13
長岡駅から バス 7番線 ………… 12分 8番線 内回り … 20分 外回り … 25分 タクシー …………… 10分 長岡ICから 車 ……………………… 8分 長岡赤十字病院 リバーサイド千秋 Tジョイ長岡 スポーツクラブ ルネサンス長岡 ハイブ長岡 県立近代美術館 長岡リリックホール 長岡赤十字病院 長岡造形大学 県立近代美術館 長岡大橋 ハイブ長岡 リバーサイド千秋 イオン 陸上競技場 長岡市役所 長生橋 大手大橋 長岡IC 北陸自動車道 北陸自動車道 JR長岡駅 JR長岡駅 長岡JCT 研修プログラム責任者 小池 正 発行:平成24年6月15日 2006年9月23日 風船一揆秋の陣 長岡赤十字病院 検 索 お問い合わせ先 事務部企画課 臨床研修担当 TEL:0258-28-3600㈹ FAX:0258-28-9000 E-mail:[email protected] URL:http://www.nagaoka.jrc.or.jp 〒940-2085 新潟県長岡市千秋 2 丁目 297 番地 1 周辺図 ACCESS 長岡赤十字病院 臨床研修のご案内 長岡赤十字病院

臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

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Page 1: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

長岡駅からバス 7番線 helliphelliphelliphellip 12分    8番線 内回り hellip 20分    外回り hellip 25分タクシー helliphelliphelliphelliphellip 10分

長岡ICから車 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 8分

長岡赤十字病院

リバーサイド千秋

Tジョイ長岡

スポーツクラブルネサンス長岡

ハイブ長岡

県立近代美術館

長岡リリックホール

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信濃川

長岡造形大学 県立近代美術館

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イオン

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長岡市役所長生橋

大手大橋

長岡IC関越自動車道

北陸自動車道

北陸自動車道

JR長岡駅JR長岡駅

長岡JCT

研修プログラム責任者 小池 正

発行平成24年6月15日

2006年9月23日 風船一揆秋の陣長岡赤十字病院 検 索

お問い合わせ先

事務部企画課 臨床研修担当TEL0258-28-3600 FAX0258-28-9000E-mailkikakunagaokajrcorjp

URLhttpwwwnagaokajrcorjp940-2085 新潟県長岡市千秋 2丁目 297 番地 1

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長岡赤十字病院

臨床研修のご案内

長岡赤十字病院

高い志とたゆまぬ向上心を持ったあなたを待っています

日本内科学会認定教育施設日本循環器学会循環器専門医研修施設日本呼吸器学会認定施設日本呼吸器内視鏡学会認定施設日本アレルギー学会認定教育施設日本消化器病学会専門医認定施設日本消化器内視鏡学会指導施設日本肝臓学会認定施設日本内分泌代謝学会認定教育施設日本糖尿病学会認定教育施設日本腎臓学会研修施設日本透析医学会認定施設日本血液学会血液研修施設日本輸血細胞治療学会認定施設日本がん治療認定医機構認定研修施設日本臨床腫瘍学会認定研修施設日本神経学会専門医教育施設日本小児科学会専門医研修施設日本外科学会指定施設日本大腸肛門病学会認定施設日本乳癌学会認定施設日本小児外科学会認定施設日本整形外科学会専門医研修施設日本リウマチ学会教育施設日本形成外科学会認定教育関連施設日本消化器外科学会認定施設日本脳神経外科学会専門医訓練施設日本脳卒中学会認定研修教育病院日本胸部外科学会認定医制度指定施設日本呼吸器外科学会専門医合同委員会基幹施設日本心臓外科専門医認定機構認定修練施設(基幹)日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設日本皮膚科学会専門医研修施設日本泌尿器科学会専門医基幹教育施設日本眼科学会専門医研修施設日本産科婦人科学会専攻医指導施設(A)日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設日本周産期新生児医学会基幹研修施設(新生児母体胎児)日本麻酔科学会麻酔科認定病院日本感染症学会研修施設日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム専門療法士認定教育施設日本プライマリケア連合学会認定研修施設日本放射線腫瘍学会認定協力施設日本医学放射線学会認定総合修練機関日本病理学会研修認定施設(B項)日本臨床細胞学会認定施設日本口腔外科学会関連研修施設マンモグラフィ検診精度管理中央委員会マンモグラフィ検診施設画像認定施設

臨床研修施設認定

病院の概要

戊辰の役後長岡の復興の鍵は教育であるとして国漢学校の医学局の創設に尽力した一人三島億二郎によって明治6年6月に設立された長岡會社病院が前身です明治 33 年財団法人長岡病院へと組織改編し昭和6年日本赤十字社新潟支部へ移管されました

沿革

昭和

平成

6年5月 財団法人長岡病院より日本赤十字社新潟 支部病院として開院18年2月 長岡赤十字病院に改称41年4月 救急病院告示58年4月 新潟県救命救急センター開設9年9月 新築移転し開院オーダリングシステム 稼働12年3月 臨床研修病院指定18年8月 地域がん診療連携拠点病院認定19年2月 病院機能評価Ver5「一般500床以上」認定19年3月 場外離着陸場(ヘリポート)竣工23年11月 地域医療支援病院認定24年4月 病院機能評価Ver6認定

当院は常に新潟県の赤十字医療活動の拠点としてまた長岡市を中心に中越地区 80 万人を診療圏にもつ基幹病院として急性期医療を担っています

平成24年4月1日現在

病床利用率 869 (結核感染病床除く)紹介率 607逆紹介率 443

許可病床数 717床稼動病床数 711床 (一般病床671床結核 30床感染 10床)医師数 132人1日平均外来患者数 1470 人1日平均入院患者数  600人

施設の指定臨床研修病院(基幹型協力型)救急告示病院非血縁者間骨髄移植採取施設新潟県基幹災害医療センター移植医療の臓器提供病院エイズ治療の拠点病院総合周産期母子医療センター地域がん診療連携拠点病院地域医療支援病院

認定看護師(平成24年4月1日現在)救急看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名皮膚排泄ケア看護 3 名集中ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot2 名緩和ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名がん化学療法看護 3 名がん性疼痛看護 2 名感染管理middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot3 名

糖尿病看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名新生児集中ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名透析看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名手術看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot2 名認知症看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名脳卒中リハビリテーション看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名

1年次の選択必修と2年次の自由選択は自分で研修プログラムを作成カスタマイズできます長岡中央綜合病院や立川綜合病院での選択研修も可能です

ほしい能力が身につく研修医の将来を考えた研修プログラム 新潟県中越地区 80 万人の中核基幹病院で県内

随一の 22 科の専門科を開設しています3次医療としても多くの患者さんが紹介されてきます高度の専門医療から幅広く common disease を診療する機会があります

豊富な症例と専門科

基本給のほか時間外手当当直手当家賃補助などが支給され福利厚生面も充実しています独立した研修医室ではインターネット PC 接続も可能ゆったりとした空間で研修医同士が意見交換することが出来ます

手厚い待遇環境

1年次に6週間2年次に6週間の救急診療の研修を用意しています専属の救命救急医師と各科専門医が指導にあたります災害訓練などのプログラムも豊富ですまた中越地区で唯一周産期母子医療センターを設置しています

中越地区唯一の救命救急センター

救急外来受診者数

うち救急車台数

平成 23年度17694 名

3755 台(   )外来14222 名

入院 3472 名

100 名を超す専門医が情熱を持って指導にあたります屋根瓦方式の指導体制で先輩研修医や若い上級医からも多くのことが学べます学会発表の機会も豊富で懇切丁寧に指導します

熱血指導サポート

栄養サポートチーム(NST)褥瘡対策チーム緩和ケアサポートチーム感染対策チーム(ICT)糖尿病療養指導チーム

院内外の医師看護師薬剤師コメディカル事務職などあらゆる職種で編成されたチームでより専門的な医療の実践向上に努めています

病院職員全体で医療を行うチーム医療

0201

03 04

救急(救急外来研修) (3週間times2クール)

救急車の対応だけでなくウォークインの患者にファーストタッチで対応します1年を通して前期と後期の2回に分けて3週間ずつ研修します非当番日は総合内科の外来研修を行います

地域医療 (4週間)

研修協力施設(1週間)  長岡市小国診療所長岡西病院江部医院髙木内

科クリニック草間医院三上医院のうち複数の施設で研修を行います

研修協力病院(県立小出病院)(3週間)  一次救急を担う地域の病院で外来診療のほか

福祉施設保健医療センター各診療所を訪問しへき地診療訪問介護健診活動ケアマネ業務などを経験します

自由選択科 (38週間)

長岡中央綜合病院立川綜合病院での研修も可能です( 3ヶ月未満)診療科によっては希望に添えない場合があります 1年目の「選択必修」で精神科を選択しなかった研修

医は2年目の「自由選択」において2週間田宮病院での精神科を必修とします

内科a 消化器内科(6週間)

内科b 呼吸器内科(6週間)

内科c 循環器内科内分泌代謝内科(6週間)

内科d 血液内科腎膠原病内科(6週間)

神経 神経内科または脳神経外科(4週間)

救急 救急麻酔科(3週間)+救急整形外科(3週間)当番日は救急外来を非当番日は麻酔科または整形外科を研修します

病理 CPCの発表を経験します(2週間)

選択必修 (12週間)外科小児科産婦人科精神科麻酔科のうち2診療科以上を選択研修します

(ただし1診療科4週間以上)

進路を見据えた研修を可能にする

初期研修プログラム

長岡赤十字病院〈717床〉

立川綜合病院〈481床〉

長岡中央綜合病院〈531床〉

1 各科が定期的に部長回診検討会を行い受け持ち患者の指導を行います2 プライマリケアセミナー(臨床研修部会主催 隔週)   長岡3病院の研修医を対象にセミナーを開催しています  各科の専門医がプライマリケアについての講義を行います3内科検討会(週1回)   内科の医師全員が集まり検討会を行います内科をローテートしている研修医は新入院の紹介を

行います各専門科からミニレクチャーがあります

救急研修は1年次6週間2年次6週間(3週間times2回)を必修としました1年次の救急研修は麻酔科整形外科と連携してより効率的な研修を目指します当直研修は輪番日に集中的に行いメリハリのある研修医生活が送れます自由選択期間は約10ヶ月あり進路を見据えたプログラムを作ることができます自由選択期間を長岡3病院から選択できます新潟県立小出病院と連携し「自立した医師」として即戦力を強化します(地域医療)病理研修でCPCの発表を経験します

研修医への系統的な教育

 長岡市には500床以上の3つの総合病院があり互いに協力しながら人口80万人の中越地区の医療を担っています救急は完全輪番制で長岡市の救急患者は輪番制に従って3病院に搬送されます長岡市民はあまねく平等な医療を受けることができます中越地区では長岡3病院が中心となって各科が研究会検討会を定期的に開き患者さんの情報を共有し病態について活発に討論してより良い医療を目指しています

長岡3病院の連携

〈月1回〉中越消化器病疾患検討会悠腎会(中越腎検討会)長岡神経放射線検討会 (NRC)脳外科長岡3病院検討会整形外科中越ミーティング

〈年4回〉中越呼吸器疾患検討会中越神経内科懇話会〈年2回〉中越リウマチを診る会上中越臨床神経疾患研究会 (脳外科神経内科合同) など

1年目

2年目

内科a(6週間)

内科b(6週間)

内科c(6週間)

内科d(6週間)

神経(4週間)

地域医療

(4週間)

救急麻酔

(3週間)

救急

(3週間)

救急整形

(3週間)

救急

(3週間)

病理 (2週間)

選択必修(12週間)

自由選択(38週間)

1年目の当直について ①救急当番日 1年次研修医が救急部の副直業務を行います (17時~22時) <副直手当>15000円(1晩)②救急部麻酔科または救急部整形外科 ローテーション時 救急部の当直医の指導のもと当直業務を行います (17時~翌8時30分) <日直手当>30000円(1日) <当直手当>30000円(1晩)

2年目の当直について ① 学会認定医の当直指導のもと内科系または救急部の当直業務を行います (17時~8時30分) <日直手当>30000円(1日)  <当直手当>35000円(1晩)② 小児科を選択時の救急当番日は副直業務を行います (当番日のみ17時~22時) <副直手当>18000円(1晩)③ 産科を選択時は1ヶ月に 3~5回程度産直業務を行います <産直手当>20000円(1晩)+実働時間

研修順序は各自異なります

2012年4月1日改正

研修順序は各自異なります

救急輪番制の例 日曜祝日は交代輪番

は3ヶ月毎に曜日変更

長岡赤十字病院helliphelliphellip月木立川綜合病院helliphelliphelliphellip火金長岡中央綜合病院helliphellip水土

830 1700 2200 翌 830

日直副直

(当番日のみ)

当直

東日本大震災時での活動

主な活動内容

活動班の派遣状況(平成23年3月11日~4月30日のみ抜粋)

発生直後の当院の動き3月 11 日(金)

12 日(土)

13 日(日)

14 日(月)

15 日(火)

救急搬送救護所の設置巡回診療災害対策本部支援被災者の精神的ストレスの緩和傾聴病院内での患者受付患者搬送転院受入派遣職員の調整支部との連絡薬剤調整救援物資(毛布緊急セット安眠セットなど)の配布

東日本大震災発生DMAT 編成開始院内に災害対策本部を設置DMAT 第1班出動(研修医1名含む)長岡赤十字病院救護班 第1班出動DMAT 福島県立医療センター到着

長岡赤十字病院救護班 石巻赤十字病院到着新潟県中越地方 震度6弱自主登院開始長野県 震度6弱(新潟県震度4)DMAT 長岡赤十字病院救護班 第2班として活動継続

必要物資薬剤などの確認派遣中救護班との連絡調整被災状況の確認

長岡赤十字病院救護班 第3班出動(研修医2名含む)

