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物流総合効率化法 「総合効率化計画」認定申請の手引き 2013年度改訂版 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの物流事業者の皆様へ 各地方運輸局等 相談窓口一覧表 事前準備から申請書類作成までの アウトラインをご案内 20136

物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

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Page 1: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

物流総合効率化法

「総合効率化計画」認定申請の手引き

2013年度改訂版

物流の効率化に向けて新たな物流施設の

整備などをお考えの物流事業者の皆様へ

国 土 交 通 省

各地方運輸局等

相談窓口一覧表

事前準備から申請書類作成までの

アウトラインをご案内

2013年6月

Page 2: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

防災対策の実施に関する見直し

最近の物流を巡る状況変化を踏まえた見直し

1.流通業務に関する情報バックアップ体制の構築のための措置

特定流通業務施設内における保管業務に関する情報のバックアップ体制の構築のための措置として、以下を備える非常用データ保存システム

○ 当該特定流通業務施設の敷地外に設置されたサーバー等

○ 災害時に、当該サーバー等に保存されたデータを活用するために必要な通信機能

○ 災害時に、当該サーバー等に保存されたデータを利用するために必要な電源

2.保管貨物の荷崩れ防止策 地震による貨物の荷崩れのおそれがある場合は、これを相当程度防止するために、次の

いずれかのものを有すること。(保管スペースの大半をカバーすること。) ※免震構造又は制震構造である場合は、貨物の荷崩れのおそれがないものとし、不要。

① 保管場所免震装置 ② 保管棚制震装置 ③ 保管棚固定装置 ④ 貨物落下防止装置 ⑤ パレット連結装置 ⑥ 貨物・パレット一体包装装置

3.選択的設備用件の追加

貨物の多品種少量化への対応のため設備要件(自動仕分装置、自動搬送装置、垂直型連続運搬装置、自動化保管装置、電動式密集棚装置、貨物保管場所管理システムのうち、いずれかを有するもの)に搬出貨物表示装置(※)を選択肢に加え、いずれかを選択するものとする。 ※搬出貨物表示装置: デジタルピッキングシステム(DPS)等

電動式密集棚装置 自動化保管装置

垂直型連続運搬装置 自動仕分装置 自動搬送装置

貨物保管場所管理システム

搬出貨物表示装置 (デジタルピッキングシステム等)

アンカーボルト固定

複列配置

及び支柱緊結

⑤ ③

平成25年度 物流総合効率化法 制度改正のポイント

Page 3: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

○ どのような法律なのでしょうか ・・・・・・・・・・・・ 1

○ 認定を受けると、多くのメリットがあります ・・・・・・ 2

○ 認定を受けるためには ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

○ 認定までの道のり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

○ 税制特例を受けるための手続き及び設備要件について ・・ 7

○ いろいろな質問にお答えします ・・・・・・・・・・・・ 8

○ 申請書類の項目と作成方法(記入事例) ・・・・・・・・ 9

○ 申請書類の項目と作成方法(別紙の記入事例) ・・・・ 14

○ 活用事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

○ 認定後の手続き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

○ 相談及び申請の窓口 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

目 次

Page 4: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

◆「物流総合効率化法」とは

「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」(以下、物流総合効率化法)が平成17年10月に施行され

ました。物流を総合的かつ効率的に実施することにより、物流コストの削減や環境負荷の低減等を図る事業に対し

て、その計画の認定、関連支援措置等を定めた法律です。

国際競争力を強化するため、総合的・効率的物流システムの構築が急務となっています。

どのような法律なのでしょうか

京都議定書が発効し、運輸部門における温暖化ガス(二酸化炭素)排出量の削減が求められています。

雇用の促進による地域経済の活性化の観点から物流拠点整備へのニーズが高まっています。

◆効率的で環境負荷の小さい物流のイメージ(基本方針第二4.(2)参照)

輻輳する輸送網集約や、長距離輸送・大量輸送の効率に優れた輸送機関へのモーダルシフトを図る等の取り組

み(本法の基本方針に適合した総合効率化計画)について、認定を受けることができます。(下記はその一例)

-1-

納品先

法律制定の背景

納品先 荷捌き用上屋

流通加工場

従来型倉庫

納品先

特定流通 業務施設 輸入

長距離

トラック輸送 納品先

納品先

低積載率による

個別納品

納品先

工場

計画 計画 計画

特定流通

業務施設

輸送網の集約 輸配送の共同化 モーダルシフト

計画作成 認定 輸送・保管・荷さばき・流通加工を総合的に実施すること

物流拠点を集約し、高速自動車国道・港湾・空港等の近傍へ立地すること

共同輸配送等による配送ネットワークを合理化すること 等

事業許可の一括取得

倉庫業・貨物自動車運送事業・貨物利用運

送事業の許可等のみなし

物流拠点施設に関する税制特例

法人税・固定資産税等の特例(営業倉庫等)

立地規制に関する配慮

市街化調整区域における施設整備のための

開発許可についての配慮

※なお、各地方自治体の担当部局との十分な

事前調整が大切です。

資金面等の支援

中小企業信用保険の保険限度額の拡充 等

物流事業の総合的実施の促進 社会資本と連携した物流拠点施設の整備 中小企業者等に対する支援

※ただし、許可、登録等の審査に必要な書類は、 総合効率化計画の認定申請と同時に提出する必要があります。

◆法律の仕組みについて

認定のメリット 認定のメリット

高積載率な一括納品

特定流通

業務施設

Page 5: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

認定を受けると、多くのメリットがあります

-2-

メリット1 事業許可等の一括取得(法第8条~11条参照)

流通業務総合効率化事業を実施しようとする者が、倉庫業法による登録等、貨物利用運送事業法による登録等、

貨物自動車運送事業法による許可等を必要とする場合があります。このような場合、総合効率化計画の認定申請

時に各業法の登録、許可等の審査に必要な事項を記載し、添付書類を併せて提出することにより、総合効率化計

画の認定時に、同時に各業法の登録、許可等を受けることもできます。

(※各業法についての詳細な内容については、最寄りの運輸局等の担当課へご相談下さい。)

メリット2 物流拠点施設に関する税制特例 総合効率化計画について認定を受けた営業倉庫等の施設や設備に対し、一定の要件を満たせば、法人税等の割

増償却や固定資産税、都市計画税の課税標準の特例措置を受けることができます。

メリット3 港湾法の特例(法第12条参照)

港湾流通拠点地区において、特定流通業務施設の整備を行う場合、総合効率化計画の認定申請時に港湾法の届

出に必要な事項を記載し、添付書類を併せて提出することにより、あらためて届出をする必要がなくなります。

(施行規則第2条第3項及び同規則別表参照)

メリット6 中小企業信用保険法の特例(法第13条参照)

中小企業信用保険の ①付保限度額の同額別枠化、②普通保険のてん補率の引き上げ、③保険料率の引き下げ

の特例を受けることができます。(詳細については、各市町村中小企業担当課へご相談下さい。)

メリット4 都市計画法等による処分についての配慮(法第16条参照)

市街化調整区域において特定流通業務施設に係る開発を行う場合、開発許可等についての配慮がなされます。

※なお、市街化調整区域での施設整備を想定されている場合には、総合効率化計画の申請前に、地元自治体との開発許可

に係る事前調整が大切となります。(詳細については、各都道府県若しくは市等の担当部局へご相談下さい。)

