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© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.
株式会社 日立ソリューションズ ITプラットフォーム事業部 社会インフラ基盤本部 第1部
組込み開発向けテスト自動化ソリューション 「TestShell」
© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.
1. はじめに
2. TestShellとは
3. 組込み開発の課題と解決策
1
Contents
4. TestShellの特徴
5. TestShellの導入事例
6. ソリューションのご提案
7. まとめ
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1. はじめに
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1. はじめに
昨今の組込み製品開発では、高機能・高品質・短納期が求められている
・ 組込み機器の多様化・複雑化 ・ 社会インフラを支える組込み機器の高信頼性の重要性 ・ 新しい組込み機器を市場のニーズにタイムリーに投入
既存機能のデグレード確認の負荷が大きい
テスト作業に属人性があり 品質にばらつきがある
開発拠点の分散化により 必要機材の確保が難しい
z
Check&Action Plan
Do
・テスト 自動化計画
・テスト機器共有 ・テスト自動実行 ・測定機器の制御
・テスト効率の 効果測定 トータルサポート
・テスト シナリオ作成
回帰テストにより デグレードを防止
テスト環境や 開発機材を一元管理
シナリオ一元化により 標準化を促進
事前検証、導入から 保守・運用までサポート
組込み開発向けテスト自動化ソリューション
テスト自動化ツール「TestShell」を中心とした 「組込み開発向けテスト自動化ソリューション」 により課題を解決
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2. TestShellとは
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2. TestShellとは
Windows上で動作する、QualiSystems社のテスト自動化ツール
テスト工程で必要な「コマンド」や、「動作結果の確認条件」を テストシナリオとして作成し、そのシナリオを自動的に実行することが可能
CLIベースインタフェースを持つ組込み機器のテストに適しており テストに欠かせない計測器等の機材を操作可能
・ 設立 : 2004年, 非上場
・ 本社 : Santa Clara, CA
・ 事業内容 : IT インフラ、ネットワーク開発および
自動化ソリューションのリーディングプロバイダー
アジア/アメリカ/ヨーロッパを中心に、グローバルに展開中
QualiSystems社の紹介 (http://www.qualisystems.com/)
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2. TestShellとは
【海外】 通信、モバイル、航空宇宙、防衛、自動車、エレクトロニクス、フラッシュメモリー、医療機器などを含む 多様な業界のリーダー100社以上での導入実績 【国内】 大手電気メーカ、通信キャリア、通信機器製造会社などに導入済み
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3. 組込み開発の課題と解決策
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3. 組込み開発の課題と解決策
① 機能追加の繰り返しにより、ソフトウェア構造が複雑化 既存機能のデグレード確認の負荷が大きい
担当者 手動実行 &目視確認
⇒回帰テストや、網羅性のあるテストを実施する事によりデグレードを防止 夜間等の空き時間を利用したテストにより負荷を低減
TestShell導入後
担当者 自動実行 &自動確認 テスト実行
♪
テスト機材
回帰テストで問題を発見できる! 過去のテストシナリオを使って より多くのテストを実施できる!
今回の開発の影響範囲確認は ここだけで大丈夫だろうか? 工数は限られているし、 でもデグレードの懸念が...
