2
PSC REPORT Vol.85 2012. 9.1 発行(4) 2012.9.1 発行(1P SC V ol. 85 発行 特定非営利活動法人 パートナーシップ・サポートセンター(PSC) 〒464-0067 名古屋市千種区池下1丁目11番21号 サンコート池下4F TEL(052)762-0401 FAX(052)762-0407 E-Mail [email protected] URL http://www.psc.or.jp 発行人・岸田眞代 R eport 行政 NPO 行政 企業 ピックアップ 事務局だより 主な活動 20 12 年7 月~8月 主な活動2012年7月~8月 3 募集 2 1 ナゴヤハウジングセンターシンポジウム 「第7回協働アイデアコンテスト」エントリー受付開始、 愛知県委託事業プレゼン 定例スタッフミーティング 三井物産(講演と感謝の会)参加 カリツ―来所、リンナイ、トヨタ自動車、岡崎商工会議所 訪問 愛知県NPOと行政の協働に関する実務者会議、 名古屋市委託事業説明会参加、PSC評議員会 なごや環境大学、日本労働組合総連合会愛知県連合会来所 中部経済連合会訪問 PSC創立記念日 新しい公共企画委員会 静岡県磐田市民活動センター調査アドバイザー、真誠CSR 委員会③、カフェアイリス運営会議、シニアボランティア会議 なごや環境大学ゼミ交流会 SAVE JAPANプロジェクト「日本のクワガタ守り隊」講座 サーラコーポレーション訪問 愛知県中小企業家同友会訪問 PSC臨時理事会、刈谷市商工会議所、刈谷市役所訪問 豊田市商工会議所、豊田市役所訪問 NPO×企業 協働推進ステージチェック体験講座」開催 オルタナ「第4の革命」上映会参加 エネルギー環境戦略市民会議モデレーター会議(上智大学) 三井物産、中部圏社会経済研究所、中部電力来所 「第9回日本パートナーシップ大賞」応募事業受付締切り、 名古屋市公共事業評価監視委員会、三井住友海上来所 定例スタッフミーティング、アバンセコーポレーション、 のわみ相談所訪問、ESD来所 CSR研究会プレイベント開催 ゆめネット来所、中産連ビル打ち合わせ 「イキカツ(活きた社会的活動)事業」(株式会社フウラ 福岡県)、リンナイ訪問 クックルーステップ/トヨタハートフルプラザ訪問(福岡県) 公共事業評価監視委員会 レスキューストックヤードイベント参加 エネルギー・環境戦略モデレーター会議(上智大学) 夏期休暇(~15日(水)) CEO会議(日本NPOセンター)、シニアボランティア会議 サーラコーポレーション、豊橋商工会議所訪問 なごや環境大学講座チーム会議 デンソー、デンソーユニティ、サンエイ訪問 カフェアイリス運営会議 真誠CSR委員会④ P賞第4回運営委員会(第一次予備選考) P賞一次審査委員会 半田市社会(地域)貢献を考える地元企業の交流会、 中部圏社会経済研究所来所 「市民・行政・企業の協働による地域防災」に関する実証研 究事業第1回地域防災研究会議(小牧市) 「第7回協働アイデアコンテスト」募集締切り、ESD来所 7/1(日) 7/2(月) 7/3(火) 7/4(水) 7/5(木) 7/11( 水 ) 7/12( 木 ) 7/13( 金 ) 7/17( 火 ) 7/18( 水 ) 7/19( 木 ) 7/20( 金 ) 7/21( 土 ) 7/23( 月 ) 7/24( 火 ) 7/25( 水 ) 7/26( 木 ) 7/27( 金 ) 7/28( 土 ) 7/29( 日 ) 7/30( 月 ) 7/31( 火 ) 8/1(水) 8/2(木) 8/3(金) 8/7(火) 8/8(水) 8/10( 金 ) 8/11( 土 ) 8/12( 日 ) 8/13( 月 ) 8/16( 木 ) 8/20( 月 ) 8/21( 火 ) 8/22( 水 ) 8/23( 木 ) 8/24( 金 ) 8/25( 土 ) 8/26( 日 ) 8/27( 月 ) 8/30( 木 ) 8/31( 金 ) 7月27日(金)、NPO中間支援センターや行政のNPO担当課等を主な対象に「協働推進Q&A ステージチェック体験 講座」を実施しました。