物流事業の総合的実施の促進

社会資本と連携した物流拠点施設の整備

中小企業者等に対する支援

メリット5 工場立地法による事務の実施についての配慮(法第17条参照)

生産施設兼流通業務施設となるような特定流通業務施設については、緑地整備面積を正味の生産施設面積に対

応したものとするよう配慮がなされます。(詳細については、各都道府県商工担当課へご相談下さい。)

メリット7 中小企業投資育成株式会社法の特例(法第14条参照)

中小企業が流通業務総合効率化事業に必要な資金調達に関して、投資対象となる株式会社の要件が緩和され、

資本金が3億円を超える中小企業についても対象となります。

(詳細については、各投資育成株式会社へご相談下さい。)

メリット8 食品流通構造改善促進法の特例(法第15条参照)

食品生産業者等に対し、財団法人食品流通構造改善促進機構の行う認定事業に係る債務保証、認定事業に係る

資金のあっせん、認定事業において利用する特定流通業務施設の受託整備 等の支援が受けられます。

(詳細については、財団法人食品流通構造改善促進機構へご相談下さい。)

メリット9 資金の確保(法第18条参照)

独立行政法人中小企業基盤整備機構及び都道府県による高度化融資を受けることができます。 (詳細については、中小企業基盤整備機構へご相談下さい。)

※メリット2、メリット4が特によく利用されています。

Page 6: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

-3-

◆総合効率化計画の認定基準

1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

基本方針とは、流通業務総合効率化事業の内容と実施方法が規定されているものです。計画がこの基本方針に適合するものであるか否かを審査します。例えば、

○輸送・保管・荷さばき・流通加工を総合的に実施するものか

○輸送網の集約・輸配送の共同化・積載率の向上・モーダルシフト等により効率化を図るものか

○環境負荷の低減が図られるものか

○必要な事業法の許可・登録を有しているか又は取得する見込があるか など

2.流通業務総合効率化事業を確実に遂行できるものであること(法第4条第3項第2号参照)

○計画の目標達成に十分な設備等が導入されているか

○所要資金の調達に十分な見通しがついているか

○施設整備に係る関連法令の許可等の見通しがついているか など

3.特定流通業務施設が主務省令で定める基準に適合すること (法第4条第3項第3号、施行令第2条、施行規則第1条参照)

特定流通業務施設が営業倉庫の場合、以下の要件を満たす必要があります。

○立地要件:高速自動車国道のIC等、鉄道の貨物駅、港湾、漁港、空港、流通業務団地、工業団地又は卸売市場の周辺5㎞の区域内

○設備要件:データ交換システム、垂直型連続運搬装置、自動化保管装置、流通加工用設備、貨物荷崩れ防止設備、非常用データ保存システム など

○規模要件:普通倉庫の場合は平屋1,500㎡・多階3,000㎡以上、冷蔵倉庫の場合は3,000m3以上、貯蔵槽倉庫の場合は5,000m3以上

※ 総合効率化計画の認定基準と税制特例の基準とでは若干の違いがありますので、ご注意 ください。詳しくは、7ページをご参照ください。

4.各事業法が定める欠格事由に該当せず、また、許可・登録基準等に適合すること (法第4条第3項第4号~第7号参照)

倉庫業法、貨物利用運送事業法、貨物自動車運送事業法にそれぞれ定められている許可等の基準に適合するか

認定を受けるためには

Page 7: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

事前の簡易チェックシート

-4-

認定申請をお考え頂く中で、下記の簡易シートでの事前チェックもお願いします!

※不明な点がありましたら、お気軽に最寄りの運輸局等にご相談下さい。

(最終ページに連絡先を記載しています。)

基  本  項  目

⑤設備要件 計画している施設の設備は、データ交換システムや自動搬送装置等(※3参照)を有しますか?

⑥環境負荷低減要件 計画が現行の事業と比較して、CO2排出量削減効果が見込まれますか?

③立地要件 計画している施設が、インターチェンジ等の社会資本等(※1参照)から5kmの区域内ですか?

④規模要件 計画している施設の床面積は、1,500㎡以上等(※2参照)ですか?

チェックボックス

①総合化要件 計画している施設では、輸送・保管・荷さばき・流通加工を一体的に行いますか?

②効率化要件 計画が輸送網の集約化・モーダルシフト・輸配送の共同化など、効率化を図るものですか?

普通倉庫

(政令第2条第2号)

冷蔵倉庫

(政令第2条第2号)

貯蔵槽倉庫

(政令第2条第2号)

上屋 等

(政令第2条第4号)

立地要件(※1) 社会資本等(高速自動車国道のインターチェンジ等、鉄道の貨物駅、港湾、漁港、空港、流通業務団地、工業団地)又は卸売市場の周辺5kmの区域内に立地するものであること

規模要件(※2) 平屋:1,500㎡以上

多階:3,000㎡以上 3,000m3以上 5,000m3以上

平屋:1,500㎡以上

多階:3,000㎡以上

設備要件(※3)

次のいずれかを有するものであること

自動仕分装置 自動搬送装置 垂直型連続運搬装置 自動化保管装置 電動式密集棚装置 貨物保管場所管理システム

搬出貨物表示装置(デジタルピッキングシステム)

搬入用自動運搬装置及び搬出用自動運搬装置を有するものであること(自動検量機構を有するものに限る)

左記の普通倉庫、冷蔵倉庫の欄に掲げる設備に、「搬入用自動運搬装置及び搬出用自動運搬装置」を加えて、そのいずれかを有するものであること

地震による貨物の荷崩れのおそれがあると認められるものにあっては、次のいずれかを有するものであること

保管場所免震装置、保管棚制震装置、保管棚固定装置、

貨物落下防止装置、パレット連結装置、貨物・パレット一体包装装置

非常用データ保存システム(非常時に対応できる通信機能と電源を有するもの)があること

データ交換システムを有するものであること

流通加工の用に供する設備を有するものであること

<物流施設の形態別にみた認定要件>

Page 8: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

複数の物流拠点を大型の新倉庫に集約して、物流を効率化したい!

IC周辺の市街化調整区域に倉庫を建設して、物流を効率化したい! 等

物流総合効率化法を活用しよう!

