前年度比較表(単位 百万円)

北 海 道 離 島 沖 縄 そ の 他 計

治 山 治 水 対 策 21,833 208 92 200,893 223,026

道 路 整 備 16,313 ― 40 111,552 127,905

港湾空港鉄道等整備 1,191 901 2,471 50,669 55,232

住 宅 都 市 環 境 整 備 1,954 ― 280 20,982 23,216

公園水道廃棄物処理等 354 ― 170 14,476 15,000

農 林 水 産 基 盤 整 備 18,001 1,367 693 74,162 94,223

(単位 百万円)

この経費を北海道、離島、沖縄及びその他の地域別に区分して示すと、次のとおりである。

Page 28: 第2一般会計 - 財務省...68,910 62,244 医療提供体制 設備整備交付 金 30,000 ― 医療保険給付諸 費 9,885,617 9,710,596 全国健康保険 協会保険給付

47( )

北 海 道 離 島 沖 縄 そ の 他 計

社 会 資 本 総 合 整 備 10,739 3,865 1,378 295,716 311,698

推 進 費 等 ― ― ― ― ―

計 70,385 6,341 5,124 768,450 850,300

災 害 復 旧 等 ― ― ― ― ―

合 計 70,385 6,341 5,124 768,450 850,300

(単位 百万円)

(注)「離島」欄は、奄美諸島における公共事業関係費 2,101百万円を含んでいる。

31年度(百万円)

内 閣 府 5,124

厚 生 労 働 省 3,733

農 林 水 産 省 96,949

経 済 産 業 省 1,000

国 土 交 通 省 733,751

環 境 省 9,743

合 計 850,300

区 分 31 年 度30 年 度 比 較 増 △ 減

当 初���������������

補正(第1号)後 当 初���������������

補正(第1号)後

治 山 治 水 対 策 1,120,597 844,871 850,070 275,726 270,527

治 水 997,302 757,386 757,386 239,916 239,916

治 山 85,604 59,736 64,935 25,868 20,669

海 岸 37,691 27,749 27,749 9,942 9,942

道 路 整 備 1,549,136 1,347,227 1,347,227 201,909 201,909

港湾空港鉄道等整備 483,072 420,317 423,750 62,755 59,322

港 湾 整 備 276,006 232,754 236,187 43,252 39,819

空 港 整 備 89,416 78,498 78,498 10,918 10,918

都市・幹線鉄道整備 28,455 24,676 24,676 3,779 3,779

整 備 新 幹 線 整 備 79,192 75,450 75,450 3,742 3,742

船舶交通安全基盤整備 10,003 8,939 8,939 1,064 1,064

住 宅 都 市 環 境 整 備 597,782 527,818 529,405 69,964 68,377

住 宅 対 策 153,664 150,529 152,116 3,135 1,548

都 市 環 境 整 備 444,118 377,289 377,289 66,829 66,829

公園水道廃棄物処理等 128,598 101,554 103,288 27,044 25,310

下 水 道 15,611 5,375 5,375 10,236 10,236

水 道 施 設 整 備 21,836 17,570 17,570 4,266 4,266

廃棄物処理施設整備 48,575 40,822 40,822 7,753 7,753

工 業 用 水 道 3,163 2,162 3,197 1,001 △ 34

国 営 公 園 等 28,711 28,031 28,031 680 680

自 然 公 園 等 10,702 7,594 8,293 3,108 2,409

農 林 水 産 基 盤 整 備 706,114 603,017 603,017 103,097 103,097

農 業 農 村 整 備 377,098 321,054 321,054 56,044 56,044

森 林 整 備 141,258 120,313 120,313 20,945 20,945

水 産 基 盤 整 備 90,044 70,000 70,000 20,044 20,044

農山漁村地域整備 97,714 91,650 91,650 6,064 6,064

社 会 資 本 総 合 整 備 2,188,659 2,000,308 2,000,308 188,351 188,351

推 進 費 等 60,902 59,846 59,846 1,056 1,056

計 6,834,860 5,904,958 5,916,911 929,902 917,949

【通常分+臨時・特別の措置】

平成 31年度公共事業関係費対前年度比較表(単位 百万円)

また、所管別に区分して示すと、次のとおりで

ある。

Page 29: 第2一般会計 - 財務省...68,910 62,244 医療提供体制 設備整備交付 金 30,000 ― 医療保険給付諸 費 9,885,617 9,710,596 全国健康保険 協会保険給付

48( )

区 分 31 年 度30 年 度 比 較 増 △ 減

当 初���������������

補正(第1号)後 当 初���������������

補正(第1号)後

災 害 復 旧 等 75,049 73,989 502,106 1,060 △ 427,057

災 害 復 旧 56,673 56,604 423,995 69 △ 367,322

災 害 関 連 18,376 17,385 78,111 991 △ 59,735

合 計 6,909,909 5,978,947 6,419,017 930,962 490,892

(単位 百万円)

北 海 道 離 島 沖 縄 そ の 他 計

治 山 治 水 対 策 121,344 871 4,853 993,529 1,120,597

道 路 整 備 215,122 ― 33,915 1,300,099 1,549,136

港湾空港鉄道等整備 37,212 8,115 43,976 393,769 483,072

住 宅 都 市 環 境 整 備 24,299 ― 5,806 567,677 597,782

公園水道廃棄物処理等 5,894 2,393 6,656 113,655 128,598

農 林 水 産 基 盤 整 備 135,277 26,110 16,702 528,025 706,114

社 会 資 本 総 合 整 備 81,313 29,122 19,522 2,058,702 2,188,659

推 進 費 等 4,525 ― 2,619 53,758 60,902

計 624,986 66,611 134,049 6,009,214 6,834,860

災 害 復 旧 等 53 ― ― 74,996 75,049

合 計 625,039 66,611 134,049 6,084,210 6,909,909

(単位 百万円)

(注)「離島」欄は、奄美諸島における公共事業関係費 20,963百万円を含んでいる。

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 173,790 173,089

厚 生 労 働 省 12,404(10,114)

19,043

農 林 水 産 省 621,211(514,205)

606,135

経 済 産 業 省 2,985(1,947)

2,982

国 土 交 通 省 6,044,570(5,235,172)

5,569,436

環 境 省 54,949(44,420)

48,332

合 計 6,909,909(5,978,947)

6,419,017

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

897,571(844,871)

850,070(52,700)

47,501

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

223,026 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

(844,871) (275,726)1,120,597 850,070 270,527

31年度(百万円) 30年度(百万円)

997,302 757,386

この経費を北海道、離島、沖縄及びその他の地域別に区分して示すと、次のとおりである。

また、所管別に区分して示すと、次のとおりで

ある。

以下、事項別に説明する。

1 治山治水対策事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、治水、治山及び海岸の公共施設

整備のための経費である。

( 1) 治 水 事 業

治水事業については、激甚な水害・土砂災

害が発生した地域等における再度災害防止対

策の重点的・集中的な実施や、地方公共団体

が優先的に取り組むべき事前防災・減災対策

について個別補助による計画的・集中的な支

援を推進するとともに、河川管理施設等の老

朽化対策として長寿命化計画に基づく維持管

理・更新を適切に実施することとしている。

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49( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

河川整備事業 487,139 456,022

多目的ダム建設事業 102,646 102,895

総合流域防災事業 7,599 7,169

砂 防 事 業 105,764 87,480

工 事 諸 費 等 104,383 103,820

計 807,530 757,386

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 4,446 4,503

国 土 交 通 省 803,084 752,883

計 807,530 757,386

31年度(百万円)

河川整備事業 156,730

総合流域防災事業 1,108

砂 防 事 業 31,934

計 189,772

31年度(百万円)

内 閣 府 43

国 土 交 通 省 189,729

計 189,772

31年度(百万円) 30年度(百万円)

85,604(59,736)

64,935

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 304 290

農 林 水 産 省 53,461(52,679)

57,750

国 土 交 通 省 6,862(6,767)

6,895

計 60,627(59,736)

64,935

31年度(百万円)

内 閣 府 49

農 林 水 産 省 22,087

国 土 交 通 省 2,841

計 24,977

31年度(百万円) 30年度(百万円)

37,691 27,749

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 11 11

農 林 水 産 省 4,509 3,993

国 土 交 通 省 24,894 23,745

計 29,414 27,749

31年度(百万円)

