Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved.... •Oracleの仮想化技術 • Oracle Virtualization Strategy • Only From Oracle • Oracleが提供するサーバ仮想化技術

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Oracle Direct Seminar

SPARC仮想化入門〜OVMを使ってみよう！

日本オラクル株式会社　


以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

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SPARC仮想化入門〜OVMを使ってみよう！


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• Oracleの仮想化技術• Oracle Virtualization Strategy

• Only From Oracle

• Oracleが提供するサーバ仮想化技術

• Oracle VM for SPARC 製品概要• Oracle VM for SPARCを使ってみよう！

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Oracle Virtualization Strategy Desktop to Data Center Virtualization

• 仮想化技術により、効果的なコスト削減• サーバのコンソリデーション

• 電力消費量、ファシリティや運用管理・維持費の低減

• Oracleと仮想化• Oracleは、デスクトップからデータセンターまで、業界で最も完全に統合された仮想化ポートフォリオを提供

• 単なる統合にとどまらず、ハードウェアとソフトウェアのスタック全体の仮想化と管理を実現

• 統合されたサポート

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Only From Oracle The Most Complete Virtualization Portfolio

ストレージ仮想化デスクトップ仮想化サーバ仮想化

• Oracle VM for SPARC

• Oracle VM for x86

• Solaris Containers

• Dynamic Domains

• Virtual DesktopInfrastructure

• Sun Ray

• Secure GlobalDesktop

• VirtualBox

• Exadata

• ASM

• Sun ZFS Storage Appliance

デスクトップからデータセンターまでカバーするOracleの仮想化機能

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SO

FT

WA

RE

HA

RD

WA

RE

OS

ハードウェア

パーティション

ハードウェア


リソース管理リソース管理OS仮想化OS仮想化

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

● Oracle VM Serverfor x86

● Oracle VM Serverfor SPARC

● Oracle SolarisContainers(x86/SPARC)

● Dynamic Domain ● Oracle SolarisResource Manager(x86/SPARC)

仮想マシン仮想マシン

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Oracleが提供するサーバ仮想化技術

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SO

FT

WA

RE

HA

RD

WA

RE

OS

ハードウェア


ハードウェア


リソース管理リソース管理OS仮想化OS仮想化

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

● Oracle VM Serverfor x86

● Oracle VM Serverfor SPARC

● Oracle SolarisContainers(x86/SPARC)

● Dynamic Domain ● Oracle SolarisResource Manager(x86/SPARC)


Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

Oracleが提供するサーバ仮想化技術

HWレイヤで独立

OSレイヤで独立

アプリケーションレイヤで独立

独立性高柔軟性高

お客様のニーズにあった

仮想化環境のために

幅広い選択肢を提供

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• Oracleの仮想化技術

• Oracle VM for SPARC 製品概要• Oracle VM for SPARC• Release History• Key Components• SPARC Enterprise T / SPARC T3シリーズ• System Firmware• Oracle Solaris• Logical Domains Manager• 論理ドメインの役割• 制御ドメイン• サービスドメイン• I/Oドメイン• ゲストドメイン

• Oracle VM for SPARCを使ってみよう！

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Oracle VM Server for SPARC

• 旧名称：Sun Logical Domains（LDoms）• ハイパーバイザー型の仮想化機能

• 単一のハードウェア上に複数のOS実行環境を提供• UltraSPARC T2, T2 Plus及び

SPARC T3プロセッサのシステムでサポート

• SPARC Enterprise T / SPARC T3シリーズ

• ハードウェアーリソース（CPU,メモリ, I/O）を”論理ドメイン”に配分

• 最大128個の論理ドメイン

• 各論理ドメイン毎に独立したOracle Solaris OSをインストール


Web

Server

Web

Server

DB

Server

DB

Server

App

Server

App

Server

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Release History

• 04/26/2007 LDoms Manager 1.0• 10/11/2007 LDoms Manager 1.0.1

• 03/10/2008 LDoms Manager 1.0.2

• 05/15/2008 LDoms Manager 1.0.3• 12/24/2008 Logical Domains 1.1• 06/29/2009 Logical Domains 1.2• 01/21/2010 Logical Domains 1.3

