Oil/Air Lubrication System for Industrial Equipment

CAT.NO.YA002JA-0DS

産業機械設備用 オイルエア潤滑システム

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潤滑改善で設備保全をサポートJTEKT は 1990 年より鉄鋼設備用オイルエア潤滑システムの開発を開始。軸受、オイルシールの総合メーカーとして培ってきた経験を生かし、連続鋳造設備、熱間・冷間圧延設備等の各鉄鋼設備に最適なオイルエア潤滑システムを提供しています。（2017 年現在の採用実績：45件）

オイル潤滑システム_CS5.indd 2オイル潤滑システム_CS5.indd 2 2018/04/26 18:59:302018/04/26 18:59:30

過酷な環境下で摩耗・損傷を大幅に改善１

● 小径配管内で油滴状の油を圧縮エアで搬送● 最終潤滑点へは油滴状の油と共に圧縮（高圧）エアが供給されるため、　高い密封性が確保されます。

● 軸受箱内正圧化による高い密封性確保● 高粘度油・極圧油の適用による高い潤滑性能

設備保全改善2● 最少油量での潤滑による運転コスト改善● オイル回収による設備周辺環境改善

容易な適用性● 小径配管の適用による容易な配管設計● 少数給油から多点給油まで幅広いシステム設計

3

オイルエア潤滑システムの特長

オイルエア潤滑システムとは

オイルエア潤滑の原理

02

オイル潤滑システム_CS5.indd 3オイル潤滑システム_CS5.indd 3 2018/04/26 19:00:082018/04/26 19:00:08

ミキシング装置

メインユニット

ミキシング装置

ミキシング装置

オイルエア

オイルエアディストリビュータ

ドライエア

オイル エア

軸受箱

オイルエアディストリビュータ

オイルエア潤滑システムの基本レイアウト

非定量分配型

機能

特長

ミキシング以後のオイルエアの多岐分配

定量配分→1～6配分（連続鋳造設備等に適用）非定量配分→1:1～1: 8（圧延設備等に適用）

メインユニット 機能

特長

［ポンプユニット］　● ミキシング装置へのオイル供給　● オイル系統の各監視機能［エアユニット］　● ミキシング装置へのエア供給　● エア系統の各監視機能

［ポンプユニット］　● 高粘度油対応→～ISOVG680　● 異常発生時の自動復旧機能 　→ 予備ポンプへの自動切り替え他［エアユニット］　● 広範囲の一次側圧力に対応 　→ 0.3MPa 以上適用可　● エアドライヤ対応（オプション）

機能

特長

● オイルの定量分配● オイルとエアの混合（オイルエア生成）

● オイルエア配管の監視機能（オプション） →漏れと詰まりの 2面監視機能● 目視確認用オイルサイト（透明チューブ） →オイルエアの流れを目視で確認

制御装置機能

特長

● 各オイルエア機器の運転制御● 運転状態のモニタリング● インターフェースへの信号送受信

● 初期給油量調整機能 →初期に必要な油の供給を自動で行ない、　　供給量は調整が可能● 復旧手段の表示 →故障が発生した場合、操作画面に故障形態に応じた　 復旧手段を表示

ポンプユニット

エアユニット

制御装置

回収タンクユニット

0403

定量分配型：縦×横×奥行き　　　　　　（50mm×126mm×65mm）

1本の配管で多列軸受、シールへ供給可能

オイルエア給油口

オイルエアディストリビュータ（当社開発品）

非定量分配型

JTEKTのオイルエア潤滑システムは基本的に次に示す機器より構成されています。

オイルエア潤滑システムの構成機器

オイル潤滑システム_CS5.indd 4-5オイル潤滑システム_CS5.indd 4-5 2018/05/02 11:40:232018/05/02 11:40:23

① 自動調心ころ軸受特有の摩耗を大幅に低減② 摩耗、剥離、さびの要因による軸受交換数を削減③ 軸受寿命が延び、突発事故の発生を削減④ メンテナンス時の軸受洗浄工数を削減