昨年度PSCが作成したNPOと企業の協働推進のためのガイドブック「協働推進Q&A」を使っ て、参加者(や所属組織)が協働推進のどんな段階にいるのかを確認し、その役割や手法について学びました。 講師は岸田眞代 PSC 代表理事。まず、PSC のミッショ ンのもと、設立以来行ってきた「パートナーシップ大賞」「企 業&NPO 協働アイデアコンテスト」「NPO・企業・行政 協働フォーラム」などの協働推進事業が持つ目的と意図、 その位置づけを明らかにしました。右図のようにPSCでは、 「NPO各種人材養成」、次に協働推進ピラミッドの頂点と なる「パートナーシップ大賞」、続いて「協働アイデアコン テスト」・・という順に事業を展開してきましたが、これか ら協働事業を推進して行くには、下から順に事業を展開す るとスムーズに協働支援を進めることができることを示 唆。続いて、PSC の協働推進のノウハ ウを段階的にまとめ た「協働推進 Q&A」 を使用して、自分た ちの協働推進の現レ ベルをチェック。自 己採点の後は、ガイ ドブックの解説に沿って協働推進のステージ(段階)ごと の役割や仕事を明らかにしていきました。 また、協働を進める協働コーディネーターをどう育成し ていくのか、その流れを5つのステージに沿って「人材育 成プログラム」を紹介しました。 市民協働を担当する行政職員や、新たに市民活動センター に勤務した方、「協働を今一度見直したい」という中間支援 団体の方など、動機は異なりますが、みなさん志を持って の参加で、千葉や新潟、富山など全国各地から来ていただ きました。熱心にメモを取り、「協働フォーラムはどうやっ て開催しましたか?」など積極的な質疑なども出て、あっ という間 の3時間 となりま した。参 加者は今 まで漠然 と行って きた協働 推進を順 を追って 確認でき、 その必要性や重要性を再確認した様子。終了後も活発な交 流を行っていました。 また、「遠方なので講座には参加できないが、「協働推進 Q&A」だけでも買えないか?」との問合せを何件もいただ いており、それに応えるべく講座の全国展開を視野に入れ 準備しています。 みなさんの地域でも「協働 推進ステージチェック講座」 を開催してみませんか! (山崎) ・講師 西橋 佐知子氏(㈱電通 シニア クリエーティブ ディレク ター。ライオン、大塚製薬、日本コカ・ コーラなど、様々な企業の広告を担当) ・会場 電通中部支社11階ホール(名古屋市中区栄4-16-36) ・受講料 2,000円(PSC会員、日本NPOセンター会員は 1,500円)団体内で活用できるワークシートが付いた 「伝えるコツ」(56P)をもれなく差し上げます。 ・定員 50 名(定員になり次第締め切り) ・申込先 パートナーシップ・サポートセンター(所定の申込用 紙に必要事項を記入の上、FAX:052-762-0407 またはメール:[email protected] まで) 今年、7月から8月にかけての猛暑に加えて、ロンドンオリンピッ クのテレビ観戦で睡眠不足の日々を送られた方も多いのでは…。寝 不足でお疲れの体もお盆の夏休みでリフレッシュ。私達も8月13日、 14日、15日と夏休みでした。熱い日本列島のなか、政治状況は凍 り付くぐらいお寒い状況ですが、だからこそNPOの存在意義がま すます高まっていると感じます。私達も残暑にめげず、日本パート ナーシップ大賞の審査や9月より新たにスタートする委託事業の準 備の他、新たな企画提案、CSR推進事業では愛知県内の広いエリア で企業訪問を展開しています。今月末で年度の折り返しです。全員 が成果をあげるべく仕事に邁進しています。(阿部) なごや東山の森「里山」にでかけよう! 第1回 9月29日(土)10:00~15:00 「里山ってどんなところ?」 ~里山の生きもの見っけ~ 第2回 10月27日(土)18:00~20:30 「月夜の森のハイキング」 ~虫の音を聴き、星を眺めてみよう~ 第3回 11月17日(土)10:00~15:00 「竹について学ぼう!」 ~竹伐り体験と竹のクラフトづくり~ SAVE JAPANプロジェクト ※詳細はPSCのHPをご覧下さい。 