CHAPTER 2

第 2 章プロジェクトの作成と実行

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Chapter 2

新規 プロジェクトの作成 Eclipse メニューの「新規」->「 プロジェクト」を選択します。

「新規 プロジェクトウィザード」画面になるので、「Android」の「Android プロジェクト」を選択

して「次へ」 ボタンをクリックします。

「新規 Android プロジェクト・

リソース作成」画面になるので、

必要項目を入力して プロジェク

トを作成します。

Android の アプリケーション

はそれぞれ プロジェクトという

形で管理されます。

第 2 章 プロジェクトの作成と実行

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Android

プロジェクト名： Eclipse で管理する プロジェクト名で実際にワークスペースに作成されるフォルダ名になります。（日

本語は使用不可）

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Chapter

ビルド・ターゲット：作成するアプリケーションのターゲットを選択します。マップや GPS など、Google が提供してい

る機能を組み込んだアプリケーションを作成する場合には「Google APIs」を選択し、それ以外の時

はそれぞれの Android のバージョンを選択します。

アプリケーション名：アプリケーション名として保存されるテキストです。アプリケーションのアイコンと一緒に表示さ

れます。実際には「app_name」という文字列定数として保存されます。

（日本語が使用可能）

パッケージ名：他のパッケージと重複をさけるために一意の名前でパッケージ名を設定します。

たとえばドメイン名のように他のところで使わない名前を含めて作成します。

実際にはプロジェクト内のフォルダ名になります。（日本語は使用不可）

Create Activity：チェックボックスにチェックがされているとプロジェクトの作成と同時にクラスがソースファイル

として作成されます。

アプリケーションのメインクラス名を設定します。（日本語は使用不可）

Min SDK Version：ターゲットに合わせた API レベル番号を入力します。

選択したターゲットの右側に表示されている数字を設定します。

作成するプロジェクト

プロジェクト名 HelloWorldEx

ビルド・ターゲット Android 2.2

アプリケーション名 ハローワールド

パッケージ名com.palf.helloworldex （ここは他のアプリケーションと重ならない一意

のパッケージ名にします。例 ドメイン名 + パッケージ名など）

Create Activity HelloWorldEx

Min SDK Version 8

それぞれの項目を設定後「完了」ボタンをクリックします。

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Android

左側のパッケージ・エクスプローラー内に プロジェクトが作られているのを確認します。

パッケージを展開すると自動的にフォルダとファイルが生成さ

れています。

src ソースコードを保存するフォルダ

プロジェクト作成時に指定したフォルダが作成され ソースファ

イル（ HelloWorldEx. Java）が作成されています。

パッケージ名に指定したピリオドがフォルダとなって生成され

ているところに注意します。

このフォルダ内のファイルを編集して プログラミングします。

gen プロジェクト作成時に指定した パッケージ名に合わせたフォル

ダが作成され ソースファイル（R. Java）が作成されています。

この R.java ファイルはシステムが リソースや リ ソースファイ

ルの登録や削除を、自動的に管理して変更されるファイルです。

通常自分で編集することはありません。

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Chapter

Android 2.2SDK で提供されているライブラリが格納されているフォルダです。

通常自分で編集することはありません。（選択したライブラリ名で組込まれます。）

assetsアセットを保存するフォルダです。

アプリケーションが利用する HTML リソースやフォントなどをここに保存します。

resアプリケーションが利用するリソースが格納されているフォルダです。

res/drawable-hdpi 190-250dpi 用イメージ保存フォルダ

res/drawable-ldpi 100-140dpi 用イメージ保存フォルダ

res/drawable-mdpi 140-180dpi 用イメージ保存フォルダ

（dpi に関係なく使用する画像を保存する場合は drawable-nodpi というフォルダを作成します。）

res/layout レイアウト定義ファイル（xml）保存フォルダ

res/valuesテキスト、カラー、サイズ、テーマ等の定数を設定したファイル（xml）

保存フォルダ

現在作られていないが使用できるフォルダ

/res/drawable-nodpi 画面サイズに関係なく表示するイメージ保存フォルダ

/res/anim アニメーション定義ファイル（xml）保存フォルダ

/res/raw サウンド、ビデオ等のバイナリデータ保存フォルダ

/res/xml xml 形式のファイル保存フォルダ

AndroidManifest.xmlアプリケーションの各種設定をひとまとめにしてある xml 形式のファイル

default.propertiesSDK のバージョンが記載されているファイル（編集不要）

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Android

proguard.cfg ソースコード難読化のためのセキュリティツールです。（編集不要）

これで アプリケーションの基本はできあがっています。

まずは動かしてみましょう。

アプリケーションの実行

通常開発中の アプリケーションは デバッグモードで実行し、完成後 アプリケーションパッケージと

して「. apk」として生成します。

デバッグの構成を設定する

Eclipse メニューの「実行」->「 デバッグの構成」をクリックします。

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「構成の作成、管理、および実行」の画面になるので、左側ペインの「Android アプリケーション」

をダブルクリックします。

「新規構成」の設定が作成されます。

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Android

名前を「新規構成」から「ハローワールド」に変更し、 プロジェクトの「参照」 ボタンをクリック

して「 HelloWorldEx」を選択します。

ターゲットパネルをクリックして「Deployment Target Selection Mode」の項目で「手操作」ラジ

オ ボタンを選択して「適用」 ボタンをクリックします。

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Chapter

変更が保存されたら「 デバッグ」 ボタンをクリックします。

実行するデバイスの選択画面になります。

デバイス起動画面から「GALAPAGOS」 エミュレーターを選択して「OK」 ボタンをクリックします。

（ エミュレーターが起動している場合はこの画面で選択することができます。）

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Android

エミュレーター上に「Hello World, HelloWorldEx!」と表示されているのを確認します。

プログラムを終了するには戻る ボタン をクリックします。

新規の プロジェクトはこの状態で作成され、ここから アプリケーションを作成していきます。

次章では各ファイルを確認しながらどのような仕組になっているか学習していきます。