12
株式会社ディスコ キャリタスリサーチ 日本経団連「倫理憲章」の見直し(2011 年 3 月改定)により、インターンシップのあり方が厳格化され てから 5 年が経過した。ハードルが上がったことで一旦は実施企業が減少したが、受け入れ態勢が整 ったことで再び増加に転じ、さらに昨年の採用活動時期の繰り下げで、実施企業は急激に増えている。 学生との早期の接点としても活用の進むインターンシップ。参加学生の意識や満足度はどうだった のか。また、就職意向などに影響はあったのだろうか――。インターンシップ参加経験のある 2017 年 卒学生モニターを対象に、参加したインターンシップの内容や感想、参加企業への就職志望度などを 調査し、インターンシップの影響について分析・考察した。 【主な調査項目】 1.参加したインターンシップの内容 2.インターンシップの情報を探し始めた時期 3.インターンシップ先を探す際に重視した点 4.インターンシップ参加前後の就職志望度の変化 5.インターンシップ参加企業からの優遇策 6.インターンシップの満足状況 7.インターンシップ参加企業への就職志望度 8.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況 9.インターンシップに参加しやすい時期・期間 10.長期実践型の有給インターンシップの経験 調 査 概 要 調 象 : 2017 年 3 月卒業予定の全国の大学 4 年生(理系は大学院修士課程 2 年生含む)のうち、 1 社以上のインターンシップ参加経験者 数 : 664 人(文系男子 207 人、文系女子 224 人、理系男子 146 人、理系女子 87 人) 調 法 : インターネット調査法 調 間 : 2016 年 3 月 15 日~24 日 サンプリング : キャリタス就活 2017 学生モニター(2016 年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」) 44.2 52.5 56.9 68.6 74.6 10.0 8.1 9.7 11.4 11.2 45.8 39.5 33.4 20.0 14.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2013年卒 2014年卒 2015年卒 2016年卒 2017年卒 参加経験 参加経験 参加経験 参加経験 参加した 応募したが選考にた 応募していない (各年と 3 年生の 11 月調査) 2017 2017 2017 2017 年度 年度 年度 年度 キャリタス就活 キャリタス就活 キャリタス就活 キャリタス就活 学生モニター調査結果( 学生モニター調査結果( 学生モニター調査結果( 学生モニター調査結果(201 201 201 2016 年 4 月発行) 月発行) 月発行) 月発行) インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 特別調査 【参考】 ◆本資料に関すお問い合せ先 03-4316-5505/株式会社

特別調査 インターンシップに関する調査2016/04/17  · キャリタス就活2017学生モニター特別調査レポート(2016年4月発行) 株式会社ディスコ

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株 式 会 社 デ ィ ス コ

キャリタスリサーチ

日本経団連「倫理憲章」の見直し(2011 年 3 月改定)により、インターンシップのあり方が厳格化され

てから 5 年が経過した。ハードルが上がったことで一旦は実施企業が減少したが、受け入れ態勢が整

ったことで再び増加に転じ、さらに昨年の採用活動時期の繰り下げで、実施企業は急激に増えている。

学生との早期の接点としても活用の進むインターンシップ。参加学生の意識や満足度はどうだった

のか。また、就職意向などに影響はあったのだろうか――。インターンシップ参加経験のある 2017 年

卒学生モニターを対象に、参加したインターンシップの内容や感想、参加企業への就職志望度などを

調査し、インターンシップの影響について分析・考察した。

【主な調査項目】

1.参加したインターンシップの内容

2.インターンシップの情報を探し始めた時期

3.インターンシップ先を探す際に重視した点

4.インターンシップ参加前後の就職志望度の変化

5.インターンシップ参加企業からの優遇策

6.インターンシップの満足状況

7.インターンシップ参加企業への就職志望度

8.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況

9.インターンシップに参加しやすい時期・期間

10.長期実践型の有給インターンシップの経験

調調調調 査査査査 概概概概 要要要要

調 査 対 象 : 2017 年 3 月卒業予定の全国の大学 4年生(理系は大学院修士課程 2年生含む)のうち、

1 社以上のインターンシップ参加経験者

回 答 者 数 : 664 人(文系男子 207 人、文系女子 224 人、理系男子 146 人、理系女子 87 人)

