第86回定時株主総会招集ご通知...テレビ・ラジオの広告費も「2014 FIFA ワールドカップブラジル大会」などにより緩やかに成長を続け、広告費全体では消費税率引き上げによる

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証券コード９４０７平成27年６月10日株主の皆様へ福岡市早良区百道浜二丁目３番８号ＲＫＢ毎日放送株式会社

取締役社長井上良次

第86回定時株主総会招集ご通知拝啓平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

さて、当社第86回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますようご通知申しあげます。

なお、当日ご出席願えない場合には、書面によって議決権を行使することができますので、お手数ながら後記株主総会参考書類をご検討くださいまして、同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成27年６月25日（木曜日）午後５時30分までに到着するようご送付くださいますようお願い申しあげます。敬具

記１．日時平成27年６月26日（金曜日）午前10時２．場所福岡市早良区百道浜二丁目３番８号当社Ｔ１スタジオ３．目的事項

報告事項 1.第86期（平成26年４月１日から平成27年３月31日まで）事業報告、連結計算書類の内

容ならびに会計監査人および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件 2.第86期（平成26年４月１日から平成27年３月31日まで）計算書類の内容報告の件

決議事項第１号議案剰余金の処分の件第２号議案取締役12名選任の件

以上 ─────────────────────＊───────────────────── ＊当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあげます。

＊次の事項につきましては、法令ならびに当社定款第17条の規定に基づき、インターネット上の当社ウェブサイト（http://rkb.jp）に掲載しておりますので本招集ご通知には記載しておりません。したがって、本招集ご通知の添付書類は、監査報告を作成するに際し、監査役および会計監査人が監査をした対象の一部であります。 1.事業報告の以下の事項 ①会社の体制および方針 ②会社の支配に関する基本方針

2.連結計算書類および計算書類の以下の事項 ①連結計算書類の連結注記表 ②計算書類の個別注記表

＊株主総会参考書類ならびに事業報告、連結計算書類および計算書類に修正すべき事項が生じた場合は、インターネット上の当社ウェブサイト（http://rkb.jp）に掲載させていただきます。

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（添付書類）

事業報告１．企業集団の現況に関する事項

(1) 事業の経過およびその成果当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策を背景に、企業

業績や雇用情勢が改善するなど緩やかな回復基調となりましたが、一方で消費税率引き上げによる個人消費の停滞、円安による輸入原材料価格の上昇、人件費の高騰など景気の先行きへの不安材料を抱え、不透明な状況で推移しました。

当社の主力事業分野である広告業界では、インターネット広告費が大幅に増加するとともに、テレビ・ラジオの広告費も「2014 ＦＩＦＡワールドカップブラジル大会」などにより緩やかに成長を続け、広告費全体では消費税率引き上げによる反動も吸収し、堅調に推移しました。このような情勢のもと、当社および当社グループは収入を確保すべくきめの細かい営業活動を展開し、主力事業である放送事業では増収を確保しました。その他事業も増収となりましたが、不動産事業、システム関連事業での減収をカバーすることができず、全体の売上高は251億00百万円と前年度に比べ１億35百万円（0.5％）の減収となりました。一方、支出については、番組費など経費の効率的運用により収益確保に努めましたが、収入の減少をカバーするには至りませんでした。

その結果、経常利益は16億70百万円と前年度に比べ２億24百万円（11.9％）の減益となり、当期純利益も10億31百万円と前年度に比べ70百万円（6.4％）の減益となりました。

事業別の経過およびその成果は、次のとおりであります。〔放送事業〕

当連結会計年度における放送事業の収入は、165億74百万円と前年度に比べ0.3％の増収となりましたが、営業利益は８億58百万円と前年度に比べ11.9％の減益となりました。

(テレビ事業) タイム収入は、新番組の開発によるレギュラー番組の売り上げが牽引し、前年度に比べて0.5％の増収となりました。スポット収入は、年度初めから出足が鈍く、その後一時的に回復基調となりましたが、第４四半期は前年度同時期の消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動により減収となり、通期では前年度に比べ2.3％の減収となりました。業種別では、通信放送、薬品、精密事務機器が好調でしたが、輸送機器、流通小売、アルコール飲料が落ち込みました。この結果、テレビ事業全体では前年度に比べ1.2％の減収となりました。

番組編成面では、「今日感テレビ」を自社制作の柱と位置づけ、ネット番組を含め８時間の

( ) 平成26年４月１日から平成27年３月31日まで

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生放送を維持し、事件・事故や災害発生時には、ただちに第一報を伝えるなど生放送の特性を活かしてエリアの信頼に応える編成を行いました。また、ゴールデン帯には、「ＴＥＥＮ！ＴＥＥＮ！」「豆ごはん。」の２番組を制作し、有益で楽しい情報提供を心掛けました。スポーツの分野では「アジア大会2014韓国仁川」をゴールデンタイムで80時間に亘って伝えるとともに、プロ野球日本シリーズ第５戦を全国放送し、福岡ソフトバンクホークスの日本一の瞬間をエリアの視聴者に伝えました。さらに女子プロゴルフトーナメント「ほけんの窓口レディース」や「別府大分毎日マラソン」、「福岡国際クロスカントリー」など国際レベルのコンテンツを発信しています。

ドキュメンタリーでは「神宿る島の禊ぎ宗像大社沖津宮現地大祭」が「ダイドードリンコ日本の祭りテレビ番組コンテスト」でグランプリを獲得しました。また、「従属同期方式のＳＦＮ環境でも使用可能なＴＳ over ＩＰ伝送装置の製作」でＪＮＮ技術賞優秀賞（技術・開発部門）を受賞しました。

