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20 17.4 玄関 ・ドアの能・基[省エネルー基準(成 28 年基準)

窓・玄関 窓・ドアの性能・基準 [省エネルギー基準(平成28 …...はじめに 1 本書では、消費者に適切な窓・ドア商品を選択して頂けるよう、

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    窓・玄関窓・ドアの性能・基準

    [省エネルギー基準(平成 28年基準)版]

  • はじめに

    1

    本書では、消費者に適切な窓・ドア商品を選択して頂けるよう、窓・ドアの性能を解り易くまとめた“窓・ドアの性能10項目”を基に、それに関わる主な基準について解説しています。各基準については近年、社会的背景等により変更が多々ありますので、最新の情報は当社ホームページ等でご確認頂けますようお願いいたします。なお、本書内ではサッシ、ドアを窓、開口部、建具等と表現していますが、それぞれ関係の制度の表記に合わせているためで、同様の意味です。

    1.窓・ドアの性能10項目について 22.住宅・建築物の省エネルギー基準と省エネルギー施策について 63.窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について 13 (平成28年省エネルギー基準評価対象製品性能一覧) 4.住宅品確法による住宅性能表示制度について 30 【窓・ドアに関する項目】 5.温熱環境・エネルギー消費量に関すること 住宅・建築物の省エネルギー基準と省エネルギー施策について 6 8.音環境に関すること(遮音性) 音環境(外壁開口部)の住宅型式性能認定について 32 9.高齢者などへの配慮に関すること バリアフリー適合商品について 34 10.防犯に関すること 防犯建物部品について 36 シリンダー錠の防犯性能について 42

    ○住宅サッシ・防火戸取扱い事業所登録制度について 44

    5.建材トップランナー制度について 466.窓等の断熱性能表示制度について 48

    目次

  • 強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能耐風圧性

    階高 高さh 風圧力(C=0.8) 対応するJIS等級

    1F 約3m 約 800Pa S-1

    2F 約6m 約1,200Pa S-2

    3F 約9m 約1,600Pa S-3

    JIS等級 等級との対応値 (参考)風速換算値S-1  800Pa 風速は36m/sに該当します。S-2 1,200Pa 風速は44m/sに該当します。S-3 1,600Pa 風速は51m/sに該当します。S-4 2,000Pa 風速は57m/sに該当します。S-5 2,400Pa 風速は62m/sに該当します。S-6 2,800Pa 風速は67m/sに該当します。

    ※SはStructureの頭文字です。S-7 3,600Pa 風速は76m/sに該当します。

    屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能水密性

    一般的に戸建ての場合、JIS等級の目安としてW-2、W-3等級が必要となってきます。W-3等級は、1時間あたり240㎜の降雨時に風速20m/s程度の風が吹いてもサッシからの雨水浸入がないということになります。気象庁からの天気概況で風速が性能表示以下であったとしても、住宅の立地条件(近隣住宅の配列や高さ、道路の状況、立ち木や塀の位置など)により局所的に発表数値を超え、屋内への雨水浸入が考えられます。そのため、より高い等級のものを選定したり、雨戸や窓シャッターを併用すると効果的です。

    されています。雨水浸入の判断は窓枠を越えて屋内に雨水が入ることとされています。強風雨時にサッシ下枠に雨水がたまることがありますが、これは一般的なサッシの構造上、水密性能を保持するためであり、不具合ではありません。

    JIS等級 圧力差 (参考)風速換算値W-1 100Pa 風速は 9~15m/sに該当します。W-2 150Pa 風速は11~19m/sに該当します。W-3 250Pa 風速は14~24m/sに該当します。W-4 350Pa 風速は16~29m/sに該当します。W-5 500Pa 風速は20~35m/sに該当します。

    ※WはWaterの頭文字です。※ 上表は一般的な地域における目安です。建物の立地条件、使用条件等によって異なります。

    必要等級の目安

    選択の目安

    水密性能のJIS等級 W-1 W-2 W-3 W-4 W-5

    選択の目安

    市街地住宅郊外住宅

    低層ビル中高層ビル

    水密性の等級は、過去の気象データを見ると、一般的に“風が強いと雨が少なく”・風圧力

    雨水

    水の重力

    “雨が多いと風が弱い”という傾向が見られるため、耐風圧性の風圧より低く設定

    窓の性能は、住宅性能表示のほか、社会背景や環境問題等で要求される項目及び等級があり、JISや建築基準法等多岐にわたり定められています。消費者に適切な商品選択をしていただくため、窓の性能の情報提供が大変重要です。一般社団法人 日本サッシ協会は、消費者に正しく情報を伝える目的に窓の性能を10項目(窓の基本性能である3項目/安全・安心に関係する性能の3項目/居住の快適性に関係する4項目)に絞り定義いたしました。ここでは10項目について分かりやすくご紹介いたします。

    ※窓の性能表示マーク(性能ピクト)は(一社)日本サッシ協会が窓の性能を普及促進する目的で定めた登録商標です。

    耐風圧性とは、窓・ドアがどれくらいの風圧に耐えられるかを表す性能のことです。台風などの強風によって窓・ドアが変形したり、ガラスが割れたり、また戸が脱落することがないようにするために非常に大切な性能です。面積1㎡当たり、どれくらいの風圧に耐えられるかを基準とした等級で示し、風圧の単位はPaで表します。住宅に使用する窓は、取付ける高さ・立地などを考慮して、十分な性能のものを選定することが大切です。一般的な戸建て住宅の耐風圧性は、右上表程度の性能となります。

    ただし、これはあくまでも目安であり住宅の立地条件(山の上など高い場所に建っているなど)により異なります。強風や台風で窓中央が風によって押され、変形したり元に戻ったりする状態が見られることがありますが、風がおさまった時にはもとの状態に戻ります。JIS基準は均一に力が加わることを想定しているため飛来物などで、ある箇所に集中的に力が加わった場合は破損することもあります。※サッシ・ドアの耐風圧性は製品規格:JIS A 4706 -2015(サッシ)・JIS A 4702 -2015(ドア)に規定され、試験規格:JIS A1515 -1998により測定されます。

    ※サッシ・ドアの水密性は製品規格:JIS A 4706 -2015(サッシ)・JIS A 4702 -2015(ドア)に規定され、試験規格:JIS A 1517 -1996により測定されます。 

    ●窓の基本性能である3項目 ●居住の快適性に関係する4項目●安全・安心に関係する性能の3項目

    1. 窓・ドアの性能10項目について①

    2

  • サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能気密性

    風が吹くと室内外に気圧差が生じ、気密部品の接触部分からすき間風が生じます。このすき間風を規制する性能を気密性能といいます。A-3等級とは、風速4m/s程度の風(=木の葉や小枝が休みなく動く程度の強さ)が正面から窓に当たっているときに、窓表面1㎡あたりに1時間8m3(=1辺が2mの立方体)以下の空気が出入りする性能です。サッシのすき間から出入りする空気の量が少ない方が性能が良いということになります。したがって、気密性が高いことにより、冷暖房における負荷を軽減

    気密等級線 (参考)対応サッシ・ドアA-1 A-1等級線 室内建具などA-2 A-2等級線A-3 A-3等級線 一般サッシ・ドア群A-4 A-4等級線 断熱・防音サッシ・ドア群

    ※AはAirの頭文字です。

    気密性が良いと 1 冷暖房における熱負荷が少ない。 省エネルギーにつながる

    2 内・外部騒音における遮音性が良くなる。 静けさにつながる

    3 外部からの塵埃、粉雪の吹込みが少ない。 快適な環境につながる

    屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能遮音性JIS等級 遮音等級線 住宅性能表示制度等級区分T-1 T-1等級線 等級2T-2 T-2等級線T-3 T-3等級線 等級3T-4 T-4等級線 等級3

    等級3

    ※ TはTransmission Loss の頭文字です。

    騒音レベルdB(A)

    騒音環境 遮音性

    20 ささやききわめて静か

    40 静かな公園 静か

    60静かな乗用車内

    普通(日常生活で望まし

    い環境)

    80道路の交差点

    うるさい

    100自動車の警笛

    きわめてうるさい

    120 ロックバンド

    聴力機能障害

    140ジェットエンジンの近く

    80dB(A)

    55dB(A)

    T-1

    50dB(A)

    T-2

    JIS等級

    屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能断熱性JIS等級 熱貫流率(U値)H-1H-2H-3H-4H-5

    )K・㎡(/W56.4)K・㎡(/W70.4)K・㎡(/W94.3)K・㎡(/W19.2)K・㎡(/W33.2

    H-6 1.90W/(㎡・K)※HはHeatの頭文字です。

    住宅においては、開口部がもっとも熱の出入りが大きいと言われています。快適な住まいを実現するためには、窓の断熱化が重要となってきます。断熱性は、JIS ではH-1等級からH-6等級で区分され、熱貫流率(U値)の単位(W/(㎡・K))で表示されます。熱貫流率(U値)とは内外の温度差が1℃の時、単位時間あたりに窓面積1㎡をどれくらいの熱が移動するかを表す数値のことです。熱貫流率(U値)が小さいほど断熱性能が良いということになります。住宅サッシの断熱性はサッシおよびガラスの構造、材質、開閉形式等の組合せにより異なり、平成28年省エネルギー基準ではこれらの建具の構成による断熱性能が定められています。窓を断熱化することで、熱を逃げにくく、室内へ入りにくくすれ

