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知財戦略を踏まえた新規事業開発実践事業 ~あなたの会社でベンチャーを興そう~ 【事業紹介】
1.事業の目的とコンセプト
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事業全体のテーマ・コンセプト
1.1 事業の目的
<中部地域の経済動向と課題>
既存事業のみの事業展開に対する危機感
自動車業界を中心とした安定した産業構造
中小企業が現在持つ技術面等の「強み」を活かしつつ、新規事業を産み出すためのプロセスを体系的かつ実践的にハンズオン支援を通じて定着させ、事業として成果に繋げるとともに、適切な知財戦略をとることで特許で優位性を持った新規事業を企業の中に立ち上げる。
<本事業の目的>
知財戦略を踏まえた 新規事業の創出
知財戦略
レクチャー
メンタリング
中部経済は、自動車産業を核に他地域と比べて安定した産業構造であり、優良な企業が多数存在していることに特徴がある。 一方で、次世代自動車への転換の流れがある中で、「下請け」を行う中小企業を中心に、既存事業のみの事業展開に対する危機感が高まっている。 中小企業が現在保有する高い技術を確保するため、知財戦略を事業戦略の中に位置づけたビジネスモデルを構築し、成果を残すことが、当地域が持続的に発展していくために重要であるが、中小企業では限られたメンバーが手探りで試行錯誤しつつ、新規事業に挑戦しているのが現状であり、中小企業のイノベーションを活性化させるためには、より効果的・効率的な新規事業に取り組むことができるような側面支援が必要であると考えられる。
新規事業の事業化の基盤としての起業家精神の醸成
<事業全体のテーマ・コンセプト> 本事業では、選定されたプログラム参加企業のビジネスプランについて、仮説構築と仮説検証のサイクルを繰り返すことで、事業化に近づけることを基本コンセプトとしています。また、新規事業に取り組むにあたっての困難に立ち向かうための基盤である起業家精神の醸成が重要です。
本事業を通じて、本事業で取り組む新規事業の事業化に留まらず、プログラム参加企業内に新規事業を継続的に産み出すための仕組みを構築すべく事業を実施しました。
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事業全体のテーマ・コンセプト
1.2 事業のコンセプト
仮説 検証
仮説 構築
市場セグメント明確化
ミッション・ビジョンの明確化
製品・価格戦略
ターゲットの選定と行動計画
KPI(*)管理
ベストプラクティスの共有
顧客情報の整備・活用
ユーザーテストの実施
レクチャー、個別メンタリングによるハンズオン支援
新規事業の事業化
* KPI : Key Performance Indicator(重要業績評価指標)
etc. etc.
適切な知財戦略による優位性の確保
2.プログラムの内容
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知財戦略を踏まえた新規事業開発実践プログラムの実施(前期)
<プログラムの基本構成(年度前期)>
2.1 事業の内容(前期)
知財戦略を踏まえた新規事業開発実践プログラム(以下、「本プログラム」という。)は、大きく2つ、「レクチャー」と「個別メンタリング」に分類され、それぞれ弊法人メンバー及び外部の弁理士がハンズオンで支援しました。選定されたプログラム参加企業は、参加型・実践型要素を取り込んだレクチャーを通じて新規事業の創出を行うための基礎理論・応用理論の定着を図り、個別メンタリングを通じて個々のビジネスプランの仮説検証を繰り返すことで事業化につなげていきました。また、知財に係る調査・分析、権利取得等についても事業計画に織り込んでアクションプランを策定しました。その集大成として、レクチャーの最終回において成果発表会を行いました。レクチャーと個別メンタリングを交互に行うことで知識の定着と個社の実務への落としこみを効果的に進めていきました。
レクチャー・個別メンタリングとも各回半日(3時間)程度で実施し、4回のレクチャー(成果発表会)については、名古屋・金沢の2箇所で実施しました。これは、日常業務に支障の出ない形でプログラム参加者が集中して聞ける時間であること、個別メンタリングについては月1回程度の頻度で継続的により多くの回数実施してPDCAサイクルを繰り返すために、このような時間設定がベストであると考えました。
平成28年8~9月 平成28年9~10月 平成28年10~11月 平成28年12月
レクチャー
個別メンタリング
プログラム 参加企業内での取
り組み
発表会
選定した2社については、年度
後期に進み、その他の企業は事業終了後も継続的に取り組んでいます。
