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COOL CHOICE オホーツク in 斜里 アンケート結果概要について 斜里町は、当町を含むオホーツク管内の２市５町（北見市、網走市、斜里町、小清水町、訓子府町、置戸町、滝上町）とともに「COOL CHOICE オホーツク」をキャッチフレーズに掲げて、オホーツクの地域特性を踏まえた地球温暖化対策の推進に取り組んでいます。 この度、本事業の一環として「COOL CHOICE」の認知度を把握することに加え、主に家庭部門での地球温暖化対策の実践状況等の把握を目的として、アンケート調査を実施しました。その結果概要について、ご報告いたします。 ●調査概要について

［調査期間］ 平成 30 年 12 月上旬 発送 ～ 平成 31 年 1 月 10 日 ※回答は 1 月 11 日受領分まで受付

［調査対象］ 無作為に抽出した斜里町民 400 名（20 歳以上 75 歳以下） ［調査内容］ 世帯構成など基本属性 地球温暖化にかかる意識や温暖化対策実践状況 COOL CHOICE 認知度 低公害車および公共交通利用の実態把握 斜里町の地球温暖化防止の取り組みについて ［調査方法］ 調査票を郵送にて送付、返送用封筒にて回答。完全無記名。 ［回 答 数］ 152 件 （回答率 38%） ※総回答は 153 件だったが、無記入の 1 件を除外

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●回答者の基本属性について 回答者年齢分布は、おおむね斜里町の実分布を反映しています。世帯構成は 2 人世帯からの回答が最も多くなっています。 ［年齢分布］

図 1 回答者年齢分布

［世帯構成］

図 2 回答者世帯構成

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●地球温暖化問題の現状認識について 地球温暖化問題についての現状認識を伺いました。 回答者の 4 割弱が「非常に深刻」と回答しています。「深刻」との回答も併せると、9 割を超える回答者が地球温暖化問題を深刻な課題としてとらえていることがわかります。

図 3 地球温暖化問題の現状認識

●地球温暖化防止の取り組みの実践状況について 地球温暖化防止の取り組みの実践状況について伺いました。 「実践している」および「時々実践する」との回答がそれぞれ 4 割強となっています。これらを合わせるとおよそ 9 割以上の回答者が地球温暖化防止の取り組みを実践していることがわかります。

図 4 地球温暖化防止の取り組みの実践状況

35%

56%

6%

2%

0% 1%非常に深刻

深刻

どちらでもない

あまり深刻でない

深刻でない

回答なし

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●温室効果ガス削減目標の認知度について 温室効果ガスの削減目標（2030 年までに 26％（2013 年度比）の温室効果ガスを削減）をしっているかどうか伺いました。 「聞いたことはある」との回答が最も多く４割強、ついで「知っていた」が約 3 割となりました。７割以上の回答者が日本の掲げる温室効果ガスの削減目標を認識していることがわかります。

図 5 温室効果ガス削減目標の認知度 ●COOL CHOICE の認知度について 国民運動「COOL CHOICE」を知っているかどうか伺いました。 「よく知っている」は 1 割強ですが、「聞いたことはある」も加えるとおよそ 5 割の回答者が COOL CHOICE をご存知でした。約 4 割の回答者は「知らない」との結果でしたが、平成 28 年 9 月に内閣府が実施した「地球温暖化対策に関する世論調査」のよると、日本全国における COOL CHOICE の認知度は 28.1%（内容までよく知っている 5.7%、聞いたことがある 22.4%）でしたので、多くの町民が COOL CHOICE を知っているといえます。

図 6 COOL CHOICE の認知度

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●COOL CHOICE オホーツクが掲げるテーマについての取り組み状況について COOL CHOICE オホーツクにおいて掲げた４つの取り組みテーマについて、実践状況を伺いました。 高効率照明の利用やクールビズの取り組みについては、５割を超える回答者が既に「実践済み」と回答しています。また、省エネ家電の選択は、実践済み割合は 4 割ですが、「今後取り組みたい」との前向きな意向を示した回答者が 5 割を超えています。 「ウォームビズ」については、「実践済み」および「今後取り組みたい」をあわせるとおよそ 7 割が取り組みに前向きな回答を示しているものの、「できない」との回答も 3 割を占めています。寒さが非常に厳しい斜里町における取り組みの難しさが回答結果にも出ているといえます。

図 7 COOL CHOICE オホーツク 4 つの取り組みテーマの実践状況

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●省エネ行動の実践状況について 19 項目の省エネ行動実践メニューを整理し、その実践状況を伺いました。 また、その結果については、環境省が公開している『平成 29 年度家庭部門の CO2 排出実態統計調査（平成 29 年 4 月～平成 30 年 3 月実施）』の結果をもちいて、全国平均と斜里町民の省エネ行動実践状況を比較しました。 おおむね全国の傾向と同様であり、また、多くの項目においては全国の実施割合を上回る回答結果となりました。斜里町民の積極的な取り組み状況が回答結果として示されました。 ＜省エネ行動実践メニュー一覧＞

① 室温設定を常に意識し、夏は 28 度、冬は 20 度を意識している※ ② シャワーを使うときは、不必要に流したままにしない ③ 家族が続けて入浴するようにしている ④ 食器を手洗いするときは、お湯を流したままにしない ⑤ 台所でお湯を使う場合は、温度を低めにしている※ ⑥ 給湯器を使用しないときは、主電源をオフにしている ⑦ テレビの明るさを抑えている ⑧ テレビを使用しないときは、主電源をオフにしている ⑨ 冷蔵庫の温度設定を夏は“中”以下、他の季節は“弱”にしている ⑩ 冷蔵庫に物をつめこみすぎないようにしている ⑪ 温水便座の温水の設定温度を低めにしている ⑫ 冬以外は暖房便座機能を使用しない ⑬ パソコンを使用しないときは、電源を切るか低電力モードに切り替えている ⑭ モデム・ルータ等を必要のないときはオフにしている ⑮ 炊飯器の保温機能を極力使用しないようにしている ⑯ 状況に応じて照明の明るさを調整している ⑰ 短時間でも場所を離れるときは、消灯を心掛けている ⑱ 鍋やヤカンでお湯を沸かすときは、水を適量にしている※ ⑲ アイドリングストップなど、燃費の良い運転を心掛けている

（※①、⑤および⑱に関しては、比較する全国データはありません）

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図 8 省エネ実践状況（その１）

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図 9 省エネ実践状況（その２）

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アンケート調査にご協力いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。

ご協力誠にありがとうございました。