「なごや東山の森」で、里山体験をしてみませんか? 小学生とその保護者を対象に、自然と親し むプログラムを計3回開催します。 ぜひ豊かな里山の自然を感じて下さい! (少雨決行。散策困難な場合は配布テキ ストや図鑑などで座学を行います) 問い合わせ・申し込みはパートナー シップ・サポートセンターまで。 小学生とその保護者(各回30人まで) 参加無料 「伝えるコツ」を身につけよう NPOのための広報スキルアップセミナー 受講者募集! NPOのための広報スキルアップセミナー 9/28(金) 募集 協働推進Q&A ステージチェック体験講座 8月 25 日 ( 土 )、26 日 ( 日 ) の両日、「第9回日本パートナーシップ大賞」一 次審査委員会を行いました。今回より名称を「日本パートナーシップ大賞」と改め、 6月1日 ( 金 ) から 7 月 31 日 ( 火 ) までの2ヵ月間、全国の支援センターやインター ネット等を通じて広報を行い、募集を行った結果、まさに全国各地より応募が集 まり、その数は 33 事例となりました。 様々な地域や分野から、新しいユニークな取り組みが見られた一方で、何年も 着実に継続されている事例などにも注目が集まり、審査委員の間でも熱心な議論 が繰り広げられました。厳選なる審査の結果、10 事業が第二次審査に進むことが 決定。通過した事例については、このあと二次審査までの約2月間をかけて、運 営委員による現地調査・ヒアリング調査を行います。(水野) ▲ステージチェック実践中! 「第9回日本パートナーシップ大賞」一次審査が終わりました! 第9回 日本パートナーシップ大賞 最終審査&表彰式 公開でプレゼンテーション 「あなたが選ぶグランプリ」 ぜひご参加ください !! 2012 年 12 月 1 日(土)13:30 ~ 中京大学0号館(センタービル) 6階(名古屋市昭和区八事 本町 101-2) 参加者アンケートから 全国のNPO支援センター&行政のみなさん! NPOと企業の連携・協働のノウハウを学んで、 協働を推進しませんか! 協働推進Q&A ステージチェック体験講座 参加募集 独立行政法人環境再生保全機構(地球環境基金)からの委託事 業が2件決定しました。詳細は、後日当団体のHPに掲載します。 「組織運営力強化のためのメンター派遣プログラム」 環境NPOを対象に、組織運営力向上と活動の展開を図ることを 目的に、講師派遣による支援を実施します。支援内容は①メン ターによるヒアリング、②団体の課題把握と講座の実施、③定 着に向けた運用支援で、会計・税務、労務管理、広報、協働をテ ーマに、専門家との連携により団体の課題解決をサポートしま す。支援を希望される団体を募集します。 「優れた協働事例を分析し“協働実践へ”」 中部・北陸ブロックの環境NGO・NPOを対象に、活動推進力 を高めることを目的に2日間(12月15日(土)、16日(日)の 10:00~16:00)の講座を実施します。環境NGO・NPOと企 業の優れた協働事例を参加者自身が分析し、自らの団体におけ る協働推進の位置付けを明確にし、課題解決に向けての実践力を 習得します。(定員25名 参加費1,000円) 「チェックをしてみて、NPOと企業の協働がいかに進んでいな いかよく分かった」 「中間支援センターの役割や方向性について改めて考える場と なった」 「協働推進を行う上での具体的な事例をもっと知りたい」 「NPOと企業の交流の場を提供する時のノウハウを知りたい」 【2012年度 新事業のお知らせ】 9月28日(金)10:00~17:00、NPOのための広報スキルア ップセミナーを開催します(PSCと株式会社電通、NPO法人 日本NPOセンターとの共催、NPO広報力向上委員会の協力)。 「広報やコミュニケーションがうまくいかない」「チラシや WEBサイトなどをもっとうまく作るにはどうすればいいか」 等の悩みを解決し、プロのノウハウが学べます。事例ととも に広報に必要な「伝えるコツ」を学ぶ、もりだくさんな内容 のセミナーです。この機会にぜひご参加ください。

