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第1章 工事概要 吊物機構設備工事 特記仕様書 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様 設計図、特記仕様書および現場説明書(質疑回答を含む)に記載されていない事項 は以下の共通仕様書の最新版による。 ・国土交通大臣官房官庁営繕部監修の公共建築工事標準仕様書 1.4 工事区分 工事区分表による。 吊物機構機器のフレーム、マシンベース、架台等は、以下の応力度となるよう部材 を選定する。また荷重状況、変形、たわみ、座屈等を考慮し適宜許容応力度を低減する。 1)建築基準法関連の法令に規定される鋼材及びこれに準ずる鋼材では ・吊物機構機器(定格積載)静止時に加わる荷重に対し :長期許容応力度以下 ・同起動停止時、地震時等に加わる荷重に対し :短期許容応力度以下 2)上記以外の鋼材、金属材料では ・吊物機構機器(定格積載)静止時に加わる荷重に対し:破壊荷重(基準に示される 強度又は公表値)の1/4の荷重に対する応力度以下。 機器の性能は設計図に記載ない場合は以下による。 第3章 機器の性能 2.8 完成時の検査 1)測定 工事完成時点で、速度または運転時間、電圧、電流等を測定し、記録を提出する。 測定に先立ち、社内検査部門の検査を済ませた上で試運転を行い、その運転状況を確 認する。異常のあった場合は処置を行った上、再度試運転を行う。 2)インターロックの確認 所定のインターロックがとれていることを設定条件毎にインターロックおよびその 表示等を確認する。 2.9 特許に関する件 特許の使用に関する費用はすべて請負者の負担とする。この工事に関連して、受注 者が特許を申請する場合は発注者と協議する。 2.10 保証期間 引渡し後1ヶ年とし、故障時は無償で修理する。但し、地震等天災又はその他の理 由による建築構造上の重大な欠陥が生じた場合はその限りではないものとする。 2.11 その他 設計変更を行う場合、請負者は変更内容を監督員と協議し、監督員が本設計図と同 等と承諾した場合は請負者の提案する方式によってもよい。 3.11 制御盤 制御盤は、操作盤(操作部)の操作に対応して、舞台機構機器を適切に起動停止し、 インターロックをとり、速度等を制御する。設計図に記載のない場合は、以下の部品を 備えて制御を行う。 ・電源受電のための端子台 ・電源主幹用配線用遮断器(MCCB) ・電磁接触機(MC) ・負荷側回路を保護するための電動機用遮断器(MMCB) ・正転逆転用MC ・操作盤へ動作表示するための制御回路 ・リミットスイッチに対応する制御回路 ・負荷側制御回路配線用端子台(端子台及び接続する制御配線には番号等を示すマーク付) ・インターロック制御回路 ・その他操作盤の操作、表示に対応する制御及び装置の破損を防ぐ制御 3.12 操作盤 安全、適切に操作できる場所に設置する。操作に必要な押釦・表示灯等の配列、表記 文字、塗装色等は現寸又は1/2縮尺程度の製作図を作成し十分検討した上で、工事監 理者の承諾を受ける。操作、制御部に弱電方式を使用するものにあっては、共通仕様書 の制御盤の事項を適用しなくても良い。設計図に記載のない場合は 以下の操作表示部 等を設ける。 ・制御盤受電点に設ける電磁接触器の入・切 ・制御電源の入・切 ・機器毎に操作を選択するスイッチ(パイロットランプ付) ・昇・降・停スイッチ又は行先選択と起動・停止スイッチ等(停スイッチはパイロット ランプを備えなくとも良い) ・ファイナル動作表示、ファイナル復帰操作スイッチ ・緊急停止スイッチ ・制御盤内の配線用遮断器等が動作したことを示す表示灯(PL)等 吊物昇降装置・吊金物の製作及び取付工事 昇降式スクリーン仕上工事 昇降式後背壁(耐火・遮音)及びガイドレールの製作及び取付工事 メンテナンスデッキ、キャットウォーク、手摺、タラップ工事 機器荷揚用吊フック工事 ウィンチ受け材、ガイドレール受け材等の鉄骨工事 ワイヤー貫通部分の躯体開口工事 2.5 塗装 1)フレーム、マシンベース、架台等の塗装 工場において加工又は組立てを終了した部材は、社内検査終了後、錆止め塗装、仕 上げ塗装を施す。但し、現場溶接部まわりは、工場においては塗装せず、現場溶接後 同等の塗装をする。 刷毛塗りでは、刷毛目を揃え、塗り落し、たまり、流れ、あわ等の欠点の生じない 様に一様に塗る。吹き付け塗装では、吹きむらの無いように塗装する。その他、共通 仕様書に記載された架台の塗装(屋内仕様)に準ずる。 2)駆動マシン、減速機、ブレーキ、軸受等の塗装 塗装及び色調は製作者の標準仕様による。但し、連結シャフト等の回転部で防護カ バーの無い部分は注意表示の為、黄色等の塗装をする。 3)制御盤、操作盤の塗装 制御盤、操作盤は共通仕様書の制御盤の塗装に準じた指定色仕上げとし、盤内部は 盤製作者の標準仕様としても良い。 4)電気配管塗装 マシンデッキ、メンテナンスデッキ等の配管(打ち込み配管を除く)は暗色塗装する。 配管加工部分は錆止め補修塗装の上、仕上げ塗装1回塗とする。塗装色は隣接部分の 関連工事の塗装色と調和をはかる。 5)補修塗装 施工中に塗装のはがれが生じた場合は補修塗装する。 2.6 部外者の進入防止と回転部等の保護 機器の回転部、動作部等は操作員、メンテナンス等に危険の少ないよう適切に保護 する。ただし下記条件を満たす場合はこの限りではない。 ・マシンデッキ、メンテナンスデッキ等:至る通路または入口等を施錠管理する 上層階,屋上及び塔屋 地階及び1階 建築設備機器の耐震クラス 耐震クラスS 耐震クラスA 耐震クラスB 2.0 1.5 1.0 1.5 1.0 0.6 1.0 0.6 0.4 2.7 建物と吊物機構設備機器との固定 設計用水平地震力は、次に示す設計用標準震度に地域係数(通常を1とする)と機器 の重量を乗じたものとする。また設計用鉛直地震力は設計用水平地震力の1/2とする。 吊物機構設備機器の耐震クラスは「耐震クラスB」を適用する。 詳細は「建築設備耐震設計施工指針(国土交通省住宅局建設指導課監修)」による。 