こころのケア班 第1班出動

14461505

162517202248

3203594155421000

900

835

医療救護

こころのケア事務支援病院

その他

活動実績(平成23年3月11日~平成24年3月9日)

派遣回数医師研修医看護師主事(事務)薬剤師助産師その他合計

宮城岩手福島新潟市合計(食料支援等含む)

311512260

31156345632

165

延人数 延日数

1172927215132168

625

113月 4月

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

DMAT

赤十字救護班

こころのケア石巻赤十字病院事務支援石巻赤十字病院看護支援石巻看護学校支援新潟県災害拠点病院救護班その他

05 06

地域の救急を担う

救急医療災害医療

【当院の役割】当院は中越地域で唯一の救命救急センターです新潟県中越地区

80万人に対する救急医療の最後の砦として地域完結型の救急医療を担っています

【救急症例】多発外傷脳血管障害虚血性心疾患広範囲熱傷や中毒など多

種多様な患者が搬送されます長岡地域では市内の3総合病院が連携して均等な2次救急輪番制がとられているため当番日と非当番日にメリハリがあり医師の過剰労働の軽減に役立っています

【研修内容】救急研修は当番日を中心に救急車やウォークイン重症例の

ファーストタッチを行います指導医とともに問診診療検査計画等の作成診断の確定を通じ患者の状態安定化を図るER業務に従事します

入院治療は当該専門科が担当しますが一部の多発外傷広範囲熱傷や中毒症例の全身管理は救急部でも担当します研修医が当直や副直に入る際は必ず上級医の指導責任のもとで行われます救急部での研修目標は緊急を要する患者を識別できること外傷患者の的確な診察診断ができることそして患者家族への適切な対応ができることの3点です救命救急士や救急車同乗実習などから学ぶことも多くありますJPTECJATECやACLSなどの救急関連の講習会への受講や隔月に院内で開催しているICLS講習会への講師参加も推奨していますこれまでに救急医学会の認定インスト資格を取得した研修医もいます

【役割】災害医療は赤十字病院の重要な責務です新潟県は災害拠点病院を15ヶ所指定していますが当院は

その教育研修を担当する基幹災害医療センターの役割を担っています災害時にはどこよりも積極的な活動を行ってきました

【活動内容】近年新潟県には災害が多発したため当院はこの8年間で9回の自然災害において多数の傷病者

を受け入れて医療救護班やDMATの派遣を数多く経験しましたわが国で災害医療救護活動を最も多く経験してきた病院と言っても過言ではありません未曾有の被害をもたらした東日本大震災においても宮城県石巻市岩手県釜石市などの被災地での救護活動に研修医が同行しまた原発事故の大熊町や双葉町からの避難者がいる福島市や裏磐梯などでの巡回診療にも従事しました通常診療では得られない貴重な体験であったとの感想が研修医から多く聞かれました

【学会研修会訓練】これらの経験はこれまで多くの全国学会で発表してもらっています日本赤十字社医学会総会で優

秀演題賞を受賞し副賞の図書券5万円分をゲットした研修医もいます災害訓練や研修会も多く開催しており原則的に研修医は全員参加としているため災害医療を勉強する機会は多くあります

後期研修医の声当院の救急部の研修の中心は救急車搬入例のファーストタッチで当番日には20台

前後の救急車搬入がありローテートしている初期研修医の先生と一緒に様々な症例を経験しています入院治療は原則として各専門科が担当しますが多発外傷や重症熱傷などの急性期の全身管理は救急部が担当することもあります救急輪番の非当番日には他科での研修が可能です救急医療や災害医療に携わるために必要な講習会は集中的に受講しその中のいくつかには指導側として参加し続けています災害医療の研修の機会にも多く恵まれましたが東日本大震災が起こり救護班本部支援病院支援の形で実践の場を得ました病院内外の多くの人たちと仲良くなり世界が広がりました当院の後期研修の実績は少ないですがそのため定まった型が無く個々の希望に応じてカスタマイズされた研修を積むことができますぜひ一度見学に来てください

救急医療

災害医療

長岡高校卒東京大学卒初期研修東京大学医学部附属病院

小林 和紀

救急部所属医師

平成19年3月にヘリポートを整備

自衛隊ヘリで孤立集落へ

孤立集落避難所で診療する研修医

避難所で小児患者の診療をする研修医

救護所での診療

07 08

ある日の研修医室からVoice of Residents

A君(2年目研修医)当直表はいってたよ~みんなで決めよう救急外来はプライマリケアから三次救急までいろいろな症例が経験できるよね

B君(2年目研修医)そうそう来月はいつ当直しようかな救急車対応のセンター当直やウォークインの内科外科小児副直や産科直を自分たちの目標にあわせて好きなときに出来るのが日赤ならではだよね今日も当直だ

C君(1年目研修医)僕今日副直なのでよろしくお願いします 2年目の先生と一緒に入れるので動きをみて勉強できますし指導医の先生もしっかりフォローしてくださるので安心です

B君およろしくねC君は今内科だっけ もう慣れた

C君少しずつですけど日赤の内科は指導医の先生が多くていつでも指導を受けられますね検討会や研修医向けのセミナーが定期的にあるので勉強出来る環境が整ってますいろんな手技もきっちり教えて頂けますし

A君最初の2年間できちんとした診療を学ぶのが重要だからねコメディカルの人たちも優秀で分からないことは親切に教えてくれるから働きやすいね

B君日赤の研修プログラム自体も自由でいいよね内科は6ヶ月間きっちりと学べて2年目の自由選択期間は10ヶ月もあるから自分の将来に合わせたプログラムを組めるよ後半どうまわろうかな

A君どの科も指導医の先生が充実しているからね俺は志望科をたくさんまわるけど志望科に必要な科をいろいろまわる人もいるね

D君(1年目研修医)お疲れさまです地方会の症例発表会なのでお先に失礼します

C君お疲れ~D君遅くまでスライド作り頑張ってたよな自分は出来るのか不安だな

B君俺も症例のプレゼンとか苦手だけど先生たちが根気よく教えてくれるから大丈夫だったよめずらしい症例を文献で調べて報告するのは大事だからね日赤は発表の機会をたくさんもらえるからありがたいよ

A君みんな充実した研修してるね

B君日赤周辺には買い物するところや飲食店がすごく多いから仕事が終わった後や休日も楽しいよ

A君行事も多いよね旅行とか夏祭りとか長岡の

花火は感動したな~E君たちは病院対抗のテニスの大会に参加してたし仕事だけじゃないのもいいとこだよね

ピリリリリリhelliphellip(B君のPHSが鳴り響く)

B君はいBですhelliphellip分かりましたすぐ行きます交通事故だってさ行こうC君

C君はいお願いします

A君いってらっしゃい俺はサマリー書くかな

研修医たちの熱い夜はまだまだ続くのであった

<最後に一言>長岡赤十字病院は研修医同士とても仲が良く自然とみんなで頑張る雰囲気があります各科の先生方は熱心に指導してくださり充実した研修期間を送ることができます是非見学実習に来てこの雰囲気を感じてみてください (文責 研修医HM)

09 10

専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

11 12

循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

13 14

眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

15 16

感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 2: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

高い志とたゆまぬ向上心を持ったあなたを待っています

日本内科学会認定教育施設日本循環器学会循環器専門医研修施設日本呼吸器学会認定施設日本呼吸器内視鏡学会認定施設日本アレルギー学会認定教育施設日本消化器病学会専門医認定施設日本消化器内視鏡学会指導施設日本肝臓学会認定施設日本内分泌代謝学会認定教育施設日本糖尿病学会認定教育施設日本腎臓学会研修施設日本透析医学会認定施設日本血液学会血液研修施設日本輸血細胞治療学会認定施設日本がん治療認定医機構認定研修施設日本臨床腫瘍学会認定研修施設日本神経学会専門医教育施設日本小児科学会専門医研修施設日本外科学会指定施設日本大腸肛門病学会認定施設日本乳癌学会認定施設日本小児外科学会認定施設日本整形外科学会専門医研修施設日本リウマチ学会教育施設日本形成外科学会認定教育関連施設日本消化器外科学会認定施設日本脳神経外科学会専門医訓練施設日本脳卒中学会認定研修教育病院日本胸部外科学会認定医制度指定施設日本呼吸器外科学会専門医合同委員会基幹施設日本心臓外科専門医認定機構認定修練施設(基幹)日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設日本皮膚科学会専門医研修施設日本泌尿器科学会専門医基幹教育施設日本眼科学会専門医研修施設日本産科婦人科学会専攻医指導施設(A)日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設日本周産期新生児医学会基幹研修施設(新生児母体胎児)日本麻酔科学会麻酔科認定病院日本感染症学会研修施設日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム専門療法士認定教育施設日本プライマリケア連合学会認定研修施設日本放射線腫瘍学会認定協力施設日本医学放射線学会認定総合修練機関日本病理学会研修認定施設(B項)日本臨床細胞学会認定施設日本口腔外科学会関連研修施設マンモグラフィ検診精度管理中央委員会マンモグラフィ検診施設画像認定施設

臨床研修施設認定

病院の概要

戊辰の役後長岡の復興の鍵は教育であるとして国漢学校の医学局の創設に尽力した一人三島億二郎によって明治6年6月に設立された長岡會社病院が前身です明治 33 年財団法人長岡病院へと組織改編し昭和6年日本赤十字社新潟支部へ移管されました

沿革

昭和

平成

6年5月 財団法人長岡病院より日本赤十字社新潟 支部病院として開院18年2月 長岡赤十字病院に改称41年4月 救急病院告示58年4月 新潟県救命救急センター開設9年9月 新築移転し開院オーダリングシステム 稼働12年3月 臨床研修病院指定18年8月 地域がん診療連携拠点病院認定19年2月 病院機能評価Ver5「一般500床以上」認定19年3月 場外離着陸場(ヘリポート)竣工23年11月 地域医療支援病院認定24年4月 病院機能評価Ver6認定

当院は常に新潟県の赤十字医療活動の拠点としてまた長岡市を中心に中越地区 80 万人を診療圏にもつ基幹病院として急性期医療を担っています

平成24年4月1日現在

病床利用率 869 (結核感染病床除く)紹介率 607逆紹介率 443

許可病床数 717床稼動病床数 711床 (一般病床671床結核 30床感染 10床)医師数 132人1日平均外来患者数 1470 人1日平均入院患者数  600人

施設の指定臨床研修病院(基幹型協力型)救急告示病院非血縁者間骨髄移植採取施設新潟県基幹災害医療センター移植医療の臓器提供病院エイズ治療の拠点病院総合周産期母子医療センター地域がん診療連携拠点病院地域医療支援病院

認定看護師(平成24年4月1日現在)救急看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名皮膚排泄ケア看護 3 名集中ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot2 名緩和ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名がん化学療法看護 3 名がん性疼痛看護 2 名感染管理middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot3 名

糖尿病看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名新生児集中ケアmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名透析看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名手術看護middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot2 名認知症看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名脳卒中リハビリテーション看護 middotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddotmiddot1 名

1年次の選択必修と2年次の自由選択は自分で研修プログラムを作成カスタマイズできます長岡中央綜合病院や立川綜合病院での選択研修も可能です

ほしい能力が身につく研修医の将来を考えた研修プログラム 新潟県中越地区 80 万人の中核基幹病院で県内

随一の 22 科の専門科を開設しています3次医療としても多くの患者さんが紹介されてきます高度の専門医療から幅広く common disease を診療する機会があります

豊富な症例と専門科

基本給のほか時間外手当当直手当家賃補助などが支給され福利厚生面も充実しています独立した研修医室ではインターネット PC 接続も可能ゆったりとした空間で研修医同士が意見交換することが出来ます

手厚い待遇環境

1年次に6週間2年次に6週間の救急診療の研修を用意しています専属の救命救急医師と各科専門医が指導にあたります災害訓練などのプログラムも豊富ですまた中越地区で唯一周産期母子医療センターを設置しています

中越地区唯一の救命救急センター

救急外来受診者数

うち救急車台数

平成 23年度17694 名

3755 台(   )外来14222 名

入院 3472 名

100 名を超す専門医が情熱を持って指導にあたります屋根瓦方式の指導体制で先輩研修医や若い上級医からも多くのことが学べます学会発表の機会も豊富で懇切丁寧に指導します

熱血指導サポート

栄養サポートチーム(NST)褥瘡対策チーム緩和ケアサポートチーム感染対策チーム(ICT)糖尿病療養指導チーム

院内外の医師看護師薬剤師コメディカル事務職などあらゆる職種で編成されたチームでより専門的な医療の実践向上に努めています

病院職員全体で医療を行うチーム医療

0201

03 04

救急(救急外来研修) (3週間times2クール)

救急車の対応だけでなくウォークインの患者にファーストタッチで対応します1年を通して前期と後期の2回に分けて3週間ずつ研修します非当番日は総合内科の外来研修を行います

地域医療 (4週間)

研修協力施設(1週間)  長岡市小国診療所長岡西病院江部医院髙木内

科クリニック草間医院三上医院のうち複数の施設で研修を行います

研修協力病院(県立小出病院)(3週間)  一次救急を担う地域の病院で外来診療のほか

福祉施設保健医療センター各診療所を訪問しへき地診療訪問介護健診活動ケアマネ業務などを経験します

自由選択科 (38週間)

長岡中央綜合病院立川綜合病院での研修も可能です( 3ヶ月未満)診療科によっては希望に添えない場合があります 1年目の「選択必修」で精神科を選択しなかった研修

医は2年目の「自由選択」において2週間田宮病院での精神科を必修とします

内科a 消化器内科(6週間)