(ラジオ事業) タイム収入は、ネットタイムの減少傾向も一段落し、ローカルタイムのレギュラー・単発物件での積み上げや堅調なラジオショッピングにより前年度に比べ10.0％の増収となり、スポット収入も前年度に引き続き法律事務所などの業種の好調が持続し、前年度に比べ8.6％の増収となりました。また、制作費収入は５月に福岡市などと新たに実施した「健康づくりフェスタ」等、新規イベントの実施により前年度に比べて11.4％の増収となりました。この結果、ラジオ事業全体では前年度に比べ、10.6％の増収となりました。番組編成面では、17年半続いた朝のニュース情報番組を終了し、新たなニュース情報番組

「インサイト」を立ち上げました。また、ナイターオフ期には、音楽を軸とした生ワイド番組を３曜日で編成し、新たなリスナー層の獲得に注力しました。

〔システム関連事業〕

システム関連事業の収入は、48億69百万円と前年度に比べて6.7％の減収となり、営業損失は５百万円となりました。ソフトウェア開発業界においては、大手企業の一部については業績の改善によりＩＴ投資への回復傾向が見られるものの、中堅・中小企業については先行きの不透明感からコスト削減姿勢は継続しており、依然として厳しい状況にあります。このような中、官公庁・自治体向けの受注に注力するとともに、民間向けにも積極的な営業活動を行いましたが減収となり、利益面につきましても前年度より悪化しました。

〔不動産事業〕

不動産事業の収入は、駐車場収入が前年度と同水準を維持したものの、賃貸物件の賃貸料収入が減少し、10億17百万円と前年度に比べて1.5％の減収となりました。また、営業利益も６億90百万円と前年度に比べ1.5％の減益となりました。

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〔その他事業〕その他事業部門の収入は、催し物やコンテンツ開発を積極的に展開し、また太陽光発電事業

が年間を通じて稼働し、26億38百万円と前年度に比べ7.4％の増収となりました。収益は19百万円の損失となりました。コンテンツ開発部門では、当社が企画制作を担当し７年目を迎えたＦＡＣｏ（福岡アジアコレクション）が若い世代を中心に7,500人を超える入場者を集めるとともに、昨年度に引き続き「ＦＡＣｏ in 釜山」の開催、また「ＦＡＣｏ in ＳＩＮＧＡＰＯＲＥ」、「ＦＡＣｏ in ＢＡＮＧＫＯＫ」を開催し、アジア展開を本格化しました。催事事業部門ではＪＲ九州ホールで開催した「アートアクアリウム展」が32万人を超える入場者を集め、好評を博しました。このほか、北九州芸術劇場では、村上春樹の世界的ベストセラー小説を蜷川幸雄が演出・舞台化した宮沢りえ主演の「海辺のカフカ」を上演し、多くの入場者で賑わい、話題を集めました。

〔事業別の売上高内訳〕

事業別名称第86期（当期）平成26年度

第85期（前期）平成25年度

増減額増減率

百万円百万円百万円％

放送事業（テレビ） 14,287 14,459 △172 △1.2

〃（ラジオ） 2,287 2,067 219 10.6

システム関連事業 4,869 5,218 △349 △6.7

不動産事業 1,017 1,033 △15 △1.5

その他事業 2,638 2,456 182 7.4

合計 25,100 25,236 △135 △0.5

※事業別の売上高につきましては、内部売上高、または振替高を除いた外部顧客に対する売上高を表示しております。

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(2) 設備投資等の状況当連結会計年度中に実施した設備投資の総額は８億89百万円であります。その主なものは、

次のとおりであります。

ＢＣＣ本社ビル空調設備改修工事（システム関連事業） 81百万円テレビ営放システム更新（ハード、ＯＳ）一式（放送事業） 47百万円放送会館非常用発電機用オイルタンク（放送事業） 46百万円ＢＣＣ本社ビルキュービクル受変電設備工事（システム関連事業） 43百万円放送会館ＵＰＳ系統用非常用発電機（放送事業） 31百万円福岡ビル空調設備改修工事（不動産事業） 20百万円

(3) 資金調達の状況

資金調達の状況につきましては、特記すべき事項はありません。

(4) 対処すべき課題当社は、昭和26年の創立以来、「迅速・正確な報道」「地域社会・市民社会への貢献」を常

に念頭においた番組をエリアに発信し続けてまいりました。放送業界を取り巻く環境は、モバイル端末やスマートテレビの普及、４Ｋ・８Ｋなどの新技術・新製品の登場、さらにはラジオのＦＭ補完放送などの課題が山積し、日々めまぐるしく変化しています。当社もこれらの課題への対応や、デジタル放送開始にともない導入した設備の更新・保守に多額の費用がかかることが想定されます。

このような環境の中、当社は視聴者・聴取者の皆様へ良質のコンテンツを届けるために、放送事業の強化をさらに進めてまいります。テレビ事業については、より地域に密着した番組作りに注力するとともに、全国ネット番組の企画制作・セールスや海外にも展開できるコンテンツなど質の高い番組作りに努めます。また、ラジオ事業につきましては、ラジオの強靭化という国の施策にも対応して災害時に強いラジオを目指し、ＦＭ補完放送の開始も含め、より地域に密着した情報量豊かな生放送にさらに力を入れてまいります。その他の事業につきましても放送事業との連携に努め、新たな顧客の獲得に全力を挙げていきます。

放送を通じて公共の福祉、文化の向上に寄与するという放送局の理念のもとに、九州放送界のリーディングカンパニーであり続けるために、株主の皆様をはじめ、視聴者・聴取者、地域社会、スポンサーなどすべてのステークホルダーの期待に応えるべく、コンプライアンス体制のさらなる強化とともに、コスト管理を徹底し、効率のよい経営を進め、安定的な収益を確保しつつ、グループ全体の企業価値の向上と信頼性の維持に取り組んでまいります。

株主の皆様には、より一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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(5) 財産および損益の状況〔企業集団の財産および損益の状況〕