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3. 組込み開発の課題と解決策
② テスト作業に属人性があり、品質にばらつきがある
担当者A
担当者C
担当者B
独自
テスト手順
独自
独自
品質
◎
△
×
担当者のスキルにより 品質にばらつきがある TestShell導入後
⇒TestShellによりテストの標準化を促進し、安定した品質を確保
TestShell
DB
テスト手順 品質 担当者A
担当者C
担当者B
◎
◎
◎ テストシナリオ (テンプレート)
テスト手順をテンプレート化 する事により標準化を促進
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3. 組込み開発の課題と解決策
③ 開発拠点の分散化により、必要な機材の確保が難しい
拠点B
拠点A 使 用 中
テスト機材
A
B
機材Bを使いたい ので送って欲しい
TestShell導入後
⇒テスト環境や必要機材を集約し、TestShellで一元管理する事により 高価で数少ない機材を有効利用
テスト環境
拠点B
拠点A
テスト機材
A
B
使用中
使用中
日中に 機材A、Bを使用中
機材管理
予約管理
機材A
機材B
時間
予約
拠点間での調整が難しい 機材およびトポロジを一元管理
空いている夜間に 機材Bを予約
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4. TestShellの特徴
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4. TestShellの特徴
情報管理
作成
実行
① シナリオを簡単に作成
② テスト手順の部品化
① テストシナリオをサーバで一元管理 ② トポロジの作成・変更 ③ 機材・トポロジの予約
① コマンドによる自動実行
② テスト結果をサーバで一元管理
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4. TestShellの特徴
トポロジの作成・変更 ⇒機材をリソース登録し、Web上でトポロジを作成可能
物理構成
GUI操作でトポロジを作成
ルータ1 ルータ2
サーバ1 サーバ2 サーバ3
L1スイッチ
L1スイッチと組合せる事で 物理変更不要でトポロジを変更可能
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4. TestShellの特徴
タイムテーブルにて トポロジの予約確認
機材の使用率を確認
使用率の低い機材の特定によりテスト環境を再検討 機材の有効利用が可能
機材・トポロジの予約 ⇒トポロジの利用予約や、使用率の確認が可能
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4. TestShellの特徴
条件分岐
並列処理
ループ
必要な情報を入力
部品をDrag&Drop
並列処理により複数の 装置に対する操作や 同期を取ることが可能
シナリオを簡単に作成 ⇒部品をDrag&Dropし、ウィザード形式で必要な情報を入力 条件分岐や並列処理などを使用した、高度なシナリオを作成可能
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テスト手順の部品化 ⇒部品化する事で、複数のシナリオで使用可能
担当者X
担当者Y
シナリオ
担当者A
①部品作成&格納
②部品参照
テスト手順を部品化し サーバに格納
拡張性を持たせたシナリオを部品化する事で シナリオの作成効率および保守性を向上
4. TestShellの特徴
テストシナリオを作成
テストシナリオを作成
部品シナリオを使用
部品シナリオを使用
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4. TestShellの特徴
コマンドによる自動実行 ⇒JenkinsなどのCI(継続的インテグレーション)ツールと連携可能
担当者
構成管理
①コミット
CIツール
②トリガー
③ビルド
④テスト
⑤フィードバック
テスト環境
テスト機材
自動実行
製品開発のサイクルに テスト自動化を組み込む事が可能
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5. TestShellの導入事例
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5. TestShellの導入事例
評価内容にあわせて 最適なテスト構成を構築
拡張性の高い シナリオの作成
関連情報の収集/通知
X社でのTestShell導入事例
毎日、夜間を利用したリグレッションテストを実施 ⇒不具合の早期発見と、開発担当者の作業工数の削減を実現
■テスト自動化チーム ・ テスト構成の検討&構築 ・ テストシナリオ作成&動作確認 ・ テスト自動実行の運用
■ソフトウェア開発部門 ・ テスト情報を提供
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5. TestShellの導入事例
X社でのTestShell導入効果
導入後
導入前
【前提条件】
・ 繰り返し実行するデグレード確認を対象にテスト自動化を実施しています
・ 自動化にかかる工数/テストの繰り返し効果は上記に含めておりません
■過去のテスト自動化実績より、以下の効果が得られた実績があります
テスト項目数(手動) 約 7500 (件)
テスト項目数(自動) 0 (件)
工数(手動+自動) 約 180 (人日)
テスト項目数(手動) 約 1000 (件)
テスト項目数(自動) 約 6500 (件)
工数(手動+自動) 約 50 (人日)
テスト項目の 87%の自動化で 約 6.5人月(72%)の工数削減
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7. ソリューションのご提案
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6. ソリューションのご提案
多分野に渡る組込み製品の開発と、テスト自動化で蓄積したノウハウを基に 経験豊富なエンジニアが、事前検証、導入から運用・保守までをトータルにサポート致します
1 事前検証
検証支援
2 導入
セットアップ支援
3 運用
シナリオ作成/改善提案
4 保守
ソフトウェアに関する 技術相談や情報提供
作成環境
サーバ環境
実行環境
テストシナリオ
作成環境 お客様
弊社SE
問い合わせ
回答
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8. まとめ
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・ トポロジの作成・変更 ・ 機材・トポロジの予約
・ コマンドによる自動実行 ・ テスト結果をサーバで一元管理
開発拠点の分散化により、必要な機材の確保が難しい
既存機能のデグレード確認の負荷が大きい
・ シナリオを簡単に作成 ・ テスト手順の部品化 ・ シナリオをサーバで一元管理
テスト作業に属人性があり、品質にばらつきがある
7. まとめ
組込み機器の評価をより多く・より早くを実現するため 『組込み開発向けテスト自動化ソリューション』 をご検討下さい
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「TestShell」
組込み開発向けテスト自動化ソリューション
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