調 査 方 法 : インターネット調査法

調 査 期 間 : 2016 年 3 月 15 日~24 日

サンプリング : キャリタス就活 2017 学生モニター(2016 年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)

44.2

52.5

56.9

68.6

74.6

10.0

8.1

9.7

11.4

11.2

45.8

39.5

33.4

20.0

14.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2013年卒

2014年卒

2015年卒

2016年卒

2017年卒

インターンシップ参加経験インターンシップ参加経験インターンシップ参加経験インターンシップ参加経験

参加した 応募したが選考にもれた 応募していない

(各年とも 3 年生の 11 月調査より)

2017201720172017 年度年度年度年度 キャリタス就活キャリタス就活キャリタス就活キャリタス就活 学生モニター調査結果(学生モニター調査結果(学生モニター調査結果(学生モニター調査結果(2012012012016666 年年年年 4444 月発行)月発行)月発行)月発行)

インターンシップに関する調査インターンシップに関する調査インターンシップに関する調査インターンシップに関する調査 特別調査

【参考】

◆本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/株式会社ディスコ キャリタスリサーチ

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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キャリタスリサーチ

2

1.1.1.1.参加したインターンシップの内容参加したインターンシップの内容参加したインターンシップの内容参加したインターンシップの内容

最初に、学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認しよう。

まず、参加したプログラム(下注)を見ると、最も多いのが「プロジェクトタイプ」。前年より 3.1

ポイント増え、全体の 4割近くを占める(38.3%)。「講義タイプ」も 20.6%から 24.6%へと割合を増

やした。職場に配属され業務を任される「実務・実践タイプ」は 17.4%から 12.9%に減り、「就業体

験」という本来の意味でのインターンシップは全体の 1 割強にとどまった。

参加期間は「1 日」が最も多く(27.5%)、ここに「半日」(20.8%)を足し合わせると、1日以内の

ショートプログラムへの参加が約半数を占める(48.3%)。前年調査では「1週間程度」(28.9%)が最

多であったので、この 1年で短期化が進んだ格好だ。

参加社数は平均4.7社。社数の分布をみると、最も多いのは「2社」(16.7%)で、僅差で「3社」(15.8%)、

「1社」(14.8%)の順。ただし、1~3 社の割合は前年調査よりも大きく下がり(60.4%→47.3%)、4

社以上の割合が増えた。ショートプログラムへの参加が増えた分、参加社数が増えたのだろう。

(注)各プログラムの違い

●見学&体験タイプ =実際の職場で業務について説明を受け、仕事を少しだけ体験できる。

●講義タイプ =業界・企業・仕事についての講義のなかで、その企業の事業内容を理解し、「働く」について学ぶ。

●プロジェクトタイプ =学生でチームを組み、その企業の事業にかかわる課題に取り組む。

●実務・実践タイプ =各部署に配属され、スタッフの一人として業務を任される。

※複数のプログラムを組み合わせて実施する場合には、主なもの 1 つを選択

26.9

24.2

20.6

24.6

35.2

38.3

17.4

12.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2016年卒者

2017年卒者

参加したプログラム参加したプログラム参加したプログラム参加したプログラム

見学&体験タイプ 講義タイプ プロジェクトタイプ 実務・実践タイプ

*合計が100%になるように再集計し、占める割合を算出。以下同じ

18.0

20.8

21.7

27.5

19.5

20.1

28.9

24.0

6.9

4.5

2.6

1.3

2.4

1.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2016年卒者

2017年卒者

参加期間参加期間参加期間参加期間

半日 1日 2~4日 1週間程度 2週間程度 3週間以上 1カ月以上

23.0

14.8

21.3

16.7

16.1

15.8

9.6

13.6

11.1

11.4

12.2

16.9

6.8

10.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2016年卒者

2017年卒者

参加社数参加社数参加社数参加社数

1社 2社 3社 4社 5社 6社~9社 10社以上

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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3