区分第83期

（平成23年度）第84期

（平成24年度）

第85期（平成25年度）


売上高(百万円) 24,511 24,299 25,236 25,100

経常利益(百万円) 1,845 1,546 1,895 1,670

当期純利益(百万円) 940 876 1,101 1,031

１株当たり当期純利益(円) 85.73 79.94 100.46 94.04

総資産(百万円) 39,129 39,489 40,592 41,513

（注）１．第83期は、放送事業、不動産事業およびその他事業では増収となりましたが、システム関連事業での減収をカバーできず、全体では前連結会計年度に比べ0.1％の減収となりました。支出については効率的な運用を図り、経常利益は34.4％、当期純利益も38.3％の増益となりました。

２．第84期は、放送事業およびその他事業では増収となりましたが、システム関連事業および不動産事業で減収となったため、全体では0.9％の減収となりました。また支出についても総収入の減少を補うには至らず、経常利益、当期純利益ともに減益となりました。

３．第85期は、不動産事業を除く各事業で増収となり、全体では前連結会計年度に比べ3.9％の増収となりました。支出についても放送設備の保守費や番組費の増加をカバーすべく、効率的な運用に努め、前連結会計年度に比べ、経常利益は22.6％、当期純利益も25.7％の増益となりました。

４．第86期（当連結会計年度）につきましては、前記(1) 「事業の経過およびその成果」に記載したとおりです。

〔当社の財産および損益の状況〕

区分第83期

（平成23年度）第84期

（平成24年度）



売上高(百万円) 18,573 18,884 19,232 19,449

経常利益(百万円) 1,722 1,717 1,719 1,622

当期純利益(百万円) 912 1,019 1,044 1,055

１株当たり当期純利益(円) 83.17 92.92 95.27 96.23

総資産(百万円) 33,662 33,987 34,081 35,125

(6) 重要な親会社および子会社の状況

〔親会社との関係〕該当する事項はございません。

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〔重要な子会社の状況〕会社名資本金当社の出資比率主要な事業内容

株式会社ＢＣＣ 247百万円

70％ソフトウェア開発・販売、受託計

算

株式会社ＲＫＢ映画社 50百万円

100％

番組制作、産業・広報映画製作

ＲＫＢミューズ株式会社 25百万円

100％イベント企画制作、人材派遣、

番組制作

百万円％番組制作・技術サービス、人材派遣株式会社バフ

（注１）

21 100 （注２）

ＲＫＢ興発株式会社 50百万円

100％

不動産管理・仲介、発電・売電

（注１）平成27年４月１日付でＲＫＢミューズ株式会社と株式会社バフは合併し、ＲＫＢミューズ株式会社となりました。

（注２）子会社保有の株式を含んでおります。

(7) 主要な事業内容（平成27年３月31日現在）

事業の名称事業内容

放送事業放送法によるテレビ・ラジオの放送

システム関連事業ソフトウェア開発・販売、受託計算

不動産事業不動産賃貸・管理、駐車場運営

その他事業催事事業、イベント企画・制作、人材派遣、インターネットサービス事業他

(8) 主要な営業所（平成27年３月31日現在）

会社名事業所名所在地

当社

本社福岡市

東京支社東京都中央区

大阪支社大阪市

北九州支社北九州市

株式会社ＢＣＣ本社福岡市

株式会社ＲＫＢ映画社本社福岡市

ＲＫＢミューズ株式会社本社福岡市

株式会社バフ（注）本社福岡市

ＲＫＢ興発株式会社本社福岡市

（注）平成27年４月１日付でＲＫＢミューズ株式会社と株式会社バフは合併し、ＲＫＢミューズ株式会社となりました。

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(9) 従業員の状況（平成27年３月31日現在）〔企業集団の状況〕

事業区分従業員数前連結会計年度末比増減

放送事業 247名＋３名

システム関連事業 328名 ±０名

不動産事業３名 ±０名

その他事業 31名 ±０名

全社（共通） 27名－２名

合計 636名＋１名

１．従業員数は就業人員であります。２．全社（共通）は、管理部門の従業員数であります。

〔当社の状況〕

従業員数前期末比増減平均年齢平均勤続年数

223名＋１名 43.1歳 18.3年

(10) 主要な借入先（平成27年３月31日現在）

借入先借入金残高

百万円

株式会社日本政策投資銀行 480

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２．会社の株式に関する事項（平成27年３月31日現在） (1) 発行可能株式総数 40,000,000株 (2) 発行済株式の総数 11,200,000株(うち自己株式233,718株) (3) 株主数 680名 (4) 上位10名の株主

株主名持株数持株比率

株％

株式会社毎日放送 990,000 9.02

株式会社毎日新聞社 946,500 8.63

株式会社麻生 777,000 7.08

株式会社東京放送ホールディングス 512,000 4.66

株式会社福岡銀行 510,000 4.65

新日鐵住金株式会社 375,000 3.41

株式会社西日本シティ銀行 366,500 3.34

西日本鉄道株式会社 339,800 3.09

九州電力株式会社 328,500 2.99

株式会社肥後銀行 310,000 2.82

（注）持株比率は、自己株式（233,718株）を控除して計算しております。

(5) その他株式に関する重要な事項

該当する事項はございません。３．会社の新株予約権等に関する事項

該当する事項はございません。

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４．会社役員に関する事項 (1) 取締役および監査役の氏名等（平成27年３月31日現在）

