38
Cisco Unified Communications Manager CUCM)の設定 Cisco Unified Communications ManagerCUCM)の設定, 1 ページ マルチデータ センターの CUCM 設定チェックリスト, 3 ページ 高可用性の有無にかかわらない CUCM 設定チェックリスト , 4 ページ CWMS マルチデータ センター システムでの CUCM の設定, 5 ページ 高可用性システムと非高可用性システム向けの CUCM の設定, 8 ページ SIP トランク セキュリティ プロファイルの設定, 13 ページ SIP プロファイルの設定, 15 ページ TLS を使用した CUCM 証明書の管理, 16 ページ SIP トランクの設定, 24 ページ ルート グループの設定, 28 ページ ルート リストの設定, 29 ページ ルート パターンの設定, 30 ページ SIP ルート パターンの設定, 31 ページ CUCM 機能の互換性およびサポート, 32 ページ Cisco Unified Communications ManagerCUCM)の設定 Cisco WebEx Meetings Server で電話会議を有効にするには、1 つ(以上)の Cisco Unified Communications ManagerCUCM)システムを設定してコール制御を管理する必要があります。オ プションで、音声の高可用性のために 2 番目の CUCM システムを設定できます。 Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニング ガイドおよびシステム要件 1

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定

• Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定, 1 ページ

• マルチデータセンターの CUCM設定チェックリスト, 3 ページ

• 高可用性の有無にかかわらない CUCM設定チェックリスト , 4 ページ

• CWMSマルチデータセンターシステムでの CUCMの設定, 5 ページ

• 高可用性システムと非高可用性システム向けの CUCMの設定, 8 ページ

• SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, 13 ページ

• SIPプロファイルの設定, 15 ページ

• TLSを使用した CUCM証明書の管理, 16 ページ

• SIPトランクの設定, 24 ページ

• ルートグループの設定, 28 ページ

• ルートリストの設定, 29 ページ

• ルートパターンの設定, 30 ページ

• SIPルートパターンの設定, 31 ページ

• CUCM機能の互換性およびサポート, 32 ページ

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定Cisco WebEx Meetings Serverで電話会議を有効にするには、1つ(以上)の Cisco UnifiedCommunicationsManager(CUCM)システムを設定してコール制御を管理する必要があります。オプションで、音声の高可用性のために 2番目の CUCMシステムを設定できます。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件1

Page 2: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

MDC 環境の CUCMマルチデータセンター(MDC)環境の CUCM設定は、シングルデータセンター(SDC)環境と同じです。1つのデータセンターで変更された構成パラメータは、他のデータセンターで自動的に一致されます。

CUCMでは、マルチデータセンター(MDC)環境の基本設定は、シングルデータセンター(SDC)環境と同じです。ただし、すべてのデータセンターにトランクを設定する必要があります。各デー

タセンターには異なるルートパターンを設定できます。複数のCUCMを使用する場合は、各データセンターに、他のデータセンターの CUCMへのコール転送用 SIPトランクが必要です。

はじめる前に

Cisco WebEx Meetings Serverの [オーディオ(Audio)]ページから、ロードバランサポイントとアプリケーションポイントの情報を取得します。ロードバランサポイントはコールのロードバラ

ンシングを管理し、アプリケーションポイントはコール、会議のフロー、および機能制御を管理

します。異なる規模のシステムには異なる数のロードバランサポイントとアプリケーションポ

イントがあり、その数はカスタマイズされていません。この情報を表示するには、管理サイトに

サインインして、[設定(Settings)] > [オーディオ(Audio)]を選択します。

•サイズ(50/250/800/2000)

•高可用性

•転送タイプ

[オーディオ(Audio)]ページには、IPアドレスとポートを含む、ロードバランサポイントとアプリケーションポイントの情報を表示する SIP設定テーブルがあります。このテーブルは、最初に音声設定を行うときに表示される [初めて音声設定を行う(Configuring Your Audio Settings forthe First Time)]ページにも表示されます。

Cisco WebEx Meetings Serverで CUCMを使用するには、CUCMに次の基本設定と固有設定を行う必要があります。

•基本設定

これらの設定は、複数の Cisco WebEx Meetings Serverシステムと共有できます。

(注)

◦ SIPトランクセキュリティプロファイル

◦ SIPプロファイル

•固有設定

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件2

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定MDC 環境の CUCM

Page 3: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

これらの設定は、個々のCiscoWebExMeetings Serverシステムに対して行う必要があり、複数のシステムで共有することはできません。

(注)

◦証明書管理

◦ SIPトランク

◦ルートグループ

◦ルートリスト

◦ルートパターン

◦ SIPルートパターン

MDC 環境での CUCM セキュア電話会議両方の証明書の共通名が同じである場合に電話会議を保護することを目的に、必要に応じてマル

チデータセンター(MDC)のすべてのデータセンターからの証明書を単一の Cisco Unified CallManager(CUCM)にインポートすることはできません。

デフォルトでは、すべてのデータセンターの共通名は、システムのグローバルサイトURLです。ただし、共通名を一意にするには、バージョン 2.6以降の場合はバージョン 2.6以降用の証明書署名要求(CSR)の生成, (20ページ)を、バージョン 2.5以前の場合は証明書署名要求(CSR)バージョン 2.5以下の生成, (22ページ)を使用して、証明書を生成できます。グローバルサイト URLの代わりにローカルサイト URLを選択して共通名に使用します。

システムの変更手順時(サイトまたは管理URLの変更、ホスト名の変更など)に生成された自己署名証明書によって、共通名にグローバルサイトURLが含まれている証明書が生成されるので、この種の操作の後に、ローカルサイト URLを含む証明書を手動で作成する必要があります。

マルチデータセンターの CUCM 設定チェックリスト設定チェックリストには、マルチデータセンター(MDC)で使用するシステムに設定する必要がある、各 Cisco Unified Communication Manager(CUCM)の設定タイプの数が表示されます。

SIP ルートパターン

(固有設

定)

ルートパ

ターン

(固有設

定)

ルートリ

スト(固

有設定)

ルートグ

ループ

(固有設

定)

SIP トランク(固有

設定)

SIP プロファイル

(基本設

定)

セキュリ

ティプロ

ファイル

(基本設

定)

システム

のサイズ

2N11412250ユーザ

2N11412800ユーザ

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件3

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定MDC 環境での CUCM セキュア電話会議

Page 4: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

SIP ルートパターン

(固有設

定)

ルートパ

ターン

(固有設

定)

ルートリ

スト(固

有設定)

ルートグ

ループ

(固有設

定)

SIP トランク(固有

設定)

SIP プロファイル

(基本設

定)

セキュリ

ティプロ

ファイル

(基本設

定)

システム

のサイズ

4N11612HAがある2000人のユーザ

高可用性の有無にかかわらない CUCM 設定チェックリスト

設定チェックリストには、高可用性(HA)の有無にかかわらずシングルデータセンター(SDC)システムに設定する必要がある、各 Cisco Unified Communication Manager(CUCM)の設定タイプの数が表示されます。

SIP ルートパターン

(固有設

定)

ルートパ

ターン

(固有設

定)

ルートリ

スト(固

有設定)

ルートグ

ループ

(固有設

定)

