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▮感染管理認定看護師の紹介
予防対策していますか?もうすぐインフルエンザの季節です!
T e a m S H I N T O S H I●
横浜新都市脳神経外科病院
季刊広報誌
平成 28 年 11 月号
i n f o r m a t i o n● 糖尿病教室
■11/17㊊ 14:00~
しんとし健康セミナー
■11/19㊌ 13:00~ ■11/16㊌ 13:00~
■12/14㊌ 13:00~ ■12/21㊌ 13:00~
頭痛・めまい・頭の症状は自律神経が 9割
~自律神経を整えるコツを教えます~
■12/12㊊ 13:00~
※11月は諸事情につき、中止となりました
詳細は当院ホームページの
「イベントのご案内」をご覧ください
右記 QR コードから読み取りできます
横浜新都市脳神経外科病院 季刊広報誌 通刊 39 号
平成 28 年 11 月号 ●発行/(医)明芳会 横浜新都市脳神経外科病院
●編集/地域医療連携室
しんとし IMSイ ム ス
グループ 医療法人社団明芳会 横浜新都市脳神経外科病院 〒225‐0013 横浜市青葉区荏田町 433 番地 Tel.045-911-2011
F a x . 0 4 5 - 9 1 1 - 4 5 1 7
特 集
脳神経外科医から学ぶ
『ストレスと頭痛・めまい』 自律神経のバランスを整えることがカギ!
あいさつ 横浜新都市脳神経外科病院 院長 森本将史
今年の夏は、4 年に一度のスポーツの祭典リオデジャネイロ五輪で、4 年間
の地道な努力が垣間見れる飾りのないリアルな選手の姿に、何度も感動を覚え
ました。「人生を楽しむ」これはとても大事なことです。ただ「楽しみ」だけ
では、ついつい楽な方に流されがちにもなります。その一方で、スポーツに限
らずなんであれ、「喜び」は、往々にして「達成感」や「気持ちが叶う」こと
を伴うことが多く、それが困難であればあるほど、成就したときは人生の充実
度を増してくれます。仕事であれ、プライベートであれ、日常にやりがいと楽
しみを見つけながら、そこで立ち止まらずに自分で更なる成長を求め、また変
化した自分に出会いながら、達成感と喜びを感じる人生を送っていきたいもの
です。「いい年して・・」と言う言葉を禁止して、一年に一つ、ちょっと高め
の目標にチャレンジする、それが今の私のアンチエイジング法です。今年の秋
も一つ大きなチャレンジをしますが、それにはまず健康な身体が前提です。気
持ちと身体の元気は裏表です。脳外科外来患者さんの 95%以上が、脳の異常
ではなく、ストレスや身体の不調が原因の症状です。スポーツの秋、これから
ますます気候も良くなるでしょうから、みなさんも自分に見合った運動や健康
法に取り組んでみてはいかがでしょうか。
こんにちは、はじめまして。感染管理認定看護師の
三田村です。今年も色々な感染症のニュースが世間を
騒がせましたが、そろそろインフルエンザが流行して
くる時期です。私たちに身近な感染症であるインフル
エンザについて簡単にお話したいと思います。
インフルエンザは通常の風邪と違い、急激に症状が
進行します。症状としては悪寒・頭痛・発熱・腰痛・
筋肉痛・関節痛・全身の倦怠感が主で、熱も 38~40℃
と高熱になります(高齢者ではこのような症状が出な
い場合もあります)。重症化すると肺炎や脳症など命に
かかわってくるケースもあります。そんなインフルエ
ンザの予防には、感染しないための身体づくりが重要
となってきますので、予防に大切な 4 つの項目を挙げ
ます。
1.うがい・手洗いをこまめに行う(埃やウイルスを洗い
流す)
2.マスクを正しくつける(お鼻出ていませんか?)
3.適度な運動・睡眠・バランスのよい食事で、抵抗力
を養う体づくりを心がける
(自分の免疫力を高める)
4.予防接種を受ける(インフルエンザのピークは毎年
1 月下旬~2 月と言われているので、12 月位には予防
接種を完了しておくと良いでしょう)
となってきますので、予防に大切な次の 4つを今日か
らぜひ実行しましょう!
IMSグループ広報誌
プラザイムス
「プラザイムス」は、患者さま、
ご家族のみなさまに院内やI
MSグループの医療活動、病気
に関する情報をお伝えするコ
ミュニケーションペーパーで
す。
うがい・手洗いをこまめに行う 埃やウイルスを洗い流す!
マスクを正しくつける お鼻出ていませんか?
適度な運動・睡眠・バランスの良い食事で、
抵抗力を養う体づくりを心がける 自分の免疫力を高めよう!