参加募集 PSC REPORT Vol.85 2012.9.1 ピックアップ SC Report · psc report vol.85 2012.9.1発行(4) p sc 2012.9.1発行(1) vol.85 発行 特定非営利活動法人

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PSC REPORT Vol.85 2012.9.1発行(4) 2012.9.1発行(1)

PSC Vol.85発行 特定非営利活動法人 

パートナーシップ・サポートセンター(PSC)〒464-0067 名古屋市千種区池下1丁目11番21号                       サンコート池下4FTEL(052)762-0401 FAX(052)762-0407E-Mail [email protected] URL http://www.psc.or.jp発行人・岸田眞代Report

行政

NPO

行政企業

ピックアップ

事務局だより

主な活動2012年7月~8月主な活動2012年7月~8月

3

募集

2

1

ナゴヤハウジングセンターシンポジウム「第7回協働アイデアコンテスト」エントリー受付開始、愛知県委託事業プレゼン定例スタッフミーティング三井物産(講演と感謝の会)参加カリツ―来所、リンナイ、トヨタ自動車、岡崎商工会議所訪問愛知県NPOと行政の協働に関する実務者会議、名古屋市委託事業説明会参加、PSC評議員会なごや環境大学、日本労働組合総連合会愛知県連合会来所中部経済連合会訪問PSC創立記念日新しい公共企画委員会静岡県磐田市民活動センター調査アドバイザー、真誠CSR委員会③、カフェアイリス運営会議、シニアボランティア会議なごや環境大学ゼミ交流会SAVE JAPANプロジェクト「日本のクワガタ守り隊」講座サーラコーポレーション訪問愛知県中小企業家同友会訪問PSC臨時理事会、刈谷市商工会議所、刈谷市役所訪問豊田市商工会議所、豊田市役所訪問NPO×企業 協働推進「ステージチェック体験講座」開催オルタナ「第4の革命」上映会参加エネルギー・環境戦略市民会議モデレーター会議(上智大学)三井物産、中部圏社会経済研究所、中部電力来所「第9回日本パートナーシップ大賞」応募事業受付締切り、名古屋市公共事業評価監視委員会、三井住友海上来所

定例スタッフミーティング、アバンセコーポレーション、のわみ相談所訪問、ESD来所CSR研究会プレイベント開催ゆめネット来所、中産連ビル打ち合わせ「イキカツ(活きた社会的活動)事業」(株式会社フウラ福岡県)、リンナイ訪問クックルーステップ/トヨタハートフルプラザ訪問(福岡県)公共事業評価監視委員会レスキューストックヤードイベント参加エネルギー・環境戦略モデレーター会議(上智大学)夏期休暇(~15日(水))CEO会議(日本NPOセンター)、シニアボランティア会議サーラコーポレーション、豊橋商工会議所訪問なごや環境大学講座チーム会議デンソー、デンソーユニティ、サンエイ訪問カフェアイリス運営会議真誠CSR委員会④P賞第4回運営委員会(第一次予備選考)P賞一次審査委員会半田市社会(地域)貢献を考える地元企業の交流会、中部圏社会経済研究所来所「市民・行政・企業の協働による地域防災」に関する実証研究事業第1回地域防災研究会議(小牧市)「第7回協働アイデアコンテスト」募集締切り、ESD来所

7 / 1 ( 日 )7 / 2 ( 月 )

7 / 3 ( 火 )7 / 4 ( 水 )7 / 5 ( 木 )

7/11( 水 )

7/12( 木 )7/13( 金 )7/17( 火 )7/18( 水 )7/19( 木 )

7/20( 金 )7/21( 土 )7/23( 月 )7/24( 火 )7/25( 水 )7/26( 木 )7/27( 金 )7/28( 土 )7/29( 日 )7/30( 月 )7/31( 火 )

8 / 1 ( 水 )

8 / 2 ( 木 )8 / 3 ( 金 )8 / 7 ( 火 )

8 / 8 ( 水 )8/10( 金 )8/11( 土 )8/12( 日 )8/13( 月 )8/16( 木 )8/20( 月 )8/21( 火 )8/22( 水 )8/23( 木 )8/24( 金 )8/25( 土 )8/26( 日 )8/27( 月 )

8/30( 木 )

8/31( 金 )