SIP トランク(固有

設定)

SIP プロファイル

(基本設

定)

セキュリ

ティプロ

ファイル

(基本設

定)

システム

のサイズ

1N11121250ユーザ

2N11412HAがある50人のユーザ

1N11212250ユーザ

2N11412HAがある250人のユーザ

1N11212800ユーザ

2N11412HAがある800人のユーザ

3N115122000ユーザ

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件4

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性の有無にかかわらない CUCM 設定チェックリスト

Page 5: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

SIP ルートパターン

(固有設

定)

ルートパ

ターン

(固有設

定)

ルートリ

スト(固

有設定)

ルートグ

ループ

(固有設

定)

SIP トランク(固有

設定)

SIP プロファイル

(基本設

定)

セキュリ

ティプロ

ファイル

(基本設

定)

システム

のサイズ

4N11612HAがある2000人のユーザ

1 Nは、Cisco WebEx Meetings Serverで設定するコールインアクセス番号の数です。

CWMS マルチデータセンターシステムでの CUCM の設定通常、マルチデータセンター(MDC)環境の各サイトには、専用の CUCMクラスタが関連付けられています。CUCMクラスタは、クラスタ間トランク(ICT)を使用して接続されています。各CUCMクラスタには、ローカルCWMSサイトへのコールイン/インダイヤルトランクがあります。Session Manager Edition(SME)がサポートされています。CWMSは、ローカル CUCMクラスタの背後に設定できます。各 CUCMには、MDC内のすべてのメディア仮想マシンへの SIPREFERトランクがあります。

冗長性については、各 CUCMクラスタは、すべてのデータセンターへの INVITEトランクを持つことができます。コールインルートパターンは、ローカルデータセンターに関連付けられてい

る INVITEトランクを優先し、障害時にのみ、リモートデータセンターへの INVITEトランクを使用します。

表 1:各 CUCM クラスタに設定される CUCM SIP トランク

REFER トランク:アプリケーションポイント(TAS)

INVITE トランク:ロードバランサ(MACC)

展開

22中小

22中

64大規模環境

250 または 800 ユーザ規模のマルチデータセンターシステムでの CUCMの設定

250または800ユーザ規模のマルチデータセンターシステムにCiscoUnifiedCommunicationsManager(CUCM)を設定します。通常、各データセンターにローカルの CUCMクラスタがあります。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件5

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CWMS マルチデータセンターシステムでの CUCM の設定

Page 6: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

はじめる前に

必要な情報:

•各データセンターに 1つのロードバランスポイントの IPアドレス

•各データセンターに 1つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

手順

ステップ 1 既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、Cisco WebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

ロードバランスポイントにSIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプリケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロードバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (14ページ)を参照してください。

ステップ 2 既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。「TLS SIPプロファイルの設定」または IPv6 SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

ステップ 3 ロードバランスポイントに 2つの SIPトランクを設定します。「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 4 アプリケーションポイントに 2つの SIPトランクを設定します。「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 5 ロードバランスポイントに設定した SIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

「ルートグループの設定」を参照してください。

ステップ 6 上記のステップで設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。「ルートリストの設定」を参照してください。

ステップ 7 上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番号の数です。「ルートパターンの設定」を参照してください。

ステップ 8 アプリケーションポイントに 2つの SIPルートパターンを設定します。「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件6

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定250 または 800 ユーザ規模のマルチデータセンターシステムでの CUCM の設定

Page 7: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

2000 ユーザ規模のマルチデータセンターシステムでの CUCM の設定2000ユーザ規模のマルチデータセンター(MDC)システムにCiscoUnifiedCommunicationsManager(CUCM)を設定します。通常、各データセンターにローカルの CUCMクラスタがあります。

はじめる前に

必要な情報:

•各データセンターに 2つのロードバランスポイントの IPアドレス

•各データセンターに 3つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

手順

ステップ 1 既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、Cisco WebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

ロードバランスポイントにSIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプリケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロードバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (14ページ)を参照してください。

ステップ 2 既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。「TLS SIPプロファイルの設定」または IPv6 SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

ステップ 3 ロードバランスポイントに 2つの SIPトランクを設定します。「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 4 アプリケーションポイントに 4つの SIPトランクを設定します。「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 5 ロードバランスポイントに設定した SIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

「ルートグループの設定」を参照してください。

ステップ 6 上記のステップで設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。「ルートリストの設定」を参照してください。

ステップ 7 上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番号の数です。「ルートパターンの設定」を参照してください。

ステップ 8 アプリケーションポイントに 4つの SIPルートパターンを設定します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件7

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定2000 ユーザ規模のマルチデータセンターシステムでの CUCM の設定

Page 8: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

高可用性システムと非高可用性システム向けの CUCM の設定

ここでは、さまざまなサイズの高可用性システムと非高可用性システムの設定に必要なタスクに

ついて説明します。

高可用性のない 50 人、250 人、および 800 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

高可用性のない 50人、250人、および 800人規模のユーザシステムに CUCMを設定します。

はじめる前に

必要な情報:

• 1つのロードバランスポイントの IPアドレス

• 1つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

手順

ステップ 1 既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、Cisco WebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

ロードバランスポイントにSIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプリケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロードバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (14ページ)を参照してください。

ステップ 2 既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。「TLS SIPプロファイルの設定」または IPv6 SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

ステップ 3 ロードバランスポイントに 1つの SIPトランクを設定します。「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 4 アプリケーションポイントに 1つの SIPトランクを設定します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件8

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性システムと非高可用性システム向けの CUCM の設定

Page 9: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 5 ロードバランスポイントに設定した SIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

「ルートグループの設定」を参照してください。

ステップ 6 上記のステップで設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。「ルートリストの設定」を参照してください。

ステップ 7 上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番号の数です。「ルートパターンの設定」を参照してください。

ステップ 8 アプリケーションポイントに 2つの SIPルートパターンを設定します。「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

高可用性ありの 50 人、250 人、または 800 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

この項では、高可用性ありの 50人、250人、または 800人規模のユーザシステムに CUCMを設定するのに必要な情報と詳細な手順について説明します。

必要な情報

• 2つのロードバランスポイントの IPアドレス

• 2つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

設定手順

次の操作を行ってください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件9

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性ありの 50 人、250 人、または 800 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

Page 10: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

詳細情報説明タ

ロードバランスポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプ

リケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロー

ドバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定,(14ページ)を参照してください。

既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。

満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

1

「TLSSIPプロファイルの設定」または IPv6SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない

場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。

2

「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ロードバランスポイントに 2つの SIPトランクを設定します。

3

「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

アプリケーションポイントに 2つの SIPトランクを設定します。

4

「ルートグループの設定」を参照してくだ

さい。

上記のタスク 3でロードバランスポイントに設定したSIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

5

「ルートリストの設定」を参照してくださ

い。

上記のタスク 5で設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。

6

「ルートパターンの設定」を参照してくだ

さい。

上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番

号の数です。

7

「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

アプリケーションポイントに 2つの SIPルートパターンを設定します。

8

高可用性のない 2000 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定高可用性のない 2000人規模のユーザシステムに Cisco Unified Communications Manager(CUCM)を設定します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件10

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性のない 2000 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