農 林 水 産 省 800

国 土 交 通 省 7,477

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、河川の堤防強

化や樹木伐採・河道掘削等の対策を実施する

こととしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 2) 治 山 事 業

治山事業については、近年における山地災

害の発生状況等に鑑み、荒廃山地等の復旧及

び重要な水源地域における保安林の整備を重

点的に実施することとしている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、集中豪雨等に

対する山地防災力を高めるための荒廃山地の

復旧・予防対策等を実施することとしてい

る。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

( 3) 海 岸 事 業

海岸事業については、津波による被災の危

険性が高い大規模地震の対策地域において、

背後地に人口・資産集積地区や重要交通基

盤・生産基盤を抱える海岸等における津波・

高潮及び浸食対策に重点化しつつ、事業の推

進を図ることとしている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、海岸堤防高や

消波機能等が不足する箇所において、高潮や

津波による浸水を防止する対策等を実施する

こととしている。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

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50( )

計 8,277

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,421,231 1,347,227 74,004

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

127,905 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,549,136 1,347,227 201,909

31年度(百万円) 30年度(百万円)

道路更新防災対策事業及び維持管理

440,062 410,014

地域連携道路事業 656,971 621,735

道路交通円滑化事業 218,571 211,763

工 事 諸 費 等 105,627 103,715

計 1,421,231 1,347,227

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 33,875 31,035

国 土 交 通 省 1,387,356 1,316,192

計 1,421,231 1,347,227

31年度(百万円)

道路更新防災対策事業及び維持管理

116,644

地域連携道路事業 11,117

道路交通円滑化事業 144

計 127,905

31年度(百万円)

内 閣 府 40

国 土 交 通 省 127,865

計 127,905

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

427,840(420,317)

423,750(7,523)

4,090

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

55,232 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

(420,317) (62,755)483,072 423,750 59,322

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(232,754)276,006 236,187

2 道路整備事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、道路整備のための経費であって、

国民の命と暮らしを守るための老朽化が進む道

路施設の着実な点検・修繕や、災害時であって

も安定的な物流を確保するため今後指定される

重要物流道路の機能強化等について個別補助に

よる計画的・集中的な支援を推進するほか、生

産性向上を図るため、大都市圏環状道路等と一

体となって空港・港湾等の物流拠点へのアクセ

スを向上する道路ネットワークの整備等を推進

することとしている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のため

の 3か年緊急対策」として、近年の自然災害発

生の状況を踏まえ、土砂災害等に対応した道路

法面・盛土対策等を実施することとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

3 港湾空港鉄道等整備事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、港湾、空港、都市・幹線鉄道、

整備新幹線及び船舶交通安全基盤の公共施設整

備のための経費である。

( 1) 港湾整備事業

港湾整備事業については、生産性向上等を

図るため、国際コンテナ戦略港湾において、

船舶の大型化に対応した大水深コンテナター

ミナルの整備、AIや遠隔操作RTGを活用

したターミナルの機能高度化等を推進するこ

ととしている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、港湾機能の停

止を防ぐため、主要な外貿コンテナターミナ

ルにおいて、浸水対策、耐震対策等を実施す

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51( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

港湾環境整備事業 1,041

(816)1,085

港 湾 事 業 214,911(208,885)

212,030

エネルギー・鉄鋼港湾施設工事 280 920

工 事 諸 費 等 22,340(22,133)

22,152

計 238,573(232,754)

236,187

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 12,323 10,895

国 土 交 通 省 226,250(221,859)

225,292

計 238,573(232,754)

236,187

31年度(百万円)

港 湾 事 業 37,433

31年度(百万円)

内 閣 府 2,319

国 土 交 通 省 35,114

計 37,433

31年度(百万円) 30年度(百万円)

89,416 78,498

31年度(百万円) 30年度(百万円)

航空機燃料税収入 52,000 52,000

前々年度航空機燃料税収入決算調整額

217 △ 638

一 般 財 源 23,756 27,136

計 75,973 78,498

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 29,182 39,321

国 土 交 通 省 46,791 39,177

計 75,973 78,498

31年度(百万円)

一 般 財 源 13,443

31年度(百万円)

内 閣 府 152

国 土 交 通 省 13,291

計 13,443

31年度(百万円) 30年度(百万円)

28,455 24,676

ることとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 2) 空港整備事業

空港整備事業については、引き続き、首都

圏空港の国際競争力強化のため、東京国際空

港(羽田)の機能強化に必要な事業等を重点的

に実施するとともに、福岡空港及び那覇空港

において滑走路増設事業を実施することとし

ている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、空港機能の停

止を防ぐため、航空輸送上重要な空港におい

て、浸水対策、耐震対策等を実施することと

している。

空港整備事業費として一般会計に計上され

るのは、一般会計から自動車安全特別会計へ

繰り入れる空港整備事業費財源 87,578百万

円並びに沖縄総合事務局、国土技術政策総合

研究所、地方整備局及び北海道開発局の一般

会計で支出される空港整備関係の工事諸費

1,838百万円である。

空港の整備に関する事業費の財源内訳は、

次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 3) 都市・幹線鉄道整備事業

この経費は、都市機能を支える都市鉄道の

整備、防災・減災や輸送の安全性の向上等に

よる安全・安心の確保等に必要な経費であ

る。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、大規模地震に

よる駅、高架橋等の倒壊・損傷に関する対策

等を実施することとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

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52( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

鉄道施設総合安全対策事業費補助

3,915 3,982

鉄道防災事業費補助 1,259 1,030

幹線鉄道等活性化事業費補助 525 1,286

都市鉄道利便増進事業費補助 11,568 11,568

都市鉄道整備事業費補助 5,185 4,557

鉄道駅総合改善事業費補助 2,453 2,253

計 24,905 24,676

31年度(百万円)

鉄道施設総合安全対策事業費補助

2,693

都市鉄道整備事業費補助 857

計 3,550

31年度(百万円) 30年度(百万円)

79,192 75,450

31年度(百万円) 30年度(百万円)

10,003 8,939

31年度(百万円) 30年度(百万円)

船舶交通安全基盤整備事業 8,375 8,209

工 事 諸 費 822 730

計 9,197 8,939

31年度(百万円)

船舶交通安全基盤整備事業 806

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

574,566(527,818)

529,405(46,748)

45,161

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

23,216 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

(527,818) (69,964)597,782 529,405 68,377

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(150,529)153,664 152,116

【通常分】

【臨時・特別の措置】

( 4) 整備新幹線整備事業

【通常分】

この経費は、独立行政法人鉄道建設・運輸

施設整備支援機構が施行する北海道新幹線新

青森―札幌間、北陸新幹線金沢―敦賀間、九

州新幹線武雄温泉―長崎間の建設に必要な経

費である。

( 5) 船舶交通安全基盤整備事業

この経費は、船舶が安全に航行するための

指標となる灯台、電波標識等の整備等を実施

するために必要な経費である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、灯台の海水浸

入による倒壊防止対策や通信施設の非常用電

源設備の設置等を実施することとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

4 住宅都市環境整備事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、住宅対策及び都市環境整備のた

めの経費である。

( 1) 住 宅 対 策

この経費は、地方公共団体等が施行する公

営住宅整備等事業、独立行政法人住宅金融支

援機構が行う証券化支援事業に係る金利引下

げ、地方公共団体等が行う高齢者向け優良賃

貸住宅等の公的賃貸住宅に係る家賃低減、地

方公共団体等が施行する防災性を向上するた

めの住宅市街地総合整備促進事業等により、

住宅対策を推進するために必要な経費であ

る。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、地震時等に著

しく危険な密集市街地の不燃化の促進等やブ

ロック塀等の安全対策を実施することとして

いる。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

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53( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

公営住宅整備費等補助 1,600

(1,600)3,187

優良住宅整備促進等事業費補助 26,954 25,132

公的賃貸住宅家賃対策補助 10,285 10,194

独立行政法人都市再生機構出資金

― 1,000

住宅市街地総合整備促進事業費補助

113,142 111,646

そ の 他 483 957

計 152,464(150,529)

152,116

31年度(百万円)

住宅市街地総合整備促進事業費補助

1,200

31年度(百万円) 30年度(百万円)

444,118 377,289

31年度(百万円) 30年度(百万円)