氏名地位担当等重要な兼職の状況

永守良孝代表取締役会長

井上良次代表取締役社長業務監査室担当株式会社毎日新聞グループホールディングス監査役

松田英紀専務取締役

コンテンツ統括コンプライアンス担当、システム担当、番組審議会、テレビ編成局、技術局担当

森越隆文常務取締役労務担当、経営企画室、総務局、経理局担当、関係会社担当

岡部裕一取締役支社担当、テレビ営業局長

飯田和郎取締役報道制作センター長、アジア戦略室長、解説委員長

植山信一取締役メディア事業局担当、ラジオ局長

朝比奈豊取締役

株式会社毎日新聞グループホールディングス代表取締役社長株式会社毎日新聞社代表取締役社長

河内一友取締役株式会社毎日放送代表取締役社長

佐藤尚文取締役九州電力株式会社代表取締役副社長

竹島和幸取締役西日本鉄道株式会社代表取締役会長

谷正明取締役

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ代表取締役会長株式会社福岡銀行代表取締役会長

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氏名地位担当等重要な兼職の状況

渡邊眞監査役(常勤)

石原俊爾監査役

株式会社東京放送ホールディングス代表取締役社長株式会社ＴＢＳテレビ代表取締役社長

木瀬照雄監査役ＴＯＴＯ株式会社相談役

川原修監査役

（注）１．当事業年度中の取締役の異動 (1) 就任

取締役植山信一、佐藤尚文の両氏は、平成26年６月27日開催の第85回定時株主総会において、新たに選任され、就任いたしました。

(2) 退任取締役酒瀬川薫、瓜生道明の両氏は、平成26年６月27日開催の第85回定時株主総会終結の時

をもって、任期満了により退任いたしました。 (3) 地位の変更

平成26年６月27日開催の取締役会において、常務取締役松田英紀氏は専務取締役、取締役森越隆文氏は常務取締役にそれぞれ選定され、就任いたしました。

２．取締役朝比奈豊、河内一友、佐藤尚文、竹島和幸、谷正明の５氏は、社外取締役であります。３．監査役石原俊爾、木瀬照雄の両氏は、社外監査役であります。また、木瀬照雄氏は、証券会員制法人福岡証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。

(2) 取締役および監査役の報酬等の額

区分支給人員支給額百万円

取締役（うち社外取締役）

14名（６名）

225 （10）

監査役（うち社外監査役）

４名（２名）

31 （４）

（注）取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。

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(3) 社外役員に関する事項〔重要な兼職先と当社との関係および当事業年度における主な活動状況〕

・社外取締役朝比奈豊氏同氏は株式会社毎日新聞グループホールディングスおよび株式会社毎日新聞社の代表取締

役社長であり、株式会社毎日新聞社は当社の株主でもあります。当事業年度における主な活動状況といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中３回出席し、議案の審議に必要な発言を適宜行いました。また、当社の取締役と適宜面談し、報道機関での豊富な経験に基づき有意義なアドバイスを行っております。

・社外取締役河内一友氏同氏は株式会社毎日放送の代表取締役社長であり、当社と同じくテレビのＪＮＮ系列ネッ

トワークに加盟している他地区同業社であり、当社は同社より番組等の供給を受けております。また、同社は当社の株主でもあります。当事業年度における主な活動状況といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中８回出席し、議案の審議に必要な発言を適宜行いました。また、代表取締役同士での面談の機会も多く、その都度、同業社の経験豊かな経営者としての観点から有意義なアドバイスも行っております。

・社外取締役佐藤尚文氏同氏は九州電力株式会社の代表取締役副社長であり、同社は当社の株主でもあります。当

事業年度における主な活動状況といたしましては、当社取締役に就任後に開催された取締役会８回中６回出席し、議案の審議に必要な発言を適宜行いました。

・社外取締役竹島和幸氏同氏は西日本鉄道株式会社の代表取締役会長であり、同社は当社の株主でもあります。当

事業年度における主な活動状況といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中７回出席し、議案の審議に必要な発言を適宜行いました。

・社外取締役谷正明氏同氏は株式会社ふくおかフィナンシャルグループの代表取締役会長および株式会社福岡銀

行の代表取締役会長であります。株式会社福岡銀行は当社の主要な借入先であり、当社の株主でもあります。当事業年度における主な活動状況といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中８回出席し、議案の審議に必要な発言を適宜行いました。

・社外監査役石原俊爾氏同氏は株式会社東京放送ホールディングスの代表取締役社長であり、同社は当社の株主で

あります。また、同氏は株式会社ＴＢＳテレビの代表取締役社長であり、同社と当社は他地区同業社で、テレビのＪＮＮ系列ネットワークの加盟社でもあります。また、当社は同社より番組等の供給を受けております。当事業年度における主な活動状況といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中３回、監査役会８回中６回出席し、同業社の経験豊かな経営者としての観点から発言を行い、また、それぞれの意思決定の妥当・公正性を確保するための提言等を行いました。

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・社外監査役木瀬照雄氏同氏は、ＴＯＴＯ株式会社の相談役であり、同社は当社の株主でもあります。当事業年度

における主な活動内容といたしましては、当事業年度に開催された取締役会11回中８回、監査役会８回中８回出席し、それぞれの意思決定の妥当・公正性を確保するための提言等を行いました。

〔責任限定契約の内容の概要〕

当社は、社外役員がその期待される役割を十分に発揮することができるよう、定款において社外役員の責任限定契約に関する規定を設けており、社外取締役である朝比奈豊、河内一友、佐藤尚文、竹島和幸、谷正明の５氏および社外監査役である石原俊爾、木瀬照雄の両氏と当社定款および会社法第427条第１項の規定に基づき、同法第423条第１項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額であります。

５．会計監査人に関する事項

(1) 名称有限責任監査法人トーマツ

(2) 当事業年度に係る会計監査人に対する報酬等の額 ①当事業年度に係る会計監査人としての報酬等の額

公認会計士法第２条第１項の業務に係る報酬等の額 27百万円

公認会計士法第２条第１項の業務以外に係る報酬等の額 2百万円

計 29百万円

②当社および当社子会社が支払うべき金銭その他の財産上の利益の合計額 29百万円

（注）上記①には、会計監査人との監査契約において会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬の額を区分しておらず、かつ、実質的にも区分できないため、これらの合計額を記載しております。