• 09/20/2010 Oracle VM Server for SPARC 2.0

2007年4月の1stリリースから機能拡張を順次適用し、より使いやすく、安定した仮想化環境を提供

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Key Components

Logical Domains Manager

System Firmware

SPARC Enterprise T

• Logical Domains Manager

• Oracle Solaris

• System Firmware

• SPARC Enterprise TシリーズSPARC T3シリーズ

SPARC T3

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SPARC Enterprise T / SPARC T3シリーズ

SPARC Enterprise T5140/T5240

SPARC EnterpriseT5120/T5220

64128

256

SPARC EnterpriseT5440

UltraSPARC T2 (8core) x1

UltraSPARC T2 Plus (8core) x2

UltraSPARC T2 Plus (8core) x4

Threads

Threads

Threads

SPARC T3-1

SPARC T3 (16core) x1

Threads128

256

128SPARC T3-2

SPARC T3-4

512



Threads

Threads• 圧倒的なコンピューティングリソースの集積度

• 革新的な仮想化環境を提供

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System Firmware

• ハイパーバイザ• ファームウェア層に実装

• サーバのハードウェアリソースをパーティションに分割し、複数のOSを同時に実行するための安定した仮想マシンアーキテクチャを提供

• System Firmware Downloadサイト• Welcome to the Sun System Firmware Release Hub

http://www.oracle.com/technetwork/systems/patches/firmware/index.html

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http://www.oracle.com/technetwork/systems/patches/firmware/index.html


Oracle Solaris The Mission Critical OS

• #1 Enterprise OS• ミッションクリティカル分野で利用され、Oracle Databaseプラットフォームとして最も多く利用されている

• アプリケーションの隔離やセキュリティを考慮しデザインされた仮想化機能：Oracle VM for SPARC, Solaris Containers

• 先進的なデータ保全：ZFS

• 軍事レベルのセキュリティ：Solaris Trusted Extensions

• 予測的自己修復機能：FMA, SMF

• システムのボトルネックを完全に可視化：Dtrace

• Oracle Solaris Downloadサイト• Oracle Solaris Downloads

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris/downloads/index.html

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http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris/downloads/index.html


Logical Domains Manager

• 論理ドメインを作成、管理するためのソフトウェア• 論理ドメイン（または単にドメイン）とは、ハイパーバイザによりパーティション分割するリソースで構成された仮想マシン

• 独自のリソースを持つ完全に独立したマシンとして機能

• カーネル、パッチおよび各種チューニングパラメータ

• ユーザーアカウントおよび管理者

• ディスク

• ネットワークインタフェース、MACアドレスおよびIPアドレス等

• Oracle Solaris上にインストールして利用

• Oracle VM Downloadサイト• Oracle VM for SPARC Download

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/vm/downloads/index.html

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http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/vm/downloads/index.html


ハードウェア

ハイパーバイザ

制御ドメイン

サービスドメイン

I/OドメインSolaris 10

Logical DomainsManager

vdsvswvcc

ゲストドメイン

Solaris 10

vdcvnetvcon

NIC

vntsd ldmd

Disk

30GB

論理ドメインの役割

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制御ドメイン

• Logical Domains Managerを実行するドメイン• Logical Domains ManagerをインストールしたOSインスタンスが制御ドメインとして機能