最寄りの

運輸局等 ・事業概要作成

・法律への適合性

・他法令との関係 等

・事業概要作成

・支援措置の有無

・資金計画 等

<物流担当窓口>

・認定の対象となる計画かどうか

・開発許可に係る調整は十分かどうか

・希望する支援措置は何か

・各業法との関係は大丈夫か

・大まかなスケジュールの確認 等

自治体との

調整が不十分

計画の認定基準と税制特例基準との違い(※)を認識

再調整 再調整

・開発許可部局

・農地法部局

・農振法部局 等

・設備等の

チェック ・融資窓口との 事前調整 等

自治体へ

事前相談 再確認

具体的な事業計画の作成

・認定基準の適合性への再確認

・開発許可等に係る再確認

・その他支援措置に係る再確認 等

最終確認

正式申請

○内容についての説明聴取

○必要書類の審査

○補正指導 審査

・都道府県知事

・都道府県警察

・地方整備局

施設整備を

伴う場合

運輸局等からの

意見聴取

この事前調整が非常に大切

・説明

・補正

総合効率化計画の

物流担当

確認・助言

認定の対象となる事業計画であり、

かつ支援措置等の見込みがある場合 準備

完了

準備

完了 ③

認定

申請から認定までの標準処理期間は2ヶ月です。

-5-

認定までの道のり(①~⑤が通常の流れ)

物流事業者

B社

物流事業者

A社

事前相談

審査終了

【税制特例に

よる集約化

パターン】

【市街化調整

区域への立

地パターン】

※若干の違いが

あります。

Page 9: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

総合効率化計画認定後の流れ

総合効率化計画の 認定

認定通知

物件の確定

(購入・借用・建築)

事業開始

流通業務総合効率化事業の開始

特定流通 業務施設

報告義務

事業の実施状況報告 事業が本格稼働するまでは、基本的に、毎事業年度

終了後3か月以内に事業の実施状況報告を行う。

変更が

生じた場合

認定を受けた計画を変更する時は、法第5条の規定に基づき変更認定を受けなければなりません。

また、認定を受けた計画が基準に適合しなくなった、または、計画に従って事業を実施していないと認めた時は、認定が取り消されることがあります。

運輸局等

-6-

【法第25条】

第21条の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

→30万円以下の罰金

罰則規定

Page 10: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

-7-

税制特例を受けるための手続き及び設備要件について

特定流通業務施設

(購入・借用・建築)

新設・増設倉庫証明申請書の提出

倉庫業の登録

証明書の発行

国税、地方税

それぞれ申請書の提出が必要です。

最寄りの

運輸局等

最寄りの税務署

事業年度の青色申告等の際に

証明書を添付して申告

最寄りの税務事務所

倉庫を取得(事業の用に供する)

した翌年の1月31日までに申告

法人税・所得税 固定資産税・都市計画税

1.税制特例申告の流れ(イメージ)

2.特定流通業務施設と税制特例の設備要件等について(普通倉庫・冷蔵倉庫)

※貯蔵槽倉庫の設備要件等については、別途定められています。

1類倉庫 冷蔵倉庫

1,500㎡以上(多階建3,000㎡以上)

3,000㎥以上1,500㎡以上(多階建3,000㎡以上)

3,000㎥以上1,500㎡以上(多階建3,000㎡以上)

3,000㎥以上

・ 自動仕分装置

・ 自動搬送装置

選択要件(いずれか

一つ)

・ 垂直型連続運搬装置 ・ 垂直型連続運搬装置(平屋を除く) ・ 垂直型連続運搬装置(平屋を除く)・ 電動式密集棚装置 ・ 電動式密集棚装置 ・ 電動式密集棚装置・ 自動化保管装置 ・ 自動化保管装置 ・ 自動化保管装置・ 搬出貨物表示装置(デジタルピッキングシステム) ・ 搬出貨物表示装置(デジタルピッキングシステム) ・ 搬出貨物表示装置(デジタルピッキングシステム)

・ 貨物保管場所管理システム

・ 強制送風式  冷蔵装置

-・ 強制送風式  冷蔵装置

・ データ交換システム ・ 情報交換機能・ 貨物保管場所管理機能

・ データ交換システム・ 貨物保管場所管理システム

高速道路等のIC5㎞以内臨港地区(120港)

災害対策

・ 地震による貨物の荷崩れ防止策 ・ 物効法と同基準

・ 物効法と同基準・ 非常用データ保存システム(非常用通信機能及び電源を備えるもの)

・ 非常用データ保存機能・ 非常用通信機能  ・ 非常用電源機能

規模要件

総合効率化計画の認定基準 国税の特例基準

立地要件高速道路等のIC、港湾、空港、鉄道貨物駅、工業団地等の周辺5㎞以内

高速道路等のIC5㎞以内特定臨港地区(28港)

設備等

必須要件(全て)

- ・ 貨物搬出入場所前面に奥行15m以上の空地

・ 流通加工用設備 ・ 流通加工用空間

-・ 最大積載荷重2トン  以上のエレベーター(ランプウェイ構造は除く)

地方税の特例基準

対象施設冷蔵倉庫及び貯蔵槽倉

庫以外の倉庫冷蔵倉庫

普通倉庫(1類~3類倉庫)

冷蔵倉庫特定倉庫

3.税制特例の具体的な効果(実績額)

総額11億4,200万円(建物9.6億円)の倉庫を取得した場合

・法人税の減税額は、1,240万円(10%の割増償却・5年間)

・固定資産税等の減税額は、3,398万円(1/2の課税標準・5年間)

Page 11: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

いろいろな質問にお答えします

-8-

標準処理期間は、特定流通業務施設の整備を伴う計画の場合は2カ月、それ以外は1カ月となります。

Q2.申請から認定までどのくらいの期間がかかるのですか?

流通業務の「総合化」と「効率化」を図ることにより、環境負荷の低減に資することが基本となります。

◆総合化:輸送、保管、荷さばき及び流通加工などを一体的に行うことで、物流サービス水準を高めること

◆効率化:物流拠点施設の集約化や共同配送、モーダルシフト、車両の大型化、営自転換などで輸配送の

効率を上げること

Q1.どのような取り組みであれば認定を受けられるのですか?

特定流通業務施設の整備を伴う計画の場合で、「流通業務を総合的かつ効率的に実施する者」と「特定流通業

務施設を整備する者」が異なる場合は、両者の連名による申請となりますのでご注意下さい。

Q3.物流業務を実施する者と施設整備者が異なる場合、申請はどうなるのですか?

CO2削減効果の見込みについては、具体的な数値基準は設けていませんが、総合効率化計画の実施により、

どの程度のCO2削減効果が見込まれるかについて、可能な限り定量的に算出することが必要となります。

(基本方針第二6)

Q4.環境負荷低減の明確な目安はあるのですか?

総合効率化計画の認定を受けた後、別途、地方運輸局長等による証明書(税制特例の要件を満たしているこ

とを証明する書類)が必要となりますので、詳細については地方運輸局等へご相談下さい。

なお、総合効率化計画の認定基準と税制特例の基準は異なりますのでご注意下さい。基準については(物流

総合効率化法による総合効率化計画の認定基準と税制上の特例基準)をご参照下さい。

Q5.営業倉庫の税制特例はどうすれば受けられるのですか?

税制特例の対象は、告示されている、高速自動車国道のインターチェンジ等から5km以内又は臨港地区内に

立地する場合のみとなりますのでご注意下さい。告示については(倉庫業等税制に関する告示(国税)、倉庫

業等税制に関する告示(地方税) )をご参照下さい。

Q6.社会資本から5km以内であれば、税制特例は受けられるのですか?

増設した部分のみで、税制上の基準を満たすことが必要となります。

Q7.営業倉庫の一部を増設した場合、税制特例にかかる取扱いはどうなるのですか?

開発許可が自動的に付与されるわけではなく、改めて自治体から開発許可を受けなければなりません。なお、

開発許可は各自治体の判断(自治事務)となりますので、総合効率化計画の申請準備とあわせて、事前に各自

治体の開発許可担当部局等と十分調整を行うことが大切です。

Q9.認定を受ければ開発許可は自動的に付与されるのですか?

