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データ・アプリケーション データ・アプリケーション 株式会社 株式会社 a piece a piece for your business. for your business. 流通 流通 BMS BMS は絶対に普及する! は絶対に普及する! と確信する理由 と確信する理由 2008 2008 10 10 28 28 ACMS ACMS 統括本部 統括本部 藤野 藤野 裕司 裕司

『流通BMS は絶対に普及する! と確信する理由』2008/10/28  · 0µ0Ý0ü0È0Y0 j_Vh0L ©XòP\kb0 0 0W0O0o Ø0³0¹0È0 u;PÏ`ÅX10L 0 0j0D0 JCAbK 0o0 o"[W0 0 0j0D0

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データ・アプリケーションデータ・アプリケーション株式会社株式会社

a piecea piecefor your business.for your business.

『『流通流通BMSBMSは絶対に普及する!は絶対に普及する!と確信する理由と確信する理由』』

20082008年年1010月月2828日日

ACMSACMS統括本部統括本部

藤野藤野 裕司裕司

1Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.

ⅠⅠ.流通.流通BMSBMSの概要と導入のメリットの概要と導入のメリット

1.1.従来型従来型EDIEDIの課題の課題

2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS

3.3.流通流通BMSBMSと通信プロトコル標準と通信プロトコル標準

4.4.共同実証実施状況共同実証実施状況

5.20085.2008年度の取り組み年度の取り組み

6.6.流通流通BMSBMS導のメリット導のメリット

ⅡⅡ.流通.流通BMSBMSが絶対普及するが絶対普及する!!と確信する理由と確信する理由

1.1.流通流通BMSBMSが絶対普及する!と確信する理由が絶対普及する!と確信する理由

2.2.過去から流通業界では「次世代過去から流通業界では「次世代EDIEDI」が提唱されてきた」が提唱されてきた

3.3.なぜなぜ過去の「次世代過去の「次世代EDIEDI」は普及しなかったか」は普及しなかったか

4.4.なぜ「流通なぜ「流通BMSBMS」は普及するのか」は普及するのか

目目 次次

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Data Applications Company, Limited.会社概要会社概要

社名社名 株式会社データ・アプリケーション(株式会社データ・アプリケーション(DALDAL))JASDAQ 3848JASDAQ 3848http:/ /http:/ / www.dal.co.jpwww.dal.co.jp//

代表者代表者 代表取締役社長代表取締役社長 橋本橋本 慶太慶太設立設立 19821982年年99月月2727日日資本金資本金 33億億86438643万万55千円千円従業員数従業員数 7474名(名(20082008年年33月現在)月現在)売上売上 1414億円(億円(20082008年年33月期)月期)事業内容事業内容 企業間データ交換用ミドルウェア(企業間データ交換用ミドルウェア(B2BB2B)、)、

企業内アプリケーション連携用ミドルウェア企業内アプリケーション連携用ミドルウェア(EAI)(EAI)の商品開発と販売及びコンサルティングの商品開発と販売及びコンサルティング

パートナーパートナー ビジネス・パートナー:ビジネス・パートナー:6868社社テクノロジー・パートナー:テクノロジー・パートナー:44社社

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ⅠⅠ.流通.流通BMSBMSの概要との概要と

導入のメリット導入のメリット

4Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

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取引先取引先 AA

InternetInternetInternetInternet

WebEDIWebEDI AA

WebEDIWebEDI BB

WebEDIWebEDI CC

WebEDIWebEDI DD

新多端末現象新多端末現象新多端末現象新多端末現象

取引先取引先 BB 取引先取引先 CC

取引先取引先 DD

1.1.従来型従来型EDIEDIの課題の課題

従来型EDIには課題が山積し、このままでは運用に耐えられない状況となってきた。従来型EDIには課題が山積し、このままでは運用に耐えられない状況となってきた。

全銀・全銀・JCAJCA手順はもう限界!手順はもう限界!