    ば、冬の暖房エネルギーは少なくてすみますし、夏の冷房エネルギーもグンと減らせます。また、常時強風が吹付ける地域や建物の向きによっては、窓等の断熱性を高める内窓、雨戸、シャッター、室内カーテン、ブラインド等の併用も考慮してください。

    するので、省エネルギーとも密接に関連し、また、遮音性能も向上します。ただし、気密性*とは逆に換気不十分による問題も生じることがありますので、定期的な換気や換気設備の設置等の配慮が必要です。

    ならなばれけなし断遮をり入出の気空、はで)SIJ(格規業工本日 *いという規定はありません。

    ※サッシ・ドアの気密性は製品規格:JIS A 4706 -2015(サッシ)・JIS A 4702 -2015(ドア)に規定され、試験規格:JIS A 1516 -1998により測定されます。

    ※サッシ・ドアの断熱性は製品規格:JIS A 4706-2015(サッシ)・JIS A 4702-2015(ドア)に規定され、試験規格:JIS A 4710-2015により測定されます。

    ※サッシ・ドアの遮音性は製品規格:JIS A 4706-2015(サッシ)・JIS A 4702-2015(ドア)に規定され、試験規格:JIS A 1416-2000により測定されます。

    防音に配慮した戸建て住宅では、一般的にJIS等級での目安としてT-1、T-2、T-3の性能の窓が使用されます。例えばT-1等級の窓では25dBの音を遮る性能を持っており、室外で80dBの音を実験室内では55dBまで下げることができるという性能です。これはあくまで基準としての窓の遮音性能であり、実験室と実際の住宅では窓以外のすき間の有無や天井・壁・床など空間の条件が異なりますので、カタログなどに記載している窓の遮音性能値と、お住まいで実測する数値とは異なります。住宅に使用される窓や出入り口は、騒音環境等の立地条件を考慮して選定することになります。・遮音性はガラスの厚さによって変わりますので、指定の厚さ未満のガラスを使用すると本来の性能がでないことになります。・室内の騒音レベルを低くする簡単な対策として、室内に厚地のカーテンやじゅうたんなど、吸音効果のあるものを使用すると効果的です。

    3

  • 建具室内面およびガラス表面における結露発生を抑える性能防露性

    防露性能についてのJIS等級等の基準はありません。結露とは、サッシの表面または室内の温度が周辺の空気の露点温度以下になると、空気中の水蒸気が水滴になることであり、防露性とは、結露を防ぐことを意味します。防露性が高いということは、結露しないということではなく、結露の発生を抑えるとか結露の発生を低減するという意味です。窓の防露対策としては、断熱サッシおよび複層ガラスを用いることや、カーテンなどは開け、サッシおよびガラス表面温度を上げ、高く保つことが重要です。また、換気扇や除湿器などを設置し、室内の相対湿度を下げることも大切です。

    日射熱量の取得効率を表す性能日射熱取得性

    建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性を表す性能防火性

    延焼のおそれのある部分

    ≦5m

    隣地境界線道路中心線

    建物相互の中心線 ≦3m

    3階

    2階

    1階

    防火性は、建築物の延焼のおそれのある開口部に関して、室内または室外の周囲で発生する火災からの延焼を防止する性能として、火災による火炎を加熱面以外の面に出さない遮炎する時間で表されます。建築基準法では、下記の①、②には“防火設備”を設置するように定めています。①“耐火建築物”または“準耐火建築物”の“延焼のおそれのある部分”の外壁の開口部(建築基準法第2条第9号の二のロ、第2条第9号の三)

    ②防火地域・準防火地域に建設される建築物の“延焼のおそれのある部分”の外壁の開口部(建築基準法第62条、第64条)

    “防火設備”は、国土交通大臣の認定で運用されています。運用に当たっては、開閉形式別に認定番号が付与され、構造、最大寸法、ガラス種類などが定められています。

    従来の省エネルギー基準では暖冷房負荷の削減に主眼が置かれ、一定の断熱性能および夏期の日射熱取得性(遮蔽)の確保のみが求めらてきました。建物全体の一次エネルギー消費量の削減が求められる、平成28年省エネルギー基準ではより高い精度で建物の省エネルギー性能を評価するために、これまでの断熱性能および夏期の日射熱取得性(遮蔽)に加え、冬期においても、どれだけ効率的に日射熱量を建物内部に取り込めるかの指標である日射熱取得性が評価されるようになりました。

    1. 窓・ドアの性能10項目について②

    4

  • 高齢者や身障者などの移動・介助に対する幅員・段差・手すり設置などの配慮の度合いバリアフリー

    バリアフリーとは、サッシ・ドア等の性能を意味するものではなく、有効間口幅(幅員)、段差、高さ等の寸法で示されるものです。

    住宅性能表示では、上記の基準を基に、等級1~等級5まで区分されています。

    住宅サッシは、メーターモジュール(MM)シリーズにて有効開口幅(幅員)を確保しています。バリアフリーの出入り口(ドア等)では、車イス移動の有効幅の確保や下枠段差解消のフラット構造を採用し、ハンドルの大型化による操作性も向上させています。なお、電動窓シャッター、雨センサー付ルーバーや玄関セキュリティシステムなどの電装商品も操作性を補助する意味では、バリアフリー商品の一環といえます。現状では、使う人の年齢、性別、能力、経験などの違いに関係なく

    ザインの考えが取り入れられてきています。

    侵入行為に対し、侵入を防ぐことができる抵抗力の性能防犯性

    官民合同会議の役割について

    昨今の侵入窃盗(強盗)事件の増加は、大きな社会問題としてクローズアップされています。

    められることとなり、警察庁、国土交通省、経済産業省の支援のもと、平成14年11月に行政、

    防犯建物部品商品とは抵抗時間5分以上をクリアした防犯性能の高い開口部ゾーンの建物部品です。

    防犯性に関する基準と次の3つの対象に対し該当部位が防犯に配慮されているかどうか(判断基準としては“防

    しては、『住宅性能表示制度』における評価方法基準に定められた

    犯建物部品”の使用有無など)を確認します。a)住戸の出入り口 b)地面やバルコニーなどの足場部分から、所定の水平垂直距離に位置する開口部 c)aおよびbに掲げるもの以外のもの住宅性能表示制度においては防犯性の等級区分はありません。※警察庁、国土交通省、経済産業省、防犯建物部品関連団体(板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、(一社)日本サッシ協会、(社)日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会)。

    防犯建物部品CPラベル

    Pをシンボル化しています。官民合同会議では、建物部品の防犯性能試験を実施し、試験合格品など、適合性が認めら

    して公表し、共通標章ラベル(CPラベル)が現段階で貼付されています。

    住宅性能表示制度等級区分

    有効開口幅(幅員)対応基準

    玄関 浴室5 800㎜以上 800㎜以上 長寿社会対応住宅設計指針の推奨基準4 750㎜以上 650㎜以上 長寿社会対応住宅設計指針の基本基準3 750㎜以上 600㎜以上  

    1 - - 建築基準法2 - -  

    住宅性能表示制度等級区分

    玄関の沓摺段差対応基準

    室外側 土間5

    20㎜以下 5㎜以下

    長寿社会対応住宅設計指針の推奨基準4 長寿社会対応住宅設計指針の基本基準3  

    1 - - 建築基準法2  

    バリアフリー住宅

    十分なスペースの確保

    段差の解消 手すりの設置

    安全な形状寸法基準は、“長寿社会対応住宅設計指針”などで示されています。

    “どこでも、だれでも、自由に、使いやすく”というユニバーサルデ

    この侵入窃盗に対する手段の一部として“防犯性能の高い建物部品”の早急な開発が大きく求

    部品の開発・普及に関する官民合同会議”が組織化されました。住宅生産者団体、防犯建物部品関連団体等からなる、官民を横断した“防犯性能の高い建物

    また上記の4団体に住宅生産者団体を加えて“防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議”が組織化されています。

    “防犯”=“Crime Prevention”の頭文字Cと

    れたものを“防犯性能の高い建物部品目録”と

    5

  • 平成28年省エネルギー基準 1地域 2地域 3地域 4地域 5地域 6地域 7地域 8地域

    地域区分については、8区分に分かれます。各地域区分の詳細については、28ページをご参照ください。

    ■地域区分について

    ①エネルギー消費性能基準については、H25年基準の水準と同じです。② 誘導基準については、外皮基準についてはH25年基準と同じ水準、一次エネルギー消費量基準については、非住宅はエネルギー消費性能基準よりも20%削減する水準、住宅は10%削減する水準です。

    ③ 住宅事業建築主基準については、次期目標年次を平成32年度とし、外皮基準についてはH25年基準と同じ水準、一次エネルギー消費量基準についてはエネルギー消費量基準よりも15%削減する水準です(平成31年度までは10%削減の水準)。

    ※1 一次エネ基準については、「設計一次エネルギー消費量(家電・OA機器等を除く)」/「基準一次エネルギー消費量(家電・OA機器等を除く)」が表中の値以下になることを求める。※2 住宅の一次エネ基準については、住棟全体(全住戸+共用部の合計)が表中の値以下になることを求める。※3 外皮基準については、H25年基準と同等の水準。※4 住宅事業建築主基準は平成28年度中の公布予定(2年目施行)

    ■平成28年省エネ基準の水準について

    エネルギー消費性能基準(適合義務、届出・指示、省エネ基準適合認定表示)

    誘導基準(性能向上計画認定・容積率特例)