続いて、参加時期について確認したい。前年調査では、「8 月」が最も多かったが(25.6%)、今回調

査では「2 月」の参加が最多となった(26.7%)。昨年 8月は 2016 年卒者の選考解禁時期であり、採用

選考と時期が重なったため、インターンシップの実施数自体が減少したことが大きな要因だろう。夏

に実施できなった分、冬の実施が急激に増え、1月と 2 月の参加がそれぞれ前年より大きく増えた。

ここで参加時期と参加期間をクロスしてみると、夏のインターンまでは「2週間程度」が最も多いが、

10 月以降になると「1 日」や「半日」が増えることが見て取れる。1 月~3 月では、1 日以内のショー

トプログラムが 6割以上を占める(62.1%)。

2.4

3.4

25.6

16.7

6.36.1

10.5

7.1

20.2

1.8

3.03.9

17.2

13.2

5.66.0

11.1

12.4

26.7

0.8

0.0

10.0

20.0

30.0

大学

1~2年生

大学3年

(修士1年)

4月~7月

8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

参加時期参加時期参加時期参加時期

2016年卒者 2017年卒者

(%)

28.6

0.5

21.2

4.85.7

16.4

10.9

4.9

3.5 3.5

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

製造 エネルギー 金融 商社 流通 サービス IT・情報 情報

(通信・

マスコミ)

運輸・倉庫 官公庁・

団体

参加したインターンシップの業界参加したインターンシップの業界参加したインターンシップの業界参加したインターンシップの業界(%)

※最大4社まで回答

27.3

24.5

12.3

6.6

34.8

27.8

18.8

25.0

21.9

22.7

16.8

15.8

13.1

23.5

36.8

30.3

1.5

0.8

10.0

10.5

0.9

0.3

2.5

2.6

0.6

0.5

2.9

9.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1月~3月

10月~12月

7月~9月

6月以前

参加期間参加期間参加期間参加期間××××参加時期参加時期参加時期参加時期

半日 1日 2~4日 1週間程度 2週間程度 3週間以上 1カ月以上

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4

2.インターンシップの情報を探し始めた時期2.インターンシップの情報を探し始めた時期2.インターンシップの情報を探し始めた時期2.インターンシップの情報を探し始めた時期

3 ページで見たように、インターンシップへの参加が多いのは 3 年生(修士 1 年生)の夏休みと 2

月だが、インターンシップに関する情報(募集企業)を探し始めた時期は「6 月」が最も多い。前年同

様に 3 割強を占め(31.3%)、突出している。一方で、「10 月以降」の占める割合が前年調査よりも増

え(13.2%→17.9%)、夏のインターンには興味を示さなかった学生が、秋以降に探し始めるケースが

増えていることが読み取れる。

また、参加したインターンシップを知ったきっかけは「就職サイト」が今回も最も多く、その割合

も 56.1%から 58.7%へと伸びている。就職サイトの多くはインターンシップ情報を主軸に 6月にプレ

オープンするものが多いことから、まずは就職サイトで募集企業を探すというのが一つのパターンと

なっていることがわかる。また、「インターンシップ紹介イベント」の割合がやや増加しており、イベ

ントでの出合いも増えていることがわかる。

7.3

8.3

11.5

30.7

12.9

11.6

4.3

13.2

8.9

7.1

11.7

31.3

9.5 9.3

4.2

17.9

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

大学

1~2年生

大学3年生の

4月

5月 6月 7月 8月 9月 10月以降

インターンシップに関する情報を探し始めた時期インターンシップに関する情報を探し始めた時期インターンシップに関する情報を探し始めた時期インターンシップに関する情報を探し始めた時期

2016年卒者 2017年卒者

(%)

※修士の学生は、「修士1年生」として回答

4.4

1.7

1.3

4.5

8.8

4.9

11.7

6.6

56.1

3.6

0.9

1.8

3.8

7.0

7.5

8.0

8.7

58.7

0.0 20.0 40.0 60.0

その他

ゼミ・研究室の指導教授

DM(EメールDM含む)

先輩・友人・知人

学内の掲示(求人票)

インターンシップ紹介イベント

企業ホームページ

インターンシップ専用サイト

就職サイト

知ったきっかけ知ったきっかけ知ったきっかけ知ったきっかけ

2017年卒者

2016年卒者

(%)

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5

3333....インターンシップ先を探す際に重視したインターンシップ先を探す際に重視したインターンシップ先を探す際に重視したインターンシップ先を探す際に重視した点点点点

