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Dr.Sum EA DataLoader ユーザーズ・マニュアル...2 DataLoaderのプログラム構成 DataLoaderのシステムは、次のようになっています。 Dr.Sum EA Serverがセットアップされたサーバコンピュータに、DataLoaderをセットアップします。

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はじめに

この度は、Dr.Sum EA DataLoaderをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

Dr.Sum EA DataLoaderは、Oracle、SQL Server、DB2上に存在するテーブルと、Dr.Sum EAサーバ上に存在するオブジェクト(テーブル/

ディストリビュータ)のデータ同期を、複雑なプログラミングをおこなうことなく簡単に実現するためのソフトウェアです。

対応しているデータベースアプリケーションは次の通りです。

・Oracle 9i、10g、10gR2、11g

・SQL Server 2000、2005、2008

・DB2 9.1、9.5

本マニュアルには、Dr.Sum EA DataLoaderの詳細機能が記載されています。

Dr.Sum EA Serverの詳細につきましては、「Dr.Sum EAユーザーズ・マニュアル サーバ編」を参照してください。

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1 製品概要 1

DataLoaderのプログラム構成 2

サーバコンピュータ 2

クライアントコンピュータ 3

動作環境 3

DataLoader 3

DataLoader Client 3

2 セットアップと解除 4

DataLoaderのセットアップ 4

DataLoaderの解除 9

DataLoader Clientのセットアップ 10

DataLoader Clientの解除 13

3 DataLoader Serviceの機能 16

DataLoader Serviceの起動 16

DataLoader Serviceの開始と停止 17

Windowsのサービス画面からおこなう方法 17

DataLoaderの操作メニューからおこなう方法 19

4 データベースに対して必要な権限 21

Oracleの場合 21

SQL Serverの場合 22

DB2の場合 23

5 データベースとDr.Sum EAのデータ型の対応 25

Oracleの場合 25

SQL Serverの場合 26

DB2の場合 28

6 データ同期操作 29

Task Controllerの起動と終了 30

起動 30

終了 31

Task Controller画面の概要 31

接続先DataLoaderの変更 33

タスクの作成 34

必要な準備 34

ジャーナルとタスクの作成 35

同期元テーブルの指定 36

Dr.Sum EAの同期先オブジェクトの指定 41

その他の設定 43

設定内容の保存 44

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タスクのみ作成 46

既存のタスクをもとに作成(参照作成) 47

同期元テーブルへの設定内容 48

トリガープログラムの内容 48

ジャーナルテーブルの項目内容 49

タスクの開始・停止 50

タスクのテスト実行 51

タスクの編集 52

タスク名の変更 53

タスクの削除 53

Dr.Sum EA Serverへのデータのインポート 55

Enterprise Managerの起動 56

イベントログの表示件数、今すぐ実行の件数、画面の表示言語の設定 56

7 ログの確認 58

ログの種類 59

ログの操作 60

ログの削除 61

8 Server Settingsの機能 62

Server Settingsの起動 62

Server Settingsの終了 63

Server Settingsのバージョン確認 63

Server Settingsでの設定 63

9 コマンドによる操作 66

タスクの開始・停止(dwtask_ctrl.bat) 66

DataLoader Serviceの開始と停止(dwsvc_ctrl.bat) 68

10 Synchronizerからの移行手順 69

古いジャーナルテーブルの削除 69

タスクの定義内容の確認 71

Dr.Sum EAデータソースの作成 72

ジャーナルとタスクの作成 73

[ジャーナルとタスクの作成]画面の[全般]タブ 73

[ジャーナルとタスクの作成]画面-[詳細設定]画面 74

[ジャーナルとタスクの作成]画面-[その他]タブ画面 74

11 エラーコード 75

12 FAQ 80

索引 索引 -1

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1 製品概要 Dr.Sum EA DataLoader(以下、DataLoader)は、Oracle、SQL Server、DB2上に存在するテーブルと、Dr.Sum EAサーバ上に存在する

オブジェクト(テーブル/ディストリビュータ)のデータ同期を、複雑なプログラミングをおこなうことなく簡単に実現するためのソフトウェアです。

データベース上に存在する、Dr.Sum EAと同期をとりたいテーブルを「同期元テーブル」、その「同期元テーブル」と同期をとるDr.Sum EA

のオブジェクトを「同期先オブジェクト」と呼びます。同期先オブジェクトは、テーブルとディストリビュータ(条件型のみ)です。

DataLoaderでは、同期処理を自動実行するために「タスク」を作成します。タスクには、データベースへのODBC接続情報、Dr.Sum EA上

の同期先オブジェクトとデータベース上の同期元テーブルの関連付け、同期処理の実行間隔、ログ出力、タスク実行前後や同期処理エ

ラーが発生した場合に起動するイベント、といった設定をおこないます。

タスクを作成すると、データベース上の同期元テーブルに対して、トリガープログラムと更新履歴を記録するジャーナルテーブルが作成され

て、データベース上に配置されます。データベース上の同期元テーブルでデータの追加・変更・削除がされると、トリガープログラムが起動

し、データの操作履歴を自動的にジャーナルテーブルに記録します。

作成したタスクを開始すると、設定したインターバルで同期処理が自動的に実行され、データベース上のジャーナルテーブルを参照します。

ジャーナルテーブルに操作履歴がある場合は、その内容を取得後、SQL文を発行して、データベース上の同期元テーブルの変更データ

をDr.Sum EA上の同期先オブジェクトに反映します。これにより、データベース上のテーブルとDr.Sum EA上のオブジェクトが常に同期がと

られた状態になります。

DataLoaderでは、データベースのテーブルからDr.Sum EA上のオブジェクトにデータを直接インポートすることも可能です。

トリガープログラム起動のきっかけとなるデータ操作は、INSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE(Oracleのみ)です。

ジャーナルテーブル内の操作履歴は、必要に応じて指定日数以前のものを削除することが可能です。

設定したトリガープログラム、およびジャーナルテーブルは、データベースのアプリケーションを起動させることなくDataLoader上から削

除できます。

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DataLoaderのプログラム構成

DataLoaderのシステムは、次のようになっています。

Dr.Sum EA Serverがセットアップされたサーバコンピュータに、DataLoaderをセットアップします。

クライアントコンピュータからタスク管理をおこないたい場合は、クライアントコンピュータにDataLoader Clientをセットアップします。

サーバコンピュータ

サーバコンピュータには、DataLoaderをセットアップします。

DataLoaderをセットアップすると、次の機能が使用できるようになります。

Server Settings DataLoaderの画面上での表示言語、接続先DataLoaderのデフォルトポート番号、ログ出力、同期

処理のリトライ数などの設定をおこないます。

DataLoader Service (DataLoader Server)

同期処理をおこなうためのサービスです。Task Controllerの操作をするには、かならずDataLoader

Serviceが起動している必要があります。

Task Controller 同期タスクの作成・編集・削除、同期タスクの開始・停止などの操作をおこないます。また、各種ログ

の確認・削除ができます。

コマンド群 タスクの開始・停止の操作と、DataLoader Serviceの開始をおこなうコマンドが用意されています。

キーが重複したらアップデート Dr.Sum EAサーバに、Dr.Sum EA DataLoaderがセットアップされている場合は、Dr.Sum EAサーバ

のインポートモードで[キーが重複したらアップデート]が選択できるようになります。 動作の詳細については、Dr.Sum EA Ver3.0SP3ユーザーズ・マニュアル サーバ編を参照してくださ

い。

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クライアントコンピュータ

クライアントコンピュータには、DataLoader Clientをセットアップします。

DataLoader Clientをセットアップすると、次の機能が使用できるようになります。

Task Controller クライアントコンピュータからDataLoader Serverに接続して、同期タスクの作成・編集・削除、同期タ

スクの開始・停止などの操作をおこないます。また、各種ログの確認・削除ができます。

コマンド群 タスクの開始・停止の操作をおこなうコマンドが用意されています。

動作環境

DataLoaderの動作環境は、次の通りです。

DataLoader

DataLoaderの動作環境は、Dr.Sum EA Server Ver3.0SP3の動作環境に準拠します。

OS

Microsoft® Windows Server™2003 x64 Standard、Enterprise、Datacenter Edition

Microsoft® Windows Server™2003 R2 x64 Standard、Enterprise、Datacenter Edition

Microsoft® Windows Server™2008 x64 Standard、Enterprise、Datacenter Edition (Server Coreを

除く)

Microsoft® Windows Server™2008 R2 x64 Standard、Enterprise、Datacenter Edition (Server Coreを除く)

CPU 64bitCPU(Itaniumを除く) 2GHz以上

メモリ 小4GB、8GB以上を推奨

HDD 100MB以上(実行モジュール格納領域) + 内部データベース領域

必要なソフトウェア

Dr.Sum EA Server Ver3.0SP3

次のいずれかのデータベースに接続可能な64bit版ODBCドライバ

Oracle 9i、10g、10gR2、11g

SQL Server 2000、2005、2008

DB2 9.1、9.5

ネットワークプロトコル TCP/IP

DataLoaderは、かならずDr.Sum EA Serverと同一コンピュータ上にセットアップする必要があります。

DataLoader Client

OS

Microsoft® Windows XP™ Professional Microsoft® Windows Vista™ Business、Enterprise、Ultimate *

Microsoft® Windows 7™ Business、Enterprise、Ultimate

Microsoft® Windows Server™2003 Standard、Enterprise、Datacenter Edition *

Microsoft® Windows Server™2003 R2 Standard、Enterprise、Datacenter Edition *

Microsoft® Windows Server™2008 Standard、Enterprise、Datacenter Edition (Server Coreを除く) *

Microsoft® Windows Server™2008 R2 x64 Standard、Enterprise、Datacenter Edition (Server Coreを除く) *

CPU 1GHz以上のプロセッサ

メモリ 512MB以上推奨

HDD 50MB以上

ネットワークプロトコル TCP/IP

* 64bit OSにセットアップしたDataLoader Clientは、WOW64サブシステムを使用して動作します。

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2 セットアップと解除 この章では、DataLoaderのセットアップと解除について説明します。

DataLoaderを利用して、Dr.Sum EAとデータベースのデータ同期をおこなうためには、次の製品が必要となります。

Dr.Sum EA Server Ver3.0SP3

DataLoader Ver3.0SP3

次のいずれかのデータベースアプリケーション

Oracle 9i、10g、10gR2、11g

SQL Server 2000、2005、2008

DB2 9.1、9.5

Oracle 9iに接続後、11gのODBCドライバを使用してOracle 11gに接続すると、次のエラーが発生する場合があります。エ

ラーを回避するには、DataLoaderのサービスを再起動してください。 ・指定されたドライバはシステムエラー1114(Oracle in OraClient11g_home1)のため読み込めませんでした。 ・指定されたドライバはシステムエラー127(Oracle in OraClient11g_home1)のため読み込めませんでした。 ・[Oracle][ODBC][Ora]ORA-12154: TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした。