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(3) 会計監査人の解任または不再任の決定の方針当社都合の場合の他、会計監査人が会社法、公認会計士法等の法令に違反・抵触した場合お

よび公序良俗に反する行為があったと判断した場合、監査役会は、その事実に基づき当該会計監査人の解任または不再任の検討を行い、解任または不再任が妥当と判断した場合は、監査役会規則に則り「会計監査人の解任」または「会計監査人の不再任」を株主総会の付議議案とすることを取締役会へ請求し、取締役会はそれを審議いたします。（注）上記は事業年度末日の方針を記載しておりますが、「会社法の一部を改正する法律」（平成26年法律

第90号）が平成27年５月１日に施行され、会計監査人の選任および解任ならびに会計監査人を再任しないことに関する議案の決定権限は監査役会が有することになりましたので、平成27年５月13日の監査役会において、会計監査人の解任または不再任の決定の方針を決議しております。

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連結貸借対照表（平成27年３月31日現在）

（単位：百万円）科目金額科目金額

（資産の部）

流動資産

現金及び預金

受取手形及び売掛金

有価証券

たな卸資産

繰延税金資産

未収入金

その他

貸倒引当金

固定資産

有形固定資産

建物及び構築物

機械装置及び運搬具

土地

その他

無形固定資産

投資その他の資産

投資有価証券

繰延税金資産

その他

貸倒引当金

12,714

5,695

4,264

10

118

268

2,048

310

△ 1

28,798

22,470

7,405

821

13,319

923

303

6,024

4,944

614

465

△ 0

（負債の部）

流動負債 4,396

支払手形及び買掛金 436

短期借入金 240

未払費用 1,933

未払代理店手数料 392

未払法人税等 246

その他 1,147

固定負債 8,461

長期借入金 240

リース債務 621

繰延税金負債 372

退職給付に係る負債 6,237

長期預り敷金保証金 904

その他 85

負債合計 12,857

（純資産の部）

株主資本 27,135

資本金 560

資本剰余金 4

利益剰余金 26,749

自己株式 △ 178

その他の包括利益累計額 936

その他有価証券評価差額金 1,102

退職給付に係る調整累計額 △ 165

少数株主持分 583

純資産合計 28,655

資産合計 41,513 負債・純資産合計 41,513

( )


16

連結損益計算書平成26年４月１日から平成27年３月31日まで

（単位：百万円）科目金額

売上高 25,100

売上原価 15,713

売上総利益 9,387

販売費及び一般管理費 7,865

営業利益 1,521

営業外収益

受取利息及び受取配当金 88

助成金収入 19

その他 56 164

営業外費用

支払利息 13

その他 1 15

経常利益 1,670

特別利益

投資有価証券売却益 53

国庫補助金 44

アナログ設備撤去引当金戻入益 3 101

特別損失

固定資産除売却損 7

その他 1 8

税金等調整前当期純利益 1,763

法人税、住民税及び事業税 564

法人税等調整額 178 742

少数株主損益調整前当期純利益 1,020

少数株主損失 △ 10

当期純利益 1,031

( )

( )


17

連結株主資本等変動計算書平成26年４月１日から平成27年３月31日まで

（単位：百万円）

株主資本

資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計

当期首残高 560 4 26,472 △ 177 26,859会計方針の変更による累積的影響額

△ 589 △ 589

会計方針の変更を反映した当期首残高

560 4 25,883 △ 177 26,270

当期変動額

剰余金の配当 △ 164 △ 164

当期純利益 1,031 1,031

自己株式の取得 △ 1 △ 1株主資本以外の項目の当期変動額（純額）

当期変動額合計－－ 866 △ 1 865

当期末残高 560 4 26,749 △ 178 27,135

その他の包括利益累計額少数株主持分純資産合計その他有価証

券評価差額金退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高 539 △ 218 320 622 27,802会計方針の変更による累積的影響額

△ 29 △ 619

会計方針の変更を反映した当期首残高

539 △ 218 320 592 27,183

当期変動額

剰余金の配当 △ 164


自己株式の取得 △ 1株主資本以外の項目の当期変動額（純額）

562 52 615 △ 9 606

当期変動額合計 562 52 615 △ 9 1,472

当期末残高 1,102 △ 165 936 583 28,655

( )

( )


18

連結計算書類に係る会計監査報告

独立監査人の監査報告書

平成27年５月11日

ＲＫＢ毎日放送株式会社

取締役会御中

有限責任監査法人トーマツ

指定有限責任社員業務執行社員

公認会計士本野正紀


公認会計士寺田篤芳

当監査法人は、会社法第444条第４項の規定に基づき、ＲＫＢ毎日放送株式会社の平成26年４月１日から平成27

年３月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。

連結計算書類に対する経営者の責任

経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

監査人の責任

当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。

監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。

当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

監査意見当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し

て、ＲＫＢ毎日放送株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

利害関係

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以上

( )

(19) ／ 2015/05/26 17:40 (2015/05/12 10:33) ／ wn_14064866_03_os7ＲＫＢ毎日放送様_招集_貸借対照表_P.docx

19

(19頁から22頁は当社個別に関する記載であります。)

貸借対照表（平成27年３月31日現在）（単位：百万円）科目金額科目金額

（資産の部）

流動資産

現金及び預金

受取手形

売掛金

貯蔵品

前払費用

繰延税金資産

未収入金

その他

貸倒引当金

固定資産

有形固定資産

建物

構築物

機械及び装置

車両運搬具

工具、器具及び備品

土地

リース資産

建設仮勘定

無形固定資産

ソフトウェア

その他

投資その他の資産

投資有価証券

関係会社株式

長期貸付金

その他

貸倒引当金

8,583

3,758

120

2,287

8

226

121

2,006

56

△ 1

26,542

20,904

6,369

653

790

0

75

12,923

91

0

175

175

0

5,462

4,568

538

80

275

△ 0

（負債の部）流動負債 3,069

支払手形 47短期借入金 240リース債務 35未払金 168未払費用 1,407未払代理店手数料 392未払法人税等 232前受金 117預り金 135その他 292