Page 11: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

はじめる前に

必要な情報:

• 2つのロードバランスポイントの IPアドレス

• 3つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

手順

ステップ 1 既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、Cisco WebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

ロードバランスポイントにSIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプリケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロードバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (14ページ)を参照してください。

ステップ 2 既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。「TLS SIPプロファイルの設定」または IPv6 SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

ステップ 3 ロードバランスポイントに 2つの SIPトランクを設定します。「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 4 アプリケーションポイントに 3つの SIPトランクを設定します。「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 5 ロードバランスポイントに設定した SIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

「ルートグループの設定」を参照してください。

ステップ 6 上記のステップで設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。「ルートリストの設定」を参照してください。

ステップ 7 上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番号の数です。「ルートパターンの設定」を参照してください。

ステップ 8 アプリケーションポイントに 2つの SIPルートパターンを設定します。「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件11

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性のない 2000 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

Page 12: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

次の作業

高可用性ありの 2000 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定高可用性ありの 2000人規模のユーザシステムに Cisco Unified Communications Manager(CUCM)を設定します。

はじめる前に

必要な情報:

• 2つのロードバランスポイントの IPアドレス

• 4つのアプリケーションポイントの IPアドレス

•システムに設定するコールインアクセス番号の数

手順

ステップ 1 既存の SIPトランクセキュリティプロファイルを確認し、Cisco WebEx Meetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、2つの SIPトランクセキュリティプロファイルを設定します。

ロードバランスポイントにSIPトランクセキュリティプロファイルを追加して、アプリケーションポイントに SIPトランクセキュリティプロファイルを追加します。ロードバランスポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (13ページ)およびアプリケーションポイントの SIPトランクセキュリティプロファイルの設定, (14ページ)を参照してください。

ステップ 2 既存の SIPプロファイルを確認し、CiscoWebExMeetings Serverの設定要件を満たしているかどうかを判断します。満たしていない場合は、1つの SIPプロファイルを設定します。「TLS SIPプロファイルの設定」または IPv6 SIPプロファイルの設定, (16ページ)で説明されているように、SIPプロファイルを設定します。

ステップ 3 ロードバランスポイントに 2つの SIPトランクを設定します。「ロードバランスポイントでの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 4 アプリケーションポイントに 4つの SIPトランクを設定します。「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定」を参照してください。

ステップ 5 ロードバランスポイントに設定した SIPトランクを使用して、1つのルートグループを設定します。

「ルートグループの設定」を参照してください。

ステップ 6 上記のステップで設定したルートグループを使用して、1つのルートリストを設定します。「ルートリストの設定」を参照してください。

ステップ 7 上記のルートリストを使用して、N個のルートパターンを設定します。Nは、管理サイトの音声設定で設定したコールインアクセス番号の数です。「ルートパターンの設定」を参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件12

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定高可用性ありの 2000 人規模のユーザシステムでの CUCM の設定

Page 13: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

ステップ 8 アプリケーションポイントに 2つの SIPルートパターンを設定します。「SIPルートパターンの設定」を参照してください。

次の作業

SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

ロードバランスポイントの SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

はじめる前に

Cisco WebEx Meetings Serverシステムを TLS用に設定する場合は、セキュアな電話会議証明書をインポートする必要があります。詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/conferencing/webex-meetings-server/products-installation-guides-list.htmlで『CiscoWebExMeetings Server AdministrationGuide』の「Importing Secure Teleconferencing Certificates」の項を参照してください。

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [システム(System)] > [セキュリティ(Security)] > [SIPトランクセキュリティプロファイル

(SIP Trunk Security Profile)]を選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [名前(Name)]:SIPトランクセキュリティプロファイルを識別するための名前を入力します。

• [デバイスセキュリティモード(Device Security Mode)]:CUCMが UDP/TCPを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、[安全でない(NoSecure)]を選択します。CUCMがTLSを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、[暗号化済み(Encrypted)]を選択します。

• [X.509サブジェクト名(X.509 Subject Name)]:CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、証明書名を入力します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件13

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

Page 14: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

CUCMがTLSを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、各システムには異なる証明書が必要なため、異なる CiscoWebExMeetings Serverシステムで同じ SIPトランクセキュリティプロファイルを共有することはできません。管理サイトから CiscoWebExMeetings Server証明書の名前を取得します。詳細については、『Administration Guide』の「Managing Certificates」を参照してください。

(注)

• [着信ポート(Incoming Port)]:CUCMが UDP/TCPを使用して Cisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、5060と入力します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、5061と入力します。

このページのその他のフィールドは設定しないでください。デフォルトの設定のままに

します。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

アプリケーションポイントの SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

はじめる前に

Cisco WebEx Meetings Serverシステムを TLS用に設定する場合は、セキュアな電話会議証明書をインポートする必要があります。詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/conferencing/webex-meetings-server/products-installation-guides-list.htmlで『CiscoWebExMeetings Server AdministrationGuide』の「Importing Secure Teleconferencing Certificates」の項を参照してください。

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [システム(System)] > [セキュリティ(Security)] > [SIPトランクセキュリティプロファイル

(SIP Trunk Security Profile)]を選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [名前(Name)]:SIPトランクセキュリティプロファイルを識別するための名前を入力します。

• [デバイスセキュリティモード(Device Security Mode)]:CUCMが UDP/TCPを使用してCisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、[安全でない(Non Secure)]を選択します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、[暗号化済み(Encrypted)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件14

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定アプリケーションポイントの SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

Page 15: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

• [X.509サブジェクト名(X.509 Subject Name)]:CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、証明書名を入力します。

CUCMがTLSを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、各システムには異なる証明書が必要なため、異なる CiscoWebExMeetings Serverシステムで同じ SIPトランクセキュリティプロファイルを共有することはできません。管理サイトから CiscoWebExMeetings Server証明書の名前を取得します。詳細については、『Administration Guide』の「Managing Certificates」を参照してください。

(注)

• [着信ポート(Incoming Port)]:CUCMが UDP/TCPを使用して Cisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、5062と入力します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、5063と入力します。

このページのその他のフィールドは設定しないでください。デフォルトの設定のままに

します。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

SIP プロファイルの設定

標準 SIP プロファイルの設定標準の Session Initiation Protocol(SIP)プロファイルは、デフォルト設定を使用し、追加の設定手順は必要ありません。

TLS SIP プロファイルの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [デバイス(Device)]> [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIPプロファイル(SIP Profile)]の

順に選択します。

ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [名前(Name)]:SIPプロファイルの名前を入力します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件15

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定SIP プロファイルの設定

Page 16: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

• [アプリケーションによるリダイレクト(Redirect byApplication)]:チェックボックスをオンします。

このページのその他のフィールドは設定しないでください。デフォルトの設定のままにします。

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

IPv6 SIP プロファイルの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIPプロファイル(SIP Profile)]の

順に選択します。

ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [名前(Name)]:SIPプロファイルの名前を入力します。

• [ENATの有効化(Enable ENAT)]:チェックボックスを選択します。

このページのその他のフィールドは設定しないでください。デフォルトの設定のままにします。

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

TLS を使用した CUCM 証明書の管理TLSを使用して Cisco Unified Communications Manager(CUCM)が Cisco WebEx Meetings Server(CWMS)と通信するようにするには、次の操作を実行する必要があります。