 7月27日(金)、NPO中間支援センターや行政のNPO担当課等を主な対象に「協働推進Q&A ステージチェック体験

講座」を実施しました。昨年度PSCが作成したNPOと企業の協働推進のためのガイドブック「協働推進Q&A」を使っ

て、参加者(や所属組織)が協働推進のどんな段階にいるのかを確認し、その役割や手法について学びました。

 講師は岸田眞代 PSC 代表理事。まず、PSC のミッショ

ンのもと、設立以来行ってきた「パートナーシップ大賞」「企

業&NPO 協働アイデアコンテスト」「NPO・企業・行政

協働フォーラム」などの協働推進事業が持つ目的と意図、

その位置づけを明らかにしました。右図のようにPSCでは、

「NPO 各種人材養成」、次に協働推進ピラミッドの頂点と

なる「パートナーシップ大賞」、続いて「協働アイデアコン

テスト」・・という順に事業を展開してきましたが、これか

ら協働事業を推進して行くには、下から順に事業を展開す

るとスムーズに協働支援を進めることができることを示

唆。続いて、PSC

の協働推進のノウハ

ウを段階的にまとめ

た「協働推進 Q&A」

を使用して、自分た

ちの協働推進の現レ

ベルをチェック。自

己採点の後は、ガイ

ドブックの解説に沿って協働推進のステージ(段階)ごと

の役割や仕事を明らかにしていきました。

 また、協働を進める協働コーディネーターをどう育成し

ていくのか、その流れを5つのステージに沿って「人材育

成プログラム」を紹介しました。

 市民協働を担当する行政職員や、新たに市民活動センター

に勤務した方、「協働を今一度見直したい」という中間支援

団体の方など、動機は異なりますが、みなさん志を持って

の参加で、千葉や新潟、富山など全国各地から来ていただ

きました。熱心にメモを取り、「協働フォーラムはどうやっ

て開催しましたか?」など積極的な質疑なども出て、あっ

という間

の3時間

となりま

した。参

加者は今

まで漠然

と行って

きた協働

推進を順

を追って

確認でき、

その必要性や重要性を再確認した様子。終了後も活発な交

流を行っていました。

 また、「遠方なので講座には参加できないが、「協働推進

Q&A」だけでも買えないか?」との問合せを何件もいただ

いており、それに応えるべく講座の全国展開を視野に入れ

準備しています。

 みなさんの地域でも「協働

推進ステージチェック講座」

を開催してみませんか!

          (山崎)・講師 西橋 佐知子氏(㈱電通 シニア・クリエーティブ・ディレク

            ター。ライオン、大塚製薬、日本コカ・

            コーラなど、様々な企業の広告を担当)

・会場 電通中部支社11階ホール(名古屋市中区栄4-16-36)

・受講料 2,000円(PSC会員、日本NPOセンター会員は

     1,500円)団体内で活用できるワークシートが付いた

     「伝えるコツ」(56P)をもれなく差し上げます。

・定員 50 名(定員になり次第締め切り)

・申込先 パートナーシップ・サポートセンター(所定の申込用

     紙に必要事項を記入の上、FAX:052-762-0407

     またはメール:[email protected] まで)

今年、7月から8月にかけての猛暑に加えて、ロンドンオリンピッ

クのテレビ観戦で睡眠不足の日々を送られた方も多いのでは…。寝

不足でお疲れの体もお盆の夏休みでリフレッシュ。私達も8月13日、

14日、15日と夏休みでした。熱い日本列島のなか、政治状況は凍

り付くぐらいお寒い状況ですが、だからこそNPOの存在意義がま

すます高まっていると感じます。私達も残暑にめげず、日本パート

ナーシップ大賞の審査や9月より新たにスタートする委託事業の準

備の他、新たな企画提案、CSR推進事業では愛知県内の広いエリア

で企業訪問を展開しています。今月末で年度の折り返しです。全員

が成果をあげるべく仕事に邁進しています。(阿部)

なごや東山の森「里山」にでかけよう!

第1回 9月29日(土)10:00~15:00

    「里山ってどんなところ?」

    ~里山の生きもの見っけ~

第2回 10月27日(土)18:00~20:30

    「月夜の森のハイキング」

    ~虫の音を聴き、星を眺めてみよう~   

第3回 11月17日(土)10:00~15:00

「竹について学ぼう!」

    ~竹伐り体験と竹のクラフトづくり~

   

SAVE JAPANプロジェクト

※詳細はPSCのHPをご覧下さい。

「なごや東山の森」で、里山体験をしてみませんか?

小学生とその保護者を対象に、自然と親し

むプログラムを計3回開催します。

ぜひ豊かな里山の自然を感じて下さい!

(少雨決行。散策困難な場合は配布テキ

ストや図鑑などで座学を行います)

 問い合わせ・申し込みはパートナー

シップ・サポートセンターまで。

対 象 小学生とその保護者(各回30人まで)

    参加無料

「伝えるコツ」を身につけよう

NPOのための広報スキルアップセミナー

受講者募集!

NPOのための広報スキルアップセミナー

9/28(金)募集

協働推進Q&A ステージチェック体験講座

 8月 25 日 ( 土 )、26 日 ( 日 ) の両日、「第9回日本パートナーシップ大賞」一次審査委員会を行いました。今回より名称を「日本パートナーシップ大賞」と改め、6月1日(金)から7月31日(火)までの2ヵ月間、全国の支援センターやインターネット等を通じて広報を行い、募集を行った結果、まさに全国各地より応募が集まり、その数は 33 事例となりました。 様々な地域や分野から、新しいユニークな取り組みが見られた一方で、何年も着実に継続されている事例などにも注目が集まり、審査委員の間でも熱心な議論が繰り広げられました。厳選なる審査の結果、10 事業が第二次審査に進むことが決定。通過した事例については、このあと二次審査までの約2ヵ月間をかけて、運営委員による現地調査・ヒアリング調査を行います。(水野)

▲ステージチェック実践中!

「第9回日本パートナーシップ大賞」一次審査が終わりました!

第9回日本パートナーシ

ップ大賞

最終審査&表彰式

公開でプレゼンテーション

「あなたが選ぶグランプリ」

ぜひご参加ください !!