総合効率化計画の認定申請において、各業法の登録、許可等の審査に必要な書類を一緒に提出することにより、

認定と同時に許可、登録が受けられるものです。

Q10.事業許可の一括取得とはどういったことですか?

施設の規模等により変わりますが、一例をあげますと、約10億円の普通倉庫の場合、国税・地方税合わせ

て5年間で約3,600万円の減税効果が見込まれます。詳細については(税制特例による効果(減税額)につ

いて )をご参照下さい。

Q8.税制特例の効果(減税額)はどれくらいですか?

Page 12: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

申請書類の項目と作成方法(記入事例)

-9-

総合効率化計画認定申請書

平成○○年○○月○○日

○○運輸局長 殿

所 在 地 東京都千代田区霞が関○丁目○番○号

名 称 凸凹運輸倉庫株式会社

代表者氏名 代表取締役社長 凸凹 太郎 ㊞

所 在 地 埼玉県所沢市山口○丁目○番○号

名 称 ○×物流センター株式会社

代表者氏名 代表取締役社長 ○× 次郎 ㊞

流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律第4条第1項の規定により、下記

の総合効率化計画について認定を受けたいので申請します。

1.総合効率化事業者の概要

(1)流通業務を総合的かつ効率的に実施する者

事 業 者 名 所 在 地 代表者名 資 本 金 従業員数

凸凹運輸倉庫株

式会社

東京都千代田区霞が関○

丁目○番○号

凸凹太郎 5000万円 150人

営業所の名称 所 在 地 連 絡 先

主たる営業所

江東営業所

〒000-0000

東京都江東区有明○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

千葉営業所

〒000-0000

千葉県成田市成田○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

埼玉営業所

〒000-0000

埼玉県羽生市本町○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

群馬営業所

〒000-0000

群馬県館林市銀座○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

決 算 期 日 3月31日

(2)特定流通業務施設を整備する者

事 業 者 名 所 在 地 代表者名 資 本 金 従業員数

○×物流センター

株式会社

埼玉県所沢市山口○丁目

○番○号

○×次郎 5億円 300人

主たる営業所の名称 所 在 地 連 絡 先

勝どき営業所 〒000-0000

東京都中央区勝どき○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

決 算 期 日 3月31日

下記は認定のために必要となる申請書の作成見本です。文書ファイルは国土交通省のホームページ

http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/koritsukasinseisho.doc からもダウンロードできます。

当該計画に関係する営業所を

記載して下さい。

上記(1)以外の者が整備する場合に記載してください。

特定流通業務施設の整備を伴う計画の場合で、「流通業務を総合的かつ効率的に実施する者」と「特定流通業務施設を整備する者」が異なる場合は、両者の連名による申請となります。

Page 13: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

-10-

何を目標とする計画なのかを具体的に記載して下さい。

この部分で基本方針(第1-1~3)への適合性を判断することとなります。

利用する社会資本からの距離、流通業務の実施にあたっての工夫点などを示しつつ、効率化の内容とそれによるCO2排出量削減目標値を記載して下さい。

各業法の手続きを別途行っている場合に記載して下さい。

「現行」と「計画」を比較して、その違いが明確となるよう具体的に記載して下さい。

当事者が複数にわたる場合には、各事業者の役割分担につ

いても記載願います。

2.流通業務 総合 効率化事業の目標

現在、○ ○ 製菓 ㈱ の菓子原材料、菓子製品、包装材料 は、 凸凹運輸 倉庫㈱が 輸送し

ているが、菓子原材料、菓子製品、包装材料それぞれについて物流の拠点が点在して

おり、非効率な輸送体制となっている。

荷主から、より環境負荷軽減に向けた取組について遠距離的な問題(CO2排出量)

及び物流品質(配送時間等)等に削減、品質向上を求められていた。

今般、3PL事業者としての新物流拠点を○ ○ 製菓 ㈱の至近距離かつ東北自動車道

羽生インターチェンジから3kmの位置に整備し、集約管理を行い、入庫からのパレ

ット一貫輸送体制を確立し流通効率化を図るとともにより良い物流システムを提供し、

輸送距離の短縮におけるCO2等の排出量の削減を行うこととし、CO2排出量を約

約22%削減することを目標とする。

3.流通業務 総合 効率化事業の内容

(1)取扱品目

菓子原材料、菓子製品及び包装材料

(2)一体的に行う流通業務の種類

輸送、保管、荷捌き、流通加工

(3)倉庫業等の該当の有無及び許可又は登録の有無

事業の種類 該当の有無 許可又は

登録の有無

変更認可等

の必要の有無

倉庫業 あり あり あり

第一種貨物利用運送事業 なし なし -

第二種貨物利用運送事業 なし なし -

一般貨物自動車運送事業 あり あり あり

貨物自動車利用運送 なし なし -

※一般貨物自動車運送事業の事業計画変更認可等につい ては、 別途事業法に基づき

申請中(平成○○年○月○日付申請)

(4)流通業務の処理の内容

ⅰ)現行

現在、○ ○ 製菓 ㈱ の菓子原材料、菓子製品、包装材料を凸凹運輸 倉庫㈱が 以下の

よう に 輸送 して いる。

①菓子原材料

東京港に輸入された菓子原材料を海上コンテナで 凸凹運輸倉庫㈱江東営業所有

明流通 センター (東京都 江東区 ) へ トラック輸送し 保管。有明流通センターでは、

保管している菓子原材料を○○ 製菓 ㈱埼玉 センター から の輸送指示によ り、 そこ

から ○○ 製菓 ㈱ の 埼玉 工場(埼玉県 羽生市 ) へ トラック輸送をしている。

② 菓子製品

○○ 製菓 ㈱埼玉 工場 で生産された菓子製品は、同社埼玉工場 内 にある埼玉 セン

ター (埼玉県羽生市) で 保管されるが、その 保管量がオーバーフローした とき に

「流通加工」については例えば、小分け、詰替え、包装、梱包といった形で記載して下さい。

Page 14: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

-11-

建設予定地が農地の場合、農振法区域の変更(農振除外)、農地転用の許可が必要となる場合があります。

市街化調整区域に施設整備を想定している場合、その後の事務手続きを円滑に進めていく上からも、総合効率化計画の申請準備と並行して、開発許可に係る当該自治体との事前の十分な調整が大切となります。

材料・製品などにより輸送経路が異なる場合があるので、その場合は、①製品、②材料、③包装材料などの別に具体的に示します。

「現行」と「計画」を物流の流れを図化し、改善前と改善後の違いを別紙でわかりやすく示します。(14ページ参照)

特定流通業務施設の整備を行う場合に記載します。

関係者が複数にわたる場合には、「輸送、保管、荷さばき、流通加工」の役割分担についてもご記入下さい。

凸凹運輸倉庫㈱千葉営業所成田流通センター(千葉県成田市)へトラック輸送し 保管。成田流通センターでは、保管している菓子製品を○○製菓(株)埼玉センタ ーからの輸送指示により、そこから○○製菓㈱ 埼玉工場(埼玉県羽生市)へト ラック輸送している。