    住宅事業建築主基準(案)※4

    建築物省エネ法施行(H28.4.1)後に新築された建築物

    建築物省エネ法施行の際現に存する建築物

    建築物省エネ法施行(H28.4.1)後に新築された建築物

    建築物省エネ法施行の際現に存する建築物

    上段:~H31年度下段:H32年度~

    非住宅一次エネ※1 1.0 1.1 0.8 1.0 ―

    外皮:Pパルスター

    AL* ― 1.0 ― ―

    住 宅一次エネ※1※2 1.0 1.1 0.9 1.0 0.90.85外皮:住戸単位※3(UA ,ηA) 1.0 ― 1.0 ―

    ―1.0

    法律「建築物省エネ法」(建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律)

    省令「基準省令」「建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令」 ・建築物エネルギー消費性能基準 ・ 建築物のエネルギー消費性能の向上の一層の促進のために誘導すべき基準

    告示「非住宅・住宅計算方法」「建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における算定方法等に係る事項等」

    告示「住宅仕様基準」「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準」

    ■建築物省エネ法体系

    建築物省エネ法への移行にあたり、住宅の基準に関しては平成25年省エネ基準(以下H25年基準)を継承し大きく変わりませんが、将来の義務化を踏まえ、法体系が大きく変わりました。

    1990年比

    産業部門▲12.5%

    運輸部門▲0.7%

    業務 +44.6%(73年比+186.0%)

    家庭 +20.0%(73年比+101.1%)

    (73年比▲15.9%)

    (73年比+144.3%)

    (73年比+75.7%)

    民生部門+33.5%

    8,000

    7,000

    6,000

    5,000

    4,000

    3,000

    2,000

    1,000

    0

    (ペタジュール)

    1973

    1975

    1977

    1979

    1981

    1983

    1985

    1987

    1989

    1991

    1993

    1995

    1997

    1999

    2001

    2003

    2005

    2007

    2009

    2011

    2013

    1990 (年度)

    最終エネルギー消費の推移

    出典:平成25年度エネルギー需給実績(速報)(資源エネルギー庁)

    建築物におけるエネルギーの消費量が著しく増加していることに鑑み、建築物のエネルギー消費性能の向上を図るため、住宅以外の一定規模以上の建築物のエネルギー消費性能基準への適合義務の創設、エネルギー消費性能向上計画の認定制度の創設等の措置を講じるため、[建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律](以下建築物省エネ法)が平成27年7月に公布され、誘導措置は平成28年4月、規制措置は平成29年4月から施行されることになりました。

    建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法) (平成27年法律第53号、7月8日公布)

    背景・必要性● 我が国のエネルギー需給は、特に東日本大震災以降一層逼迫しており、国民生活や経済活動への支障が懸念されている。

    ● 産業・運輸部門が減少する中、民生部門のエネルギー消費量は著しく増加し、現在では全体の1/3を占めている。

    ➡ 民生部門の省エネ対策の抜本的強化が必要不可欠。

    2. 住宅・建築物のエネルギー基準と  省エネルギー施策について

    6

  • 各種省エネルギー関連基準の推移

    省エネ適合性判定および建築確認・検査の概要

    建築物省エネ法は大きく誘導措置と規制措置の2つに分けることができます。誘導措置等は平成28年4月1日に施行されましたが、規制措置は公布後2年以内の施行(平成29年4月予定)となっています。

    【誘導措置】の主な内容①性能向上計画認定・容積率特例誘導基準に適合(性能向上計画認定)すると、容積率の特例(10%の緩和等)を受けることができます。②省エネに関する表示制度省エネ基準に適合すると、その表示をすることができます。<自己評価ラベル>:新築と既築が対象<BELS>:新築と既築が対象(第三者機関が認定)<eマーク>:既築が対象(所管行政庁が認定)

    【規制措置】の主な内容①適合義務非住宅の特定建築物は、エネルギー消費性能基準への適合義務と、基準適合について判定を受ける義務があります。②届出義務300㎡以上の建築物の新築、増改築に係わる計画は届出義務があります。③報告義務150棟/年以上の住宅事業建築主は、国交相からの報告を求められた場合、基準の達成状況を報告する義務があります。

    誘導措置(任意)2016(平成28)年4月~

    住宅・

    非住宅

    ①性能向上計画認定・容積率特例

    ②省エネに関する表示制度 

    <自己評価ラベル><BELS><eマーク>

    非住宅

    住宅

    努力義務

    住宅事業建築主③報告義務(必要と認める場合:勧告・命令・公表等)

    小規模建築物(300㎡未満)

    中規模建築物(300㎡以上2,000㎡未満)

    大規模建築物(2,000㎡以上)

    特定建築物 

    ①適合義務(建築確認手続きに連動)

    規制措置(義務)2017(平成29)年4月~努力義務

    ②届出義務(基準に適合せず、必要と認める場合:指示・命令)

    新設

    新設

    新設

     2030年までに新築住宅の 平均で実現を目指す2020年までに標準的な新築住宅で実現を目指す

    平成11年省エネルギー基準

    平成28年省エネルギー基準 (平成25年省エネ基準を踏襲)誘導措置

    規制措置

    平成12年2000年

    平成25年2013年

    平成27年2015年

    平成29年2017年

    平成30年2018年

    平成28年2016年

    平成31年2019年

    平成32年2020年

    平成42年2030年

    平成25年省エネルギー基準

    省エネ法

    建築物省エネ法エコまち法

    ZEH

    ~平成27年3月31日

    平成28年4月1日~

    平成29年4月1日~(予定)

    低炭素建築物認定制度平成24年12月4日~

    元になる法律

    (年度)

    <建築主事又は指定確認検査機関>

    <所管行政庁又は登録省エネ判定機関>

    建築確認申請

    確認済証

    着工

    中間検査申請書

    竣工/完了検査申請書

    使用

    中間検査合格証

    検査済証

    省エネ基準適合性判定申請書

    省エネ基準への適合性判定

    適合判定通知書設計審査

    中間検査

    完了検査

    軽微な変更(※)に該当しない計画変更は適合性判定の取り直しが必要※省エネ性能を向上させる変更や その他変更後も省エネ基準適合 が明らかな変更を想定 

    判定通知書がなければ済証交付できない

    建築主事※又は指定確認検査機関に提出※建築確認審査期間(35日等)の末日の3日前まで

    <申請者>

    受理から14日間以内

    受理から35日以内(4号建築物は7日以内)

    ■誘導措置と規制措置について

    2020年までに大規模な建築物から段階的に全ての新築建築物に適合義務化(予定)

    平成25年10月1日~平成29年3月31日

    7

  • (1)外皮平均熱貫流率( UAユーエー

    値)住宅の内部から外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。

    (2)冷房期の平均日射熱取得率(ηAイータエーシー

    C値)入射する日射量に対する室内に侵入する日射熱の割合を外皮全体で平均した値です。

    地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8外皮平均熱貫流率の基準値(UA値)[W/(㎡・K)] 0.46以下 0.46以下 0.56以下 0.75以下 0.87以下 0.87以下 0.87以下 -冷房期の平均日射熱取得率の基準値(ηAC値)[%] - - - - 3.0以下 2.8以下 2.7以下 3.2以下

    ■外皮性能基準

    ●外皮平均熱貫流率 ●冷房期の平均日射熱取得率

    冷房期の平均日射熱取得率

    外皮平均熱貫流率 外皮表面積外皮表面積

    単位日射強度当たりの総日射熱取得量

    (ηAC値)=(UA値)= ×100

    単位温度差当たりの総熱損失量

    ※外皮性能基準は、戸建住宅と集合住宅で同水準です。※ 平均日射熱取得率は冷房期についてのみ外皮性能に関する基準として定められていますが、日射熱取得利用による暖房エネルギー削減のための重要な指標であるため、一次エネルギー消費量算定の際は、暖房期についても求めることが必要となります。

    住宅の基準(外皮性能)

    外皮の熱性能については、平成25年省エネ基準相当の水準が引き続き求められます。

    性能基準(計算ルート)と仕様基準

    外皮性能基準と一次エネルギー消費量基準の評価の方法には、「性能基準(計算ルート)」と「仕様基準」の2つがあります。さらに、「性能基準(計算ルート)」は「仕様基準」に比べて作業工程が多いため、各部位の性能値については、「部位別仕様表」※1などを用いる「簡易計算ルート」が用意されています。

    性能基準(計算ルート)

    国交省告示第265号「非住宅・住宅計算方法」

    (建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における貸出方法等に係る事項)

    仕様基準国交省告示第266号「住宅仕様基準」

    (住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の消失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準)

    外皮平均熱貫流率UA

    一次エネルギー消費量 各設備の効率

    躯体の断熱性能各部位の性能値に「部位別仕様表※1」を利用することもできる

    冷房期の平均日射熱取得率ηAC

    開口部の断熱性能

    開口部の日射遮熱性能措置

    外皮性能

    一次エネルギー消費量

    外皮の性能

    設備の性能 設備の仕様

    外皮の仕様

    外皮熱損失量qと外皮の部位の面積の合計ΣAは、下式にて求めます。外皮熱損失量qは各部位の貫流熱損失の合計で、外皮の部位の面積の合計ΣAは各部位の面積の合計です。

    日射熱取得量mCと外皮の部位の面積の合計ΣAは、下式のように各部位の合計です。外皮の部位の面積の合計ΣAは、外皮平均熱貫流率UAで算出した数値と同じです。

    外皮の部位の面積の合計ΣA 日射熱取得量mc

    面積 日射熱取得率 窓の補正係数 方位係数 日射熱取得量屋根 A × η × VC = A・η・VC天井 A × η × VC = A・η・VC外壁 A × η × VC = A・η・VCドア A × η × VC = A・η・VC窓 A × η × fC × VC = A・η・fC・VC床 A 基礎 土間床 A