【グリース潤滑との比較】●軸受摩耗量比較

推奨給油条件 配管仕様

グリース

セグメント交換周期延長 ランニングコスト

オイル供給量Qo

オイル排出方式

エア供給量Qa

Qo＝2cm3/h（ただし二分割軸受は 4cm3/h）

●シールアウト方式（オイルとエアをシールから開放）●オイル回収方式（回収配管を設けて回収タンクへオイル回収）

Qa＝15L/min

約1.5倍以上 オイルエア

グリース

オイルエア

約35μmの摩耗約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約約33333333333333333333355555555555555μμμμμμμμμμμmmmmmmmmの摩の摩の摩の摩の摩の摩の摩の摩摩の摩の摩の摩の摩の摩摩摩摩耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗耗

使用期間約 1年40

30

20

10

-0

-10

-20

-30

-40

40

30

20

10

-0

-10

-20

-30

-4064　 66　 68　 70　 72　 74　 76　 78　 80　 82　 84　 86　 88　 90　 92　 94　 96　 98　 100 102 104

mm

摩耗なし

使用期間約 1年40

30

20

10

-0

-10

-20

-30

-40

40

30

20

10

-0

-10

-20

-30

-4064　 66　 68　 70　 72　 74　 76　 78　 80　 82　 84　 86　 88　 90　 92　 94　 96　 98　 100 102 104

mm

自動調心ころ軸受および調心輪付き円筒ころ軸受とも、軌道摩耗はオイルエア潤滑とすることで大きく改善します。

自動調心ころ軸受

オイルエア

グリース

調心輪付きころ軸受

20

10

0

-10

-20

0mm 25.0

使用期間約 6ヶ月

約10μmの摩耗

20

10

0

-10

-20

0mm 25.0

使用期間約 1年

摩耗なし

オイルエアディストリビュータ

エアオイル

メインユニット回収タンクユニット オイルエア潤滑装置構成例

連続鋳造設備用 基本レイアウト

搬送流体

オイル配管①エア配管②オイルエア配管③回収配管④

オイル

エア

オイルエア

オイルエア

個別対応※1

個別対応※1 個別対応※1SGPW

推奨材質サイズ 総長さ 高低差H

H

搬送流体 推奨材質サイズ 総長さ 高低差H

ミキシング装置オイルエア

軸受箱

ドライエア

エアユニット

ポンプユニット

制御装置

①②

③

③

③

④

0605

特　長

オイルエア潤滑システムの適用（連続鋳造設備）

約15%DOWN

制限なし制限なしSUS

※1　設備毎に詳細検討が必要ですので、JTEKT にご相談ください。

オイル潤滑システム_CS5.indd 6-7オイル潤滑システム_CS5.indd 6-7 2018/05/02 11:41:312018/05/02 11:41:31

オイルエア潤滑システムの適用（圧延設備）

① 小径配管の適用による容易な配管設計② ランニングコスト削減（オイルミストの1/3）③ 高粘度油、極圧油の適用による高い潤滑性能

【圧延設備各種潤滑比較（R～F7ST例）】

オイルエア潤滑

設備規模配管サイズ

軸受内部圧力

潤滑剤消費量消費量 1

使用油種

オイルミスト潤滑 強制循環給油

中型タンク

大型タンク

・ユニット1台で対応可・小径配管で方向制約なし

・各スタンド毎にユニットが必要・配管の方向は下り勾配

・ユニットが大型となる・大径配管となる

・高粘度油（VG680）使用可・極圧油。合成油使用可

約 30kPa 約 5kPa 内圧は 0kPa

消費量 3 消費量 2

小型 小型 小型

・ミスト油に限定 ・VG220～460

オイルミスト潤滑 強制循環給油

推奨給油条件

オイル供給量Qo

オイル排出方式

エア供給量Qa

1) 水平軸の場合　　 Qo: 供給油量、cm3/h　 Qo＝0.085dR/A 　d : 軸受内径、mm2 ) 垂直軸の場合　　 R : 軸受列数　　 Qo＝0.17dR/A 　A : 速度計数（＝5～10）