局部震度法による建築設備機器の設計用標準震度 3.2 減速機 荷重、減速比、使用時の回転数(変速式にあっては回転数範囲)、効率、逆転効率等 の適したものを選定する。 3.3 ブレ-キ ブレ-キは動作中の装置を適切な減速状態で制動する制動力を備える。静止時には、 静止状態を保つために要する力の1.5倍以上の制止力を備える。 ブレ-キの保持はスプリングによるなど、動力を必要としない方式とし、電動機の起 動停止と連携動作する。 3.4 巻取ドラム 巻取ドラムの直径(ピッチ径)は使用するワイヤロ-プのロープ径の30倍以上とし、 巻取るワイヤロ-プに適した溝加工をする。 巻取ドラムの巻溝と巻取るワイヤロ-プのなす角度は、4度以下とする。 3.7 駆動用ロ-ラチェ-ン 舞台機構機器の駆動に使用するロ-ラチェ-ンはJISマ-ク表示品又はこれと同等 の製品とし、チェ-ンに横方向の力が加わらないように適切に使用する。チェ-ンの使 用時の最大荷重はJIS破断荷重の1/10以下とする。 3.8 歯車類 荷重、かみ合わせ形式、減速比に適した材質、寸法の素材を選定し、回転を確実に伝 達できる形状に機械加工する。 3.9 伝達軸 所要トルク、回転数に応じた材料、寸法の素材を機械加工し、適切な継手を用い、継 手近くで軸受けで支持する。振れ止め防止が必要な場合、軸の中間で軸受けにて支持す る。防護カバーを設けない場合は 注意表示のための黄色塗装等を行う。表面の防錆処 理は、メッキ、錆止め塗装または機械用ニス塗装等による。 3.10 リミットスイッチ、ファイナルスイッチ リミットスイッチは停止位置、減速開始位置、インターロックのための位置確認等の 位置情報を制御回路に入力するために適切なスイッチとする。使用条件に応じ、プラン ジャ形、ローラーレバー形式のリミットスイッチを、カム、けり金具またはフレーム本 体等で動作させる。 ファイナルスイッチは装置が許容される動作範囲の限度を超えた場合に備え、リミッ トスイッチで規定される動作範囲の外側にファイナルスイッチを設ける。ファイナルス イッチが動作した場合は、制御回路又は装置の電源を遮断し、強制停止させる。ファイ ナルスイッチ動作後、安全に停止し得る許容動作範囲を設ける。 昇降式スクリーンフレーム及びガイドレールの製作及び取付工事 3.1 電動機 機構の用途、荷重、昇降速度、起動停止制御、速度制御、周囲環境等に適した形式、 容量のものを選定する。起動・停止制御、可変速制御等は設計図によるが、特記なき場 合は可変速式ではインバ-タ-式制御とする。 3.5 枝滑車 用途、荷重に適した滑車をH型鋼又は溝形鋼等の滑車ビ-ムにボルト又はクリップ金 物等により堅固に据え付ける。滑車のワイヤ溝とワイヤロ-プとのなす角度(フリ-ト アングル)は2度以下とする。 ワイヤ溝は使用するワイヤロ-プに適した加工をし、その直径(ピッチ径)は使用す るワイヤロ-プのロ-プ径の25倍以上とする。ただし、ワイヤ受け車等の荷重の支持 を目的としないもの及び安全上支障のない用途の滑車ではこの限りではない。 3.6 ワイヤロ-プ ワイヤロ-プはJISマ-ク表示品または、これと同等の製品とする。吊物機構機器 等をワイヤロ-プにより昇降または吊り下げる場合は、原則として2本以上のワイヤロ -プを使用する。ワイヤロ-プに加わる荷重は、定格積載の吊物機構静止時において、 JIS破断荷重の1/10以下とする。 ワイヤロ-プと吊物及び吊物機構機器等との接続は適切な取付金物等を用い、ワイヤ ロ-プの端末は ソケット止め、クリップ止め、くさび止め、シンブル付スプライス止 め、特殊ロック止め等の方法により端部を一本ごとに緊結する。 一次側電源引込工事 制御盤から各昇降装置までの電気配管配線工事 制御盤から操作盤までの電気配管配線工事 その他記載なき事項 工事用電源 足場及び養生 マシンデッキ、メンテナンスデッキの作業灯及びコンセント工事 看板バトン用ボックス、ワイヤー貫通口、化粧金物工事 (建築工事編、電機設備工事編、機械設備工事編) 2.2 適用基準 本工事に関連する法令、基準類は、以下による。 ・建築基準法 ・労働安全衛生法 ・電気設備技術基準 ・懸垂物安全指針・同解説((財)日本建築センター) ・吊物機構安全指針・同解説(JATET:(社)劇場演出空間技術協会) ・劇場等演出空間電気設備指針((社)電気設備学会、(社)劇場演出空間技術協会) ・日本工業規格:JIS ・JEC等 2.4 吊物機構機器のフレーム等の応力度 2.3 吊物機構機器の強度 吊物機構機器の破壊(機器の一部が破壊する場合を含む)が落下事故等に至る恐れ のある機器(またはその部分)は、吊物機構機器静止時(定格積載)に加わる荷重に 対し、以下の倍率以上の破壊強度(基準に示される強度または公表値)を有するもの とする。詳細は吊物機構安全指針・同解説による。 ・鋼材ほか金属材料: :4倍(脆性金属にあっては10倍) ・ワイヤーロープ、チェーン :10倍 2009 CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATE Onna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009 施工 平成21年度 平成21年10月 沖縄県国頭郡恩納村 工事年度 工事場所 作成日 東洋建設株式会社 DWG. NO. NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture図面番号 SCALE 講堂新営その他工事(その1) 監理 縮尺 日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体 JOB TITLE 沖縄科学技術大学院大学 工事名称 2012. 2.29 竣工 DWG. TITLE 図面名称 2010.10.25 着工 完成図 意-82 X-01 特記仕様書、工事区分表 吊物機構設備 1.1 工事名称 1.2 工事場所 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1 メインキャンパス内 沖縄科学技術大学院大学講堂等新営その他工事(その1) 別途工事 電気設備工事 建築工事

吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

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Page 1: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

第1章 工事概要

吊物機構設備工事 特記仕様書

1.3 工事項目   ・講堂    ・吊物機構設備工事    一式    ・配管配線工事      一式

第2章 工事仕様

2.1 共通仕様     設計図、特記仕様書および現場説明書(質疑回答を含む)に記載されていない事項    は以下の共通仕様書の最新版による。    ・国土交通大臣官房官庁営繕部監修の公共建築工事標準仕様書

1.4 工事区分     工事区分表による。

     吊物機構機器のフレーム、マシンベース、架台等は、以下の応力度となるよう部材    を選定する。また荷重状況、変形、たわみ、座屈等を考慮し適宜許容応力度を低減する。   1)建築基準法関連の法令に規定される鋼材及びこれに準ずる鋼材では    ・吊物機構機器(定格積載)静止時に加わる荷重に対し :長期許容応力度以下    ・同起動停止時、地震時等に加わる荷重に対し     :短期許容応力度以下   2)上記以外の鋼材、金属材料では    ・吊物機構機器(定格積載)静止時に加わる荷重に対し:破壊荷重(基準に示される     強度又は公表値)の1/4の荷重に対する応力度以下。

 機器の性能は設計図に記載ない場合は以下による。第3章 機器の性能

2.8 完成時の検査   1)測定     工事完成時点で、速度または運転時間、電圧、電流等を測定し、記録を提出する。    測定に先立ち、社内検査部門の検査を済ませた上で試運転を行い、その運転状況を確    認する。異常のあった場合は処置を行った上、再度試運転を行う。   2)インターロックの確認     所定のインターロックがとれていることを設定条件毎にインターロックおよびその    表示等を確認する。

2.9 特許に関する件     特許の使用に関する費用はすべて請負者の負担とする。この工事に関連して、受注    者が特許を申請する場合は発注者と協議する。

2.10 保証期間     引渡し後1ヶ年とし、故障時は無償で修理する。但し、地震等天災又はその他の理    由による建築構造上の重大な欠陥が生じた場合はその限りではないものとする。

2.11 その他     設計変更を行う場合、請負者は変更内容を監督員と協議し、監督員が本設計図と同    等と承諾した場合は請負者の提案する方式によってもよい。

3.11 制御盤    制御盤は、操作盤(操作部)の操作に対応して、舞台機構機器を適切に起動停止し、   インターロックをとり、速度等を制御する。設計図に記載のない場合は、以下の部品を   備えて制御を行う。   ・電源受電のための端子台   ・電源主幹用配線用遮断器(MCCB)   ・電磁接触機(MC)   ・負荷側回路を保護するための電動機用遮断器(MMCB)   ・正転逆転用MC   ・操作盤へ動作表示するための制御回路   ・リミットスイッチに対応する制御回路   ・負荷側制御回路配線用端子台(端子台及び接続する制御配線には番号等を示すマーク付)   ・インターロック制御回路   ・その他操作盤の操作、表示に対応する制御及び装置の破損を防ぐ制御

3.12 操作盤    安全、適切に操作できる場所に設置する。操作に必要な押釦・表示灯等の配列、表記   文字、塗装色等は現寸又は1/2縮尺程度の製作図を作成し十分検討した上で、工事監   理者の承諾を受ける。操作、制御部に弱電方式を使用するものにあっては、共通仕様書   の制御盤の事項を適用しなくても良い。設計図に記載のない場合は 以下の操作表示部   等を設ける。   ・制御盤受電点に設ける電磁接触器の入・切   ・制御電源の入・切   ・機器毎に操作を選択するスイッチ(パイロットランプ付)   ・昇・降・停スイッチ又は行先選択と起動・停止スイッチ等(停スイッチはパイロット    ランプを備えなくとも良い)   ・ファイナル動作表示、ファイナル復帰操作スイッチ   ・緊急停止スイッチ   ・制御盤内の配線用遮断器等が動作したことを示す表示灯(PL)等

工 事 内 容

工 事 区 分

工 事 区 分 表

吊物昇降装置・吊金物の製作及び取付工事

昇降式スクリーン仕上工事

昇降式後背壁(耐火・遮音)及びガイドレールの製作及び取付工事

メンテナンスデッキ、キャットウォーク、手摺、タラップ工事

機器荷揚用吊フック工事

ウィンチ受け材、ガイドレール受け材等の鉄骨工事

ワイヤー貫通部分の躯体開口工事

2.5 塗装   1)フレーム、マシンベース、架台等の塗装     工場において加工又は組立てを終了した部材は、社内検査終了後、錆止め塗装、仕    上げ塗装を施す。但し、現場溶接部まわりは、工場においては塗装せず、現場溶接後    同等の塗装をする。     刷毛塗りでは、刷毛目を揃え、塗り落し、たまり、流れ、あわ等の欠点の生じない    様に一様に塗る。吹き付け塗装では、吹きむらの無いように塗装する。その他、共通    仕様書に記載された架台の塗装(屋内仕様)に準ずる。   2)駆動マシン、減速機、ブレーキ、軸受等の塗装     塗装及び色調は製作者の標準仕様による。但し、連結シャフト等の回転部で防護カ    バーの無い部分は注意表示の為、黄色等の塗装をする。   3)制御盤、操作盤の塗装     制御盤、操作盤は共通仕様書の制御盤の塗装に準じた指定色仕上げとし、盤内部は    盤製作者の標準仕様としても良い。   4)電気配管塗装     マシンデッキ、メンテナンスデッキ等の配管(打ち込み配管を除く)は暗色塗装する。    配管加工部分は錆止め補修塗装の上、仕上げ塗装1回塗とする。塗装色は隣接部分の    関連工事の塗装色と調和をはかる。   5)補修塗装     施工中に塗装のはがれが生じた場合は補修塗装する。