サポートする機器が販売停止、もしくは高コスト。サポートする機器が販売停止、もしくは高コスト。

画像情報が送れない。画像情報が送れない。JCAJCA手順は、漢字も送れない。手順は、漢字も送れない。

安価で高速のインターネットが使えない。安価で高速のインターネットが使えない。

国際標準ではないため、海外との取引に利用できない。国際標準ではないため、海外との取引に利用できない。

ファイル転送のため、トランザクション単位の処理ができない。ファイル転送のため、トランザクション単位の処理ができない。

データが固定長のため仕様変更が困難。データが固定長のため仕様変更が困難。

それらの解決策としてそれらの解決策としてWebEDIWebEDIが登場したが、が登場したが、

各社個別画面ができたことにより各社個別画面ができたことにより新新多多端末(多画面)端末(多画面)現象が起こった。現象が起こった。

手動操作によるファイル転送を手動操作によるファイル転送を求められる求められるようになった。これにより、ようになった。これにより、EDIEDI本来の自動処理ができなくなり、多大な人的負荷が発生するようになった。本来の自動処理ができなくなり、多大な人的負荷が発生するようになった。

企業間・企業内を取引のデータが縦横無尽に行き来している。企業間・企業内を取引のデータが縦横無尽に行き来している。

EDIEDIの適用領域が「電子商取引」の範囲外への適用領域が「電子商取引」の範囲外へ

拡大している。拡大している。

従来型従来型EDIEDI、、WebEDIWebEDI、社内ファイル転送、、社内ファイル転送、

データ変換(手組み)は、データ変換(手組み)は、

すべて別のシステムとして稼動しており、すべて別のシステムとして稼動しており、

運用監視が複雑化している。運用監視が複雑化している。

JCAJCA手順は手順は

日本語日本語 漢字不可漢字不可

画像情報不可画像情報不可

機器の販売停止機器の販売停止

通信速度は通信速度は2400bps2400bps

5Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

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★課題解決のため★課題解決のためインターネット環境での効率的・効果的なインターネット環境での効率的・効果的なEDIEDIを目指す。を目指す。

可能な限り標準化を進め、全体最適を目指す。可能な限り標準化を進め、全体最適を目指す。

共通基盤は、デファクトスタンダードから選べるようにする。共通基盤は、デファクトスタンダードから選べるようにする。

結論結論インターネット経由の国際標準の通信手順を使用したインターネット経由の国際標準の通信手順を使用したXMLXML--EDIEDI!!コードは国際標準(コードは国際標準(GTINGTIN、、GLNGLN)を採用。データ項目・メッセージは業)を採用。データ項目・メッセージは業界標準を策定。界標準を策定。

取引業務プロセス(メッセージ種)取引業務プロセス(メッセージ種)

データ項目データ項目

コード(コード(GTINGTIN、、GLNGLN))

データ表現形式(データ表現形式(XMLXML))

通信手順(通信手順(ebXML MSebXML MS、、AS2AS2、、JXJX手順)手順)

通信基盤(インターネット通信基盤(インターネット TCP/ IPTCP/ IP))

EDIメッセージEDIメッセージ

通信インフラ通信インフラ

共通基盤共通基盤(デファクトスタンダードの(デファクトスタンダードの

中から選択)中から選択)

(図は流通システム開発センター資料より)(図は流通システム開発センター資料より)

2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS--11

(ebXML MS、AS2、JX手順は、「2.通信プロトコル標準」で説明)

6Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

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【【第一ステップ第一ステップ】】 (経済産業省(経済産業省 流通流通SCMSCM事業)事業)

20020033年~200年~20055年年

GMSGMS・食品スーパー(グロサリ商材対応)・食品スーパー(グロサリ商材対応)

マスターデータの同期化(ここでは説明を省略)マスターデータの同期化(ここでは説明を省略)

次世代標準次世代標準EDIEDI次世代の標準化に対する基礎調査・研究を行い、その成果を踏まえた実証実験を実次世代の標準化に対する基礎調査・研究を行い、その成果を踏まえた実証実験を実施、運用可能性を確認。施、運用可能性を確認。

(図は流通システム開発センター資料より)

次世代標準次世代標準EDIEDI 検討の経緯検討の経緯

2003年度2003年度 20020044年度年度 20020055年度年度 20020066年度年度 20020077年度年度 20020088年度年度

流通サプライチェーン全体最適化促進事業流通サプライチェーン全体最適化促進事業 流通システム標準化事業流通システム標準化事業

取引プロセスモデルの検討

設計開発

実証実験

基本形の標準化検討物流系・情報系メッセージ検討(在庫預り型DC、

POS/在庫データ等)実証

実証(生鮮、アパレル)

基礎調査・研究 標準化検討と実証 実用化と普及拡大へ

2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS--22

7Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

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【【第二ステップ第二ステップ】】 (経済産業省(経済産業省 流通システム標準化事業)流通システム標準化事業)

