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LVI-S200 大量注入法メソッド作成用 簡易マニュアル PTV EPC モジュール付 AT7890A/AT7000MSMS MS-HUNTER ソフト対応 株式会社 アイスティサイエンス

簡易マニュアル - AiSTI⑨プログラム時間がGCのプログラム時間より約3~5分短くなるように注入口温度条件を入力。 ⑩コメントを入力。⑪メソッドファイルを保存。②

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  • LVI-S200

    大量注入法メソッド作成用

    簡易マニュアル

    PTV 用 EPC モジュール付 AT7890A/AT7000MSMS

    MS-HUNTER ソフト対応

    株式会社 アイスティサイエンス

  • - 2 -

    目次

    1. 大量注入法メソッド条件の概念図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

    2. LVI-S200 ソフト条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

    2-1. LVI-S200 メソッド作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

    3. GC/MS ソフト条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

    3-1. MS-HUNTER ファイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

  • - 3 -

    1.大量注入法メソッド条件の概念図

    1st Stage 2nd Stage 3rd Stage 4th Stage

    スプリットレスモード

    パージモード50mL/

    注入 濃縮 導入 除去

    大量注入法工程

    1st 注入口温度を溶媒

    沸点よりも低めに設定した状態で試料を注入し、液体状態でインサート内に保持。

    2nd ベントモードで揮

    発してくる溶媒蒸気を排出し、インサート内で試料を濃縮。

    3rd スプリットレスモー

    ドで注入口温度を上げ、目的物質を分離カラムへ導入。

    4th パージモードでイ

    ンサートに残存している夾雑物を排除。

    ベントモード150mL/

    ベントモード150mL/

    注入速度低速

    注入開始

    GCスタート

    GCプログラム時間

    注入口プログラム時間

    スプリット スプリットレス スプリット

    濃縮(ベント) 導入

    パージ時間4.0min

    ベント時間__sec

    パージ流量30mL/

    (ベント流量)150mL/

    スタート0.0min

    時間

    温度PTV仕様EPCモジュール付パネル直接入力用メソッド

    条件

    *GCプログラム時間より3~5分ほど短くなるようにする

    GC温度プログラム

    注入口温度プログラム

    GC初期保持時間4min

    *ソフトで推奨する溶媒排出時間を入力

    注入口初期温度_℃

    注入口初期保持時間__min

    *ソフトで推奨する注入口初期温度を入力

  • - 4 -

    2. LVI-S200 ソフト条件

    2-1. LVI-S200 メソッド作成

    ①[編集(E)]→[メソッド(M)]をクリック。

    ②注入法:[大量注入]を選択。

    ③推奨の溶媒:[Hexane]を選択。

    ④注入量:[10]uL を選択。

    ⑤圧力:[70]kPa を選択。*GC の初期圧力に近い方を選択。

    ⑥溶媒排出時間の単位:[min]を選択。

    ⑦推奨表示された注入口初期温度を[No.1:温度]に入力。

    ⑧保持時間に溶媒排出時間を[No.1:保持時間]に入力。

    ⑨プログラム時間がGCのプログラム時間より約 3~5分短くなるように注入口温度条件を入力。

    ⑩コメントを入力。

    ⑪メソッドファイルを保存。

    ② ③

  • - 5 -

    3. GC/MS ソフト条件

    3-1. MS-HUNTER ファイル

    まず、カラムが接続されている注入口位置を確認します。

    ツールバー 「機器」から「GC コンフィグレーション」を選択

    ①使用カラムの注入口をバック注入口に選択(LVI が設置されている注入口位置を選択)

  • - 6 -

    ② CTC パラメータを編集します。(画像をクリック)

    ③GC-inj を選択 ④シリンジサイズを選択(PAL に設置されているシリンジサイズ)

    ⑤注入量を選択 ⑥注入位置を選択

    ⑦注入スピードを指定(6ul/sec 推奨:5-10ul/sec で設定)

  • - 7 -

    ⑧注入口/注入タイプをクリック

    ⑨CTC PAL ALS を選択

  • - 8 -

    ① GC パラメータをクリック

    ②PTV 溶媒ベントを選択

    ③流量:「50」ml/min 開始時間:「4」min を入力

    ④「150」ml/min 「10」psi(または「70」kPa)を入力

    ⑤LVI ソフトの記載された溶媒排出時間(min)を入力 (LVI ソフト条件参照)

    ⑥ガスセーバー「オン」にチェック、「20」ml/min 「6」min を入力

    ④ ⑤

  • - 9 -

    ⑦LVI ソフト推奨の初期温度より、オーブン初期温度が低い(同じ)ことを確認し、初期の

    ホールド時間「4」min を入力

    ⑧AUX(インターフェース)の温度を通常通り設定

  • - 10 -

    ①MS パラメータの編集をクリック

    ②溶媒待ち時間:「7 以上」を入力。少し長めに設定する。

    製造・販売 株式会社 アイスティサイエンス

    〒640-8341

    和歌山市黒田 120-6 アソート黒田 2F

    TEL.073-475-0033 FAX.073-497-5011

    URL http://www.aisti.co.jp