予防接種を受ける インフルエンザのピークは毎年 1月下旬~2月と
言われているので、12月位には予防接種を完了し
ておくと良いでしょう。
病 院 の 詳 し い こ と は ホ ー ム ぺ ー ジ か ら も ご 覧 い た だ け ま す 。
患者さまの「満足」と「安心」を第一に考え、愛し愛される病院を目指しています
当院では、地域市民の皆様との触れ合いと日頃の健
康管理のサポートに役立てていただくための情報提供を目
的に、様々なイベント・医療公開講座を開催しておりま
す。 どなたでも無料でご参加いただけますので、ご家族・ご
友人お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
イベントのご案内
「自律神経」とは、心臓を動かす、汗をかくなどと
いった、自分ではコントロールできない自動的に働
く神経のことを言います。「自律神経」には活動する
神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれ
る『副交感神経』の 2 つに分類され、正反対のはた
らきをするこの 2 つがバランスよくはたらくことで、
健康状態を保っています。
現代人はストレス過多で『交感神経』が働きすぎ
ていると言われており、心身の緊張状態が長時間続
き、熟睡できなくなって回復力が低下した状態が続
いています。それによって、リラックスすべき状況
で動悸がしたり、頭痛やめまいがするといった様々
な症状が出現します。これが「自律神経失調」とい
う状態です。
「自律神経」の乱れのほとんどの原因は、ストレ
スと言われていますが、症状が一人一人違うように、
その原因もまた一人一人違います。自分の生活スタ
イルを振り返り、自律神経のバランスを整える習慣
づけをすることが大切です。
「自律神経」の乱れによる起こる代表的な症状の
うちに、頭痛とめまいがあげられます。
頭痛の原因の 7 割は緊張型頭痛、3 割弱が片頭痛
と言われています。これらは日常生活で『交感神経』
が過剰に働いていることが多いので、『副交感神経』
のはたらきを活発にしてバランスをとることが必要
になります。
めまいは、大まかに分けて雲に乗っているかのよ
うにフワフワする浮動性めまいと、天井がぐるぐる
回転してしまう回転性めまいの 2 種類があります。
うつ病やメニエール病などの他疾患も考えられます
が、いずれにしても過度なストレスや疲労がほとん
どの原因となっています。
また最近では、スマートフォンの使い過ぎによる
肩こりや頭痛、吐き気までも起こす「スマートフォ
ン症候群」と言われる人が増えています。スマート
フォンの使用時は頭が下がりがちになり、首周りの
筋肉がこわばってしまったり、姿勢が悪くなること
で血流が悪化して不調の原因となります。
しかし、頭痛とめまいの症状の中には、脳梗塞や
くも膜下出血などの脳卒中の前触れとして起こる場
合もあるため、注意が必要です。分かりやすい例と
しては、ハンマーで殴られたような突然の激しい頭
痛、痺れを伴うめまい、一時的に頭痛やめまい、手
足の麻痺などが起こりすぐに軽快するような場合
(一過性脳虚血発作)などが挙げられます。いつも
と違うと感じた場合は我慢をせず、すぐ近医を受診
するようにしましょう。
脳に異常のない頭痛やめまいの患者さまには、主
に症状を緩和する内服薬を処方していますが、前述
の通り、身体の状態を整えることで、自律神経のバ
ランスを取り戻し、薬に頼らず心身ともにリラック
スさせていくことも重要です。筋緊張の緩和ケアと
美しい姿勢を保つケアも自律神経のバランス維持
に有効です。当院脳神経外科では、内服薬以外の治
療の相談も承っておりますのでお気軽にご相談く
ださい。
また、毎月第 2 月曜 13 時~14 時に院長 森本将
史による医療公開講座「頭痛・めまい・頭の症状は
自律神経が 9割~自律神経を整えるコツを教えます
~」を開催しております。さらに詳しい内容を知り
たい方はぜひご参加ください。
監修:脳神経外科 院長 森本将史
そもそも自律神経って?
注意すべき頭痛、めまい
薬に頼らない身体づくりを
特 集
脳神経外科医から学ぶ
『ストレスと頭痛・めまい』 自律神経のバランスを整えることがカギ! 脳外科の外来患者さんの 9割以上は脳に異常が無く、
ストレスや疲労からくる自律神経関連の症状であると言っても過言ではありません。
自律神経のバランスを整え、正しい姿勢から心も体も健康にしていきましょう。
会場は当院西館 3 階カ
ンファレンスルーム。
入場無料・予約不要。
どなたでもご参加いた
だけます。
※10 月・1 月は祝日の
為お休みさせていただ
きます。
※すべての回とも同じ
講演内容になります。
予めご承知おきくださ
い。
【お詫び】
11 月 14 日は諸事
情につき、中止とな
りました。大変申し
訳ございません。