●シールアウト方式（オイルとエアをシールから開放）●オイル回収方式（回収配管を設けて回収タンクへオイル回収）

Qa＝100～120L/min（多列軸受）Qa＝40L/min（1軸受）

圧延機用 基本レイアウト

圧延補機（単列軸受または複列軸受）

オイルエア給油口

オイルエアディストリビュータ（当社開発品）

①②

③

④

①②

回収タンクユニット

③

④

エア

オイル

メインユニット

回収タンクユニット

ミキシング装置オイルエア

ドライエア

エアユニット

ポンプユニット

制御装置

エア

オイル

メインユニット

ミキシング装置オイルエア

ドライエア

エアユニット

ポンプユニット

制御装置

軸受箱

0807

特　長

高 低

配管仕様搬送流体

オイル配管①エア配管②オイルエア配管③回収配管④

オイル

エア

オイルエア

オイルエア

個別対応※1

個別対応※1 個別対応※1SGPW

推奨材質サイズ 総長さ 高低差H

H

搬送流体 推奨材質サイズ 総長さ 高低差H

制限なし制限なしSUS

※1 設備毎に詳細検討が必要ですので、JTEKTにご相談ください。

オイル潤滑システム_CS5.indd 8-9オイル潤滑システム_CS5.indd 8-9 2018/05/02 11:41:432018/05/02 11:41:43

オイルエア見積条件

使用機械名

　　使用箇所

給油対象　

　　軸受数量

　　スタンドの配置

　　各スタンドあたりの軸受数量

　　予備スタンド数量

軸受仕様

　　サイズ（または呼び番号）　

　　荷重（kN）

　　回転速度（min－1）

　　軸受箱の周囲環境　

機器仕様

　　

　　

　　周囲温度（℃）

　　設置場所環境（屋内、屋外）

　　設置場所環境（防爆構造）

電源仕様　

　　１次電源

　　制御電源

　　電磁弁電源

　　センサー電源

その他　

　　ドライエア供給の有無

　　現地工事の必要の有無

　　オイル回収の必要の有無

　　使用国名

○

○

　

○

○

○

○

　

○

△

○

△

　

○

○

△

○

○

　

○

○

○

○

　

○

○

○

○

オイルタンクの容量（L）またはオイル補給間隔（日数）

オイルエアディストリビュータの必要の有無

項　　目 必要度 内　　容 備　　考

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑭

⑮

⑯

⑰

⑱

⑲

⑳

㉑

⑨

⑩

⑪

⑫

⑬

常用　　　　　　最大

最小　　　　　　最大

　

　

　

　

　

※１

※１

　

連続鋳造設備の場合 :△

連続鋳造設備の場合 :△

水、水蒸気など

　

　

　

記載ない場合は屋内

※２

　

※３

※３

　

　

250L　500L　1000L　2000L

その他（オイル補給間隔：　　　日以上）

有 無

有 無

有 無

有 無

屋内 屋外

非防爆

ＡＣ　　　Ｖ　　　Ｈｚ

ＡＣ　　　Ｖ　　　ＤＣ　　　Ｖ

ＡＣ　　　Ｖ　　　ＤＣ　　　Ｖ

ＤＣ２４Ｖ　　　その他：

有効容量はタンク容量の約60％程度となります。

○：必須項目、△：必要な場合記入ください。※１ 連続鋳造設備の場合は各セグメント当りの軸受数量。※２ 基本は非防爆仕様です。防爆仕様ご要望の場合は別途問合せください。※３ 基本的にはお客様の手配となります。

09

オイル潤滑システム_CS5.indd 10オイル潤滑システム_CS5.indd 10 2018/04/26 19:02:542018/04/26 19:02:54