• 全ての論理ドメインの作成、管理、制御を行う

• サーバ毎に１つだけ存在（複数の制御ドメインは構成不可）

• ドメイン名：primary• Logical Domain構成を実現するデーモン

• ldmd• ハイパーバイザと通信し、論理ドメインサービスを提供

• vntsd• 他のドメインとの仮想ターミナルサービスを提供

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サービスドメイン

• 仮想サービスを他の論理ドメインに提供するドメイン

• 他の論理ドメインと共存可能

• 通常は、制御ドメインやI/Oドメインと組み合わせて使用

• 仮想サービス• 仮想スイッチ（vsw）• 仮想ネットワークスイッチとして機能し、各ドメイン間および外部ネット

ワーク通信サービスを提供

• 仮想ディスクサーバ（vds）• 仮想ストレージサービスをドメインに提供

• 仮想コンソールコンセントレータ（vcc）• 制御ドメイン以外のドメインのコンソールサービスを提供（制御ドメインのコンソールはサーバのシステムコントローラに出力）

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I/Oドメイン

• ネットワークやストレージ等の物理I/Oデバイスに対して直接アクセスすることができるドメイン

• Logical Domains Managerをインストールした時点では、制御ドメインがサーバ上に構成された唯一のI/Oドメインとして機能し、全ての物理I/Oデバイスへのアクセス権を有する

• 作成可能なI/Oドメインの数量はサーバ依存

• サーバが有するPCI-Eバスの数量＝I/Oドメインの数量• UltraSPARC T2, T2Plusのシステム＝1PCI-Eバス/CPU

• 他の論理ドメインと共存可能

• 他のドメインと物理デバイスを共有するために仮想デバイスを作成することから、通常は、制御ドメインやサービスドメインと共存

• ゲストドメインと共存させることで、ゲストドメインが直接物理I/Oデバイスにアクセスする構成も可能

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• 制御ドメインで管理され、Oracle Solaris及び各種アプリケーションを動作させるドメイン

• 完全に独立したOracle Solaris環境

• 他の論理ドメインに影響を与えることなく起動・停止可能

• CPU, I/Oリソースを動的に増減可能

• 仮想デバイス• 仮想ネットワーク（vnet）• 仮想スイッチ（vsw）に接続されたドメインの仮想ネットワークデバイス

• 仮想ディスククライアント（vdc）• 仮想ディスクサーバ（vds）に対してディスク要求を行うクライアント

• 仮想コンソール（vcons）• 仮想コンソールコンセントレータ（vcc）に接続する仮想コンソール

ゲストドメイン

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• Oracleの仮想化技術

• Oracle VM for SPARC 製品概要

• Oracle VM for SPARCを使ってみよう！• はじめに

• 環境（事前準備）

• ドメインの構成

• ldmコマンド

• Configuration Assistant

• Logical Domains P2V移行ツール

• おわりに

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• １．デフォルトサービスの作成

• ２．制御ドメインの設定

• ３．制御ドメインのネットワークの有効化

• ４．仮想ネットワーク端末サーバ　　デーモンの有効化

• ５．ゲストドメインの作成

• ６．設定内容（詳細）の確認

• ７．ゲストドメインの起動

• ８．Oracle Solarisのインストール


はじめに

• Solaris10やOracle VM for SPARCのVersionの違いによってサポートされる機能やサーバが異なります。

• Logical Domains 1.3

• UltraSPARC T2, T2 Plusベースのサーバ

• Oracle VM for SPARC 2.0

• SPARC T3ベースのサーバ（2010年10月時点）

• 以降のスライドでは、Solaris 10 9/10, Logical Domain 1.3を前提としております。

24


• SPARC Enterprise T5220• UltraSPARC T2 （64 Threads）

• 64GB Memory

• 146GB HDD

• Solaris 10 9/10インストール• ネットワークインタフェース= e1000g0 （10.16.10.91）

• Logical Domains 1.3 インストール• Logical Domains 1.3 に含まれるinstall-ldmを実行するのみです。

• ドメイン作成、管理等に必要なデーモン（ldmd）も自動的に実行されます。

• Oracle Solaris10のネットワークインストレーション用サーバ

環境（事前準備）

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install-ldmを実行するのみ

Snapshot


ドメインの構成シンプルな構成で

ハードウェア


domain name= primary

16CPU, 16GB Memory146GB Disk

host name= primary (10.16.10.91)