2.6 部外者の進入防止と回転部等の保護     機器の回転部、動作部等は操作員、メンテナンス等に危険の少ないよう適切に保護    する。ただし下記条件を満たす場合はこの限りではない。    ・マシンデッキ、メンテナンスデッキ等:至る通路または入口等を施錠管理する

上層階,屋上及び塔屋中  間  階地階及び1階

建築設備機器の耐震クラス耐震クラスS 耐震クラスA 耐震クラスB

2.01.5 1.0

1.5 1.00.6

1.0 0.6 0.4

2.7 建物と吊物機構設備機器との固定    設計用水平地震力は、次に示す設計用標準震度に地域係数(通常を1とする)と機器   の重量を乗じたものとする。また設計用鉛直地震力は設計用水平地震力の1/2とする。   吊物機構設備機器の耐震クラスは「耐震クラスB」を適用する。   詳細は「建築設備耐震設計施工指針(国土交通省住宅局建設指導課監修)」による。

    局部震度法による建築設備機器の設計用標準震度

3.2 減速機    荷重、減速比、使用時の回転数(変速式にあっては回転数範囲)、効率、逆転効率等   の適したものを選定する。

3.3 ブレ-キ    ブレ-キは動作中の装置を適切な減速状態で制動する制動力を備える。静止時には、   静止状態を保つために要する力の1.5倍以上の制止力を備える。    ブレ-キの保持はスプリングによるなど、動力を必要としない方式とし、電動機の起   動停止と連携動作する。

3.4 巻取ドラム    巻取ドラムの直径(ピッチ径)は使用するワイヤロ-プのロープ径の30倍以上とし、   巻取るワイヤロ-プに適した溝加工をする。    巻取ドラムの巻溝と巻取るワイヤロ-プのなす角度は、4度以下とする。

3.7 駆動用ロ-ラチェ-ン    舞台機構機器の駆動に使用するロ-ラチェ-ンはJISマ-ク表示品又はこれと同等   の製品とし、チェ-ンに横方向の力が加わらないように適切に使用する。チェ-ンの使   用時の最大荷重はJIS破断荷重の1/10以下とする。

3.8 歯車類    荷重、かみ合わせ形式、減速比に適した材質、寸法の素材を選定し、回転を確実に伝   達できる形状に機械加工する。

3.9 伝達軸    所要トルク、回転数に応じた材料、寸法の素材を機械加工し、適切な継手を用い、継   手近くで軸受けで支持する。振れ止め防止が必要な場合、軸の中間で軸受けにて支持す   る。防護カバーを設けない場合は 注意表示のための黄色塗装等を行う。表面の防錆処   理は、メッキ、錆止め塗装または機械用ニス塗装等による。

3.10 リミットスイッチ、ファイナルスイッチ    リミットスイッチは停止位置、減速開始位置、インターロックのための位置確認等の   位置情報を制御回路に入力するために適切なスイッチとする。使用条件に応じ、プラン   ジャ形、ローラーレバー形式のリミットスイッチを、カム、けり金具またはフレーム本   体等で動作させる。    ファイナルスイッチは装置が許容される動作範囲の限度を超えた場合に備え、リミッ   トスイッチで規定される動作範囲の外側にファイナルスイッチを設ける。ファイナルス   イッチが動作した場合は、制御回路又は装置の電源を遮断し、強制停止させる。ファイ   ナルスイッチ動作後、安全に停止し得る許容動作範囲を設ける。

昇降式スクリーンフレーム及びガイドレールの製作及び取付工事

3.1 電動機    機構の用途、荷重、昇降速度、起動停止制御、速度制御、周囲環境等に適した形式、   容量のものを選定する。起動・停止制御、可変速制御等は設計図によるが、特記なき場   合は可変速式ではインバ-タ-式制御とする。

3.5 枝滑車    用途、荷重に適した滑車をH型鋼又は溝形鋼等の滑車ビ-ムにボルト又はクリップ金   物等により堅固に据え付ける。滑車のワイヤ溝とワイヤロ-プとのなす角度(フリ-ト   アングル)は2度以下とする。    ワイヤ溝は使用するワイヤロ-プに適した加工をし、その直径(ピッチ径)は使用す   るワイヤロ-プのロ-プ径の25倍以上とする。ただし、ワイヤ受け車等の荷重の支持   を目的としないもの及び安全上支障のない用途の滑車ではこの限りではない。

3.6 ワイヤロ-プ    ワイヤロ-プはJISマ-ク表示品または、これと同等の製品とする。吊物機構機器   等をワイヤロ-プにより昇降または吊り下げる場合は、原則として2本以上のワイヤロ   -プを使用する。ワイヤロ-プに加わる荷重は、定格積載の吊物機構静止時において、   JIS破断荷重の1/10以下とする。    ワイヤロ-プと吊物及び吊物機構機器等との接続は適切な取付金物等を用い、ワイヤ   ロ-プの端末は ソケット止め、クリップ止め、くさび止め、シンブル付スプライス止   め、特殊ロック止め等の方法により端部を一本ごとに緊結する。

〇〇

一次側電源引込工事

制御盤から各昇降装置までの電気配管配線工事

制御盤から操作盤までの電気配管配線工事

その他記載なき事項

工事用電源

足場及び養生

マシンデッキ、メンテナンスデッキの作業灯及びコンセント工事

〇〇

看板バトン用ボックス、ワイヤー貫通口、化粧金物工事

      (建築工事編、電機設備工事編、機械設備工事編)

2.2 適用基準     本工事に関連する法令、基準類は、以下による。    ・建築基準法    ・労働安全衛生法    ・電気設備技術基準    ・懸垂物安全指針・同解説((財)日本建築センター)    ・吊物機構安全指針・同解説(JATET:(社)劇場演出空間技術協会)    ・劇場等演出空間電気設備指針((社)電気設備学会、(社)劇場演出空間技術協会)    ・日本工業規格:JIS    ・JEC等