市街地整備事業 32,546 32,106

市街地再開発事業 9,676 9,402

都市再生推進事業等 15,918 14,954

都市機能立地支援事業 948 942

都市開発資金貸付金 6,004 6,808

道路環境整備事業 364,521 320,467

道路環境改善事業 116,412 119,567

道路交通安全対策事業 239,175 191,899

工 事 諸 費 8,934 9,001

都市水環境整備事業 25,035 24,716

河川都市基盤整備事業等 22,214 21,886

工事諸費等 2,821 2,830

計 422,102 377,289

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 5,526 5,049

国 土 交 通 省 416,576 372,240

計 422,102 377,289

31年度(百万円)

市街地整備事業 100

道路環境整備事業 20,992

都市水環境整備事業 924

計 22,016

31年度(百万円)

内 閣 府 280

国 土 交 通 省 21,736

計 22,016

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

113,598(101,554)

103,288(12,044)

10,310

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

15,000 ― 皆増

【通常分】

【臨時・特別の措置】

( 2) 都市環境整備事業

都市環境整備事業については、コンパクト・

プラス・ネットワークの形成や都市の国際競

争力の強化等を図る市街地整備事業、大気汚

染等の沿道環境問題への対策、歩行空間のバ

リアフリー化、事故発生割合の高い箇所にお

ける交通事故対策等を実施する道路環境整備

事業、水辺空間のにぎわい創出によるインバ

ウンド促進を実現するため、規制緩和等を活

用しつつ、まちづくりと一体となった水辺整

備や水環境の改善等を実施する都市水環境整

備事業により、都市環境の整備を推進するこ

ととしている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、電柱倒壊のお

それのある緊急輸送道路における道路閉塞等

の被害を防止するための無電柱化等を実施す

ることとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

5 公園水道廃棄物処理等施設整備費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

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54( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

(101,554) (27,044)128,598 103,288 25,310

31年度(百万円) 30年度(百万円)

15,611 5,375

31年度(百万円) 30年度(百万円)

下水道事業調査 3,985 3,926

下水道事業費補助 1,219 1,207

下水道防災事業費補助 10,408 242

計 15,611 5,375

31年度(百万円) 30年度(百万円)

21,836 17,570

31年度(百万円) 30年度(百万円)

簡易水道等施設 3,332 2,692

水道水源開発等施設 14,416 14,791

そ の 他 87 87

計 17,836 17,570

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 2,500 1,808

厚 生 労 働 省 8,315 9,764

国 土 交 通 省 7,021 5,998

計 17,836 17,570

31年度(百万円)

水道水源開発等施設 4,000

31年度(百万円)

厚 生 労 働 省 3,733

国 土 交 通 省 267

計 4,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

48,575 40,822

31年度(百万円) 30年度(百万円)

廃棄物処理施設 1,609 1,577

循環型社会形成推進交付金 39,895 39,172

そ の 他 71 73

計 41,575 40,822

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 1,189 1,166

国 土 交 通 省 2,912 2,860

環 境 省 37,474 36,796

計 41,575 40,822

31年度(百万円)

循環型社会形成推進交付金 7,000

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、上下水道、廃棄物処理、工業用

水道、国営公園等及び自然公園等の施設の整備

等を行うために必要な経費である。

( 1) 下 水 道 事 業

この経費は、下水道事業に関する調査、防

災・減災対策等の支援を行うために必要な経

費である。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

( 2) 水道施設整備事業

この経費は、簡易水道等施設、水道水源開

発等施設の整備等を行うために必要な経費で

ある。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、非常時に断水

が生じるおそれがある水道施設の停電対策等

を実施することとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 3) 廃棄物処理施設整備事業

この経費は、一般廃棄物処理施設及び浄化

槽の整備等に必要な経費である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、災害時の事故

リスクが懸念される一般廃棄物処理施設につ

いて、施設の整備及び更新を支援するととも

に、防災機能の向上等の対策を実施すること

としている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

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55( )

31年度(百万円)

内 閣 府 170

国 土 交 通 省 87

環 境 省 6,743

計 7,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(2,162)3,163 3,197

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(1,947)経 済 産 業 省 1,985 2,982

国 土 交 通 省 178 215

(2,162)計 2,163 3,197

31年度(百万円)

経 済 産 業 省 1,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

国営公園整備等 25,791 25,113

都市公園防災事業 2,737 2,737

そ の 他 183 181

計 28,711 28,031

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 2,797 2,565

国 土 交 通 省 25,914 25,466

計 28,711 28,031

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(7,594)10,702 8,293

31年度(百万円) 30年度(百万円)

国 立 公 園 等 4,184(4,140)

4,388

国 民 公 園 1,859(1,829)

2,087

自然環境整備交付金 1,609

(1,585)1,778

そ の 他 50 40

計 7,702(7,594)

8,293

31年度(百万円)

国 立 公 園 等 850

国 民 公 園 650

自然環境整備交付金 1,500

計 3,000

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

611,891 603,017 8,874

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

94,223 ― 皆増

( 4) 工業用水道事業

この経費は、工業地帯における地下水汲上

げによる地盤沈下の防止と立地条件の整備を

目的として敷設される工業用水道の事業費の

一部を補助するために必要な経費である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、大規模地震や

浸水等の大規模災害時においても工業用水の

安定的な供給を確保するため、浸水対策、電

源喪失防止対策及び耐震化対策を実施するこ

ととしている。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

( 5) 国営公園等事業

31年度(百万円) 30年度(百万円)

28,711 28,031

この経費は、国営公園等の施設の整備、維

持管理等を行うために必要な経費である。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 6) 自然公園等事業

この経費は、国立公園、国民公園等の施設

の整備、維持管理等を行うために必要な経費

である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、災害時に人命

や国土荒廃に関わるおそれがある施設につい

て、改修・再整備等を実施することとしてい

る。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

6 農林水産基盤整備事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

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56( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

706,114 603,017 103,097

31年度(百万円) 30年度(百万円)

377,098 321,054

31年度(百万円) 30年度(百万円)

かんがい排水 102,584 106,808

土地改良施設管理 16,525 15,661

農用地再編整備 28,702 21,908

総合農地防災等 66,884 76,411

農業競争力強化基盤整備事業費 78,809 66,731

水 資 源 開 発 7,128 7,167

食料安定供給特別会計国営土地改良事業勘定へ繰入

10,973 12,666

補助率差額等 14,421 13,703

計 326,026 321,054

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 12,666 12,603

農 林 水 産 省 221,897 217,945

国 土 交 通 省 91,463 90,506

計 326,026 321,054

31年度(百万円)

かんがい排水 11,600

総合農地防災等 31,377

農業競争力強化基盤整備事業費 7,495

水 資 源 開 発 100

食料安定供給特別会計国営土地改良事業勘定へ繰入

500

計 51,072

31年度(百万円)

内 閣 府 693

農 林 水 産 省 40,462

国 土 交 通 省 9,917

計 51,072

31年度(百万円) 30年度(百万円)

141,258 120,313

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 292 320

農 林 水 産 省 116,059 113,690

国 土 交 通 省 5,756 6,303

計 122,107 120,313

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、農業農村整備、森林整備、水産

基盤整備及び農山漁村地域整備を行うための経

費である。

( 1) 農業農村整備事業

農業農村整備事業については、農業の競争

力強化のための大区画化・汎用化等を推進す

る農業競争力強化基盤整備事業、農地再編整

備事業、国土強靱化のための農業水利施設の

長寿命化・耐震化対策を推進するかんがい排

水事業、総合農地防災事業等を行うために必

要な経費である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、非常時に農業

用水の供給等の機能を確保するための農業水

利施設等の耐震化等や、下流の住民の安全性

を確保するための防災重点ため池の改修等の

対策を実施することとしている。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

( 2) 森林整備事業

森林整備事業については、林業の成長産業

化、森林の多面的機能の持続的発揮及び森林

吸収量確保のため、間伐等を支援するととも

に、森林整備の効率化に必要な丈夫で簡易な

路網の整備を推進することとしている。ま

た、広葉樹林への誘導を支援すること等によ

り、多様で健全な森林の整備を推進すること

としている。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、山地災害の未

然防止や林道機能の確保等を図るための荒廃

森林の間伐や森林の緊急造成等を実施するこ

ととしている。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

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57( )