    :::::::

    合計 合計外皮の部位の面積の合計ΣA 外皮熱損失量q

    面積 熱貫流率 温度差係数 貫流熱損失屋根 A × U × H = A・U・H天井 A × U × H = A・U・H外壁 A × U × H = A・U・Hドア A × U × H = A・U・H窓 A × U × H = A・U・H床 A × U × H = A・U・H A L × Ψ × H = L・Ψ・H

    ::::::::

    土間床周長

    基礎

    合計 合計

    ■性能基準(計算ルート)

    「性能基準(計算ルート)」の外皮基準は、断熱性能(外皮平均熱貫流率(UA値))と日射取得性能(冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値))を詳細計算で求めます。

    ■外皮平均熱貫流率の計算 ■平均日射熱取得率の計算

    外皮平均熱貫流率UAとは、住宅の内部から外壁、屋根、天井、床、及び開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値で、下式のように外皮全体の外皮熱損失量qを外皮の部位の面積の合計ΣAで除して求めます。

    冷房期の平均日射熱取得率ηACとは、 屋根、外壁、窓等の外皮の各部位から入射する日射量を外皮全体で平均した値で、下式のように冷房期の日射熱取得量mCを外皮の部位の面積の合計ΣAで除し、×100して求めます。

    外皮平均熱貫流率UA[W/(㎡ ・K)] =外皮熱損失量 q[W/K]

    外皮の部位の面積の合計ΣA[㎡]冷房期の平均日射熱取得率ηAC[%]=

    冷房期の日射熱取得量 mC[W/(W/㎡)] ×100

    外皮の部位の面積の合計ΣA[㎡]

    8

  • ・開口部の熱貫流率(U)は開口部の仕様に応じた値(「仕様U値」各社カタログ巻末に一覧表掲載)もしくは、下記①~⑤(試験値または計算値)のいずれかの方法により求めた値を用います。

    ① JIS A4710(建具の断熱性能試験方法)② JIS A1492(出窓及び天窓の断熱性能試験方法)③ JIS A2102-1(窓及びドアの熱性能-熱貫流率の計算-第1部:一般)及びJIS A2102-2(窓及びドアの熱性能-熱貫流率の計算-第2部:フレームの数値計算方法)に規定される断熱性能計算方法

    ④ ISO 10077-1に規定される断熱性能計算方法⑤ ISO 15099に規定される断熱性能計算方法

    ・開口部のη値(日射熱取得率)には、ガラスの種類と中空層、付属部材等で設定されている「仕様η値」と、JIS計算で算出した「計算η値」の2種類があります。「仕様η値」は平成25年省エネ基準では、ガラスの仕様のみで規定されていましたが、平成28年基準ではガラスの仕様にサッシ・フレームの仕様を考慮したη値を規定しています。

     なお、開口部のη値はガラスとサッシ部の面積率を想定して、ガラス単体の日射熱取得率を用いた近似式で規定されています。サッシの構造が木製又は樹脂の場合は、0.72を乗じた値に、金属及び金属・樹脂複合の場合は、0.80を乗じた値になります。

    開口部の熱貫流率(U)と日射熱取得率(η)について

    ■性能基準(簡易計算ルート)

    外皮の熱性能計算において、外皮の部位(屋根、天井、外壁、床、基礎)毎に「部位別仕様表」※1にあげられた仕様に基づく性能値により簡易的に求めることができます。※1:部位別仕様表とは、「告示第265号 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における算出方法等に係る事項」の別表第3~第8(木造住宅については第3~第

    5)と、別途登録制により「部位別仕様表データベース」にて公開している仕様を合わせたものです。(一社)住宅性能評価・表示協会のホームページから検索できます。

    開口部については、仕様毎の熱貫流率(U)(以下「仕様U値」)及び日射熱取得率(η)(以下「仕様η値」)の値が国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」に示されています。

    ●外壁、屋根、天井、ドアの日射熱取得率ηは、部位別仕様表で求めた熱貫流率Uに係数0.034を乗じて求めます。

    建具の仕様 ガラスの仕様中空層の仕様 開口部の

    熱貫流率 W/(㎡ K)ガス注1 )の封入 中空層の厚さ

    木製建具又は 樹脂製建具

    2枚以上のガラス表面にLow-E 膜を使用したLow-E 三層複層ガラス

    されている 7㎜以上 1.60

    Low-E 三層複層ガラス されている 6㎜以上 1.70されていない 9㎜以上 1.70

    Low-E 複層ガラス

    されている12㎜以上 1.908㎜以上12㎜未満 2.334㎜以上8㎜未満 2.91

    されていない10㎜以上 2.335㎜以上10㎜未満 2.91

    ガラスの仕様日射熱取得率η

    付属部材なし 和障子

    外付けブラインド

    三層複層

    2枚以上のガラス表面にLow-E 膜を使用したLow-E 三層複層ガラス

    日射取得型 0.39 0.24 0.09

    日射遮蔽型 0.24 0.16 0.06

    Low-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.42 0.27 0.10日射遮蔽型 0.27 0.18 0.07

    (二層)複層

    Low-E 複層ガラス 日射取得型 0.46 0.27 0.11日射遮蔽型 0.29 0.19 0.08

    遮熱複層ガラス熱線反射ガラス1種 0.44 0.24 0.10熱線反射ガラス2種 0.27 0.17 0.07

    開口部の熱貫流率(「仕様U値」建築研究所ホームページより抜粋)

    開口部の日射熱取得率(「仕様η値」 建築研究所ホームページより抜粋)

    木製建具又は樹脂製建具の場合

    ■住宅部位毎の基準(外皮性能・仕様基準)

     開口部に関する基準

    地域区分毎に、開口部比率の違いにより開口部の熱貫流率(U)及びガラスの日射熱取得率(η)、日射遮蔽の付属部品等の基準が細かく分類されています。ただし、平成28年4月からは、区分(に)が新たに追加され、開口部比率の上限が撤廃された為、開口部比率の計算をしなくても熱貫流率の基準値を用いることができるようになりました。

    屋根(天井)、外壁、開口部、床(基礎の水平投影)などの面積の合計[㎡]

    開口部の面積の合計[㎡]開口部比率=

    【日射遮蔽の基準】抜粋

    住宅の種類 地域区分 開口部比率の区分※2建具の種類若しくはその組合せ又は付属部品、ひさし、軒などの設置

    一戸建て

    の住宅

    1、2、3及び4

    (い)(ろ)(は)(に)

    5、6及び7

    (い)

    (ろ)次のイ又はロに該当するものイ ガラスの日射熱取得率が0.74以下ロ 付属部材又はひさし、軒などを設けるもの

    (は)および(に)

    次のイ、ロ又はハに該当するものイ ガラスの日射熱取得率が0.49以下ロ ガラスの日射熱取得率が

    0.74以下+紙障子・外付ブラインドまたはひさし・軒ハ 紙障子・外付ブラインド(南±22.5度に設置する場合は外付ブラインドに限る)

    ※ 仕様基準は低炭素建築物認定制度やZEH基準の適合判断に用いることはできません。

    ■開口部比率の区分

    住宅の種類 開口部比率の区分地域区分

    1、2及び3 4、5、6及び7 8

    一戸建ての 住宅

    (い) 0.07未満 0.08未満 0.08未満(ろ) 0.07以上0.09未満 0.08以上0.11未満 0.08以上0.11未満(は) 0.09以上0.11未満 0.11以上0.13未満 0.11以上0.13未満(に) 0.11以上 0.13以上 0.13以上

    開口部比率の区分※2

    熱貫流率の基準値(単位1平方メートル1度につき1ワット)

    地域区分1、2及び3 4 5、6及び7 8

    (い) 2.91 4.07 6.51(ろ) 2.33 3.49 4.65(は) 1.90 2.91 4.07(に) 1.60 2.33 3.49

    【熱貫流率の基準】

    ※2

    9

  • ■住宅設備毎の基準(一次エネルギー消費量の仕様基準)

    外皮性能と同様に設備機器についても定められた設備と同等以上と評価される設備が求められます。

    評価対象となる住宅において、①地域区分や床面積等の共通条件のもと、②実際の住宅の設計仕様で算定した設計一次エネルギー消費量が、③基準仕様(平成11年基準相当の外皮と標準的な設備)で算定した基準一次エネルギー消費量以下となることを基本とします。一次エネルギー消費量は「暖冷房設備」、「換気設備」、「照明設備」、「給湯設備」、「家電等※3」のエネルギー消費量を合計して算出します。また、太陽光発電設備やコージェネレーション設備による創出効果は、自家消費分のみをエネルギー削減量として差し引くことができます。

    ※3 家電及び調理のエネルギー消費量。建築設備に含まれないことから、省エネルギー手法は考慮せず、 床面積に応じた同一の標準値を設計一次エネルギー消費量及び基準   一次エネルギー消費量の両方に使用する。※4 コージェネレーション設備により発電されたエネルギー量も含まれる。

    ■住宅の一次エネルギー消費量基準における算定のフロー① 共通条件(地域区別、床面積等)

    ② 設計仕様(省エネ手法を加味)