DataLoaderとOracleを別のコンピュータにセットアップする場合は、DataLoaderと同じコンピュータ上にOracle Clientをセッ

トアップする必要があります。

DataLoaderのセットアップ

DataLoaderは、かならず、Dr.Sum EA Serverと同じコンピュータ上にセットアップする必要があります。

DataLoaderのセットアップは、次の手順でおこないます。

1 DataLoaderのCD-ROMを、コンピュータのCD-ROMドライブにセットします。

自動的に、セットアップ画面が表示されない場合は、エクスプローラで、CD-ROMの「Installer.exe」をダブルクリックします。

[Dr.Sum EA DataLoader]画面が表示されます。

2 [Dr.Sum EA DataLoader]画面の「Server」をクリックします。

<[Dr.Sum EA DataLoader]画面>

セットアップ言語の選択画面が表示されます。

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3 ドロップダウンリストから、言語を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

DataLoaderのセットアップ画面が表示されます。

4 [次へ]ボタンをクリックします。

[使用許諾契約]画面が表示されます。

5 [使用許諾契約の全条項に同意します]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

[インストール先の選択]画面が表示されます。

6 セットアップ先のフォルダを選択します。セットアップ先を変更するには、[参照]ボタンをクリックしてフォルダを選択します。現在選択

されているフォルダでよければ、[次へ]ボタンをクリックします。

<[インストール先の選択]画面>

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[ユーザライセンス情報]画面が表示されます。

7 ライセンスコードを入力して、[次へ]ボタンをクリックします。

<[ユーザライセンス情報]画面>

[ファイルコピーの開始]画面が表示されます。

8 [次へ]ボタンをクリックします。

<[ファイルコピーの開始]画面>

CD‐ROMからハードディスクへのファイルのコピーが開始されます。

コピーが終了すると[InstallShieldウィザードの完了]画面が表示されます。

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9 [はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択して、[完了]ボタンをクリックします。

<[InstallShieldウィザードの完了]画面>

コンピュータが再起動され、セットアップが終了します。

あとで再起動をおこなう場合は[いいえ、後でコンピュータを再起動します。]を選択します。

セットアップが完了すると、自動的にWindowsのサービスとして「Dr.Sum EA DataLoader Service」が登録されます。

<[サービス]画面>

「Dr.Sum EA DataLoader」は、スタートアップにも追加されます。

また、[スタート]-[すべてのプログラム]に[Dr.Sum EA DataLoader]が追加され、DataLoaderの各アプリケーションの起動をおこなうこと

ができます。

<[スタート]-[すべてのプログラム]に[Dr.Sum EA DataLoader]が追加される>

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DataLoaderの解除

DataLoaderを解除する前に、次の操作をおこなってください。

・DataLoader Serviceを停止し、タスクトレイのDataLoaderアイコンから[終了]を選択して、DataLoader Serverを終了します。

DataLoader Serviceが停止していない、またはDataLoader Server(タスクトレイのアイコン)が終了していない状態で、

DataLoaderを解除しようとすると、次のメッセージが表示され、解除が中断されます。

DataLoaderの解除は、次の手順でおこないます。

1 [コントロールパネル]-[プログラムと機能]を選択します。

[プログラムと機能]画面が表示されます。

2 「Dr.Sum EA DataLoader 3 Server」を選択し、[アンインストール]ボタンをクリックします。

「InstallShieldウィザード」が実行され、[ファイル削除の確認]メッセージが表示されます。

3 削除してよければ[OK]ボタンをクリックします。

<[ファイル削除の確認]メッセージ>

削除が開始されます。ハードディスクからアプリケーションとすべてのコンポーネントの削除が開始されます。削除が終了すると、[メンテナン

スの完了]画面が表示されます。

4 [完了]ボタンをクリックします。

<[メンテナンスの完了]画面>

解除が終了します。

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DataLoader Clientのセットアップ

DataLoader Clientは、クライアントコンピュータ上でTask Controllerを使用するための製品です。クライアントコンピュータにセットアップしま

す。DataLoader Clientのセットアップは、次の手順でおこないます。

1 DataLoaderのCD-ROMを、コンピュータのCD-ROMドライブにセットします。

自動的に、セットアップ画面が表示されない場合は、エクスプローラで、CD-ROMの「Installer.exe」をダブルクリックします。

[Dr.Sum EA DataLoader]画面が表示されます。

2 [Dr.Sum EA DataLoader]画面の「Client」をクリックします。

<[Dr.Sum EA DataLoader]画面>

セットアップ言語の選択画面が表示されます。

3 ドロップダウンリストから、言語を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

DataLoader Clientのセットアップ開始画面が表示されます

4 [次へ]ボタンをクリックします。

<DataLoader Clientのセットアップ開始画面>

[使用許諾契約]画面が表示されます。

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5 [使用許諾契約の全条項に同意します]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

[インストール先の選択]画面が表示されます。

6 セットアップ先のフォルダを選択します。セットアップ先を変更するには、[参照]ボタンをクリックしてフォルダを選択します。現在選択

されているフォルダでよければ、[次へ]ボタンをクリックします。

[ファイルコピーの開始]画面が表示されます。

7 [次へ]ボタンをクリックします。

<[ファイルコピーの開始]画面>

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CD‐ROMからハードディスクへのファイルのコピーが開始されます。

コピーが終了すると[InstallShieldウィザードの完了]画面が表示されます。

8 [はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択して、[完了]ボタンをクリックします。

<[InstallShieldウィザードの完了]画面>

コンピュータが再起動され、セットアップが終了します。

あとで再起動をおこなう場合は[いいえ、後でコンピュータを再起動します。]を選択します。

DataLoader Clientのセットアップが正常に終了すると、[スタート]-[すべてのプログラム]に[Dr.Sum EA DataLoader]が追加され、Task

Controllerの起動をおこなうことができます。

<[スタート]-[すべてのプログラム]に[Dr.Sum EA DataLoader]が追加される>

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Task Controllerを起動する際には、表示される[サーバへ接続]画面で接続先DataLoaderのアドレス、ポート番号を指定

してください。

DataLoader Clientの解除

DataLoader Clientの解除は、次の手順でおこないます。

1 [コントロールパネル]-[プログラムと機能]を選択します。

[プログラムと機能]画面が表示されます。

2 「Dr.Sum EA DataLoader 3 Client」を選択し、[アンインストール]ボタンをクリックします。

<[プログラムの追加と削除]画面>

「InstallShield Wizard」が実行され、確認メッセージが表示されます。

3 削除してよい場合は、[OK]ボタンをクリックします。

<確認メッセージ>

削除が開始され、終了すると[完了]画面が表示されます。

<ファイル削除の開始>

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4 [完了]ボタンをクリックします。

<[完了]画面>

削除が完了します。

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3 DataLoader Serviceの機能 DataLoader Serviceは、同期処理をおこなうためのサービスです。Task Controllerの操作をするには、かならずDataLoader Serviceが

起動している必要があります。

DataLoader Serviceの起動

DataLoaderのセットアップをおこなうと、「DataLoader Service」がWindowsのサービスとして自動的に登録されます。

通常は、コンピュータの起動とともにDataLoader Serviceも起動して自動的にサービスが開始されます。

手動で起動をおこなう場合は、次の手順でおこないます。

1 [スタート]-[すべてのプログラム]-[Dr.Sum EA DataLoader]-[DataLoader Server]を選択します。

DataLoader Serviceが起動し、タスクトレイにアイコンが表示されます。

<タスクトレイに表示されたDataLoader Serviceのアイコン>

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DataLoader Serviceの開始と停止

DataLoader Serviceの開始・停止は、Windowsのサービス画面からおこなう方法と、タスクトレイのDataLoader Serviceアイコンの操作メ

ニューでおこなう方法の2種類があります。

Windowsのサービス画面からおこなう方法

Windowsのサービス画面からDataLoader Serviceを操作するには、次の手順でおこないます。

1 [スタート]メニューから[すべてのプログラム]―[管理ツール]―[サービス]を選択します。

[サービス]画面が表示されます。

<[サービス]画面>

2 「Dr.Sum EA DataLoader Service」をダブルクリックします。

[Dr.Sum EA DataLoader Serviceのプロパティ]画面が表示されます。

<[DataLoader Serviceのプロパティ]画面>

3 [停止]ボタン、[開始]ボタンで、サービスの停止、起動を設定します。

DataLoader Serviceが開始している時はタスクトレイのアイコンが次のように表示されます。

DataLoader Serviceが停止している時はタスクトレイアイコンがグレーアウト表示されます。

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DataLoaderの操作メニューからおこなう方法

DataLoaderには操作メニューが別途用意されています。

タスクトレイのDataLoaderアイコンを右クリックすると、次のメニューが表示されますので、任意のメニューを選択します。

<DataLoaderの操作メニュー>

開始 DataLoader Serviceを開始します。 通常、コンピュータを起動させると自動的にサービスが開始されています。

DataLoader Serviceが開始されている時はタスクトレイのアイコンが次のように表示されます。

停止 DataLoader Serviceを停止します。 クリックすると、次のメッセージが表示されます。

DataLoader Serviceを停止させる場合は、[OK]ボタンをクリックします。

DataLoader Serviceが停止されている時はタスクトレイのアイコンがグレーアウト表示されます。

タスクアイコンからは、次の操作もおこなえます。

Task Controller Task Controllerを起動します。

Task Controllerでは、同期タスクの作成・編集・削除、同期タスクの開始・停止などの操作がおこな

えます。詳細については、「6 データ同期操作」(p.25)を参照してください。

Server Settings Server Settingsを起動します。

Server Settingsでは、DataLoaderの画面上での表示言語、接続先DataLoaderのデフォルトポート

番号、ログ出力、同期処理のリトライ数などの設定をおこないます。 詳細については、「8 Server Settingsの機能」(p.58)を参照してください。

バージョン情報 バージョン情報を表示します。

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終了 タスクトレイのアイコン表示を終了します。

DataLoader Serviceが開始中の場合、[終了]を選択してアイコンを非表示にしてもDataLoader

Serviceは停止せず、開始状態のままとなります。

DataLoader Serviceを停止する場合は、[停止]を選択します。 タスクトレイのアイコンを再度表示させたい場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Dr.Sum EA

DataLoader]-[DataLoader Server]を選択します。

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4 データベースに対して必要な権限 同期処理の設定をおこなうユーザは、データベースに対して次の権限が付与されている必要があります。

