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3月某日、鈴湯さんと都内某所の喫茶店で打ち合わせをする事になった。実を言うと、今回のこの連載の打ち合わせではなかったのだ。別件で、早急に打ち合わせをしなくてはいけない事があり、鈴湯さんに連絡をしてスケジュールを調整してもらったのだった。
学生時代からバンド、同人音楽、ライブ等での活動をスタート。オーディションをきっかけに 2011 年、ゲーム音楽での歌唱提供を開始。2013年、テレビアニメ「リトルバスターズ!~Refrain~」OP主題歌『Boys be Smile』を歌唱。2014 年、1st アルバム「パラレル・ピクチャーズ」をリリース。現在は美少女系ゲームを中心に歌唱提供。定期的にワンマンライブを開催。アートワーク、映像制作などを含む独自の世界観を展開している。2015 年は「Angel Beats ! -1st beat-」ED テーマ「すべての終わりの始まり」
「花咲ワークスプリング!」OP テーマ「Girl meets Love」「FLOWERS 夏篇」主題歌「夏空の光」の歌唱を担当。
▲自分のCDを持ってご満悦な鈴湯さん ▲ジャケットのイラストは珈琲貴族先生ですよ! ▲E☆2の付録のノートの可愛さにやられる鈴湯さん
そもそも、E★2編集部がどうして鈴湯さんと仲良くなったかを説明しておかないといけませんね。去年の4月末に初開催した『軸中心祭』
(じくちゅうさい)という弊社のイベントのテーマ曲の歌唱依頼をした
のがそもそものきっかけでした。そのご縁で軸中祭本番でもステージ
でLIVEをやって頂きました!!(画像1、2) さて、話を戻すとしましょうか。そう、そして打ち合わせは驚くほ
どスムーズに進み、あっという間に終了。当初の予定よりもかなり早
く終わってしまった為、ちょっとした世間話をしていた。ここからは、
その時の事を思い出しながら書いていくとしよう。だって、まさかこ
んな事になるとはその時は思っていなかったから、ボイスレコーダー
で会話を録音なんてしてるはずもないのである。なので、多少、時間
の経過による脳内変換によって筆者の妄想が入ってくる事を先に謝っ
ておきます。『ごめんなさい』w でも、これを記事にする前には鈴湯
さんご本人にもちゃんと確認もしているので、あながち、全てが妄想
で間違った事を書いているって事はないので、そこはご安心あれw
で、折角なのでその時の再現VTR的に鈴湯さんご本人に手伝っても
らって、ご丁寧に再現写真まで撮ってみましたww
鈴湯(以下:鈴)、編集(以下:編)物語は、とあるイベント(軸中祭なんですけどね)についての打ち合わせが終わった直後から始まる。編:いやぁー本当に今日は有難うございました。ご多忙の中、時間を
と、自然な流れでE★2最新号を見ながら会話は弾んでいった。(画像4)
鈴:でも、ほんと皆さんのイラスト可愛くて素敵ですよね。編:鈴湯さんだってイラストすごくお上手じゃないですか!いや、その前に歌が凄くお上手じゃないですか!!!鈴:そんな事ないですよ(^0^:)(画像5)鈴:前にも少し話したか思うのですが、本当に昔はイラストレーターに憧れていたんですよ。編:そうおっしゃってましたね。鈴:なので、今でもまだイラストは描いているんですよ。自分が描いたイラストにナレーションを入れたりして簡単な動画を作って、自分のライブでプロジェクターで流したりしてるんですよ!
ここで、以前鈴湯さんが自分で作ったムービーをスマホで見せてもらう。(画像6)
編:凄くいいじゃないですか!!! これお一人で作られたんですか?鈴:はいw でも、BGMとかはフリーのやつを使ったりなんですけどね。編:でも、本当に凄くよく出来ていると思いますよ!
そう、この時だった。以前に鈴湯さんに、『何か面白い事が出来たらいいですね!」って言った事を思い出したのだ。
編:そう言えば鈴湯さんとは以前に「何か面白い事をしたいですね」っという話をしましたよね!! 覚えてらっしゃいますか?!
割いていただき、助かりましたよ!!鈴:いえいえ、吉田さんに呼ばれたら飛んできますよ!編:でも、かなり早く打ち合わせが終わっちゃいましたね。まだ、お時間は大丈夫ですか?鈴:はい!この後は21時からは別件の打ち合わせがあるのですが、20時までは大丈夫ですよ!編:そうですか。なら良かったです。あ、そういえば(ガサゴソガサゴソとカバンの中を探る)E★2の最新号出来たんです!!はい、どうぞ。鈴:わぁ!表紙のイラストが凄く可愛いですね!!編:でしょ~! 2015はE★2の10周年イヤーなんですよ! 10月発売号が10周年になるんですけど、それまでの毎号に付録が付くんですよ!鈴:あ、このノートですか?可愛い!!!でも、このノート書くのもったいないですよね。(画像3)編:そう!そこなんです!!もったいなくておいそれと、書けないんです!そこが『ミソ』なんですねぇ。フンフン(鼻息)書けない、でも書きたい。そうすると、もう1冊E★2を購入しないといけなくなるでしょ!!それこそが狙いなのです!!(そんな事をこの場で大声で言ってもよいのかw)鈴:なるほど!!確かにそうですよね!! 編:(勝ち誇った顔をしながら)ワハハハハハ
鈴:あ、はい。覚えてますよ!!編:よし!!じゃあ次のE★2で何かやりましょうよ!!鈴:えっ(驚)本当ですか??!!編:勿論本当ですよ!!僕これでも編集長ですよww やると決めたらやるのです!!鈴:wwwなんて素適な方!(ここは妄想ですよw)編:鉄は熱いうちに打てといいますよ!今日、何をやるか決めましょうよ!!鈴:(驚)早いですね!!編:早いですよ!!どうせなら連載企画にしましょう!!うん、それがいい!!鈴:はぁ…(呆) 連載…… えっ連載ですか???(驚)(画像7)編:えぇ!連載です!!やるならとことんやりましょうよ!!あれですよね、せっかく鈴湯さんとやる企画だから、最終的には何か、形になるような企画がいいですよね!!鈴湯さんと、作家さんとの対談企画とかっていうのではちょっと物足りないですね。う~ん。う~ん。う~ん。(低スペックのCPUで必至に考えてる所)鈴湯さん的に何かやりたい事はありますか?