31年度(百万円)

農 林 水 産 省 17,599

国 土 交 通 省 1,552

計 19,151

31年度(百万円) 30年度(百万円)

90,044 70,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 3,051 3,390

農 林 水 産 省 32,869 31,612

国 土 交 通 省 35,124 34,998

計 71,044 70,000

31年度(百万円)

農 林 水 産 省 11,907

国 土 交 通 省 7,093

計 19,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

97,714 91,650

31年度(百万円) 30年度(百万円)

農 林 水 産 省 75,910 75,039

国 土 交 通 省 16,804 16,611

計 92,714 91,650

31年度(百万円)

農 林 水 産 省 4,094

国 土 交 通 省 906

計 5,000

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,876,961 2,000,308 △ 123,347

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

311,698 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

2,188,659 2,000,308 188,351

【臨時・特別の措置】

( 3) 水産基盤整備事業

水産基盤整備事業については、水産物の輸

出促進を図るための流通・輸出拠点漁港にお

ける高度衛生管理型施設の整備、水産資源の

回復を図るための漁場整備を推進するととも

に、大規模自然災害に備えた漁港施設の機能

強化対策としての防波堤の嵩上げ及び岸壁の

耐震化等や流通構造改革等のための漁港機能

の集約化・再活用を推進することにより、水

産基盤の整備を総合的に実施することとして

いる。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、流通や防災上

特に重要な漁港を対象に、防波堤等の強化や

主要電源の浸水対策、非常用電源の設置等の

対策を実施することとしている。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

( 4) 農山漁村地域整備事業

この経費は、地方公共団体が作成した計画

に基づく農山漁村地域の基盤整備のほか、整

備効果を促進するためのソフト事業について

総合的に支援するための交付金である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のた

めの 3か年緊急対策」として、非常時に農業

用水の供給等の機能を確保するための農業水

利施設等の耐震化等の対策を支援することと

している。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで

ある。

【通常分】

【臨時・特別の措置】

7 社会資本総合整備事業費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、地方公共団体等が作成した社会

資本総合整備計画に基づき、頻発する風水害・

土砂災害や大規模地震・津波に対する防災・減

災対策、インフラ長寿命化計画を踏まえた老朽

化対策、駅の整備や工業団地の造成など民間投

資と供用時期を連携させて行われるアクセス道

路等の整備による人流・物流の効率化や成長基

盤の強化など、地域における総合的な取組を支

援するための交付金である。

あわせて、「防災・減災、国土強靱化のため

の 3か年緊急対策」として、河川の堤防強化や

樹木伐採・河道掘削、土砂災害等に対応した道

路法面・盛土対策等を支援することとしてい

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58( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

社会資本整備総合交付金 836,374 888,572

防災・安全交付金 1,040,587 1,111,736

計 1,876,961 2,000,308

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 18,144 18,493

国 土 交 通 省 1,858,817 1,981,815

計 1,876,961 2,000,308

31年度(百万円)

社会資本整備総合交付金 34,967

防災・安全交付金 276,731

計 311,698

31年度(百万円)

内 閣 府 1,378

国 土 交 通 省 310,320

計 311,698

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

60,902 59,846 1,056

31年度(百万円) 30年度(百万円)

沖縄北部連携促進特別振興対策特定開発事業推進費

2,619 2,572

地方創生基盤整備事業推進費 39,741 39,068

災害対策等緊急事業推進費 13,686 13,438

官民連携基盤整備推進調査費 331 325

北海道特定特別総合開発事業推進費

4,525 4,443

計 60,902 59,846

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 42,360 41,640

国 土 交 通 省 18,542 18,206

計 60,902 59,846

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

75,049(73,989)

502,106(1,060)

△ 427,057

災害復旧事業費(百万円)

災害関連事業費(百万円) 計(百万円)

厚生労働省 356 ― 356

る。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

【通常分】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

【臨時・特別の措置】

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

8 推 進 費 等

【通常分】

この経費は、「地域再生法」(平 17法 24)に基

づき、地方公共団体が行う地方創生の深化のた

めの先駆的な地方創生基盤整備事業に対して支

援するための交付金並びに自然災害による被害

や重大な交通事故が発生した場合に緊急的に再

度災害防止等を図ること及び北海道総合開発計

画の効果的な推進を図ること等を目的とし、予

算作成後の地域の事象に柔軟に対応するため地

方公共団体等との協議結果を踏まえた事業の推

進に必要な経費である。

以上の経費の内訳は、次のとおりである。

この経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

9 災害復旧等事業費

【通常分】

この経費は、公共土木施設、農林水産業施設

等の災害復旧事業及び災害関連事業を行うため

に必要な経費である。

( 1) 災害復旧事業

30年以前に発生した災害等の復旧事業に

ついては、事業の促進を図ることとし、ま

た、当年発生災害等については、発生を見込

み迅速な対応を行うこととしている。

( 2) 災害関連事業

災害復旧事業と合併して施行する一般関連

事業及び助成事業については、災害復旧事業

の進捗状況を考慮して事業の推進を図ること

としている。また、山地崩壊等の災害に対し

ては、災害関連緊急事業により緊急に対応す

ることとしている。

以上の経費の所管別内訳は、次のとおりであ

る。

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59( )

農林水産省 14,185 5,372 19,557

国土交通省 42,102 13,004 55,106

環 境 省 30 ― 30

計 56,673 18,376 75,049

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

502,069 508,907 △ 6,839

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(内 閣 府 所 管)

国際開発金融機関協力経費等 243 137

(外 務 省 所 管)

政府開発援助経済開発等援助費 163,100 160,471

政府開発援助独立行政法人国際協力機構運営費交付金等

151,000 150,473

国際分担金・拠出金 67,175 76,383

国際連合分担金 21,051 28,421

国際連合開発計画拠出金 7,472 7,555

国際連合食糧農業機関分担金

5,270 5,194

国際連合難民高等弁務官事務所拠出金

4,197 4,197

環境問題拠出金 3,755 3,806

経済協力開発機構分担金 3,186 3,261

国際連合教育科学文化機関分担金

3,095 3,476

人口関係国際機関等拠出金 2,655 3,004

国際機関職員派遣信託基金拠出金

2,539 2,439

親日派・知日派育成のための交流拡充拠出金

2,353 2,621

国際連合児童基金拠出金 2,130 2,130

国際連合工業開発機関分担金

1,147 1,324

そ の 他 8,325 8,955

そ の 他 2,672 2,540

計 383,947 389,868

(財 務 省 所 管)

国際開発金融機関拠出金等 29,992 31,612

経 済 協 力 費

【通常分】

この経費は、経済協力のための諸施策の実施に

必要な経費である。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 無償資金協力

無償資金協力を実施するための予算である経

済開発等援助費については、①「自由で開かれ

たインド太平洋」の具体化、②「人間の安全保

障」の理念に基づくSDGs達成に向けた協力

その他グローバルな課題への対処、③日本経済

を後押しする「質の高いインフラ」の一層の展開

等に必要な経費として、163,100百万円を計上

している。

( 2) 技術協力(独立行政法人国際協力機構)

独立行政法人国際協力機構が実施する技術協

力のために必要な予算については、①「自由で

開かれたインド太平洋」の具体化、②「人間の安

全保障」の理念に基づくSDGs達成に向けた

協力その他グローバルな課題への対処、③日本

経済を後押しする「質の高いインフラ」の一層の

展開等に必要な経費として、151,000百万円を

計上している。

( 3) 留学生関係経費

留学生関係経費については、外国人留学生へ

の奨学金の給付などの充実等を図ることとし、

28,266百万円を計上している。

(注) 計数中には、国際分担金・拠出金に計上さ

れているものが含まれている。

( 4) 国際分担金・拠出金

我が国にとっての支払の必要性等を踏まえ、

102,659百万円を計上している。

(注) 計数中には、留学生関係経費に計上されて

いるものが含まれている。

( 5) 円 借 款 等

事業規模を 1,395,000百万円とし、その財源

の一部として、一般会計出資金 46,810百万円

を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

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60( )

政府開発援助独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門出資金

46,810 46,010

計 76,802 77,622

(文部科学省所管)

外国人留学生等経費 28,266 28,308

(厚生労働省所管)