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知財戦略を踏まえた新規事業開発実践プログラムの実施
2.1 事業の内容(前期)
<個別メンタリングの内容(年度前期)> 個別メンタリングでは、各プログラム参加者の状況を踏まえて、実施計画を立案・実行することで、個々のビジネスプランの仮説検証を効率的・効果的に行い、具体的事業化につなげていくことを目指しました。 個別メンタリングは、参加者の状況や目的に応じて、各参加企業とメンターが日程調整を行い、個別に開催しました。 具体的なプログラムは以下のとおりです。個別メンタリング開催日以外にも、電話・メール等によるタイムリーな相談対応を行いました。
回数 テーマ 具体的実施内容
第1回 実施計画の立案 メンターがビジネスプランの詳細をヒアリングし、理解した上で、参加者と共に本事業の実施期間にわたる実施計画を立案しました。
第2回 仮説検証結果の検討と次回までの仮説検証計画の立案 ビジネスモデル及び事業計画の ブラッシュアップ
メンターが仮説検証結果を検討した上で、参加者が実施する事項に関して助言・指導しました。 また、仮説検証を通じてビジネスモデル及び事業計画のブラッシュアップを行い、参加者が作成する事業計画書について助言・指導を行いました。
第3回 ビジネスモデル及び事業計画の ブラッシュアップ 成果発表会プレゼンに向けての ブラッシュアップ
引き続きビジネスモデル及び事業計画のブラッシュアップを行い、これまでの実施結果を総括した上で、参加者が作成した成果発表会プレゼン資料及びプレゼン技法について助言・指導し、成果発表会当日に備えました。
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知財戦略を踏まえた新規事業開発実践プログラムの実施
<プログラムの基本構成(年度後期)>
2.2 事業の内容(後期)
年度後半では、年度前期を通じて、短期に新規事業開発が見込めるビジネスプランと事業化のためのアクションプランが作成できた企業を2社を選定し、引き続き事業化に向けて個別メンタリングを実施するとともに、弁理士による知財に係る調査・分析を行いました。 知財に係る調査分析では、「J PLAT PAT」等を用いた先行特許の調査や、パテントマップの活用を通じて本格的な特許取得に向けた活動に実際に取り組みました。
平成29年1月 平成29年2月 平成29年3月
知財に関する 調査・分析
個別メンタリング
プログラム 参加企業内での
取り組み
調査・分析
事業終了後も継続的に 取り組む。
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知財戦略を踏まえた新規事業開発実践プログラムの実施
2.2 事業の内容(後期)
<個別メンタリング及び知財に係る調査・分析の内容(年度後期)> 年度後半では、年度前期を通じて、短期に新規事業開発が見込めるビジネスプランと事業化のためのアクションプランが作成できた企業を2社選定し、引き続き事業化に向けて個別メンタリングを実施するとともに、弁理士による知財に係る調査・分析を行いました。 具体的なプログラムは以下のとおりです。個別メンタリング開催日以外にも、電話・メール等によるタイムリーな相談対応を行いました。
テーマ 具体的実施内容
メンタリング
仮説検証結果の検討と次回までの仮説検証計画の立案 ビジネスモデル及び事業計画の ブラッシュアップ
メンターが仮説検証結果を検討した上で、参加者が実施する事項に関して助言・指導しました。 また、仮説検証を通じてビジネスモデル及び事業計画のブラッシュアップを行い、参加者が作成する事業計画書について助言・指導を行いました。
調査・分析
知財に関する調査・分析 弁理士による「J PLAT PAT」等を用いた先行特許の調査や、パテントマップの活用を通じて本格的な特許取得に向けた活動に実際に取り組みました。 また、実際に参加企業への訪問を行い、調査・分析を踏まえたより具体的なアドバイスを実施しました。
3.前期プログラム
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前期プログラムの実施とその内容
前期プログラムの実施内容
レクチャー
事業の推進
メンタリング
成
果
発
表
会
個別メンタリングでは、各プログラム参加者の状況を踏まえて、実施計画を立案・実行することで、個々のビジネスプランの仮説検証を効率的・効果的に行い、事業化につなげました。 レクチャーでは、講義だけでなく演習・発表の形式による参加・体験型の要素を多く入れ、より知識の定着を図ると共に、自社が取り組む新規事業へ具体的に適用することを目指しました。 その結果、現実的な事業計画書の作成及び効率的な仮説検証を習得することができました。
ベンチャーを興すためのビジョン構築では、①原体験の探索と②原体験のストーリー化にチャレンジ!
