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第2回プログラミング教室 ⼭⽊屋⼩学校 6 年⽣
ステップ2
さっそく自分の名前を打ち
込み、いろいろな歌わせ方
をして楽しむ子どもたち。
ソフトの応用機能は順次追
加説明し、様々な工夫を促
す。
慣れてきたところで「歌わせ
ず自然に喋らせよう」の課
題を出すと四苦八苦する子
どもたち 「歌わせるより難しい(子どもたち)」
自分の名前
を打ち込ん
で再生する
と歌ってく
れるソフト
の機能に、
興味津々
平成 30年 6月 15日
教育用ボーカロイドソフトを使い、独創的な音楽
を作って歌わせたり、できるだけ自然に聞こえる
話し方になるようプログラミングさせたりする。
ステップ1
講師:「ボカロってなあに?」
子どもたち:「コンピュータが
歌ってくれるソフト?」
講師:「特別な音楽の技術
が無くても楽器が弾けな
くても音楽が作れるよ。」
講師:「これはもう一人の講
師が楽器演奏はできな
いのに作った曲で、パソ
コンの標準ソフトで作り
ました。」
※ GarageBand で制作した
オリジナル曲の試聴
※ ボーカロイドソフトによる
代表作「初音ミクの千本
桜」他数曲の試聴
※ 曲のバックにあるプログ
ラミングの様子も紹介
ステップ3 情報モラル教育の実施
「著作権者」
自分のオリジナルの曲は自
由に使うことができる
「自分で楽しむ」
著作権のある曲をボーカロ
イドでカバーして自分だけで
楽しむことはできる。
「インターネット公開」
サイト自身が著作権料を払
っているため、ボーカロイド
でカバーした曲を自由に公
開できるサイトもある。それ
以外は違法となる。
ボーカロイド操作をきっかけに(音楽を通して)、様々な創作意欲を高める。
ボーカロイドソフトを使うと簡単に音楽が作ることができ歌ってくれる。しかし、この便利さとは
逆に、次のような大変さがある。
1 教育用ソフトには無い「ビブラート」「ハモり」機能を、手作業で作る必要がある。
2 人間が喋っているようにプログラミングするには
(1) 意図的に音階を変える必要があることへの気付き
(2) 書き言葉の「~は」を「わ」に打ち込まなければならないことへの気付き
(3)「無音」や「重複」の指示を打ち込むなど、様々な工夫が必要であることへの気付き
これらの課題を解決する際の試行錯誤には、個人の創意工夫、話し合いや教え合いなどに
よる協働学習が自然に行われ、プログラミング学習で期待できる力の育成が行えると感じた。
第2回目プログラミング授業(ボカロで音楽を作ろう)の感想 〇⾃然な感じで喋らせるのはかなり難しいと分かった。 〇「は」を「わ」にするところに気付けてよかった。 〇歌詞を⼊れてやれば適当にいろいろ操作しても必ず歌ってくれるので、⾯⽩かった。 〇YouTube にはボーカロイドを使った投稿がたくさんあるので簡単だと思っていた。け
れども、⾃分がやってみると、難しいということが分かった。 〇「ありえない早⼝⾔葉や⾼い声」を、ロボット(機械)はできるのですごいと思った。 講師より 〇⼈間と機械とでは得意とする分野が違う。機械が得意なところはその機能を⼗分引き
出しますます便利に利⽤するといい。しかし、機械が苦⼿とする分野は、⼈間が創意⼯夫していき、さらに新しい技術などが開発できるといいね。
教育⽤ボーカロイドソフトには無い「ビブラート」の⽅法を⾒つけた⼦が友達に紹介
慣れてきたところで、⿊鍵を使⽤せずプログラミングできる「きらきら星」に挑戦させる。 作業の早い⼦には「ハモらせ⽅」も⼯夫させ、知的好奇⼼を煽る。
どんな⾳階を使うとどんな曲調になるのか。その特徴を理解しながら作ると、簡単に思い通りの⾳楽になることの紹介『とりあえず沖縄⾵』に微笑む。