•管理サイトから CWMS証明書を取得して、CUCMにアップロードします。

CWMSがサードパーティ証明書を使用している場合は、証明書チェーン内のすべての証明書を CUCMにアップロードする必要があります。

(注)

• CUCM証明書をダウンロードし、CWMSの管理サイトにアップロードします。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件16

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定IPv6 SIP プロファイルの設定

Page 17: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

CUCMがサードパーティ証明書を使用している場合は、証明書チェーン内の最後の証明書(ルート認証局(CA)の証明書)のみをCWMSにアップロードする必要があります。

(注)

TLSを使用して、マルチデータセンター(MDC)システム内のすべてのデータセンターを同じCUCMに接続する場合、CWMSは証明書の共通名に共通サイトのURLを使用できません。CUCM10.5以前のバージョンは共通名を含む複数の証明書を同じ証明書として処理するため、各証明書の共通名には、各データセンターのローカルサイトの URLを使用する必要があります。名前が異なっている場合は、2番目のデータセンター証明書が CUCMにアップロードされた後、2番目のデータセンター証明書が最初のデータセンター証明書に置き換わります。

詳細については、『AdministrationGuide』の「ManagingCertificates」を参照してください。詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12732/prod_installation_guides_list.htmlを参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server 証明書のアップロード

手順

ステップ 1 Cisco WebEx Meetings Server証明書をダウンロードし、エクスポートします。a) Cisco WebEx Meetings Serverの管理サイトにサインインします。b) [設定(Settings)] > [セキュリティ(Security)] > [証明書(Certificates)]を選択します。c) [SSL証明書(SSL Certificate)]セクションから証明書の名前をコピーします。d) [その他のオプション(More Options)] > [SSL証明書のエクスポート(Export SSL certificate)]を選択します。

e) 証明書をローカルハードドライブに保存します。

ステップ 2 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 3 [Cisco Unified OSの管理(Cisco Unified OS Administration)]を選択します。ステップ 4 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)]を選択します。ステップ 5 [証明書/証明書チェーンのアップロード(Upload Certificate/Certificate Chain)]を選択します。ステップ 6 [証明書の名前(Certificate name)]ドロップダウンメニューで、[CallManagerの信頼性

(CallManager-trust)]を選択します。ステップ 7 [参照(Browse)]ボタンを選択し、ローカルハードドライブに保存した証明書を選択します。ステップ 8 [ファイルのアップロード(Upload File)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件17

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定Cisco WebEx Meetings Server 証明書のアップロード

Page 18: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

「成功:証明書がアップロードされました(Success: CertificateUploaded)」メッセージが表示されます。

ステップ 9 (オプション)Cisco WebEx Meetings Serverが自己署名証明書を使用する場合は、ステップ 4~ 8を繰り返して、中間証明書とルート認証局(CA)の証明書を証明書チェーンからアップロードします。

ステップ 10 [閉じる(Close)]を選択します。

次の作業

証明書についての詳細については、

http://www.cisco.com/en/US/products/ps12732/prod_installation_guides_list.htmlで『AdministrationGuide』の「Managing Certificates」の項を参照してください。

サードパーティ CUCM 証明書のインストールこの手順では、CiscoWebExMeetings Serverにサードパーティ証明書をアップロードする方法を説明します。

はじめる前に

•証明書署名要求(CSR)を生成し、証明書を申請するためにそれをサードパーティの認証局に送信します。手順については、バージョン 2.6以降の場合は「バージョン 2.6以降用の証明書署名要求(CSR)の生成」を参照し、バージョン2.5以前の場合は証明書署名要求(CSR)バージョン 2.5以下の生成, (22ページ)を参照してください。

•認証局から証明書チェーンが送信され、以下が含まれている場合があります。

◦証明書 1(ユーザ):中間認証局によってユーザエンティティに発行されます。

◦証明書 2(中間):ルート認証局によって中間認証局に発行されます。

◦証明書 3(ルート CA):ルート認証局によって発行されます。

•証明書チェーン内に複数の証明書を受信した場合は、最初にユーザ証明書を使用して、3つの証明書を 1つのファイルに連結します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件18

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定サードパーティ CUCM 証明書のインストール

Page 19: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

手順

ステップ 1 http://www.cisco.com/en/US/products/ps12732/prod_installation_guides_list.htmlの『CiscoWebExMeetingsServer Administration Guide』で説明されているように、サードパーティ証明書ファイルを CiscoWebEx Meetings Serverにインポートします。

ステップ 2 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 3 [Cisco Unified OSの管理(Cisco Unified OS Administration)]を選択します。ステップ 4 [セキュリティ(Security)]> [証明書の管理(Certificate Management)]の順に選択します。ステップ 5 [証明書/証明書チェーンのアップロード(Upload Certificate/Certificate Chain)]を選択します。ステップ 6 [証明書の名前(Certificate name)]ドロップダウンメニューで、[CallManagerの信頼性

(CallManager-trust)]を選択します。ステップ 7 [参照(Browse)]ボタンを選択し、ローカルハードドライブに保存したルート認証局(CA)の証

明書を選択します。

これは、検証チェーンからの最後の自己署名証明書で、CallManager.pem証明書の検証に使用され

ます。

CallManager.pem証明書が作成されると同時に、認証局から直接ルート CA証明書を取得できます。

(注)

ステップ 8 [ファイルのアップロード(Upload File)]を選択します。「成功:証明書がアップロードされました(Success: CertificateUploaded)」と表示されるまで待機します。

ステップ 9 [閉じる(Close)]を選択します。

次の作業

証明書についての詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12732/prod_installation_guides_list.htmlで『Cisco WebEx Meetings Server Administration Guide』の「Managing Certificates」の項を参照してください。

CUCM 証明書のダウンロードこの手順は、CUCMが自己署名証明書を使用している場合にのみ必要です。CUCMがサードパーティの証明書を使用している場合は、証明書チェーンの最後の証明書(ルート CA証明書)のみを Cisco WebEx Meeting Serverにアップロードする必要があります。ルート CA証明書を取得する方法については、認証局(CA)にお問い合わせください。

CUCM証明書を生成する方法の詳細については、CUCMのマニュアルを参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件19

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CUCM 証明書のダウンロード

Page 20: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified OSの管理(Cisco Unified OS Administration)]を選択します。ステップ 3 [セキュリティ(Security)] > [証明書の管理(Certificate Management)]を選択します。ステップ 4 「CallManager」という名前の証明書の [証明書の名前(Certificate Name)]フィールドで証明書を

検索します。[.PEMファイル(.PEM File)]フィールドを選択します。ステップ 5 [ダウンロード(Download)]を選択して、CUCM証明書 CallManager.pemをローカルハードドラ

イブに保存します。

次の作業

CiscoWebExMeetings ServerにCUCM証明書をアップロードする詳細については、『AdministrationGuide』の「Managing Certificates」を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps12732/products_installation_and_configuration_guides_list.htmlを参照してください。

バージョン 2.6 以降用の証明書署名要求(CSR)の生成CWMS 2.5以上の SSL証明書の証明書署名要求(CSR)および秘密キーを生成するために使用されるハッシュメソッドは、SHA2(SHA256)を使用します。