世界保健機関分担金等 6,614 6,682

(農林水産省所管)

国際漁業協力推進費 631 611

(経済産業省所管)

海外市場開拓支援費 5,566 5,680

合 計 502,069 508,907

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

174,000(177,142)

302,935(△ 3,142)△ 128,935

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

5,000 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

179,000(177,142)

302,935(1,858)

△ 123,935

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(財 務 省 所 管)

株式会社日本政策金融公庫出資金

46,000(50,500)

120,700

株式会社日本政策金融公庫補給金

15,586 14,755

計 61,586(65,255)

135,455

(厚生労働省所管)

中小企業最低賃金引上げ支援対策費

687 865

(経済産業省所管)

経営革新・創業促進費 41,830

(35,405)39,398

中小企業対策費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、中小企業の資金調達の円滑化、経

営革新・創業に向けた自助努力の促進、経営基盤

の強化等の諸施策を実施するために必要な経費で

ある。

【通常分】

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 株式会社日本政策金融公庫出資等

株式会社日本政策金融公庫については、信用

保険等業務において中小企業に対する信用補完

の充実を図るため、46,200百万円の出資を行う

こととしているほか、国民一般向け業務におい

て業務円滑化のための補給金として 21,364百

万円を計上している。また、中小企業者向け業

務において業務円滑化のための補給金として、

14,883百万円を計上している。

( 2) 経営革新・創業促進

中小企業・小規模事業者が産学官連携して行

う革新的な商品・サービスモデルの開発等の取

組、商工会・商工会議所による小規模事業者へ

の伴走型支援、後継者問題に対応するための

「事業引継ぎ支援センター」や各都道府県に設置

した様々な経営課題に対応するための「よろず

支援拠点」の体制強化、中小企業・小規模事業

者が必要とする人材の発掘、確保等のための支

援等に必要な経費として、41,830百万円計上し

ている。

( 3) 中小企業事業環境整備

中小企業・小規模事業者に対する信用補完の

充実に必要な経費として、6,495百万円を計上

している。

( 4) 経営安定・取引適正化

消費税転嫁状況の監視等を担う転嫁対策調査

官の継続配置、中小企業に対する消費税転嫁状

況に係る大規模な調査の実施、各都道府県に設

置した「下請かけこみ寺」における取引に関する

相談対応、価格交渉力強化に向けた支援等のた

めに必要な経費として、4,437百万円を計上し

ている。

( 5) 独立行政法人中小企業基盤整備機構運営費

この経費は、独立行政法人中小企業基盤整備

機構に対する運営費交付金として、17,698百万

円を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

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61( )

株式会社日本政策金融公庫補給金

20,661 20,764

株式会社日本政策金融公庫出資金

200(200)10,500

中小企業事業環境整備費 6,495

(9,054)50,354

経営安定・取引適正化費 4,437 6,254

独立行政法人中小企業基盤整備機構運営費

17,698 18,004

そ の 他 20,404 21,341

計 111,727(111,022)

166,615

合 計 174,000(177,142)

302,935

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

910,447 918,641 △ 8,194

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

65,570 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

976,017 918,641 57,376

31年度(百万円) 30年度(百万円)

国際原子力機関分担金等 6,126 5,278

原子力施設廃止措置研究・人材育成の推進等

1,002 1,285

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構運営費交付金

36,394 36,991

エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定へ繰入

555,498 568,400

エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定へ繰入

311,427 306,687

計 910,447 918,641

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 11,134 8,220

外 務 省 6,126 5,278

文 部 科 学 省 146,141 146,443

経 済 産 業 省 578,749 591,000

環 境 省 168,297 167,700

計 910,447 918,641

【臨時・特別の措置】

商店街を活性化させ魅力を創出させるため、地

域と連携して、インバウンドや観光といった新た

な需要を効果的に取り込む商店街の取組に対する

支援のため、5,000百万円を計上している。

エネルギー対策費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、エネルギーの長期的・安定的な供

給を確保するため、エネルギー需給対策の推進、

安全かつ安定的な電力供給の確保等の諸施策を実

施するために必要な経費である。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

また、所管別内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

運営費交付金等

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構等

において、原子力利用の安全確保のための基礎

基盤研究等を行うとともに、原子力分野におけ

る人材育成等を行うこととして、37,396百万円

を計上している。

( 2) エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘

定へ繰入

この経費は、石油石炭税を財源として、石油、

天然ガス及び石炭の安定的かつ低廉な供給の確

保を図ることが緊要であることに鑑み講じられ

る措置を実施する燃料安定供給対策並びに内外

の経済的社会的環境に応じた安定的かつ適切な

エネルギーの需給構造の構築を図ることが緊要

であることに鑑み講じられる措置を実施するエ

ネルギー需給構造高度化対策に要する費用の財

源に充てるため、一般会計からエネルギー対策

特別会計エネルギー需給勘定へ繰り入れること

として、555,498 百万円を計上している(第 3

特別会計 6エネルギー対策特別会計参照)。

( 3) エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定

へ繰入

この経費は、電源開発促進税を財源として、

発電用施設の設置及び運転の円滑化を目的とし

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62( )

31年度(百万円)

エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定へ繰入

62,611

エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定へ繰入

2,959

計 65,570

31年度(百万円)

内 閣 府 2,336

経 済 産 業 省 57,381

環 境 省 5,853

計 65,570

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

981,587(992,427)

997,047(△ 10,840)△ 15,460

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

740 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

982,326(992,427)

997,047(△ 10,101)△ 14,721

た「発電用施設周辺地域整備法」(昭 49法 78)の

規定による交付金の交付及びその他の発電の用

に供する施設の設置や運転の円滑化に資するた

めの財政上の措置を実施する電源立地対策、発

電用施設の利用の促進、安全の確保及び発電用

施設による電気の供給の円滑化を図るための財

政上の措置を実施する電源利用対策並びに原子

力発電施設等に関する安全の確保を図るための

措置を実施する原子力安全規制対策に要する費

用の財源に充てるため、一般会計からエネル

ギー対策特別会計電源開発促進勘定へ繰り入れ

ることとして、311,427百万円を計上している

(第 3特別会計 6エネルギー対策特別会計参照)。

なお、このうち 47,000百万円は中間貯蔵施

設費用相当分について原子力損害賠償・廃炉等

支援機構への資金交付に充てるためのものであ

る。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

また、所管別内訳は、次のとおりである。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘

定へ繰入

この経費は、防災・減災、国土強靱化のため

の緊急対策を推進すべきものとして行う燃料安

定供給対策及びエネルギー需給構造高度化対策

に要する費用の財源に充てるため、一般会計か

らエネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

へ繰り入れることとして、62,611百万円を計上

している。

( 2) エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定

へ繰入

この経費は、防災・減災、国土強靱化のため

の緊急対策を推進すべきものとして行う原子力

安全規制対策に要する費用の財源に充てるた

め、一般会計からエネルギー対策特別会計電源

開発促進勘定へ繰り入れることとして、2,959

百万円を計上している。

食料安定供給関係費

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、「食料・農業・農村基本法」(平 11

法 106)の基本理念として掲げられている食料の

安定供給の確保に資する諸施策を実施するために

必要な経費である。

【通常分】

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 食品の安全・消費者の信頼確保対策費等

この経費は、食品の安全確保と食品に対する

消費者の信頼の確保を図るために必要な経費で

ある。

31年度においては、国産農畜水産物の安全

性を向上させるため、生産資材安全確保対策事

業等を推進することとし、8,895百万円を計上

している。

( 2) 農林水産物・食品輸出促進対策費

この経費は、食関連のグローバルマーケット

の戦略的な開拓を図るために必要な経費であ

る。

31年度においては、農林水産物・食品の輸

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63( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