権限が不足していると、DataLoaderから同期元データベースに設定した、ジャーナルテーブルやトリガーなどのオブジェクト

が残る場合があります。

Oracleの場合

必要=○

不要=×

権限 同一

スキーマ

異なる スキーマ

備考

ADMINISTER DATABASE TRIGGER

○ ○ TRUNCATEを認識するのに必要です。

UNLIMITED TABLESPACE ○ ○ ジャーナルに履歴データを作成するのに必要です。

権限がなくても数件の同期処理では問題ありませんが、

大量データの同期処理の場合、エラーが発生する可能

性があります。

SELECT ANY DICTIONARY ○ ○ 設定済みのジャーナル情報を取得するのに必要です。 タスク、ジャーナルの削除はできますが、設定済みの

ジャーナル情報を取得することはできません。

CREATE ANY INDEX × ○ 異なるスキーマにTABLEを作成する場合に必要です。

CREATE ANY SEQUENCE △

CREATE SEQUENCE 権

限が付与され

ていない場合

は必要

○ 異なるスキーマにSEQUENCE作成する場合に必要で

す。

CREATE ANY TABLE △ CREATE TABLE 権限が

付与されてい

ない場合は必

○ 異なるスキーマにTABLE作成する場合に必要です。

CREATE ANY TRIGGER △ CREATE TRIGGER権限

が付与されて

いない場合は

必要

○ 異なるスキーマにTRIGGER作成する場合に必要です。

CREATE SEQUENCE △ CREATE ANY SEQUENCE 権

限が付与され

ていない場合

は必要

- 同一スキーマに作成する場合に必要です。

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権限 同一

スキーマ

異なる スキーマ

備考

CREATE TABLE △ CREATE ANY TABLE 権限が

付与されてい

ない場合は必

- 同一スキーマに作成する場合に必要です。

CREATE TRIGGER △ CREATE ANY TRIGGER権限

が付与されて

いない場合は

必要

- 同一スキーマに作成する場合に必要です。

DROP ANY INDEX × ○ 異なるスキーマで削除する場合に必要です。

DROP ANY SEQUENCE × ○ 異なるスキーマで削除する場合に必要です。

DROP ANY TABLE × ○ 異なるスキーマで削除する場合に必要です。

DROP ANY TRIGGER × ○ 異なるスキーマで削除する場合に必要です。

SELECT ANY TABLE × ○ 異なるスキーマに作成する場合に必要です。

DELETE ANY TABLE × ○ ジャーナルを削除するのに必要です。

SQL Serverの場合

必要=○

不要=×

権限 同一

スキーマ

異なる スキーマ

補足

public ○ ○ default

db_datareader × ○ データベース内のすべてのユーザテーブルのデータを表示でき

ます。

db_datawriter × ○ データベース内のすべてのユーザテーブルでデータの追加、変

更、削除がおこなえます。

db_ddladmin ○ ○ データベース内のオブジェクトの追加、変更、削除がおこなえま

す。

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DB2の場合

ユーザへの権限の カテゴリ

権限名 備考

表スペース USE 表スペースの使用権限です。 ジャーナルを作成するのに必要です。

【ジャーナル設定時】

USE権限がない場合、ジャーナルテーブル設定時に、次のようなエラーが発

生します。

"2008/06/05","16:57:37.338","E",0x80022002,"","[IBM][CLI Driver][DB2/NT] SQL0286N 許可 ID ""YAMA"" が使用を許可されて

いる少なくとも ""4096"" のページ・サイズを持つデフォルトの表スペースが

検出されませんでした。 SQLSTATE=42727@SVR_DB_ExecuteSQL"

次の手順で、権限を設定してください。 [表スペース]-[特権]-[USE]を「はい」に設定します。 または、グループの[USE]を「はい」に設定します。グループは、ユーザが所属

しているグループです。

スキーマ CREATEIN 同期元テーブルのスキーマ作成権限です。 ジャーナルを作成するのに必要です。 この権限は、データベースの[表の作成]権限が付与されていても、かならず

必要となります。

【ジャーナル設定時】

CREATEIN権限がない場合、ジャーナルテーブル設定時に、次のようなエ

ラーが発生します。

"2008/05/20","18:11:46.796","E",0x80022002,"","[IBM][CLI Driver][DB2/NT] SQL0551N ""YAMA"" は 、 オ ブ ジ ェ ク ト

""YAMA.T_YAMA_DSJNL"" に対して操作 ""CREATE TABLE"" を実行す

る特権を持っていません。 SQLSTATE=42501@SVR_DB_ExecuteSQL"

次の手順で、権限を設定してください。 [スキーマ]-[特権]-ユーザの[CREATETIN]を「はい」に設定します。また

は、グループの[CREATETAB]を「はい」に設定します。グループは、ユーザが

所属しているグループです。

CONTROL この権限には、以下の権限(SELECT、ALTER、DELETE)が含まれています。

したがって、この権限が付与されている場合は、以下の権限は不要です。

SELECT 同期元テーブルごとに必要です。

【ジャーナル設定時】

SELECT権限がない場合、ジャーナルテーブル設定時に、次のようなエラー

が発生します。

"2008/05/20","18:59:38.234","E",0x80022002,"","[IBM][CLI Driver] [DB2/NT] SQL0551N ""YAMA"" は、オブジェクト ""YAMA.T_YAMA"" に対して操作 ""SELECT"" を実行する特権を持っていません。 LINE NUMBER=2. SQLSTATE=42501@SVR_DB_ExecuteSQL" 【同期処理】 同期元テーブル、ジャーナルテーブルともに、SELECT権限が必要です。

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21

ユーザへの権限の カテゴリ

権限名 備考

ALTER 主キー、トリガーなどの作成・削除権限です。 同期元テーブルごとに権限が必要です。

【ジャーナル設定時】

ALTER権限がない場合、ジャーナルテーブル設定時に、次のようなエラーが

発生します。

"2008/05/20","19:01:12.125","E",0x80022002,"","[IBM][CLI Driver] [DB2/NT] SQL0551N ""YAMA"" は、オブジェクト ""YAMA.T_YAMA"" に対して操作 ""ALTER TABLE"" を実行する特権を持っていません。 LINE NUMBER=2. SQLSTATE=42501@SVR_DB_ExecuteSQL"

DELETE ジャーナルデータの削除権限です。

【元データ作成時】

DELETE権限がない場合、ジャーナルテーブル設定時に、次のようなエラー

が発生します。

SQL実行中に以下のエラーが発生しました。 エラーコード:-551 [IBM][CLI Driver][DB2/NT] SQL0551N "YAMA" は、オブジェクト "YAMA.T_YAMA" に対して操作 "DELETE" を実行する

特権を持っていません。 SQLSTATE=42501

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22

5 データベースとDr.Sum EAのデータ型の対応 データベース(Oracle、SQL Server、DB2)のデータ型とDr.Sum EAでのデータ型の対応は次のようになります。

Oracleの場合

データベースでのデータ型 Dr.Sum EAでのデータ型

CHAR VARCHAR

VARCHAR2 VARCHAR

NCHAR VARCHAR

NVARCHAR2 VARCHAR

NUMBER NUMERIC(33,31)の範囲内

INTEGER NUMERIC(33)

DATE Dr.Sum EAのDATE、TIME、TIMESTAMPに自動変換

TIMESTAMP Dr.Sum EAのDATE、TIME、TIMESTAMPに自動変換

Oracle10g以降のODBCドライバを使用した場合のみ使用可

INTERVAL YEAR TO MONTH -

INTERVAL DAY TO SECOND -

LONG VARCHAR 65535文字を超える文字列は不可

RAW -

LONG RAW -

ROWID VARCHAR

BLOB -

CLOB -

NCLOB -

BFILE -

UROWID -

FLOAT REAL

BINARY_DOUBLE -

BINARY_FLOAT -

XMLTYPE -

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SQL Serverの場合

データベースでのデータ型 Dr.Sum EAでのデータ型

BIGINT NUMERIC(19)

BINARY -

BIT NUMERIC(1)

CHAR VARCHAR

DATETIME Dr.Sum EAのDATE、TIME、TIMESTAMPに自動変換

DECIMAL NUMERIC(33,31)の範囲内

FLOAT REAL

IMAGE -

INT NUMERIC(10)

MONEY NUMERIC(19,4)

NCHAR VARCHAR

NTEXT VARCHAR 65535文字を超える文字列は不可

NUMERIC NUMERIC(33,31)の範囲内

NVARCHAR VARCHAR

REAL REAL

SMALLDATETIME Dr.Sum EAのDATE、TIME、TIMESTAMPに自動変換

SMALLINT NUMERIC(5)

SMALLMONEY NUMERIC(10,4)

SQL_VARIANT -

TEXT VARCHAR 65535文字を超える文字列は不可

TIMESTAMP -

TINYINT NUMERIC(3)

UNIQUEINDETIFER -

VARBINARY -

VARCHAR VARCHAR

XML -

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DB2の場合

データベースでのデータ型 Dr.Sum EAでのデータ型

CHARACTER VARCHAR

DECIMAL NUMERIC(33,31)の範囲内

REAL REAL

DOUBLE REAL 有効桁数が、DBでは2-1.79769313486232E+308に対して、

Dr.Sum EAでは-1.79769313486231570e308であるため、注

意が必要

NUMERIC 精度とスケールは任意の値を指定

SMALLINT NUMERIC(5)

INTEGER NUMERIC(10)

BIGINT NUMERIC(19)

DATE DATE

TIME TIME

TIMESTAMP Dr.Sum EAのDATE、TIME、TIMESTAMPに自動変換

VARCHAR VARCHAR

LONG VARCHAR VARCHAR

BLOB -

CLOB VARCHAR 65535文字を超える文字列は不可

DBCLOB VARCHAR 65535文字を超える文字列は不可

GRAPHIC VARCHAR

VARGRAPHIC VARCHAR

LONG VARGRAPHIC VARCHAR

FOR BIT DATA -

XML -

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6 データ同期操作 DataLoaderを使用して、データベース上のテーブルとDr.Sum EA上のオブジェクト間でデータ同期を自動実行するための操作について説

明します。

データベース上に存在する、Dr.Sum EAと同期をとりたいテーブルを「同期元テーブル」、その「同期元テーブル」と同期をとるDr.Sum EA

のオブジェクトを「同期先オブジェクト」と呼びます。同期先オブジェクトは、テーブルとディストリビュータ(条件型のみ)です。

データ同期を自動実行するために、まずDataLoaderのTask Controllerでタスクを作成します。タスクには、Dr.Sum EA上の同期先オブ

ジェクトとデータベース上の同期元テーブルの関連付け、同期処理の実行間隔、ログ出力、タスク実行前後や同期処理エラーが発生し

た場合に起動するイベント、といった設定をおこないます。

Task Controllerでタスクを作成すると、データベース上の同期元テーブルに対して、トリガープログラムと更新履歴を記録するジャーナル

テーブルも作成・配置されます。データベース上の同期元テーブルでデータの追加・変更・削除がされると、トリガープログラムが起動し、

データの操作履歴を自動的にジャーナルテーブルに記録します。

タスクの作成後、Dr.Sum EA Serverの同期先オブジェクトに、データベースのデータをインポートします。

その後、タスクを開始しておけば、設定したインターバルで同期処理が自動的におこなわれるようになります。

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Task Controllerの起動と終了

データベース上の同期元テーブルと、Dr.Sum EA上の同期先オブジェクトのデータ同期を自動実行するための「タスク」を作成します。

タスクの作成は、「Task Controller」でおこないます。

起動

Task Controllerの起動は、次の手順でおこないます。

1 [スタート]-[すべてのプログラム]-[Dr.Sum EA DataLoader]-[Task Controller]を選択します。または、タスクトレイの

DataLoaderアイコンをクリックし、表示されたメニューから[Task Controller]を選択します。

[サーバへ接続]画面が表示されます。

<[サーバへ接続]画面>

2 [サーバ名]にDataLoaderが起動しているサーバ名、[ポート番号]にServer Settingsで設定したポート番号を入力し、[OK]ボタンを

クリックします。

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[Task Controller]画面が表示されます。

<[Task Controller]画面>

終了

Task Controllerの終了は、次の手順でおこないます。

1 [Task Controller]画面のメニューバーから[ファイル]-[終了]を選択します。

Task Controllerが終了します。

Task Controller画面の概要

Task Controller画面の各部の名称と、その主な機能について説明します。

画面は、メニューバー、ツールバー、[タスク]タブ画面、[イベントログ]タブ画面に大別されます。

メニューバー Task Controllerの各種機能が、機能別にまとめられています。メニューを選択することにより、該当

する機能を実行することができます。

ファイル タスクの作成・編集・削除・名前の変更、タスクの開始・停止、接続先DataLoaderの切り替え、

Enterprise Managerの起動などがおこなえます。

編集 イベントログの表示件数、今すぐ実行の件数、画面の表示言語の設定をおこないます。 詳細については「イベントログの表示件数、今すぐ実行の件数、画面の表示言語の設定」(p.52)を