2.4 吊物機構機器のフレーム等の応力度

2.3 吊物機構機器の強度     吊物機構機器の破壊(機器の一部が破壊する場合を含む)が落下事故等に至る恐れ    のある機器(またはその部分)は、吊物機構機器静止時(定格積載)に加わる荷重に    対し、以下の倍率以上の破壊強度(基準に示される強度または公表値)を有するもの    とする。詳細は吊物機構安全指針・同解説による。    ・鋼材ほか金属材料:           :4倍(脆性金属にあっては10倍)    ・ワイヤーロープ、チェーン        :10倍

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工

完成図 意-82 X-01

特記仕様書、工事区分表吊物機構設備

1.1 工事名称

1.2 工事場所 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1 メインキャンパス内

沖縄科学技術大学院大学講堂等新営その他工事(その1)

〇〇

〇〇〇

〇〇〇

別途工事

電気設備工事

建築工事

備 考

Page 2: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

デッキスラブ面へ8-φ100ワイヤー貫通穴

▼マシンデッキ= E.L.+63.30

ウィンチ受け材

(建築工事)

(建築工事)H150×150×7×10

(建築工事)手摺

φ12.0×4×2

2,450

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

完成図 意-83 X-02

仕様表、吊物配置断面図(長手)

A3:1/100A1:1/50

湧水ピット消火水槽

講堂

湧水ピット

廊下3消火ポンプ室

湧水ピット

演壇裏通路

天井裏

6,200 3,800 5,900 4,100 2,250 4,475 3,450

Y6 Y5' Y5 Y4 Y3 Y2 Y1 Y0

同時通訳室2

3,70

02,

000

4,25

03,800

3,100

5,05

0

▼池基準水位 = EL+52

▼1FL.= E.L.+54

▼2FL.= E.L.+58.25

▼3FL.= E.L.+61.95

▼RC梁天= E.L.+65.75

▼最高高さ= E.L.+68.85

700

2,500

2,00

02,

000

300

吊物機構設備 仕様表

看板バトン

昇降式スクリーン

昇降式後背壁(耐火・遮音)

8400

図面による(約79.6m2)

図面による(約30.6m2)

φ48.6

注)質量項目の「その他」には、  吊滑車、吊金物等の質量を含む。

電動昇降ワイヤードラム巻取り式 INV5.53.0 5.0 φ10.0×4×2

電動昇降ワイヤードラム巻取り式 INV3.0 5.55.0

直入れ電動昇降ワイヤードラム巻取り式 6.0 10.0 0.75

吊ワイヤー

径×吊点数

電動機

制御方式駆 動 方 式

速度(最大)バトン等

径等(mm)

4000

4000

8000

(mm)

ストローク

13

12

11

数量装  置  名番号長さ(mm) (m/min) (cm/s) 容量(kw)

φ 4.0× 4

- 2 フレーム類・仕上・ガイド類とも建具工事、フレームの吊元まで機構工事-2850 3450300 300

21002500- 25000-- 400 仕上工事は建築工事(仕上質量は26.5kg/m2で算出)

--30 3160130- - ボックス格納前に一旦自動停止、その後は押し切り操作にて上限まで上昇

フレーム類 仕上バトン等

自動

停止ヶ所備   考

合計積載

質量 (kg)

圧接抵抗 その他

1100

(建

築工

事)

ガイ

ドレ

ール

受け

材ピ

ッチ

1,054

スクリーン端部ワイヤー位置での躯体梁ライン

吊物配置断面図(長手) S=1/50

13,000 550 2,225 950

2 31

スクリーン

看板バトン

昇降式後背壁

(耐火・遮音)

スクリーン昇降用ウィンチ

ワイヤー

後背壁昇降用ウィンチ

看板バトン昇降用ウィンチ

滑車

吊滑車

吊滑車、吊金物

ガイドローラー

スクリーン昇降用ガイドレールBH150×150×12×10

950

スク

リー

ン仕

上高

さ:7

80

0床すきま:3

(1370)

スク

リー

ン投

影サ

イズ

:56

00

(830)

(1400)

看板バトン昇降ストローク:8

00

01200

すきま:50

H150×150×7×10組立

壁受け(建築工事)

1350 12702620

昇降式後背壁(耐火・遮音)ガイド類とも建具工事

(建築工事)

ガイドレール受け材

躯体より支持

CH:4

000

(スクリーン・後背壁ストローク)

735スラブ

355.5

2975.5メンテナンスデッキ下面天井仕上(建築工事) 天井仕上

ボックス天板へ4-φ100ワイヤー貫通口(建築工事)

看板バトン収納用ボックス(建築工事)

配置は平面図参照

荷揚用3ton吊フックSG1梁下面に設置

(建築工事)

上部鉄骨梁より支持(建築工事)

2620

500 2120

1900

吊材

2500(荷揚用フック位置)

▽スノコ大引天端

345090012375

スラブ:1690

天井仕上先端:3225

1535

1,000150650600

ダクトスペース

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7,50

0

湧水ピット

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

A3:1/100A1:1/50

X-03

吊物配置断面図(短手)

完成図 意-84

▲天井面

▼最高高さ= E.L.+68.85

▼3FL.= E.L.+61.95

▼RC梁天= E.L.+65.75

▼2FL.= E.L.+58.25

▼1FL.= E.L.+54

▼E.L.=+58.00

4,25

03,

700

3,800

3,100

10,6

00

リターンチャンバー

パティオ

階段1

雨水ピット

湧水ピット

廊下1

階段2

湧水ピット 湧水ピット

▲天井のみこみライン

開口サイズ(破線)

3,45012,52512,5253,450

リターンチャンバー

スクリーンフレーム メイン部材リスト記号 部材名 備考A [125×65×6×8

▼マシンデッキ= E.L.+63.30

1350

2450

X7 X6 X5 X4 X3

スクリーン裏側より臨む(a矢視)吊物配置断面図(短手) S=1/50

仕上下貼:構造用合板t12.0     質量8.4kg/m2

     質量18.1kg/m2※仕上工事は建築工事

仕上貼 :普通硬質せっこうボードt12.5

bA A A

300

2000

2000

2500

700

(建

築工

事)