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「あなたの会社でベンチャーを興すためのビジョン構築」で活用したスライドの抜粋
「Value Proposition Canvas」を活用して、新規ビジネスの顧客・提供価値をブラッシュ・アップ!
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「(テーマ1)顧客・提供価値の創造」で活用したスライドの抜粋
「Business Model Canvas」を活用して、新規ビジネスのビジネスモデル全体をブラッシュ・アップ!
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「(テーマ2)ビジネスモデル設計」で活用したスライドの抜粋
知財を知り、「知財戦略」の重要性を認識! 「よい知的財産権」を取得するためのポイントを理解!
「知財戦略」および「よい知的財産権」を取得するためのポイントを説明する際に使用したスライド
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「事業計画立案レクチャー」では事業計画書のエッセンスを習得!
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「事業計画立案レクチャー」で活用したスライドの抜粋
ワークショップで実際に事業計画書を作成!
実際に作成してもらった事業計画書フォーマット
4.参加企業の紹介(前期プログラム参加)
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北川ダイヤモンド工業株式会社 会社紹介 – Another Diamond –
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代表者プロフィール
取締役プロフィール
項目 内容 会社名 北川ダイヤモンド工業株式会社 設立 1954年 所在地 (本社工場)名古屋市中区上前津
(中国工場)中国遼寧省大連市 資本金 5000万円
事業内容 URL
ダイヤモンド工具製造・販売 http://www.kitagawa-dia.co.jp/
新規事業 工業用ダイヤモンドを宝飾向けに! ~ダイヤモンドの研磨技術を活用~ 〔事業紹介〕 工業向けなど宝飾向けとされてこなかったダイヤモンドを研磨・カスタマイズし宝飾用ダイヤとして販売する。
氏名:北川正樹 経歴:昭和29年生 岡山県出
身。
名古屋工業大学卒 本田技研工業を経て北川ダイヤモンド工業入社 。1999年より代表取締役(2代目)。
氏名:北川大輔 経歴:昭和57年生 愛知県
出身。
北海道大学卒 POSCO(韓国製鉄会社)を経て北川ダイヤモンド工業入社(3代目)。
採掘されたダイヤモンドのうち、 宝飾向けとして表舞台にでるのは そのうちの約20%です。80%は工業向けなどの用途に使われます。 しかし、ダイヤモンドは個性をもち、磨けばそれぞれ個性的な輝きを放ちます。
「Another Diamond(仮称)」 これまで表舞台にでることがなかった もうひとつのダイヤモンド
ダイヤモンドと向き合い60年。
これまで培った確かな技術と経験により、 それぞれのダイヤモンドの個性を最大限引き出し、
その多様性を広めていきます。
北川ダイヤモンド工業株式会社
1954年創業 愛知・名古屋 工業用ダイヤモンド工具メーカー
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【新規事業概要】 工業用ダイヤモンドを宝飾向けに! ~ダイヤモンドの研磨技術を活用~
株式会社ティモンズ TMNS.c.s.c 会社紹介 –Project-G –
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代表者プロフィール
チームメンバープロフィール
項目 内容 会社名 株式会社ティモンズ TMNS.c.s.c 設立 2004年1月6日