食品の安全・消費者の信頼確保対策費等

8,895 8,438

国産農産物消費拡大対策費 424 570

農林水産物・食品輸出促進対策費

4,824 4,721

出を促進するため、輸出に取り組む事業者等へ

の支援等を行う海外需要創出等支援対策事業等

を実施することとし、4,824百万円を計上して

いる。

( 3) 食料安全保障確立対策費等

この経費は、米の適正かつ円滑な流通を確保

するための措置並びに政府による主要食糧の買

入れ、輸入及び売渡しの措置により主要食糧の

需給及び価格の安定を図るための食料安定供給

特別会計への繰入れ等に必要な経費である。

31年度においては、米の備蓄の運営等のた

めに必要な食料安定供給特別会計への繰入れ等

として、111,771百万円を計上している。

( 4) 担い手育成・確保等対策費等

この経費は、力強く持続可能な農業構造の実

現に向けた担い手の育成・確保等を図り、経営

所得安定対策、農業保険事業等を実施するため

に必要な経費である。

31年度においては、経営所得安定対策に係

る交付金、農業共済事業における再保険金等の

円滑な支払のための食料安定供給特別会計への

繰入れ等として、242,633百万円を計上してい

る。

( 5) 農地集積・集約化等対策費

この経費は、意欲ある多様な農業者への農地

集積の推進等を図るために必要な経費である。

31年度においては、農地中間管理機構等に

よる農地の集積・集約化に対する支援、農地集

積を図りつつ高収益作物への転換等を推進する

こととし、53,999百万円を計上している。

( 6) 国産農産物生産・供給体制強化対策費等

この経費は、需要構造等の変化に対応して国

産農産物の安定的な生産・供給等を推進するた

めに必要な経費である。

31年度においては、水田における麦、大豆、

飼料用米等の本作化等を推進するための水田活

用の直接支払交付金の交付、産地の持続的な生

産力強化を図るための持続的生産強化対策事業

等を実施することとし、435,690百万円を計上

している。

( 7) 農業・食品産業強化対策費

この経費は、生産・経営から流通までの総合

的な強い農業・担い手づくりに必要な経費であ

る。

31年度においては、産地の収益力強化と担

い手の経営発展を図るため、産地基幹施設の整

備等を支援することとし、23,024百万円を計上

している。

( 8) 水産資源回復対策費

この経費は、低位水準にとどまっている水産

資源の管理・回復の推進等を図るために必要な

経費である。

31年度においては、国際水準の資源評価を

実施するとともに、資源評価対象魚種の拡大の

推進等を図ることとし、29,520百万円を計上し

ている。

( 9) 漁業経営安定対策費等

この経費は、水産業において国際競争力のあ

る経営体の育成・確保等を図るために必要な経

費である。

31年度においては、適切な資源管理と漁業

経営の安定の確立のため、資源管理に取り組む

漁業者を対象とした収入安定対策等を実施する

とともに、収益性の向上と適切な資源管理を両

立させる浜の構造改革に取り組むための水産業

成長産業化沿岸地域創出事業等を実施すること

とし、43,238百万円を計上している。

(10) 水産業強化対策費

この経費は、水産資源の回復、漁業経営の安

定及び漁村の健全な発展を図るための水産業強

化支援事業等に必要な経費である。

31年度においては、漁村地域の活性化を目

指す浜の活力再生プランの実行を支援するため

の資源管理等の取組及び共同利用施設等の整備

を支援することとし、5,365百万円を計上して

いる。

経費の内訳は、次のとおりである。

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64( )

食料安全保障確立対策費等 111,771

(109,437)109,442

担い手育成・確保等対策費等 242,633

(256,256)259,258

農地集積・集約化等対策費 53,999 56,442

国産農産物生産・供給体制強化対策費等

435,690(443,900)

445,430

農業・食品産業強化対策費 23,024 20,154

環境保全型農業生産対策費 2,501 2,606

農山漁村 6次産業化対策費等 2,897 3,506

水産資源回復対策費 29,520 26,279

漁業経営安定対策費等 43,238 36,719

漁村振興対策費 1,519 1,092

水産業強化対策費 5,365 6,770

そ の 他 15,287(15,537)

15,619

計 981,587(992,427)

997,047

31年度(百万円)

国産農産物生産・供給体制強化対策費

522

農業・食品産業強化対策費 217

計 740

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

767,468 ― 皆増

【臨時・特別の措置】

その内容は、次のとおりである。

( 1) 国産農産物生産・供給体制強化対策費

老朽化等により十分な耐候性がなく対策が必

要な農業用ハウスについて、被害防止計画を策

定した上で実施するハウスの補強や防風ネット

の設置等の対策を支援することとし、522百万

円を計上している。

( 2) 農業・食品産業強化対策費

停電により卸売市場運営に支障の生じる恐れ

が強い市場について、当該市場の事業継続計画

等の内容を踏まえた非常用電源の設置・改修を

支援することとし、217百万円を計上してい

る。

経費の内訳は、次のとおりである。

その他の事項経費

その他の事項経費のうち主なものは、次のとお

りである。

1 臨時・特別の措置(裁判所所管、内閣府所管、

総務省所管、法務省所管、経済産業省所管、国

土交通省所管及び環境省所管)

この経費は、消費税率引上げによる駆け込み

需要・反動減といった経済の振れをコントロー

ルし、需要変動の平準化、ひいては景気変動の

安定化に万全を期すために必要な経費である。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 中小小売業等に関する消費者へのポイン

ト還元

中小企業・小規模事業者によるキャッシュ

レス手段を使ったポイント還元等を支援する

ために必要な経費として、279,805百万円を

計上している。

( 2) 住宅の購入者等に対する支援

(イ) 次世代住宅ポイント制度

一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー

性能等を満たす住宅や家事負担の軽減に資

する住宅の新築やリフォームをする者に対

し、様々な商品等と交換できるポイントを

発行するために必要な経費として、

130,000百万円を計上している。

(ロ) すまい給付金

住宅ローン減税の効果が限定的な所得層

に対し、収入に応じて現金を給付するため

に必要な経費として、78,500百万円を計上

している。

( 3) プレミアム付商品券事業助成費

消費税率の引上げに伴う低所得者及び子育

て世帯への影響緩和を図るため、地方公共団

体が行うプレミアム付商品券事業に要する経

費の補助等に必要な経費として、172,264百

万円を計上している。

( 4) マイナンバーカードを活用した消費活性

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65( )

31年度(百万円)

(裁 判 所 所 管)

防災・減災、国土強靱化 2,830

(内 閣 府 所 管)

防災・減災、国土強靱化 22,314

プレミアム付商品券事業助成費 172,264

計 194,578

(総 務 省 所 管)

防災・減災、国土強靱化 7,545

マイナンバーカードを活用した消費活性化のための準備

11,930

計 19,475

(法 務 省 所 管)

防災・減災、国土強靱化 39,876

(経済産業省所管)

キャッシュレス・消費者還元事業

279,805

防災・減災、国土強靱化 1,989

計 281,794

(国土交通省所管)

住宅に関するポイント制度の実施経費

130,000

一般の住宅取得に係る給付措置(すまい給付金)

78,500

防災・減災、国土強靱化 14,044

計 222,544

(環 境 省 所 管)

防災・減災、国土強靱化 6,371

(注) 計数中には、青少年対策費に計上されてい

るものが含まれている。

合 計 767,468

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

57,579 67 57,511

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(内 閣 府 所 管)

参議院議員通常選挙取締経費 84 ―

(総 務 省 所 管)

参議院議員通常選挙の管理執行 56,146 ―

参議院議員通常選挙の啓発推進 469 ―

参議院議員通常選挙の開票速報 481 ―

計 57,096 ―

(法 務 省 所 管)

参議院議員通常選挙取締経費 106 ―

(外 務 省 所 管)

在外選挙の投票実施 292 67

合 計 57,579 67

化のための準備

マイナンバーカードを活用した消費活性化

のための準備に必要な経費として、11,930百

万円を計上している。

( 5) 防災・減災、国土強靱化

国民の生活・経済に欠かせない重要なイン

フラが、自然災害時にその機能を維持できる

よう平時から万全の備えを行うため、重要イ

ンフラの緊急点検等を踏まえた「防災・減災、

国土強靱化のための 3か年緊急対策」(30年

12月 14日閣議決定)に基づき、緊急対策 160

項目について、30年度からの 3年間で集中

的に実施することとしている。31年度は、

その 2年度目の対策として必要な経費とし

て、94,969百万円を計上している。

なお、この経費には、その他の事項経費以外

の主要経費に計上されているものがあり、総額

として 2,027,978百万円を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

2 参議院議員通常選挙(内閣府所管、総務省所

管、法務省所管及び外務省所管)