内科b 呼吸器内科(6週間)

内科c 循環器内科内分泌代謝内科(6週間)

内科d 血液内科腎膠原病内科(6週間)

神経 神経内科または脳神経外科(4週間)

救急 救急麻酔科(3週間)+救急整形外科(3週間)当番日は救急外来を非当番日は麻酔科または整形外科を研修します

病理 CPCの発表を経験します(2週間)

選択必修 (12週間)外科小児科産婦人科精神科麻酔科のうち2診療科以上を選択研修します

(ただし1診療科4週間以上)

進路を見据えた研修を可能にする

初期研修プログラム

長岡赤十字病院〈717床〉

立川綜合病院〈481床〉

長岡中央綜合病院〈531床〉

1 各科が定期的に部長回診検討会を行い受け持ち患者の指導を行います2 プライマリケアセミナー(臨床研修部会主催 隔週)   長岡3病院の研修医を対象にセミナーを開催しています  各科の専門医がプライマリケアについての講義を行います3内科検討会(週1回)   内科の医師全員が集まり検討会を行います内科をローテートしている研修医は新入院の紹介を

行います各専門科からミニレクチャーがあります

救急研修は1年次6週間2年次6週間(3週間times2回)を必修としました1年次の救急研修は麻酔科整形外科と連携してより効率的な研修を目指します当直研修は輪番日に集中的に行いメリハリのある研修医生活が送れます自由選択期間は約10ヶ月あり進路を見据えたプログラムを作ることができます自由選択期間を長岡3病院から選択できます新潟県立小出病院と連携し「自立した医師」として即戦力を強化します(地域医療)病理研修でCPCの発表を経験します

研修医への系統的な教育

 長岡市には500床以上の3つの総合病院があり互いに協力しながら人口80万人の中越地区の医療を担っています救急は完全輪番制で長岡市の救急患者は輪番制に従って3病院に搬送されます長岡市民はあまねく平等な医療を受けることができます中越地区では長岡3病院が中心となって各科が研究会検討会を定期的に開き患者さんの情報を共有し病態について活発に討論してより良い医療を目指しています

長岡3病院の連携

〈月1回〉中越消化器病疾患検討会悠腎会(中越腎検討会)長岡神経放射線検討会 (NRC)脳外科長岡3病院検討会整形外科中越ミーティング

〈年4回〉中越呼吸器疾患検討会中越神経内科懇話会〈年2回〉中越リウマチを診る会上中越臨床神経疾患研究会 (脳外科神経内科合同) など

1年目

2年目

内科a(6週間)

内科b(6週間)

内科c(6週間)

内科d(6週間)

神経(4週間)

地域医療

(4週間)

救急麻酔

(3週間)

救急

(3週間)

救急整形

(3週間)

救急

(3週間)

病理 (2週間)

選択必修(12週間)

自由選択(38週間)

1年目の当直について ①救急当番日 1年次研修医が救急部の副直業務を行います (17時~22時) <副直手当>15000円(1晩)②救急部麻酔科または救急部整形外科 ローテーション時 救急部の当直医の指導のもと当直業務を行います (17時~翌8時30分) <日直手当>30000円(1日) <当直手当>30000円(1晩)

2年目の当直について ① 学会認定医の当直指導のもと内科系または救急部の当直業務を行います (17時~8時30分) <日直手当>30000円(1日)  <当直手当>35000円(1晩)② 小児科を選択時の救急当番日は副直業務を行います (当番日のみ17時~22時) <副直手当>18000円(1晩)③ 産科を選択時は1ヶ月に 3~5回程度産直業務を行います <産直手当>20000円(1晩)+実働時間

研修順序は各自異なります

2012年4月1日改正

研修順序は各自異なります

救急輪番制の例 日曜祝日は交代輪番

は3ヶ月毎に曜日変更

長岡赤十字病院helliphelliphellip月木立川綜合病院helliphelliphelliphellip火金長岡中央綜合病院helliphellip水土

830 1700 2200 翌 830

日直副直

(当番日のみ)

当直

東日本大震災時での活動

主な活動内容

活動班の派遣状況(平成23年3月11日~4月30日のみ抜粋)

発生直後の当院の動き3月 11 日(金)

12 日(土)

13 日(日)

14 日(月)

15 日(火)

救急搬送救護所の設置巡回診療災害対策本部支援被災者の精神的ストレスの緩和傾聴病院内での患者受付患者搬送転院受入派遣職員の調整支部との連絡薬剤調整救援物資(毛布緊急セット安眠セットなど)の配布

東日本大震災発生DMAT 編成開始院内に災害対策本部を設置DMAT 第1班出動(研修医1名含む)長岡赤十字病院救護班 第1班出動DMAT 福島県立医療センター到着

長岡赤十字病院救護班 石巻赤十字病院到着新潟県中越地方 震度6弱自主登院開始長野県 震度6弱(新潟県震度4)DMAT 長岡赤十字病院救護班 第2班として活動継続

必要物資薬剤などの確認派遣中救護班との連絡調整被災状況の確認

長岡赤十字病院救護班 第3班出動(研修医2名含む)

こころのケア班 第1班出動

14461505

162517202248

3203594155421000

900

835

医療救護

こころのケア事務支援病院

その他

活動実績(平成23年3月11日~平成24年3月9日)

派遣回数医師研修医看護師主事(事務)薬剤師助産師その他合計

宮城岩手福島新潟市合計(食料支援等含む)

311512260

31156345632

165

延人数 延日数

1172927215132168

625

113月 4月

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

DMAT

赤十字救護班

こころのケア石巻赤十字病院事務支援石巻赤十字病院看護支援石巻看護学校支援新潟県災害拠点病院救護班その他

05 06

地域の救急を担う

救急医療災害医療

【当院の役割】当院は中越地域で唯一の救命救急センターです新潟県中越地区

80万人に対する救急医療の最後の砦として地域完結型の救急医療を担っています

【救急症例】多発外傷脳血管障害虚血性心疾患広範囲熱傷や中毒など多

種多様な患者が搬送されます長岡地域では市内の3総合病院が連携して均等な2次救急輪番制がとられているため当番日と非当番日にメリハリがあり医師の過剰労働の軽減に役立っています

【研修内容】救急研修は当番日を中心に救急車やウォークイン重症例の

ファーストタッチを行います指導医とともに問診診療検査計画等の作成診断の確定を通じ患者の状態安定化を図るER業務に従事します

入院治療は当該専門科が担当しますが一部の多発外傷広範囲熱傷や中毒症例の全身管理は救急部でも担当します研修医が当直や副直に入る際は必ず上級医の指導責任のもとで行われます救急部での研修目標は緊急を要する患者を識別できること外傷患者の的確な診察診断ができることそして患者家族への適切な対応ができることの3点です救命救急士や救急車同乗実習などから学ぶことも多くありますJPTECJATECやACLSなどの救急関連の講習会への受講や隔月に院内で開催しているICLS講習会への講師参加も推奨していますこれまでに救急医学会の認定インスト資格を取得した研修医もいます

【役割】災害医療は赤十字病院の重要な責務です新潟県は災害拠点病院を15ヶ所指定していますが当院は

その教育研修を担当する基幹災害医療センターの役割を担っています災害時にはどこよりも積極的な活動を行ってきました

【活動内容】近年新潟県には災害が多発したため当院はこの8年間で9回の自然災害において多数の傷病者

を受け入れて医療救護班やDMATの派遣を数多く経験しましたわが国で災害医療救護活動を最も多く経験してきた病院と言っても過言ではありません未曾有の被害をもたらした東日本大震災においても宮城県石巻市岩手県釜石市などの被災地での救護活動に研修医が同行しまた原発事故の大熊町や双葉町からの避難者がいる福島市や裏磐梯などでの巡回診療にも従事しました通常診療では得られない貴重な体験であったとの感想が研修医から多く聞かれました

【学会研修会訓練】これらの経験はこれまで多くの全国学会で発表してもらっています日本赤十字社医学会総会で優

秀演題賞を受賞し副賞の図書券5万円分をゲットした研修医もいます災害訓練や研修会も多く開催しており原則的に研修医は全員参加としているため災害医療を勉強する機会は多くあります

後期研修医の声当院の救急部の研修の中心は救急車搬入例のファーストタッチで当番日には20台

前後の救急車搬入がありローテートしている初期研修医の先生と一緒に様々な症例を経験しています入院治療は原則として各専門科が担当しますが多発外傷や重症熱傷などの急性期の全身管理は救急部が担当することもあります救急輪番の非当番日には他科での研修が可能です救急医療や災害医療に携わるために必要な講習会は集中的に受講しその中のいくつかには指導側として参加し続けています災害医療の研修の機会にも多く恵まれましたが東日本大震災が起こり救護班本部支援病院支援の形で実践の場を得ました病院内外の多くの人たちと仲良くなり世界が広がりました当院の後期研修の実績は少ないですがそのため定まった型が無く個々の希望に応じてカスタマイズされた研修を積むことができますぜひ一度見学に来てください

救急医療

災害医療

長岡高校卒東京大学卒初期研修東京大学医学部附属病院

小林 和紀

救急部所属医師

平成19年3月にヘリポートを整備

自衛隊ヘリで孤立集落へ

孤立集落避難所で診療する研修医

避難所で小児患者の診療をする研修医

救護所での診療

07 08

ある日の研修医室からVoice of Residents

A君(2年目研修医)当直表はいってたよ~みんなで決めよう救急外来はプライマリケアから三次救急までいろいろな症例が経験できるよね

B君(2年目研修医)そうそう来月はいつ当直しようかな救急車対応のセンター当直やウォークインの内科外科小児副直や産科直を自分たちの目標にあわせて好きなときに出来るのが日赤ならではだよね今日も当直だ

C君(1年目研修医)僕今日副直なのでよろしくお願いします 2年目の先生と一緒に入れるので動きをみて勉強できますし指導医の先生もしっかりフォローしてくださるので安心です

B君およろしくねC君は今内科だっけ もう慣れた

C君少しずつですけど日赤の内科は指導医の先生が多くていつでも指導を受けられますね検討会や研修医向けのセミナーが定期的にあるので勉強出来る環境が整ってますいろんな手技もきっちり教えて頂けますし

A君最初の2年間できちんとした診療を学ぶのが重要だからねコメディカルの人たちも優秀で分からないことは親切に教えてくれるから働きやすいね

B君日赤の研修プログラム自体も自由でいいよね内科は6ヶ月間きっちりと学べて2年目の自由選択期間は10ヶ月もあるから自分の将来に合わせたプログラムを組めるよ後半どうまわろうかな

A君どの科も指導医の先生が充実しているからね俺は志望科をたくさんまわるけど志望科に必要な科をいろいろまわる人もいるね

D君(1年目研修医)お疲れさまです地方会の症例発表会なのでお先に失礼します

C君お疲れ~D君遅くまでスライド作り頑張ってたよな自分は出来るのか不安だな

B君俺も症例のプレゼンとか苦手だけど先生たちが根気よく教えてくれるから大丈夫だったよめずらしい症例を文献で調べて報告するのは大事だからね日赤は発表の機会をたくさんもらえるからありがたいよ

A君みんな充実した研修してるね

B君日赤周辺には買い物するところや飲食店がすごく多いから仕事が終わった後や休日も楽しいよ

A君行事も多いよね旅行とか夏祭りとか長岡の

花火は感動したな~E君たちは病院対抗のテニスの大会に参加してたし仕事だけじゃないのもいいとこだよね

ピリリリリリhelliphellip(B君のPHSが鳴り響く)

B君はいBですhelliphellip分かりましたすぐ行きます交通事故だってさ行こうC君

C君はいお願いします

A君いってらっしゃい俺はサマリー書くかな

研修医たちの熱い夜はまだまだ続くのであった

<最後に一言>長岡赤十字病院は研修医同士とても仲が良く自然とみんなで頑張る雰囲気があります各科の先生方は熱心に指導してくださり充実した研修期間を送ることができます是非見学実習に来てこの雰囲気を感じてみてください (文責 研修医HM)

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専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

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循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

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眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

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感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 3: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

03 04

救急(救急外来研修) (3週間times2クール)

救急車の対応だけでなくウォークインの患者にファーストタッチで対応します1年を通して前期と後期の2回に分けて3週間ずつ研修します非当番日は総合内科の外来研修を行います

地域医療 (4週間)

研修協力施設(1週間)  長岡市小国診療所長岡西病院江部医院髙木内

科クリニック草間医院三上医院のうち複数の施設で研修を行います

研修協力病院(県立小出病院)(3週間)  一次救急を担う地域の病院で外来診療のほか

福祉施設保健医療センター各診療所を訪問しへき地診療訪問介護健診活動ケアマネ業務などを経験します

自由選択科 (38週間)

長岡中央綜合病院立川綜合病院での研修も可能です( 3ヶ月未満)診療科によっては希望に添えない場合があります 1年目の「選択必修」で精神科を選択しなかった研修

医は2年目の「自由選択」において2週間田宮病院での精神科を必修とします

内科a 消化器内科(6週間)

内科b 呼吸器内科(6週間)

内科c 循環器内科内分泌代謝内科(6週間)

内科d 血液内科腎膠原病内科(6週間)

神経 神経内科または脳神経外科(4週間)

救急 救急麻酔科(3週間)+救急整形外科(3週間)当番日は救急外来を非当番日は麻酔科または整形外科を研修します

病理 CPCの発表を経験します(2週間)

選択必修 (12週間)外科小児科産婦人科精神科麻酔科のうち2診療科以上を選択研修します

(ただし1診療科4週間以上)