20062006年年GMSGMS・食品スーパー(グロサリ商材)・食品スーパー(グロサリ商材) →→ 対応対応共同実証プロジェクト共同実証プロジェクト(小売(小売44社、卸社、卸99社)社)流通流通BMSBMS V1.0V1.0 リリースリリース

GMSGMS・食品スーパー(生鮮商材、アパレル商材)・食品スーパー(生鮮商材、アパレル商材) →→ 検討検討

百貨店(アパレル・靴商材対応)百貨店(アパレル・靴商材対応) →→ 検討検討

20072007年年GMSGMS・食品スーパー(生鮮商材、アパレル商材)・食品スーパー(生鮮商材、アパレル商材) →→ 対応対応共同実証プロジェクト共同実証プロジェクト(小売7社、アパレル(小売7社、アパレル66社、生鮮社、生鮮44社)社)流通流通BMSBMS 基本形基本形V1.1V1.1、生鮮、生鮮v1.0v1.0 リリースリリース

百貨店(アパレル・靴商材)、チェーンドラッグストア百貨店(アパレル・靴商材)、チェーンドラッグストア →→ 検討検討

EDIEDI標準の維持・管理標準の維持・管理

20082008年年GMSGMS・食品スーパー・食品スーパー物流ラベル標準化、中小流通業への普及、業界を通した共同実証物流ラベル標準化、中小流通業への普及、業界を通した共同実証

百貨店(アパレル・靴商材)百貨店(アパレル・靴商材)、チェーンドラッグストア、チェーンドラッグストア共同実証共同実証

EDI標準の維持・管理EDI標準の維持・管理流通標準普及推進協議会(仮称)立ち上げに向けた準備流通標準普及推進協議会(仮称)立ち上げに向けた準備

2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS--33

8Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

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77業務業務1414メッセージを標準化メッセージを標準化

2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS--44

卸・メーカー 小 売

商品マスタ登録

発 注

検 品

支払

商品マスタ登録

センタ在庫補充

値札作成

消込

売掛

返 品

買掛

消込請求

返品受領小売から

卸・メーカーから

卸・メーカーへ

小売へ

受 注

出 荷

発注修正データ

集計表作成データ

発注メッセージ

返品メッセージ

支払メッセージ

請求メッセージ

(GDS)

値札メッセージ

在庫補充

出荷梱包メッセージ

商品マスタ

出荷メッセージ

受領訂正メッセージ

受領メッセージ

9Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.2.2.課題解決のための流通課題解決のための流通BMSBMS--55

★★業界動向業界動向

(流通システム開発センター資料より)(流通システム開発センター資料より)

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(1)(1)流通ビジネスメッセージ標準(流通流通ビジネスメッセージ標準(流通BMSBMS))a.a. すべての企業間取引で共通のすべての企業間取引で共通のEDIEDIメッセージを使えるように、メッセージを使えるように、

「メッセージ種別」、「メッセージ構造」、「データ項目」と「データ項目の意味」、「データ属「メッセージ種別」、「メッセージ構造」、「データ項目」と「データ項目の意味」、「データ属

性」を標準化。性」を標準化。

b.b. 国際標準「共通企業識別コード(国際標準「共通企業識別コード(GLNGLN)」「共通商品識別コード()」「共通商品識別コード(GTINGTIN)」)」「商品マスター情報同期化(「商品マスター情報同期化(GDSGDS)) [←必須ではない]」[←必須ではない]」 に準拠。に準拠。

c.c. データ構造は柔軟性に富むデータ構造は柔軟性に富むXMLXML。。

d.d. EDIEDI対象は対象は77業務業務1414メッセージメッセージ

現行業務で使用頻度が高い「発注」「出荷」「受領」「返品」「請求」「支払」の6業務を標準化。現行業務で使用頻度が高い「発注」「出荷」「受領」「返品」「請求」「支払」の6業務を標準化。

「出荷」は「伝票」「梱包紐付けあり」「梱包紐付けなし」の「出荷」は「伝票」「梱包紐付けあり」「梱包紐付けなし」の33メッセージ。メッセージ。

20082008年年33月には、新たにアパレルの「値札」業務が、メッセージとしては「発注」の補助データとし月には、新たにアパレルの「値札」業務が、メッセージとしては「発注」の補助データとし