【通常分】

この経費は、参議院議員の任期満了(31年 7

月 28日)に伴う参議院議員通常選挙に必要な経

費である。

経費の内訳は、次のとおりである。

3 マイナンバー関係経費(内閣府所管、総務省

所管、法務省所管、財務省所管及び厚生労働省

所管)

【通常分】

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66( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

77,069 53,361 23,708

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(内 閣 府 所 管)

社会保障・税番号制度システム整備等事業費

4,354 9,551

特定個人情報監視・監督等業務費

1,252 1,279

計 5,606 10,831

(総 務 省 所 管)

マイナンバーカードの円滑な発行等

21,114 19,812

情報提供ネットワークシステムの設置・管理等

11,419 7,228

そ の 他 356 456

計 32,889 27,497

(法 務 省 所 管)

戸籍事務へのマイナンバー制度の導入経費

2,202 998

(財 務 省 所 管)

法人番号システム等の運用等経費

4,258 5,359

(厚生労働省所管)

社会保障・税番号活用推進事業費

32,113 8,676

合 計 77,069 53,361

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

44,148 511 43,637

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 12,416 ―

総 務 省 1,125 ―

法 務 省 153 ―

外 務 省 26,727 444

金融・世界経済に関する首脳会合開催経費

23,199 ―

金融・世界経済に関する首脳会合事務局運営費

543 348

金融・世界経済に関する首脳会合関連会合開催等経費

2,984 96

厚 生 労 働 省 1,176 ―

農 林 水 産 省 478 67

経 済 産 業 省 1,113 ―

国 土 交 通 省 295 ―

環 境 省 666 ―

計 44,148 511

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

62,509 62,932 △ 423

31年度(百万円) 30年度(百万円)

地方創生推進交付金 60,259 60,932

地方大学・地域産業創生交付金 2,250 2,000

計 62,509 62,932

この経費は、マイナンバー制度の円滑な運用

等を実施するために必要な経費である。

経費の内訳は、次のとおりである。

4 金融・世界経済に関する首脳会合関連経費

(内閣府所管、総務省所管、法務省所管、外務

省所管、厚生労働省所管、農林水産省所管、経

済産業省所管、国土交通省所管及び環境省所

管)

【通常分】

この経費は、金融・世界経済に関する首脳会

合(G20大阪サミット)開催等のために必要な

経費であり、G20大阪サミット開催経費、G

20大阪サミット事務局運営費、関連会合開催

等経費を計上している。

所管別内訳は、次のとおりである。

なお、金融・世界経済に関する首脳会合関連

経費には、科学技術振興費、防衛関係費、経済

協力費及びその他の事項経費があり、総額とし

て 45,607百万円(30年度 957百万円)を計上し

ている。

5 地方創生推進費(内閣府所管)

【通常分】

この経費は、「地域再生法」(平 17法 24)等に

基づき、地方公共団体が行う地方創生の深化の

ための先駆的な取組等に要する経費に対して支

援するための交付金である。

経費の内訳は、次のとおりである。

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67( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

133,484 138,404 △ 4,920

31年度(百万円) 30年度(百万円)

沖縄振興特別推進交付金 56,116 60,840

沖縄振興公共投資交付金 53,217 57,940

計 109,333 118,780

31年度(百万円) 30年度(百万円)

裁 判 所 23 ―

内 閣 府 301,708(301,603)

304,071

内 閣 本 府 289,672(289,463)

291,930

沖縄振興交付金事業推進費

109,333 118,780

公共事業関係費 128,480 128,466

沖縄振興開発金融公庫補給金

495 595

沖縄振興開発金融公庫出資金

400 300

そ の 他 50,964(41,322)

43,789

沖縄総合事務局 11,363 11,571

公共事業関係費 5,569 5,555

そ の 他 5,794 6,016

警 察 庁 674 569

法 務 省 ― 5,425

外 務 省 50 46

財 務 省 227 300

文 部 科 学 省 1,777 1,742

厚 生 労 働 省 4,865(4,945)

4,962

農 林 水 産 省 517 560

防 衛 省 303,405 277,421

うちSACO関係経費 12,500 3,448

うち米軍再編関係経費(地元負担軽減に資する措置)

96,562 95,206

(注) 計数中には、公共事業関係費その他の主要

経費に計上されているものが含まれている。

計 612,572(592,042)

594,527

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

2,201 2,233 △ 31

6 沖縄振興費(内閣府所管)

【通常分】

この経費は、沖縄の優位性を活かした自立型

経済の発展に向けて、より一層効果的な沖縄の

振興に必要な施策の推進を図るための経費であ

る。

内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 沖縄振興交付金事業推進費

沖縄の実情に即してより的確かつ効果的に

施策を展開するために 24年度に創設された

沖縄振興交付金については、経常的経費を対

象とする沖縄振興特別推進交付金及び投資的

経費を対象とする沖縄振興公共投資交付金に

区分して計上しており、その内訳は、次のと

おりである。

( 2) 沖縄県の均衡ある発展を図る必要がある

ことに鑑み、北部地域の連携促進と自立的発

展の条件整備として、産業振興や定住条件の

整備等を行う北部振興事業に要する経費(非

公共事業)として、3,450百万円(30年度当初

予算額 2,572百万円)を計上している。

( 3) 沖縄振興開発金融公庫については、その

業務の円滑な運営に資するための補給金とし

て、495百万円(30年度当初予算額 595百万

円)を計上するほか、沖縄における新事業創

出促進のための出資金として、400百万円

(30年度当初予算額 300百万円)を計上して

いる。

なお、沖縄振興費には、公共事業関係費その

他の主要経費に計上されているものがあり、総

額として 301,034百万円(30年度当初予算額

301,034百万円)を計上している。

(参考) 上記を含めた沖縄関係経費の所管別内訳は、

次のとおりである。

7 北方対策費(内閣府所管、外務省所管及び国

土交通省所管)

【通常分】

この経費は、独立行政法人北方領土問題対策

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68( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

内 閣 府 1,689 1,688

外 務 省 400 437

国 土 交 通 省 112 108

計 2,201 2,233

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

83,570(87,629)

87,755(△ 4,059)△ 4,185

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

1,136 ― 皆増

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

84,706(87,629)

87,755(△ 2,923)△ 3,049

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(裁 判 所 所 管)

少年事件処理経費 10 10

(内 閣 府 所 管)

子ども・若者育成支援推進経費 225 238

青年国際交流経費 1,403 1,410

青少年防犯関係経費 484 431

計 2,112 2,080

(法 務 省 所 管)

青少年事件処理経費 1,682 1,535

矯正施設経費 33,283 33,780

更生保護活動経費 19,410 19,241

そ の 他 2,420 6,111

計 56,795 60,668

(文部科学省所管)

独立行政法人国立青少年教育振興機構運営費

8,658 8,720

独立行政法人国立女性教育会館運営費

502 497

文化芸術の振興 6,578 6,543

そ の 他 41(48)

174

計 15,779(15,808)

15,934

(厚生労働省所管)

勤労青少年の育成、福祉増進対策

126 126

職業訓練経費 3,709 3,735

計 3,835 3,861

(農林水産省所管)

林業担い手育成事業 5,008 5,177

森林の多様な利用推進対策 30 25

計 5,038 5,202

合 計 83,570(87,629)

87,755

31年度(百万円)

(法 務 省 所 管)

法務省施設費 1,136

協会運営費交付金など北方領土問題に関する啓

発、北方四島における日露共同経済活動等を行

うために必要な経費である。

所管別内訳は、次のとおりである。

なお、北方対策費には中小企業対策費、食料

安定供給関係費及びその他の事項経費があり、

総額として 2,603百万円(30年度 3,332百万円)

を計上している。

8 青少年対策費(裁判所所管、内閣府所管、法

務省所管、文部科学省所管、厚生労働省所管及

び農林水産省所管)

【通常分】

【臨時・特別の措置】

【通常分+臨時・特別の措置】

この経費は、健全な青少年活動の助成等のた

めに必要な経費であり、独立行政法人国立青少

年教育振興機構運営費、青少年矯正施設の設置

運営、青少年教育の振興、東南アジア青年の船

の運航等に要する経費を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

【臨時・特別の措置】

経費の内訳は、次のとおりである。

なお、青少年対策費には雇用労災対策費、科

学技術振興費、教育振興助成費、文化関係費、

森林・林業対策費及びその他の事項経費があ

り、総額として 96,129百万円(30年度 99,475

百万円)を計上している。

9 文化関係費(文部科学省所管)