(2003年4月1日創業) 所在地 ●第1工場
愛知県半田市住吉町2-150 C棟 ●第2工場 愛知県半田市乙川一色町85 ●第3工場・オフィス 愛知県半田市住吉町2-150 E棟
資本金 300万円 事業内容
URL
・自動車生産設備の設計製作 ・航空宇宙関連部品、ロボット関連部品の製造 ・製品開発・試作品の設計製作 http://www.tmns.co.jp/
新規事業 「健康機器で世の中のガンバリ屋さんを元気できれいにしたい」 〔事業紹介〕 ウェアラブル端末機を利用し、ネット経由でのセルフケアを提案、健康機器を販売する。
氏名:河合 尚之(かわい なおゆき) 経歴:自動車部品、生産設備の設計・製作を行っていた企業を、32歳で退社し、同年、現(株)ティモンズを創業。
大手自動車会社と直接取引はするものの、当社はいわゆる下請け企業である。そこで、第2の柱として新たな自社商品販売事業が必要と判断し、当社の保有している技術を生かした商品を開発し、価格競争で他社と勝負するのではなく、顧客価値で競争が出来る新規事業開発を目指す。
氏名:澤田 尚美(さわだ なおみ) 経歴:異業種からの転職で、当社設立時の第1号社員であり、総務部に所属する。 下請けではなくメーカーになりたい、との強い思いから新規開発事業に参加。女性目線での意見、アイデア等を出し、開発に携わる。本事業では、開発、経理、受発注管理等を担当。
氏名:スタッフ_A子 経歴:入社間もないが、ITに精通しており、今回の事業ではIT関連を担当。 女性であれば、誰もが健康できれいでありたい、と願うことです。そんな思いを叶えようと日々開発業務に携わってきました。本事業では、アプリ開発、サイト運営などIT関連を担当。
アルファ株式会社 会社紹介 -プラントエンジニアリングにより、顧客企業のお悩みをズバリ解決する企業-
代表者プロフィール 項目 内容
会社名 アルファ株式会社
設立 創業:平成13年4月 設立:平成15年1月
所在地 愛知県春日井市白山町六丁目6-8
資本金 2万円 事業内容
URL 粉体機器の設計、製作、施工 http://alpha-kabu.main.jp/
新規事業 プラズマ処理技術を世の中に普及! ~プラズマ処理試験機・プラズマミルの製造・販売~ 〔事業紹介〕 個体表面プラズマ処理技術を、粉体処理に応用。素材として粉体を使用している産業へ販売します。
氏名:堀 富士夫 経歴:平成2年に大手粉体機器メーカーに入社。 粉体機器の製造やプラント設計、営業を経験。平成13年3月に大手粉体機器メーカーを退職。 これまでの粉体機器の技術や経験を活かして、粉体機器の設計・製作・施工を手掛ける事業を起業 会社理念:営業担当者が仕様を聞き、設計、製作、試運転、納入、検収、集金までを一貫して行うことでユーザに喜ばれるものづくりが行え、担当者自身が仕事に対しての達成感を味わえる企業を目指す。
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プラズマ処理試験機の機能
機能 ●各種素材の、粉体(無機物・有機物・金属)、プレート、フィルム(樹脂・金属・セラミックス等)の、大気圧放電プラズマ照射による、プラズマ処理効果の検証を、僅少な試料と簡単な操作で評価できます。
●プラズマ処理による効果の評価は、水滴の接触角で評価を行います。液滴法の接触角測定の、JISぬれ張力試験法のぬれ張力試験用混合液等で検証できます。
処理前 処理後
プラズマミル(卓上タイプ)の機能
機能 ●プラズマミルは、粉粒体・液体等の素材に対して、大気圧希ガス大気圧バリア放電による、強力なプラズマを用いた、プラズマ連続処理が行えるシステムです。
● 真空装置を必要としないため、イニシャルコストとランニングコストの低コスト化が図れます。
● プロセスプラズマは、通常の粉体処理と同様の操作でプラズマ処理が行えるので、プラズマ処理の応用範囲が広がります。
【新規事業概要】 プラズマ処理試験機・プラズマミルの製造・販売
全景株式会社 会社紹介 -ZENKEI VRを活用した「見せる化」- 代表者プロフィール 項目 内容