参照してください。

表示 画面を 新の情報に更新します。

ヘルプ DataLoaderのバージョンを表示します。

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ツールバー よく使用する機能がアイコンとして定義されています。アイコンをクリックすることにより、該当する機能

を実行することができます。

[タスク]タブ画面、[イベントログ]

タブ画面

タブを選択して、表示する画面を切り替えます。

[タスク]タブ画面 現在設定されているタスクが一覧表示されます。 [タスク]タブ画面では、タスクの作成、開始といった操作をおこないます。

画面に表示される情報は、次のものになります。

名前 タスク名が表示されます。

種類 同期元データベースの種類が表示されます。

状態 同期の状態を表示します。 停止中:タスクが停止しています。

同期処理でエラーが発生した場合、通常、タスクは停止中になりますが、

次のエラーの場合、タスクは停止しません。 ・同期元データベースに対して、接続に失敗した場合。 ・同期元データベースに対して、SELECTの実行に失敗した場合。 ・同期元データベースに対して、SELECT後のフェッチに失敗した場合。

開始中:タスクは開始しているが同期処理はおこなっていません。 実行中:タスクが同期処理を実行しています。

同期テーブル 同期元テーブル名が表示されます。

実行間隔 同期処理の実行間隔が表示されます。

カウンター 同期処理を実行したレコード数が表示されます。

終実行日時 同期処理を 後に実行した日時が表示されます。

次回予定実行日時 次回同期処理が実行される日時が表示されます。

[イベントログ]タブ画面 DataLoaderが出力する、以下のログの内容の確認・削除がおこなえます。 ERRORログ、OPERATIONログ、STATEログ、タスクログ

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接続先DataLoaderの変更

Task Controllerの起動後に、接続先DataLoaderを変更することができます。

接続先DataLoaderの変更は、次の手順でおこないます。

1 メニューバーから[ファイル]-[サーバへ接続]を選択、または[サーバへ接続]アイコン をクリックします。

[サーバへ接続]画面が表示されます。

<[サーバへ接続]画面>

2 [サーバ名]にDataLoaderが起動しているサーバ名、[ポート番号]にServer Settingsで設定したポート番号を入力し、[OK]ボタンを

クリックします。

接続先DataLoaderが切り替わり、[Task Controller]画面が表示されます。

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タスクの作成

タスクは、Dr.Sum EAの同期先オブジェクトごとに作成します。 大で200まで作成可能です。タスクの作成方法には、次の3つがあります。

ジャーナルとタスクの作成 タスクを新規作成すると同時に、トリガープログラムとジャーナルファイルを作成して、同期元データ

ベースに配置します。 詳細については、「ジャーナルとタスクの作成」(p.31)を参照してください。

タスクの作成 同期元データベースに既にトリガープログラムとジャーナルファイルが配置してある場合に、タスクのみ

を作成します。 詳細については、「タスクのみ作成」(p.42)を参照してください。

参照作成 既存のタスクと同期データソースが同一の場合に、データソースを参照してタスクとトリガープログラ

ム、ジャーナルテーブルを作成します。 詳細については、「既存のタスクをもとに作成(参照作成)」(p.43)を参照してください。

必要な準備

タスクを作成する前に、次のことをかならずおこなっておいてください。

Dr.Sum EA上に、同期元テーブルのデータをインポートする同期先オブジェクト(テーブル、またはディストリビュータ)を作成しておきま

す。

Dr.Sum EA上のオブジェクトの主キーとなる項目に対して、NOT NULL UNIQUE制約を設定します。または、結合キーを作成してNOT

NULL UNIQUE制約を設定しておきます。

Dr.Sum EA上のテーブルと同期元テーブルで、キーとなる項目数は、一致している必要があります。

[コントロールパネル]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)]で、接続先データソース(Dr.Sum EA、Oracle、SQL、DB)へのODBC

接続設定をおこなっておきます。

かならずシステムDSNで作成してください。

操作の詳細については、データベースのODBCドライバに関するドキュメントを参照してください。

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Oracle 9iに接続後、11gのODBCドライバを使用してOracle 11gに接続すると、次のエラーが発生する場合があります。エ

ラーを回避するには、DataLoaderのサービスを再起動してください。 ・指定されたドライバはシステムエラー1114(Oracle in OraClient11g_home1)のため読み込めませんでした。 ・指定されたドライバはシステムエラー127(Oracle in OraClient11g_home1)のため読み込めませんでした。 ・[Oracle][ODBC][Ora]ORA-12154: TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした。

ジャーナルとタスクの作成

タスクを新規作成すると同時に、トリガープログラムとジャーナルファイルを作成して同期元データベースに配置する方法について記載しま

す。

1 Task Controller上で右クリックして表示されるメニューから[ジャーナルとタスクの作成]を選択、またはメニューから[ファイル]―

[ジャーナルとタスクの作成]を選択し、接続先データベースの種類を選択します。

[ジャーナルとタスクの作成]画面が表示されます。

2 [全般]タブをクリックします。

<[ジャーナルとタスクの作成]画面-[全般]タブ>

3 [名前]欄に、タスク名を入力します(最大30文字)。

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タスク名は、ユニークである必要があります。大小文字の区別はしないため、大文字、小文字で同名のタスクを作成すること

はできません。

タスク名に、次の文字を含めることはできません。 ¥ / : * ? " < > |

タスク名に、次の名前は使用できません。 LOADER-STATE,LOADER-OPERATION,LOADER-ERROR, CON,PRN,AUX,NUL, COM0,COM1,COM2,COM3,COM4,COM5,COM6,COM7,COM8,COM9, LPT0,LPT1,LPT2,LPT3,LPT4,LPT5,LPT6,LPT7,LPT8,LPT9

タスク名に、次の形式の名前は使用できません。

[タスク名]_[8桁の数値]_[3桁以上の数値]

4 各項目の設定をおこなっていきます。

設定内容は、3つに大別されます。該当するページを参照してください。

・同期元テーブルの指定 →次項

・Dr.Sum EAの同期先オブジェクトの指定 →p.37参照

・その他の設定 →p.39参照

同期元テーブルの指定 [ジャーナルとタスクの作成]画面-[全般]タブの[同期元の設定]で、同期元テーブルを指定します。

データベース上の同期元テーブルを選択するために、まずデータソースを選択します。

あらかじめ、データソースへのODBC接続設定をおこなっておいてください。

タスクの作成が2回目以降の場合は、[データソース名]欄には、 後にタスク作成をおこなった時に選択した内容が保存さ

れています。

1 [同期元の設定]-[データソース名]で[...]ボタンをクリックします。

[データベースへ接続]画面が表示されます。

2 [データソース名]のドロップダウンリストから、接続先データソースを選択します。

<[データベースへ接続]画面>

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3 [ユーザ名]、[パスワード]に、データソースへログインできるユーザ名と、そのパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

[テーブルを選択]画面が表示されます。

4 [スキーマ]ドロップダウンリストから対象のスキーマを選択します。

SQL Serverの場合は、スキーマを変更することはできません。

<[テーブルを選択]画面>

画面に、選択したスキーマ内のテーブルが一覧表示されます。

既にジャーナルが存在しているテーブルは、テーブル一覧には表示されません。

5 同期元テーブルとなるテーブルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

[ジャーナル名]に、作成されるジャーナルテーブル名が表示されます。また、[キー項目]には、同期元テーブルで主キーに設定されてい

る項目が表示されます。

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同期元テーブルに主キーが設定されていない場合は、次のメッセージが表示されます。

この場合は、[キー項目]欄の[...]ボタンをクリックして表示される[キー項目の選択]画面で、主キーとする項目を選択しま

す。 [選択可能項目]で主キーとなる項目を選択し、[追加]ボタンをクリックすると、[キー項目]欄に移動します。 主キーの設定が終了したら、[OK]ボタンをクリックして、[ジャーナルとタスクの作成]画面に戻ります。

同期元テーブルを選択し直したい場合は、[テーブル名]欄右の[...]ボタンをクリックします。

6 [ジャーナル名]欄にジャーナル名を入力します。ドロップダウンリストから、ジャーナルファイルの作成先スキーマを選択します。デ

フォルトでは、手順4で選択したスキーマ名が設定されています。

また、ジャーナルテーブル名を入力します。デフォルトでは、手順5で選択した同期元テーブルと同名が設定されます。

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7 SQL文で詳細設定をおこないたい場合は、[詳細設定]ボタンをクリックします。

[詳細設定]画面が表示されます。

<[詳細設定]画面>

8 各項目の設定をおこない、[OK]ボタンをクリックします。

対象オブジェクト SELECT対象のオブジェクトを選択します。ここに記述した内容がSELECT文のFROM句に記述されま

す。 デフォルトでは、同期元テーブルが表示されます。変更したい場合は、[...]をクリックし、表示される

[テーブルを選択]画面から対象オブジェクトを選択します。 テーブル以外に、ビューも指定することができます。

<[テーブルを選択]画面>

同期元テーブル名と異なるオブジェクトを指定する場合、そのオブジェクトには、[同期元の設定]-[キー項目]で設定した

内容と同じ項目名、項目型の項目が存在している必要があります。

[対象オブジェクト]-[テーブルを選択]画面では、SQL Serverのみシノニムが表示されません。

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選択項目 SELECT文の選択項目を記述します。ここに記述した内容が、SELECT文の選択項目に記述されま

す。 [項目表示]ボタンをクリックすると、[対象オブジェクト]で選択したオブジェクトに存在する項目の一

覧が表示されます。 項目のデータ型によって表示色が異なります。 文字列データ型 黒 数値データ型 青 日付データ型 緑 使用不可 灰

ここで選択する項目は、Dr.Sum EAのオブジェクトの項目数、および項目順と一致している必要があ

ります。 項目名は一致している必要はありません。

Oracle 10gR2のODBCドライバを使用すると、数値型がすべてゼロで取得されてしまいます。 通常はDataLoader内部でTO_CHARに自動変換されますが、選択項目に記述した場合は自動変換の対象外になります。