固定負債 5,812長期借入金 240リース債務 63繰延税金負債 448退職給付引当金 4,128長期預り敷金保証金 872その他 59

負債合計 8,882（純資産の部）

株主資本 25,141資本金 560資本剰余金 4資本準備金 4

利益剰余金 24,756利益準備金 140その他利益剰余金 24,616

固定資産圧縮積立金 2,710別途積立金 21,002繰越利益剰余金 903

自己株式 △ 178評価・換算差額等 1,101

その他有価証券評価差額金 1,101純資産合計 26,243

資産合計 35,125 負債・純資産合計 35,125

( )


20

損益計算書平成26年４月１日から平成27年３月31日まで

（単位：百万円）科目金額

売上高 19,449

売上原価 10,619

売上総利益 8,830

販売費及び一般管理費 7,361

営業利益 1,468

営業外収益

受取利息及び受取配当金 116

助成金収入 19

その他 32 168

営業外費用

支払利息 13

その他 2 15

経常利益 1,622

特別利益

投資有価証券売却益 53

国庫補助金 6

アナログ設備撤去引当金戻入益 3 63

特別損失

固定資産除売却損 2

その他 1 3

税引前当期純利益 1,681

法人税、住民税及び事業税 543

法人税等調整額 82 626


( )

( )


21

株主資本等変動計算書平成26年４月１日から平成27年３月31日まで

（単位：百万円）

株主資本

資本金

資本剰余金利益剰余金

資本準備金利益準備金その他利益剰余金

利益剰余金合計固定資産

圧縮積立金別途積立金繰越利益剰余金

当期首残高 560 4 140 2,653 20,102 1,488 24,384会計方針の変更による累積的影響額 △ 519 △ 519

会計方針の変更を反映した当期首残高 560 4 140 2,653 20,102 969 23,865

当期変動額固定資産圧縮積立金の取崩 △ 78 78 －固定資産圧縮積立金の積立 135 △ 135 －別途積立金の積立 900 △ 900 －剰余金の配当 △ 164 △ 164当期純利益 1,055 1,055自己株式の取得株主資本以外の項目の当期変動額（純額）

当期変動額合計－－－ 56 900 △ 65 890当期末残高 560 4 140 2,710 21,002 903 24,756

株主資本評価・換算差額等純資産合計

自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高 △ 177 24,771 539 539 25,311会計方針の変更による累積的影響額 △ 519 △ 519

会計方針の変更を反映した当期首残高 △ 177 24,252 539 539 24,791

当期変動額固定資産圧縮積立金の取崩－－固定資産圧縮積立金の積立－－別途積立金の積立－－剰余金の配当 △ 164 △ 164当期純利益 1,055 1,055自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1株主資本以外の項目の当期変動額（純額）

562 562 562

当期変動額合計 △ 1 889 562 562 1,451当期末残高 △ 178 25,141 1,101 1,101 26,243

( )

( )


22

計算書類に係る会計監査報告

独立監査人の監査報告書


ＲＫＢ毎日放送株式会社

取締役会御中

有限責任監査法人トーマツ


公認会計士本野正紀


公認会計士寺田篤芳

当監査法人は、会社法第436条第２項第１号の規定に基づき、ＲＫＢ毎日放送株式会社の平成26年４月１日から平成27年３月31日までの第86期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。

計算書類等に対する経営者の責任

経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

監査人の責任

当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。

監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。

当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

監査意見当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の

基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

利害関係

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以上

( )


23

監査役会の監査報告

監査報告書当監査役会は、平成26年４月１日から平成27年３月31日までの第86期事業年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査

報告書に基づき、審議の結果、監査役全員の一致した意見として、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。 1. 監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容

監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。

各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第100条第１項及び第３項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備されている体制（内部統制システム）について、取締役及び使用人等から運用の状況について適時報告を受け検証いたしました。

さらに、財務報告に係る内部統制について、取締役等及び有限責任監査法人トーマツから両者の協議の状況並びに当該内部統制の評価及び監査の状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。

事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第３号イの基本方針及び同号ロの各取組みについては、取締役会その他における審議の状況等を踏まえ、その内容について検討を加えました。子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について検討いたしました。

さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」（会社計算規則第131条各号に掲げる事項）を「監査に関する品質管理基準」（平成17年10月28日企業会計審議会）等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類（貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表）及びその附属明細書並びに連結計算書類（連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表）について検討いたしました。

2. 監査の結果 (1) 事業報告等の監査結果

一事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認めます。二取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められません。三内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統制システムに関する事業報告の記載内

容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められません。四事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針については、指摘すべき事項

は認められません。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第３号ロの各取組みは、当該基本方針に沿ったものであり、当社の株主共同の利益を損なうものではなく、かつ、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと認めます。

(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当であると認めます。

(3) 連結計算書類の監査結果会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当であると認めます。


ＲＫＢ毎日放送株式会社監査役会

監査役(常勤) 渡邊眞

監査役石原俊爾

監査役木瀬照雄

監査役川原修

（注）監査役石原俊爾と監査役木瀬照雄は、会社法第２条第16号及び第335条第３項に定める社外監査役であります。

以上

( )

(24) ／ 2015/05/26 17:40 (2015/05/25 19:56) ／ wn_14064866_04_os7ＲＫＢ毎日放送様_招集_参考書類_P.docx