会社名 全景株式会社 (ZENKEI Corporation)
設立 1995年4月 所在地 〒920-0047
石川県金沢市大豆田本町甲48-1
資本金 1億円 事業内容
URL 全方位や超広角画像を用いた画像処理技術と空間情報構築技術、及び、意味生成技術の研究開発。空間映像アプリ開発環境、及び、関連サービスの開発・販売します。 https://www.zenkei.com/
新規事業 「ZENKEI 360」で「見せる化」を実現 〔事業紹介〕 「ZENKEI 360」を使用したパノラマVRコンテンツを提供します。
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氏名:荒井 芳仁 経歴:東京の大手エレクトロニクス商社に勤務。エレクトロニクス製品の設計デザインなどの技術系分野でOEM・
ODMプロダクトのプロジェクト推進管理と営業を担当。デジタルハリウッドの第1期生として学び、CGやオーサリングなどのデジタルコンテンツ作成のスキルを習得。 2000年に実写の全景映像を用いて誰でも簡単に3次元空間表現ができる手法を開発。ベンチャー活動を開始。
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機能
1.建築現場や工事現場・工場・店舗など、あらゆる場
所をタブレットやスマホからTHETAを操作して360°
の空間撮影が簡単にできます。
2. 360°画像の上にダイレクトにその場で手書きや
音声でメモを書き加えることができます。
3.オンプレミスでもオフラインでもOK。様々なシチュ
エーションで利用可能な新しい空間情報管理アプリで
す。
ZENKEI Facility Manager 見せる化(仮)
地鎮祭から引き渡しまで、建築過程を、現場に居る大工さんなど、スマホやタブレットを使って360°パノラマ写真を撮影し、クラウドサービスにアップロード。施工主はスマホやPCで専用のURLにアクセスすることで建築の様子がいつでも閲覧できます。
【新規事業概要】
5.後期プログラム
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後期プログラムの実施とその内容
後期プログラムの実施内容
知財に関する 分析・調査
メンタリング・相談対応
事業の推進
新規事業開発が見込めるビジネスプランと事業化のためのアクションプランが作成できた企業を2社選定し、引き続き事業化に
向けて個別メンタリングを実施するとともに、弁理士による知財に係る調査・分析を実施しました。 個別メンタリングのほか、電話・メール等によるタイムリーな相談対応を行いました。 その結果、後期プログラムに進んだ2社については、事業とし
てスタートを切ることができました。
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後期プログラムの具体的内容
後期プログラムでは、実際に事業が立ち上がる段階に到達
実施者 テーマ 具体的実施内容
個別メンタリング
ディスカッション
メンター
仮説検証結果の検討と次回までの仮説検証計画の立案 ビジネスモデル及び事業計画のブラッシュアップ
メンターが仮説検証結果を検討し、事業計画の進捗と内容に関して助言・指導を行いました。 また、実際の新規事業において用いられる資料等を閲覧し、事業計画をすすめるうえでの問題点等について、ディスカッションを実施しました。 さらに、弊法人のネットワークを活用して、選定企業と事業会社等と、マッチングを実施しました。
メール、電話
調査・分析
ディスカッション 弁理士 知財に関する調査・分析
弁理士により、「J PLAT PAT」等を用いた①先行技術の調査や②既存の特許調査を行いました。また、現在申請中の特許申請書も閲覧しました。 その上で、新規事業における知財視点の課題を抽出し、選定企業とディスカッションを実施しました。 また、実際の新規事業において用いられる契約書等を閲覧し、知財戦略の観点から改善提案を行い、契約書のひな型を提示しました。