    ・外皮の断熱化・日射の遮蔽・取得・通風利用・躯体蓄熱・熱交換換気の採用・調光・照明制御

    ・節湯型器具の採用・浴槽の断熱化・太陽熱温水器の設置

    暖房エネルギー消費量 ESH EH 暖房エネルギー消費量

    冷房エネルギー消費量 ESC EC 冷房エネルギー消費量

    換気エネルギー消費量 ESV EV 換気エネルギー消費量

    照明エネルギー消費量 ESL EL 照明エネルギー消費量

    給湯エネルギー消費量 ESHW EHW 給湯エネルギー消費量

    太陽光発電による再生可能 エネルギー導入量等※4ES

    家電等エネルギー消費量※3ESETC EETC 家電等エネルギー消費量※3

    基準仕様

    一次エネルギー消費量に関する基準

    ■性能基準(計算ルート)

    10

  •  定性的な定義

     定量的な定義

    省エネに関する表示制度について

    ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)…狭義のZEH外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅。

    Nearly ZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅。

    具体的には

    ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)…広義のZEH外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支が概ねゼロ以下とすることを目指した住宅。

    ZEH : 再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から     100%以上の一次エネルギー消費量削減Nearly ZEH : 再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量か      ら75%以上100%未満の一次エネルギー消費量削減

    再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減②

    再生可能エネルギーを導入(容量不問)③

    省エネ基準値

    基準値の80%

    基準値の25%

    0

    基準値より100%以上削減

    基準値より75%以上削減

    基準一次エネルギー消費量

    ①②

    ④ZEH NearlyZEH

    再生可能エネルギー

    外皮性能・設備機器

    ○基準一次エネルギー消費量、設計一次エネルギー消費量の対象は暖冷房、換気、給湯、照明とする。○再生可能エネルギー量の対象は敷地内(オンサイト)に限定し、自家消費分に加え、売電分も対象に 含める。

    ■一次エネルギー消費量(GJ/年)

    地域区分 1,2地域 3地域 4~7地域UA値 0.4以下 0.5以下 0.6以下

    強化外皮基準(1~8地域の省エネルギー基準(ηA値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、各地域区分で下表の基準を満たす

    地域毎のZEH外皮基準UA値[W/㎡k]

    省エネに関する表示制度は、省エネ基準への適合認定を受けると、その旨を建築物や広告等でアピールできるという制度です。これは性能の優れた建築物が市場で適切に評価され、消費者に選択されやすくするためのものです。販売・賃貸業者は省エネ性能の表示の努力義務が課され、新築時等の表示では自己評価か第三者認証(BELS)のいずれかで省エネ性能をアピールできます。なお既存住宅では改修時等で省エネ基準適合認定マーク(eマーク)による省エネ基準適合をアピールできます。表示制度には、「建築物の省エネ性能の表示(法7条)」と「省エネ基準適合認定・表示制度(法36条)」があり、「建築物の省エネ性能の表示(法7条)」には自己評価と第三者評価(BELS)があります。※住宅性能表示制度とは異なりますので、混同しないように注意してください。

    ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)について

    (1)自己評価ラベル自己評価は、「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)」(国立研究開発法人 建築研究所)のWeb プログラムから算出された計算結果を用いて、(一社)住宅性能評価・表示協会(以下、評価協)のホームページから自己評価ラベルの出力ができます。

    (3)eマーク本制度は、既存建物が省エネ基準に適合しているか否かを分かりやすく伝えることを目的として、既存住宅や既存建築物の改修時等において、所管行政庁がエネルギー消費性能基準に適合している旨を示す制度です。通称eマークといいます。

    (2)BELS(ベルス)BELSとは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)の略称で、新築・既存の建築物において、評価協が省エネルギー性能を評価し認定する第三者認証制度です。

    ■法第7条に基づく建築物の省エネ性能の表示 ■法第36条に基づく建築物の省エネ性能の表示

    省エネ基準誘導基準

    この住宅の設計一次エネルギー消費量

    少ない

    0

    多い

    (10%削減)

    433 MJ / (㎡・年)

    495 MJ / (㎡・年)

    201○年○月○日○○様邸

    自己評価

    一次エネルギー消費量基準 適合

    外皮基準 適合

    12%削減

    一次エネルギー消費量の基準値からの削減率や、一次エネルギー消費量基準と外皮基準への適合可否等と、性能に応じた5段階の★マーク(★~★★★★★)で表示されます。

    法7条 法36条

    評価者 自己 第三者 所管行政庁

    ラベル 自己評価ラベル BELS eマーク

    対 象 新築・既存 新築・既存 既存

    11

  • 省エネ基準の見直しと同時に新たに制定された「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)に基づき、「低炭素建築物新築等計画の認定制度」(低炭素建築物認定制度)が創設されました。これは、市街化区域等内において、低炭素化に関する先導的な基準に適合する建築物を認定する制度です。

    低炭素建築物認定制度について

    選択的項目の低炭素化に資する措置は、下記8項目のうち2項目の措置が必要です。

    高炉セメント又はフライアッシュセメントを構造耐力上主要な部分に使用している。

    木造住宅もしくは木造建築物である。

    住宅の劣化の軽減に資する措置を講じている。

    【敷地緑化等】緑地又は水面の面積が敷地面積の10%以上。

    HEMS採用戸建住宅・共同住宅の住戸※にHEMSを採用している。

    節水トイレの設置設置する便器の半数以上※に節水に資する便器を使用している。

    節水水栓の設置設置する水栓の半数以上に節水に資する水栓を使用している。

    雨水・井水・雑排水利用雨水・井水・雑排水設備を設置している。

    食器用洗浄機の設置(住宅に限る)定置型の食器用洗浄機を設置している。

    BEMS採用建築物にBEMSを採用している。

    再生可能エネルギー及び蓄電池再生利用エネルギーを利用した発電設備及び連携した定置型の蓄電池を設置している。(半数以上)

    ※共同住宅での認定の場合半数以上の住宅。

    ※建築物での認定の場合、 便器総数の半数以上。

    ※建築物での認定の場合、 水栓総数の半数以上。

    ※共同住宅での認定の場合、 半数以上の住宅で採用 されていることとする。

    【壁面緑化等】壁面緑化を行う面積が外壁面積の10%以上。

    左記対策の組み合わせによる設置

    【屋上緑化対策】緑化を行う又は日射反射率等を高い屋根材を使用する面積が屋根面積の20%以上。

    【敷地の高反射性舗装】日射反射率の高い舗装の面積が敷地面積の10%以上。

    ①節水に資する機器を設置している ②雨水、井水又は 雑排水利用

    ③HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム) 又はBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を設置

    ④定置型の蓄電池の設置

    ⑤一定のヒートアイランド対策を講じている

    ⑥住宅の劣化の軽減に資する 措置を講じている

    ⑦木造住宅もしくは 木造建築物である

    ⑧高炉セメント等を 使用している

    低炭素建築物として認定されるためには、外皮性能の改正省エネ基準への適合に加え、一次エネルギー消費量が改正省エネ基準よりも10%以上削減できること、低炭素化対策を採用していることが要件となります。

    「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)とは東日本大震災を契機とするエネルギー需給の変化や国民のエネルギー利用・地球温暖化問題に関する意識の高まりを受けて、特に多くの二酸化炭素が排出される地域である「都市」における低炭素化を促進するために制定されました。

    10%

    定量的評価項目(必須) 選択的項目

    外皮性能 省エネ基準と同等以上の断熱性能・日射熱 取得性能が確保されていること ※設計施工指針(附則)は対象外

    一次エネルギー消費量 省エネ基準に比べて、住宅の一次エネルギー 消費量がマイナス10%以上であること。

    省エネ基準

    低炭素に資する措置として、以下の8つの項目のうち2つ以上に該当すること、または所管行政庁が認める低炭素化に資する建築物であること。

    節水対策①節水に資する機器の措置②雨水・井水・雑排水利用エネルギーマネジメント③HEMS・BEMSの措置④定量型蓄電池の措置ヒートアイランド対策⑤一定のヒートアイランド対策を講じている建築物(躯体)の低炭素化⑥住宅の劣化軽減に資する措置を講じている⑦木造住宅もしくは木造建築物である⑧高炉セメント等を使用している低炭素基準

    12

  • 開口部の熱貫流率には、以下の3種類があります。

    後節では①について記載しておりますが最新情報は当社HPにてご確認ください。②については一般社団法人 リビングアメニティ協会が運用する窓の総合熱性能評価プログラムWindEyeで計算してください。③については当社HPにてご確認ください。

    ①建具とガラスの組み合わせによる熱貫流率[※1]②WindEye[※2]を使った計算による各開口部ごとの熱貫流率③代表試験体[※1]の試験またはWindEye[※2]を使った計算による熱貫流率

    ※1 国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」による。※2 一般社団法人 リビングアメニティ協会が運用する窓の総合熱性能評価プログラム

    3. 窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について①■ 開口部の熱貫流率について

    本カタログ掲載商品の平成28年省エネルギー基準・低炭素建築物認定基準の評価に必要となる「開口部の熱貫流率」「ガラスの日射熱取得率」はLIXILホームページをご覧ください。

    http://www.biz-lixil.com/service/law/energy-saving/products/windows_doors.html

    検 索検 索LIXIL ビジネスTOP 開口部

    13

  • 建具の仕様 ガラスの仕様 ガラス中空層の仕様 ※1開口部の熱貫流率[W/(㎡K)]