Oracle 10gR2のODBCドライバを使用し、かつ選択項目を記述する場合は、数値型に対してTO_CHARで明示的に文字列

変換をおこなってください。

ヒント句 同期元データベースがOracleの場合のみ表示されます。 ヒント句を記述すると、Oracleに対するSELECT文のパフォーマンスが向上する場合があります。

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Dr.Sum EAの同期先オブジェクトの指定 [ジャーナルとタスクの作成]画面-[全般]タブの[Dr.Sum EAの設定]で、Dr.Sum EAの同期先オブジェクトを指定します。

タスクの作成が2回目以降の場合は、[データソース名]欄には、 後にタスク作成をおこなった時に選択した内容が保存さ

れています。

1 [Dr.Sum EAの設定]-[データソース]名で[...]ボタンをクリックします。

[データベースへ接続]画面が表示されます。

2 [データソース名]のドロップダウンリストから、接続先データソースを選択します。

<[データベースへ接続]画面>

3 [ユーザ名]、[パスワード]に、データソースへログインできるユーザ名と、そのパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

[オブジェクトを選択]画面が表示されます。

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4 オブジェクトの種類にあわせて、[テーブル]タブ、または[ディストリビュータ]タブをクリックします。

<[テーブルを選択]画面>

画面に、選択したオブジェクトが一覧表示されます。

既にジャーナルが存在しているオブジェクトは、一覧には表示されません。

5 同期先オブジェクトを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

6 [キー名]のドロップダウンリストから、キー名を選択します。

ドロップダウンリストには、NOT NULL UNIQUEの項目、または結合キーが表示されます。

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その他の設定 [その他]タブ画面で、ログの出力レベル、イベント、タスクの実行間隔、タイムアウト時間、コミット行数、ジャーナルの保存日数、 終カウ

ンターの設定をおこないます。

ログレベル タスク実行時のログの出力レベルを設定します。

レベル1 エラーが発生した場合のエラー内容を出力します。 同期元データがない場合、ログは出力されません。

レベル2 レベル1の内容と、同期終了時点での処理時間とカウンター値を出力します。

レベル3 レベル2の内容と、同期元へのSQL(ジャーナルテーブルへのSELECT文とDELETE文)の内容を出

力します。

レベル4 レベル3の内容と、Dr.Sum EAへのSQL(INSERT、UPDATE、DELETE、COMMIT、ROLLBACK、

TRUNCATE文)の内容を出力します。

警告を出力する 同期元テーブルにデータが存在しない場合、INSERT、UPDATEがスキップされます。その際、タスク

実行時のログに、警告を出力するかどうかを指定します。 出力する場合は、チェックを入れます。デフォルトでは、出力しません。

イベント設定 タスクの実行前後に、イベントを実行させることができます。 たとえば、イベントでバッチやexeなどを起動させるよう設定して、タスク実行後にエラーが発生した場

合に、管理者にメールを送信する、といったことが可能になります。 ただし、なんらかの入力を求めるようなイベントを設定した場合、入力されるまで処理が待機中となる

ため、注意が必要です。

実行前 同期処理が開始される直前に実行するイベントを指定します。 イベントが終了するまで、同期処理は実行されません。

実行後 同期処理が終了した直後に実行するイベントを指定します。 同期処理が中断された場合は、イベントは実行されません。

エラー発生時 エラー発生時に実行するイベントを指定します。

その他

実行間隔(分) タスクの実行間隔を、1~525600の値で指定します(単位:分)。初期値は「10」です。

コミット行数 コミットを発行するトランザクション行数を、1000~10000の値で指定します。初期値は、「1000」で

す。

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クエリータイムアウト(秒) 同期元テーブルに対するSELECTタイムアウトを、0~86400の値で指定します(単位:秒)。 初期値は、「0」です。「0」の場合、タイムアウトしません。

ジャーナル保存日数 ジャーナルデータの保存日数を、1~356の値で設定します。ここで指定した日数以前の同期済み

ジャーナルは削除されます。初期値は、「30」です。

カウンター値 同期がおこなわれたジャーナルの 終カウンター値が設定されます。通常、設定を変更することはあ

りません。初期値は、「0」です。

設定内容の保存 各種設定が終了したら、設定内容を保存します。

1 [OK]をクリックします。

メッセージが表示されます。

<Oracleの場合>

データベースの同期元テーブルに対して自動作成されるものは、データベースの種類によって異なります。

Oracleの場合 作成されるオブジェクト名は、 大18バイトです。

シーケンス(テーブル名+_DSSEQ)

ジャーナルテーブルのユニーク番号を格納します。

ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

操作履歴を格納します。

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR)

DML操作を記録するためのトリガーです。

データベーストリガープログラム(テーブル名+_DSTRC)

TRUNCATE処理を記録するためのトリガーです。

SQL Serverの場合 作成されるオブジェクト名は、 大30バイトです。

ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

操作履歴を格納します。

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR)

DML操作を記録するためのトリガーです。

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DB2の場合 作成されるオブジェクト名は、 大12バイトです。ただし、データベースの文字コードがUTF-8の場合

は、マルチバイト文字を3バイトとします。

ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

操作履歴を格納します。

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSINS)

INSERT処理を記録するためのトリガーです。

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSUPD)

UPDATE処理を記録するためのトリガーです。

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSDEL)

DELETE処理を記録するためのトリガーです。

2 [OK]をクリックします。

<Oracleの場合>

選択しているデータベースの同期元テーブルに対して、トリガープログラムのロードをおこない、ジャーナルテーブルを作成します。

また、作成したタスクが画面に表示されます。

エラーが発生した場合 同期元テーブルに対して、設定をおこなう際にエラーが発生する場合があります。

<データベースエラーメッセージの例 - Oracleの場合>

データベースのエラーメッセージは、ユーザ名、パスワードに誤りがある場合や、CREATE SEQUENCE、CREATE TRIGGER、

CREATE TABLE、DROP SEQUENCE、DROP TRIGGER、DROP TABLE等の権限が不足している場合に表示されます。 データベースのエラーメッセージについての詳細は、データベースのマニュアルを参照してください。

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タスクのみ作成

データベース上の同期元テーブルにトリガープログラムとジャーナルファイルが既に作成されている場合は、タスクのみ作成することができ

ます。

1つの同期元テーブルに対して、Dr.Sum EAの複数のオブジェクトへの同期をおこないたい場合などに使用します。

タスクのみ作成する場合は、次の手順で操作をおこないます。

1 Task Controller上で右クリックして表示されるメニューから[タスクの作成]を選択、またはメニューから[ファイル]―[タスクの作成]を

選択し、接続先データベースの種類を選択します。

[タスクの作成]画面が表示されます。

2 [全般]タブ、[その他]タブで各項目の設定をおこないます。

項目の詳細は、[ジャーナルとタスクの作成]と同様になります。

・同期元テーブルの指定 →p.32参照

・Dr.Sum EAの同期先オブジェクトの指定 →p.37参照

・その他の設定 →p.39参照

・設定の保存 →p.40参照

<[タスクの作成]画面>

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既存のタスクをもとに作成(参照作成)

既存のタスクに設定されているデータソース情報、[その他]タブの設定内容を利用して、新規にタスクを作成することができます。これを

「参照作成」と呼びます。

参照作成する場合は、次の手順で操作をおこないます。

参照元タスクが開始されていると、参照作成はできません。タスクを停止させてから操作をおこなってください。

1 Task Controllerから、参照するタスクを選択し、右クリックで表示されるメニューから[参照作成]を選択します。

[タスクの作成]画面が表示されます。画面の[同期元の設定]-[データソース名]、[Dr.Sum EAの設定]-[データソース名]、および

[その他]タブには、参照元のタスクに設定されている情報が表示されます。

2 [全般]タブ、[その他]タブで各項目の設定をおこないます。

項目の詳細は、[ジャーナルとタスクの作成]と同様になります。

・同期元テーブルの指定 →p.32参照

・Dr.Sum EAの同期先オブジェクトの指定 →p.37参照

・その他の設定 →p.39参照

・設定の保存 →p.40参照

<[タスクの作成]画面>

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同期元テーブルへの設定内容

作成されたトリガープログラムとジャーナルテーブルは、データベースの操作画面上で確認することができます。

<トリガープログラムとジャーナルテーブル作成後-Oracleの場合>

トリガープログラムの内容 トリガープログラムは、同期元テーブルに対してINSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE(Oracleのみ)といったデータ変更処理が加えら

れた時に、その変更処理をきっかけとして自動的にジャーナルテーブルに変更履歴を記録します。

作成されたトリガープログラムを選択すると、内容を確認することができます。

トリガープログラムには、トリガープログラム起動のきっかけとなる、テーブルへの変更処理が記載されます。

<作成されたトリガープログラムの内容例-Oracleの場合>

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ジャーナルテーブルの項目内容 作成されたジャーナルテーブルを選択すると、項目内容を確認することができます。

<ジャーナルテーブル内容例-Oracleの場合>

ジャーナルテーブルに格納される項目名と、そのデータ型は次の通りです。

項目名 データ型 説明

Oracle NUMERIC(20)

SQL Server NUMERIC(20)

COUNTER

DB2 DECIMAL(20)

基本的に1からの連番が自動的に振られます。

Oracle CHAR(1)

SQL Server CHAR(1)

OPERATION

DB2 CHARACTER(1)

おこなわれた操作の種類を表示します。

U UPDATE

I INSERT

D DELETE

T TRUNCATE(Oracleのみ) ※Oracle以外のデータベースはTRUNCATE文を

同期することはできません。

※ディストリビュータの場合、「DELETE FROM ディ

ストリビュータ名」に置き換えられます。

Oracle

SQL Server

NEW_KEY1~

NEW_KEY(N)

DB2

同期するテーブルの型 レコードを特定する値が表示されます。

キーを構成する項目数によりキー数は変動します。

Oracle

SQL Server

OLD_KEY1~

OLD_KEY(N)

DB2

同期するテーブルの型 レコード変更、削除前のレコードを特定する値が表

示されます。

キーを構成する項目数によりキー数は変動します。

Oracle DATE

SQL Server SMALLDATETIME

REGIST_DATE

DB2 TIMESTAMP

登録日付が表示されます。

この登録日付は、DataLoaderからジャーナルテー

ブルデータを削除する時に使用されます。

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データベースでテーブルデータに対して変更がおこなわれた場合は、トリガープログラムによってジャーナルテーブルに操作履歴が書き込

まれます。

<ジャーナルテーブルに書き込まれた操作履歴の内容例-Oracleの場合>

タスクの開始・停止

タスクが現在開始されているか、停止されているかは、[Task Controller]画面の[状態]欄で確認することができます。

タスクは、個別に開始、または停止させることができます。

開始する場合は、[Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれかの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[開始]を選択します。

・メニューバーから[ファイル]-[開始]を選択します。

・ツールバーから[開始]アイコン を選択します。

<メニューから[開始]を選択した場合>

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停止する場合は、[Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれかの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[停止]を選択します。