て「集計表作成」と生鮮の「発注」「出荷」「受領」「返品」て「集計表作成」と生鮮の「発注」「出荷」「受領」「返品」55メッセージが追加された。メッセージが追加された。

e.e. 伝票レスと検品レス伝票レスと検品レス

納品書や受領書のやりとりを納品書や受領書のやりとりをEDIEDIに置き換えることにより、伝票をなくし、事務処理や伝票の保管に置き換えることにより、伝票をなくし、事務処理や伝票の保管

コストを削減できる。コストを削減できる。

納品書に代わる納品書に代わるASNASN(事前出荷明細)を小売に送ることにより、小売は入荷時の検品をバーコード(事前出荷明細)を小売に送ることにより、小売は入荷時の検品をバーコード

のスキャンによって行うことができる。そのために、梱包ラベルとしてのスキャンによって行うことができる。そのために、梱包ラベルとしてSCMSCM ((Shipping Carton Shipping Carton Marking Marking )ラベルの貼付が必要となる。)ラベルの貼付が必要となる。

3.3.流通流通BMSBMSと通信プロトコル標準と通信プロトコル標準--11

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(2)(2)通信プロトコル標準通信プロトコル標準a.a. 通信基盤:インターネット、通信基盤:インターネット、TCP/ IPTCP/ IP。。b.b. 通信プロトコル:国際標準の通信プロトコル:国際標準のebXML MSebXML MS、、AS2AS2と日本独自と日本独自標準標準ののJXJX手順。手順。①① ebXML MSebXML MSとは?とは?

ebXML MSebXML MSとは、とは、CEFACTCEFACTととOASOASIISSが共同で開発した次世代が共同で開発した次世代EDIEDIの国際標準の国際標準ebXMLebXMLの通信の通信プロトコル部分プロトコル部分ebXMLebXML MSMSのこと。のこと。インターネット上で高速安全なインターネット上で高速安全なEDIEDI環境を構築できる。環境を構築できる。

アジアを中心に実装が始まっている。アジアを中心に実装が始まっている。リアルタイムのリアルタイムのEDIEDI(メッセージング)を実現。(メッセージング)を実現。データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式。データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式。通常のファイル転送(文字情報)のほか、ファイル添付(通常のファイル転送(文字情報)のほか、ファイル添付(WordWord、、ExcelExcel、、PowerPointPowerPoint、、PDFPDF、、CADCAD、画像、音声、動画、等)も可能。、画像、音声、動画、等)も可能。

②② EDIINT AS2EDIINT AS2とは?とは?IETFIETFが制定したインターネットが制定したインターネットEDIEDIの国際標準。の国際標準。

米国を中心に実装が始まっている。米国を中心に実装が始まっている。ebXML MSebXML MS同様、データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式。同様、データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式。

ウォルマートを中心に国際レベルでの流通調達で普及が始まっている。ウォルマートを中心に国際レベルでの流通調達で普及が始まっている。日本でも日用品雑貨メーカを中心に検討の機運が高まっている日本でも日用品雑貨メーカを中心に検討の機運が高まっている

③③ JXJX手順とは?手順とは?20072007年年44月正式に命名され、それ以前は月正式に命名され、それ以前はSOAPSOAP--RPCRPCと呼ばれていた。と呼ばれていた。

中小企業では、データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式の常時運用は難しい。中小企業では、データ発生のつどプッシュ型で相手に送るサーバ方式の常時運用は難しい。その点その点JXJX手順手順は、必要の都度センターにアクセスし、データを送受信するプル型。は、必要の都度センターにアクセスし、データを送受信するプル型。任意のタイミングでクライアントから起動し、取引先や任意のタイミングでクライアントから起動し、取引先やVANVANとデータの授受を行う。とデータの授受を行う。ebXML MSebXML MSでは現行では現行EOSEOSからの移行が難しいため、からの移行が難しいため、実態に合わせて作られた日本独自標準。実態に合わせて作られた日本独自標準。

3.3.流通流通BMSBMSと通信プロトコル標準と通信プロトコル標準--22

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Data Applications Company, Limited.3.3.流通流通BMSBMSと通信プロトコル標準と通信プロトコル標準--33

★★PushPush型型通信プロトコルの通信プロトコルのメリットメリット((ebXMLebXML、、AS2AS2))

1.1. データ発生データ発生の都度送信の都度送信ができるので、集中によるができるので、集中による送信送信待ちが無くなる待ちが無くなる

((送信送信側メリット)側メリット)