手順

ステップ 1 管理サイトにサインインします。

マルチデータセンターシステムでは、DNSは、どのデータセンターのダッシュボードを表示するかを決定します。このダッシュボードを使用して、このシステム内のすべてのデータセンター

を管理します。

ステップ 2 [設定(Settings)] > [セキュリティ(Security)] > [証明書(Certificates)] > [CWMSシステム上の証明書(Certificates on CWMS System)]を選択します。マルチデータセンターシステムで、[CWMSシステム上の証明書またはデータセンター N上の証明書(Certificates on CWMS System or Certificates on Datacenter N)]を続行します。

ステップ 3 目的の CSRのタイプの [CSRの作成(Generate CSR)]を選択します。2015年 11月 1日、認証機関(VeriSign、GoDaddyなど)は、内部ドメイン名(domain.local、domain.internalなど)への証明書の発行を停止します。CWMSバージョン2.0MR9より前は、展開内のすべてのコンポーネントに対してサブジェクト代替名を持つ単一の SSL証明書のみをアップロードすることができましたが、これには完全なソリューションのために高価なSANSSL証明書を購入する必要があります。CWMSバージョン 2.5MR5以降は、WebExサイト URL SSL上で、

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件20

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定バージョン 2.6 以降用の証明書署名要求(CSR)の生成

Page 21: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

証明機関から IRPサーバで使用する証明書を購入し、内部ネットワークの仮想マシンに対して自己署名 SSL証明書を使用することができます。

ステップ 4 [CSR(証明書署名要求)の作成(Generate CSR (Certificate Signing Request))]ページのフィールドに値を入力します。

説明オプション

[ローカルサイトURL(Local Site URL)]証明書、[グローバルサイト URL(Global Site URL)]証明書、または [ワイルドカード(Wildcard)]証明書を選択します。

共通名(Common Name)

管理サイトおよび仮想マシンの名前。ワイルドカー

ドの共通名を選択した場合は、サブジェクト代替

名は必要ありません。

サブジェクト代替名(Subject AlternativeNames)

このオプションは、共通名のタイプに [サブジェクト代替名(Subject Alternative Name)]を選択した場合にのみ表示されます。

組織名を入力します。組織(Organization)

部署名を入力します。部署名(Department)

市区町名を入力します。市区町村郡(City)

州または県を入力します。州/都道府県(State/Province)

国を選択します。国(Country)

キーサイズ 2048を選択します。キーサイズ(Key Size)

ハッシュアルゴリズム SHA256を選択します。ハッシュアルゴリズム(Hash Algorithm)

ステップ 5 [CSRの作成(Generate CSR)]を選択します。[CSRのダウンロード(Download CSR)]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 [ダウンロード(Download)]を選択します。CSRと関連付けられている秘密キーを含む ZIPファイルを受信します。CSRファイルは csr.pem

と呼ばれ、秘密キーファイルは csr_private_key.pemと呼ばれます。

ステップ 7 VMwareデータリカバリまたはVMware vSphereデータ保護を使用して、システムをバックアップします。VMware vCenterを使用したバックアップの作成を参照してください。システムをバックアップすると、復元が必要になった場合に秘密キーが保持されます。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件21

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定バージョン 2.6 以降用の証明書署名要求(CSR)の生成

Page 22: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

証明書署名要求(CSR)バージョン 2.5 以下の生成CWMS 2.0以前のバージョンで SSL証明書の証明書署名要求(CSR)および秘密キーを生成するために使用されるハッシュメソッドは、SHA1を使用します。CWMS2.5以降ではSHA2(SHA256)を使用します。

内部および外部のアプリケーション証明書および CSRには、次のオプションがあります。

•キータイプ:

◦ RSA

◦ EC

• RSAキータイプの場合、キー長は 2048です。

• RSAハッシュアルゴリズム:

◦ SHA1

◦ SHA224

◦ SHA256

◦ SHA384

◦ SHA512

• EC証明書のキーサイズとハッシュアルゴリズム:

◦キーサイズ 256:

◦ SHA256

◦ SHA384

◦ SHA512

◦キーサイズ 384:

◦ SHA384

◦ SHA512

◦キーサイズ 512:

◦ SHA512

内部および外部の証明書は同じタイプである必要があります。外部証明書は内部証明書によって

決まります。たとえば、システムにRSA内部証明書がある場合、[外部自己署名の作成(GenerateExternal Self-signed)]ページには、1つのキータイプオプション、RSA(外部証明書キータイプと同じ)しかありません。インストールされている内部のキータイプとは異なるキータイプの外

部証明書を生成またはアップロードすることはできません。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件22

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定証明書署名要求(CSR)バージョン 2.5 以下の生成

Page 23: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

手順

ステップ 1 管理サイトにサインインします。

マルチデータセンターシステムでは、DNSは、どのデータセンターのダッシュボードを表示するかを決定します。このダッシュボードを使用して、このシステム内のすべてのデータセンター

を管理します。

ステップ 2 [設定(Settings)] > [セキュリティ(Security)] > [証明書(Certificates)] > [CWMSシステム上の証明書(Certificates on CWMS System)]を選択します。マルチデータセンターシステムで、[CWMSシステム上の証明書またはデータセンター N上の証明書(Certificates on CWMS System or Certificates on Datacenter N)]を続行します。

ステップ 3 目的の CSRのタイプの [CSRの作成(Generate CSR)]を選択します。2015年 11月 1日、認証機関(VeriSign、GoDaddyなど)は、内部ドメイン名(domain.local、domain.internalなど)への証明書の発行を停止します。CWMSバージョン2.0MR9より前は、展開内のすべてのコンポーネントに対してサブジェクト代替名を持つ単一の SSL証明書のみをアップロードすることができましたが、これには完全なソリューションのために高価なSANSSL証明書を購入する必要があります。CWMSバージョン 2.5MR5以降は、WebExサイト URL SSL上で、証明機関から IRPサーバで使用する証明書を購入し、内部ネットワークの仮想マシンに対して自己署名 SSL証明書を使用することができます。

ステップ 4 [CSR(証明書署名要求)の作成(Generate CSR (Certificate Signing Request))]ページのフィールドに値を入力します。

説明オプション

[ローカルサイト URL(Local Site URL)]証明書、[グローバルサイト URL(Global Site URL)]証明書、または [ワイルドカード(Wildcard)]証明書を選択します。

共通名(Common Name)

管理サイトおよび仮想マシンの名前。ワイルドカー

ドの共通名を選択した場合は、サブジェクト代替名

は必要ありません。

サブジェクト代替名(Subject AlternativeNames)

このオプションは、共通名のタイプに[サブジェクト代替名(Subject AlternativeName)]を選択した場合にのみ表示されます。

組織名を入力します。組織(Organization)

部署名を入力します。部署名(Department)

市区町名を入力します。市区町村郡(City)

州または県を入力します。州/都道府県(State/Province)

国を選択します。国(Country)

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件23

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定証明書署名要求(CSR)バージョン 2.5 以下の生成