インターンシップ先を探す際の重視項目について、12 項目に分けて、それぞれ重視した度合いを尋

ねた。

「重視した」と回答した人(「とても重視した」「やや重視した」の合計)が最も多かったのは「就職

を希望する業界であること」で、84.6%。「とても重視した」に限って見ても 6 割を超え(60.8%)、イ

ンターンシップを、その先の就職活動を意識した「業界研究の場」と捉える学生が多いことがわかる。

次いで「学業に支障が出ないこと(両立できること)」76.8%、「自宅や実家から通えること」72.0%

の 2項目が 7割を超えた。

今回の調査では、経団連が指針(手引き)で示す「5日間以上で実施されること」を項目に加えたが、

「重視した」との回答は 3 割台にとどまった(37.9%)。「学業に支障が出ないこと」を重視する学生

が非常に多いことを考え合わせると、学業との両立のために、時期によっては短期間で気軽に参加で

きることを優先せざるを得ないのだろう。

2.4

(4.7)

3.6

(3.7)

6.6

(8.5)

9.8

(11.2)

12.3

(-)

19.7

(23.1)

16.4

(20.0)

28.9

(25.6)

23.9

(28.0)

42.8

(34.2)

41.9

(39.2)

60.8

(56.3)

4.8

(7.2)

16.9

(16.2)

16.6

(18.8)

21.5

(23.1)

25.6

(-)

33.0

(33.8)

39.8

(35.8)

35.5

(34.3)

43.5

(44.7)

29.2

(32.2)

34.9

(34.6)

23.8

(25.3)

8.9

(8.5)

39.8

(38.1)

27.1

(25.0)

32.4

(33.6)

31.2

(-)

25.6

(26.9)

28.8

(27.2)

18.8

(23.3)

26.2

(21.4)

10.5

(12.2)

12.3

(14.8)

10.8

(11.6)

83.9

(79.6)

39.8

(42.0)

49.7

(47.7)

36.3

(32.0)

30.9

(-)

21.7

(16.2)

15.1

(17.1)

16.7

(16.8)

6.3

(5.9)

17.5

(21.4)

10.8

(11.4)

4.5

(6.8)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

単位がもらえること

採用直結型であること

報酬や交通費が支払われること

先輩や周囲の評判がよい

インターンシップであること

5日間以上で実施されること

意識の高い他の学生と交流できること

有名な企業であること

就職先として本命の企業であること

実践的な仕事を経験できること

自宅や実家から通えること

学業に支障が出ないこと(両立できること)

就職を希望する業界であること

インターンシップ先を探す際(申し込む際)に重視したことインターンシップ先を探す際(申し込む際)に重視したことインターンシップ先を探す際(申し込む際)に重視したことインターンシップ先を探す際(申し込む際)に重視したこと

とても重視した やや重視した あまり重視しなかった まったく重視しなかった

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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6

4444.インタ.インタ.インタ.インターンシップーンシップーンシップーンシップ参加前後の就職参加前後の就職参加前後の就職参加前後の就職志望度志望度志望度志望度の変化の変化の変化の変化

インターンシップ参加前後で、その企業への就職志望度がどう変化したかを比較してみたい。インタ

ーン前は「この企業に就職したい」は 19.5%と 2割弱だったが、参加後は 41.9%へと倍増している。企

業を知ることで就職志望度が高まったと考えられる。

下表は、インターンシップ参加前の就職志望度ごとに参加後の志望度の分布を示したものだ。「この

企業(業界、職種)への就職は意識していなかった」と回答したうち、参加後に「この企業に就職

したい」に変化したのは 27.3%で、「この業界に就職したい」は 17.3%。インターンシップに参加す

ることで志望企業や志望業界となった割合は 44.6%だった。

インターンシップ後にその企業に就職したいと答えた人の理由は、「職場の雰囲気がよかった」が

69.1%で最も多く、「仕事内容が自分に合っていると感じた」51.2%を大きく上回った。仕事内容よりも

雰囲気重視という結果は、実践的なプログラムを経験する学生が少ないことに起因しているのだろう。

この企業に

就職したい

19.5%

この業界に

就職したい

34.6%

この

職種に

就きたい

7.8%

就職は

意識しな

かった

38.1%

インターンシップ前の就職志望度インターンシップ前の就職志望度インターンシップ前の就職志望度インターンシップ前の就職志望度

この企業に

就職したい

41.9%

この業界に

就職したい

24.8%

この

職種に

就きたい

9.9%

この企業

(業界、職

種)には

就職したく

ない

23.4%

インターンシップ後の就職志望度インターンシップ後の就職志望度インターンシップ後の就職志望度インターンシップ後の就職志望度

0.8

22.1

22.9

24.5

48.4

51.2

69.1

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0

その他

もともと就職先として志望していた

待遇がよいと感じた

尊敬できる先輩社員に会えた

自分が成長できそうに思えた

仕事内容が自分に合っていると感じた

職場の雰囲気がよかった

その企業に就職したい理由その企業に就職したい理由その企業に就職したい理由その企業に就職したい理由

(%)