・データ発生に合わせてデータ交換ができる・データ発生に合わせてデータ交換ができるためため、対向の時間締めの概念が必要ない、対向の時間締めの概念が必要ない

2.2. 相手サイドの締め概念が無くなるので、自己サイドにて締めが可能相手サイドの締め概念が無くなるので、自己サイドにて締めが可能

(受信側メリット)(受信側メリット)

・データ発生都度取得でき・データ発生都度取得できていているので、るので、こちら側のスケジュールでデータの取り出し可能こちら側のスケジュールでデータの取り出し可能

3.3. 自己サイドのスケジュールにて業務が可能(両者メリット)自己サイドのスケジュールにて業務が可能(両者メリット)

・データ・データ送受信送受信の自由度が高いので、業務の自由度が高いので、業務スケジュールが通信に縛られることがないスケジュールが通信に縛られることがない

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

EDI

サーバシステム

EDI

EDI

サーバシステム

サーバシステム

業務システム

業務システム

業務システム

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書ビジネス

文書

ビジネスビジネス文書文書

業務システム

業務システム

業務システム

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

EDI

サーバシステム

EDI

EDI

サーバシステム

サーバシステム

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書

ビジネス文書

ビジネスビジネス文書文書ビジネス

文書

ビジネスビジネス文書文書

インターネット

インターネット

インターネット

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Data Applications Company, Limited.4.4.共同実証共同実証実施実施状況状況

20082008年度年度

百貨店百貨店

ドラッグストアドラッグストア

生鮮生鮮

アパレルアパレルスーパースーパー

グロサリグロサリ

20092009年度年度

以降以降20072007年度年度20062006年度年度20052005年度年度対象業態・業種対象業態・業種

流通BMS(基本形Ver1.0)

流通BMS(基本形Ver1.1)

流通BMS(生鮮Ver1.0)

標準化検討 共同実証(予定含) 実運用(予定含む)

百貨店、ドラッグストアも順次参加!【流通システム開発センター 資料より】

14Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.5.20085.2008年度年度の取り組みの取り組み

【流通システム開発センター 資料より】

【【流通システム標準普及推進委員会流通システム標準普及推進委員会】】・・事業の推進主体。消費財流通の製配販に関わる43団体の事務局代表事業の推進主体。消費財流通の製配販に関わる43団体の事務局代表(専務理事クラス)で構成(専務理事クラス)で構成

【【標準の維持管理組織に関する検討標準の維持管理組織に関する検討】】・・平成平成2121年年44月設立予定の「流通システム標準普及推進協議会(仮称)」の月設立予定の「流通システム標準普及推進協議会(仮称)」の各各種規約や運用ルール等の検討種規約や運用ルール等の検討

【【メッセージメンテ、技術仕様の検討メッセージメンテ、技術仕様の検討】】・・メッセージメンテは流通メッセージメンテは流通BMSBMSへのへのCRCR(チェンジリクエスト)への対応業務や(チェンジリクエスト)への対応業務やXMLXMLスキースキーマの開発等。マの開発等。技術仕様は、インフラ仕様(通信プロトコル技術仕様は、インフラ仕様(通信プロトコル// セキュリティ等)の検討セキュリティ等)の検討

【【物流ラベルの標準化検討物流ラベルの標準化検討】】・・流通流通BMSBMSと連携して発行される物流ラベルと納品時添付帳票の標準化検討と連携して発行される物流ラベルと納品時添付帳票の標準化検討

【【スーパー業界スーパー業界】】・スーパー業界における標準化検討(・スーパー業界における標準化検討(JCAJCA手順から早期移行するための残課題検討)手順から早期移行するための残課題検討)

・物流ラベル標準化検討・物流ラベル標準化検討 ・中小流通業への普及検討・中小流通業への普及検討

【【百貨店業界百貨店業界】】・共同実証・共同実証 ・流通・流通BMSBMSへの変更要求への変更要求 ・流通・流通BMSBMSの拡張性の検討の拡張性の検討

【【チェーンドラッグストア業界チェーンドラッグストア業界】】・・流通流通BMSBMSの検討と共同実証の検討と共同実証

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Data Applications Company, Limited.6.6.流通BMS導入流通BMS導入のメリットのメリット