進路を見据えた研修を可能にする

初期研修プログラム

長岡赤十字病院〈717床〉

立川綜合病院〈481床〉

長岡中央綜合病院〈531床〉

1 各科が定期的に部長回診検討会を行い受け持ち患者の指導を行います2 プライマリケアセミナー(臨床研修部会主催 隔週)   長岡3病院の研修医を対象にセミナーを開催しています  各科の専門医がプライマリケアについての講義を行います3内科検討会(週1回)   内科の医師全員が集まり検討会を行います内科をローテートしている研修医は新入院の紹介を

行います各専門科からミニレクチャーがあります

救急研修は1年次6週間2年次6週間(3週間times2回)を必修としました1年次の救急研修は麻酔科整形外科と連携してより効率的な研修を目指します当直研修は輪番日に集中的に行いメリハリのある研修医生活が送れます自由選択期間は約10ヶ月あり進路を見据えたプログラムを作ることができます自由選択期間を長岡3病院から選択できます新潟県立小出病院と連携し「自立した医師」として即戦力を強化します(地域医療)病理研修でCPCの発表を経験します

研修医への系統的な教育

 長岡市には500床以上の3つの総合病院があり互いに協力しながら人口80万人の中越地区の医療を担っています救急は完全輪番制で長岡市の救急患者は輪番制に従って3病院に搬送されます長岡市民はあまねく平等な医療を受けることができます中越地区では長岡3病院が中心となって各科が研究会検討会を定期的に開き患者さんの情報を共有し病態について活発に討論してより良い医療を目指しています

長岡3病院の連携

〈月1回〉中越消化器病疾患検討会悠腎会(中越腎検討会)長岡神経放射線検討会 (NRC)脳外科長岡3病院検討会整形外科中越ミーティング

〈年4回〉中越呼吸器疾患検討会中越神経内科懇話会〈年2回〉中越リウマチを診る会上中越臨床神経疾患研究会 (脳外科神経内科合同) など

1年目

2年目

内科a(6週間)

内科b(6週間)

内科c(6週間)

内科d(6週間)

神経(4週間)

地域医療

(4週間)

救急麻酔

(3週間)

救急

(3週間)

救急整形

(3週間)

救急

(3週間)

病理 (2週間)

選択必修(12週間)

自由選択(38週間)

1年目の当直について ①救急当番日 1年次研修医が救急部の副直業務を行います (17時~22時) <副直手当>15000円(1晩)②救急部麻酔科または救急部整形外科 ローテーション時 救急部の当直医の指導のもと当直業務を行います (17時~翌8時30分) <日直手当>30000円(1日) <当直手当>30000円(1晩)

2年目の当直について ① 学会認定医の当直指導のもと内科系または救急部の当直業務を行います (17時~8時30分) <日直手当>30000円(1日)  <当直手当>35000円(1晩)② 小児科を選択時の救急当番日は副直業務を行います (当番日のみ17時~22時) <副直手当>18000円(1晩)③ 産科を選択時は1ヶ月に 3~5回程度産直業務を行います <産直手当>20000円(1晩)+実働時間

研修順序は各自異なります

2012年4月1日改正

研修順序は各自異なります

救急輪番制の例 日曜祝日は交代輪番

は3ヶ月毎に曜日変更

長岡赤十字病院helliphelliphellip月木立川綜合病院helliphelliphelliphellip火金長岡中央綜合病院helliphellip水土

830 1700 2200 翌 830

日直副直

(当番日のみ)

当直

東日本大震災時での活動

主な活動内容

活動班の派遣状況(平成23年3月11日~4月30日のみ抜粋)

発生直後の当院の動き3月 11 日(金)

12 日(土)

13 日(日)

14 日(月)

15 日(火)

救急搬送救護所の設置巡回診療災害対策本部支援被災者の精神的ストレスの緩和傾聴病院内での患者受付患者搬送転院受入派遣職員の調整支部との連絡薬剤調整救援物資(毛布緊急セット安眠セットなど)の配布

東日本大震災発生DMAT 編成開始院内に災害対策本部を設置DMAT 第1班出動(研修医1名含む)長岡赤十字病院救護班 第1班出動DMAT 福島県立医療センター到着

長岡赤十字病院救護班 石巻赤十字病院到着新潟県中越地方 震度6弱自主登院開始長野県 震度6弱(新潟県震度4)DMAT 長岡赤十字病院救護班 第2班として活動継続

必要物資薬剤などの確認派遣中救護班との連絡調整被災状況の確認

長岡赤十字病院救護班 第3班出動(研修医2名含む)

こころのケア班 第1班出動

14461505

162517202248

3203594155421000

900

835

医療救護

こころのケア事務支援病院

その他

活動実績(平成23年3月11日~平成24年3月9日)

派遣回数医師研修医看護師主事(事務)薬剤師助産師その他合計

宮城岩手福島新潟市合計(食料支援等含む)

311512260

31156345632

165

延人数 延日数

1172927215132168

625

113月 4月

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

DMAT

赤十字救護班

こころのケア石巻赤十字病院事務支援石巻赤十字病院看護支援石巻看護学校支援新潟県災害拠点病院救護班その他

05 06

地域の救急を担う

救急医療災害医療

【当院の役割】当院は中越地域で唯一の救命救急センターです新潟県中越地区

80万人に対する救急医療の最後の砦として地域完結型の救急医療を担っています

【救急症例】多発外傷脳血管障害虚血性心疾患広範囲熱傷や中毒など多

種多様な患者が搬送されます長岡地域では市内の3総合病院が連携して均等な2次救急輪番制がとられているため当番日と非当番日にメリハリがあり医師の過剰労働の軽減に役立っています

【研修内容】救急研修は当番日を中心に救急車やウォークイン重症例の

ファーストタッチを行います指導医とともに問診診療検査計画等の作成診断の確定を通じ患者の状態安定化を図るER業務に従事します

入院治療は当該専門科が担当しますが一部の多発外傷広範囲熱傷や中毒症例の全身管理は救急部でも担当します研修医が当直や副直に入る際は必ず上級医の指導責任のもとで行われます救急部での研修目標は緊急を要する患者を識別できること外傷患者の的確な診察診断ができることそして患者家族への適切な対応ができることの3点です救命救急士や救急車同乗実習などから学ぶことも多くありますJPTECJATECやACLSなどの救急関連の講習会への受講や隔月に院内で開催しているICLS講習会への講師参加も推奨していますこれまでに救急医学会の認定インスト資格を取得した研修医もいます

【役割】災害医療は赤十字病院の重要な責務です新潟県は災害拠点病院を15ヶ所指定していますが当院は

その教育研修を担当する基幹災害医療センターの役割を担っています災害時にはどこよりも積極的な活動を行ってきました

【活動内容】近年新潟県には災害が多発したため当院はこの8年間で9回の自然災害において多数の傷病者

を受け入れて医療救護班やDMATの派遣を数多く経験しましたわが国で災害医療救護活動を最も多く経験してきた病院と言っても過言ではありません未曾有の被害をもたらした東日本大震災においても宮城県石巻市岩手県釜石市などの被災地での救護活動に研修医が同行しまた原発事故の大熊町や双葉町からの避難者がいる福島市や裏磐梯などでの巡回診療にも従事しました通常診療では得られない貴重な体験であったとの感想が研修医から多く聞かれました

【学会研修会訓練】これらの経験はこれまで多くの全国学会で発表してもらっています日本赤十字社医学会総会で優

秀演題賞を受賞し副賞の図書券5万円分をゲットした研修医もいます災害訓練や研修会も多く開催しており原則的に研修医は全員参加としているため災害医療を勉強する機会は多くあります

後期研修医の声当院の救急部の研修の中心は救急車搬入例のファーストタッチで当番日には20台

前後の救急車搬入がありローテートしている初期研修医の先生と一緒に様々な症例を経験しています入院治療は原則として各専門科が担当しますが多発外傷や重症熱傷などの急性期の全身管理は救急部が担当することもあります救急輪番の非当番日には他科での研修が可能です救急医療や災害医療に携わるために必要な講習会は集中的に受講しその中のいくつかには指導側として参加し続けています災害医療の研修の機会にも多く恵まれましたが東日本大震災が起こり救護班本部支援病院支援の形で実践の場を得ました病院内外の多くの人たちと仲良くなり世界が広がりました当院の後期研修の実績は少ないですがそのため定まった型が無く個々の希望に応じてカスタマイズされた研修を積むことができますぜひ一度見学に来てください

救急医療

災害医療

長岡高校卒東京大学卒初期研修東京大学医学部附属病院

小林 和紀

救急部所属医師

平成19年3月にヘリポートを整備

自衛隊ヘリで孤立集落へ

孤立集落避難所で診療する研修医

避難所で小児患者の診療をする研修医

救護所での診療

07 08

ある日の研修医室からVoice of Residents

A君(2年目研修医)当直表はいってたよ~みんなで決めよう救急外来はプライマリケアから三次救急までいろいろな症例が経験できるよね

B君(2年目研修医)そうそう来月はいつ当直しようかな救急車対応のセンター当直やウォークインの内科外科小児副直や産科直を自分たちの目標にあわせて好きなときに出来るのが日赤ならではだよね今日も当直だ

C君(1年目研修医)僕今日副直なのでよろしくお願いします 2年目の先生と一緒に入れるので動きをみて勉強できますし指導医の先生もしっかりフォローしてくださるので安心です

B君およろしくねC君は今内科だっけ もう慣れた

C君少しずつですけど日赤の内科は指導医の先生が多くていつでも指導を受けられますね検討会や研修医向けのセミナーが定期的にあるので勉強出来る環境が整ってますいろんな手技もきっちり教えて頂けますし

A君最初の2年間できちんとした診療を学ぶのが重要だからねコメディカルの人たちも優秀で分からないことは親切に教えてくれるから働きやすいね

B君日赤の研修プログラム自体も自由でいいよね内科は6ヶ月間きっちりと学べて2年目の自由選択期間は10ヶ月もあるから自分の将来に合わせたプログラムを組めるよ後半どうまわろうかな

A君どの科も指導医の先生が充実しているからね俺は志望科をたくさんまわるけど志望科に必要な科をいろいろまわる人もいるね

D君(1年目研修医)お疲れさまです地方会の症例発表会なのでお先に失礼します

C君お疲れ~D君遅くまでスライド作り頑張ってたよな自分は出来るのか不安だな

B君俺も症例のプレゼンとか苦手だけど先生たちが根気よく教えてくれるから大丈夫だったよめずらしい症例を文献で調べて報告するのは大事だからね日赤は発表の機会をたくさんもらえるからありがたいよ

A君みんな充実した研修してるね

B君日赤周辺には買い物するところや飲食店がすごく多いから仕事が終わった後や休日も楽しいよ

A君行事も多いよね旅行とか夏祭りとか長岡の

花火は感動したな~E君たちは病院対抗のテニスの大会に参加してたし仕事だけじゃないのもいいとこだよね

ピリリリリリhelliphellip(B君のPHSが鳴り響く)

B君はいBですhelliphellip分かりましたすぐ行きます交通事故だってさ行こうC君

C君はいお願いします

A君いってらっしゃい俺はサマリー書くかな

研修医たちの熱い夜はまだまだ続くのであった

<最後に一言>長岡赤十字病院は研修医同士とても仲が良く自然とみんなで頑張る雰囲気があります各科の先生方は熱心に指導してくださり充実した研修期間を送ることができます是非見学実習に来てこの雰囲気を感じてみてください (文責 研修医HM)

09 10

専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

11 12

循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

13 14

眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

15 16

感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

17 18

呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 4: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

東日本大震災時での活動

主な活動内容

活動班の派遣状況(平成23年3月11日~4月30日のみ抜粋)

発生直後の当院の動き3月 11 日(金)

12 日(土)

13 日(日)

14 日(月)

15 日(火)

救急搬送救護所の設置巡回診療災害対策本部支援被災者の精神的ストレスの緩和傾聴病院内での患者受付患者搬送転院受入派遣職員の調整支部との連絡薬剤調整救援物資(毛布緊急セット安眠セットなど)の配布

東日本大震災発生DMAT 編成開始院内に災害対策本部を設置DMAT 第1班出動(研修医1名含む)長岡赤十字病院救護班 第1班出動DMAT 福島県立医療センター到着

長岡赤十字病院救護班 石巻赤十字病院到着新潟県中越地方 震度6弱自主登院開始長野県 震度6弱(新潟県震度4)DMAT 長岡赤十字病院救護班 第2班として活動継続

必要物資薬剤などの確認派遣中救護班との連絡調整被災状況の確認

長岡赤十字病院救護班 第3班出動(研修医2名含む)

こころのケア班 第1班出動

14461505

162517202248

3203594155421000

900

835

医療救護

こころのケア事務支援病院

その他

活動実績(平成23年3月11日~平成24年3月9日)

派遣回数医師研修医看護師主事(事務)薬剤師助産師その他合計

宮城岩手福島新潟市合計(食料支援等含む)

311512260

31156345632

165

延人数 延日数

1172927215132168

625

113月 4月

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

DMAT

赤十字救護班

こころのケア石巻赤十字病院事務支援石巻赤十字病院看護支援石巻看護学校支援新潟県災害拠点病院救護班その他

05 06

地域の救急を担う

救急医療災害医療

【当院の役割】当院は中越地域で唯一の救命救急センターです新潟県中越地区

80万人に対する救急医療の最後の砦として地域完結型の救急医療を担っています

【救急症例】多発外傷脳血管障害虚血性心疾患広範囲熱傷や中毒など多

種多様な患者が搬送されます長岡地域では市内の3総合病院が連携して均等な2次救急輪番制がとられているため当番日と非当番日にメリハリがあり医師の過剰労働の軽減に役立っています