6.参加企業の紹介(前期・後期プログラム参加)
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株式会社東洋発酵 会社紹介 –発酵で美と健康を創造する–
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代表者プロフィール
チームメンバープロフィール
項目 内容
会社名 株式会社東洋発酵 設立 昭和61年3月31日 所在地 愛知県大府市吉川町一丁目39番地1 資本金 9081万円 事業内容
機能性食品、化粧品及びその原料の製造販売を行う。
URL http://www.toyohakko.com/
新規事業
独自の発酵技術を応用した受託研究事業 〔事業紹介〕 既存の事業で培ってきた設備、ノウハウ、技術を応用して受託研究分野の事業を行う。
氏名:木村浩
役職:専務取締役
担当職務:プロジェクト全体の指揮 統括営業活動全般
氏名:平松直人
役職:研究開発部マネージャ
職務:事業に関わる技術面で の検討、取りまとめ
氏名:熊澤祐介
役職:管理部マネージャ
職務:事業に関わる取引条件等の 検討、取りまとめ
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東洋発酵の設備、ノウハウ、熟練したスタッフにより、受託研究を行い、開発から生産化までトータルでサポートします。
機能 1. 設備導入などの初期投資や人員投入なしで発酵製品を開発できます。
2. 低コストで廃棄物を有効活用できます。
3. 異業種の顧客に対する発酵分野への参入に対して、法律などを踏まえた提案・サポートができます。
発酵で美と健康を創造する 独自の発酵技術を応用した受託研究事業
【新規事業概要】
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ハピログ株式会社 会社紹介 –ハピログポスト–
代表者プロフィール
メンバープロフィール
氏名:新村志保 担当:開発及びマーケティング担当
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氏名:中林秀仁 経歴:兵庫県神戸市出身。1969年生まれ。
同志社大学法学部及び文学部卒。
マイクロソフト(現日本マイクロソフト)
氏名:寺本真之 担当:システム開発担当
項目 内容 会社名 ハピログ株式会社 設立 2014年4月18日 所在地 富山県高岡市本丸町2-36 資本金 1300万円 事業内容
URL SNS投稿データを利用したフォトブック「ハピログ」の運営 https://happylogue.com/
新規事業 「写真×GPS×観光資源=ハピログポスト」で世界に一つだけの記念品を提供 〔事業紹介〕 観光地のPR及び観光客への記念品販売のためのプラットフォーム提供します。
氏名:大久保明翔 担当:UX&Webデザイン担当
において若くしてシニアマネージャに抜擢、ソフトウェアマーケティングとビジネスに深い経験があります。ハピログ株式会社においてCEOを務め、経営全般、営業、マーケティングを担っています。
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写真×GPS×観光資源=ハピログポスト 観光客がスマホで撮影した写真(SNS投稿)と、観光地独自のコンテンツを組み合わせて印刷データを生成するプラットフォームを提供します。体験と結びついたコンテンツとなることで、観光客にはより記憶に残る記念品に、観光事業者は効果的に観光地の魅力をPRできます。
観光スポットで 写真を撮る&SNSに投稿
観光スポット・施設に設置されたプリンターから印刷
世界に1つだけの記念品が完成!
印刷データを 送信
観光客自身が専用の Webサイトでデータの作成
データを SNSでシェア
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【新規事業概要】
スマホのGPS機能を利用し、一定の地域でしか利用できない地域限定コンテンツを配信