③包装材料

各資材メーカーで生産された包装材料は 、凸凹運輸倉庫㈱群馬営業所館林流通

センター ( 群馬県館林市 ) へ トラック輸送 し保管。館林流通センターでは、保管し

ている包装資材を○○ 製菓 ㈱埼玉 センター から の輸送指示によ り、 そこから ○○ 製

菓 ㈱埼玉工場(埼玉県羽生市)へ トラック輸送している。

ⅱ)計画

凸凹運輸倉庫㈱は、○○製菓㈱埼玉工場(埼玉県羽生市)至近に○×物流センター㈱が建設する特定流通業務施設(羽生流通センター)を賃借し、有明流通センター保管の菓子原材料、成田流通センター保管の菓子製品、館林流通センター保管の包装材料の全てを羽生流通センターに集約する。

(別紙概略図参照)

年 月 備 考

建設スケジュール

基 本 設 計 平成 ○○年○○ 月

実 施 設 計 平成 ○○年○○ 月

土 地 取 得 平成 ○○年○○ 月

建 築 確 認 平成 ○○年○○ 月

請負事業者決定 平成 ○○年○○ 月

着 工 平成 ○○年○○ 月

完 成 平成 ○○年○○ 月

自社所有地

土地利用・建設規制

に係る許認可スケジ

ュール

農振法区域変更(農振除外)申請

申請 平成 ○○年○○ 月

許可 平成 ○○年○○ 月

農地法農地転用許可申請

申請 平成 ○○年○○ 月

許可 平成 ○○年○○ 月

都市計画法 第29条 許可申請

申請 平成 ○○年 ○○ 月

総合効率化計

画の認定があ

り次第申請

同センターでは、荷さばきの合理化を図る設備及び情報処理システムによる商品の一括集中管理を行うことで大幅な物流コスト削減、リードタイムの短縮を図り、お客様の需要に応じたきめ細かい輸送体系を確立させることにより、環境負荷の低減を図るものである。

(5)特定流通業務施設の整備を行う事業の実施スケジュール

Page 15: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

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4.特定流通業務施設の概要

(1)特定流通業務施設の名称等

名 称 凸凹運輸倉庫㈱埼玉営業所羽生流通センター

区 分 倉庫業の用に供する倉庫(令第2条第2号)

所有者 ○×物流センター株式会社

所在地 埼玉県羽生市本町○丁目○番○号

社会資本等との位置関係 東北自動車道羽生インターチェンジから3.0㎞

床面積 荷さばき 1000㎡

保管施設 6000㎡

流通加工施設 500㎡

その他の施設 2500㎡

合 計 10000㎡

付設する流通効率化設備等の内容 垂直型連続運搬装置、自動化保管装置、貨物保管

場所管理システム、データ交換システム、保管場

所免震装置、非常用データ保存システム

免震・制震構造の有無(営業倉庫) -

※設備の仕様については別添参照

(2)地震による貨物の荷崩れ防止対策について(営業倉庫の場合)

ラック保管については、倉庫内の全てのラックをアンカーボルトで床に固定し、

かつ、支柱を結束することにより保管棚の転倒を防止する。更に、ラック○段目以

上については、落下防止バーを設置することにより棚からの落下防止対策を講ずる

(保管棚固定装置、貨物落下防止装置)。また、パレット保管については、パレット

を連結する装置を○○個購入し、パレット連結を行うことによりパレット貨物の荷

崩れを防止する(パレット連結装置)。また、パレット貨物のうち平積みでも荷崩れ

のおそれがある場合には、荷崩れ防止バンドを使用することとしている(その他の

荷崩れ防止対策)。

これらにより、荷崩れのおそれのある貨物を保管するスペースの大半の部分につ

いて荷崩れ防止対策を実施する。

5.認定により適用を希望する支援措置

①特定流通業務施設たる営業倉庫に係る税制特例(法人税)

②倉庫業法の変更登録

③市街化調整区域における開発許可についての配慮

6.流通業務総合効率化事業の実施時期

年 月 備 考

業務処理実施スケ

ジュール

(試行、本格稼動)

試 行 平成○○年○○月

本 格 稼 動 平成○○年○○月

設備要件

立地要件

規模要件 支援措置となる税制特例(国税・地方税)要件は、特定流通業務施設の要件と異なるので注意して下さい。

「メリット一覧」(2ページ掲載)を参考にして下さい。

全ての防災対策を記載して下さい。

施設が免震・制震構造の場合はその旨を記載して下さい。この場合、(2)の記載は不要となります。

Page 16: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

総合効率化計画認定申請書には、特定流通業務施設の平面図、立面図及び断面図並びに社会資本等との位置関係を明らかにする図面のほか、次に掲げる書類も添付します。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

<既存の法人が申請する場合> ①定款又は寄附行為及び登記事項証明書 ②最近の事業年度における財産目録、貸借対照表及び損益計算書

<新たに法人を設立して申請する場合> ①定款又は寄附行為の謄本 ②株式の引受け、出資又は財産の寄附の状況又は 見込みを記載した書類

<個人が申請する場合> ①戸籍抄本 ②資産調書

-13-

7.流通業務総合効率化事業の実施に必要な資金の額及びその調達方法

(単位:千円)

項 目

自己資金

補助金 公的機関からの借入れ 民間機関か

らの借入れ 合 計 凸凹運輸

倉庫㈱

○×物流セン

ター株式会社 中小公庫 羽生市

土 地 0 0 0 0 0 0 0

建 物 0 480,000 0 720,000 0 0 1,200,000

設 備 245,000 0 0 0 10,000 0 255,000

運転資金 50,000 0 0 0 0 50,000 100,000

計 295,000 480,000 0 720,000 10,000 50,000 1,555,000

8.中小企業共同流通業務総合効率化事業又はそれ以外の流通業務総合効率化事業の別

中小企業共同流通業務総合効率化事業 それ以外の流通業務総合効率化事業

- ○

9.その他(倉庫業の変更登録に係る事項)

① 変更に係る倉庫の名称及び位置

4.特定流通業務施設の概要参照

② 変更に係る倉庫を所管する営業所の名称及び位置

埼玉営業所 〒000-0000 埼玉県羽生市本町○丁目○番○号

③ 変更しようとする事項

倉庫の新設

④ 変更予定期日

総合効率化計画の認定があり次第

(添付書類)