Page 24: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

説明オプション

キーサイズ 2048を選択します。キーサイズ

ステップ 5 [CSRの作成(Generate CSR)]を選択します。[CSRのダウンロード(Download CSR)]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 [ダウンロード(Download)]を選択します。CSRと関連付けられている秘密キーを含む ZIPファイルを受信します。CSRファイルは csr.pem

と呼ばれ、秘密キーファイルは csr_private_key.pemと呼ばれます。

ステップ 7 VMwareデータリカバリまたはVMware vSphereデータ保護を使用して、システムをバックアップします。VMware vCenterを使用したバックアップの作成を参照してください。システムをバックアップすると、復元が必要になった場合に秘密キーが保持されます。

SIP トランクの設定

高可用性(HA)を備えた 2000人規模のユーザシステムおよび複数のロードバランスおよびアプリケーションポイントに導入するときは、CWMSソリューションの各ロードバランサおよびアプリケーションポイントに専用のSIPトランクが必要です。同じSIPトランク内の複数の宛先 IPアドレスはサポートされません。

(注)

ロードバランスポイントでの SIP トランクの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]を選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 [トランクタイプ(Trunk Type)]ドロップダウンメニューで、[SIPトランク(SIP Trunk)]を選択

します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件24

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定SIP トランクの設定

Page 25: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

このページのその他のフィールドは変更しないでください。パラメータをデフォルトの

設定のままにします。

CUCMがCiscoWebExMeeting Serverと通信している場合は、[メディアターミネーションポイントが必須(Media Termination Point Required)]を [トランクの設定(TrunkConfiguration)]ページでオフにする必要があります。CUCM SIPオーディオで CiscoWebEx Meetings Serverを使用していない場合は、サードパーティ製 PBXインフラストラクチャを使用してテレフォニーサービスを提供するときに [メディアターミネーションポイントが必須(Media Termination Point Required)]を選択します。

(注)

ステップ 6 [次へ(Next)]を選択します。ステップ 7 次のフィールドを設定します。

• [デバイス名(Device Name)]:SIPトランクの名前を入力します。

• [デバイスプール(Device Pool)]:ドロップダウンメニューから適切なデバイスプールを選択します。

どの Cisco Unified Communications Managerグループがそのデバイスプールで設定されているかを判断するには、[システム(System)] > [デバイスプールメニュー(Device Pool menu)]を選択します。どの Cisco Unified Communications Managerがこのグループの一部かを確認するには、[システム(System)] > [Cisco Unified CMグループ(Cisco Unified CMGroup)]を選択します。

プライマリサーバおよびセカンダリサーバの IPアドレスを記録します。これらのIPアドレスは、Cisco WebEx Meetings Serverで音声設定を行う際に入力されます。詳細については、『Administration Guide』の「Configuring Your Audio Settings for theFirst」を参照してください。『Cisco WebEx Meetings Server Install and UpgradeGuides』を参照してください。

(注)

• [宛先アドレス(Destination Address)]:ロードバランスポイントの IPv4アドレスを入力します。IPアドレスの管理サイトの [オーディオ(Audio)]ページにある SIP設定テーブルを参照してください。

• [宛先アドレス IPv6(Destination Address IPv6)]:CUCMと Cisco WebEx Meetings Server間でIPv6を有効にする場合は、ロードバランスポイントの IPv6アドレスを入力します。

• [宛先ポート(Destination Port)]:CUCMがUDP/TCPを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、5060と入力します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、5061と入力します。

• [SIPトランクセキュリティプロファイル(SIP Trunk Security Profile)]:ドロップダウンメニューからロードバランスポイントのセキュリティプロファイルを選択します。

• [SIPプロファイル(SIP Profile)]:CUCMがUDP/TCPを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、[標準 SIPプロファイル(Standard SIP Profile)]を選択します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、[TLS SIPプロファイル(TLS SIP Profile)]を選択します。CUCMと Cisco WebEx Meetings Server間でIPv6を有効にする場合は、[IPv6 SIPプロファイル(IPv6 SIP Profile)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件25

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定ロードバランスポイントでの SIP トランクの設定

Page 26: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

• [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:Cisco WebEx Meetings Serverが呼び出しを行う CUCMで、設定された電話番号とルートパターンを呼び出すことができるコーリングサーチスペースを選択します。[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]の順に選択します。コーリングサーチスペースは、通常はデバイスまたはルートパターンに割り

当てられるルートパーティションの番号付きリストで構成されます。コーリングサーチス

ペースでは、発信側デバイスが電話を終了しようとする際に検索するパーティションが決定

されます。詳細については、『CiscoUnifiedCommunicationsManager AdministrationGuide』の「Calling Search Space Configuration」、または『Cisco Unified Communications Manager SystemGuide』の「Partitions and Calling Search Spaces」を参照してください。

• [再ルーティング用コーリングサーチスペースおよびアウトオブダイアログREFERコーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space and Out-Of-Dialog Refer Calling SearchSpace)]:SIPルートパターンに設定されているルートパーティションを含むコーリングサーチスペースおよびアウトオブダイアログREFERコーリングサーチスペースを選択します。「SIPルートパターンの設定」を参照してください。[<なし>(< None >)]に設定した場合、システムはルートパーティションが [<なし>(< None >)]に設定されているルートパターンにのみコールをルーティングします。そのため、SIPルートパターンのルートパーティションを [<なし>(< None >)]に設定する必要があります。この設定は、Cisco WebExMeetings Serverで会議に参加するために必要です。詳細については、『Cisco UnifiedCommunications Manager Administration Guide』の「Calling Search Space Configuration」、または『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Partitions and Calling SearchSpaces」を参照してください。

このページのその他のフィールドは変更しないでください。パラメータをデフォルトの

設定のままにします。

(注)

ステップ 8 [保存(Save)]を選択します。ステップ 9 [リセット(Reset)]を選択し、ポップアップウィンドウで [リセットと再起動(Reset andRestart)]

を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件26

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定ロードバランスポイントでの SIP トランクの設定

Page 27: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

アプリケーションポイントの SIP トランクの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]を選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 [トランクタイプ(Trunk Type)]ドロップダウンメニューで、[SIPトランク(SIP Trunk)]を選択

します。

このページのその他のフィールドは変更しないでください。値はデフォルトの設定のま

まにします。

(注)

ステップ 6 [次へ(Next)]を選択します。ステップ 7 次のフィールドを設定します。

• [デバイス名(Device Name)]:SIPトランクの名前を入力します。

• [デバイスプール(Device Pool)]:ドロップダウンメニューから [デフォルト(Default)]を選択します。

• [宛先アドレス(DestinationAddress)]:アプリケーションサーバの IPv4アドレスを入力します。

• [宛先アドレス IPv6(Destination Address IPv6)]:オプションで、CUCMと Cisco WebExMeetings Server間で IPv6を有効にする場合は、アプリケーションサーバの IPv6アドレスを入力します。

• [宛先ポート(Destination Port)]:CUCMがUDP/TCPを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、5062と入力します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebExMeetings Serverと通信するようにするには、5063と入力します。

• [SIPトランクセキュリティプロファイル(SIP Trunk Security Profile)]:ドロップダウンメニューからロアプリケーションサーバのセキュリティプロファイルを選択します。