24

株主総会参考書類議案および参考事項

第１号議案剰余金の処分の件剰余金の処分につきましては、次のとおりといたしたいと存じます。

１．期末配当に関する事項当社は、利益配分につきましては、長期的な企業基盤の維持・強化と株主の皆

様への利益還元を経営上の最重要課題の一つと位置づけており、安定的な配当の継続と同時に個別業績に応じた利益還元を基本方針としております。

このような方針のもと、当期の業績および今後の経営環境等を総合的に判断し、当期の期末配当につきましては、以下のとおりといたしたいと存じます。 ①配当財産の種類

金銭といたします。 ②配当財産の割当てに関する事項およびその総額

当社普通株式１株につき15円とさせていただきたいと存じます。なお、この場合の配当総額は164,494,230円となります。

③剰余金の配当が効力を生じる日平成27年６月29日

２．その他の剰余金の処分に関する事項

その他の剰余金の処分につきましては、今後の経営環境を勘案して今後の財務体質の強化を図るため、以下のとおりといたしたいと存じます。 ①増加する剰余金の項目とその額

別途積立金 400,000,000円 ②減少する剰余金の項目とその額

繰越利益剰余金 400,000,000円

( )


25

第２号議案取締役12名選任の件現取締役12名は本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、取

締役12名の選任をお願いいたしたいと存じます。取締役候補者は次のとおりであります。

候補者番号

氏名（生年月日）

略歴、当社における地位、担当［重要な兼職の状況］

所有する当社の株式の数

１永なが

守もり

良よし

孝たか

(昭和19年12月24日生)

昭和43年４月株式会社毎日新聞社入社平成11年６月同社西部本社編集局長兼論説委員平成13年６月同社退社平成13年６月当社取締役報道局長平成15年６月当社取締役東京支社長平成16年６月当社常務取締役テレビ制作局長平成18年６月当社常務取締役平成19年６月当社代表取締役社長平成25年６月当社代表取締役会長（現任）

44,000株

２井いの

上うえ

良りょう

次じ

(昭和26年３月18日生)

昭和48年４月当社入社平成15年６月当社技術局長平成18年６月当社取締役テレビ編成局長平成21年６月当社取締役東京支社長平成22年６月当社常務取締役平成23年６月当社代表取締役専務取締役平成24年６月株式会社毎日新聞グループホールディングス

監査役（現任）平成25年６月当社代表取締役社長（現任）（担当）業務監査室担当

19,000株

３松まつ

田だ

英ひで

紀き

(昭和25年12月21日生)

昭和48年４月当社入社平成18年６月当社報道局長兼解説委員長平成19年６月当社メディア事業局長平成20年６月当社取締役メディア事業局長平成23年４月当社取締役テレビ編成局長平成24年１月当社取締役報道制作センター長平成24年６月当社常務取締役報道制作センター長平成26年６月当社専務取締役（現任）（担当）コンテンツ総括コンプライアンス担当、システム担当、番組審議会、テレビ編成局、技術局担当

15,000株

( )


26

候補者番号




４森もり

越こし

隆たか

文ふみ

(昭和29年２月28日生)

昭和52年４月当社入社平成19年６月当社テレビ営業局長平成21年６月当社取締役テレビ営業局長平成23年４月当社取締役メディア事業局長平成26年６月当社常務取締役（現任）（担当）労務担当、経営企画室、総務局、経理局担当関係会社担当

10,000株

５岡おか

部べ

裕ゆう

一いち

(昭和34年11月６日生)

昭和58年４月当社入社平成22年６月当社東京支社長（局長）平成23年４月当社テレビ営業局長平成24年６月当社取締役テレビ営業局長（現任）（担当）支社担当

9,000株

６飯いい

田だ

和かず

郎お

（昭和35年２月28日生）

昭和58年４月株式会社毎日新聞社入社平成14年５月同社台北支局長平成17年５月同社中国総局長平成23年４月同社外信部長平成25年３月同社退社平成25年４月当社入社、アジア戦略室長平成25年６月当社取締役アジア戦略室長兼報道制作セン

ター副センター長兼解説委員長平成26年６月当社取締役報道制作センター長兼アジア戦略

室長兼解説委員長（現任）

2,000株

７植うえ

山やま

信しん

一いち

（昭和30年８月17日生）

昭和55年４月当社入社平成19年６月当社テレビ営業局次長兼営業推進部長平成23年４月当社ラジオ局長平成26年６月当社取締役ラジオ局長（現任）（担当）メディア事業局担当

7,000株

( )


27

候補者番号




８朝あさ

比ひ

奈な

豊ゆたか

（昭和22年９月14日生）

昭和46年７月株式会社毎日新聞社入社平成８年４月同社東京本社社会部長平成11年４月同社東京本社編集局次長平成14年６月同社役員待遇東京本社編集局長平成16年６月同社取締役社長室長平成18年６月同社常務取締役主筆平成20年６月同社代表取締役社長（現任）平成21年６月当社取締役（現任）平成23年４月毎日・スポニチ持株移行株式会社（現・株式

会社毎日新聞グループホールディングス）代表取締役社長（現任）

0株

９河かわ

内うち

一かず

友とも

（昭和22年５月18日生）

昭和46年４月株式会社毎日放送入社平成14年６月同社取締役事業局長平成15年６月同社常務取締役テレビ本部長平成17年６月同社常務取締役平成19年６月同社代表取締役社長（現任）平成22年６月当社取締役（現任）

0株

10 佐さ

藤とう

尚なお

文ふみ

（昭和26年８月27日生）

昭和51年４月九州電力株式会社入社平成19年６月同社総務部長平成23年６月同社上席執行役員業務本部長平成24年６月同社取締役常務執行役員業務本部長平成26年６月同社代表取締役副社長（現任）平成26年６月当社取締役（現任）