【研修内容】救急研修は当番日を中心に救急車やウォークイン重症例の

ファーストタッチを行います指導医とともに問診診療検査計画等の作成診断の確定を通じ患者の状態安定化を図るER業務に従事します

入院治療は当該専門科が担当しますが一部の多発外傷広範囲熱傷や中毒症例の全身管理は救急部でも担当します研修医が当直や副直に入る際は必ず上級医の指導責任のもとで行われます救急部での研修目標は緊急を要する患者を識別できること外傷患者の的確な診察診断ができることそして患者家族への適切な対応ができることの3点です救命救急士や救急車同乗実習などから学ぶことも多くありますJPTECJATECやACLSなどの救急関連の講習会への受講や隔月に院内で開催しているICLS講習会への講師参加も推奨していますこれまでに救急医学会の認定インスト資格を取得した研修医もいます

【役割】災害医療は赤十字病院の重要な責務です新潟県は災害拠点病院を15ヶ所指定していますが当院は

その教育研修を担当する基幹災害医療センターの役割を担っています災害時にはどこよりも積極的な活動を行ってきました

【活動内容】近年新潟県には災害が多発したため当院はこの8年間で9回の自然災害において多数の傷病者

を受け入れて医療救護班やDMATの派遣を数多く経験しましたわが国で災害医療救護活動を最も多く経験してきた病院と言っても過言ではありません未曾有の被害をもたらした東日本大震災においても宮城県石巻市岩手県釜石市などの被災地での救護活動に研修医が同行しまた原発事故の大熊町や双葉町からの避難者がいる福島市や裏磐梯などでの巡回診療にも従事しました通常診療では得られない貴重な体験であったとの感想が研修医から多く聞かれました

【学会研修会訓練】これらの経験はこれまで多くの全国学会で発表してもらっています日本赤十字社医学会総会で優

秀演題賞を受賞し副賞の図書券5万円分をゲットした研修医もいます災害訓練や研修会も多く開催しており原則的に研修医は全員参加としているため災害医療を勉強する機会は多くあります

後期研修医の声当院の救急部の研修の中心は救急車搬入例のファーストタッチで当番日には20台

前後の救急車搬入がありローテートしている初期研修医の先生と一緒に様々な症例を経験しています入院治療は原則として各専門科が担当しますが多発外傷や重症熱傷などの急性期の全身管理は救急部が担当することもあります救急輪番の非当番日には他科での研修が可能です救急医療や災害医療に携わるために必要な講習会は集中的に受講しその中のいくつかには指導側として参加し続けています災害医療の研修の機会にも多く恵まれましたが東日本大震災が起こり救護班本部支援病院支援の形で実践の場を得ました病院内外の多くの人たちと仲良くなり世界が広がりました当院の後期研修の実績は少ないですがそのため定まった型が無く個々の希望に応じてカスタマイズされた研修を積むことができますぜひ一度見学に来てください

救急医療

災害医療

長岡高校卒東京大学卒初期研修東京大学医学部附属病院

小林 和紀

救急部所属医師

平成19年3月にヘリポートを整備

自衛隊ヘリで孤立集落へ

孤立集落避難所で診療する研修医

避難所で小児患者の診療をする研修医

救護所での診療

07 08

ある日の研修医室からVoice of Residents

A君(2年目研修医)当直表はいってたよ~みんなで決めよう救急外来はプライマリケアから三次救急までいろいろな症例が経験できるよね

B君(2年目研修医)そうそう来月はいつ当直しようかな救急車対応のセンター当直やウォークインの内科外科小児副直や産科直を自分たちの目標にあわせて好きなときに出来るのが日赤ならではだよね今日も当直だ

C君(1年目研修医)僕今日副直なのでよろしくお願いします 2年目の先生と一緒に入れるので動きをみて勉強できますし指導医の先生もしっかりフォローしてくださるので安心です

B君およろしくねC君は今内科だっけ もう慣れた

C君少しずつですけど日赤の内科は指導医の先生が多くていつでも指導を受けられますね検討会や研修医向けのセミナーが定期的にあるので勉強出来る環境が整ってますいろんな手技もきっちり教えて頂けますし

A君最初の2年間できちんとした診療を学ぶのが重要だからねコメディカルの人たちも優秀で分からないことは親切に教えてくれるから働きやすいね

B君日赤の研修プログラム自体も自由でいいよね内科は6ヶ月間きっちりと学べて2年目の自由選択期間は10ヶ月もあるから自分の将来に合わせたプログラムを組めるよ後半どうまわろうかな

A君どの科も指導医の先生が充実しているからね俺は志望科をたくさんまわるけど志望科に必要な科をいろいろまわる人もいるね

D君(1年目研修医)お疲れさまです地方会の症例発表会なのでお先に失礼します

C君お疲れ~D君遅くまでスライド作り頑張ってたよな自分は出来るのか不安だな

B君俺も症例のプレゼンとか苦手だけど先生たちが根気よく教えてくれるから大丈夫だったよめずらしい症例を文献で調べて報告するのは大事だからね日赤は発表の機会をたくさんもらえるからありがたいよ

A君みんな充実した研修してるね

B君日赤周辺には買い物するところや飲食店がすごく多いから仕事が終わった後や休日も楽しいよ

A君行事も多いよね旅行とか夏祭りとか長岡の

花火は感動したな~E君たちは病院対抗のテニスの大会に参加してたし仕事だけじゃないのもいいとこだよね

ピリリリリリhelliphellip(B君のPHSが鳴り響く)

B君はいBですhelliphellip分かりましたすぐ行きます交通事故だってさ行こうC君

C君はいお願いします

A君いってらっしゃい俺はサマリー書くかな

研修医たちの熱い夜はまだまだ続くのであった

<最後に一言>長岡赤十字病院は研修医同士とても仲が良く自然とみんなで頑張る雰囲気があります各科の先生方は熱心に指導してくださり充実した研修期間を送ることができます是非見学実習に来てこの雰囲気を感じてみてください (文責 研修医HM)

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専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

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循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

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眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

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感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 5: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

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ある日の研修医室からVoice of Residents

A君(2年目研修医)当直表はいってたよ~みんなで決めよう救急外来はプライマリケアから三次救急までいろいろな症例が経験できるよね

B君(2年目研修医)そうそう来月はいつ当直しようかな救急車対応のセンター当直やウォークインの内科外科小児副直や産科直を自分たちの目標にあわせて好きなときに出来るのが日赤ならではだよね今日も当直だ

C君(1年目研修医)僕今日副直なのでよろしくお願いします 2年目の先生と一緒に入れるので動きをみて勉強できますし指導医の先生もしっかりフォローしてくださるので安心です

B君およろしくねC君は今内科だっけ もう慣れた

C君少しずつですけど日赤の内科は指導医の先生が多くていつでも指導を受けられますね検討会や研修医向けのセミナーが定期的にあるので勉強出来る環境が整ってますいろんな手技もきっちり教えて頂けますし

A君最初の2年間できちんとした診療を学ぶのが重要だからねコメディカルの人たちも優秀で分からないことは親切に教えてくれるから働きやすいね

B君日赤の研修プログラム自体も自由でいいよね内科は6ヶ月間きっちりと学べて2年目の自由選択期間は10ヶ月もあるから自分の将来に合わせたプログラムを組めるよ後半どうまわろうかな

A君どの科も指導医の先生が充実しているからね俺は志望科をたくさんまわるけど志望科に必要な科をいろいろまわる人もいるね

D君(1年目研修医)お疲れさまです地方会の症例発表会なのでお先に失礼します

C君お疲れ~D君遅くまでスライド作り頑張ってたよな自分は出来るのか不安だな

B君俺も症例のプレゼンとか苦手だけど先生たちが根気よく教えてくれるから大丈夫だったよめずらしい症例を文献で調べて報告するのは大事だからね日赤は発表の機会をたくさんもらえるからありがたいよ

A君みんな充実した研修してるね

B君日赤周辺には買い物するところや飲食店がすごく多いから仕事が終わった後や休日も楽しいよ

A君行事も多いよね旅行とか夏祭りとか長岡の

花火は感動したな~E君たちは病院対抗のテニスの大会に参加してたし仕事だけじゃないのもいいとこだよね

ピリリリリリhelliphellip(B君のPHSが鳴り響く)

B君はいBですhelliphellip分かりましたすぐ行きます交通事故だってさ行こうC君

C君はいお願いします

A君いってらっしゃい俺はサマリー書くかな

研修医たちの熱い夜はまだまだ続くのであった

<最後に一言>長岡赤十字病院は研修医同士とても仲が良く自然とみんなで頑張る雰囲気があります各科の先生方は熱心に指導してくださり充実した研修期間を送ることができます是非見学実習に来てこの雰囲気を感じてみてください (文責 研修医HM)

09 10

専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

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循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

13 14

眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

15 16

感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

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(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 6: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

09 10

専攻科が決まっているので長い自由選択は魅力

私は学生時代から産婦人科に進むことを考えていたので総合周産期母子医療センターが充実し産科婦人科ともに症例数が豊富な当院に魅力を感じました学生実習で実際に現場の空気に触れてみて教育熱心な指導医の先生方や親切なスタッフの方 を々見て「この病院で研修したい」と強く思いました

また当院は中越地区の基幹病院であるため各科専門性が高く実際に研修して勉強になる点が多いのはもちろんのこと治療方針などをコンサルトして適切なアドバイスがいただけるというのも重要なポイントです

当院のカリキュラムは2年目は自由選択期間が大半を占めるため私のように希望の科が決まっている方にもまだ決めかねている方にも合っていると思います

愛媛県立松山東高校卒新潟大学卒

杉野 健太郎

内科系も外科系もすべての科が充実している

学生の皆さんはもう志望科が決まっているでしょうか当院は各診療科が充実しており内科に限らずどの科でも有意義な研修ができます私は外科系志望ですが内科の研修では外科系に行っても必要な内科的知識を学ぶことができましたまた逆に内科志望の人ならば外科系研修で外科の世界を知ることも重要だと思いますこのように研修で求めるものは人によって様々だと思いますが当院の研修プログラムならば自由選択期間も長く柔軟に対応できます

病院の設備雰囲気立地条件などが自分に合っているか確認するためにも一度見学実習に来ることをオススメします我々研修医も学生が見学に来ることを楽しみにしているので是非来てください歓迎します

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

小柳 英人

病院の雰囲気が抜群にいい

私は見学実習を通して病院の雰囲気がとても気に入ったため当院を研修病院に選びました中越地区の中核病院である当院は様々な症例が集まり多くの経験を積む環境が整っていると思います一方で指導医の先生方に熱心に指導して頂けるため日々の忙しさに追われるだけでなく一つ一つの症例としっかり向き合うことができます珍しい症例もあり学会発表の機会にも恵まれていますまた専門科が充実しており悩んだときにもコンサルトしやすく幅広く適切な診療を学ぶことが出来ます研修医同士では仲良くお互いに切磋琢磨してこうという前向きな雰囲気があります

将来どこの科に進むとしても臨床の基礎をしっかりと築くことができ充実した研修生活が送れると思います

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森岡 春江

総合周産期母子医療センターがある日赤で研鑽を積みたい

将来小児科に進むことを考えていた私は豊富な症例を診ることができ総合周産期母子医療センターが備わっており研修医の時から未熟児を経験できることから長岡赤十字病院を選択しました1年目の研修はほぼ予め決まっていますが整形外科麻酔科が必修となっていることが特徴だと思います整形外科は救急外来で麻酔科は鎮静が必要なときには欠かせない知識を学べる機会でした2年目は選択期間が長く自分の考えた科での研修ができるためモチベーション高く研修できます

研修医同士も仲が良いです文章だけでは伝わらないと思うのでまずは一度見学にいらしてください

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

相馬 規子

症例が豊富で深く掘り下げて勉強できる

長岡赤十字病院は地域の中核病院として実に様々な症例を経験することができます救急外来では軽傷例から重症例まで特に外傷患者に対する教育は熱心であり研修医の立場でありながら1年目の段階で『JATEC』といった外傷コースを取得することができましたまた内科では膠原病血液内科といった多施設ではなかなか診ることのできない症例を経験することができますまた選択期間が長い点が当院の魅力の1つでもあり専門性を高めたい人から幅広い分野で勉強したい人までそれぞれのニーズにあわせた研修ができますまた指導医の先生も熱心で学会発表なども経験することができます

どの研修病院を選べばいいか迷っている人は是非一度日赤に見学に来てください

長野県立諏訪青陵高校卒新潟大学卒

小松 雅宙

プライマリケアセミナーも充実している

当院は中越地区の基幹病院でありいずれの科でも熱心な指導医の先生方の下豊富な症例を診ることができますアットホームな雰囲気で他科の先生方にもコンサルトしやすいですし研修医室があるため研修医同士のコミュニケーションもとりやすく困ったときにすぐに相談し合えますまた当院では月に二回プライマリケアセミナーという研修医向けの勉強会を実施しており病院内外の先生方から講義をしていただいています講義内容は研修医からの意見を参考にしているため必要なポイントを絞って教わることができます

このように指導体制がしっかりとした恵まれた環境で研修生活を送ることができる当院での研修をおすすめします

新潟県立長岡高校卒新潟大学卒

澤野 堅太郎

充実した研修医生活を送っている

2年目研修医からのメッセージ

専攻科が決まっていない人にも長い自由選択は魅力

私が当院を選んだ理由は当院は地域の基幹であり豊富な症例が経験できると考えたからです実際に研修してみて数多くの症例を担当できまた様々な手技も経験することができました症例も一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験でき大変有意義な研修ができると思います

また当院の魅力として自由選択期間が長い点があげられます私はまだ自分の進みたい科を迷っている状態であり研修医2年目で自分の興味のある科を選択し研修できることは大変魅力を感じました