標準化標準化 ①小売個別対応のプログラム削減、②小売個別コード変換テーブルの削減、③取引先追加時の負荷軽減とスピードアップ、など

①小売個別対応のプログラム削減、②小売個別コード変換テーブルの削減、③取引先追加時の負荷軽減とスピードアップ、など

EDI化EDI化 ①日々の売掛/買掛照合が可能になった、②計上日や相殺内容の認識違いによる違算がなくなった、など

①日々の売掛/買掛照合が可能になった、②計上日や相殺内容の認識違いによる違算がなくなった、など

伝票レス伝票レス 受領データを取引双方が証憑とすることで伝票レス取引が可能に。その結果伝票の発行と処理、保管に関わるコストの削減が可能に

受領データを取引双方が証憑とすることで伝票レス取引が可能に。その結果伝票の発行と処理、保管に関わるコストの削減が可能に

時間短縮時間短縮送受信時間の大幅削減により、卸の物流業務の開始時間が早まり、①出荷完了時間が早くなり、物流コストの削減につながる、②小売業に対して従来より早いタイミングで出荷データを送信できる、などの効果に

送受信時間の大幅削減により、卸の物流業務の開始時間が早まり、①出荷完了時間が早くなり、物流コストの削減につながる、②小売業に対して従来より早いタイミングで出荷データを送信できる、などの効果に

通信インフラ通信インフラ 通信回線がインターネットに変わることにより、①通信コストの低減、②通信プロトコルの集約、といった効果に

通信回線がインターネットに変わることにより、①通信コストの低減、②通信プロトコルの集約、といった効果に

【流通システム開発センター 資料より】

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ⅡⅡ.流通.流通BMSBMSが絶対普及する!が絶対普及する!

と確信する理由と確信する理由

17Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.1.流通BMSが絶対普及する!と確信する理由

これまでの 「次世代EDI」 と 「流通BMS」 との違い、

および 「今回は普及すると確信する根拠」 をまとめた。

流通BMSは、2008年3月時点で既に150社が運用を始めている

しかも、小売は大手からではなく中小から始まった

大手も採用を表明しており、卸・メーカもすでに多くが賛同の意志を示している

過去にも 「次世代EDI」 はいくつも世に出されているが、

ここまで具体的に広まり始めたのは今回が始めて

18Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.2.過去から流通業界では 「次世代EDI」 が提唱されてきた

■ 1991年にJCA-H手順、1997年にJEDICOS、2004年にJEDICOS-XMLと

各時代毎に 次世代EDI規格が作られてきた

■ しかし、いずれも普及することなく世の中から消えつつある

■ そして、今回 「流通BMS」 が新たに作られた

■ 誰もが同じ目線で今回も普及しないのではないかと言っているのではないか

19Copyright (C) 2008 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.

Data Applications Company, Limited.3.なぜ過去の 「次世代EDI」 は普及しなかったか-1

理由は3つ。

① JCA-H手順は作られた実態が利用現場のニーズを反映していない

・JCA-H手順はチェーン協(日本チェーンストア協会:JCA)が開発した。

・プロトコルはOSIのMHSベースで非常に重たく、プログラムの難易度は高かった。

よって多くのベンダーが対応できるわけではなかった。

・プログラムが複雑であった為、システム価格は非常に高価であった。

・PC用システム価格80万円、導入費200万円、等。

・上記の問題等により、卸側はほとんど対応できなかった。

・その後、百貨店協会が導入を進めたが、それほど多くが採用に至った訳ではない。

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② JEDICOS(-XML)は実運用レベルでのメリットが得られなかった

・JEDICOSは、通産省主導のプロジェクトでEDIFACTベースに開発された標準メッセージ。

・国際標準を前提とした為、日本の商慣行に合わない、使わない項目も作らねばならな

い、EDIFACTにするためデータ量が大きくなる、など実運用レベルでのメリットが無かった。

・開発段階でエンドユーザの参画が少なかったので、普及の後押しにならなかった。

・JEDICOS-XMLも、「EDIFACTがダメならXMLに」 といった内容であり、結局JEDICOS時

代の問題点を解決するレベルのものはできなかった。

3.なぜ過去の 「次世代EDI」 は普及しなかったか-2

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③ 関係者が少なかった

・実際に開発した時期が悪かった。

JEDICOSは2000年対応の時期、JEDICOS-XMLは総額表示(内税対応)の時期に

重なっていた為、エンドユーザの積極的な参画が得られなかった。

・限られたメンバーが作って普及を進めたといった具合で、関係者が少なかった。

3.なぜ過去の 「次世代EDI」 は普及しなかったか-3

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Data Applications Company, Limited.4.なぜ 「流通BMS」 は普及するのか-1