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69( )

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

104,011(105,000)

107,003(△ 989)△ 2,992

31年度(百万円) 30年度(百万円)

芸術文化の振興 22,258 23,825

文化財保護の充実 47,313

(46,870)48,873

国立文化施設関係 28,810 28,735

そ の 他 5,631 5,570

(注) 計数中には、青少年対策費に計上されてい

るものが含まれている。

計 104,011(105,000)

107,003

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

50,000 6,000 44,000

31年度(百万円) 30年度(百万円)

(皇 室 費)

国際観光旅客税財源宮廷に必要な経費

1,500 ―

(国土交通省所管)

国際観光旅客税財源出入国管理業務に必要な経費

7,063 1,200

国際観光旅客税財源輸出入貨物の通関及び関税等の徴収並びに監視取締りに必要な経費

3,011 800

国際観光旅客税財源文化資源の活用に必要な経費

10,000 500

【通常分】

この経費は、芸術文化の振興、文化財保護の

充実、国立文化施設関係に必要な経費である。

芸術文化の振興については、文化芸術による

「創造力・想像力」豊かな子供の育成、文化芸術

創造活動への効果的な支援等を実施することと

して、22,258百万円を計上している。

文化財保護の充実については、文化財修理の

抜本的強化・防災対策等の充実、史跡等の保存

整備・活用等を実施することとして、47,313百

万円を計上している。

国立文化施設関係については、独立行政法人

国立美術館運営費、独立行政法人日本芸術文化

振興会運営費等に必要な経費として、28,810百

万円を計上している。

【通常分】

経費の内訳は、次のとおりである。

なお、文化庁予算には科学技術振興費及び国

際観光旅客税財源充当事業費があり、総額とし

て 116,709百万円(30年度 110,232百万円)を計

上している。

10 国際観光旅客税財源充当事業費(皇室費及び

国土交通省所管)

【通常分】

この経費は、2020年訪日外国人旅行者数

4,000万人等の目標の達成に向け、今後さらに

増加する観光需要に対し、国際観光旅客税を財

源として、より高次元な観光施策を展開してい

くために必要な経費である。

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) ストレスフリーで快適に旅行できる環境

の整備費

顔認証ゲートやバイオカート、電子申告

ゲート、高性能検査機器等の増配備、チェッ

クインから搭乗までの手続きの自動化、公共

交通機関の多言語対応・無料Wi-Fi整備

等に必要な経費として、22,375百万円を計上

している。

( 2) 我が国の多様な魅力に関する情報の入手

の容易化経費

ビッグデータやSNSの分析を踏まえたプ

ロモーションの効果分析や、個人の興味を分

析した先進的なプロモーションの展開等に必

要な経費として、5,149百万円を計上してい

る。

( 3) 地域固有の文化、自然等を活用した観光

資源の整備等による地域での体験滞在の満

足度の向上経費

文化財を活用した歴史体感プログラムの造

成、国立公園のビジターセンターのインバウ

ンド対応等に必要な経費として、22,476百万

円を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

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70( )

国際観光旅客税財源観光振興に必要な経費

19,067 1,950

国際観光旅客税財源国立公園等資源の整備に必要な経費

5,080 250

国際観光旅客税財源独立行政法人国際観光振興機構運営費交付金に必要な経費

4,279 1,300

計 48,500 6,000

合 計 50,000 6,000

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

59,810 47,423 12,387

31年度(百万円) 30年度(百万円)

電波監視等業務費 9,813 8,510

総合無線局監理システムの構築・運用費

11,833 10,510

電波利用技術研究開発等経費 12,233 7,668

無線システム普及支援等事業費 18,398 15,766

そ の 他 7,532 4,969

計 59,810 47,423

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

122,461 121,131 1,330

31年度(百万円) 30年度(百万円)

農地集積・集約化等対策費 4,073 3,448

優良農地確保・有効利用対策事業費補助金

4,044 3,256

そ の 他 29 192

農業生産基盤整備推進費 23,170 22,338

農業水利施設保全管理整備交付金

17,813 20,020

農業水利施設保全管理推進交付金

3,000 ―

そ の 他 2,357 2,318

農村地域資源維持・継承等対策費

75,120 74,866

中山間地域等直接支払交付金

26,344 26,340

多面的機能支払交付金 48,652 48,401

そ の 他 125 126

農山漁村活性化対策費 20,097 20,479

農山漁村振興交付金 9,809 10,070

鳥獣被害防止総合対策交付金

10,227 10,350

そ の 他 61 59

計 122,461 121,131

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

61,557 64,236 △ 2,679

11 電波利用料財源充当事業費(総務省所管)

【通常分】

この経費は、31年度において見込まれる電

波利用料収入を財源として、電波の適正な利用

の確保に関し、電波の監視等に必要な経費であ

る。

経費の内訳は、次のとおりである。

なお、電波利用料財源充当事業費には、科学

技術振興費及びその他の事項経費があり、総額

として 74,731百万円(30年度 59,617百万円)を

計上している。

12 農村地域資源維持・継承等対策費等(農林水

産省所管)

【通常分】

この経費は、地域共同で行う多面的機能を支

える活動及び生産条件が不利な中山間地域等に

おける営農の継続に対する支援、農業水利施設

の長寿命化や防災・減災対策の推進、都市と農

山漁村の共生・対流等の促進及び農泊の推進、

鳥獣被害防止対策の推進に必要な経費等であ

る。

経費の内訳は、次のとおりである。

13 森林・林業対策費(農林水産省所管)

【通常分】

この経費は、森林の有する多面的機能の発揮、

林業の持続的かつ健全な発展、林産物の供給及

び木材利用の確保を図るために必要な経費であ

る。

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71( )

31年度(百万円) 30年度(百万円)

森林整備・保全費 5,959 6,027

国有林野産物等売払及管理処分業務費

16,662 17,194

借入金利子国有林野事業債務管理特別会計へ繰入

2,327 3,732

国有林野事業収入財源借入金債務処理費国有林野事業債務管理特別会計へ繰入

19,511 16,677

林業振興対策費 5,784 6,057

林産物供給等振興対策費 2,641 2,472

森林整備・林業等振興対策費 8,674 12,077

計 61,557 64,236

(注) 計数中には、沖縄振興費及び青少年対策費

に計上されているものが含まれている。

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

3,720 2,320 1,400

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

184,811 586,903 △ 402,091

31年度(百万円) 30年度(百万円) 比較増△減(百万円)

500,000(350,000)

450,000(150,000)

50,000

その内容の主なものは、次のとおりである。

( 1) 森林整備・保全費

森林の有する多面的機能を発揮させるため

里山林の保全管理の取組等を支援するととも

に、国有林野の保全管理等を図ることとし、

5,959百万円を計上している。

( 2) 国有林野産物等売払及管理処分業務費

31年度において見込まれる国有林野事業

収入を財源として行う国有林野の産物及び製

品の売払い並びに国有林野の管理又は処分に

必要な経費であり、16,662百万円を計上して

いる。

( 3) 森林整備・林業等振興対策費

森林の有する多面的機能の発揮、林業の持

続的かつ健全な発展及び林産物の供給・利用

の確保を図るため、間伐材生産や路網整備、

木材加工流通施設の整備等を支援することと

し、8,674百万円を計上している。

経費の内訳は、次のとおりである。

14 自動車安全特別会計へ繰入(国土交通省所管)

【通常分】

この経費は、「平成 6年度における財政運営

のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入

れの特例等に関する法律」(平 6法 43)等に基づ

き、自動車損害賠償責任再保険特別会計から一

般会計へ繰り入れた額について、同法等に基づ

き同法等の規定する運用収入に相当する額の一

部を自動車安全特別会計へ繰り入れるために必

要な経費である。

東日本大震災復興特別会計への繰入

【通常分】

復興費用等の財源に充てるため、「平成 28年度

以降 5年間を含む復興期間の復旧・復興事業の規

模と財源について」(27年 6月 30日閣議決定)を

踏まえ、184,811百万円を一般会計から東日本大

震災復興特別会計に繰り入れることとしている。

予 備 費

【通常分】

予見し難い予算の不足に充てるため、計上する

こととしている。