(%)

この企業に

就職したい

この業界に

就職したい

この職種に

就きたい

この企業(業界、

職種)には

就職したくない

この企業に就職したい 79.9 9.6 1.8 8.7

この業界に就職したい 39.8 43.2 3.4 13.6

この職種に就きたい 27.8 18.0 48.1 6.0

この企業(業界、職種)への就職は意識していなかった 27.3 17.3 12.0 43.5

【インターンシップ後の就職志望度】

【インターンシップ前の就職志望度】

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7

一方で、その企業に就職したくないと答えた際の理由は、「仕事内容が自分に向いていないと思った」

が最も多く、51.9%。インターンシップの本質は、就業体験を通して適性を判断することにあるので、

その意味ではインターンシップとしてきちんと機能していると言える。

より実態に即したプログラムを提供することで、ミスマッチの少ない、質の高い採用母集団形成に

つなげることができるだろう。

5555.インターンシップ.インターンシップ.インターンシップ.インターンシップ参加参加参加参加企業からの優遇策企業からの優遇策企業からの優遇策企業からの優遇策

インターンシップに参加することで、その後の採用選考にどのようなアプローチや優遇を受けたか

を尋ねた。「特にない」との回答は 37.7%で、残りの 6割強(62.3%)が何らかのアプローチを受けて

いた。その中身を見ると、「エントリー(プレエントリー)の案内」(28.5%)、「インターン参加者限

定セミナーの案内」(24.2%)、「早期選考の案内」(19.2%)の順に多かった。

3.3

9.3

12.8

28.8

39.8

51.9

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0

その他

社員の印象・対応が悪かった

待遇が悪そうだった

職場の雰囲気が合わないと思った

事業内容に興味が持てなかった

仕事内容が自分に向いていないと思った

その企業に就職したくない理由その企業に就職したくない理由その企業に就職したくない理由その企業に就職したくない理由

(%)

37.7

0.6

2.7

5.3

6.2

6.7

19.2

24.2

28.5

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

特にない

その他

採用直結(内定獲得)

リクルーターからの接触

筆記試験や選考(回数)の減免

セミナー・説明会参加の免除

早期選考の案内

インターン参加者限定セミナーの案内

エントリー(プレエントリー)の案内

参加後のアプローチや優遇の有無参加後のアプローチや優遇の有無参加後のアプローチや優遇の有無参加後のアプローチや優遇の有無

(%)

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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8

6666.インターンシップの.インターンシップの.インターンシップの.インターンシップの満足状況満足状況満足状況満足状況(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)