2012年

12月1日(土)13:30 ~

中京大学0号館(センタービル)

 6階(名古屋市昭和区八事

  本町 101-2)

参加者アンケートから

全国のNPO支援センター&行政のみなさん!NPOと企業の連携・協働のノウハウを学んで、協働を推進しませんか!

協働推進Q&A ステージチェック体験講座

参加募集

 独立行政法人環境再生保全機構(地球環境基金)からの委託事

業が2件決定しました。詳細は、後日当団体のHPに掲載します。

「組織運営力強化のためのメンター派遣プログラム」環境NPOを対象に、組織運営力向上と活動の展開を図ることを

目的に、講師派遣による支援を実施します。支援内容は①メン

ターによるヒアリング、②団体の課題把握と講座の実施、③定

着に向けた運用支援で、会計・税務、労務管理、広報、協働をテ

ーマに、専門家との連携により団体の課題解決をサポートしま

す。支援を希望される団体を募集します。

「優れた協働事例を分析し“協働実践へ”」中部・北陸ブロックの環境NGO・NPOを対象に、活動推進力

を高めることを目的に2日間(12月15日(土)、16日(日)の

10:00~16:00)の講座を実施します。環境NGO・NPOと企

業の優れた協働事例を参加者自身が分析し、自らの団体におけ

る協働推進の位置付けを明確にし、課題解決に向けての実践力を

習得します。(定員25名 参加費1,000円)

「チェックをしてみて、NPOと企業の協働がいかに進んでいな

  いかよく分かった」

 「中間支援センターの役割や方向性について改めて考える場と

  なった」

 「協働推進を行う上での具体的な事例をもっと知りたい」

 「NPOと企業の交流の場を提供する時のノウハウを知りたい」

【2012年度 新事業のお知らせ】

9月28日(金)10:00~17:00、NPOのための広報スキルア

ップセミナーを開催します(PSCと株式会社電通、NPO法人

日本NPOセンターとの共催、NPO広報力向上委員会の協力)。

「広報やコミュニケーションがうまくいかない」「チラシや

WEBサイトなどをもっとうまく作るにはどうすればいいか」

等の悩みを解決し、プロのノウハウが学べます。事例ととも

に広報に必要な「伝えるコツ」を学ぶ、もりだくさんな内容

のセミナーです。この機会にぜひご参加ください。

Page 2: 参加募集 PSC REPORT Vol.85 2012.9.1 ピックアップ SC Report · psc report vol.85 2012.9.1発行(4) p sc 2012.9.1発行(1) vol.85 発行 特定非営利活動法人

PSC REPORT Vol.85 2012.9.1発行(2) PSC REPORT Vol.85 2012.9.1発行(3)

「CSR,会社の未来その先へ」 CSR研究会設立プレイベント

「フォローアップ会」

PSC代表岸田の“東へ西へ”(2012年7月8月)

3

2

 中部広域9県のNPOを対象に募集した「第7回企業&NPO

協働アイデアコンテスト」は、23団体からのエントリーをい

ただいています。

 今回、初めて応募する団体も多く、エントリー団体からは、

「自分たちのやりたいことはあるけれど、どうやって協働にす

ればいいのかわからない」「協働するときの企業の役割りをど

う考えればいいのか?」などの相談が舞い込んでいます。

“企業との協働”と一口に言っても、その切り口、企業や

NPOの関わり方は様々で、みなさんどういった協働がベスト

なのかと模索しながら、時間をかけてアイデアを練っているよ

うです。

 9月には5団体を選出。10月17日(水)の最終選考会で、来

場者に向けて協働アイデアをプレゼンテーションしていただき

ます。コンテストの順位は、審査員のほか、来場者のみなさん

の投票も併せて、交流会の中で発表されます。これもこの事業

の魅力のひとつ。みなさまの参加をお待ちしております。

 (山崎)

 7月21日(土)、洗堰緑地(名古屋市北区玄場町)にてSAVE JAPANプロジェク

トの講座「外来種のこと、知っていますか…日本のクワガタ守り隊!」を実施しま

した。講師は、なごや外来種を考える会の皆さん。

 当日は雨が降っていたため、近くのコミュニティセンターに移動し、「外来種紙

芝居」の実演や昆虫博士からのお話により、子ども達にも分かりやすく「外来種と

は何か」を学んでもらいました。特に、昆虫の標本

や在来種クワガタを目の前にした時の、子ども達の

真剣な眼差しが印象的でした。

 また、参加者アンケートでは「(今回のような)

環境保全活動に参加したのははじめて」という方が

全体の約9割で、広く地域の環境に関心を持つきっ

かけづくりができたように感じています。参加者は、

小学生とその保護者計30名。(松橋)