・メニューバーから[ファイル]-[停止]を選択します。

・ツールバーから[停止]アイコン を選択します。

<メニューから[停止]を選択した場合>

タスクのテスト実行

タスクを作成後、テスト実行して、正常に動作するかを確認することができます。テスト実行では、ジャーナルテーブルに書き込まれたレ

コードのうち、指定した件数についてのみ同期処理をおこないます。

テスト実行される件数は、デフォルトで10件に設定されています。件数の変更は、Task Controllerのメニューバーから[編集]-[オプショ

ン]を選択して表示される[オプション]画面の[今すぐ実行の件数]でおこないます。

<[オプション]画面>

タスクは、開始されているとテスト実行できません。タスクを停止させてからテスト実行をおこなってください。

テスト実行は次の手順でおこないます。

1 [Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、右クリックで表示されるメニューから[今すぐ実行]を選択します。

メッセージが表示されます。

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2 [OK]ボタンをクリックします。

<メッセージ>

メッセージが表示され、同期処理がおこなわれたレコード数が表示されます。

3 [OK]ボタンをクリックします。

<メッセージ>

タスクの編集

同期先のDr.Sum EAのテーブルを変更したり、同期の実行時間やコミット行数などの設定を変更したりすることができます。

同期元テーブルの設定情報は編集できません。この変更をおこないたい場合は、いったんタスクを削除してから、新しいタス

クを作成してください。

タスクは、開始されていると編集できません。タスクを停止させてから編集操作をおこなってください。

1 [Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれかの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[プロパティ]を選択します。

・メニューバーから[ファイル]-[プロパティ]を選択します。

・ツールバーから[プロパティ]アイコン を選択します。

[プロパティ]画面が表示されます。

2 適宜編集をおこない、[OK]ボタンをクリックします。

<[プロパティ]画面>

タスク名の変更は、プロパティではおこなえません。次項を参照して操作をおこなってください。

編集内容が保存されます。

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タスク名の変更

タスク名の変更は次の手順でおこないます。

タスクは、開始されていると名前の変更ができません。タスクを停止させてから変更操作をおこなってください。

1 [Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、右クリックで表示されるメニューから[名前の変更]を選択するか、メニューバーか

ら[ファイル]-[名前の変更]を選択します。

選択していたタスクの名称がアクティブになります。

2 任意の名称に変更します(最大30字)。

タスクの削除

タスクを削除する際に、タスクのみを削除するか、タスクとともに、データベースに作成されているトリガープログラムとジャーナルテーブルも

削除するかを選択することができます。

タスクの削除は、次の手順でおこないます。

タスクは、開始されていると削除できません。タスクを停止させてから削除操作をおこなってください。

1 タスク、トリガープログラム、ジャーナルテーブルを削除する場合は、[Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれ

かの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[削除]-[ジャーナルとタスクの削除]を選択します。

・メニューバーから[ファイル]-[削除]-[ジャーナルとタスクの削除]を選択します。

・ツールバーから[削除]アイコン を選択します。

・[Delete]キーを押します。

タスクのみを削除する場合は、[Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれかの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[削除]-[タスクの削除]を選択します。

・メニューバーから[ファイル]-[削除]-[タスクの削除]を選択します。

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[タスク削除の確認]メッセージが表示されます。

2 削除してよい場合は、[OK]ボタンをクリックします。

<[タスク削除の確認]メッセージ>

タスクが削除されます。

タスク、トリガープログラム、ジャーナルテーブルを削除する場合は、次の設定情報が削除されます。

Oracleの場合 シーケンス(テーブル名+_DSSEQ)

ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR)

データベーストリガープログラム(テーブル名+_DSTRC)

SQL Serverの場合 ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR)

DB2の場合 ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL)

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSINS)

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSUPD)

テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSDEL)

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Dr.Sum EA Serverへのデータのインポート

データベースの同期元テーブルにトリガープログラムとジャーナルテーブルを設定後、データベースのデータをDr.Sum EA内のテーブルにイ

ンポートすることができます。

Dr.Sum EAのインポート先オブジェクトのデータ行をすべて削除してからのインポートとなります。

したがって、インポートする時点で、既に同期元テーブルに対してなんらかのデータ操作がおこなわれ、ジャーナルテーブルに履歴がある

場合は、その内容を反映してデータがインポートされます。

インポート完了後、ジャーナルテーブルの 終カウンター値が設定されます。

タスクは、開始されているとインポートできません。タスクを停止させてからインポート操作をおこなってください。

データソースに登録されているユーザに管理者権限がない場合、インポートは実行できません。

ディストリビュータの場合は、「DELETE FROMディストリビュータ名」がインポート前に実行されます。

インポート中は、同期元テーブルに対してデータを更新しないでください。インポート後のデータとジャーナルカウンタの不整合

が生じ、同期処理が正常に動作しない場合があります。

ディストリビュータへのインポート中にキャンセルした場合、タイミングにより挙動が異なります。 ・データ削除中はキャンセルできません。削除が完了してから終了します。 ・データ削除後にキャンセルすると、インポート前のデータ状態に戻ります。 ・インポート中でもキャンセルできますが、データはすべて削除されます。

1 [Task Controller]画面から対象のタスクを選択し、次のいずれかの操作をおこないます。

・右クリックで表示されるメニューから[インポート]を選択します。

・ツールバーから[プロパティ]アイコン を選択します。

[インポートの確認]メッセージが表示されます。

2 メッセージの内容でテーブルを作成してよい場合は、[OK]ボタンをクリックします。

<[インポートの確認]メッセージ>

データのインポートが開始されます。

正常にデータのインポートが終了すると、メッセージが表示されます。

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3 [OK]ボタンをクリックします。

インポートが完了し、[インポート]画面が閉じます。

Enterprise Managerの起動

Dr.Sum EAのEnterprise Managerは、Task Controllerからも起動することができます。

Dr.Sum EAのEnterprise Managerでは、同期先オブジェクトのデータの確認や、各種設定をおこなうことができます。

1 [Task Controller]画面のメニューから[ファイル]-[Enterprise Managerを起動]を選択、または[Enterprise Managerを起動]アイコ

ン を選択します。

Enterprise Managerが起動します。

イベントログの表示件数、今すぐ実行の件数、画面の表示言語の設定

イベントログの表示件数、今すぐ実行の件数、画面の表示言語の設定は、[表示]-[オプション]を選択して表示される[オプション]画面

でおこないます。

イベントログの表示件数 [イベントログ]タブ画面に表示される各ログの表示件数を、1~100の値で指定します。デフォルトで

30件に設定されています。 実際のログ件数が表示件数を超えも、ログファイル内には保存されています。

今すぐ実行の件数 [今すぐ実行]で処理するジャーナルファイル上のレコード数を1~100の値で指定します。デフォルト

では10件に設定されています。

表示言語 Task Controller画面の表示言語を日本語、英語、中国語から選択します。表示言語を変更した

場合は、Task Controllerの再起動後に変更が反映されます。

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<英語表示にした場合>

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7 ログの確認 DataLoaderで出力されるログの確認は、Task Controllerの[イベントログ]タブでおこなうことができます。

各ログの 新内容は「 新のログ」名で表示されます。ただし、表示されるログ情報は指定された 大サイズを超えた場合、日付と出力番

号を付け別個表示されます。ここでの 大サイズは、[Server Settings]画面の[全般]タブ-[ログ出力]-[ファイルサイズ(KB)]で値を

設定することができます。デフォルトの値は512KBです。

<[イベントログ]タブ>

画面左側から各ログの[ 近のログ]を選択すると、画面右側にログ内容が一覧表示されます。

各ログに表示される件数は、デフォルトで30件に設定されています。表示件数の変更は、Task Controllerのメニューバーから[編集]-

[オプション]を選択して表示される[オプション]画面の[イベントログの表示件数]でおこないます。

<[オプション]画面>

実際のログ件数が表示件数を超えていても、ログファイル内には保存されています。

ログの出力設定は、Server Settingsでおこないます。詳細については、p.60を参照してください。

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ログの種類

DataLoaderで出力されるログファイルには、次の4つがあります。

OPERATIONログを出力したい場合は、事前に[Server Settings]画面の[全般]タブで[操作ログを出力する]にチェックを

いれておく必要があります。

LOADER_ERROR

エラー情報ファイルです。DataLoader上でのエラー内容が出力されます。エラーによっては出力さ

れない場合があります。 出力される情報は、次の項目になります。

日付 エラーが発生した日付

時間 エラーが発生した時間

種別 エラーの種類 エラーの種類には、次のものがあります。

E エラー

W 警告

S 致命的

エラーコード エラーコード

タスク名 対象タスク名

メッセージ エラーメッセージ

LOADER_OPERATION

操作情報ファイルです。DataLoaderに対して実行した操作(タスク作成など)とその対象(タスク名な

ど)が出力されます。出力する内容は更新の操作のみとなります。 出力される情報は、次の項目になります。

日付 操作した日付

時間 操作した時間

操作 操作内容 操作内容には、次のものがあります。

CREATE タスクの作成

MODIFY タスクの変更

DELETE タスクの削除

RENAME タスクのリネーム

START タスクの開始

STOP タスクの停止

IMPORT タスクのデータインポート

SQL SQL操作

パラメータ 操作パラメータ

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LOADER_STATE

サービス情報ファイルです。DataLoader Serviceの開始・終了などの状態が出力されます。 出力される情報は、次の項目になります。

日付 サービスステータスが変更された日付

時間 サービスステータスが変更された時間

メッセージ START、またはEND

タスクログ タスクごとに同期処理実行時の情報が出力されます。出力される情報は、次の項目になります。

日付 同期処理を実行した日付

時間 同期処理を実行した時間

メッセージ 同期処理の実行メッセージ

ログの操作

ログ内容が多い場合、画面下の[先頭]、[前ページ]、[次ページ]、[末尾]アイコンをクリックすることにより、任意の行にジャンプすること

ができます。

また、LOADER_OPERATIONのログを選択すると、操作内容の詳細がメッセージ画面に表示されます。

<操作内容の詳細が表示される>

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ログの削除

現在画面に表示されているログを削除する場合は、次の手順でおこないます。

1 画面左側から削除するログを選択します。

2 画面右側に表示される「最近のログ」を選択し、右クリックで表示されるメニューから[削除]を選択します。

<メニューから[削除]を選択>

メッセージが表示されます。

3 [OK]ボタンをクリックします。

<メッセージ>

選択したログが削除されます。

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8 Server Settingsの機能 接続先DataLoaderのデフォルトポート番号、ログ出力、リトライ数といった基本設定を、Server Settingsでおこないます。