    LIXIL適合商品遮蔽物無し

    シャッター・雨戸付 和障子付

    風除室あり

    (一重)窓、框ドア・引戸

    樹脂製建具 又は 木製建具

    ダブルLow-E三層複層 ※6 G7以上×2 1.60 1.49 1.43 1.38 ・エルスターX [トリプルガラス仕様]

    Low-E三層複層 G6以上×2 1.70 1.58 1.51 1.46 ・エルスターX [トリプルガラス仕様]A9以上×2 1.70 1.58 1.51 1.46 -

    Low-E複層

    G12以上 1.90 1.75 1.66 1.60 ・エルスターS・マイスターⅡ

    G8以上G12未満 2.33 2.11 1.99 1.89 ・エルスターS・マイスターⅡG4以上G8未満 2.91 2.59 2.41 2.26 -A10以上 2.33 2.11 1.99 1.89 -

    A5以上A10未満 2.91 2.59 2.41 2.26 -

    複層 ※7 A10以上 2.91 2.59 2.41 2.26 ・エルスターS・マイスターⅡ

    A6以上A10未満 3.49 3.04 2.82 2.59 -単板 単板 6.51 5.23 4.76 3.95 -

    樹脂(又は木)と金属の複合材料製建具 ※2 Low-E複層

    G16以上 2.15 1.96 1.86 1.77

    ・サーモスX [複層ガラス仕様]・防火戸サーモスX(採風勝手口ドアFSを除く)・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H(シャッター付引違い窓、FIX窓 [内押縁タイプ] )・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L(シャッター付引違い窓、FIX窓 [内押縁タイプ] )・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-F

    G8以上G16未満 2.33 2.11 1.99 1.89

    ・サーモスX [複層ガラス仕様]・防火戸サーモスX・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓、シャッター付 引違い窓[サーモスL障子] )・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C・防火戸FG-F・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]・スカイシアター

    G4以上G8未満 3.49 3.04 2.82 2.59

    ・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C(シャッター付引違い窓)・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]

    A10以上 2.33 2.11 1.99 1.89

    "・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓、シャッター付 引違い窓[サーモスL障子] )・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・防火戸ガゼリアN[アルミ樹脂複合タイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]"

    A5以上A10未満 3.49 3.04 2.82 2.59

    ・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H(シャッター付引違い窓)・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L(シャッター付引違い窓)・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスL障子] )・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C(シャッター付引違い窓)・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]"

    算定対象となるエネルギー消費用途 : 暖冷房(外皮:開口部の熱貫流率)木造 窓、框ドア・引戸(大部分がガラスで構成される開口部)(2017年2月28日現在)こちらの対象製品性能一覧は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会運営の「温熱・省エネ設備機器等ポータルサイト」に登録済みです。下記製品は構造・形状等での性能確認が可能であるため、上記ポータルサイトにおける性能確認区分は全て「-」となります。

    3. 窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について②■ 平成28年省エネルギー基準評価対象製品性能一覧 「開口部の熱貫流率」

    14

  • 建具の仕様 ガラスの仕様 ガラス中空層の仕様 ※1開口部の熱貫流率[W/(㎡K)]

    LIXIL適合商品遮蔽物無し

    シャッター・雨戸付 和障子付

    風除室あり

    (一重)窓、框ドア・引戸

    樹脂(又は木)と金属の複合材料製建具 ※2 複層 ※7

    A10以上 3.49 3.04 2.82 2.59

    ・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H(シャッター付引違い窓)・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L(シャッター付引違い窓)・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスL障子] )・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C(シャッター付引違い窓)・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]

    A6以上A10未満 4.07 3.49 3.21 2.90

    ・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-H(シャッター付引違い窓)・サーモスL(ルーバー窓IFを除く)・防火戸FG-L(シャッター付引違い窓)・サーモスⅡ-S(縦すべり出し窓、横すべり出し窓、 高所用横すべり出し窓、FIX窓)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスL障子] )・シンフォニーW/M (ダブルガラスルーバー窓を除く)・防火戸FG-C(シャッター付引違い窓)・断熱土間引戸・ガゼリアN [サーモスⅡ Hタイプ]・ガゼリアN [シンフォニーW/Mタイプ]・シンプルアートⅡ(ガラスブロックを除く)・オープンウィン [シンフォニーW/Mタイプ]・ノンレールサッシ [シンフォニーW/Mタイプ]

    金属製熱遮断構造建具※3

    Low-E複層

    G8以上 2.91 2.59 2.41 2.26 ・ワイドウィンG4以上G8未満 3.49 3.04 2.82 2.59 ・ワイドウィンA10以上 2.91 2.59 2.41 2.26 ・ワイドウィン

    A6以上A10未満 3.49 3.04 2.82 2.59 ・ワイドウィン

    複層 ※7 A10以上 3.49 3.04 2.82 2.59 ・ワイドウィンA6以上A10未満 4.07 3.49 3.21 2.90 ・ワイドウィン

    金属製建具 ※4

    Low-E複層

    G8以上 3.49 3.04 2.82 2.59

    ・サーモスⅡ-S(引違い窓、シャッター付引違い窓、 面格子付引違い窓、装飾引違い窓、上げ下げ窓FS、 面格子付上げ下げ窓FS、内倒し窓、外倒し窓、 テラスドア、採風勝手口ドアFS)・防火戸FG-S(引違い窓、シャッター付引違い窓 [サーモスⅡ-S障子]、面格子付引違い窓、 上げ下げ窓FS、面格子付上げ下げ窓FS、 内倒し窓、外倒し窓、開き窓テラス、 採風勝手口ドアFS)・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・ガゼリアN [デュオPGタイプ]

    G4以上G8未満 4.07 3.49 3.21 2.90

    ・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・ガゼリアN [デュオPGタイプ]・勝手口引戸ⅡPGタイプ

    A10以上 3.49 3.04 2.82 2.59

    ・サーモスⅡ-S(引違い窓、シャッター付引違い窓、 面格子付引違い窓、装飾引違い窓、上げ下げ窓FS、 面格子付上げ下げ窓FS、内倒し窓、外倒し窓、 テラスドア、採風勝手口ドアFS)・防火戸FG-S(引違い窓、シャッター付引違い窓 [サーモスⅡ-S障子]、面格子付引違い窓、 上げ下げ窓FS、面格子付上げ下げ窓FS、 内倒し窓、外倒し窓、開き窓テラス、 採風勝手口ドアFS)・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・ガゼリアN [デュオPGタイプ]

    A5以上A10未満 4.07 3.49 3.21 2.90

    ・サーモスⅡ-S(引違い窓、シャッター付引違い窓、 面格子付引違い窓、装飾引違い窓、上げ下げ窓FS、 面格子付上げ下げ窓FS、内倒し窓、外倒し窓、 テラスドア、採風勝手口ドアFS)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスⅡ-S障子] )・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・ガゼリアN [デュオPGタイプ]・防火戸ガゼリアN[アルミタイプ]・勝手口引戸ⅡPGタイプ

    複層 ※7

    A10以上 4.07 3.49 3.21 2.90

    ・サーモスⅡ-S(引違い窓、シャッター付引違い窓、 面格子付引違い窓、装飾引違い窓、上げ下げ窓FS、 面格子付上げ下げ窓FS、内倒し窓、外倒し窓、 テラスドア、採風勝手口ドアFS)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスⅡ-S障子] )・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・ガゼリアN [デュオPGタイプ]

    A4以上A10未満 4.65 3.92 3.60 3.18

    ・サーモスⅡ-S(引違い窓、シャッター付引違い窓、 面格子付引違い窓、装飾引違い窓、上げ下げ窓FS、 面格子付上げ下げ窓FS、内倒し窓、外倒し窓、 テラスドア、採風勝手口ドアFS)・防火戸FG-S (シャッター付引違い窓 [サーモスⅡ-S障子] )・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓を除く)・オープンウィン [デュオPGタイプ]・ノンレールサッシ [デュオPGタイプ]・取替PG・ガゼリアN [デュオPGタイプ]・勝手口引戸ⅡPGタイプ

    15

  • 国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「建築物の省エネルギー消費・性能に関する技術情報」に準拠※1 Gはアルゴンガス又は熱伝導率がこれと同等以下のガス、Aは乾燥空気の中空層を示します。

    G及びAの次の数値は、中空層の厚さ(㎜)を示します。例:「G7以上×2」‥7㎜厚以上のガス入り中空層が2箇所

    ※2 「樹脂(又は木)と金属の複合材料製建具」とは、屋外側の大半に金属、屋内側の大半に樹脂(又は木)を使用した構造をいいます。※3 「金属製熱遮断構造建具」とは、金属製の建具で、その枠及び框等の中間部を樹脂等の断熱性を有する材料で接続した構造をいいます。※4 「金属製建具」とは、アルミニウム合金等の金属で構成された構造のものであり、枠等の一部にプラスチック等を使用した構造のものを含みます。※5 建具の枠の接合部が熱遮断構造であるものとします。※6 「ダブルLow-E三層複層」とは、2枚以上のガラス表面にLow-E膜を使用したLow-E三層複層ガラスのことをいいます。※7 「複層」には、遮熱複層ガラスも含まれます。※8 「単板2枚」とは、単板ガラス2枚を組み合わせたもので、中間部にブラインドが設置されたものも含まれます。

    建具の仕様 ガラスの仕様 ガラス中空層の仕様 ※1開口部の熱貫流率[W/(㎡K)]