1400

600

メンテナンスデッキエキスパンドメタル敷込

(建築工事)

(建築工事)

タラップ(建築工事)

2000 2000 ガイドレール受け材ピッチ(建築工事)

ガイドレール受け材H150×150×7×10組立

ガイ

ドレ

ール

受け

材ピ

ッチ

4,00

0開

口高

6,800開口巾:

56

00

(1400)

スクリーン仕上巾:10200

床すきま:3

(1370)

2017.5 2000 2000 2000 2017.5

仕上代:50 仕上代:50スクリーンフレーム巾:10100

32.532.5

メイン材ピッチ

(スクリーンフレームを示す) (ガイドレール受け材、および      スクリーン仕上面を示す)

スクリーン投影サイズ: 100100

78

00

スクリーン昇降用ガイドレール

4500

2700

床すきま:3

吊滑車

ワイヤー

(830)

部材記号なきはC100×50×20×2.3@450

450

BH150×150×12×10

ガイドレール芯:3600

150

ガイドレール:7

35

3650

3700

10002000

322 322

600

32

.52

5仕上突出:9

2.5

フレーム高さ:7

70

7.5

スク

リー

ン仕

上高

さ:7

80

ブレース:M12

ガイドローラー、ブラケット

10000

スク

リー

ン投

影サ

イズ

スク

リー

ン仕

上高

さ:

メンテナンスデッキ各段周囲手摺(建築工事)

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2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

A3:1/100A1:1/50完成図 意-85 X-04

吊物配置平面図(1FL)

UPUP

(b矢視)吊物配置平面図(1FL) S=1/50

階段1階段2

サプライチャンバー

FL±0

E0

E1

E2

E3

E4 E5

E6

E7

E8

Y1

Y5

16

72

53450

X6 X7X5X4X3

3450 12525 12525 3450

Y0

突出し壁:2

97

5.5

50

149.5

50

249.5

スクリーン厚

1FL+4000から天井まで

スイッチON時のみ、

安全監視者

スクリーンと後背壁は昇降可能

安全確認スイッチ用コネクタ盤

ケーブル約5m

安全確認スイッチ

昇降式後背壁(耐火・遮音)吊元まで機構工事

フレーム・仕上・ガイド類は建具工事

吊物機構操作盤用接続箱   (床埋め込み)

吊物機構操作盤(テーブル上)

(オペレータースペース)

天井面ボックス形状を示す

天井仕上先端ラインを示す

(建築工事)

(建築工事)

上部突出し壁ラインを示す(建築工事)

メンテナンスデッキ下面天井仕上ラインを示す(建築工事)

ワイヤー吊点を示す(ボックス天板開口位置)

想定演壇エリア

190

昇降

式後

背壁

位置

昇降式後背壁:7208 3175

3725

4350

3800

看板

バト

ン位

スク

リー

ン位

850

6485

1

2

3

看板バトン

550

2225

950

13

00

スクリーン

昇降式後背壁(耐火・遮音)

50

看板バトン用ボックス:8800

300

10300

2700 1350 1350 2700150 150

看板バトン長:8400

スクリーン仕上巾:10200

200200

50

149.5

(792.6)

人通すきま

席弧中心点

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20席

150席

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

A3:1/100A1:1/50完成図 意-86 X-05

吊物配置平面図(2FL)

150席

9席

15席

3席

(c矢視)吊物配置平面図(2FL) S=1/50

1

2

3

看板バトン

ガイドレール芯:3600400 ガイドレール芯:3600 400

2225

950

550

13

00

吊滑車 スクリーン昇降用ガイドレールBH150×150×12×10

レールブラケット スクリーン

昇降式後背壁(耐火・遮音)

225.5

ガイ

ドレ

ール

芯:2

80

0 180

ガイドレール部分スリット(建築工事)

階段1 階段2

パティオ上部

席弧中心点

Y5

Y1

16

72

53450

Y0

X4X3 X6 X7X5

3450 12525 345012525

タラップ(建築工事)マシンデッキへ

昇降用開口(落としフタ付)

スクリーン上部目隠し壁(建築工事)

3FL-150から+2250まで

メンテナンスデッキ下面天井仕上ライン1FL+4000(建築工事)

LGS65+GB-Rt12.5(不燃)+EP-G

昇降式後背壁(耐火・遮音)吊元まで機構工事

フレーム・仕上・ガイド類は建具工事H150×150×7×10組立

(建築工事)

エキスパンドメタル敷込(建築工事)

2000 2000 2000 2000

ガイドレール受け材:8000

ガイドレール受け材

突出し壁(建築工事)

メンテナンスデッキ

1FL+4000から3FL+2250までLGS100+GB-Rt12.5(不燃)+EP-G

1FL+4000から3FL+2250まで

1270

1350

14

10

突出し壁:2

97

5.5

すき

ま:5

目隠

し壁

仕上

面:

滑車すきま:

33006001200目隠し壁スリット

3300 600目隠し壁スリット

1200

27

72

.56

5.5

Page 6: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

床:2FL+700

床:3FL±0

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

A3:1/100A1:1/50完成図 意-87 X-06

吊物配置平面図(マシンデッキレベル、上部梁レベル)

3450 12525 12525

X3 X4 X5 X6

(d矢視)吊物配置平面図(マシンデッキレベル) S=1/50

吊物配置平面図(上部梁レベル) S=1/50(e矢視)

スノコ鉄骨は全て建築工事

400

10050100

100 50

HTB止め

スノコ大引材H200×100×5.5×8

滑車受け材

ウィンチ受け材

[125×65×6×8

H125×125×6.5×9

L65×65×6

500

100 100100

100 100

スノコ吊材

スノコ張りC100×50×20×2.3

▽大引天端

客席上スノコ部分詳細図 S=1/20

(3FL+1900)(=E.L.+63.85)

2

3

1看板バトン

スクリーン

昇降式後背壁(耐火・遮音)

950

2225

550

看板バトン昇降用ウィンチ

ワイヤー

スクリーン昇降用ウィンチ

後背壁昇降用ウィンチ

滑車

滑車254 254 254 254

1900 950 950 1900

2000 1678 2000839 839

950

645

30

030

Y1

4-機器受け材H150×150×7×10

(建築工事)

