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特別支援教育デザイン研究会 1 お金 総合ガイド お金は生活に欠かせないものです。物を買ったり、食事をするのにレストランで代金を払っ たり、駅で切符を買ったり、将来子どもが就労し給与をもらう時も計算やお金の価値を分かっ ていないとトラブルに巻込まれることになります。 また、学習の上では、お金の種類、価値、読み方、数え方、計算、位、シュミレーションな ど様々な学習が行えます。 この教材では、計算を中心に算数で取り上げていますが、生活シュミレーションにも活用い ただける内容となっています。 ▲プリント教材 「お金の読みと価値」1枚目 お金は硬貨と紙幣があります。硬貨は1円、5円、10円、50円、100円、500円です。紙幣は 1000円、5000円、10000円です。それぞれの種類と読み方、価値について覚えましょう。 また、お金は同じサイズのものは無く、500円玉の周りがギザギザになっていたり、紙幣の下段 両端に鍵型や横棒の凹凸があるなど、視覚障害者が触って分かる工夫がされています。実物と 近い「触覚プリント」を使って、お札や硬貨を重ねて大きさの違いを確認したり、子どもが触 って分かる教材でお金に慣れさせましょう。 お金の種類 ▲プリント教材 「お金の読みと価値」4枚目 ▲プリント教材/触覚プリント 「お金の形の触覚カード」

D-024 so okane - e-Kokorosn1.e-kokoro.ne.jp/kyozai/doc/sa/D-024_so_okane.pdf · 「並べて計算(練習)」 ・1~2枚目:1と10の位の計算 ・3~4枚目:1と10と100の位の計算

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特別支援教育デザイン研究会1

お金総合ガイド

 お金は生活に欠かせないものです。物を買ったり、食事をするのにレストランで代金を払ったり、駅で切符を買ったり、将来子どもが就労し給与をもらう時も計算やお金の価値を分かっていないとトラブルに巻込まれることになります。 また、学習の上では、お金の種類、価値、読み方、数え方、計算、位、シュミレーションなど様々な学習が行えます。 この教材では、計算を中心に算数で取り上げていますが、生活シュミレーションにも活用いただける内容となっています。

▲プリント教材 「お金の読みと価値」1枚目

お金は硬貨と紙幣があります。硬貨は1円、5円、10円、50円、100円、500円です。紙幣は1000円、5000円、10000円です。それぞれの種類と読み方、価値について覚えましょう。また、お金は同じサイズのものは無く、500円玉の周りがギザギザになっていたり、紙幣の下段両端に鍵型や横棒の凹凸があるなど、視覚障害者が触って分かる工夫がされています。実物と近い「触覚プリント」を使って、お札や硬貨を重ねて大きさの違いを確認したり、子どもが触って分かる教材でお金に慣れさせましょう。

お金の種類

▲プリント教材 「お金の読みと価値」4枚目

▲プリント教材/触覚プリント 「お金の形の触覚カード」

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特別支援教育デザイン研究会2

まとまり

▲プリント教材/まとまり 「10、100、1000、10000 のまとまり」

▲プリント教材/まとまり 「10、100、1000、10000 のケタ」

お金は「1円が10枚で、10円です。」「100円が10枚で、1000 円です。」など、ケタを学習するのに適した教材です。いつでも見れるとことに貼っておけるポスターと、「一、十、百、千、万」のケタの枠にお金を入れて学習ができるプリント教材があります。

計算ドリル

硬貨2枚を使って計算します。足し算、引き算があります。10 までの計算、100 までの計算、1000 までの計算と学習レベルにあった教材が選べたり、500 円から引き算が弱い子どもは、「500円-10 円」「500 円-50 円」など子どもに合った教材が作れます。

お金を使って計算をします。様々なフォームが用意されていますので、子どもに合う教材を使ってください。

お金の計算

▲プリント教材 「計算ドリル(足し算)(練習)」

▲プリント教材 「計算ドリル(足し算)(練習)」

3枚目

・1枚目:ケタ「一十百千万」にお金が 10枚入った表

・2枚目:ケタ枠の入った無地のシート

・3枚目:問題例

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▲プリント教材/可変プリント 「計算ドリル(足し算)『あわせて いくら?』」

▲プリント教材/可変プリント 「計算ドリル(引き算)『ひくと いくら?』」

1円、10円、100円、1000円(ケタ)ごとに、硬貨や紙幣が1枚×10が入る枠を使って、ケタごとに何枚あるか、合計いくらになるかを計算します。子どもに合わせた教材も作れます。

並べて計算

▲プリント教材/可変プリント 「並べて計算『ならべて いくら?』」

▲プリント教材 「並べて計算(練習)」

・1~2枚目:1と 10の位の計算

・3~4枚目:1と 10と 100 の位の計算

・5~6枚目:1と 10と 100 と 1000 の位の計算

マス目を使ったゲーム感覚の「お金マス計算」です。レベルに合わせたマス計算を選びましょう。10まで、100まで、1000までと使うお金を制限したり、マス目の数を増やしたり、計算時間を決めてグループや学校で競い合ったりできます。

マス計算

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特別支援教育デザイン研究会4

▲プリント教材/可変プリント 「9マス計算」

▲プリント教材/可変プリント 「36マス計算」

▲プリント教材・「9マス計算1  (100までの足し算)」・「9マス計算2  (1000 までの足し算)」

▲プリント教材・「36マス計算1(練習)」・「36マス計算2(応用)」

▲プリント教材・「9マスたてよこ計算1  (100までの足し算)」・「9マスたてよこ計算2  (1000 までの足し算)」

引き算

お金マス計算の引き算です。引く数が 10 までと、100 までに分かれています。

◀プリント教材 ・「8マス計算1(10までの引き算)」 ・「8マス計算2(100までの引き算)」

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特別支援教育デザイン研究会5

▲WEBコンテンツ 「硬貨は全部でいくら?」

クイズ形式のWEBコンテンツ

全部で5問のクイズ形式のWEBコンテンツです。「財布の中身のお金は全部でいくら?」という問題で、数枚ある硬貨を足し算して答えを3つから選びます。間違うと「ブーブー」と鳴り、何度でもやり直せます。答えが合うと正解マークと「ピンポン」の音が鳴り、次に進めます。

マス目を使ったゲーム感覚の「お金マス計算」用ノートです。素材の「お金(硬貨」をプリントして、カットしたものをノートに並べたり、そのまま素材を貼付けて、自分だけのノートを作ってください。

マス計算(ノート)

▲プリント教材 「9マス計算3(ノート」

▲プリント教材 「36マス計算3(ノート)」

▲プリント教材 「9マスたてよこ計算3  (ノート)」