CAT.NO.YA002JA-0DSPrinted in Japan ’18.05-5BDS（’17.03）

☆本カタログの記載内容は、改良等のため予告なしに変更する場合があります。なお、内容の正確さには万全の注意を払っておりますが、万が一誤記・脱漏・製本上の落丁等による損害は責任を負いかねます。 無断転載を禁ず

＜鉄鋼設備用関連商品＞

東日本支社 Tel:03-3572-5102 〒104-0061 東 京 都 中 央 区 銀 座 7 丁 目 1 1 番 1 5 号北海道営業所 Tel :011-785-2100 〒065-0023 北 海 道 札 幌 市 東 区 北 2 3 条 東 2 3 - 4 - 2 3東北営業所 Tel:022-212-6550 〒980-0811 宮 城 県 仙 台 市 青 葉 区 一 番 町 2 丁 目 8 番 1 5 号水戸営業所 Tel:029-300-3006 〒310-0803 茨 城 県 水 戸 市 城 南 2 丁 目 1 - 2 0千葉営業所 Tel:043-245-2877 〒260-0028 千 葉 市 中 央 区 新 町 3 丁 目 1 3 番 地神奈川営業所 Tel :046-297-7310 〒243-0018 神 奈 川 県 厚 木 市 中 町 4 - 9 - 1 8新潟営業所 Tel:025-245-8581 〒950-0983 新 潟 県 新 潟 市 中 央 区 神 道 寺 2 - 2 - 2 7鹿島事務所 Tel:0299-82-5080 〒314-0016 茨 城 県 鹿 嶋 市 国 末 1 5 2 3 - 2君津事務所 Tel:0439-52-0686 〒299-1147 千 葉 県 君 津 市 人 見 1 6 6 1 番 地 1 号中日本支社 （名古屋） Tel:052-331-7431 〒450-0003 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 南 5 丁 目 1 番 7 号 （浜松） Tel:053-460-8181 〒435-0016 静 岡 県 浜 松 市 東 区 和 田 町 5 6 1 番 地 の 2北陸営業所 Tel:076-224-5960 〒920-0025 石 川 県 金 沢 市 駅 西 本 町 3 丁 目 7 番 1 3 号関 西 支 社 Tel:06-6245-4009 〒542-8502 大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号京滋営業所 Tel:077-526-8861 〒520-0047 滋 賀 県 大 津 市 浜 大 津 1 - 2 - 2 2神戸営業所 Tel:078-251-8451 〒651-0088 兵 庫 県 神 戸 市 中 央 区 小 野 柄 通 7 丁 目１番１号岡山営業所 Tel:086-444-3071 〒712-8011 岡 山 県 倉 敷 市 連 島 町 連 島 6 3 番 地四国営業所 Tel:087-815-3410 〒761-8075 香 川 県 高 松 市 多 肥 下 町 1 5 1 6 番 地 2西日本九州支社 （広島） Tel:082-282-4186 〒734-0023 広 島 市 南 区 東 雲 本 町 2 丁 目 2 1 番 2 2 号 （九州） Tel:093-951-6551 〒802-0064 福 岡 県 北 九 州 市 小 倉 北 区 片 野 3 丁 目 3 番 1 5 号福山事務所 Tel:084-922-2649 〒721-0965 広 島 県 福 山 市 王 子 町 2 丁 目 1 3 番 8 号徳山事務所 Tel:0833-74-0680 〒743-0063 山 口 県 光 市 島 田 2 丁 目 2 4 番 1 号大分事務所 Tel:097-558-0121 〒870-0138 大 分 県 大 分 市 原 川 1 丁 目 2 番 1 0 号

名古屋本社 Tel: 052-527-1900 Fax: 052-527-1911 〒450-8515 名古屋市中村区名駅4丁目7番1号（ミッドランドスクエア15階）大阪本社 Tel: 06-6271-8451 Fax: 06-6245-3712 〒542-8502 大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号営業本部 Tel: 06-6245-6087 Fax: 06-6244-9007 〒542-8502 大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号

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