理由は7つ。

①従来型EDI(JCA手順)やWebEDIでの運用が限界に達した• JCA手順はもう限界!•• サポートする機器が販売停止、もしくは高コスト。サポートする機器が販売停止、もしくは高コスト。•• 画像情報が送れない。画像情報が送れない。JCAJCA手順は、漢字も送れない。手順は、漢字も送れない。

• 安価で高速のインターネットが使えない。• 国際標準ではないため、海外との取引に利用できない。• ファイル転送のため、トランザクション単位の処理ができない。• データが固定長のため仕様変更が困難。• それらの解決策としてWebEDIが登場したが、•• 各社個別画面ができたことにより新多端末(多画面)現象が起こった。各社個別画面ができたことにより新多端末(多画面)現象が起こった。•• 手動操作によるファイル転送を求められるようになった。これにより、EDI手動操作によるファイル転送を求められるようになった。これにより、EDI本来の自動処理ができなくなり、多大な人的負荷が発生するようになった本来の自動処理ができなくなり、多大な人的負荷が発生するようになった。

• 企業間・企業内を取引のデータが縦横無尽に行き来している。• EDIの適用領域が「電子商取引」の範囲外へ

拡大している。• 従来型EDI、WebEDI、社内ファイル転送、

データ変換(手組み)は、すべて別のシステムとして稼動しており、運用監視が複雑化している。

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② 民間主導実運用ベースで作られた

・今回は経産省事業とはいえ、圧倒的多数の企業が参画して開発を進めている。

・項目は、現在利用しているものを量販10社から2100項目を集め、最終171項目

に絞った。

・メッセージは、現状の業務を担保することを前提に作った。

・つまり、実際に使うものだけに絞り込んだメッセージと項目ができあがった。

・現状業務を担保すると言うことは、新たなアプリケーションの開発が不要というのが

最大のウリとなる。

4.なぜ 「流通BMS」 は普及するのか-2

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③ 利害相反者が同一テーブルで規格を作った

・これまで、チェ-ン協とスパ協(日本スーパーマーケット協会)が一緒に標準を作る様な

事はなかった。

・それが、今回は最初からチェ-ン協とスパ協が合同で検討を始めた。

・また初期の段階から卸の了解を取るよう努めた。

・その結果、すべての利害関係者の意見が盛り込まれる事となった。

・標準には、業務・運用レベルに及ぶものもあり、すぐに使える様にきめ細かい配慮がな

されている。

4.なぜ 「流通BMS」 は普及するのか-3

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④ 標準策定参加人数が非常に多い

・過去の標準は参加者が少なく、「核となる数人とその周辺」という構図だった。

・今回は、経産事業に参加する企業数が非常に多く(詳細不明)、GCI-J(Global

Commerce Initiative – Japan)も一緒に参画している。

・直接・間接を含め、関係者数は200人を超えるのではないか。

・各関係者は個々に普及の努力を重ねている。

その影響範囲はかなり広いと思われる。

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⑤ 中小流通業から導入が始まった

・普通、新しいことは大手から始まり、中小には敷居が高く感じられ実現にまで至らない。

・しかし、今回はCGCグループ殿、近商殿、西鉄ストア殿、トップ殿(世田谷)、おどや殿

(千葉)、といずれもそれほど大きいスーパーではない。

・すると、中小でも現実味を帯びてきて、普及の機運が高まる。

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⑥ まもなく大手の説明会が始まる

・2008年3月末時点で、すでに全国で150社が運用を始めた。

・中心となるCGCグループ殿で106社。 しかも増加中。

・6月になると、イオン殿、ユニー殿などの大手が全国で説明会を始める。

・一昨年、近商が採用表明しただけで大手卸・メーカがこぞって対応宣言した。

それを考えると、6月以降の動きは容易に想像できる。

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⑦ 今がシステム更改時期

以上を考えると、流通BMSの普及は

間違いないと確信できる !

・1998年~99年にかけて、各企業は2000年対応にシステムを刷新した。

・2000年またぎ後、2003~2005年頃に多くはマイナーチェンジを行っている。

・JCA手順が使えなくなるのも時間の問題。

・そして、去年から今年に仕掛けて、全システムの入れ替えが始まった。

・それらの企業は口をそろえて「どうせ新しくするなら、あわせて次世代対応も」という。

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早いもん勝ち!!早いもん勝ち!!

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