 8月2日(木)午後、池下ピアザにてPSC代表岸田による講演会「CSR,会

社の未来その先へ」を開催しました(講演要旨参照)。企業を中心に参加者は

10社・団体を数えました。

 “CSR活動推進のとっておきの情報をお伝えします”をキーワードに2時

間半。「ステークホルダーの重要性が理解できた」「CSR推進においてNPO

との協働の有効性が理解できた」「実際にステークホルダー・ダイアログ事業

を行った太陽電化工業伊藤常務の声がとても印象的だった」等

のご意見をいただき、「今後もこのような勉強会に参加したい」

「さらにもっと深く学びたい」との嬉しい声もいただきました。

現在、PSC事務局では、これからCSR活動を進めたい企業のた

めの「CSR研究会」発足に向けて準備しています。(江坂)

「“町工場”から“いい会社”へ~  働くメンバーの顔つきと意識がガラリと変わりました」

第7回企業&NPO協働アイデアコンテスト 公益財団法人中部圏社会経済研究所との協働事業今年はどんな団体? どんなアイデア?

協働を目指すNPOのプレゼンテーションを見に来てください!!

◆日 時 10月17日(水)15時~◆会 場 名古屋栄ビル12階大会議室(名古屋市東     区武平町5-1、地下鉄「栄」5番出口よ     り徒歩約2分)◆参加費 交流会を含め無料◆プログラム(予定)  15 : 00 最終選考会       (NPOによる協働事業アイデアプレ        ゼンテーション)      17 : 45 交流会 (結果発表と表彰)  19 : 00 閉会◆申込み  事前に、お名前、所属(企業・団体名)、連絡先(電話番号・メールアドレス)をPSC事務局までお知らせください。

1 SAVE JAPANプロジェクト外来種のこと、知っていますか…日本のクワガタ守り隊!

昆虫の標本は子ども達に大人気

▲参加者みんなで記念撮影

 時代は今、多様な主体による協働や政策づくり、中小

企業の CSR 推進が求められるようになった。PSC はこ

の流れを先取りし、2010 年から「ステークホルダー・

ダイアログによる CSR 推進事業」を実施してきた。

 1 年目は、各企業の課題について様々なステークホル

ダーの声を集め数値化し、企業に対して説得力のある経

営改善案としてまとめ、社内でCSR委員会を立ち上げた。

2 年目は、ISO26000 に対比させながら自分たちで取

り組みを具体化し、それを CSR レポートに反映させて

いき、3 年目には CSR 活動を経営計画に盛り込むといっ

た流れを作っている。2 年間で、中小企業 6 社を対象に

実施し、参加企業の皆様から“テークホルダー・ダイア

ログをやって良かった”という多くのコメントをいただ

いた(左記参照)。その効果は、特に従業員のモチベーショ

ンの向上につながり、CSR 委員会や CSR レポートも自

分たちで考え進めていくようになったり、協働フォーラ

ムで NPO との交流を積極的に行うなど、具体的に目に

見える変化となって現れている。

 PSC の目指す CSR 推進は、“それぞれの企業の実情

に合わせた CSR”であり、それは「PSC の 10 数年の

実践を理論として形成」したもので、CSR は社会順応型

から社会貢献型、さらに価値創出型へと方向を定めてい

くことが、自社にとっても社会にとっても成長・成熟に

つながる。その中に NPO との協働を位置づけていけば、

企業・NPO 双方にとって有効となりうる。

「もっと深く学びたい」の声を「CSR研究会」に!

 7/1(日)、ナゴヤハウジングセンター春日井会場(愛知県)

で、「環境・エコ・暮らし」をテーマにハウジングセンターと

パートナーシップ・サポートセンター(PSC)によるはじめ

ての協働企画シンポジウム。そのコーディネートを担当。

7/4(水)は三井物産による「講演と感謝の会」に参加。ここで

出会った経済団体の専務理事を7/13(金)に訪問。7/11(水)の

PSC評議員会、7/25(水)の臨時理事会は、今年度のPSCの現

状を踏まえたシビアな議論を展開。7/17(火)は14回目の

PSC創立記念日。7/18(水)は「新しい公共フォーラム」のた

めの第2回企画委員会(愛知県)。7/19(木)には静岡県磐田

市に赴き、調査に関するアドバイス等を行った。

 7/20(金)はなごや環境大学で今年度初の実施となったゼミ

の交流会に実行委員として参加。7/23(月)には10数年前から

新入社員研修を担当させていただいている企業の社長を豊橋に

訪問。CSRの推進等について担当者らを交え会談した。

7/24(火)に中小企業の経済団体を訪ねると、「PSCの活動が

素晴らしい!」と意外な程の高い評価をいただき恐縮。7/27(金)