(端部の各数値はマシンデッキ面からのレベル)後壁ラインを示す

0380

600900

(建築工事)マシンデッキ周囲落下防止手摺

タラップ(建築工事)メンテナンスデッキ中・下段へ昇降用開口(落としフタ付)

14-スノコ吊材L65×65×6(建築工事)

キャットウォーク(建築工事)

手摺(建築工事)2-客席上スノコ大引

(建築工事)H200×100×5.5×8スノコ張り

C100×50×20×2.3@150(建築工事)

8-滑車受け材[125×65×6×8

(建築工事)2-ウィンチ受け材

H125×125×6.5×9(建築工事)

デッキスラブ面へ8-φ100ワイヤー貫通穴(建築工事)

900

3450

2700 1350 1350 27001050

500 400 400 400 400

2620

150

1000

4150 32503250

650

600

900

床:3FL±

0床:2FL+700

タラップタラップ

舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX 舞台照明BOX

天井折込み 天井折込み 天井折込み 天井折込み 天井折込み 天井折込み 天井折込み 天井折込み

滑車固定吊ブラケットクリップ金物にて取付クリップ金物にて取付 BH150×150×12×10

スクリーン昇降用ガイドレール

レールブラケット

ワイヤー

2000

839 839

20001678

322 322 322 322

SG1

SG1

SG1

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SB35

SG1

SG1

SB35

SB25

SB25

Y1

ガイドレール受け材H150×150×7×10組立

(建築工事)

上部鉄骨梁

2120

500

2000 2000 2000 2000

ガイドレール受け材:8000

躯体梁より支持

壁受け、柱材ピッチ

14-スノコ吊材L65×65×6(建築工事)

3450

900

上部荷揚用3ton吊フックSG1梁下面に設置

(建築工事)

(建築工事)

(建築工事)

2500

(荷揚用吊りフック位置)

1670 1670 1670 167016701670

客席上スノコ大引を示す

吊材ピッチ

壁受

16

72

チェーン

Page 7: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

設置場所:1FL オペレータスペース(テーブル上)

T200/100V

AC200VDC24V

T200/100V

CPCP

CP

MCCB30/10A

MCCB30/10A

電源回路制

御回路

操作表示回路

M3~M

FULSULS

GULS

VF1

VF2

LNF

LNF

TH

U D

M3~M

FULSULS

GULSGDLSDLS

BUP.ULSBUP.DLS

FDLS

VF1

VF2

LNF

LNF

INV

UB B

5.5kW

MCCB50/50A

5.5kW

MCCB100/60A

TH

吊物機構制御盤

看板バトン

FULS

0.75kW

MMB 3~

U D

I> OCR

DLS

ULSMULS

GDLSDLS

BUP.ULSBUP.DLS

FDLS

(耐火・遮音)昇降式後背壁昇降式スクリーン

MCCB30/15A

BU

  INV(7.5KW)

BU

ES

一次側電源(電気設備工事)

  Tr200/100v

WLCPCP

 MCCB30/10A

盤照明

3φ 3W 200V 60Hz 20KVA

MCCB100/100A

非常停止

後背壁

電源

スクリーン

看板バトン

 吊物機構操作盤(1FLオペレータスペース)

 吊物機構操作盤用接続盤(1FLオペレータスペース)

安全確認スイッチ

安全確認スイッチ

 安全確認スイッチ用 コネクタ盤(1FL 演壇裏通路)

(調

整代

(天

井高

さ)

(制

御盤

高さ

底板付(ビス止メ)

NP2

▽天井面

▽床仕上げ面

▽FL

8-M12アンカー用穴

2.3tボンデ鋼板製、指定色メラミン焼付塗装仕上げ

指定色

吊物機構制御盤外形図 S=1/15(A1)

21NP

記入文字

200V電源

吊物機構制御盤No.1吊物機構制御盤No.2

設置場所:3FL AV室

図面入れ(A3サイズ収納可)

NP1

NP3

名板製造

前面パネル(ビス止メ)

DN-30 3分ツヤ

▽床カーペット面

設置場所:1FL オペレータスペース(床面)

▽FL

テーブル穴加工 φ60(コネクタケーブル入線口)

2m 接続ケーブル

LED

LEDFLS

その他

名 称

S・非常 赤

オレンジ

乳白

記名板色 文字色

ランプ

2)押釦表示色ハ、下記ノ通リトスル。

  又、字体ハ丸ゴシック体トスル。

注 記

・・・ BUP  直入れ制御切替スイッチ(インバータ破損時、緊急動作させる時に使用)

吊物機構操作盤

※ 接続ケーブル2m付

1.6tボンデ鋼板製、指定色メラミン焼付塗装仕上げ

操作面

1)名称板ハ透明アクリル板トシ、裏面白地ニ黒文字トスル。

ONOFF

電源

FLS

スクリーン 後背壁バトン看板

BUP BUP

EMG

(家具工事)

押釦

コネクタ トビラを閉じた状態 トビラを開けた状態

PUSH

安全確認スイッチ

メーカー標準色:シルバーメタリック(表面プレート)

呼出PUSH

安全確認スイッチ

吊物機構設備

(取

付穴

ピッ

チ)

コード長5m安全確認スイッチ外形図 S=1/2(A1)

メーカー標準色:ホワイト

安全確認スイッチ用コネクタ盤外形図 S=1/2(A1)

メーカー標準色:ホワイト設置場所:1FL 演壇裏通路

▽FL

300

(コ

ネク

タ盤

芯)

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

完成図 意-88 X-07

1850

500

1000 1000

2000

50 300

350

10

50

100 800 100100 800 100

100

2350

2300

140

2490

6517065

50

(天

井カ

ブリ

180

180

142

142

(床

開口

寸法

(床開口寸法)