インターンシップに参加した満足度を尋ねたところ、「大変満足」が 45.0%と 4 割強、「やや満足」

(41.2%)とあわせると 86.2%と高い数字を示し、満足度は非常に高かった。

この満足度を、参加したプログラム別、参加期間別でクロス集計してみると、満足度が高いプログ

ラムは「実務・実践タイプ」で、55.9%が「大変満足」と回答。「やや満足」をあわせると 87.7%と 8

割に迫る。一方、「講義タイプ」は最も満足度が低く、「大変満足」は 30.1%と約 3割にとどまる。

参加期間別に見ると、大変満足の割合が最も高いのは「2週間程度」(59.7%)。やや満足もあわせる

と、「1 週間程度」のものが 89.2%と最も高い。逆に「半日」を非常に満足と回答したのは 2割台にと

どまり(25.1%)、満足度は低かった。半日程度の極端に短いプログラムは講義タイプが多いことも影

響しているだろう。一方、「3週間以上」「1 カ月以上」は参加者が限られ母数が少ないため参考値とし

て見る必要があるが、期間が長いからと言って満足度も高くなるとは一概に言えないようだ。

このことから、最も満足度の高い組み合わせは「実務・実践タイプ」のプログラムで「2週間程度」

で実施されたものとなる。

55.9

49.5

30.1

47.2

45.0

31.8

39.4

49.4

40.9

41.2

5.9

7.7

11.2

8.0

8.4

5.9

3.1

8.1

3.1

4.7

0.5

0.5

1.2

0.7

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

実務・実践タイプ

プロジェクトタイプ

講義タイプ

見学&体験タイプ

全 体

満足度<プログラム別>満足度<プログラム別>満足度<プログラム別>満足度<プログラム別>

大変満足 やや満足 どちらともいえない やや不満足 大変不満足

44.8

43.5

59.7

54.0

53.6

43.5

25.1

34.5

34.8

27.3

35.2

35.0

43.9

54.6

6.9

8.7

6.5

6.6

9.0

8.7

9.9

13.8

13.0

5.2

3.2

2.3

3.2

9.3

0.0

0.0

1.3

1.0

0.0

0.6

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1カ月以上

3週間以上

2週間程度

1週間程度

2~4日

1日

半日

満足度<参加期間別>満足度<参加期間別>満足度<参加期間別>満足度<参加期間別>

大変満足 やや満足 どちらともいえない やや不満足 大変不満足

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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9

7777.インターンシップ参加企業への就職.インターンシップ参加企業への就職.インターンシップ参加企業への就職.インターンシップ参加企業への就職志望度志望度志望度志望度(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)(プログラム別/期間別)

インターンシップ参加企業への就職志望度についても、同様にクロス集計した。

「この企業に就職したい」と回答した割合はプログラムによる大きな差は見られず、いずれも 4 割

前後。「講義タイプ」は、他のプログラムに比べ満足度の低さが目立ったが、就職志望度は低くなかっ

た。就業体験という面で不満はあっても、業務や業界に関する講義を受け、就職先として興味をもっ

た学生が少なくないと推測できる。逆に「実務・実践タイプ」は、満足度は最も高かったが、「就職し

たくない」が 29.5%と、他のプログラムより多い。実際の業務を行うことで仕事や企業の実情が見え、

判断材料が増えたのだろう。

参加期間別では「1週間程度」が「この企業に就職したい」との回答が最も高く(49.4%)、「1 カ月

以上」が最も低い(24.1%)。「1 カ月以上」は「就職したくない」が半数を超えるが(55.2%)、長期

間のプログラムは「実務・実践タイプ」が多いことも関係あるだろう。適職を探る手がかりとなるこ

とはインターンシップの本来の目的であり、企業・学生双方にとって有益であることは間違いない。

39.5

43.6

39.9

42.6

41.9

20.9

23.1

28.6

25.7

24.8

10.0

8.4

8.4

13.6

9.9

29.5

24.8

23.2

18.2

23.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

実務・実践タイプ

プロジェクトタイプ

講義タイプ

見学&体験タイプ

全 体

インターンシップ後の就職志望度<プログラム別>インターンシップ後の就職志望度<プログラム別>インターンシップ後の就職志望度<プログラム別>インターンシップ後の就職志望度<プログラム別>

この企業に就職したい この業界に就職したい この職種に就きたい この企業(業界、職種)には就職したくない

24.1

34.8

37.7

49.4

43.7

41.2

35.5

17.2

21.7

32.5

22.0

23.6

24.1

29.3

3.4

17.4

7.8

6.8

12.0

10.0

11.5

55.2

26.1

22.1

21.8

20.7

24.7

23.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1カ月以上

3週間以上

2週間程度

1週間程度

2~4日

1日

半日

インターンシップ後の就職志望度<参加期間別>インターンシップ後の就職志望度<参加期間別>インターンシップ後の就職志望度<参加期間別>インターンシップ後の就職志望度<参加期間別>

この企業に就職したい この業界に就職したい この職種に就きたい この企業(業界、職種)には就職したくない

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10

8888.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況.インターンシップ参加企業への就職エントリー状況