0株

11 竹たけ

島しま

和かず

幸ゆき

（昭和23年11月23日生）

昭和46年４月西日本鉄道株式会社入社平成15年６月同社取締役都市開発事業本部長平成17年６月同社常務取締役都市開発事業本部長平成18年６月同社取締役常務執行役員

都市開発事業本部長平成19年６月同社取締役専務執行役員経営企画本部長平成20年６月同社代表取締役社長平成20年６月当社取締役（現任）平成25年６月西日本鉄道株式会社代表取締役会長（現任）

0株

( )


28

候補者番号




12 谷たに

正まさ

明あき

（昭和18年１月23日生）

昭和41年４月株式会社福岡銀行入行平成元年10月同社証券部長平成４年１月同社総合企画部長平成５年６月同社取締役総合企画部長平成７年６月同社常務取締役平成11年６月同社代表取締役専務取締役平成12年４月同社代表取締役副頭取平成17年４月同社代表取締役頭取平成17年６月当社取締役（現任）平成19年４月株式会社ふくおかフィナンシャルグループ

代表取締役会長兼社長平成26年６月同社代表取締役会長（現任）平成26年６月株式会社福岡銀行代表取締役会長（現任）

0株

(注) １．候補者と当社との特別の利害関係について (1) 河内一友氏が代表取締役社長に就任している株式会社毎日放送は、当社と同じテレビのＪＮＮ系列ネットワークに加盟している他地区同業社で当社と取引関係があります。

(2) 谷正明氏が代表取締役会長に就任している株式会社福岡銀行は、当社の主要な借入先で当社と取引関係があります。

(3) その他の取締役候補者と当社との間に、特別の利害関係はありません。２．朝比奈豊、河内一友、佐藤尚文、竹島和幸、谷正明の各氏は、社外取締役候補者であります。３．社外取締役候補者に関する特記事項は以下のとおりであります。 (1) 社外取締役候補者の選任理由について・朝比奈豊氏同氏が代表取締役社長を務める株式会社毎日新聞社は、当社の株主でありますが、同氏の報道機関である新聞社の経営者としての専門性の高い経験と見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役として選任をお願いするものであります。

・河内一友氏同氏が代表取締役社長を務める株式会社毎日放送は、当社の株主であり、当社と同じテレビのＪＮＮ系列ネットワークに加盟している他地区同業社であります。当社とはＣＭ取引や番組購入等の取引がありますが、同氏の他地区同業社の経営者としての専門性の高い経験と見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役として選任をお願いするものであります。

・佐藤尚文氏同氏が代表取締役副社長を務める九州電力株式会社は、当社の株主でありますが、同氏の経験と見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役として選任をお願いするものであります。

・竹島和幸氏同氏が代表取締役会長を務める西日本鉄道株式会社は、当社の株主でありますが、同氏の経営者としての豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役として選任をお願いするものであります。

・谷正明氏同氏が代表取締役会長を務める株式会社福岡銀行は、当社の主要な借入先で当社と取引関係があります。また、同社は当社の株主でありますが、同氏の金融機関の経営者としての専門性の高い

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経験と見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役として選任をお願いするものであります。

(2) 社外取締役候補者が過去５年間に他の株式会社の取締役、執行役または監査役に就任していた場合において、その在任中に当該他の株式会社において法令または定款に違反する事実その他不当な業務の執行が行われた事実、ならびに当該候補者がその事実の発生予防および発生後の対応として行った行為について・谷正明氏が代表取締役会長に就任している株式会社福岡銀行において、平成22年11月に行員による顧客の現金着服等の事件が発覚し、関係当局への通報、届出を行いました。この件に関し、関与者に対し懲戒解雇処分を行ったほか、リスク管理体制の強化、見直しを図る等、再発防止策の策定を行っております。

(3) 社外取締役候補者が社外取締役に就任してからの年数について各社外取締役の在任期間は、本総会終結の時をもって、朝比奈豊氏は６年、河内一友氏は５年、

佐藤尚文氏は１年、竹島和幸氏は７年、谷正明氏は10年であります。 (4) 社外取締役との責任限定契約について

当社は、社外取締役がその期待される役割を十分に発揮できるように、社外取締役との間で、会社法第423条第１項の損害賠償責任を限定する契約を締結できる旨を定款に定めており、社外取締役候補者朝比奈豊、河内一友、佐藤尚文、竹島和幸、谷正明の各氏との間で、会社法第425条第１項に定める最低責任限度額を限度とする責任限定契約を締結しております。また、各氏の再任が承認された場合は、当該契約を継続する予定であります。

以上

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(30) ／ 2015/05/26 17:40 (2015/05/06 16:30) ／ wn_14064866_05_os7ＲＫＢ毎日放送様_招集_メモ_P.docx

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〈メモ欄〉

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(31) ／ 2015/05/26 17:40 (2015/05/06 16:30) ／ wn_14064866_05_os7ＲＫＢ毎日放送様_招集_メモ_P.docx

31

〈メモ欄〉

(1) ／ 2015/05/26 17:40 (2015/05/25 9:17) ／ wn_14064866_99_os7ＲＫＢ毎日放送様_招集_地図（外）_P.docx

交通機関

▼ 福岡都市高速｢百道｣ランプから車で５分 ※当日、株主総会にご出席の株主様は当社駐車場を無料でご利用いただけます。

▼ 市営地下鉄｢藤崎｣駅下車､西鉄バスで

｢福岡タワー南口｣バス停まで７分

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第86回定時株主総会招集ご通知...テレビ・ラジオの広告費も「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」などにより緩や かに成長を続け、広告費全体では消費税率引き上げによる

第86回定時株主総会招集ご通知...テレビ・ラジオの広告費も「2014 FIFA ワールドカップブラジル大会」などにより緩やかに成長を続け、広告費全体では消費税率引き上げによる