Solaris 10


vdsvswvcc

domain name= ldg1

48CPU, 48GB Memory,30GB Disk

hostname= ldg1 (10.16.10.92)

Solaris 10

vdcvnetvcon

NIC

Solaris 10インストレーション

用サーバ

vntsd ldmd

Disk

30GB

27


• ldm（Logica Domains Manager）コマンドは、論理ドメインを作成および管理するためのコマンド

• ldmコマンドと、そのサブコマンドを組み合わせて使用

• ldm add-domain 論理ドメインを作成

• ldm remove-domain 論理ドメインの削除

• ldm list-domain 論理ドメインおよびその状態をリスト表示

• ldm list-devices 使用されていないデバイスをリスト表示

• ldm start-domain 論理ドメインの起動

• ldm stop-domain 論理ドメインの停止

• etc...

ldmコマンド

28


Snapshot


• 制御ドメインにゲストドメイン用の仮想サービスを作成します。

• 仮想ディスクサービス（vds）　primary# ldm add-vds primary-vds0 primary

• 仮想コンソールコンセントレータ（vcc）　primary# ldm add-vcc port-range=5000-5100 primary-vcc0 primary

• 仮想スイッチ（vsw）　primary# ldm add-vsw net-dev=e1000g0 primary-vsw0 primary

• 設定内容の確認　primary# ldm list-services primary

１．デフォルトサービスの作成

30


Snapshot


• 初期状態は全てのリソースが制御ドメインに割り当てられています。このため、必要なリソースを制御ドメインに残し、他のリソースはゲストドメイン用に解放する作業を行います。

• 暗号化リソース（1〜8）　primary# ldm set-mau 2 primary

• 仮想CPU（1〜64）　primary# ldm set-vcpu 16 primary

• メモリ　primary# ldm set-memory 16G primary

• 設定内容の確認　primary# ldm list

２．制御ドメインの設定

32


Snapshot


• サービスプロセッサへの構成情報追加（構成情報名=initial）　primary# ldm add-spconfig initial

• 設定内容の確認　primary# ldm list-spconfig

• 構成の有効化（再起動）　primary# init 6

２．制御ドメインの設定（続き）

34


• デフォルトでは、制御ドメインとその他のドメイン間のネットワークは無効となっています。これを有効にするために、仮想スイッチを構成します。

• 物理ネットワークインタフェースの確認　primary# ifconfig -a

• 仮想スイッチのplumb　primary# ifconfig vsw0 plumb

• 物理ネットワークインタフェースのunplumb　primary# ifconfig e1000g0 down unplumb

• 物理ネットワークインタフェースのプロパティを仮想スイッチに移行　primary# ifconfig vsw0 10.16.10.91 netmask 255.255.0.0 broadcast + up

• 変更内容の保存　primary# mv /etc/hostname.e1000g0 /etc/hostname.vsw0

３．制御ドメインのネットワークの有効化

35


Snapshot


• 各論理ドメインの仮想コンソールにアクセスするために、仮想ネットワーク端末サーバデーモン（vntsd）を有効にします。

• 仮想ネットワーク端末サーバデーモン（vntsd）の状態確認（１）　primary# svcs vntsd

• 仮想ネットワーク端末サーバデーモン（vntsd）の有効化　primary# svcadm enable vntsd

• 仮想ネットワーク端末サーバデーモン（vntsd）の状態確認（２）　primary# svcs vntsd

４．仮想ネットワーク端末サーバ　　デーモンの有効化

37


• ゲストドメインを作成します。

• ゲストドメイン（ドメイン名= ldg1）を作成　primary# ldm add-domain ldg1

• 仮想CPUの追加　primary# ldm add-vcpu 48 ldg1

• メモリ残量の確認　primary# ldm list-devices memory

• メモリの追加　primary# ldm add-memory 49024M ldg1

• 仮想ネットワークデバイスの追加　primary# ldm add-vnet vnet1 primary-vsw0 ldg1

５．ゲストドメインの作成

38


Snapshot


• ゲストドメインに仮想ディスクとしてエクスポートするバックエンドの確保（今回のケースでは制御ドメイン上に空ファイルを作成、それを仮想ディスク　のバックエンドとして使用します。）　primary# mkfile 30G /export/home/ldom/backend/ldg1-backend　primary# ldm add-vdsdev /export/home/ldom/backend/ldg1-backend vol1@primary-vds0