A4用紙

ホチキスや袋とじにしないで下さい。

提出部数:申請者控え分(1部)と関係省庁 分(最大3部)です。

※作成書類は、A4縦、横書き、左綴じとし、図面に関しても、A4版に折込んでいただくとともに、袋綴じやホチキス留めにしないようお願いいたします。

図面等もA4版に折り込んで下さい。

総合効率化計画認定申請書

平成○○年○○月○○日

○○運輸局長 殿

所 在 地 東京都千代田区霞が関○丁目○番○号

名 称 凸凹運輸倉庫株式会社

代表者氏名 代表取締役社長 凸凹 太郎 ㊞

所 在 地 埼玉県所沢市山口○丁目○番○号

名 称 ○×物流センター株式会社

代表者氏名 代表取締役社長 ○× 次郎 ㊞

流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律第4条第1項の規定により、下記

の総合効率化計画について認定を受けたいので申請します。

1.総合効率化事業者の概要

(1)流通業務を総合的かつ効率的に実施する者

事 業 者 名 所 在 地 代表者名 資 本 金 従業員数

凸凹運輸倉庫株

式会社

東京都千代田区霞が関○

丁目○番○号

凸凹太郎 5000万円 150人

営業所の名称 所 在 地 連 絡 先

主たる営業所

江東営業所

〒000-0000

東京都江東区有明○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

千葉営業所

〒000-0000

千葉県成田市成田○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

埼玉営業所

〒000-0000

埼玉県羽生市本町○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

従たる営業所

群馬営業所

〒000-0000

群馬県館林市銀座○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

決 算 期 日 3月31日

(2)特定流通業務施設を整備する者

事 業 者 名 所 在 地 代表者名 資 本 金 従業員数

○×物流センター

株式会社

埼玉県所沢市山口○丁目

○番○号

○×次郎 5億円 300人

主たる営業所の名称 所 在 地 連 絡 先

勝どき営業所 〒000-0000

東京都中央区勝どき○丁目○番○号

電話 00-0000-0000

FAX 00-0000-0000

決 算 期 日 3月31日

Page 17: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

-14-

東京港 有明

流通センター

菓子メーカー

埼玉工場

館林

流通センター

成田

流通センター

全国の販売先

(卸・小売)

海上

コンテナ

10㌧車輸送

包装資材調達先

(仙台、横浜、岐阜)

特積み・貸切等

10㌧車輸送

10㌧車輸送

⑤、⑥

特積み・貸切等

東京港 菓子メーカー

埼玉工場

羽生流通センター

(特定流通業務施設)

海上

コンテナ

① 包装資材調達先

(仙台、横浜、岐阜)

特積み・貸切等

10㌧車輸送

② ④

全国の販売先

(卸・小売)

特積み・貸切等

現行の物流フロー

計画する物流フロー

総合効率化

:CO2計算の対象とした輸送

この例では、菓子原材料の調達と工場搬入、包装資材の調達と工場搬入、菓子製品の移送、販売先への出荷にわけ

て物流フローを作成しています。

CO2排出量の計算は、青線で示した羽生流通センター(特定流通業務施設)の新設により大きく変化する輸送を対象に

行っています。

なお、CO2排出量の計算にあたっては、燃料法、燃費法、従来トンキロ法、改良トンキロ法など、把握できるデータや求

める計算精度によっていくつかの方法がありますが、ここでは簡便で実用的な改良トンキロ法の具体例を示します。

(参 考)

燃料法:燃料使用量からCO2排出量を算定します。車両1台ごとの燃料使用量が把握できる場合に用います。最も精度が

高いのですが、混載の場合には荷主別按分が必要となるため詳細なデータ把握が必要となります。

燃費法:輸送距離と燃費からCO2 排出量を算定します。車両1台ごとの燃費と輸送距離が把握できる場合に用います。実

測で燃費が把握できれば精度が高いのですが、混載の場合には荷主別按分が必要となるため詳細なデータ把握が

必要となります。

改良トンキロ法:トラックの最大積載量別積載率別の輸送トンキロ当たりの燃料使用量からCO2削減量を算定します。 この手法では積載率によるCO2 排出量の違いを反映できます。 従来トンキロ法:車種別モード別輸送トンキロからCO2 排出量を算定します。主な輸送機関別の輸送トンキロを使用して

CO2 削減効果を算定します。

詳しくは、「グリーン物流パートナーシップ会議」ホームページに、ロジスティクス分野におけるCO2排出量算定方法が掲載

されていますので、こちらも参考にして下さい。

http://www.greenpartnership.jp/pdf/co2/guidelinev3.0.pdf

「ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法 共同ガイドラインVer. 3.0 」

効率化計画の概略図【参考申請書3.(4)ⅱ】(物流フロー記載例)

申請書類の項目と作成方法(別紙の記入事例)

Page 18: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

a b c d e f

平均的な 改 良 ト ン キ ロ 法 単 位 排出CO2

積 載 率 燃 料 使 用 原 単 位 発 熱 量 axbxcxdxexf

(㎞) (%) (年間・トン) (ℓ/t・㎞) (GJ/kℓ) (tC/GJ) ÷1000

① 菓子の原材料の調達 東京湾 有明DC トレーラ 40 100 14,200 0.0285 38.2 0.0187 3.6667 42.4 t

② 原材料の工場搬入 有明DC 埼玉工場 10tトラック 75 80 13,300 0.041 38.2 0.0187 3.6667 107.1 t

③ 梱包材の調達 全国3ヶ所 館林DC 特積み、貸切 - - 5,800 - - - - -

④ 梱包材の工場搬入 館林DC 埼玉工場 10tトラック 8 60 5,800 0.0518 38.2 0.0187 3.6667 6.3 t

菓子製品の移送

(オーバーフロー分)

菓子製品の移送

(オーバーフロー分)

⑦ 販売先への製品出荷 埼玉工場 全国各地 特積み - - 24,500 - - - - -

270.1 t

a b c d e f

平均的な 改 良 ト ン キ ロ 法 単 位 排出CO2

積 載 率 燃 料 使 用 原 単 位 発 熱 量 axbxcxdxexf

(㎞) (%) (年間・トン) (ℓ/t・㎞) (GJ/kℓ) (tC/GJ) ÷1000

① 菓子の原材料の調達 東京湾 羽生DC トレーラ 180 100 14,200 0.0285 38.2 0.0187 3.6667 190.8 t

② 原材料の工場搬入 羽生DC 埼玉工場 10tトラック 4 80 13,300 0.041 38.2 0.0187 3.6667 5.7 t

③ 梱包材の調達 全国3ヶ所 羽生DC 特積み、貸切 - - 5,800 - - - - -

④ 梱包材の工場搬入 羽生DC 埼玉工場 10tトラック 4 80 5,800 0.041 38.2 0.0187 3.6667 2.5 t

⑤ 菓子製品の移送 埼玉工場 羽生DC 10tトラック 4 80 24,500 0.041 38.2 0.0187 3.6667 10.5 t

⑥ 販売先への製品出荷 羽生DC 全国各地 特積み - - 24,500 - - - - -

209.5 t

営 業 用 普 通 車

営 業 用 小 型 車

営 業 用 軽 自 動 車

自 家 用 普 通 車

自 家 用 小 型 車

(g-CO2/トンキロ)

173

808

1,951

1,490

区 分

自動車

鉄 道

内 航 船 舶

国 内 航 空

117

394

3,443

22

39

主 な 輸 送 方 法

埼玉工場 成田DC

成田DC 埼玉工場

57.1 t

57.1 t

3.6667

輸 送 の 種 類 発 地

10tトラック

10tトラック

117 3,600

3,600

0.0518

0.0518

38.260

60

注)往復距離

44/12

3.666738.2

排出 係数

0.0187

0.0187

合 計

注)往復距離

合 計

輸 送 の 種 類 主 な 輸 送 方 法距 離 輸 送 量

発 地

44/12

着 地

着 地輸 送 量 排出 係数距 離

計画する物流フロー

現行の物流フロー

注)

注)

炭素から二酸化炭

素への換算

ガソリン : 0.0183

軽 油 : 0.0187ガソリン : 34.6

軽 油 : 38.2

CO2排出量の算出結果と削減効果の把握(計算例)