    LIXIL適合商品遮蔽物無し

    シャッター・雨戸付 和障子付

    風除室あり

    (一重)窓、框ドア・引戸

    金属製建具 ※4

    単板2枚 ※8

    A12以上 4.07 3.49 3.21 2.90 ・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓)

    ‥6㎜ガラス使用時・シンフォニーW/M(ダブルガラスルーバー窓)

    ‥6㎜ガラス使用時 ※4による+

    A6以上A12未満 4.65 3.92 3.60 3.18

    ・デュオPG(ダブルガラスルーバー窓)‥6.8㎜ガラス使用時

    ・サーモスⅡ-H(ルーバー窓IF) ※4による・サーモスL(ルーバー窓IF) ※4による・サーモスⅡ-S(ルーバー窓IF) ※4による ・シンフォニーW/M(ダブルガラスルーバー窓)

    ‥6.8㎜ガラス使用時 ※4による

    単板 単板 6.51 5.23 4.76 3.95

    ・デュオSG・内付RSⅡ・店舗引戸・AS [アトモスⅡ、NCVオペラ]・ATU・勝手口引戸ⅡSGタイプ・ロンカラーガラスドア・クリエラガラスドア

    (二重)窓

    金属製建具+金属製建具※5 単板+単板 単板+単板 3.23 2.84 2.64 2.45 ・アルガード+金属製建具

    16

  • (2017年2月27日現在)

    こちらの対象製品性能一覧は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会運営の「温熱・省エネ設備機器等ポータルサイト」に登録済みです。下記製品は構造・形状等での性能確認が可能であるため、上記ポータルサイトにおける性能確認区分は全て「-」となります。

    3. 窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について③

    建具の仕様 ガラスの仕様 ガラス中空層の仕様 ※1開口部の熱貫流率[W/(㎡K)]

    LIXIL適合商品遮蔽物無し

    風除室あり

    樹脂製建具 又は 木製建具

    ダブルLow-E三層複層 ※5 G7以上×2 1.60 1.38 -

    Low-E三層複層 G6以上×2 1.70 1.46 -A9以上×2 1.70 1.46 -

    Low-E複層

    G12以上 1.90 1.60 -G8以上G12未満 2.33 1.89 -G4以上G7未満 2.91 2.26 -A10以上 2.33 1.89 -

    A5以上A10未満 2.91 2.26 -

    複層 ※6 A10以上 2.91 2.26 -A6以上A10未満 3.49 2.59 -単板 単板 6.51 3.95 -

    樹脂(又は木)と金属の複合材料製建具 ※2

    Low-E複層

    G16以上 2.15 1.77 -G8以上G12未満 2.33 1.89 -G4以上G7未満 3.49 2.59 -A10以上 2.33 1.89 -

    A5以上A10未満 3.49 2.59 -

    複層 ※6 A10以上3.49 2.59 -

    A6以上A10未満 4.07 2.90 -

    金属製熱遮断構造建具 ※3

    Low-E複層

    G8以上 2.91 2.26 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    G4以上G7未満 3.49 2.59 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    A10以上 2.91 2.26 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    A6以上A10未満 3.49 2.59 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    複層 ※6

    A10以上 3.49 2.59 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    A6以上A10未満 4.07 2.90 ・断熱玄関引戸 k3シリーズ 11型、13型~23型、40型、41型 (01型・02型)

    金属製建具 ※4

    Low-E複層

    G8以上 3.49 2.59 -

    G4以上G7未満 4.07 2.90

    ・断熱玄関引戸PGシリーズ 15型、19型 30型~33型、40型~42型 70型~78型、80型、90型~95型 50型~54型、56型・エルムーブ 52型、53型

    A10以上 3.49 2.59 -

    A5以上A10未満 4.07 2.90

    ・断熱玄関引戸PGシリーズ 15型、19型 30型~33型、40型~42型 70型~78型、80型、90型~95型 50型~54型、56型・エルムーブ 52型、53型

    複層 ※6

    A10以上 4.07 2.90 -

    A4以上A10未満 4.65 3.18

    ・断熱玄関引戸PGシリーズ 15型、19型、W11型 30型~33型、W30型、40型~42型、W40型 70型~78型、80型、90型~95型 50型~54型、56型・エルムーブ 52型、53型

    単板2枚 ※7 A12以上4.07 2.90 -

    A6以上A12未満 4.65 3.18 -

    単板 単板 6.51 3.95

    ・玄関引戸 k6シリーズ (2枚建戸・4枚建戸・一筋引分け戸・一筋片引き戸 12型~23型、40型、52型、55型~57型、77型、 78型、91型 袖付2枚引 16型、18型、22型、42型 を除く)・菩提樹・籐樹・クリエラガラスドア

    算定対象となるエネルギー消費用途 : 暖冷房(外皮:開口部の熱貫流率)木造 玄関ドア・引戸(大部分がガラスで構成される開口部)■ 平成28年省エネルギー基準評価対象製品性能一覧 「開口部の熱貫流率」

    国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「建築物の省エネルギー消費・性能に関する技術情報」に準拠※1 Gはアルゴンガス又は熱伝導率がこれと同等以下のガス、Aは乾燥空気の中空層を示します。

    G及びAの次の数値は、中空層の厚さ(㎜)を示します。例:「G7以上×2」‥7㎜厚以上のガス入り中空層が2箇所

    ※2 「樹脂(又は木)と金属の複合材料製建具」とは、屋外側の大半に金属、屋内側の大半に樹脂(又は木)を使用した構造をいいます。※3 「金属製熱遮断構造建具」とは、金属製の建具で、その枠及び框等の中間部を樹脂等の断熱性を有する材料で接続した構造をいいます。※4 「金属製建具」とは、アルミニウム合金等の金属で構成された構造のものであり、枠等の一部にプラスチック等を使用した構造のものを含みます。※5 「ダブルLow-E三層複層」とは、2枚以上のガラス表面にLow-E膜を使用したLow-E三層複層ガラスのことをいいます。※6 「複層」には、遮熱複層ガラスも含まれます。※7 「単板2枚」とは、単板ガラス2枚を組み合わせたもので、中間部にブラインドが設置されたものも含まれます。

    17

  • (2017年2月27日現在)

    こちらの対象製品性能一覧は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会運営の「温熱・省エネ設備機器等ポータルサイト」に登録済みです。下記製品は構造・形状等での性能確認が可能であるため、上記ポータルサイトにおける性能確認区分は全て「-」となります。

    3. 窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について④

    算定対象となるエネルギー消費用途 : 暖冷房(外皮:開口部の熱貫流率)木造 玄関ドア・引戸(大部分がガラスで構成されない開口部)■ 平成28年省エネルギー基準評価対象製品性能一覧 「開口部の熱貫流率」

    枠と戸の仕様 ガラスの仕様 ガラス中空層の仕様 ※1開口部の熱貫流率[W/(㎡K)] 開口部の

    日射熱取得率[η]

    LIXIL適合商品遮蔽物無し

    風除室あり

    枠:木製の枠戸:断熱積層構造の戸 ※2

    三層複層 A12以上×2 2.33 1.89 0.079 -

    Low-E複層 A10以上 2.33 1.89 0.079 -A6以上A10未満 2.91 2.26 0.099 -複層 A10以上 2.91 2.26 0.099 -ガラスなし - 2.33 1.89 0.079 -

    枠:金属製熱遮断構造の枠 ※3戸:高断熱フラッシュ構造の戸 ※4

    Low-E複層 G12以上 1.75 1.49 0.060

    ・アヴァントス 片開き、両開き、親子 11A型、11B型、13A型、13B型、14B型、15A型、 15B型、16A型、16B型、17A型、17B型、19A型、 19B型、51型~54型、56型・アヴァントス 片袖、両袖(イルミネーションガラス仕様除く) 11A型、11B型、13A型、13B型、14B型、15A型、 15B型、16A型、16B型、17A型、17B型、19A型、 19B型、51型~54型、56型・グランデル

    ガラスなし - 1.75 1.49 0.060

    枠:金属製熱遮断構造の枠 ※3 又は 樹脂(木)と金属との 複合材料製の枠 ※5戸:断熱フラッシュ構造の戸 ※6

    Low-E複層 A10以上 2.33 1.89 0.079 ・ジエスタ2 [k2仕様]【17/04~】・ジエスタ2防火戸 [k2仕様]【17/04~】・ジエスタ [k2仕様]【13/02~17/03】・防火戸FG-Eジエスタ [k2仕様]【13/12~17/03】・リジェーロV [k2仕様]・防火戸FG-Eアパートドア [k2仕様]・リジェーロα [k2仕様]・リジェーロα防火戸 [k2仕様]・外部物置ドア [k2仕様]・外部物置ドア防火戸 [k2仕様]

    ガラスなし - 2.33 1.89 0.079

    Low-E複層 A6以上A10未満 2.91 2.26 0.099 -複層 A10以上 2.91 2.26 0.099 -

    枠:金属製熱遮断構造の枠 ※3戸:フラッシュ構造の戸 ※7

    Low-E複層 A10以上 3.49 2.59 0.119 ・アヴァントスIS [k3仕様] ・DD・エルムーブ 11型~30型・防火戸FG-E エルムーブ

    複層 A12以上 3.49 2.59 0.119

    ガラスなし - 3.49 2.59 0.119

    枠:指定しない戸:木製の戸

    複層 A4以上 4.65 3.18 0.158 -ガラスなし - 4.65 3.18 0.158 -

    枠:指定しない戸:フラッシュ構造の戸 ※7

    複層 A4以上 4.07 2.90 0.138

    ・アヴァントスIS [k4仕様]・ジエスタ2 [k4仕様]【17/04~】 (C14型、C74型、C94型、M29型、M30型 を除く)・ジエスタ2防火戸 [k4仕様]【17/04~】・ジエスタ [k4仕様]【13/02~17/03】 (S18型、A18型、A33型、A34型、D12型、E14型 を除く)・防火戸FG-Eジエスタ [k4仕様]【13/12~17/03】・断熱玄関引戸PGシリーズ F10~12型