は、「NPO×企業 協働推進Q&A」をもとにした「ステージ

チェック体験講座」を開催(1面参照)。新潟、千葉、富山な

どの遠方からの参加者もあり、「来てよかった!」との感想に

ひと安心。7/29(日)の「エネルギー・環境戦略 市民討議」

のモデレーター会議(上智大学)に向けて、前日28(土)上京。

ドイツのエネルギーへの取り組みの映画「第4の革命」上映会

に参加。7/30(月)、31(火)は、会員企業の方たちが、珍しく

連続して4社が相談等に来所。

 8/2(木)は満を持しての(?)CSR研究会プレイベントを開催

(2面参照)。参加者から「時間が経つのがもったいないぐら

い。もっともっと深く学びたいテーマです」との感想がメール

で届く。8/7(火)~8(水)は福岡へ。「イキカツ(活きた社会

的活動)事業」で講演。翌8日は「第7回パートナーシップ賞」

のクックルー・ステップとトヨタハートフルプラザ福岡を訪

問。「その後」をお聞きするなど交流。8/12(日)は「エネル

ギー・環境戦略 市民会議」(別項参照)の本番に参加(上智

大学)。首都圏のNHKニュースなどでも大きく取り上げられ

た。8/13(月)~15(水)は四国で父の顔を見、うどんをはしご

し、8/16(木)~17(金)は日本NPOセンターのCEO会議に参

加(東京)。あとはちょっとはしょって、8/25(土)~26(日)

の「第9回日本パートナーシップ大賞」一次審査と8/30(木)

「市民・行政・企

業の協働による地

域防災」に関する

実証研究事業第1

回地域防災研究会

議(小牧市)とつ

づく。

(2012.8.24 

    岸田眞代)

 「エネルギー・環境戦略 市民会議」と銘打った『討論型世論

調査』(DPという)が、8月12日(日)、川崎市民を対象に、

上智大学で行われました(実行委員長:上智大学柳下正治教

授)。新聞等で既にこ

の手法に関心をもたれ

た方もいると思います

が、単なるアンケート

による世論調査ではな

く、また今回各地で問

題になった「意見聴取

会」でもありません。

今回の例でいえば、川

崎市民3000名を無作

為抽出で選び、その人たちを対象に政府が出した「エネルギー

・環境」の「3つのシナリオ戦略」(0%、15%、20~25%)

の選択に関する第1回目のアンケートを実施。その中から討議

イベントに参加できる人を募り、資料等に目を通してもらい、

結果として57人が上智大学に集まり熱い議論を繰り広げました。

 9:45開始。まずは2回目のアンケート。その後約10人ずつ

の6グループに分かれ、モデレーターのもとに意見交換を行い

ました(岸田もそのモデレーターのひとり)。そこで出た質問

を専門家らに投げかけ、再び討議。最後に3回目のアンケート

に答えるというもので、こうした討議を経てどれだけ意見に変

化が見られるか見られないか、というのがこの手法の大きな特

徴。この結果はすぐさま分析され、政府にも届けられました。

                (岸田)

『討論型世論調査』で、エネルギー・環境戦略へ市民の意見を!

最終審査・交流会とも参加無料!どなたでも参加いただけます

10/17最終選考会開催

代表岸田による講演要旨

▲トヨタハートフルプラザにて、(左から)クックルーステップ古賀さん、プラザ東さん、高木店長と

(N)日本NPOセンター、(株)損害保険ジャパンとの協働事業

伊藤 卓 氏(太陽電化工業株式会社/常務取締役)           

              PSCさんといっしょにステークホ

             ルダー・ダイアログ事業に取り組ん

             だときのことを思い出すと、いまで

             も涙が出てきます。

              太陽電化と利害関係にある方々と

             1つのテーマに沿って対話をする事

             によって、社内だけでは気付かなか

             ったことがたくさん出てきました。

CSR委員会をはじめ、研修、朝礼、5Sの活動、地域の清掃活動

などに積極的に取り組んだ結果、メッキ屋という“町工場”から

地域を意識した“いい会社”に生まれ変わることができました。

 また、ステークホルダー・ダイアログに取り組んでから、社内

のコミュニケーションが盛んになり、働く社員の顔つきと意識が

ガラリと変わりました。日々作業をしているだけではなく、自分

達のやっている仕事が社会に貢献しているのだという認識が芽生

えました。その結果、「社員の働く意欲」や「会社を良くしよう

という意識」が格段に高まりました。

 本当に会社が変わったと実感することができまし

た。ステークホルダー・ダイアログに取り組めたこ

とに感謝しています。