• [SIPプロファイル(SIP Profile)]:CUCMがUDP/TCPを使用してCiscoWebExMeetings Serverと通信するようにするには、[標準 SIPプロファイル(Standard SIP Profile)]を選択します。CUCMが TLSを使用して Cisco WebEx Meetings Serverと通信するようにするには、[TLS SIPプロファイル(TLS SIP Profile)]を選択します。CUCMと Cisco WebEx Meetings Server間でIPv6を有効にする場合は、[IPv6 SIPプロファイル(IPv6 SIP Profile)]を選択します。

• [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:Cisco WebEx Meetings Serverによる呼び出しを可能にする CUCMで、設定された電話番号とルートパターンを呼び出すことができるコーリングサーチスペースを選択します。[コールルーティング(Call Routing)]> [コントロールのクラス(Class ofControl)] > [コーリングサーチスペース(CallingSearchSpace)]の順に選択します。コーリングサーチスペースは、通常はデバイスまたはルートパターン

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件27

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定アプリケーションポイントの SIP トランクの設定

Page 28: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

に割り当てられるルートパーティションの番号付きリストで構成されます。コーリングサー

チスペースでは、発信側デバイスが電話を終了しようとする際に検索するパーティションが

決定されます。[<なし>(<None >)]に設定した場合は、パーティションが [<なし>(<None>)]に設定されているデバイスまたはルートパターンしか呼び出すことができません。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Calling SearchSpace Configuration」、または『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Partitions and Calling Search Spaces」を参照してください。

このページのその他のフィールドは変更しないでください。値はデフォルトの設定のま

まにします。

CUCMがCiscoWebExMeeting Serverと通信している場合は、[メディアターミネーションポイントが必須(Media Termination Point Required)]チェックボックスを [トランクの設定(Trunk Configuration)]ページでオフのままにします。CUCM SIPオーディオでCiscoWebExMeetings Serverを使用していない場合は、サードパーティ製 PBXインフラストラクチャを使用してテレフォニーサービスを提供するときに [メディアターミネーションポイントが必須(Media Termination Point Required)]チェックボックスを選択できます。

(注)

ステップ 8 [保存(Save)]を選択します。ステップ 9 [リセット(Reset)]を選択し、ポップアップウィンドウで [リセットと再起動(Reset andRestart)]

を選択します。

設定を完了するには、SIPトランクをリセットする必要があります。

ルートグループの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [コールルーティング(Call Routing)]> [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートグループ(Route

Group)]の順に選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [ルートグループ名(Route Group Name)]:ルートグループの名前を入力します。

• [分配アルゴリズム(Distribution Algorithm)]。ドロップダウンメニューで [ラウンドロビン(Circular)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件28

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定ルートグループの設定

Page 29: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

[ラウンドロビン(Circular)]を選択することで、CUCMがルートグループの(N+ 1)番目のメンバー(N番目のメンバーは、CUCMが最後にコールを延長したメンバーです)から開始して、アイドルまたは有効なユーザにコールを分配できるよ

うにします。N番目のメンバーがルートグループの最後のメンバーである場合、CUCMは、ルートグループの先頭からコールを分配します。

(注)

• [ルートグループに追加するデバイスの検索(Find Devices to Add to Route Group)]:[使用可能なデバイス(Available Devices)]リストで、[ロードバランスポイントの SIPトランク(SIPtrunk of Load Balance Point)]を選択します。次に、[ルートグループに追加(Add to RouteGroup)]を選択します。

このページの他のフィールドは変更しないでください。デフォルトの設定のままにしま

す。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

次の作業

ルートグループのルートリストを作成します。ルートリストの設定, (29ページ)に進みます。

ルートリストの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [コールルーティング(Call Routing)]> [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートリスト(Route

List)]の順に選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [名前(Name)]:ルートリストの名前を入力します。

• [Cisco Unified CMグループ(Cisco Unified Communications Manager Group)]:ドロップダウンメニューで [デフォルト(Default)]を選択します。

このページのその他のフィールドは変更しないでください。デフォルトの設定のままに

します。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。ステップ 7 [ルートグループの追加(Add Route Group)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件29

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定ルートリストの設定

Page 30: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

[ルートリスト詳細の設定(Route List Detail Configuration)]ページが表示されます。

ステップ 8 以前に設定されたルートグループを [ルートグループ(Route Group)]ドロップダウンメニューから選択し、[保存(Save)]を選択します。[ルートリストの設定(Route List Configuration)]ページが表示されます。

ステップ 9 [保存(Save)]を選択します。

次の作業

ルートリストのルートパターンを設定します。ルートパターンの設定, (30ページ)に進みます。

ルートパターンの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [コールルーティング(Call Routing)]> [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートパターン(Route

Pattern)]の順に選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [ルートパターン(RoutePattern)]:ルートパターンの名前を入力します。

各ブラストダイヤルグループのルートパターンを追加します。この名前は、ブラ

ストダイヤルグループを作成する際に管理の [設定(Settings)] > [オーディオ(Audio)] > [ブラストダイヤルグループ(Blast Dial Group)]ページで入力する必要があるので、記録しておいてください。

(注)

• [ルートパーティション(Route Partition)]:CiscoWebExMeetings Serverを呼び出すことができる電話機またはデバイスからアクセス可能なルートパーティションを選択します。[<なし>(< None >)]に設定した場合、CUCMに設定されているデバイスが Cisco WebEx MeetingsServerを呼び出すことができます。詳細については、『CiscoUnifiedCommunicationsManagerAdministration Guide』の「Calling Search Space Configuration」、または『Cisco UnifiedCommunications Manager System Guide』の「Partitions and Calling Search Spaces」を参照してください。

• [ゲートウェイ/ルートリスト(Gateway/RouteList)]:ドロップダウンメニューから以前に設定されたルートリストを選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件30

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定ルートパターンの設定

Page 31: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

このページのその他のフィールドは変更しないでください。デフォルトの設定のままに

します。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

SIP ルートパターンの設定

手順

ステップ 1 http://ccm-server/にサインインします。ccm-serverは、Cisco Unified Communications Managerサーバの完全修飾ドメイン名または IPアドレスです。

ステップ 2 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)]を選択します。ステップ 3 [コールルーティング(Call Routing)]> [SIPルートパターン(SIP Route Pattern)]を選択します。ステップ 4 [新規追加(Add New)]を選択します。ステップ 5 次のフィールドを設定します。

• [ルートパーティション(Route Partition)]:上記の「アプリケーションポイントの SIPトランクの設定定」の項の再ルーティング用コーリングサーチスペースとして設定されている

コーリングサーチスペースに含まれるルートパーティションを選択します。[<なし>(<None>)]に設定した場合は、アプリケーションポイントのSIPトランクに設定される再ルーティング用コーリングサーチスペースを [<なし>(<None >)]に設定する必要があります。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「CallingSearch Space Configuration」、または『Cisco Unified CommunicationsManager SystemGuide』の「Partitions and Calling Search Spaces」を参照してください。

• [パターン使用法(Pattern Usage)]:[IPアドレスルーティング(IP Address Routing)]を選択します。

• [IPv4パターン(IPv4 Pattern)]:アプリケーションポイントの IPアドレスを入力します。IPアドレスの管理サイトの [オーディオ(Audio)]ページにある SIP設定テーブルを参照してください。