最後に当院は将来どの科に進むにしても多くのことを学べる魅力的な病院だと思います一度病院見学に来てみてください

茨城県立水戸第一高校卒新潟大学卒

川田 雄三

専門科が充実していて気軽にコンサルトできる

医師になって最初の2年間は今後の医師人生の基盤となるため症例豊富でプライマリケア全般が学ぶことができそれぞれの専門科が充実した当院を選択しました実際に1年間研修を終えた現在大病院にかかわらず他科の先生との距離が近く気軽にコンサルトができることが大きなメリットと感じています例えば化学療法目的で入院している方の血糖管理について疑問があり内科病棟で先生を待ち伏せして質問責めというようなことを日常的に行っています教科書を読んでも解決できない問題を臨床の現場において自分で動き肌で学ぶことができます

是非気軽に見学に来てこの病院の雰囲気を味わってみて下さい

新潟県立新潟高校卒新潟大学卒

森  香織

11 12

循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

13 14

眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

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感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

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(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

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A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 7: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

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循環器内科(5名)永井 恒雄 ltS53年卒gt 日本循環器学会専門医

江部 克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

藤田 俊夫 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医

桑野 浩彦 ltS62年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

大学からのローテート医師 1名

呼吸器内科(5名)佐藤 和弘 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視

鏡学会気管支鏡専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医

栗山 英之 ltH6年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医

江部 佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

大学からのローテート医師 2名

感染症科(1名)西堀 武明 ltH2年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 

日本感染症学会専門医 

消化器内科(8名)柳  雅彦 ltH3年卒gt 日本消化器病学会専門医 

日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医

三浦  努 ltH1年卒gt

山田 聡志 ltH6年卒gt 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医

中村潤一郎 ltH12年卒gt 日本消化器病学会専門医

大学からのローテート医師 4名

血液内科(5名)小池  正

(副院長)ltS50年卒gt 日本血液学会専門医

橋本 誠雄 ltS62年卒gt 日本血液学会専門医

矢野 敏雄 ltH9年卒gt 日本血液学会専門医

佐藤 直子 ltH10年卒gt 日本血液学会専門医

大学からのローテート医師 1名

内分泌代謝内科(3名)金子 兼三

(名誉院長嘱託)ltS40年卒gt 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会専門医

大学からのローテート医師 2名

腎臓膠原病内科(5名)佐伯 敬子 ltS60年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 

日本リウマチ学会専門医 日本透析医学会専門医

山﨑  肇 ltS61年卒gt 日本内科学会専門医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本高血圧学会専門医

伊藤 朋之 ltH12年卒gt 日本リウマチ学会専門医

大学からのローテート医師 2名

小児科(10名)鳥越 克己 ltS48年卒gt 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医

沼田  修 ltS55年卒gt 日本小児科学会専門医

小野塚淳哉 ltH8年卒gt 日本小児科学会専門医

大学からのローテート医師 7名

神経内科(5名)藤田 信也 ltS59年卒gt 日本神経学会専門医

小宅 睦郎 ltH1年卒gt 日本神経学会専門医

梅田 能生 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

梅田麻衣子 ltH13年卒gt 日本神経学会専門医

大学からのローテート医師 1名

一般外科(8名)島影 尚弘 ltS61年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 

日本乳癌学会専門医

長谷川 潤 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

谷  達夫 ltH3年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本大腸肛門学会専門医

内藤 哲也 ltH9年卒gt 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医

大学からのローテート医師 4名

小児外科(2名)広田 雅行 ltS51年卒gt

金田  聡 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本病態栄養学会専門医

呼吸器外科(3名)富樫 賢一

(副院長)ltS51年卒gt 日本外科学会専門医 

日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大和  靖 ltS55年卒gt 日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医

大学からのローテート医師 1名

心臓血管外科(3名)小熊 文昭 ltS54年卒gt 日本外科学会専門医 

日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

菅原 正明 ltS58年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

平原 浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

整形外科(5名)川嶋 禎之 ltS53年卒gt 日本整形外科学会専門医

大滝 長門 ltS57年卒gt 日本整形外科学会専門医

井村 健二 ltH1年卒gt 日本整形外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

リウマチ科(1名)羽生 忠正

(副院長)ltS49年卒gt 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医

形成外科(1名)佐藤 孝道 ltH14年卒gt 日本形成外科学会専門医

脳神経外科(4名)川口  正 ltS59年卒gt 日本脳神経外科学会専門医

鈴木 健司 ltS63年卒gt 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脊髄外科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

泌尿器科(4名)森下 英夫

(院長)ltS49年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

米山 健志 ltH1年卒gt 日本泌尿器科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

皮膚科(3名)伊藤  薫 ltS56年卒gt 日本皮膚科学会専門医

高橋 利幸 ltH8年卒gt 日本皮膚科学会専門医

浅野 幸恵 ltH14年卒gt 日本皮膚科学会専門医

産婦人科(6名)安達 茂實 ltS54年卒gt 日本産婦人科学会専門医

安田 雅子 ltS61年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本周産期新生児学会(母体胎児)専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医

遠間  浩 ltS60年卒gt 日本産婦人科学会専門医

鈴木 美奈 ltH5年卒gt 日本産婦人科学会専門医

関根 正幸 ltH6年卒gt 日本産婦人科学会専門医 日本人類遺伝学会専門医

水野  泉 ltH11年卒gt 日本産婦人科学会専門医

常勤医師100名を超える

指 導 医

院 長

森下 英夫

医師臨床研修部会長

小池  正

初期研修医を目指す皆様へ

病院からのメッセージ

初期研修は総合病院が良いとは限りませんが一番大事な時期に各分野の専門家と触れ合うことは良いことだと思います当院は総合内科と共に循環器呼吸器消化器血液内分泌腎臓膠原病感染症小児科神経内科精神科の各分野に専門医指導医がおり医療現場の実際と先端に触れることができます外科系も麻酔科を中心として一般外科(消化器乳腺など)脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科整形外科リウマチ科泌尿器科眼科耳鼻咽喉科皮膚科形成外科歯科口腔外科が11の手術台をフルに使用しており手術の詳細を学べますまた全科に関係してくる放射線科は最新機器を用いた診断照射IVRなどでその力を発揮しており病理は最新テクノロジーを用いて各種診断をすると共に月2回の臨床病理検討会をしています救急部は一次二次と共に三次救急の砦として信頼されNICUMFICUやICUも充実しており薬剤部看護部技師検査部事務部などからも学ぶことは多いと思います

長岡にはおいしい食べ物飲み会踊り花火があり病院旅行スポーツ行事などにも参加して心のゆとりも身につけていってくれれば幸いです

 初期臨床研修の目的のひとつは一般病院や診療所などで日常的に遭遇する症状

や疾患をもつ患者さんに適切に対応できるようになることですとくに迅速な治療

を要する患者さんに対して的確な初期対応ができるようになることが必要です

当院は新潟県中越地区の基幹病院として広範な専門的医療を行うとともにありと

あらゆる急性疾患の救急医療も担っており初期研修病院としては理想的と思い

ます2010年からの臨床研修制度の見直しに伴い当院のプログラムも若干の手

直しを行いました自由度をより増やしていますが初期研修で求められている到

達目標を十分達成できるプログラムと確信していますもちろん従来どおりのスー

パーローテート研修も可能ですどの専門に進むにしても当院および協力病院で

2年間を通じプライマリケアを学んでいただきたいと思います

 当院はゆったりと流れる信濃川沿いにあります専門を決めている人もまだ決め

かねている人も自然に恵まれた環境で特長あるプログラムを活用し医師人生の

有意義な第一歩を踏み出していただければと思います

13 14

眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

15 16

感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

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(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

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A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

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募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 8: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

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眼科(4名)橋本  薫 ltH7年卒gt 日本眼科学会専門医

武田 啓治(嘱託)

ltS45年卒gt 日本眼科学会専門医

田中 玲子(嘱託)

ltH6年卒gt 日本眼科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

耳鼻咽喉科(3名)富田 雅彦 ltH9年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

奥村  仁 ltH15年卒gt 日本耳鼻咽喉科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

放射線科(5名)西原眞美子 ltS53年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

伊藤  猛 ltS61年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

谷  由子 ltH3年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医

高木  聡 ltH8年卒gt 日本医学放射線学会放射診断専門医 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

大学からのローテート医師 1名

病理部(2名)江村  巖 ltS49年卒gt 日本病理学会専門医 

日本臨床細胞学会細胞診専門医

薄田 浩幸 ltH2年卒gt 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医日本臨床検査医学会専門医

麻酔科(5名)大黒 倫也 ltH11年卒gt 日本麻酔科学会専門医

柾木  永 ltH1年卒gt

佐藤  剛 ltH13年卒gt 日本麻酔科学会専門医

大学からのローテート医師 2名

精神科(2名)田辺 洋之 ltS57年卒gt 精神保健指定医

橋本 道子 ltH1年卒gt 精神保健指定医

歯科口腔外科(3名)大西  眞 ltS49年卒gt 日本口腔外科学会専門医

飯田 明彦 ltS63年卒gt 日本口腔外科学会専門医

大学からのローテート医師 1名

救急部(5名)内藤万砂文 ltS55年卒gt 日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会専門医

(兼)江部克也 ltS58年卒gt 日本内科学会専門医 日本循環器学会専門医

(兼)平原浩幸 ltH1年卒gt 日本外科学会専門医 日本心臓血管学会心臓血管外科専門医

(兼)江部佑輔 ltH4年卒gt 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本禁煙学会専門医

小林 和紀 ltH20年卒gt

現在5名の循環器専門医で診療を行っています主な疾患別分類では高血圧冠動脈疾患心筋症心臓弁膜症不整脈などで時に重症な肺血栓塞栓症や心筋炎また診療科目の多い総合病院のため他疾患に合併した興味深い循環器の症例(心サルコイドーシスやアミロイドーシスなど)を経験できます

入院患者は年間400名前後で心不全合併が40~50名心筋梗塞が50名前後です心筋梗塞に対する緊急経皮的冠動脈形成術の活動成績も良好です致死的不整脈を呈する陳旧性貫璧心筋梗塞や心筋症に対する植え込み型除細動器心臓同期治療なども多く行っていますまた心臓血管外科とタイアップし外科的治療も行います研修を通して一般診療での循環器診療の基礎的診療法を少しでもマスターできるように応援したいと考えています

循環器内科 永井 恒雄

消化器内科は現在スタッフ8名で診療に携わっています消化管疾患肝胆膵疾患の悪性疾患炎症性疾患など広範な分野を担当し消化器外科や放射線科などと良好な連携で診療しています入院症例は年間1000名以上で入院経路は近隣医療機関よりの紹介救急外来など多岐にわたります上部消化管内視鏡検査は年間約5200件下部は約2100件にのぼり緊急の消化管出血に対する止血処置やERCPによるドレナージ処置などは昼夜を問わず施行されています

病態診断早期根治治療緊急治療抗がん剤治療放射線治療緩和医療など広範な領域にわたり様々な病態に対応できる総合的トレーニングの場として最適です学会活動としては日本消化器病学会日本消化器内視鏡学会日本肝臓学会の認定施設を受けており国内外に当科の診療成績を報告していますぜひ研修医の皆さんにも発表の機会を提供したいと考えています

消化器内科 柳  雅彦

現在血液専門医5名で診療にあたっています中越地区全域より様々な血液疾患の患者さんが紹介されてきますが入院患者さんは白血病悪性リンパ腫多発性骨髄腫などの血液がんが多くをしめています抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法が主ですが認定施設として非血縁者間骨髄移植や臍帯血移植も行っています

1年目の研修では日常しばしば遭遇する貧血や出血傾向の鑑別診断を的確にできることを到達目標としていますが受け持った入院患者さんを通してチーム医療としてのがん診療を学んでもらいます

がん薬物療法や造血細胞移植療法の醍醐味を経験してみたい方は2年目の選択診療科として当科を是非どうぞ

血液内科 小池  正

スタッフは医師3名(学会専門医2名)前期研修医数名日本糖尿病療養指導士約20名の体制で診療にあたっています

糖尿病の診療では2型糖尿病患者だけでなく1型糖尿病患者二次性糖尿病患者の数も多く高度な専門的治療も行っていますまた療養指導士も多く食事療法運動療法など個々にあった指導が充実しています1型糖尿病ヤングの会や糖尿病友の会「千秋会」もあり患者会活動にも力をいれています

内分泌疾患の診療では脳下垂体疾患甲状腺疾患副腎疾患それらに伴う水電解質異常の診断治療も充実しております症例数も多く新聞雑誌インターネットにも取り上げられています

内分泌代謝科 金子 兼三

腎臓透析リウマチの各学会指導医を筆頭とし研修医大学からのローテーターを含めたチームで診療にあたっています腎炎腎不全糖尿病高血圧各種膠原病不明熱など非常に多彩で全身多臓器と関連する症例が多くそれらを1例1例丁寧に診ていくことで内科全般に及ぶ臨床力を養っていきます腎生検各種血液浄化療法緊急ブラッドアクセス用カテーテル挿入内シャントや人工血管作成術など手技も多彩でそれらを交えながら薬物輸液療法を駆使して全身管理を行っていきます

リウマチ分野では抗サイトカイン療法など最先端の治療も行っており高い専門性を持ちつつ全身管理のできる総合内科を感じていただけると思います

腎臓膠原病内科 佐伯 敬子呼吸器内科 佐藤 和弘

呼吸器内科は感染症科を含めた常勤スタッフ6名で常時80名以上の入院患者さんを診療しています呼吸器内科の主要な分野である肺炎や結核などの感染症喘息やCOPDのような気道疾患びまん性肺疾患肺癌などの腫瘍呼吸管理救急疾患の研修が可能です1年次の研修でも日常遭遇する疾患を30例程度経験できます