-15-

中央値 10% 20% 40% 60% 80% 100% 自 家 用 営 業 用 自 家 用 営 業 用軽貨物車 350 2.74 1.44 0.758 0.521 0.399 0.324 10% 41% 2.74 0.741~1,999 1,000 1.39 0.73 0.384 0.264 0.202 0.164 10% 32% 1.39 0.472

2,000以上 2,000 0.886 0.466 0.245 0.168 0.129 0.105 24% 52% 0.394 0.192~999 500 1.67 0.954 0.543 0.391 0.309 0.258 10% 36% 1.67 0.592

1,000~1,999 1,500 0.816 0.465 0.265 0.191 0.151 0.126 17% 42% 0.53 0.2552,000~3,999 3,000 0.519 0.295 0.168 0.121 0.0958 0.08 39% 58% 0.172 0.1244,000~5,999 5,000 0.371 0.212 0.12 0.0867 0.0686 0.0573 0.102 0.08446,000~7,999 7,000 0.298 0.17 0.0967 0.0696 0.0551 0.0459 0.082 0.06778,000~9,999 9,000 0.253 0.144 0.082 0.059 0.0467 0.039 0.0696 0.0575

10,000~11,999 11,000 0.222 0.126 0.0719 0.0518 0.041 0.0342 0.061 0.050412,000~16,999 14,500 0.185 0.105 0.0601 0.0432 0.0342 0.0285 0.0509 0.0421

原単位(ℓ/t・㎞)車 種 燃 料

積載率が不明な場合最大積載量(Kg)

輸送トンキロ当たり燃料使用量(ℓ/t・㎞)積載率(%) 平 均 積 載 率

軽油小型・普通貨物車

ガソリン軽・小型・普通貨物車

49% 62%

注1)普通車とは積載量3トン以上のもの。

注2)自動車は平成14年度、鉄道、内航船舶、国内航空は平成15年度

注3)出典:ロジスティクス分野におけるCO2排出量等計算方法共同ガイドラインVer.3.0より

http://www.greenpartnership.jp/pdf/co2/guidelinev3.0.pdf

出典:ロジスティクス分野におけるCO2排出量等計算方法共同ガイドラインVer.3.0より

http://www.greenpartnership.jp/pdf/co2/guidelinev3.0.pdf

燃料別最大積載量別積載率別輸送トンキロ当たり燃料使用量

表 輸送機関別の輸送トンキロ当たりCO2排出量原単位

注)計画に使用するトラックの詳細(車両の大きさ、積載率)が不明の場合又は自動車以外の輸送機関の場合は左記の表を使用することが出来ます。

○現行における物流フローでは、年間270.1t CO2であったものが、計画では、209.5t CO2となりました。 削減量:60.6t CO2 削減率:22.4%

Page 19: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

活用事例

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市街化調整区域で物流センターを整備(長野県)

【社会資本からの距離】 ICから2.6km

【認定による効果】 • 市街化調整区域における開発許可についての配慮。

• 営業倉庫に係る税制特例。 • 年間CO2削減量157.2㌧。 • スーパー店舗での作業効率化、商品ラインナップの強化

• センター取り扱い貨物量の増加 ほか

•トラック運送業のN社では、従来から地元チェーンスーパーの物流センター業務を受託していましたが、旧セン

ターは手狭で、生鮮品を中心に5割近くがベンダーにより個別に店舗納入されるという非効率な状態が続いてい

ました。このような中、N社では上信越自動車道長野IC並びに卸売市場団地の近くに新しい物流センターを整

備し、納品貨物のセンター通過率を9割に押し上げるとともに、配送車両の積載率を高めることで利用車両台数

を削減する事業計画を策定しました。この計画は総合効率化計画の認定を受け、通常では立地が困難とされる市

街化調整区域で物流センターを建設することができました。

•建設までには、都市計画法や建築基準法などに準じた許可や確認のための手続きが必要でした。同社のケースで

は総合効率化計画の申請書提出から認定までに7カ月ほどかかりましたが、 運輸局や市の担当課との連絡相談を

密に行い、また開発許可制度に詳しい開発ディベロッパーとも連携して、ねばり強く取り組みました。

•物流センターの高度化はスーパー側にも大きなメリットをもたらしました。手狭な旧センターでは輸入商品(海

上コンテナ単位)や大量廉価仕入商品(大型トラックによる納入)を扱うことが困難でしたが、新センターでは

荷捌き、保管、流通加工スペースが確保され、スーパー側では価格訴求力のある品揃えが強化されました。また

店舗への納入車両が集約されることで、店舗スタッフによる荷受け、陳列作業も効率化しました。

•N社の総合効率化計画認定は、長野県では初めての事例であったことから、中小企業新事業活動促進法に基づく

経営革新計画の承認もスムーズに受けることができました。これにより

商工組合中央金庫の低利融資、及び(社)全日本トラック協会による中

央近代化基金融資・利子補給も活用できました。

時 期 取り組み内容

18年 春 運輸局、市へ相談

6月 総合効率化計画の提出(~10月まで審査)、土地取得

11月 市から開発行為許可の取得、センター着工(翌3月完成予定)

19年 1月 総合効率化計画の認定

2月 経営革新計画の承認

スケ

ジュ

ール

(N

社の

場合

複数拠点の集約、共同配送システムの構築により物流を効率化(大阪府)

・倉庫事業者M社の新倉庫(特定流通業務施設)については、複数社の医薬品会社の医薬品を集約管理する目的で増設さ

れ,これまで1つの工場と2つの物流センターから複数の西日本の拠点ターミナルへ配送されていたものを、新倉庫一ヶ所に集

約することで各拠点ターミナルへの配送トラック台数及び輸送距離を縮減する。また各店舗向けに多岐にわたる医薬品のピッ

キングをコンピューター管理で正確・迅速に対応できるのが特徴。

・全フロア医薬品基準の仕様を採用し、西日本全域をカバーする配送センターとして主に医薬品の保管・配送を一体的に取り扱

う。その中で、複数の荷主の共同配送等、物流効率化を推進し、環境負荷の低減を図るもの。

【社会資本からの距離】 ICから1.0km

【認定による効果】 ・商品の集約管理 ・年間CO2削減量1,181.6㌧。

A工場 B工場 C工場 D工場 E工場

物流

センター

物流

センター

周辺の各路線ターミナル

西日本地区各県ターミナル

幹線輸送

集貨

A工場 B工場 C工場 D工場 E工場

特定流通業務施設 (大阪市此花区)

周辺の各路線ターミナル

西日本地区各県ターミナル

幹線輸送

集貨

従来のシステム 計画後

・医薬品共同配送システム

を利用した共同配送実施

・医薬品専用車での配送

Page 20: 物流の効率化に向けて新たな物流施設の 整備などをお考えの ...1.基本方針に照らして適切なものであること(法第4条第3項第1号参照)

【社会資本からの距離】 港から0.1km

【認定による効果】 • 通関から配送までを一貫して行うことで、国際物流のリードタイムを短縮。

• 年間CO2削減量39.7㌧。 • 認定を受けたことで、環境保全を重視する荷主から評価された。

特定流通業務施設を国際物流の3PL拠点として活用(広島県)