参加したインターンシップの「満足度」と「就職エントリーの有無」との関係をクロス集計した。

満足度が高いインターンシップほど、就職活動が始まってからその企業に「エントリーした」とい

う割合が高く、相関関係が表れている。「大変満足」では「エントリーした」が 74.2%と 7割を超えて

おり、満足度の高さがその後の就職エントリーに大きく影響することがうかがえる。逆に満足度の低

い層(やや不満足/大変不満足)では「エントリーするつもりはない」は 59.8%と 6 割近くに達して

いる。

就職エントリー状況を「参加期間」ともクロス集計した。「1 週間程度」が「エントリーした」の割

合が最も高く(66.0%)、「半日」「1 日」「2~4 日間」はともに 6 割強で大きな差は見られない。就職

志望度と同様に、エントリー率も「1 カ月以上」が最も低い(27.6%)。3 ページで見たように、長期

のプログラムは夏季休暇中など比較的早い時期に参加するケースが多いことも、こうした結果と関係

ありそうだ。

34.8

35.0

59.2

74.2

5.4

12.6

13.2

10.0

59.8

52.4

27.6

15.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

やや不満/

大変不満足

どちらともいえない

やや満足

大変満足

就職エントリーの有無就職エントリーの有無就職エントリーの有無就職エントリーの有無××××満足度満足度満足度満足度

エントリーした これからする エントリーするつもりはない

27.6

39.1

48.1

66.0

63.6

63.8

63.7

20.7

30.4

19.5

12.5

10.8

9.2

9.6

51.7

30.4

32.5

21.5

25.7

27.1

26.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1カ月以上

3週間以上

2週間程度

1週間程度

2~4日

1日

半日

就職エントリーの有無就職エントリーの有無就職エントリーの有無就職エントリーの有無××××参加期間参加期間参加期間参加期間

エントリーした これからする エントリーするつもりはない

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9999....インターンシップに参加しやすい時期・期間インターンシップに参加しやすい時期・期間インターンシップに参加しやすい時期・期間インターンシップに参加しやすい時期・期間

インターンシップに参加しやすい時期と期間について、プログラム形式ごとにそれぞれ複数回答で尋

ねた。どの形式でも参加しやすい時期は「大学 3年生の 7~9月」が最も数値が高く、「大学 3年の 1~3

月」がそれに続くという結果だった。大学の長期休暇を利用して参加したい学生が多いことがわかる。

また、「大学 1年」「大学 2年」といった低学年時もそれぞれ 1~2割程度あった。

参加しやすい期間については、「見学&体験タイプ」は「1日」が最も多く、「講義タイプ」は「半日」、

「プロジェクトタイプ」と「実務・実践タイプ」は「1 週間程度」が最も多かった。

11110000....長期長期長期長期実践型の実践型の実践型の実践型の有給インターンシップの経験有給インターンシップの経験有給インターンシップの経験有給インターンシップの経験

インターンシップ先を探す際に「報酬や交通費が支払われること」を重視する人は 2 割余りだったが

(5ページ)、1 カ月以上の長期で有給のインターンシップへの参加経験を尋ねたところ、経験があるのは

僅か 5.4%だった。参加経験のない理由を複数回答で尋ねると、「自分の条件に合うものが見つからなか

った」が 43.8%で最も多く、「有給のインターンシップに興味がなかった」(34.7%)を上回った。有給

であることを重視しないまでも、多くの学生が興味を持って、実際に探した経験を持つことがわかった。

【時期】 (%)

見学&体験

タイプ

講義

タイプ

プロジェクト

タイプ

実務・実践

タイプ

大学1年 12.8 15.7 8.3 11.6

大学2年 23.0 23.0 14.6 18.4

大学3年(修士1年)4月~6月 20.5 26.7 15.5 15.1

大学3年(修士1年)7月~9月 74.8 61.1 77.4 74.8

大学3年(修士1年)10月~12月 39.5 47.4 37.7 27.6

大学3年(修士1年)1月~3月 45.6 53.5 44.6 39.0

あてはまるものはない 2.7 4.7 4.7 7.2

【期間】 (%)

見学&体験

タイプ

講義

タイプ

プロジェクト

タイプ

実務・実践

タイプ

半日 30.6 52.4 14.3 8.3

1日 56.9 65.5 31.8 17.3

2~4日 43.2 20.5 48.2 34.9

1週間程度 32.4 10.2 52.6 52.7

2週間程度 5.7 1.1 14.3 30.9

3週間以上 2.1 0.3 5.3 14.6

1カ月以上 1.2 0.2 4.2 13.7

あてはまるものはない 3.5 4.5 4.8 7.4

5.3

5.9

10.4

34.7

43.8

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

有給インターンシップがあることを知らなかった

(知っていたら参加した)

