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1 CorelDRAW+CuttingMaster2 for CraftROBO 導入説明書 9 1.CuttingMaster 2 のデバイス設定 CuttingMaster2 のインストール後に表示される デスクトップ上の「Cutting Master2 for CraftROBOのアイコンを開きます。 ②一番初めは、出力デバイスが設定されておらず「デバイス設定の変更」画面が立ち上がっ てきますので「機種名」に使用するプロッタを選択します。 CC300 シリーズでは「L」が付く機種と付かない機種がありますが、「L」が付く機種は、 レターサイズ用ですので通常は「L」が付かない機種を選択します。 ③「デバイス設定名」は変更してもそのままでも構いません。そのままで良ければ[次へ] を押します。

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CorelDRAW+CuttingMaster2 for CraftROBO 導入説明書

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1.CuttingMaster 2 のデバイス設定

①CuttingMaster2 のインストール後に表示される デスクトップ上の「Cutting Master2 for CraftROBO」 のアイコンを開きます。

②一番初めは、出力デバイスが設定されておらず「デバイス設定の変更」画面が立ち上がっ てきますので「機種名」に使用するプロッタを選択します。 CC300 シリーズでは「L」が付く機種と付かない機種がありますが、「L」が付く機種は、

レターサイズ用ですので通常は「L」が付かない機種を選択します。 ③「デバイス設定名」は変更してもそのままでも構いません。そのままで良ければ[次へ] を押します。

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④「ポート」は、プロッタが接続されているポート(インタフェース)を選択します。 CraftROBO は、USB 接続ですので「Graphtec USB」を選択します。 ⑤以上でデバイス設定は終了しますが、接続のチェックは、「デバイス設定」の中の「テスト カット」を実行することで確認できます。出力される図形は、5cm×5cm の十字線と、 そのクロスした点を中心にした丸と四角が描かれます。

用紙とペン(ボールペンプランジャは別売)をセットしてから実行してください。 出力図形⇒ ※CuttingMaster2 のマニュアルは、上記画面の「ヘルプ」を開くことで参照できます。

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2.CorelDRAW から取りあえず出力 ①CorelDRAW を立ち上げ、出力したい図面を表示させます。 (文字のカット出力の場合アウトラインを取る必要はありません。)

②CorelDRAW の「アプリケーションの起動」アイコンより「カット・プロット Craft ROBO」 を選択しますと「カット・プロット」画面が立ち上がります。 (カットできるデータが無い場合は、「現在の設定でカット可能なオブジェクトが ありません」のメッセージが表示されます)

なお、例では CorelDRAW11 になっていますが、バージョンにより下記のようにアイコン が変わります。

③「カット・プロット」画面の「一般 」の中の「メディアサイズ」は、「A4、ユーザ定義」 から選択できます。通常の A4 サイズのメディアをセットしている時は、「A4」を選択しま す。定型サイズ以外の場合は、「ユーザ定義サイズ」を選択し、作図する範囲を「メディア 幅」と「メディア高」に入力します。

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④「ジョブサイズ」はカットするデータサイズで、「メディアに合わせる」をチェックすると、 上記「メディアサイズ」の大きさに合わせてカットされます。

「プロポーショナル」は、縦、横の比を同じにしたい時にチェックを行い、縦、横の比を 変更したい時はチェックを外します。

「位置」の中の「回転 」の設定によりプロッタ上で図形が回転します。 (トンボを作成している場合は、ジョブサイズ、回転共グレーになり設定できません)

⑤「位置」の中の「配置 」は、プロッタ上のカット位置を変更できます。 初期状態では、右下にセットされていますが、それ以外の配置を選択することで プレビューに位置が表示されます。

また、プレビュー上の図形をクリックしてドラッグすることで、任意の位置にカット位置 を変更できます。

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⑥「レイヤリング 」のタブを選択の上「色別、レイヤー別」の選択を行い「色/レイヤー」 からカットしたいデータを選択します。(例はレイヤー別で選択) 「色/レイヤー間に一時停止」にチェックされていると、複数の色またはレイヤーがある 場合一時停止しますので、停止する必要が無いのであればチェックを外してください。