早朝の回診週3回の検討会を全員で行っていますまた呼吸器外科病理部とも密接に連携しています日本呼吸器学会認定教育病院日本臨床腫瘍学会認定教育病院にも指定されています

みなさんと共に働けるのをスタッフ一同楽しみにしています

新潟県内最多を誇る

専 門 科

〈H2461現在〉

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感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

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呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 9: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

15 16

感染症科 西堀 武明

当科は専門医1名ですが他科のコンサルトを受ける形で病院全体の感染症に対応しています結核病棟を有するために結核の診断治療を学ぶことができますHIV拠点病院でもありHIVの診療にも携わっていますまた敗血症の症例の治療マラリアやツツガムシ病など興味ある症例も経験することができます抗菌薬の使用法についてもアドバイスしています

院内感染対策についてもチーム医療として身につけることができるように指導していきます臨床を通じて感染症の一般的な知識を学んでいけるようになっており希望があれば診断治療のアプローチ

も解説していきます(写真は感染対策チームのものです)

精神科 田邊 洋之

神経科の初期研修は平成22年度から選択研修となりました選択した場合は一年目に当院外来で一週間田宮病院で三週間の研修が行われます選択しなかった場合でも初期研修中に精神科関係で統合失調症躁鬱病認知症の3つのA疾患のレポートが義務付けられているため田宮病院で二週間の研修が行われます精神科の初期研修は実際の精神科の診察に同席し実際の診察の現場を見ていただくこととA疾患患者の入院主治医となって実際の治療に関わることがメインとなります当院では外来診察やリエゾン診療田宮病院では入院診療の研修が行われます

精神科診療の真髄は患者とのコミュニケーションにありますそしてコミュニケーションはどの科の医師になっても重要な技術です精神科研修ではコミュニケーション技術を意識して学んでもらいたいと考えています精神科の研修は他科の研修に比べ技術の習得など目に見えるものが少なく敬遠されがちですしかし初期研修の一か月他科とは違った雰囲気の中でゆっくりとコミュニケーションを学ぶことは皆さんの将来に必ず役立つ貴重な経験になると確信しています

整形外科 川嶋 禎之

当科は整形外科学会専門医4名専門医取得のため研修中の若手医師2名計6名の体制(羽生忠正兼任)で診療を行っています専門医4名は20年以上の一般整形外科臨床経験を持っており各自の専門分野すなわち関節リウマチ手の外科マイクロサージェリー脊椎脊髄外科代謝性骨疾患関節外科を合わせるとほとんどすべての整形外科疾患を網羅しています手術件数は年間約1000例救急外来受診の整形外科患者数は年間約3500例外来患者数1日約130名と多忙な病院ですが症例は豊富です

研修1年目は1ヶ月必修2年目は選択研修となります研修期間にldquo整形外科は何をしているのか何ができるのかrdquoを覗いていただければと考えます

リウマチ科 羽生 忠正

中越地区のリウマチセンターですリウマチ関節外科の羽生忠正と膠原病リウマチ腎の佐伯敬子の2名のリウマチ学会(専門医)指導医がいてリウマチ学教育にあたっています当院で研修し専門医となった伊藤朋之とともにメトトレキサートをアンカードラッグとし強力な生物学的製剤(2012年4月時点での導入実績354例)を駆使した薬物療法を担当しさらに複数の整形外科専門医の協力を得てリウマチの外科手術を行っています(人工関節置換年間120件)関節リウマチは常時800名種々の膠原病患者は300名通院しておりますしたがって初期研修医にとって必須の関節リウマチ患者さんの早期診断法を習得することができ治療のガイドラインが大きく様変わりした点を実感し理学療法作業療法士看護師ケースワーカーと力を合わせて行うldquoチーム医療rdquoを実践することができるでしょう

神経内科 藤田 信也

日本神経学会専門医4名を含む5名が抜群のチームワークで診療教育にあたっています年間の入院患者は約500名で中越地方の基幹病院として他院からの紹介患者も多く脳血管障害だけでなくあらゆる神経疾患を経験することができます1年目(4週間)では意識障害や麻痺の診かたなどすべての医師が知っておくべき神経所見のとり方を中心に勉強してもらいます2年目(自由選択)でローテートした時には救急外来の患者さんをファーストタッチで診察して神経疾患の診断のプロセスを勉強してもらいます

すべての入院患者について週2回検討会を行い受け持ち患者をきちんとプレゼンテーションする力を養ってもらいますすべての研修医が学会発表できるように懇切丁寧に指導しています研修を通していま神経学がどのように進歩しているかを肌で感じることができると思います(初期研修医の学会発表数2010年14例2011年15例)

一般外科 島影 尚弘

日本外科学会および日本消化器外科学会専門医4名と新潟大学からの出張医4名で診療にあたっています

消化器癌乳癌甲状腺腫瘍が主な対象疾患で年間手術件数は食道癌約10例胃癌約100例大腸癌約150例肝胆膵癌約50例乳癌約150例甲状腺腫瘍は約30例胆石症約40例鼠径ヘルニア約90例その他腸閉塞や急性虫垂炎良性疾患を含め総手術件数は900件を超え年々増加傾向にあります各分野において鏡視下手術の適応を拡大しています悪性疾患に対する化学療法はもとより救命センターから搬送される外傷や急性期疾患にも携わっており外科に必要な要素のほぼ全てを経験できます

初期研修では外科疾患の周術期全身管理と基本手技を経験習得していただきます楽な研修ではありませんが外科の魅力を御理解いただけるものと思います

小児科 鳥越 克己

小児科専門医7名と大学からのローテーター3名計10名の県内随一のスタッフで指導にあたります小児科病床42床NICU30床を併設し一次医療から第三次救急医療専門医療に至るまで幅広く小児医療全般を十分に研修できます文字通り県内随一の多岐にわたる疾患と症例数を研修することができます

1年目の研修では小児の正常発達発育一般的疾患を研修し患児と家族との良好なコミュニケーションができるように指導します2年目に小児科選択をした研修医には救急外来診療に対応が出来る水準に達するように指導します小児科専門医を目標とする方には日本小児科学会専門医試験委員の指導医が合格まで責任を持って指導します専門医試験合格率は現在100です

脳神経外科 川口  正

当科は脳神経外科専門医3名と若手1名の年齢バランスも良い4名の体制で診療に当たっています当院ではクモ膜下出血や脳腫瘍の外科治療などの一般的な脳神経外科診療を行うのは当然ながら中越地区唯一の救命救急センターを擁することから重傷頭部外傷の対応にも使命を有しさらには血管内治療脊椎脊髄外科機能神経外科などの特殊領域(サブスペシャリティー)の診療も行っておりますつまり幅の広い疾患群の診療に高い専門性を持ってチーム一丸となって当たっていることが当院の特徴と言えます

対象臓器の性格上仕事の厳しさは当然ですしかしそれだけに高い志をもって当科で研修に当たればどこにでも通用する医師としての人間性と度胸が獲得できるものと思います

17 18

呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 10: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

17 18

呼吸器外科 富樫 賢一

平成21年度から新潟大学第2外科(呼吸循環分野)からの出張医が2名に増員され3名の体制となりさらに充実した診療が可能となりました年間手術総数は250例以上その内肺癌手術が半分以上を占めいずれも全国屈指です肺癌や自然気胸の大部分は胸腔鏡下手術を行っていますがん専門病院とは異なり自然気胸などの手術を研修医が執刀する機会もあります救急部での胸部外傷患者の治療にも参加できます特殊な分野ですので将来この分野の専門医を目指す方は少ないと思いますが内科系を目指す方には手術適応の決め方を外科系を志す人には呼吸器外科手術の技術を学んでいただく絶好の機会を提供できると思います

形成外科 佐藤 孝道

常勤専門医1名週2回の大学出張医1名で診療を行っています常勤体制4年目を迎え症例数も増加中です2012年からは中越地区では唯一の日本形成外科学会教育関連施設に認定されております 2011年の年間手術件数は入院手術93件(全身麻酔69件)外来手術173件でした3次救急を担う当院の特徴を反映して顔面外傷や広範囲熱傷の症例も多くまた地域中核病院の形成外科として頭頚部癌切除後のマイクロサージャリーを用いた再建や乳房再建も他科と連携して取り組んでおります

創傷治癒は内科外科を問わずプライマリケアの一つと考えます器械式持針器を用いた縫合のみならず創傷被覆材の使い方テーピング包帯などのドレッシング法についても学ぶことができます

心臓血管外科 小熊 文昭

心臓血管外科は3名のスタッフで年間開心術約70例末梢動脈手術60例静脈手術20例を行っています開心術の内訳は虚血性心疾患20例弁膜疾患20例先天性心疾患10例大動脈疾患各20例でいずれの分野でも最新の技術を取り入れて良好な結果を達成しています

後天性心疾患を小熊が先天性心疾患を菅原が動脈疾患を平原が担当していますが3名のスタッフは全員心臓血管外科の専門医の資格を有しどの手術にも対応できる修練を積んでいます近年新しい治療法として注目されている大血管に対するステンドグラフト治療には平原菅原が当たりこの領域では指導的立場で活躍しています

手術数としては多いとは言えませんが難しい症例を1例1例丁寧に手術して治すという大規模病院には失われつつある診療姿勢を学んでいただけると思います

泌尿器科 森下 英夫

常勤で専門医指導医の3名と大学からの医師1名の計4名の体制で診療しているので充分な対応ができると思っています初期研修は2年目が中心となりますが悪性腫瘍(腎癌前立腺癌膀胱癌など)感染症(腎盂腎炎膀胱炎精巣上体炎などから敗血症DICまで)代謝疾患(尿路結石など)小児疾患(先天性水腎症膀胱尿管逆流停留精巣陰嚢水腫など)内分泌疾患(副腎腫瘍精巣疾患)排尿障害(前立腺肥大症神経因性膀胱)などを扱います内科と外科系の両面を持っており診断から治療まで最新機器を用いて行っていますが私達は腹腔鏡手術を含めた泌尿器外科を中心にした診療に焦点を合わせています外来では内視鏡超音波CT触診などを使って専門家としての診断治療を身につけますが入院では手術や術前術後管理を学んでいただきます

小児外科 金田  聡

神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるようにとっても可愛くお創りになりましたそれでも神様は時々小さな忘れ物をしますそんな小さな忘れ物を神様と赤ちゃんに届けるのが私たちの仕事です

小児外科は新潟県では新潟大学新潟市民病院県立中央病院と当院の4つしかありませんお互いに連携をとりながらよりよい医療を目指して頑張っています

当院では日常よくみる疾患(鼠径ヘルニア虫垂炎など)から新生児疾患(食道閉鎖腸閉鎖鎖肛など)胆道閉鎖など小児外科全般にわたり治療に当たっており個々の患者さんにあったオーダーメイド治療を目指しています

産科婦人科 安達 茂實

専門医6名大学からのローテーター1名できめ細やかな指導を心がけています産科は周産母子医療センターとして6床の母体胎児集中治療室と12床の新生児集中治療室を備え年間約100例の母体搬送を受け入れています総分娩数は年間約730件で異常から正常分娩まで幅広く周産期の研修を積むことが可能です

婦人科は中越地区の拠点病院として年間約50例の進行がんの手術例があり第一助手を経験することで基本的な手術手技の習得が可能です良性疾患では習得度に応じて執刀の機会も与えています抗がん剤放射線を組み合わせた集学的治療も個別に検討しながら行っています卵巣腫瘍子宮筋腫核出術だけでなく子宮全摘術も腹腔鏡で行っており先端技術に触れることもできます

検討会は産科婦人科とも週一回ずつ抄読会を月1回行っており忌憚のないディスカッションが魅力の一つです当科での研修は生命に携わる産婦人科の醍醐味を味わうことができると思います

皮膚科 伊藤  薫

日本皮膚科学会認定専門医3名で診療を行っています外来患者数は1日約90名入院患者数は6名前後です長岡市内のみならず中越地区全域から多くの患者さんが来られます診療する疾患は湿疹アトピー性皮膚炎蕁麻疹や尋常性乾癬天疱瘡などの水疱症薬疹良性および悪性腫瘍など皮膚疾患全般にわたります

治療では一般的な治療の他に光線療法のnarrow band UVBPUVAやレーザー治療も行っています手術は外来で行う小手術から手術室で行う全麻手術まで扱います皮膚疾患は本だけでは実感できません実際に見ることで研鑚を深めていただけると思います

眼科 橋本  薫

専門医3名と大学からの医師1名の計4名で診療を行っています眼科の研修は毎日外来に出て器具を操作し診療を行います細隙灯顕微鏡レーザー光凝固には側視鏡がついており同じものを見ながら指導を受けられます眼底カメラはテレビに映し出されその場で相談できます週に1回撮影した写真の検討会をおこなっています

年間手術件数は1200件あり白内障緑内障網膜硝子体疾患の他先天性白内障斜視眼瞼下垂眼瞼癌眼窩腫瘍涙のう鼻腔吻合術涙小管断裂など大学をのぞけば県内一のレパートリーを持っています研修に来られたら段階的に執刀してもらい少しずつ広げてゆくことになります

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

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(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

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A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 11: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

多くの仲間とついに社会人になりました

入社式

研修医同士他職種の人と仲良くなれました

院友会旅行

東部ブロック体育大会

未来の研修医に向けて研修の様子を伝えました

医学生向け就職説明会

長岡まつり民謡流し駅伝大会

大規模災害シュミレーション訓練

赤十字救護班の訓練に参加し災害医療のノウハウを学びました

日本赤十字社新潟県支部救護員訓練

代表で3名の研修医が症例発表を経験しました

臨床研修医症例発表会 (長岡市医師会)