•出荷指示(電子データ)により、検品完了後、

商品は路線や一般貨物トラックを使って全国

配送されます。

•港から遠隔地に分散していた流通加工拠点が

港湾近隣に集約されたことで、商品アソート、

出荷業務などが効率化され、出荷リードタイ

ムを大幅に短縮させました。

•現在アパレル製品の多くは海外で生産されることが多くなっていますが、アパレル流通加工を地場産業とする福

山市は、繊維品輸入のゲートウエーとして、国内で消費されるユニフォーム系アパレルの5割以上の出荷を担っ

ています。このような中、造船・外航海運・倉庫関連業務会社のT社では、国際物流拠点機能の強化を狙って、

福山港から100mの産業団地内に特定流通業務施設(物流センター)を整備しました。

•荷主が中国で生産した衣料品は、福山港で陸揚げされた後、当センターでCuPES(電子政府に対応した税関手続き

申請システム)を利用して通関し、センター内の流通加工エリアで検品・仕分けされます。スーツ・ジャケット

等のハンガー掛けの衣料品は、ハンガーレールシステムに載せられ、しわにならない状態で品質を保持したまま

保管されます。

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中小物流事業者による物流センター集約整備による効率化(熊本県)

•トラック運送業のY社では、荷主と協力して貨物の集荷、保管・小分け・配送業務などのロジスティクスサービ

ス分野に力を入れています。

•認定された総合効率化計画は、売上の7~8%を占める主要取引先(乳製品メーカー)の物流拠点2カ所を新設

拠点に集約する計画です。荷主から同一場所の保管による品質管理の向上、計画的な配送時間の設定等の物流品

質管理の向上を求められたことから、ICから500mの敷地に新倉庫を建設して、商品の集中保管、管理を行うと

ともに、輸配送距離の短縮をはかることで取引先との間の往復物流システムの効率化をすすめました。

•具体的な効果としては

①荷主企業では使用車両数削減による物流コストダウン

②車両を有効稼働させることによるY社の売上増

③排出CO2量を20%以上削減 などがあります。

•割増償却や固定資産税等の課税標準の特例による減税効果は総

額で1千万円程度になり、この資金を新たな設備に充当できました。

【社会資本からの距離】 ICから500m

【認定による効果】 • 輸配送距離の短縮。往復実車。 • 年間CO2削減量6.1㌧。

乳製品メーカー(取引先)

特定流通業務施設

(Y社)

工場から7km

資材調達代行

資材納入

出荷

効率化計画梱包材 練乳

乳製品メーカー(取引先)

物流団地(Y社)

流通団地(Y社)

7.5km 福岡

広島

名古屋

福岡

広島

名古屋

トラック迂回

資材納入

従 来

転送8km

梱包材

取引先の資材調達代行

練乳

資材納入

福岡

広島

名古屋

福岡

広島

名古屋

出荷

福山港

全国の顧客

港から100mの場所に立地

• 通関後、検品・仕分け・保管・出荷• ハンガーレールシステムで品質を保持したまま流通加工• 電子データによる出荷指示の処理

通関

最短では

通関当日の出荷が可能

路線便・一般など

3PLサービス3PLサービス

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認定を受けた場合、法21条に基づき、流通業務総合効率化事業の実施状況について報告をしていただきます。 また、別途各事業法に基づく規制も受けます。

例えば、

●倉庫業の場合 :施設設備基準等の維持、保管残高等定期報告 など

●貨物利用運送事業の場合 :営業報告、事業実績報告 など

●貨物自動車運送事業の場合 :運行管理者の選任、事業実績等定期報告 など

必要手続きについて

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認定後の手続き

法令遵守について

認定により適用を希望する支援措置の手続きを行います。支援措置により窓口が異なります。

支援措置の内容 ご相談先

● 特定流通業務施設に対する税制の特例を受ける場合

うら表紙の相談及び申請の窓口参照

● 開発許可についての配慮を受ける場合 各都道府県若しくは市の開発許可担当課

● 中小企業投資育成株式会社法の特例を受ける場合

各投資育成株式会社

● 中小企業者の事業協同組合等に対する高度化融資を受ける場合

各都道府県中小企業担当課又は独立行政法人中小企業基盤整備機構

● 食品流通構造改善促進法の特例を受ける場合

財団法人食品流通構造改善促進機構

● 物流関係事業法の特例を受ける場合 倉庫業:うら表紙の相談及び申請の窓口参照

貨物利用運送事業:国土交通省物流政策課物流産業室

貨物自動車運送事業:各運輸局貨物課(沖縄総合事務局は陸上交通課)

● 港湾法の特例を受ける場合 各港湾管理者

● 工場立地法の運用に係る配慮を受ける場合

各都道府県商工担当課

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なお、本手引きは、あくまでもイメージを掴んでいただくためのものです。実際に申請をお考えの場合には最寄の運輸局等へお気軽にご相談ください。

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相談及び申請の窓口

運輸局名 担当課名 電話番号 管轄 住所

北海道 運輸局

交通環境部 物流課

011-290-2726 北海道 〒060-0042 札幌市中央区大通西10 札幌第2合同庁舎

東北 運輸局

交通環境部 物流課

022-791-7508 宮城,福島,岩手, 青森,山形,秋田

〒983-8537 仙台市宮城野区鉄砲町一番地 仙台第4合同庁舎

北陸信越 運輸局

交通環境部 物流課

025-285-9152 新潟,長野,富山, 石川

〒950-8537 新潟市中央区美咲町1-2-1 新潟美咲合同庁舎2号館

関東 運輸局

交通環境部 物流課

045-211-7210

東京,神奈川,埼玉, 群馬,千葉,茨城, 栃木,山梨

〒231-8433 横浜市中区北仲通5-57 横浜第2合同庁舎

中部 運輸局

交通環境部 物流課

052-952-8007 愛知,三重,静岡, 岐阜,福井

〒460-8528 名古屋市中区三の丸2-2-1 名古屋合同庁舎第1号館

近畿 運輸局

交通環境部 物流課

06-6949-6410 大阪,京都,奈良, 滋賀,和歌山

〒540-8558 大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館

神戸 運輸監理部

総務企画部 物流施設対策官

078-321-3145 兵庫 〒650-0042 神戸市中央区波止場町1-1 神戸第2地方合同庁舎

中国 運輸局

交通環境部 物流課

082-228-3496 広島,鳥取,島根, 岡山,山口

〒730-8544 広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎4号館

四国 運輸局

交通環境部 環境・物流課

087-825-1173 香川,徳島,愛媛, 高知

〒760-0064 高松市朝日新町1-30 高松港湾合同庁舎

九州 運輸局

交通環境部 物流課

092-472-3154 福岡,長崎,大分, 佐賀,熊本,宮崎, 鹿児島

〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-11-1 福岡合同庁舎新館

沖縄総合 事務局

運輸部 総務運航課

098-866-1836 沖縄 〒900-0006 那覇市おもろまち2-1-1 那覇第2地方合同庁舎2号館

【国土交通省】

組織名 担当課名 電話番号 住所

独立行政法人 中小企業基盤整備機構

地域経済振興部地域振興企画課

03-5470-1528

〒105-8453 東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル

【その他】