日産自動車の環境への取り組み - nissan-global.com · 日産自動車株式会社最高執行責任者志賀俊之 2012年12月12日日産自動車の環境への取り組み

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日産自動車株式会社最高執行責任者

志賀俊之 2012年12月12日

日産自動車の環境への取り組み「ニッサン・グリーンプログラム 2016 (NGP2016)」進捗

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2002年 1月～ 2006年12月～ 2011年10月～

地球の環境負荷を自然が吸収可能なレベルに抑える

地球の環境負荷と資源利用を自然が吸収可能なレベルに抑える

都市・地域の環境負荷を抑える

NGP2005 NGP2010 NGP2016

CO2排出量・廃棄物の削減

資源の循環利用

Nissan Green Program (NGP)の始動と変遷

排出ガスのクリーン化


NGP2016進捗 – 4つの重点活動

1. ゼロ・エミッション車の普及

– 重点活動を支える基盤

2. 低燃費車の拡大

3. 企業活動におけるカーボンフットプリントの最小化

4. 新たに採掘する天然資源の最小化

日々の環境マネジメントの推進





n使用済みバッテリーの2次利用(４R*)

nスマートコミュニティへの活用

n EV バッテリー


n EV & FCEV 投入

n 2016年までにルノーとともに累計150万台のEV販売 n ゼロ・エミッション社会の構築を率先して進める

*Reuse(再利用), Resell(再販売), Recycle(リサイクル), Refabricate(再製品化)


グローバルEV販売台数推移（累計）

1年目：22,000台

2年目： 46,000台

2010年12月販売開始

’09 Jul-’12 Oct 累計シェア

51%

日産リーフ

2012年11月末現在累計46,000台以上販売、EVとして最多



e-NV200

インフィニティ EV

2014年に発売予定 2016年に発売予定

2010年12月販売開始 2014年に発売予定

日産リーフ

2014年に「e-NV200」、インフィニティ EVを発売予定



アグアスカリエンテス (メキシコ)

横浜 (日本)

広州市花都 (中国)

サンパウロ (ブラジル)

東北（日本）

シンガポール

フリート・フォーラム (スイス、イタリア、イギリス)

オレゴン州(米国)

世界各地で100件以上のパートナーシップを展開



スマートハウス

スマートグリッド

電費改善

材料/工程改善

太陽光・風力など

社会全体のCO2削減

EVの高い環境優位性と社会のCO2削減ポテンシャル







*日本、北米、欧州、中国での企業平均燃費

CO

2排出量削減率

(%)

80

0

20

2000 2050 2030 2040 2005

100

2020 2016

40

60

CAFE 35%改善

2012

2012年度は「アルティマ」などクラストップ燃費モデル 5車種投入

2. 低燃費車の拡大企業平均燃費*の向上は計画通り推移

生産オフィス販売クルマ使用部品原材料物流廃棄

19%

改善見込

90%


プラグインハイブリッド車 (P-HEV)

前輪駆動ハイブリッド車 (FF-HEV)

2010 2016

3つの基幹技術

CVT リチウムイオンバッテリー

1モーター 2クラッチ

*モデル：新たに追加するモデルと既販モデルのモデルチェンジをあわせたHEVモデル数

2016年度末までに新たに15モデル*にハイブリッド車(HEV)投入

後輪駆動ハイブリッド車 (FR-HEV)