応募したが選考に落ちた

探し方がわからなかった

有給のインターンシップに興味がなかった

自分の条件に合うものが見つからなかった

長期実践型の有給インターンシップに参加しなかった理由長期実践型の有給インターンシップに参加しなかった理由長期実践型の有給インターンシップに参加しなかった理由長期実践型の有給インターンシップに参加しなかった理由

(%)

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キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート(2016 年 4 月発行)

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■参加した感想(良かった点)■参加した感想(良かった点)■参加した感想(良かった点)■参加した感想(良かった点)

○社員の方と一緒にランチをしながらその企業のことや就活のことを話せた。グループワークしながら最後に社

員の方の前でプレゼンをするという形で大変勉強になった。 <1 日間/9月/見学&体験>

○体験型のインターンシップであったため、実際にプラント設計を考えたり、海外の方と電話で対話したりする

ことで、普段得ることのできないような体験をすることができてよかった。 <1日間/1月/見学&体験>

○業界全体の説明をしていただいたので、業界研究がより深くできた。 <半日/11 月/講義>

○学生の目線と違って、お客の目線に立つ大切さを感じられた。 <2~4日間/12 月/講義>

○実際のシステム開発の現場を見ることができ、仕事を少し具体的にイメージできるようになった。

<2週間程度/8月/プロジェクト>

○文理混合であったため、普段関わることのない文系の人ともグループワークができたこと。就職活動が始まる

前に、意識の高い学生たちと意見交換ができたこと。幅広い分野の学生のそれぞれの研究の話が聞けたこと。

<2~4日間/1月/プロジェクト>

○新規事業立案のグループワークにおいて、進める手順を企業側がしっかりと導いてくれ、またフィードバック

を受ける機会が多くあったことで、より良い提案を追求できた。 <1 週間程度/2月/プロジェクト>

○実際の業務を行うことで業界研究にとても役に立った。また、職場でのインターンであったので、雰囲気がと

てもよくわかった。 <1 週間程度/9月/実務・実践>

○3週間を通して、企画力・プレゼンテーション能力が培われました。またその企業の人と仲良くなり、就活の相

談をできたりしているので、とてもいい経験・モノを得られました。 <3 週間以上/9月/実務・実践>

○2週間しっかりと業務に携われたこと。寮で生活させていただけたので、実際の社員さんと同じ生活を経験する

ことができたこと。 <2 週間程度/2月/実務・実践>

■参加した感想(不満に思った点)■参加した感想(不満に思った点)■参加した感想(不満に思った点)■参加した感想(不満に思った点)

○社員の方との懇談があまり活発ではなく終わり、かつ時間も非常に短かった。

<2~4日間/12 月/見学&体験>

○内容はグループディスカッションであったが、別にグループディスカッションがしたくて応募したわけではな

い。 <1 日間/1月/見学&体験>

○インターンシップではなく、会社説明会。 <半日/10 月/講義>

○人事の方に好印象を持てなかった。ゆとり世代の問題点をスライドでずらっと挙げ連ねられ、内心ドン引きし

てしまった。 <1 日間/7月/講義>

○次のインターンへの選考があり、インターンというよりは選考だった。グループワークがあり、あまり業界や

会社のことはわからなかった。 <半日/11 月/講義>

○社員のコミット具合が中途半端で、ほぼ丸投げ状態だった。そのうえで、学生のことをしっかり見ているわけ

でもなかったので、何が目的なのかわからなかった。 <3 週間以上/9月/プロジェクト>

○プレゼンについての説明があまりに少なかったため、最終日近くに会社を出た後カフェや自宅にプロジェクト

を持ち帰るのが大変でした。学業にも支障が出ました。 <2~4日間/10 月/プロジェクト>

○グループワークの成果物を発表した後のフィードバックが非常に弱く、がっかりした。良かったポイントを言

ってくれるのは有り難いが、改善すべき点を指摘してもらわないと伸びないと思ったため。

<1日間/12 月/プロジェクト>

○実務実践型は時給の出ないバイト感覚で、自身の成長には繋がりにくい。 <1週間程度/8月/実務・実践>

○カリキュラムがしっかり組まれていたわけではなかったので、急遽内容が変わり分析研究にあまり関われなか

った。 <2 週間程度/8月/実務・実践>

○時間にルーズなところを見て、残業の多い会社なのかな、と感じたのは正直なところです。

<1週間程度/1月/実務・実践>