• 仮想ディスクの追加　primary# ldm add-vdisk vdisk1 vol1@primary-vds0 ldg1

• ゲストドメインのauto-boot?変数の設定　primary# ldm set-var auto-boot\?=false ldg1

• リソースのバインド　primary# ldm bind-domain ldg1

• 設定内容の確認　primary# ldm list

　→ ゲストドメインのコンソール出力用ポート（CONS）を控えます。

５．ゲストドメインの作成（続き）

40

mailto:vol1@primary-vds0


Snapshot


６．設定内容（詳細）の確認

ハードウェア





Solaris 10


vdsvswvcc

domain name= ldg1


hostname= ldg1 (10.16.10.92)

Solaris 10

vdcvnetvcon

NIC

vntsd ldmd

Disk

30GB

42

ldm list -l primary


　primary# ldm list -l primary

43

Snapshot

制御ドメインの設定内容（詳細）


６．設定内容（詳細）の確認（続き）

ハードウェア





Solaris 10


vdsvswvcc

domain name= ldg1


hostname= ldg1 (10.16.10.92)

Solaris 10

vdcvnetvcon

NIC

vntsd ldmd

Disk

30GB

44

ldm list -l ldg1


　primary# ldm list -l ldg1

45

Snapshot

ゲストドメインの設定内容（詳細）


• ゲストドメインにコンソール接続後、制御ドメインからゲストドメインを起動します。• ゲストドメインのコンソールに接続（制御ドメインの他の端末を利用）　primary# telnet localhost 5000

• ゲストドメインの起動　primary# ldm start-domain ldg1

７．ゲストドメインの起動

46


Snapshot

ldg1のコンソール

制御ドメインからldg1を起動


• ここからはゲストドメインのコンソールでの操作です。• ネットワークからboot　ok boot net

８．Oracle Solarisのインストール

48


Snapshot


Snapshot

ldg1上でのifconfig -a実行結果

ldg1上でのformat実行結果

ldg1上でのprtdiag実行結果


Configuration Assistant

• 論理ドメインの初期構成作成ツール

• GUIベース

• 端末ベース

• ldmconfig

• 初期構成作成が行われていないシステムを対象

• プロパティを選択していくだけで、容易に仮想化環境を構成

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Logical Domains P2V移行ツール

• Physical-to-Virtual（P2V）移行用のツール付属

• ldmp2vコマンド

• 既存の物理システム（ソースシステム）を、論理ドメインで動作する仮想システムに変換

• ソースシステムの要件

• Solaris 8以降のSolarisが動作するsun4u SPARCシステム

• 論理ドメインで動作していないsun4vシステム

• 収集フェーズ、準備フェーズ、変換フェーズ

• 収集フェーズ：ソースシステム情報の収集

• 準備フェーズ：収集した情報に基づき、論理ドメインを作成

• 変換フェーズ：Solaris標準アップグレード処理によりSolaris10に　　　　　　　　　アップグレード

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おわりに

• Oracle VM for SPARC（Logical Domains 1.3）を用いてシンプルな仮想化環境を構成しましたが、いかがでしたか？

• 今回は基本的な操作のみ紹介致しましたが、Oracle VM for SPARCの機能は豊富です。

• セキュリティ（RBACアクセス制御やBSM監査機能）

• ZFS, SVM, VxVM

• IPMP, VLAN

• CPU Power Management, etc.

• 一世代、二世代前の、複数台のSPARCサーバによるシステムをお持ちの方は、是非、Oracle VM for SPARCによる仮想化環境の導入をご検討ください。

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