2005 2010 1990 2000 1995 CVT 45%

24% 2016

2007 2011

n 高い環境性能を実現したCVTをグローバルに幅広く搭載 n 2012年度上期で累計1,220万台を達成

生産拠点


http://www.jatco.co.jp/








2050

削減見込 15%

20%


台あ

たり

CO

2 排

出量

(生

産、

物流

、オ

フィ

ス、

販売

会社

) CO2 排出量削減目標に対し順調に推移

80%


日産はフルラインアップメーカーの中で最小のCO2排出量*を維持継続

出典）台あたりCO2実績値：2011年自動車メーカー各社サステナビリティ・レポート記載値

t-CO2/台

Good


＊台あたり



再生可能エネルギーの導入や普及を推進

アグアスカリエンテス工場 (メキシコ) バイオガス: 1,400 kW

スマーナ/フランクリン(米国) 太陽光+蓄電池: 60 kW

サンダーランド (英国) 風力: 6,500 kW

バルセロナ/アビラ (スペイン) 太陽光: 200 kW

追浜工場 (日本) 太陽光、風力: 11kW

大分 (日本) 太陽光: 26,500 kW

グローバル本社 (日本) 太陽光＋蓄電池: 40kW

先進技術開発センター (日本) 太陽光: 31kW

座間事業所 (日本) 太陽光+蓄電池: 10kW

開始: 2012年1月開始: 2013年5月



再生可能エネルギーの普及～大分メガソーラー～

一般家庭約9,000 戸分の年間消費量に相当

日揮株式会社様共同取り組み

名称： Nissan Green Energy Farm in Oita 概要：大分県大分市臨海工業地帯施設面積： 350,000 m2 （日産所有地）発電容量： 26.5MW （国内最大）運転開始： 2013年5月予定

日産リーフ 23,000台の充電相当









4. 新たに採掘する天然資源の最小化 2016年までにクルマ1台あたりの再生材使用率25％に向上

0

100%

2050 2016 2010

新規採掘天然資源の総使用量を維持


樹脂だけでなく、鋼材・アルミを含む、包括的なクローズド・ループ・リサイクルを採用

80%

20% 25%

75%

30% 新規天然資源の使用率/台

70%


平成24年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 - 経済産業大臣賞

*塗膜剥離技術、調色・物性調整技術

新技術*により「日産リーフ」に樹脂リサイクル材料を積極採用



ジスプロシウム削減計画 (年間総使用量)

*BAU (Business as usual): 2011年から改善がないと仮定した場合の想定値

2016年までにレアアース年間総使用量削減 (BAU*比)

EV駆動用モータに

粒界拡散磁石を適用

（台あたり40%削減）

30% 60%

(年間総使用量) 削減技術

2016

2016

レアアース削減計画（ジスプロシウム, ネオジム, セリウム, ランタン）

100% 100%

BAU* 計画

BAU* 計画





– 重点活動を支える基盤




日々の環境マネジメントの推進


1. サプライヤとの環境マネジメントの強化

ü 11月30日、日本サプライヤへ説明 ü 今後、グローバルサプライヤへ展開

ニッサン・グリーン調達ガイドライン

サプライヤ選定に環境要件追加 1.環境マネジメントの構築と運用

n法規と日産の環境に関する基準の順守 nCO2・エネルギー・水・廃棄物の環境データの報告

2.環境負荷物質の管理 3.資源循環の取り組み 4.ライフサイクルでの管理の取り組み

日産のカーボンフットプリント


クルマ使用

生産・物流オフィス

サプライヤの環境負荷を把握・低減する活動を加速中


1. 企業活動に伴う環境情報 n エネルギー使用量 n CO2排出量 n 水使用量 n 廃棄物量 n エミッション

Environmental Fact Book 2012

2. 車両に関する環境情報 n 車両燃費（CO2）推移 n 排気規制対応状況 n 騒音規制対応状況

2. 積極的な情報開示 2012年12月から環境 Fact Book をWebで一般公開


NGPの取り組みがもたらす長期的な価値


202X 2050 Year

カーボンフットプリント (バリューチェーン全体)

2050 Year

新規採掘天然資源総使用量

NGPの取り組みがもたらす長期的な価値 n カーボンフットプリント 2020年代中にピークアウト n 新規採掘天然資源増加を抑制し、2010年レベルを維持

Peak-out

Keep flat

2011-2016 削減見込267Mt-CO2

2011-2016 削減見込4.7Mt


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