• [SIPトランク(SIP Trunk)]:ドロップダウンメニューから、アプリケーションポイントに以前に設定された SIPトランクを選択します。

このページのその他のフィールドは変更しないでください。デフォルトの設定のままに

します。

(注)

ステップ 6 [保存(Save)]を選択します。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件31

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定SIP ルートパターンの設定

Page 32: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

CUCM 機能の互換性およびサポート

CUCM 機能の互換性

Cisco WebEx Meetings Server(CWMS)は、TLS/SRTPなしの Cisco Unified Call Manager(CUCM)8.6または 9.0、および CUCM 9.1、10.0、10.5、11.0(1a)、または 11.5(1)SU1をサポートしています。

CUCMと CWMS間の TLS接続は、RSA暗号化による署名アルゴリズム SHA256を使用して署名されている証明書をサポートしていない CUCMの旧リリースで失敗します。

CUCMをこの署名アルゴリズムをサポートしているバージョンにアップグレードするか、または RSA暗号化による SHA1を使用して署名されているサードパーティ証明書を取得します。最新の国立標準技術研究所(NIST)の推奨事項によると、SHA1にはセキュリティの脆弱性があるため、SHA1はデジタル署名の生成に使用するべきではなくなりました。

重要

次の表に、サポートされるCUCMのバージョンに対応する機能の互換性を示します。CiscoWebExMeetings Serverシステムの容量は、設定の選択に影響されません。

CWMSは、リストされていない CUCMバージョンまたはその他のサードパーティ製 SIPプロキシ管理アプリケーションをサポートしていません。

(注)

前提条件/コメント

CUCM 11.0CUCM 10.5CUCM 10.0CUCM 9.1機能

インストール

プロセス中に

IPv6アドレスを使用して

CWMSを設定します。

○○○○コールアウト

(IPv6)

インストール

プロセス中に

IPv6アドレスを使用して

CWMSを設定します。

○○○○コールイン

(IPv6)

CWMSシステムセキュリ

ティ証明書を

設定します。

○○○○TLS/SRTP

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件32

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CUCM 機能の互換性およびサポート

Page 33: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

前提条件/コメント

CUCM 11.0CUCM 10.5CUCM 10.0CUCM 9.1機能

CUCM SIPトランク設定時

にこのオプ

ションを選択

します。

○○○○RFC2833

CUCM SIPトランク設定時

にこのオプ

ションを選択

します。

○○○○KPML

SIP OPTIONSメッセージを

使用して実施

されます。

○○○○キープアライ

ブ:CWMSの送信

SIP OPTIONSメッセージを

使用して実施

されます。

○○○○キープアライ

ブ:CWMSの受信

パケットを制

御します。

○○○○Quality ofService

デフォルトの

ポートが、会

議ロードバラ

ンスポイント

の場合は

5060、会議アプリケーショ

ンポイントの

場合は 5062であることを確

認します。

○○○○TCP

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件33

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CUCM 機能の互換性およびサポート

Page 34: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

前提条件/コメント

CUCM 11.0CUCM 10.5CUCM 10.0CUCM 9.1機能

デフォルトの

ポートが、会

議ロードバラ

ンスポイント

の場合は

5061、会議アプリケーショ

ンポイントの

場合は 5063であることを確

認します。

○○○○TLS

デフォルトの

ポートが、会

議ロードバラ

ンスポイント

の場合は

5060、会議アプリケーショ

ンポイントの

場合は 5062であることを確

認します。

○○○○UDP

適用対象外○○○○自己署名証明

適用対象外○○○○サードパー

ティ証明書

テレフォニーコールの機能

BE6K(Business Edition 6000)製品の一部である CUCM 9.0ソフトウェアは、CWMSでサポートされます。

(注)

Cisco WebEx Meetings Serverは、次の CUCMコール機能をサポートしています。

CUCM 11.0CUCM 10.5CUCM 10.0CUCM 9.1機能

○○○○コール保留

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件34

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CUCM 機能の互換性およびサポート

Page 35: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

CUCM 11.0CUCM 10.5CUCM 10.0CUCM 9.1機能

○○○○コールの保留解

○○○○EPでの発信者 ID表示

○○○○EPでの発信者名表示

○○○○コール転送

(IPv4からIPv4)

○○○○コール転送

(IPv6からIPv4)

○○○○コール転送

(IPv4からIPv6)

○○○○コール転送

(IPv6からIPv6)

テレフォニーメディアの機能

CWMSは、G.711、G.722、および G.729コーデックにより参加者を同時にサポートします。コーデック設定を変更しても、システムパフォーマンスに影響しません。CWMSでサポートされるパケットサイズ:

• g.711音声コーデックの場合は 10、20、または 30 ms

• g.722音声コーデックの場合は 20 ms

• g.729音声コーデックの場合は 10、20、30、40、50、または 60 ms

G.729G.722G.711機能

○○○ノイズ圧縮

×○○コンフォートノイズ

×××Echo Cancellation;エコーキャンセレーショ

×○○パケット損失の隠蔽

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件35

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定CUCM 機能の互換性およびサポート

Page 36: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

G.729G.722G.711機能

○○○オートゲインコント

ロール

○○○Quality of Service

ブラストダイヤルプロンプトを含むすべてのカスタムオーディオによる指示は、8KHz、16ビット、64kbps、momo、CCITT u-law(G.711)です。

(注)

オーディオエンドポイントの互換性

Cisco Unified Communications Managerに接続する標準ベースのオーディオエンドポイントを使用して、WebExミーティングに参加できます。サポートされるオーディオエンドポイントには、Cisco IPフォン、TelePresenceエンドポイント、および携帯電話や固定電話などの PSTNデバイスがあります。多くのオーディオエンドポイントは、音声とビデオの接続をサポートしています。

ただし、Cisco WebEx Meetings Serverへの音声接続のみがサポートされます。

組織外のユーザが PSTNデバイスを使用してWebExミーティングに参加できるようにするには、会社にシスコ統合サービスルータ(ISR)などのアナログ/VoIPゲートウェイを導入する必要があります。次に示す IPフォンは、Cisco WebEx Meetings Serverでテスト済みです。

• Cisco 7960

• Cisco 7970

• Cisco 7971

• Cisco 7940

• Cisco 9951

• Cisco 9971

• Cisco 7980(Tandberg)

• Cisco 7975

• Cisco E20

• Cisco Telepresence(CTS 1100)

• Cisco IP Communicator

• Lifesizeビデオ電話

• Tandberg 1000

• Tandberg 1700

• Polycom

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件36

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定オーディオエンドポイントの互換性

Page 37: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

• Cisco Cius

• C20

• EX 60

• EX 90

他のCiscoUC互換エンドポイントも正常に動作するはずです。CiscoUnifiedCommunicationsManagerでサポートされる Cisco Unified IP Phoneと、各モデルで使用可能なデバイスパックのリストについては、『Cisco Unified IP Phone Feature and Cisco Unified Communications Manager Device PackCompatibility Matrix』を参照してください。

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件37

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定オーディオエンドポイントの互換性

Page 38: Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定 · Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件 3 Cisco Unified Communications

Cisco WebEx Meetings Server リリース 2.7 プランニングガイドおよびシステム要件38

Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の設定オーディオエンドポイントの互換性