    ガラスなし - 4.07 2.90 0.138

    枠:指定しない戸:ハニカムフラッシュ構造の戸 ※8

    複層 A4以上 4.65 3.18 0.158 ・ES玄関ドア [k4仕様]・リジェーロV [k4仕様]・防火戸FG-Eアパートドア [k4仕様]・ロンカラーフラッシュドア 片開き・リジェーロα [k4仕様]・リジェーロα防火戸 [k4仕様]・外部物置ドア [k4仕様]・外部物置ドア防火戸 [k4仕様]

    ガラスなし - 4.65 3.18 0.158

    国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「建築物の省エネルギー消費・性能に関する技術情報」に準拠※1 Gはアルゴンガス又は熱伝導率がこれと同等以下のガス、Aは乾燥空気の中空層を示します。

    G及びAの次の数値は、中空層の厚さ(㎜)を示します。例:「A12以上×2」‥12㎜厚以上の乾燥空気入り中空層が2箇所

    ※2 「断熱積層構造の戸」とは、木製表裏面材の中間に断熱材を密実に充填した構造の戸をいいます。※3 「金属製熱遮断構造の枠」とは、金属製の枠の中間部を樹脂等の断熱性を有する材料で接続した構造の枠をいいます。※4 「高断熱フラッシュ構造の戸」とは、金属製表裏面材の中間に断熱材を密実に充填し、辺縁部を熱遮断構造とした戸のうち、戸の厚さ60ミリメートル以上のものをいいます。※5 「樹脂(木)と金属との複合材料製の枠」とは、屋外側の大半に金属、屋内側の大半に樹脂(又は木)を使用した構造の枠をいいます。※6 「断熱フラッシュ構造の戸」とは、金属製表裏面材の中間に断熱材を密実に充填し、辺縁部を熱遮断構造とした戸をいいます。※7 「フラッシュ構造の戸」とは、金属製表裏面材の中間に断熱材を充填した構造の戸をいいます。※8 「ハニカムフラッシュ構造の戸」とは、金属製表裏面材の中間の密閉空気層を紙製又は水酸化アルミニウム製の仕切り材で細分化した構造の戸をいいます。

    18

  • 外窓の仕様 内窓(インプラス、インプラスウッド)の仕様 開口部の熱貫流率[W/(㎡K)]

    建具の仕様 ガラスの仕様 ガラスの仕様※1 LIXIL適合商品 ガラスの仕様ガラス中空層の仕様 ※1

    遮蔽物無し

    シャッター・雨戸付 和障子付

    風除室あり

    樹脂製建具 又は 木製建具

    ダブルLow-E三層複層※5 G7以上×2 ・エルスターX [トリプルガラス仕様]

    Low-E複層

    G12以上 0.87 0.84 0.82 0.81 G8以上G12未満 0.95 0.91 0.89 0.87 G4以上G8未満 1.03 0.99 0.95 0.94 A10以上 0.95 0.91 0.89 0.87 A5以上A10未満 1.03 0.99 0.95 0.94

    複層 ※6 A10以上 1.03 0.99 0.95 0.94 A6以上A10未満 1.10 1.05 1.01 1.00 単板 単板 1.28 1.21 1.17 1.14

    Low-E三層複層

    G6以上×2 ・エルスターX [トリプルガラス仕様]

    Low-E複層

    G12以上 0.90 0.87 0.84 0.83 G8以上G12未満 0.98 0.94 0.91 0.90 G4以上G8未満 1.07 1.02 0.99 0.97 A10以上 0.98 0.94 0.91 0.90 A5以上A10未満 1.07 1.02 0.99 0.97

    複層 ※6 A10以上 1.07 1.02 0.99 0.97 A6以上A10未満 1.14 1.09 1.05 1.03 単板 単板 1.35 1.27 1.22 1.19

    A9以上×2 -

    Low-E複層

    G12以上 0.90 0.87 0.84 0.83 G8以上G12未満 0.98 0.94 0.91 0.90 G4以上G8未満 1.07 1.02 0.99 0.97 A10以上 0.98 0.94 0.91 0.90 A5以上A10未満 1.07 1.02 0.99 0.97

    複層 ※6 A10以上 1.07 1.02 0.99 0.97 A6以上A10未満 1.14 1.09 1.05 1.03 単板 単板 1.35 1.27 1.22 1.19

    Low-E複層

    G12以上 ・エルスターS・マイスターⅡ

    Low-E複層

    G12以上 0.95 0.91 0.89 0.87 G8以上G12未満 1.05 1.01 0.97 0.96 G4以上G8未満 1.15 1.10 1.06 1.04 A10以上 1.05 1.01 0.97 0.96 A5以上A10未満 1.15 1.10 1.06 1.04

    複層 ※6 A10以上 1.15 1.10 1.06 1.04 A6以上A10未満 1.23 1.17 1.12 1.10 単板 単板 1.47 1.38 1.32 1.29

    G8以上G12未満 ・エルスターS・マイスターⅡ

    Low-E複層

    G12以上 1.05 1.01 0.97 0.96 G8以上G12未満 1.17 1.11 1.07 1.05 G4以上G8未満 1.29 1.22 1.17 1.15 A10以上 1.17 1.11 1.07 1.05 A5以上A10未満 1.29 1.22 1.17 1.15

    複層 ※6 A10以上 1.29 1.22 1.17 1.15 A6以上A10未満 1.40 1.32 1.26 1.23 単板 単板 1.71 1.59 1.51 1.47

    G4以上G8未満 -

    Low-E複層

    G12以上 1.15 1.10 1.06 1.04 G8以上G12未満 1.29 1.22 1.17 1.15 G4以上G8未満 1.45 1.36 1.30 1.27 A10以上 1.29 1.22 1.17 1.15 A5以上A10未満 1.45 1.36 1.30 1.27

    複層 ※6 A10以上 1.45 1.36 1.30 1.27 A6以上A10未満 1.58 1.48 1.41 1.37 単板 単板 2.00 1.84 1.74 1.67

    A10以上 -

    Low-E複層

    G12以上 1.05 1.01 0.97 0.96 G8以上G12未満 1.17 1.11 1.07 1.05 G4以上G8未満 1.29 1.22 1.17 1.15 A10以上 1.17 1.11 1.07 1.05 A5以上A10未満 1.29 1.22 1.17 1.15

    複層 ※6 A10以上 1.29 1.22 1.17 1.15 A6以上A10未満 1.40 1.32 1.26 1.23 単板 単板 1.71 1.59 1.51 1.47

    A5以上A10未満 -

    Low-E複層

    G12以上 1.15 1.10 1.06 1.04 G8以上G12未満 1.29 1.22 1.17 1.15 G4以上G8未満 1.45 1.36 1.30 1.27 A10以上 1.29 1.22 1.17 1.15 A5以上A10未満 1.45 1.36 1.30 1.27

    複層 ※6 A10以上 1.45 1.36 1.30 1.27 A6以上A10未満 1.58 1.48 1.41 1.37 単板 単板 2.00 1.84 1.74 1.67

    複層 ※6

    A10以上 ・エルスターS・マイスターⅡ

    Low-E複層

    G12以上 1.15 1.10 1.06 1.04 G8以上G12未満 1.29 1.22 1.17 1.15 G4以上G8未満 1.45 1.36 1.30 1.27 A10以上 1.29 1.22 1.17 1.15 A5以上A10未満 1.45 1.36 1.30 1.27

    複層 ※6 A10以上 1.45 1.36 1.30 1.27 A6以上A10未満 1.58 1.48 1.41 1.37 単板 単板 2.00 1.84 1.74 1.67

    A6以上A10未満 -

    Low-E複層

    G12以上 1.23 1.17 1.12 1.10 G8以上G12未満 1.40 1.32 1.26 1.23 G4以上G8未満 1.58 1.48 1.41 1.37 A10以上 1.40 1.32 1.26 1.23 A5以上A10未満 1.58 1.48 1.41 1.37

    複層 ※6 A10以上 1.58 1.48 1.41 1.37 A6以上A10未満 1.74 1.62 1.54 1.49 単板 単板 2.26 2.06 1.94 1.85

    単板 単板 -

    Low-E複層

    G12以上 1.47 1.38 1.32 1.29 G8以上G12未満 1.71 1.59 1.51 1.47 G4以上G8未満 2.00 1.84 1.74 1.67 A10以上 1.71 1.59 1.51 1.47 A5以上A10未満 2.00 1.84 1.74 1.67

    複層 ※6 A10以上 2.00 1.84 1.74 1.67 A6以上A10未満 2.26 2.06 1.94 1.85 単板 単板 3.23 2.84 2.64 2.45

    3. 窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率について⑤■ 平成28年省エネルギー基準評価対象製品性能一覧 「二重窓の熱貫流率」算定対象となるエネルギー消費用途 : 暖冷房(外皮 : 二重窓の熱貫流率 木造用) (2017年2月28日現在)

    国立研究開発法人 建築研究所ホームページ