しばらく黙りこむ鈴湯さん。そして一心不乱にE☆2を読み出したかと思った矢先、僕を見つめる暑い視線……。(画像8・9・10 ※P108)
鈴:そうですね、一ついいですか?(画像11 ※P108)編:はいどうぞ!!鈴:実は、『ゲームが作りたいんです!!』
あの大注目のシンガー 鈴湯の連載が始まるんだって!?
What's Suzuyu?
01 02 03
▲ E ☆ 2 を熟読する鈴湯さん ▲鈴湯さん以前 E ☆ 2 ラジの時に描いたイラスト!
04 05
▲鈴湯さんがムービー用に書いたイラストです。 ▲連載と聞いて一瞬ぽか~んとなる鈴湯さんw
06 07
えへへ
私が歌ってます!
これは保存用も
買わなくちゃ!
どうしたら
こんなに
可愛く描けるの?
??
??連載?
えっ何の?
誰の?
P106-108_suzuyu_CC.indd 106-107 2015/04/11 16:24
108
08 09
10 11
編:なるほど、ゲームが作りたいですか… ( ̄- ̄;)な、な・な・な・なんとおっしゃいました?? (>△<)鈴:だから、『ゲームが作りたいんです!!』編:ピュアー (@Д@) (この時はおったまげましたね)な、なるほどゲームですか…(ここで少し冷静を取り戻す)それは、面白いかもしれませんね。鈴湯さんが企画するゲーム。これいけますね!鈴:本当ですか!?編:本当ですよ、でもいきなりゲーム化ってのは中々会社的にも厳しい所はありますので…ゴニョゴニョ (さっきは編集長だからって偉そうだったのに)なので、こうしましょう。この連載期間の間で、鈴湯さんが作りたいゲームを妄想していきましょう。鈴:妄想ですか?編:そう妄想! タイトルとか、登場人物やストーリーなんかを考えていくんですよ! で、例えばキャラのラフを鈴湯さんが描いて、それを鈴湯さんが描いて欲しいと思うイラストレーターさんに交渉するんです!!どうですかこれ?鈴:それいいですね!!! なんか、夢がある!!編:でしょでしょ!!当然、断られる事もあるでしょう。でも、そこは挫けてはいけませんよ!鈴湯さんの夢実現の為にアタックあるのみです!!鈴:うんうん。頑張ります!!!編:それに、鈴湯さんと言えば、『歌』があるじゃないですか!!鈴:!!編:そうですよ、ゲームには主題歌が付きものです!!これ、当然鈴湯さんが歌うんですよww鈴:!!!!!!凄い!!編:毎回、そういう感じで会議をしながらちょっとづつ形にしていくっていう企画をしましょうよ!!鈴:はい!!
こうして、途中からやたらと盛り上がってしまった2人であった。そんなわけで、次号からスタート!!! 「鈴湯的妄想ゲームプロジェクト」。まだまだ固まりきっていないこの企画。こんな状態でスタートをしてしまって大丈夫なのか? 不安もいっぱい、だけど、期待もいっぱい!! いったい、どうなってしまうのかこの連載企画??!! これは今後の動向から目が離せませんよ!!!!! 次号:こうご期待!!!
鈴湯 ワンマンLIVE『鈴の音シアター Pleasure for 湯 vol.2』
開催日:5月22日(金)場 所:@ 四谷 mono時 間:18:30開場/ 19:00開演
料 金:予約3,000円 当日3,500円(1D別)
ご予約は下記メールアドレスまで[email protected]
<5月22日鈴湯ワンマン>■お名前(フルネーム)■メールアドレス■お電話番号■枚数以上を明記の上、お申し込みください。
Information
▲連載と言われて企画を考え出す鈴湯さん ▲再びE☆2をむさぼるように読み出す鈴湯さん
▲何か言いたげな表情の鈴湯さんw ▲何か思いついた様子の鈴湯さん!
なんだろなんだろ
あれかな?
これかな?
そっかそっか
でもでも……
編集長も何か
考えてますか?
あ、その顔は
何も考えて
いない顔だ!
もう〜
こうなったら
私が決めるしか
ないんだから!
よし、決めた!
?? う〜ん
やっぱりいきなり
言われてもなぁ……
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