170

390

280270

110

10

120

13゚

36

75

120

15

120

7070

83

.5

図示

吊物機構操作盤用接続箱外形図 S=1/5吊物機構操作盤外形図 S=1/3

操作面詳細図 S=1/3

単線結線図・盤外形図

Page 8: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

1FL±

0外壁芯

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

完成図 意-89 X-08

1FL・3FL AV室 配管配線図

A3:1/100A1:1/50

席弧中心点

325

置型消火器

置型消火器置型消火器

Y0

Y1

3,45

0

X4 X6X5

12,525 12,525

置型消火器

8 7 6 5

DN

16 15 14 13 12 11 10 9

3FL+1,500外

壁芯

3FL±

0外壁芯

3FL+1,500外壁芯

3FL±0外

壁芯1

FL±0外

壁芯

12,525

X4

12,525

X5 X6

SUSタラップ 2段

階段3

電気室

AV室リターンチャンバー1 リターンチャンバー1

吊物機構制御盤

SG1

SB35

SB25

SB25

SB35

1FL 配管配線図

EM-CEE1.25 -2C×1 F2(15)□ 立上ゲ至ルマシンデッキ

至ル 

EM-CPEE0.9 -20P F2(38)3FL AV室

床下配管EM-CPEE0.9 -20P F2(38)

3FL AV室 配管配線図

安全確認スイッチスイッチON時のみ、

安全監視者 スクリーンと後背壁は昇降可能

安全確認スイッチ用コネクタ盤

   (床埋め込み) 吊物機構操作盤用接続箱

吊物操作者

吊物機構操作盤(テーブル上)

(オペレータースペース)

一次側電源(電気設備工事)3φ 3W 200V 60Hz 20KVA

至ルマシンデッキへ

ケーブルラック(セパレータ付)

[強電(INV)]VCT-SB14 -4C×2

EM-CPEE0.9 -20P×1 [弱電]

[強電][強電][弱電]

[強電][強電]EM-CE2 -4C×1

EM-CEE1.25 -8C×3VCT1.25 -2C×9EM-CEE1.25 -2C×1

EM-CE2 -2C×2

至ル 

EM-CPEE0.9 -20P F2(38)1FL オペレータスペース

50

Page 9: 吊物機構設備工事 特記仕様書...2002/01/10  · 1.3 工事項目 ・講堂 ・吊物機構設備工事 一式 ・配管配線工事 一式 第2章 工事仕様 2.1 共通仕様

2009CONSTRUCTION SITE CONSTRUCTION YEAR DATEOnna Village,Kunigami-gun,Okinawa 10.2009施工 平成21年度 平成21年10月沖縄県国頭郡恩納村 工事年度工事場所 作成日東洋建設株式会社 請 負 者 DWG. NO.

NIKKEN SEKKEI・KORNBERG ASSOCIATES・KUNIKEN Joint Venture 図面番号SCALE

講堂新営その他工事(その1)監理 縮尺日建設計・コーンバーグ アソシエイツ・国建 共同体JOB TITLE沖縄科学技術大学院大学工事名称2012. 2.29竣工 DWG. TITLE

図面名称2010.10.25着工 吊物機構設備

A3:1/100A1:1/50完成図 意-90 X-09

2FL・マシンデッキレベル 配管配線図

記 号

配線・配管

凡  例

記 号M モーター

器具凡例

名  称

FULS

LS

PB プルボックスTB 端子箱

レバー式リミットスイッチカム式リミットスイッチ

**LS

EM-CE2 -2C×1 (25)

突上防止用スイッチ

c (25)EM-CE2 -4C×1EM-CEE1.25 -8C×1

EM-CEE1.25 -8C×1 (25)

VCT1.25  -2C×1e

EM-CE2 -2C×1 (25)b

EM-CEE1.25 -8C×1

(25)

(25)

VCT-SB14 -4C×1 (51)

VCT-SB14 -4C×1 (51)

立下ゲ至ル安全確認スイッチ用コネクタ盤

立上ゲ至ルマシンデッキEM-CEE1.25 -2C×1 F2(15)

EM-CEE1.25 -2C×1 F2(15)

2FL 配管配線図

B.UPDLS

VCT1.25 -2C×1立上ゲ至ル上部PB

DLS

VCT1.25 -2C×1立上ゲ至ル上部PB

立上ゲ至ル上部PBVCT1.25 -2C×1

VCT1.25 -2C×1立上ゲ至ル上部PB

B.UPDLS

ee

DLS

マシンデッキレベル 配管配線図

12525

X4 X6X5

12525

Y1

3450

Y0

Y1

X4 X5 X6

12525 12525

TB

0.75kW看板バトン

5.5kW

昇降式後背壁

LS

TB

LS

LS

TB

TB

  FULS(マシンデッキ下)

PB

FULSULS

PB

FULS

PB

PB

PB

立下ゲ至ルリミットスイッチ

   ULS(マシンデッキ下)立下ゲ至ル

リミットスイッチVCT1.25 -2C×1

立下ゲ至ルリミットスイッチ

VCT1.25 -2C×1

立下ゲ至ルリミットスイッチ

VCT1.25 -2C×1

5.5kW

昇降式スクリーン

PB

VCT1.25 -2C×2(25) VCT1.25 -2C×4(31)

EM-CE2 -4C×1EM-CEE1.25 -8C×1VCT1.25 -2C×1

PB

立下ゲ至ル安全確認スイッチ用コネクタ盤

EM-CE2 -2C×2EM-CEE1.25 -8C×2

EM-CEE1.25 -2C×1VCT1.25 -2C×8

EM-CEE1.25 -2C×1 F2(15)

至ル3FL AV室へ

立下ゲ(メンテナンスデッキ)

e e

ee

EM-CEE1.25 -2C×1 (19)

ケーブルラック(セパレータ付)

EM-CE2 -2C×2

EM-CEE1.25 -2C×1VCT1.25 -2C×9EM-CEE1.25 -8C×3

EM-CE2 -4C×1 [強電][強電]

[弱電][強電][強電]

VCT-SB14 -4C×2 [強電(INV)]

VCT-SB14 -4C×2

(25)(39)

(19)(51)

(63)

VCT1.25 -2C×4(31)□

VCT1.25 -2C×2(25)□

VCT1.25 -2C×1□

(31)

(25)