Server Settingsで設定した内容は、DataLoaderのセットアップ先フォルダ¥system¥sysdb¥loader_system.iniに保存されます。

loader_system.iniは、DataLoaderを解除しても削除されません。

Server Settingsの起動

Server Settingsの起動は、次の手順でおこないます。

1 [スタート]-[すべてのプログラム]-[Dr.Sum EA DataLoader]-[Server Settings]を選択します。または、タスクトレイの

DataLoaderアイコンをクリックし、表示されたメニューから[Server Settings]を選択します。

[Server Settings]画面が表示されます。

<[Server Settings]画面>

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Server Settingsの終了

Server Settingsの終了は、次の手順でおこないます。

1 [Server Settings]画面のメニューバーから[ファイル]-[終了]を選択します。

Task Controllerが終了します。

Server Settingsのバージョン確認

Server Settingsのバージョン確認は、次の手順でおこないます。

1 メニューバーから[ヘルプ]-[バージョン情報]を選択します。

バージョン情報画面が表示されます。

<バージョン情報画面>

2 [OK]ボタンをクリックします。

バージョン情報画面が閉じます。

Server Settingsでの設定

Server Settingsでの設定項目について記載します。設定終了後、[適用]ボタンをクリックします。

<[Server Settings]画面>

サーバ表示言語 Server Settings画面の表示言語を日本語、英語、中国語から選択します。表示言語を変更した

場合は、[Server Settings]を再起動します。タスクトレイ内の[DataLoader]操作メニューに表示言

語を反映させるには、DataLoader Serverを再起動します。

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<英語表示にした場合>

Task Controllerの表示言語を切り替える場合は、Task Controllerの[編集]-[オプション]-[表

示言語]で設定をおこないます。

ポート番号 DataLoaderに接続する際に使用するポート番号を、1~65535の値で入力します。 デフォルトでは「9001」に設定されています。 既に使用されているポート番号を指定した場合は、DataLoader Serviceを起動できませんので、使

用されていないポート番号を設定してください。

操作ログを出力する チェックを付けると操作ログ(LOADER_OPERATION)を出力します。 操作ログには、DataLoaderに対して実行した操作(タスク作成など)とその対象(タスク名など)が出

力されます。

ファイルサイズ(KB) 1つのログファイルの 大ファイルサイズを、1~65536の値で設定します(KB単位)。デフォルトでは

「512」に設定されています。指定サイズに達した場合は、「ログ名_日付_出力番号.log」でリネーム

されます。

保存日数 ログファイルの保存日数を0~999の値で指定します。デフォルトでは「10」に設定されています。ログ

ファイルの 終更新日時が指定日を過ぎると、ログファイルが削除されます。0を設定した場合は削

除されません。

日付区切り文字 日付を扱うときのデータ区切り文字を、「/」、「-」、「.」から選択します。

時刻区切り文字 時刻を扱うときのデータ区切り文字を、「:」、「-」、「.」から選択します。

リトライ回数 エラーが発生した場合のリトライ回数を、0~10の値で設定します。[リトライ間隔]で設定したインター

バルで指定回数実行されます。

Dr.Sum EAへ接続時、以下のエラーが発生するとリトライします。

・Dr.Sum EA Serverへの接続に失敗した時

・優先度が高い処理の割り込みにより、リクエスト中の処理が取り消された時

・制約モードによりアクセスできなかった時

・管理モードによりアクセスできなかった時

・ライセンスの上限を超えた時

・データベースロックが発生した時

INSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE(Oracleのみ)実行時、およびテーブル情報取得時に以

下のエラーが発生するとリトライします。

・テーブルロックが発生した時

コミット実行時、以下のエラーが発生するとリトライします。

・コミットロックが発生した時

リトライ間隔 リトライの実行間隔を、0~10の値で指定します(秒単位)。

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9 コマンドによる操作 DataLoaderには、タスクの開始・停止の操作と、DataLoader Serviceの開始・停止の操作をコマンドプロンプトからも実行できる機能が用

意されています。この機能を利用することにより、定型的な操作のスクリプト化をおこなうことができるようになります。

コマンド群は、DataLoaderセットアップフォルダ¥cmd¥JPN内にバッチファイル形式(*.bat)で保存されています。コマンドを実行する際は、

ディレクトリをDataLoaderセットアップフォルダ¥cmd¥JPNに移動してから実行する必要があります。

タスクの開始・停止(dwtask_ctrl.bat)

バッチファイル dwtask_ctrl.bat

書式 dwtask_ctrl [host] [port] [task_name] [status] [mode]

パラメータ

host DataLoaderが起動しているサーバのIPアドレスまたはサーバ名を指定します。 省略した場合は「127.0.0.1」とみなします。

port DataLoaderの接続先ポート番号を指定します。 省略した場合は「9001」とみなします。

task_name 操作対象のタスク名を指定します。

status タスクステータスを指定します。 start タスクを開始します。 stop タスクを停止します。

mode タスクを停止するモードを指定します。タスクが停止している時のみ有効です。 0 タスクが実行中の場合、停止するまで待ちます。 1 タスクが実行中の場合、エラー終了します。

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DataLoader Serviceの開始と停止(dwsvc_ctrl.bat)

同期元データベースがバックアップなどのメンテナンス中の場合、同期処理が実行されると、データベースのロックや接続の強制切断のエ

ラーが発生することがあります。

メンテナンス中にDataLoader Serviceを停止しておけば、タスクが停止されるため、こうしたエラーを回避することができます。

バッチファイル dwsvc_ctrl.bat

書式 dwsvc_ctrl [mode]

パラメータ

mode DataLoader Serviceの状態を指定します。

start サービスを開始します。

stop サービスを停止します。

restart サービスを再起動します。

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10 Synchronizerからの移行手順 Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5からDataLoaderに移行する場合に必要な設定について説明します。

Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5とDataLoaderでは、ジャーナルテーブルの構成が異なるため、ジャーナルテーブルを再作成する必要

があります。

DataLoaderへの移行に必要な設定は、次の通りです。

・古いジャーナルテーブルの削除

・タスクの定義内容の確認

古いジャーナルテーブルの削除

まず、Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5で作成したジャーナルテーブルを削除します。

1 Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5のJournal Settings画面を起動します。

2 [データベース]-[開く]を選択、または[開く]アイコン をクリックします。

[開く]画面が表示され、現在作成されている同期元テーブル設定情報が一覧表示されます。

3 削除する同期元テーブル設定情報を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

Journal Settings画面に、選択した同期元テーブル設定情報が表示されます。

4 画面右下の[環境削除]ボタンをクリックします。

<Journal Settings画面>

メッセージが表示されます。

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5 [OK]ボタンをクリックします。

Oracleに作成されたジャーナルテーブル、およびトリガープログラムの削除が終了すると、メッセージが表示されます。

6 [OK]ボタンをクリックします。

画面から表示が消えます。

7 ジャーナルテーブルリストがなくなるまで、手順2から手順6の操作をくりかえします。

タスクの定義内容の確認

Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5とDataLoaderでは、タスクの定義ファイルが異なります。

Dr.Sum EA Synchronizer Ver2.5のタスク定義ファイル「Oracle_Sample.py」を例に、DataLoaderでは不要な項目、および削除された

項目について説明します。

1つのタスクに複数の同期テーブル情報が列挙されている場合、テーブル数分のタスクを定義する必要があります。

「Oracle_Sample.py」

1 ods_uid = 'Administrator'

2 ods_pwd = ''

3 ods_dbname = 'SYNCDB'

4 ods_commit_type = 0

5 sync_dsn = 'DSN=SYNC_DSN;UID=SALES;PWD=SALES'

6 sync_dbname = 'ORCL'

7 sync_timeout = 15

8 sync_count = 1000

9 sync_table_list = [

10 [

11 'SCOTT.TABLE1', # Source table name.

12 'SCOTT.TABLE1', # Journal table name.

13 'TABLE1', # Destination table name.

14 ['ID'], # Key column list.

15 [], # Select column list.

16 '', # Hint text.

17 '', # Registry key name.

18 ],

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65

19 ]

20

21 ods_loglevel = 2

22 ods_logfile = 'OracleSync'

23 ods_regsection = 'Oracle Sync'

DataLoaderで使用しない項目は、次の通りです。

ods_commit_type 1行コミットは削除されました。

sync_dbname データベース名は使用しません。

Registry key name. レジストリは使用しません。

ods_logfile ログファイル名はタスク名で決定されます。

ods_regsection レジストリは使用しません。

DataLoaderで削除された設定は、次の通りです。

日付変換の指定 Dr.Sum EAの型に合わせて自動的に変換されて同期処理がおこなわれるようになりました。

トリガー種別の指定 INSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE(Oracleのみ)のアクションすべてがジャーナルの対象に

なりました。

Dr.Sum EAデータソースの作成

ODBC接続でDr.Sum EAデータソースを作成します。

Data source name データソース名を任意に設定します。

Description コメントを任意に設定します。

Server localhostを設定します。

Port No Dr.Sum EA Serverのポート番号を設定します。

User ID ユーザIDを設定します。「Oracle_Sample.py」の1行目「ods_uid」に該当します。

Password パスワードを設定します。「Oracle_Sample.py」の2行目「ods_pwd」に該当します。

Database 接続するデータベース名を設定します。「Oracle_Sample.py」の3行目「ods_dbname」に該当しま

す。

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ジャーナルとタスクの作成

Task Controllerを起動して実行し、ジャーナルとタスクを作成します。作成方法については、p.31を参照してください。

[ジャーナルとタスクの作成]画面の[全般]タブ [ジャーナルとタスクの作成]画面の[全般]タブでは次の設定をおこないます。

名前 タスク名を任意に設定します。

同期元の設定

データソース名 ガイドボタンからデータベース接続画面を表示し、データソース名、ユーザ名、パスワードを入力しま

す。 「Oracle_Sample.py」の5行目「sync_dsn = 'DSN=×××;UID=×××;PWD=×××'」の××

×に該当する箇所です。

テーブル名 一覧から同期元テーブルを選択します。「Oracle_Sample.py」の11行目に該当する箇所です。

ジャーナル名 テーブル名と異なる場合はスキーマ名とジャーナル名を入力します。「Oracle_Sample.py」の12行

目に該当する箇所です。

キー項目 プライマリキーに[ID]が指定されている場合は自動で表示されます。自動表示されない場合は、ガイ

ドボタンを押し[ID]を選択します。「Oracle_Sample.py」の14行目に該当する箇所です。

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67

[ジャーナルとタスクの作成]画面-[詳細設定]画面 [ジャーナルとタスクの作成]画面の[詳細設定]画面では次の設定をおこないます。

対象オブジェクト Source table nameがジャーナル設定テーブルと異なる(ビューなど)場合、一覧から選択します。

選択項目 「Oracle_Sample.py」の15行目Select column listに該当する箇所です。をカンマ区切りで記述しま

す。

ここの記述内容がSELECT文の選択項目にそのまま反映されます。

ヒント句 空白を指定します。「Oracle_Sample.py」の15行目Hint textに該当する箇所です。Hint textが指

定されている場合は、その内容を設定します。

[ジャーナルとタスクの作成]画面-[その他]タブ画面 [ジャーナルとタスクの作成]画面の[その他]タブ画面では次の設定をおこないます。

ログレベル ログレベルを設定します。 「Oracle_Sample.py」の21行目ods_loglevelに該当する箇所です。

コミット行数 「Oracle_Sample.py」の8行目sync_countに該当する箇所です。2.xまではsync_count数で同期

が終了していましたが、DataLoaderでは、ジャーナルの処理行数がコミット行数に達するとコミットを

発行し、ジャーナルの 後まで同期をおこないます。

クエリータイムアウト タイムアウトとする時間を設定します。「Oracle_Sample.py」の8行目sync_timeoutに該当する箇所

です。

実行間隔 タスク実行のインターバルを設定します。2.5以前は秒単位で99999999まで指定可能でしたが、

DataLoaderでは分単位で525600まで指定できます。

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68

11 エラーコード DataLoaderのエラーコードとその内容について記載します。

Oracle、SQL Server、DB2側のエラーメッセージ言語は、各種ODBCドライバの挙動によります。そのため、Server Settingsの[サーバ表示言語]で言語を切り替えることはできません。