地域に開かれた病院としてアピールしました

病院まつり

病院の先輩方とチームを組んで達成感を味わいました

多数の患者が運び込まれる状況でのトリアージや救急医療を学びました

4Apr

5May

6Jun

7Jul

8Aug

9Sep

10Oct

1Jan

救護班要請に対し研修医を含む救護班が出動しました(2011 年)

東日本大震災医療救護活動

研修医送別会

3Mar

19 20

耳鼻咽喉科 富田 雅彦

3名の医師が在籍しており2名は耳鼻咽喉科学会認定医です3名全員が診断治療方針の決定遂行までできる能力があります病棟は20から30床で年間入院患者数は600名平均在院日数は115日です手術数は年間300例で頭頸部の良性から悪性腫瘍の手術鼓膜形成をはじめとする耳科手術さらに内視鏡下鼻副鼻腔手術は新潟県内で3施設のみ導入のナビゲーションシステムを用い安全かつ正確に多数例行っています救急疾患症例も多く扱い耳鼻咽喉科疾患を多種多彩に扱いかつより高度専門化したレベルで治療を行っています

将来耳鼻咽喉科を目指す研修医はもちろんのことプライマリケア医として重要な急性上気道炎症をはじめとする上気道疾患や嚥下めまい疾患も当科で扱っており将来他科を専門としたい研修医にとっても満足のいく研修が行えます

放射線科 西原 194885美子

放射線科は5名の体制(放射線診断専門医3名治療専門医1名)でCTMRIRIエコー血管造影や放射線治療を行っています救急疾患も含めて多彩な症例の画像診断のプロセスを研修することができますエコー検査や血管造影を実際に経験することができます血管造影は原発性肝癌などの動注療法外傷や喀血などの止血目的などのIVRが中心で研修医の先生方も積極的に参加しています

研修を通じて臨床医として必要な画像診断の知識を習得できると思われますまた当院は地域がん診療連携拠点病院であり多数の放射線治療症例があります

麻酔科 大黒 倫也

麻酔科は常勤医師5名と非常勤医師を含め毎日約6名で手術麻酔を担当しています患者さんが手術を受けることを可能にするのが麻酔であり患者さんが安全に手術を受けられるようにすることが麻酔科の仕事です手術中の患者さんは麻酔や手術侵襲によって呼吸循環水分バランス体温等がダイナミックに変化しますそれらをコントロールすることや手術直後の疼痛管理等が主な仕事です

ホメオスタシスの維持急性疼痛管理をメインとしICUを含めた急性期医療の基礎を学べるのが麻酔科ですみなさんも一緒に勉強しませんか

病理部 江村  巌

病院は患者さんの希望に沿うために存在しますその中で病理部の業務は生検診断細胞診診断術中迅速診断剖検診断です2名の医師と7名の技師でこれらの業務を行っています中枢神経系の診断は新潟大学脳研究所病理部門の医師が担当します診断は主に組織標本と細胞診標本とで行いますが各種特殊染色免疫染色電子顕微鏡蛍光顕微鏡遺伝子解析(PCR法やFISH法)等を常時併用し正確な診断を目指しています症例数とその種類各種検索手段は全国有数です

剖検例は全症例についてCPCを行い詳細に検討しています初期研修医の方々には1例のCPCを担当していただきその内容をCPCレポ-トにまとめていただいています希望される方には担当された症例をより掘り下げ症例報告の論文にまとめていただくこともあります

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 12: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

21 22

(採用年) 定員 応募数 中間マッチ1位志望者数 採用数(女性) 出身大学 初期研修後の進路

1期(2004) 6 46 14 6(1) 新潟大5旭川医大1 日赤後期2(内科)

新潟大4(産婦人科1脳神経外科1心臓血管外科1小児科1)

2期(2005) 6 23 6 6(1) 新潟大5北里大1 日赤後期1(内科)新潟大3(神経内科2放射線科1)

3期(2006) 8 23 8 8(3) 新潟大6信州大1

近畿大1新潟大7(神経内科2一般外科2呼吸器内科1産婦人科1放射線科1)昭和医大1(消化器内科)

4期(2007) 8 13 4 5(3) 新潟大3旭川医大

1産業医大1新潟大3(内分泌1脳神経外科1麻酔科1)順天堂大1(心臓血管外科)新潟労災病院1(皮膚科)

5期(2008) 8 7 4 4(0) 新潟大2信州大1

弘前大1新潟大3(産婦人科1小児科1精神科1)佐久総合病院1(小児科)

6期(2009) 8 26 12 8(3) 新潟大6山形大1

東北大1

新潟大6(神経内科2産婦人科1内分泌内科1整形外科1皮膚科1)新潟市民病院1(救急科)新潟県立がんセンター1(放射線科)

7期(2010) 10 19 6 7(1)

新潟大3秋田大2東北大1福島県立医大1

新潟大6(神経内科2腎膠原病内科2内分泌1整形外科1)済生会新潟第二病院1(消化器内科)

8期(2011) 8 26 9 8(3) 新潟大8

9期(2012) 8 20 10 8(4) 新潟大8

初期研修を終えてからも独自の後期研修のプログラムを用意しています後期研修プログラムは内科後期研修と各科の後期研修の2種類があります詳しくはホームページをご覧ください

新潟大学医学部では6年生の3ヶ月間の臨床実習のうち2ヶ月を臨床実習協力医療機関で行うことになっています

当院は新潟大学の臨床実習協力医療機関に登録されておりこれまでにも多くの臨床実習の学生を受け入れ大変好評です

4週間の臨床実習を通して研修医や上級医師の熱心な指導を受けながら実際の患者さんについて深く勉強できます内科系は2週間ずつ2科をまわることができるのでより多くの症例に接することできます病院見学以上に当院を知るチャンスでもあります

定員に限りがありますが是非当院での実習に応募してください

H23年度の実習実績は以下の通りです

内科系(9名times2科)

第1クール神内3循内2呼内1消化器内1腎内1

第2クール 呼内2神内1腎内1

第3クール腎内2呼内1神内1血液1

外科系(4名)

第1クール 産婦人科1

第2クール 一般外科1産婦人科1

第3クール 脳神経外科1

その他(4名)

第1クール 病理部1

第2クール 病理部1麻酔科1

第3クール 麻酔科1

 修了式において研修部会長より臨床研修修了証を渡されましたその夜研修期間中にお世話になった各科や地域研修の指導医の先生方を交え送別会を行いました

第7期修了式と送別会 2012年3月23日

第7期修了生からのメッセージ指導医の先生方やスタッフの方々そして同期の研修医にも恵まれ長岡赤十字病

院で充実した研修医生活を送ることができました私は長岡赤十字病院を研修病院として選ぶに当たり①自分の希望科を含めす

べての科にわたる患者さんが集まる点②自由選択期間が長期間である点③当直システムが自由である点を重視しました

研修医のうちは全般的に幅広く学びたいと考えていたのでほぼ全分野の患者さんが集まる点は魅力的でした将来内科認定医取得を考える上でも内科分野はすべてカバーされているため症例に事欠きません私は研修をはじめる前から希望科がほぼ決まっていたので長期間の自由選択期間内において希望科だけではなく希望科と関係性の高い科を自分なりに組み合わせてバランスよく研修することができましたまた自分の都合に合わせてその月の当直の頻度の調節をすることができ研修中の日々の予定も立てやすかったように思います

2年間の研修は長いようで短いですそして「恵まれた環境」があってもそれを活かせるのは皆さん自身で研修が実りのあるものになるかは何より皆さん自身の態度や姿勢にかかっています特に長岡赤十字病院のように「自由」な環境であるならばなおさらですどうか主体的自主的に臨床研修に取り組み自らの力で充実した2年間を過ごして下さい

臨床実習経験者の声私は1ヶ月間神経内科と腎臓膠原病内科で実習させていただきました実習中は一から患者さんの診

察をさせていただき診断治療を先生方と一緒に考えていくなどチームの一員として医療に参加させていただきました長岡赤十字病院は症例も豊富で様々な症例を実際に見ることができ毎日が勉強の日々でした先生方もとても熱心に指導してくださり教科書での勉強だけでは得られないより広く深い知識を得ることができたと思います私のほかに5人の実習生がきており外科麻酔科病理で実習をしていましたがそれぞれが毎日充実した実習を行っていたようです

実習時間以外でも病院の医局会や講演会に実習生も呼んでいただき色々な科の先生方と貴重なお話をすることができましたまた研修医の先生方も面倒見が良く学生歓迎会を企画してくださったり個人的に美味しいお店に連れて行ってくださったりと毎日楽しく長岡生活を送ることができました

ふり返ると長岡赤十字病院での1ヶ月の実習は本当にあっという間でした病院全体の雰囲気も温かく是非この病院で勉強したい医療者として成長したいと思いました1ヶ月間大変お世話になりました (新潟大学6年 KYさん)

新潟県立新津高校卒新潟大学卒

現在新潟大学脳研究所神経内科

石黒 敬信

先輩研修医の選択

長岡赤十字病院でさらなる飛躍を

新潟大学からの学生臨床実習を受け入れています

初期研修医の進路

後期研修への道

第6年次 臨床実習Ⅱ

内科後期研修2年間の初期研修で内科の勉強が十分でなかったと思う人や専門を決められなかった人認定内科医をめざす人のために用意されたプログラムです循環器内科呼吸器内科消化器内科血液内科内分泌代謝科腎臓内科膠原病内科神経内科から自分の将来像を見据えながら各診療科と相談の上自由に選択して研修のプログラムを作ることができます過去4名の実績があります

各科後期研修各科が独自のプログラムを用意して専門医をめざす後期研修医を募集しています募集を行っているのは次の科です消化器内科腎臓内科血液内科内分泌代謝科リウマチ科神経内科小児科脳神経外科心臓血管外科呼吸器外科泌尿器科救急部病理部血液内科(2名)リウマチ科内分泌代謝科消化器内科救急部で実績があります

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

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A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分

Page 13: 臨床研修のご案内 - Japanese Red Cross Society · 事務部企画課 臨床研修 ... 会専攻医指導施設(a) 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本周産期・新生児医学会基幹研修

小池正副院長(部会長血液内科) 森下英夫院長(オブザーバー泌尿器科) 

安達茂實(産科婦人科) 江部克也(循環器内科) 江村巖(病理部) 大黒倫也(麻酔科)

大西眞(歯科口腔外科) 川嶋禎之(整形外科) 川口正(脳神経外科) 

佐伯敬子(腎臓膠原病内科) 佐藤和弘(呼吸器内科) 田辺洋之(精神科) 谷達夫(一般外科) 

鳥越克己(小児科) 内藤万砂文(救急部) 西原眞美子(放射線科) 藤田信也(神経内科)

山崎肇(腎臓膠原病内科) 山崎時子(看護部副部長) 鈴木良昭(事務部副部長)

【事務局】小柳智秀(事務部企画課長) 福井大介(事務部企画課) 浅野咲恵(事務部企画課)

23 24

A活気溢れる素晴らしいロケーションです越後山脈を望む市内の中心を日本を代表する信濃川が流れる自然豊かな街です毎年8月2日3日に行われる長岡まつり大花火大会では40万人もの人が熱狂します病院と巨大ショッピングモールが隣接しており買物食事に便利です

Q 病院の周りはどんな環境ですか

A病院見学は随時受け付けています半日でも1週間でも希望に合わせた見学実習コースを用意します希望される科をあらかじめお聞かせください遠方の方は週末でも調整いたしますホームページから病院見学申込書をダウンロード記入の上FAXまたはメールで申し込み下さいメールにてお返事させていただきます

Q 病院を見学してみたいのですがhellip

A高速交通網の要衝にあります長岡赤十字病院が位置する長岡市は新幹線高速道路などの高速交通網の要衝にあり首都圏各都市へのアクセスも良好です

新 潟 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip25分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip40分

東 京 駅から 上越新幹線 helliphelliphelliphelliphelliphellip 1時間30分 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphellip 3時間

新潟空港から 関越自動車道 helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip45分

Q 首都圏や各都市へのアクセスは

新潟

長岡

北陸自動車道

燕三条

浦佐

越後湯沢上越新幹線上信越自動車道

関越自動車道

長岡赤十字病院研修について

Q ampA

お申し込み [事務部企画課] E-mailkikakunagaokajrcorjp         FAX0258︲28︲9000

募集人員8名

出願手続応募書類エントリーシート(当院書式をHPから印刷してください)

採用試験8月中旬を予定(HPでお確かめください)

選考内容小論文面接

応募締切未定(HPでお確かめください)

書類宛先応募連絡先940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1                   長岡赤十字病院 事務部 企画課

募 集 要 項

基 本 給1年次 380000円月  2年次 460000円月      時間外手当(1年次 2980円時間2年次 3607円時間)      当直手当等は別途支給

有給休暇有給休暇16日(初年は15日)夏期休暇 5日

勤  務800~1700

休  日 土曜日日曜日祝祭日5月1日(創立記念日)年末年始12月29日~1月3日

住  宅月額補助あり(上限28500円)   ( 職員寮の場合月額18000~23000円

+駐車場5000円の自己負担のみ)

そ の 他各種社会保険完備 医師賠償責任保険施設加入      学会参加費等 年額150000円まで補助      論文投稿   年額100000円まで補助

研修医の待遇

教育研修推進室 医師臨床研修部会 メンバー

24

募 集 概 要長岡まつり大花火大会 復興祈願花火「フェニックス」全長27

希望者は職員寮(IKマンション)に入居可能病院まで徒歩10分