プロッタコントローラを使用する場合は、「プロッタコントローラ」にチェックを入れます。 ⑦プレビューに問題が無いようであれば、[送信]を押すことで出力を開始しますが、 「プロッタコントローラ」にチェックを入れている場合は、「Craft ROBO コントローラ」 の画面が立ち上がります。

プレビュー画面

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⑧「用紙の選択」にカットするメディアの種類を選択し、詳細の調整を行うのであれば 「条件を調整する」にチェックを入れ、各項目を調整します。 「品質」の項目は、スピードを調整しますので、最初は 5 ぐらいの値に設定し、カット 品質を見ながら適当な数値に設定します。(CC300-20 は最大が 7 になります。) 「フィルム」(用紙の選択で表示は異なる)の項目は、カット圧を設定します。 メディアが厚くて切れが悪いときは数値を増やし、薄くて台紙まで切り抜いてしまう ような場合は数値を下げます。

⑨「デザインの向き」が図面の向きと合っているか確認し、OK であれば[カット開始] を押す事でプロッタが動作を開始します。

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3.自動トンボ読み取りでシールを作成する (CC330-20 のみ) ①シールにしたい図形が作成され、既にプリントデータとカットデータの 2 つにレイヤー 分けしてあるものとして説明します。

②長方形ツールで図形の周りに四角を描きます。この時、長方形が塗り潰し設定になって いて下の図形が隠れてしまっても問題ありません。また、用紙の端から長方形までの余白 (マージン)がプロッタのマニュアルに記載されている条件に合っている必要があります。 (プロッタにセットした状態で左右が 10mm、奥側が 10mm、手前側が 25mm 以上必要。 ただし、カッティング用台紙を使う場合は、カッティング用台紙の端からの距離になり ます。)

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③CorelDRAW の「アプリケーションの起動」アイコンより「トンボ」を選択すると下記画面 が立ち上がりますので、プルダウンメニューよりトンボのパターンを選択します。 (例では「Graphtec Type 2 Automatic」を選択) 「方向」は、デザインの向きに合わせて「横」、「縦」を選択してください。 「長方形をトンボに変換」にチェックをしていないと、自動でオブジェクトの大きさに合 わせてトンボが作成されますが、例では「長方形をトンボに変換」で作成します。

④「長方形をトンボに変換」にチェックを入れ[OK]を押すとトンボが 3 箇所に作成され ます。(「長方形をトンボに変換」がグレーになっている場合は、長方形の図形を選択して

アクティブにしてください)

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⑤このトンボを作成してからプリンタにシールを印刷します。この印刷されたシールを手前 と奥側の向きを合わせてプロッタにセットします。(奥側に 2 個のトンボが印刷されている 方をセットします) 印刷が終ってからトンボを含めた図形を変更しますとカット位置がずれますので、変更し た場合は再度プリントし直す必要があります。

⑥「アプリケーションの起動」アイコンより「カット・プロット Craft ROBO」を選択しま す。

⑦「レイヤリング 」よりカットしたいデータをレイヤー別または、色別で選択します。 (例ではレイヤー別で「カットライン」を選択)

⑧「プロッタコントローラ」にチェックを入れ、プレビューが正常に表示されているので あれば[送信]ボタンを押すことで「Cutting Master2 for CraftROBO」の画面が立ち 上がり、更にプロッタコントローラが立ち上がります。

⑨Craft ROBO コントローラの「トンボ自動読取」にチェックが入っていること、「デザイン

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の向き」が正しいことを確認して[カット開始]を押しますと、自動的にトンボ読取が 開始され、指定したカットライン通りにカットされれば OK です。 ※トンボスキャンエラーが発生した場合は、印刷されているトンボの位置が左右で均等に なっているか、奥側、手前側のマージンが規定通りあるのか確認してください。 カットラインが全体的にずれてカットされる場合は、マニュアルを参照してトンボ センサー位置補正を行ってください。 一部分ずれが発生する場合は、印刷の歪みによって発生していますので、プリントを し直して見てください。

以上