エラーコード 内容 原因と対処法

0x90110f00 クライアントでのメモリ領域確保に失敗しました。 [原因] メモリ領域が不足しています。

[対処方法] メモリ領域を確保してください。

0x90110fff クライアントで内部エラーが発生しました。 [原因] クライアント内部で例外が発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80111000 スレッドの生成に失敗しました。 [原因] 内部処理用のスレッドの生成に失敗しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80111001 プロセス作成に失敗 [原因] 内部処理用のプロセスの生成に失敗しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80111100 タスク名が不正または使用できない文字が含ま

れています。 [原因] タスク名が不正です。

[対処方法] タスク名を確認してください。

0x80111101 指定されたタスクが見つかりません。 [原因] タスクが見つかりません。

[対処方法] 存在するタスクを指定してください。

0x80111102 指定されたタスクが既に存在します。 [原因] 同名のタスクが既に存在します。

[対処方法] 別のタスク名に変更してください。

0x80111103 指定されたタスクは実行中です [原因] 指定したタスクが実行中であるため情報を変更できませ

ん。

[対処方法] タスクの実行終了を待ってから再度実行をおこなってくだ

さい。

0xa0111104 指定されたタスクは開始されていません。 [原因] 開始されていないタスクを停止しようとしました。

[対処方法] 停止操作は開始しているタスクに対して実行してください。

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エラーコード 内容 原因と対処法

0xa0111105 指定されたタスクは既に開始されています。 [原因] 既に開始されているタスクを開始しようとしました。

[対処方法] 開始操作は停止しているタスクに対して実行してください。

0x80111200 データベースへの接続に失敗しました。 [原因] 指定したデータベースに接続できませんでした。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x80111201 SQLの実行に失敗しました。 [原因]

SQLとして認識できないコマンドが指定されました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x80111300 項目数が違います。 [原因] 同期対象のテーブルの項目数が異なります。

[対処方法] 項目数を一致させてください。

0x80111301 キーの項目数が違います。 [原因] 同期対象のテーブルのキー項目数が異なります。

[対処方法] キー項目数を一致させてください。

0x80111302 キーが見つかりません。 [原因] 同期対象オブジェクトにキー項目が設定されていません。

[対処方法] 同期対象オブジェクトにキー項目を設定してください。

0x80111303 イベントの実行に失敗しました。 [原因] タスク情報のイベントの実行に失敗しました。 記述内容に誤りがある可能性があります。

[対処方法] タスク情報に登録されているイベントの内容を確認してくだ

さい。

0x80111400 ファイルのオープンに失敗しました。 [原因] ファイルのオープンに失敗しました。 指定されたパスまたはファイル名に誤りがある可能性があ

ります。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0xa0111401 ファイルの移動に失敗しました。 [原因] ファイルの移動に失敗しました。 指定されたパスまたはファイル名に誤りがある可能性があ

ります。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x80111402 ファイルの削除に失敗しました。 [原因] ファイルの削除に失敗しました。 指定されたパスまたはファイル名に誤りがある可能性があ

ります。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

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エラーコード 内容 原因と対処法

0x80111501 一般ユーザは実行できません。 [原因] 権限が不足しています。

[対処方法] 権限を確認してください。

0x90111500 ファイルI/Oエラーが発生しました。 [原因] ファイル操作に失敗しました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x90111ff0 サーバでメモリ確保に失敗しました。 [原因] メモリ領域が不足しています。

[対処方法] メモリ領域を確保してください。

0x90111fff サーバで内部エラーが発生しました。 [原因] サーバ内部で例外が発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112000 ソケットの初期化に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112001 ソケットの作成に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112002 ソケットの待受けに失敗しました。 [原因] ポート番号が、他のソフト等で、使用されている可能性が

あります。

[対処方法] 使用するポート番号を変更してください。

0x80112003 ソケットの受入れに失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112004 サーバへの接続に失敗しました。 [原因] 接続指定先が不正である可能性があります。

[対処方法] 接続指定(サーバー名等)を確認してください。

0x80112005 サーバからの受信に失敗しました。 [原因]

C/S通信での受信に失敗しました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x80112006 サーバへの送信に失敗しました。 [原因]

C/S通信での送信に失敗しました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x80112100 通信ストリームのバッファ設定に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112101 通信ストリームの読込みに失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112102 通信ストリームの暗号化に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112103 通信ストリームの復元に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

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エラーコード 内容 原因と対処法

0x80112104 通信ストリームの圧縮に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80112105 通信ストリームの解凍に失敗しました。 [対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x90112ff0 通信でメモリ確保に失敗しました。 [原因] メモリ領域が不足しています。

[対処方法] メモリ領域を確保してください。

0x90112fff 通信で内部エラーが発生しました。 [原因] 通信内部で何らかのエラーが発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80113000 試用期限が過ぎています。 [原因] 製品の試用期限が過ぎました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x80113001 ライセンスが登録されていません。 [原因] ライセンス情報が登録されていないか、または見つかりま

せん。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x90113002 システムパスが見つかりません。 [原因] システムパスが見つからないかアクセスできません。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x90113ff0 System ManagerでファイルI/Oエラーが発生しま

した。 [原因] ファイル操作に失敗しました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x90113fff System Managerで内部エラーが発生しました。 [原因] System Manager内部で例外が発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x90114ff0 ログ操作でファイルI/Oエラーが発生しました。 [原因] ファイル操作に失敗しました。

[対処方法] エラーログを参照して対処してください。

0x90114fff ログ操作で内部エラーが発生しました。 [原因] ログ操作内部で例外が発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

0x90115000 不正なパラメータが指定されました。 [原因] コマンドのパラメータ指定に誤りがあります。

[対処方法] パラメータを確認してください。

0x90115fff コマンド操作で内部エラーが発生しました。 [原因] コマンド操作内部で例外が発生しました。

[対処方法] サポートセンターへお問い合わせください。

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72

12 FAQ DataLoaderを使用する上でよくある質問とその答え(FAQ)について記載します。

Q Task Controllerの[ジャーナルとタスクの作成]は、データベースに対してジャーナルテーブルを作成し、トリガープログラムを

登録する機能と考えて良いですか。

A [ジャーナルとタスクの作成]をおこなった場合、データベースの同期元テーブルに対して作成されるものは、データベースの種類

によって異なります。

Oracleの場合、次の4つが作成されます。

・シーケンス(テーブル名+_DSSEQ):ジャーナルテーブルのユニーク番号を格納します。

・ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL):操作履歴を格納します。

・テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR):DML操作を記録するためのトリガーです。

・データベーストリガープログラム(テーブル名+_DSTRC):TRUNCATE処理を記録するためのトリガーです。

SQL Serverの場合、次の2つが作成されます。

・ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL):操作履歴を格納します。

・テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSTGR):DML操作を記録するためのトリガーです。

DB2の場合、次の4つが作成されます。

・ジャーナルテーブル(テーブル名+_DSJNL):操作履歴を格納します。

・テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSINS):INSERT処理を記録するためのトリガーです。

・テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSUPD):UPDATE処理を記録するためのトリガーです。

・テーブルトリガープログラム(テーブル名+_DSDEL):DELETE処理を記録するためのトリガーです。

Q タスクを開始中にしているのにログが何も出力されません。ログから同期の状況を確認することはできないでしょうか。

A タスクごとに、ログの出力レベルを設定することが可能です。デフォルトは「レベル1」のため、エラーが発生した場合のみログが出力

されます。

ログの出力レベルを変更するには、Task Controllerでタスクのプロパティを開き、[その他]タブ画面で、ログの出力レベルを設定し

てください。

Q 複数のDr.Sum EA上で、同じテーブルへの同期はとれますか。

A Dr.Sum EA Serverが複数存在する場合は、各々のサーバ上でタスクを登録して動作させることでデータ同期が可能になります。

Q Dr.Sum EAのライセンスはどのように消費されますか。

A 1つの同期に1ライセンスが使用されます。

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索引-1

DataLoader................................................................ 2, 3

DataLoader Client........................................................... 3

DataLoader Service ................................................. 14, 62

Dr.Sum EA DataLoader Service.................................... 7, 15

dwsvc_ctrl.bat ............................................................. 62

dwtask_ctrl.bat ............................................................ 61

Enterprise Managerを起動 ............................................. 52

LOADER_ERROR........................................................... 55

LOADER_OPERATION.................................................... 55

LOADER_STATE............................................................ 56

Server Settings ............................................................ 58

Synchronizer ................................................................ 63

T

Task Controllerの起動と終了 ........................................... 26

移行手順 ..................................................................... 63

イベントログの表示件数 .................................................... 52

今すぐ実行 ................................................................... 47

今すぐ実行の件数 .......................................................... 52

インポート...................................................................... 51

エラーコード ................................................................... 68

オプション ..................................................................... 52

開始

DataLoader ............................................................. 16

解除

DataLoader ............................................................... 8

DataLoader Client..................................................... 12

区切り文字 ................................................................... 60

クライアントコンピュータ ....................................................... 3

権限 ............................................................................18

コマンド .........................................................................61

サーバコンピュータ ............................................................ 2

サーバ表示言語 .............................................................59

サーバへ接続 .................................................................29

サービス .................................................................... 7, 15

参照作成 ......................................................................43

シーケンス ............................................................... 40, 50

時刻区切り文字 ..............................................................60

ジャーナルテーブル ...................................25, 40, 41, 45, 50

ジャーナルとタスクの削除 ..................................................49

ジャーナルとタスクの作成 ..................................................31

セットアップ

DataLoader ............................................................... 4

DataLoader Client....................................................... 9

接続先DataLoader .........................................................29

操作メニュー ..................................................................16

操作ログを出力する .........................................................60

[その他]タブ ..................................................................39

タスク ................................................................. 1, 46, 61

タスクの削除 ..................................................................49

タスクのみ作成 ...............................................................42

タスクログ ......................................................................56

停止 ............................................................................16

データ型 .......................................................................22

データ区切り文字 ............................................................60

データソース...................................................................65

データベーストリガープログラム ...................................... 40, 50

テーブルトリガープログラム ......................................40, 41, 50

テスト実行 .....................................................................47

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索引-2

同期先オブジェクト ................................................. 1, 25, 37

同期元テーブル .................................................... 1, 25, 32

動作環境 ....................................................................... 3

トリガープログラム ....................................................... 25, 44

名前の変更 .................................................................. 49

バージョン情報 ............................................................... 16

表示言語 ..................................................................... 52

プログラム構成 ................................................................. 2

プロパティ ..................................................................... 48

編集 ............................................................................48

ポート番号 .....................................................................60

リトライ回数 ....................................................................60

リトライ間隔 ....................................................................60

ログ ..............................................................................54

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索引-3

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Dr.Sum EA DataLoader ユーザーズ・マニュアル Ver3.0SP3

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2010年 6月 第1版

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